平成14年3月定例会予算特別委員会(補正予算) 3月4日(月)11:45~13:52
             予算特別委員会(当初予算) 3月14日(木)10:00~13:47
             予算特別委員会(補正予算) 3月15日(金)10:00~11:32


        平成14年3月4日(月)午前11時45分・開会


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     栗  原  晴  峰  委員長        須  藤  清  市  副委員長



本日の会議に付した事件
 議第21号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第7号)
 議第22号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
 議第23号 平成13年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)
 議第24号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)
 議第25号 平成13年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
 議第26号 平成13年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)
 議第27号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第5号)

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       開      会
○委員長(栗原晴峰委員)  これより予算特別委員会を開会いたします。
ただいま出席されている委員は22名全員であります。
本委員会に付託されました案件は、平成13年度補正予算7件、平成14年度予算10件であります。そのうち本日の予算特別委員会では、平成13年度補正予算7件について審査を行います。

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 議第21号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第7号)
○委員長  初めに、議第21号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第7号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第21号について説明〕省略 別冊参照。
○議長  ここで暫時休憩といたします。

再開を午後1時といたします。
   午後 0時03分  休  憩

   午後 1時00分  再  開

○委員長  再開いたします。
 この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事の進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
 最初に、歳入全般について、12ページから19ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。第2款総務費から第6款農林水産業費の20ページから27ページまでについて質疑ございませんか。
 21番岩井委員。
○岩井一敏委員  22ページ、3款の民生費について二、三お尋ねをいたしたいというふうに思います。
一つは、4目の老人費の中での、先ほど説明もありました特別養護老人ホーム太陽の里ふたばに対する利子補給、非常に結構なことなんですけれども、今の時期に利子補給に関して他施設との状況で県が踏み切ったのか、この団体が強い要請をして今回の利子補給になったのか、この辺の経過、若干お聞かせをいただきたいというふうに思います。
もう1点、8目の、先ほど学童保育の整備工事、福祉センターの説明があったんですけれども、管理人室を改善するのはわかるんですけれども、どのような状況にするのか、若干お聞かせをいただきたいというふうに思います。
それからもう1点、衛生費にかかわる問題で、1款になりますが、資源回収報償費、この中身を若干お聞かせをいただきたいというふうに思いますし、さらになおかつ次ページのごみ減量積立金、この中身をお聞かせをいただきたいというふうに思います。先ほどの17ページの資源ごみ売却代金と関係あるのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。3点。
○委員長  健康福祉課長。
○健康福祉課長  太陽の里ふたばに対する利子補給金でございますが、これにつきましては、他の特別養護老人ホームとの関係で今回利子補給することになったわけでございます。ほかの「こぶし荘」等々に対しましても利子補給等を行っておりますので、それと条件を一にするというふうなことで今回踏み切ったわけでございます。
それから、学童保育に対しましては、宮内の福祉センターの管理人室、現在のところ利用されておりませんので、そこを若干改造いたしまして活用する考えでございますが、現在4学童保育施設の指導員4名おるわけでございます。それから宮内児童館の主任児童更生員、健康福祉課と兼務になりまして市役所の方におりますが、その5名、福祉センターの方に学童保育の基幹センターとして向こうの方に今度勤務いたしまして、学童保育全般の統括的な役割を果たしたいというふうなことで、この整備工事を御提案しているものでございます。
○委員長  3点目につきまして、小田市民生活課長。
○市民生活課長  では、私から申し上げます。
 23ページの報償費につきましてですけれども、これは今各種団体等で資源回収等をやっておりますけれども、その際、買い取り側の業者の人達が、いわゆる採算に合わない買い取りをやっているわけです。それにつきまして、市の方でも損失を与えないために援助をやりながら報償費としてお上げしているものでございます。細かい数字につきましては、これ一つ一つの積み重ねなものですから、もし差し支えなければ後ほど、細かい数字等は改めてお知らせ申し上げたいと思います。
25ページ積立金ですけれども、これは当初予算と実際に入った分からの、歳出の項目として置かれているだけなものですから、差額と考えていただきたいと思うんです。当初見込んでいる要件に入った分を積立金としてここから出していくという形になります。以上です。よろしくお願いします。
○委員長  21番岩井委員。
○岩井一敏委員  ちょっと1点目の老人ホームの件、理解できなかったんですけれども。他の施設にやっておるから今回したというふうなことの説明だったんですけれども、今建ったばかりでない施設なわけですから、当初何で利子補給ができなかったのか。今回県が踏み切った経過というものがどういう理由なのかと、こういう質問でございます。
 もう1点、市民課長に先ほどちょっとお尋ねしたのは、17ページの資源ごみ売却代金 514万円と、25ページの 515万円、ごみ減量基金積立金、これがどういうふうに関連あるのかと、こういう質問をしたところでありますので、もう一度お聞かせをいただきたい。
○議長  市長。
○市長  1点目の太陽の里に関しましては、償還が始まるというふうなことで、その償還計画をふたばの方で13年度中に県の方に提出したと聞いてございます。その中で利子に関しては県が2分の1を持とうと。ということは、すなわち、あとの2分の1は市でというような形になって、今回初めて13年度の分として 170数万を上げさせていただいたわけでございます。いよいよ償還が始まる……、あと 5,000万円ずつ、2億 5,000万円市で支援しているわけなんですが、これらをすべて含めた償還計画が整ったということでありまして、利子補給も県・市という形になったということで御理解をいただければと、こう思います。
○委員長  小田市民生活課長。。
○市民生活課長  では、申し上げます。
17ページの資源ごみ売却代金につきましては、当初 150万円を見込んでおりましたが、 201万 4,000円ほど実収入がありまして、その差額がここに歳入として上がったわけです。それを、ごみ基金がありますけれども、そこにつきまして、この25ページの方から支出を申し上げまして、現在 900万台に入ろうとしている状況にあります。以上です。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  23ページの第4款の衛生費に関して、19節負担金についてお尋ねをしたいと思います。
今度の新年度の予算、あるいは今度の一般質問などでもいろいろ質問されるかと思いますが、置広の病院組合に対する整備負担、あいは運営負担金、さらには南陽病院に対しての負担金と、このように計上されているわけですけれども、一体、年間、置賜公立病院組合に対して幾ら整備負担金あるいは運営負担金、計上されているのか、また南陽病院についてはどのぐらいの負担になるのか、お尋ねをしたいと思うんです。
○委員長  市民福祉部長。
○市民福祉部長  病院組合に対する南陽市の負担金でございますが、御存じのとおりに、基幹病院組合の運営に対する市の負担、あるいは基幹病院の建設に伴う建設償還の負担、南陽病院の運営に伴います負担と、こういうふうな三本立てになっているわけでございまして、それぞれ負担金の割合等も既に決定なっている事項でございますので、それに基づきまして病院組合の方から請求がございまして、それに基づく負担金をこのたび計上させていただいたわけでございます。中身といたしましては、基幹病院の整備の負担金が、今年度分のトータルの金額でございますが、基幹病院の整備負担分が 2,824万円、基幹病院の運営等に要します市の負担金が1億5,082万 5,000円、南陽病院の負担分が2億 7,676万 2,000円となっているものでございまして、これの不足額をこのたび計上させていただいたところでございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  ただいまの部長の説明ですと、それぞれ整備負担金、あるいは運営等に関する負担金と、あるいは南陽市の病院の負担金というふうなお話でありましたが、例えば南陽市の場合ですと、今回の補正も含めて年間で合わせると3億 7,000万円ぐらいの負担になるわけですけれども、大変な額と言わざるを得ないんですが。しかも、新年度では2億 7,000万円ほど計上される予定になっているわけですけれども、こういった原因がどこにどのようにあるのか、どのようにこれから対応されるのか、この点をお尋ねしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  基幹病院については負担割合が決まってございます。建設費中2割が2市2町で持たなければならない。あと、病院の経営そのものが、救急救命センター除いて、もし赤字出れば、55が2市2町、45が県で負担するということでございます。ここまではさほどの問題でないんですが、要は公立置賜南陽病院、これの負担を全額市で持たなければならないということでありますから、非常に収益が上がらないということで負担がかなり大きくなっております。これからの心配は、基幹病院の整備の償還も始まるんだろうし、16年度からは南陽病院、8億 8,000万円ほどで向こうにお譲りをした、その償還もしなければならないというようなことで、総体でですね、恐らく6億超えるような病院に対する負担が出てくるんじゃないのかということで、大変財政的に心配をいたしております。南陽病院の方は長井と比べれば非常に患者数が少ない。外来で言えば約 200人ほど少ないようでありますし、あと入院等につきましてはほぼ同じでありますが、やはり人件費等、入院施設を抱えております関係上、人件費等で約2億円かかります。看護婦さん、賄いさん、日直の先生ということでですね、そういう面で非常に南陽市は……。私も正副管理者会で30分ほど医療監と話をきつくさせていただきましたが、南陽には開業医の先生がたくさんいらっしゃるから患者が長井から見れば約半分ちょっとくらいしかいませんし、医師も、正直言って、同じ3名だというものの、うちは外科専門の先生が2人、内科医1人という違いもありますから、非常に医師の配置でも私は現状の配置では市民の皆さんのニーズにこたえられないだろうというようなことを今申し上げているところでございます。置広病院議会もありまして、3名の議会議員の皆さんも、私含めて、本会議あるいは懇親会の場でも4人結束して医師の確保には強く今要請をいたしておるところでございますが、やはり14年度南陽病院の要求が3億円でありますから、3億円、そのうち交付税で 3,000万円ほど来るということでその分は引かせていただきましたが、2億 7,000万円、現時点の14年度の予算で要求ありましたから、非常に苦しいながらもやはり何とか、予算組めないということでも困りますから、組むように指示をして、南陽病院だけでも2億 7,000万円ほど組ませていただきました。なお、これはあくまでも当初の予算でありますから、収益が出てくれば当然少なくなるし、あるいはまた患者さんがどんどん減ってくれば、2億 7,000万円があるいは3億円を楽に超えるかなという場面も想定されますので。何せ病院問題は、我々勧誘することは……、要請はできますが人事権その他はございませんし、例え与えられても、なかなか医者の手配というのは市長の私ではできる課題でもありませんので、非常に私の、行政をあずかる者として、病院問題が一番頭の痛い問題であり課題であるんだろうと、このように考えておるところでございますので、ぜひ議員の皆さんにも側面から積極的に支援をいただきたいと、このように申し上げて答弁といたします。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  言っていることはわかるんですが、そしてこの議会からも置賜病院組合に派遣されている議員の皆さんも奮闘されているということもわかるんですが、このまま推移するならば、これは、市長さっきおっしゃったように、とんでもないような状況出てくると思うんです。それでは困るわけで、今手を打たない限り解決しないのではないかというふうに私は思います。それで、今の人的なことも含めて、これは医療監、いわゆる病院長が当然権限あると思うんです。あるいは管理者、あるいは副管理者、こういう人達が人的な権限も含めてあると思うんですが、やっぱりこの辺で何とかしない限りだめなのではないかというふうに思います。
