平成14年6月定例会本会議(最終日)10:00~10:22

平成14年6月17日(月)午前10時00分開会・開議

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議事日程第3号
                          平成14年6月17日(月)午前10時開議

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       開      議
〇議長(栗原晴峰議員)  これより本日の会議を開きます。
  長岡事務局長が入院中でありますので、欠席いたします。須藤事務局長補佐が代理をいたします。
  ただいま出席されている議員は全員であります。よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第3号によって進めます。

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  議会報告 議会運営委員長報告
〇議長  ここで、本日の会議の運営等について議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 小林武夫議員。
  [議会運営委員長 小林武夫議員 登壇]
〇議会運営委員長  おはようございます。私から6月定例会最終日の本会議運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。
  初めに、付託請願の審査の結果についてでありますが、総務常任委員長の報告を受け、質疑、討論、表決をすることといたしました。
  次に、本日追加されます議案について申し上げます。追加議案は発議案2件であります。審査の方法は、1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で御審査くださるようお願いを申し上げます。
  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第3号により行うことといたしました。御了承願いたいと思います。
  以上、本定例会の最終日の運営について、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。終わります。

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 (総務常任委員長報告)
  日程第1 請願第3号 有事法制に反対する意見書採択を求める請願について

〇議長  日程第1 請願第3号 有事法制に反対する意見書採択を求める請願についてを議題といたします。
  ただいま議題となっております請願1件について総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 鈴木英昭議員。
  [総務常任委員長 鈴木英昭議員 登壇]
〇総務常任委員長  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして当委員会に付託されました請願1件について、日程に従い6月13日午前10時より全員協議会室において、総務部長及び消防長並びに関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  請願第3号 有事法制に反対する意見書採択を求める請願について申し上げます。本請願は、第154回通常国会に提出されている有事法制制定に反対し、国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。審査の中で、願意妥当であり、採択すべきとの意見も出されましたが、有事関連3法案の内容が不透明であり、また国民の保護のための法整備に関しては本法案施行から2年以内に行うとされているなど、現段階での対応も不十分で流動的であるということから、今後も調査し、検討すべきとの意見が出され、採択の結果、賛成多数で継続審査と決した次第であります。
  以上、総務常任委員会からの報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長報告に対し質疑ございませんか。
  20番五十嵐議員。
〇五十嵐 諒議員  おはようございます。
  今の総務常任委員長の方からの請願の継続審議の結果報告があったのでありますけれども、私も当日、傍聴で参加をさせていただきました。それで、特にこの法案は非常に重要な法案だというふうに思いますし、また慎重審議をしていただいたということについては、私からも今後十分にお願いしたいなというふうには思います。
  それで、私たちもこの問題について非常に今取り組んでいる状況でありますけれども、この中で特に問題なのは、今回の請願の内容にとって武力攻撃のおそれのある場合、または予測される場合というのが非常に大きく問題になっているわけです。今ちょっと私も資料を皆さん方にお上げさせていただきました。こういった議論は、総務常任委員会での議論は余りなかったというように思いますけれども、今後委員長として、この審査の方法をどのように進めていくお考えなのか、これを1点、ひとつお伺いさせていただきたいというように思います。
〇議長  答弁を求めます。
  総務常任委員長 鈴木英昭議員。
〇総務常任委員長  この間の審査会に、今五十嵐議員からもお話ありましたとおり、傍聴人として出席されております。そして、その中で紹介議員ということで、委員の方からも五十嵐議員に対していろいろ御質問等も、質疑等もさせていただきました中でさまざま議論したわけでありますが、ただその中で請願者の意向というものが五十嵐議員の方からさまざまお聞きしたかったわけでありますが、それが納得いくような御返事を得られなかったということで、我々この有事法に対してこれから検討、また勉強、そして現在抽象的な表現などというような内容で具体的にまだ理解される点が少ないということで、もっともっと勉強して、また請願者の意向というものを十分お聞きしながら、当常任委員会としての総意をまとめていきたいなと、そのように思っておりますので、これからも慎重に検討させていただくということを約束させていただきたいなと思います。
〇議長  20番五十嵐議員。
〇五十嵐 諒議員  ありがとうございます。6月の15日に私たちも3団体による市民集会などもさせていただいて、200名ほど参加いただいて、大雨の中、デモ行進などもさせていただきました。非常にまだまだこの問題については、理解されていない点がたくさん市民の間に多いのですが、大変大きな問題ではないかなというふうに思っておるところです。私たちは、特に戦後生まれですので、ほとんど戦争体験というのは持っていない年代のわけでありまして、そういった意味でも、法律のつくられたらどういう結果を生み出すのかという、その怖さというものも身にしみて考えなければならない問題があるのではないかと思います。委員長から、慎重審議ということをしていきたいということですので、もしいつでも私たちの方で必要な書類あれば、要求があれば、委員長に議会を通じてお上げしたいと思いますので、ぜひさまざまな資料を見ていただきながら、聞いていただきながら、十分に検討いただいてお願いしたいということを御要望申し上げたいと思います。
  以上です。
〇議長  ほかに質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第1 請願第3号 有事法制に反対する意見書採択を求める請願については、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、請願第3号については、総務常任委員長報告のとおり決しました。

