平成15年3月4日(火)午前10時00分開会・開議 10:00~13:40

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議事日程第1号
                          平成15年3月4日(火)午前10時開議


 
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       開      会
〇議長(栗原晴峰議員)  去る2月25日告示になりました平成15年南陽市議会3月定例会を開会いたします。

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       開      議
〇議長  ただいま出席されている議員は全員であります。よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第1号によって進めます。
  本日の本会議において、市長の施政方針の表明があることから、全管理職の出席を求めておりますので、御了承願います。

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  議会報告 議会運営委員長報告
〇議長  ここで、本定例会の運営等について議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 小林武夫議員。
  [議会運営委員長 小林武夫議員 登壇]
〇議会運営委員長  おはようございます。私から議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本日招集されました平成15年3月定例会の運営について、去る2月28日午前10時より議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
  本定例会に提案されます議案は、条例案11件、予算案15件の計26件であります。当局より大場総務部長及び佐藤総務、高橋企画財政の両課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、議案数等を考慮し、協議いたしました結果、本定例会の会期を本日から3月20日までの17日間と決した次第であります。この17日間の会期において、お手元に配付してあります会期日程表に従い、本会議、各常任委員会、予算特別委員会を開催し、御審査くださるようお願いを申し上げます。
  議案の審査について申し上げます。条例案及び事件案につきましては一括議題とし、提案理由、説明、総括質疑の後、所管の各常任委員会に付託といたしました。
  次に、予算案につきましては一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、同委員会に付託の上、審査していただくことにいたしました。なお、予算委員会に付託になります予算案のうち、補正予算案5件については、本日の本会議の休憩中に委員会を開催し、審査くださるようお願いを申し上げます。
  次に、一般質問でありますが、通告議員は7名でありますので、御報告いたします。
  次に、請願について申し上げます。受理いたしました請願は3件であります。別紙請願付託表により、所管の常任委員会で御審査いただくことにいたしましたので、御了承くださるようお願いを申し上げます。
  以上、本定例会の運営について議会運営委員会において協議決定いたしましたので、各議員の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。
  終わります。

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  日程第1 会議録署名議員の指名
〇議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長が指名いたします。
  会議録署名議員は4番須藤清市議員、14番殿岡和郎議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。

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  日程第2 会期の決定
〇議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本定例会の会期については、先ほど議会運営委員会委員長報告のとおり、本日より3月20日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より3月20日までの17日間と決しました。

  *会期日程表挿入



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  日程第3 諸般の報告
〇議長  日程第3 諸般の報告であります。
  本定例会に説明のため出席を求めた者の職、氏名、議会庶務報告、請願の処理経過及び結果報告、定例監査報告など、別冊諸般の報告のとおりでございますので、御了承お願いいたします。

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  日程第 4 施政方針の表明       
〇議長  次に、日程第4 施政方針の表明であります。荒井幸昭市長に平成15年度の施政方針の表明を求めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  

  *施政方針挿入



〇議長  市長の施政方針の表明が終わりました。

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  日程第 5 議第 1号から
  日程第15 議第11号まで計11件
〇議長  次に、日程第5 議第1号 南陽市総合文化施設整備基金条例の設定についてから日程第15 議第11号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてまでの11議案を議事の都合により一括して議題といたします。