 そこで、これから今年度、あるいは来年も含めてですが、市長としてどういうふうな対応をされるのかというふうなことです。
○委員長  市長。
○市長  市長としては対応のしようございません。と申しますのは、我々南陽市の所管外なんです、病院というのは、ね。公立置賜事務組合の中の病院でありますから、南陽市立病院でありませんから、市長としての対応はできません。しかしながら、病院の中の副管理者として、委員御指摘のように、何か手を打たなければならないだろうというふうには考えておりますが。
 まず一つは、やっぱり医師の確保なんですね。当初の一次、一次半医療ができるような、まず医師の確保をしなければならない。
 それと、余りに南陽病院そのものが赤字に追い込まれるような実態があれば、何とか病院として基幹病院と一体となったお願いをする必要があるんだろと。というのは、今の時点でまだ開業して3年目になるわけなんですが、45、県で持つ45%も含めて総体的に持っていただけないかどうか、そういう議論、お願いもしていかなければならないんですが、やはりまだ3年目といっても2年ちょっとの段階でありますから、もう少し医療監の誠意を信じながら、ことしはその推移を見るべきだろうと、こんなふうに考えております。大変申しわけないが、力不足なのも何か、市長としては病院問題に関しては手の打ちようがないということも御理解をいただきたいと思います。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  手の打ちようがないというふうに市長が言うならば、それはそうかもしれませんが、しかし市民的から見れば、実際患者さんが行って治療するということになっているわけですから、そういうふうなあきらめではなくて、やっぱり最後まで主張を通すということも大事ではないのかなというふうに私は思います。そういう点で、これからのことについてはやっぱり、さっき市長おっしゃったように、病院に対しての何らかの対策というのは、議会も含めて、やっぱり検討委員会みたいなのをつくって議論するべきでないのかなと私は思うんですが、その辺、1点だけお尋ねしたい。
○委員長  市長。
○市長  私は、市長としては手の打ちようがないというふうにははっきり申し上げましたが、副管理者としては組合の中で一生懸命、南陽病院がよくなるような形の中で頑張りをしておるということでございます。
 あと、議会に特別委員会等のお話ありましたが、それは議会の問題でありますから、私の口から答弁することは差し控えさせていただきたいと思います。以上です。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 今佐藤委員の方からもいろいろ質問あったんですが、ちょっと私も理解できない点があるんですが、市長としては手に負えない状況だというお話があるわけなんですが、ただ財政的な負担は南陽市の財源から出しているわけですよね、これは。それは市長が責任を持って提案しているわけです。私は、この問題のところについては、つくられた赤字が南陽の病院はやらされていることだと思います。要するに、当初の医師の定着の条件というものが全くないままになされて、ちぐはぐな医師体制の中で住民が安心してかかれないという問題が一つある。特に内科の循環器系のお医者さんがいないというのが決定的な問題じゃないかなと思います。したがって、人工透析の方も見ることができないと。これで赤字を大きくつくり出している原因にもなっているわけです。
 私は、市長、こうしたときに、今は赤字の分についてはそれぞれの自治体で負担をしなければならないというのが約束事でなっているわけでありますけれども、しかし医師の場合については、これは県の責任で配置したと思うんですね、これについては、医療監初めとして。そういうことでのつくられた経過があるんじゃないかというふうに思いますけれども。
 負担額について、私が言っているのは、ルールを確立する要望を私は南陽市の事務方で議論をしながらすべき問題じゃないのかなというふうに思われます。例えば、長井の病院については、負担金からすれば約4倍ぐらい南陽はふえていますね。最低50床、50床で出発しているわけです。それは精神病棟は長井の場合はプラス50床ありますけれども、一般病床にしたら50床・50床、同じでスタートしたわけです。だとすれば、長井の病院の負担額というものを限度にして、南陽の病院はそれ以上分については県で持ってほしい、これぐらいのやっぱり要望をしていいのじゃないかなと。そういルールを確立していかないと、医師はよこさない、負担金だけ南陽市でどんどん赤字になる分についてはやってください、これでは全く矛盾したやり方じゃないのかなというふうに思われます。ですから、これは実現するかどうかわかりませんけれども、そういうぐらいの気持ちで、私は市長を中心にしながら南陽の事務方の中でのやっぱり方向性として打ち出す必要があるんじゃないかなというふうに思われますけれども、市長としてはいかがでございますか。
○委員長  市長。
○市長  五十嵐委員、医師の配置は県でなく医療監の人事の裁量であります。医療監の裁量であります。県立病院でございませんから、県で医師の配置は一切していないというふうに御理解をいただきたい。それから、負担の問題、佐藤 明委員にも申し上げたとおり、このような状況が続けば、南陽市の負担がもうできかねるということでありますから、3年目に入りましたから、その推移を見ながら、基幹病院あるいはサテライト病院含めた県の45の御負担をいただけないかというふうな声を上げる時期がそろそろ来るのじゃないのかなと、そのように思っておるところでございます。何せ外来が倍、半分なんですね。長井は1日 400超える、南陽の場合 200ちょっとというようなことで。医者配置もないからだろうというふうな御指摘も確かにその一因になっているかと思いますが、要は財政負担に耐えられるかどうかという課題が大きく浮上しますので、医師の配置をきちっと要請しながら、今後の病院負担金等についても総体的に考えて正副管理者で取り上げるテーマだろうと、かように思っておるところでございます。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
 2番長谷部委員。
○長谷部俊一委員長 21ページの総務費に関連して1点お聞きしたいと思います。
 その中で日中友好関係でありますが、昨年の中国南陽市については、バス、12月段階では1台贈呈すると、こういうふうなお話でありましたが、その後、中国から断られたと、こういうふうな話をお聞きしているところでございますが、それをもう少し具体的にと、それから3台約束されておりますが、もう1台については今後どのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。
○委員長  高橋企画財政課長。
○企画財政課長  お答え申し上げます。
友好都市であります中国南陽市に約束事として車を贈るというようなことで、ことしはバスをというようなことで準備をしておったのは御承知のとおりでございます。その後、セーフガードの関係で関税が日本から中国に行くバスに非常に高くかかるといったことで、セーフガードが解決するまでしばらく待ってくださいというような経過がございまして、バスの準備はできておったんですが贈れないでおったというようなことがございます。その後、セーフガードの方は一応解決をしたわけでございますけれども、中国国内の事情が変化をいたしまして、右ハンドルのバスの運行、もしくは右ハンドル車を改造したバスの運行については、運行できなくなったというようなことがあります。そのようなことから、このたび準備していたバスについては受け取ることができませんというような向こうからの御返事が来たというようなことでございまして、このたびの減額は、その輸送費用を見ておったものを減額させてもらうものでございます。今後どうなるのかというようなことでございますが、当然、向こうの都合でやれなくなったというようなことでございますので、これにかわるものをやるのかというようなことではないかというふうに私ども事務方としては感じているところでございますが、まだその辺の確認についてはとっていないのが現実でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  それでは、次に第7款商工費から第12款公債費の26ページから31ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料32ページから41ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第21号 平成13年度南陽市一般会計補正予算(第7号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第22号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
○委員長  次に、議第22号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第22号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、50ページから53ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第22号 平成13年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第23号 平成13年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第23号 平成13年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第23号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、62ページから65ページまでについて質疑ございませんか。
 15番佐藤委員。
○佐藤寿哲委員 収入も支出もそうですが、沖郷財産区の雑木の売り払いが 380万円。大体どのくらいの量があるのか。今、朝のテレビなんか見ていますと、国内でも、山を持っていても大変だと、こういう状況でありますけれども、どの程度の量を売られたのか、わかればお知ら
せください。
○委員長  高橋企画財政課長。
○企画財政課長 数量的にちょっと手元に資料ございませんので、恐縮でございますが、後ほどお示しさせていただきたいと存じます。かなりの数ということだけは申し上げさせていただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第23号 平成13年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第24号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)
○委員長  次に、議第24号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第24号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、74ページから79ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第24号 平成13年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第6号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第25号 平成13年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第25号 平成13年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第25号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、88ページから91ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第25号 平成13年度南陽市下老人保健特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第26号 平成13年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第26号 平成13年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第26号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 100ページから 103ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第26号 平成13年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第27号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第5号)
○委員長  次に、議第27号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第5号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。山口光幸水道部長。
〔水道部長 山口光幸 登壇〕
○水道部長 〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第27号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収入支出全般、 108ページから 109ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第27号 平成13年度南陽市水道事業会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました平成13年度補正予算7件の審査は終了いたしました。
なお、次回の予算特別委員会は3月定例会会期日程により開催いたしますので、御参集をお願いいたします。