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  日程第2 発議第2号 南陽市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
             
〇議長  日程第2 発議第2号 南陽市議会会議規則の一部を改正する規制の制定についてを議題といたします。

〇議長  ここで提案理由の説明を求めます。
  11番小野健一郎議員。
  [11番 小野健一郎議員 登壇]
〇小野健一郎議員  私から発議第2号 南陽市議会会議規則の一部を改正する規制の制定について、提案理由を申し上げます。
  本案は、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、議員の派遣については会議規則の規定に基づく手続が必要となったため、会議規則の所要の改正を行い、議員の派遣について法的な位置づけと、その手続を明確にするものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号は、会派会長全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第2号 南陽市議会会議規則の一部を改正する規則の制定については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第3 発議第3号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出について
 
〇議長  日程第3 発議第3号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。

〇議長  ここで提案理由の説明を求めます。
  6番髙田豊議員。
  [6番 髙田 豊議員 登壇]
〇髙田 豊議員  私から発議第3号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出について、提案理由を申し上げます。
  道路は、活力ある地域社会の形成、豊かな生活の実現を図る上で最も重要な役割を果たすものであり、都市部と地方部の交流、広域基盤としてさらに重要性を増しております。しかしながら、地方における道路網の整備はまだ不十分な状況にあり、地方の時代に向け地域間交流ネットワークを形成し、豊かな生活の実現と活力ある地域づくりを推進するためには、高規格幹線道路の整備やアクセス道路の整備、あわせて生活基盤としての市町村に至る道路網の整備が重要かつ緊急の課題であります。今構造改革の議論において、道路特定財源制度の使途拡大や一般財源化への見直し、高速道路の整備についても前面凍結などの検討がなされておりますが、道路特定財源が一般財源化されれば、道路整備が縮減され、地方における道路整備がますますおくれることも懸念されます。これまで、道路特定財源制度が果たしてきた役割は非常に重要であり、今後の国土の均衡ある発展と交流広がる新しい地域づくりの実現を目指す上で道路財源の確保は最重要課題であります。よって、道路整備予算の確保に向け、別紙意見書を国の関係機関に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願いを申し上げます。
  以上です。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第3号は、所管の建設常任委員会全員の賛成を得て提案されたものであります。委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第3号 道路整備予算の確保に関する意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第4 閉会中の継続審査の申出について
〇議長  日程第4 閉会中の継続審査の申し出であります。
  別紙のとおり閉会中になお継続して審査を要するものとして、総務常任委員長より申し出があります。

〇議長  お諮りいたします。総務常任委員長より申し出のとおり、閉会中なお継続して審査することに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、総務常任委員長申し出のとおり、閉会中に継続して審査することに決しました。

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  日程第5 閉会中の継続調査について

〇議長  日程第5 閉会中の継続調査についてであります。
  各委員会における所管事務の調査について、お手元に配付の閉会中の継続調査申出書のとおり申し出がありました。

〇議長  お諮りいたします。各委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり、継続調査に付することに決しました。
  最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもって本定例会に提案されました議案並びに請願等の審査はすべて終了いたしました。

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      市 長 あ い さ つ
〇議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  私の1期目任期最後の6月定例議会におきまして、御提案申し上げました3同意案件、すべて原案どおり御同意を賜りましたことに心から厚く御礼を申し上げたいと思います。
  私は、地方自治体の予算は年間予算であるべきと思い、6月補正は行わないという方針で臨ませていただきましたが、行財政の改革の一環として位置づけ、今後ともなお一層の計画、行政の運営に努めてまいりますので、御理解と御協力を切にお願いを申し上げます。
  先週の梅雨入りとともに、蒸し暑い毎日が続いておりますが、梅雨は梅を実らす雨などと申しますように、草花や木々の緑も色鮮やかで、日ごとに生き生きとしてまいりました。私も、情熱、気力、体力は大変充実をしておりますので、決断、実行、責任ある市政を強力に推し進め、元気のある南陽の実現に努めてまいりますので、議員各位には一層の御支援を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
  結びに、時節柄、議員皆様におかれましても御慈愛の上、ますます御活躍なされますよう御祈念を申し上げまして、一言の御礼のあいさつといたします。まことにありがとうございました。お疲れさまでした。

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       閉      会
〇議長  これをもちまして平成14年南陽市議会6月定例会を閉会いたします。
  一同御起立願います。大変御苦労さまでございました。
    午前10時22分  閉  会