平成15年3月20日(木)午前10時00分開議  10:00~15:17

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議事日程第4号
                          平成15年3月20日(木)午前10時開議


 
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       開      議
〇議長(栗原晴峰議員)  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第4号によって進めます。

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  議会報告 議会運営委員長報告
〇議長  ここで、本定例会最終日の会議運営について議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 小林武夫議員。
  [議会運営委員長 小林武夫議員 登壇]
〇議会運営委員長  おはようございます。3月定例会の議会運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。
  初めに、付託議案及び請願の審査の結果についてでありますが、各常任委員長からの報告、続いて予算特別委員長からの報告を受け、それぞれ表決することにいたしました。
  次に、本日追加提案されます議案について申し上げます。追加議案は、同意案2件、発議案8件の計10件であります。
  同意案の審査の方法については、1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑の後討論を省略し、表決を行うことといたしました。なお、表決は無記名投票により行うことといたしましたので、御了承願います。
  また、発議案は1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で御審査くださるようお願いをいたします。
  なお、発議第8号 国際法に違反する米国のイラク先制攻撃に反対し、平和的手段による解決を求める意見書の提出については、きのう提出されたものでありますが、協議の結果、総務常任委員会に付託し、審査を行うことといたしました。
  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第4号により行うことといたしました。
  以上、本定例会の最終日の議会運営について協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力をよろしくお願いを申し上げます。
  終わります。

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 (総務常任委員長報告)
  日程第1 議第3号から
  日程第4 請願第1号まで計4件
〇議長  日程第1 議第3号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第4 請願第1号 有事法制に反対する意見書採択を求める請願についてまで、議案3件、請願1件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案3件、請願1件について総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 鈴木英昭議員。
  [総務常任委員長 鈴木英昭議員 登壇]
〇総務常任委員長  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして当委員会に付託されました議案3件及び請願1件について、日程に従い去る3月6日午前10時より全員協議会室において、総務部長及び消防長並びに関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  最初に、議第3号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、南陽勤労者体育センターが国の雇用能力開発機構から南陽市に建物が移管され、その施設を沖郷公民館の附属施設として管理することから、勤労者体育センター館長の報酬を非常勤特別職の報酬の欄から削除するために改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第4号 南陽市手数料条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、住民基本台帳法の一部改正により、住民基本台帳ネットワークシステムがこの8月から本格稼働することに伴い、住民票の写しの広域交付が可能になる関係から、住民基本台帳法の条項に従って、交付手数料の項目を規定するものであります。また、住民基本台帳カードの交付制度が新たに導入されることに伴い、カード交付手数料を追加するために改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく議案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第5号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、温泉供給の範囲については、これまで公衆浴場や内湯旅館業者及び公共施設と定めてまいりましたが、このたびその範囲の中に介護保険法第7条16項に規定する特定施設入所者の生活介護を行う施設、また医療法第42条第1項第5号に規定する施設に対して新たに温泉を供給するため、温泉供給の範囲を拡大するものであります。また、内湯旅館業者の中に温泉の受給廃止の状況にあると認められる旅館があることから、条例の規定に従って温泉の供給を廃止するために改めるものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第1号 有事法制に反対する意見書採択を求める請願について申し上げます。本請願は、第156回通常国会で継続審議となっている有事関連3法案の制定に反対し、政府並びに関係機関に対し意見書の提出を求めるものであります。審査の中で、この有事関連3法案は、さきの第154回通常国会に法案が提出され、継続審議となっているものでありますが、法律の内容等においてまだまだ不透明な点、また国民保護法についても法律の基本的な考え方などが示されたものの、その法律の具体的な内容が現段階では不明確であることから、今後も引き続き調査検討すべきとの意見が出され、全員異議なく継続審査と決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長報告に対して質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第1 議第3号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第4 請願第1号 有事法制に反対する意見書採択を求める請願についてまで、議案3件、請願1件については、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第3号から請願第1号まで、議案3件、請願1件については、総務常任委員長報告のとおり決しました。