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       散      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
御苦労さまでした。
   午後 1時52分  散  会


平成14年3月定例会予算特別委員会 10:00~13:47


        平成14年3月14日(木)午前10時00分・開議

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     栗  原  晴  峰  委員長        須  藤  清  市  副委員長

本日の会議に付した事件
 議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算

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       開      議
○委員長(栗原晴峰委員)  御起立お願いします。
おはようございます。
御着席お願いします。
 これより予算特別委員会を開会いたします。
ただいま出席されている委員は22名全員であります。
これより、平成14年度各会計予算の審査に入ります。

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 議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算
○委員長  初めに、議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算について審査を行います。
 当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により議第28号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
 最初に、歳入について行います。第1款市税から第10款使用料及び手数料までの12ページから21ページまでについて質疑ございませんか。
20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  歳入について、ちょっと2点ほどお聞かせいただきたい点があるんですが、市長の施政方針にもありますように、今年度の予算編成に当たって、起債制限比率も12%台で抑える見込みで組んだと、こういうお話があって、全体的に見れば、南陽市の法人税また市民税含めて落ち込みというのは非常に少ない状況になっているわけですね。米沢やら他市から比べると、やっぱり工業面の企業の倒産というものが余り少ないせいなのかなということは感じます。
それで、全体的に南陽市の予算は非常に地方交付税に頼らざるを得ないという脆弱点を持っているわけでありますけれども、予算の全体の市税なり地方交付税なり国庫支出金、県支出金で大体70%ぐらい占めるのが南陽市の予算だというふうに思います。市債を除けば85%くらい占めるのかなと、こういうふうに感じますけれども、今後、今の国の状況の中で地方交付税の減額が今年度も4億数千万減らされてきているわけでありますけれども、今後の見通しは、まずほとんど国の見通しはそういう状況が続くのじゃないかなという感じがしてなりません。今の国の財政状況を見れば、まさにそういう状況じゃないかなというふうに思いますので、今後の見通し、地方交付税の見通しをお聞かせいただきたいというのが一つです。
あと、法人税の問題でありますけれども、13ページの法人税の滞納繰越分ということで、滞納の繰り越し見込み分が 115万 9,000円ほど組まれております。この内容についてちょっとお聞かせをいただきたいというふうに思います。この2点について、お願いします。
○委員長  高橋企画財政課長。
○企画財政課長  お答え申し上げます。
地方交付税の見通しについてお答えを申し上げたいと思います。
 今、報道されておりますように、国の財政が非常に厳しくなっているというような状況がございますし、地方分権というふうなことで、国の仕事というものをなるべく地方の方に移行すると、このような流れなどもございますので、交付税については当然これからは減額になってくるものというふうに考えてございます。
見通しについては、まだまだ見えない状況にあるというのが実情でございます。14年度の見通しもこのように立てているというようなことで、あらゆる情報網をいち早くとりながら、正確な減額をいかに把握をするかといったのが、ただいまの我々の大きな仕事ではないかなといをふうに思っているところでございます。以上です。
○委員長  平税務課長。
○税務課長 第2点目の方の法人税の滞納繰り越しの関係でございますけれども、これは事業所のやはり経営不振ということもございまして、
そういったことで滞っているというような内容でございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。企業の件数については、ちょっと何社ぐらいかは把握しておりませんけれども、そのような状況になってございますので。なお、後ほど詳細についてはもし必要であれば調
べたいというふうに思っております。以上です。
○委員長   20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 大体そういう状況だろうというふうに、今の国の状況から言えば、今後の地方交付税の見通しもかなり厳しいものだろうというふうに思いますけれども、できる限り南陽市の活力をつくる中で、市民税を、固定資産税を中心になると思いますけれども、生み出されるような施策が必要じゃないかなというふう
に思います。頑張っていただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第11款国庫支出金から第12款県支出金までの20ページから33ページまでについて質疑ございませんか。
12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  12款県支出金の30ページ県補助金でありますが、前年と比べてみますと約2億 3,000万円近く減額されているというふうな状況でありますが、いろいろな点あるかと思いますが、主な減額というのはどういうふうにな
っているのかお知らせいただきたいと思います。
○委員長  高橋企画財政課長。
○企画財政課長  一番大きい減額については、農業関係の畜産環境保全対策の額が非常に大きくございました。さらには、中川児童館の整備事業というのがございまして、それらの事業が終了したことに伴うものでございます。あわせて参議院選の経費などもございまして、それらの経費がことしないというようなことが減額になっている主な理由になってございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  それでは、次に入ります。
 次に、第13款財産収入から第18款市債までの32ページから43ページまでについて質疑ございませんか。ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、歳入については終わりといたします。
 次に、歳出に入ります。第1款議会費の44ページから47ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に入ります。
次に、第2款総務費の46ページから73ページまでについて質疑ございませんか。
 12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  54ページの7目の企画費に関連いたしましてお尋ねしたいんですが、先だっての置賜広域行政事務組合の中でドーム球場が白紙になったというふうな報道がされておったわけですけれども、今までの経過と、なぜそうなったのか、お知らせをいただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  従前にも申し上げたとおりでございますが、まずドーム建設には二つの要件をつけさせていただいておりました。一つは、平成13年度までの地総債、9割起債、50%交付税算入、この制度にまず用地の取得問題含めて間に合わなくなったということが1点。それからもう一つは、県の補助金を予定してございましたが、県の方でいろいろな事情を勘案されたわけです。県補助金は出せないということで、この二つの点がクリアできなかったもので白紙撤回ということになった次第でございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員  今説明でわかるんですが、社会教育課長にお尋ねしたいんですが、今南陽市の野球場、向山にあるわけですけれども、一体利用者あるいはチーム数、こういった今大変な状況の中で、不況の中で、各チームが大分減っていると、あるいは野球人口も年々減っているというようなお話聞いておるんですが、ピーク時と比べて利用者どのぐらいになっているか教えていただきたいと思います。
○委員長  土屋社会教育課長。
○社会教育課長 お答え申し上げます。
ピーク時については、御承知のとおり、国体の平成4年の年が最高であります。野球場が1万 6,957、ソフトの方が2万 2,394というふうなことでございます。
当時いろいろお聞きしたところ、当時は40チームぐらい、大体おおよそ 700人ぐらいの登録人数というような状況であったようです。
ちなみに、平成13年度の今年のチームの登録については、ソフトについては19チーム、人数にして大体 350人、あと野球については18チーム、大体人数にして 320人ぐらいというふうな
ことで、5分の2ぐらいになったというような、そういう状況でございます。以上でございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 これは南陽だけでなくて、お隣の高畠でもピーク時から比べるとガタンと減っているわけです。これは特徴的なんです。そういう状況の中で、室内ドームということで、野球のできる、いわゆる42億もかけてやるというふうな状況は、まず今までそっちこっちから聞いてみますと、余りにも無謀だったのではないかと。いわゆる地域住民の声が聞き入れられないというふうな状況もあるわけですから、そういう点で、理事長である高橋幸翁米沢市長、この人が余りにも地域住民の声を聞いていなかったということで、置広の議会などでもさまざま議論されていたようでありますが、そういう点で、本来地元から出されている声を聞くべきだったのではないのかなと私思うんです。確かに地総債あるいは県の補助金などが出なかったということばかりでなくて、やっぱりその辺の、さっきも言ったように地域の声が聞き入れられないというふうな状況の中で、やっぱり白紙に戻したというのは当然ではなかったのかなというふうに私は思います。そういう点で、今、市長は理事者でもあるわけですから、その辺どのようにお考えなのか、またこれからどのようにされるのか、その後ですね、お聞きしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  白紙になった状況はもうおわかりだと思います。
何で地域の声を聞かないということでありますが、地域のいろいろな声を聞き、あるいは請願要望をいただいた結果、委員御指摘のように野球・ソフトだけが利用目的でないんですね、ゲートからテニスから、あるいはいろいろな種目を合わせての多目的ドームでありまして、そういうものをぜひつくってほしいという地域の要請が非常にありましたから、そのようなことで、理事会としても、あるいは置広議会としても、進めたものと理解をしております。
 ただ、一部、ある政党の方々は、福祉施設をつくれと。高齢社会に向かって、ああいうドームをつくるのならば福祉施設をつくるべきだろうという主張もなさっていることも承知しておりますが、一般的にはやっぱり多目的ドームをつくれと。そしていろいろな利用方法をさせていただきたいというのが多目的ドームに向かった大きな理由だろうと、こう思います。
 それから、今後の課題でありますが、その後、理事会開催されておりませんので、どういう形になるのか今のところわかりません。恐らく高畠が間もなく町長改選になりますから新しい町長のもとで、地元高畠を含めて理事会の中で議論ができるものかなと、こんなふうに思っておるところでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
 13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員  59ページ、総務管理諸費の8節報償費について、結婚対策推進報償費についてお尋ねいたします。
 今現在、推進員が何人いらっしゃるのか。また、昨年決まったカップルの件数は何人ぐらい決まったのか。それから、集団見合いとかいろいろなイベントをしているようですけれども、どのような方法でイベントなどをやっているのか。また、予算の内容について。この4点についてちょっとお尋ねします。
○委員長  小田市民生活課長。
○市民生活課長  お答え申し上げます。
 今現在の推進員につきましては、13名でございます。
カップルの組数ですけれども、昨年につきましては4組のカップルが誕生しております。今年度のカップルの誕生はまだ1組の状態です。
それから、イベントですけれども、触れ合いパーティーという形でやりまして、置賜ブロックとか、あるいは南陽市だけの独自のものもありますけれども、いわゆるネルトン方式のような形で、男女ともに探しながら触れ合いの場をつくっているという状況であります。
あと、予算の内容ですが、これ非常勤嘱託員と推進員の方々で、30歳以上をまとめた場合の報償がこの中身になっております。
 非常勤嘱託員につきましては8万円であります。あと、結婚対策推進員につきましては3万円でございます。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員  やはりこれからの南陽市の人口増、また少子化対策についても、やっぱり結婚というのは大事な一因だと思っておりますので、本当に今結婚適齢期の男性も女性もいっぱいいるんだけれども決まらないというようなことで、今女性の方も30過ぎると結婚したくないという人がふえてきているわけですね。そういう意味で、何とかやっぱりこれを解決するにはどうしたらいいんだろうということも、やっぱ
りこれは南陽市で考えていかなければならない。
そういう意味で、市長、南陽市もいろいろなアイデアを考えまして、やはり仲人をすれば南陽市の方から賞金をやるというような報奨金制度みたいなことをつくりながらやはりしていかなければならないと。ほかのところの市でも、やって効果を上げているところもあるわけです。そういう意味で、市内の人の仲人をしたら市の方からお祝い金として仲人さんに上げますよというようなこともこれから、そういう制度も考えていかなければならないのではないかなと、そういうふうに思っていますけれども、市長、
どうですかね、そういうイベントみたいな……。
○委員長  市長。
○市長  そういうふうにやられている、例えばJAさんなんか農家の方にお嫁さん紹介する、やっておりますが、ただ、寂しく思うのは、金をもらうから紹介しましょう、報奨金もらえるから頑張りましょうという気持ちは、私、非常に寂しく思います。むしろ、南陽市民としてうるおいのあるまちをつくるには、我々も陰ながらこういう面で仲人したり何かして協力しようじゃないかという、そういう自発的な心をさらに育てるために、我々はこれからも頑張っていきたいなと、こう思っております。今のところ、仲人したから報奨金出すという考えはございません。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員  今の市長の言うこともわかります。ほんとに金をもらうから、そういう意味で言っているわけでないんですね、私も。それはなぜかというと、今は何で仲人の人がいないんだかと、しないのかというと、「あんな、幾ら歩いても一銭にもならないからしないんだ」と、まずそういう人が多いわけです。ですから、そういうことも含めて、やっぱりお祝いというふうなことでやれば、やっぱりまた仲人する人もいると思うから、私はそういう意味で言ったわけでありまして、何か卑しい、金もらいたいから言ったとか、そういう意味ではありませ
んので、誤解のないようにお願いします。
○委員長  それでは、総務費の途中であります
が、暫時休憩いたします。再開を11時20分といたします。
   午前11時03分  休  憩

