平成14年3月定例会本会議(最終日)10:00~11:32

       平成14年3月20日(水)午前10時00分・開議

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議事日程第4号
                      平成14年3月20日(水)午前10時開議

議会報告  議会運営委員長報告

日程第 1 請願第2号の取り下げについて

(総務常任委員長報告)
日程第 2 議第 7号 南陽市公告式条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 3 議第 8号 南陽市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 4 議第 9号 南陽市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 5 議第 10号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 6 議第 11号 南陽市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 7 議第 12号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 8 議第 13号 南陽市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 9 議第 16号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 10 議第 17号 山形県市町村職員退職手当組合規約の一部変更について

日程第 11 議第 18号 南陽市国土利用計画(第3次)の策定について

(文教経済常任委員長報告)
日程第 12 議第 4号 南陽市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の設定について

(建設常任委員長報告)
日程第 13 議第 19号 南陽市道路線の廃止について

日程第 14 議第 20号 南陽市道路線の認定について

(厚生常任委員長報告)
日程第 15 議第 3号 南陽市敬老金支給条例を廃止する条例の制定について

日程第 16 議第 5号 南陽市障害者ホームヘルパー派遣事業に関する条例の設定について

日程第 17 議第 6号 南陽市身体障害者デイサービス運営事業に関する条例の設定について

日程第 18 議第 14号 南陽市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 19 議第 15号 南陽市高齢者等在宅支援事業の運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について

日程第 20 請願第1号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める請願

(予算特別委員長報告)
日程第 21 議第 28号 平成14年度南陽市一般会計予算

日程第 22 議第 29号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計予算

日程第 23 議第 30号 平成14年度南陽市財産区特別会計予算

日程第 24 議第 31号 平成14年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算

日程第 25 議第 32号 平成14年度南陽市育英事業特別会計予算

日程第 26 議第 33号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計予算

日程第 27 議第 34号 平成14年度南陽市老人保健特別会計予算

日程第 28 議第 35号 平成14年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算

日程第 29 議第 36号 平成14年度南陽市介護保険特別会計予算


日程第 30 議第 37号 平成14年度南陽市水道事業会計予算

(追加議案)
日程第 31 議第 38号 南陽市赤湯小学校改築整備工事(電気設備工事)請負契約の一部変更について

日程第 32 議第 39号 南陽市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更について

日程第 33 発議第1号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める意見書の提出について

(赤湯小学校建設特別委員長中間報告)
日程第 34 赤湯小学校建設特別委員会中間報告

 閉   会



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       開      議
○議長(小林啓市議員)  御起立願います。
おはようございます。
御着席願います。
 これより本日の会議を開きます。
 ただいま出席されている議員は全員であります。よって、直ちに会議を開きます。
 本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第4号によって進めます。

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 議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会最終日の会議運営について議会運営委員会委員長より報告を願います。
 委員長 小野健一郎議員。
 〔議会運営委員長 小野健一郎議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
私から、3月定例会の最終日の議会運営について先ほど議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。
 初めに、付託議案及び請願の審査結果についてでありますが、各常任委員長からの報告、続いて予算特別委員長からの報告を受け、それぞれ表決することといたしました。
 次に、本日追加されます議案について申し上げます。追加議案は、事件案2件、発議案1件の計3件であります。事件案の審査の方法につきましては1件ずつ議題とし、契約変更議案については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で、また規約変更議案につきましては、提案理由説明、総括質疑の後に文教経済常任委員会に付託し、本会議休憩中、委員会を開催し審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。また、発議案1件は、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で御審査くださるようお願いいたします。
 次に、報告については、赤湯小学校建設特別委員会の委員長より中間報告を行っていただくことにいたしました。
 なお、さきに請願されました請願第2号 雇用・失業情勢の深刻化に対応するため、労働行政の充実・強化を図る旨の意見書採択を求める請願については、請願者より取り下げの申し出があり、議会の許可を要することになっておりますので、その取り扱いについては先に御審議をいただくことといたしました。
 次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第4号により行うことといたしました。
 以上、本定例会の最終日の運営について協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。