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 (文教経済常任委員長報告)
  日程第 5 議第1号から
  日程第12 請願第3号まで計8件
〇議長  日程第5 議第1号 南陽市総合文化施設整備基金条例の設定についてから日程第12 請願第3号 学校給食のあり方の検討を求める請願についてまで、議案3件、請願5件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案3件、請願5件について文教経済常任委員長の報告を求めます。
  文教経済常任委員長 桑原仁議員。
  [文教経済常任委員長 桑原 仁議員 登壇]
〇文教経済常任委員長  おはようございます。私から文教経済常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして当委員会に付託されました議案3件及び請願2件、また継続審査となっている請願3件を含めて、計8件について、日程に従い去る3月7日午前10時より全員協議会室において、教育次長及び経済部長並びに関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  初めに、議第1号 南陽市総合文化施設整備基金条例の設定について申し上げます。本案は、総合文化会館建設時の財政負担の軽減を目的として基金を積み立てるものであり、あわせて南陽市須藤恒雄文化振興基金条例を廃止し、南陽市総合文化施設整備基金に繰り入れるため、条例の設定を行うものであります。委員より、具体的な計画はあるのかの質問に対し、当局からは近隣類似施設の建設費等の説明があったものの、建設の時期、規模、場所等については現段階で具体的な計画はまだ全くないとのことでありました。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第6号 南陽市教育施設使用に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、南陽市勤労者体育センターについて、雇用能力開発機構から共有分の譲渡を受け、市が1万500円で買い上げたことにより、南陽市勤労者体育センターを廃止するとともに、同施設を沖郷公民館体育ホールとして教育委員会に移管するため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第7号 南陽市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、南陽市立赤湯小学校の移転改築工事の完成に伴い、本年4月開校に合わせ住所変更を行うため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第9号 パート労働者及び有期契約労働者の適正な労働条件整備及び均等待遇を求める意見書提出を求める請願について申し上げます。この請願は、12月定例会で継続審査となったものであります。委員からは、パートタイム労働者と正社員が同じ待遇というのはあり得ないのではないか、均等待遇の意味は給料や労働条件まで求めているのか等の意見が出されたものの、請願の内容が把握できないため継続審査とし、今後も引き続き調査し、検討すべきとの意見が出され、採決の結果、賛成多数で継続審査と決した次第であります。
  次に、請願第12号 無登録農薬問題に関する請願について申し上げます。本請願は、12月定例会で継続審査となったもので、無登録農薬使用による産地イメージの回復対策や残留検査費用の助成を行うよう、県に対し意見書の提出を求めるものであります。審査の結果、願意妥当により、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第13号 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給を図る米政策を求める請願について申し上げます。本請願は、12月定例会で継続審査となったもので、政府が生産調整研究会に提出した米改革案に対し、内容を修正するよう国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。審査の中で、願意は理解できるもののミニマム・アクセス米の輸入廃止というのは、今の国際社会では不可能ではないか、輸入削減とし、意見書を提出すべきであるとの意見が出され、審査の結果、願意妥当により、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第2号 少人数学級を国の責任で制度化し、一県一国立大学一教育学部の原則を維持するための意見書提出について申し上げます。本請願は、少人数学級を実施する上で、国の制度として財政措置を含め実施すべきものであり、また少人数学級を実施する上で各県大学の教育学部における計画的教員養成は必要不可欠とし、教育学部の存続を求め、国の関係機関に対し意見書の提出を求めるものであります。採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第3号 学校給食のあり方の検討を求める請願について申し上げます。本請願は、赤湯小学校調理業務の一部民間委託化に伴い、学校給食のあり方の検討を求める請願であります。審査において、紹介議員及び参考人の出席を求めながら、請願の趣旨や赤湯小学校とのかかわり、また署名活動の内容等について質疑や意見が出されました。審査の中では、参考人からはこの請願は赤湯小学校の民間委託に反対するものではなく、あくまで今後も幅広く議論し、よりよい学校給食のあり方の検討を求めるものとの説明がありました。これに対して、委員からは、この請願は赤湯小学校のことを言っているのではないといはいっても、それを前提に8,551名の署名を集めたものと理解される。署名の趣旨と請願の願意が違うのではないかとの意見が出されました。審査の結果、請願の一部は理解できるが、署名内容と請願の内容には一貫性がなく、問題があるとして、採決の結果、賛成多数で不採択と決した次第であります。
  以上、文教経済常任委員会の報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの文教経済常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
  22番小林武夫議員。
〇小林武夫議員  お尋ねしたいと思いますが、議第1号 南陽市総合文化施設整備基金条例の設定についてということでございますが、ただいまの委員長の報告では、建築についての先の見通しはないというようなお話でありました。私も総括質疑などでもお聞きしたわけでありましたが、せっかくこの基金条例を設けていただいて、そういう施設をつくろうかというような出発点に立ったわけでありますが、何にもないんだというふうなことで、条例をつくったことが、まず今回の大変ありがたいなと思うような材料だけでは、ちょっとまずいんじゃないかなと思うんです。それで、もう少しこの文経委員会として、どのような話になっていたものかについて、委員長からお話をお伺いしたいと思います。
  また、次に請願の第3号の学校給食のあり方の請願でありますが、何か随分話によりますと熱心に、長い時間かけて検討したというふうなことでありますが、これについてももう少しこの委員会の審議内容について、詳しくお聞きできればありがたいなと思っております。
  以上です。
〇議長  文教経済常任委員長 桑原仁議員。
〇文教経済常任委員長  先ほども報告をしたわけでありますが、議第1号 南陽市総合文化施設整備基金条例の設定についてですけども、具体的なものが何もないのではないかというような、今小林議員からあったわけでありますけども、これについては確かにその建設の時期、規模、場所等については現段階ではないと。ただ、基金の半分ぐらいは積み立てていきたいということで、近隣の施設の高畠のまほらについては16億8,500万、川西フレンドリープラザについては20億9,000万円ほどかかっていると。南陽市の総合文化施設をつくるには30億円から35億円というような話がありまして、これについては年間どのくらい積めるかわかりませんがという話で、積立額としては半分ぐらいは積み立てていきたいというようなことで、委員全員そのようなことで了解をしたというような状況であります。
  次に、請願第3号の学校給食のあり方の検討を求める請願について、もう少し詳しく話をしてくれと言われた部分ですけども、当委員会については、10時から12時までの2時間かかって議論をいたしました。それについては、赤湯小学校が4月から給食民間委託になるということでありましたんで、参考人を呼びながら、参考人については署名をとって請願をしたというような経過もありますので、その署名の中身についてお聞きをしたい、何とかしてこの委員会の中で決着をしていきたいというような意味を込めまして、参考人を呼んで審議をしたと。紹介議員についても、お二人の議員の出席を求めながら、このようなことで活発な意見を出してまいりました。経過について話をしろということですが、ページについてかなり十何ページもあるということなんで、中身についてはその願意についてわかりますというようなことについては、文教経済常任委員会でも今後調査をしていきたいというようなことについては、全員一致するわけでありますが、この請願出してきた内容については、署名をもって請願を出したということで、その署名のとり方については学校給食に反対をしないとは言いながら、中身について赤湯小学校の給食民間委託については反対をしているというようなこともありまして、委員会としてはこの際不採択にせざるを得なかったというような状況であります。いずれその詳細について、詳しい意見のやりとりを見たいということであれば、私方にありますので、お見せしますから、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長  22番小林武夫議員。
〇小林武夫議員  それでは、もう一回質問させていただきますが、文化センターの件ですが、半分くらい積み立てたいもんだというようなお話をしているというふうなことですが、現時点では何ぼくらい積むというふうなことについての具体的なお話はありません。それで、建築費が30億円から35億円、半分くらい積んだらというふうなお話ですと、もう何年になるんですか、十何年も20年もなるような雰囲気ですが、ひとつそれではもう今世の中進みぐあいが早いわけでありますんで、できる限り早くこういう施設、市民の皆さんの御要望するものでありますので、建てることができますように、ひとつ文経委員会の特段の御配慮、御協力お願いを申し上げたいと思います。
  学校給食については、よい給食であるように期待をして、終わります。
  そういうことで、発言について終わらせていただきます。
〇議長  12番佐藤明議員。
〇佐藤 明議員  委員長にお尋ねしたいんですが、私も紹介議員の一人としていろいろお話をしてきた経過あります。それで、結論的には議論が不十分だったと、だからもう少し検討してほしいと、こういう請願の内容でありますが、これは議会などでも当局答弁でも明らかなように、やっぱりもっと議論すべきだったと、このような反省の弁も述べられたわけですけども、この請願はもっと議論をして、不採択でなくて継続でもして、もう少しすべきだったのではないのかなというふうに私思うんですが、先ほどの委員長の報告によりますと、不採択の理由は署名の内容等について、その請願の趣旨と全然違うというふうなお話であったわけですけども、請願の内容はあくまでも議論してほしいと、検討してほしいというふうな願意だと思います。そういう点で、もう少しその辺してほしかったなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
〇議長  文教経済常任委員長 桑原仁議員。
〇文教経済常任委員長  今佐藤明議員より議論が少なかったのではないかというような話があったわけですが、私もこの文教経済常任委員会の中で話をしてきたわけでありますが、議論としては少なくはないと、私も言っております。実は、その数が多ければいい、時間がかかればいいというような状況でもないというようなことで、これ私の話の中で、これ議論かかっていますけども、そんなことでただ調査だけはしなかったというようなことについては、12月の文教経済常任委員会の後にこの話がありまして、どこか現地を見ようという話があったわけですが、赤湯小学校の給食民間委託問題に反対するのではないので、赤湯小学校の民間委託になってから、来年度であってもいいだろうというようなことで、文教経済常任委員会の委員全員がそのような考えであったということですので、調査については確かに少なかったと思いますが、議論については少ないと思っていません。
〇議長  12番佐藤明議員。
〇佐藤 明議員  今後検討して、調査などをしていくというようなお話でありますが、これは実際債務負担行為で12月の議会通っているわけですから、そうでなくて、やっぱり議会の所管の担当者としてすべきだったのではないかと私思うんですが、いかがですか。
〇議長  文教経済常任委員長 桑原仁議員。
〇文教経済常任委員長  ちょっと言っている意味わかりませんが、何か議論が少ないというようなことのお話なのか、今後とも私の方としては、文教経済常任委員会、まだ付託されました期間がもう一年あるということで、文教経済常任委員全員来年度についてもその調査をしてきたいというようなことで意見の統一になっていますので、これについては、この請願については、あくまでもその8,551名の署名をもってこの請願を出したということについての不採択となったわけですので、その辺について御了解お願いしたいと思います。
〇議長  ほかにございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第5 議第1号 南陽市総合文化施設整備基金条例の設定についてから日程第12 請願第3号 学校給食のあり方の検討を求める請願についてまで、議案3件、請願5件については、文教経済常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第1号から請願第3号まで、議案3件、請願5件については、文教経済常任委員長報告のとおり決しました。

