平成15年3月定例会 予算委員会(補正予算) 3月4日(火)10:00~13:22
              予算委員会(当初予算)3月13日(木)10:00~15:00
              予算委員会(当初予算)3月14日(金)10:00~11:39

平成15年3月4日(火)午前11時35分開会・開議  10:00~13:22

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      小  野  健一郎  委員長       松  木  新  一  副委員長


                   
本日の会議に付した事件
  議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)         
  議第13号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   
  議第14号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)      
  議第15号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)    
  議第16号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)     

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       開      会
〇委員長  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は22名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。本委員会に付託されました案件は、平成14年度補正予算5件、平成15年度予算10件であります。そのうち本日の予算特別委員会では、平成14年度補正予算5件について審査を行います。

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  議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)      
〇委員長  初めに、議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第12号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。最初に、歳入全般について、12ページから21ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、歳出に入ります。第2款総務費から第6款農林水産業費の22ページから27ページまでについて質疑ございませんか。
  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  第7款の商工費、また第8款の土木費に関連して……
〇委員長  ページ数を明示してください。
〇五十嵐 諒委員  ページ数は28、29にかかわります。ハイジアパークの委託料の100万円の減額……
〇委員長  五十嵐委員に申し上げます。今の第2款総務費から、22ページから27ページまでについて質疑ございませんか。よろしいですか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第7款商工費から第13款諸支出金の28ページから33ページについて質疑ございませんか。
  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  失礼しました。
  先ほど申し上げましたように、28、29ページにかかわる問題で、13節の委託料のハイジアパークの管理委託料100万円の減額、また土木では15節の工事請負費2,900万円の減額になっているわけですけども、この委託料関係なり、また工事請負費の関係などについて、今デフレですごい工事費も下がってきているんじゃないかなというふうに思いますので、そういう状況の中で、この委託費の関係も、例えば毎年南陽市も10%の削減とか、いろんなことで経常経費の削減をなされてきているわけでありますけども、こういった削減をしてきた委託料の関係、また工事請負費の減額にかかわる問題について、そういうデフレの減少の影響によって委託費が下がってきているのか、南陽市独自の委託料の減額を含めた考え方になって出ているのか、その辺についてどういう状況になってきているのか。入札の関係だけなのか、ちょっとお聞かせいただきたいというふうに思います。
〇委員長  総務部長。
〇総務部長  ただいまの件でございますけれども、観光施設費の委託料、これらについては各項目ございますけれども、明らかにこれまで参加できなかった業者等が参加したことによって大幅にダウンしているものがございます。なお、この減額100万円については、ハイジアの経営収支の状況を見ながら一般会計の方の軽減を図るという部分で、自助努力で対応していただくということでございます。
  なお、先ほど申し上げました特に安くなったというものの中身は、市の庁舎もそうなんですけども、エレベーターの委託料ございます、保守管理点検委託料。これについては、独占的な対応されてまいりましたけれども、去年ですか、新聞等で報道されました。他の業者もそれぞれ参入されるというふうなことで、これまで独占的にやっていた業者が前年度までやっていた額の、その業者ですらもう半額くらいで入札しているというふうな状況がございます。そんな要件がございます。なお、ハイジアパークについてはそれらを合わせて、委託が安くなったから安くなったということでなくて、100万円程度はハイジアの収支の中でしていただくというような趣旨でございます。
  なお、土木工事等の発注については、特に公共事業なんかは積算についてきちっと制度的になされているわけです。それらをもとに入札しますから、ただ一部賃金等は確かに積算の中で安くなっているものがございます。あとは競争の結果というふうに御理解いただければというふうに思います。
〇委員長  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  競争社会の自由社会ですから、当然競争の原理というのは働くわけですけども、例えば今度は1,000万円以上の入札では3社ですか、最低入れなきゃならないというふうに変わってきているわけです。そういう競争が激しくなりますと、一定程度の最低入札価格というものをある程度考えないと、下請の委託業者というのは結局安くなれば、今度はそこで働く人たちの労働者の賃金に全部しわ寄せが来てしまって、ボーナスももらえない、給料は下がってくると、こういう状況にどんどんなってくる可能性が強いわけです。ですから、私はやっぱりこういう社会の状況になってきますと、どこかでこういうデフレ現象が激しいですから、やはり行政がこういった委託関係についての最低入札価格というものの設定について検討する必要あるんじゃないかなというふうに思いますけれども、市長としてはどうお考えでしょうか。
〇委員長  市長。
〇市長  まず、ハイジアについて申し上げます。これは、ハイジアが非常に経営努力いただきまして、3月決算の経営収支の中から100万円ほど市に委託料を減額しても大丈夫だという営業実績、収益実績からいただいたものであります。また、最低価格はどうだということでありますが、やっぱり現下の厳しい情勢の中で最低価格を設けるのはまたどういうものかなと。というのは、すべての業者がその中に入れるというものでもございませんし、今市で取り上げている制度からいけば非常に難しいだろうと、こんなふうに考えておるところでございます。
〇委員長  ただいま質疑中でありますが、ここで休憩といたします。再開を午後1時といたします。
    午後 零時00分  休  憩
                   
    午後 1時00分  再  開
〇委員長  再開いたします。
  第7款商工費から第13款諸支出金の28ページから33ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、その他附属資料、34ページから43ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第12号 平成14年度南陽市一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第13号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
〇委員長  次に、議第13号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第13号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、52ページから55ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第13号 平成14年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第14号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)   
〇委員長  次に、議第14号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第14号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、64ページから67ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第14号 平成14年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第15号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号) 
〇委員長  次に、議第15号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第15号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、78ページから85ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第15号 平成14年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第16号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)  
〇委員長  次に、議第16号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第16号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、94ページから99ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第16号 平成14年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました平成14年度補正予算5件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。
  なお、次回の予算特別委員会は3月定例会会期日程により開催いたしますので、御参集賜りますようお願い申し上げます。

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       散      会
〇委員長  これをもちまして予算特別委員会を散会いたします。御苦労さまでした。
    午後 1時22分  散  会




平成15年3月13日(木)午前10時00分開議

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       開      議
〇委員長  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は22名で全員であります。
  これより平成15年度各会計予算の審査に入ります。

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  議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算             
〇委員長  初めに、議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第17号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入について行います。第1款市税から第10款使用料及び手数料までの12ページから21ページまでについて質疑ございませんか。
  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  1点だけお聞きしたい点があります。今年度の市税の落ち込みが約9.何%、1割近い落ち込みになっているわけです。このままこのような経済状況がまだ続くのではないかと、ましてイラクのもし戦争というふうになれば、もっと株の関係から含めて日本の経済がさらに大変になっていくという状況が考えられます。今後今年度の落ち込み、また来年度を含めて好転するという見通しはほぼないんじゃないかというふうに感じますけども、市税の増を見込むということができない状況じゃないかなと思いますが、今のところの現状の中ですぐに来年度のどうこうということは考えることはできないと思いますけども、今年度よりもさらに落ち込む考え方として考えられるのか、また今年度ぐらいの予算規模の中での歳入の見込みが考えられるのか、その辺の見通しはどのようにお考えになっておられますか。
〇委員長  市長。
〇市長  一般質問でも申し上げたとおり、南陽市の現状の市税、交付税からいけば110億円、あるいは120億円ぐらいが予算の適正規模なのかなと、こう思います。今委員御指摘のとおり、来年度はというような見通しは全く立ててございませんので、さらに厳しくなるだろうというふうに思いながら本年度も予算編成をいたしましたし、来年度もいろんな取捨選択をしながら、歳入に見合った、しかも市民の皆さん方のニーズにこたえるような予算編成をしていくには厳しさがより増すだろうと、こんなふうに考えております。好転するとは毛頭考えてございません。
  以上です。
〇委員長  ほかにございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第11款国庫支出金から第12款県支出金までの22ページから33ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤委員。
〇佐藤寿哲委員  22ページの土木費国庫補助金ですが、1,800万円の、これ予定なのかどうかあれですが、除雪機購入費が2,700万円で持ち出しが900万円ほどあるんですけども、これは補助出ているのに、これでいいんでしょうか。
〇委員長  市長。
〇市長  まだ15年度の国の内示等がございませんから、決定ではございません。3分の2の補助で申請をしているということで、確率的には8割以上認められるんじゃないのかなということで、そのような予算編成をしたものです。
〇委員長  ほかにありませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第13款財産収入から第18款市債までの32ページから43ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、歳入についてこれで終わりといたします。
  次に、歳出に入ります。第1款議会費の44ページから47ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第2款総務費の46ページから73ページまでについて質疑ございませんか。
  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  59ページの19節の負担金補助及び交付金の関係での交通安全対策の関係に関連してちょっと御質問いたします。私も前回の予算委員会ですか、お聞きした経過がありますが、特に国道、県道、市道とありますけども、それの冬期間のいわゆる道路の凍結対策として塩化ナトリウムまいているわけです。この問題で質問してきた経過があります。それで、最近私も整備屋に行きますと、毎年とにかく大変ひどくなっているそうです、さびが。車の周り、ブレーキ、さらには燃料パイプまでさびてきて、ややもすると燃料パイプがもうはじける寸前になってくる車まで出てきているというお話をいただきました。何とか対策とっていく必要あるんじゃないかということで、私もいろいろどういう対策をとればいいのかということをお聞きしたわけですが、割合と簡単にできる方法が一つあったということであります。というのは、要するに春先、3月、4月ごろですか、雪が消えて、そのときにお湯で下をブレーキラインから、そういうところをだっと洗うとほとんどとれるというんです。ですから、大体春先に車検を受ける車はほぼ問題ないと。しかし、秋における車検の車は、もうぼろぼろになってくると。それも入梅時期に一段とさびが、腐食が激しくなるということなんです。ですから、その前に洗車をすればほぼ大丈夫だと。ですから、そういうことを市なり県なり含めながらPRをぜひしていただきたいということを言われました。このままでいくと本当に大変な事故が起きる可能性もあるということを心配しているわけです。したがって、ちょっと市民生活課長の方の、交通安全ですからそういうふうになると思いますけれども、私はちょっと調査をしていただいて、行政も含めて、そして警察の方とあわせながらPRの方を徹底していただくようにしていただければ、こういった問題ということは大分解決する、ほぼ解決するなというふうに思いますので、県も含めながら、この検討を早急に対策を立てていただきたいというふうに思うわけです。テレビなどでの宣伝をするということなども県との協議の中でできることがあると思いますので、それについて市民生活課長の方からのお考えをお聞かせいただきたい。
〇委員長  市民生活課長。
〇市民生活課長  その件につきましては、私たちも車の所有者として常日ごろ心配しておるわけですけども、これからのPR方法としては、通常では業者の方も年に何回かチラシの方に入ってあります防さび効果を兼ねての宣伝ですけども、私たちもどういう方法が市民の方に対してPRになるかというのは考えておったところもあります。さまざま広報等、あるいは交通安全の時期的なPR時期とかとらえてやる方法はあろうかと思いますので、これからの検討をさせていただきたいと思います。
  以上です。
〇委員長  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  非常に大切なことだと思います。大体今の状況ですと、新しい車もマフラーは2年でだめになるそうです。本当に常にまいているところを走っている車というのは。そのぐらい激しいんです。ですので、やはりそういう整備関係者の方の声も現地に行ってしっかり調査をして、やっぱり肌で受けとめていただいての対策というものが大事なんじゃないかなというふうに思いますので、なおそれも含めまして市民生活課の方と警察の方での対策をお願いしたいというように思います。この点は強く御要望して、万全なる体制をとっていただきたいというように思います。
  以上です。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  55ページの第2款の7目の企画費に関連いたしまして、2点ほどお尋ねしたいと思います。
  第1点目は、置広の問題でありますが、御承知のように置広の事務組合負担金に関連するんですが、平成元年度と平成2年度に16億円ほど県の助成金、そして置賜各自治体の3市5町で出資金を出して、そして置賜広域ふるさと市町圏基金がつくられたと、こういう経過があるわけです。これ南陽市の負担金、あるいは県の助成金、あと各自治体の負担分はどういう状況でしょうか。
  それから、二つ目でありますが、フラワー長井線の問題であります。過日の一般質問でも質問されたわけですけども、利用拡大について具体的にどのような検討をされ、方針化されているのかお尋ねをしたいと思います。
〇委員長  企画財政課長。
〇企画財政課長  ただいまの御質問でございますが、第1点目のふるさと関係の10億円の基金の負担金がどのようになっているかというようなことだと思いますけども、平成元年、2年のことでございますので、後ほど調べて、どの程度南陽市が負担をしたのかお答えを申し上げたいと思います。なお、現在は負担を毎年しているというようなことじゃなくて、この基金の果実をもって事業を行っていると、このような状況にございます。
  それから、もう一点、長井線の今後のあり方というようなことでございますけれども、一般質問でもお答えしておりますように大変厳しい状況がございまして、6億円の基金につきましても16年度には底をつく見通しと、このような状況になっております。これは、乗客が年々減っているというようなことがございまして、特に少子化傾向のための高校生の減少が非常に響いてきていると、このような状況などもございます。そのようなことで、大変厳しい状況に置かれているというような認識は一応しているところでございますけども、今後どうするかというようなことでは今県も含めて具体的な構想を練っている最中でございまして、まだ決定事項ではございませんので、どうするかというここでお答えする内容は今持ち合わせていないというようなことでございます。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  置広の負担金の問題ですが、平成元年、2年ということで10億円を積み立てて、各自治体です、県も含めて、これを運用するというような計画であります。これ南陽市も相当出されたというふうなお話を聞いております。そういう点で、どのような運用をされたのか、これ具体的にもしわかれば答弁いただきたいというふうに思います。
  それから、長井線の利用の問題ですが、基金が底をついたというようなお話でありますが、その少子化の問題で減っていると、乗客が、こういうお話ですが、その利用者の立場に立って動いているか動いていないかというような問題も私あるんではないのかなと思います。実は利用者の方から連絡来まして、私も調べてみました。ここにフラワー長井線の上り、下りの時刻表、あるいは本線の時刻表あるわけですけども、例えば宮内発が上りが14時9分、赤湯着が14時15分。それで、本線発が14時10分なんです。ですから、長井線が着く前にもう行ってしまうと、しかもその次だと1時間も待ってなくちゃならないと、こういう状況なんです。
  米沢方面からこっちに来る場合非常に不便だと。しかも、この寒いときに1時間も待ってなくちゃならないと、特に年寄りの場合は医者に行ったり、あるいはそういう形で日中だれもいないときは電車を利用すると、こういうふうになっているわけですけども、こういった時刻に対して、乗り入れについて具体的に利用者の立場で調べているのかどうか非常に疑問なんです。そういう点どうでしょうか。
〇委員長  市長。
〇市長  私も取締役の一人として山鉄の経営に参画しております。今の委員御指摘のようなことは何回となく申し上げるんですが、宮内、赤湯だけの課題じゃないんだ。今泉で米坂線等の連絡あったり、あるいは利用者の声を無視しているというふうな一面もありますが、実質的にやっぱり95%を超えるのが通学生なんです。一般客というのはほとんど少ないもので、そういうあたりも大きなネックになっているのかなと、こう思っております。でも、やっぱり利用者が便利よくならないと、私も長井で会議あるとき赤湯駅からフラワー長井線乗りましたが、1時間ちょっとかかった、今泉でかなり待たされ。車で行けば25分くらいで行くわけでありますから、そういう利便性なんかをもう少し図っていかないとやっぱり利用客は減るだろうと。
  なお、一番の問題は、利用客拡大といっても御案内のとおり企業で通勤する人はほとんどないような状況下でありますから、イベントをしながら、イベント列車でも多く走らせるのが最良の策なのかなと。花めぐりとか、あるいはビアホール的なものとか、あるいはサイクリング車を乗せながらおのおのの地域を回るとか、いろんなことを考えながら、模索しながらやっておりますが、収支改善までにはほど遠い状況下になっておるようでございます。
  それと、一番残念なことは、従前は県も赤字の補助、支援をしておりました。ここ基金を使えと、基金がなくなったら考えようというようなことから、県は経営的な補助を一切打ち切りをされました。3年ぐらいになるかな、もう打ち切りをされて。3市5町の大事な課題だというようなことで、県議会議員の先生方も一緒に議論するんですが、県ではもうフラワー長井線なんていうのは毛頭頭にないんだよという県議会議員も多々ありまして、非常に四苦八苦しながら、果たしてあと2年弱で基金6億円が底をつけば2市2町の自治体で運営できるだけの負担ができるかどうか、これは一般質問の中でも答弁をさせていただきましたが、非常に心配をいたしておる事項でございます。
  それから、ふるさとの10億円、基金は現状も基金としてございまして、金利がこういう状況でありますから余り大きな事業できませんが、今まで青少年の育成的なもの、南陽市で最近していただいたのは花公園で花フェスティバル、これを大々的にやっていただきました。当然市の負担もありましたが、やっていただきました。それから、もう一つはハイジアの入り口の芝というのか、何かハイジアパーク南陽というような、こういう文字的なものも、あれも置広のその基金の一環からやっていただいた経緯があるようでございます。
  なお、詳細、細かく今までの出せというような御指摘のようですが、資料として平成元年、2年あたり、ちょっと私も記憶ございませんが、私が市長になってからはそういう資料はありますので、後ほど必要ならば御高覧いただければいいなと、こんなふうに思っているところでございます。
  以上です。
〇委員長  企画財政課長。
〇企画財政課長  それでは、基金のどのくらい造成時に出費をしているかというようなことでございましたので、お答えを申し上げたいと思います。
  平成元年に6,349万5,000円、平成2年に同額の6,349万5,000円南陽市として支出をしております。合計1億2,699万円でございます。これは、県も含めて3市5町が、県は助成金、構成市町は出資金というような形で10億円を基金として造成をしたというようなことになります。
  なお、具体的な運用というようなことで、市長からお話ししたとおりでございますけれども、そのほかに青少年の人材育成というような形で、フラワー探検隊というような形で、ヨーロッパ並びに国内のそれらの視察なども含めて実施したことがございます。それから、フラワーフェスティバルというようなことで、市長が申し上げた花のこともございましたけども、それとあわせて講演会なども行いながら人材育成というような形で進めてきたと、このような内容になってございます。
〇委員長  12番佐藤委員。
〇佐藤 明委員  フラワーの利用の問題だけ。JR、市長も管理者の一人ということでぜひ議論していただいて、交通弱者のためになるべくうまくいくような時刻表をつくっていただきたいということを要望したいと思います。
  以上です。
〇委員長  ここで休憩といたします。再開を11時22分といたします。
    午前11時08分  休  憩
                   
