平成14年9月定例会予算特別委員会 10:00~13:25

平成14年9月17日(火)午前10時00分・開議

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      小  野  健一郎  委員長       松  木  新  一  副委員長

 本日の会議に付した事件
  議第54号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第2号)         
  議第55号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)   
  議第56号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)      
  議第57号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)    
  議第58号 平成14年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)     
  議第59号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)     
  議第60号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)       

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       開      会
〇事務局長  初めての予算委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定によりまして、年長の委員が臨時の委員長の職務を行うことになっております。出席委員中、大坂正十四委員が最年長の委員でありますので、大坂委員に臨時の委員長をよろしくお願い申し上げます。
〇臨時委員長  年長委員をもちまして、私が臨時委員長の職務を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
  ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は21名で、定足数に達しております。
  なお、本日の会議に欠席する旨の通告のあった委員は、22番小林武夫委員の1名です。

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       委員長の互選
〇臨時委員長  これより、予算特別委員長の選挙を行います。
  お諮りいたします。委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇臨時委員長  御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は私から行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇臨時委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から予算特別委員会の委員長を指名させていただきます。
  予算特別委員会委員長に小野健一郎委員を指名いたします。
  ただいまの指名に対し御異議ありませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇臨時委員長  御異議なしと認めます。よって、小野健一郎委員が予算特別委員長に当選されました。
  ただいま委員長に当選されました小野健一郎委員長から登壇の上、就任のごあいさつをお願いいたします。
  小野健一郎委員。
  [委員長 小野健一郎委員 登壇]
〇委員長(小野健一郎委員)  御推挙賜り、御選任いただき、まことにありがとうございます。御礼申し上げます。予算審議の肝要は承知をいたしておりますが、円滑な特別委員会となりますよう御協力のほどお願い申し上げ、ごあいさつといたします。(拍手)
〇臨時委員長  御協力いただき、まことにありがとうございました。
  ここで委員長と交代いたします。
  [臨時委員長、委員長と交代]

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       副委員長の互選
〇委員長  ただいまから委員長の職務を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
  それでは、予算特別委員会副委員長の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。副委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から予算特別委員会の副委員長を指名させていただきます。
  予算特別委員会副委員長に松木新一委員を指名いたします。
  ただいまの指名に対して御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、松木新一委員が予算特別委員会副委員長に当選されました。
  ただいま副委員長に当選されました松木新一副委員長より、自席で就任のごあいさつをお願いいたします。
  松木新一委員。
〇副委員長(松木新一委員)  このたび予算特別委員会副委員長に御選任いただきまして、どうもありがとうございました。感謝申し上げます。委員長を補佐し、委員会の運営はもとより、市勢発展のために、微力ではございますが、努力して努めていきたいと思いますので、委員各位並びに御当局の御指導、御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。簡単ではございますが、あいさつとさせていただきます。
〇委員長  それでは、これより予算の審査に入ります。本委員会に付託されました案件は、平成14年度補正予算7件であります。

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  議第54号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第2号)
      
