平成13年3月定例会本会議(開会日) 3月5日(月)10:00~12:17

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議事日程第1号
                       平成13年3月5日(月)午前10時開議

議会報告  議会運営委員長報告

日程第 1 会議録署名議員の指名

日程第 2 会期の決定

日程第 3 諸般の報告

日程第 4 施政方針の表明

日程第 5 同意第1号 南陽市宮内財産区管理委員の選任について

日程第 6 議第 3号 南陽市立基本構想の策定について

日程第 7 議第 4号 南陽市議会政務調査費の交付に関する条例の設定について

日程第 8 議第 5号 南陽市出張所設置条例を廃止する条例の設定について

日程第 9 議第 6号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 10 議第 7号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 11 議第 8号 南陽市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 12 議第 9号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 13 議第10号 南陽市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 14 議第11号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 15 議第12号 南陽市公民館条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 16 議第13号 南陽市農業集落排水処理施設設置条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 17 議第14号 南陽市旅館近代化促進条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 18 議第15号 南陽市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 19 議第16号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 20 議第17号 南陽市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 21 議第18号 字の区域及び名称の変更について

日程第 22 議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)

日程第 23 議第20号 平成12年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

日程第 24 議第21号 平成12年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)

日程第 25 議第22号 平成12年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)

日程第 26 議第23号 平成12年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)

日程第 27 議第24号 平成12年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)

日程第 28 議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)

日程第 29 議第26号 平成13年度南陽市一般会計予算

日程第 30 議第27号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計予算

日程第 31 議第28号 平成13年度南陽市財産区特別会計予算

日程第 32 議第29号 平成13年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算

日程第 33 議第30号 平成13年度南陽市育英事業特別会計予算

日程第 34 議第31号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計予算

日程第 35 議第32号 平成13年度南陽市老人保健特別会計予算

日程第 36 議第33号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計予算

日程第 37 議第34号 平成13年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算

日程第 38 議第 35号 平成13年度南陽市介護保険特別会計予算

日程第 39 議第 36号 平成13年度南陽市水道事業会計予算

日程第 40 予算特別委員会の設置について

(予算特別委員長報告)
日程第 41 議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)

日程第 42 議第20号 平成12年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)

日程第 43 議第21号 平成12年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)

日程第 44 議第22号 平成12年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)

日程第 45 議第23号 平成12年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)

日程第 46 議第24号 平成12年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)

日程第 47 議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)

日程第 48 認第1号 平成12年度南陽市病院事業会計決算の認定について

日程第 49 決算特別委員会の設置について

日程第 50 請願の付託

 散   会

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       開      会
○議長(小林啓市議員)  御起立願います。
 おはようございます。
 御着席、お願いします。
 去る2月26日告示になりました平成13年南陽市議会3月定例会を開会いたします。

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       開      議
○議長  ただいま出席されている議員は全員であります。よって、直ちに会議を開きます。
 本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号によって進めます。
本日の本会議において市長の施政方針の表明があることから、全管理職の出席を求めておりますので、御了承願います。

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 議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会の運営等について議会運営委員会委員長より報告を願います。
 委員長 小野健一郎議員。
 〔議会運営委員長 小野健一郎議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
 私から議会運営委員会の報告を申し上げます。
 本日招集されました平成13年3月定例会の運営について、去る3月2日午前10時より議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
 本定例会に提案されます議案は、同意案1件、条例案14件、事件案2件、予算案18件、決算案1件の計36件であります。当局より大場総務部長及び佐藤総務、樋口企画財政の両課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、議案数等を考慮し協議をいたしました結果、本定例会の会期を本日から3月21日までの17日間と決した次第であります。この17日間の会期において、お手元に配付してあります会期日程表に従い、本会議、各常任委員会、予算特別委員会、決算特別委員会を開催し、御審議くださるようお願い申し上げます。
 議案の審査について申し上げます。同意案については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑の後、討論を省略し簡易表決といたしました。次に、条例案及び事件案につきましては、一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後、所管の各常任委員会に付託といたしました。また、予算案につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、予算特別委員会に付託の上、審査をしていただくことにいたしました。なお、予算特別委員会に付託になります予算案のうち補正予算案7件については、本日の本会議の休憩中に委員会の開催をお願いし、審査くださるようお願い申し上げます。また、決算案につきましては、提案理由説明、質疑省略、決算特別委員会設置、決算特別委員会に付託の上、審査をしていただくことにいたしました。
次に、一般質問でありますが、通告の締め切りを3月6日正午までとし、12日から14日の3日間の日程で行うことにいたしましたので、御了承願います。
次に、請願について申し上げます。受理いたしました請願は1件であります。別紙請願付託表により文教経済常任委員会で御審査をいただくことにいたしましたので、御了承くださるようお願いをいたします。
 以上、本定例会の運営について議会運営委員会において協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。

