平成13年3月定例会予算特別委員会(補正予算)3月5日(月)11:15~11:59
  平成13年3月定例会予算特別委員会(一般・特別会計)3月15日(木)10:00~14:40
  平成13年3月定例会予算特別委員会(特別会計)3月19日(月)10:00~11:15

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     栗  原  晴  峰  委員長        須  藤  清  市  副委員長

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本日の会議に付した事件
議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)
議第20号 平成12年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
議第21号 平成12年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)
議第22号 平成12年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)
議第23号 平成12年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
議第24号 平成12年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)

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       開      会
○委員長(栗原晴峰委員)  それでは、これより予算特別委員会を開会いたします。
 ただいま出席されている委員は22名全員であります。
これより予算の審査に入ります。
本委員会に付託されました案件は、平成12年度補正予算7件、平成13年度予算11件であります。そのうち本日の予算特別委員会では、平成12年度補正予算7件について審査を行います。

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 議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)
○委員長  初めに、議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第19号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
 最初に、歳入全般について、10ページから17ページまで、質疑ございませんか。
 20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  12款の国庫支出金の関係で8目の総務費国庫補助金、これは郵政省の制度で地域イントラネット整備事業ということで始まっての市で要望しておった金額に満たなかったと、こういうことになったわけでありますけれども、これによってこれまでの整備計画がどうなるのか。次年度の新年度でさらに不足分については整備していくのか、どういうお考えにしていくつもりでありましょうか、お聞かせいただきたい。
○委員長  総務部長。
○総務部長 このたび当初予定をしておりました3億 9,000万円が2億 2,000万円ほどに国庫内示の段階で減額なりました。その後、事業計画等をいろいろ内部で検討しましたけれども、なかなかこの業界は競争が激しいようでございまして、十分に当初の計画どおりできるというふうな見込みが立ってございます。以上でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
第2款総務費から第6款農林水産業費の18ページから25ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  では、次に入ります。
 次に、第7款商工費から第11款災害復旧費の26ページから31ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料32ページから35ページについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第19号 平成12年度南陽市一般会計補正予算(第8号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第20号 平成12年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
○委員長  次に、議第20号 平成12年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第20号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、44ページから49ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第20号 平成12年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第第21号 平成12年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第21号 平成12年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第21号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般について、58ページから61ページまでについて質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第21号 平成12年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第22号 平成12年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)
○委員長  次に、議第22号 平成12年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第22号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、70ページから75ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第22号 平成12年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第23号 平成12年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第23号 平成12年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第23号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、84ページから87ページまでについて質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第23号 平成12年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ありませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第24号 平成12年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第24号 平成12年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第24号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、96ページから99ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第24号 平成12年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)
○議長  次に、議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第25号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 108ページから 115ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第25号 平成12年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託されました平成12年度補正予算7件の審査は終了いたしました。
慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝を申し上げます。
なお、次回の予算特別委員会は、3月定例会会期日程により開催いたしますので、御参集お願いいたします。

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      散      会
○委員長  これをもちまして、予算特別委員会を散会いたします。
御苦労さまでした。

   午前11時59分  散  会



平成13年3月定例会予算特別委員会(一般・特別会計)3月15日(木)10:00~14:40

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     栗  原  晴  峰  委員長        須  藤  清  市  副委員長

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本日の会議に付した事件
議第26号 平成13年度南陽市一般予算
議第27号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計予算
議第28号 平成13年度南陽市財産区特別会計予算
議第29号 平成13年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算

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       開      議
○委員長  御起立願います。おはようございます。
 御着席お願いします。
 これより予算特別委員会を開会いたします。
 ただいま出席されております委員は21名で、定足数に達しております。
なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった委員は、12番佐藤 明委員1名であります。
では、これより平成13年度各会計予算の審査に入ります。

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議第26号 平成13年度南陽市一般会計予算
○委員長  初めに、議第26号 平成13年度南陽市一般会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第26号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局に申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
最初に、歳入について行います。第1款市税から第11款使用料及び手数料までの12ページから21ページまでについて質疑ございませんか。
 20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  私、第8款と第19款、これれは関連して質問したい点があるのですが。関連する問題ですので。歳入の方で。区切られると質問を2回にわたってしなきゃなりませんので、できれば8款と19款の問題について関連して質問したいものですから、一緒にお願いできませんか。いいですか。
○委員長  はい、わかりました。20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  歳入の関係の第8款の地方交付税の問題と第19款の市債の臨時財政対策債、この問題は関連性があると思いますので、私の方からちょっと質問したいと思います。
国の方の財源不足ということで、国も国債と地方債の借金残高は 666兆円を抱えているという状況の中で、交付税措置がだんだん少なくなってこざるを得ない。それを補う財源として第19款の臨時財政対策債、いわゆる赤字地方債というのを国が新たに発行したと、こういう形になっているわけです。
国の方も赤字債が 6,140億円計上、山形県は 110億円に上ると、こういうふうに言われておりますけれども、一つは南陽市も地方交付税の分が4億円ぐらい減ってきているという分で、この赤字地方債を発行、それを利用せざるを得ないという状況になったと思います。
私がお聞きしたいのは、一つは南陽市の建設的な投資を当面まだ赤湯小学校の全面改築を含めながらせざるを得ないという状況の中で進まざるを得ないという状況になると思いますけれども、そうすれば交付金は少なくなってくる、しかし市の市債は大きくなっていくというふうにならざるを得ないわけですね。そうすると、公債費比率が高くならざるを得なくなっていくんじゃないだろうかなと。今でさえも19.8ですね、公債比率が。今後さらに赤字地方債というものを来年度も含めながら検討せざるを得なくなっているのかどうか、これを1点お聞かせいただきたいということと、ちょっと私も赤字地方債の中身というのはなかなかわからないんですが、新聞によれば赤字地方債というのは元利償還が将来的に交付税で全額補てんされるようになっていると、こういうふうに書かれているわけですが、その内容について、どういう形で交付金として今後市の方に入ってくるようになってくるのか、その辺についてちょっと私も理解できない点がありますので、この点をひとつお聞かせをいただきたいというふうに思います。 もう1点は、特に南陽市の方の地方債の問題です。南陽市の地方債の今の残高が一般会計の方で大体 178億円、中央土地区画整理事業で4億 2,000万円、あとは小滝簡易が 8,000万円とか、下水道が大きいわけですね、 125億円。農業集落の方で1億円ぐらいということで、現在の地方債の残高が南陽市が 310億円抱えているわけです。そうしますと、今後、一番心配されるのは下水道の方の関係が膨らんでいかざるを得ないだろうと、地方債の残高が。こういうことが一つあります。
また、一般会計の方で地方債の枠といいますか、総枠をどのぐらいで押しとどめていくのか、これも一つ財政の問題として大きな問題があるんじゃないかなというふうに思いますけれども、この地方債の方の残高についての南陽市の財政運営をするに当たって、総枠をどの辺まで考えておられるのか、これが2点目、ちょっとお聞きかせをいただきたいというふうに思います。
この2点についてお願いいたします。
○委員長  樋口企画財政課長、3点についてお願いします。
○企画財政課長 第1点目の臨時財政対策債、臨財債といっておりますが、これは本年度から制度化されたものでございまして、いわゆる地方交付税の地方財政計画上のいわゆる交付税の不足額の補てんの処理の仕方が本年度からこのように変更になったものでございます。
平成12年度までのルールにおきましては、いわゆる不足額、毎年10兆円程度の不足額が生じるわけでございますが、これについては国の方で一括して、いわゆる交付税特別会計の借り入れという形で国の方で起債を起こしまして、そして地方に配分しておったということでございましたが、今度は平成13年度から新たな3カ年ルールというのが今回できまして、いわゆる国の方と地方の方それぞれが半分ずつ負担をしましょうということになったものでございます。
それで、地方の分については地方の起債でその分、不足額を賄うということになったものでございまして、ただし平成13年度に限りましては、これまでの3カ年ルールと同じ、その半額についてはこれまで同様、いわゆる国の特別会計の借り入れで賄うというふうになったものでございまして、今回私どもが計上しておりますのは通常ベースの約半額でございます。したがいまして、これについては来年度はこの倍相当の金額を計上するというふうなことになるものでございます。
なお、これの当然に元利償還が必要になってくるわけでございますが、全額交付税で算入されるというものでございます。
なお、これにつきましては、仮に発行しないと、いわゆる起債を発行しないといった場合も交付税で算入されるということになりますので、さまざまな財政執行管理上の工夫等を行いながら、できるだけ予算上は決算できる満額を当初では計上してございますが、執行する過程の中でできるだけ発行を抑制するような形で運営できれば、これは南陽市のさらに構造のしっかりしたものにつながっていくというふうに考えているものでございます。
なお、これから大型の事業等で公債費がふえるということにつきましては、確かに数字上は公債比率については額面どおりで決算いたしますので、数字は高くなると。あるいは地方債現在高の倍率、現在高そのもの、こういったものも見かけ上は当然にふえてまいるというふうになるものでございますが、ただ、これらにつきましては特に学校、そういったことにつきましては非常に裏づけのある起債ということになりますので、元利償還について国から手厚い処置がなされるというものでございますので、こういったものを分子分母からそれぞれ除外いたします、いわゆる起債制限比率、これが実際の体力を示す最も大事な指標というふうにとらえているわけでございますが、これらの方には影響はいささかであるというふうにとらえているものでございます。以上でございます。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  今、課長のお話からお聞きしますと、公債比率は高くならざるを得ないと。しかし、それを何とか工夫しながらやっていくと、こういうことだと思います。
こちらの場合も繰り上げ償還をしながら公債比率をできる限り高くしないという工夫はなされてきているわけですけれども、現在のような国のゼロ金利政策といいますか、非常に低い金利政策の中ですから、繰り上げ償還も非常に有効な手段の一つとしてやられて、地方の財政というか自治体の財政を何とか少しでも悪くしない方法を検討して進めていると、こういうことになるわけですけれども、今の時期だからそういうことができるということになりますけれども、私はちょっと国のゼロ金利政策というのがどこまで続くんだろうかと一つ心配される点があるわけです。もし金利が高くなれば繰り上げ償還というのは全く意味がなくなってくるということになりますし、そういったことを考えますと、できる限り行政の負担といいますか市の負担にならない方法といいますか、財源の方法というものを検討してもらいたいものだなと。今のところはやむを得ない方向での赤字地方債の利用をせざるを得ないという状況だと思いますけれども、市当局の非常に有能な方々がたくさんおられますから、そういう方々の力を得ながら、ぜひ経常収支比率、またそういうものが高くならないように御努力をお願いして進めてもらいたいなということだけ要望しておきたいと思います。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  それでは、次に入ります。次に、第12款国庫支出金から第13款県支出金までの20ページから33ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第14款財産収入から第19款市債までの32ページから41ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、歳入についてはこれで終わりといたします。
次に、歳出に入ります。
第1款議会費の42ページから45ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に入ります。次に、第2款総務費の44ページから71ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  暫時休憩いたします。再開を11時15分といたします。