〇委員長  初めに、議第54号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成14年9月定例会 予算に関する説明書により 議第54号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。最初に、歳入全般について、12ページから17ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、歳出に入ります。第1款議会費から第6款農林水産業費の18ページから29ページまでについて質疑ございませんか。
  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  24ページの第3款の2目の児童措置費に関して質問いたしたいと思います。
  最初に、(仮称)赤湯乳幼児センターの問題でありますが、10月1日にオープンするというふうなお話であります。せんだっての一般質問の中でもいろいろ出てきたわけですけども、今年度は別にしても、原則的には来年度からは各保育園の園児たち、乳幼児たちが入らなければならないというようなお話でありますが、具体的には保護者関係、あるいは園関係、そういった人たちといろいろ話し合いをして進めてきたのかどうか、第1点お尋ねしたいと思います。
  それから、第2点でありますが、同じく民生費の関係でありますが、聞くところによりますと、母子家庭なり、あるいはそういったものの措置費が、扶助費が国の関係で減らされると、そういうお話聞いておるんですが、南陽市の関係どの程度減らされるのか、もしわかる範囲で結構ですが、お尋ねしたいと思います。
〇委員長  健康福祉課長。
〇健康福祉課長  ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
  第1点目の赤湯乳幼児の問題でございますが、これにつきましては10月1日開園というようなことを目指して、現在準備を急いでいるところでございます。ゼロ歳児から2歳児までの入園というふうなことでございます。それから、来年度につきましては、宮内と赤湯の乳幼児センターを低年齢児保育の核としてやりたいというふうなことで、またこれの施設が乳幼児専門の施設というようなことで設備も整えておりますので、ゼロ歳児から2歳児までの低年齢児、特に最近保育需要が多いわけでございますので、専門的に保育をしてまいりたいというふうに考えております。
  それで、保護者との話し合いでございますが、これは赤湯保育園8月6日、それからこばと保育園で8月8日に保護者の方にお集まりいただきまして、話し合いを持ったところでございます。10月からの開園に備えて、現在こばと、赤湯に入園していただいておりますゼロ歳児から2歳児の子供さんにつきましても、乳幼児センターの方に転園、お移りいただきたいというふうなことでいろいろ趣旨を御説明したところでございますが、今年度は年度途中、中途というふうなこともあって転園の方は難しいような状況になっております。また、職員の方とも、施設長あるいは主任を通しまして、十分に話し合いを進めてきたところでございます。
  それから、第2点目の母子家庭に対する関係でございますが、児童扶養手当の関係が8月から県から市の方に事務移譲と同時に、制度が若干変わりまして、養育費の関係も収入に見込むと、あるいはこの支給額につきましても受給世帯の所得状況によって、非常にきめ細かに段階を分けて支給されるようになってございます。保育園の減額化というふうなことにつきましては、現在今年度の現況届出を整理中でございますので、まだ数字につきましては細かに把握しておらない状況でございます。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  今年度中は、いわゆる乳幼児については現在のままでそのまま入ってもらうということですね。来年度からは、ゼロ歳、1歳、2歳の方々が赤湯乳幼児、あるいは宮内の乳幼児に入れると、入るというふうになるわけですけども、そうした場合、今の課長の答弁ですと、8月7日に赤湯保育園、翌日の8日にはこばと保育園の保護者ですか、あるいは園関係者と話し合いを持ったということですが、その中でさまざまな御意見が出てきたと思うんです。例えば今入っている子供たち、あるいは来年から入る乳幼児がばらばらになって、保護者の方々が宮内に行ったり、あるいは赤湯に行ったりしなければならないということが出てくるんではないのかと、このように非常に心配をしているわけです。そういう点で、なぜそうなるのかと。しかも、当然親が選択をして、私の子供はこの保育園、私の子供はこの保育園と、こういう親の選択権、当然あるんではないのかと、このように思われますが、その辺の意見、十分にお聞きになったのかどうか、重ねてお尋ねしたいと思います。
  それから、母子家庭の問題でありますが、8月から制度が変わりまして、そういうふうなことだと。まだ整理中で、まだわからないというふうな話ですが、これは別にしても、つまり国の考えは御承知のように、交付税の問題も含めてどんどん、どんどん減らされているというのが現状だと思います。そういう点で、各地方自治体にとって予算の組むのにも楽でない自治体も今出てきているというような状況もあるんで、その辺の考え方についてやっぱりいろいろな意見を国や県に対して要望していくということも必要でないのかなというふうに思いますが、その辺の考え方について基本的な考えについてお尋ねをしたいと思います。
〇委員長  鈴木圓紀健康福祉課長。
〇健康福祉課長  説明会のときには、保護者の方からいろいろ御意見をいただいたわけでございますが、既存の保育施設が低年齢児専門の保育施設でもないというようなことで、設備の整ったところでお預かりしたいというふうな考えを説明したわけでございます。それから、やっぱり低年齢児と3歳以上児では、身体面あるいは精神面での発育状態も異なるというようなことで、施設の機能を分担しながらお預かり専門の保育士が担当する方がよりよい保育ができるのでないかというふうな考えも述べました。それで、現在の入っている子供は現在の施設に引き続きというふうな御意見もあったわけでございますが、やはりこのような機能分担して、よりよい保育をしたいというふうな考えもございますので、その辺説明して御理解をお願いしたいというようなことでお話をしたわけでございます。
  ただ、特殊なケース、今考えておりますのは、保護者の子供さんの家庭のいろんなケースによりまして、障害のある子供の場合とか、親御さんが障害の持たれている方、あるいは家庭の事情等によりましては、お話をお聞きいたしながら対処してまいりたいというふうなことでお話をしてきたところでございます。
  それから、母子家庭につきましては、やはり制度が変わりまして、いろいろ母子世帯の方からの要望もあると思いますので、その辺も国、県へも要望をしてまいりたいというふうに思っておるところでございます。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  ちょっと聞き取りにくかったんですが、つまり原則としてということは、今課長おっしゃったように、身体の異常のある方とか、そういうふうな方だというふうなお話でありますが、通達によりますと、4月から入所される方については半ば強制とも受け取れる、そういうふうな通達ではないのかなというように私思うんですが、やっぱりこういった大事な問題は保護者や、あるいは園関係者と1回や2回でなくて、ちゃんと10月1日から開園するんだと、こういうお話ですから、わかっているわけですから、十分な話し合いが必要だったのではないのかなというふうに思います。いろいろな保護者の皆さんに聞くと、問題があると、このようにおっしゃっている方も結構いらっしゃるんです。その辺きちっとした対応をすべきではないのかなというふうに思いますが、その辺重ねてお尋ねをしたいと思います。
〇委員長  鈴木圓紀健康福祉課長。
〇健康福祉課長  なお、今後も保護者の方と必要によって市の方針を篤と説明申し上げて、御理解をいただいてまいりたいと考えております。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  そうすると、強制ではないということですね。
〇委員長  健康福祉課長。
