平成15年12月定例会本会議(最終日) 12月19日(金)10:00~10:30

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       開      議
○議長(栗原晴峰議員)  御起立願います。
 おはようございます。
着席願います。
 これより本日の会議を開きます。
 ただいま出席されている議員は22名で、定足数に達しております。
なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった議員は7番桑原 仁議員1名であります。
よって、直ちに会議を開きます。
 なお、当局より説明員須藤房男監査委員事務局長は都合により欠席の旨通告がありましたので、御報告いたします。
本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第3号によって進めます。

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 議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会最終日の会議運営等について議会運営委員会委員長より報告を願います。
 委員長 小林武夫議員。
 〔議会運営委員長 小林武夫議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
12月定例会の最終日であります本日の本会議運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、当局より総務部長、総務、企画財政課長の出席を求め協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。
 初めに、付託議案などの審査の結果についてでありますが、各常任委員長報告、続いて予算特別委員長の報告を受け、それぞれ表決することにいたしました。
次に、本日追加提案されます議案について申し上げます。追加議案は発議案1件であります。
その審査方法については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で御審査くださるようお願いいたします。
次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第3号により行うことといたしました。
以上、本定例会最終日の運営について協議決定いたしました。議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。以上です。終わります。

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 (文教経済常任委員長報告)
 日程第1 議第55号から
 日程第4 請願第6号まで計4件
○議長  日程第1 議第55号 東南置賜地区視聴覚教育協議会規約の一部変更についてから日程第4 請願第6号 屋内ゲートボール場の整備についてまでの議案1件、請願3件を議事の都合により一括して議題といたします。
 ただいま議題となっております議案1件、請願3件について、文教経済常任委員会の報告を求めます。委員長が都合により欠席のため、副委員長より報告を求めます。
 文教経済常任委員会副委員長 須藤清市議員。
 〔文教経済常任委員会副委員長 須藤清市議  員 登壇〕
○文教経済常任委員会副委員長  おはようございます。
 委員長が欠席のため、副委員長の私から文教経済常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会におきまして当委員会に付託されました議案1件、請願1件及び継続審査となっている請願2件について、日程に従い、去る12月15日午前10時から全員協議会室において、教育次長及び経済部長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
初めに、議第55号 東南置賜地区視聴覚教育協議会規約の一部変更についてを申し上げます。
本案は、米沢市、南陽市、高畠町及び川西町で組織する協議会の規約を改正するためのものであります。
この協議会は、東南置賜2市2町の視聴覚教育振興のため広域的に共同で教材の購入、保管、利用研究等について、各市町の連携を深め、合理的な管理運営を図る目的として昭和43年に設立されたものであります。 改正の主な内容は、時代に合った協議会の柔軟な運営を図るため、委員の人員並びにライブラリー委員会の位置づけ、監事の設置など組織の一部を改正するとともに、規約の整備を図るためのものであります。
審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、請願第9号 パート労働者及び有期契約労働者の適正な労働条件整備及び均等待遇を求める意見書提出を求める請願について申し上げます。本請願は継続審査となっていたものであり、パート労働者及び有期契約労働者が適正な労働条件の整備と均等待遇を確保するため法整備を求める請願であります。
 審査の中で、請願書の内容は均等待遇を求めるものであり、現実的には正社員とパートタイム労働者は責任の度合いや拘束の程度も、そして作業内容も違うため、均等待遇というのはあり得ないなどの意見が出されました。均等と均衡の意味においては、使用者側に立った意見と労働者側に立った意見と大きな違いがあるということで、採決の結果、賛成少数により不採択と決した次第であります。
 次に、請願第5号 農家が意欲をもって稲作に取り組むことのできる米政策の実現をもとめる請願について申し上げます。
 本請願は、現在、米政策改革大綱に基づいた米政策の見直しが検討されており、特に担い手農家の経営が成り立つ施策、農家が稲作を続けられる施策を講ずるよう国の関係機関に意見書の提出を求める請願であります。
 当局より米政策改革大綱の現状、県農業委員会大会での決議文の内容も考慮しながら慎重に審査を行った結果、願意妥当により全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
 次に、請願第6号 屋内ゲートボール場の整備について申し上げます。
 本請願は、天候に左右されず年間を通してプレーのできる屋内ゲートボール場の整備を求める請願であります。
 審査の中で、委員からは近隣自治体における屋内施設の整備状況や学校のピロティー利用が可能かとの質問が出され、当局より説明を受けながら審査をいたしました。置賜管内では白鷹町に「つむぎの里」の人工芝コートが2面、米沢市に多目的屋内運動場の人工芝コートが2面だけ整備されているのが現状とのことでした。
 また、赤湯小学校のピロティー利用については、利用者団体からの要望があり、冬期間については学校が使用しないときだけ1面は開放するということでした。
 慎重に審査を行った結果、願意妥当により全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
 以上、文教経済常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの文教経済常任委員会の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第1 議第55号 東南置賜地区視聴覚教育協議会規約の一部変更についてから日程第4 請願第6号 屋内ゲートボール場の整備についてまでの議案1件、請願3件については、文教経済常任委員会報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第55号から請願第6号までの議案1件、請願3件については、文教経済常任委員会報告のとおり決しました。

