平成15年9月定例会予算特別委員会 9月18日(木)10:00~11:54

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本日の会議に付した事件
議第41号 平成15年度南陽市一般会計補正予算(第1号)
議第42号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議第43号 平成15年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
議第44号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議第45号 平成15年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)
議第46号 平成15年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)

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       開      会
○委員長(小野健一郎委員)  御起立願います。 おはようございます。
 着席願います。
 これより予算特別委員会を開会いたします。
ただいま出席されている委員は21名で、定足数に達しております。
 なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった委員は、17番塩田秀雄委員の1名であります。
それでは、これより予算の審査に入ります。
本委員会に付託されました案件は、平成15年度補正予算6件であります。

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 議第41号 平成15年度南陽市一般会計補正予算(第1号)
○委員長  初めに、議第41号 平成15年度南陽市一般会計補正予算(第1号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成15年9月定例会 予算に関する説明書により 議第41号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
 最初に、歳入全般について、12ページから17ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。第1款議会費から第6款農林水産業費の18ページから29ページまでについて質疑ございませんか。
 12番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  24ページの第3款の民生費に関連いたしまして、火葬場の問題についてお尋ねします。
せんだっての新聞報道によりますと、区長会等で市長が火葬場の設置について現在の花公園の西側というふうなお話をされておったわけでありますが、現在の状況等についてお尋ねをしたいと思います。
○市長  花公園という位置づけは従前から地域座談会でも申しております。西側ということは申してございません。現在、庁内で斎場の検討委員会をつくりながら検討をさせております。今月24日の議会最終日の全協までに報告を出すようにということでやっております。ただ、長井の今一緒にやっておる緑が丘斎場、あれも18年度には大規模改修をしなければならないということでありますから、そういう日程もろもろを考えれば、17年度の事業として完成を見るべきだろうと思いまして指示をいたしておるところでございます。いろいろな事情がありますから、17年度で完成して、18年4月1日あたりにオープンできればいいのかなと、こんなふうに思っておるところでございます。あと予算その他については、まだ基本的な設計も委託しているわけでございませんし、今は庁内で場所の設定ということで、一昨日も「市長、見てください」ということですから、私も助役も総務部長も、あるいは市民福祉部長、市民生活課長も現場を見てまいりました。場所とすれば、体育館から六、七十メートル離れた農免道路側、非常に平たん地で今何も利用しておりませんので、あそこの場所ということで委員会では検討いたしましたので見てまいりました。非常に体育館からも見えないし、体育館の駐車場の併用も可能であろうというふうに見てきたところでございます。場所的には人家も何もございませんし、グラウンドゴルフを西側でやっておりますが、あそこにもかかるというようなこともございませんので、あの場所だったらいいのかなと、こんな思いで帰ってきたところでありますが、24日の全協で委員会で検討したことを議会の皆さんに御報告できると思います。以上でございます。
○委員長  12番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  17年度完成をめどに、今いろいろ準備をしているというふうな報告であったわけであります。細部については24日の全協でというようなお話があったわけですが、これは今までいろいろないきさつがあって、いろいろ苦労してきているわけですけれども、市民の方もさまざま要望しているかというふうに思います。
 話は違うわけでありますが、商工関係についてお尋ねしたいんですが、現在、雇用問題について大分厳しい状況がずっと続いているという状況であります。
○委員長  農林水産業費までです。
○佐藤 明委員  わかりました。