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 日程第1 請願第2号の取り下げについて
○議長  日程第1 請願第2号の取り下げについてを議題といたします。
 請願第2号 雇用・失業情勢の深刻化に対応するため、労働行政の充実・強化を図る旨の意見書採択を求める請願については、請願者から取り下げたい旨の申し出がありますので、これを許可したいと思います。これに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、請願第2号の取り下げについては、これを許可することに決しました。

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(総務常任委員長報告)
日程第 2 議第7号から
  日程第11 議第18号まで計10件
○議長  日程第2 議第7号 南陽市公告式条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第11 議第18号 南陽市国土利用計画(第3次)の策定についてまで、議案10件を議事の都合により一括議題といたします。
 ただいま議題となっております議案10件について総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 塩田秀雄議員。
 〔総務常任委員長 塩田秀雄議員 登壇〕
○総務常任委員長  私から総務常任委員会の御報告を申し上げます。
 本定例会におきまして当委員会に付託されました議案10件について、日程に従い、去る3月7日午前10時より全員協議会室において、総務部長、消防長及び関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、そ
の経過と結果について御報告を申し上げます。
議第7号 南陽市公告式条例の一部を改正する条例の制定についてを申し上げます。本案は、これまで旧市立図書館に設置してきた掲示板をえくぼプラザに移転するために改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第8号 南陽市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、国家公務員の育児休暇等に関する法律及び一般職員の勤務時間、休暇等に関する法律などの一部が改正されたことにより、育児または介護を行う職員が時間外勤務を行う場合、年間の時間外勤務時間が 360時間から1カ月24時間、年間 150時間に制限が改正されたことと、介護休暇の期間が3カ月から6カ月に期間が延長されたことに伴い、改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第9号 南陽市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議第11号 南陽市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について並びに議第16号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についての3議案が関連しますので一括して申し上げます。本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律が改正されたことにより育児休暇の対象の年齢が1歳未満から3歳未満に引き上げられた関係から、育児休暇を再申請する場合の申請事由等が緩和されたことなどに伴い、改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第10号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、小滝へき地保育園が廃止されたことに伴い、園長報酬を削除するものであります。また、一部の職務の名称を改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第12号 南陽市税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、保健婦助産婦看護婦等の法律が改正されたことにより、看護婦や助産婦等の名称を看護師及び助産師等に改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 次に、議第13号 南陽市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、土地区画整理事業が終了したことに伴い、南陽市中央第一土地区画整理事業特別会計を廃止するために改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第17号 山形県市町村職員退職手当組合の規約の一部変更について申し上げます。本案は、市町村職員退職手当組合に加入している2構成団体が退職手当組合より脱退することに伴い、規約の一部を改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第18号 南陽市国土利用計画(第3次)の策定について申し上げます。本案は、国土利用計画法に基づき平成3年に策定した第2次の南陽市国土利用計画を改めるもので、平成22年を目標年次として策定するものであります。本計画における土地利用の基本方針を、「自然環境の保全を基本として、全体の中で調和と秩序があり、またまちづくりの目標に沿う、計画的で適正な利用を図ること」と定めております。また、土地利用の基本的な考え方は、持続的発展可能な土地利用、計画がなければ開発なし、所有から利用への転換を図ることを基本目標としながら、その土地利用の基本的な方向としては、「優良農地の保全」「コンパクトな都市づくりの推進」「安全で安心、美しく、ゆとりのあるふるさと景観の保全」「高規格幹線道路整備効果を発揮できる都市づくり」の4項目を定め、計画的な土地利用の推進を図るために、第3次南陽市土地利用計画を策定するものであります。審査の中で、市のシンボルとなっている白竜湖周辺の保全方法等についての意見がありましたが、審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、総務常任委員会の御報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの総務常任委員長報告に対し、質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第2 議第7号 南陽市公告式条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第11 議第18号 南陽市国土利用計画(第3次)の策定についてまで議案10件については、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第7号から議第18号まで議案10件については総務常任委員長報告のとおり決しました。