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 (厚生常任委員長報告)
  日程第13 議第2号から
  日程第19 請願第8号まで計7件
〇議長  日程第13 議第2号 南陽市身体障害者デイサービス運営事業に関する条例を廃止する条例の設定についてから日程第19 請願第8号 基礎年金国庫負担引き上げを求める意見書提出を求める請願まで議案5件、請願2件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案5件、請願2件について厚生常任委員長の報告を求めます。
  厚生常任委員長 長嶋茂議員。
  [厚生常任委員長 長嶋 茂議員 登壇]
〇厚生常任委員長  私から厚生常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして当委員会に付託されました議案5件及び継続審査となっている請願2件について、日程に従い去る3月7日午後1時より401、402会議室において、市民福祉部長及び関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審議をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第2号 南陽市身体障害者デイサービス運営事業に関する条例を廃止する条例の設定について申し上げます。本案は、身体障害者福祉法の改正に伴い、現行の措置制度から利用者が福祉サービス提供事業者と直接契約を締結し、利用料の一部を市が補助する支援費制度に移行するため、本条例を廃止するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第8号 南陽市児童館条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、宮内児童館を宮内学童保育施設に変更することに伴い、同施設の名称及び設置場所と使用料の規定を削除するため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第9号 南陽市福祉センター設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、使用料のほとんどが減免対象となっている福祉センターの利用実態に合わせ、使用料の規定を削除するため、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第10号 南陽市障害者ホームヘルパー派遣事業に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、身体障害者及び知的障害者に対するホームヘルパー派遣事業を身体障害者福祉法並びに知的障害者福祉法の改正に伴い、議第2号と同様、現行の措置制度から支援費制度に移行するため、条例から身体障害者及び知的障害者の字句を削除するものであります。審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第11号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。本案は、第2期南陽市介護保険事業計画に基づき、紙おむつ支給を特別給付として実施するとともに、介護認定者やサービス利用者の増加等による保険給付額の大幅増嵩に伴い、介護保険料の見直しや生計困難者の保険料の減免を行うため、条例の一部を改正するものであります。審査の中で、委員から介護保険料の改正については、市民の理解を得られるよう何らかの対策を講ずるべきではないのかとの意見が出され、十分配慮し、事業運営に努めたいとの当局の答弁がありました。また、特別養護老人ホーム待機者解消策について質疑が出され、置賜地区の施設水準は国、県の水準を上回っているため、新たな施設整備は難しく、当面はショートステイと在宅の反復利用をしながら、在宅介護ができるような社会環境の条件整備を進めるとともに、施設入所については今までのような順番待ちではなく、緊急度を優先していただくようお願いしていきたいとの当局の説明がありました。審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、継続審査となっている請願第6号 物価スライドの凍結解除による年金の減額をはじめ、年金制度の改悪に反対し、最低保障年金制度の創設を求める請願について申し上げます。本請願は、物価スライド制の凍結解除に伴う年金の減額や年金への課税強化を始め、2004年の年金改正に当たっては、保険料の引き上げや給付額の引き下げに反対し、すべての高齢者が安心して暮らせるように、全額国庫負担による最低保障年金制度の創設について、国に対し意見書の提出を求めるものであり、12月定例会において審議いたしましたが、さらに検討調査を要することから、継続審査になったものであります。今回は、紹介議員より詳細にわたり請願の趣旨及び内容の説明を受け、審査に入りました。審査の中で、委員からは年金の収納率の状況や南陽市における給付総額及び収納総額等について質疑があり、関係課長から説明がありました。審査の結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択とし、意見書を提出することに決した次第であります。
  次に、請願第8号 基礎年金国庫負担引き上げを求める意見書提出を求める請願について申し上げます。本請願も年金制度に関する請願であり、基礎年金の国庫負担割合を現行の3分1から2分の1に引き上げるとともに、引き上げた分に見合う保険料の引き下げについて、政府並びに関係当局に対し意見書の提出を求めるものであります。12月定例会において審議いたしましたが、さらに検討調査を必要とすることから、請願第6号と同様、継続審査となったものであります。審査の中で、委員からは年金受給者の平均的な生活費等について質疑があり、関係課から説明がありました。審査の結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択とし、意見書を提出することに決した次第であります。
  以上、厚生常任委員会の報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの厚生常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
  12番佐藤明議員。
〇佐藤 明議員  委員長報告の議第11号の南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定の問題でありますが、先ほど委員長の方から、今回の法改正によりまして相当の額の引き上げになると、こういうようなお話であったわけであります。この常任委員会の中でも、先ほど報告あるように、このままいくならば大変な状況になるのではないかと、だったらいろいろな対策も講じなければならないと、このような報告であったわけであります。そこで、お尋ねしたいんでありますが、その対策として具体的にどのような対策を講じられるのか、お尋ねをしたいと思います。
  それから、もう一点でありますが、数字の点でありますので、委員長の方から議長にお願いをして、所管の部長の方からでも結構ですが、その数字等についてですが、今回の引き上げによってある程度の低所得者の対策はとられたものの、31.数%の引き上げということで、大変な引き上げになるというふうなことであります。そのことによって、その介護を受ける人たちが大変になってくるんではないかと、このように思われますが、その辺いかがでしょうか。
〇議長  厚生常任委員長 長嶋茂議員。
〇厚生常任委員長  議第11号の南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての御意見がただいま佐藤議員からありましたが、現在の高齢社会において、なかなか介護保険条例というのは難しいもんだなというように私なりに考えておる次第でございます。その点で、ひとつただいま佐藤議員からもおっしゃられた担当部長に答弁をいただくよう、お取り計らいを議長からお願いいたします。よろしくお願いします。
〇議長  市民福祉部長。
〇市民福祉部長  第2期介護保険事業の内容等については、一般質問でもお答えしたところでございますけれども、やはり介護保険制度がスタートいたしまして、介護保険サービスのサービスを受けるという意識、市民の方の意識がやっぱり従来と違って変わってまいりまして、保険でありますので、やはりサービスを受けた方が楽だといいますか、そういった認識が広まって、当初の第1期の事業計画で見込んでいたサービスの総費用が大幅に上回って、第1期の3年間では赤字になって、安定化基金の借り入れが生じたと、こういう実態もございますので、第2期の介護保険事業計画の策定に当たっては、サービスの3年間の総費用の算定について、今後のサービスの給付の動向なども十分に把握をしながら算定に努めたところでございます。
  第2期全体では、第1期に比べますと3年間のサービスの総費用が33%ほど増加をするということでございますし、また第1期の安定化基金の償還もございます。また、紙おむつの独自支給もございますので、そういったもろもろ加算になりまして31%の大幅な引き上げにならざるを得なかったということであります。
  これに対する対策といたしまして、生活困窮者に対します軽減対策も十分に検討いたしております。6段階方式を今回から採用する予定でございますし、なおかつ第2段階の方についても軽減対策をとってございますので、おおよそ30%ぐらいの方がそういった軽減対策を受けることができるのではないかというふうに思っております。
  なお、今回の安定化基金の借り入れについてもまだ決算が出ておりませんけれども、当初見込んだよりも若干下回るような状況でございますので、今後の第2期の中で、やはりある程度安定した介護保険制度を行っていくことによって、第3期の際には今回のような事態にならないような対策といいますか、第3期については今回のような大幅な引き上げをしなくても済むような形になるのではないかというふうに思っているところでございますので、市民の皆さんにもその点十分に広報等を通じながら御理解を求めて、介護保険事業の安定運営に向けて努力をしていきたいと考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。
〇議長  12番佐藤明議員。
〇佐藤 明議員  第1期分が相当の赤字というふうなお話でありましたが、今回の引き上げによりますと、軽減策としては保険料の見直しによって5段階から6段階の区分にしたと。しかし、先ほど申しましたように基準額、いわゆる中間層ですが、これは三十数%の引き上げになれば、これは国保と一緒に納めなければならないというふうな状況であります。今国保会計も年々大変になってきており、滞納者も増え、収納率も低下していると、こういう状況すらあるわけですけども、このことによって一層拍車がかかるのではないかと、このように心配をしております。そういった意味で、今回の引き上げは非常にうまくないと私は思っております。
  そういう点で、先ほど今後の対策というふうなお話ありましたが、私はそれだけでは解決する問題ではないというふうに思っております。当然国の問題もあるわけですけども、そういう点からもぜひこの問題について私は同意できないというふうに思います。
  以上です。
〇議長  ほかに質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告ございませんので、討論を終結いたします。
  12番佐藤明議員より議第11号に対し反対の表明がありましたので、分割して採決を行います。
  お諮りいたします。議第2号 南陽市身体障害者デイサービス運営事業に関する条例を廃止する条例の設定についてから議第10号 南陽市障害者ホームヘルパー派遣事業に関する条例の一部を改正する条例の制定について並びに請願第6号 物価スライドの凍結解除による年金の減額をはじめ、年金制度の改悪に反対し、最低保障年金制度の創設を求める請願並びに請願第8号 基礎年金国庫負担引き上げを求める意見書提出を求める請願につきまして、厚生常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第11号を除く議第2号から請願第8号までの議案4件、請願2件については厚生常任委員長報告のとおり決しました。
  次に、議第11号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきまして、起立採決を行います。
  厚生常任委員長報告のとおり決するに御異議なしの方の御起立をお願いいたします。
  [賛成者起立]
〇議長  賛成多数で議第11号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については厚生常任委員長の報告のとおり決しました。
  暫時休憩いたします。再開を11時10分といたします。
    午前10時55分  休  憩
                   
