平成13年9月定例会予算特別委員会 9月18日(火)10:00~12:04

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     栗  原  晴  峰  委員長        須  藤  清  市  副委員長

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本日の会議に付した事件
議第54号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第3号)
議第55号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議第56号 平成13年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
議第57号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議第58号 平成13年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)
議第59号 平成13年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議第60号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)

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       開      会
○委員長(栗原晴峰委員)  御起立願います。
おはようございます。
着席願います。
これより予算特別委員会を開会いたします。
ただいま出席されている委員は22名全員であります。
これより予算の審査に入ります。
本委員会に付託されました案件は、平成13年度補正予算7件であります。

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 議第54号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第3号)
○委員長  初めに、議第54号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。大場総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年9月定例会 予算に関する説明書により議第54号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
 最初に、歳入全般、10ページから15ページまでについて質疑ございませんか。
 15番佐藤委員。
○佐藤寿哲委員  12ページ、14款の財産収入ですが、学校林の立木売払収入というふうに説明を受けたところです。たしかこれは漆山中学校の学校林じゃないのかなと思いますが、学校林を育てるのに市として植林とか下草刈りとか、今までどのくらいの支出をされてきたのかお聞きしたいと思います。
○委員長  山水教育次長。
○教育次長  今の質問ですけれども、確かに学校林の方の売り上げについては漆山中学校分であります。それから、市の方でどのぐらいやったかということについてですけれども、学校林についての管理それから運営等については、各学校の財産を管理しているところと、それから学校において管理運営等をやっておりますので、市からの職員の派遣等、そういうものはないというふうに思っております。以上です。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤寿哲委員  たしかそのようなことだろうと思います。私たちよりも先輩の方が、自分たちの子供を連れて植林をなさった。私の場合は下草刈りに子供と一緒に行って下草刈りをしたと。1年生は何人、2年生は何人、3年生は何人ということで、3年生の生徒と父兄が学校林には携わってきたんです。ですから、村のといいますか、漆山地区なら漆山地区の方々が大分前から、南陽市になる前から携わってきた学校林なはずです。それを伐採して売る際に、ある程度の説明がないと、ただ単に学校林を売ってだれかにやったのかと、こういう話が専らだったんです。
私もちょっとその辺、調査といいますか、調べるのが遅かったんですけれども、もしそういうふうにして学校林を売るというならば、今まで一生懸命植林や下草刈をした方々にそれなりの通知といいますか、周知をすべきじゃなかったのかなと。もし今後そういうことをするとするならば、ぜひ周知をしていただきたいと。
そうでないと、自分たちがしたものをどこかのだれかが切って売って、あとどこに金が入ったのかわからなくているというのが地域住民の方々のように思います。
そんなことで、もし今後こういうふうなことをする際には、ぜひ教えていただきたいというか、地域の方々に納得のいくような方法で、文書でも結構だと思いますけれども、PTAを通じてというと、今のPTAの方々はほとんどこれにタッチしない方々でありますから、できるならば文書ででも結構ですから、各家庭にそれなりの周知をしていただきたいものだなと。
もし今までしてなかったとすれば、これからでも結構ですから、ぜひしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長  山水教育次長。
○教育次長  今回は漆山中学校というふうな学校林だったわけですけれども、それらの伐採については、まず学校と相談をしてから始めております。
というのは、今現在、委員おっしゃられるように、学校林の管理運営というものについてはほとんどやっていない状況であると。何年か前まではPTAとか、あるいは子供たちとともに下草刈り等をやっていたわけですけれども、現在はもう木が育って、そういうことを行うことも容易でないというようなことから、携わってなかったというふうに聞いております。
 それで、周知の方法なんですけれども、学校に相談をして、財産を管理している人たちに集まっていただきまして、じゃあ今後どうするんだということで、この議会でもお話し申し上げたと思うんですけれども、ちょうど50年たって返還の時期に来ているということで、どうすると相談申し上げて、木を伐採して更地にして返さなければならないというふうなことがあって、3年間でその伐採というようなことが決まったわけなんでした。だから、地区全体の方々に対して周知をしてなかったという件については、今後、委員おっしゃられるような方向でやっていきたいと思います。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  では、次に歳出に入ります。第2款総務費から第7款商工費の16ページから23ページまでについて質疑ございませんか。