○委員長  20番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員  1点だけ、28ページの6款農林水産業費の2項の林業費に関連してお聞きをしたい点が一つあります。今、松くい虫で南陽市管内の中でも特にひどいのは中央農免道路付近の蒲生田山、非常に広がっています。私ちょっと危険だなと思っていますのは、農免道路に即した松の木が大分枯れていますので、倒木のおそれが今すぐとはならないと思いますけれども、もう何年かすると非常に倒木のおそれがあるなというふうに思います。特に台風など来た場合に道路に倒れてくる危険性があるというふうに見ているんですが、ただ蒲生田山は市の財産ではありませんので、これを市としてどういうふうに指導していく考えがあるのか。あのまま放置しておくわけにはいかないのではないかなというふうに思えるわけです。ですから、行政としての一定の指導のあり方として、安全性を守る意味で、何らかの手だてをやっぱり沖郷財産区の方にお話をする必要があるのではないかと思いますが、農林課長でしょうか、どこの担当になりますか、その辺についての考え方をお聞かせいただきたい。もし市長の考えがあれば、それでもいいんですが。
○委員長  市長。
○市長  御指摘のとおり、ひどいところは蒲生田山、それから梨郷。それから十分一山もかなり松くい虫でひどいです。何とか防げる方法はないかということで、いろいろな国の機関あるいは県の機関挙げて松くい虫防除をやっておりますが、今もって有効な松くい虫を駆除する方法がないようであります。一本一本切って伐倒、焼却というような手当て。空中散布が一番いいということなんですが、自然保護団体の方から反対をいただいておりまして、なかなか空中散布もできない状況下にありますから。御指摘の蒲生田山、私もあそこを毎日通ってくるので大変残念な、赤松が主に松くい虫、だからマツタケもなかなか出ないというふうな苦慮した状況は認識しております。今、委員指摘のとおり、いざとなれば危ないのではないかということでありますから、所管の農林課長の方も蒲生田山の財産区にお話をしている、今後もするだろうと思いますが、自主的にあれを伐倒するなり何かの方法をとっていただくような指導のあり方がぜひ必要だなと、こんな思いでいるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○委員長  20番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員  今市長のお考えで了解しましたけれども、ただ伐倒する場合、私、かなりお金がかかるなと見ているんです。道路ですから、あそこの場所だと山に倒せばいいということではないわけです。そういう点で、もしそういう状況になれば、やっぱり行政の方でもそういう方法をしながら、蒲生田山の財産区の方に処理をお願いするような方向をぜひ検討していただきたいと、このようにお願いしておきたいと思います。以上です。
○委員長  ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  それでは次に、第7款商工費から第12款公債費の28ページから37ページまでについて質疑ございませんか。12番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  先ほどの商工に関連いたしまして、雇用問題についてお尋ねいたしますが、大変厳しい状況が依然として続いているわけであります。特に若年層の雇用問題が今非常に大変だと言われております。県内の高校卒業予定者の求人なども前年に増して厳しいというような報道もされております。置賜管内の高校生の就職される方の求人も3人に2人は職がないと、このような状況が報じられておりました。現在の雇用情勢等についてお尋ねをしたいと思います。
さらに、9月は障害者関係の月間ということで県も本腰を入れているようでありますが、障害者等の就職などについても、わかれば報告をしていただきたいと思います。それから2点目でありますが、学校の耐震の問題でありますが、6月議会等でも質問したわけですけれども、さまざまな国の方針あるいは県の方針があるわけですけれども、そういった方向を位置づけて、南陽市においても何校かある学校の耐震化について実施したいというふうな方向づけをせんだっての質問等で答弁されたわけですけれども、その後の状況はどうなっているのかお尋ねをしたいと思います。それから、最後の公債費の問題でありますが、説明ですと、現在2億円が繰り上げ償還ということで予算化されているわけですけれども、今年度は当初予算からゼロということで今回が初めてでありますが、これからの予定をどのように考えておられるか。以上、質問いたします。
○委員長  市長。
○市長  最初に、高校生の新規就職の件でございます。それは私の方から。なお、細部に必要あれば担当課長の方から。それから学校の耐震度調査、その後どうなっているかは教育委員会の方から答弁をいたさせます。なお、公債費等につきましては、詳しくは企画財政課長の方から答弁をいたさせます。委員御指摘のとおり、来年の高校生の就職希望者から見れば、求人企業が0.33ということでありますから、3人に1人しか企業は採用する意欲を持っていないようでございます。非常に重大な事項ととらえまして、県も、それからハローワーク、労働基準監督署まで出てきて、県と一体となって各企業に採用方の要請を強く行っておるということはせんだっての報告でいただいております。
 非常に厳しくて、特に夢を持って高校を卒業し就職をしよう、大学を出て就職をしようという新規の方々が、最初からそういう狭き門でありまして、非常に夢が砕かれ、その一因が社会の混乱につながるのかなというふうな心配もしております。