午前10時58分 休 憩
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午前11時15分 再 開

○委員長  再開いたします。
次に、第3款民生費の70ページから89ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に入ります。次に、第4款衛生費の88ページから99ページまでについて質疑ございませんか。
17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 98ページ、衛生費の病院清算費がありますが、今未収金というのはどのぐらいあるんですかね。これは遠藤課長ですか。
○委員長  遠藤病院業務課長。
○病院業務課長  個人の未収金でございますけれども、13年3月12日現在で約 1,680万円あります。
○委員長  17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 11月からやっていないわけですけれども、5カ月間ではっきりしてから回収するまで依然としてそのぐらい残っているわけですか。
○委員長  遠藤病院業務課長。
○病院業務課長  11月から3月12日まででございますけれども、 1,440万円回収してございます。
○委員長  17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 回収したのを聞いているんじゃなくて、今現在どのぐらい残高が残っているんですか、未収金が。
○委員長  遠藤病院業務課長。
○病院業務課長  先ほど申し上げましたように、13年3月12日現在で 1,680万円でございます。
○委員長  よろしいですか。
20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  93ページの19節、2点ほどお聞きしたいと思います。
ここに基幹病院と南陽病院の負担金が載っているわけでありますけれども、特に南陽病院の今年度の負担金として1億 6,600万円ほど計上されているということでありますが、今年度も財政が厳しい状況を見ながらの計上と、こういうことになると思いますが、南陽病院の場合についての予算の計上をするに当たって、外来なり入院患者の枠組みをどのぐらい見ておられているのか。それによっての内容だと思いますが、それを1点ひとつお聞かせいただきたいというふうに思います。
もう1点、精神障害者の小規模作業所の補助金が 249万円ほど載っておりますけれども、これは民生費の知的障害者の補助金も同額ということで載っています。市民福祉部長にお聞かせいただきたいんですが、今現在、南陽市のそういう作業所の施設の中で若干、補助金の枠は同じなんですが、運営するに当たって格差が出ているんじゃないかなというふうに思いますので、例えば手をつなぐ親の会などで市民からいろいろ募集をして募金をして集まっているお金の関係は知的障害者の方に行っているというような状況でありますから、そういった面から含めまして、また管理運営の部分の管理費関係などの問題も違いが出ているわけであります。そういったことについて格差というものを私は公平な立場からの検討というのをする必要があるんじゃないかなというふうに思いますが、これについて部長としてどのようにお考えになっているのか、この2点についてまずお話をいただきたいというように思います。
○委員長  2点につきまして斎藤市民福祉部長。
○市民福祉部長  最初に、精神障害者の補助金の関係でございますが、今、五十嵐委員からお話ございましたように、知的障害者の小規模作業所の運営補助金、精神障害者の方の小規模作業所の運営補助金と、行政の立場からは公平な取り扱いをするために、両施設とも運営補助金については同額を計上してございます。
ただ、それ以外の小規模作業所の運営主体は行政側でなくて、あくまでもそれぞれの小規模作業所の運営主体がございますので、その小規模作業所の運営のやり方についてはやはり運営をなさっている方々の御努力というものについても敬意を表しますけれども、そういった民間の方々がおやりになっているものについての取り組み方については、それぞれの運営主体の方がそれぞれ責任を持って運営をなさっているわけでございますので、市の方の基本的な対応といたしましては、行政的な姿勢については公平な支援を考えていきたいと思っております。
ただ、今現在、私の方でも課題として考えておりますのは、知的障害者の小規模作業所につては公的施設を無償で提供いたしておりますが、精神障害者の小規模作業所については運営主体が民間の方の建物をお借りして運営なさっているということでございますので、そういった部分についても今後十分に検討していきたいなというふうに思っております。
病院の関係については企画財政の方からお答え申し上げます。
○委員長  1点目の質問につきまして樋口企画財政課長。
○企画財政課長  サテライト医療施設の南陽病院の予定業務量の人数等のお尋ねでございますが、現在11月から開業して間もなく5カ月になろうとしているわけでありますが、後半の方の数字を推計して、それに基づいて年間の業務量というもの算定したということでございまして、入院につきましてはほぼベッド数の9割、45人程度を見込んでいるということでございますが、1日平均、南陽病院については 229名ほど現在あるわけでございますが、そこから類推しての来年の患者数を割り出して予算が組まれたというものでございますが、なお病院組合の方で積算して予算を編成されたというものでございますので、私どもはその考え方のみお聞きをしているところでございます。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  市長にちょっとお尋ねしたいんですが、今度、置賜公立総合病院の方に、一部事務組合の方に南陽の病院も包括されたわけなんですが、そのとき例えばこういう予算書に南陽市の方の予算が載って負担金が載ってくる。私の方で今質問しても、なかなか担当者が明確に把握できないという問題が出てくるわけですね。こういう問題についてどういうふうに今後行政として考えていくのかというのが1点あるのじゃないかなと思いますが、まずそれについて。ある程度、我々が質問したものに対して答えられるような形をつくっていただかなきゃならないんじゃないかなというふうに思いますけれども、こういった件についてのまず市長としての考え方をお聞かせいただきたいということが一つ。
それと、このたびの1億 6,600万円の当初から赤字を見込んでの計上ということになっているわけですけれども、今現在の病院の状況もお聞きしますと、入院患者がさらに減ってきていると。三十四、五名ぐらいしか入院患者がいないと。お医者さんが4月からまたかわるというようなお話のようであります。そうすると、また患者が減っていくんじゃないだろうかなと。
さらに、人工透析が2月の末から始まったわけなんですが、人工透析の方は非常に順調にいって、患者さんがどんどんふえて希望者も非常に多いという状況。しかし、常勤の内科の医者が配置がされていないと、まだ常勤者がですね。週3日は人工透析の場合はお医者さんが来ているようでありますけれども。やっぱり医者がいないことによって南陽の病院の赤字が生じるということが、ほぼ13年度運営すればはっきりわかってくるんじゃないかなというふうに思います。
長井病院の場合をお聞きしますと、長井病院の場合は非常に患者さんも入院患者も満杯の状況だと、こういうようなお話なんですね。病院の医者も南陽の常勤者よりも倍もいるわけですね。そういう体制の中で配置されていると。医師がいないことによって生じる、こういった病院の経営の問題というのが南陽市の財政にさらに負担がかかってくるという問題が出てくるわけでありまして、こういったときに当初の医師の配置がされない、しかし、さらに何カ月かたってもなかなかできない、要望してもできない、そういったときに南陽市として独自にお医者さんを確保するという考え方に立っていく考え方があるのかないのか。
長井の場合については、そういうことも一部あって患者さんが非常に多いというような状況になっているのかなというふうにも感じるんですが、その判断も私は一つの時期を見てせざるを得ないときが来るんじゃないかなというふうに思わざるを得ないわけですね。その責任といいますか、こういう状況に置かれている中で責任の所在というのはどこに求めていけばいいんだろうかなと。だれがそういう責任を持つことになるんだろうかなと。
しかし、その赤字については全部市民が税金によって負担しなきゃならないという問題が出てきますので、この点についての考え方をまずお聞かせをいただきたいなというふうに思います。
作業所の方の障害者の関係の補助金の関係でありますが、今この補助金の関係も市の方も財源が厳しいということで、市でやっている補助金枠の4分の1ですか、3年間にわたって削減するというようなことが出されて進んでいるわけです、両作業所とも。
そういう福祉の今後の活動のあり方といいますか、作業所の実態といいますか、作業所の状況というものを考えた場合に、果たしてこういう25%削減のあり方でいいのかなというように私はちょっと疑問を感じていますので、例えば財源が厳しいなら厳しいなりに、別な方法で検討できないものなのかということが思っている点が一つあるわけですけれども、部長としてはその辺についての考え方をもう一度お聞かせいただきたいということ、同時に格差のないような方向という問題について、さらに特に障害者の方々を含めながら、皆ボランティア活動的にやっておられる方がたくさんおられるわけですから、やっぱりそういった人たちの支援策というものも含めながら考えなきゃならない点じゃないかなというふうに思いますので、もう一度部長としての基本的な考え方をお聞かせいただきたいと、こういうふうに思います。
○委員長  市長。
○市長  私の方からは3点についてお答え申し上げます。
医師配置ができない、責任はだれにあるのかなという御指摘ですが、前々から申し上げているとおり、これは医療官の責任なんです。当初の医師配置と約束が違うわけですから、これは医療官の責任であるということは間違いございません。
それから、2番目の医師確保、長井は独自でやっているようだというふうなお話ですが、これは全くの誤解です。単独で自治体で医師確保をやってございません。あくまでも病院事務組合の中で医療官を中心にした医師配置をやっておるということでございます。
長井の方が五十嵐委員が言われるには大変黒字のような、医者がいるから黒字になるようなお話ですが、うちよりもっと恐らく負担が最終的には大変になるだろうと。これは予算の組み方があるわけなんですが、我々は当初できちっと病院に対する負担、あるいは置広事務組合に対する負担はきちっと組めるから、こういう状況でやっておりますが、予算的に組めないから出して明確に来ない部分も長井にはお家の事情があるわけでございます。そういう意味で、医者がいれば必ず黒字になると、南陽病院、今まで17人山大からパートの先生が見えて、20人前後でやっておりましたが、どのくらいの赤字になったかということは委員も御承知かと思います。医者がいないと困るわけなんですが、今全力を挙げてやっておりますし、医者がたくさんいれば黒字になるという発想はちょっと違うのかなと。
県立病院、山形の中央病院は物すごい赤字ですね、あそこも。私も月1回定期健康診断に行きますが、もう2時間、3時間待たされるのはざらであります。物すごく込んでおります。しかしながら、経営的には非常な県内で一番の赤字を抱えている病院であると、そういうような実態もあるようでございます。
せんだって、議長あるいは病院議会の議員の皆さんにも医療官とのお話をいただきながら、要はまず眼科の先生を配置してほしいということで御要請に行っていただきました。私も強く言ってございます。何とか5月あたりから眼科も、週1回になるか2回になるかわかりませんが、5月ぐらいから眼科もオープンできるんだろうというふうな返事もいただいておるところでございますから、なお全力を挙げて医師確保につきましては、医療官等の方にもお話を申し上げ、あるいは議会の皆さん方の御協力をいただきながらぜひやっていきたいなと、こう思います。
なお、市単独で医者を集めろと、市長は集めろといっても、せんだってにも申し上げましたが、なかなか市長だから医者を集められるような現況でないことも御理解をいただきたい。
それから、予算は先ほど企画財政課長が答えたように、病院事務組合の方で予算を組んでくるんですね。我々は、だからどういうふうにして、委員指摘のとおり、中身がわかるようにしなければ困るわけなんです。置広みたいに主幹会議等をぜひそういう常設的な主幹会議等をつくってほしいということも要請していますし、あるいは3名の議員がいらっしゃいますから、そういう方と連携をとりながら、もう少し中身がわかるようにしていかなければ大変なことになるんだろうなと、こんなふうに委員以上に私もそのように理解をしておりますし、また努力もさせていただきたいと思います。以上です。
○委員長  斎藤市民福祉部長。
○市民福祉部長 助成の関係でございますが、その前に新聞、マスコミ等でも報道されておりますけれども、今の社会保障制度、医療保険あるいは年金、福祉含めて、大きな社会の構造の改革の転換点に今立っております。特に医療の問題、年金の問題についても、3月8日でしたか、政府与党の社会保障制度の改革大綱もほぼまとまったようでございます。
福祉の関係については、社会福祉制度の構造改革ということで、平成12年度から介護保険制度を初めとしてスタートしたわけでございます。障害者の関係についても、現在の措置制度から15年度からは利用者制度といいますか、介護保険と似たような利用者制度に切りかわることになっております。
そのような中で、今までのただ単なる補助ということから、やはり基本は自立自助を基本にしながら、それをいかに相互扶助という体制の中で社会全体で支えていくかと、こういうことが今大きな課題になっております。