12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  2点ほどお尋ねしたいんですが、最初に16ページの第2款総務費7目企画費に関連いたしまして、置賜広域行政事務組合についてお尋ねしたいと思います。
せんだって7番議員から多目的ドーム等について質問されたわけですけれども、私も昨年の12月ですか、一般質問した経緯等がありまして、現在、理事会などで東郡が30億円、西郡が17億円の金額でもってドームをつくるというようなお話だったようでありますが、財政関係についてお尋ねしたいんですが、償還の関係と負担金、せんだって市長からるる答弁あったわけですけれども、これは30億円に対しての負担金なのか、それとも17億円が含まれての負担金なのか、その辺、まず第1点お尋ねしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  せんだっての桑原議員の御質問にお答えしたとおりでございまして、南陽市は、米沢、南陽、高畠、川西と30億円に対する負担をしましょうということで、あくまでも地総債、これは15年償還という形になるわけなんですが、15.4%の負担ですから、金利含めて4億 5,000万円ちょっとが南陽市の持ち分になるということでございます。
なお、つけ加えさせていただきますれば、今月の14日、置賜選出の9人の県議の先生方と3市5町の首長が集まりまして、このドームに対する県の補助要請をいたしたところでございます。
40億円で中途半端なものをつくらないで、むしろ硬式野球ができるくらいのものをつくったらどうだというのが県議会議員の先生方の御意見でありましたが、果たしてじゃあ県ではどのくらいの補助をいただけるのかというのが我々の主張でありまして、それは頑張って煮詰めようということでありますから、今の段階では40億円ということでございますが、硬式の野球ができるようになれば恐らく50億円を若干超えるんだろうと。その分は今の規模からいけば3市5町では負担し切れないということを我々理事者の方は強く申し上げておきました。
我々も頑張って、県内でも初めてのドームでありますから、正式なものがあった方がよりベターなことは理解しておりますが、どうかひとつ我々に負担のかからないようによろしくお願い申し上げたいということで14日は打ち合わせ会が終わった次第でございます。
30億円負担で、地総債、15年ということで、4億 5,000万円が南陽市の金利含めての負担に今のところ見込みをいたしておるところでございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  東郡というか、2市2町ですね、これの30億円と。私、この間お聞きしていて、3市5町の、つまり47億円の中の負担かなと、こういうふうに思っていたわけでしたが、今の説明でわかりました。
そこでお尋ねしたいんですが、30億円の負担、4億 5,000何がしと、あとそのほかに負担金がたしか 1,700何がしというようなお話を聞いているんですが、これは15年ですか、それとも20年の償還というふうなお話を聞いているんですが、その辺、正確なところをまずお聞かせいただきたい。
それから、2点目でありますが、理事会で当初決められたというようなお話でありました。置賜広域の議会もあるわけですけれども、これは議会で決定されたのかどうか、この点お尋ねしたい。
それから、もう一点でありますが、今市長から、置賜県議団9名ですか、先日3市5町の首長さんとのお話の中で、できるならば軟式でなくて硬式の球場もと、しかも50億円以上かかるのかなという今のお話でしたが、またふえるのかなというふうな印象だったわけですけれども、今何しろ財政、あるいはその他の自治体も不況の中で大変な状況だと思うんです。そうならば、もっと別な施設というのは考えられなかったのかなというふうに思います。
例えば、例えばの話ですが、今、特老というような、せんだっての市長答弁でも明らかなようですが、待機者が相当いるというお話をお聞きしました。厚生常任委員会でもそういうお話を聞いておりますが、置賜管内では相当いるというふうに思われます。 700人、 800人とも言われているようであります。ならば、そういった特老などのホームなども含めて検討できなかったのかなというふうに私は思うんです。
例えば特老をつくれば、そこに雇用ができ、あるいは地元発注できればある程度の業者の皆さんや地元のいろいろな業者の皆さんが潤うと、こういうふうになるんではないのかなと思っているんですが、その辺いかがなものですか。
○委員長  市長。
○市長  最初に、千七百何十万円出さなければならないという件は承知してございません。あくまでも4億 5,000万円強のその負担を年次によってやりましょうということでございます。
それから、2番目のスポーツドームでなく特老施設というような発想はなかったかということでございますが、全くございません。
と申しますのは、従前にも申し上げたとおり、あそこにクリーンセンターを、クリエイトをつくるときに高畠町との合意がございまして、余熱を利用したスポーツ型の施設をつくるというふうな覚書があるわけでございまして、その内容等につきましては過去の全協ないし議会でも私から申し上げた経緯がありますので、今回、特老をつくるということは最初から範疇外にあったということで御理解いただきたいと思います。
 議会で決定されたのかということについてはまだ正式に決まってございませんから、恐らく全協あたりでそういう話を理事長の方からいただいたのかなと思います。議会に私は出ておりませんので、3名の議員の皆さんが出ていらっしゃいますから、その辺は議員の方から確認を後ほどさせていただきたいなと思います。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  その負担金は4億五千数百万円というふうなお話だったわけですけれども、管理運営等について、これも置広の理事会等で全部案として出されたわけでしょう、これ。出されてないと、市長は今、承知、聞いてないというようなお話だったわけですけれども、これはお話によりますと理事会でちゃんと案として、負担金は4億何がしというふうになっているわけですけれども、管理運営等についてはちゃんと案として出されていると、私このように聞いているわけです。ですから、これは 1,700万円ほどというふうに聞いておるんですが、その辺、事務方、もし確認できればお願いしたい。