 ちなみに、南陽市も職員の採用を募集いたしまして、全協で報告したとおり、何名採用するかはっきり確定していませんが、恐らく1けたの採用でありますが、 113名の応募という非常に狭き門でありまして、高校生・大学生の本人そして親御さんの気持ちを思うと、非常に心痛む問題だなと、こんなふうに考えておるところでございます。なお、もう少し補足があれば担当課長の方から答弁いたさせます。それから、公債費の本年度の予算の中で2億円ということですが、これは特別な、予算上繰り上げ償還をする分であります。当初予算を見たのは予定どおりいきますが、繰り上げを財政当局では4億5,000万円から5億円をしたいと。そうでないと制限比率が14年度決算では 12.何がしでありましたが、15年度では14%を超えるおそれがあるということであります。14%を超えると何で悪いかということでありますが、実質的な起債の事業が制限されるという大きな枠にはめられてしまうということでありますから、あと2億 5,000万円あるいは3億円ぐらいの繰り上げ償還が必要なのかなと、こんなふうに考えているところでございます。私の方からは以上でございます。
○委員長  高橋大吉商工振興課長。
○商工振興課長 御指摘のとおり、大変雇用情勢については厳しい状況になっております。7月の県内の有効求人倍率を申し上げますと0.53倍となってございます。6月から見れば 0.3ポイント上回っているという状況にございます。米沢公共職業安定所、米沢のハローワークの関係で申し上げますと、7月の有効求人倍率については0.65となってございまして、一番悪いのが平成14年7月で0.43ということになってございます。その後、少しずつ改善をいたしまして、7月現在で0.65と少しは改善しているという状況になってございます。県内でも米沢ハローワーク管内では0.65ということで一番高い倍率になっているという状況になっております。また、市内の企業動向調査ということで7月に 100社を対象にして調査を行いました結果、正社員の雇用状況については、前回15年4月時点でマイナス 9.1ということでございまして、15年7月の今回の調査におきましては、正社員についてはマイナス17.1ということで若干下がってございます。ただし、臨時・パートに関しては10.0ということで大幅に改善している状況にございます。ちなみに申し上げますと、平成15年1月がマイナス 7.1でございました。4月がマイナス 1.6でございました。今回7月調査時で10.0ということで、改善の傾向が見られているという状況になってございます。また、障害者雇用につきましては、今現在強化月間ということになってございますが、具体的な数字については持っておりませんので、後ほど調査をいたしまして報告をさせていただきたいと思います。
○委員長  猪野 忠教育次長。
○教育次長 6月議会でも申し上げましたけれども、現在、南陽市15校中9校が診断の対象校になっております。それで、現在のところ診断を行うための優先順位をつけていくと、年次計画の中で診断に対応していくということで、その予備調査ということで今年度は進めていきたいと思っております。来年度、予算措置ができましたら、診断に入るための事前のテストを通しながら粛々と進めていきたいと思っております。
 この間の議会でも申し上げましたけれども、なかなか高額な予算措置を必要としますので、諸条件を勘案しながら頑張っていきたいと思っています。以上であります。
○委員長  高橋与一企画財政課長。
○企画財政課長  では、公債費の関係でお答えを申し上げたいと思います。
 公債費の関係で指数で見ますと、公債費比率または起債制限比率という比率が一つの目安になってくるわけでございますけれども、先ほど市長がお話し申し上げました起債制限比率、これを14%未満で推移させたいということが財政危機のりきり戦略プランの中にも記載しておりまして、これを何とか守っていけるように努力してまいりたいということでございます。御承知のように当初予算には繰り上げ償還の予算を計上することができなかったということでございまして、今回の2億円をベースにしながら、さらに12月、3月で何とか財源を見つけながら、具体的には特別交付税などもあるわけでございますけれども、何とか市長が申し上げたような額に近づけるような努力を今後もしてまいりたいと考えているところでございます。今までも積極的に繰り上げ償還を年度ごとに実施してきたということでございまして、その効果が出てきておりまして、利子が大幅に縮小しまして、元金の割合が約75%程度になっているという現状にございます。15、16、17年度を集中対策期間と考えておりまして、5億円から6億円を繰り上げ償還すれば、この14%は堅持できるという試算になっているところでございますが、大変厳しい数字でもあるというふうに認識をいたしておるところでございます。今後の計画ということでございますけれども、集中的な繰り上げ償還を行うことを前提にしながら、計画期間中の起債の発行額を平均13億円程度にとどめてまいりたいと考えているものでございます。以上でございます。
○委員長  12番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員 雇用問題でありますけれども、非常に厳しい状況が続いているという状況の中で、雇用する側も今の不況の中で大変な実態はわかります。せんだっても企業誘致委員会がありまして、私も参加いたしました。その中でも企業の方々も参加されていわけですけれども、非常に大変だというお話を承知してきました。
 特に私申し上げたいのは、来春卒業される高校生、3人に2人は仕事がないという状況があるわけです。また、フリーターとかが今どんどんふえているそうであります。仕事がなくて日中ぶらぶらしている、そういう状況が、これは全国的な傾向であるわけですけれども、こういった状況を一日も早く解決するためには、やっぱり行政がある程度手を入れない限り、なくなることはないと思うんです。そういう点で、実態は先ほどお話しあったわけですけれども、いろいろな関係者、企業はもとよりですけれども、そういった方々と対策などの委員会なども含めて検討してはどうなのかなと私思うんですが、その辺、どのようにお考えでしょうか。