    午前11時10分  再  開
〇議長  再開いたします。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 (予算特別委員長報告)
  日程第20 議第17号から
  日程第29 議第26号まで計10件
〇議長  次に、日程第20 議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算から日程第29 議第26号平成15年度南陽市水道事業会計予算まで、予算案10件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております予算案10件について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 小野健一郎議員。
  [予算特別委員長 小野健一郎議員 登壇]
〇予算特別委員長  私から予算特別委員会の御報告を申し上げます。
  本定例会において予算特別委員会に付託されました案件は、平成14年度各会計補正予算5件及び平成15年度各会計当初予算10件の計15件であります。このうち、平成15年度当初予算10件につきまして、先般3月13日及び14日の2日間にわたり審査を行いました。予算特別委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略、結果のみ御報告させていただきます。
  議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算 
  議第18号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計予算          
  議第19号 平成15年度南陽市財産区特別会計予算             
  議第20号 平成15年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算        
  議第21号 平成15年度南陽市育英事業特別会計予算            
  議第22号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計予算           
  議第23号 平成15年度南陽市老人保健特別会計予算            
  議第24号 平成15年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算        
  議第25号 平成15年度南陽市介護保険特別会計予算            
  議第26号 平成15年度南陽市水道事業会計予算              
  以上、当初予算10件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
〇議長  予算特別委員長の報告が終わりました。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ここで、議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算に対し、12番佐藤明議員より反対討論の通告がありましたので、これを認めます。
  12番佐藤明議員。
  [12番 佐藤 明 議員 登壇]
〇佐藤 明議員  私は、予算特別委員長報告の議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算に対し、反対の立場から討論を行います。
  長引く不況の続く中で、市民の暮らしと営業は依然として深刻な状況が続いております。御承知のように、平成13年度には8件の企業倒産、平成14年度は2件の倒産、また市で誘致した企業も今月末で廃業など、さらに地元商店の転廃業も年々進行しており、その対策も緊急の課題となっております。
  農業はどうでしょうか。生産者米価の大幅な引き下げ、さらに後継者問題、高齢化問題、輸入しながらの減反、輸入野菜の急増など、農家の方々の怒りの声が各地で広がっております。
  また、教育の分野でも、教育環境の整備、教材費の充実、父母負担の軽減など、願いは切実であります。
  さらに、雇用問題も深刻であります。失業者も増大しております。労働者の雇用は不安定となって、失業者の再就職も極めて困難な状況となっております。
  こうした状況のもとで、ハイジアパークには今までも経営補助金あるいは損失補償、増資などを行ってまいりました。公設民営とはいえ、なぜそれほどまでに一民間企業にしなければならないのか、多くの市民は疑問と不信を抱いております。私は、この管理委託料の負担は、今までも何回も指摘をしてまいりました。際限ないものであり、到底容認することはできません。
  次に、介護保険の問題であります。私は、これまでも低所得者に対する介護保険料、利用料等の減免制度の創設、また上乗せ、横出しなど、市独自のサービスを提案してまいりました。今回第2期南陽市介護保険事業計画策定に伴い、特別給付事業、保険料の低所得者に対する独自減免など、一定の前進があるものの、基準月額の保険料は3,459円となり、現行保険料の比較では31.2%の大幅な引き上げとなり、保険料の滞納や収納率の低下などが懸念され、これからの介護保険の充実が一層強く求められております。
  また、多くの高齢者は、介護が必要になっても、できることなら住みなれた自宅で過ごしたいと思っております。介護疲れによる悲惨な事件が起こらないような高齢者の願いにこたえて、在宅で安心して暮らせる社会的条件を整備することは、施設不足の解消にも役立ち、結果的には介護費用の節減にもつながるものであります。
  そこで、次の3点を要望するものであります。第1点目には、在宅サービス利用料の免除、軽減制度を拡充すること、二つ目には短期入所、つまりショートステイのベッドを確保すること、第3点目には医療限度額を見直し、必要な介護サービスを受けられるようにすること、引き続き介護保険制度の充実を強く要望するものであります。
  さらに、私はこの消費税の問題でありますが、市の手数料、使用料の市民への転嫁の問題であります。私は、今までも再三指摘をしてまいりましたが、低所得者層ほど重い逆進性が示されており、依然として市民生活や商工業者の経営と暮らし、この一つとっても重い負担となっております。また、お年寄りや所得の少ない家庭まで、まさに死活問題と言わざるを得ません。
  地方自治体の使命は、何よりも市民の暮らし、福祉や教育の充実、健康を守ることであります。特に一般会計の手数料、使用料等々は、納税義務のないものであり、手数料、使用料等への消費税上乗せ転嫁は直ちにやめるべきものと考えるものであります。
  以上、申し上げましたが、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、私の討論といたします。
〇議長  ほかに討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  これより採決を行いますが、反対討論がありましたので、分割して採決をいたします。
  まず、議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算について採決を行います。起立採決により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。
  それでは、採決を行います。原案に賛成の議員の起立を求めます。
  [賛成者起立]
〇議長  起立多数であります。よって、議第17号は原案のとおり可決いたしました。
  次に、議第17号を除く議第18号から議第26号までの予算案9件は、予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第17号を除く議第18号から議第26号までの予算案9件は、予算特別委員長の報告のとおり決しました。



