平成14年12月定例会本会議(最終日)10:00~13:38

平成14年12月20日(金)午前10時00分開議

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議事日程第3号
                         平成14年12月20日(金)午前10時開議




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       開      議
〇議長(栗原晴峰議員)  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。よって、直ちに会議を開きます。
  なお、当局より説明員、茂出木選挙管理委員会事務局長は、都合により欠席の旨通告ありましたので、御報告いたします。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第3号によって進めます。

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  議会報告 議会運営委員長報告
〇議長  ここで、本定例会最終日の会議運営等について議会運営委員会委員長より報告を願います。
  小林武夫委員長。
  [議会運営委員長 小林武夫議員 登壇]
〇議会運営委員長  おはようございます。私から12月定例会の最終日であります本日の本会議運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、当局より総務部長、総務、企画財政課長の出席を求め協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。
  初めに、付託議案などの審査の結果についてでありますが、各常任委員長報告、続いて予算特別委員長の報告を受け、それぞれ表決することといたしました。
  次に、本日追加提案されます議案について申し上げます。追加議案は、条例案9件、補正予算案3件、発議案5件の計17件であります。当局より追加議案についての説明を受け、その審査方法などについて協議いたしました。まず、条例案9件及び補正予算案3件については一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後に条例案9件を総務常任委員会に付託し、本会議休憩中、総務常任委員会を開催し、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  補正予算案3件は、予算特別委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  また、発議案5件は1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で御審査くださるようお願いいたします。
  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第3号により行うことといたしました。
  以上、本定例会最終日の運営について協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。終わります。

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  日程第1 請願第3号の取下げについて
〇議長  日程第1、請願第3号の取下げについてを議題といたします。
  請願第3号 有事法制に反対する意見書採択を求める請願については、請願者から取下げたい旨の申し出がありましたので、これを許可したいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、請願第3号の取下げについては、これを許可することに決しました。




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 (総務常任委員長報告)
  日程第2 議第64号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について          
〇議長  日程第2 議第64号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
  ただいま議題となっております議案1件について総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 鈴木英昭議員。
  [総務常任委員長 鈴木英昭議員 登壇]
〇総務常任委員長  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして当委員会に付託されました議案1件について、日程に従い12月13日午前10時より全員協議会室において、総務部長及び消防長並びに関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  議第64号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、健康保険法などの一部を改正する法律により、地方税法の一部も改正されたことに伴う所要の改正であります。主な改正でありますが、国民健康保険税の所得割額を算定する際の所得控除額などが住民税課税との整合性を図るため特別控除額などが見直しされたもので、給与所得者にかかわる給与所得控除に上乗せして控除しておりました特別控除額上限2万円が、また公的年金受給者についても上乗せしていた17万円の特別所得控除額をそれぞれ廃止するものであります。次に、譲渡所得者にかかわる所得割額の算定においても譲渡所得の特別控除の額が、また青色申告における青色専従者給与額についても住民税と同様に特別控除を適用するため改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長報告に対して質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第2 議第64号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての議案1件は、総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第64号の議案1件については、総務常任委員長報告のとおり決しました。