    *議第1号~議第11号までの資料挿入

〇議長  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  ただいま上程されました条例案11件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第1号 南陽市総合文化施設整備基金条例の設定についてですが、本案は総合文化会館建設を目的として基金を積み立てるものであり、あわせて南陽市須藤恒雄文化振興基金条例を廃止いたし、南陽市総合文化施設整備基金に繰り入れるため、条例の設定を行うものであります。
  次に、議第2号 南陽市身体障害者デイサービス運営事業に関する条例を廃止する条例の設定についてですが、本案は身体障害者福祉法の改正に伴い、現行の措置制度から利用者が福祉サービス提供事業者と直接契約を締結し、利用料の一部を市が補助する支援費制度に移行するため、本条例を廃止するものであります。
  次に、議第3号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は南陽勤労者体育センターの廃止により、本条例から南陽勤労者体育センター館長の月額報酬の定めを削除するため、条例の一部を改正するものであります。
  次に、議第4号 南陽市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は住民基本台帳法の一部改正により、住民票の広域交付及び住民基本台帳カードの交付が本年8月25日から実施されるに当たり、条例の一部を改正するものであります。
  次に、議第5号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は事実上営業廃止の状態にある旅館の温泉供給を廃止するとともに、温泉供給の範囲に介護保険法第7条及び医療法第42条に規定する施設を加え、温泉受給者名を変更するため条例の一部を変更するものであります。
  次に、議第6号 南陽市教育施設使用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は南陽勤労者体育センターを廃止いたすとともに、同施設を沖郷公民館体育ホールとして教育委員会に移管するため、条例の一部を改正するものであります。
  次に、議第7号 南陽市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は南陽市立赤湯小学校の移転改築工事の完成に伴う本年4月開校に合わせ、位置変更を行うため、条例の一部を改正するものであります。
  次に、議第8号 南陽市児童館条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は宮内児童館を本施設で行っております放課後児童対象事業に合わせ、施設区分を学童保育施設に変更するため、条例の一部を改正するものであります。
  次に、議第9号 南陽市福祉センター設置条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は福祉センターの利用実態に合わせ、使用料の規定を廃止するため、条例の一部を改正いたすものであります。
  次に、議第10号 南陽市障害者ホームヘルパー派遣事業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は身体障害者福祉法並びに知的障害者福祉法の改正に伴い、措置制度が支援費制度に移行するため、条例の一部を改正するものであります。なお、精神障害者については、現行の措置制度が継続されるものであります。
  次に、議第11号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本案は第2期南陽市介護保険事業計画に基づき、紙おむつ支給を特別給付として実施いたすとともに、保険料率に係る区分及び額の変更、さらには生計困難者の保険料の減免を行うため、条例の一部を改正するものであります。
  以上、条例案11件につきまして一括して提案理由を申し上げましたので、御審議の上、御可決いただきますようよろしくお願いを申し上げます。以上です。
〇議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております11議案について、総括して質疑ございませんか。
  22番小林武夫議員。
〇小林武夫議員  何点か質問させていただきますが、一つは議第1号の総合文化施設整備基金条例の設定についてお尋ねをしたいと思います。