   午前11時20分  再  開
○委員長  再開いたします。
 先ほどに引き続きまして46ページから73ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  それでは、次に入ります。
次に、第3款民生費の72ページから93ページまでについて質疑ございませんか。
12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 72ページの第3款の民生費に関連して、健康福祉課長とそれから税務課長にお尋ねしたいんですが、新聞、あるいは県あたりの御指導も入っているとは思うんですが、要介護認定者に対しまして障害者控除の問題でありますが、この認定に対する認定証を発行するということ、通達来ていると思うんですが、現在の状況とこれからの見通し、対策などをお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  鈴木健康福祉課長。
○健康福祉課長 お答えいたします。
 ただいま御質疑の障害者控除の関係でございますが、これらは税制上の問題でありますので、市民の方から申請あれば対処してまいりたいと考えております。
○委員長  平税務課長。
○税務課長 今ございました障害者控除につきましては、証明あるいは手帳交付ということになってございますので、それらを提示していただきまして障害者控除ということで行っているところでございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 そうすると、今までもそういった形で申請して対応しておったというふうなことでありますが、介護保険が始まりましてこの4月で2年になるわけですけれども、まだ徹底されないものですから、「知らなかった」、あるいは「わからなかった」と、こういう方もいらっしゃると思うんです。そういう点で、行政として、例えば市報でお知らせをするとか、そういった形の対応もしてほしいというような声も聞かれますので、その辺、対処方お願いをしたいというふうに思います。
 あともう1点でありますが、税の申告はあしたで終わりというふうになるわけですけれども、今回の税の申告には間に合わないわけですけれども、例えば修正申告、あるいは更正の手続等も含めて、そういう方向でされるのかどうかお尋ねをしたいと思います。以上です。
○委員長  平税務課長。
○税務課長 障害者控除の関係については、申告書を送る際に、いろいろ手引き等もございますので、その辺を利用して、申告制になっておりますので、これは障害者であるということをまず申告していただくと、これが基本になるかと思います。
 それから、後段で御質問ございました申告した後にそういったものをする場合ということだと思いますけれども、それをする場合は更正、請求していただきまして更正の申告ということになろうかと思います。
 なお、所得税法に基づきますので、これは税務署の関係ということになりますので、詳細については税務署の方と相談しながら行っていただきたいというふうに思っております。以上です。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 じゃ、1点だけ健康福祉課長にお尋ねしたいんですが、先ほどの答弁ですと、いつでも対応するというふうなお話でありましたが、さっき申し上げたんですが、わからなかった、あるいは知らないでいるというふうな人もいると思うので、市報等で何らかの形で知らせていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  鈴木健康福祉課長。
○健康福祉課長 なおその辺は、市報のPR等につきましては前向きに取り組んでまいりたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第4款衛生費の92ページから 103ページまでについて質疑ございませんか。
3番松木委員。
○松木新一委員  先日の一般質問でも話題になりまして、市長の方からも御答弁あったわけでございますけれども、置賜病院の関係についてお聞かせ願いたいと思います。
95ページの4款1項19節の負担金関係についてお聞かせ願いたいと思います。
置賜広域病院組合の事業会計の14年度の総予算額の額についてお聞きしたいと思います。収入の方で、その中に占めるこれらの整備費負担、運営費負担関係の総額は幾らなのかということをまず第1点。
それと、支出の関係で、サテライト関係の、南陽病院関係の予算額はどうなのかということとあわせまして、置賜広域病院組合の整備の方の負担金、これの総額、そしてこれがいつまで負担していかなくちゃいけないのかという点について、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  こまい詳細の数字等については、今課長の方でも一生懸命書類を見ておりますが、今の時点ではわからない。これは書類見ればすぐ出てきますが。負担割合、整備費に関しては8割が県であります。あとの2割が2市2町であります。後ほど、そういう資料、松木委員の方にお出しをさせていただくということでいかがでしょうか。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員  負担金関係の今市長の方から回答いただきました関係については、承知してございます。そのようなことで、病院関係のまず、今すぐ出ないということであれば、この場で、本当は言わないで別な場でお願いしようかなと思ったわけでしたけれども、病院関係の負担が非常に大きいわけでございますので、できれば全協あたりで、全体的な予算の概要で結構ですから、そういう資料を議会の方にも示していただければありがたいなということで、なおその辺で結構でございます。
○委員長  市長。
○市長  じゃあ、そのように対応しますが、病院議会に3名の議員もいらっしゃいますから、その方々と連携をとりながら、全協あたりで、何も隠す資料でありませんから、全部公開できる資料でありますから、相談しながら提出をさせていただきたいと思います。
 なお、いつまでかという年度等につきましても、あわせて調べ、資料を出させていただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 15番佐藤委員。
○佐藤寿哲委員  今のと関連ですけれども、実は小林議員の方から一般質問でいろいろ出されました。2月18日に会派会長会議がありまして、19日が議会の定例会でありました。私も運営委員会で質問したいというふうに思っておりましたので、中身をどこまで質問していいのかということを会派会長会議でお伺いをしました。したらば、好きなようにといいますか、あなたの考えるようなことでやってくださいというふうなお墨つきをいただきましたので、大変気楽に発言をさせていただきましたけれども、例えば今の持ち出し分といいますか市から持ち出し、4億ちょっとある、5億近くあるわけですけれども、これは例えば南陽市の不手際というか南陽市の都合で赤字が出たというならば私は南陽市で持たなければならないのかなと、こういふうに思っていますけれども、医師の充足がならないために赤字が出たので、そこについては県の方からでもぜひ補充といいますか負担をある程度してほしいと。で、斎藤管理者の方にお願いをしたところでした。
各県立病院の12年度の決算を見ますと、大変な赤字を背負っております。しかも県立病院は置賜にはありません。ほかのところにあって置賜には県立病院がないというのは、あの2市2町と県で建てる際に「県立病院を置賜にも」という声があって県が動いたのだろうというふうな、そういう背景もあったのじゃないかというふうに思います。
そんなことで、例えば中央病院ですと9億 2,000万円、日本海が7億 5,000万円、新庄が1億 4,000万円、河北が 9,500万円、さらには本庁でこれに対する事務とかやっておりますので、厚生の負担金とかありますので、本庁で1億 1,000万円、こんなことで18億 6,000万円の県で負担している部分があるわけです。ですから、確かに建設とか運営費についても45%負担はするとはいうものの、これは公立病院だけです。サテライトはありません。私は大変この辺が、いびつと言ったら失礼ですけれども、おかしなものだなと。人事権はほとんど向こうにありますし、運営もそのとおりです。勝手なことはできません。そういう中で出た赤字ですから、ぜひ県の方でもそれなりの負担をしてほしいというふうな申し入れをして検討していただくと、管理者会議の中でも検討していただくと、こういうふうになったんですけれども。やはり今年度の予算でも5億円近い持ち出しがあると。これは負担分についてはやむを得ないんですが、南陽病院についての負担については、やはり声を大にしていかなきゃならないんじゃないのかなというふうに思っています。組合議会の議員といっても、そんなに突っ込める場所というか、なかなかないわけですし、そんなことで、市長の考え方をお聞きして、激励をいただきたいものだなというふうに思っています。
○委員長  市長。
○市長  佐藤委員のおっしゃるとおりでありまして、私も一般質問含めて、そのような考え方持っております。
ただ、1年や1年半くらいですぐ赤字が出てこうだということも正直言って言いづらい課題もあります。今、医師の配置等についても医療監の方で真剣に、先だって佐藤委員から御指摘いただいたような形で、あるいは小林議員の言葉をかりれば「命がけで」頑張るというふうなことでありますから、もう少し推移を見ながら、負担の割合等含めて、見直しは絶対必要だろうと、私もこのように考えております。
基幹病院、サテライト含めて、じゃあ県で45持ってもらえないか、あるいは非常に不公平感を感じるのは、正直言って、南陽が人口割とか財政指数なんかでいくと一番負担が多いんですね。ところが、実際入院している患者、その他外来見ても、長井が一番多いんです。そういうことも含めて、最初前提にあった、患者数も負担の割合の中に入れようじゃないかということがありましたが、最初でわかりませんでしたから、どこの自治体からどう患者来るか、その辺、今度1年半たちましたから、どこの市町から患者が多いかということもわかりますから、そういうものを含めて全力を挙げながら、南陽病院のために非常に負担が大きくなって他の事業に負担がかかるということのないように、頑張っていきたいなと。ぜひ御支援をいただきたいと思います。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第5款労働費の 102ページから 105ページまでについて質問ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第6款農林水産業費の 104ページから 119ページまでについて質疑ございませんか。
20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 第6款農林水産業費の4目に関連して御質問いたしますけれども、今年度で平野堆肥センターがつくられるということで完成される目前になっているわけです。大坂議員が一生懸命頑張ってなされたわけですけれども、非常に私もこの堆肥センターの問題含めながら、今の畜産の問題点でちょっと市民の方からもいろいろ意見が出されまして、悪臭の問題ですね、特に畜産関係なされている農家の方々の悪臭問題が非常に大きな問題になっているわけです。政府の方も平成16年度から堆肥の野積みをできないという法律改正がなされるということで、今それぞれの施策によって堆肥センターがつくられたり、一次の処理をしたりという形で出ています。
私も農林課から資料をいただいてちょっと調べてみたんですが、南陽市の中で、例えば乳牛・肉牛の数が 1,633頭、豚関係で、これは肥育中の豚も含めて1万 6,613頭、鶏が 5,450頭、総計で2万 3,696という数になるわけです。鶏などは余り出さないわけですが、乳牛、肉牛というのは、今お聞きすると、大体1頭50キロぐらい排泄物を1日に出すという状況のようです。恐らく南陽市の住んでいる人間よりも多い排
泄物になるのかなという状況だと思います。
それで、今大規模農家の方々がそれぞれ規模拡大という形でなされている計画に対して、いろいろ市民の間から苦情も出されている問題がありまして、それでこの問題で特に排泄物の対策、あと悪臭の対策、これでいろいろ私もこの問題のところ、解決の方法をやっぱり考えなけ
ればならないだろうというふうに思います。
それで、1点は、法律改正に伴うことによって今15年度までにその対策としてそれぞれ堆肥センターなり改善するという計画がなされておりまして、その整備が法対象になる農家、いわゆる10頭以上の乳牛、肉牛、豚飼っているところについては対象になるということでありまして、この対象戸数が51戸の農家が対象になるという状況のようです。そのうちに、もう既に整備済になっているのが28あると。今整備予定が13で、未整備が10ということで、14年、15年かけてやらなきゃならないという課題が残っているようであります。で、この進捗の状況をどういうふうに今、15年度までにすべて解決できる状況にあるのかどうかということを1点お聞かせいただきたいと。