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 (文教経済常任委員長報告)
  日程第3 請願第5号から
  日程第9 請願第13号まで計7件
〇議長  日程第3 請願第5号 米政策の確立に関する請願から日程第9 請願第13号 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策を求める請願についてまでの請願7件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  ただいま議題となっております請願7件について文教経済常任委員長の報告を求めます。
  文教経済常任委員長 桑原仁議員。
  [文教経済常任委員長 桑原 仁議員 登壇]
〇文教経済常任委員長  おはようございます。私から文教経済常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして当委員会に付託されました請願7件について、日程に従い去る12月16日午前10時から全員協議会室において、教育次長及び経済部長並びに関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  初めに、請願第5号 米政策の確立に関する請願について申し上げます。本請願は、政府が打ち出した米政策改革大綱を指針とする新たな米政策は、生産者と消費者に混乱と不利益を与えず、国の長期的展望に立った責任ある対応を要望するため、国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。審査の結果、願意妥当により、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第7号 WTO農業交渉等に関する請願について申し上げます。本請願は、WTO農業交渉は来年3月の交渉に向け山場を迎えつつあり、多様な農業の共存を基本に、市場アクセス、国内支持の分野においてバランスのとれた交渉となるよう国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。審査の結果、願意妥当により、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第9号 パート労働者及び有期契約労働者の適正な労働条件整備及び均等待遇を求める意見書提出を求める請願について申し上げます。本請願は、パートタイム労働者はフルタイム労働者に比べ労働条件や処遇において格差があるため、均等待遇を求め、国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。審査の中で、平成5年6月に短期間労働者の適正な労働条件を確保するためのパートタイム労働法が既に法整備されていることなどから、請願内容及び趣旨について再調査を行うこととし、全員異議なく継続審査すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第10号 私立高等学校に対する助成措置の充実と父母負担軽減に関する意見書を求める請願について申し上げます。本請願は、私立高校に通う生徒を持つ父母に対し学費の負担軽減措置を求め、国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。審査の結果、願意妥当により、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第11号 私立高等学校に学ばせる父母への授業料補助の拡大充実を求める請願について申し上げます。本請願は、請願第10号と関連するもので、市内在住の私立高校生に対し学費の負担軽減のため授業料補助の拡大を求めるものであります。審査の中で、県内13市の学費補助金交付状況、補助対象条件、実績等を当局より説明を受けたところ、現状の制度では対象者が少なく、緩和策も必要との意見から、審査の結果、賛成多数により採択すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第12号 無登録農薬問題に関する請願について申し上げます。本請願は、無登録農薬使用による産地イメージの回復対策や残留検査費用の助成を行うよう県に対し意見書の提出を求めるものであります。審査の結果、請願内容についてさらに調査を行うこととし、賛成多数により継続審査と決した次第であります。
  次に、請願第13号 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策を求める請願について申し上げます。この請願は、政府が生産調整研究会に提出した米改革案に対し、稲作経営と地域農業を守るために内容を修正するよう国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。審査の結果、請願内容についてさらに調査を行うこととし、全員異議なく継続審査すべきものと決した次第であります。
  以上、文教経済常任委員会の報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの文教経済常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第3 請願第5号 米政策の確立に関する請願から日程第9 請願第13号 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策を求める請願についてまでの請願7件については、文教経済常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、請願第5号から請願第13号までの請願7件については、文教経済常任委員長報告のとおり決しました。

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 (建設常任委員長報告)
  日程第10 議第63号から
  日程第14 議第68号まで計5件
〇議長  日程第10 議第63号 南陽都市計画公共下水道事業分担金徴収条例の設定についてから日程第14 議第68号 南陽市道路線の認定についてまでの議案5件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  ただいま議題となっております議案5件について建設常任委員長の報告を求めます。
  建設常任委員長 髙田豊議員。
  [建設常任委員長 髙田 豊議員 登壇]
〇建設常任委員長  おはようございます。私から建設常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました議案5件について、日程に従い去る12月13日午後1時から第2委員会室において、建設部長及び水道部長並びに関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、現地調査を行うなど慎重に審議いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第63号 南陽都市計画公共下水道事業分担金徴収条例の設定について申し上げます。本案は、下水道事業の進捗に伴い、今後予想される下水道認可区域外から公共下水道へ汚水を流入する利用者から公平な費用の負担を求めるため、分担金として徴収する条例を新たに設定するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第65号 南陽都市計画公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、現在負担金未設定区域の宮内、漆山、若狭郷屋地区においても工事が進捗しており、今後供用開始が進むことが見込まれることから、受益者負担金の負担区に新たに宮内第2負担区、漆山負担区及び若狭郷屋第3負担区を追加するため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第66号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、ビル等の建物内の水道、貯水槽水道の衛生対策として、市の供給規則に水道事業者及び貯水槽設置者双方の責任に関する事項を適正、かつ明確に定めるよう水道法が改正されたのに伴い、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第67号 南陽市道路線の廃止について並びに議第68号 南陽市道路線の認定について申し上げます。両議案は、関連する部分がありますので、一括審査を行ったところであります。本案は、県営南陽北部地区農免農道整備事業により、平成元年度から平成11年度にかけて造成された道路がこのたび山形県から財産譲与されたのに伴い、内原橋向山グラウンド線始め、関連する市道7路線を一旦廃止し、起点及び終点を変更して新たに9路線に再編して認定するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、建設常任委員会の報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの建設常任委員長の報告に対しまして質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第10 議第63号 南陽都市計画公共下水道事業分担金徴収条例の設定についてから日程第14 議第68号 南陽市道路線の認定についてまでの議案5件は、建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第63号から議第68号までの議案5件については、建設常任委員長報告のとおり決しました。