    午前11時22分  再  開
〇委員長  再開します。
  8番鈴木委員。
〇鈴木英昭委員  55ページ、総務費の6目財産管理費の中の工事請負費、これ先ほどの説明によりますと、沖郷会館の解体工事費の見込額ということでありましたが、御承知のとおりこれは木造住宅でありまして、現在一般住宅、これの解体費が大体1万5,000円から2万円というような内容で解体が行われておると聞いております。そのような中で、この見込額が490万円提示されておるわけでありますが、現在の沖郷会館の坪数、それから大体この1坪当たり幾らぐらいの解体費用を見込んでおるのかお聞きしたいなと思います。
〇委員長  企画財政課長。
〇企画財政課長  490万円の内訳をまず申し上げさせていただきたいと思います。内訳は、解体費が300万円でございまして、そのほかにあそこに記念碑がたしか3棟か4棟あったと思います、それの移転費が190万円と、このような内訳になってございます。坪数というようなことでございますが、ちょっとここに手元に資料がございませんので、後ほど御提示をさせていただきたいと思います。解体費用300万円というようなことで御理解を賜れば幸いでございます。
〇委員長  ほかに総務について質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第3款民生費の72ページから91ページまでについて質疑ございませんか。
  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  73ページの13節の委託料の関係でちょっとお聞きいたします。社会福祉協議会の方で福祉バスの運行やっているわけです。大変貴重がられて、利用者が非常に多いというふうに聞いております。それで、今現在の福祉バスの運行に関してですけども、随分古くなったようであります、バスが。現在のところ、県外、または高速道路は走れないという状況のようです。それで、県内だけの運行と。県外の方にも余りバスが古くて、ちょっと行けないというような状況になっているということのようです。今後の福祉バスの利用は非常に高いわけなんですが、この更新の計画というのはどのように考えておられるのか、またこの現状をどういうふうに把握なされているのか。これはどなたがいいですか、課長の方がいいですか、一番わかっているのは。健康福祉課長の方から、じゃ、お願いいたします。
〇委員長  健康福祉課長。
〇健康福祉課長  お答えいたします。
  福祉バスにつきましては、御案内のように社会福祉協議会に運行を委託しているところでありますが、現在使用しているバスが北部連絡バスを福祉バスの方に転用したところでございます。現在約31万キロほど走っておりまして、御発言のように若干整備も非常にやらなければならない状況でございます。それで、3月の補正でも整備費の方で若干お願いしたところでございますけれども、十分にそのように運行に支障ないように整備をしながら利用者に供していきたいというふうに考えております。
  なお、県外にも若干利用いただいておりますか、運行のルールでは原則は県内だけというふうなことになっておりますので、その辺もやはりいろいろ来年度に向けて検討しながら、事故のない運行に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
  なお、更新につきましては、現在まだ具体的に何年度というふうなことまでは決定いたしておりません。
〇委員長  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  今すぐに更新といかないと思いますけども、せめてやっぱり今の時代に高速道路が走れないという状況ではちょっと現代的に合わないのではないかなというふうに思いますし、またやっぱり県外の視察なり、いろんな研修に行ったり、そういうことも大事になってきている時代ですから、やはりこのバスの更新というものについてぜひ検討していただきながら、来年度に向けてやってほしい。また、今年整備をしながらということのようですけども、安全に運行してもらうということでまず今年度はやってもらうほかないと思いますけども、ぜひ来年度に向けて別な車を社会福祉協議会の方にまた新たにするということで、別に新車でなくてもいいわけでありますから、できればきちんと高速道路がせめて走れるぐらいのバスにすべきじゃないかなというふうに思いますので、それについてもう一度。
〇委員長  健康福祉課長。
〇健康福祉課長  ただいま委員の御発言を体して、これから将来に向けて検討してまいりたいと思っております。
〇委員長  市長。
〇市長  私課長の考え方と違いまして、社会福祉協議会の専用バス、これで必ず県外に出なきゃならないという決まりはない。市には、私思うんですが、公用車と称するのが多過ぎる。全部で八十数台あるんだろう。例えば議会のバスもあいている場合多いわけでありますし、あるいは赤十字のバス、市の一般のバス、こういうものをかみ合わせながら、やっぱり市民の皆さんに、あるいはこういう社会福祉協議会始め、御利用いただくようなシステムを構築していかないと、おのおのの部署で1台1台持っていったらば維持管理含めてかなりの経費もかかるだろうし、私は今の車もう少し減らせというふうに公用車を含めて指示をしているところでありますから、何とかそういうお互いが利用できる、きょう言ってあした行くなんて恐らく県外はないわけでありますから、その辺も含めて安全で利用者が行けるようなシステムの構築の方が優先するのかなと、こんなふうに思っているわけでございますので、御理解をいただきたいなと、こう思います。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  72ページの民生費に関連いたしまして、2点ほどお尋ねをしたいと思います。
  第1点目は、昨年の10月に老人保健法が改正になりまして、老人医療費の負担が定額負担から1割負担になったと。そのことから、在宅、酸素、両方の患者さんが経済的な理由から治療費が大変だと、こういうお話を聞いております。南陽市の患者さん何名いらっしゃるか、あるいはその対策等についてどのように考えておられるかお尋ねをしたいと思います。
  それから、もう一点でありますが、特別養護老人ホームの件でありますが、せんだっての佐藤寿哲議員の質問も一般質問であったわけですけども、当面は無理ではないのかというふうな市長の答弁であったわけです。対策については、在宅を中心にというふうなお話であったわけですけども、これほど例えば南陽市の場合だと現在160名の方々が待機していらっしゃるというふうなお話聞いております。こういった要望、あるいは160人いるにもかかわらずできないのかなというふうに思います。これは、県との関係とか、そういう関係だと思いますが、その辺これからの考え方としてどのように考えておられるかお尋ねします。
〇委員長  市長。
〇市長  前半のところについては私から申し上げ、後の方は数値的なことでありますから、担当の方に答弁をいたさせます。
  待機者160というのは、実際はそれほどはいないだろうと、こう見ております。とりあえず申し込んでおこうというふうな方も、これは1カ所でなく、ダブって申し込んでいる方もいるというふうに承っております。いろんな面で、せんだっての一般質問でも御答弁申し上げたとおり、現状では民間独自で補助採択を受けないで特老施設をつくるというのは非常に至難のわざだろうと、こう思っております。そういう意味で、国、県を通しながら我々は要請をしておったんですが、なかなかもう南陽の場合は順番が回りませんよということも言われている現況下にあります。たとえの話で申し上げました。山形県で100歳以上の方が180人、その中に南陽市は1割の18人の方が100歳を超えている。これは、やっぱり施設でお暮らしをいただいている方がそのうち10人いるわけでございますから、そういう施設的なものはある程度県でも完備なっているだろうという判断をなされているようでございます。しかし、現実的に高齢化社会で大変な御家族の負担なり何かをいただいておりますから、できるだけやっぱり介護保険の趣旨からいけば在宅介護が主流に本来はなっていかなきゃならないわけでありますが、いろんな難しい面があります。だから、そういう面を少しでもケアしてやらなきゃならない。例えば入浴サービスをさらに向上させるとか、あるいはショートステイをもう少し充実してやるとか、そういう方向づけをしながら在宅介護で頑張る方々の支援を申し上げながら高齢化、特に弱いお年寄り、介護を必要とする方々を守っていく必要があるのかなと、こんなふうに考えております。今のところ特老的な施設は、ちょっと支援をいただいてやるというのは難しい状況下にあるということも御理解をいただいておると思います。
  以上でございます。
〇委員長  土屋幸一長寿医療介護課長。
〇長寿医療介護課長  お答え申し上げます。
  在宅、酸素の治療を受けている患者でございますが、南陽病院においては11名、置賜総合病院の方では12名というような方が治療を受けております。
  以上でございます。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  そうすると、11人南陽病院と、それから置賜公立病院に12名というふうな、合わせて23名の方が治療を受けていると、こういうことになるわけですけども、課長も御承知のようにかなり大変な、治療費だけでなくて電気代がかかるそうであります。これは、対象になっているんでしょうか、治療費の一環ということで。これたしかなっていないと思うんです、いわゆる自宅でしている場合は。ですから、こういった人たちのために、本来ならば県で負担を措置しているというふうな県もあるそうでありますが、山形県はしていないというふうなお聞きをしているわけですけども、県がしていない場合、市の考え方、あるいは県に対してこの問題について強く要望するとか、これからの考え方についてお聞きをしたいと思います。
〇委員長  長寿医療介護課長。
〇長寿医療介護課長  先ほど申し上げました数字については、外来、入院合わせた数字でございます。
  それと、先般の山形新聞で報道になりました。それで、県の方でも検討課題であるというようなことでございますので、市の方でも一応の該当されている方については負担金がないわけでございますので、大体13名ぐらいの方が一部負担ありというようなことで治療を受けておりますので、その辺も県と協議いたしまして対応していきたいと思います。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  さっきの電気代の件について答弁なかったわけですけども、それは治療代の中に含まれているんでしょうか、それとも個人負担になっているのか、その辺どうでしょうか。
〇委員長  長寿医療介護課長。
〇長寿医療介護課長  電気代については、自己負担になっているとお聞きしておりますけど、その辺詳しいことちょっと調べてみたいと思います。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  電気代についても個人負担だと思うんです。ですから、治療代とともに電気代も含まると大体1回するに1万円前後かかると、こういうように言われているわけです。2回すれば2万円と。ですから、非常に負担が高いと。しかも、そのことによって生活が大変になってくると、こういう状況があるわけですから、市としても先ほど課長おっしゃったように検討したいというふうなお話でありますから、ぜひその辺検討していただいて、いい方法にしていただきたいなと思っております。
  以上です。
〇委員長  21番岩井委員。
〇岩井一敏委員  今の問題にちょっと関連して課長にお聞かせをいただきたいんですけれども、過日の山新等でも待機者に関しては非常に県の方でも頭やみしているというような状況で、南陽市の待機者もこの前報告あったように百四十数人というふうなことになっておるわけですけれども、これはどうなんですか、置賜全体の参酌基準なのか、それとも南陽市だけを評して参酌基準、標準がクリアしていると、よって増床は認めないというふうな言い方しているのか。その辺このままでいくと南陽市ですら百四十数人、待機者が100人台を超えているわけですから、県内ではすばらしい待機者になっていくと思う。この辺県が、厚生労働省がどういうふうに考えてやろうとしているのか。この参酌の標準というのは、もう既に崩れつつあるというふうな言い方しているものの本もありますけれども、その辺どういうふうに今後進もうとしているのかお聞かせをいただきたいというように思います。