  *委員会報告書
   議案審査結果表
   請願審査結果表挿入

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  日程第30 同意第1号 南陽市助役の選任について          
〇議長  日程第30 同意第1号 南陽市助役の選任についてを議題といたします。




  *同意第1号の資料挿入



〇議長  この際、総務部長大場忠夫君の退席を求めます。
  [大場忠夫総務部長 退席]
〇議長  市長に対し、提案理由の説明を求めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  ただいま上程されました同意第1号 南陽市助役の選任について提案理由を申し上げます。
  本案は、平成13年5月以来空席となっておりました助役に大場忠夫君を適任とし、地方自治法第162条の規定に基づき提案いたすものでございます。御審議の上、御同意いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
  なお、御同意いただければ、平成15年4月1日付で選任辞令交付をさせていただきたいと存じます。
  以上です。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第1号は、会議規則第37条2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、同意第1号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。同意第1号は、議会運営委員長報告のとおり、討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、同意第1号は、討論を省略することに決しました。
  これより採決を行います。この採決については、議会運営委員長報告のとおり、無記名投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。
  議場の閉鎖を命じます。
  [議場閉鎖]
〇議長  ただいま出席議員は23名であります。
  投票用紙を配付させます。
  [投票用紙配付]
〇議長  配付漏れございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  配付漏れなしと認めます。
  投票箱を改めさせます。
  [投票箱点検]
〇議長  異状なしと認めます。
  念のため申し上げます。投票用紙に賛成、または反対と記載の上、点呼に応じて投票願います。なお、文字不明あるいは白紙は否とみなしますので、御留意ください。
  点呼を命じます。
  局長。
〇事務局長  〔議席番号、氏名、点呼〕
  [投  票]
〇議長  投票漏れございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  投票漏れなしと認めます。
  投票を終了いたしました。
  議場の閉鎖を解きます。
  [議場開鎖]
〇議長  これより開票を行います。
  この際、会議規則第31条第2項の規定により立会人に1番遠藤栄吉議員、11番小野健一郎議員の両議員を指名いたしますので、両名の立ち会いをお願いいたします。
  [開  票]
〇議長  投票の結果を申し上げます。
  投票総数23票で、先ほどの出席議員に符合しております。
  そのうち賛成  22票
      反対  1票
  以上のとおり賛成多数であります。よって、同意第1号は賛成多数をもってこれに同意することに決しました。
  総務部長大場忠夫君の復席を認めます。
  [大場忠夫総務部長 復席]
〇議長  ただいま助役に同意されました大場忠夫君よりごあいさつを願います。
  [大場忠夫総務部長 登壇]
〇大場忠夫君  一言御礼とお願いを兼ねてごあいさつを申し上げます。
  ただいまは、議員各位の格別なる御高配を賜りましたことに対し、衷心より御礼を申し上げますとともに、身に余る光栄と存じております。職を拝命いたした際には、その職務の重さを十分にかみしめながら、またみずからを律し、市長を補佐し、市民生活の安寧と福祉の増進のために、また市勢の発展のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。とは申しましても、もとより浅学非才の身でございます。議員の皆様方には、旧に倍して、御指導と御叱正を賜りますよう切にお願いを申し上げ、甚だ簡単ではございますけれども、御礼とお願いのごあいさつとさせていただきます。
  まことにありがとうございました。(拍手)

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  日程第31 同意第2号 南陽市収入役の選任について         
〇議長  日程第31 同意第2号 南陽市収入役の選任についてを議題といたします。




  *同意第2号の資料挿入



〇議長  この際、市民福祉部長斎藤誠一君の退席を求めます。
  [斎藤誠一市民福祉部長 退席]
〇議長  市長に対し、提案理由の説明を求めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  ただいま上程されました同意第2号 南陽市収入役の選任について提案理由を申し上げます。
  本案は、現収入役が本年3月31日付をもって任期満了となりますので、後任の収入役に斎藤誠一君を適任として、地方自治法第168条第7項において準用する同法第162条の規定に基づき提案いたすものであります。
  御審議の上、御同意いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
  以上です。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております同意第2号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、同意第2号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。同意第2号は、議会運営委員長報告のとおり、討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、同意第2号は討論を省略することに決しました。
  これより採決を行います。この採決については、議会運営委員長報告のとおり、無記名投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  議場の閉鎖を命じます。
  [議場閉鎖]
〇議長  ただいま出席されている議員は23名であります。
  投票用紙を配付いたします。
  [投票用紙配付]
〇議長  投票用紙の配付漏れありませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  配付漏れなしと認めます。
  投票箱を改めさせます。
  [投票箱点検]
〇議長  異状なしと認めます。
  念のため申し上げます。投票用紙に賛成、または反対と記載の上、点呼に応じて投票を願います。なお、文字不明あるいは白紙を否とみなしますので、御留意いただきたいと思います。
  点呼を命じます。
  局長。
〇事務局長  〔議席番号、氏名、点呼〕
  [投  票]
〇議長  投票漏れございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  投票漏れなしと認めます。
  投票を終了いたしました。
  議場の閉鎖を解きます。
  [議場開鎖]
〇議長  これより開票を行います。
  この際、会議規則第31条第2項の規定により立会人に2番長谷部俊一議員、12番佐藤明議員の両議員を指名いたしますので、両名の立ち会いをお願いいたします。
  [開  票]
〇議長  投票の結果を申し上げます。
  投票総数23票で、先ほどの出席議員に符合しております。
  そのうち賛成  23票
  以上のとおり賛成多数であります。よって、同意第2号は賛成多数をもってこれに同意することに決しました。
  市民福祉部長斎藤誠一君の復席を認めます。
  [斎藤誠一市民福祉部長 復席]
〇議長  ただいま収入役に同意されました斎藤誠一君よりごあいさつを願います。
  [斎藤誠一市民福祉部長 登壇]
〇斎藤誠一君  ただいまは、議員皆様の温かい御配慮をいただき同意いただきまして、まことにありがとうございます。
  浅学非才、至らぬ我が身を顧みるときに、その責任の重さに強い緊張感を覚えております。就任後は、会計事務を担当しながら荒井市長を補佐し、「安全で安心なうるおいのあるまち・南陽」の構築と、市民の皆様のさらなる幸せのために誠心誠意努力してまいる所存でございます。皆様方の今まで以上の御支援と温かい御叱正をいただきますようにお願いを申し上げ、お礼の言葉といたします。
  まことにありがとうございました。(拍手)
〇議長  ただいま審議中でありますが、暫時休憩といたします。再開を午後1時といたします。
    午前11時47分  休  憩
                   