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 (厚生常任委員長報告)
  日程第15 請願第6号及び
  日程第16 請願第8号まで計2件
〇議長  日程第15 請願第6号 物価スライドの凍結解除による年金の減額をはじめ、年金制度の改悪に反対し、最低保障年金制度の創設を求める請願及び日程第16 請願第8号 基礎年金国庫負担引き上げを求める意見書提出を求める請願の請願2件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  ただいま議題となっております請願2件について厚生常任委員長の報告を求めます。
  厚生常任委員長 長嶋茂議員。
  [厚生常任委員長 長嶋 茂議員 登壇]
〇厚生常任委員長  私から厚生常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました請願2件について、日程に従い去る12月16日に、市民福祉部長及び関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、審議いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、請願第6号 物価スライドの凍結解除による年金の減額をはじめ、年金制度の改悪に反対し、最低保障年金制度の創設を求める請願について申し上げます。本請願は、物価スライド制の凍結解除に伴う年金の減額や年金への課税強化を始め、2004年の年金改定に当たっては保険料の引き上げや給付額の切り下げに反対し、すべての高齢者が安心して暮らせるように、全額国庫負担による最低保障年金制度の創設について国に対し意見書の提出を求めるものであります。審査の中で、委員からは、年金受給者数及び高齢者の平均的な生活費、他市町村の審査状況等について質疑が出され、また当局からは、本請願の年金の減額は基礎年金の部分であり、年金受給者全体にかかわる問題であるとの参考意見を受けたところであります。現在年金財政については、社会保障制度審議会の年金給付部会で検討中であり、今後さらに十分検討、調査を行うこととし、賛成多数で継続審査と決した次第です。
  次に、請願第8号 基礎年金国庫負担引き上げを求める意見書提出を求める請願について申し上げます。本請願は、請願第6号と同じく年金制度にかかわる請願であり、基礎年金の国庫負担割合を現行の3分の1から2分の1に引き上げるとともに、引き上げた分に見合う保険料の引き下げについて政府並びに関係当局に対し意見書の提出を求めるものであります。審査の中で、請願第6号と同様国において検討中であり、今後さらに十分検討、調査を行うこととし、賛成多数で継続審査と決した次第でございます。
  以上、厚生常任委員会の報告といたします。
〇議長  質疑に入ります。
  ただいまの厚生常任委員長の報告に対して質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第15 請願第6号 物価スライドの凍結解除による年金の減額をはじめ、年金制度の改悪に反対し、最低保障年金制度の創設を求める請願及び日程第16 請願第8号 基礎年金国庫負担引き上げを求める意見書提出を求める請願の請願2件については、厚生常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、請願第6号及び請願第8号の請願2件については、厚生常任委員長報告のとおり決しました。

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 (予算特別委員長報告)
  日程第17 議第69号から
  日程第21 議第73号まで計5件
〇議長  次に、日程第17 議第69号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から日程第21 議第73号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算議案5件を、議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております補正予算議案5件について予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 小野健一郎議員。
  [予算特別委員長 小野健一郎議員 登壇]
〇予算特別委員長  私から予算特別委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました案件は、補正予算5件であります。これを審査するため、12月17日委員会を開催し、審査を行いました。当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを報告させていただきます。
  議第69号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第3号)でありますが、五十嵐諒委員より修正動議が提出されましたので、原案と修正案をあわせて審査いたしました。先に修正案について起立採決の結果、賛成少数で否決されました。続いて、議第69号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、
  議第70号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)   
  議第71号 平成14年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)     
  議第72号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)     
  議第73号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)       
  以上、補正予算4件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
〇議長  質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対して質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第17 議第69号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から日程第21 議第73号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算議案5件は予算特別委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第69号から議第73号までの補正予算議案5件は予算特別委員長報告のとおり決しました。



