平成16年9月定例会本会議(閉会) 9月21日(火)10:00~11:50

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       開      議
○議長(塩田秀雄議員)  御起立願います。
 おはようございます。
 着席願います。
 これより本日の会議を開きます。
ただいま出席されている議員は19名で、定足数に達しております。
なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった議員は18番大坂正十四議員、遅刻する旨通告のあった議員は13番佐藤 明議員の2名であります。
よって、直ちに会議を開きます。
 本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第3号によって進めます。

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 議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本日の会議の運営について議会運営委員会委員長より報告を願います。
委員長 高田 豊議員。
 〔議会運営委員長 高田 豊議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
 私より、9月定例会の最終日であります本日の本会議運営について、先ほど議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。
 初めに、付託議案などの審査の結果についてでありますが、各常任委員長報告、続いて予算特別委員長及び決算特別委員長から報告を受け、それぞれ質疑、討論、表決を行うことといたしました。
 次に、本日追加されます議案について申し上げます。
追加議案は、条例案4件、発議案6件の計10件であります。その審査方法は、条例案については一括議題とし、提案理由説明、総括質疑、委員会付託、常任委員長報告、質疑、討論、表決を行うことといたしました。次に、発議案6件については、1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で御審査くださるようお願いを申し上げます。
次に、報告1件については、合併に関する検討特別委員会の委員長より報告を行っていただくことといたしました。
次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配布してあります議事日程第3号により行うことといたしました。よろしくお願いを申し上げます。
以上、本定例会の最終日の運営につきまして議会運営委員会において協議、決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。以上です。

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 日程第1 請願第5号の取り下げについて
○議長  日程第1 請願第5号の取り下げについてを議題といたします。
 請願第5号 カジノ創設のための特別法制定に関する件については、請願者から取り下げたい旨の申し出がありましたので、これを許可いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、請願第5号の取り下げについては、これを許可することに決しました。 №135  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(総務常任委員長報告)
 日程第2 請願第4号 国営としての郵政事業堅持を求める意見書提出についいての請願
○議長  日程第2 請願第4号 国営としての郵政事業堅持を求める意見書提出についての請願を議題といたします。
 ただいま議題となっております請願1件について、総務常任委員長の報告を求めます。
 総務常任委員長 小野健一郎議員。
 〔総務常任委員長 小野健一郎議員 登壇〕
○総務常任委員長  総務常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会におきまして当委員会に付託されました請願1件について、日程に従い去る9月13日午前10時より全員協議会室において総務部長及び消防長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
郵政事業の民営化が国民の意見が反映されないまま、政府においては9月10日の臨時閣議で、2007年4月の民営化開始に純粋持ち株会社を設立し、窓口ネットワーク、郵便事業、郵便貯金、郵便保険の4事業を分社化し傘下に置くことを柱にした郵政民営化の基本方針を正式決定いたしました。
郵政事業が民営化されれば、採算性が重視され、不採算な地域における郵便局は撤退を余儀なくされる懸念や不採算地域の過疎化に一層の拍車がかかる懸念、さらに貯金、簡保資金は長期安定的な資金として社会資本整備や市民生活の向上に利用されてきたことなど、民営化によりその資金が利用できなくなれば地方の社会資本整備に大きな支障をもたらす懸念があること。このような理由から、本請願は、郵政事業を今後とも国営として堅持していくよう要望するため、関係機関に対し意見書の提出を求めるものであります。
審査の中で、反対意見として、日本の国は自由経済の中で生きており、国は規制緩和を行うことによって経済の活性化を図るとしており、郵政公社自体も民営化を前提として新規参入を行っているし、民営化してもいいのではないか。
また、賛成意見としては、不採算部門には投資はなく、過疎化が進み、郵便局の撤去となれば地域の拠点をなくし不便になる、地方の切り捨てにつながるのではないかとの意見が出され、慎重に審査を行った結果、願意妥当により賛成多数で採択すべきものと決した次第であります。
以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの総務常任委員長報告に対し質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第2 請願第4号 
国営としての郵政事業堅持を求める意見書提出についての請願は、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、請願第4号は総務常任委員長報告のとおり決しました。