〇健康福祉課長  これは強制でやるわけではございません。ただ、そのように市といたしましては低年齢児と3歳以上児というふうなことで、それにふさわしい施設をつくり、またその中で専門的に保育をしていくと、よりよい保育の環境のもとでお預かりしたいというふうなことでいるわけでございますので、その辺の趣旨を十分に御理解いただいて今後の保育に当たらせていただきたいというふうなことで御説明申し上げているところでございます。
〇委員長  21番岩井一敏委員。
〇岩井一敏委員  二つほどお聞かせをいただきたいというふうに思います。
  22ページの介護保険に関連して、過日の一般質問でも伊藤俊美議員の質問に答弁があって、待機者が百数十人おるというふうな現状の報告があったわけですけれども、まず1点は、この県内の市町村を見ても、どこでも待機者が多くなってきておる。要するに介護保険制度が導入されてから、非常にそういう施設入所の希望が増えているというふうな現状に関しては、介護保険担当の方もおわかりだと思いますけれども、今々入らなくてはならないような人が100番目にいるとか、50番目にいるというふうな現状を非常に問題があるというふうに思いますんで、国の基準、要するに参酌という基準があるんですけれども、その基準がどういうふうに今後とも、かなり前にその基準は設定されて、介護保険導入後にその辺見直さないとしようがないのではないかというような話を担当者とはしゃべっているんですけれども、まずその辺、国の流れ、今後どういうふうに推移していくのか。南陽だけでなくして、ほかの市町村も待機者がおるというふうに思いますんで、ぜひそういう意味での考え、状況、さらに今後の対応、お聞かせをいただきたいというふうに思います。
  さらに、その介護に関連して、自宅介護の問題もいろいろ出ておるようでありますけれども、介護保険導入されてから2年余になるわけですけれども、自宅で対応している、それらに対して介護保険導入時にその辺も少し考えていくというふうな厚生労働省の考えもちょっとあったんですけれども、その辺どうなのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。
  それから、28ページにあります松くい虫、非常に市長答弁にもいろいろあって、大変だというふうなことが出されておったんですけれども、南陽市内の山を見てみますと非常に大変なような状況になっておって、今回の補正にも出されておりますけれども、今後どういうふうに対応していくのか、お聞かせをいただきたいというように思います。
〇委員長  土屋幸一長寿医療介護課長。
〇長寿医療介護課長  お答え申し上げます。
  第1点目の施設における参酌基準でございますが、国の基準では介護老人福祉施設については1.5%、老人保健施設については1.1%、療養型の施設については0.6%というような基準が定められております。南陽市の場合は、この基準三つ合わせますと既に3.7%というようなことになっております。また、市長から一般質問でお答え申し上げたとおり、特老については基準が1.5%でございますが、南陽市の場合は1.8というようなことで、既に0.3ポイント高くなっているというような状況でございます。いろいろと在宅介護の充実、またサービスの提供というようなことで、現在2期の事業計画を策定すべく、いろいろと委員に協議をいただいているところでございます。在宅のサービスの充実、また施設の入所の基準、施設の入所の基準についても、来年の4月から入所の基準が変わります。これらを踏まえまして、いろいろと検討しているところでございます。
  以上でございます。
〇委員長  竹田一夫農林課長。
〇農林課長  ただいまの松くい虫に関連いたしまして、お答えを申し上げます。
  このたびの補正いただく処理につきましては、1カ所が梨郷地区の方をやりたいなというふうに思っています。
  それから、枯死木関係では十分一山周辺を施行したいなというふうに考えているところであります。御存知のように、お話ありましたように非常に増えております。しかしながら、22年前から比べますと、非常に全体的には3分の1程度に減っているというふうな全国的な傾向にもあるわけでありますが、南陽市といたしましてはこのたび策定いたしました森林整備計画に基づきまして、そのうちの約400ヘクタールくらいございますが、その森林整備計画に基づきまして、この松くい虫の対策を講じていく必要があると考えております。予算につきましては、県の予算にゆだねる部分が非常に多いわけでありますので、毎回私ども会議のあるたびに要請しておりますが、さらに県の補助の要請を機会あるたびにやっていきたいなというように考えております。
  以上でございます。
〇委員長  21番岩井一敏委員。
〇岩井一敏委員  松くい虫に関連してですけれども、何か予防策とかそこら辺は、ただ赤くなったのを伐採するというふうな対応だけなのか、予防的なものはないのかというふうに、特にこの南陽市においては松くい虫、全国的には今言ったような答弁のようですけれども、南陽市の状況を見る限りではだんだん増えていくというふうな見方を私たちはしているわけですけれども、その辺どうなんでしょうか。
〇委員長  竹田一夫農林課長。
〇農林課長  予防策でありますが、非常にいろんなケースをお聞きいたします。当初ヘリ防除というふうな対策もあったようでありますが、生態系を壊すというようなことで今はなくなっておりまして、やはり今現在やっています伐倒駆除が中心的なその対応となっております。
  一方、この木に関して研究機関あるそうでありますが、この松くい虫に関しまして抵抗できる品種が3種類ほど開発されたというふうなこともあるようであります。また一方、地盤が、いわゆる土が非常にやせている、弱っているというふうなことで、そこに炭を土の方にまぜまして、土に本来の力を与えるといいますか、抵抗力をつけるような土づくりから対策を講じる自治体もあるようであります。いずれにいたしましても、注射などもございますが、費用の関係からこの伐倒駆除が費用的には一番安いのかなというふうに考えているところであります。
  以上です。
〇委員長  8番鈴木英昭委員。
〇鈴木英昭委員  27ページ、7目の地域農政推進対策に関連してお聞きしたいと思います。
  8月だったと思います、農水省発表で、農地保全や秩序ある開発を進めるため市町村が条例を設定し、そして地域の特性に応じた土地利用ができるようこれから進めていくというようなことで、各市町村の対応によって今までの農振の網のかかっておった場所、その申請、またその許可について県、国ということになった、今まではなってきているはずでありますが、これは各市町村が条例を設定し、市町村判断で農地法を解いて土地利用を図っていくというような方針を打ち出されまして、そして来年度からこれを施行するというようなマスコミの報道があったわけでありますが、その件についてもし具体的に検討されておられることがあればお聞かせいただきたいと思いますし、また来年度から施行されるということになりますと、この条例を設定するために多分準備に入っている段階ではないのかなと、私個人の考えでありますが、その辺の動きがあるかどうかお聞きしたいなと思います。
〇委員長  竹田一夫農林課長。
〇農林課長  過日、今鈴木委員から御指摘ありましたように、農地法の改正の動向も踏まえまして、放棄地を防ぐという、これ以上出さないというようなことで、農地法の改正の一端の中で、市町村とその地区がある契約に基づいて、この地域についてはこういう形で進めていくよというふうな、ある程度節度ある農地の利用計画を条例に基づいて定めた場合には、その他のその地域指定にならない農地については、都市の方々や農業をやりたい方に、50アール以上持っている資格の有無を問わず、譲渡、それから賃貸できるという非常に弾力的な考え方が示されました。
  その後の動きでありますが、結論から申し上げまして、政府内で検討するという段階でありまして、私ども農林課の方には具体的には参っておりません。これは、農業委員会ともかかわりあるのかもしれませんが、農地のそういう形では企業への開放とか、今農地法の改正の絡みでいろいろ弾力的な記事が出てまいりますが、まだ具体的に農地法が改正になっていませんので、うちの方でも条例の改正、設定の準備などもまだ進めていないのが実態であります。
  以上です。
〇委員長  ほかにございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑中でありますが、ここで10分間の休憩を行います。再開は予鈴をもってお知らせいたします。
    午前10時57分  休  憩
                   