 それからもう1点でありますが、公債費関係でありますが、一応今回の提案は2億円というお話でありますが、起債制限比率14%未満と断っているようでありますけれども、やっぱり必要な金は当然使わなければならないということははっきりしているわけでありまして、一時的にたとえ超えたとしても、やるべき仕事はやると、こういうことも大事ではないかと私思うんですが、その辺も含めて答弁をしていただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  最初に、雇用の問題であります。行政が手を入れないとなかなかうまくないのではないかということでありますが、行政は行政として、商工会なり、あるいは南陽市内にある企業なり、あるいはまた東京からこちらに進出いただいている企業と連携を保ちながらお願いをいたしておる現状下にあることを御理解いただきたいと思います。それから、公債費の問題でありまして、14%にこだわるのも大事だろうという意見に私は受け取ったんですが、それによって重要な事業ができなくなってはうまくないのではないかという御指摘かと思います。そのとおりだと思います。しかしながら、大筋で、やはりある程度絞り込んで、いつ、どんなときにでも対応できるような、健全財政とはいかなくても、安定的な財政運営ができる措置といいますか財政構造、そういうものは常に必要だろうと、こう思っております。せんだっても一般質問等でも申し上げたとおり、11年から15年までで国の交付税そのものが10億 7,000万円も減額になっておる現況下にありますから、今の財政をそのまま維持していくというのは非常に厳しいものがありますので、いろいろな知恵を出しながら、いざというときに何もできないような財政構造、財政体質ではよくありませんので、精いっぱい努力しながら、市民の皆さん、議会の皆さんの負託にこたえていきたいという強い意識のもとで財政危機のりきりプランなんかも作成しながらやっておるということを御理解いただければなと、こんなふうに思う次第でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
19番大坂正十四委員。
○大坂正十四委員  28ページの観光費に関連してお願いしたいんですが、中川の岩部山ですが、南陽市にとっても中川にとっても大事な財産だと。今あれだけの施設をつくれば相当な金がかかるのではないかと考えているんですが、最近岩部山の松も全部ではないが一部枯れ始めているということで、あれがなくなったら、岩部山の景観は本当に損なわれるということから、何とかあの部分だけは助けられないのかなというふうに私は考えています。それで、あの場所は県の指定の観光となっているので県の方にお願いするとか、また市の方で予算化して、今、松の木に注射をして何とか助けるということも聞いているし、あの部分だけ何とか松を確保できないものかなと。そうでないと、あの岩部山というのは、岩ばかりばあんと見えたのではどうかと。そのようなことから、県とか市の方で何とかこれを助ける方法をまず考えていただきたいとお願いするんですが、その辺いかがですか、御答弁願います。
○委員長  大坂委員にお願いします。農林水産業費は既に終わっておりますので、観光ということでのご質問というふうにとらえますので、観光物産課長にお答えをさせます。よろしいでしょうか。
○大坂正十四委員  はい。観光ですから、あそこは。
○観光物産課長  お答え申し上げます。
 岩部山関係の松の状況、全体的に松くい虫が進んでいるということで理解をしておりますが、観光の部分でそれをどうせよというお話なんですが、観光の部分でいかがしたらよいのかちょっと私も戸惑っている状況でございまして、できるならば松くい虫全般については観光とかそういったものでなくて全体的な農林行政の中、あるいは林業行政の中ですべきものだろうなというふうに私は理解をしております。以上でございます。
○委員長  19番大坂正十四委員。
○大坂正十四委員  その辺、見て歩けば、やはりああいう観光地は、農林でなくて観光の方で松を助けると。その部分だけということに私はお願いしているので、まず何とか観光、県の方にでもお願いして。あそこは県の指定にもなっているわけだね、だから県の方とでも話をして、あの部分だけ何とか助けてもらいたいということで、まずお願い申し上げます。
○委員長  市長。
○市長  観光の銘木、名所旧跡の松は、これは守らなければならない。注射をして1本10万円相当で守る。例えば双松公園の妹背の松とか、あるいは双松公園の松そのものも守らなければならない。ただ、大坂委員御指摘のとおり、岩部山の松を守り切れるかどうかと言われると、私も非常に疑問に思います。注射1本10万円ずつ、ああいう松に。県の方にも要請しろということでありますから要請はいたしますが、なかなか厳しいだろうと思います。特に今回、国文祭で皇太子御夫妻が山形県に入られますから、国道を通るところとか、あるいは沿線の建物なんかに、ちょっと手を加えてくださいという指導は県からいただいておりますが、今のところ松くい虫の指導というのはございませんが、総合支庁に余りひどいのではないでしょうかというふうなことは機会を見て早い時期に申し上げておきたいなと思いますが、観光から見れば、岩部山も三十三観音という非常に貴重な財産がありますが、それと松は離して考えていただかないとちょっと苦しいのかなと、こんなふうに思っている次第でございます。
○委員長  9番長嶋 茂委員。
○長嶋 茂委員  7款商工費5目の観光施設工事の件で、白竜湖の問題を申し上げたいと思います。
 白竜湖は、おかげさまで桟橋、ボート小屋解体、それから菱の除草ということで、松田組が今一生懸命やっていただいていて、3そうのボートに菱を取り除いたということで、松田組の監督さんが、「せっかくだからここに一挙に上げたらいいんだけどな」ということをおっしゃっておりました。