  この文化施設というふうなことについて、いよいよ建ててもらえるスタートについたのかなと思っておりますが、ぜひ一日も早い実現を望みたいと思います。これについては、既に平成8年、芸文協会で市民の皆さんから署名を集めて、請願をした経過があります。私も紹介議員でありましたが、もう一人の紹介議員は今議員をやめているというように、結構長い時間たっているわけであります。それで、最近いろんなところで、市長の方の座談会あたりでも話が出ているように思いますが、早く建ててほしいなというふうに期待をしているわけでありますが、漠としているかと思います。具体的にどうだというふうなことは現時点でははっきりしないとは思いますが、どのようなものを、いつころまでに、どこに建てるのかというような点について、お考えがあったらお聞かせをいただきたいと思います。
  また、建築をするために積み立てておこうというふうなわけでありますが、毎年どのくらい積むのか、どのくらいたまったら建築をするというようなお考えなのか、お聞かせをいただきたいと思います。
  また、須藤恒雄文化振興基金については、これをやめると、そしてこの文化施設をつくる方に繰りかえるというようなことでありますが、須藤恒雄文化振興基金は、物をつくるというふうなだけではなくて、文化活動について役立つ、必要な活動について応援しようというような趣旨の条例であったと思います。それで、その基金の果実について活用しようというようなことであったと思いますが、今まで運用の状況はどのようなものであったのか、お聞かせをいただきたいと思います。
  あと、次に議第3号の条例の問題でありますが、沖郷公民館に併設になっている勤労者体育センター、体育館、これを南陽市で払い下げを受けるというふうなことに伴って、こういう条例を改正しようというふうなことでありますが、私も前から何とも不思議に思っておりましたが、公民館長の手当の問題であります。沖郷公民館、宮内の公民館、赤湯の公民館、これはほかの地区の公民館長さんと比べて、別の施設も管理責任を負うというような格好で、高い公民館長さんの報酬というようなことになっておりますが、実際はほとんど同じような仕事をしている状況にあると思います。例えば赤湯の公民館の場合は、前は古いところにあって、建物がお粗末になったので市民会館に移したというような経過があるわけですが、同じ建物に看板が違うというふうなだけで、手当も倍になるというような格好になっているわけです。ですから、この辺についても、こういうことを機会にして、何か検討する必要があるのではないだろうかと思いますが、その辺はいかがなものでしょうか。
  それと、次に議第4号についてお尋ねをしたいと思いますが、これは今までいろいろと問題になってきた、話題になってきた住基ネットの問題だと思いますが、8月からスタートするというふうなことになるわけでありますが、ただいまの市長の施政方針の説明においても、個人情報保護に配慮し、システムの適正な運用を図ってまいりますというようなことになっております。それで、今まで問題になってきたのは、まず第1にシステム上の問題があったと思います。また、第2にこれを運用する人の問題があったと思います。それで、現実に市民の情報が外部に漏れたというふうなことで、これまた問題になった事例もあるわけであります。それで、多分こういうことについては、もうそういう今までの事例がありますから、運用するに当たって国の方からこういう点については注意しなさいよというようなことが来ているかと思いますが、その辺はどのようになっておりますか。
  また、南陽市においては、個人の情報について、きちっとした対応がどうやってできるのか、どのように考えているのか、この辺についてお聞かせをいただきたいと思います。
  以上です。
〇議長  市長。
〇市長  私からは、議第1号を答弁させていただきまして、議第3号、第4号につきましては関係部長の方から答弁をいたさせたいと思います。
  最初に、南陽市総合文化施設の整備基金の条例でありますが、議員御指摘のとおり、議会で請願を採択いただいております。当時私も議長でありましたから、よくその辺は認識をいたしておるところでございます。
  しかしながら、この総合文化センターは、補助事業に該当するものもございませんし、自主財源をもってやらなければできないような性質のものでありますから、どのくらいかかるかということでありますが、大体芸文協あたり考えているのは1,000人規模というふうなことを言っておるようですが、そうすれば恐らく40億円前後かかるのかなと。ただ、果たして1,000人規模のものが要るのか、その中にはいろんな大小、あるいはお茶のできるあれとか、すべて網羅してありますが、果たしてそのくらいの財政がついていくかどうか、これも大きな課題だろうと思います。