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 日程第1 会議録署名議員の指名
○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長が指名いたします。
 会議録署名議員は11番小野健一郎議員、22番小林武夫議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

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 日程第2 会期の決定
○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。本定例会の会期については、先ほどの議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日より3月21日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より3月21日までの17日間と決しました。

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 日程第3 諸般の報告
○議長  日程第3 諸般の報告であります。
 本定例会に説明のため出席を求めた者の職、氏名、議会庶務報告、定例監査報告など、別冊諸般の報告のとおりでございますので、御了承願います。

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 日程第4 施政方針の表明
○議長  次に、日程第4 施政方針の表明であります。
 荒井幸昭市長に平成13年度施政方針の表明を求めます。
 市長。
〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長 おはようございます。御苦労さまでございます。3月定例議会、よろしくお願いしたいと思います。
それでは、告示日に配付させていただきました施政方針を申し上げたいと思います。


○議長  市長の施政方針の表明が終わりました。

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日程第5 同意第1号 南陽市宮内財産区管理委員の選任について
○議長  日程第5 同意第1号 南陽市宮内財産区管理委員の選任についてを議題といたします。
○議長  この際、市長に対して提案理由の説明を求めます。
 市長。
〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました同意第1号南陽市宮内財産区管理委員の選任について提案理由を申し上げます。
 本財産区管理委員のうち2名が本年3月31日をもって任期満了となりますので、議案掲載のとおり2名について適任と認め再任いたしたいので、南陽市財産区管理会条例第4条の規定により御提案申し上げるものであります。以上です。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第1号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、同意第1号は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。同意第1号は討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、同意第1号は討論を省略することに決しました。
お諮りいたします。同意第1号 南陽市宮内財産区管理委員の選任については、これを同意したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、同意第1号は同意することに決しました。

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日程第6 議第3号から
日程第21 議第18号まで計16議案
○議長   次に、日程第6 議第3号 南陽市基本構想の策定についてから日程第21 議第18号 字の区域及び名称の変更についてまでの16議案を議事の都合により一括して議題といたします。
○議長  この際、市長に対して提案理由の説明を求めます。
 市長。
〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第3号から議第18号まで、条例その他16件につきまして一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議第3号 南陽市基本構想の策定について御説明申し上げます。本市の総合的かつ計画的な行政運営の指針となる第4次南陽市総合計画を策定するため、地方自治法第2条の規定により基本構想を定めるものであります。
次に、議第4号 南陽市議会政務調査費の交付に関する条例の設定について御説明申し上げます。地方自治法の一部改正に基づき、政務調査費を会派に交付するため、交付対象及び方法、並びに額などを定めるものであります。
次に、議第5号 南陽市出張所設置条例を廃止する条例の設定について御説明申し上げます。本案は、平成13年4月1日から南陽市出張所を廃止するものであります。
次に、中央省庁の再編に伴う各条例の改正について一括して御説明申し上げます。
議第6号、議第10号、議第13号、議第15号、議第16号、議第17号につきましては、中央省庁など改革関係法施行法の施行により、所要の改正を行うものであります。大臣名及び省令名等について、自治省の総務省、厚生省の厚生労働省の変更に合わせ改正するものです。
次に、議第7号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第12号 南陽市公民館条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。平成13年度から公民館を地域委託化するため公民館運営審議会及び社会教育推進委員の廃止、並びに公民館長及び市民会館長報酬の改正、新設をいたすものであります。
次に、議第8号 南陽市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。鉄道運賃の等級区分が廃止されたことに伴う国家公務員等の旅費に関する法律の一部改正により、級による運賃の定め等を廃止するものであります。
次に、議第9号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。中央省庁等改革関係法施行法の施行による所要の改正及び社会経済の健全な発展を目的とした資産流動化法の施行に伴い、配当所得の控除対象を拡大するものであります。
次に、議第11号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。本案は、温泉受給者の名義変更と温泉受給権の譲渡に伴い、受給者氏名及び温泉給湯量について一部を改正するものであります。
次に、議第14号 南陽市旅館近代化促進条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。本案は、旅館の新築及び増改築を奨励し観光産業振興に寄与するため、条例の適用を平成15年まで延長いたすものてあります。
次に、議第18号 字の区域及び名称の変更について御説明申し上げます。本案は、南陽市中央第一土地区画整理事業に伴い、現地に即した字の区域及び名称の変更を実施するものであります。以上でございます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております16議案について総括して質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようでありますので、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております16議案は、会議規則第37条第1項の規定により別紙議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。