あともう1点は、問題はもう一つです、法対象以外のところの豚、牛を飼っている農家の戸数が29戸あるわけです。その方々の問題というのもまだこの悪臭問題でたくさん出てくる問題もありますから、この対策も含めて、私は法のしばりにならなくても同じ方向で解決できる方法を考えなきゃならないのじゃないかなと。特に夏の悪臭というのは非常に大変なわけでありますから、その問題についてどうお考えになっているのか。この2点についてお尋ねをいたします。農林課長でもいいですから。
○委員長  竹田農林課長。
○農林課長 それでは、第1点目の、法対象51軒ございますが、16年までの中の15年までどのくらい整備が進むかという御質問なんですが、法の施行が16年11月1日となっておりまして、じゃ15年まではというふうな状況はつかんでおりませんが、16年、いわゆる法の施行されるまでには半分の25軒くらいの方が今後計画して進めていく予定になっています。進捗率といたしまして、今現在57%整備されているというふうな実態にあります。
あと2点目の、非適用の29戸の方いらっしゃいます。牛で言いますと10頭以下の方なんですが、非適用になったからじゃ何でもいいというもんじゃありませんで、既に悪臭防止法なりそれから水質汚濁防止法などございます。そういう既存の法律でもって制限されますし、また私ども、いろいろ苦情など市民の方からいただければ、すぐにその畜産農家におじゃましまして、良好な管理するように指導をしている状況もございますので、そういう指導も強めていきたいというふうに考えています。以上です。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 ありがとうございます。
ほぼ16年11月からこの法の適用なるということですから、それまでの間に、まず法の枠にしばりのかかっている農家の方々については、ぜひ整備をされるように努力をしてもらいたいということが一つです。
問題は、法外の農家の方の問題の対処の仕方だと思いますけれども、私もきのう、実は牛の農家の方々のお家に直接私もお伺いしまして、お話し合いをさせていただきました。大変今のBSEの問題で頭を悩ませているといったお話も聞いたわけなんでありますけれども、やっぱり健康な牛、豚、体を健康につくるということが一番大事だということをおっしゃっていたようです。それはもちろん飼料の関係もあります。また環境の問題もあるということでありました。私も今、生ごみからやっているEM-1という微生物ですけれども、このお話もさせていただいて、資料もお上げしてきたんですが、大変関心を持っていただきまして、ぜひ農家の方々にも広めていきたいということを言われました。それで、私は法の対象外の農家、いわゆる10頭以下を飼育されている農家ですね、ここの方々については、コストのかからなくて、そして悪臭対策、し尿対策ができる方法をですね、私は今までの私の生ごみの問題で微生物のEMを使ってやっていたんですが、これが物すごく生きるわけです。私も、こういうやり方でほとんどお金も余りかけないでやれるんじゃないかというお話をさせていただいて、資料を私も皆お上げしますから、ぜひ広げてほしいということを言ってきたんですが。
私、もう一つ言いたい点は、職員の方に、やはりこういう方法もあるんだというものの、そういう情報を農家の方にもっともっと提供してやる必要あるんじゃないかなというふうに思うわけです。したがって、そういう意味での職員の研修なり勉強というのも大事な点じゃないかなということを思っているわけでありまして、やはりそうすれば環境問題というのも共生できるんじゃないかと。例えば住宅が密集のところに畜産農家があっても共生できるということです。ですから、私どもに反対の声も出されたんですけれども、宮崎の方々からですけれども、私はこういう方法で解決できるからということでお話をしました。ぜひ農家の方にもお話しして、そういう形でやれれば一緒に共生できる、そういう地域社会をつくっていくことが大事なんじゃないかと。
これは農林課に非常に大事だと思うんです、私は。そういうので私も協力しますから、ぜひ職員の方々のそういうものの勉強もしていただきながら、特に資料の提供ですね、それで農家の人が、いろいろないい方法を提供して、私はこういう方法をやりたいということでいいわけですから。そういうふうな情報の提供というものが非常に大事じゃないかなというふうに思いますので、なお農林課長のもう一度の御答弁をお願いしたいというふうに思います。
○委員長  竹田農林課長。
○農林課長 こういう悪臭を防止するようないろいろな商品のPRにつきましては、よく私も農業新聞、毎日見ておりますし、その中でもいろいろ悪臭対策、九州方面の新商品など紹介されたこともございます。また、畜産業のいろいろな専門誌の中でもいろいろ紹介されている中ではありますが、南陽市の酪農組合なり、こういう畜産業の組合の総会がございます、その席で、今いただきましたような情報は、その総会の席で皆様方に御提供申し上げますので、いい情報ありましたら、さらにいただきたいというふうに思っています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長  ほかにございませんか。
 2番長谷部委員。
○長谷部俊一委員  第6款の農林水産費の中で 115ページに関してお聞きしたいと思います。スーパーエル資金、また農業近代化資金、それから農地取得資金と、こういうふうなことで、利子補給ということでありますけれども、現在の市内の資金の利用状況についてお聞きしたいと思います。
また、最近、10年以内で、どのように変化があればしたか、その辺のところについてもお伺いしたいと思います。
○委員長  竹田農林課長。
○農林課長 ただいま御質問のスーパーエル初めいろいろな農業の資金の状況でございますが、今手元にある資料から申し上げます。近代化資金94件、農地取得資金10件、経営強化資金、いわゆるスーパーエルなんですが、20件近くございます。あと、総合振興資金15件、あと園芸銘柄29件というふうなことで、今、貸付利子補給の対象となっております。最近の傾向ですが、御承知のように非常に低利の時代でございます。しかし、園芸関係の振興も図っておりますことから、補助裏、パイプハウスとか園芸施設を整備した場合に、その補助裏についての近代化資金の貸し付けが最近ふえておりますし、先ほど畜産業の16年までに整備しなくてはなりません畜産施設、それの裏資金としての貸し出しの近代化もふえているというふうな傾向がございます。以上です。
○委員長  2番長谷部委員。
○長谷部俊一委員  ありがとうございました。
今、資金の関係についてはふえていると、こう言われますけれども、滞納とか未納という方々が、非常に今、農業情勢も経営者も厳しい時期でありますが、その辺についてはどうでしょうか。
それから、もう1点、これ農業委員会事務局長にお聞きしたいわけですけれども、非常に今、市内の土地の売買状況については、ここ数年来の状況について、どのようになっているのかお聞きしたいと思います。
○委員長  竹田農林課長。
○農林課長 ただいま資金貸し付けの場合の、いわゆる償還の滞りでございますが、最近ございましたのは1件ございます。滞ったということじゃなくて、ある方の経営が非常に厳しい、で償還額も大きいと。で、どうしますかということで、農協、それから行政も含めて、その対策を考える事件が1件ございました。その方、今後どのような資金計画で償還なさるか、まだ明確にはなっておりませんが、困難だという事件は1件ございました。以上です。
○委員長  後藤農業委員会事務局長。
○農業委員会事務局長 土地の売買状況というふうなことでございますけれども、ちょっと手元に資料がございませんが、農家の方の高齢化が進んでいるというふうな状況でございますので、その点では結構件数的には多いというふうな状況でございます。
また、赤湯バイパス建設に絡みます土地の補充といいますか、その方の関係も少々出てきているというふうな状況でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費の 118ページから 127ページまでについて質疑ございませんか。
 6番髙田委員。
○髙田 豊委員   121ページ、15節の農協倉庫に関連して御質問させていただきます。
入り口の問題でありますが、入り口の方は北側だけというふうに考えていらっしゃるのか、また東側ということも考えていらっしゃるのか、1点お聞きいたします。
○委員長  渡部商工振興課長。
○商工振興課長 それでは、お答え申し上げます。
 現在のところ考えておりますのは、北側1カ所のみということでございます。御理解お願いしたいと思います。以上です。
○委員長  6番髙田委員。
○髙田 豊委員  熊野大社の方に参宮に来られる方、大型バスで来られる方が多いというふうに思っておりますが、曲がるときに大型のバスがなかなか一回で回り切れないとか、そういう問題が毎年出てくるわけでございますが、やはり今後、大型バスなど利用して、あそこに駐車させて歩いていただくというふうにも聞いておりますので、より有効利用をさせるということからすれば、もう一度東側の道路のことも考えていただきたいというふうに御要望申し上げます。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費の 126ページから 139ページまでについて質疑ございませんか。
12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 135ページの第8款の2目の15節、赤湯駅前の広場の問題でありますが、地権者との関係どういうふうになっているか、それからどのような計画をされているか、まず2点お尋ねいたします。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 では、お答え申し上げます。
 駅前広場の地権者の関係でございますけれども、大変地権者の皆様に御理解と御協力をいただきまして、13年度分で予定しております予算は消化できる見込みになってございます。あとJRにつきましても、4月になれば契約できるんじゃないかなというふうに思っているところでございまして、全体的に言いますと、民地側につきましては80%ほどの契約進捗になってございます。
あと、どういうふうな利用状況かということでございますが、正面の方はロータリーということで、車、ロータリーで回しまして、北側の方、駐車場あるいは公園広場というようなこと
で今考えているところでございます。以上です。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 大体設計なども含めて全部出ているということなわけですね。そういったもし資料あれば、みんなに出していただきたいというふうに思います。
 それで、よく言われるわけですけれども、通学あるいは通勤される方が集中するものですから、非常に渋滞があって困っていると。あるいは、地域の人もやたらと置いていくということもよく聞かれるわけですから、早くつくっていただきたいというのが皆さん思っていると思うんです。で、時期についてはいつごろになるのか、その辺どうでしょうか。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 家屋の移転が完了しないと工事着工できないわけでありますので、14年度後半にできればなというふうな、今そういった予測を立てているところでございます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 地権者の同意も得られないというふうなお話ですが、それは見通しあるわけでしょ。ですから、直ちにというふうなことだと思うんですが、かなり努力はしていると思うんですが、なんか聞くところによると、1軒がかなりいろいろあっておくれているというふうなお話聞いているんですが、その辺どうでしょうか。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 地権者の協力得られないということでなくて、家屋の取り壊し、これから出てきますので、家屋を移転する方は新しく土地を求めて、そこに住宅を建てて、それから解体というふうになりますので、約1年近くそれでかかるんじゃないかということで、14年度後半に着工できればなということでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
○委員長  では、暫時休憩といたします。再開を午後1時といたします。
   午前11時57分  休  憩