そういった観点から、平成13年度に南陽市の障害者プランを作成いたしまして、ソフト面、ハード面含めて市の基本的な障害者の福祉政策について計画を取りまとめてまいる予定でございますので、そういったプランの作成の中で十分にいろいろな方々の御意見などをいただきながら、市の考え方をまとめていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  1点だけ再度市長の方にお尋ねいたしますけれども、公的な機関の病院は黒字になることはまずあり得ないような状況なわけですね。当然、今までも南陽市は病院で苦労してきたという経過がずっとあるわけです。また、医師確保でもずっと苦労してきたという流れだと思いますので。ただし、今の常勤医師の状況では、もうどうしようもないということは、みんな、市長も全く御存じのとおりなわけですけれども、特に内科の医師の体制というのがやっぱりもう一人は最低充足させないと、入院の患者さんもふえないという状況になっていくのじゃないかなということだと思いますので、特に人工透析も今度なされたわけですから、やはり先ほどおっしゃった眼科の医師と、さらに内科の医師、特に常勤の内科の医師をもう一人はぜひともやっぱり必要な課題だろうと。
議長も含めて要請にも議会からも行ってもらったという形をとっていただいているわけですけれども、やっぱりこれは南陽市にとっての、病院の経営だけじゃなく市民が安心してかかれるサテライトの病院にしていくためにも、やはりぜひとも最低限の医師の配置というのだけは確保しなきゃならない課題だろうと、このように思いますので、やはり市長としても医療官の責任を含めて、もっとかたい決意で進めてもらいたいものだなというように思いますので、まず再度、市長としての腹構えをひとつお聞かせしてほしいと。
○委員長  市長。
○市長  透析、順調にいっているようです。医療官の考え方は、もう少し、今10床ですから、最終的に30床ぐらいにして、内科の透析にかかわる専門医師をその時点で何とか配置をしていきたいというふうなお考えがあるようでございます。
医療官だけじゃなく市長もということですが、病院に行かれた3人の議員はおわかりでしょうが、私は真剣に医療官に注文をつけながら医師確保は全力挙げて、私も対医療官、対副院長ともやっておりますから、その辺行かれた議長初め3議員の皆さん方に、そのとき医療官がどういうことを対南陽の市長として、副管理者としてどういう意欲、姿勢を持っているかというようなことは聞いていただければおわかりかと思います。医師確保にやっぱり全力挙げていく必要があるんだろうと、この信念は変わりません。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
7番桑原委員。
○桑原 仁委員 93ページなんですけれども、環境衛生費の関係で不法投棄監視員の関係で質問したいと思います。
実は、昨年、衛生組合の方で不法投棄の場所から大分かなりのものがあったということで 
100万円ほどかかったというような話を聞いているわけですが、今現在、不法投棄監視員、これをつけたための今までの成果、それと何か反省点があればというか、これからのものがあれば、ひとつ教えていただきたいと思います。
○委員長  菅野市民生活課長。
○市民生活課長 13名の方にお願いしておりましたけれども、トータルで五十数カ所見つかりまして、昨年までで25カ所回収作業を終わっております。そんなことで、その前、不法投棄監視員をお願いする前は二十何カ所しか私の方では確認しておりませんでしたので、その倍を確認できたというようなことで、13名の方の功績はかなりあったというふうに私の方では考えております。
○委員長  7番桑原委員。
○桑原 仁委員 13人ということで五十何カ所見つけたということですけれども、なんか今、課長の話の中で監視員、話し合いをしたときに何か監視の中で問題点とか、こんなことがあったというようなことの話があれば、ひとつ教えていただきたいと思います。
○委員長  菅野市民生活課長。
○市民生活課長 やはり私どもとしても、監視員の方にお願いしていますのは、投げた方、原因者といいますか、わかった時点では直接余りの言葉は言わないで帰ってきてほしいと。私の方で後から御指導申し上げるというふうなことにしておりまして、現場ではやはりエキサイトしたのではまずいというようなこともありますので、後で私の方でやんわりと言うというふうなことに心がけるようにお願いしております。
ところが、なかなか原因者が見つからないというのが現状でございまして、やはり投げたものをいろいろ見るんですけれども、なかなか例えば領収書とか、例えば物に番号等が入っていれば、そこから大体ずっと経路をたどっていくわけですけれども、その辺それをはがしていたりとか、なかなか投げる方も巧妙になってきているという実情もございますので、この辺についてはなかなかわかりにくいというのが現状のようです。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第5款労働費の98ページから 103ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に入ります。次に、第6款農林水産業費の 102ページから 117ページまでについて質疑ございませんか。
19番大坂委員。
○大坂正十四委員 111ページの今認定農家ということで農業の振興ということでやっているんですが、この中にスーパーL資金というようなことで、これは認定農家にというようなことで特定の資金であるというようなことで言われておりますが、ここで利子補給ということで200万円というようにここに出ておりますが、南陽市としてどのぐらいのL資金を利用しているか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
 それから、 115ページですが、年々松くい虫ということで、この駆除ということで予算を計上しておるわけでございますが、 800万円というようなことに出ておりますが、南陽市全体でことしもやるのか、一部分区切ってやるのか、これは毎年毎年切りがなく松くい虫というのが出てくるんじゃないかなというように考えられるんだけれども、その辺をお尋ねしたいと思います。
それから、 115ページの間伐実施事業ということで 200万円というようなことで予算に書かれておりますが、ことしはこのような豪雪というようなことで、かなりな山には被害があるというように私は見ております。そのようなことで、ことしの間伐というものを相当しないと、せっかく植林したものも山は壊れてしまうというようなことではないかなというような点から、ことしは間伐をかなり頑張って促進していかなくてはならないというように見ておりますが、その辺についてお尋ね申し上げます。3点について。
○委員長  3点につきまして竹田農林課長。
○農林課長  お答えさせていただきます。
まず、1点目の認定農家におきますスーパーL資金の貸付状況でありますが、今のところ約25名の方が御利用なさっているようであります。
2点目の松くい虫の関係でありますが、全国的には年々減っているというふうな統計がございます。本年は市内4地区、梨郷、宮内、赤湯、中川と、 292ヘクタールについて伐倒駆除を予定しているところであります。
間伐の関係でありますが、本年は約 250万円ほどの予算を確保していまして、間伐するに当たって作業道も必要でありますので、間伐面積として20ヘクタールを実施してまいりたいというふうに考えておりますし、このたびの雪害の間伐被害でありますが、先ごろ私どもの方の担当の方で一応見回ったんですが、昨年は非常にべた雪で折れた被害があったわけでありますが、このたびはそんなにその影響がないというふうなことで今判断しております。以上であります。
○委員長  19番大坂委員。
○大坂正十四委員 間伐20ヘクタールぐらい予算を見ているということですが、やはり育成時にかなりな間伐をしながら山の育成という、私もやっておりますが、しないとせっかく植えつけたものが山がもうわからなくなるというのが現在の山の状況ではないかなというようなことで、南陽市で20ヘクタールぐらいというようなことではおぼつかないんじゃないかなというふうに考えているんですが、私はことし、かなり雪が豪雪で山も被害があるというのは、課長は余りないというようなことを見ているようですが、去年は確かにあったということは事実でありますが、ことしも山に入ってみると、小杉がかなりやられているというようなことなので、20ヘクタールぐらいでは維持できないんでないかなというように見ているんですが、まず20ヘクタールぐらいの予算だというとならば、それでまず。完全にしていかないと、せっかくの山というものは維持していかれないんでないかなというように考えられるので、その点についてもどうかよろしく、まずそれでは頑張っていただくように御要望申し上げます。
○委員長  答弁よろしいですか。(「はい」の声あり)
ほかにございませんか。
8番鈴木委員。
○鈴木英昭委員  110ページの農林水産業費の7目地域農政推進対策に関係してお伺いしたいと思います。
このたび各農家に、このような生産調整に対する13年度対策のあらましという内容書が配付されております。その中の拠出金の中に転作不足面積割ということで2万 9,000円、裏を返せば、減反しないで2万 9,000円を拠出すれば米をつくってもよいよというような理解をしてもいいものだと思います。多分間違いないと思います。昨年は、これは4万 2,000円だったと思いますが、多分かなり減額になった拠出金ということだと思います。
ただ、これがちょっと心配されるわけなんですが、現在、沖郷地区の小作している小作料、大体平均してみますと、3万円から3万二、三千円だと思います。そして、小作していることによって、小作料プラス土地改良に絡んだ水利費、そして今回の減反面積 36.44%、それを加味して、どちらが得だと考えた場合、これは一目瞭然であって、減反しないで2万 9,000円を拠出して田んぼをつくった方がとんでもないメリットにつながるんでないかというようなことで、小作を返したいと、そして自分の田んぼを2万 9,000円を出してつくった方がいいというような考えといいますか、先ごろ中ノ目で農業関係の集まりの中で、そのような声が出ておりましたので、そのようなことになりますと、返された方でも正直言ってこれを復旧して農業されるというような、そのような方々はそんなにいないんじゃないのかなと考えますと、それにつながった荒廃農地の拡大、そしてまた今回の南陽市に減反面積が割り当てられてきているわけでありますが、それを未達成ということにもつながっていく懸念があるんじゃないのかなと考えます。
そしてまた、今まで南陽市で達成されない分は地域間調整ということで、ほかの地域からカバーしてもらって、これをクリアした内容にしてさまざまな恩恵をこうむったという経過もあるわけでありますが、実際そのような内容で進んだ場合、どのような対応といいますか対策、また地域間調整、多分ことしも 100%配分面積達成ということを考えますと、ちょっと心配な点もありますので、その辺の見通しというものがもしありましたらばお聞かせいただきたいなと思います。
○委員長  竹田農林課長。
○農林課長 今、鈴木委員がおっしゃいましたように、このたびの転作の推進協議会におきまして、従来4万 2,000円だったものを2万9,000円に引き下げたという経過がございます。御指摘のとおり小作料を中心に算定をし直したわけでありますが、その背景に、従来の4万 2,000円ですと今の米価が10年の試算でありますが、5万 2,600円の10アール当たりの所得となっております。そんな中で4万 2,000円払ってそれを引き受けるかというふうな状況になりますと、なかなか引き受けていただけないというふうな実態がございまして、このたび小作料に準じた2万 9,000円という形で設定させていただきました。
そうしますと、おっしゃいましたように、返されて、それが減反に、いわゆる放棄地になってしまう可能性があるというようなことでありますが、このたびの配分が従来の20アール以上の方に対する減反面積を配分した方法から、10アール未満の方、いわゆる田んぼをお持ちの方すべての方について配分をいたしました。それは減反の配分じゃなくて、あなたの耕作できる面積は幾らですよというふうな、いわゆるポジ配分と私どもは呼んでいますが、そういうふうな配分方法に変えましたので、さっき出ました10アール以下の方についてもとも補償に入れますし、それから稲作経営安定資金にも入れるというふうな従来よりも前進した仕組みになったのではないかというふうに思っております。
 なお、どうせ飯米だし減反はしたくないという方に、その対応につきましては地区の推進協議会がございますので、そこで十二分に調整することも可能でありますので、地区での協議を進めていただいて、10アール以下の方は飯米をすべてつくるよという方ももしかすると出るかもしれません。しかし、総体的に10アール未満の方もとも補償に入れて、いろんな支援が受けられるという意味では前進かと思っています。
現に、この配分後、各地区を回ったんですが、10アール以下は約71名の方がいらっしゃいますが、苦情は寄せられておりません。以上です。
○委員長  よろしいですか。
8番鈴木委員。
○鈴木英昭委員 確かに農家の立場に立った内容になっているとは思います。ただ、端的に考えますと、借りているよりか自分の田んぼを2万 9,000円出してつくった方が得策だと。そのために、やっぱり減反面積がかなり減少していくのではないのかなと。多分今回の細目書が今各農家にわたってその耕作内容がこれから審議されると思いますが、かなりそのような動きがあるんでないのかなというような感じで受けとめておりますので、なおその辺を各農家にも、これからもさまざまな意味で御指導なり手を打っていただいてお願いしたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)