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  日程第22 議第74号から    
  日程第33 議第85号まで計12件
〇議長  日程第22 議第74号 南陽市職員の再任用に関する条例の設定についてから日程第33 議第85号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第3号)までの議案9件、補正予算3件の計12件を、議事の都合により一括議題といたします。






〇議長  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  ただいま上程されました条例案9件及び予算案3件について関連がございますので、一括して提案理由を申し上げます。
  条例案9件につきましては、地方公務員法の一部改正に伴い導入される再任用制度に関する条例の設定及び関係条例の改正を始め、人事院の給与改定勧告に伴う関係法令の改正に準じた給与条例の一部改正等を行うものであります。
  初めに、議第74号 南陽市職員の再任用に関する条例の設定について及び議第75号 南陽市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は再任用制度に関して適用対象者及び任期ほか必要事項を新たに条例により定めるとともに、これに伴い従来規定されておりました再任用制度関連条例の条項を削除するため、条例の設定及び一部改正を行うものであります。
  次に、議第76号 南陽市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は再任用短時間勤務職員の扱いを規定するほか、所要の改正を行うものであります。
  次に、議第77号 南陽市職員の育児休業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は3月の期末手当の廃止に伴い、育児休業している職員の積算率を変更するため所要の改正を行うものであります。
  次に、議第78号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は期末手当の引き下げと3月期の支給廃止及び配分率の変更に伴い所要の改正を行うものであります。
  次に、議第79号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は官民較差2.03%の是正を求めた人事院勧告に基づき、月例給の引き下げ改定始め、期末勤勉手当及び扶養手当等の引き下げなど諸手当の改正、さらには公務における給与配分の一層の適正化を図るための58歳以上の職員の昇給延伸など所要の改正を行うものであります。
  次に、議第80号 南陽市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第82号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は再任用職員の給与、時間外勤務手当ほか、人事院勧告に基づいて期末勤勉手当など、各手当の有無及び積算等を規定するため所要の改正を行うものであります。
  次に、議第81号 南陽市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は県内における日当を定額の2分の1の額に定めるとともに、山形市、上山市並びに置賜地域は支給しないものとし、また宿泊料については定額を上限とした実費支給にするため所要の改正を行うものであります。
  次に、補正予算案3件についてですが、初めに議第83号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第4号)について申し上げます。補正の主な内容は、給与改定等に伴い人件費を5,147万1,000円減額し、下水道事業特別会計繰出金を179万5,000円減額するものであります。財源については、財政調整基金に5,326万6,000円を戻し、減額措置いたすものであります。
  次に、議第84号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、給与改定等に伴い人件費を179万5,000円減額するものであり、財源は一般会計繰入金を同額減額するものであります。
  次に、議第85号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、給与改定に伴う人件費を収益的支出において131万1,000円、資本的支出において19万7,000円を減額し、同額をそれぞれの予備費に計上いたすものであります。
  以上、条例案9件及び予算案3件につきまして一括して提案理由を申し上げましたので、御審議の上、御可決いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
  以上です。