    午前11時10分  再  開
〇委員長  再開いたします。
  次に、第7款商工費から第12款公債費の28ページから37ページまでについて質疑ございませんか。
  20番五十嵐諒委員。
〇五十嵐 諒委員  32ページの第10款教育費に関連して質問させていただきます。先ほどの一般質問の中でも私、給食の民間委託の問題について取り上げてきたわけなんですが、その後幾つかまだ問題点が残っておりますので、お聞きしたいというふうに思います。
  一つは、教育長の方にお聞きをしたいんですが、教育委員会のこれまでの審議の経過の関係で私質問しまして、それで会議録をいただきました。一つは、3月25日の会議録と8月22日の会議録です。この間の関係で、先ほど答弁の中で柴田教育次長が9回ほどの審議をなされているという御答弁があるわけです。その間に、給食の民間委託に対する審議が教育委員会で3月から8月までの間なされてこなかったのか、それともなされてきたのか、そこをまずお聞きしたいというように思います。
〇委員長  教育長。
〇教育長  お答えいたします。
  9回というふうに次長の方で申し上げたのは、幼稚園、各学校、それから委託している学校等、視察も含めて、その視察終わった段階で協議会という形で視察に絡めた今の委託についての話し合いを持ってきております。教育委員会として正式に議題として乗せたやつは、今五十嵐委員さんおっしゃられた2回と、こういうようなことになるわけですけれども、9回すべて私どもの方では今の委託に触れた話し合いを持っております。
  以上です。
〇委員長  20番五十嵐諒委員。
〇五十嵐 諒委員  そうすると、今の教育長の御答弁ですと、会議録には載っていないけれども、審議はしてきたということで理解していいんでしょうか。その点についてもう一度。
〇委員長  手塚教育長。
〇教育長  そのとおりであります。
〇委員長  20番五十嵐諒委員。
〇五十嵐 諒委員  その件については、わかりました。
  それで、二つ目は、この学校給食の民間委託について、この会議録を読ませていただきますと、学校民間委託については教育長のこれは提起だと思いますが、十分検討するよう指示を受けたことであるということがありまして、そして教育委員長が、ただいま教育長から提案あったとおりでございますが、市長より指示がありまして、教育委員会として取り組むということでありますということがあるわけです。これについては、このとおりの内容で審議がされたというふうに理解して結構でしょうか。
〇委員長  手塚昌男教育長。
〇教育長  今おっしゃられたことについては、3月25日の件でしょうか。
  (「そうです」の声あり)
〇教育長  そのように、出発点として検討いただきたいというふうなことを申し上げました。
〇委員長  20番五十嵐諒委員。
〇五十嵐 諒委員  そうすると、この会議録についてはそのとおりの内容で進んだということでありますね。
  そうすると、ちょっと経過の件でですが、私が一般質問した関係のときに、この経過の中で柴田教育次長が、私は民間委託化について答申という形でするようにしたのかどうかといろいろ質問しましたけども、そのときにこういう答弁をなされてきたわけです。教育委員会として学校給食について協議したのは、市長の答申ではなく、みずから調査、検討したものであるというように御答弁があります。そうしますと、私はこの会議録の経過からすると違うんじゃないだろうかなと。やっぱり市長からの指示によって民間委託について協議をしたと、教育委員会では。このように今教育長おっしゃっているわけですけれども、そうするとこの柴田次長の答弁というのは私は違っているんじゃないだろうかなと、これについては、こういうように思いますけども、いかがでございますか。
〇委員長  柴田教育次長。
〇教育次長  お答えいたします。
  会議録に、これは私の発言でございますが、その中に確かに私が申し上げましたが、これは一般質問の中でもお答え申し上げましたが、第3次の行革の中で市としての意思がございますので、それに沿って従ったと、いわゆる教育委員会として調査を開始したというようなことでございまして、特に市長から指示あったわけではございませんが、市として行革大綱を庁議の中で決定をいただいたということでございますので、当然行政委員会としてはそれに沿った調査研究に着手したというようなことでございます。ただ、教育委員会の中で、教育長から提案したわけでございますが、私から補足説明の中で確かに市長というようなことは申し上げましたが、それは説明の中でお話を申し上げたということでございまして、行革を詳しくお話を申し上げた過程でございますので、特に市長から指示があって着手したということではございません。この会議録の中で、私も原稿の中で原稿を書いて説明をしたということではございませんので、補足説明の中でそういう言葉がただ出てきたということで、御理解をいただきたいと思います。
〇委員長  20番五十嵐諒委員。
〇五十嵐 諒委員  今の答弁、私は納得できません。やはり文言も明確に、今の柴田次長がおっしゃっていることと教育長が言っていることは違うわけです、そこは。私は、指示で、それでいいんじゃないかと、何も問題ないでしょうと。私は、指示が悪いということを全然言っているんじゃないです。経過の中で、市長が指示するということはあり得ると思います、当然行政委員会に対して。だけど、柴田次長の答弁がそうでなかったから、私はおかしいんじゃないですかと今言っているわけです。私は、ちゃんと訂正するなら訂正するべきじゃないでしょうか、そういうようにしてもらった方がいいと思いますけども、いかがですか。
〇委員長  教育次長。
〇教育次長  私は、一般質問の中でもお答えしましたし、今もお答えしていますとおり、市長からの特別の指示はございません。行革大綱が示された段階で、これは市の意思でございますので、それを進めるというのは当然私の仕事でございますので、それに基づいて教育委員会として調査を開始したということでございますので、私の答弁は間違っておりません。
〇委員長  20番五十嵐諒委員。
〇五十嵐 諒委員  間違っていないということですから、これ以上討論してもしようがないと思いますけども、私は聞いた範囲内でも文面からいってみても、それはおかしいんじゃないかと。やっぱり正確に、それは市長の指示によってちゃんと協議をして進めたということにして何も差し支えない問題じゃないかなというように思います、そこは。そこだけ言っておきます。
  私は、三つ目です、教育長にもう一つお聞きしたいんですが、第4次教育振興計画があったわけです。その計画は、今後の給食については、要するに自校方式による共同調理方式ということでやっていきたいということがうたわれているわけです。これは、当然教育委員会の5名の方々も入って、教育振興審議会がまた二十何名の方々で決定されたものです。その問題について教育委員会の方で、この民間委託する場合についての過程の中で、審議をする中で議論がなかったのかどうか、その問題について。第4次振興審議会の問題について。確定した問題についてです。それについてお聞きしたい。
〇委員長  手塚教育長。
〇教育長  今の共同方式というふうな中身ですが、これ例えばせんだってもそういうような答弁あったかどうかですが、今荻小学校で調理をして小滝小学校に運んでいる、そういうような形をとっています。こういうふうな形、今後これからだんだん学校の子供たちの人数が少なくなってくれば、例えばですが、これは中学校、今後これから考えていく段階ですから、例えば今のような形で吉野中学校、こういうふうな中身のものについて共同というふうな考え方をとっております。このことについては、話出ましたけれども、これと民間委託というようなことについては直接結びつくところがないので、話し合いの中には出てきませんでした。そんな話もしました、協議会の中で。
  以上であります。
〇委員長  20番五十嵐諒委員。
〇五十嵐 諒委員  私は、非常に残念なことなんではないかなと一つは思います。やっぱりこの協議を教育委員会の中で審議をしていく場合に、第4次教育振興計画の重みというものも十分踏まえた中でどう整合性を図るのかということも大事だと思うんです。一方は行革から出てきているわけですから。やっぱりそれは整合性を図るということは、要するに内部の中でどれがどういう議論があったのかという問題だと思いますので、その議論が非常に少なかったのではないかなと。今お話聞けば一部ちょっとあったと言うけれども、内容は非常に十分に議論が、討議がされているというようには私は感じられませんけれども、その辺がやっぱりもっと深められてよかったのではないかなという問題点が一つあるというように思いますので、これについてはもう結論は出ているわけですから、教育委員会の方としては。過程の問題の、今後の経過の中での問題として、私は一つの問題としてあるのじゃないかなというように指摘をしておきたいというように思いますので。