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(文教厚生常任委員長報告)
 日程第3 議第36号から
 日程第5 請願第3号まで計3件
○議長  日程第3 議第36号 南陽市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第5 請願第3号 教育基本法を学校や社会に生かすことを国に求める意見書提出についての議案2件、請願1件を議事の都合により一括議題といたします。
 ただいま議題となっております議案2件、請願1件について文教厚生常任委員長の報告を求めます。
 文教厚生常任委員長 漆山鏗一議員。
 〔文教厚生常任委員長 漆山鏗一議員 登壇〕
○文教厚生常任委員長  私から文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。
 本定例会におきまして当委員会に付託されました議案2件、請願1件について、日程に従い去る9月14日午前10時から全員協議会室において教育次長及び市民福祉部長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審議いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
初めに、議第36号 南陽市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、長期間にわたり休校している漆山小学校杢の沢分校及び荻小学校筋冬期分校について、将来的にも就学児が見込めないことから、この2校を廃校するため、条例の一部を改正するものであります。
当局の説明を求め、現地を視察しながら慎重に審査いたしました。
本案に対し、委員からは、廃校に至る経緯や今後の対応等の質疑があり、それに対し当局からは、経緯について説明がなされました。特に、杢の沢分校については、平成6年には就学児童の保護者から本校通学の希望があったこと、また現在は6年生の児童1名が希望により本校に通学しているとのことでありました。また、筋分校については、昭和59年以降児童がいないために休校となっていたことや、両地域とも全所帯から廃校の同意を得ているとの答弁がありました。
審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第37号 南陽市市民プール条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、赤湯市民プールの廃止を行い、第2赤湯市民プールを赤湯市民プールとして利用するため、条例の一部を改正するものであります。
現地を視察しながら慎重に審査した結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、請願第3号 教育基本法を学校や社会に生かすことを国に求める意見書提出について申し上げます。
本請願は、6月定例会で審査し継続審査となったものであり、教育基本法の改正よりも学校や社会に生かし切る施策を進めていくよう国の関係機関に意見書の提出を求める請願であります。
教育基本法は、戦後の日本の教育の根本を定めるために、憲法と同じ昭和22年に施行された法律で、制定以来半世紀以上の間、一度も改正されておりません。この間、国民の教育水準は大きく向上し社会も豊かになってきている一方で、社会状況の大きな変化の中で残念ながら多くの課題を抱えております。そのために、中央教育審議会では、現行教育基本法の普遍的な理念や原則を大切にしながら、極めて重要な教育の理念や原則を明確にするため、時代に則した教育基本法の改正が必要と考え、答申されたものであります。
審査の中で、委員より、その後の中央教育審議会の考え方について質疑が出され、当局より説明を受けながら慎重に審査した結果、今後も十分な調査が必要であり、慎重に審議すべきとし、全員異議なく継続審査と決した次第であります。
以上、文教厚生常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
 5番 松木新一議員。
○松木新一議員  議第36号 南陽市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について、幾つかの点について質問させていただきたいと思います。
 この条例の改正につきましては異議ございませんですが、杢の沢分校そして筋分校を今後どうされていくのか。今回の補正予算によりますと、筋分校についての補正予算については計上されているわけでございますが、今後杢の沢分校につきましてはどのようにされていくのかお聞きしたいと思います。
○議長  委員長漆山鏗一議員、答弁願います。
○文教厚生常任委員長  筋分校に関しましては、さっき申し上げましたように、地元からの要望もありまして、維持費も大変だというようなことから廃校に至った経緯でございます。それから、杢の沢分校に関しましては、さっき私御報告申し上げましたように、ここ数年来、希望者がないというようなことで廃校でありますし、維持管理に関しましては、筋分校に関しては地代とか払っておるようでございまして、維持管理費もそれぞれかかるというようなことから廃校に至ったというふうに聞いております。
(「解体」の声あり)解体に関しましては、筋分校が解体の予定でございます。それから、杢の沢分校に関しましては、地元の方がぜひ活用したいという申し出があるというふうに承っておりますので、当局の方でそのように検討中と承っております。
○議長  5番松木新一議員。
○松木新一議員  杢の沢分校につきましては、地元行きというようなお話でございますが、その場合、建物の貸与なのか、譲渡されるのか、その辺について当局に御質問したいと思います。
○議長  委員長漆山鏗一議員、答弁願います。
○文教厚生常任委員長  すみません、今の件でありますが、教育次長の方から御答弁をちょうだいしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長  その件は委員会では説明はなかったんですか。
○文教厚生常任委員長  詳細については委員会では質疑はありませんでした。
○議長  わかりました。
 それでは、柴田教育次長、答弁願います。
○教育次長  お答えいたします。
 委員長御説明申し上げたとおりでございますが、杢の沢分校につきましては、地区で利用したいという方がおいででございますので、教育委員会といたしましては、取り壊しの経費等も節約できるということもございますので、今後地区の方と話し合いをしてまいりたいというふうに考えてございますが、有償でお譲りするというふうな形になります。
○議長  5番松木新一議員。3回までにしてください。お願いします。
○松木新一議員  有償でお譲りするというようなお話でございます。そうした場合は、当然、撤去とかそういうものについては地元でやらなくちゃいけないということにまず第1点なるのかなと私なりに考えますが、あと、土地は当然残ると思いますが、土地等につきましては、常々市長は遊休のものについては処分したいというようなお話もあるわけですが、その辺についてもお聞きしたい。
それと、既にこちらについては旧分校ということで条例的にはもう削除になっているかと思いますけれども、昨年の10月に市政座談会がございました。その折、梨郷の座談会の中で、旧外沢分校の屋根の破損、そして床の破損、大変危険な状況にあるという話が出まして、当然そのときには現地調査をして対応したいというお返事がございました。そのような中で、私も現地を見てきました。屋根そして壁、また側壁、そして天井ももう落ちている。そして、床も落ちているというような非常に荒れた状況でございます。
○議長  5番松木議員にお願いしますが、委員長の報告について御質問願います。
○松木新一議員  はい。そういうようなことで、処分ということで地元に譲渡したいというお話がございましたので、今後そういうおそれが非常にあるわけです。そのようなことで、その辺について、地元に落とす場合、そしてその後の状況なり管理等を十分にしていっていただきたいので申し上げましたので、その辺、いかがでしょうか。
○議長  委員長。
○文教厚生常任委員長  お答えします。
 地元から譲渡の要望が出ておるのは事実でございます。それで、坪何ぼだか、全部ひっくるめて何ぼとか、あるいは上物、そういった詳細に関しましては、私ども委員会では審査してございません。ですから、当局の方から補足の説明をお願いいたしたいと思います。
○議長  教育次長。
○教育次長  お答え申し上げます。
 杢の沢分校につきましては、この条例を御可決いただいてから譲渡の相談をするわけでございますので、今のところ、どのぐらいの金額になるかということについては、まだもちろん未定でございます。ただ、地区の方がどうしても利用したいというようなお話もございますので、土地、建物合わせて普通財産に移管をしてから譲渡をしていく手続をとりたいというふうに考えてございます。
 それから、筋分校につきましては、借地でございますので、取り壊し後、地主にお返しをするというような予定をしております。以上でございます。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんで、討論を終結いたします。
お諮りいたします。日程第3 議第36号 南陽市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第5 請願第3号 教育基本法を学校や社会に生かすことを国に求める意見書提出についての議案2件、請願1件については、文教厚生常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第36号から請願第3号までの議案2件、請願1件については文教厚生常任委員長報告のとおり決しました。