  では、幾ら毎年積むのかということでありますが、議員御案内のとおり、今財政は非常に厳しさを増してございます。15年度予算見ていただいても、市税で4億円ないし5億円、交付税でまた同じくらい、総じて8億円前後歳入的に減じられるわけでありますから、思うように基金に繰り入れるというのは非常に厳しいことかと思いますが、できるだけしていかなければ、いつまでたってもできない課題であろうと思いますから、年度的にははっきり申し上げることはいたしかねますが、何とかやんなきゃなんない課題だろうと、こう思います。
  場所的なものは検討しているかどうかということですが、できれば公共施設を花公園一帯に駐車場を併用できるような、そういうような場所の方が、経費的から言っても、あるいはあの場所は中央の場所でありますし、今回新生橋の歩道なり自転車道もつくるわけですから、非常に利用価値が出てくるのかなと、こんな思いでいるところでございます。
  なお、須藤恒雄文化振興基金、これにつきましては、本来私の前の市長時代なんですが、うまくいけば吉野石膏文化会館的なものをつくっていただけるんじゃないかという見通しでいたわけなんですが、代もかわりまして3,000万円、これで最後にしてくださいということでありました。何に使っても結構ですよということで、総合文化センターの基金を積み上げる際に、その方に回していただいてもよろしいでしょうかということで御理解もいただいております。現実的に、御案内のとおりの金利でありますから、ほとんど何らの金利が生まれてこないというのも実態であることを御理解いただければと、こう思います。
  私の方からは以上です。
〇議長  次に、柴田教育次長。
〇教育次長  それでは、私から申し上げます。
  まず初めに、須藤恒雄文化振興基金でございますが、平成10年12月に3,000万円をちょうだいいたしました。それ以降預金積み立てを行いまして、14年度末までの果実が41万8,925円でございまして、確かに基金の条例の中には、文化振興に関する事業等にも使用できるというような規定がございましたが、果実が少ないということもございまして、これまで積み立てを行ったものでございます。
  それから、基金の処分でございますが、条例第4条に規定してございまして、基金は南陽市が整備する文化施設の事業に必要な財源に充てるときに処分することができるというような規定がございますので、今回条例を廃止するものでございます。
  それから、第2点目の議第3号でございますが、確かに宮内、赤湯、沖郷につきましては、二つの館の館長を兼ねまして、双方公民館長の館長報酬が10万円、それから宮内につきましては武道館の館長7万7,000円、赤湯につきましては市民会館の館長ということで7万7,000円、合わせまして17万7,000円の報酬でお願いをしているわけでございますが、ほかの公民館の館長につきましては、条例にあります10万円でお願いをしております。ただ、その内容につきましては勤務時間で事業の多い、少ないということもございますので、三つの館につきましては通常9時から5時まで勤務をしていただく、それからほかの館長につきましては午前とか午後ということで、半日勤務というような形で、非常勤ではあるわけですが、そんなお願いの仕方をしておりますので、別にそういうような形でお願いしているということで御理解をいただきたいと思います。
  なお、沖郷につきましては、今回条例廃止に伴いまして、月額公民館長の10万円だけの報酬になりますので、勤務についても午前中勤務というふうな内容でお願いをするというふうな考え方でおります。
  以上でございます。
〇議長  次に、斎藤市民福祉部長。
〇市民福祉部長  議第4号にかかわります今の御質問でございますが、住基ネットの情報保護についても、国の方からいろいろな通達がございます。ただ、ハード的なものについては、これはシステムとして、当然国が関与しているわけでございますので、市独自でどうこうというものではございませんので、ハード以外の運用面について市独自の考えといたしまして、これにアクセスいたします職員については、パスワードを設定いたしまして、このパスワードの所有者がアクセスをしたことによって、その記録についても1年間保存するというようなことを今現在考えておりますので、そういった面で個人情報の保護については十分に対応していきたいというふうに思っております。
  なお、今回の広域交付の中では、個人情報4項目のみでございますので、それに付随するその他の市の行政情報はこれと関連するものではございません。
  ただ、先ほど御質問ございましたように、市の持っている情報、個人情報に関する総合的な取り組みについては、この住民情報だけでなくていろんな情報ございますので、それらを含めて市民の方、個人情報の保護について、市全体として考えていく必要があるということで、今総務部門の方でいろいろ検討を進めているところでございます。
〇議長  22番小林武夫議員。