それから、もう一点は特老の件でありますが、さっきも言ったんですが、これは確かに高畠町との六つの覚書ですか、これは前にも私が質問したとき市長から答弁あったわけですが、これがあったというふうなお話でありましたが、余熱を利用する場合、最初は簡単なものだったと思うんですが、だんだんだんだん議論が白熱する中で今日に至っているというふうな経過もあると思うんですが、ならばそういうふうな話も出てもしかるべきでなかったのかなと。
市長はどのように考えているかわからないんですが、改めて問いたいと思うんですが、そういう方向性も考えても悪くないんではないのかなと思うんですが、いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  管理運営費の件については、まだ理事会では、せんだっての14日の県議団の先生方の話し合いでも、「まだ検討はしておりません」という理事長の答弁でありますから、当然我々は承知をいたしてないところでございます。
それから、もう一つ、そういう約束事であっても特老なんかがいいんじゃないかと、佐藤委員の提案でございますが、当初からそういう考え方はございませんし、特老はおのおのの自治体の中で社会福祉法人がやっておられる事業でありますから、置広全体として特老をつくるということは今のところは理事長初め我々も全く視野にないということでございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  そのこと自体はわかりました。南陽の議会ではそういう話があったというふうにお伝えいただきたいと思います。
それから、20ページの第6款農林水産業費の2目林業振興に関してでありますが、松くい虫が南陽市に限らず全国的規模でどんどんどんどんふえているというのが実態だと思うんです。
せんだって、私、私用で関東近県に行ってきたわけですけれども、その帰り道、海岸端をずっと歩くと、やっぱりこっちと同じように非常に松くい虫が、そっちこっちで枯れている状況がいっぱいあるわけですね。これは皆さん皆気づいていることと思うんですが、この対策等について、南陽市だけでなく、いろいろな形で県も国もやっていると思うんですが、今ここで歯どめをかけないと大変なことになるのではないかと思っているところでありますが、市の考えはどのように考えておられるかお尋ねしたいと思います。
○委員長  竹田農林課長。
○農林課長 ただいまの松くい虫の対策について御回答申し上げたいと思います。
全国的な松くい虫の被害の状況でありますが、1979年、今から22年前になりますが、そのときがピークでありまして、その当時 240万立方メートルがその被害に遭っているというふうなデータがございました。99年にはじゃあどの程度あったかと申し上げますと、71万立方メートルの被害面積でありまして、当時、22年前から比べれば3分の1に減ってまして、全国的には減っている傾向にあるというふうな記事がございました。
うちの方の南陽市の取り組みでありますが、57年から毎年、13年、今年度もやっているわけでありますが、トータルいたしまして約本数にして 7,000本を伐倒駆除やっておりまして、金額にいたしまして1億円相当の投資をやっておる状況であります。
この松くい虫、対策はやっているんでありますが、非常に目に見えるような形で減ってないというのがこの山形県の実態でありまして、県の方でもその予算の獲得に非常に苦慮している状況にあるかと思います。
この計画、本来、森林病虫害は県の事業でございまして、県が主体的にやる事業となっておりますが、そのほかに市町村が自主的な計画を組めというようなことで、市町村みずから主体的な部分について市町村が計画を組むというふうな状況になってまして、3年ごとにこの計画を組みますが、私どもの計画に沿った形で今3年を経過しております。
そんなことで、それでも不足しているわけでありますから、今後、自主計画、私ども組む場合には、さらに従来の計画を上回った形で計画を組んでまいりたいと思いますし、それに伴う財源については、過日、13市の農林課長会議もございまして、その中で県の担当の方に補助の獲得を十二分に要請してまいりました。
一方では、全国市長会の中でも松くい虫の対応の取り組みの強化については毎回出されているような状況でございまして、今後さらに強化した計画を組むと同時に、県それから国に対して補助の拡大をさらに要請していきたいなと考えております。以上であります。
○委員長  市長。
○市長  なお、この松くい虫の駆除、伐倒して焼却しては追っつきません。正直な話、山のてっぺんにもあるだろうし。それで、何が一番効果的なのかなということをお聞きしましたら、やっぱり空中散布だろうと、こう専門家は言っております。しかしながら、空中散布をすれば動植物に影響あるから自然保護団体では反対ですよということで、非常にジレンマに陥っているのも事実でございます。
せんだって、武部農林大臣が赤湯に見えたとき、私も松くい虫を取り上げまして要請をさせていただきました。日本には優秀な学者先生初めいろんな方々いますから、空中散布でなく、もっと効果的に松くい虫を駆除できる方法を政府で資金を出しても研究していただきたいものだということも強く申し上げた経緯がございます。
北海道東北林業ブロックの会議に、赤湯温泉でありましたが、私、出させていただきました。そのときに松くい虫の駆除の方法がわかったと山形の林業組合の会長が言っておりました。史跡に残るような公園とか、あるいは近くの松にできる対応を東北電力で考えたと。何かその松に10万ボルトの電流を流せば松くい虫はヒトコロだというような話でありましたが、果たしてまだ実験の段階でありましょうから、そういうものがどんどん出てくれば、少なくとも妹背の松とか公園の松とか、そういうものが守れるのかなというふうなとらえ方をしてきたところでございます。
いずれにせよ、松くい虫、非常に大きな問題でありますから、我々も心配しながらできるだけ伐倒駆除をお願いしておりますが、なかなか追っつくものではないということも御理解をいただきたいものだなと、かように思います。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  大変丁重なる答弁をしていただいて大体わかったわけですけれども、今までかかった経費が相当、億ぐらいかかっているというふうなお話であったわけです。しかも、本来ならば県主体になってしなくちゃならない事業だというようなお話もお聞きしまして、それでいろいろ県、国等にもさまざま事あるごとに要望していると思うんですが、実際私たちの地域でも見ますと非常にその影響があるわけですから、景観上も非常にみくさいというか、そういうこともあるので、しっかりした対応をしていただきたいということであります。