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(産業建設常任委員長報告)
 日程第6 議第35号から
 日程第9 請願第6号まで計4件
○議長  日程第6 議第35号 南陽市肉用牛特別導入事業基金条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第9 請願第6号 気象災害に伴う農産物、施設等被害の対策を求める請願までの議案2件、請願2件について、議事の都合により一括議題といたします。
 ただいま議題となっております議案2件、請願2件について、産業建設常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 長谷部俊一議員。
〔産業建設常任委員長 長谷部俊一議員 登壇〕
○産業建設常任委員長  私から産業建設常任委員会の御報告を申し上げます。
 本定例会において当委員会に付託されました議案2件及び請願2件について、日程に従い、去る9月13日午後1時から 403会議室において経済部長、建設部長及び水道部長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
議第35号 南陽市肉用牛特別導入事業基金条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、昭和55年に設定された肉牛の導入促進を図るための基金でありますが、畜産農家の減少等によって近年における導入実績も減少していることから、基金総額を減額し、今後適正な基金の運用を図るため、条例の一部を改正するものであります。
審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議第38号 南陽市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
本案は、市営関口住宅集会室が築30年を経過したため老朽化も進んでおり、また隣接地に和泉町会館が新たに建設されたことから、現集会室を廃止するため、条例の一部を改正するものであります。
審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、請願第2号 「中山間地域等直接支払い制度」の存続と拡充をもとめる請願について申し上げます。
本請願は、6月定例会で審査し継続審査となっていたものですが、平坦地に比べ耕作条件の不利な中山間地域における農地の耕作放棄防止と農業生産及び農地の多面的機能の確保を目的として平成12年度から5年間実施されたこの制度の存続と拡充を求めるものであります。
制度の対象地域は傾斜地が主であり、沖郷地区を除いた市内全域が該当しておりますが、その中でも33集落の 177ヘクタールにおいて協定が結ばれており、いずれも耕作放棄防止の効果があると評価されております。
 また、委員からも、中山間地域の農地が荒廃することは我々の生活基盤にもかかわる重要な問題であり、国土保全、自然環境保全の意味からも必要な制度であるとの意見が出され、慎重に審査を行った結果、願意妥当により全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
次に、請願第6号 気象災害に伴う農産物、施設等被害の対策を求める請願について申し上げます。
この請願は、7月中旬の集中豪雨及び7月26日の豪雨、降ひょう、強風により市内においては農産物、農業施設及び農道等に甚大な被害を受けましたが、いよいよ収穫期を迎えながら農作物の大幅な減収や販売不可能な果実を目の前に不安を抱える被災農家の生活、営農を守るため、対策を求めるものであります。
当委員会としても被災後直ちに市内の被害状況を把握すべく現地調査を行い、被害の惨状を目の当たりにし、被災農家にとっては非常に深刻な問題であると確証いたしました。9月3日には国より激甚災害に指定されておりますが、生育が進むにつれ、さらなる被害の拡大が予想されるということであり、委員からも早急に対策を講じるべきであるとの意見が出され、審査の結果、願意妥当により全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。
以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第6 議第35号 南陽市肉用牛特別導入事業基金条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第9 請願第6号 気象災害に伴う農産物、施設等被害の対策を求める請願までの議案2件、請願2件については、産業建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第35号から請願第6号までの議案2件、請願2件については、産業建設常任委員長報告のとおり決しました。