〇小林武夫議員  再質問させていただきますが、文化施設の問題でありますが、御承知のように、今の市民会館では、優れた芸術、文化に直接触れる機会というのも限られる現状であると思いますし、南陽市の文化活動の拠点としては不十分であろうというふうなことは、みんなだれしもが思っているところだと思います。隣近所と比べるのもどうかとは思いますが、高畠町や川西町など、小さいところでも立派なものができておりますが、南陽市の場合は御承知のような状況になっておりますので、一日も早くつくってほしいものだということについては、芸文協会の悲願であろうと思っております。それで、毎年市長との懇談会などをやってきているわけでありますが、そこでも当然のことながら中心テーマの一つとしてお願いをしてきたというような状況があろうかと思います。
  それで、お金の問題について、大変厳しい状況であるというようなことは、これは当然わかりますが、もう少し、例えばせっかくこの基金の条例をつくったわけでありますので、具体的に毎年このくらいは積みたいものだというようなことについて明確にできないものかどうか、この点だけお聞きして終わります。
〇議長  市長。
〇市長  南陽市、議員御指摘のとおり、いい文化センターございません。しかし、ほかにないような立派なものもあります。ハイジアとか、体育館とか、すべてが一流のものを南陽市だけそろえることは非常に大変だと思いますが、私自身総合文化センターは大事な、かつ今後の文化を担うことからいけば、重要な施設であろうという認識はしております。ただ、議員御指摘のとおり、毎年固定して幾らずつ積めるかどうかということでありますが、できるだけ財政の方のにらみを見ながら多く積んでいきたいなということで、毎年幾らということは、ちょっと難しいかなとこう思います。裏を返せば、今回も財政の方は基金除いて2,000万円はきついと言ったけども、これは重要な事業だから、これは2,000万円最低積みなさいということで、市長みずから指示をして、今回提案をして5,000万円を積んだ経緯もあることも御理解をいただきたい。何とかしなきゃなんない課題だろうと、こう思いますから、1億円積める時期もあるんだろうし、あるいは逆に積めない、500万円の時期もあるかと思いますが、できるだけ早期に完成をしたいということで頑張っていきたいと思いますので、御理解と御支援を賜りたいと思います。
  以上です。
〇議長  20番五十嵐議員。
〇五十嵐 諒議員  議第3号の関係について、小林議員からも質問ありましたけれども、関連してもう一度私の方からも質問させていただきます。
  柴田次長さんの方から答弁はございましたけれども、私は非常に公平性に欠けている条例案になるんじゃないかなというふうに思います。というのは、このとおり沖郷の場合ですと勤労者体育センター廃止して、沖郷公民館体育ホールとなるわけですよね。そうすると、沖郷公民館長さんがそのまんま管理責任者になるんだろうと思うんです。そうしますと、例えば赤湯、宮内の公民館長さんは、武道館の館長さんであります。そうすると、同じそういうやり方としては変わらない、しかし手当だけは沖郷の方はゼロと、こういうことになりますよね。私は、例えば10%カットの問題で恐らくいろいろこういうふうに考えたんじゃないかなというふうに思います。経常経費のそういうものの分はあるでしょう。そうすると、やはりもっと公民館長を併用して、公民館長と体育館のやった場合について、もう一方の分というのはもっとやっぱり私は金額は下げてもいいのじゃないかなというふうに思うのです。そして、財政の負担をないようにしながら、公正性のあるような仕組みに条例を変えるべきだろうと。これは、全く私は不公平な、全く公平性に欠けている条例になってしまっているというふうに思います。こういう条例の改正というのは、行政として正しいやり方なんだろうかなということを考えますと、非常にやっぱり問題があるのじゃないかなというふうに思いますので、この辺について、もう一度きちんと改正するならば、そういう財政の問題も含めまして、宮内、赤湯、沖郷が公正になるような公民館長の仕組みに、私はつくって条例改正すべきだと、こういうふうに思いますけども、その辺の再検討する考えはございませんでしょうか。
〇議長  柴田教育次長。
〇教育次長  先ほどお答え申し上げましたように、勤務内容によって報酬をお支払いをしているというようなことでございますので、これまで1日勤務が、館長が半日勤務ということになりますので、なかなか事業を進める上でも少し困難な部分があろうかと思いますが、中央公民館あるいは社会教育課の応援のもとで、これまでどおりの事業活動を推進してまいりたいというふうに考えてございます。
〇議長  暫時休憩いたします。再開を11時15分といたします。
    午前11時03分  休  憩
                   