   午後 1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
 なお、21番岩井委員が暫時退席になっております。
先ほどに引き続きまして、第8款土木費について御質問ございませんか。
13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員   139ページ、負担金補助及び交付金の中の住宅建設資金融資あっせん利子補給金についてお尋ねをいたしたいと思います。
 ことしもまた 1,700万円以上に利子補給をとっておられたわけでありますけれども、本当にこの不況対策の一環として、本当に荒井市長に対して、皆世間の業者、地元の業者、また市民の人も大変喜んでおる、南陽市の画期的な事業であります。そういうことを踏まえまして、二、三点ちょっとお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いします。
昨年度の貸し付け金額、件数は何件あったのか、また市で決定しても銀行の方で断られた件数は何件ぐらいあったのか。
次に、限度額が 300万円となっておるわけですね。それで、昨年も、 300万円の限度内で残りの金額、 100万円借りたときはあと 200万円は貸すことができるようにしたいという行政側の答弁であったわけですけれども、そのようになっておるのかどうか。
次に、事業する人が自分の敷地以外で事業をして工事をやるといった場合は融資はだめだということになっておるわけでありますけれども、これはちょっとおかしいと思うんだね。地元でちょっと離れたところに何か仕事をしたいということで、下水であろうが何であろうが工事をする場合、そのときこの利子補給の対象にならないと、あっせんの対象にならないということになっておるわけですけれども、これはやっぱりおかしいと思うので、これ改善していかなきゃならないと思うんですけれども、これ間違いないのかどうか、その4点についてお尋ねしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  最初に、 200万円から 300万円にふやした経緯はあります。しかも5年から7年に融資の期間を延長いたしました。委員、 500万円に行政はするという御発言いただきましたが、 300万円までして、5年から7年にさせていただきました。
それからもう1点、自分の、あるいはあくまでもマイホームが主力でありますから、ほかのところに別な商売する何だというのには余り利
用いただけないのかなと、こう思っています。
あとは都市整備課長の方から。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 昨年度の貸し付け状況ということでございますけれども、13年度まだ若干残っておりますが、13年度で申し上げますと、融資あっせん件数については 126件、うち融資実行した件数が87件でございます。これは3月いっぱい受け付けをいたしまして完成が7月ということになっていますので、融資実行件数は今後ふえてくるものと思われます。
融資のあっせん額でございますが、2億 8,000万円で、うち融資実行額でございますが、1億 9,970万円融資してございます。
あと、銀行から断られた件数でございますけれども、ちょっとこの辺、把握していませんので、御寛容お願いしたいと思います。以上でございます。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員   126件のうち87件が決まったということですね。そうすると、残りの件数は50件ぐらいの人は銀行から断られているということになるのでしょうか。市の方であっせんして大丈夫ですよと。そしてあとは銀行と交渉になるわけですね。銀行と交渉になって、銀行の方で貸すわけですね。ですから、断られるケースもかなりあるわけよね。いや、あります。市の方ではこの人に貸すというだけの要請だけ出すのよ、権利だけ。ただやっぱり銀行に行って、市で何ぼ決定しても、やっぱり銀行の方では貸す側でやっぱりだめだというケースが多いわけです。そう意味で50何件があるんじゃないの。違うの。
それでは、 120何件も申し込んだけれども87件は決定したという意味ですか。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 87件というものは、既に銀行から借り入れた額ですが、その差額、約40件ほどございますけれども、この件については、工事期間中ありますので、7月までに工事を完了して届ければ融資実行可能な額になっています。ですから、銀行から断られた件数というのは、ちょっと私の方で把握していませんので、その件数はちょっとわかりません。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員  そういう意味で、昨年も市長も銀行の方に回っていただいて、少しでも緩やかに貸してくれというようなことで回られたということでありまして、今銀行の方でもこの制度に注目しておるわけですね。それで、今窓口に大々的に書いて、ぜひ市の方からあっせんを受けてくださいというような、いつでも融通しますからというような意味の垂れ幕が下がっておるぐらいにやっているわけでありまして、本当にこれは南陽市にとっては画期的なことだと思っておりますので、もう一度市長の方から銀行の方に行っていただいて。やっぱり断るケースも結構あるらしいんです、やっぱり条件に満たないということで。何ぼ市の方では大丈夫ですよと言っても、やっぱり貸す側の対応ですからね、これはね。そういう意味で、少しでも緩やかにしてくれというようなことを今後言って
いただきたいと、そのように思っております。
 それから、 300万円までの限度額だけれども、 100万円借りた人が1年後に 200万円ほしいというようなことも、それは可能なんですよね。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 9月の議会でそういった御質問いただきまして、課の方でいろいろ検討しました。要項については 300万円までの限度額というようなことだけうたっておりましたので、内規をつくりまして、今まで 200万円を融資を受けた方については、あと残り 100万円あるわけでございますので、1世帯 300万円までは可能なようにいたしましたので、どしどし御利用いただきたいと思います。
○委員長  13番伊藤委員。
○伊藤俊美委員  市長の方からさっき、自分の土地の敷地以外ではだめだということ。ですから、これは社屋建てるにしても、風呂直す、トイレ直す、そういうものも全部でるわけですね。周りにブロック積むにしても何してもね。そういう意味で、自分のちょっと離れたところに別荘建てたいと、まずね、離れを建てたいと、そういうことで使った場合はだめだということになるわけですか。だめだというのはおかしいのではないでしょうか。何でかというと、やはり何のためにこの制度をしたかということを根本から考えれば、やはり今の不況の対策で業者をいかに生かすかというような意味の、あと市民のためになるというような意味で市長が制度をつくったと思いますので。だから、考えてみると、じゃ、別所帯の子供らを住ませてやった場合どうだかということになるわけで、それでも出ないということはちょっとおかしいんじゃないかなと思うんですけれども、そういう点、
市長、変えていく気持ちはないんでしょうかね。
○委員長  市長。
○市長  別荘に関しては、変えていく気持ちございません。というのは、この制度は、いろいろ利子補給をしながら市民生活に少しでも余裕を持っていただきたい、あるいは委員御指摘のとおり業者にも仕事の活性化をさせるということでした制度でありますが、別荘を建てるくらいの余裕のある人にこういう資金をお使いいただくことは、行政負担がかなり重なります。そういう意味では、あくまでも自分のマイホーム、御自宅ということが大筋の見方であろうと、こう思います。だから、別荘等はだめだと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
 5番漆山委員。
○漆山鏗一委員  19節、 139ページ、伊藤先輩ほど大きい数字ではありませんけれども、生け垣づくり補助金ありますね。昨年度もありまし
たが、13年度の利用状況をお聞かせください。
○委員長  小野田都市整備課長。
○都市整備課長 13年度については、たしか2件利用なさったと記憶しております。金額については、ちょっと申しわけございません、ちょっときょう資料がないものですから、後ほどお調べいたします。済みません。
○委員長  5番漆山委員。
○漆山鏗一委員  今年度、14年は、山形県挙げて緑化フェアでございますので、生け垣づくり補助金50万円ということですが、もう少し枠を広げていただきまして、ぜひ若い御夫婦が家を建てたなんていう場合の記念樹の補助金等にも枠を広げていただきたいというのがお願いでご
ざいます。ぜひそういう方向で努力願います。
○委員長  市長。
○市長  生け垣、これはそういう区域指定になっていますから、南陽市内どこでも生け垣をつくれば補助が出るという制度ではございません。
 それから、前にも漆山委員の方から記念植樹と。結婚した場合の記念植樹のお話いただきまして、いろいろ検討しましたが、非常にデメリットの点もありますね。だれが管理するのか。結婚記念で、あるいは子供が生まれて、その木が枯れてしまった、なくなってしまったということになれば、重大問題ですよね。そういうもろもろの事情を勘案するならば、非常に難しい要素があるなということを我々は検討した結果、結論に達したところです。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第9款消防費の 138ページから 145ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第10款教育費の 144ページから 181ページまでについて質疑ございませんか。
 20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 教育費に関して3点ほどお尋ねします。
一つは、 153ページの1目13節にかかわる問題でありますけれども、生ごみ処理機保守点検業務委託料7万 6,000円組まれていますけれども、今学校で生ごみ処理機、どこの学校に何基配置をされておられるのか、この点が一つ。その生ごみ処理した、残った、恐らく飼料化にする機械だと思いますけれども、それをどのように利用されているのかということが一つです。あともう一つは、山形県が農業基本条例、昨年の10月につくられまして、県内の学校給食の野菜の利用が19%しかなっていないということの報道がなされていますが、南陽市では、どこまで資料調査されるかわかりませんが、例えば地元の野菜で、学校給食にかかわる地元の野菜関係が、どのぐらいのパーセント利用されているのか。わからなければ後で調査をしていただきたいと思いますが、お尋ねをいたします。これで二つ目。もう1点、 169ページ、地域づくり事業推進交付金、これは今度全部地区公民館に交付金制度をつくったわけですけれども、 1,774万1,000円の予算がついているわけでありますが、例えば宮内公民館に旧図書館あったわけですね、図書館が。それが中央図書館が出ましたので全部引き揚げたわけでありますけれども、そこのあいている部屋があるわけでありますが、4月から学校5日制になって、今までも子供たちが大分公民館で本を読みながら、また勉強して帰るというところがあったとお聞きしています。それで、何とかそこを自由に利用できるようにしていただけないだろうかと、子供たちのためにも。例えば管理方法については、ボランティア的に私たちがやってもいいという女性の団体がおられますけれども、そういう形で利用させていく必要あるんじゃないかなと思いますが、管理について、社会教育委員会の方で全部管理責任を持ってやるのか、それとも各地区公民館の館長さんが責任を持ってやるのか、どちらにその権限があるのでしょうか。
 また、今後利用するに当たって、私は各地区の公民館の方にその権限を与えながら自由にもう少し利用させる方法をとられないだろうかなと思いますが、いかがでありますか。これが2点目。3点目ですが、 175ページの10目夕鶴の里管理費に関連する問題でお尋ねをいたしますが、大変夕鶴の里が好評なわけですね、語り部含めて。今回、総務大臣賞をいただいたわけでありますが、数年前に夕鶴の里というカセットテープを民間の方々でつくったわけでありますけれども、ぜひそれをあそこの夕鶴の里で、音響装置さえあればかけることができるんだけれども、予算要求してもなかなか予算措置をしてもらえないという状況にあると、こういうようにお聞きしております。私は、ぜひ、市民の方々が本当に夕鶴というものを大事にしながらそういうカセットでの音楽をつくってやられたわけでありますので、そういうものをかけてやっていただければ、静かにですね、相当観光客のあそこに見学に来る方々も気持ちをよくして、さらにできるのじゃないのかなというふうに私は思うんです。この件について、やる考え方があるのかどうか、また今後予算措置をする考え方があるのかどうか。この3点だけお聞かせをいただきます。
○委員長  山水教育次長。
○教育次長 じゃ、私の方から生ごみ関係と、それから地元野菜の件についてお答え申し上げます。
生ごみ処理機については、現在、3校に入っております。その利用法といいますか、生ごみをそこに入れますと、一昼夜で何も残らず水として排出されるというふうな形になります。
保守点検等については、菌とかぬか、そういうふうなものを入れかえる形になっております。だから、堆肥というふうな形でのものは出てこないものであります。ゴミサーというふうな機械です。
第2点目、地元野菜についてどのぐらい利用されているかというようなことについては、調査をしておりませんが、梨郷、沖郷、赤湯、宮内等のそれぞれの学校の中で、地元産の野菜をおさめてくれる方々から購入をしておるのが現状であります。ただ、年間を通してどのぐらいの量を地元野菜で消費しているか、活用しているかというようなことについては調べておりませんので、今後機会をとらえて調べていきたいというふうに思います。(「学校の名前を教えてください」の声あり)中川、梨郷、漆山の3校です。
○委員長  次に、佐藤中央公民館長。
○中央公民館長 地区公民館の利用でございますが、委託化によりまして、維持管理それから運営等、全部お任せをいたしております。今の御質問でございますが、館の利用方法については、地区館の館長さんに権限をお任せをいたしております。
修繕等々につきましては、大きいものについては中央公民館の方で御相談をいただきながら対応をしておりますので、その権限については地区の公民館の館長さんに移譲しているということでございます。以上でございます。
○委員長  土屋社会教育課長。
○社会教育課長 お答え申し上げます。
夕鶴の里の音響設備なんですが、今委員おっしゃるのは屋内のものか屋外のものか、屋内については放送設備等についてはありますので、屋外のことでしょうか。予算がつかないというようなお話でございますが、こういう要求については課の方には今までございませんので、その辺十分調査いたしまして、そして今後対応していきたいと思います。以上でございます。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 最後の今の夕鶴の関係だけなんですが、課の方には要求が上がってきていないという今課長のお話でしたけれども、上げてやったんだけれどもならないというお話聞いたから私は今言ったんですが。なお、ぜひ静かに音楽が流れるくらいだと、非常にあそこから、バスをとめて夕鶴の里に入ってくるときに、気持ちよく夕鶴の里がさらに見学できるのじゃないかなというふうに思いますので、それをできる装置がないんだそうです。ぜひ検討していただきたいということを強く要望しておきます、ここは。