  立ったついでに、一般質問の中で出されておった障害者の総合福祉施設が平成16年というふうなことなんですけれども、この総合福祉施設、市長の答弁では置賜全体を対象としているというようなことですけれども、この対象者、知的、身障、さらには精神、これらの置賜盆地の対象者、南陽市の対象者はどうなっているのか、わかればお聞かせをいただきたいというふうに思います。
〇委員長  長寿医療介護課長。
〇長寿医療介護課長  第1点目についてお答え申し上げます。
  ただいま参酌基準についてお話ありましたが、数字については3.7ということは南陽市の基準でございます。
  今後の方策というようなことでございますが、厚生労働省は平成17年をめどに介護保険制度全体を見直すというような検討に入ったようで、それぞれの部会で今論議されているところでございます。
  以上でございます。
〇委員長  市民福祉部長。
〇市民福祉部長  特養の整備の考え方については、今長寿医療介護課長の方から申し上げたとおりに、5年後の見直しに向けて、そういった問題も含めていろいろ検討が進んでいるようでございますし、在宅福祉の考え方についても特別養護老人ホームだけでなくて、規制緩和が進みまして、在宅と同じような施設の中で介護つきの住宅でありますとか、そういったいろんな事業形態が出ておりますので、そういったもの全体を見ながら今後進めていく必要があろうかと思っております。
  置賜全体の身体障害者総合福祉施設なのかということでございますが、今考えておりますのは施設の入所対象になる方については置賜と村山エリアの方を対象にした入所施設、あるいは小規模作業所については南陽市を含めた近隣の長井、米沢、川西、高畠、そういったところから通所で通っておいでになる方も含めた小規模作業所ということで考えております。
  なお、障害者の対象となる人数でございますが、身体障害者の方が1,304名、知的障害者の方が193名、精神障害者の方については、いろんな病状の考え方でございますので、一概に何名ということについてはなかなか難しいと思いますけれども、今現在では689名ほどと、こういうふうになっておるようでございます。
〇委員長  21番岩井委員。
〇岩井一敏委員  今質問あった中で、これよりも頭数いるとすると50だと足りるのかなというちょっと疑問あるんですけども、その辺をもし今計画しようとしている16年着工の施設、50というふうな人数出されておりますので、その辺わかればお聞かせいただきたいというふうに思います。
  それから、もう一点、先ほどのものに関連して、例えば今回佐藤病院で計画をしている介護関係の通称有料老人ホーム、あの問題に関しては参酌基準の中に入るのか入らないのか。それから、今在宅の場合でも措置費から支援というふうな移行するわけですけれども、その辺などは例えばあそこの佐藤病院の有料老人ホームに関しては住所をどうするのかという問題もあったり、なおかつ今ある施設の入所者に対して、ほかから来る人を今度住所を持ってきてというふうなのを認めるのか、その辺の措置費と支援に移行した関係での今後の南陽市の対応、どういうふうに考えているのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。
〇委員長  市民福祉部長。
〇市民福祉部長  50名の施設定員の算定根拠でありますけども、身体障害者養護施設、いわゆる在宅で介護を必要とする身体障害者の方でございますので、今現在置賜管内で施設入所の待機者と言われる方が16名おられます。なおかつ村山にも何名かおられますし、あるいは南陽市内から市外の身体者養護施設の方に入所なさっておられる方もございますので、そういった観点から50名というような施設の定員を考えたところでございます。
  なお、あわせて介護保険ともこの身体者の養護施設が関連がございます。いわゆる今の特別養護老人ホームに入所なさっている方についても65歳未満の方、いわゆる介護保険の第1号被保険者の方でなくて若年の介護を必要とする方、そういった方々の多数は養護の後遺障害等が伴って介護を必要とするということでございますので、そういった方については第1順位としては身体障害者の養護施設が整備になれば、特養でなくて、そういった専門の施設の方にまず第1番に入所というふうになりますので、そういった面で特養の今の入所対策にも若干効果があるものというように思っております。
  また、介護保険と支援費の関係でございますけれども、これについても今いろいろ話題になっております。厚生労働省の方でも、介護保険の次期の5年後の見直しの中で、そういった今申し上げたような形での中で介護保険の財政と支援費制度の関連をどうするのかということも非常に大きな問題になっておりまして、今の議論の方向性を見ますと将来的には介護保険と支援費制度が統合になるのではないかと、こういうふうな考え方もありますし、もっと考えれば、今の医療保険制度と介護保険制度もすべて統合になるのではないかと、そういった長期的なことをおっしゃっておられる学者先生などもおられるようでございますので、今後いろいろ国民全体の議論として進んでいくものと思います。
  それと、もう一点、住所地特例の関係でございますが、いわゆる特別養護老人ホームなり介護老人施設、あるいは民間の介護施設、そういった場合に入所なされて介護保険サービスを受けた場合に、住所が新しく南陽市に移ってきた方が介護保険適用を受けた場合に、南陽市だけが介護保険を負担をするのかということでございますけれども、これについては制度的に住所地特例というものがございまして、介護を必要とする時点での住所地の自治体が、その方が別な市町村の施設に移って住所が移っても、従前の住所地の自治体が介護保険の負担をするということでございますので、その点については南陽市内に施設が増えて入所して人口が増えても、住所地特例で従前の住所地の自治体が介護保険サービスの負担をするというのが基本的な取り扱いでございます。
〇委員長  ほかにありませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第4款衛生費の90ページから101ページまでについて質疑ございませんか。
  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  94ページ、第4款の衛生費の3目の衛生環境費に関連いたしましてお尋ねしたいんですが、不法投棄ですか、これ後を絶たないわけですが、これまでもその対策として、車を新しく購入して、人的配置もして、巡回をしながら対応されているというふうな状況でありますが、そういった成果も含めて今後どのように対応されるのかお尋ねしたいと思います。
〇委員長  小田市民生活課長。
〇市民生活課長  その件につきまして、若干件数を交えてお答えしたいと思います。
  14年度の不法投棄関係ですけども、箇所づけ的には139カ所ほど見つけております。その中で、去年の冬までの間に128カ所ほど回収して、まだ未回収というのが11カ所ほど残っております。その11カ所も、ほとんどが回収にはちょっと困難な場所と、あるいは場所が大き過ぎてすぐ手が出せないとか、そういったものが11カ所なんですけども、やはり今のところ市の各地区に不法投棄監視員の方を13名ほど配置しておりまして、その方々も拾いながら、また報告をもらいながら対応しているところですけども、あと市の方でもまた専門の監視員、新年度もお願いするつもりですけれども、そういったひたすらイタチごっこの状態なものですから、監視、回収、これの繰り返しが続くかなとは思っておりますが、去年におきまして南陽郵便局との委託というか、取り交わししまして、やはり郵便局サイドでも各地区の不法投棄状況を見つけ次第、通報してもらえるということをとっております。そういったことを踏まえながら、あとこれからのやっぱりさまざまな団体との提携を結びながら、あと各地区の衛生組合との提携を結んで強化しながらやっていくほかないかなと、地道な活動しかないのかなと思っているところです。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  たしか一昨年でしたか、私厚生常任委員のときに、厚生常任委員の皆さん方と、あと吉野の方ですか、地元の衛生組合の方々、県、市当局、関係者で大規模なそういった回収をしたわけですけども、ああいう状況を見ますと、大変というよりも、わざわざ山の上に登っていって廃材を投げるわけです。これは、一般常識からいっても逸脱をしているわけで、そういう点ではとんでもないと私は思います。ですから、先ほど課長がおっしゃったように、市内139カ所と言ったよね、これあと11カ所ほど残っているというようなお話ですが、この13人の方々で対応しているんでしょうか。ですから、特にこれから春先雪が消えて、今後この辺が大事でないのかなと私思うんですが、その辺どうでしょうか。
〇委員長  市民生活課長。
〇市民生活課長  13人で対応できるかということですけれども、発見等については結構13人の方での活動は目覚ましいものがあります。この方たちの持ってくる情報というのは結構ありますので、あとは地区の衛生組合の方の情報もいただいております。この状況で、去年もやっぱり地域の方からの情報もいただきまして、梨郷地区とか中川を大規模の回収やったわけですけども、その中で証拠物件と申しますか、見つけまして、原因者に県との協議を踏まえながら原因者負担の請求をしたりやっておりますので、13名でも今の段階は結構やれるんじゃないかと思っております。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  せんだって一般質問のとき、私その庁舎前の駐車場におりて、ちょっと桑原議員と行き会ったんですが、たばこの吸い殻駐車場に投げているわけです。注意しようが、注意というか、いなかったからしなかったんですが、まず大きい問題から小さい問題まで目につくというか、あるいは交差点で吸い殻をぶん投げるとか、わざわざ戸をあけてぶん投げるとか、そういう状況があるわけですけども、教育的な観点から教育委員会はどのように考えているんでしょうか。
〇委員長  教育長。
〇教育長  今大人が変われば子供も変わると、こういうふうなことを言われて、その取り組みを一生懸命やっているわけですが、やっぱり大人の方々が捨てたものをボランティアと称して子供たちが拾って歩いて、ああ、いいことだというふうなことに私ならないんでないかなと、そんなふうな気持ちでおります。まずはできることからですが、小さい幼児期、小学校、中学校の子供たちからやっぱり公共心といいますか、公徳心といいますか、そういったものを植えつけながら、さらに今のような状況ではうまくないんですが、大人の姿を見ながら拾いながら、やっぱりこんなことはうまくないなと、そんな子供を育てていく、これはなかなか時間のかかる話ですが、教育委員会と言われればそういうような方向でやっていくというふうなことになるのかなと、こういうふうなことで、大人の人頑張ってほしいなと、そんなふうな気持ちでおります。
  以上です。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  全くそのとおりだと思うんです。私鳥上のコスモス毎年咲かせているわけですけども、春になると作業が近づくわけですけども、あそこ国道13号です、コスモス会の会長の渡部さんが袋を持って、空き缶、いろいろなごみを回収するわけですけども、かなり苦労して回収しているわけです。ですから、ごみに対する意識、さっき教育長も言われましたが、やっぱり大人が変わらなければだめだと、全くそのとおりであります。そういう点で、気づいた時点でそういうこと私もしたいなと思っているんですが、そういう点で最後に市長はこの問題についてどのように考えているんでしょうか。
〇委員長  市長。
〇市長  この問題についてどうでしょうかという御質問のようですが、当然人間としてマナーを守るべき社会ルール、社会規範を守るべきものはきちっと守ってもらわなければ困ります。特にこの不法投棄なんていうのはごく一部の方がやっているわけでありまして、そういう方々がいかに地域に、そして社会に迷惑をかけているかということです。そう思っていない方々でありますから。一生懸命善意でそういうものをカバーしよう、何とかなくそうと思う人の気持ちの一端でも持っていただければそういうものはなくなるだろうと、こう思います。行政といたしましても、積極的にやっぱりそういう防ぐためのPRなり手だては地域の方々にも、あるいは議会の皆さんにもお願いしながらやっておりますが、なかなか減っていかない。非常に悲しい、つらいことであります。これからも努力していきますので、いろんないい解決方法あれば御指導いただければと思います。
  以上です。
〇委員長  ただいま衛生費の審査中でありますが、ここで休憩といたします。再開を午後1時といたします。
    午前11時59分  休  憩
                   