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日程第22 議第19号から
日程第39 議第36号まで計18件
○議長  日程第22 議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)から日程第39 議第36号 平成13年度南陽市水道事業会計予算まで、平成12年度補正予算案7件並びに平成13年度予算案11件、合わせて予算案18件を議事の都合により一括して議題といたします。
○議長  この際、市長に対して提案理由の説明を求めます。
 市長。
〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第19号から議第36号まで、予算案17件につきまして一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議第19号 平成12年度一般会計補正予算(第8号)について申し上げます。既定の歳入歳出予算総額から2億 4,308万 3,000円を減額し、歳入歳出予算総額を 176億 6,445万 4,000円とするものであります。このたびの補正は年度末における予算の適正な執行を期すための補正でありまして、その主な内容は地域イントラネット基盤整備事業1億 6,708万 8,000円の減額、及び赤湯小学校改築整備基金積立金1億円などの追加のほか、病院清算事業費1億 1,100万円等の減額補正など、各種事業の確定等に伴うものであります。財源につきましては、国県支出金及び市債などの減額等補正をいたすものであります。債務負担行為につきましては、中山間地域と空間データ基盤管理支援システム借上料を初め8件の補正を行い、また地方債の補正につきましては、地域イントラネット基盤整備事業債初め6件であります。
次に、議第20号 平成12年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。既定の事業勘定の歳入歳出予算総額に 5,928万 4,000円を追加し、歳入歳出予算総額を26億 5,108万 2,000円とするものであります。補正の主な内容は、療養給付費保険者負担金 1,903万 4,000円などであります。財源につきましては一般会計繰入金及び高額医療費共同事業交付金などにて措置するものであります。
 また、債務負担行為につきましては、健康情報管理システム整備事業1件であります。
次に、議第21号 平成12年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。既定の歳入歳出予算総額から 402万 5,000円を減額し、歳入歳出予算総額を 8,984万円とするものであります。補正の主な内容は、公団造林事業費の確定等に伴う池黒財産区等、公団造林事業委託料の減額などであります。
次に、議第22号 平成12年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)について申し上げます。既定の歳入歳出予算総額から 1,300万円を減額し、歳入歳出予算総額を23億 6,762万 8,000円とするものであります。補正の主な内容は、流域下水道事業費確定に伴う負担金の減額と受益者負担金及び市債等の整理を行うとともに、一般会計繰入金などの減額をするものであります。
次に、議第23号 平成12年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。既定の歳入歳出予算総額に 340万 2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を36億 9,463万 5,000円とするものであります。補正の内容は、医療費支給費の増額によるものであります。財源につきましては一般会計繰入金にて措置するものであります。
 次に、議第24号 平成12年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。既定の歳入歳出予算総額に増減なく、1億 1,165万 9,000円とするものであります。補正の内容は 479万 9,000円の保留地処分金の減額により、同額を一般会計繰入金から振りかえ、財源の整理をするものであります。
次に、議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。既定の歳入歳出予算総額から 9,653万1,000円を減額し、歳入歳出予算総額を14億 4,621万 4,000円とするものであります。補正の内容は介護サービス等事業費の確定などによる保険給付費の減額等であります。
引き続きまして、平成13年度の各会計の予算について申し上げます。
最初に、議第26号 平成13年度南陽市一般会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額は、それぞれ 150億 1,500万円とし、前年度当初比 0.9%増の予算を編成したところであります。
主な施策に沿って申し上げますと、安全で快適なまちづくりにつきましては、赤湯駅前広場整備事業に取り組むほか、引き続き市道等や排水路の整備充実など、投資的経費として昨年度を上回る34億円台を確保したところであります。
安心でやさしいまちづくりにつきましては、地域医療の充実を図るため、置賜広域病院負担金2億 3,304万 6,000円を計上するものであります。また、地域ケアの中核として基幹型在宅介護支援センターを設置するほか、少子化対策としてゼロ歳児一時保育等や第三子以降に対する子育て支援事業を引き続き実施するとともに、新たに中川児童館の移転新築など、児童福祉の充実を図るものであります。また、合併浄化槽補助や不法投棄廃棄物対策など、地域の環境保全に努めてまいります。
豊かで活力あるまちづくりにつきましては、常習的水害解消を目指す湛水防除事業や稲作から花卉や園芸作物への転換を進めるとともに、畜産環境保全総合対策事業の支援を図るものであります。また、融資保証補完事業などの企業等支援策や商店街活性化対策にも配慮するほか、公園整備事業及びくぐり滝遊歩道整備事業などにより、観光資源の整備を推進してまいります。
生きる力と喜びに満ちた生涯学習のまちづくりにつきましては、赤湯小学校改築事業に14億 9,410万 1,000円を計上するほか、不登校対策や心の教室相談員配置事業等による学校教育の充実を図ってまいります。また、新装なった図書館及び中央公民館を拠点とし、新たな社会教育や生涯学習を展開してまいりたいと考えております。
新しい地域社会づくりにつきましては、公共サイン整備事業や地域集会施設整備事業を継続実施するほか、地域イントラネットの運営やIT講習会の開催など、市民レベルの情報のまちづくりに取り組みながら、21世紀にふさわしい地域社会の形成を目指してまいるものであります。