    午前11時15分  再  開
〇議長  再開いたします。
  ほかに質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております11議案は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおりそれぞれ所管常任委員会に付託をいたします。

    *議案付託表(議第1号~11号)挿入


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  日程第16 議第12号から
  日程第30 議第26号まで計15件
〇議長  日程第16 議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)から日程第30 議第26号 平成15年度南陽市水道事業会計予算まで、平成14年度補正予算案5件並びに平成15年度予算案10件、合わせて予算案15件を、議事の都合により一括議題といたします。


    *議第12号~議第26号までの資料挿入

〇議長  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
  [荒井幸昭市長 登壇]
〇市長  ただいま上程されました議第12号から議第26号まで、平成14年度補正予算案及び平成15年度予算案15件につきまして一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)について申し上げます。補正の主な内容は、市債の繰上償還、置賜広域病院組合負担金の減額、総合文化施設整備基金の積み立てのほか、各種事業の確定等に伴う所要の補正であります。
  次に、議第13号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、保険給付費等の減額の補正であります。
  次に、議第14号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。補正の主な内容は、赤湯財産区財政調整積立金の増額などであります。
  次に、議第15号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。補正の主な内容は、流域下水道事業費確定に伴う負担金の減額などであります。
  次に、議第16号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。補正の主な内容は、社会福祉法人利用者減免助成金の減額などであります。
  続きまして、平成15年度の各会計の予算について、私からはごく概略的に申し上げ、予算特別委員会におきまして総務部長より詳細について説明をいたさせますので、御理解を賜りたいと存じます。
  初めに、議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算についてですが、歳入歳出予算総額はそれぞれ139億3,500万円とし、前年度当初比10.9%の減額といたしました。市税、地方交付税が減額となる中、継続事業を着実に進めるため、財政の健全性に配慮いたしながら、限られた財源の重点的、効率的配分による予算編成に努めたところであります。
  歳入でありますが、市税については個人市民税、法人市民税、固定資産税とも減少となる見込みとなっております。また、一般財源の中心をなす地方交付税が、14年度決定額から見ると4億円強の減額となるなど、一般財源が巨額の減収に至る見込みとなりました。
  しかしながら、市民皆様を取り巻く厳しい経済情勢を配慮いたし、見直しの時期にありました各種使用料等の改正を見送り、財政調整基金を取り崩すとともに、有利な起債制度を活用するなどで収支の均衡を図ったところであります。
  主要な施策については、施政方針で申し述べたとおりでございますので、御理解をいただきたいと存じます。
  次に、議第18号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計予算について申し上げます。事業勘定の歳入歳出予算総額を31億3,974万4,000円、直営診療施設勘定は370万5,000円を計上、合わせて31億4,344万9,000円とし、前年度当初比10.2%の増といたしました。
  次に、議第19号 平成15年度南陽市財産区特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を9,573万2,000円とし、前年度当初比16.3%の増といたしました。
  次に、議第20号 平成15年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を1,077万8,000円とし、前年度当初比2%の増といたしました。
  次に、議第21号 平成15年度南陽市育英事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を1,235万円とし、前年度当初比4.8%の増といたしました。
  次に、議第22号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を22億717万6,000円とし、前年度当初比4.4%の減といたしました。
  次に、議第23号 平成15年度南陽市老人保健特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を42億4,442万円とし、前年度当初比20.1%の増といたしました。
  次に、議第24号 平成15年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を1,367万4,000円とし、大橋地区農業集落排水事業の管理費を計上いたしたものであります。
  次に、議第25号 平成15年度南陽市介護保険特別会計予算について申し上げます。歳入歳出予算総額を21億3,657万1,000円とし、前年度当初比19%増といたしました。第2期介護保険事業計画に基づき、各種介護サービス事業の円滑な実施を図るものであります。
  次に、議第26号 平成15年度南陽市水道事業会計予算について申し上げます。収益的収支予算は、収入総額を8億7,202万3,000円とし、支出総額を8億3,202万3,000円とする黒字予算といたしました。資本的収支予算は、収入総額を1億5,817万6,000円とし、支出総額を4億4,132万9,000円といたしました。
  以上、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決いただきますようよろしくお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。
  以上です。
〇議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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  日程第31 予算特別委員会の設置について
〇議長  日程第31 予算特別委員会の設置についてを議題といたします。
  お諮りいたします。議第12号から議第26号まで予算案15件を審査をするため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。
  議第12号から議第26号まで予算案15件は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託をいたします。
  なお、予算特別委員会は、日程に従い委員会を開催し、審査を願います。
    *議案付託表(議第12号~26号)挿入


〇議長  なお、補正予算案5件の審査は、先ほどの議会運営委員長報告のとおり、この後の本会議休憩中に予算特別委員会を開催し、審査を願います。
  ここで、暫時休憩といたします。再開は予鈴をもってお知らせいたします。
    午前11時26分  休  憩
                   
    午後 1時35分  再  開
〇議長  再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。

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 (予算特別委員長報告)
  日程第32 議第12号から
  日程第36 議第16号まで計5件
〇議長  日程第32 議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)から日程第36 議第16号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてまで、補正予算案5件について予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 小野健一郎議員。
  [予算特別委員長 小野健一郎議員 登壇]
〇予算特別委員長  私から予算特別委員会の御報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました案件は、平成14年度各会計補正予算5件及び平成15年度各会計当初予算10件であります。本日は、このうち平成14年度補正予算5件について審査を行いました。当委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを御報告させていただきます。
  議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)         
  議第13号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   
  議第14号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)      
  議第15号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)    
  議第16号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)     
  以上、補正予算5件はいずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
〇議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇議長  討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)から議第16号平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)まで、補正予算案5件は予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇議長  御異議なしと認めます。よって、議第12号から議第16号まで補正予算案5件は予算特別委員長の報告のとおり決しました。


   *議案審査結果表(議第12号~16号)挿入


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  日程第37 請願の付託
〇議長  日程第37 請願の付託であります。
  本定例会において受理いたしました請願は3件であります。別紙請願付託表のとおり所管の常任委員会に付託をいたします。


  *請願付託表挿入
   請願第1号~3号資料挿入


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       散      会
〇議長  以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。
  本日はこれにて散会といたします。
  皆様御起立お願いいたします。どうも御苦労さまでした。
    午後 1時40分  散  会