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(予算特別委員長報告)
 日程第10 議第39号から
 日程第15 議第44号まで計6件
○議長  日程第10 議第39号 平成16年度南陽市一般会計補正予算(第2号)から日程第15 
議第44号 平成16年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算議案6件を議事の都合により一括議題といたします。
 ただいま議題となっております補正予算議案6件について、予算特別委員長の報告を求めます。
 予算特別委員長 小林武夫議員。
 〔予算特別委員長 小林武夫議員 登壇〕
○予算特別委員長  予算特別委員会の報告を申し上げます。
 本定例会において当委員会に付託されました案件は、補正予算6件であります。
これを審査するため、9月15日委員会を開催し、審査を行いました。
当委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみ報告させていただきます。
議第39号 平成16年度南陽市一般会計補正予算(第2号)
議第40号 平成16年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議第41号 平成16年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議第42号 平成16年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)
議第43号 平成16年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議第44号 平成16年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)
 以上、補正予算6件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上、予算特別委員会の報告といたします。終わります。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの予算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第10 議第39号 平成16年度南陽市一般会計補正予算(第2号)から日程第15 議第44号 平成16年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)まで補正予算議案6件は、予算特別委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって議第39号から議第44号までの補正予算議案6件は、予算特別委員長報告のとおり決しました。