 それで、菱が東側と、市長は以前は4分の1ぐらい菱を取り除く、刈るだろうと申しておったんですが、もう既に半分以上の草を取ったわけです。それで、ようやく白竜湖水が波立つようになったし、水鏡にもなったということです。おかげさまで大変いいなと思ったんですが、北側一部、本当の湖畔のところだけが残ったということで、あれが北側に上げることができれば人夫も相当節約できたのではないかなと私なりに考えておる次第でございます。
 それでお尋ねしますが、撤去作業と桟橋を取り除くことと、それから草の菱を取り除く作業で 800万円の予算がとれたわけでございますが、その 800万円の行方など、わかる範囲で教えていただきたいと思う次第でございます。以前は半々くらいだろうなというようなお話もちょっとお聞きしたんですが、支払い金額をわかる範囲で教えていただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  計画的に菱は1年で3分の1か4分の1しかやりませんという指導はいただいていることは議会でも申し上げました。長嶋委員が業者の名前を出して、その業者の作業員が「もう少しこっちもした方がいいべ」というような質問のあり方は、私はこういう公の場では余り感心したものではないなということで聞いておりました。しかしながら、緊急雇用で順次あそこもしていかなければならないというふうには考えておりますから、一度にできない。業者の作業員が言ったから、じゃあすぐするかということにもなりませんので、順次、緊急雇用を利用しながら、中身は別にしても、水質なども別にしても、表面上はきれいなさざ波が立つような白竜湖に戻していきたいなと、こんなふうに考えております。
あと、 800万円、当初の倍くらいになったのではないか、その明細ということについては、私承知していませんので、担当の都市整備課にわかる範囲で答弁をいたさせたいと思います。
○委員長  ただいま長嶋 茂委員の質問中でありますが、ここで暫時休憩します。再開を11時15分とします。
   午前11時00分  休  憩
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   午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
 安彦 博都市整備課長。
○都市整備課長  御答弁を申し上げます。
 ただいま御質問いただきました白竜湖景観整備事業につきましては、県の緊急地域雇用創出特別基金事業という事業でやっております。6月に発注しまして、受託金額が 787万 5,000円となっております。期間が6月4日から10月31日までの期間になっておりまして、現在の作業の進捗率ですが、約90%進捗している状況になっております。先ほど御質問にありました、この受託金額の使途といいますか内訳なんですが、この事業の趣旨からいいまして、人件費を80%以上保つというのが実施の条件になっておりまして、私どもの設計の内訳としては、人件費が約85%、それから作業するのに必要なボートの借り上げ、それから車の借り上げ、重機等の借り上げ、こういったものが約15%の割合になります。
 それから、作業の形態での内訳ですけれども、ボート小屋の撤去、それから桟橋の撤去、それから桟橋の一部補修、これに要する費用が約半分、あと菱撤去に要する費用が約半分、そういうような割合で作業を進めております。今後10%ぐらいの作業が残っておりますが、これについては現場の方と詳細に打ち合わせをして、処分等も残っておりますので、それでことしの完結をしていきたいというふうに考えております。以上です。
○委員長  9番長嶋 茂委員。
○長嶋 茂委員  どうも御丁寧にありがとうございました。もう少しの10%の予想については、来年度の予算で完全に昔の白竜湖に戻していただきたいものだなというふうに思う次第でございます。それから、あそこに仮設トイレがあるわけでございますが、傷んで片返っているというような状態で、我々もちょっと入りにくいようなトイレが2基並んでおるわけでございますが、その点もぜひ、やはり観光地として、それから釣り人、フナ釣りからいろいろな方がおいでになるので、その点もひとつ予算を計上していただけないものかなというふうに要望を申し上げたいと思います。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
8番鈴木英昭委員。
○鈴木英昭委員  30ページ、8款土木費の中の都市計画総務費に関連して、都市計画変更基礎調査の内容についてお聞きしたいと思いますし、ここに都市計画変更基礎調査となっておりますが、計画変更は各自治体の意向によって独自の判断で計画の見直しができるのかどうか、それをお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  安彦 博都市整備課長。
○都市整備課長  御答弁申し上げます。
31ページの委託費に計上しています都市計画変更基礎調査については、13、14年で行いました南陽市の都市計画マスタープランを作成したんですけれども、それに基づきまして今年度と来年度で変更基礎調査を行うものです。前年で完成しました都市計画マスタープランの中で、都市計画で決定しているものの中で、いろいろと支障がある、あるいは課題点として上がっているところが幾つかございます。それらの点について具体的に見直しできるかどうか、あるいは周りの状況と整合した場合可能かどうか、それらを調査をしていくものでございまして、最終的には今の都市計画の変更を見直していきたいと考えておりますが、見直しについては、確かに南陽市でやれるものもございますけれども、県の承諾という部分もございまして、県と協議をしながら進めていきたいと思ってございます。まだ、どの箇所をどういうふうに見直すかというのは具体的に出ておりませんので、そういう具体的な部分がある程度出た段階で発表させていただきたいと思います。以上です。
