平成13年6月定例会予算特別委員会(補正予算)6月19日(火)10:00~11:53

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栗  原  晴  峰  委員長        須  藤  清  市  副委員長

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本日の会議に付した事件
 議第42号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第2号)
 議第43号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 議第44号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
 議第45号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
 議第46号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)

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      開      会
○委員長  これより予算特別委員会を開会いたします。
 ただいま出席されている委員は22名で全員であります。
 これより予算の審査に入ります。
 本委員会に付託されました案件は、平成13年度補正予算5件であります。

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 議第42号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第2号)
○委員長  初めに、議第42号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第2号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年度6月定例会 予算に関する説明書により 議第42号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。最初に、歳入全般、10ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
 佐藤委員。
○佐藤 明委員  歳入について2点ほどお尋ねしたいんですが、最初に地方交付税の問題であります。
 来年の歳出の問題です。せんだっての塩川財務相は、地方行財政関係での1兆円を切りたいと。いわゆる削減の問題がここに出されているわけですけれども、これは一体どのような影響があるのか。その辺、まず最初にお尋ねしたい。
 それから、二つ目でありますが、来年4月から自治体のいわゆる公金預金、これはペイオフによって対象になるわけですけれども、この影響度というのはどの程度あるのか、その2点を最初にお尋ねしたいと思います。
○委員長  大場総務部長。
○総務部長  第1点目の、地方交付税の減額による来年度の影響ということかと思いますけれども、いろいろなことが今報道されております。ただ、交付税制度についてこのようになるという決定事項ではございません。
 なお、地方六団体が挙げて、今、交付税制度等については現行制度を堅持するようにというふうなことで、地方六団体の臨時会等も開きながら要望している。まだ決定事項ではございませんので、現時点で来年度予算編成に対する影響というものについてはお答えいたしかねるものでございます。
 なお、二つ目の自治体のペイオフ解禁についてでございますけれども、これは私の職責というよりも、公金の保管ですから収入役の部分になるかと思います。私、個人として考えるには、やはり金融機関から今後は担保を徴収するのかなというふうなことが一番手っ取り早いのかなと、個人的には思っております。
 なお、職責上、もし不十分でしたら収入役の方からお答えいただければというふうに思います。
○委員長  後藤収入役。
○収入役  ペイオフの問題については、13市の収入役会の中でも非常に大きな課題になっておりまして、今まで種々検討、研究を重ねてきたところであります。来年4月にペイオフが実施されるというふうな事実は既に決まっておりますけれども、公金に対するその措置の仕方については具体的にはまだ一つも決まっていないというのが現状であります。
 非常に難しい問題がございまして、新たに保険制度を設けて、保険を掛けながら保護をしたらいいんでないかというふうな一提案もございます。しかしながら、全国の自治体の資金量に非常に大きな差があるために、保険料率を定めるというふうなことが非常に困難だというふうなことで、そこから先はちょっと進んでいない状況にあります。
 もう一つは、借入金との相殺というふうなことで処理できないかという問題があります。ただ、それにつきましても、借入金と預入金とが均衡している自治体については可能かと思いますが、それも非常にばらつきがあるというふうなことで、今後の課題というふうな形になっています。
 基本的には、私たちがどの金融機関が安全、確実かというふうなことを見きわめるというふうなことが非常に大切な課題でないかなと思いますけれども、さらに関係する団体の中で研究を進めながら、南陽市の対策について確立していきたいというふうに思っているところです。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  最初の1点だけ、重ねてお尋ねしたいんですが、部長のお話ですと、当然、まだ決定したわけではないというふうな、それは私もわかりますが、全体としてそういうふうな流れになっているのかなというふうに私思うんです。道路特定財源にしろ、さまざまな形でそういうふうな方策がこれからとろうとされていると。そういう状況の中で、常に地方自治体に対してそういった削減等が押し寄せてくると。これが最近ずっと続いているわけですけれども、恐らくそういったことで各自治体のところで非常に心配をされているというのが実態だと思うんですね。そういう点で、もしそういった場合どの程度影響があるのか、それだけお尋ねします。