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(文教経済常任委員長報告)
 日程第12 議第4号 南陽市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の設定について
○議長  次に、日程第12 議第4号 南陽市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の設定についてを議題といたします。
 ただいま議題となっております議案1件について、文教経済常任委員長の報告を求めます。
 文教経済常任委員長 長嶋 茂議員。
 〔文教経済常任委員長 長嶋 茂議員 登壇〕
○文教経済常任委員長  私から文教経済常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会におきまして当委員会に付託されました議案1件について、日程に従い、去る3月8日午前10時から全員協議会室において、教育次長及び経済部長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。議第4号 南陽市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の設定についてを申し上げます。本案は、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部改正により、補償に関する必要事項を市町村で定めなくてはならなくなったため、条例を設定するものであります。改正の内容としては、義務教育諸学校の補償に要する経費を国・県で負担していたものを廃止し地方公共団体が負担することになったことや、必要事項を県条例で定めていたものを廃止し市町村の条例で定めなくてはならなくなったこと、またこの法律は平成14年4月1日から施行されることにより、新たに条例を設定するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、文教経済常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの文教経済常任委員長報告に対し、質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第12 議第4号 南陽市立の学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の設定については、文教経済常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第4号については文教経済常任委員長報告のとおり決しました。

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(建設常任委員長報告)
 日程第13 議第19号から
 日程第14 議第20号まで計2件
○議長  日程第13 議第19号 南陽市道路線の廃止について及び日程第14 議第20号 南陽市道路線の認定についての議案2件を議事の都合により一括議題といたします。
ただいま議題となっております議案2件について、建設常任委員長の報告を求めます。
建設常任委員長 鈴木英昭議員。
 〔建設常任委員長 鈴木英昭議員 登壇〕
○建設常任委員長  私から建設常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会において当委員会に付託されました議案2件について、日程に従い、去る3月7日午後1時から第2委員会室において、建設、水道両部長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し、現地調査を行うなど慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
 議第19号 南陽市道路線の廃止について並びに議第20号 南陽市道路線の認定について申し上げます。両議案は関連する部分がありますので、一括審査を行ったところであります。
 最初に、議第19号 南陽市道路線の廃止についてでありますが、郡山若狭郷屋線については、平成8年度より都市計画道路として道路改良工事を施工してきましたが、本年3月をもって完成することにより、若狭郷屋北線及び市役所西線の3路線を含めて再編成を行うため、現市道を一たん廃止するものであります。
次に、議第20号 南陽市道路線の認定についてでありますが、郡山若狭郷屋線については、このたび新設された道路から国道 113号線までを編入し、起点は上級道路からということにより起点と終点を変更して、新たに郡山若狭郷屋線として認定するものであります。
また、若狭郷屋北線については、宝高院前の通りを郡山若狭郷屋線から若狭郷屋北線に編入し、終点部を変更して、新たに若狭郷屋北線として認定するものであります。
次に、市役所西線は、郡山若狭郷屋線が新設改良されたことにより、起点部を変更して、新たに市役所西線として認定するものであります。
最後に、桜木町諏訪1号線については、平13年度にJAおきたま農業協同組合が宅地造成した場所であります。このたび、市に対し、敷地内道路の寄附の申し出がありましたので、新たに諏訪1号線として認定するものであります。
 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、建設常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの建設常任委員長の報告に対して、質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第13 議第19号 南陽市道路線の廃止について及び日程第14 議第20号 南陽市道路線の認定についての議案2件については、建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第19号及び議第20号の議案2件については建設常任委員長報告のとおり決しました。
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(厚生常任委員長報告)