  あと、もう一点、要するに86年の9月26日における調理師の役割に対する見解というものが市と教育委員会から出されているわけです。この見解というのは、私非常に大事なものではないかというふうに思いますけれども、つまり調理師というのはただ献立をつくって食器を洗うだけじゃないんだと、学校教育そのものなんだというように位置づけられているわけです。教育そのものなんだと。ところが、今回の民間委託ということは、ただ調理と給食の食器洗浄だけが調理師の役割なんだという位置づけになるわけです、そこ民間委託するということは。だから、その件について、この見解というのは教育委員会として変わりないのか。また、いや、この見解は生きて、ずっと考え方変わりませんよということなのか、その辺のことについて教育委員会としての見解が変わったのかどうかだけちょっとお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長  教育長。
〇教育長  お答えいたします。
  変わっておりません。委託されている学校についていろいろ話にはまって勉強してきた中身で、調理業務をしてくださる民間の方々と子供たち、学校の先生方、栄養士さん、こういった方々の非常にうまいつながりでもって、今申し上げたような教育委員会としての見解は十分果たせるものと、そういうふうに思ってきたところであります。
〇委員長  20番五十嵐諒委員。
〇五十嵐 諒委員  ちょっと私は、その辺のところは極めて問題点として将来残っていくものじゃないかなと私は思いますので。といいますのは、今後例えば民間委託ずっと、柴田教育次長のお話をお聞きしますと、例えば全部職員を市の職員から民間に移していくという、通常ずっと退職者を募っていけば30年ぐらいかかるというお話あったわけです。しかし、それでは時間がかかり過ぎるので、大体15年ぐらいはかかるだろうと、こういうことですから、その中でやっぱり今後いろんな問題が生じてくる可能性があると思いますけども、私は本当に給食というのは学校教育そのものだという立場に考えていけば、共同調理方式で自校方式をまとめながら、そしてコストを下げていく、いかに人件費をむだなものをしないように共同で、小さなところをあわせながら、学校で例えば保育園のものを一緒につくる、そして職員も今までよりも例えば1人ぐらい減らしてすることができるだろうというような方式の方がずっといいのじゃないかという私の意見です、それは。というものがありますけども、そしてきちんと地産地消を生産者と、そして栄養士、調理師、保護者、学校、これが一体になって、一貫した姿勢として進めるということが大事なことじゃないかなというようには思っているわけですけども、その辺の件で今後その見解が変わっていないとすれば調理師の役割というものが、今後やっぱり民間に移した過程の中でいろんな問題が起きて、もう一回検討し直すということもあり得るのかなということも私自身はちょっと感じないわけではないんですが、それは私のひとつの今後の問題として、そういうこともあるのじゃないかなというふうに思いますけども、その辺について今後の将来像を今すぐ答弁というようにはならないと思いますけども、そういった問題についても若干考えていく必要あるんじゃないかなと思いますが、いかがでございますか。これについては、教育長の方から御答弁いただきたいと。
  あと、最後にちょっと市長の方に考え方を聞きたいんですが、例えば今回の問題について、職員の赤湯小学校の調理員の本採用されている6名の人たちをほかのところに、保育園か病院か、移すか、それとも任用がえを必要な方には考えていくということがあったわけです。そうしますと、例えば任用がえというのは今までは技能士なわけです。一般職員じゃありません。彼女たちもやっぱりひとつのプライドあると思います。誇りといいますか、調理師に対するそういう技能士を持ってきたわけですから。そのときに、任用がえするときにきちんと労使関係の中で十分話し合って、問題が出ないように私はやってほしいと、こういうように思うわけです。その辺について、市長からの考え方をお聞かせいただきたいというように思います。
〇委員長  教育長。
〇教育長  お答えいたします。
  地産地消というようなことについては、これまでも一生懸命進めてきておるわけですし、これからも積極的に進めてまいりたいと、こういうように思います。
  それから、いろいろ新しい方向に出発するので不安な点もおありかと思いますが、十分私どもいろんな機会に説明を申し上げ、うまくない点については、これからいろいろうまい方向に向けていくようなことも十分考えております。そんなところで、今答弁とさせていただきます。
〇委員長  荒井幸昭市長。
〇市長  お答えいたします。
  せんだっての一般質問の中で、任用がえも視野に入れてということを申し上げました。それは、毎年1回、職員の人事異動の際に身上報告書というものを全職員に書いていただいております。その中で、技能士の方からも一般職になりたいという希望を書いておられる職員もいるわけでございますから、あくまでも赤湯小学校にいる6名の人を対象じゃなく、すべての技能士を対象に、来年何名退職されるか、一般職を含めてわかりかねますので、その推移を見ながら、希望する方を試験をしながらやらせていただくと。強制的にあなた一般職に入れと、任用がえしろということは決してありません。また、職員の身分にかかわる件でありますから、職員組合とも十二分に、担当する総務部長を始め、話し合いをしなさいよということを申しつつ、しっかりと不満のないような形で、もし任用がえの希望があればしていきたいなと、こんなふうに思っておるところでございます。御理解をいただきたいと思います。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  30ページの第8款の土木費に関連いたしましてお尋ねしたいんですが、現在赤湯駅前広場の整備が進められていると、そういう状況であるかと思います。現在の進捗状況をお尋ねしたいというように思います。
  それから、もう一点でありますが、せんだって私埼玉に行ってきたわけですけども、その帰り道、汽車の中でいろいろと話されておったんですが、赤湯駅というのはどこさあるんだべというようなお話でありました。この名称について、いいのか悪いのか私はわかりません。しかし、南陽市を売るという立場になれば、これ昔から赤湯温泉だからこういうふうな名称を使っておったのかわかりませんが、この名称について市長はどういうふうにお考えかお尋ねしたいと思います。
〇委員長  安彦博都市整備課長。
〇都市整備課長  お答え申し上げます。
  赤湯駅前につきましては、現在実施設計をまとめている最中でございまして、大体発注が10月下旬ごろになるかと思います。このたびの補正予算の中にも、債務負担、14年度、15年度で一応事業を予定したいということで考えております。来年の12月末ごろまでに完成をしたいということで現在進めております。
  以上です。
〇委員長  荒井幸昭南陽市長。
〇市長  非常に難しい質問でありまして、駅名を変更しろというのは、かつて新幹線が入るときにも出たようです。赤湯温泉をつけたらいいんじゃないかという考え方、せっかく南陽市になったんだから南陽駅でいいじゃないかという考え方、しかしながら最近は、今のところ赤湯駅で落ちついて市民の皆さんもいるようでありますから、行政があえて取り上げる課題でもないだろうと、こんな認識を持っているところでございます。
  以上です。
〇委員長  17番塩田委員。
〇塩田秀雄委員  32ページです。教育費、教育総務費の中に、豊かな体験活動推進事業委託料というのが200万円弱ほどありますが、今年度から完全週5日制という義務教育の制度になりまして、小学校、中学校、そういうシステムになっております。そのゆとり教育と言われて、実践されて既に半年近くになると、こんなことで、我が会派の田豊議員からも一般質問があったようでありますが、基本的に当南陽市の教育委員会として、このゆとり教育というものをどのようにとらえて、どのように指導しているのか、再度確認の意味で御質問させていただきたいというふうに思います。
  なお、委員長にお願いがあるんですが、十分聞こえますので、指名の際はもう少し優しい声でひとつよろしくお願いをいたします。
  以上であります。
〇委員長  猪野教育次長。