〇議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  質疑に入ります。ただいま議題となっております条例案9件について、総括して質疑ございませんか。
  21番岩井議員。
〇岩井一敏議員  今市長の方から説明あって大体わかったんですけれども、何点か総括して、質問できる範囲内でお願いをしたい。
  1点目は、再任用問題、県内の再任用状況がどのような形になっておって、南陽市で今後どのような方向性でいくのか。とりわけ、こういう雇用関係が厳しい状況の中なるがゆえに、非常にいろいろな問題が発生するんじゃないというふうに思いますけれども、そこらの再任用の概況についてお聞かせをいただきたい。
  あと、もう一点は、今市長からあったように、人事院勧告の給与の引き下げ勧告があったわけですけれども、これらの勧告の状況、そして問題点等々あったらお聞かせをいただきたいというふうに思います。
〇議長  市長。
〇市長  総務部長の方から答弁をいたさせたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長  大場総務部長。
〇総務部長  1点目の再任用の運用状況というふうに私受け取りましたけれども、運用状況については県内では山形市のみでございます。なお、条例の制定については、当市始め4団体のみまだ未整備というような状況でございます。
  それから、人勧の概況というふうに受けとめましたけれども、今年度の人勧については、御案内のように官民給与の逆較差ということで、2.03%の減額というふうな部分で勧告がなされてございます。そのほか、これまで3月期に支給されておりました期末手当、これも廃止というようなことで勧告されてございます。なお、廃止に伴って、全体的には0.05カ月分年間を通じて減額されると。なお、3月期配分の残りの分については、それぞれ6月、12月に再配分するというような状況でございます。そのほかについては、主な部分では扶養手当の問題がございます。配偶者については2,000円の減額勧告。なお、扶養控除については、第3子以降の扶養については2,000円増額というようなことになってございます。その他いろいろ細かい部分ございますけれども、主な部分についてはそのようなことで、これまでの給料表そのものが引き下げられ、再調整されるというような中身でございます。
  あと、人勧についての問題点ということでございますけれども、公務の給与については、御案内のように官民較差の労働基本権等の代償措置ということで制度が取り入れられておるわけですから、格別私としては問題点という部分では認識いたしておりません。
  以上です。
〇議長  21番岩井議員。
〇岩井一敏議員  じゃ、もう一点お聞かせをいただきたい。
  特にこの再任用問題で、期限としては65歳の年度末というふうな状況になっておるようでありますけれども、とりわけ今年金が65歳までに延びるというふうな状況からの条例というふうなことを私は理解しているんですけれども、そういう意味から見て、南陽市の場合にこの任用制度に関して今後どのような方向で進めようというふうな形なのか。条例だけをつくるというふうなことになるのか、積極的に任用制度を活用、条例を設定して活用するというふうな状況になるのか、その辺お聞かせをいただきたい。
〇議長  大場総務部長。
〇総務部長  今回条例を提案してございますから、これらの条例に沿って活用すべきだろうというふうに思っております。
  ただ、問題はただいま議員さんから御指摘ございましたように、年金支給年齢の引き上げというようなことに基づいての年金の減額分を補てんするというふうなことで制度化された大きな部分がございます。ただ、すべて再任用で、国でも言っておりますけれども、再任用で手当てするものではないと。もちろん、みんなが再任用されるわけでもございません、制度的に。これは、法律の中でそれまでの勤務成績、その他が課せられますし、一定の面接、あるいは体力的なもの、あるいは試験というふうなものございますから、そういった部分ですべてがその対象になるということにはなりませんけれども、制度としては法律上決まっておりますから、そういった門戸を開いておくというふうな趣旨に御理解いただければと。
  なお、民間等の企業についての再就職、それらも含めてのそういった斡旋といいますか、実際に退職される方の民間への再就職とか、そういった部分も含めてのこの制度だというふうなことでございます。
  あと、この点だけでよろしいでしょうか。
  以上です。
〇議長  ほかにございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております12議案のうち、議第74号 南陽市職員の再任用に関する条例の設定についから議第82号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案9件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり総務常任委員会に付託をいたします。