○委員長  それでは、暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
午前11時55分 休 憩
────────────────
午後 1時00分 再 開

○委員長  再開いたします。
なお、13番伊藤委員、21番岩井委員が欠席する旨の通知がありました。
また、当局の説明員・山助役、佐藤総務課長の両名が職員の告別式の関係で午後から欠席となる旨の通知がありました。なお、佐藤総務課長のかわりに斉藤彰助総務課長補佐が出席いたしておりますので、御報告いたします。
では、先ほどに引き続きまして次に移らせていただきます。第7款商工費の 116ページから 125ページまでについて質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  ないようですので、次に移ります。次に、第8款土木費の 124ページから 135ページまでについて質疑ございませんか。
 20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員   129ページの19節の市道整備工事にかかわる件ですが、宮内高梨線の今年度から調査事業を含めて入っていくということで予算が計上されているわけですが、非常にうめやから南陽高校までの付近にかけて、朝の高校生の登校時また通勤時というのは物すごい込むわけですね。冬期間になればさらに大変混雑して危険であるという状況で、交通事故もたびたび起きているというような状況にあるわけなんですが、今回ようやく市長もここに予算を計上されて工事の方向性を見出していきたいということで出てきたわけですが、大体何年間ぐらいの計画で完了まで進む予定なのか、その辺についてお聞かせいただきたいというふうに思います。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 都市計画道路の旭町高梨線でございますけれども、国道側につきましては工事事務所さんから右折レーンを設置していただきまして大変スムーズに流れておりますが、市道側につきましてはまだ右折レーンが設置なっていないということで、大変朝晩は混雑しているということでございます。
13年度につきましては 113号線の交差点から北側に約 132メーターほどでございますけれども、東側の川がございますが、そこにボックスカルバートを設置したいということで、南陽高校まで何年かということでございますが、その間の住宅がかなりございまして用地買収あるいは補償をしなければならないということで、来年もその方に努力をしてまいりますけれども、3年ぐらいはかかるんじゃないかなというふうに考えておるところでございます。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  大変ありがとうございます。
今の現状の中では特に宮内方面の中では、あそこの道路が一番大変なのかなというふうに感じているわけです。あそこが完了すれば、旭町高梨線で真っ直ぐほぼ全面的に完成ということになるんじゃないかなというふうに思いますので、市民の方々の要望も非常に強いです。歩道もないということで非常に強く声が出されておりますので、なお市長の方にもぜひできる限りの御努力をしていただきながら早目に完成していただくように、よろしくお願いしたいと要望しておきます。以上です。
○委員長  ほかにありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第9款消防費の 134ページから 141ページまでについて質疑ございませんか。
6番髙田委員。
○髙田 豊委員 消防費に関連して御質問をさせていただきます。
現在どの消防団も団員の確保が困難な状況になっていると思います。13年度の確保の状況、また今後の対応などを消防長にお聞きしたいと思います。
○委員長  後藤消防長。
○消防長 消防団の確保でございますが、現在定数 891名でございますけれども、今年度も65名の退団で65名の方がまた新たに入っているという関係で、今団員確保に向けては他市町村では非常に困難な状態が続いておりますけれども、南陽市においては現在のところ確保している状況でございます。
○委員長  6番髙田委員。
○髙田 豊委員 ありがとうございます。
65名が抜けて65名が入るという状況を今お聞きいたしましたが、それでもまだ随分くたびれた団員がかなりいることは御存じだと思います。市長のおっしゃる、安心で安全なという部分を考えてみますと、もう少しフレッシュでやる気のある若い団員を少しでも確保する必要があるんではないかなというふうに思っておりますので、今後たくさんそういうふうなフレッシュな団員が入るように対応を考えていただきたいと、御要望を申し上げます。
○委員長  ほかにありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に入ります。次に、第10款教育費の 140ページから 179ページまでについて質疑ございませんか。
22番小林委員。
○小林武夫委員 きのうも一般質問でありましたが、赤湯の学校についてお尋ねをしたいと思いますが、赤湯小学校についてはことし発注するというような状況になったわけです。それで、入札の考え方、業者の選定の考え方や、また発注の手順等についてお聞かせをいただきたいと思います。担当部長の方ですか。お願いをいたします。
○委員長  柴田教育次長。
○教育次長 お答えいたします。
どういうような入札の方法をとるかということについてはまだ協議をいたしておりません。これまでの例ですと、当然指名競争入札というような形になろうかと思っております。その形につきましては、まだ実施設計がすべて上がってきておりませんので、それを終了した後、設計業者等とも十分協議をいたしまして対応したいというように考えてございます。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員 おとといの市長の答弁においては、赤湯の学校については、地元業者の問題でありますが、地元業者に頼むと立派な学校ができるかどうか責任を負いかねるというようなお話をしております。随分大胆な発言ではないだろうかなと思いますが、現在やっぱり非常に大事業として赤湯の学校建設については、みんな注目をして見ているわけです。
当然業者の間でもいろいろと話題にして、どうやったら仕事ができるだろうかというようなことで、いろいろ業者は業者なりに勉強をして対応しようかというふうに構えているわけでありますが、そういう点で地元業者の問題について設計業者は大手でないとだめだというふうなことを言っていたというふうなお話など市長はしているわけですよ。
それで、もちろん大事業でありますので、市長のお話のように期間の問題もありましょうし技術の問題もありますし、資金の問題もあるわけでございますが、地元業者ではやっぱり責任は、いい学校ができるかどうか疑問なんだというようなこともあろうかとは思いますが、また現在の経済情勢の中では地元業者の育成というふうなことも非常に大事な課題だと思うんです。
それで、今設計の入札等については、大きい業者、小さい業者おりますので、それぞれの業者について育成をしようかというような観点もあってランク制というのもとっているわけです。それで、地元業者についての考え方について少し市長の答弁についてはもう少し違う点でも考えてもらう必要があるんではないだろうかなと思っておりますが、その辺、市長はいかがお考えでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  過日の一般質問でお答えしたとおりでございます。考え方が違うものがあってもいいんじゃないかということですが、考えの違いはございません。私が申し上げているのでなく、設計者の先生が地元の業者では責任を負いかねるということをはっきり申されているわけですから、私がそのような形の中で発言をさせていただきました。
地元の業者育成は非常に大事でございますが、試験的に育成をするために、あの大規模学校、三十数億円の学校をやらせて、きちっとしたものが責任を持てるようなものができるかどうか、設計監理の事務所初め私を含めて、そのような考え方でいるわけでございます。
過去の例をとってみても、ハイジアにしても総合体育館にしても、これはみんな大手ないし大手とジョイントした形の中で進めてきた経緯がございます。そういう意味で、地元の業者をという、最初から地元の業者に発注しろということは今の段階では無理なのかなと。
ただ、経済がこうだから、すべて地元の企業に発注をしろという考え方と育成の考え方、これは私は違うと思っておるところでございます。以上です。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員  それでは、また質問させていただきますが、大手の業者と地元の業者の問題はいろいろ確かにあるわけですよ、技術の問題やら入札、この間のお話では例えばえくぼプラザについては随分価格的にも大きな差が出たんだというふうなことがあるわけでございますが、大きい工事について地元の業者を単品で入れて仕事をさせなさいというようなことではなくて、地元の業者も仕事のしやすいような状況をつくる、そういうようなことをしていただきたいというようなことを私は申し上げているんです。
 それで、設計業者については地元の業者はだめなんだと、大手の業者でないとだめなんだというようなお話をしているかのような市長のお話であったわけでありますが、私も設計業者の方のお話を聞くところによりますと、別に東京の方の業者を指して言っているのではないんだと。地元業者、県内業者、せめて県内の業者と地元の業者が一緒になったスタイルで仕事をやれないものだろうかというふうなことで話していると、市長にも話したというようなお話を聞いているわけでございますが、入札の指名のあり方の問題もあると思いますが、地元の業者も入って入札に参加でき得るような指導を市の当局の方でやってもいいんではないだろうかと思っているわけです。いかがなものでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  私、元請が市内の業者ではできませんよと言っているわけでございまして、小林委員の言うように、それは一時的な下請とかあるいはお手伝いをするとか、そういう形の中では非常に厳しく使っていただきたい、どこがとるかわかりませんが、そういう形で話は進める必要があるだろうと。せんだってのえくぼプラザについても、とにかく入れてほしいということで、みんな市内の業者は見積もりを出したそうですが、価格の面で折り合いが合わなかったというようなことで、ごく一部の業者しか採用されなかったという経緯もあるようでございますから、地元の業者の元請ということは非常に困難だろうと。
 それから、県内の業者どうのこうのと設計事務所で言ったというわけなんですが、私はその件については余り詳しく報告をいただいてございません。新聞等にも書いてあったとおりでございます。これからも市内の業者が下請的に入っていただくような形の中で努力はさせていただきたい。また、体育館くらいはできるんじゃないかというようなことも強く申し上げておきました。これは私と対社長だけでなく、図面を持ってこられたときに教育長なり教育次長、あるいは助役等も同席してございましたから、間違いなくその辺の確認はできるものと思います。以上です。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員  大きい業者と地元の業者ではもちろんいろんな点で比べ物にならない状況は確かにあるわけです。
 ただ、大きい業者だからいい仕事をやるのかという点では、これも問題があると思うんですよ。例えば、前の赤湯の小学校についても、現在の小学校ですね、建てた時点ではモデル校舎というようなことで非常に県内的には注目を浴びた施設であったわけでありますが、いろんな点で不都合な点がたくさん出た校舎でもあったと思うんです。また、今やっている、完成しましたえくぼプラザについては大手の業者がやったわけです。それで、ああいう工事はいわば一般的にはてんぷら工事ということで、表をきれいに衣をつけたというような工事になるわけでございますが、大手の業者がやればいい仕事ができるのかというふうな点は、私は疑問に思うんです。
ただ、地元の業者であれば、それなりに地元の学校の対応については一生懸命取り組んでやるんではないだろうかと思うんです。
それから、赤湯の中学校などについては、もう20年以上前になりますが、立派に地元の業者でやっているわけですよ。それで、その当時から見れば、技術的には格段の差があるというように非常によくなってきているというようなこともあるわけです。ですから、もちろん入札というふうな関係もありますし、地元の業者が入りやすいなような環境をぜひ私はつくっていただきたいと思うんです。
 ただ、大手が取って地元に下請発注というふうな場合は、ヤマザワの例では60から65%だというようなことで、仕事をやった業者がいるわけでありますが、非常にきつい単価での仕事で間に合わないというようなことがあるようでございますし、また大手で工事を取った場合は、その大半が中央の方に持っていかれて、地元の方におりるお金はわずか1割程度というふうに言われているわけです。
 地元の企業がそういう大きい仕事を取れば、大体地元におりるお金は大手と逆の比率でおりるというようなことも言われているようで、地元の活性化、地域の活性化のためには、どちらが果たしていいんだろうかなというふうな点もあろうかと思いますので、これからの入札の検討をする場合には、地元の業者がしやすいような、仕事ができ得るような環境をぜひつくっていただきたいということを強くお願いを申し上げたいと思います。終わります。
○委員長  市長。
○市長  こういう公の場で地元のそういうような環境をつくってほしい、地元の業者にぜひ発注してほしいというようなことは、私は地方自治法でいう談合、そういうものにひっかかるんじゃないかという心配もしております。ぜひ、我々はいい学校をつくるため、最高の技術とキャパシティーを持った業者を指名させていただきたい。このように答弁をさせていただきたいと思います。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  第10款の教育費に関連して、南陽市内中学校の再編統合問題についてお尋ねしたいと思います。
教育委員会の方から市の方に答申されたわけですけれども、この案を見ますと、私もちょっと読ませてもらいましたが、一つは平成20年に開校ということで、一番早い時期が20年開校で漆山、吉野、梨郷を宮内中学校と一緒に開設時期は合わせるというふうになっていますね。その次の年が23年ですか、最後に28年ということで、四つの学校を一つにすると。その後は赤湯、沖郷、中川とこうなっているんですが、この答申を受けるに当たって教育委員会の方としては、これができるまでにかなりの回数の会議をやっているようですが、地元の、その学校のある地域の方々の意見を十分に聞いた上で、この答申が出ているのかどうか、まずこの点を1点お聞かせをいただきたい。これは教育長でしょうか。山水教育次長ですね。まず、その点についてお聞かせをいただきたいと思います。以上。
○委員長  教育長。
○教育長 お答えいたします。
今回この教育委員会でまとめた南陽市の中学校の再編統合については、地元の方々とか学校の関係者とか、そういった方々のお考えは一切聞いておりません。教育委員会としての考えをまとめたものであります。以上です。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  わかりました。
そうしますと、今後、一番早い年代でいくと20年に開校といいますと、開校までもう7年しかないわけですね。今13年ですから。しかし、準備から皆含めますと、もう3年ぐらいしか、15年から6年でもう準備に入らなきゃならないというふうになると思います、そうなりますとですね。そうすると、果たして、こういう形で進めることができるんだろうかなという非常に疑問が一つあります。
 なお、南陽市の財政的にも相当多額のお金になるだろうと。そして、市民文化会館の要望も強く出されていますから、そういった問題も関連して考えますと、本当に大変な問題があるなというふうに思います。
そこで、まだ地域の方々の意見などというのも全然聞いていない中での教育委員会での答申ということになっているということだとすれば、今後、地域の方々との関連する重要な問題ですね、学校がなくなるかどうかということについては、一つにするかということは。今後の進め方なんですけれども、行政としては、この答申を受けたと、今後さらにどういう形で考えていくのか。地域の方々の意見を聞く場も必要でしょうし、また議会側の方の意見を聞くような形をどうするのか。私などは特別委員会も必要じゃないかなというぐらいに感じますので、この問題については議会としても。そういうことを考えますと、やっぱり非常にこの問題というのは、かなり受けとめ方も重く受けなきゃならないという課題だと思いますので、市長としての考え方、どのように今後この問題について行政として受けとめて進めるのかについてお聞かせください。