○委員長  大場総務部長。
○総務部長  マスコミではいろいろ報道されてございますけれども、交付税を減額するということの裏には、今の税体系をどうしようかと。交付税の原資となる国税5税がございます。それらのいわゆる取り分を地方に戻すのか。そういったこととあわせてのお話ですから、表向き交付税の出口ベースだけの減額というようなことではございません。
 なおかつ、今のマスコミの報道の中で、南陽市でどの程度削減になるのかというものももちろん定かでないわけですから、影響がどうなるかということは現時点でお話しできるものではないというふうなことをお答えしておりますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  それでは、次に移ります。次に、歳出に入ります。第1款議会費から第7款商工費の14ページから21ページまでについて質疑ございませんか。
 7番桑原委員。
○桑原 仁委員  20ページの衛生費に関連してお伺いしたいんですが。実は、総務常任委員会で長井市の最上川浄水場の取水口を視察することがありました。南陽市の上水道で60%ほどそこを使っているということで、私も大変興味深く視察してきたわけでありますけれども、去る7日ですか、織機川で小魚が多く浮いたというような話がありまして、新聞も見ていたわけでありますけれども、我々南陽市民が飲んでいる水の上流でこのような状況が何度となく起きているわけでありますけれども、何か最終的にどこだったのかというような原因がわかっていないような新聞報道ですので、わかればその辺、情報があればお願いしたいなと思います。
○委員長  小田市民生活課長。
○市民生活課長  私の方からその点について若干申し上げたいと思います。
 先ほど委員がおっしゃられた発生源箇所につきましては、まだもって特定できるものはありません。先ごろ、発生で処理を終えた段階で、県の環境と市の方で各事業所の立ち入りを行ったり、あるいは消防署自体も消防の観点からの立ち入りを行って指導を行ってきたわけですけれども、やはり特定できるものはないということで、各事業所に対して注意を促す文書を渡しながら喚起を促しているところでございます。以上です。
○委員長  7番桑原委員。
○桑原 仁委員  何かどこだか特定できていないということですけれども、まだ特定できていないということはこれからも起こり得る可能性があるというふうなことで、我々にしては大変だなということを思っているわけですが。この辺は県の方に、これからも再三、水道部の方でもそんなことで調査をしているというのは書かれているわけですけれども、今後とも、前の話の中ではことしになってから30回ほどこんなことがあったと、これだけでなくてあるわけですが、この辺、本当に再発防止のために何かやっていることがあればお願いしたいと思います。
○委員長  小田市民生活課長。
○市民生活課長  再発防止に向けましては、今、私どもの課としまして、まず流れた水路の堆積物、それを何とか除去できないかということで、県の指導を受けまして考えているところですけれども、まだ具体的にまではいっていない状況であります。
○委員長  ほかにございませんか。
 21番岩井委員。
○岩井一敏委員  15ページの山鉄の経営支援に関連してお聞きをするわけですけれども、過日、宮内の議員団と地区長の方々で現地調査をやったときにも、山鉄の宮内地区の土地、要するに山鉄の宮内地区の駅の管内がよく荒れ放題になっているというふうなことで、視察をしながら何とか山鉄に要請をというふうな話にもなったんです。私たちも駅舎を中心にして駅前の、月に1回ずつ草むしり等の動員がかかるんですけれども、さらに、西の方に関しては、五十嵐さんの町内等で用地を借りて花畑等をつくっているわけです。
 しかし、全体の用地に関しては非常に荒れ放題です。特に東の方の警察寮の向かいあたりに関しては、畑にもならない、何としても草だらけというふうな状況になっていて非常に迷惑をしているわけですけれども、この辺の、山鉄の経営支援なんていうような項目がある。よって、きちっとした管理をしてもらわなければならないというふうに感じるところです。
 前の国鉄の時には非常にきれいになっておったんですけれども、山鉄になってからは荒れ放題というふうな状況になっておるようで、力がなければないように対策を打つべきではないのかというように感じるわけです。とりわけ、かなりな面積があるわけですから、その面積を売り払うとか、あるいは貸すとか等々の対策をしていただかないと、非常に荒れ放題になっていて各近隣の町内が非常に迷惑をしているというふうな状況にもあるわけで、近隣の町内で何とかせいというふうな言い方になっておるのか、その辺はわかりませんけれども、ちょっと総務部長とも話はしたんですけれども、その辺の基本的な考え方をお聞かせいただきたいというふうに思います。
○委員長  高橋企画財政課長。
○企画財政課長  今、委員おっしゃられた沿線の環境の関係でございますけれども、私どもも現場を見させていただいたり、山鉄との話し合いなども進めているところでございます。
 沿線住民との関係というようなこともございますけれども、それらの方々の御協力などをいただきながら環境整備をしていきましょうというふうなことで、話し合いを今やっているところでございます。
 なお、あわせて、環境を汚染をしている側溝等もございますので、これらの整備についても今計画をしているというふうなことでございます。
○委員長  21番岩井委員。
○岩井一敏委員  山鉄自体では対応の策がないというふうなことになるんだと思いますけれども、その辺は単に南陽の中の宮内駅だけでなくして、沿線に関しては白鷹までかなりあるというふうに感じるわけです。そこはおのおのの市町村なり町内が対応していると思いますけれども、その辺、やはり山鉄で何とも対策しようがないというふうなことになれば、丁寧にその市なり各隣接町内に話を持ちながら、何とかというふうなことが必要ではないのかというふうに思いますけれども、その辺はいかがですか。
○委員長  高橋企画財政課長。