〇教育次長  ゆとり教育という答弁の前に、戦後教育の総決算というんでしょうか、それとも明治5年の学制発布以来、最大の改革のうねりというのが今日あるわけでございます。教育の現場で脈々と続いている教育の硬直化、画一化、それから生じるさまざまな教育上の課題を解決すべく週5日制が実施されたわけでありますが、特に今子供たちに欠けている、いわゆる発展、応用的な学力、そして自分で現状を正しく見詰めて、そして課題を発見して、自分の力で解決していくような、そういう能力の育成には単なる詰め込みだけではだめだというようなことが文部科学省の方針として出されてきたわけであります。そういうことで、今市内の小中学校におきましては、旧来の土曜日においては部活動、スポ少等の活動を行っておりますけども、特に日曜日等については家族との触れ合いとか、みずから進んで課題を見つけて学習するような、そういう自学自習の習慣化とか、それからさまざまな文化体験や自然体験を通しながら感性を豊かにし、そして少しでも地域のことを考えて、将来地域に貢献するような愛郷心の育成だとか、そういうような地域人としての自覚を育成するような、涵養するような、そういうような機会と場づくりというようなことで進んでいるわけでございます。教育委員会としましても、各学校の状況を的確につかみながら、無理のない、ゆとりある生活を保障すべき指導を繰り返しているところでございます。
  以上であります。
〇委員長  17番塩田秀雄委員。
〇塩田秀雄委員  話が難しくてはっきりしないんですが、ゆとり教育というものに対してどのように指導なされているんですかと、こういうことです。なぜこんなことを聞くかと申しますと、週5日制になって非常に忙しくなったと、学校現場の先生方や父兄たちの率直な意見があるわけです。なぜだと聞きますと、第2、第4から全土曜日休みということになると、相当やっぱりさまざまな事業や行事に対する時間的拘束があると。限られた内容、限られた授業をその時間内にしようとすれば相当な無理がある、準備ができない、こういうふうなことで、なかなかゆとりが忙しくなっていると。ゆとり教育とは言うけども、口では、文部科学省のすすめで言っておりますが、学校現場では非常に忙しくて、場合によっては先生方が指導者として満足する教材の準備もできないでその授業に臨まなければならないというような場面も往々にして出てきたと。これは、プラス的なことなのか、あるいは弊害的なことなのか。どう考えても、子供にとってはプラスとは言えないのではないかと。さらに、なかなか時間がなくて、時間をかけて教えることができないんで、わかる子供はいいけども、少し時間をかけて教えてあげないとわからない子供にとっては、基礎的なこともなかなかままならないと。基礎がわからなくて、自主的、自発的に地域や自宅で予習、復習、これは相当難しい希望ではないかなというふうに私は思います。
  そういう意味では、今やっていることは文部科学省の省令ですから、なかなか一自治体、あるいは教育委員会だけでは解決しがたい問題もあるかと思いますが、現に文部科学省では最近いろいろ批判があるんで、若干方向転換して、このたびの方針は最低限のものだと。各自治体なり現場において、それを補てんする、補習であるとか、あるいは最近は副読本なんていう話も出ていますが、そういったものをやることは何らやぶさかではないし、むしろお願いしますというような非常にわかりにくい対応の仕方になっていると。こういうふうなことなんですが、こういう状況の中で、南陽市としては何らその方針を変えることなく従来どおり進めるのかどうか。
  一つ例を挙げますと、先ほど猪野次長は、余裕のある時間帯を地域や家庭に返すと、それで貴重な体験をやっていただくということでありますが、先ごろ吉野地区の方でも地域の運動会ありまして、従来は保育園、小学校、中学校、学校関係みんな含めて、全体の地域の活動としてやっておったんですが、時間がないし代休もとれないということで、今年は午前中で参加終わりだと、こういうふうな方針転換したということは、現に時間的に余裕がなくなっているということではないのかなということで、その辺はどうなのかなと質問しているんです。
  以上。
〇委員長  猪野教育次長。
〇教育次長  お答え申し上げます。
  夏休み明けに5日制にかかわって市内15校からアンケートをとりました。その中で、5日制のメリットとしてゆっくりと休養できるという児童生徒もたくさんおりますし、特に中学校としては宿題が多くなったと、授業の進度が早くなった、部活の回数が多くなったというような相反する回答が出ております。ただ、先ほど申し上げましたけども、国家百年の大計の中で最大の制度改革という産みの苦しみがあると思います。そういう意味で、議員さんがおっしゃられたゆとりの保障ということを教育委員会としても前向きに検討していきたいと、このように思う次第であります。
  ただ、学力低下の問題につきましては、田議員さんの御質問にもお答え申し上げましたが、南陽市の教職員につきましては非常に危機感を持って、補習指導だとか、夏季休業中の学習会だとか、熱心に頑張っております。そんなことで、学力は逆にプラス傾向にあります。そんなことで、これからトータル的にメリット、デメリットを考察、分析しながら、望ましい方向で5日制対応を図っていきたいと、このように思います。
  以上であります。
〇委員長  17番塩田秀雄委員。
〇塩田秀雄委員  今のように教育委員会で一生懸命ゆとり、余裕のある時間をいかに有効利用させるかということを念頭に置いて指導していくということは大変ありがたいことでありますが、もちろんそうしてもらわないと困るわけです。当然の義務なわけですけども、職務専念義務だと思います、それはあなた方の。ですが、そのように正しく各学校現場で受けとめていなければ、おのおのの学校に差が出る、さらには南陽市の先生方、一生懸命頑張ってくれているんで、今の話の中によりますと、学力もいろいろその学校、あるいは先生方によって手を打っていると。そういうことであれば、逆にとれば、そういうふうにやっていないところについては格差がつくのかなと。それは、学校あるいは先生方によって大変な格差が出るということは、反面、危険性が高いのかなと。そういうふうなこともありますので、自主的、おのおのでそれは一定の教育委員会の方針としてこういうふうにしていただきますよというようなことでないと難しい場面があるんじゃないかなというふうに思いますんで、その辺は少し研究、検討をお願いしたい。
  それから、今言ったように、地域に返す、あるいは家庭に返す話、大変結構だと思いますが、これは家庭によってさまざま、あるいは地域によってさまざま差がありますが、そこで本当に今学べるものというのはどれほどあるのか、少し調査していただきたいと、実態を。本当にそこに返して何をしているのかということなんです。貴重な体験なんていうのは恐らく、ゼロとは言わないけど、それに近いぐらいに大変だろうと思います。例えば先生方、猪野次長はもう子供終わっていると思いますが、考えてみると、家庭において何か体験なんていうのはさせることができますか、逆に。手塚教育長のうちで、何年か前の話だと思いますが、なかなか難しいと思います、今の生活の中では、環境の中では。それよりもむしろ、そうすることは本当は理想ですけれども、理想は理想としていいんですが、それよりもむしろ現実的に可能な、あるいはむしろ成果が上がる、こういったものもやっぱり教育委員会として検討すべきじゃないかなというふうに私は思っております。そんなことで、この豊かな体験活動推進事業というのがありますが、この豊かな体験活動というのは何をもって豊かな体験としておられるのか、お尋ねをいたします。
〇委員長  猪野教育次長。
〇教育次長  この事業につきまして、豊かな体験というような中身について申し上げます。一つは福祉的な体験、それから二つ目は営農体験、それから3番目は伝統文化体験、4番目は環境自然体験、5番目は食農体験、6番目は地域文化体験、今申し上げたようなさまざまな体験の中からその学校の特色を出して、それを確認しながら、文化体験の学校は文化体験、営農体験の学校は営農体験ということで、それを確認しながら山形県人らしい教育の推進、それから将来地域に貢献するような子供づくり、感性を豊かにするような教育の推進というようなことで取り組みが今なされています。今市内で5校がこの豊かな体験活動に該当しております。小学校3校と中学校1校、高等学校が1校でございます。
  以上であります。
〇委員長  17番塩田秀雄委員。
〇塩田秀雄委員  それは、どういう時間帯にやるように指導しておられるんですか。それは、土曜日とか、日曜日とか、放課後とか、そういう時間帯になるわけですか。
〇委員長  猪野教育次長。
〇教育次長  あくまでも教育課程内でございます。ただ、教育課程内でありますけども、子供たちの土日の中で、その授業の延長として自主的に活動を推進していくことはやぶさかではございません。
  以上であります。
〇委員長  17番塩田秀雄委員。
〇塩田秀雄委員  教育課程外というのはどういう意味ですか。
〇委員長  猪野教育次長。
〇教育次長  教育課程外は、例えば土日の休業日とか、正規の子供たちの学習の時間外の、いわゆる部活動の時間だとか、そういうところであります。