    午後 1時00分  再  開
〇委員長  再開いたします。
  ただいま衛生費の審査中でありますが、8番鈴木英昭委員、17番塩田秀雄委員、19番大坂正十四委員が都合により早退の旨通告がありましたので、御報告いたします。
  第4款衛生費の90ページから101ページまでについて質疑ございませんか。
  3番松木委員。
〇松木新一委員  94ページの4款1項3目の環境衛生費の関係で御質問申し上げます。
  そちらの方の資源物回収報償費の関係でございますが、昨年度につきましては351万円という当初予算でございましたが、本年度は200万円というようなことで151万円ほど減額に前年と比べてなっているわけですけども、その内容等についてお知らせください。
〇委員長  市民生活課長。
〇市民生活課長  お答えいたします。
  この減額された金額の原因につきましては、今までの回収物件の中で金属等があったわけですけども、現在金属回収につきましては逆有償の形なものですから、むしろ支払って処分していただく状況ありまして、やっぱりこの不景気の世の中ですけれども、私たちも行政の方の出費を少しでも抑えるために金属類の収集を今回から廃止にする予定で計算になったわけです。ですから、単価が下がったとかどうかでなくて、回収品目の減であります。
  以上です。
〇委員長  3番松木委員。
〇松木新一委員  今度資源回収関係のことにつきましては、各地域の子供育成会、そういう団体で多分実施していると思うんです。そのようなことで、今まで金属関係の値段の定価というようなことで、非常にその辺の補助金の関係でのそれらについても承知しているところですが、そういう関係で子供育成会の連絡協議会等を通じながら、そういうところと前段打ち合わせ等があったかどうかお知らせしていただきたいと思います。
〇委員長  市民生活課長。
〇市民生活課長  子供会との直接の話し合いというのは持っておりません。ただ、衛生組合とかにつきましては前年のあたりから話はしておったんですけれども、ただ新年度の回収の御案内を既に差し上げておりまして、その中ではこういった予定でいきますということで提示はしております。
〇委員長  3番松木委員。
〇松木新一委員  そういうようなことで、今まで実施してきているところが子供育成会が主体なわけです。衛生組合が主体でその辺の事業をやっているわけでないわけでございます。そういうような中で、事業をやっているおのおのの子供育成会等についても、やはり地域のボランティア活動、そういう意味で実施していると思うんです。そういうような中で、今年度の施政方針にもリサイクルの推進とかごみの軽量化というようなことをうたわれているわけでございます。そういう中で、非常に地域でたまっている、例えば春そういう収集といいますか、一冬ためたものを子供育成会で集めてこうするというようなことでもありまして、その辺の市のごみの収集もそういう面では大分助かっている面もあるんでないかなという点と、やはりそれらを資金として子供育成会の事業等へも何らかの貢献を今までもしているという中でございます。そういう中で、やはり学校給食等でもちょっと若干問題になったわけですが、要するにそういう実施団体の、せめて育成会の連合会、市にもあるわけですが、そういう三役の方たちと前もって知らせて、こういう方向でいきたいというようなやはり相談といいますか、協議とか、そういうのも必要でなかったのかなと私は思うんですが、来年度こういう方向にしたいというずばっと言う知らせではなく、前段そういうものが、やっぱりサービスが必要でないかなと思うんですが、その辺どうでしょうか。
〇委員長  市民生活課長。
〇市民生活課長  そういった本当に相談というのは欠けたかなとちょっと反省しますけれども、ただこの金属類を廃止した背景につきましては、ほとんどが農家の方たちの農機具とか、いわゆる目方のかかる部分が多かったわけです。これは、自己処理の責任問題の部分があるんですけども、それを子供会の方にまぜて出していただくという、子供会にとっては現金収入となってよかったと思いますけれども、本来ならば自己処理する部分がこっちの資源回収の方に回ってきたということで、本来の姿でないということの判断もあったわけなので、このような結果となりました。ただ、今後これと似たようなことがあるとすれば、さらに事前の話し合いはやっていきたいと思っております。
〇委員長  3番松木委員。
〇松木新一委員  ただいまの農機具類が多いという話ございましたけども、それだけでは私はないと思うんです。農機具だけ出すわけじゃなくて、各家庭からの小さい金属類、そういうものが非常に集まっていて、たまにそういう大きなもの、目方かかるものもあると思うんです。そういう中で、金属類一概にやめるんでなくて、やはりそういう大きな農機具類、そういうものがあれば、それらについては個人で処分してくださいというような対応をして、それ以外の家庭から出るような金属類については、やはり本来一緒に集めさせていただければいいのじゃないかなと。そして、そのほか段ボールといいますか、紙類とか瓶類、実際瓶類等についてもなかなか引き受け手がないというようなことも私も承知しています。そういう中で、金属類が今後しなくなるといえば、だんだん子供会としても逆に楽なわけで、集める、そういう作業がだんだん逆になくなっていってしまうんではないかなと。今現在週5日制で、やはり土、日とか休みの中でそういうボランティア的な活動進めている中で逆に逆行していって、そういう面でも縮小していってしまうんではないかなという面について私心配されますので、その辺もう一考していただけないのかなと思うところです。
〇委員長  市民生活課長。
〇市民生活課長  そういう形につきましては、資源回収が将来なくなった場合のことも想定してみたことがあります。というのは、むしろいわゆる地区、先ほど出ました不法投棄が結構あるものですから、そういったものの活動をもって子供たちの育成ができないのかという発想を持ったりしているところもあります。
  以上です。
〇委員長  3番松木委員。
〇松木新一委員  今不法投棄の話も出たわけですが、逆にそういう不法投棄が非常に懸念されるようなところもありますので、その辺については先ほどの13名の方に十二分にパトロールしていただいて、不法投棄の方がないようにお願いしたいと思います。
  今後その金属類ですが、やはり要望といたしまして、まず大きなものは別として、小さなものを何とか集められるような方向に御検討いただきたいと思います。要望ですので、以上です。
〇委員長  ほかにございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第5款労働費の100ページから103ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第6款農林産業費の102ページから117ページまでについて質疑ございませんか。
  2番長谷部委員。
〇長谷部俊一委員  1点お聞きしたいと思います。
  107ページの負担金補助及び交付金の関連でありますけれども、実は昨年12月の定例会の中で無登録の農薬の検査費の関連でありますけれども、答弁で市長は生産者、JA、行政が3分の1ずつというのがふさわしいんじゃないか、こういうふうな御答弁があったわけでありますけれども、非常に交付金の中を見ますと、3月の予算の中で、15年度予算の中でやるのかなと、こういうふうなことを思っていたわけですが、これは市長も入院中というようなこともあってかどうかわかりませんけども、この点についてどういうふうな議論がなされたのかお聞きしたいと思います。
  それから、もう一点、12月の補正の中で6,000万円ほど、四百数十万円の予算が補正でなったわけでありますけども、検査といいますか、無登録の被害の借り入れ状況、6月まであるようでありますけれども、どういうふうな状況になっているかお聞きしたいと思います。
〇委員長  市長。
〇市長  検体の件につきましては、かつてお互い3分の1くらいの負担でよろしいんじゃないかというふうなことを申し上げました。その方向でやるように指示もいたしました。しかしながら、農協さんの方がこれはできないということをはっきり言ってきました。いろいろ聞いてみますと、高畠が同じ農協管内でも全額町で持つので農協負担がないわけでありますから、ほかの自治体にだけ出すというのはうまくないんじゃないかと。そうなりますと、我々自治体でその3分の1出すのもまたおかしなものになるんじゃないかという議論が課内でいろいろあったようでございました。その結果、出さないようにしたと。それと、余り多くの要請も正直言ってないし、あと借入金等につきましては私承知していませんので、件数、その他については担当の農林課長の方から答弁をいたさせたいと思います。
  なお、その検体の分についても、補足あれば課長から詳しく答弁をいたさせます。
〇委員長  竹田農林課長。
〇農林課長  ただいまの御質問でありますが、2点目の果樹農家の経営安定資金の借り入れ状況だと思います。今現在9件で約1,300万円ほど申し込みになり、貸し付け決定となっております。あと、無登録農薬の検査料の補助でありますが、先ほど市長の方から申し上げましたように、JAさんとの、いわゆる農業者団体とのセットで支援するという基本的な形を踏襲いたしましたので、他市町の状況ももちろんございますが、当市といたしましてはJAさんの対応に準ずるような形でこのたびの状況になったということであります。
  置賜管内でありますが、高畠は全額町負担でやりましたので、そのほかの市町は何もございません。県内の状況ですが、東根市では農協の義務負担も添えて3分の1だったと思いますが、措置をしたようであります。また、山形市では一律5,000円というふうな状況で、今のところ東根、山形、高畠のみの支援状況となっております。
  以上です。
〇委員長  2番長谷部委員。
〇長谷部俊一委員  ただいまいろいろお聞きしたわけですが、その中で非常に山形県の中でも、果実の占める所得割ですが、20%という平均になります。ところが、この当南陽市は果実の中でも40%収入が占めると、こういうふうな非常に置賜でもフルーツの一番多いんではないかなと、こういうふうな中でありますが、検査料については650万円ほどかかっているようであります。それで、非常に今税申告も間もなく終わろうとしておりますけれども、JAの調査では35%、8月下旬から12月から、またラフランスなどは1月、2月販売と、こういうふうに非常におくれているわけですが、この35%というような結果が非常に所得が減少したと、こういうふうな当南陽市については無登録農薬を使用したのは1軒だけというふうなことにもかかわらず非常に厳しいわけですが、先ほど市長がさほど要望も出ていないと、こういうふうなお話でありますが、昨年の11月にJA並びに南陽市の青果の代表3人で要望をいたしておるというふうなことでありますけれども、この辺を再検討はどうかということについて。それから、今非常に報道関係で出ていますけれども、野菜関係にも普及しながら、キュウリの関係、あるいは県段階の中で今年度3年間につきましては検査を継続しながら進めていきたい、こういうふうな報道もあるわけでありますが、今後のこういった対応をどのように考えているのか、ひとつ答弁も含めてお聞きしたいと思います。
〇委員長  市長。
〇市長  要望書確かにいただきました。長谷部委員、JAと生産者ということなんですが、JAそのものが負担しませんよということでありますから、その要望そのものが我々にすれば何かへんてこな要望書になっているのかなと。自分のところは出さないで、ほかに出せ出せと言っているような形の中では、なかなか農業、行政が一体となって進もうというときにちょっとおかしいのかなと、こう思っております。
  あと、野菜等の風評被害含めて、委員御指摘のとおりの状況でありましたが、どうにか落ちつきつつあるなというふうには思います。しかしながら、非常に厳しい農業経営の中であのような不幸なことがあったということはすごく遺憾に、あるいは残念に思うわけでありまして、本年度、15年度、どういう形でそういう事故の起きないような、あるいはそういうことのないような、そして農業行政が安定していくために御意見をいただきながらきちっとやっぱり対応していく必要があるんだろうと。そのために、やっぱりどこでも食の安全というようなことで、我々も地産地消というものを進めているわけでありますから、市内の生産農家から果樹、あるいは野菜類、米等を含めたものが安全なものでなければいかんなと、こんな思いでいるところでございます。
  なお、答弁とそこの分については農林課長の方から答弁いたさせます。
〇委員長  農林課長。
〇農林課長  それでは、先ほどございましたキュウリ、いわゆる野菜関係の分析の事業について概要だけ御説明を申し上げたいというふうに思います。
  御質問にもありましたように、キュウリの土壌検査については昨年から12月から実施されております。キュウリの中でもハウス栽培、それからトンネル栽培を中心に調査を進めておりまして、その時点で今のところ基準以上の土壌残留分が検出されたのは30%ぐらいです、件数の。そんなところでございまして、今現在3月に入りまして、さらに露地栽培について今調査中であります。結構県内の新聞報道によりますと、状況から見ても相当の件数が残留として出ているという実績もございますので、県の対応といたしまして次年度からキュウリの全品に対する箇所区分の検査体制も考えているようでありますし、キュウリ以外のサクランボ、それからリンゴも含めまして9品目につきまして、生産者のいわゆる組合20戸くらいを1単位といたしまして出荷集団をつくっていただいて、その中から1検体だけ出していただいて、サンプルをとって検査をして市場に流すという仕組みも今県の方で考えているようであります。そんなことで、キュウリに限らず、今後野菜全般について出荷前の事前検査体制、今現在県の方で進めておりますので、その動向に沿って私どももこの安全な農業、農産物の生産を推進してまいりたいというふうに考えております。
  以上です。
〇委員長  2番長谷部委員。
〇長谷部俊一委員  ただいまいろいろお聞きしたわけですけども、非常に南陽市の基本産業である農業、例えば検査料が650万円かかっており、非常にその3分の1といえば200万円ちょっとと、こういうことで、額的には1人当たり三千数百円となるわけですが、またひとつ今後、今課長さんから話ありましたように、今後の方向に努力したいということでありますから、今後行政が非常に農業面にも力を入れているというふうなひとつの見舞金というふうな感じでなかろうかなというふうなことで思っていますので、これからも御尽力をお願いしたいと思います。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  106ページの農林水産に関連いたしまして農業振興費、県南漁業協同組合の負担金ということで6万円ほど計上されておりますが、どのような負担金なのか最初にお尋ねいたします。
〇委員長  竹田農林課長。
〇農林課長  県内漁協組合というのはつくられておりますが、その漁協組合の方々が毎年最上川に対して放流をなさっておりまして、いわゆる水産物の涵養といいますか、飼養といいますか、そういうふうな事業に取り組んでいらっしゃる状況にあります。あわせまして、この団体、その水産物、魚の飼養のほかに河川の清掃といいますか、そういうふうな環境面でも努力なさっているというふうな団体でございますので、その意味で農業支援、いわゆる農業にとって水利は非常に大事なものでありますので、その意味での支援費というような形で補助させていただいております。
  以上です。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  最上川にいろいろ放流をしているというような、それの負担金というふうなお話でありますが、今全国的に問題になっております外来種、例えばブラックバスとか、ブルーギルとか、こういった外来種がそういった日本古来からいるフナとか、コイとか、あるいはタナゴとか、あるいはその他のハヤとか、こういった稚魚を食べてしまうということで大分問題になっているようであります。御承知のように、例えば琵琶湖ではそこで生計している人たちが大変な目に遭っていると、こういうお話も聞いております。この南陽市を始め置賜管内には、大変釣りなどで渓流釣り、あるいはヘラブナ釣り、さまざまな日本古来の魚がいるわけですけども、こういった古来からある魚に対して影響があるのかないのかお聞きをしたいと思います。
〇委員長  竹田農林課長。
〇農林課長  先ほど申しました漁協組合の事業の中に漁業秩序の維持というふうな事業も含まれており、私この手元に資料ございませんが、そのような生態系を崩すような魚の駆除についても恐らくやっているんじゃないかと思います。なお、その関係については、その影響度など今後調べさせていただきまして、後ほど御報告させていただきたいと思いますので、御容赦願いたいと思います。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  私も去年の秋ですか、南陽市の河川、あるいはため池や沼、古川とかいろいろあるわけですけれども、花見町にも私のちょうど目の前に池あるわけですが、ここにヘラブナを放流して、釣りの愛好者たちが釣りをしているわけですけども、このブラックバスですか、この魚がやっぱり稚魚を、あそこ放流しているわけですから、食べるわけです。そこだけでなくて、やっぱり今どういう人たちかわかりませんが、いろいろな池に放しているというお話聞いているんです。それで、あそこのハイジアパークの上側に池ありますね、あそこ何ていうのだかちょっとわかりませんが、あそこに行ったらやっぱりブラックバスがいるんです。ですから、恐らく吉野川始め、いると思うんです。例えば南陽市には養魚業されている方もいると思うんですが、こういう方々には影響ないんですか。私わかりませんが、例えば養魚場に入ってそういった稚魚などを食べると、影響が出てくるということはないのかどうか。また、釣り愛好者などからいろいろ苦情が来ていないものかどうか、その辺どうでしょうか。