○委員長  要望でよろしいですか。(「いいです」の声あり)はい。
11番小野委員。
○小野健一郎委員 21ページの4款1項1目19節、置賜公立病院管理運営費負担金に関連してお尋ねいたしますが、公立置賜南陽病院の入院患者のベッド数でございますが、50床ということに相なっておるわけでありますが、聞くところによりますと、その月その月でいろいろ違うようでありますけれども、利用率が、35床、あるいは30床、あるいは25床というふうな利用の状況だというふうに聞くわけであります。このことは公立置賜南陽病院の運営にとって大変大きな厳しい問題ではないかなと思うんですが、今までの利用率の状況、さらには利用率を高めるための対策、あるいは運営費を含めた対策についてお尋ねしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  ベッド数に対する入院患者数につきましては、担当の部長ないし課長の方から答弁をいたさせます。病院全体の経営のあり方につきましては、私の方から申し上げたいと思います。
11月から3月までの決算におきましては、ほぼ予定どおり推移をしたというふうに決算概況の中でお聞きをいたしておるところでございますが、年度がかわりまして、4月からの状況は非常によくない状況であります。
今回の補正におきましても、半年間で1億 1,500万円の繰り出しをしていただけないかというふうな話が南陽病院の方からございまして、我々も基幹病院の方と連絡連携をとりながら、やむを得ないんじゃないかという腹を固めたところでございましたが、長井あるいは飯豊、川西、こういう自治体は9月の補正ではできかねると。3月のある程度精算ができつつある状況の中で考えましょうということでありますから、我々も今回は補正には盛らなかったわけでございます。
9月の補正を組むに当たっても、半年で1億 1,500万円ぐらいの経営赤字が出るということでございますから、2億円ほど資金を留保しておけということで、病院に備える資金留保を直接私の方から予算の編成の中で指示をいたしたものでございます。
どのくらいの負担になるのか、南陽病院だけでも2億数千万円と、あるいは基幹病院の負担、あるいは建物、県が8割・2割の負担、そういうもろもろのことを考えると、今の南陽病院を維持するには非常に南陽市の財政を考えれば苦しい立場に追い込まれるだろうなと。そんな実感として受けとめをいたしておるところでございます。
しかし、まだ正規な1年間の決算が出ない状況でありますから、次の施策は何だというようなことも、これは一番はやっぱり医師の交流を図っていただきながら、手術をこっちの先生が向こうに行ってして、その患者をこっちによこしていただけるようなシステムもまた必要だろうということは強く申し上げているところでございます。
先生がいっぱいいれば黒字になるのかというふうなことも言われますが、やはり市民の皆さんは、一番は、これは開業医の先生含めてですね、患者と先生の信頼関係で私は結ばれておるだろうと。病院が立派だとか、あるいは設備がいいからだとかいうもんじゃないだろうと。あくまでも担当する先生と患者の信頼関係が一番大事であるということもこれは認識を強くしていかなきゃならないだろうと思います。
現状ではそのような状況でありまして、50人のベッドございますから、17人の看護婦さん、それに宿直医の先生を含めれば、やはり膨大な投資にならざるを得ない現況下であります。来年の決算を見ながら、議会ないしあるいは市民の皆さんと南陽病院のあり方について議論をしなきゃならない時期が来れば議論をぜひさせていただきながら、経営的に、あるいは市の財政を考えた場合、どういう方法がいいのか皆さんと議論をさせていただきたいなと、かように現状では思っておるところでございます。以上です。
○委員長  斎藤市民福祉部長。
○市民福祉部長 公立置賜南陽病院の入院ベッドの稼働状況といいますか、そういう関係についてお答え申し上げます。
5月でございますが、1日平均30.5人、6月が31.2人、7月が30.4人、8月が29.5人と、このように毎月減少傾向にあるようでございまして、公立置賜南陽病院につきましても、やはり収益性確保のために、今現在は3対1の看護基準になっておりますが、これを 2.5対1の看護基準に改めまして、診療報酬が少しでも増加するような対策をとっているところでございます。
なお、今後の見込みにつきましては、市長が今申し上げたとおりでございますが、今後の入院患者の利用動向等を見なければはっきりした数字は試算難しいわけでございますが、大幅な収益悪化が予測されているところでございます。
今、公立置賜南陽病院の事務局とともに平成14年度の予算編成に向けた考え方を事務的ベースでいろいろ協議検討しておりますが、公立置賜南陽病院の機能についても見直しを、見直しといいますか、入院機能等についてももう一回改めて検討する必要があるのではないかと、このようなことで事務局で今打ち合わせに入っているところでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
21番岩井委員。
○岩井一敏委員 二つほどお聞かせいただきたいと思います。
一つは、17ページのIT講習会の現況と予算状況。二つ目は、21ページの水道会計の繰り出しに関して、先ほど説明があったんですけれども、もうちょっと詳しく担当部長からお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  佐藤総務課長。
○総務課長 お答え申し上げます。
IT講習会については今年度に入りましてから実施しているわけでございますが、3期に別けて実施をしております。今第2期に入っているようですが、第1期の既に実施済みのところについては、 660名ほどの募集に対して9割以上の受講者がおりました。大変御好評いただいて実施することができました。
第2期についてはサブ会場というようなことで各小・中学校も会場にして予定させていただいております。なるべく近くで受けられるようにということで計画させていただいておりますが、今の募集状況については若干低調というようなことで、これからPRに当たりたいと思います。
 なお、予算状況についてはすべて国県の補助をいただいて実施をさせていただいております。以上です。
○委員長  山口水道部長。
○水道部長  後で水道の方でも補正予算お願いしておりますけれども、一般会計からの 1,200万円の出資お願いでございますけれども、内容等につきましては、石綿管更新事業という国庫補助がありまして、それが南陽市で 3,000万円の補正予算と合わせて今年度1億 2,000万円ほどの事業になります。それで、国の補助事業を受けて石綿管更新事業を行うわけですけれども、市町村に対して今年度から山形県においても水道事業基盤安定事業として補助金の交付制度が設けられたということであります。