あともう1点、教育委員会にかかわる問題ですが、出前講座を始めましたですね、昨年から。まず出前講座をやって、それぞれ行政にかかわる件でいろいろな講師の派遣なり、さらには勉強会なりなどで行政の方からの派遣をするということの制度をつくったわけですけれども、今まで何件ありますか。
○委員長  土屋社会教育課長。
○社会教育課長 お答え申し上げます。
昨年の10月から出前講座を実施いたしました。現在まで11件でございます。内容的には、介護保険制度、あと週5日制の問題とか、そういうような、また下水道の整備問題とか、こうい
うものが主でございます。以上でございます。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  余り多くない数じゃないかなというふうには思うんですが、担当で講師になられる方々は大変な御苦労だと思いますし、またボランティアやってくれていますから、これまた大変御苦労なことじゃないかとは思っています。
 今は社会教育委員会の方で担当窓口をなされていますね。私ちょっと疑問を感じて思いましたのは、本当はもっと市民の方々がもっと利用できるには、私は窓口をやっぱり中央公民館が持つべきじゃないのだろうかなと。中央公民館で窓口を持って、各地区公民館にもそういう講座が自由にできるという、受け付けがいつでもできるというような態勢をつくってもらえれば、もっと市民の方々は利用をする機会といいますか、そういうのが出てくるのじゃないかなというふうに思いますので。私も一回利用させてもらったんですが、後援会で。なかなか社会教育委員会の方のところまで行っていろいろ聞いたりなんかしなきゃないとなったら、やりづらいですよね。ですから、私はこれは地域づくりの、地域のまちづくりの一環としてなされたというふうに思いますので、やはり所管は中央公民館を中心にして、そして各地区公民館にも連携を図りながら、いろいろな申し込みをとれるようにやっていただきたいものだというふうに思いますが、館長、いかがですか。
○委員長  佐藤中央公民館長。
○中央公民館長 お答え申し上げます。
現在もそれぞれの中央公民館を中心といたしまして、地区館の方に申し込みをぜひ相談をしてくださいということで市報等でお願いをいたしております。それを社会教育課の事務局の方に申し上げまして、講師のあっせん、調整を行っておりますので、現在も中央公民館もしくは地区館の方で申し受けをしておりますし、御相談業務もしておるところでございます。以上でございます。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  私はそれは理解できるんですけれども、つまり地域のまちづくりを推進するということを目的にして出前講座を始めたと思うんです、私は。だとすれば、そこのところの位置づけですよね。申し込みは社会教育委員会とかどこかでもできると思いますけれども、やり方としては。しかし、どこで位置づけて、どういうまちをつくるのかということで、どこが中心になってそれを推し進めていくのかということが基本的になければいけないと思うんです。そう考えますと、中央公民館が軸になって各地域のまちづくりの推進を図るということ、私はそこが中心にならなければならないんじゃないかなというふうに思いますけれども。これについてはもう一度検討していただけますか。それとも今までどおりというふうに考えていくか、どっちですか。
○委員長  佐藤中央公民館長。
○中央公民館長 お答えいたしますが、地域のまちづくりはそのとおりだと思います。ただ、今のお話ですと出前講座でありますので、出前講座の申し込みについては、それぞれの地域の要望に基づいて申し込みをいただくわけでございます。それに基づいて庁内におります社会教育課がそれぞれの庁内の関係課の方に問い合わせたり、調整をしたり、それから講師の選定をしたり、いろいろな調整を図る必要があります。私ども出先機関でございますので、その調整は社会教育課の方にお願いをいたしておりまして、実質は中央公民館、地区公民館の方にそれぞれの館長さん、代理さんの方にお願いをしております。
しかし、まだまだPRが足りないのではないかとは思っておりますので、その辺については今後努力していきたいと、こんなふうに思います。以上でございます。
○委員長  20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 公民館長の言うのもそのとおり、理論的にはわかるわけなんですね。ただ、やはり中央公民館が今後どういう役割を果たしていくのかと考えますと、私は、いろいろな情報なりそういうネットワークを全部持つぐらいの力を持たなきゃならないんじゃないかなというふうに思うんですね。例えば講師の派遣なんかでも、やっぱりいろいろないい人、民間の人も含めながら掌握をして、そしてやれるぐらいの体制をつくっていくのが私は中央公民館の役割じゃないだろうかなと。どうも社会教育委員会の方にそっちの方がなっていくということは、悪いことじゃないんですけれども、少し違うのじゃないのかなと。本来の今後の中央公民館の役割というのはどういう今後の目標を持っていくのかということを考えますと、私はそちらの方が、私の言っている方が、正しいのじゃないかなと自分で思いますけれども、ちょっと検討してもらう考え方ありますか。
○委員長  市長。
○市長  私、五十嵐委員の言っていることが出前講座と趣旨が違うと思います。出前講座は、あくまでも、いろいろな各種団体、地域で、こういうお話を賜りたい、先ほどありました下水道にしろ介護にしろ、題を指定していただくんです。どういう出前講座をいただきたいかと。五十嵐委員のおっしゃっているのは、生涯教育をどうするんだということだと思います。出前講座も生涯教育の一環でありまして、中央公民館中心に生涯教育のプランをつくったり、いろいろな面で今努力をしていただいているところでございますから、出前講座の件と生涯教育は別に話して考えていただかないと、いつまでたっても議論がかみ合わない。出前講座はあくまでもおのおのの団体、さっき後援会という話ありましたが、後援会は余りよろしくないですね。おのおのの議員の後援会で出前講座を呼ぶというのは余りよろしくありませんが、いろいろな地域、いろいろな団体、あるいは何人か集まれば、そういう出前講座、題を指定していただいて、こっちで講師を、講師といっても職員だけでありますから、民間の講師はまた別でありますから、それは生涯教育の中での話であるということを分けて御理解をいただきたいと思います。
○委員長  柴田教育次長。
○教育次長 お答えいたします。
 今、中央公民館で窓口した方がいいのではないかというようなお話でございますが、教育委員会でした方がよりスムーズに連絡網がとれるということで、取りまとめが社会教育課でしているということでございますので、中央公民館で取りまとめるということについては、かえって混乱をするということでございますので、今のところ、経過をしたわけでございますが、大変スムーズにいっておりますので、この体制の中で進めていきたいというふうに考えてございます。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員  ただいまの話も出ましたんですが、夕鶴についてですが、語り部の後継者の育成ということについては、どのように考えておりますか。
○委員長  土屋社会教育課長。
○社会教育課長 御承知のとおり、民話会夕鶴、あと夕鶴友の会の二つの団体がございます。発足当時から入れかえがないというようなことで、高齢化が進んでいる状況でございます。そういうような今後の対策として、養成講座を定期的に開催して、それぞれ育った方について、施設の慰問を体験しながら、少しずつなれるというんですか、一人でできるような、そういうような形で今進んでいる状況でございます。以上でございます。
○委員長  22番小林委員。
○小林武夫委員  夕鶴については、お客さんを呼んでいるのは語り部の皆さんのおかげだと思います。それで、課長も今まで入れかえないんだというようなお話でありましたが、今までの夕鶴が出ましてからの10年間、民話会夕鶴に入っている人は、多分最初20何名いらしたと思います。それで、その後17人に減ったりして、今14名というようなことでございました。それで、年の方もちょっと聞いてみたんですが、1人若い美人の方がいらっしゃいますが、平均年齢にしますと、こういう人が入っておりますとグンと下がるわけですが、今平均年齢で69歳になっております。若い人を除けば70歳は超えているというような状況だと思います。
それで、あそこに来るお客さんにお話するというようなことになるには、お話聞きますと、1年半から2年かかるそうでございます。それで、平均で70歳の語り部の皆さんでありますし、あと5年もすればどうなるのかなというような状況にもなっておりますので、今のうち次の語り部さんを養成をするというようなことをしなければ、今のスタイルは継続していかないということになると思います。
それで、友の会という活動がありますし、友の会の中でも語り部の養成講座のようなものをやっているように思いますが、語り部の養成講座は、今の語り部さんの後継者を育てる、こういうことにつながっていないというように私は思います。それで、語り部の養成講座に赤湯小学校の子供さんとか中川小学校とか漆山小学校の子供さんなど入っていたり、よその町からも来たり、いろいろするわけでありますが、実際に今のお客さんに対応できるような語り部さんを養成できるものにはなっていないのではないだろうかと思うんです。だから、今のままでいきますと、語り部の養成講座というのは民話の底辺拡大には大変役に立っていいと思いますが、これは実践部隊になる得るような状況にはなっていないと思うんです。ですから、今語り部さんやっている人が70歳を超えている、そういう皆さんですし、実際あの場に立ってお話をするというには1年半から2年もかかるということでありますと、今のうちに本気になって取り組んでもらわないとまずいのではないだろうかなと思います。単に語り部養成講座をやっているからというふうなことだけでは、うまくないんじゃないかなと思うんです。ですから、その点はひとつよく考えていただいて、後継者の育成の事業というのをもう少し特別なメニューといいますか、特別に真剣になってやっていただきたいと思いますが、その辺はいかがお考えでしょうか。
○委員長  土屋社会教育課長。
○社会教育課長 お答え申し上げます。
ただいま御指摘のとおり、やはり大衆の前というんですか、お客さんの前で語りをするということは非常に年数が、やはり1年か2年ぐらいかかります。そういうふうなことで、友の会の方では育たないのではないかというふうなお話でございますが、友の会の方でも語って、それぞれ施設の方で語って、いろいろとお話ししている方が育っておりますので、確かに組織が違いますが、今後、後継者事業というようなことでいろいろ調整して検討していきたいと思います。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 教育費の公民館費の項目に関連して質問をいたします。
きのう、赤湯地区西部区長会の総会がありまして、私と小野田議員が参加をいたしました。その中でいろいろ出されたわけですけれども、西部区長会の方に南陽市の補導センターの指導員、これ3名を出していただきたいというふうな赤湯公民館長名で西部区長会の方に依頼があったようであります。その中では、一体何をしようとされるのか、その目的すらわからないというような案内状だったわけです。ですから、区長さんの中でいろいろ議論したようですけれども、本当に指導員を出していただくならば、目的とか、あるいは何をするのか、こういったことが大事なのかなというふうに思っております。そういう点で、どのような指導をされたのかお尋ねをしたいと思います。
○委員長  社会教育課長。
○社会教育課長 お答え申し上げます。
 ただいまの補導員というふうなことのお話ですが、青少年補導センター、教育委員会の中に設置しております。60名の方を各地区の推薦によって委嘱を申し上げているところでございます。
 それで、その60名の方の目的というんですか、条例で定めておりまして、青少年の健全育成、街頭指導、あとパトロール、危険箇所の点検、こういうような業務をお願いしているところでございます。任期が2年というようなことでお願いしておりますが、やはりちょっと説明不足の点については反省しなければならないと思います。やはり、こういう目的で、こういう形でお願いしたいというような形が理想でありますので、その辺、おわび申し上げます。
○委員長  12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 今課長がおっしゃったように、これこれ、こういうふうな目的でありますということをあらかじめ西部区長会の方に連絡をして、やっぱり周知徹底を図るということが大事だというふうに思います。課長が今おっしゃるとおりだと思うんですが、恐らく西部区長会の会長さんもかなり心配しておって、悩んでいたようでありました。ですから、きょう、あえて質問したわけですけれども、ひとつ区長さんの方に連絡をしていただいて対応していただきたいというふうに思います。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第11款災害復旧費 182ページから 185ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第12款公債費から第14款予備費までの 184ページから 185ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料の 186ページから 209ページまでについて質疑ございませんか。
 12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 縁故債について質問したいと思います。現在、市でお借りしている利子、その利子の、今大分安くなっているんですが、どの程度に今なっておられるのか、そしてこれからどのようにまた対応されるのか、その辺どうでしょうか。
○委員長  後藤収入役。
○収入役 長期債の管理につきましては、収入役の職務のほかでありますけれども、指定金融機関と密接な関係にあるというふうな立場から長期債における管理についての交渉をしております。御指摘のように、非常に高金利の長期債もございました。南陽市の方では、借り入れ先等の話し合いによりまして、繰り上げ償還あるいは借りかえというふうな形で低利率への切りかえをほぼ終了させていただきました。現在2%あるいは 2.2%くらいの範囲の中で借りかえを終了したところであります。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第28号 平成14年度南陽市一般会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
12番佐藤委員。
○佐藤 明委員 ただいまの14年度の南陽市一般会計については、私は反対の立場をとらせていただきます。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
ただいま12番佐藤委員より反対の意思表示がありましたので、採決は起立によって行います。
賛成の方の起立をお願いいたします。
(賛成者起立)
○委員長  御着席ください。
起立多数でありますので、よって、議第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