○企画財政課長  今、委員おっしゃるとおり、山鉄自体にはそこまでする余裕がないというのが実態かと思います。やはり、地元の足として沿線市町がある程度援助していくというような形がないと、この経営は成り立たないというのが実態でございます。そんなことで、市でも経営支援を初め利用拡大協議会のメンバーとしても、いろいろ策を講じているところでございます。
 言われました環境美化の関係につきましては、きれいになった後では、ぜひ地元の方々にもフォローというか、御協力を賜りたいものだなというふうにお願いをしたいと思っているところでございます。今後とも御協力をお願い申し上げたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 3番松木委員。
○松木新一委員  3番松木です。
 6款1項の農業費3項農業振興費に関して御質問申し上げます。
 本年は大変な豪雪だったわけでございます。そのようなことで、除雪関係につきましては、土木費の方で農林サイドの果樹園の基幹農道等の除雪もしていただいているわけでございますけれども、独自にそれらの果樹園等の基幹農道への除雪の対応というようなことで、農林の方に予算措置ができないものか、第1点。
 また、一定の基準を設けて、担い手の農家等への助成とはなるかと思いますけれども、トラクターへのアタッチメント、特にスノーブロアーなどの購入に対する助成や補助制度、そういうものを設けることができないのか、その点お聞きしたいと思います。
○委員長  竹田農林課長。
○農林課長  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。
 ことしの1月の大雪によります被害は相当なものでございまして、除雪も累積5メーターというふうな状況で、まことに異常な時期でございました。
 そんな中、農林の農道の確保につきましては、例年どおり29路線、春先、3月ころになりますが、雪解け期に約40何キロでしたか、通算ございますが、そこは従来どおり除雪をさせていただいた経過がございます。
 2番目に御指摘がありました、では、そのほかの路線について、平地にも樹園地がございますのでそこに行くための農道、それを除雪、単独で補助なりを行ってやれないかということでありますが、実は果樹振興組合の方々ともいろいろお話をいたしまして、果樹の振興を図るには、従来の市でやっている20数路線の除雪以外にも拡大すべきだという御意見をいただいております。その御意見をいただきまして、どういう方法がいいのか。今、松木委員がおっしゃいましたアタッチメントに対する支援、補助ということもあり得るかもしれません。それから、除雪機械を購入いたしまして、それをお貸しするという仕組みもあるかと思います。
 いずれにしましても、こういう農業の阻喪な時代でありますので、果樹へのウエートをずっとかけていきたいと私どもも思っております。したがいまして、今のアタッチメント補助、それからレンタル方式、いずれがいいのか。それから、今後検討する価値は十二分にあるかと思っております。
 欲を言いますが、このようにして個人に貸し出し、もしくは個人に補助ということはあり得ませんで、あわせて地域、集団に対しての支援になるかと思います。そんなことで、ぜひこれを機会に、地域営農といいますか、地域こぞってその農地を守っていただく、地域営農の一つの足がかりとしてなればいいなというふうに、今現在、農林課自身で考えているところであります。以上であります。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員  ただいま回答をいただきましたとおり御検討いただいて、ぜひ次年度には予算計上していただけるよう要望いたしまして終わります。
○委員長  ほかにございませんか。
 7番桑原委員。
○桑原 仁委員  ちょっとどの項目だかわかりませんので、14ページの総務費、本来であれば企画なのかなと思っていますけれども、質問させていただきます。
 実は、先日、宮内の方の双松まちづくり委員会の方で金沢の方に視察に行ってまいりました。そこでは昭和初期の紡績工場を改良してということでの音楽堂だったようです。規模的には南陽市と違いまして、人口が45万人もいるところですから規模的には参考にならないわけですが、ああ、こういうものだなということで感心してきたわけでありますけれども、その中で、それについてはそのまちづくりの中で検討するということになるわけですが、実はボランティアの多さ、そしてさらには緑の多さということを感じてきました。
 その中でボランティアをしている人に若干聞いたんですけれども、「どんなふうにして緑をふやしているんだ」というようなことになったら、実は子供さんが生まれたときに記念植樹をしているということで、それも市の方から補助をもらって、花屋さんに行ってもらえばどんな木でも渡してくれるというような状況でした。植えることができないときにはどうするのかというようなことでもあったわけですが、それについては公園の方に植えて、あとは自分のうちとか好きなところに植えるというようなことだったようです。
 南陽市の方でも、できればそんなことで、子供さんが生まれたときに記念植樹できるような、もしかしてうちに植える土地がないということであれば赤湯の公園もありますし、宮内の公園にも「緑を守る会」ということでありますので、その辺と相談しながらすれば少しでも緑が多くなるのかなと思いますけれども。その辺御検討いただけるかどうか、市長の方にひとつお願いしたい。
○委員長  市長。
○市長  基本的には、南陽市は緑、木々が少ないと私は感じてございません。非常に緑、木々は多いと思います。ただ、今、桑原委員の発想は、お子さんが生まれたときの記念植樹という形であれば、今後議会とも、あるいはいろいろな方々とも相談しながら検討する余地はあるのかなと、こんなとらえ方をしたところでございます。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
 19番大坂委員。
○大坂正十四委員  農林に関連してお聞きしますが、ことしから36%というような減反政策が割り当てになってきて、この間の段階では33ヘクタールがまだ足りないということでした。南陽市として青刈りというものを進めながら達成したいというような説明があったわけですが、6月もいよいよ末。7月まで青刈りということになれば、達成しなくてはならないということになるんでして、現段階ではまずどのぐらいの見込みなのか、その辺をちょっとお聞きしたい。