 その場合の条件としてですけれども、県と同様に市の方からも一般会計から同額の繰り入れが必要だということで、国庫補助基本額の10分の1ということになっております。内容等につきましては、国の補助が4分の1でありまして、市から10分の1、それから県から10分の1ということになります。
南陽市においては、石綿管の残存管ですけれども、県下においてワースト5本の指に入るというような状況でございまして、今後計画的にこれらの補助制度を利用いたしまして整備を図ってまいりたいと思っているところでございます。
○委員長  21番岩井委員。
○佐藤 明委員  先ほどのITの件での1期目では大好評だったということで、2期目に関しては、場所を変えたということでちょっと戸惑っているのか、広くPRなってないというふうなことなのか、その辺の反省も含めて3期目の実施ということになると思いますけれども、その辺などももうちょっと反省点を踏まえながらPRして、利用したいという人に関してはかなりおるようでありますので、その辺などどう考えているのかお聞かせいただきたいと思います。
あと、今大体わかったんですけれども、石綿管に関する厚生省のとらえ方、例えばアスベストに関してはかなり太鼓をたたいて、絶対だめだというふうなことで厚生省が各給食室関係から含めてかなりきついお達しを出した経過があったんですけれども、この石綿管に関するとらえ方。 例えば、南陽市の中でも石綿管を全部残存的に回収をするということになると、かなりな年数がかかるなんて聞いたことがあるんですけれども、何キロの残存石綿管があって、全部撤去するに当たっては何年かかるのか。この辺なども含めて、この石綿管は絶対だめなんだというふうなとらえなのか、もう既に今利用しているから大丈夫なんだというとらえなのか、その辺の感覚的な厚生省と現場の関係というものもあると思いますので、その辺などちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  佐藤総務課長。
○総務課長 お答え申し上げます。
特にというふうなことで、学校施設を利用して今回サブ会場ということで入れたわけでございますが、学校開放について、例えばグラウンドとかそういうところ、体育館とかは利用しておるわけなんですが、学校の教室を利用するということは、学校開放、初めてのケースでありますので、その面でも受講者が戸惑っているのかなというふうな感じもしております。
なお、今後、近くで受けられる体制をとっているわけですから、積極的にPRをしてまいりたいと思います。
また、第1期で約90%近くの方々が受講いただいているわけなんですが、初歩的な部分よりももう少しグレードを上げて実施してほしいというような要望がございました。そういうことで、一定程度初歩的な方については充足しておるのかなということもありますので、第3期目あたりにその辺のことを対応できるように計画をしてまいりたいと思っております。以上です。
○委員長  山口水道部長。
○水道部長 石綿管についての厚生省の方からの考え方ということでありますけれども、アスベストの関係もあると思いますけれども、特に石綿管については強度的なものでありまして、内圧、外圧に弱いということと、それから耐震性がないと。そういったことで破損、漏水しまして災害に弱いというようなことであります。
現代の車社会においては、振動などで管が破損しまして漏水などが多くなっているということもありまして、特に更新を図る必要があるというようなことであります。
南陽市の現在の12年度末の石綿管の残管でありますけれども、石綿管は昨年 3.3キロほど更新しておりまして、37キロほど残っております。全体として配水管の割合ですけれども、石綿管の占める割合が16.3%になっておるところであります。12年度、13年度と国の補助事業を受けまして更新を図っていきたいと思っているところでありますので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長  質問中でありますが、暫時休憩いたします。再開を11時20分といたします。
   午前11時06分  休  憩
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   午前11時20分  再  開
○委員長  再開いたします。
 質問ございませんか。
22番小林委員。
○小林武夫委員 20ページの観光費の工事請負費、白竜湖桟橋整備工事ということですが、どのような内容ですか。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 お答え申し上げます。
白竜湖の桟橋が大分腐食して危険な状態になっておりますので、その危険な箇所の桟橋の撤去工事を計上したところでございます。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員 桟橋というのはどこにありますか。ちょっと教えてください。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 貸しボート小屋がありますけれども、そこに行く橋というか、あれでございます。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員 わかりました。 観光課長にお聞きしたいと思いますが、白竜湖に行ったことありますか。
○委員長  渡部観光物産課長。
○観光物産課長 ございます。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員 白竜湖の整備については、観光費ということで位置づけているわけです。私も白竜湖が好きで時たま行ってみるわけですが、大体周辺を一回りするのに1時間かかります。そして、先ほど言いましたボート小屋、あの辺の状況、これは全くあばら家の状況であります。また、白竜弁財天というのがありますが、あそこには今行けません。草がぼうぼうで行けないというような状況だと思います。これが南陽市の、前に長期計画にものっておりましたが、観光資源として明確な位置づけをしている場所であります。行ってみてどうですか。
○委員長  渡部観光物産課長。