債務負担行為につきましては農業総合振興資金利子補給補助金を含め11件、地方債につきましては社会福祉整備事業債を初め15件、22億8,400万円の発行を見込み、一時借り入れの限度額を20億円と定めるものであります。
次に、議第27号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。事業勘定における歳入歳出予算総額を27億 1,660万円とし、前年度当初比 4.4%の伸びといたしました。被保険者の増加の中、健康情報管理システムを活用するなど、市民の健康水準向上に努めてまいりたいと存じます。また、直営診療施設勘定では 1,357万 3,000円を計上し、地域の医療業務を維持確保してまいる所存であります。
次に、議第28号 平成13年度南陽市財産区特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を 8,175万 5,000円とし、前年度当初比 6.8%の減といたしました。主な理由として、池黒財産区などにおける公共造林事業費の減等に伴うものであります。各財産区における主な内容は、赤湯財産区においては温泉源泉の管理や公衆浴場の管理運営、その他の財産区については区有林の管理費や公団造林等の事業費を計上いたしたものであります。
次に、議第29号 平成13年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を 1,163万 9,000円とし、前年度とほぼ同額を見込みました。ろ過膜による安全で良質な飲料水の安定供給を図るものであります。
次に、議第30号 平成13年度南陽市育英事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を 946万 4,000円とし、前年度当初比11.3%の増とする育英資金貸付費を計上するものであります。低金利情勢により貸付費に不足する部分については、一般会計繰入金にて措置をいたすものであります。
次に、議第31号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を22億 5,015万 8,000円とし、前年度当初比 0.5%の減となりますが、12年度前倒し分1億円を加えると 3.9%の伸びとなるものであります。主な内容として公共事業費に5億円、単独事業費に4億 3,977万 1,000円、流域下水道事業費に2億 1,642万 4,000円、公債費に10億 2,344万 2,000円を計上し、歳入においては事業負担金、使用料、国庫支出金、市債及び一般会計繰入金等を計上したものであります。債務負担行為1件及び地方債につきましては、公共下水道事業債1件であります。
次に、議第32号 平成13年度南陽市老人保健特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を36億 9,069万 7,000円とし、前年度当初比 0.6%の増といたしました。主な理由は、老人被保険者の自然増等に伴い、医療給付費の増が見込まれるものであります。
次に、議第33号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を 9,660万 8,000円とし、前年度当初比 7.3%の減といたしました。主な理由は、本年度をもって事業完了が見込まれることによるものであります。
 次に、議第34号 平成13年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を 1,400万円とし、大橋地区農業集落排水事業の管理費を計上いたしたものであります。
次に、議第35号 平成13年度南陽市介護保険特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を17億 2,173万 1,000円とし、前年度当初比12.4%の増とするものであります。各種介護サービス事業の受給状況に適切に対応しながら、介護保険事業の充実と円滑な実施により高齢長寿社会における老人福祉の一層の推進を図るものであります。
次に、議第36号 平成13年度南陽市水道事業会計予算について申し上げます。収益的収支予算につきましては、収入総額を8億 8,998万3,000円とし、支出総額を8億 4,198万 3,000円とする黒字決算でございます。なお、黒字差額の 4,800万円につきましては、平成17年度に予定されております綱木川ダム系統の水の受け入れに備え、決算時において、これを積み立てる予定であります。
次に、概要を申し上げます。収益的収入のうち給水収益につきましては、前年度より 2.2%減少して計上いたしました。支出につきましては、受水費用の縮減を初め、業務の効率化を図りながら経費の削減を行う予算計上といたしました。続いて、資本的収支予算でございますが、収入総額を1億 5,079万 6,000円とし、支出総額を4億 5,806万 3,000円とするものであります。主な収入は、企業債、他会計負担金及び補助金であります。支出につきましては、配水管の新設工事並びに老朽化した管及び施設設備の更新工事等のほか、企業債の元金償還金などが主なものであります。なお、投資的経費としての建設改良費においては、前年度より 5.4%増の積極的予算としております。これらの結果、3億 726万 7,000円の不足額が生じますが、この不足額につきましては当年度損益勘定留保資金、減債及び建設改良積立金、並びに消費税資本的収支調整額で補てんするものであります。
以上、一括して提案理由を御説明申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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 日程第40 予算特別委員会の設置について
○議長  日程第40 予算特別委員会の設置についてを議題といたします。
お諮りいたします。議第19号から議第36号まで予算案18件を審査するため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。
議第19号から議第36号まで予算案18件は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。
なお、予算特別委員会は、日程に従い委員会を開催し審査を願います。
なお、補正予算案7件の審査は、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、この後の本会議休憩中に予算特別委員会を開催し審査を願います。
ここで暫時休憩いたします。