○委員長  8番鈴木英昭委員。
○鈴木英昭委員  それに関連してでありますが、前にも多分お聞きした経過があると思いますが、前から不思議だな、おかしいなと思っている内容について。都市計画区域内であって、そして農振の網もかかっていると、相反するような内容の両方の網がかかっている地域があるわけであります。今回、中ノ目でバイパスに絡んで住宅移転を強いられたというような方が何軒かおったわけでありますが、そこもやはり農振と都市計画区域内であって、本来でありますと、都市計画区域内だったらば、そんなに面倒でなく宅地転用というものも可能だと思うんです。ただ、農振もかかっているということで、いろいろ手を打っていただいたわけでありますが、それが結局認められなかったということで、大変苦慮したという経過があるわけですので、そういう相反する二重の網、どちらか一方にしていただきたいような気もするわけでありますので、その辺の見直しということも視野に入れておるのかどうか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  安彦 博都市整備課長。
○都市整備課長  お答え申し上げます。
今の御質問は、都市計画区域内でも農振地域に指定されている部分があるということだと思いますが、都市計画の考え方としては、都市計画区域、それからその中に用途地域というのがございます、その用途地域については積極的に市街化を促進する区域という位置づけがございます。それ以外の白地の都市計画区域については、市街化を抑制する区域だという位置づけになっておりまして、したがって農振地域の網がかぶっている状況になります。これをどちらか一本にするということについては、農政側との調整がございます。農政側としても健全な農地を守るという趣旨がございますので、南陽市の将来の都市規模を見据えた上でこれを設定しているわけですので、都市計画区域であっても農振の網を全部外すというわけにはまいらないと思います。農振地域の網を外すには、それなりの理由が必要であるというふうに考えます。以上です。
○委員長  8番鈴木英昭委員。
○鈴木英昭委員  今の関連で、さまざまな絡みで外すことができないというような御答弁でありましたが、転用するためにはやっぱり農振を取ることができない、そしてある反面、都市計画の税金も徴収されているというと、そこに関係している市民にとって何か腑に落ちないなと。やはりどちらか一本化できないのかなと、そのようなさまざまな意見も出ているようでありますので。私個人も前からその辺疑念を持っていた一人でありますが、何かちょっとおかしいのではないかなと、そんな気持ちになっておりますので、もし行政で、市で、整理できるなら、その辺の対応を図っていただきたいなと。もし可能であれば、希望しておきたいなと思っております。
○委員長  市長。
○市長  鈴木委員言うように、私も非常に不思議に思いました。都市計画内で農振があると、しかし農振地域にも都市計画税を徴収していると。これはおかしいじゃないかということで庁内で議論をさせまして、昨年度より、都市計画区域内の農振地域農地については、都市計画税を撤廃させました。だから、今は都市計画税は取っていないということでありますので、一歩前進ということで御理解いただければと思います。
○委員長  ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料の38ページから45ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第41号 平成15年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第41号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第42号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第42号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成15年9月定例会 予算に関する説明書により 議第42号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定の歳入歳出全般、54ページから57ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第42号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第43号 平成15年度南陽市財産区特別 会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第43号 平成15年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成15年9月定例会 予算に関する説明書により 議第43号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、66ページから69ページまでについて質疑ございませんか。
 16番小林啓市委員。
○小林啓市委員 赤湯財産区の歳入についてお尋ねします。羽黒荘さんが営業を廃止して、4斗5升くらいの権利を放棄されたわけでありますが、それが佐藤病院の方に行っているわけで、 150万円で佐藤病院に行って、羽黒荘さんから 120万円で買い戻ししているというわけですから、1,200万円くらいの収益が出てくると思うんですが、ここに書いてないんですが、どうなっているんですか。
○委員長  高橋与一企画財政課長。