○委員長  竹田農林課長。
○農林課長  13年度の生産調整の関係でありますが、今、大坂委員おっしゃいましたように配分率がことしは 36.44ということになりまして、面積にいたしまして 766ヘクタールを生産調整しなくてはならないというふうな状況であります。
そんな中、今現在どのくらい達成しているのかといいますと、 766ヘクタールのうちまだ33ヘクタール不足している状況であります。県内でもこの不足を生じている団体が数少ない中で、では私ども推進協議会でこの33ヘクタールをいかに減らして活性に向けて努力するかという点で、過日、水田再編の協議会を開きまして、この33ヘクタールにつきまして、いわゆるホールクロップサイレージ、それから青刈り、この二つの制度を設けまして御理解を願って、この33ヘクタールをすべて消化していただくような説明会を今現在やっております。
 各地区を今現在回っておりまして、そろそろ終わりますが、御意見を聞きますと、なかなか今の時期、難しいような状況があります。しかし達成しなくてはなりませんので、最大限、この青刈りにつきまして今現在努力しているさなかでありますので、御理解を願いたいというふうに思っております。
なお、青刈りを実施する場合には、ホールクロップの場合には穂が出てからですから9月ころになるかと思います。あと、単純な青刈りにつきましては8月以降になるのかなと思いますので、その辺の時点でさらに33ヘクタールがどの程度詰まるのか明らかになるかと思います。どうぞ御理解をお願いしたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費から第12款公債費の22ページから29ページまでについて、質疑ございませんか。
 20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  10款の教育費に関連して質問いたします。
 一つは、大変悲惨な大阪の池田小学校での8人の殺傷事件があって、また多数のけが人が出て非常に子どもたちの心を、また保護者の心を傷つけている、全国民にとって本当に悲しい出来事があったわけであります。日本の憲法に照らしても、非暴力を貫いている日本の憲法に対しても、非常に危うい事件だなというふうに私は感じているわけですけれども、今後、子どもたちのITの情報社会の中で、非常にこういった衝動的なものが広がる危険性といいますか、そういうものが心配されるわけです。メールでそういうものを私もやってみたいという者が多数出てきているというテレビのこともありますし、本当に安心して子供たちを学校にやることができない不安が広がっているのではないかと。
 これをどうするのかということで、やはりこれは学校だけで解決できるものではありませんから、本当に地域の人たちを含めながら、行政を含めながら力を合わせて、そういった二度と起こさない形をどこまでとれるか努力をする以外ないのではないかと思います。
 県の方でもこれへの対策がとられたようでありますけれども、南陽市としてどのような対応を、何らかの形をとっていく必要があるのではないかなというふうには思いますけれども、これは今まで以上に教師の人たちの危機意識といいますか、まず対応する意識も必要なのではないかなと思いますが、いかが考え検討されているのか、まずこの点、1点お聞きしたいと思います。
 あともう1点は、先回の新しい歴史教科書をつくる会の方での請願を出された件がありまして、私も、この問題は非常に将来大きな問題になるんじゃないかということで、私は反対の意見を述べたんですが、この検定が合格をなされたということで、隣国の中国、韓国から非常に大きな反対の声が上がって外交問題にまで発展してきているという状況なわけですね。やはり日本の国の、これまで侵略戦争、植民地支配、こういったものに対する反省をしっかりしなければ、今後の21世紀の平和というものは私は築かれないのではないのかなと。これをあいまいにした教科書というのはやはりあってはならないはずでありますから、今後、この問題に対して非常に、文部大臣も含めながら、また山形県の県の中でも予算委員会もあったようでありますけれども、木村教育長もこの検定された新しい歴史教科書をつくる会の本については慎重にしなければならないと、こういう答弁もしているようであります。
 私は、これが展示されて採択されるのかどうかという問題が今後出てくるわけでありますけれども、この本に対する教育長としての考え方、どのように思っておられるのかということが一つ。
 あと、いろいろな教科書の本が出てくるわけですけれども、これを採択された場合についてのいわゆる経過といいますか、情報公開等もやっぱり明らかにする必要があるのではないか。今までも教科書の問題については、非常にそういった点がなかったわけでありますから、やはり市民の人たちが、はっきりどういう経過の議論があって採択されたのかということを情報公開するべきでないだろうかと思います。これについて、まず御答弁をいただきたいと思います。
○委員長  手塚教育長。
○教育長  御質問の1点目の方の子供たちの安全について、まず申し上げます。
 あの事件があってすぐに、県の方を通して、平成12年度に出ている学校の安全点検について、文部科学省からのものを各学校に配付し、改めて点検をいただきました。それが1点目。
 2点目。教育委員会として、校長会等を考えましたが、全部の学校を一様にというふうなことよりも、小学校と中学校の安全対策でも違うし学校によっても違うというようなことから、2日間にかけて私は全部の学校を回らせていただきまして、校長に直接会って、その学校に合った安全点検並びに、教育委員会としての指導を行ってきました。
 指導の内容ですが、これはやはり基本的には塀を高くして扉を設けてというふうな考え方もあるようですけれども、今進めている、国としての施策の「開かれた学校」というふうなことと相まって、やはり1番目は学校できちんとした対策を練ると同時に、地域の方々と協力をして、地域ぐるみで学校を見ていただく、そういうふうな形の安全、それを進めていただきたいというふうにお願いしたところでありました。