〇委員長  農林課長。
〇農林課長  この市役所付近にも養魚業の方、2軒ほどございますが、その話はまだ承っておりません。また、その他の釣りをなさっている方々からのお話もまだ耳にしてはおらない状況です。
〇委員長  市長。
〇市長  ブラックバス始め、池に入ってくるなんていうことはないんだな。人が放すんだよ。飛行機に乗って来るわけじゃないし。案外そういう面で皇居のお堀、かなり丁寧に環境庁でやられている皇居、余り出なかったね。でも、やっぱり悪意を持ってやられればこれは防ぎようがない。本当に防ぎようがないんです、悪意を持ってやろうという意識のもとにやれば。だから、我々も不法投棄以上にこれは厳しく監視をしたいと思ってもなかなか難しい課題であります。やっぱりブラックバス始め、そういう外国産の特に肉食的な魚が増えれば、やっぱり日本古来の魚が全滅してしまうという心配はしておるところです。幸い課長答弁したように、今コイの業者とか、フナとか、あるいは釣り人からもそういう苦情的なものがないのが救いなのかと思っておりますので、お互いPRしながら良識を持った魚釣りであってほしいし、やっぱり池の管理で川の管理であってほしいなと、こう願わざるを得ない心境であるということを申し添えておきたいと思います。
〇委員長  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  やっぱり今市長も課長もおっしゃったんですが、幸いにしてまだそういう影響は出ていないというようなお話ですが、もうかなり入っているとみなしてもいいと思うんです。ですから、関係者いるわけですから、やっぱり関係者と連絡をとりながら今の問題点やいろいろな情報を集めまして、ぜひ対応していただきたいと。これあっと思ったらもう広まってしまうわけですから、その辺ひとつ要望したいと思います。
  以上です。
〇委員長  6款農林水産業費についてございますか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第7款商工費の116ページから125ページまでについて質疑ございませんか。
  5番漆山鏗一委員。
〇漆山鏗一委員  125ページ、7款商工費、15節工事請負費350万円でございますけども、観光施設修繕工事とありますが、この内容等について若干御説明をお願いしたいと思います。
〇委員長  観光物産課長。
〇観光物産課長  お答え申し上げます。
  15節の工事費でございますが、ハイジアパークの施設関係の工事費でございます。
  以上でございます。
〇委員長  5番漆山鏗一委員。
〇漆山鏗一委員  ハイジアパークの看板の工事ということでございますけども、市内雪が消えたせいかいろいろ看板見てまいりますと、大分老朽化、はげている看板もございますので、その辺もひとつぜひ考慮の中に入れていただきたいと思いますことを御要望申し上げます。
〇委員長  2番長谷部委員。
〇長谷部俊一委員  123ページの映画制作支援費に関連して質問したいと思います。昨年アルカディアの映画もスポンサーなり、いろいろ事情があって、いま一年というふうな方向づけになったわけですが、市民の方々も本当に完成になるのかなというような声が非常に多く聞かれるわけですが、アルカディアの映画の完成の見通し並びにこの映画の進行状況といいますか、その辺室長の方からお願いします。
〇委員長  アルカディア映画支援室長、渡部室長。
〇アルカディア映画支援室長  お答えいたします。
  映画の方の進捗状況でございますが、御承知のように非常に当初の計画では去年の4月から始まりまして、今年の今ごろは一般公開になっているというふうな予定でございましたが、途中はいろんな経過がありまして、スポンサーの降板という大きな問題がありまして、1年おくれるというふうな状況になってございます。
  今の撮影の方の状況でございますが、137シーン、場面があるんですが、そのうち77シーンの撮影が終了しております。大体56.2%が撮影終了というふうな状況でございます。それで、残りの方の約半分ぐらいまだ撮影が残っておりますので、3月の下旬か、あるいは4月の上旬にもしかすると入るかもしれませんが、川西の方の大舟というところで撮影を再開するというふうな予定になっておりまして、雪の状況によって若干おくれたりする予定もありますけども、今のところ3月下旬から撮影再開というふうな予定でございます。その後夏の場面、それから秋の場面も撮るというようなことで、大体9月いっぱいぐらいまで撮影がかかるというようなことで、その後編集作業等がありまして、大体12月に完成したいというふうな制作者側の意向でございます。なお、その後県内の先行上映会を1月、2月に開催して、全国公開はその後というふうなスケジュールで今進んでいるというふうな状況でございます。
  以上でございます。
〇委員長  2番長谷部委員。
〇長谷部俊一委員  約56%ということで半分近く残っているということでありますけれども、非常に今回高畠町なり県、南陽市でもありますが、JAの方でも数百万円出すような計画も聞いておりますけれども、これから半分近くが残っていると。ただ、うわさでありますが、非常に南陽市内の宿泊、弁当代、いろいろ出演者見ましても非常に未払いの話も聞こえるわけでありますが、本当にこれ一番心配なのは12月完成の予定と、こういうことでありますが、この予定に沿って本当にできてほしいと、こう願うわけでありますが、非常に室長としてその辺どのように把握しておりますか。
〇委員長  アルカディア映画支援室、渡部室長。
〇アルカディア映画支援室長  お答えいたします。
  映画の方の経費は約1億5,000万円かかるというふうな予定でございます。そのうち南陽市の補助金を始め、県なり国の方の文化庁の助成金等を含めまして、大体3分の1の4,550万円ほどを見込んでおるというようなことでございまして、委員御指摘のように15年度は山形県の方から1,000万円、それから高畠町さんの方から250万円の財政支援をいただくというふうな予定になっております。
  それから、あと残りの約1億円が足りないわけでございますが、その部分については総務省の外郭団体の方から約2,000万円を出していただけるというふうな予定になっておるようでございます。残りの方の、あとJAさんの方からも250万円ほど14年度で助成をいただいておりますので、約8,000万円ちょっとぐらい不足しているというふうな予定でございますが、制作者側の方でその辺は今後、今現在も新しいスポンサーが降板したものですから、新しい出資者を募っているというふうな状況でございます。
  なお、4月になってからでございますが、県の方、高畠町さんも支援をしていただけるというようなことになりましたので、新たに映画アルカディア制作上映支援実行委員会というふうなものを全県的な組織を立ち上げて運動を展開していくというふうなことに計画をしております。その中でも前売り券なんかも販売しながら、そちらの方で四、五千万円ぐらい上げていきたいというふうなことで今準備を進めているというふうな状況でございます。非常に財政状況が厳しいものですから、出資者の方の募集の方もそう簡単にスムーズにはいっていない部分もあるようでございますが、予定どおり15年の12月までには完成できるだろうというふうな見込みでおるところでございます。
〇委員長  2番長谷部委員。
〇長谷部俊一委員  非常に厳しい情勢だというふうなことで、非常にスポンサーもなかなか行政のみと、こういうことでありますけども、12月完成目指して、前にありましたように非常に心配されるのは旧宮内高等学校のような、ああいうふうな方向だけはならないような方向で、ひとつぜひ無事完成に向かって頑張ってもらいたいなと思います。
〇委員長  21番岩井一敏委員。
〇岩井一敏委員  119ページの宮内の農協倉庫群の問題で、市長からは一般質問の中で一定程度態度的なものは出されたわけですけれども、特に双松まちづくり委員会の中に地区の議員の方も末席に役員となっているんですけれども、市長の方からボランティア的なもの、さらにはNPO問題もちょっと発言があったわけですけれども、今後の問題として管理運営の、非常に双松まちづくりの委員それぞれやる気のあるメンバーがそろっておりますので、ぜひそういう意味では今後その委員のメンバーとじっくり話し合いをして、その管理運営もぜひ移行していくような体制にしていくべきではないかというふうに感じておるところですので、その辺市長はどう考えているのかお聞かせください。
〇委員長  市長。
〇市長  ごもっともなお話でございまして、ぜひそのように管理運営していただかないと、すべて行政でということでは事が進まない。やはり協働のまちづくりの一環として、管理運営は地域で御努力をいただきたいと、こう思います。そして、図面的にも出てまいりましたので、20日の全協の中で全議員に第2、第3の倉庫ですか、その辺の御提示ができるものと思いますので、十二分に御検討いただきながら、今までいろんな要望を取り入れた図面になったと思います。特に2号館なんていうのは本当は展示場だけだったんですが、かなりのスペースを割きながら展示場以外にも利活用できるように、3号館、大きいところはコンサートというようなことで、400人ちょっとぐらい入れるような配慮もさせていただきましたし、2号館の和室も十二分に2階確保できるような設計変更もさせていただきましたから、岩井委員御指摘のとおり、管理運営はできるだけやっぱり地域で頑張ってやっていただきたい。特に近くの旭町なども外回りの木々とか草掃除とか、そういうところは我々でやろうという大変ありがたい申し出もあるようでございますから、行政と地域が一体となってやっぱり協働のまちづくりを目指しながら、お互いが頑張っていけばいいものになるだろうと、このように思いますので、よろしく議員の方からも御指導いただければと思います。
  以上です。
〇委員長  ほかにありませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第8款土木費の124ページから135ページについて質疑ございませんか。
  13番伊藤委員。
〇伊藤俊美委員  135ページ、19節負担金補助及び交付金の住宅建設資金融資斡旋利子補給金についてですけども、お尋ねしますけども、この件については建設常任委員会の方でも説明をいただきました。しかし、私はこの問題は大事な市にとっても重要な課題だなと思っておりますので、ほかの議員の方はだれも知らないというようなことでありますので、もう一度お聞きをしたいと。みんなに聞いていただいて、御支援、御協力いただきたいと思っておりますので、もう一度お聞きしたいと思います。
  それでは3点ほど。まず、この事業が14年度、今年度で終了するというようなことでありますけども、なぜやめるのか、まずその1点。
  2点目に、始めてから5年たったわけでありますけども、その間に融資、建設資金に利用したのは幾らだったのか。
  3点目に、5年間で何人の方が申し込んで、何人の方が利用されたのか、まずお聞きをしたいと思います。
〇委員長  安彦都市整備課長。
〇都市整備課長  先日の常任委員会の中でも御説明を申し上げましたが、本日はちょっと新たな資料で、最新の資料で御説明をしたいと思います。
  今委員からありましたように、南陽市住宅建設資金融資斡旋については平成10年から始めております。平成14年度までで5期に分けて実施してまいりました。まず、このたび平成15年度で打ち切る理由ですけども、平成10年から5年を迎えたということで一定程度の区切りをつけるという意味もございます。それから、融資実行額の総額を見ますと10億円を既に上回ったという段階でございますので、その点も一つの理由として考えております。
  それから、現在までの融資額ですが、融資実行額としては約10億270万円ほどになっております。
  それから、融資の実行件数としては、5年間で515件の融資を実行してきたところです。
  以上です。
〇委員長  13番伊藤委員。
〇伊藤俊美委員  やめる理由が区切りがついたからやめるということですけども、これはちょっと納得がいきません。また、10億円以上の金が市内で動いたわけであります。そういう意味で、この間の建設常任委員会の中では利子補給が大変だからというような理由もありました。確かに利子補給も大変だと思いますけども、私考えてみますと、この事業は荒井市長誕生とともに発足した事業でありまして、これは本当に荒井市長の画期的な決断、アイデアのもとに、本当に今の世の中不況が続きまして、何も明るい見通しも一つもないというようなときに、市内の業者、市民の方々に荒井市長のこの決断によって一筋の光が光ったような、そういう気持ちだったということで、これは市民の方々にとってはすばらしいということで、今やもう隣の県、市町村でも荒井市長の名が全国的なレベルになっていることは間違いないわけであります。私のところにも、ほかの県の方からもどういう市長なんだというような、こんなすばらしいアイデアを出す市長だということで、そのような問い合わせも来ておるようなすばらしい私は事業だと思っております。そういうのを区切りがついたから廃止するんだというようなことでは、到底市内の業者から、市民から見れば、こんな残念なことはないと。泣いている人もいるんじゃないかとまで思われるわけです。
  そういう意味で、利子補給、恐らく財政の面から中止したんじゃないのかなと確かに思いますけども、それではここでひとつお聞きしますけども、税務課でもなんでもいいんですけども、10億円の金が、まず年間2億円ぐらいの金が出回っているわけです。そうした場合、利子補給が十分補っていることと思いますけども、10億円分の税収というとどのくらいの税収になって、大体利子補給のあれでいくとどのぐらいの差が出るのか、ちょっとその点わかりますか。10億円の税収というのはどのくらいになるのですか。必ず10億円の金が南陽市に出回れば、税収も上がってくるわけです。申告しなきゃだめなわけですから。そうした場合、利子補給の10億円の金の税収というのは必ず上がっているわけです。だから、そういうふうなので利子補給が大変だということでしたので、どのくらいの、当然埋め合わせはなっていると思うんです。そこわからないかな。
〇委員長  13番伊藤委員、質問を継続してください。
〇伊藤俊美委員  じゃ、税務課長にお尋ねします。だから、利子補給が今まで何ぼいったのか。そして、そのため10億円分の利子補給したと思うんです、5年間で。そうすると、10億円の金の税収が上がっているわけです。必ず上がって、あらゆる業者にいっているわけです。八百屋さんであろうが、魚屋さんであろうが、そこまでみんないっているんです。
〇委員長  経済効果ですか。
〇伊藤俊美委員  もちろんそうです。だから、大体わかるんです。10億円の金と利子補給の金と、その差額が、利子補給のばかり見ているとうまくないんです。
〇委員長  微妙な質問ですので、総務部長。
〇総務部長  10億何がしの融資があったわけなんですけども、これ例えば1事業者が10億何がしの請負をしているとすれば税額も推計できます。ただ、それがそれぞれ全部の業者、その金で請け負ったとしても税額が出ない事業者もございますし、出る事業者もございます。そんなことで、税金が幾らだということにはちょっと推計できない問題だろうというふうに思います。なお、経済効果としては10億何がしが建設事業者に回ったということでございますから、それなりの需要が喚起されたということになるかと思います。
  以上です。
〇委員長  13番伊藤委員。
〇伊藤俊美委員  だから、10億円の金は南陽市内の中であらゆるところにいっているんですよということは間違いないべ、これは。だから、その効果が利子補給で大変だということ、利子補給十分に補っているんじゃないのかということで、そのためにやめるという理由だったらちょっと納得がいかないということなんです。ですから、経済効果なんか、こんな今の世の中何にも明るい経済効果はないわけです。南陽市なんか特にないわけです。もう明るい見通しなんて何もないわけですから、今の状態見ると。世の中の人、市民の人から考えれば、失業者だって1,000人以上にもなっているわけで、本当に失業者見たとき、市民の目線に立って見れば必ずそういう人がいっぱいいる。だから、そういうためにもこれから下水道事業とか、いろんなものが普及にこれからなります。また、トイレを直したりとか、洗面所を直したりとか、いろんな方が大分おられるようであります。そういう意味から解しましても、これほどの経済効果はないと思うんですけども、市長にお聞きしますけども、何とかこれを継続していただいて、もし大変だとなったらその条件面とか、そういうものも改善しても十分いいと思う。何か問題のこういうことがあるんだとちょっとお聞きしたんですけども、そういうことを改善してもらっても続けるべきだと思います。隣の市町村でも、これからやりたいというそういうときに元祖である我が市がやめたなんて言ったら、それこそ全国にも名前が広がっている荒井市長の名がけがされちゃ困るので、どうか市長、その点について何とか継続に向けてお願いしたいということであります。
〇委員長  ただいま伊藤委員の質問中でありますが、ここで暫時休憩とします。再開を2時5分といたします。
    午後 1時50分  休  憩
                   