    午後 1時00分  再  開
〇議長  再開いたします。

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  日程第32 発議第1号 議会機能・議員定数検討特別委員会の設置について
〇議長  日程第32 発議第1号 議会機能・議員定数検討特別委員会の設置についてを議題といたします。


   *発議第1号資料挿入

〇議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
  11番小野健一郎議員。
  [11番 小野健一郎議員 登壇]
〇小野健一郎議員  私から発議第1号 議会機能・議員定数検討特別委員会の設置について提案理由を申し上げます。
  平成12年4月に地方分権推進法が施行され、地方自治体の自己決定権と自己責任が拡大されたことに伴い、意思決定や執行機関に対する議会としてのチェック機能を高めるためにも、議会の果たす役割が大きくなっております。
  当審議会としましては、平成9年には議会機能等に関する検討特別委員会、平成11年には議員定数検討特別委員会を設置し、調査検討を行ってまいりました。その結果、平成12年の市議会議員改選期からは議員定数を25名から2名を削減し、議員定数を23名に改正してまいりました。
  このような状況下、全国の自治体においても今春の統一地方選挙に向け、議員定数の見直しを行っておりますので、これまでの特別委員会の調査内容を尊重しながら、近年の内外の情勢等も踏まえ、少子高齢化、情報化などの地域課題の解決、あるいは新しい時代に対応した議会機能強化や議会の活性化など、開かれた議会はどうあるべきか、また市民の負託にこたえ得る適正な議員定数はどうあるべきかなどについて調査研究をするため、委員8名で構成する議会機能・議員定数検討特別委員会を設置するよう提案するものであります。
  議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号は、会派会長全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  15番佐藤寿哲議員。
〇佐藤寿哲議員  調査期限ですが、15年の9月30日というふうに切られておりますけれども、どのような理由で9月30日に切ったのか、お尋ねしたいと思います。
〇議長  11番小野健一郎議員。
〇小野健一郎議員  調査期限の平成15年9月30日につきましては、短い期間であるという認識はございますが、明春の南陽市の議員の改選期というふうなものもにらみ合わせますと、この期限が適当かなというふうなことでの提案理由でございます。
〇議長  ほかに質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第1号 議会機能・議員定数検討特別委員会の設置については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第33 議会機能・議員定数検討特別委員会委員の選任について   
〇議長  日程第33 議会機能・議員定数検討特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
  お諮りいたします。ただいま設置されました議会機能・議員定数検討特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条の規定により、議長より指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。
  特別委員に五十嵐諒議員、小林啓市議員、佐藤寿哲議員、小野健一郎議員、長嶋茂議員、鈴木英昭議員、田豊議員、松木新一議員、以上8名を指名いたします。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました8人の議員を議会機能・議員定数検討特別委員会委員に選任することに決しました。
  直ちに議会機能・議員定数検討特別委員会を開催し、正副委員長の互選をお願いいたします。
  ここで、暫時休憩といたします。
    午後 1時10分  休  憩
                   
    午後 1時20分  再  開
〇議長  再開いたします。

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  議会機能・議員定数検討特別委員会正副委員長の互選                
〇議長  休憩中に議会機能・議員定数検討特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。その結果が議長に届けられましたので、御報告いたします。
  委員長は佐藤寿哲議員、副委員長は松木新一議員の両名であります。
  ここで、委員長に就任いたしました佐藤寿哲議員から登壇の上、ごあいさつをお願いいたします。
  [議会機能・議員定数検討特別委員長 佐藤寿哲議員 登壇]
〇議会機能・議員定数検討特別委員長  議会機能・議員定数検討特別委員会が設置され、委員長に図らずも私が選任を受けました。拍手もなく、静かな選任でありましたけれども、小野健一郎議員の方から、先ほど設置の提案理由が出されました。その提案理由に沿って、今後検討委員会を進めていきたいというふうに思いますので、どうか議員の皆さんから絶大なる御支援を賜りますようお願い申し上げ、あいさつにさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。(拍手)
〇議長  ありがとうございました。
  次に、副委員長に就任いたしました松木新一議員から自席によりあいさつをお願いいたします。
  [議会機能・議員定数検討特別副委員長 松木新一議員 登壇]
〇議会機能・議員定数検討特別副委員長  経験の浅い私が議会機能・議員定数検討特別委員会の副委員長に御推薦いただきまして、どうもありがとうございました。
  委員長を補佐し、委員会運営のスムーズな運営に努めてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)
〇議長  ありがとうございました。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  日程第34 発議第2号 無登録農薬問題に関する意見書の提出について 
〇議長  次に移ります。
  日程第34 発議第2号 無登録農薬問題に関する意見書の提出についてを議題といたします。
   *発議第2号資料挿入
〇議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
  7番桑原仁議員。
  [7番 桑原 仁議員 登壇]
〇桑原 仁議員  私から発議第2号 無登録農薬問題に関する意見書の提出について提案理由の説明を申し上げます。
  このたびの無登録農薬問題は、消費者に対し食の安全に対する大きな不安と不信を与えました。信用した農家自体の責任は確かにありますが、監督、指導する立場の県が迅速かつ適正な対応を怠ったことが今回の問題を大きくする結果となりました。よって、県は問題の重大性を真摯に受けとめ、安全、安心な農産物の消費者への供給と一日も早く消費者への産地イメージ回復の対策を講ずるとともに、風評被害を受けた農家などに対し支援措置を講ずるよう、県に対し意見書の提出を求めるものであります。
  以上、提案理由申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願いを申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号は、所管の文教経済常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第2号 無登録農薬問題に関する意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第35 発議第3号 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策を求める意見書の提出について
〇議長  日程第35 発議第3号 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策を求める意見書の提出について議題といたします。


   *発議第3号資料挿入

〇議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
  7番桑原仁議員。
  [7番 桑原 仁議員 登壇]
〇桑原 仁議員  私から発議第3号 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策を求める意見書の提出について提案理由の説明を申し上げます。
  政府は、昨年の生産調整研究会に主食、米への責任を放棄し、転作奨励金も稲経も廃止させるという米改革の具体化案を提出いたしました。政府が進めている改革は、稲作に壊滅的な打撃をもたらすだけにとどまらず、戦後農政の枠組みである価格保障政策、農地法、農業協同組合法の三大柱を根本から崩すものであります。輸入の削減や暴落した米価の回復など、農家が一番困っている問題の解決なしに稲作経営安定はないものと思っております。よって、政府が生産調整研究会に提出した米改革案による農政の具現化は修正すべきものと考え、国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願いを申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第3号は、所管の文教経済常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第3号 国民の主食・米の生産を守り、国民に安定供給をはかる米政策を求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第36 発議第4号 少人数学級を国の責任で制度化し、山形大学教育学部を存続することについての意見書の提出について    
〇議長  日程第36 発議第4号 少人数学級を国の責任で制度化し、山形大学教育学部を存続することについての意見書の提出についてを議題といたします。