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(決算特別委員長報告)
 日程第16 認第 1号から
 日程第25 認第10号まで計10件
○議長  日程第16 認第1号 平成15年度 南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第25 認第10号 平成15年度南陽市水道事業会計決算の認定についてまで決算議案10件を議事の都合により一括議題といたします。
ただいま議題となっております決算議案10件について、決算特別委員長の報告を求めます。
決算特別委員長 松木新一議員。
 〔決算特別委員長 松木新一議員 登壇〕
○決算特別委員長  私から決算特別委員会の報告を申し上げます。
 本定例会において当委員会に付託されました案件は、決算認定議案10件であります。
これを審査するため、9月15日委員会を開催し、審査を行いました。
当委員会は議長及び議会選出監査委員を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみ報告させていただきます。
初めに、
認第1号 平成15年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について
でありますが、佐藤 明委員より反対の発言がありましたので、起立採決の結果、賛成多数で原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。
次に、
 認第2号 平成15年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第3号 平成15年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第4号 平成15年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第5号 平成15年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第6号 平成15年度南陽市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第7号 平成15年度南陽市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第8号 平成15年度南陽市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第9号 平成15年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第10号 平成15年度南陽市水道事業会計決算の認定について
 以上、決算認定議案10件は、いずれも原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。
以上、決算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの決算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第16 認第1号 平成15年度 南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第25 認第10号 平成15年度南陽市水道事業会計決算の認定についてまで決算議案10件は、決算特別委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって認第1号から認第10号までの決算議案10件は、決算特別委員長報告のとおり決しました。 №136 №137 №138 №139  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(合併に関する検討特別委員長報告)
 日程第26 合併に関する検討特別委員会報告
○議長  日程第26 合併に関する検討特別委員会報告についてであります。
 合併に関する検討特別委員会に付託されております諸調査事項について、特別委員会の報告を求めます。
 委員長 渡部 敬議員。
 〔合併に関する検討特別委員長
          渡部 敬議員 登壇〕
○合併に関する検討特別委員長  私から合併に関する検討特別委員会の経過と結果についてを御報告申し上げます。
 市町村の合併の特例に関する法律の適用期限である平成17年3月31日が迫るにつれて、全国的に合併に進む自治体が加速度的に増加をしております。
本議会では、平成15年2月に任意の「合併に関する調査検討委員会」を設置し、今後はそれぞれの地域の自然的、地理的条件や交通体系、経済的条件、文化的要素を総合的に判断しながら、市民の意向も十分尊重し、慎重に進めたいとの一定の結論を平成16年1月に出しました。
一方、執行機関においては、平成16年2月に置賜病院組合を枠組みとする「長井市・南陽市・川西町・飯豊町2市2町合併検討協議会」が設置され、合併に関する調査が進められることとなりました。
議会といたしましては、三位一体改革の初年度を迎え、合併問題は避けては通れない問題でありますので、平成16年4月19日の第2回臨時会において、委員8人で構成する「合併に関する検討特別委員会」を設置し、地域住民の声に耳を傾けながら、自然的、地理的条件や経済的条件などあらゆる角度から調査を行い、また置賜病院組合を枠組みとする2市2町合併協議会の事務局がまとめた調査資料を参考にしながら8回の委員会を開催し、慎重に調査を重ね、検討を行ってまいりました。
その結果、各委員からの意見としては、当局において平成14年度に市民アンケート調査を実施した結果では、置賜病院組合を枠組みとする合併を望む市民はわずか4%であり、ここで強引に合併を進めることは混乱が生じる、個人的に市民 100人にアンケート調査したところ、置賜病院の枠組みを希望する者はわずか19人だった、2市2町合併協議会事務局がまとめた調査資料では各市町のデータを比較すると余りにも格差が著しいなど、さまざまな意見が出されました。
また、市民の声として、「なぜ合併をしなくてはならないのか」という質問や「合併をしないで何とか生き残れないのか」という意見が大変多く、当委員会としては、市民の意向を十分に尊重し、総合的な判断をしながら、誠心誠意調査検討を行ってまいりました。
その結果、全員一致で、「南陽市は自主独立で生きられる方法をさらに模索しながら、元気な南陽市を目指して、しばらく見守っていく」という結論に達したところであります。
また、荒井市長からは、本委員会に出席をいただき、今後の合併に関する考え方について率直に伺ったところ、「自主自立でコンパクトで機動力のある元気なまち南陽としてしばらく見守ってまいりたい」「南陽市独自で生きられる方法をさらに模索しながら、議会そして市民の皆さんと協働のまちづくりに励みたい」という考えでありました。
また、「長井市・南陽市・川西町・飯豊町2市2町合併検討協議会」からの離脱の考え方も明らかになり、結果的には本委員会と同様の結論になったものであります。
最後に、本年4月に合併に関する検討特別委員会を設置し、急展開を重ねたこの5カ月間の中、「長井市・南陽市・川西町・飯豊町2市2町合併検討協議会」の会長として御尽力をなされました荒井市長、そして事務レベルの調査検討資料の取りまとめを行った当局に対し、心から感謝を申し上げ、今後はさらに、「元気な南陽」そして「日本一安全安心なまちづくり」に向けて展望が開けることを心から期待を申し上げ、本特別委員会の報告とさせていただきます。以上で終わります。
○議長  合併に関する検討特別委員長の報告が終わりました。
 報告でございますので御了承願います。
 ただいま合併に関する検討特別委員会委員長の報告のとおり、合併に関する諸問題の調査は終了いたしました。御苦労さまでした。