    午後 2時05分  再  開
〇委員長  再開いたします。
  休憩前の伊藤委員の質問に対して答弁を求めます。
  市長。
〇市長  伊藤委員の言われることももっともであります。本来廃止しないで継続的にやれば問題ないんでしょうが、いろんな財政面とか、そういうものを勘案すれば、これから7年のスパンの中で利子補給をしていかなきゃならない。世の中御案内のとおり非常に目まぐるしく動いておりまして、いろんな負担増も出てまいりますし、一般質問の中でも申し上げた経緯あるかと思いますが、できるだけこういう経済状況下でありまして、市民の皆さんも非常に御苦労いただいておりますから、保育園料とか、児童館の使用料とか、そういうものも抑えて値上げしないでやっていかなきゃならない。ただ、歳入の中の縛りもありますから、じゃ、どういう面をある程度抑えて、そういう値上げをしないで市民の負託にこたえていくか。やはり言うなれば少子高齢化が大きな課題でありますから、少子化のためにはそういう使用料等を抑えなきゃならないだろうと、これは申し上げた経緯ございます。住宅も300万円という形で5年で最初スタートしましたが、銀行あたりに私も年2回ぐらい回りますが、いろいろ話聞きますと、借りることないような人がほとんど借りているという話も多いのも実態であります。というのは、利子補給は市でやりますが、返済するのはあくまでも借りた本人でありますから、金融機関も返済の危ないような予想される方には融資いたしません。そういう意味で、この制度5年間やってきて非常にプラスになった面もありますが、反面なるほど反省しなきゃならないなという一面もありましたから、今回一応14年で5年間で打ち切りをさせていただきながら、これからの推移を見ながら、どのような形の中でまた新たな課題が出てくれば取り組めるか、そんなふうに思っております。
  率先していろんな施策をやらせていただきました。すくすくサポートもしかりです。これも南陽市が先頭を切って3人以上の子にはやっておりますし、現況でも続けておりますし、乳幼児の就学前までの医療費も、これも全額持っておりますのも県内ではうちとほかに1カ所あるかないかでありますし、そのほか学童保育もこれほど充実している市町村はほかにないだろうと、こんなふうにも思いますし、やっぱり需要と供給のバランス、供給というのは歳入面、需要というのは出ていく面をやっぱりいかに公平に、そして効率的にやるかという判断のもとに本年度から廃止ということでありますが、いろんなことを考えながら、当分の財政状況の動きをにらみながら、あとは7年間これ利子補給は多少減っていきますが、残るという課題もあることも御理解をいただければと、こんなふうに申し上げ、答弁といたします。
〇委員長  13番伊藤委員。
〇伊藤俊美委員  大変がっかりしたんですけども、たかが2,000万円前後の利子です。だから、それを経済効果を考えれば、市民の人にとってはこんな残念なことないと思うんです。何でかというと、例えば銀行で貸さないと言えば借りられないわけでありますけども、だけれどもかなり銀行の方でも少しでも市民を救っていくんだというようなことで、かなり緩やかに、市長さんも前も一般質問でお願いしたとおり緩やかになっております。そういう意味で、何とか助けていこうということしたら、銀行の方でも何でやめるんだと、こんないい制度を何でやめるんだろうと、そうすると我々にもやっぱり聞かれるわけです。そうしたとき、やっぱり3万7,000の市民を考えていくのが市の行政であって、たかが2,000万円前後の利子補給ができないからかなりの人を泣かすんだというような、やっぱりそういうことじゃ経済効果なんてまるっきりなくなる。下水道事業にしても、下水道を入れられなくて困っている人もかなりいるとお聞きしますけども、やはりこの制度があるためにできるんだという助かっている方もかなりいるわけです。ですから、さっき市長が言ったとおり、金持ちが優遇されるんだというような状態だったら、条件面を変えればいいと思うんだ。だから、その300万円を200万円にするとか、100万円にするとか、今まで300万円だったけども今年から200万円にしますよとか、そういう方法とか、やはり所得制限をするとか、そうやってあとは銀行に任せればいいんです。そうすれば市民の方も納得すると思うんです。ですから、今の世の中何の本当に明るい見通しはないわけです。失業者も1,000人もいるわけなので、そういう方にとっても何とかこの制度だけは残しておいていただければ、市民の業者も経済効果にとってはこんなにうれしいことはないと思うんです。とにかく業者が請け負って仕事をすれば、その金が全部市民の市税にもなってくると同じように市民のために潤うんです。飲み屋さんでもみんな同じ。だから、そういう意味で何とか市長、条件面を考慮して続けていただけないでしょうか。議員の人も許してくれるまで御協力いただいて、市長に何とかもう一遍関連質問していただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇委員長  市長。
〇市長  伊藤委員、たかが2,000万円という言葉使われますが、我々は経常収支でも10%切ろうと血の出る努力をしているんです。それで2,000万円なんてならないんです。我々財政をあずかる者として、市民にサービスする者として、2,000万円というのはかなりの金額であるということは御理解をいただかないと困ります。たかが2,000万円という質問のあり方、139億3,500万円から見る2,000万円じゃないということも御理解をいただきたい。それと、下水道はまた違う。下水道のこれもやっぱり無利息で制度があります。今言っているのは、あくまでも住宅のリフォーム等にかかわる300万円、これ100万円ぐらいしたって意味がありません。恐らくないでしょう。そういう意味で、今までやってきた経緯の中でもう少し、5年やりましたから、そしていろんな調査もやらせていただきましたし、銀行では続けろと、当然でしょう、市で間違いなく利子補給するわけですから。でも、もう少し原点に返って、やらなきゃならないものはいろんな事業でやっているわけでありますから、それを見きわめながら、改めてまたやっぱり必要なんだなという判断をしなきゃならない時期にはそういう判断をしながら、条件整備をしながらやったらいいんじゃないのかなと、私はこんなふうに思っておるところでございますので、御理解を賜りたいと思います。
〇委員長  13番伊藤委員。
〇伊藤俊美委員  いや、今たかが2,000万円と言ったのは申しわけなかったんですけども、そういう意味で言ったわけではありません、市長。たかが2,000万円と、その経済効果とその税収上がる金を比べれば2,000万円という、例えば当初で出すわけですから、そういう考慮すればと思ってまず言っただけの話でありますから、とにかく2,000万円がたかがはした金と、とんでもない話、そんなこと言われる筋合いでもないし、これはできません、そんなこと。確かにすばらしい金額です。ただ、経済効果と、それから上がる税収にかんがみればそうじゃないのかなと、そう思ったんですから、市長、誤解なさらないようによろしくお願いいたします。
〇委員長  市長。
〇市長  税収の効果というのは、正直言って300万円、1カ所で10億円とか、あるいは何千万円の事業じゃありませんから、もう業者たくさんにばらまいておりますから、その税収の効果というのは余りないと思います。ただ、市内のそういう仕事をすることによって5年で10億円、年間にすれば2億円ぐらいの、これがねらいでありました、経済効果の活性化と。そういう意味ではあったろうと、こういうふうに思いますし、これからもやっぱりいろんな面で企業中心に、あるいは商店街の活性化なんかも考えているわけでありますから、もう少し条件等を見きわめるということで、必要あらばまた、ただ15年度は難しい課題ですよということで御理解をいただきたいと思います。
〇委員長  5番漆山委員。
〇漆山鏗一委員  ただいまの伊藤委員のことに若干関連します。つまり市長おっしゃるのは痛いほどわかります。私一言申し上げたいのは、借り手側は確かにそうでありますが、その制度があることをきっかけにして、じゃ、リフォームに踏み込むかと、やってみるかという事例も二、三聞いております。それから、昨今老舗の材木店が閉鎖なさったり、あるいはそういった建築関係の本当にマイナスの話ばっかり耳にします。そういったことで、さっき市長おっしゃいましたように、景気浮揚の意味もありますし、業者育成、その部分からも何とか継続していただきたいというのが私の気持ちでございますので、御要望申し上げておきます。
〇委員長  市長。
〇市長  材木店は閉鎖してございません。しにせの製材所が閉鎖したというふうに聞いておりまして、材木店は継続してございますから。これは間違えないようにしておかないと、相手もあることですから、やっぱり議会の場でありますからしっかりした質問をしてほしい、こう思います。
〇委員長  5番。
〇漆山鏗一委員  訂正します。しにせの製材所であります。
〇委員長  ほかに質疑ございますか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第9款消防費の134ページから141ページまでについて質疑ございませんか。
  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  第9款の消防費に関連して御質問しますが、現在救急救命士は年々充実されてきていると思います。それで、計画ありますね、救急救命士の養成の年度計画あるんですが、今現在その計画に沿ってどういう状況に配置がなされているのか、また今後の養成していく方向性、見通しといいますか、その辺が一つです。
  あと、もう一点ですが、置賜公立総合病院を建設するに当たって、一時広域消防体制の問題が議論になったときがあったはずでありますけども、この問題については市長の方がいいですか、どういうその後経過になっておられるのか。合併問題なども非常に関連する問題だというふうに思いますが、それは直接でなくても、広域問題というのは考え方によってはやれる問題だというふうに思いますけども、その件については市長の方からお聞かせいただきたいと思います。まず、この2点だけお願いします。
〇委員長  市長。
〇市長  広域消防について私から、あと救急救命士、私もわかりますが、せっかく消防長指名でありますから、消防長の方に答弁をさせます。
  広域消防をつくろうということで、地方事務所、当時、今の総合支庁を主役に我々2市2町首長会議を南陽の市長公室でやらせていただきました。そのときは賛成ということで、2市2町の首長は了解いたしました。しかし、おのおのの消防本部で持ち帰り、検討した結果、米沢の消防署本部の方から広域消防はできませんというお断りの連絡がありましたから、その後立ち消えになっている状況下であります。米沢抜いて、南陽、川西、高畠ということも視野にはあったんですが、その後今度こういう広域合併の話なんか等も出てきましたので、今の段階では広域消防化の話は立ち消えになったというふうに理解をいただいて結構かと思います。
  以上です。
〇委員長  後藤勇吉消防長。
〇消防長  救急救命士の養成関係だと思いますが、計画的には6名という形で終了してございます。ただし、今の救急車を今度更新する時期が来ます。それが今のところ平成17年度を予定してございます。それに向かいまして、今2名ほどそれらに向けた養成をしていかなければならないという計画を持っているところでございます。
〇委員長  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  この一つの広域消防体制の関係の問題なんですが、例えば広域消防にすればどういうメリットが出てくるかと、私もちょっとわかりません、その辺は。例えばなくとも協力体制でやれるんだろうか。例えば一つの火災が起きたという場合には、近隣市町村からの応援とかというのも恐らくあると思います。そういう点で、どうしてもメリット的には本当に十分にあるんだということなのか、それとも、いや、それは別に大したことないんだけれども、お互いに協力体制すればできるから、ぜひともしなくともいいのかなという、その辺のとらえ方、ちょっと市長としての考え方、もしあればお聞かせいただきたいというふうに思います。
  あと、今の救急救命士の養成の関係、今後養成2名ほど検討していくということのようですけども、今置賜広域病院と南陽病院ありますね。患者から救急車の出動の要請あった場合については、ほとんど今まで置賜広域病院に運んでいくというふうな状況だと思います。最近南陽の病院の医師の体制もある程度充実されてきたということで、必要によっては少し救急的なものも受け入れますよというようなお話も聞いておりますが、その辺のところについては現在のところについて救急車の出動の関係でどのような南陽病院の方にも受け入れ態勢が来ているのかどうか、その辺と、あと今後の問題点などがあればちょっとつかんでいるところお聞かせいただきたいというように思います。
〇委員長  市長。
〇市長  広域消防でメリットというのは、本部が一つになりますから、消防職員の数が減るということはあると思います。しかしながら、デメリットも、やっぱり地域をきちっと知らない人事配置というのは非常にやりづらい面もありますし、総体的に消防職員が大幅に減るというふうなことはないだろうと、こう思います。
  それから、今現状でも十分一山火災のときもそうでしたが、市長の要請あれば、山形市南の消防本部に要請をすれば応援に駆けつけていただけます。あのときも山形、上山始め置賜全市から、小国はどうだったのかな、全部応援をいただきながら対処させていただいた経緯があります。メリットもあれば、必ずデメリットもあるわけでございまして、何か西置賜、今長井1市3町でしょうか、やっておるようですが、いい面も悪い面も不都合な面もあるというふうにお聞きしておるところでございます。
〇委員長  後藤消防長。
〇消防長  搬送の方法ですけども、置賜救急救命センターの方と協定を結んでいるという関係でありまして、今南陽病院の関係のお話ありましたけども、それはうちの方に正式に受け入れ態勢が間に合うとか、やるとかという話は聞いてございません。
〇委員長  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  今の市長の広域消防体制の問題については、メリットもデメリットもあると、両方、というお話ですから、私もそのとおりじゃないかなというように思います。ですと、このように理解していいですか。今後例えば市町村合併というものの議題が出てくるとすれば、その方向での議論というのが出てくると思いますけども、それ以外のことであるとすれば現状のままで進んでいくというふうに理解していいでしょうか。
〇委員長  市長。
〇市長  そのように御理解いただいて結構です。私も消防定数51名に早くしたいというようなことで、市長になってから消防職員等の採用を積極的にやっております。恐らく本来は15年度で定数に達する予定でしたが、定年前におやめになる方もいますから、結果的には51名の定数にはならなかったわけなんですが、合併以外に広域消防化をするという気持ちは今のところ毛頭持ってございません。結構でございます、そのように御理解いただいて。
〇委員長  ほかにありませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第10款教育費の140ページから175ページまでについて質疑ございませんか。
  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  第10款教育費に関連してお聞きいたしますけども、それぞれ全体に学校給食にかかわる問題ですので、146ページからの関係になると思います。これまでの経過もいろいろお話をさせていただきましたけども、最終的に12月の予算委員会の中で市長の方からの最終的な考え方を述べられました。一定の問題点もあって、反省の点もあったということもあって、やったわけです。その後いろいろとさらに私たちもこの問題についての調査などもやってきましたけども、最終的に3月の4日ですか、労使の合意もあったということで、私は大変よかったなと、こういうふうに思っています。これまでのいろんな経過がございましたけども、私もこの経過のことについては再度言うつもりはございません。それで、一つは自治労の件を含めての合意をなされたということですけども、その内容についてどういう形での合意がなされて妥協が図られたのかについてお聞かせをいただきたいものだなというように思います。これは、最終的には総務部長になるでしょうか、その辺のところについて私はわかりませんが。
  あともう一点、特に今後の学校給食を進めるに当たっての問題点として地産地消の推進の問題です。これまでどおり変わらなく進めていくという学校全体の問題もあります。また、赤小もそういう形で進めていくということの答弁あったわけなんですが、最近この地産地消の推進の関係で学校の給食関係、また保育園の給食関係などについて小さなところは大分進んできているんです。ただ、大規模な学校、特に赤湯小学校や宮内小学校でつくっている給食が一番大きいだろうと思いますけども、こういったところでの地産地消というものの地元産をどのように今後さらに利用拡大を進めていく考えなのか。また、その一定の目標というものを持っていくべきなのではないかなということがひとつあります。その辺についての一つと。
  あと、もう一点、最近今年度の新年度事業から農林水産省の方で地域の食文化を生かしていくという、この学校教育の関係の中でも。地元産へのそういう特別なものについて、それを利用して、給食を利用したりいろいろするについて補助金を出すという制度が出てまいりました、農林水産省の方で。こういうことも活用しながら私は進めていってほしいなというふうに思いますけども、この辺の問題についてどのようにお考えになっておられるのか、お聞かせをいただきたいというように思います。
〇委員長  市長。
〇市長  どういう合意かということでございますが、文書の方を県の自治労本部の方で書いて持ってきてくださいということを言っております。まだ私見てございませんが、要請は何点かありましたが、お断りした面もあります。例えば何とか実施時期を二、三カ月延ばしてもらえないかとか、そういうのはもういろんな事情でできませんよと、それは了解いただきました。ただ、そのとらえ方として、来年を今度は宮小やるみたいな話の中で言い方ありましたが、我々そんなことは毛頭考えておりませんということを申し上げましたし、やはりこれからは委託するもっと以前に十二分に組合との話し合いはさせていただきたいものだなと。ただ、勤務上等の変更でありませんよということはきちっと申し上げておりました。定年まで頑張ってほしいということも言っておりますし、途中で任用がえもしないということもはっきり申し上げた経緯がございますし、やはりそれらを見ながらどの時点で、やるとなれば給食室、調理室なんかも大幅な整備をしなければできない課題もあるわけでありますから、どうぞ御心配なくというようなことで話をさせていただきました。