〇議長  それでは、総務常任委員会を休憩中に開催し、審査をお願いいたします。
  ここで暫時休憩いたします。再開は予鈴をもってお知らせいたします。
    午前10時48分  休  憩
                   
    午後 1時00分  再  開
〇議長  再開いたします。
  ただいま議題となっております議第74号 南陽市職員の再任用に関する条例の設定についてから議第82号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案9件について総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 鈴木英昭議員。
  [総務常任委員長 鈴木英昭議員 登壇]
〇総務常任委員長  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  当委員会に付託されました議案9件について、先ほど休憩中に第2委員会室において、総務部長及び消防長並びに関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  最初に、議第74号 南陽市職員の再任用に関する条例の設定について申し上げます。本案は、地方公務員法等の一部を改正する法律が施行されたことにより、新たに条例を設定するものであります。地方公務員法の改正の概要でありますが、我が国が本格的な高齢社会を迎える中で、公的年金の支給開始年齢が60歳から65歳までに段階的にそれぞれ引き上げられたことから、現行の60歳の定年退職制度を維持しながら、職員が長年にわたり培ってきた能力や経験を公務部内で発揮できるようにと定年退職者等を雇用する再任用制度が導入されたことに伴い、新たに条例を設定するものであります。条例の主な内容でありますが、定年退職者並びに職員が25年以上勤務して定年前に退職した者であって、当該退職日の翌日から起算して5年を経過する日までの間、勤務実績等を考慮して1年を超えない範囲内で65歳まで再任用することができるものであります。再任用された職員は、定年前の職員と同様に職務に従事するとともに、服務規律においても定年前の職員と同様で、また勤務時間についてもフルタイム勤務や短時間勤務といった勤務形態も可能となっております。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第75号 南陽市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、現行の条例において再任用制度の関係条項を定めておりましたが、このたび新たに再任用に関する条例が設定されたことから、関係条項を削除するため所要の改正を行うものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第76号 南陽市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、職員の再任用制度が導入されたことに伴い、再任用者の勤務時間や休暇等を定めるため所要の改正を行うものであります。主な改正の内容でありますが、再任用者の勤務時間については、短時間勤務といった勤務形態を可能とするとともに、休暇等についても定年前の職員と同様の取り扱いとなります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第77号 南陽市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、人事院勧告及び再任用制度が導入されたことに伴い所要の改正を行うものであります。主な改正の内容でありますが、このたびの人事院の給与勧告により3月に支給しております期末手当が廃止されたことから、育児休業を取得していた職員の積算率が変更されたものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第78号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第79号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第80号 南陽市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第82号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまで4件は関連がありますので、一括して申し上げたいと思います。
  本案は、今年度の人事院の給与勧告に伴う改正でありますが、去る8月8日に国の人事院が本年度の国家公務員に対する給与改定の勧告があり、長引く景気低迷の影響から、民間企業ではベア中止や昇給停止、あるいは賃金カットといった厳しい民間給与の実態を反映した勧告の内容となっております。このたびの勧告では、公務員給与が初めて民間の給料を上回っているという状況から、官民との給料の比較において逆較差が生じ、給料の改正ではマイナス2.03%、金額にして7,770円が民間の給料を上回っているということで、給与勧告制度創設以来初めての給料引き下げの改定になりました。また、民間のボーナスに当たります期末、勤勉手当についても、0.05カ月分を削減するとともに、3月期の期末手当を廃止し、その分を6月と12月期に割り振るなど、4月に遡及して実施するよう人事院の勧告となっております。国の改正方針に準じて本給部分を引き下げるとともに、期末手当についても0.05カ月分を減額するものであります。また、再任用制度が導入されたことから所要の改正を行うものであります。次に、高年齢層の職員の昇給延伸ということで、58歳に達した日以降に新たな年度を迎える職員については昇給を延伸する措置を新たに導入するものであります。審査の結果、議第78号については当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決されました。
  次に、議第79号、議第80号及び議第82号について、審査の中で、公務員の給料が減額されると民間企業の給料も公務員に準じて引き下げになることも懸念され、悪循環になるんではないかなどといった意見も出されましたが、当局の説明を了とし、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第81号 南陽市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。これまで、市財政対策要綱を定め、職員の旅費については上山市以南に出張する場合の日当については旅費を支給しないものとして取り扱ってまいりましたが、財政健全化をさらに推し進めるため、費用弁償部分の日当の不支給区域を山形市まで拡大するとともに、県内の旅行における宿泊料についても、旅費定額の範囲内で実費支給するため所要の改正を行うものであります。なお、非常勤特別職についても、旅費の支給については一般職員に準ずることになっていることから、これらの改正が適用になります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告とさせていただきます。
〇議長  質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長報告に対し質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第22 議第74号 南陽市職員の再任用に関する条例の設定についてから日程第30 議第82号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案9件について、総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第74号から議第82号までの議案9件については、総務常任委員長報告のとおり決しました。
〇議長  次に、お諮りいたします。ただいま議題となっております補正予算案3件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、補正予算議案3件は、委員会付託を省略することに決しました。
  まず最初に、議第83号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第4号)について、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第83号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第83号は原案のとおり決しました。
  次に、議第84号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第84号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第84号は原案のとおり決しました。
  次に、議第85号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第3号)について、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第85号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第85号は原案のとおり決しました。

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  日程第34 発議第6号 地方税源の充実確保に関する意見書の提出について             
〇議長  日程第34 発議第6号 地方税源の充実確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。