 日程第15 議第 3号から
 日程第20 請願第1号まで計6件
○議長  日程第15 議第3号 南陽市敬老金支給条例を廃止する条例の設定についてから日程第20 請願第1号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める請願まで議案5件、請願1件を議事の都合により一括議題といたします。
 ただいま議題となっております議案5件、請願1件について、厚生常任委員長の報告を求めます。
 厚生常任委員長 伊藤俊美議員。
 〔厚生常任委員長 伊藤俊美議員 登壇〕
○厚生常任委員長  私から厚生常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会におきまして当委員会に付託されました議案5件及び請願1件について、日程に従い、去る3月8日午後1時より第2委員会室において、市民福祉部長及び関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
 初めに、議第3号 南陽市敬老金支給条例を廃止する条例の設定についてを申し上げます。本案は、急速な高齢化社会の進行、社会情勢の変化に伴い、地区の特性や実情に沿った、より効果的な高齢者福祉事業を推進するため、交付金総額 1,000万円による「地域福祉振興活動交付金制度」を創設し、これまで満80歳以上のお年寄りに支給してきた年額 3,000円の敬老金を廃止するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第5号 南陽市障害者ホームヘルパー派遣事業に関する条例の設定について申し上げます。本案は、これまで高齢者施策や介護保険制度の中で取り組んできたホームヘルプサービス事業を障害者施策が平成15年度から措置制度中心から支援費制度への移行が示されたことに伴い、身体・知的・精神障害者に対してもホームヘルパー派遣制度を拡大し、家事、介護等の日常生活を援助し、在宅福祉支援サービスを行うため、条例を設定するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第6号 南陽市身体障害者デイサービス運営事業に関する条例の設定について申し上げます。本案は、介護保険法の対象とならない身体障害者に対して、各種サービスを提供し、身体機能の維持・向上や自立による社会参加を促進し、福祉の向上を図るため、条例を設定するものであります。審査の中で、委員から、身体障害者だけでなく知的障害者及び精神障害者も一緒に実施すべきではないかとの意見が出されましたが、受け入れ施設として考えている介護保険のデイサービス施設は現時点において知的障害者及び精神障害者を受け入れる体制が整っていないため、とりあえず身体障害者からスタートし、今後障害者プランの中で総合的な施設整備を図っていくとの当局の説明があり、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第14号 南陽市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、小滝へき地保育園を児童数の減少により吉野児童館と統合し廃止するため、設置条項を整理するものであります。当局から、来年度は児童数が5名に減少し、集団保育の目的達成が困難であること、平成12年の秋から話し合いを重ねた結果、地域の理解が得られたこと、小滝地区の児童には通園バスを運行するなどの説明があり、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第15号 南陽市高齢者等在宅支援事業の運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、これまで在宅の要援護老人、ひとり暮らし老人及び重度身体障害者に対し在宅支援福祉サービスを行ってきたが、その対象範囲を身体障害者に拡大するため、所要の改正を行うものであります。審査の中で、委員から、議第6号と同様に、身体・知的・精神の3障害が同じように適用を受けられるよう近い将来条例の整備を願いたいとの意見が出されましたが、本事業は国の高齢者介護予防生活支援事業であり、今後国の制度改正を受け対応したいとの当局の説明があり、審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、請願第1号、骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める請願について申し上げます。本請願は、白血病などの難治性疾患に対する根治療法としての骨髄移植は、骨髄バンク事業の進展等もあり、平成12年末で 3,187例に達するなど着実な成果を上げております。しかし一方では、骨髄バンク事業の推進主体である骨髄移植推進財団は収入の8割を患者負担や寄附金に依存していることから、患者の救命をすればするほど赤字になり、財政破綻の危機に瀕しており、患者もまた骨髄提供に派生する負担が重くのしかかっています。よって、患者及び家族が経済的負担から免れて、闘病に専念でき、骨髄バンクが国民の期待にこたえ得る健全運営を確保するため、国に対し骨髄移植に関し医療保険の適用範囲を拡大されるよう意見書の提出を求めるものであります。審査の結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択とし、意見書を提出することに決した次第であります。
 以上、厚生常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの厚生常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第15 議第3号 南陽市敬老金支給条例を廃止する条例の設定についてから日程第20 請願第1号 骨髄バンク利用にかかわる医療保険の適用を求める請願までの議案5件、請願1件については、厚生常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第3号から請願第1号までの議案5件、請願1件については厚生常任委員長報告のとおり決しました。