○企画財政課長  申しわけございません。質問の意図がいまいちつかみかねますので、もう一度お願いできれば幸いでございます。
○委員長  16番小林啓市委員。
○小林啓市委員 旅館などを廃業したときは配当の権利があるわけですが、1升 150万円というやつがあるわけですが、廃業した人は 120万円で財産区に売って、それを 150万円で佐藤病院に売っているわけなんです。権利も譲渡されているわけですから。その差額が1升30万円というわけですから、4斗5升で 1,400万円くらいのお金が財産区に入るわけなんですが、これがどうなったのですか。
○委員長  高橋与一企画財政課長。
○企画財政課長  ただいまの質問の件については、当初予算で既に見ておりますので、今回の補正には上がってこないものでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第43号 平成15年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第44号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第44号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成15年9月定例会 予算に関する説明書により 議第44号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、78ページから85ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第44号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
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 議第45号 平成15年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第45号 平成15年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成15年9月定例会 予算に関する説明書により 議第45号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、94ページから97ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第45号 平成15年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第46号 平成15年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第46号 平成15年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成15年9月定例会 予算に関する説明書により 議第46号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 106ページから 109ページまでについて質疑ございませんか。20番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員  1点お聞かせいただきたい点があるんですが、 108ページ、1項介護サービス等諸費の中の6目居宅介護住宅改修費 850万円の補正がついているわけですが、今、介護を受ける方々で住宅を改修したり、いろいろ整備をしなければならないときに、どういう補助体制の内容になっているのか、その内容について少しお聞かせいただきたいと。どの辺まで補助対象になるのかということも含めてお願いしたいと思います。
○委員長  土屋幸一長寿医療介護課長。
○長寿医療介護課長  お答え申し上げます。対象者は、介護認定を受けている方が対象になります。1軒につき20万円の改修費。ただし、介護保険制度は1割が自己負担でございますので、実質は18万円の給付補助というような形で、2万円は自己負担というような形でございます。以上でございます。
○委員長  20番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員  1軒当たりというのは、該当されるもの、住宅の中の改造に当たってはすべてが該当されるということになりますか。該当されないものもあると思いますけれども。
○委員長  土屋幸一長寿医療介護課長。
○長寿医療介護課長  例えばトイレの改修、あとふろ場の手すりをつけるとか段差を解消する、あと居室の段差、畳から洋間にするというような段差の解消、これらが対象になります。対象にならないものについては、介護認定者が常に部屋として使う部分が対象になりますので、例えば茶の間とか客間とかそういうような改修をするというものについては対象外でございます。あくまでもケアマネジャーに相談していただいて、長寿医療介護課の方に御相談いただければ補助対象になりますので、よろしく御説明していただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第46号 平成15年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました補正予算6件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。

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       閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
御起立願います。
 どうも御苦労さまでした。
   午前11時54分  閉  会