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 日程第27 議第45号から
 日程第30 議第48号まで計4件
○議長  次に、日程第27 議第45号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第30 議第48号南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案4件を議事の都合により一括して議題といたします。 №140 №141 №142 №143
○議長  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
 市長。
 〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第45号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから議第48号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの条例案4件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
本案4件は国の人事院勧告を受け条例の一部改正を行うもので、内容は寒冷地手当の見直しでございます。
現在「10月9日」に設定いたしております基準日を変更いたすものですが、その部分につきましては、「規則に委任すること」といたすものでございます。
 以上、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。以上です。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。ただいま議題となっております条例案4件について、総括して質疑ございませんか。
19番五十嵐議員。
○五十嵐 諒議員  総括してちょっと市長の方にお尋ねいたしますけれども、今回の条例の改正案は、国の人事院勧告によって国の制度が変更になってくると、支給日が、こういうことで我が南陽市でもそれに合わせて条例を改正したいと、こういうことです。
 果たして支給日まで国に準じてしていかなければならないのだろうかなとちょっと疑問を感じるわけでありますけれども。例えば、それぞれの地方自治体において地方の裁量権の枠というのがあると思いますけれども、本来ならば、地方分権という流れから考えますと、地方によってそれぞれ、これまでの給与体系なりそういうものが皆違っているわけであります。そういうものを考えますと、果たしてこういうところまですべて国に準じてしなければならないのかなと。こういったことによって、どういうメリットがあるのか、またデメリットがどういう状況にあるのか、この辺はどのようにお考えになっておられるのか、ちょっとその点、お聞かせいただきたい。
○議長  市長。
○市長  現在の条例では10月9日が基準日になってございます。支給日ですね、簡単に言えば。しかし、まだ国の法案も通ってございませんし、県の人事院の発表すらない状況下でありますので、10月9日に議員御指摘のとおり支給した場合、内容によって言われているのは4割くらい寒冷地手当が落ちる、あるいは分割で支払うような内容になりつつあるというようなことでありますから、一括支給した場合には返還を求めるとか、いろいろな面で不都合が生じるだろうと。そのために、基準日を削除いただきまして、規則にのっとって支給できるように改正をお願いしたいということでございます。御理解を賜りたいと思います。
○議長  19番五十嵐議員。
○五十嵐 諒議員  理解できましたけれども、規則の枠というのは、国の支給内容がどういうふうに出てくるかというのが今後の状況だと思いますけれども、すべて 100%国に従ってするということだけでもないと。規則を定めておいて、一応柔軟にある程度それに準じてされる考え方でいきたいと、こういうふうに理解していいでしょうか。
○議長  市長。
○市長  支払いの基準日を規則によって運営したい。その他の中身等につきましては、当然、明確化すれば臨時議会をお願いしながら、議会の議決要件であろうというふうに思いますので臨時議会をお願いすることになると思いますので、よろしく御協力のほどお願いしたいと思います。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案4件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、総務常任委員会に付託いたします。 №144
○議長   それでは、総務常任委員会を休憩中に開催し、審査願います。
 ここで、暫時休憩いたします。再開は予鈴をもってお知らせいたします。
   午前10時55分  休  憩
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   午前11時18分  再  開
○議長  再開いたします。
 ただいま議題となっております議第45号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから議第48号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案4件について、総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長 小野健一郎議員。
 〔総務常任委員長 小野健一郎議員 登壇〕
○総務常任委員長  総務常任委員会の報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました追加議案4件について、休憩中に第2委員会室において総務部長及び消防長並びに関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
 議第45号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから議第48号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4件は、関連がありますので一括して申し上げます。
本案4件は、8月6日付で国の人事院勧告があり、これを受け、寒冷地手当について条例の一部改正を行うもので、支給地域、支給額、支給方法の見直しを行うものであります。特に、これまで支給基準日10月9日に一括支給されていたものが11月から翌年3月までの5カ月間に分割支給される内容になるものであります。
改正の詳細がまだ示されておりませんが、地方公務員についても本年度からの実施が求められているものであり、本市においても国家公務員等の均衡を図り、本年度から国と同様の支給内容とするため、支給基準日を国と同様に「10月31日」にするためのものであります。
現在「10月9日」に設定している基準日を変更し、この部分については規則に委任するものであります。
審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。ただいまの総務常任委員長報告に対し質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入りますが、討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。日程第27 議第45号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第30 議第48号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの議案4件について、総務常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第45号から議第48号までの議案4件については、総務常任委員長報告のとおり決しました。
 追加資料  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 日程第31 発議第5号 国営としての郵政事業堅持を求める意見書の提出について
○議長  日程第31 発議第5号 国営としての郵政事業堅持を求める意見書の提出についてを議題といたします。 №145 №146

○議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
 12番小野健一郎議員。
○小野健一郎議員  発議第5号 国営としての郵政事業堅持を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
 郵政事業は、全国2万 4,800のネットワークを国民全体のインフラとして公平なサービスを提供してきており、国民生活の安定と福祉の向上に大きく貢献してきております。
しかし、政府においては、9月10日の臨時閣議で、2007年4月の民営化開始時に純粋持ち株会社を設立し、窓口ネットワーク、郵便事業、郵便貯金、郵便保険の4事業を分社化し傘下に置くことを柱に郵政民営化の基本方針を正式決定いたしました。
郵政事業が民営化されれば、採算性が重視され、不採算な地域における郵便局は撤退を余儀なくされるものであり、不採算地域の過疎化に一層の拍車がかかるものになると思われます。
さらに、貯金、簡保資金は、長期安定的な資金として社会資本整備や市民生活の向上に利用されておりますが、民営化によりその資金が利用できなくなれば地方に大きな支障をもたらすこととなると思われます。
このような状況を総合的に判断すると、民営化によりもたらされるマイナス効果ははかり知れないものがあり、国民生活の安定と福祉の向上は低下し、国民全体に混乱を招くのは必至であります。
これまで果たしてきた社会的な役割を再度考慮し、今後とも国民生活の安定と福祉の向上のため、国営・非営利としての郵政事業を今後とも堅持していくよう別紙意見書を関係機関に提出するもきであります。
以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第5号は、所管の総務常任委員会の賛成多数により提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。(「議長、議事進行」の声あり)
20番小林議員。
○小林武夫議員 採決に当たりまして、棄権をさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長  お諮りいたします。発議第5号 国営としての郵政事業堅持を求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号は原案のとおり可決いたしました。

