上下水道事業経営戦略

1.経営戦略について

 本市では、公営企業として、水道、公共下水道、農業集落排水の3つの事業を運営しています。
 このうち、市内全域をほぼ給水区域とする水道事業は、市制施行後に本格的な整備が行われてきた経緯から、本市の誕生から半世紀が経過した現在、配水管をはじめとした施設の更新期に入っています。
 一方、供用開始から40年が経過する公共下水道事業は、汚水施設、雨水施設とも未整備区域を残し、整備途上にあります。
 また、大橋地区の生活排水を処理する農業集落排水事業は、汚水処理施設の老朽化が進んでいます。
 本経営戦略は、住民生活と産業活動に不可欠なライフラインである上下水道を、未来の世代に持続的に継承していくために、今後の事業の経営指針を、国立社会保障・人口問題研究所が公表した本市の将来人口予測に基づき策定した、長期経営計画です。


2.策定日

 【水道事業】令和4年3月7日(第一次改定)
 【下水道事業(農業集落排水事業)】令和5年3月8日(第一次改定)


3.事業ごとの計画期間
 【水道事業】令和4年度~令和23年度
 【公共下水道事業(農業集落排水事業)】令和5年度~令和24年度

4.事業ごとの経営戦略上のポイント
 【水道事業】
  人口減少と高齢化が進むことで水需要が漸減していくことを踏まえ、水道事業の効率化を図る。
 【公共下水道事業】
  (1)残された未整備区域の整備は、公共下水道への円滑な接続が見込まれる地区を最優先に取り組む。
  (2)公共下水道供用区域の下水道接続率100%達成を目指す。
  (3)農業集落排水事業は令和6年4月に公共下水道に編入し、事業の合理化を図る。


事業ごとの経営戦略本文、経営比較分析表、投資・財政計画は右表のリンク先、ファイルからご覧ください。

【最終更新日:令和5年4月26日】