   *発議第4号資料挿入

〇議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
  7番桑原仁議員。
  [7番 桑原 仁議員 登壇]
〇桑原 仁議員  私から発議第4号 少人数学級を国の責任で制度化し、山形大学教育学部を存続することについての意見書の提出について提案理由の説明を申し上げます。
  本件は、さきに県民の強い要望であった少人数学級を先進的に実施し、県民から絶大な支持を受けております。学級編制を少人数にすることが国の制度として実施され、財政措置がなされることは、義務教育における教育の機会均等を保障する根幹であると思われます。また、この少人数学級を実施する上で、各県大学教育学部における計画的教員養成は必要不可欠の条件の一つであります。特に教育学部は地域に根差し、県民の支持を受けながら未来を担う青少年を育成してきました。よって、少人数学級を国の責任で制度化し、山形大学教育学部を存続すべきものと考え、国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願いを申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第4号は、所管の文教経済常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第4号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第4号 少人数学級を国の責任で制度化し、山形大学教育学部を存続することについての意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第4号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第37 発議第5号 年金制度に関する
        意見書の提出について    
〇議長  日程第37 発議第5号 年金制度に関する意見書の提出についてを議題といたします。


   *発議第5号資料挿入

〇議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
  9番長嶋茂議員。
  [9番 長嶋 茂議員 登壇]
〇長嶋 茂議員  私から発議第5号 年金制度に関する意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
  長寿国となった我が国において、社会保障制度の健全な運営堅持を図りながら年金を始めとする施策の充実は、日本国憲法の理念を実現する意味でも、極めて重要なものがあります。よって、すべての高齢者が安心して暮らせるような年金制度の実現に向けて、万全の策を講ぜられますよう国に対して別紙意見書を提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第5号は、所管の厚生常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第5号 年金制度に関する意見書の提出については原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第38 発議第6号 基礎年金の国庫負担割合3分の1から2分の1へと早急に引き上げを求める意見書の提出について      
〇議長  次に、日程第38 発議第6号 基礎年金の国庫負担割合3分の1から2分の1へと早急に引き上げを求める意見書の提出についてを議題といたします。


   *発議第6号資料挿入

〇議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
  9番長嶋茂議員。
  [9番 長嶋 茂議員 登壇]
〇長嶋 茂議員  私から発議第6号 基礎年金の国庫負担割合3分の1から2分の1へと早急に引き上げを求める意見書の提出について提案理由の説明を申し上げます。
  現在国民は、公的年金制度に対して不安、不信を高めております。とりわけ国民年金では保険料不払い者が増加しており、こうした制度の空洞化は将来年金を受給できない無年金者や低年金者を増大させる恐れがあります。よって、公的年金制度に対する国民の信頼を回復し、将来にわたり安心した制度とするため、2000年国民年金法附則にあるとおり、基礎年金の国庫負担割合を引き上げ、制度基盤の安定化を図られますよう、国に対して別紙意見書を提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第6号は、所管の厚生常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第6号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第6号 基礎年金の国庫負担割合3分の1から2分の1へと早急に引き上げを求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第6号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第39 発議第7号 WTO農業交渉のモダリティ案の撤回を求める意見書の提出について     
〇議長  次に、日程第39 発議第7号 WTO農業交渉のモダリティ案の撤回を求める意見書の提出についてを議題といたします。


   *発議第7号資料挿入

〇議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
  7番桑原仁議員。
  [7番 桑原 仁議員 登壇]
〇桑原 仁議員  私から発議第7号 WTO農業交渉のモダリティ案の撤回を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。
  WTO農業交渉は、3月末の交渉の枠組み確立に向け、モダリティー次案を示しました。この内容は、大幅な関税の引き下げを軸に、農産物の貿易自由化を一層加速させようとするものであります。特に高関税のものほど関税の引き下げ幅を大きくしており、日本の米や麦、酪農品などは、この提案どおりになれば輸入農畜産物の方が価格的に有利となり、日本農業は壊滅的な打撃を受けることになります。よって、この案に対し撤回を求めるよう国の関係機関に意見書の提出を求めるものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願いを申し上げます。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第7号は、所管の文教経済常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第7号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第7号 WTO農業交渉のモダリティ案の撤回を求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、発議第7号は原案のとおり可決いたしました。

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  日程第40 発議第8号 国際法に違反する米国のイラク先制攻撃に反対し、平和的手段による解決を求める意見書の提出について  
〇議長  次に、日程第40 発議第8号ですが、3月19日付で五十嵐諒議員外5名から国際法に違反する米国のイラク先制攻撃に反対し、平和的手段による解決を求める意見書の提出についての議案が所定の賛成者により提出されました。よって、これを議題といたします。


   *発議第8号資料挿入

〇議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
  20番五十嵐諒議員。
  [20番 五十嵐 諒議員 登壇]
〇五十嵐 諒議員  20番五十嵐諒であります。
  21世紀の歴史に残るこの日、米国によるイスラムへの攻撃開始という非常に世界情勢が極めて緊迫している中でありますけども、発議提案者6名を代表して、私より提案の理由を申し上げます。大変急な情勢の対応ではありますが、ぜひ御理解と議員各位による御賛同をここらからお願い申し上げます。朗読して提案といたします。
  国際法に違反する米国のイラク先制攻撃に反対し、平和的手段による解決を求める意見書の提出について。
  17日、アメリカのブッシュ大統領は、最後通告として、48時間以内にイラク国内よりフセイン大統領と家族が退去しない限り、先制攻撃の軍事行動にふみきることを発表致しました。
  イラクが大量破壊兵器を保有している疑いがあるということだけで、米国による先制軍事攻撃の正当化は許されるものではありません。事実、米国による戦争となれば、イラク国民の多くの罪無き民衆が殺傷の犠牲になると同時に、中東情勢はいっそう不安定となるばかりか、日本の平和と安全にとっても重大な問題が懸念されます。
  国連の圧倒的多数の国々は武力攻撃によってではなく、査察継続による平和的手段によっての解決を求めており、また一方的な「武力の行使と武力による威嚇」は国連憲章によって禁止されており、国連決議なしの米国の先制攻撃の発表は国連憲章と国際法に違反する重大なる無法行為といわなければなりません。
  日本政府は、憲法の平和条項を活かし、国連憲章の理念に沿った平和的解決に向けた努力をすべきであり、国連決議なしの米国による先制攻撃を支持すべきことではありません。あくまでも平和的手段によって事態を回避するために全力を尽くすことを強く求めます。
  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
  以上提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。
〇議長  20番五十嵐諒議員。
〇五十嵐 諒議員  ちょっと前段の私の申し上げた点で誤りがありましたので、訂正させてください。
  イスラムということではなくて、イラクに訂正させてください。
〇議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第8号は、議案運営委員長報告のとおり総務常任委員会に付託をし、審査を願います。
  ここで、暫時休憩いたします。再開は予鈴をもってお知らせいたします。
    午後 1時55分  休  憩
                   