○委員長  市長。
○市長  具申を受けまして、中身の詳しい検討はしてございません。ただ、感じたことは、吉野、宮内、漆山、梨郷、この4校で 348名の生徒、赤湯、中川、沖郷、これで 619名の生徒です。倍半分ぐらいの生徒の振り分けで、しかも山手の方は年々少子化で、ますますその4校合わせても減っていくだろうと。逆に、赤湯、沖郷、中川はふえないにしても、今人口的にもふえている地域でありますから、非常に学校の格差が出てしまうだろうという心配は、それを具申いただいたときに感じました。
ただ、行政的に今後の段取りということでございますが、まず赤湯小学校を無事竣工させて、それからどうあるべき姿がいいのか、るる検討に入らせていただきたいし、五十嵐委員御指摘のとおり、議会でも当然、特別委員会等をつくっていろんな議論をお願いしたいものだなと、こう思います。
また、地域にどうやっておろすんだという課題も、これは大事なことであります。学校がなくなれば、やっぱり教育だけじゃなく文化の殿堂もなくなるという危機感をおのおの地域で持ってございますから、その辺の課題もクリアしていかなきゃならないだろうと、こう思います。教育長が、ただ単に教育委員会だけで出したものだという説明をなさいましたが、これは従前、各地区から統合再編の委員が出て、その中で議論したものを今回教育委員会で吸い上げたんじゃないのかなと、私はそんなふうに理解をしておるところでございますから、非常に大事な課題です。
 財政的にも、赤湯小学校、御案内のとおり用地から何から入れれば50億円ぐらいかかりますから、しかもあそこの用地は2億 2,000万円という非常に安い県からの払い下げでありましたが、新たにやっぱり学校をつくるとなれば膨大な投資が必要だろうと。この辺の財政的な事情も勘案しながら、そして地域の考え方、あるいは統廃合・再編することによって、どこの場所がいいんだろうかなと。2校案というようなことをいただきましたが、昔は3校案という形で、昭和52年当時、3校案という形で提示された時期もありましたし、るる検討していただきながら、また検討いたしながら困難のないような形の中で再編・統合というものは進めるべきだろうと、このように思っておるところでございます。以上です。
○委員長  よろしいですか。(「はい」の声あり)
ほかにございませんか。
11番小野委員。
○小野健一郎委員 161ページの社会教育総務費に関連して御質問しますが、とかく最近は成人式のあり方というふうなものが新聞の社会面をにぎわしているというふうな状況でありますが、南陽市の成人式も近々というふうなことになりますので、どんな成人式にしようとしているのか、あるいはどんな成人式のありよう等を考えているのか、あるいは実行委員会が主体になるというふうなことですから、実行委員会に対してどんな教育行政として御指導していこうとしているのか、これをひとつお聞かせいただきたいと思います。
それから、もう一つなんですが、赤湯小学校のお話がいろいろ出ておりますけれども、赤湯小学校の建設がいよいよ始まるわけです。その中で何か小学校の生徒に作業工程の一場面に小学校の生徒がかかわれるような、そんなことがないのかなと。例えば、一つのお話ですが、私などが同級会で話をしますと、川原から石を拾ってきて中学校を建てるときに若干の作業をしたなどというふうな思い出話がよく出てきます。そんなことからいけば、思い出づくりあるいは学校の愛校精神、あるいは大事に学校を使おうというふうな、そんなことにも関係が出てくるのではないかなというふうに私自身は考えておりますが、何かそういう意味では学校の生徒に体験学習的なそういうふうな意味での軽の軽的な何か作業の一端を担っていただけるような、そういった考え方というのは出てこないのかなと。ただ単に、いい学校を建てると、それはそのとおりなんですけれども、その学校を建てるのに参画していこうというふうな、そんな体験の学習のあり方もあっていいのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○委員長  社会教育課長。
○社会教育課長 お答え申し上げます。成人式のあり方について、第1点目でございますが、このことについてお答え申し上げます。
南陽市の成人式については、今までどおり実行委員会を組織いたしまして、その内容と、またいろいろな手順について進めておるわけでございますが、13年度の成人式についても各地区から2名の実行委員会を各公民館長から推薦をいただいて、この3月28日に第1回の委員会を開催する予定でございます。
 全国各地でもいろいろな話題がありまして、近隣の市町村においてはごく簡単に簡素的にやってはどうかというような、それぞれ実行委員の方にお任せしているというようなお話もお聞きしておりますので、実行委員会のメンバーの方がいろいろ協議いただいて、主体性を持っていただいて進めていきたいと考えておりますので、いろいろと御相談また指導も受ければ当然実施していきたいというようなことで考えております。以上でございます。
○委員長  柴田教育次長。
○教育次長 お答えいたします。
確かに、小野委員のおっしゃることについて私ももっともだと思いますが、ただ、その中で初めてそういうようなお話ですので、例えば川から石を取るということも、またこれ法で規制されておりまして、取るということもできません。また、大勢の児童が工事現場に入るということについても相当危険が伴うということもございますので、今御提案いただいたことにつきましては十分、可能なのかどうかも含めて、どういう方法があるか、そういうことなんかも学校側それからPTA等との協議を進めて研究をしてまいりたいというように思います。
○委員長  11番小野委員。
○小野健一郎委員 今の御答弁の中で、川から取ってこいという話はしておりませんで、私らのころといいますと、10年一昔といいますと何昔になりましょうか、かなり昔のことを申し上げておるわけでありまして。
 ただ、何かの形で子供たちが参画したというふうなことは、それなりの意味を持つものではなかろうかなと思います。作業現場への立ち入り、あるいは教育現場、小学校さんとの御相談、さまざまございましょう。ただ、その中で、そういうふうなものを一つ建設作業に加わったという参加意識というか意欲というか、それは必ず心に残るものというふうに思いますし、あるいはとかく学校はそじるものだというふうな観点からいけば、愛校精神にもつながるのかなと、こんなことを申し上げているわけでありまして、よくよく御相談ください。以上です。
○委員長  ほかにありませんか。
17番塩田委員。
○塩田秀雄委員  今、赤湯小学校の話が出ているわけなんですが、教育長にお尋ねしますが、赤湯小学校の規模、これは先ほど五十嵐委員からもあったように、10年、20年後の、20年までいかないと思うんですが、生徒の数なんかも出ていますが、これは中学校なんですが、小学校も比例すると思います。そうした場合に、赤湯中学校で 100人減ると、赤湯の中学校をつくるころには。小学校は倍の学年があるから 200人減るのかなというふうな単純計算になりますが、規模はそういうことを考えた場合、今考えている規模というのは整合していますか。まず最初ひとつ。
○委員長  柴田教育次長。
○教育次長 小学校の改築につきましては、これは国の補助事業で行うことにしております。その補助基準は開校時の児童数というようなことで大原則がございます。ですから、15年4月の児童数で設計を行っております。それ以外につきましては国の補助を受けることができないということになりますので、御理解をいただきたいと思います。
○委員長  17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 よくわかりました。
それで、私が心配しているのは、その後の維持管理にどうなのかなと。これから先も、きのう、おととい、さきおとといだな、12日の一般質問では時の厚生省の調査では、なかなか人口もふえないし南陽市では3万 5,000だと。3万 5,000に少子化だということですから、そうなれば維持管理に余り莫大な、立派な施設をつくると大変になるのかなんてちょっと心配があったんです。そんなことで、どんなものかなと、こういうことで心配しているわけなんですが、それでいいんだということであれば問題ないと思いますが。
 そこで、すばらしい学校をつくると、こういうことで、これは大変いいことだと思います。やっぱり南陽市が近隣の市町村に誇れる立派な教育の殿堂をつくると、これは大変立派なことですしいいことだと思いますが、同じ南陽市内の学校、教育の機会均等から考えて、赤湯小学校に入った子供はすばらしいいい環境で勉強も何もできると。ほかの例えば梨郷小学校はどうだろうか。漆山小学校はどうだろうか。こういうところで育ったものはどうなのかというふうなことなので、そういった部分をどういうふうに総括してうまく、そういう不平不満あるいは子供たちの機会均等を上手に平等に与えていくにはどうするのかという課題が出てくるのかなと。今までなかった心配がね。そういうことをどういうふうに今考えておられるのか、ぜひ教育長の考えを聞きたい。
○委員長  手塚教育長。
○教育長 今の塩田議員さんおっしゃるとおり、今回すばらしい赤湯小学校ができるわけなので、今あるほかの小学校とはやっぱり少し差がついてくるかと思いますが、やっぱりこれからの学校を建てるには、これからの子供たちを考えた学校をまず建てなければいけないと、そういうふうに基本的には思っています。
しかし、飛び抜けてそこだけというふうなことになっても困るので、これからほかの小学校の部分的な改修やら備品その他の点で考えていくとか、ほかの小学校もまた建てかえ時期になったならば、さらにいい学校を目指すとか、そういった考え方でいく、そんな考えであります。
○委員長  17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 毎回毎回、各地区ごとにいい学校をつくるのも財政的に大変だと思いますので、せっかくそんな立派な学校、大した数じゃないわけですね。沖郷とか大きい学校だけれども、小さい学校は、だからそこへ行ってたまに学べるような施設もぜひ考慮してやったら、吉野はきょうは荻小学校に来て勉強しろよと、中川はここへ来て勉強しろよというようなね。そうすると、こういういいところがあるんだなと、こんなことで大変よくなると思うんですね。だから、赤湯小学校だから赤湯の子供しか使って悪いのだと、こういうことじゃないと思うんです。南陽市のすばらしい学校として、南陽市じゅうの子供たちに利用できるような利用の方法というか活用の方法をぜひ考えてほしいなと、ここにいきたいんですよ、目的は。いいですか、教育長。
○委員長  手塚教育長。
○教育長 これはやっぱり大切なことだと思います。今でも小滝小学校と荻小学校の交流学習とかというようなこと、地域が近いというようなことで組まれているわけですが、これはやっぱり実際、赤湯小学校ができたときに、赤湯小学校の教育課程とも関係するわけですけれども、できるだけやっぱり南陽市の小学校の子供たちが何らかの機会に赤湯小学校に行ってみる、中にはある意味では授業にも入れる、そんなことにも考えていきたいと、こんなふうに思っていますが、具体的に今の段階ではこうだというようなことにはちょっと申し上げられませんけれども。
○委員長  17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 なかなか前向きで結構だと思います。ぜひそのように、ひとつよろしくお願いいたします。終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第11款災害復旧費の 178ページから 181ページまでについて質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第12款公債費の 180ページから 181ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第13款諸支出金及び第14款予備費の 182ページから 183ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料の 184ページから 205ページまでについて質疑ございませんか。
17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 185ページ、附属資料の中の給与明細がありますが、その中の特殊勤務手当というのが 966万 6,000円あります。これ先日の一般質問でもちょっとお願いしたんですが、これはたまたま斉藤総務課長補佐がいますからお尋ねしますが、近隣の市町ではどうなっていますかね、その特殊勤務手当というのは。
○委員長  大場総務部長。
○総務部長 それでは、お答え申し上げます。
それぞれ近隣といいますか県内の資料がございますけれども、項目等については各団体相当違いがございます。なお、一律にどの点ということになるのかどうかなんですけれども、ほぼ共通している事項については額の違いはあるものの、大体二十数項目のうち15項目ぐらいは共通して、他の市町村でも実施しているというふうなものがございます。
ただ、その中でも新聞等でも報道されておりますけれども、時代に確かにそぐわないといいますか、時代の推移によって今そういったことで支給することが適当なのかどうかということも踏まえて見直しをされている自治体もございます。そんなことで、どの項目がどうということではないんでしょうけれども、私の方でも時代に合ったような見直しを進めていかなければならないというようなことで、基本的には勤務条件に関する部分ですから、組合と今交渉を継続しているというふうな部分でございます。具体的にこういった項目についてはということがあれば、県内各市町の状況をお話し申し上げたいと思います。
○委員長  17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 職員の給与条例の第11条にこの特殊勤務手当というのがあるわけですけれども、調べてみますと結構廃止しているところが多いわけですね。今、職員組合とも検討中だということですから余り多く申しませんが、これはいつごろまできちっとやる予定なのか、目標がないと、ずるずるずるずるやっぱり、この話が一番最初に出たのが、私は一般質問で言いましたけれども、私がちょうど議員になった当時ですから今から十五、六年前ですよ。それからほとんど進んでいないということですと、またそういうことにもなりかねないので、目標をいつに置くのか。どこがやっていないか、どこが何ぼだというのはちょっと資料は持っているんですけれども、それはいいとして、6月の定例会までには御報告できるとか、ぜひ答えを出したいとか、そういうふうなことで、はっきりした答えを出していただければあとは質問しませんけれども、ずるずるとなればちょっとやります。どうぞ。
○委員長  大場総務部長。
○総務部長 お答え申し上げます。
現在継続しているというふうなお話を申し上げましたけれども、やはり勤務条件ですから、ある程度の合意を得る必要があるという前提がございます。また、当然それに伴って見直しするとなれば条例改正というようなことで、一般的に給与条例等、人勧等とも合わせて、12月が大体そういった条例事項が出るというようなことで、じっくり12月まで交渉しながら時代に合ったものにしていきたいというふうに考えてございます。
○委員長  17番塩田委員。
○塩田秀雄委員 12月ということですけれども、別に6月でもいいわけですよね。頑張って6月あたりに目標を置いてしっかり、やっぱり長くなりますと、必ずしも長いからいいということでなくて、ずるずるするとかえってだめなわけですね。
 今の職員の皆さん方についても市長が常々自慢しているように優秀な方々ばっかりですから、この時代になって特殊勤務手当、この資料にあるように、ほとんど一般社会においては該当しないようなものまで欲しいと言っている人はいないと思うんですよ。だから、むしろ当局の方でしっかりと対応してやっていただければ、むしろ職員の方もすっきりしたと、そういうことになると思います。水道課に行けば月に 5,000円多いんだなんていうのは、どう考えたって納得しないわけですから、だれもね。その辺も含めて、できるだけ早い時期にはっきりしていただくようにお願いして終わります。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第26号 平成13年度南陽市一般会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
暫時休憩いたします。再開を2時5分といたします。