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(予算特別委員長報告)
 日程第21 議第28号から
 日程第30 議第37号まで計10件
○議長  次に、日程第21号 議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算から日程第30 議第37号 平成14年度南陽市水道事業会計予算まで予算案10件を議事の都合により一括議題といたします。
ただいま議題となっております予算案10件について、予算特別委員長の報告を求めます。
予算特別委員長 栗原晴峰議員。
 〔予算特別委員長 栗原晴峰議員 登壇〕
○予算特別委員長  私から予算特別委員会の御報告を申し上げます。
 本定例会において当委員会に付託されました案件は、平成13年度各会計補正予算7件及び平成14年度各会計当初予算10件の計17件であります。このうち、平成14年度当初予算10件について去る3月14日及び15日の2日間にわたり審査を行いました。当委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみ御報告いたします。
 議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算
 議第29号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計予算
 議第30号 平成14年度南陽市財産区特別会計予算
 議第31号 平成14年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算
 議第32号 平成14年度南陽市育英事業特別会計予算
 議第33号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計予算
 議第34号 平成14年度南陽市老人保健特別会計予算
 議第35号 平成14年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算
 議第36号 平成14年度南陽市介護保険特別会計予算
 議第37号 平成14年度南陽市水道事業会計予算
 以上、当初予算10件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  予算特別委員長の報告が終わりました。
ただいまの予算特別委員長報告に対して質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 ここで、議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算に対して12番佐藤 明議員より反対討論の通告がありましたので、これを認めます。
12番佐藤 明議員。
 〔12番 佐藤 明議員 登壇〕
○佐藤 明議員  私は予算特別委員長報告の議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算に対しまして反対の立場から討論を行います。
最初に、ハイジアパーク南陽施設管理委託料であります。長引く不況の続く中で、市民の暮らしと営業は深刻な状況が続いております。ご承知のように、ここ数年来、市で誘致した企業を初め数件の企業が倒産し、さらに地元商店の転廃業も年々進行しております。その対策も緊急の課題となっております。農業はどうでしょうか。生産者米価の大幅な引き下げ、さらに後継者や老齢化問題、輸入しながらの減反、輸入野菜の急増など、農家の方々の怒りの声が各地で広がっております。また、教育の分野でも、教育環境の整備、教材費の充実、父母負担の軽減など、願いは切実であります。さらに、雇用問題も深刻になっております。労働者の雇用は不安定となって、失業者の再就職も極めて困難な状況となっております。こうした情勢のもとで、ハイジアパークには今までも経営補助金、損失補償、増資などを行ってまいりました。公設民営とはいえ、なぜそれほどまでに一民間企業にしなければならないのか、多くの市民は疑問と不信を抱いております。したがって、管理委託料の負担は際限のないものであり、到底容認することはできません。さらに、介護保険の問題であります。私はこれまでも介護保険導入前より再三再四、低所得者に対する介護保険料、利用料等の減免制度の創設、また上乗せ横出しなどの市独自のサービス等を提案してまいりましたが、残念ながら国や県の方針どおりであります。引き続き介護保険制度の充実を強く要望するものであります。
次に、消費税の市手数料、使用料の市民への転嫁の問題であります。御承知のように、政府が国会に提出した資料でも明らかなように、低所得者層ほど重い逆進性が改めて示されております。依然として市民生活や商工業者の経営と暮らしにとっても重い負担となっております。また、お年寄りや所得の少ない家庭まで、まさに死活問題と言わざるを得ません。地方自治体の使命は、何よりも市民の暮らし、福祉や教育の充実、健康を守ることであります。特に一般会計の市手数料・使用料等々は納税義務のないものであり、手数料・使用料等への消費税上乗せ転嫁は直ちにやめるべきと考えるものであります。
以上申し上げましたが、議員の皆さんの御賛同をお願い申し上げまして、私の反対の討論といたします。
○議長  ほかに討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
これより採決を行いますが、反対討論がありましたので、分割して採決を行います。まず、議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算について採決を行います。起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
それでは、採決を行います。原案に賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長  御着席ください。
起立多数でありますので、よって、議第28号は原案のとおり決しました。
次に、議第28号を除く議第29号から議第37号までの予算案9件は、予算特別委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第28号を除く議第29号から議第37号までの予算案9件は、予算特別委員長の報告のとおり決しました。