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日程第32 発議第6号 「中山間地域等直接支払い制度」の存続と拡充を求める意見書の提出について
○議長  日程第32 発議第6号 「中山間地域等直接支払い制度」の存続と拡充を求める意見書の提出についてを議題といたします。 №147 №148
○議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
 4番長谷部俊一議員。
○長谷部俊一議員  私から発議第6号 「中山間地域等直接支払い制度」の存続と拡充を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
 平成12年度から開始されたこの制度は、農業者の減少や高齢化によって特に耕作放棄地が増加傾向にあった中山間地域の担い手支援や農地保全に大きく役立っており、農家の励みになっています。
しかし、この制度は我が国初めての取り組みとして平成16年度までの5年間に限られており、この制度の存続、さらには交付金の増額、協定内容の条件緩和など、より効果の上がる利用しやすい制度へと充実を求める声が高まっています。
よって、食料自給率の向上と農山村の果たす多面的機能を求める国民の声にこたえるためにも、「中山間地域等直接支払い制度」を存続し、さらには拡充していただくよう、別紙意見書を国の関係機関に提出するものであります。
以上、提案理由を申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第6号は、所管の産業建設常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第6号は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。発議第6号 「中山間地域等直接支払い制度」の存続と拡充を求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第6号は原案のとおり可決いたしました。

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 日程第33 発議第7号 気象災害に伴う農産物、施設等被害の対策を求める意見書の提出について
○議長  次に、日程第33 発議第7号 気象災害に伴う農産物、施設等被害の対策を求める意見書の提出についてを議題といたします。 №149 №150
○議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
 4番長谷部俊一議員。
○長谷部俊一議員  私から発議第7号 気象災害に伴う農産物、施設等被害の対策を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
 当市においては、7月中旬には集中豪雨、及び7月26日には豪雨、降ひょう、強風に見舞われ、農産物はもちろんですが、農業施設及び農道等についても甚大な被害を受けました。
被害農家は減収を最小限度に抑えるべく懸命な努力をしておりますが、生育が進むにつれ被害の拡大が予想され、いよいよ収穫期を迎えながら、農作物の大幅な減収や販売不可能な果実を目の前に、生活、経営への不安を募らせており、今後、農家経済はもとより地域経済にも重大な影響を与えることは必至であります。
 よって、県におかれましては、この深刻な実態を十分認識され、不安を抱える被災農家の生活・営農を守り、再生産への意欲の高揚を図るため、早急に対策を講じられるよう、別紙意見書を提出するものであります。
以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。以上であります。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第7号は、所管の産業建設常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第7号は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。発議第7号 気象災害に伴う農産物、施設等被害の対策を求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第7号は原案のとおり可決いたしました。

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 日程第34 発議第8号 北方領土問題の解決促進を求める意見書の提出について
○議長  次に、日程第34 発議第8号 北方領土問題の解決促進を求める意見書の提出についてを議題といたします。 №151 №152 ○議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
 12番小野健一郎議員。
○小野健一郎議員  発議第8号 北方領土問題の解決促進を求める意見書の提出について提案理由の説明を申し上げます。
 我が国固有の領土である歯舞群島、色丹島、国後島及び択捉島の北方4島は、今日もなおその返還が実現しておりません。
 政府においては、これまでも北方領土返還要求を国民の総意の運動として展開してきましたが、戦後59年を迎えた今、返還実現を目指し、全国民のより一層の運動の盛り上がりを図り、この問題の解決に向けて、これまで以上の強力な外交交渉により、日本国民の長年の悲願である北方領土の一日も早い返還の実現と日ロ平和条約を締結し、真の日ロ有効関係を確立するよう、別紙意見書を国の関係機関に提出するものであります。
以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第8号は、所管の総務常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第8号は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。発議第8号 北方領土問題の解決促進を求める意見書の提出については原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第8号は原案のとおり可決いたしました。

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 日程第35 発議第9号 山形鉄道株式会社に対する県の財政支援を求める意見書の提出について
○議長  次に、日程第35 発議第9号 山形鉄道株式会社に対する県の財政支援を求める意見書の提出についてを議題といたします。 №153 №154
○議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
 12番小野健一郎議員。
○小野健一郎議員  発議第9号 山形鉄道株式会社に対する県の財政支援を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
 「フラワー長井線」の運営を担う第三セクター山形鉄道株式会社への財政支援は、平成12年度より、山形鉄道運営助成基金を使った車両延命工事、鉄道軌道近代化設備整備に伴う会社負担の軽減、固定資産税の相当額の補助、運転資金の無利子貸付を県と沿線自治体が一体となって行っています。
しかしながら、少子化に伴う高校生の減少で最大の収入源である定期収入は減り続けており、増収は見込めず、安全面から今後の大幅な経費節減も困難であります。
また、県と沿線自治体による運営助成基金も枯渇しようとしており、このままでは経営を維持することが難しい状況にあります。
 現在、フラワー長井線は年間約86万人が利用する通勤通学者の足として、置賜全体の教育の機会を確保し、冬期間のすぐれた安全性と定時性を持ちながら、省エネ時代や高齢化社会へ対応していることを考慮すると、今後も安全で安定した運営を継続しなけばなりません。
つきましては、山形鉄道株式会社に対する県の早急な財政支援に特段の配慮を願うため、別紙意見書を県に提出するものであります。
 以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第9号は、所管の総務常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第9号は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。発議第9号 山形鉄道株式会社に対する県の財政支援を求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第9号は原案のとおり可決いたしました。