       散      会
○委員長  予算特別委員会の開会中でありますが、きょうは一般会計を終わらせまして、特別会計につきましては明日午前10時より行います。
長時間にわたり御苦労さまでございました。
御起立お願いします。
どうも御苦労さまでした。

   午後1時47分  散  会


平成14年3月定例会予算特別委員会(補正予算)10:00~11:32

        平成14年3月15日(金)午前10時00分・開議

       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     栗  原  晴  峰  委員長        須  藤  清  市  副委員長


本日の会議に付した事件
 議第29号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計予算
 議第30号 平成14年度南陽市財産区特別会計予算
 議第31号 平成14年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算
 議第32号 平成14年度南陽市育英事業特別会計予算
 議第33号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計予算
 議第34号 平成14年度南陽市老人保健特別会計予算
 議第35号 平成14年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算
 議第36号 平成14年度南陽市介護保険特別会計予算
 議第37号 平成14年度南陽市水道事業会計予算

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       開      議
○委員長(栗原晴峰委員)  御起立お願いします。
おはようございます。
御着席お願いします。
 昨日に引き続き、これより予算特別委員会を開会いたします。
ただいま出席されている委員は22名全員であります。
これより、昨日に引き続き平成14年度各会計予算の審査に入ります。

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 議第29号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計予算
○委員長  議第29号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
 〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第29号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、 220ページから 247ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第29号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第30号 平成14年度南陽市財産区特別会計予算
○委員長  次に、議第30号 平成14年度南陽市財産区特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第30号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
歳入歳出全般、 258ページから 286ページまでについて質疑ございませんか。
15番佐藤委員。
○佐藤寿哲委員   258ページの赤湯財産区なんですが、温泉使用料で滞納繰り越し分存目あるんですけれども、これ入ってくる予定ですが、実際のところ繰り越し分といいますか、未払いのままになっている金額などがわかればお聞きしたい。
さらには、入湯税も、私たちも旅館で反省会やりますと日帰り分だけはおさめてくると、こういうふうになっいますけれども、この辺についてもストレートに入ってきているのかどうかをお聞きしたいと思います。
○委員長  高橋企画財政課長。
○企画財政課長  お答え申し上げます。
温泉使用料についてお答え申し上げますが、12年度分については、すべて納入になってございます。13年度分については、まだ納入になっていない部分がございますけれども、都度、催促をしながら納入をお願いをしている状況にございます。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤寿哲委員  現在のところで結構ですけれども、残額といいますか、未納分の金額などわかればお知らせ願いたいと思います。
○委員長  高橋企画財政課長。
○企画財政課長 2月までの調定額でございますが、 2,296万 8,000円でございます。うち収入済額が 1,555万 8,000円、未収額が 741万円となってございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第30号 平成14年度南陽市財産区特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第31号 平成14年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算
○委員長  次に、議第31号 平成14年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第31号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
歳入歳出全般、 294ページから 299ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第31号 平成14年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 (「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第32号 平成14年度南陽市育英事業特別会計予算
○委員長  次に、議第32号 平成14年度南陽市育英事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第32号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
歳入歳出全般、 308ページから 313ページまでについて質疑ございませんか。
15番佐藤委員。
○佐藤寿哲委員  市の育英事業とは直接関係ないんですけれども、新聞報道によりますと、日本育英会の無利子の貸付金が減るやに聞いております。しかも、何か特殊法人に統合されるのか新しい特殊法人が出るのかちょっとわかりませんけれども、その辺に関することでわかれば教えていただきたいし、貸し付けを受ける子供さんに対してはどのような影響になるのかもお伺いしたいと思います。
○委員長  山水教育次長。
○教育次長 最初の方の質問については、具体的にこちらに来ていませんので、承知していないのが現状です。以上です。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤寿哲委員  間もなくといいますか、4月になるわけなので、出るとすればその辺から出発するのかなとは思いますけれども、今まで受けたいという方については、大体満額といいますか満たされるようになっていたと。しかし、今回からはちょっときついぞというふうな新聞報道なものですから、もし受けたいという人々に対する影響というのがわかれば、再度お尋ねしたいと思います。
○委員長  山水教育次長。
○教育次長 日本育英会については教育委員会を通っていかなくて、各学校の方で対応しています。
それから、市の育英関係については、現状のところ21名の方が書類を持っていかれております。そして、現在まで申し込まれた方が2名であります。締め切りが22日、大学関係の合格発表と合わせたので、その日に設定をしているわけですので。さらに、来年度については、大学生10名、高校生2名の12名の方を予定しております、予算的に。そしてさらに、今年度も12名の新規者について貸し付けを行っております。ただ、毎年、貸し付け申し込み者がふえてきております関係上、継続の分の方が多くなってきております。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第32号 平成14年度南陽市育英事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第32号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第33号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計予算
○委員長  次に、議第33号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第33号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
歳入歳出全般、 324ページから 341ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第33号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第33号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第34号 平成14年度南陽市老人保健特別会計予算
○委員長  次に、議第34号 平成14年度南陽市老人保健特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第34号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
歳入歳出全般、 350ページから 353ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第34号 平成14年度南陽市老人保健特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第34号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第35号 平成14年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算
○委員長  次に、議第35号 平成14年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第35号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
歳入歳出全般、 362ページから 367ページまでについて質疑ございませんか。
 20番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員 今現在、農業集落排水事業は大橋地区しかないわけですね。先ほどの下水道の関係とも関連すると思いますが、下水道は毎年進捗していくということになると思いますけれども、残されている農業集落、例えば砂塚地区さまざまあるわけですけれども、今後、集落排水事業として取り組む計画があるのかどうか、またその要望、地区なりからの要望が出ているところがあるのかどうか、その点についてだけちょっとお聞かせいただきたいというふうに思います。
○委員長  市長。
○市長  さきの議会でも答弁申し上げたとおり、集落排水事業は今後一切いたしません。合併浄化槽等で対応いただくということになります。現在要望あるかということですが、そういった観点から、要望もございません。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第35号 平成14年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第35号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第36号 平成14年度南陽市介護保険特別会計予算
○委員長  次に、議第36号 平成14年度南陽市介護保険特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
〔総務部長 大場忠夫 登壇〕
○総務部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第36号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
歳入歳出全般、 376ページから 390ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第36号 平成14年度南陽市介護保険特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第36号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第37号 平成14年度南陽市水道事業会計予算
○委員長  次に、議第37号 平成14年度南陽市水道事業会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。山口光幸水道部長。
〔水道部長 山口光幸 登壇〕
○水道部長  〔平成14年3月定例会 予算に関する説明書により 議第37号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
収益的収支及び資本的収支全般、 394ページから 417ページまでについて質疑ございませんか。
 3番松木委員。
○松木新一委員   405ページの支出の方の9節の委託費の設計業務委託費関係でございますけれども、先ごろ私も一般質問で行ったわけですけれども、ちょっともう少しお聞かせ願いたいのは、置広水、全面的に切りかえする関係の設計業務関係については、これに含まれていらっしゃるのでしょうか。
○委員長  山口水道部長。
○水道部長 405ページの委託料でございます
けれども、この設計料の関係ですけれども、平成17年度から最上川浄水場を廃止するというようなことになっておりまして、それに伴って受水の計画をいたしておりまして、配水池の改築を予定しております。それで、今年度から取り組んでいきたいというふうに考えておりまして、実施設計等をそこに組んでいるところであります。配水池の実施設計等を組んでおるところであります。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員  それで、配水池の実施設計に取り組むというお話、おわかりいたしました。それで、実質、置水に全面的に切りかえるわけでございます。そういう中で、今現在あります長井の浄水場、また浄水場から宮内まで来る送水管関係、それらの今後施設等については要らなくなるわけでございますけれども、それらの設計といいますか処分、またその後の管理等については、今年度でなく次年度等に計画されるのかお聞きしたいと思います。
○委員長  山口水道部長。
○水道部長 置広水に一本化するというようなことで、水道課といたしましては、今年度、中期計画という形で見直しを図っておりまして、その計画書を皆さんにもお渡しできると思いますけれども、計画しております。そういったことで、最上川浄水場の取り壊しとか、そういったいろいろな施設の取り壊しと、また新たに施設の建設というふうな形でその計画の中にも示しておりますので、後で示させていただきたいというふうに思います。
○委員長  3番松木委員。
○松木新一委員  じゃあ、その辺の資料につきましては後ほど見させていただくというようなことで、おわかりいたしました。
一つお願いしたいことは、それらの施設、要らなくなった施設等については、遊休施設になるわけでございます。そういう関係での処分、管理、また管等はどのような形で、埋め戻しになるのか、撤去するのか、いろいろその辺は今後の課題だと思いますけれども、やはりそのまま放置して長期的に見て陥没事故などがあったりしたら困りますので、その辺について十分調査、検討、計画をよろしくお願いしたいと思います。これは要望ですので、結構です。
○委員長  ほかにございませんか。
17番塩田委員。
○塩田秀雄委員  今17年度からの件で受水関係の話をしていますが、あそこにちょうど最上川の給水口の上流、わずかなところに、14年度から長井大橋の計画があるわけですね。そんなに気もんでうちの方でがらがら撤退しようなんていうこと考えないで、ゆっくりでいいのではないかなというふうに私は思うんです。わずかです、あそこ。県から何かお話ありますか。かなり頑張っているけれども、ゆっくりでいいんじゃないですか。補償なんかどうなの。その辺の
話どうなっているのかちょっと教えてください。
○委員長  山口水道部長。
○水道部長 長井大橋については、県の方から話がありまして、県の方であそこ測量したようです。うちの方も立ち会いしまして、そのようになっておりまして、県の方と協議した結果、15年から県では始めるというようなことでありまして、ちょうどうちの方とは合わないというようなことで、また取水口は外れて橋がかかるというようなことのようです。橋は取水口より下流の方にかかるというような状況になっております。
○委員長  17番塩田委員。
○塩田秀雄委員  上流です、上流、アバットは上流に出るのよ。今の橋よりも上流に出るわけだから。だから、取水の脇で仕事するわけよ、あそこ。コンクリどんどんぶたれれば、水は危なくて取られない。。だから、そういう面で、ちょっと違う意味でね、私が言っているのは違う意味で、何か話があるかもしれないから、もうちょっと、慌てることはないんじゃないのかということで。そうすれば、その補償等分で配管の撤去かなんか、建物の解体とか、あり得るかもしれない。だから、その辺も含めて慎重に対応してくださいということで、別に答弁要らないけれども、慎重にね、慎重に。せっかく大変な水道財源を使わないでも松木さんの要求に答えることができるかもしれないから、すぐ慌てないで対応してくださいということで、一応参考までに。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第37号 平成14年度南陽市水道事業会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第37号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました予算の審査は終了いたしました。
2日間にわたり慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。各委員の御協力に対し深く感謝申し上げます。
なお、この際、当局にお願い申し上げます。本委員会において各会計とも原案のとおり可決すべきものと決したところでございますが、これまでの審査の過程で貴重な御意見も多数ありました。市長初め当局におかれましては、行政の執行に当たり、本委員会における議論や意見を十分に斟酌され、適切に対処されますよう強く望むものであります。

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       閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
御起立願います。
御苦労さまでした。

   午前11時32分  閉  会