〇議長  提案理由の説明を求めます。
  8番鈴木英昭議員。
  [8番 鈴木英昭議員 登壇]
〇鈴木英昭議員  私から発議第6号 地方税源の充実確保に関する意見書の提出について、提案理由を申し上げます。
  我々地方公共団体は、積極的に行財政改革に取り組み、効率的な行政体質の構築に努めておりますが、長引く景気の低迷による税収減や景気対策に伴う公債費の負担の増加などにより、財政運営は危機的な状況になっております。その一方で、少子高齢化の進展に伴う地域福祉施策の推進や生活関連社会資本の整備など、多様化する住民の行政需要に取り組んでいく必要があります。地方税源の充実確保を図っていくことが極めて重要でありますので、平成15年度税制改正に向け、別紙地方税源の充実確保に関する意見書を国の関係機関に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、報告といたします。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第6号は、所管の総務常任委員会全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第6号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第6号 地方税源の充実確保に関する意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第6号については原案のとおり可決いたしました。

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  日程第35 発議第7号 米政策の確立に関する意見書の提出について  
〇議長  日程第35 発議第7号 米政策の確立に関する意見書の提出についてを議題といたします。

〇議長  提案理由の説明を求めます。
  7番桑原仁議員。
  [7番 桑原 仁議員 登壇]
〇桑原 仁議員  私から発議第7号 米政策の確立に関する意見書の提出についての提案理由の説明を申し上げます。
  主食である米は、国内で唯一自給できる農産物であり、国民に安定的に供給されなければなりません。そのためには、農業の持つ多面的機能に対する国民合意のもと、水田農業の経営安定化が図れる米政策が必要であります。新たな米政策では、需給調整を市場原理のみに依存しようとしていることや、生産調整についても、生産者や生産者団体の意向にゆだねようとしていることは生産現場に大きな混乱を招き、これまで培ってきた集落営農による米づくりが崩壊の一途をたどってしまいます。よって、食料・農業・農村基本法に基づく国内農業の持続的発展と食糧自給率向上が図られるよう国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。
  以上、提案理由を申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願いを申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第7号は、所管の文教経済常任委員会全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第7号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第7号 米政策の確立に関する意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第7号については原案のとおり可決いたしました。

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  日程第36 発議第8号 WTO農業交渉等に関する意見書の提出について
〇議長  日程第36 発議第8号 WTO農業交渉等に関する意見書の提出についてを議題といたします。

〇議長  提案理由の説明を求めます。
  7番桑原仁議員。
  [7番 桑原 仁議員 登壇]
〇桑原 仁議員  私から発議第8号 WTO農業交渉等に関する意見書の提出についての提案理由の説明を申し上げます。
  WTO農業交渉は、来年3月末のモダリティー確立に向けて交渉は山場を迎えつつあり、我が国は多様な農業の共存を基本に、市場アクセス分野や国内支持の分野において農業の多面的機能を含む貿易以外の関心事項の配慮を強く求めております。また、我が国と他国との間で自由貿易協定に向けた検討が開始されておりますが、自由貿易協定は関税撤廃を基本とするものであり、WTO農業交渉における我が国が提案した内容を十分に踏まえた対応が必要なことは言うまでもありません。よって、生産者が将来に自信を持って営農できるよう国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願いを申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第8号は、所管の文教経済常任委員会全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第8号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第8号 WTO農業交渉等に関する意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第8号については原案のとおり可決いたしました。

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  日程第37 発議第9号 私立高等学校に対する助成措置の充実と父母負担軽減に関する意見書の提出について            
〇議長  日程第37 発議第9号 私立高等学校に対する助成措置の充実と父母負担軽減に関する意見書の提出についてを議題といたします。

〇議長  提案理由の説明を求めます。
  7番桑原仁議員。
  [7番 桑原 仁議員 登壇]
〇桑原 仁議員  私から発議第9号 私立高等学校に対する助成措置の充実と父母負担軽減に関する意見書の提出についての提案理由の説明を申し上げます。
  本県の私立高等学校は、公立学校とともに公教育を分担し、独自の建学の精神に基づき、県民の教育と社会の発展に大きく貢献してきております。しかしながら、長引く不況と財政難を理由に私学助成は伸び悩み、父母負担の公私立間格差は一層拡大してきております。さらには、少子化による生徒減少が追い打ちをかけるように私学経営にも影響し、私立高等学校を取り巻く環境はかつてない厳しい状況にあります。よって、私立学校の経営悪化と教育水準の低下から生徒の教育を守り、さらには学費の父母負担と教育条件の公私立間格差を是正するため、国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第9号は、所管の文教経済常任委員会全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第9号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第9号 私立高等学校に対する助成措置の充実と父母負担軽減に関する意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第9号については原案のとおり可決いたしました。