○観光物産課長 今委員御指摘のように、非常にボート小屋そのものが、あそこは前のボート小屋の経営者の加藤さんがお持ちのものでございますが、ボートの方の経営を数年前からやめてからはあばら家同然になっているということで、遠くから見ての景観は全然目立たないんですが、近くに参って見ますと非常に景観が悪いというようなことで、何とかしなきゃなというふうな感じは持っております。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員 それで、今回10万円で桟橋の整備ということですが、今案外トレッキングとかウオーキングとかいうことで、そういうふうなものの今ブームになっているわけです。山の上に行ってもすばらしい木道の登山道の整備がなっているというような状況になっているわけですが、あの白竜湖の周辺の整備については、現状のような状況を放置するというふうなことではいけないのではないかなと思います。
一般質問にもありましたが、白竜湖の将来というのはどのようになるかわかりませんが、せめて今、白竜湖についてはいろんな本にも載っていたり、雑誌に載っていたり、パンフレットに載っていたりして、市でもどんどん宣伝しているわけですが、現状はごらんのとおりになっているわけであります。
単に桟橋、10万円でどのくらい整備なるものかわかりませんが、周辺の木道の整備や、またボート小屋、あれも撤去する必要があるんじゃないかなと思いますし、弁財天なんていうことで観光ぶどう園の開園式にやったりしておりますが、そういう場所には行けない状況にもなっているわけですので、その辺のせめて整備の方向はどのように考えているのか。観光課としてどのように考えておりますか。
○委員長  渡部観光物産課長。
○観光物産課長 御承知のように、ことしの4月から管理運営面が都市整備課の方に移ったということもありまして、都市整備課の方とも連携をとりながら、観光面ではいかに観光客さんが、景観的にも非常にすばらしいところですから、満足するような格好で整備できるかということをお互いに連携をとりながら検討してまいりたいと思っております。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 4款の衛生費の19節の精神障害者の小規模作業所の設置補助金に関連して2点ほどお聞きいたします。
南陽市の中に小規模作業所が幾つかあるわけですけれども、それぞれ知的と精神がありまして、一定の格差が、公平化に欠けている部分が少しあるということを私も前回の予算委員会で申し上げまして、それをなくしてほしいということを含めながら考え方が出されたということでありますけれども、今市長が新しく南陽のサテライト病院に隣接したところに障害者の福祉センター的な役割の建物を建てたいと、こういうふうに思っておるわけです。
市長の公約にも、「身障者に潤いと優しさが享受できるまちづくり」という市長の公約をのせてありまして、それを少しずつ実践していくという形のものだというふうに理解しております。その取り組みの内容、どういう段階で今後建設を進めていく方向を今考えておられるのか、まず一つお聞きしたい。これは市長の方から答弁してほしいと思います。
あと、今回の補助金の関係で、建物を新しく建てるのにそれぞれの障害者の団体が入ってくるというふうになってくるだろうと思いますけれども、それまでの間にこの措置を、今回の補正予算の措置をとっていくのかどうか、その点について市民福祉部長の方からお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  南陽病院跡地に福祉エリアゾーンと位置づけをしていきたいということで、議会にもお話を申した経緯がございます。
いろんな場面があるわけですね。重度身障者、あるいは身体障害者、精神障害者、そういう方々は今別々の社会福祉法人でやっていらっしゃるようなので、あそこに位置づけをするには、まず法人の統一化を図れないかということで市民福祉部長の方には指示をいたしております。
というのは、やっぱり国、県の補助を仰げなければ、市独自でああいう施設を単独で建てるということは非常に不可能、難しいことがありますので、近い将来、私は本当に社会的に恵まれないそういう弱い方々には力強く支援をしていく必要があるんだろうと、このように考えながら、今市民福祉部長の方に指示をいたしているのが現況であります。以上です。
○委員長  斎藤市民福祉部長。
○市民福祉部長  障害者の福祉については、従来にも増して重点化をして取り組んでいるところでございます。今市長から申し上げましたように、障害者の福祉についてもやはり制度的な相違がございます。身体障害、あるいは知的障害、精神障害、あるいは重度心身障害という形で制度が違いますので、それぞれ統一して同じような取り組みを、すべて同じというのはなかなか難しい面もございますけれども、お互いにその辺は行政の方で何とかカバーをするような方向で、障害を持っておられる方に対する対応については、同じような対応ができるように市の方としても頑張って取り組んでいきたいと思っております。
今市長から申し上げましたとおりに、そういった障害が違う方々の運営主体、団体、それぞれありますけれども、こういった団体が一致団結をして取り組んでいく必要があるということで、それぞれの団体にも市の方から呼びかけをいたしまして、そういった団体の協議会なり、そういったものの設立に向けて今話し合いを進めているところでございます。
なお、今年度、障害者プラン策定に取り組んでおります。それぞれの各団体の方からも第1回の障害者プランの策定委員会の中でいろいろな御要望いただきましたので、今後具体的に煮詰めながら、その障害者プラン策定の中で施設整備なども十分に盛り込んでいきたいと考えているところでございます。
なお、障害者、精神障害者あるいは知的障害者の小規模作業所の取り扱いについても、その施設整備が出るまでの間、できるだけ同じような取り扱いができるように今後とも国や県と相談をしながらその取り組みを進めていきたいと考えております。
ただ、当初申し上げましたとおりに、制度の違いがございますので非常に難しい面もございますけれども、一生懸命取り組んでまいりたいと考えております。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 ちょうど精神保健福祉法が改正されて、平成14年度から南陽市の精神障害者に対するかかわりが、行政が今度相当かかわりを持っていかなきゃならないというふうに法律が改正されたわけです。それで、今あったように、私もそういう団体の法人化というものを目指していかなきゃならないんじゃないかなという、そういう障害者のいろんな団体を見てみますと感じます。
特に精神障害者の方は非常におくれているというふうに聞いておりまして、知的障害者の関係の方はいちょうの家含めて法人化されて今運営されておりますけれども、精神障害者の方の法人化は山形県でまだ1カ所もないと、こういう状況なわけですね。