〇委員長  17番塩田秀雄委員。
〇塩田秀雄委員  その表現はなるべくわかりやすく、せっかく土日とか、そういうときに指導するんですかと私が言っているわけだから、ああ、そうですよと、こう言ってくれれば仕事が早くいくわけよ。そういうときに、なかなかできないということ、一般家庭や個人的にはできないということですから、そういうことは大変結構なことですし、大いに奨励していただきたいと思いますが、なおかつ先ほどあったように、単純に学校任せ、個人任せでなくて、きちんとしたある程度の、これは画一的になると、これは我々の教育方針からするとどうも相反するということになればまた別ですが、まだまだ自主的、自発的におのおのがそういったことに喜びを持ちながらやるなんていうことはちょっと今の段階では難しいと思いますんで、一定の筋道がつくまで、きちんとした教育方針の中でぜひ進めていただきたいということが一つ。
  それから、盛んに意識して、私聞いていないんですが、学力低下、学力低下と次長は心配しているようですが、現実にそういうことがあるのかどうかわかりませんが、事実、学校の授業の進め方が早くてついていけないと、そういう子供の、親の話を大分聞いています。したがって、この前も猪野次長の一般質問の答弁にもあったように、授業がよくついていけないんで、それ以外のところに、どことは言いませんが、以外の施設に行っていると、そういうのも増えていますよという答弁があったんですが、そんなことでも困るわけなんだ。それは、ゆとりがもちろん経済的にも各家庭にとっては余計な金がかかるということになりますんで、時間的、経済的なゆとりをむしろ制約されているということになりますんで、そういうことのないように十分これから、半年ですけれども、これを1年、2年とその都度その都度総括をしていただいて、百年の大計として、やっぱりやってみないとわからなかったよということのないように、これはまさに百年の大計として、日本の将来を担う子供たちの教育として花丸だったなと、特にその中にあっても南陽市の教育方針は花丸だったと言われるようにぜひ頑張っていただきたいと思いますが、教育長、そのやりとりを聞いてどう感じましたか。
〇委員長  教育長。
〇教育長  完全学校週5日制、今年度から始まりました。出発したというふうな状況の中で、いろいろやっぱり不安な点とか、出発してみて考える点があります。そういった点あるわけですが、やはり学校週5日制のねらっている、ゆとりの中で生きる力というふうな、そういう大きな目標に向かって私たち教育を進めていかなければならないと、そんなふうに思っています。そんな中で、各学校それぞれ特色ある、そういった経緯も必要だし、南陽市の教育として、これだけはすべての学校頑張っていただきたいというようなこともあるわけなので、その辺のところきっちりととらえながら、これから今まで何カ月か過ぎたものを見ながら先の方に進めていきたいと、そんなふうに思います。学校として、地域との結びつき、そういった点も大変大切だなと、今のようなお話をお聞きして、そんなふうにも思ったところでした。いずれにしても、これから何回か検討の機会を加えながら前向きに頑張っていきたいと、そんなふうに思いますんで、よろしくお願いしたいと、このように思います。
〇委員長  4番須藤清市委員。
〇須藤清市委員  市民の生活安全確保につきましては、日ごろ大変御尽力賜りまして、感謝を申し上げます。私から土木費と消防費についてちょっと御質問申し上げます。
  30ページの8款土木費、2目道路維持費につきまして、先ほど台風でいろんなものが詰まったところの清掃ということで、大変時期に合った事業だと思います。降雨時になりますと、市内各所で大分冠水始め、床下浸水等あるわけでございますが、道路等の生活道の冠水に伴いまして、いろんな影響が出るようにお聞きしております。担当部局といたしましては、そういう誘致のときの生活道の確保について、どのような対応、例えば迂回路のこと、それから今後改修工事が必要だとか、それから市民への誘導等、そういった計画等ございましたら、概略で結構でございますので、教えていただきたいと思います。
  もう一つは、32ページの9款消防費に関連してでございますが、先日は烏帽子山公園の本殿拝殿が不慮の火災により大変な財産を失ったわけでございますが、その際、市当局、消防署、また消防団、敬神会、地区民の方の御尽力で大変敬意を表するものでございますが、不意の事故に備えては市全体における日ごろの予防消防等、大切であるわけですけども、この際、その木造を主にしておりますこの神社仏閣を軸にしまして、例えば西の方からいきますと、梨郷神社から熊野大社始め、神社仏閣が市内にたくさんあるわけでございますが、その施設におけます防火、それから用水の確保、あと消火体制等、どういったシミュレーションというか、有事の際でございますけども、考えて備えておられるか、指導しておられるか、お聞かせいただきたいと思います。
〇委員長  安彦都市整備課長。
〇都市整備課長  お答え申し上げます。
  災害時における市道等の通行確保につきましては、予測される災害の状況を事前に把握をしまして、課内での緊急体制を整えて、できるものについては事前にやっております。具体的に申し上げますと、豪雨等で溢水等が心配される場所につきましては、吉野川あるいは織機川等から取水する水門等について事前に閉めてまいっております。それから、道路につきましても、頻繁に冠水をする道路というのがほぼ決まっておりますので、その場所についてはバリケード等で通行規制ができるように、現在も多分道路端にあるかと思うんですが、そういった体制で道路の規制については実施しております。ただ、生活道等含めて確保するということですけども、どうしても地域によっては迂回路がなくて困る場所がございます。地域の方々はもちろん十分承知でございますんで、改めて標識等を設置をして誘導するというところまではいかないと思うんですが、他市町村、あるいは他地区から入られてこられる方々については、長期間の通行規制が伴う場合は案内標識等を設置をして対処しておるところです。
  以上です。
〇委員長  後藤勇吉消防長。
〇消防長  木造の大型関係のシミュレーションの関係でございますが、防火デーに合わせましてシミュレーションを組んで、その予防消防に徹しているところでございます。
〇委員長  4番須藤清市委員。
〇須藤清市委員  どうもありがとうございます。
  先に生活道につきましては、現時点で例えば金沢、松沢地区と弁天橋周辺、特にそこが冠水するわけでございまして、緊急のときに起きた例えば救急車の導入とか、そういうようなときの具体的な道路の確保等々を配慮なさっておられると思いますけども、今後道路の拡張とか、例えば高畠の竹森方面との連携とか、具体的なあそこの場所に関して今お持ちでしたら、教えていただきたいと思います。
  あと、防火デーシミュレーションということでございますが、各神社仏閣で個別に確保する防火用水、それから市全体として例えば市民プールとか、いろいろ考えるときの水の確保等々あるわけでございますけども、詳しくは一つ聞くと大変時間がかかりますので、特に今ここにこういうものが必要であろうというふうな関係のものがございましたら教えていただきたいと思います。
〇委員長  安彦都市整備課長。
〇都市整備課長  お答え申し上げます。
  ただいま松沢、金沢地区の川尻線の道路冠水等における通行規制ですが、緊急時には山際の市道がございますけども、そこが迂回路になると思います。ただ、緊急車両等が通れるかどうか、大型車については多分かなりの屈曲がございますんで、若干支障があるんじゃないかと思います。
  整備計画の方ですけども、整備計画については具体的には現在のところ持っておりません。金沢、松沢地区に通じる川尻線については、溢水する要因として、最上川、それから吉野川からのバックによる冠水が想定されますんで、複雑な要因があるということで、今後河川等の改修も絡めて県の方に要望しているところです。そんなことで、整備はございませんけども、そういった河川改修の計画の推移を見ながら今後検討していきたいというふうに思います。
  以上です。
〇委員長  後藤勇吉消防長。
〇消防長  今の用水路の関係でございますが、各地区の方から要望があります。そんな関係で、今1年に四つずつ進めているところでありますので、財源とも打ち合わせながら、計画に基づいて設置していきたいと思っております。
〇委員長  4番須藤清市委員。
〇須藤清市委員  ありがとうございました。その時々に合わせまして、よろしく御対応をお願いいたします。
〇委員長  ただいま質疑中でありますが、これより休憩といたします。再開は午後1時といたします。
    午後 零時02分  休  憩
                   