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 (建設常任委員長報告)
 日程第5 議第54号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について
○議長  日程第5 議第54号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 ただいま議題となっております議案1件について、建設常任委員長の報告を求めます。
 建設常任委員長 高田 豊議員。
 〔建設常任委員長 高田 豊議員 登壇〕
○建設常任委員長  おはようございます。
 私から建設常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会において当委員会に付託されました議案1件について、日程に従い、去る12月12日午後1時から第2委員会室において、建設部長及び水道部長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
議第54号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、水道給水条例に定める手数料について、受益者である業者及び個人に応分の負担をいただくため、登録手数料、証明手数料の新設、開閉栓手数料の額の見直し、また表現の適正化等、条例の一部を改正するものであります。
審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、建設常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの建設常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第5 議第54号 南陽市水道給水条例の一部を改正する条例の制定についての議案1件は、建設常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第54号については、建設常任委員長報告のとおり決しました。

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 (厚生常任委員長報告)
 日程第6 議第53号 南陽市長寿祝金支給条例の設定について
○議長  日程第6 議第53号 南陽市長寿祝金支給条例の設定についてを議題といたします。 ただいま議題となっております議案1件について、厚生常任委員長の報告を求めます。
 厚生常任委員長 長嶋 茂議員。
 〔厚生常任委員長 長嶋 茂議員 登壇〕
○厚生常任委員長  私から厚生常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会において当委員会に付託されました議案1件について、日程に従い、去る12月15日第2委員会室におきまして、市民福祉部長及び関係課長等の出席を求め委員会を開催し慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
議第53号 南陽市長寿祝金支給条例の設定について申し上げます。
本案は、平成6年に制定されました「南陽市しあわせ長寿年金支給条例」の全部を改正するもので、数え年 100歳になられ、かつまた市内に住所を30年以上有する方に対し、祝金として30万円を支給するものであります。
年々高齢化が進む中で、現存している「南陽市しあわせ長寿年金支給条例」に基づく支給経過状況や、新たに設定される「南陽市長寿祝金支給条例」に基づく「長寿祝金」の支給見直し等について検討いたし、審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、厚生常任委員会の報告といたします。以上です。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの厚生常任委員長の報告に対して質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第6 議第53号 南陽市長寿祝金支給条例の設定については、厚生常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第53号については、厚生常任委員長報告のとおり決しました。