 なお、各学校で学校としての安全点検をさらにやって、その結果を教育委員会としていただきました。それを見て、さらに教育委員会としてしなければならないことを、今、検討しているところであります。具体的に内容については、きのうの新聞、きょうの新聞とか、それ以前にもいろいろなところで言われているように、一つは具体的に言うと、火災報知機を万が一のときに使用する、そういったことについてどうかというふうなことやら、学校に非常ベルというふうなものをということも含めまして、教育委員会として小中学校全般にわたってしなければならない安全ということについて、今、検討しておって、まとめた上でできるだけ早い機会にそういったものを実施していきたいと考えているところであります。
 2番目の、教科書のことについて。つくる会の教科書について教育長の考えは、というふうなことですが、このことについてはすべての教科書について全部調査した上で、採択協議会の一員として意見を出しながら採択していくというふうな責任を持っておりますので、この場で一教科書についてのコメントは差し控えたいと思いますので御了解いただきたい。こんなふうに思います。
 なお、採択された上での経過についてですが、今委員おっしゃられるように、一つはどういうふうな形で教科書が出て、それが国で検定されて、それが採択協議会でこんな形でいろいろ議論があって採択されたというふうなその仕組みそのものについても、まだなかなか一般の方々はわかっていらっしゃらないようなこともあると思います。これはいつでも説明申し上げて差し支えないことでありますので、いろいろな機会に説明したいと思いますし、具体的に、今回、このような教科書をこんなというふうなことについては、採択協議会の委員の方々とも相談して、必要なことについては公開していきたいと、こんなふうな方向で今進むのでないかと、そんなふうに理解しています。以上であります。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  大阪の学校で起きた問題を通じて、今対応を図っておられるわけでありますけれども、今、学校を取り巻く問題というのは中と外の問題が出てきたのではないかなと。中の問題は、結局、子供たちの授業ができないという状況まで小学校から起こっている。中学校内でも今度はいじめの問題とかさまざまな問題が広がって、今はちょっと南陽市内では落ちついてきているわけですけれども。特に外からの問題というのは、新たな問題、大きな問題だと思います。
 例えば中学校の場合ですと、中学生から先生が暴力を振るわれるというぐらい体力が大きくなっていますから、外からの問題というのはそうはないのかなと端的に感じます。むしろ、外からの問題は、小学生の方が小さいですから危険なのかなという感じだと思います。そういったことを考えますと、今、教育長がおっしゃったように、非常ベルなり、また火災の予防機を鳴らすなりといった問題のやり方、予防の仕方の関係もあるだろうと思いますけれども。学校開放という問題と相反する問題になるわけですね。例えば、塀を高くして閉めたりするということまでやってきますと。
 私はやっぱり、学校というのは、明るく子どもたちが伸び伸びとするということが基本ですから、学校開放というのは、あくまでもきちんとそういうものを曲げてはならないものではないかと思いますから、そうでない方法でもって、未然にそういったものをできる限り防げる力、やり方というものを検討しなければならないというふうに思いますので、これはぜひ地域のPTAの方々を含めながら、地域全体でのそういうものをどのぐらいできるのか、学校の先生方、また職員の方々を含めて対応を図れる、そういうことをぜひきめ細かに一定程度検討していただいて、南陽市内、また山形県の中で、全国の中でこういったことが二度とないようにする方向にしなければなならないのではないかと思います。これは要望です。
 二つ目の問題についてですが、教育長のおっしゃっている方向は、考え方はわかりますけれども、私は外交問題にまで発展してきたということに対して、今後のこの教科書の採択をするに当たって、この問題についてどう考えるのかと。それも隣国なわけでありまして、日本の国が植民地支配なり侵略戦争をやってきた国、迷惑をかけた国からの問題です。私たちが逆の立場だったら日本がどう考えるんだろうかというふうに私は思います。そういった点、やはり外交問題にまで発展しているということを、どう重く受けとめるのかということを教育長としてどうお考えになりますか。このことだけお聞きしたいと思います。
○委員長  手塚教育長。
○教育長  ただいまの件につきましては、それぞれ専門家の立場でも、立場によって見方がいろいろ違ってきておるというふうなことがまず1番目であります。したがいまして、県の検定を受けた教科書という形の中では、検定を受けたということについてはいろいろな形の方々がよしとしたというふうな前提があるわけですので、その教科書をどう使用していくかというふうな問題になるかとは思いますけれども、今、外交問題というふうなことについては、これは私の立場では何ともできないもので、それぞれのそれに直接かかわる方々のお力を今後発揮していただいて、頑張って一つの方向を見つけ出していただくというふうなことになるのかなと思っております。以上でございます。
○委員長  暫時休憩いたします。再開を11時15分といたします。

   午前11時00分  休  憩
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   午前11時15分  再  開

○委員長  再開いたします。
 先ほどに引き続きまして22ページから29ページまでにつきまして質疑ございませんか。
 13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員  22ページの都市計画総務費について、3点ほど御質問したいと思います。
 増改築資金あっせん及び利子補給についてでありますけれども、昨年度、12年度のあっせんした金額はどのぐらいあるのか。また利子補給は幾ら負担したのか。それから、あっせんしたんですけれども、銀行の方で通らなかった件数は何件あるのか、まずお尋ねしたいと思います。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長  12年度の実績でございますけれども、これは12年10月から13年3月というふうに、創設したのが10年9月からですのでちょっと年度途中になっておりますので、全体的なことの回答でよろしいでしょうか。