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 日程第31 議第38号 南陽市立赤湯小学校改築整備工事(電気設備工事)請負契約の一部変更について
○議長  日程第31 議第38号 南陽市立赤湯小学校改築整備工事(電気設備工事)請負契約の一部変更についてを議題といたします。
○議長  この際、市長に対して提案理由の説明を求めます。
 市長。
 〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第38号 南陽市立赤湯小学校改築整備工事(電気設備工事)請負契約の一部変更について提案理由を申し上げます。
 本案は、当初予定の太陽光発電設備工事が、経済産業省との共同研究事業として平成14年度新たに実施されることとなったため、平成13年度の工事費を減額する請負契約変更を行うものであります。
御審議の上、御可決いただきますよう、よろくしお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議第38号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第38号は委員会付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入りますが、討論の希望はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第38号 南陽市立赤湯小学校改築整備工事(電気設備工事)請負契約の一部変更については原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第38号 南陽市立赤湯小学校改築整備工事(電気設備工事)請負契約の一部変更については原案のとおり決しました。

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 日程第32 議第39号 南陽市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更について

○議長  日程第32 議第39号 南陽市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更についてを議題といたします。
○議長  この際、市長に対して提案理由の説明を求めます。
 市長。
 〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第39号 南陽市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更について提案理由を申し上げます。
本案は、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部改正に伴い、市が行うべき災害認定事務について山形県消防補償等組合に委託するため、地方自治法第 290条の規定により提案いたすものであります。
御審議の上、御可決いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。以上です。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。ただいま議題となっております事件案について総括質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議第39号 南陽市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更については、会議規則第37条第1項の規定により別紙議案付託表のとおり文教経済常任委員会に付託いたします。
 それでは、文教経済常任委員会を休憩中に開催し、審査をお願いいたします。
 ここで暫時休憩いたします。再開は予鈴をもってお知らせいたします。
   午前10時49分  休  憩

   午前11時15分  再  開
○議長  再開いたします。
 ただいま議題となっておりす議第39号 南陽市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更について、文教経済常任委員長の報告を求めます。
 文教経済常任委員長 長嶋 茂議員。
 〔文教経済常任委員長 長嶋 茂議員 登壇〕
○文教経済常任委員長  私から文教経済常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会最終日におきまして当委員会に付託されました議案1件について、先ほど第2委員会室において教育次長及び経済部長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
 議第39号 南陽市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更についてを申し上げます。本案は、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部改正により、市が行うべき災害認定事務を山形県消防補償等組合に委託するために規約を変更するものであります。
 本案は、さきに議第4号として本定例会に上程され可決したものと関連するものであります。消防補償等組合とは、県内の全市町村44自治体で組織する組合であり、公務災害の認定業務などを共同処理する組織であります。ここに学校医などの公務災害の認定等を委託することになり、規約改正を行うものであります。県から市町村に事務を移管されたために設定した条例が議第4号であり、この議案は市が認定業務を消防補償等組合に委託するためのものであります。
 審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、文教経済常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの文教経済常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第39号 南陽市と山形県消防補償等組合との間の非常勤職員に対する公務災害補償の事務の委託に関する規約の一部変更については文教経済常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第39号については文教経済常任委員長報告のとおり決しました。

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 日程第33 発議第1号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める意見書の提出について
○議長  日程第33 発議第1号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める意見書の提出についてを議題といたします。
○議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
 厚生常任委員長 伊藤俊美議員。
 〔厚生常任委員長 伊藤俊美議員 登壇〕
○厚生常任委員長  私から、発議第1号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める意見書の提出について提案理由の説明を申し上げます。
 白血病などの難治性疾患に対する根治療法として国民医療に不可欠な骨髄移植は、骨髄バンク事業の進展に伴い、平成12年度は年間 715例が実施されるなど、着実な成果を上げております。しかし一方では、骨髄バンク事業の推進主体である骨髄移植推進財団は、収入の8割を患者負担や寄附金に依存していることから、患者の救命をすればするほど赤字になり、財政破綻の危機に瀕しており、患者もまた骨髄提供に派生する負担が重くのしかかっております。よって、患者及び家族が経済的負担から免れて闘病に専念でき、骨髄バンクが国民の期待にこたえ得る健全運営を確保するため、骨髄液に医療保険を適用されるよう国に対し意見書を提出するものであります。
以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号は、所管の厚生常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。発議第1号 骨髄バンクの利用にかかわる医療保険の適用を求める意見書の提出については原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決いたしました。