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  日程第38 発議第10号 道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告に反対し、高速道路の早期整備を求める意見書の提出について 
〇議長  日程第38 発議第10号 道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告に反対し、高速道路の早期整備を求める意見書の提出についてを議題といたします。

〇議長  提案理由の説明を求めます。
  6番髙田豊議員。
  [6番 髙田 豊議員 登壇]
〇髙田 豊議員  私から発議第10号 道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告に反対し、高速道路の早期整備を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
  高速道路ネットワークは、国土の骨格をなし、広域的な交流の促進や地方の充実を図る上で重要な役割を果たすものであり、国が責任を持って整備すべきものであります。しかし、このたび道路関係四公団民営化推進委員会が答申した最終報告には、新会社に債務返済の期間の短縮や通行料金の引き下げなどの厳しい条件が盛り込まれるなど、新会社が高速道路の新規建設費用を捻出することが極めて困難な内容であり、整備を待ち望んでいる地方の声を全く無視したものであります。よって、国政の場において改めて高速道路整備について検討され、国土幹線自動車道建設審議会を経て決定した整備計画は、引き続き国の責任で早期の整備を推進されるよう別紙意見書を国の関係機関に提出するものであります。
  以上、提案を申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願いを申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第10号は、所管の建設常任委員会全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第10号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第10号 道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告に反対し、高速道路の早期整備を求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第10号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第39 閉会中の継続審査の申し出について            
〇議長  日程第39 閉会中の継続審査の申し出であります。
  別紙のとおり閉会中になお継続して審査を要するものとして、文教経済常任委員長及び厚生常任委員長より申し出があります。


〇議長  お諮りいたします。文教経済常任委員長及び厚生常任委員長より申し出のとおり、閉会中なお継続して審査することに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、文教経済常任委員長及び厚生常任委員長申し出のとおり、閉会中に継続して審査することに決しました。
  最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもって本定例会に提案されました議案並びに請願の審査はすべて終了いたしました。

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      市 長 あ い さ つ
〇議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  12月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
  本定例会に提案いたしました案件につきましては、慎重に御審議を賜り、また御指導をいただきました。追加議案も含め、全議案とも原案どおり御可決賜りましたことに心から厚く御礼を申し上げたいと存じます。
  本年は、経済、雇用環境悪化など長引く不況下のもと、また一段と厳しさが増す中、無登録農薬に直撃されました農業問題は大きな課題を今もって残しております。市といたしましても、農業に従事なされる方を中心にしながら、今後とも関係機関、団体と連携の強化を図りながら、その克服に向け努力してまいりたいと考えておりますので、御理解、そして御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。
  さて、平成14年も残すところあとわずかで、新しい年の訪れを待つ時節となりました。市長2期目就任以来初めて迎える新年はひつじ年でありますが、一般的に羊は集団で和をもって生活すると言われておりますが、このひつじ年にあやかりまして、議員並びに市民の皆さん、そして市職員ともどもさらに一致協力し合いながら、私も今まで以上に情熱、気力、体力を持って市勢発展のために頑張ってまいりたいと考えておるところでございます。今後も「安全で安心なうるおいのあるまち・南陽」の実現に向かって、一歩一歩ではありますが、確実に第4次総合計画に基づき、施策を実施してまいりますので、各位の御理解、御支援をよろしくお願いしたいと存じます。
  結びになりますが、寒さが日ごとに厳しくなる折でございますので、くれぐれも御自愛いただきまして、御健勝で御活躍なされますことを御期待申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。長期間にわたり、まことに御苦労さまでございました。ありがとうございました。

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       閉      会
〇議長  これをもちまして平成14年南陽市議会12月定例会を閉会いたします。
  一同御起立お願いいたます。長期間にわたりまして大変御苦労さまでございました。これで閉会といたします。
    午後 1時38分  閉  会