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 (予算特別委員長報告)
日程第 7 議第56号から
 日程第10 議第59号まで計4件
○議長  次に、日程第7 議第56号 平成15年度南陽市一般会計補正予算(第4号)から日程第10 議第59号 平成15年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)までの補正予算議案4件を議事の都合により一括議題といたします。
 ただいま議題となっております補正予算議案4件について、予算特別委員長の報告を求めます。
 予算特別委員長 小野健一郎議員。
 〔予算特別委員長 小野健一郎議員 登壇〕
○予算特別委員長  予算特別委員会の報告を申し上げます。
 本定例会において当委員会に付託されました案件は、補正予算4件であります。これを審査するため、12月16日委員会を開催し、審査を行いました。
当委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを報告させていただきます。
議第56号 平成15年度南陽市一般会計補正予算(第4号)
議第57号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議第58号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議第59号 平成15年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)
以上、補正予算4件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの予算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第7 議第56号 平成15年度南陽市一般会計補正予算(第4号)から日程第10 議第59号 平成15年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)までの補正予算議案4件は、予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第56号から議第59号までの補正予算議案4件は、予算特別委員長報告のとおり決しました。 №75~77(P 150~ 152)
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日程第11 発議第13号 農家が意欲をもって稲作に取り組むことのできる米政策の実現をもとめる意見書の提出について
○議長  日程第11 発議第13号 農家が意欲をもって稲作に取り組むことのできる米政策の実現をもとめる意見書の提出についてを議題といたします。 №78~№79(P 154~ 155)
○議長  提案理由の説明を求めます。
 4番須藤清市議員。
 〔4番 須藤清市議員 登壇〕
○須藤清市議  私から、発議第13号 農家が意欲をもって稲作に取り組むことのできる米政策の実現をもとめる意見書の提出についての提案理由の説明を申し上げます。
 政府は、1993年のウルグアイ・ラウンド以降、政府が米を買い上げて流通量や価格を管理する食糧管理法を廃止し、自主流通米を主体とする食糧法を制定いたしました。2004年度からは、米の生産調整を廃止し、生産者が自主的に生産調整する制度に移行することを決めた改正食糧法を施行するなど改革は進んでおり、さらには2005年をめどにまとめる予定の「食料・農業・農村基本計画」では、大規模化などで農業の効率化を進める内容を盛り込む等、大きく変遷しようとしております。
ついては、担い手農家の経営が成り立ち、意欲を持って農家が稲作を続けられるよう、別紙意見書を国の関係機関に提出するものであります。
以上、提案理由を申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第13号は、所管の文教経済常任委員会全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第13号は委員会付託を省略することに決しました。これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。発議第13号 農家が意欲をもって稲作に取り組むことのできる米政策の実現をもとめる意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第13号については原案のとおり可決いたしました。
 最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、条、項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、条、項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
 以上をもちまして、本定例会に提案されました議案並びに請願の審議はすべて終了いたしました。

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      市長あいさつ
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
 市長。
 〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  12月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本定例会におきまして慎重に御審議を賜り、全議案とも原案のとおり御同意、御可決いただきましたこと、厚く御礼を申し上げる次第でございます。早いもので、ことしも残すところ10日余りとなりました。振り返りますと、ことしは日照不足と低温による天候不順で農作物にも多大な被害をこうむり、また宮城県沖地震など地震の頻発と、自然災害の多い1年だったと思います。
そんな中、本市では7月、毎月1日を「安全・安心の日」と定め、「日本一安全で安心なまち・南陽」構築のために、市民と協働の各種事業を実施してまいりました。
また、市の主要な施策として進めてまいりました事業も順調に進捗いたしております。
まず、赤湯小学校整備は、校舎に引き続き屋外運動場も立派に完成をいたしました。
赤湯駅前交流広場につきましても、当初の完成予定が12月中旬でございましたが、2カ月ほど早めまして、10月中旬に完成を見たところでございます。
また、名称が交流プラザ「蔵楽」と決まりました旧宮内農協倉庫群の保存活用事業も、年度内の完成に向け、順調に進んでございます。
また、新生橋歩道も今月内の竣工を見る運びとなってございます。さらに、大変御心配をいただきました映画「おにぎり~アルカディア物語」も見事に完成いたしまして、関係者の試写会が去る12月15日に霞城セントラルで行われました。また、1月には市民上映会も予定をいたしておるところでございますので、ぜひ御鑑賞いただきますようよろしくお願いを申し上げたいと存じます。これからも日本一安全・安心なまちづくりを目指して各種事業を展開してまいりますので、より一層の御指導、御提言、そして御理解をよろしくお願い申し上げたいと存じます。結びになりますが、寒さ厳しくなる折でございます。議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛をいただきまして、さらなる御活躍、そして御健勝で新しい年をお迎えいただきますよう心から念じながら、閉会のごあいさつと御礼とさせていただきたいと思います。長期間まことに御苦労さまでございました。ありがとうございました。
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       閉      会
○議長  これをもちまして、平成15年南陽市議会12月定例会を閉会いたします。
一同御起立お願いいたします。
御苦労さまでした。
   午前10時30分  閉  会