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 日程第36 発議第10号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」
       の実現を求める意見書の提出について
○議長  次に、日程第36 発議第10号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書の提出についてを議題といたします。 №155 №156 №157
○議長  ここで、提案理由の説明を求めます。
 12番小野健一郎議員。
○小野健一郎議員  発議第10号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
 平成16年度における国の予算編成は、「三位一体の改革」の名のもとに、本来あるべき国・地方を通ずる構造改革とは異なり、国の財政健全化方策に特化されたものと受け取らざるを得ず、著しく地方の信頼関係を損ねる結果となりました。
政府においては、去る6月4日に「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」が閣議決定され、三位一体の改革に関連して、おおむね3兆円規模の財源移譲を前提として、地方公共団体からの具体的な国庫補助負担金改革を取りまとめることが要請されたところであります。
 地方6団体は、この要請に対し、去る8月24日に、国と地方公共団体の信頼関係を確保するための一定条件をもとに、地方分権の理念に基づく行財政改革を進めるため、財源移譲や地方交付税のあり方、国による関与・規制の見直しに関する具体例を含む「国庫補助負担金等に関する改革案」を政府に提出したところであります。
よって、国においては、三位一体の改革の全体像を早期に明示するとともに、地方6団体が取りまとめた今回の改革案と我々地方公共団体の思いを真摯に受けとめられ、その早期実現を強く求めるため、別紙意見書を国の機関に提出するものであります。
以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第10号は、所管の総務常任委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第10号は委員会付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。発議第10号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第10号は原案のとおり可決いたしました。

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 日程第37 閉会中の継続審査の申し出について
○議長  日程第37 閉会中の継続審査の申し出についてであります。
 別紙のとおり、閉会中になお継続して審査を要するものとして、文教厚生常任委員長より申し出があります。 №158 №159
○議長  お諮りいたします。文教厚生常任委員長より申し出のとおり、閉会中なお継続して審査することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、文教厚生常任委員長申し出のとおり、閉会中に継続して審査することに決しました。
 最後に、お諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、条、項、字句、数字、その他整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、条、項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任すること決しました。
 以上をもって、本定例会に提案されました議案及び請願等の審査はすべて終了いたしました。

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  市長あいさつ
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
 市長。
 〔荒井幸昭市長 登壇〕
○市長  9月定例会の閉会に当たりまして、御礼を兼ねて一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会におきましては、追加提案いたしました議案を含めまして慎重に御審議を賜り、全議案とも原案のとおり御可決、御承認、御同意そして御認定いただき、厚くお礼を申し上げます。
 本定例会中、各議員からいただきました御指摘、御提言につきましては、可能な限り実現に向け努力してまいる所存でございますので、今後とも御指導、御協力賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
 猛暑だったことしの夏も過ぎ、過ごしやすい季節になりましたが、この夏は記録的な大雨や相次いでの台風接近、また降ひょう被害などに見舞われました。7月の豪雨による災害については、山形県が農林関係が激甚災害の指定を受けましたので、本市におきましても、その復旧事業を進めておるところでございます。
 9月も半ばを過ぎましたが、まだまだ台到来のシーズン中でございますので、常に情報を把握しながら、不測の事態に備えているところでございます。
 さて、来月8日には第92回を数えます南陽の菊まつりがオープンいたします。準備万端整えながら、県内外から多くのお客様が見えていただくことに期待し、大いに南陽のPRに努めてまいりたいと思います。
結びになりますが、議員各位におかれましては、御自愛をいただき、各般にわたりましてさらなる御活躍をなされますよう御祈念を申し上げまして、9月定例会の閉会に臨み、御礼を兼ねてのごあいさつとさせていただきます。
 まことにお疲れさまでございました。ありがとうございました。

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       閉      会
○議長  これをもちまして平成16年南陽市議会9月定例会を閉会いたします。
一同、御起立願います。
 御苦労さまでした。
   午前11時50分  閉  会