   午後 1時50分 休 憩
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   午後 2時05分 再 開

○委員長  再開いたします。
次に、特別会計予算の審査に入ります。

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議第27号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計予算
○委員長  議第27号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長 〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第27号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定及び直営施設勘定の歳入歳出全般、 216ページから 248ページまでについて質疑ございませんか。
20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員   226ページの第2款の葬斎費に関連して再度お聞きしたいんですが、私が一般質問のときにもこれに関連してちょっと触れたんですが、お亡くなりになったときに市長からの弔意が出るわけです。この前の一般質問のときには、市長の御答弁は赤十字の方が余り長くておれの方の弔意の方がいいんだと、こういうお話もあったんですが、私たちがいつも葬式のお手伝いして言われるのは、せめて市長の弔意、一番最初に市長の弔意が代理で読まれるわけですね。そうすると、今は1名だけですけれども、その倍ぐらいの長さに、もうちょっと長いのにしてほしいと、こういうことですね。もう一つ。その方が、言ってもらえないだろうか、五十嵐議員と。こういう声が私、何人かに言われました、今まで。うそでありません。せめて、この今の長さの倍の長さにして弔意を欲しいということなんですよね。
 やはり、これはせっかく南陽市長荒井幸昭の名前で弔意をあらわすわけですから、そういう市民の声を私は大事にしてもらって若干プラスすれば、さらに市民の方々が重く受けとめて市長からの弔意をありがたく受けるというふうになりますし、また仏前にそのことを伝えることになるわけですので、ぜひそのぐらいのことについては、むしろ市民の声がそういうのが多いと私にたくさんの方が言われますので、お聞きをして、そういう形につくってもらった方がいいのじゃないかなと、こういうふうに思いますけれども、市長、いかがでございますか。
○委員長  市長。
○市長  一般質問でお答えしたとおりでございまして、私はむしろ、短くなって心こもっていて大変市長の弔意はありがたいというふうに言われております。
ただ、五十嵐委員が言われることはわからないでもないんですが、問題は高校生以上の市民の方がお亡くなりになった場合に出すわけでございますから、今までのように文章的に弔辞の内容的に非常に大変な内容にしなきゃならない。最低6通りくらい書かなきゃならないわけですね。うっかりして違って出してしまったとか、そういうふうにやって大変市民の皆さんに失礼をした経緯等もありますので、今は一般的な形の中であのようにやらせていただいておりますが、もう少し長くということでありますから、五十嵐委員にもお手伝いいただくかもわかりませんが、どういう内容を、一般的に高校生以上の、あるいは 100歳超えた人に出す場合どういう内容がいいのか、やっぱりこの人にはこれ、何歳にはこれというふうなことで、私は正直言って市民の皆さんに申しわけないと思いますから、1枚でもう少し長くして全部の市民の皆さんに心のこもった弔意をあらわせればなと、こんなふうに考えました。
 いろいろひとつ案文も私らも一生懸命練りますが、五十嵐委員の方でもひとつ多くの市民の皆さんの声だそうですから、そういう市民の皆さんにはどういう弔意だったら大変故人にありがたい弔意であるのか等もぜひお聞かせをいただきたいなと。検討することはやぶさかでありません。以上です。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  御検討いただけるということですから、私もやはりなかなか文面というのは難しいなということは感じますね。ただ、今、市長のおっしゃっているように、どなたにも一つのもので、種類は区別しないでという考え方、それはそれで本当に結構だと思いますので、やはりもうひとつ長さがあって伝えられるものがあればいいなということはみんな思っているようでありますから、もしお手伝いしてほしいというのならば私なりの、みんなの声を聞きながらさせていただきますけれども、まずよろしくそういう方向でお願いしたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第27号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第28号 平成13年度南陽市財産区特別会計予算
○委員長  次に、議第28号 平成13年度南陽市財産区特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長 〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第28号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 258ページから 286ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第28号 平成13年度南陽市財産区特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第29号 平成13年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算
○委員長  次に、議第29号 平成13年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長 〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第29号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 294ページから 299ページまでについて質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第29号 平成13年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここでお諮りいたします。本日は、これまでとし、19日に委員会を開催したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、本日はこれまでとし、19日午前10時に委員会を開催することにいたします。

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       散 会
○委員長  本日はこれをもって散会といたします。
御起立願います。御苦労さまでした。

   午後 2時40分 散 会


  平成13年3月定例会予算特別委員会(特別会計)3月19日(月)10:00~11:15

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     栗  原  晴  峰  委員長        須  藤  清  市  副委員長
 
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本日の会議に付した事件
議第30号 平成13年度南陽市育英事業特別会計予算
議第31号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計予算
議第32号 平成13年度南陽市老人保健特別会計予算
議第33号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計予算
議第34号 平成13年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算
議第35号 平成13年度南陽市介護保険特別会計予算
議第36号 平成13年度南陽市水道事業会計予算

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       開      議
○委員長  御起立願います。傍聴席の方も御起立お願いします。おはようございます。
 御着席ください。
 15日に引き続き、これより予算特別委員会を開会いたします。
 ただいま出席されている委員は21名で、定足数に達しております。
なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった委員は、9番長嶋 茂委員であります。なお、1名でございます。
これより15日に引き続き、平成13年度各会計予算の審査に入ります。