 午前11時02分  休  憩
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 午後 0時02分 再 開

○議長  再開いたします。
休憩前に引き続き会議を開きます。

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(予算特別委員長報告)
 日程第41 議第19号から
日程第47 議第25号まで計7件
○議長  日程第41 議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)から日程第47議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)についてまで補正予算案7件について予算特別委員長の報告を求めます。
予算特別委員長 栗原晴峰議員。
〔予算特別委員長 栗原晴峰議員 登壇〕
○予算特別委員長 私から予算特別委員会の御報告を申し上げます。
本定例会において当委員会に付託されました案件は、平成12年度各会計補正予算7件及び平成13年度各会計当初予算11件であります。本日は、このうち平成12年度補正予算7件について審査を行いました。
当委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを御報告させていただきます。
議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)
議第20号 平成12年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
議第21号 平成12年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)
議第22号 平成12年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)
議第23号 平成12年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
議第24号 平成12年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)
以上、補正予算7件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの予算特別委員長報告に対して質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)から議第25号平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)まで補正予算案7件は、予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第19号から議第25号まで補正予算案7件は、予算特別委員長の報告のとおり決しました。

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日程第48 認第1号 平成12年度南陽市病院事業会計決算の認定について
○議長  日程第48 認第1号 平成12年度南陽市病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。
○議長  この際、市長に対して提案理由の説明を求めます。
市長。
〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました認第1号 平成12年度南陽市病院事業会計決算の認定について提案理由を申し上げます。
本年度は公立置賜総合病院の開設に伴い、南陽市立総合病院としての最終年度として、平成12年10月末日までの7カ月間の運営となりました。この間、職員一丸となり公立置賜総合病院の開業準備を行いながら、あわせて市民に対しては医療サービスを低下させることのないように努めてまいったところでございます。決算額につきましては、患者数の落ち込みもありましたが、一般会計繰入金も増額いたしたことから、収益的収支において 9,898万 8,000円の当年度純利益を計上し、不良債務も前年度末と比べ23.2%減の4億 7,437万 9,000円となりました。また、資本的収支におきましては、収入、支出とも同額であります。
以上、決算概要を御説明申し上げましたが、御審議の上、御認定くださいますようよろしくお願い申し上げます。以上です。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
ここで監査委員から決算の審査結果について報告を願います。
多勢 啓監査委員。
〔多勢 啓代表監査委員 登壇〕
○代表監査委員  それでは、私から監査委員を代表して、平成12年度南陽市病院事業会計決算の意見を申し上げます。