    午後 3時00分  再  開
〇議長  再開いたします。
  休憩前に引き続き、会議を開きます。

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 (総務常任委員長報告)
  日程第40 発議第8号 国際法に違反する米国のイラク先制攻撃に反対し、平和的手段による解決を求める意見書の提出について  
〇議長  日程第40 発議第8号 国際法に違反する米国のイラク先制攻撃に反対し、平和的手段による解決を求める意見書の提出について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 鈴木英昭議員。
  [総務常任委員長 鈴木英昭議員 登壇]
〇総務常任委員長  私からただいま終了されました総務常任委員会の御報告を申し上げたいと思います。
  本定例会におきまして当委員会に付託されました発議1件について、先ほど休憩中に第2委員会室において総務部長及び消防長並びに関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  発議第8号 国際法に違反する米国のイラク先制攻撃に反対し、平和的手段による解決を求める意見書の提出について申し上げます。審査の中で、各委員から国際法や国連憲章の概要や、また国連安全保障会議の状況などについて質疑が出されました。審査の結果、安全保障理事会での決議がされない前のアメリカの攻撃は、国連憲章において抵触する恐れがあることから、今後とも査察を継続し、平和的解決が望ましいとの意見が出され、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。
  以上が総務常任委員会の御報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。ただいまの総務常任委員長報告に対し、質疑ございませんか。
  22番小林武夫議員。
〇小林武夫議員  ただいまの意見書について、いろいろ長い時間審議なされたというふうなことになっております。御苦労さんでございます。
  それで、平和的手段によって解決をしてほしいというふうな意見書を出そうというふうなことですが、今現実にもう始まっているわけです。それで、もう現実に今始まっていること、それにこの出す相手といいますか、あて先が内閣総理大臣というふうなことでありますが、内閣総理大臣にしても、今までの国会、また党首討論などもありましたが、もう政府の態度は今のアメリカのやり方について、明確に支持をするというふうな立場をとっているわけです。ですから、そういう点でこの現実に始まっているものについて、地方議会、南陽市議会において出そうとしている意見書については、どのような効果があると思っているのか、その辺はどのように審議されましたか、お聞かせ願いたいと思います。
〇議長  総務常任委員長 鈴木英昭議員。
〇総務常任委員長  お答えになるかどうかわかりませんが、私はこのただいま総務常任委員会で話し合われた経過と結果のみをお答えするという立場でありますんで、それには全く議論にはなっておりませんでした。
  そしてまた、ただいま1時間という大変長い時間というようなことをおっしゃられたわけでありますが、こういう大事な問題はもっと時間をいただいて、慎重審議を期したつもりでありますが、もっと時間が欲しかったなというような私の立場としての考えであります。
  以上です。
〇議長  22番小林武夫議員。
〇小林武夫議員  私もそうですが、大体多くの人は、ほとんどの人は、戦争が賛成だというふうな人は、多分いらっしゃらないと思います。今現実的な問題について、意見書を出そうというふうなことになっているのに、現実に戦争が今始まっている、そういうようなことについて議論がなかったというふうなこと自体、委員会の審議としてはいかがなものかと私は思いますが、さっぱりその辺はなっていなかったんですか。
〇議長  総務常任委員長 鈴木英昭議員。
〇総務常任委員長  ただいま申し上げましたとおり、その辺は議論されておりませんでした。
  以上です。
〇議長  22番小林武夫議員。
〇小林武夫議員  その辺が私は一番大事な点だと思っております。その点が全然議論もならなくて、長い間時間、結構いろいろやったのかなとは思いますが、肝心な点はさっぱり審議をしていないというふうなことになるのかなと思っております。
〇議長  ほかに質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  採決いたします。採決は、起立により行います。
  (何事か声あり)
〇議長  それじゃ、再度行います。これより採決いたしますが、田議員、その前に。
〇田 豊議員  私は、反対の立場を表明させていただきます。
〇議長  それでは、採決を起立採決により行います。
  発議第8号 国際法に違反する米国のイラク先制攻撃に反対し、平和的手段による解決を求める意見書の提出については、委員長報告のとおり可決すべきものと決するに賛成の議員の起立を求めます。
  [賛成者起立]
〇議長  起立少数により、発議第8号は否決いたしました。

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  日程第41 閉会中の継続審査の申出について             
〇議長  日程第41 閉会中の継続審査の申し出であります。
  別紙のとおり閉会中になお継続して審査を要するものとして、総務及び文教経済常任委員長より申し出があります。



  *閉会中の継続調査申出の資料
   所管事務調査事件表挿入



〇議長  お諮りいたします。総務及び文教経済常任委員長より申し出のとおり、閉会中なお継続して審査することに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、総務及び文教経済常任委員長申し出のとおり、閉会中に継続して審査することに決しました。
  最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもって本定例会に提案されました議案並びに請願の審査はすべて終了いたしました。

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      市 長 あ い さ つ
〇議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  3月定例会の閉会に当たりまして、お礼を兼ねて一言ごあいさつを申し上げます。
  本定例会におきまして御提案申し上げました案件すべて原案どおり御可決、御同意賜りましたことに厚く御礼を申し上げる次第でございます。
  新年度の重要事業を含めた施政方針、そして15年度の当初予算等も皆様方の慎重なる御審議を賜り、今後市政運営に必ず反映をしていきたいというふうに感じておるところでございます。新年度も住民皆様への行政サービスの維持、向上のために、さらなる行財政運営の効率化に努め、最大限の努力を傾注してまいりますので、議員各位の御支援、御鞭撻を心よりお願い申し上げる次第でございます。
  私も50日間入院、手術、加療を余儀なくされましたが、留守中におきましては議会始め、市民の皆さん、職員の温かい励ましを受けまして、無事に公務に復帰いたすことができました。今後は、体調に十二分に気を配りながら、全力を挙げて南陽市発展のために本日御同意いただきました大場助役、そして斎藤収入役予定者ともども頑張りをしていきたいと、こんなふうに感じておるところでございます。
  それにも増して、きょうはアメリカと同盟国がイラクとの宣戦を布告し、現実的に戦争に突入をいたしている状況下にあります。非常に心を痛めておる次第でございます。
  また、地域経済環境は相変わらず極めて厳しい状況下にございますが、市政を担う責任者として、元気な南陽、そして「安全で安心なうるおいのあるまち・南陽」の実現を図るため、一歩一歩でありますが、協働のまちづくりを通して、強力に推進してまいりたいと思いますので、議会議員の皆さん方にも御理解、御協力を賜りますよう心から念じる次第でございます。
  結びになりますが、今全国桜の開花の予報があちこちで聞かれております。花時は気候不順などと申しますが、時節柄大変な天候不順に見舞われるときもあろうかと思いますので、議員各位には十分御自愛をいただきまして、ますます御活躍、そして御指導を賜りますよう心から御祈念を申し上げ、閉会のあいさつとさせていただきます。
  まことに長い間御苦労さまでございました。お疲れさまでした。

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       閉      会
〇議長  これをもちまして平成15年南陽市議会3月定例会を閉会といたします。
  一同御起立願います。長期間にわたりまして大変御苦労さまでございました。
    午後 3時17分  閉  会