 9年から13年3月末まででございますが、融資あっせん件数が 295件でございます。そのうち融資実行件数が 250件。融資あっせん額でございますが5億 9,980万円でございます。うち融資実行額が5億25万 1,500円というふうになってございます。利子の補給額でございますけれども、全体で 1,120万 338円というふうになってございます。12年度分につきましては、13年3月31日まで受け付けをして、7月末まで完成して届ければいいということになっておりますので、まだ12年度分については把握がし切れていない状況でもございます。
 あと、銀行から断られた件数ということでございますけれども、それは把握しておりません。辞退件数としていろいろな自分の都合とか、あるいは銀行から断られたとかいろいろございます。この融資あっせん額と融資実行額の差がそういった辞退したということでございます。以上でございます。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員  5億円ということで、大変この制度については、本当に荒井市長のすばらしい手腕を発揮した、みんな市民が喜んでいるという事業であります。そういう意味で、今のこういう不景気の世の中ということでいろいろな面で利用したいという方もふえておるわけであります。そういう意味で、せっかく市の方では通っても銀行の方で断られるというようなケースも、最近大分見受けられます。そういう意味で、やはり市の方でも緩やかな対応をしてもらいたいというようなことを市長の方からもお願いしたい、行政の方からも銀行の方にお願いしたいと思っております。
 また、限度額が 300万円というようなことでありますけれども、去年、まず50万円でふろ場を直したと。そして、ことし 100万円かけてトイレを直したいというような方もいらっしゃるわけでありますけれども、1回50万円借りるとあとは借りられないわけですね。そういうふうな制度に今なっておるというふうことでありまして、やはり貸す方は銀行で貸すものですから、やはり市の今の対応としては 300万円まで枠があるんだということを、50万円しか借りないとあと 250万円あるんだということで考えている方も大分市民の方で多いわけであります。そういう意味で、何とかその点を、枠内の 300万円まではいいですよというような方法をとれないんだろうかなと思っていますけれども、どうですか市長、その点お聞きしたいと思います。
○委員長 小野田都市整備課長。
○都市整備課長 今の制度ですと、やはり1回だけ借りてということになっております。融資あっせん申し込みに来た際には、50万円から 300万円までは利用できますよというふうなことで説明をしておりますので、その辺は利用される方は十分理解しているのではないかなというふうに思っております。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員   300万円までの枠があるわけですね。そういう意味で、見積もりは50万円ですから、そのときに来年トイレを直すからその分も借りておきましょうということはできないわけです。そういう意味で、50万円しか借りなくて、ことし 100万円要るけれどもというけれども、1回借りた人はだめですよと市の方でなっているわけですね。そういうわけになっておりますので、それを少し優遇して、 300万円までの間にそういう貸すような方向の改善するあれはないのかなと思いまして。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長  今の要綱では、委員おっしゃるような1回きりというふうになってございますので、その辺につきましては、今後、課内、部内で検討させていただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  伊藤委員御指摘のとおり、我々は利子は補給しますよと。ただ、借りるのは対金融機関と本人ですよということであります。銀行もこういう状況でありますから、市の制度だけではなく、民間に対する融資を含めて非常にきついものがあることは承知してございます。
 私も年2回くらい、各金融機関、南陽市に10店舗ありますが、お回りしながらそういう御指摘のようなことも申し上げ、あるいは市内の企業育成のためにもぜひ御配慮、御高配いただきたいということでみずから回っておりますので、今後ともこの姿勢を崩さず貫いて、市民の皆さんの企業あるいは住宅設備等の工事がさらに進むように努力はさせていただきたいなと思っております。以上です。
○委員長  21番岩井委員。
○岩井一敏委員  23ページの除雪機購入に関連してと、25ページの教育費に関連して簡単にお聞かせをいただきたいというふうに思います。
 先ほどロータリー車というふうなことで、ことしのかなりな大雪に対応しての来年度の対策というふうに考えるわけですけれども、過日も地区長会との懇談会の中で、何とかひとり暮らしの年寄りがいたり、あるいは夫婦の老人がいたりする町内が非常に多くなっていると。よって、町内で除雪作業を手伝わなければならないような状況があるというふうな話などがあったり、なおかつ、今の除雪体制に関しては、歩道橋まで埋め尽くして、歩道優先の除雪でなくして、車優先の除雪態勢になっている。よって、歩道に対する対策を何とかというふうな話などが出ました。
 福祉面、歩道対策等々、置賜管内でもやられているところがあるようですけれども、町内単位ぐらいでの除雪機、今言った老人対策、それから歩道対策の除雪に対しての補助、あるいは除雪機を貸し与えて町内等で除雪をする、そんなことが検討されてもいいのではないのかという話が出ましたけれども、ことしの大雪に対する、おおよそこのロータリー購入の予算がつくからには、今年度の総括会議と来年度の指針が打ち出されたというふうに思いますので、ことしの反省、来年度の方針等ができたならばお聞かせをいただきたい。