南陽市立総合病院は、昭和8年、宮内衛生組合宮内診療所として発足以来、幾多の変遷を経て公立置賜総合病院の開院により、平成12年10月31日、その業務を終了しております。
今回の決算審査は、この閉院による10月末日決算の審査であり、市長から平成12年12月28日付をもって審査に付されたものであります。
審査は病院事業会計の決算報告及び財務諸表、当該事業の経営成績並びに財務状態を適正に表示しているか否かについて、会計伝票や関係証拠書類との照合を行い、諸資料について必要に応じ各関係職員に説明を求めました。また、貯蔵品につきましては、平成12年10月30日に行った実地棚卸しに立ち会い現物の確認を行うとともに、例月出納検査を参考として審査を行いました。
その結果、決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業関係法令等に準拠して作成されております。また、経営成績及び財務状態を適正に表示しております。計数についても正確で正当なものと認めました。
 なお、決算審査の詳細につきましては、意見書に記載のとおりであります。その概要について申し上げます。
最初に、経営状況でありますが、収益的収支は事業収益で16億 2,800万 3,980円に対し、事業費用は収益を下回る15億 2,901万 5,413円で9,898万 8,567円の黒字決算となっております。前年度繰越欠損金16億 7,679万 6,280円から差し引きますと、当年度未処理欠損金は15億 7,780万 7,713円に減少しております。不良債務につきましても、一時借入金等の流動負債が大きく減少したことから4億 7,437万 9,486円となっており、前年度より23.2%減少しております。資本的収支につきましては、収入、支出とも 2,315万 2,262円の同額であります。収益と費用の相対的な関連を示す総収支比率では 106.5%と 100%を上回っておりますが、医業活動の能率を示す医業収支比率では85.9%と100%を切っており、黒字決算、不良債務減少につきましては、医業外補助金など一般会計からの補助金の増額が大きな要因となっております。しかしながら、予算額に比較しての医業収益の増加、医業費用の減少、また患者1人当たり診療収入についても前年度より 128円増加するなど、経営面での努力もうかがえます。
なお、その他の内容につきましては、決算意見書に記載のとおりであります。
最終年度となった12年度は、平常業務のほか公立置賜総合病院並びに公立置賜南陽病院への移行という煩雑な医業業務の中で運営が行われましたが、その根幹であります患者利用状況につきましては診療日数が少ないことから、1日平均であらわしますと前年度より入院患者は25.1人の減少、外来患者は反対に 5.1人増加しております。この入院患者の減少は、症状の性質上、一斉転院が適切でない精神科、神経科の必然的な減少によるものであります。
最後になりますが、減少したとはいえ現存する不良債務や未収金等の諸問題は一般会計に引き継がれ対策を講じられていると思いますが、現在まで南陽市民を初め近隣市町村、地域住民の生命を守ることを第一義として医療業務に邁進されてきた本病院の医療スタッフ並びに職員に敬意を表するとともに謝意を表したいと思います。
南陽市立病院事業会計決算の審査の意見といたします。どうもありがとうございました。

○議長  多勢 啓監査委員の報告が終わりました。
お諮りいたします。決算についての質疑は決算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第49 決算特別委員会の設置について
○議長  日程第49 決算特別委員会の設置についてを議題といたします。
 お諮りいたします。認第1号を審査するため、議長及び議員選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長並びに議員選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
認第1号は、ただいま設置いたしました決算特別委員会に付託いたします。
なお、決算特別委員会は日程に従い委員会を開催し審査を願います。

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日程第50 請願の付託
○議長  日程第50 請願の付託であります。
本定例会において受理いたしました請願は1件であります。別紙請願付託表のとおり、文教経済常任委員会に付託いたします。

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      散      会
○議長  以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
一同、御起立願います。どうも御苦労さまでした。
午後 0時17分 散 会