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議第30号 平成13年度南陽市育英事業特別会計予算
○委員長  初めに、議第30号 平成13年度南陽市育英事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第30号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般 308ページから 313ページまでについて質疑ございませんか。
 13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員 3点について質問したいと思いますけれども、この育英資金貸付事業というのは、将来を担っていくであろう南陽市の子供たちに対しての、事情がある子供たちに対して資金援助をしていく制度だと思いますけれども、当局の説明によりますと一応審査があるわけでありますけれども、審査が通った子供らに対しても、予算の関係で貸し付けができないケースもあるんだというようなことでありますけれども、これは本当なんでしょうか。その点まず1点。
それから、最近5年間で申し込み件数と貸し出しを敢行になった件数。
もう1点は滞納額はあるのか、ないのか。
その3点についてまずお尋ねいたします。
○委員長  山水教育次長。
○教育次長  お答えします。
第1点目の貸し付けの金額に関して貸し付けをしない場合があるのかというふうな御質問なんですけれども、申し込んだ方について審査を行い、それで了となったものについては貸し出しを行ってきております。
それから、第2点目の5年間というふうなことですけれども、件数的に平成12年度が14名、新規です。平成11年度が8名、平成10年度が5名、平成9年度が6名。平成8年の資料は持ってきておりませんけれども、そのような数字になっております。申し込んだ件数と決定した件数は同じで、全員です。12年度14名というふうな中に一時金を必要ないというふうな方がおりますので、その分貸付者がふえるというような形になります。
滞納について現在1名おります。督促をしておるわけですけれども、さまざまな事情から今現在滞っている方がいらっしゃいます。以上です。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員 そうすると、まず申し込んだ人は全員貸し付けはできたということでありますね。そうすると、予算がもし、こういう景気なので毎年ふえてくる可能性が十分あります。そういう意味で予算がオーバーした場合、制限するということはないんですか。
○委員長  山水教育次長。
○教育次長  審査いただくわけですけれども、その審査項目の中に学業とか、さまざまな将来の夢とか、そういったものについて行っていくわけです。どうしても必要な方が多かった場合、例えば申込者が非常に多かった場合には、やはり審査会の中で不適当というふうな形も出てくるのかなというふうに思います。審査のもっと前に予算をオーバーした場合には、予算の中で一応、先ほど申し上げましたような一時金の操作というふうな形で人数をふやしていくのかなというふうに思います。予算の範囲内でまず最初行います。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員 市長にお尋ねしますけれども、今予算がオーバーになった場合は何ぼ審査が通っても資金の貸し出しはできないというようなことでありましたけれども、私はこれは大問題だと思うんですよね。
やはり、これから南陽市を担っていく子供たちが、どこの家庭でも自分の家庭で本当は出したいという気持ちはあるんでしょうけれども、できないために市から少しでも援助をしてもらいたいということで申し込むわけでありますので、これはだめだとなった場合、子供たちの夢と希望とか、みんな壊してしまうわけで、何とかここで、審査の方も基準の方も市の方で基準を定めるわけでありますので、何とかここで予算を足りないときは補正であろうが、ほかの事業を削減してまでも、やはりこの制度に対して資金援助していくべきだと思いますけれども、今後当然ふえてくる可能性は十分あります。そういう意味で、市長の決意のほどをお聞かせをいただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  今、学校教育次長の方から今まで申し込んで審査を通った者はすべて貸し付けをしているということでありますから、架空の想定に対しては答弁をいたしかねるところでございます。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員 架空とか何かでないと思いますけれども、今後のことを私は言っているんですけれども、やはり予算内でやるということでありますので、年々ふえているわけで、また来年ももっとふえる可能性も十分あるわけであります。そういう意味で何とか審査の方法も南陽市で審査するわけでありますので、もっと厳しくなく緩やかに全員に貸し出しできるような、そのように方向をこれからも、もしオーバーした場合の話ですけれども、その辺よろしくお願いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  基準は基準でありますから、基準を下げて無制限に貸し付けをするということは私は無理だろうと、こう思います。基準の中で、クリアできれば、その人たちには手当てをしながら貸し出すことは当然だろうと、こう思います。現状では今のところ心配ないようでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○委員長  ほかにありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございますか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第30号 平成13年度南陽市育英事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第31号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計予算
○委員長  次に、議第31号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第31号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 324ページから 341ページまでについて質疑ございませんか。
21番岩井委員。
○岩井一敏委員 二、三質問したいというふうに思います。
 1点目に関しては要望なんですけれども、過日の一般質問のやりとり、原稿のために再度聞きながらいろいろ状況、やりとりをお聞きしているんですけれども、ちょうど施政方針の中にもあるように、計画区域外に関しては合併浄化槽でやるというふうな方向性はあるわけですけれども、合併浄化槽でやるというふうな方向性の中の、特に特定地域の生活排水処理事業というふうな国の事業をどうやるのかというふうな市長答弁の中に若干球が届かなかった点があったわけなので、ぜひ部課長クラスできっちりこの事業、ほか三つの事業あるようでありますので、この辺今後庁内でも議論をしていただきたいというふうに思います。私も今後いろいろ厚生労働省等々の資料を寄せながら再度質問をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。
質問に入りますけれども、今、公共下水道の事業を実施している、特に実施しているところの公的施設の下水道にどう入れるのかというふうなことに関して、特に今は宮内地区にあるわけで、宮内地区の公的施設の状況をまずお聞かせをいただきたいというふうに思います。
二つ目としては、質問の中にもあったんですけれども、計画区域内の合併浄化槽に関しては 236基あるというふうな状況にあるわけですけれども、この辺の計画区域内にある合併浄化槽を今度公共下水道に入れるというふうな状況の中で、どういうふうな手だてをしているのか、まず2点お聞かせをいただきたい。
○委員長  小田下水道課長。
○下水道課長 私の方からお答え申し上げます。
第1点目のいわゆる公共施設関係の状況でございますが、今現在、宮内地区を中心にやっておりまして、南陽市全体においては既に使える箇所については加入しております。ただ、宮内地区におきましては、これから宮内小・中学校それからプール、そこら辺がこれから加入をお願いしていくことになっております。そこら辺については随時、教育委員会等と話を進めてまいります。
 公共下水道区域内での合併からの切りかえですが、今現在は地域において普及推進というか協力員の方々との連携をとりながら、夜間の普及活動を行ったり、あるいは今後国においても切りかえにおける助成金等の考慮が出てきている動きもありますので、そこらを見ながら、そういったものを活用できるのかなという考えを持っております。ただ、これもまだ具体化したものではありませんけれども、そのような考えで、あとは地道な普及活動しかないと思っております。以上です。
○委員長  21番岩井委員。
○岩井一敏委員 下水道関係ではそうなんでしょうけれども、教育委員会なり福祉関係の施設の中での考えとしてはどうなんでしょうか。例えば学校関係に関しては、新しい学校に関しては当然学校が建ったときには水洗にするわけですけれども、水洗にするには一定程度の、その地域に合併浄化槽が7年たたないと来ないと。よって、合併浄化槽にして公共下水道が来れば、そっちに流すというふうなことになるわけですけれども、予算がつかなくて入れられないというふうなことになるのか、あるいは合併浄化槽の任期が一定程度あるので、3年の猶予期間をして入れるというふうなことになるのか、その辺の基本的なことをお聞かせをいただきたいというふうに思います。
それから、この計画区域内にある合併浄化槽の問題ですけれども、今言ったように計画区域内にある合併浄化槽の任期に関しては、ここの地域に関しては南陽市の場合7年たたないと、高畠の場合は5年というような、その自治体によって違うようですけれども、南陽市の場合ですと7年たたないと合併浄化槽が来ない。よって、その合併浄化槽の補助事業を受けて合併浄化槽にする。そして、公共下水道が来る。しかし、3年の猶予期間があるということで、最低10年の期間を要するわけですけれども、この辺の判断といいますか、10年ではまだ合併浄化槽が新しいから入れないというようなことがあるのか、その辺、普及的なものとして課としてはどういうふうにとらえているのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。
○委員長  1点目につきまして山水教育次長。
○教育次長  このたび宮内地区に下水道が入ったわけですけれども、今後供用が開始された時点から、そちらの方を使うというふうな形に進めていきたいというふうに考えております。以上です。
○委員長  2点目につきまして小田下水道課長。
○下水道課長 区域内における7年とか10年等の関係がありますけれども、現在水洗化になっているところは1年以内ということになります。ですから、その中での私たちの方の普及活動、あるいは普及協力員との連携による普及活動、これが主体になっていくと思います。
ただ、先ほど申し上げた国等の助成金がいつの時点で現実化になるのか、それを踏まえてこれからの対応も変わってくる可能性があると思います。以上です。
○委員長  21番岩井委員。
○岩井一敏委員 教育委員会の方の答弁、ちょっと答弁になっていないような感じがしたんですけれども、要するに教育委員会としては公共下水道が来た、よって入れたいんだけれども財政が予算化しない、よって入れられないんだというふうなことになるのか、それとも合併浄化槽が今あるわけですけれども、合併浄化槽がまだまだ新しいと、もう2年ぐらい大丈夫だというようなことで、猶予期間が3年だから、その期間に入れるというふうなことになるのか、その辺お聞かせいただきたいと言ったんです。
○委員長  山水教育次長。
○教育次長 先ほど申しましたように、供用開始されたならば下水道の方に入れていきたいというような考え方でおります。よろしいでしょうか。合併浄化槽の期限、そういったことでなくて、下水道が使用可能になれば、そちらの方向に進めていきたいというふうに考えております。
○委員長  よろしいですか。(「はい」の声あり)
20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  ちょっと一般質問で私も下水道の問題について質問したんですが、現在、下水道の地方債の残高が 125億 2,200万円ぐらいあるわけですね。それで、4点ほどお聞きしたいんですが、現在の下水道の進捗率は何%になっているのかということが一つ。
最終年度、今宮内地区がなされていますが、今度は漆山の方に行くんですか。計画的には最終的に完成される年度、大体のところ、はっきりわからないと思いますけれども、何年度までにこの下水道というのは南陽市全体を終了できる年度が計画的に決まっているのか、それが2点目。
それと、三つ目は地方債の額が計画の完成時までにどのぐらいの金額になってしまうんだろうかなと。相当の金額になるんじゃないかなというふうに感じられますけれども、この地方債額が完成時までどのくらい膨れ上がるんだろうかということが1点です。
それに関連しまして、公債費が今年度の予算の中では元金が5億 4,000万円、利子が4億 8,200万円ということで、10億 2,300万円公債費として支出されているわけですね。これがこの計画、進捗率が進むことにおいて、さらに少しずつ上っていくんじゃないのかなと、この公債費が高くならざるを得ないんじゃないかと思いますが、その辺どういうふうになっていくのか、計画数字があればお知らせをいただきたいということ。
もう1点ちょっと企画財政課長にお聞きしたいんですが、例えば下水道がどんどんと進捗率が進めば進むだけ、これが地方交付税に何らかの形で交付金としてはね返ってくるものがあるんでしょうか、地方交付税の中に。この点についてお聞かせ願いたいと思います。
○委員長  4点目までにつきまして小田下水道課長。
○下水道課長 申し上げます。
現在の進捗状況ですけれども、普及率で42%程度です。水洗化率でいきますと64.9%ですけれども、以上な状況になっております。
 最終年度につきましては、当初の計画では平成27年度を目標にしておりますけれども、現在のペースでいきますと、平成22年ぐらいには早ければ終わるんじゃないかと考えております。
それから、地方債の完成の時期まではどのくらいになるかという御質問ですけれども、これにつきましては、その年において、どれをどのくらい借りるかというのがまだわかりませんので、あくまでも一つのものに固定した場合ですけれども、起債につきましては12年度から22年度までいった場合は、現在の条件でいきますと77億円ほどになります。それをトータルでいきますれば 211億 8,000万円ほどになるんじゃないかと、これは単純な試算ですけれども、やっております。
元金とか利子につきましては、元金の方が最終年度では78億円程度、あるいは利子につきましては90億円ぐらいかなと見込んでおる状況です。以上です。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長 交付税についてのお尋ねでございますが、これは交付税については一般会計の方に交付税措置がなされるというものでございますが、下水道の事業費に関しましては、一般会計から繰り出す分の、計算式は非常に細かいわけなんですが、約2分の1が交付税措置なされるというものでございます。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  ありがとうございました。
計画よりも早く下水道の工事が進むというふうな計画になっているようでありますけれども。それで、今、公債費の額が元金が78億円、利子が90億円ぐらいになるだろうと、こういうことですが、そうしますと毎年公債費の支払い額というのはそんなに大きくなるということにならないんでしょうか。今年度は10億 2,000万円ぐらいですが、この額というのは果たして今後進むに当たって、そう大きくならないと見ていいんでしょうか。若干ふえても、これよりプラス何億円ぐらいの支払い額が多くなるくらいに考えていていいのか、ちょっと財政課長、もしわかれば、その辺のところお知らせいただきたい。