 二つ目。25ページの小学校問題等で、きのうも資料、学級編制定数一覧表をもらったんですけれども、お聞きするところによると、現在の小学生 2,255人が、あるいは中学生 1,300人が、平成20年には中学生で 1,000人、小学生で 2,000人等に減っていくというふうな話をお聞きするわけです。この少子化に対して教育委員会で、中学校の学級再編問題に関してはお聞きするわけですけれども、中学校、小学校等でどのような減少に対する話し合いがされているのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。
○委員長  市長。
○市長  最初に除雪関係ですね。岩井委員言われるようなことも、これは地区であるかと思います。できるだけ行政に頼った方がいいだろうというふうな発想もこれはわかりますが、我々も限られた予算の中で、限られた限度いっぱいに、昨年はああいう豪雪でありましたからやらせていただいたと思っております。特に私が市長になりましてから歩道の除雪機もさらに投入もさせていただきましたし、たまたまそういう事例があったのかなと、しかも豪雪だったなという反省はしております。
 今回、ロータリー車を導入しようというのも、これは実は国の国庫補助を待ってということで申請はしておるのですが、なかなか順番が回ってこない。そういう意味合いから、豪雪ということで国土交通省の方から 1,645万円いただいたということは議会にも報告しております。それに多少足してロータリーを買えば、交差点の問題あるいは道路幅もきちっと排雪できるのかなと。今の状況ですと、ブルとダンプではなかなか連携がうまくいきません。ロータリーの場合は、ダンプを後ろにつけながら、わきにつけながらきちっとした除雪ができるだろうと、こういう反省を踏まえながら今後の除雪体制を組ませていただきました。
 なお、ひとり暮らしの老人世帯、去年も 190軒ほどありましたし、その方はいち早くさせていただきましたし、市の職員もボランティアとしてそういうひとり住まいの老人関係の雪おろしにも動員をさせていただいた経緯がありますから、これからもできるだけ雪を克雪するような形の中で頑張っていきたいなというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。
○委員長  2点目につきまして、山水教育次長。
○教育次長  少子化についてどのように話し合いをしているかというふうなことですけれども、中学校については、先ほど委員おっしゃられましたような統廃合というふうな形で話し合いが出されております。小学校について、少子化について、今のところ統廃合とかそういうふうな話、考え方というふうなものは出ておりません。以上です。
○委員長  21番岩井委員。
○岩井一敏委員  除雪問題に関しては、市長が言うことに関しては理解をするところでありますけれども、ぜひ行政でやられる除雪体制と、それから一歩下がった町内での対応というふうなことも、地区長さんあたりのいろいろな行動の中には出てくるというふうに思いますので、その辺管内のいろいろな除雪体系などを踏まえながら、聞くところによると、小さい除雪機に対して補助を出す、あるいは除雪機を購入して町内に与える等々のことがされている置賜管内の町村もあるようなので、その辺なお関係機関の中でいろいろ調査をしていただいて、やりやすいような、地区長さんのいろいろな答えに対応していただきたいというふうに思っているところでございます。
 小学校の対応はわかるんですけれども、このように少子化になる現実が今目の前にあるわけですから、これに対して対策としてやるべきことはないのかというふうな質問でありますのでお聞かせをいただきたい。
○委員長  手塚教育長。
○教育長  今、次長が答弁したとおりですけれども、小学校については、地域との結びつきが中学校よりもいろいろな形でやはり深いといいますか、自分の地区から小学校がなくなるというようなことについていろいろ考えられることもあるし、中学校の場合ですと教科担任制なので、余り人数が少なくなってくると教科の先生もそろわないなんていうふうなことで統廃合ということを考えているわけですが。
 そこで、現実問題として 100名にも満たない小さな小学校があるわけですけれども、そういった小さい学校をどうしていくのかというふうな、今、現実問題というような御質問だと思いますけれども、一つ考えられることは、大きい学校で養われるようないわゆる資質、それを小さい学校でどう養っていくかというふうなことが非常に課題だと思いますので、その辺についての私どもの研究をやはりこれからしていかなければならないというふうな段階であろうというふうにはとらえております。以上です。
○委員長 市長。
○市長  岩井委員お尋ねなのは、少子化に対して教育委員会としてどういうふうに考え、とらえているかという御質問のように私は受けとめたんですが。そうですよね。
 一般質問の中でもお話し申し上げたとおり、少子化対策は非常に大事な課題でありますから、結婚相談員の方々を委嘱しながら、何でシングル指向がふえているのかなという心配もありますし、結婚してもなかなかお子さんを産んでいただけないというのも実態でございます。るる三つほど理由を挙げてせんだって説明申し上げたわけでございますから、行政としてはできるだけ子育てがしやすいような環境づくり、これが一番大事だろうということで、乳幼児センターをつくったり、あるいは「すくすくサポート」を支給したり、あるいは保育延長をさせたり学童保育をさらに拡充したり、いろいろな施策をとっておりますが、基本的に市民の皆さんが議会を含めて総仲人的になっていただきまして、やはりペアを組ませていただかなければ、なかなか少子化の問題でも前向きに進まないだろうと大変私自身も心配をしております。
 南陽市人口は自然減で毎年減ってございますから、お亡くなりになる方が多くて生まれてくる方が少ないので、非常に心配をしている現状であります。とにかく少子化というのは南陽市以下全国の課題でありますが、できるだけ我々も子育てがしやすいような環境づくりに、今回も就学児童までとにかく全員に公平にやろうというふうなことで、所得制限を撤廃しながらいろいろな施策も打ち出されますので、これからもよろしく御指導と御協力を賜り、御理解をいただきたいと思います。以上です。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員  10款の教育費に関して質問させていただきたいと思います。