    午後 1時00分  再  開
〇委員長  再開いたします。
  第7款商工費から第12款公債費まで、質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、附属資料の38ページから45ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第54号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第55号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

〇委員長  次に、議第55号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成14年9月定例会 予算に関する説明書により 議第55号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般、54ページから57ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第55号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第56号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
   
〇委員長  次に、議第56号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成14年9月定例会 予算に関する説明書により 議第56号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、66ページから69ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第56号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第56号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第57号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 
〇委員長  次に、議第57号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成14年9月定例会 予算に関する説明書により 議第57号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、78ページから82ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第57号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第57号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第58号 平成14年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)
  
〇委員長  次に、議第58号 平成14年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成14年9月定例会 予算に関する説明書により 議第58号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、90ページから93ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第58号 平成14年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第58号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第59号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
  
〇委員長  次に、議第59号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成14年9月定例会 予算に関する説明書により 議第59号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、102ページから106ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第59号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第59号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第60号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)
    
〇委員長  次に、議第60号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口光幸水道部長。
  [水道部長 山口光幸 登壇]
〇水道部長  [平成14年9月定例会 予算に関する説明書により 議第60号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。
  収入支出全般、110ページから118ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第60号 平成14年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました補正予算7件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。

                    

       閉      会
〇委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。どうも御苦労さまでした。
    午後 1時25分  閉  会