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 日程第34 赤湯小学校建設特別委員会中間報告

○議長  日程第34 赤湯小学校建設特別委員会中間報告についてであります。
 赤湯小学校建設特別委員会に付託しております諸調査事項について、会議規則第45条第2項の規定により、特別委員会から中間報告を行う旨の申し出がありますので、これを認めます。
委員長 小林武夫議員。
 〔委員長 小林武夫議員 登壇〕
○委員長  私から、赤湯小学校建設特別委員会の御報告を申し上げます。
 平成11年6月定例会において、赤湯小学校の移転改築に関し議会の立場から諸般の報告を行い、よりよい小学校建設の推進を図るべく本委員会が設置され、以来、調査研究が行われました。学校建設のこれまでの経過につきましては、平成13年3月に基本構想が作成されましたが、この段階で当初計画を1年短縮し、校舎と体育館が平成14年度に同時完成するよう計画が見直されました。また、平成13年5月の実施設計においては、補助基準に照らした開校年度の児童数の変化により、基本設計から普通教室が3クラス、校舎面積では 300平方メートルの減少となりました。平成13年7月には、主体工事の一般競争入札と機械設備工事及び電気設備工事の指名競争入札が執行され、8月の安全祈願祭を皮切りに工事が着工されました。現在、降雪が少なかったこともあり、工事は順調に推移しており、3月末で体育館40%、校舎 21.64%の平成13年度の出来高を終了する見込みであります。今後、平成14年度の校舎・体育館の完成に続いて15年度以降はグラウンドやプール等の工事に着工する予定となっております。
 当委員会といたしまして、平成12年度3月定例会で報告された前委員会の経緯を踏まえ、これまで先進地視察や現地視察を初め8回の委員会を開催し、当局の説明を求めるとともに要望や提言等を申し上げてまいりました。お手元に配付している中間報告書のとおりであります。以上が本委員会の経過でありますが、委員会としては、引き続き校舎、体育館等を初め周辺を含めた環境整備や通学路の確保、通学手段等本事業全般について諸調査を行うことが必要であると考えております。
以上、これまでの委員会委員及び関係当局各位の御協力に感謝を申し上げ、赤湯小学校建設特別委員会の御報告といたします。終わります。

○議長  赤湯小学校建設特別委員長の中間報告が終わりました。
 報告でありますので、御了承願います。

○議長  最後に、お諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、条、項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、条、項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
以上をもって本定例会に提案されました議案並びに請願の審査はすべて終了いたしました。
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   市 長 あ い さ つ
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
 市長。
 〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  3月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本定例会におきましては、慎重に御審議を賜り、案件すべて原案どおり御可決、御承認、そして御同意を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げます。
 景気の現況につきましては、3月の政府月例経済報告で「下げどまりが見られる」との見解が示されましたが、市内では不景気も加速しており、ますます厳しさが増しているというのが実感ではないかと思われます。
 本定例会におきましては新年度の施政方針を述べさせていただきましたが、平成14年度に向けましても知恵を絞り「元気ある予算」を策定いたしましたので、当面しておりますこの難関に立ち向かう役目が果たせるように、議員から御指摘もありましたように、最大限の予算の活用を図ってまいりたいと存じます。
このたび、私は、市政施行35周年の節目の年に当たりまして、議員各位の御支援を賜りながら、職員を率い、市民と一丸となって元気あるまちづくりを推し進める覚悟で第11回南陽市長選に臨む決意表明をさせていただきましたが、改めて身が引き締まる思いをいたしております。一歩一歩ではありますが着実に施策を推進し、市民皆様にこれまで以上、「安全で安心なうるおいのあるまち・南陽」を実感していただけるよう努めてまいりますので、御理解、御協力賜りますようお願い申し上げます。
結びに、時節柄、議員皆様におかれましても御自愛の上、ますます御活躍、そして御指導賜りますようお願いを申し上げ、長期間の定例会、まことにお疲れさまでございました。また、御苦労さまでございました。ありがとうございます。

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       閉      会
○議長  これをもちまして平成14年南陽市議会3月定例会を閉会いたします。
一同御起立願います。
 御苦労さまでした。
   午前11時32分  閉  会