 私は昨年の9月の一般質問の中で、南陽市内の有害図書、ビデオ自販機の撤去について御質問申し上げたわけでございます。やはり青少年の健全育成という中で、環境浄化の一端として自販機の撤去をぜひお願いしたいということで、まずそれから、昨年9月からどのように対応していただいたか。なお、現在何カ所の設置があるのか、まず御質問申し上げます。
○委員長  土屋課長。
○社会教育課長  お答え申し上げます。
 現在、有害図書の設置については市内2カ所でございます。昨年1カ所撤去されまして2カ所になりました。以上でございます。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員  あとの2カ所につきまして、昨年9月現在で、その自販機の契約はいつからいつまでであるのかお聞きしたい点が第1点。そのときも私申し上げましたとおり、一たん契約するとなかなか撤去が難しいというような中で、再更新はしないように、社会教育団体また地域の防犯協会、また行政とタイアップして、ぜひ撤去活動をしていただきたいというふうに申し上げてございますので、その辺のあと2カ所の契約状況等についてお示ししていきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  あくまでも個々の契約でありますから、議会でどういう契約になっているということは個人のプライバシーにかかわることでありますから、そういう質問には答弁をいたしかねます。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員  わかりました。
 では、そちらの契約期間等については結構でございますので、ぜひ契約期間前に再更新されないように、ぜひ先ほど申し上げました社会教育団体、防犯協会、地域の方々、そして行政がタイアップしまして、ぜひ南陽市内から1カ所もないような社会環境にしていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料の30ページから35ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第42号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第43号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第43号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年度6月定例会 予算に関する説明書により 議第43号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、46ページから56ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第43号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第44号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第44号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年度6月定例会 予算に関する説明書により 議第44号ついて説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、64ページから69ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第44号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第45号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第45号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算 
(第1号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年度6月定例会 予算に関する説明書により 議第45号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、78ページから85ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第45号 平成13年度南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第46号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第46号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。山口光幸水道部長。
 〔水道部長 山口光幸 登壇〕
○水道部長  〔平成13年度6月定例会 予算に関する説明書により 議第46号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、90ページから99ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第46号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上で本委員会に付託されました補正予算5件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝を申し上げます。

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      閉       会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
 御起立願います。どうも御苦労さまでした。

   午前11時53分  閉  会