今、県の方もそういう方向で検討され始めて進めようとしているというふうに、ようやく動き始めたと聞いてますので、南陽市の方はやっぱりそれを先取りするぐらい積極的に行政が指導的な役割を果たしながら、ぜひ障害者プランの実践的な方向を目指しながら充実させていく方向で頑張っていただきたいなと思います。ぜひ市民福祉部長を中心にしながら今後のそういう方策、施策についてよろしく御検討して進めてもらいたいということを要望しておきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長  ほかにございませんか。
7番桑原委員。
○桑原 仁委員 21ページ、衛生費、環境衛生費の安全で住みよいまちづくり事業について質問したいと思います。
当初予算の中で 200万円、そして今回 200万円ということで、広範囲にわたる事業だということで話があったわけですけれども、その辺のことをもう少し詳しくお知らせいただきたい。
○委員長  小田市民課長。
○市民課長 お答えします。
この件につきましては当初予算 200万円既に設定されておったわけですけれども、既に5件の申し込みがあって実施済みになっております。中身につきましては、地域の公民館等の周辺の整備や地域の憩いの場、そういった関係を中心に補助申請がなされております。
今回の補正を見込んでの待機者が既に4件ないし5件ほど待っておるわけですけれども、これは大変評判がよいということで、皆さんが期待して待っている補助金でございます。今のところ次々と出てくるんじゃないかと思っている状況です。以上です。
○委員長  7番桑原委員。
○桑原 仁委員 大変いいことだなと私も思いますけれども、申請の件数、さらには補助するときの限度額等、どのような形になっているのかお願いします。
○委員長  小田市民生活課長。
○市民生活課長 件数につきましては、ただいま申し上げましたように既決予算では5件です。それで 190万円ほど行っております。限度額は、今2分の1補助で50万円を限度としております。以上です。
○委員長 ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  それでは、次に入ります。
第8款土木費から第11款災害復旧費の22ページから29ページまでについて質疑ございませんか。
3番松木委員。
○松木新一委員 23ページの8款土木費2項道路橋梁費3目道路新設改良費に関してお聞きしたいと思います。
先ほど、特に17節ですが、公有財産購入費というようなことで計上なってございますが、この用地購入費のもう少し内訳と、そしてこの緑町4号線につきましては道路として大分前から使用されていると思いますけれども、この時期になった理由についてお聞かせ願いたいと思います。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 市道緑町4号線につきましては、平成3年5月に開発公社で取得をしておりまして、御存じのように、あそこは道路は整備済みでございますが、まだ歩道の方が未整備になってございます。この時期になったということにつきましては、市の財政計画でこのような時期に取得になったというふうに理解をしております。
内訳につきましては、面積が 2,789平方メートルでございます。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員 用地購入費全額ですか、これ。
(「そうです」の声あり)
開発公社の12年度の決算によりますと、次年度繰越額が1億 5,212万 1,000何がしとなってございますけれども、その購入額がこの額と違うのはそれ以降の利子とかそういうものなのか。そういうことをお聞きしたかったわけですので、よろしくお願いします。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 明細につきましては、開発公社の方でやっておりますので、委員長さんの計らいで用地課長さんの方に御答弁お願いしたいと思います。
○委員長  用地課長。
○用地課長 緑町4号線の方の内訳を申し上げたいと思います。
先ほど松木委員の方からお話がありました決算の関係につきましては、用地費と、それから建物補償費、調査測量費ということになっておりまして、そのほかにことしの利子、それから事務費を加えまして、処分価格が1億 5,823万 2,000円というふうな形になったわけでございます。いわゆる売り上げ原価については1億 5,604万 8,000円ということになってございます。
それから、この処分の流れでございますが、全体的に4,428.79平方メートルほど全部であるわけでございますけれども、平成4年5月に817.05平方メートルほど買い戻しさせていただいております。それから、2回目ということで平成12年3月に822.31平方メートルほど処分させていただいております。そして、今回残りの2,789.43平方メートルという形になってございます。以上でございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  26ページの第10款教育費2目、3目等々について質問いたします。
御承知のように、この3月にえくぼプラザがオープンいたしまして、中央公民館あるいは図書館等が併設されまして、今職員の方々も新しい建物の中で大いに頑張っていることと思います。そこでお尋ねしたいんですが、利用される方がかなりおられるというようなお話を聞いておるんですが、オープンしてから半年たっているわけですが、今日の利用状況などを最初にお尋ねいたします。
○委員長  佐藤中央公民館長。
○中央公民館長 では、利用度について御答弁申し上げます。
今6カ月、半年になるわけでございますが、それぞれの会議室等が毎日利用されてございます。5カ月、8月20日現在でございますが、合計の件数が 574件でございまして、利用人数が1万 6,723名ということになってございます。1日平均しますと大体 100人強ということになってございますので、このカウントにつきましてはそれぞれの部屋等の利用者のカウントでございますので、その間いろいろお客様とかありますので、図書館の来館者等含めますとかなりの利用者があるということでございます。以上でございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  半年の間、毎日の利用者が平均で 100人というようなお話であったわけですけれども、開設されまして、地域の商店街あるいは利用者の皆さん、非常に明るいというか、そういうので大変利用しやすいというふうな、好評だと思うんです。