  なお、もう少し詳細については総務部長の御指名であるようでございますから、部長の方から答弁をいたさせたいと思います。
  あと、地産地消、これは従前と変わらず、やっぱり献立つくるのは勝手に我々がやるわけでございませんで、管理栄養士が1カ月のスパンの中できちっと献立を考えてやっておりますから、献立、あるいは仕入れ関係も従前と何ら変わらないわけでありますから、ただ地産地消を推進していこうという考え方は、これは農業委員会あたりからも要望書をいただいて、できるものからやろうと。産地、リンゴあたりが一番地産地消の成果上がっているようですが、そういう違いもあるわけなんですが、できるだけ先ほど長谷部委員から議論いただいたようなことも含めて、安全なやっぱり食品を児童に供給するということも大事なことでありますから、努力を積み重ねていきたいと思います。
  あと、農林サイドの補助については私承知していませんので、担当の教育委員会の柴田次長の方から答弁をいたさせたいと思います。
  以上です。
〇委員長  大場総務部長。
〇総務部長  自治労県本部との合意内容でございますけれども、3点ございます。なお、文章表現上いろいろございまして、まだ合意は取り交わしておりません。議会終了後に取り交わすと。なお、内容的には合意しておりますので、お話し申し上げますと、1点については、労使の課題がある場合十分話し合いをしていくということが1点でございます。それから、2点目については、これがちょっと文章表現上まだやりとりしなくてはならない部分ですけども、今後学校給食を赤小同様、民間委託する場合には十分話をするというふうなことではあるんですけども、話の中ではそういうことになっています。ただ、文章表現を見ますと、合意をしなければだめなんだというふうなことで、今後それは話を詰めてまいります。
  3点目については、食中毒、いわゆる衛生管理上、経常的に問題がある場合はその業者を排除するといいますか、他に移すというふうな点でございます。これについても、当初組合では食中毒が出た場合には直ちに業者の責任だというふうな言い方しておりましたけれども、食中毒については受託業者だけの責任でなくて、材料の問題とか調査しなければ、どの部分で起きたかということがわかりませんので、経常的に衛生管理が悪いというふうな場合は考えるというふうな内容になります。
  なお、技術提案等も私も見させていただきますと、衛生管理については我々が想像もできないようなマニュアルでやっているというふうなことで、多分経常的に衛生管理がだらしないというふうなことはないというふうには思っていますけども、合意事項3点については以上のようなことでございます。
〇委員長  柴田教育次長。
〇教育次長  農林水産省の補助制度でございますが、これはまだ正式には入ってございません。15年度の事業として考えたいというような情報がございます。それについては、地産地消を進める立場から、どういう例に補助するかというような具体的なものはございませんが、半額補助をしたいと。また、そういうようなボランティアの方が学校で講演とか、そういうお手伝いをした場合に2分の1の交通費的なものを補助したいというような意向については情報としてはございますが、具体的なものについては15年度になってからということでございますので、できるだけ教育委員会としてもそういうものを利用いたしまして、地産地消を今後積極的に進めてまいりたいと考えてございます。
〇委員長  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  大変いろいろと議論なされ、また問題としてあったこの学校給食の問題について一定の整理が図られたということで、ぜひ労使の関係の正常化につながっていただければなというようにも思いますし、またそれが今後の南陽市の行政のスムーズな発展につながっていくんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ今後ともそういうきちんとした合意を図っていただいて、また私も今後の学校給食のあり方については見守っていきたいなというふうには思います、そういう意味で。
  それで、最後に教育長さんの方に御質問いたしますけども、これまでのいろんな教育委員会のあり方もありましたけども、総括して教育長としてのこの問題に対して、また今後のあり方についての評価なり、また反省すべき点なりあったらば、それに対する考え方をちょっとお聞かせいただいて、終わりたいと思います。
〇委員長  手塚教育長。
〇教育長  お答え申し上げます。
  この給食問題については、こういうふうな機会にいろんな方々からこの学校給食というようなものについて関心を持っていただいて、いろいろ御議論いただいた、そういうふうな効果があったなというふうにひとつとらえております。なお、私の方とすれば、これはやっぱり給食の本来のねらいであるおいしいもの、それを安全に子供たちに与える、そういったことで今後万全を期していきたいと、そういうふうに思っています。
  以上であります。
〇委員長  22番小林委員。
〇小林武夫委員  学校給食に関連してお尋ねしたいと思います。
  学校給食の問題については、今まで五十嵐議員始め、いろいろ問題提起がありました。12月議会を通して、また今回の議会でも請願が提出されているというような状況になっております。それで、こういう新聞記事、皆さん見たわけですが、これは五十嵐議員の山形新聞の提言欄に載った記事でありますが、学校給食の見直しが必要というような記事でございます。それで、内容については五十嵐議員の学校給食に対する意義や、またその役割の重要性などを提言されている大変高い見識のあるすばらしい内容になっているなと思っております。ただ、記事の中に、学校給食を進める方法としては、南陽市では技能職員をゼロにし、栄養士を除いて大手民間に給食業務のすべてを任せるというやり方が21世紀の正しい食教育の手法と言えるのかというような記事の内容になっているわけでありますが、今まで議会で説明を受けたり、また今回予算の内容などを見ますと、こういうふうな新聞に提言欄に載った記事の内容とは違うというように思うわけでありますが、この点は担当課、教育委員会の方でもごらんになっていると思いますので、どのようにお考えでしょうか。
〇委員長  柴田教育次長。
〇教育次長  新聞記事、私も見せていただきましたが、見解の相違といいますか、私どもの考え方と五十嵐委員との考え方が若干相違があるということのみ答弁をさせていただきたいと思います。私ども少し詳しくお話し申し上げますと、学校給食のあり方について協議をいろいろ進めました。一部民間委託につきましては、その一部でございますので、学校教育のあり方を論ずる中ですべてが一部民間委託というようなとらえ方ではございません。私ども学校教育の中でどういうような食育が必要なのか、全般的に討議をいたしましたし、協議をいたしましたし、いわゆる調理場の環境整備、それから子供たちの今置かれている食環境、そういうものも調査研究をしながらひとつの考え方をまとめたものでございます。その中には、地産地消というものを進めると、いろんなその中で考え方をまとめたものを議員の皆さんにも配付させていただきましたが、その中の一部として民間委託があるというようなことでございます。ただ、民間委託がすべて、あの記事の中にはすべてということが記載してございますが、私どもはあくまで一部民間委託をしても食の安全性は守られるし、専門の会社のこれまで蓄積された技術と情報力によって、よりおいしい給食が子供たちに提供されるだろうというようなこともございまして、委託に踏み切ったというようなことでございます。
〇委員長  22番小林委員。
〇小林武夫委員  別に考え方の違いを聞いているわけではないんですが、実際にこういうふうに新聞の記事になったわけですし、同時にこれがいろんなことでコピーなりチラシなりして印刷なっている状況にもありますし、こういうものを土台にして今回の請願の署名運動などにつながるというような状況が現実にあったわけです。それで、この内容については、すべて任せるんだというような内容になっているのに対して、実際はそういうふうな状況の進め方をするわけではないわけであります。それで、最初からそういうような方向で市の方では説明してきたわけでありましたが、記事としてこういうふうなことに載って、そして大きくいろんなところに広がっているわけです。新聞の投稿に、市のいろんな仕事の問題について市民の間から投稿される、そういう記事が出たりする場合があるわけです。そういう場合は、大体ほとんど次の新聞を見ますと、そういうふうに問題提起されました市の方でお答えをするというようなことにしているわけです。そして、市民のいろいろな問題について答えたり、また間違っている内容については間違いですよというようなことを新聞の投稿欄に対しては同じく記事としてそういう対応をするというのが当たり前だと思うんですが、教育委員会としてはこういうことについて、そういうことをやってこなかったんではないだろうかなと思いますが、どうですか。
〇委員長  教育次長。
〇教育次長  新聞の記事ということでございますが、これは提言という形で投稿されたものと私は理解しております。ですから、考え方を述べられた、いろんな考え方はあると思いますが、メディアを通して市の考え方を御説明をすると、市民の方に一回そのようなことも必要かとは思いますが、あえてそれは五十嵐さんの提言という形で私どもは見せていただいたというだけで、メディアを通して反論するということは考えておりませんでした。
〇委員長  22番小林委員。
〇小林武夫委員  それはぼやっとしているだけの話であって、間違った投稿記事に対してはきちっとした対応をとるというのが、これは当たり前だと思うんです。ぼやっとしていないで、こういう問題についても機敏に対応するというようにすべきだと思うんです。これからもいろんなことで投稿などが出るかと思いますが、南陽市に対してああだこうだというように投稿されているものについてはきちっとした対応すべきだと思いますが、どうですか。
〇委員長  教育次長。
〇教育次長  確かにそういう点もあろうかと思います。この問題につきましては、いろんな団体もございまして、反対運動が大分ございました。その反対の立場のチラシについても、非常に私ども歪曲されている部分がございますので、私どももそれに答える形で正しい情報をお伝えしようということでチラシも考えました。でも、下手に私どもはそういうようなことをしますと反対運動をあおるというようなことに結果的にはならないだろうか、いずれ市民の皆さんにはわかっていただけるものだろうというような認識もございましたし、保護者会の説明会、それから学校側との話し合いの中でも、そういう反対されている方は本当の一部だと。PTAの中でも、役員会の説明、それから保護者会の説明の中でも別に問題としてはとらえていないというようなことでございますので、そんなに大きく反論する必要がないのではないかというようなこともございました。ただ、署名運動されるということがございましたし、署名運動される内容を見てみますと、非常に歪曲されていることがチラシに書かれておりました。ですから、私どもも急遽2月1日の市報に市の考え方を述べさせていただきました。事実11月の市報にもそういうものを掲載しようということで準備を進めたわけでございますが、反対の立場の方からも御理解をいただきながら何とかこの実施をしてまいりたいということもございましたので、あえて11月の市報掲載を取りやめた経過がございました。それで、2月に市報の中に各戸にチラシを配布させていただきましたが、御理解をいただいたものだなと思っておりますが、一切それに対する質問、抗議等はございませんでした。多くの市民の皆さんからは御理解をいただいているものという理解の中で、あえて反論はしなかったということでございます。
〇委員長  22番小林委員。
〇小林武夫委員  わかりました。
  それでは、次に質問させていただきますが、公民館費に関してですが、中央公民館で業者の商売を認めているんでしょうか。
〇委員長  中央公民館長。
〇中央公民館長  お答え申し上げます。
  営利になるものについては使用は認めておりません。
  以上です。
〇委員長  22番小林委員。
〇小林武夫委員  中央公民館えくぼプラザについてですが、ホールにいろいろなパンフレットを掲示しているわけです。その中に、ある旅行業者のパンフレットが掲示しているコーナーがあります。観光業者といいますか、そういう旅行業者や、また旅館の業者などの営業といいますか、そういうもので大事なのは、まず自分のパンフレットなどについてはできる限り広い多くの人に見てもらおうというのが大事な営業になっているわけです。それで、もちろん自分のところの会社では、もちろんそういうパンフレットは並べておきますし、人通りの集まる多いところには必ずそういうふうなコーナーを設けていただくというか、そういうふうなことで商売をしているわけです。そういう点では、この中央公民館えくぼプラザの休憩室といいますか、ホールにやっぱり一部旅行業者のパンフレットが置いてある、そういうコーナーがあるということは、何か中央公民館が旅行業者の支店になっているような感じもするわけでありますが、旅行業者の営業を認めていないとするならば、あのコーナーについては撤去すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
〇委員長  佐藤中央公民館長。
〇中央公民館長  こちらからお願いを申し上げまして、パンフレットを置かせた経緯はございませんが、お客様はあそこで団らんするわけでございます。旅行関係のパンフレットないですかということのお話もありまして、たまたまそこに置いたというのが実情でございます。今の言葉申し上げますと、いろんな業者がもっとあるわけでありますから、もしそういうことであればお客様が必要な情報ということであれば、ほかの業者にも申し上げまして、置いておくなり、まただれも置かないということであれば撤去するなり、その方に今後検討させていただきたいと思います。
〇委員長  15番佐藤委員。
〇佐藤寿哲委員  148ページ、149ページですが、学校給食問題ですけれども、ちょっと先ほども出てきました署名があったと。署名活動して、何千名の署名を添えて市長の方に要望を出したということですけども、その集めるときに使われたチラシがありました。それに法律違反ということで、二つの法律に、ちょっと手元にないものですから、間違うと悪いので、法律名はわかりませんけども、法律違反だというふうなチラシがありました。さらに、12月の債務負担行為の問題で修正案が出たときも法律違反というふうな話になりました。法律違反ならば、たとえ労使で合意したにしても私はやれないんじゃないかなと。これでもって採決をしろと言われた場合に無知なものだなんて後で言われるのは大変ですから、法律違反がないか、そこだけお聞きしたいと思います。
〇委員長  柴田教育次長。
〇教育次長  反対の立場の人が法律違反だということは、これまでの質疑の中でもそういうお話があったようでございますが、資料としてもお渡しをいたしましたが、全国で3,556校が一部民間委託の給食を実施をしております。その中で、違反したという裁判所の判決は一件もございません。
〇委員長  15番佐藤委員。
〇佐藤寿哲委員  その違反したという裁判所の判例はないと言うんですが、告訴、告発はなっていないというふうに理解していいんでしょうか。もし告訴されたり告発されたりして、法律違反でしたというようなことになれば、これは品位を傷つけるというと大変ですけれども、大変なことになるなと。実に長い間私も悩んできましたので、もう一度お伺いしたいと思います。
〇委員長  教育次長。
〇教育次長  私どもは法解釈をして、私どもは全く違反しているとは思っておりません。また、これまでの中で1件だけ、住民の監査請求がされたという事実があるようでございます、調べますと。その監査請求は却下されたと。そのために住民訴訟を起こしているというのが1件あるというような情報ありますが、その後、今進行中であると思うんですが、判決を下されたという例はまだございません。私どもは、全く法に触れるような契約内容ではございませんので、自信を持ってこの事業を進めてまいりたいというように思っております。
〇委員長  ほかに質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第11款災害復旧費の174ページから177ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、第12款公債費から第14款予備費までの178ページから179ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  次に、その他附属資料の180ページから203ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第17号 平成15年度南陽市一般会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  12番佐藤明委員。
〇佐藤 明委員  平成15年度の一般会計当初予算に対しまして、反対の立場を表明いたします。
〇委員長  ほかにございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  ただいま12番佐藤明委員より反対の意思表示がありましたので、採決は起立により行います。
  お諮りいたします。議第17号平成15年度南陽市一般会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに賛成の委員の起立を求めます。
  [賛成者起立]
〇委員長  起立多数であります。よって、議第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  ここでお諮りいたします。本日はこれまでとし、明日14日に委員会を開催したいと思います。これに御異議ありませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、本日はこれまでとし、14日に委員会を開催することといたしました。