○委員長  樋口企画財政課長。
○企画財政課長  ただいまのお尋ねでございますが、平成14年度以降どの程度の事業を行っててまいるかで数字は動いてまいるということでございますので、全体の財政状況等を照らし合わせながら供用面積をふやして、どの程度の収益が上がるか、そういったところのバランスを見ながら、より効果的な数字をそこに予算化をするというふうなことになってまいりますので、今後の事業量の展開いかんで変わってくるものでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第31号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第32号 平成13年度南陽市老人保健特別会計予算
○委員長  次に、議第32号 平成13年度南陽市老人保健特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第32号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 350ページから 353ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第32号 平成13年度南陽市老人保健特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第33号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計予算
○委員長  次に、議第33号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第33号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 362ページから 377ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第33号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第33号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第34号 平成13年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算
○委員長  次に、議第34号 平成13年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第34号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 386ページから 391ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第34号 平成13年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第35号 平成13年度南陽市介護保険特別会計予算
○委員長  次に、議第35号 平成13年度南陽市介護保険特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第35号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 400ページから 414ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第35号 平成13年度南陽市介護保険特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第36号 平成13年度南陽市水道事業会計予算
○委員長  次に、議第36号 平成13年度南陽市水道事業会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。山口水道部長。
〔水道部長 山口光幸 登壇〕
○水道部長  〔平成13年3月定例会 予算に関する説明書により 議第36号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、 418ページから 441ページまでについて質疑ございませんか。
3番松木委員。
○松木新一委員 3番松木です。
先ごろ新聞にも報道なっているわけでございますが、3月2日から3日にかけての長井での丸和産業さんからの軽油の流出事故、そしてまた先ごろ14日、農協スタンドにおきます、こちらについても灯油 3,000リッターの流出事故と、こういうふうに2回、ここのところ続けてあったわけでございますが、それらに関して市としてどのような対応をされたのか。
また、新聞等の報道によりますと県内でも非常にこういう事故がふえているというようなことで、事業所やら、またうっかりミスの家庭ホームタンクから灯油を取る場合の閉め忘れやら、そこを移動した場合の流出事故と、そういうものは非常にふえているというようなことで、それらに関する広報ですか啓蒙、そういうものをとられているのかどうか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○委員長  山口水道部長。
○水道部長 油の流出事故につきましては、マスコミで報道されましたとおり、議員の皆様それから市民の皆様にも大変御心配になりました。関係者の協力をいただきまして何とか断水することなく終わったわけですけれども、どういう処置がとられたかということでありますけれども、ことしに入りまして20回ほどの油の流出の通報があります。その中で、ただいま委員おっしゃられた2回は大きい方でありました。私の方では、水道課といたしましては、最上川の取水口がありますので、水道の油流出の事故通報がありますと即取水停止をしております。それで、安全を確認した上で取水開始というふうな処置をとっておるところであります。
 1件は長井の丸和さんのところから流れた油につきましては取水は停止しておりましたけれども、取水口の中に油が若干流入したというようなこともありまして、除去作業を行いまして安全を確認して取水を再開して、断水までは至らなかったんですけれども、そのような処置をとらせていただいているというような状況で、市民の方には安全な水を供給してまいりたいというように考えております。
なお、広報等につきましては、水道というよりもほかの部門になると思いますので、そちらの方でお答えいただければというように思います。
○委員長  後藤消防長。
○消防長 啓蒙活動でございますが、各家庭の方に業者を通じまして、B5判の方に印刷いたしまして啓蒙活動を行っております。
 また、危険物安全協会の方からも集まっていただきまして、それらについていろいろと協議をし再発防止策に努めたところでございます。以上でございます。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員  先ほど水道部長さんの方からもお話がありましたとおり、安全な水の確保というようなお話があったわけですけれども、当南陽市の長井の方からの取水に関しては、あそこに産業廃棄物処理場、丸和さん、そのほかに岩石採取がそこを挟んで2カ所あるわけです。そうした場合、あそこについては岩石採取についても階段式の露天掘りというようなことで、やはり大雨等が降った場合の流出、そういう川の濁りやら、また産廃処分場、ここ中間処理なわけですけれども、やはり今回は灯油だからまだ救われるわけですけれども、そのほかの産廃関係の流出、そういうものがもしあった場合非常に危険であるというようなことで、非常に取水口としては適当な場所ではないのではないかなと。
 先ごろの桑原議員の一般質問にもありましたとおり、やはり平成17年から綱木川ダムが、その辺をめどに供用開始がされるというようなことでございまして、市長の方からも建設的な御意見はあったわけですけれども、ぜひ長井からの取水はやめていただいて、やはり上水につきましては大変ではございますけれども、やはりどこかの県知事がダムは要らないというような宣言をしていらっしゃる方もいらっしゃいますけれども、上水道についてはやはり排水の流れ込まない、やはり一番最上流から取るのが一番ベターではないのかなと私は思うわけでございます。
そんなことで、ぜひ最上川からの取水でなく、やはり綱木川からの取水の方に上水道については切りかえていっていただきたいなというふうに、まず第1点思うわけですので、その辺お聞かせ願いたいと。
また、もう1点といたしまして、産業廃棄物の工場そして岩石採取2カ所、これらができているわけで、その約 600メーター下流が取水源、私ども利水者側でございますので、その辺の事業開発行為なり事業を始めるときに南陽市と協議があって、そして何らかの事故等があった場合の関係のために協定書やら覚書やら、そういうものを結んでいられるのかどうかお聞かせ願いたいと思います。
○委員長  1点目につきまして市長。
○市長  長井浄水場、大変私も憂慮しておる事故でございます。せんだって桑原議員の一般質問にもお答えしたとおり、今の予定でいきますと、平成17年綱木川ダムが完成するということでございますから、多少延びても何とか水を県の企業局の方から分けていただきながら切りかえをすべきじゃないのかなと、こんな気持ちで水道部ないし企業局の方にも折衝をいたしておるところでございます。
その時点でどうなるか、多少水道料の値上げというような課題もまた出てはくるだろうと思いますが、議員初め市民の皆さんにも御理解をいただきながら、安全で良質なおいしい水を供給するためにも全力を挙げて取り組んでいく必要があるだろうと、このように思っておるところでございます。以上です。
○委員長  2点目につきまして山口水道部長。
○水道部長 お答えいたします。
最上川浄水場の取水口の 600メートル上流に二つの産廃施設が設置されております。2社とも中間処理工場というようなことで操業しているわけですけれども、水道水における影響というようなことが心配されるわけですけれども、協定等が結ばれておるかということでありますけれども、協定等の結びというのはございませんで、県の方の認可許可を受けて操業をやっているというような状況で、県の方で指導しているというようなことであります。
その際ですけれども、県の保健所の方からのお話を聞いておりますと、処理場内の排水及び地下浸透の流出水でありますけれども、これは処理に当たっては、クローズドシステムというようなことで水を出さないシステムでやるんだというようなことで許可を受けているようです。そういったことで、しかしながら今回のようにああいった事故等も考えられます。大変心配であります。今後は保健所の方と連絡をとりながら、保健所の方から御指導していただくようにお願いしていきたいと。そして、うちの方も取水口の管理をやっていきたいというように思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員 それで、対応というようなことで、連絡があった場合、やはり多分、職員の方が監視等をされて対応を水道課の方がされたと思いますけれども、やはりそういう場合、流出された側の原因者側に、現在はそういういろいろオイルフェンス、オイルマット、そういうものを対応した場合、原因者側に請求できるかと思うわけでございますけれども、そういう対応は全然考えていらっしゃらないのか。そういうことをされたのかどうか。
なお、私も当日、3日の日、お昼のニュースがございまして、ちょうどそれより私は若干おくれましたんですけれども、現地を見に行ってきたんでした。そして、国土交通省では大体零時には新聞等の報道によりますと、オイルフェンス、オイルマット、そして吸着マットなり中和剤等で処理されて一応作業は済んでいたという状況でした。そういう中でも、下流側へ河川のところで若干、要するにオイルが散らばっていたんです。流れていたので、私は国土交通省の方に通報いたしまして、担当官の方から対応を今していますというような御連絡もちょうだいしたわけですが、やはりその場合は若干だったわけですけれども、やはりそういうようなことで長くやった、措置をしても、もう少し水の流れやそういうものでオイルマット等も動いて流れている状況などもありましたので、そういうようなことで監視を十分にしていただきたいなと思うわけでございます。
そんなことで、もう一度確認いたしますが、要するにそういう影響で市の職員がそのために平日給与の中だったらいいですけれども、それ以外の時間で出た場合などは、そういうところへ請求などされているかどうかを確認させていただきたいと思います。
○委員長  山口水道部長。
○水道部長 経費を原因者に請求しているかということでありますけれども、うちの方で直接被害をこうむった分につきましては、経費については請求させていただいております。
その内容でありますけれども、取水口に入りました油の除去作業、これがやはり職員だけでできませんので業者を頼んでやりましたし、資材、吸着マットなり、そういったものも使っておりますので、そういったものの請求等もさせていただいております。それから、職員についても夜間、休日にわたっておりますので、そういった関係でオーバーした分については請求させていただくというようなことで請求させていただいております。
○委員長  ほかにございませんか。
2番長谷部委員。
○長谷部俊一委員 432ページの中で特殊勤務手当の件でありますが、15日予算委員会の中でも特殊勤務手当についての見直し等が出されましたけれども、その中を見ますと非常に期末勤勉手当なり通勤手当、特殊勤務手当ということで減になっているわけですが、以外は非常に増というようなことで出されているわけですが、これは増額をなされたのか、それとも職員の方がふやしていくと、こういうふうな見通しなのか、その辺について水道部長にお伺い申し上げたいと思います。
○委員長  山口水道部長。
○水道部長 内容等については変わっておりませんけれども、昨年度との比較でありますので、人事異動等で職員がかわっておりますので、それらの関係で数字等が変わったというように理解しております。
○委員長  2番長谷部委員。
○長谷部俊一委員 数字がちょっと変わったと、こういうことでありますけれども、これはあくまでも予算案でありますから、ただ、今上山市あるいは隣の長井市でも、こういう勤務手当も含めて、当南陽市においても議員の方々のボーナスのカット、あるいはパーセントのカット、あるいは職員の方も減額、12月はなっているわけですが、どうも片方を下げても片方上げていくというようなことで非常に今の企業関係の経営状況からいいますと非常にちょっと筋の通らないといいますか、全体を見ますとおかしいなと、こういうふうな考えでありますので、この辺も数字だと、こういうことでありますので、その辺も決算を一つの中で見ていきたいと思いますけれども、いろいろ御検討いただきたいなと要望申し上げます。以上です。
○委員長  ほかにございますか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第36号 平成13年度南陽市水道事業会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました予算の審査は終了いたしました。
2日にわたり慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。各委員の御協力に対し深く感謝申し上げます。
なお、この際、当局にお願い申し上げます。本委員会において各会計とも原案のとおり可決すべきものと決したところでございますが、これまでの審査の過程で貴重な御意見も数多くありました。市長初め当局におかれましては、行政の執行に当たり、本委員会における討論や意見を十分斟酌され適切に対処されることを強く望むものであります。

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       閉 会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
御起立お願いします。御苦労さまでした。

   午前11時15分 閉 会