しかし、夜になると近くの飲み屋さんに来た人がほとんどの方が駐車場を利用して、そしてそこに置いて飲みに行くというのが大分あるようであります。そのことによって直接図書館あるいは会館に来た人が入れないと、駐車場を利用できないというふうな状況もお話聞いているんですが、その辺の対応方というのはどういうふうにしておられるのかお尋ねしたいと思います。
○委員長  佐藤中央公民館長。
○中央公民館長 今確かに利用者が多うございます。ただし、えくぼプラザの会議室の利用については地下室の駐車場を特別に使っておりますので、一般の夜の飲み屋さん方のお客様についてはこれを利用できるような体制で、近くの商店街の方に管理を委託しながら御自由に使っていただいております。
日中については地下室の駐車場で十分足り得ておりますので、大会等がありますと大変混雑はいたしますけれども、今の利用状況からしますと、夜は自由に使っていただいておりますし、館の利用者の駐車場についてはさほど問題はないと、こんなふうに思っているところでございます。
○委員長  ほかにありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料の30ページから35ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第54号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第55号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第55号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年9月定例会 予算に関する説明書により議第55号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定の歳入歳出全般、44ページから47ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第55号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第56号 平成13年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第56号 平成13年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年9月定例会 予算に関する説明書により 議第56号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、56ページから59ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第56号 平成13年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第57号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第57号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年9月定例会 予算に関する説明書により 議第57号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、68ページから71ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第57号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第57号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第58号 平成13年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第58号 平成13年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年9月定例会 予算に関する説明書により 議第58号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、80ページから83ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第58号 平成13年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第59号 平成13年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第59号 平成13年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成13年9月定例会 予算に関する説明書により 議第59号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、92ページから95ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第59号 平成13年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第60号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第60号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。山口水道部長。
 〔水道部長 山口光幸 登壇〕
○水道部長 〔平成13年9月定例会 予算に関する説明書により 議第60号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。資本的収支全般、 100ページから 105ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第60号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました補正予算7件の審査は終了いたしました。慎重な御意見を賜り、委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。

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       閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
御起立願います。
御苦労さまでした。
   午後 0時04分  閉  会