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       散      会

〇委員長  本日はこれをもって散会といたします。
  御起立願います。大変御苦労さまでした。
    午後 3時00分  散  会







平成15年3月14日(金)午前10時00分開議

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本日の会議に付した事件
  議第18号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計予算          
  議第19号 平成15年度南陽市財産区特別会計予算             
  議第20号 平成15年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算        
  議第21号 平成15年度南陽市育英事業特別会計予算            
  議第22号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計予算           
  議第23号 平成15年度南陽市老人保健特別会計予算            
  議第24号 平成15年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算        
  議第25号 平成15年度南陽市介護保険特別会計予算            
  議第26号 平成15年度南陽市水道事業会計予算              

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

       開      議
〇委員長  昨日に引き続き、これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は22名で全員であります。
  これより平成15年度各特別会計予算の審査に入ります。

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  議第18号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計予算
       
〇委員長  議第18号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第18号について説明]省略 別冊参照。

〇委員長  これより質疑に入ります。事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、214ページから241ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第18号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第19号 平成15年度南陽市財産区特別会計予算          
〇委員長  次に、議第19号 平成15年度南陽市財産区特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第19号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、252ページから280ページまでについて質疑ございませんか。
  21番岩井委員。
〇岩井一敏委員  赤湯財産区の問題でちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、議第5号で提案されておる内容で、特にはホテルですけれども、今回の赤湯財産区の問題に関しては温泉が始まって以来という介護保険法に基づくものと並びに医療法に基づくものに相当するというふうな形になったんですけれども、この旅館組合との話し合い等がどうなされておったのか、今後こういう福祉医療の方からの要請あればもっともっとやれるような湯量があるのか、その辺中身ちょっとわかりませんので、お聞かせをいただきたいというふうに思います。
〇委員長  企画財政課長。
〇企画財政課長  第1点目の旅館組合との話し合いというようなことでございますけども、管理会の中に旅館組合の方から出ていただいている委員の方が2名ございまして、その方々を通じて旅館組合での話し合いの経過、それから進め方等について意思の疎通を図ってきたところでございます。結果的には旅館組合の方も了承いただいたというようなことで、このたびの運びになったところでございます。
  それから、第2点目の今後要請があった場合にどんどん進めるのかというようなことでございますけれども、湯量の問題に関しましては、今回の条例変更にも掲げてございますように、1軒分がお湯の供給を廃止をするというような状況がございますので、その分については今回の受給の範囲が可決になった際には、その範囲内で提供が可能になるというようなことを考えておるものでございます。
  (「湯量幅あるのかと」の声あり)
〇委員長  企画財政課長。
〇企画財政課長  湯量につきましては、供給湯量の許可については量的にはございますけども、現実にやることができるのかどうかという問題については今後調査をしなければなかなか難しい状況にあるというようなことでございます。
〇委員長  ほかにありませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第19号 平成15年度南陽市財産区特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第20号 平成15年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算     
〇委員長  次に、議第20号 平成15年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第20号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、288ページから293ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第20号 平成15年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第21号 平成15年度南陽市育英事業特別会計予算         
〇委員長  次に、議第21号 平成15年度南陽市育英事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第21号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、302ページから307ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第21号 平成15年度南陽市育英事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第22号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計予算        
〇委員長  次に、議第22号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第22号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、318ページから337ページまでについて質疑ございませんか。
  3番松木委員。
〇松木新一委員  322ページから325ページにかけて質問いたします。
  1款1項2目の公共事業費に関して質問いたします。施政方針にもあります赤湯市街地の浸水対策の雨水幹線の整備でございますが、その概要、そして15年度の事業内容について建設部長さんにお伺いいたします。
〇委員長  佐藤建設部長。
〇建設部長  雨水幹線の整備につきましては、赤湯地内でございますが、鉄道の東側、それと吉野川の西側、地域にいたしまして桜木町や若葉町、三間通、郡山につきまして雨水幹線の整備を計画しているところでございます。なお、これにつきましては113号の赤湯バイパスが進行、進んできておりますので、これらの113号は高盛り土の事業でございますので、それが完成した後の雨水幹線の整備では不可能だということで、赤湯バイパスの工事に合わせ工事ということで考えているところでございます。それに、吉野川の改修ということで、大橋地内のJRの鉄道橋が架け替えの予定が立てられております。これらに伴いまして、大橋地内の排水樋管も県の方で改修の予定が立てられております。これらにあわせながら、国土交通省並びに県御当局と十分に協議を進めながら15年度調査に入っていきたいと、このような考え方でございます。
  以上でございます。
〇委員長  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  2点ほどお聞かせいただきたいと思いますが、下水道の事業も年々進んできておりまして、起債総額も年々重なっているわけです。それで、現在の下水道の需要力、需要が何%ぐらいの平均でなっているのか。これが恐らく低くなると、元金返済の部分がまだ大きくなってくるんじゃないかというように思われますけども、下水道の事業とともにこの需要、利用者がある程度平均的に、このくらいパーセントあったら大体今後ともずっと下水道事業としては問題なくといいますか、何とかやっていけるというようなことがあると思いますが、この辺がどういう状況に現在なっているのかが1点と。
  あと、今総務部長の方からお伺いしました。ちょっと私も初めてお聞きしましたけれども、この市債の中で資本費平準化債という言葉が出てまいりましたけども、私どういう性格の起債なのかわかりませんので、ちょっとお教えいただけませんでしょうか。
〇委員長  大道寺下水道課長。
〇下水道課長  それでは、最初のいわゆる水洗化率だと思いますけども、今年末、2月末現在でございますけれども、68.4%の水洗化率になってございます。ただ、何%までいくと採算がとれるのかというようなことでございますけども、これはいわゆる現在使用料が大体2億円ぐらいの使用料になってございますけども、これ完成当時、今の率で計算しましても大体4億5,000万円程度の使用料の回収にしかならないというようなことで、これが100%というような委員言われるような需要の分野には至っていないというようなことにもなろうかと思います。
  あと、資本費の関係でございますけれども、先ほども総務部長の方からの説明あったわけでございますけども、供用開始後、いわゆる15年というような限定でもございますけども、先行投資している分の資本費の一部を後年度に繰り延べるというような起債でございまして、大体それが据え置きを含めて10年の償還というような起債の内容でございます。
〇委員長  20番五十嵐委員。
〇五十嵐 諒委員  現在大体68.4%で平均的に利用率ですか、需要が進んでいるということなわけですけども、下水道の事業の需要の目標というのはあると思います。80%だか85%かわかりませんけども、その目標は現在どのような形で設定されているのか、この件についてちょっともう一度お願いします。
〇委員長  下水道課長。
〇下水道課長  これにつきましては、生活排水処理基本計画を13年度に見直してございますけども、この中では75%を目標にしましょうというようなことで設定してございます。
〇委員長  21番岩井委員。
〇岩井一敏委員  私も関連してちょっとお聞かせいただきたいんですけども、今宮内、漆山地区が工事に入っておって、今の出された使用料、大体2億円というふうな話なわけですけれども、大体広域下水道で借金をなされるなんていう状況にはないというふうに私は思うわけですけれども、多分もう既に150億円ぐらいあるんじゃないですか。この借金返済でどういうふうにして返していくといいのかななんていうことで、この前も課長と議論をしたんですけれども、合併でもして借金チャラにしないとどうしようもないのではないかというような話ししたんですけども、その借金返済、事業債の返済に関しては今後どういう形になった方が一番いいのか、その辺あったら教えていただきたいというふうに思います。
  それから、もう一つは、宮内地区あたりはなっておって、受益者負担金の問題が出ておって、特に宮内地区に関しては屋敷が広くて、おれのところ駐車場ばかりにしているんだけれども、受益者負担金相当かかるんだけれどもどうなんだなんてパチンコ屋さんみたいな人が言っているんですけれども、そういう場合の農地でなくて住宅地の場合ですと当然受益者負担金がかかるわけですけれども、そういう何か恩典的なものあるのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。
  それから、今計画区域内で大体住宅を新築した場合に合併処理浄化槽を入れるというふうな状況になっておるわけですけれども、今後計画区域外にその計画を拡大しようというふうな計画があるのか。多分ここ五、六年で計画区域の工事が完了する手はずだというふうに聞いておりますけれども、その辺ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長  下水道課長。
〇下水道課長  最初の起債の償還返済でございますけども、これはいい方法があったらというような委員の御質問でございますけども、私どもも非常に頭の痛いところでありますけども、現在7%以上の金利でもって借り入れしているのが大体1億円ほどございますので、これらを今借換債やっているわけでございますけども、できる限り金利の低い借換債を利用しての返済するような方法ないのかなというようなことでは考えてございます。
  あとは、受益者負担金の問題でございますけども、現在15年度賦課の徴収について説明会を開催しているところでございますけども、特に宮内地区、先ほど委員おっしゃられましたように、非常に宅地規模も大きいというような中でございまして、非常に皆さん負担金の説明会には大分おいでになっていますけども、ひとつ私の方でもそういう方々に対して何か方策をしなきゃならないというようなことで、取り扱い要領を決めてございます。そういう中で、一応のこれはあくまでも個人というような考え方でございますけども、いわゆる100万円以上になった場合、これについてはある程度は今1年に3回、そして4年間の分割12回というような償還方法でございますけども、これをもう少し延ばしましょうというようなことでの一応取り扱い要領は決めてございます。
  あと、区域外に対する合併浄化槽の問題でございますけども、これも生活排水処理基本計画を見直した中で公共下水道でやる区域、いわゆる中川地区、あるいは沖郷地区、梨郷地区、これについては合併浄化槽の方に見直しましょうというようなことで、実際合併浄化槽で対応する区域が増えてございます。そんな中で、今の781ヘクタールの認可区域も、要するにまだ22年ごろというような予想しておりますので、その後の対応というようなことになろうかと思いますので、ちょっとまだいつごろというようなはっきりは回答はできないというようなことでございますので、御了承いただきたいと思います。
〇委員長  12番佐藤委員。
〇佐藤 明委員  関連してお尋ねしたいと思います。
  一般会計は、公債費、利子ともに20億円ちょっとですが、この下水道に関しては元金等で10億円ちょっと、しかも利子が相当4億4,665万円というふうになっておりますね。これさっき課長答弁されたように、高い利息を払っているということになるわけですけども、これは縁故債なのか、それとも制度資金で賄っているのか、この辺私もわかりませんが、実態はどうでしょうか。
〇委員長  下水道課長。
〇下水道課長  これは、制度資金でお借りしている分でございますけども、いわゆる7.2%ほどで借りている分でございます。それを大体今の金利、貸し付け大体2%台でございますので、その辺で借りかえをしていきたいというような考えです。ただ、これも県での枠がございますので、例えば全額借りかえしたいというようなことで毎年申請するわけでございますけども、なかなか全額までの借りかえができていないというのが実態でございます。
〇委員長  12番佐藤委員。
〇佐藤 明委員  そうすれば市長、何とか借りかえしないとだめよ、それでは。
〇委員長  市長。
〇市長  金出ているのは市中銀行かもわかりませんが、公有公庫、国の従前の資金で書きかえを一部認めて最近きつつあるんですが、すべて認めてほしいといってもなかなか、公有公庫ですからできない。そういう面で、7.2%の高いものが下水道の方には残っておるということでありますから、いら立つことも当然あるわけなんですが、御理解をいただきたいなと思います。
〇委員長  12番佐藤委員。
〇佐藤 明委員  そうすると、ここの調書でも明らかなように、126億9,000万円と見込みとして調書あるわけですけども、これ全部制度資金となればこのままずっと推移するのか、その内訳などわかれば教えていただきたいなと思います。
〇委員長  下水道課長。
〇下水道課長  大変申しわけございませんけど、ちょっと手持ち資料持ってございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。
〇委員長  ほかにございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第22号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  ここで暫時休憩といたします。再開を11時10分といたします。
    午前10時54分  休  憩
                   
    午前11時10分  再  開
〇委員長  再開いたします。

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  議第23号 平成15年度南陽市老人保健特別会計予算       
〇委員長  議第23号 平成15年度南陽市老人保健特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第23号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、346ページから349ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第23号 平成15年度南陽市老人保健特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第24号 平成15年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算     
〇委員長  次に、議第24号 平成15年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第24号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、358ページから363ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第24号 平成15年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第25号 平成15年度南陽市介護保険特別会計予算         
〇委員長  次に、議第25号 平成15年度南陽市介護保険特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大場忠夫総務部長。
  [総務部長 大場忠夫 登壇]
〇総務部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第25号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、372ページから389ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第25号 平成15年度南陽市介護保険特別会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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  議第26号 平成15年度南陽市水道事業会計予算           
〇委員長  次に、議第26号 平成15年度南陽市水道事業会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口光幸水道部長。
  [水道部長 山口光幸 登壇]
〇水道部長  [平成15年3月定例会 予算に関する説明書により 議第26号について説明]省略 別冊参照。
〇委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、394ページから417ページまでについて質疑ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
  (「なし」の声あり)
〇委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第26号 平成15年度南陽市水道事業会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  (「異議なし」の声あり)
〇委員長  御異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました予算の審査は終了いたしました。

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       閉      会
〇委員長  2日間にわたり慎重な御審査を賜り、誠にありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。
  なお、この際、当局にお願い申し上げます。本委員会において各会計とも原案のとおり可決すべきものと決したところでございますが、これまでの審査の過程で貴重な御意見も数多くありました。市長を始め当局におかれましては、行政の執行に当たり、本委員会での議論や意見を十分くみ取られ、適切に対処されますことを強く望むものであります。
  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。御起立願います。御苦労さまでした。
    午前11時39分  閉  会