平成17年3月定例会 予算委員会(補正予算) 3月3日(木)11:15~00:03
              予算委員会(当初予算)3月10日(木)10:00~14:50


              
平成17年3月3日(木)予算特別委員会  

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本日の会議に付した事件
議第15号 平成16年度南陽市一般会計補正予算(第5号)
議第16号 平成16年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議第17号 平成16年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
議第18号 平成16年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議第19号 平成16年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
議第20号 平成16年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)

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      開      会
○委員長(小林武夫委員)  これより予算特別委員会を開会いたします。
ただいま出席されている委員は20名全員であります。
これより予算の審査に入ります。
本委員会に付託されました案件は、平成16年度補正予算6件、平成17年度予算10件であります。そのうち本日の予算特別委員会では平成16年度補正予算6件について審査を行います。

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 議第15号 平成16年度南陽市一般会計補正予算(第5号)
○委員長  初めに、議第15号 平成16年度南陽市一般会計補正予算(第5号)について審査を行います。
 当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第15号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事の進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。
 補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
 最初に、歳入全般について、12ページから19ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。第2款総務費から第6款農林水産業費の20ページから27ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第13款諸支出金の28ページから35ページまでについて質疑ございませんか。
6番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員 29ページ、第7款商工費の菊まつり実行委員会事業補助金 357万 3,000円、これは当初予算で 500万円見込んで、赤字の 357万 3,000円ということでございますが、菊まつりは毎年どのような経過で、赤字も大分出ているようですけれども、今財政がだんだん厳しくなる中で、これからもこのような赤字を抱えながら運営していくという市の方針なのでしょうか。その辺をお聞かせいただきたいと思います。
○委員長  観光物産課渡部俊一課長。
○観光物産課長 お答えいたします。
 今御指摘ありましたように、ここ数年、実行委員会の方の経費が赤字という状況になっておりまして、毎年3月に補正をいただいているような状況でございますが、ことしにつきましては御案内のように 357万 3,000円という金額でございますが、昨年度約 200万円、その前の14年度は 530万円ほどというふうな経過でございます。
ことしの赤字の要因につきましては、12月の委員会の方で御説明したような状況でございますが、実行委員会としましても、毎年反省を踏まえながら、何とか収支とんとんぐらいに持っていきたいということで頑張っておりますけれども、非常に昨今の経済状況等で協賛金の収入が年々減っている、あるいは市民の前売り券の収益も減っているというふうな状況がありまして、非常に厳しい収支の状況になってございます。
そんな中でございますけれども、92回を迎えました伝統ある南陽市の菊まつりということで、これは御承知のように東京都文京区のだんご坂の菊人形がこちらの方に引き継がれて、ことしで93回を迎えるわけでございますけれども、収支経費ばかりでなくて、伝統文化を守るという面でも継続してやっぱりやっていく必要があるんじゃないかなと思っております。
また、経費そのものが 3,000万円ぐらいの予算規模になっておりますが、これに伴ってお客さんが2万人から2万 5,000人ぐらい例年おいでいただいております。そういった方々が市内におろす経済効果も結構あるというふうに見ております。例えば、中の方の売店で買っていただくのが、うちの方では売り上げの10%を実行委員会の方に入れていただいておりますが、今年度は55万円ぐらい入れていただいております。ということは、 550万円ぐらい中だけで売店の売り上げがあるということでございますので、2万人の方が市内に出ていろいろな商店を御利用したり飲食店を利用したり、あるいはガソリンスタンドを利用したりというふうなこともございますので、そういった経済効果も非常に大きいんじゃないかと思っておりますので、できれば継続してこの伝統を守って開催していく必要があるだろうというふうに認識をしております。以上でございます。
○委員長  6番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員 継続して、確かに90何回ということで、それは伝統的にはわかりますが、企業からの寄附も年々減っているということですが、事業の見直しについて意見とかは出ていないのか。行政の負担がますますふえるようでは、市民の方にも、果たして本当にこの事業が赤字を抱えながら、大体 800何万、 1,000万円近い金額を出しているわけで、継続は確かによろしいかとは思いますが、見直しという意見等は出てはいないんですか。
○委員長  観光物産課長。
○観光物産課長  せんだっての2月に実は実行委員会の決算総会といいますか第3回目の実行委員会で、いろいろ議論が出されております。従来、御承知のように、NHKの大河ドラマを中心にした菊人形展、それから 2,000鉢を数える菊花展ということで、二つの大きなイベント要素になっておりますけれども、どうしても訪れる方が菊人形の場合はお年寄りの方が多いということがございます。何とか若い人においでいただくようなことを考えてはということで、今年度も実は南陽高校の生徒さんの御協力をいただいたりして、いろいろなイベントなりアイデアを出していただいて事業を行いましたけれども、なかなか誘客に結びつかないということもありまして、大河ドラマそのものが飽きられているのかなというふうな御意見なんかもございました。
ただ、中には今はやりの、例えばNHKの「冬のソナタ」の人形のコーナーを設けたりするのはどうかという御意見なんかも出されました。その辺のことも十分勘案しながら、今後は人形の場面も検討を加えていきたいというふうに思っております。
来年度につきましては、今現在、大河ドラマ「源義経」をやっておりますけれども、その場面プラス子供たちが喜ぶような、例えばNHKの「忍たま乱太郎」とか、あるいは先ほど申し上げました、お客さんをある程度呼び込めるような人形の場面も設定したらどうかというふうな御意見も出されておりますので、その辺、著作権の問題なんかもありますけれども、何とかクリアしながら、新たな人形の場面の設置も検討していきたいというふうに思っております。
ただ、どうしても菊人形の場合は時代物といいますか、そういったものでないとなかなか人形が映えないといいますか、菊の着つけが非常に難しいという側面もございます。その辺もありますので、お客さんにこびて現代版にした場合に今までの伝統がどうなるのかというふうなこともありますので、その辺は伝統は伝統で守りながら、またお客さんに来ていただけるような内容に何とか検討して、93回目はより多くお客さんに来ていただけるような内容にやっていくよう努力していきたいと思っております。以上でございます。
○委員長  市長。
○市長  渋谷委員の御指摘、もっともであります。伝統文化、歴史を守るためには、ある程度の投資は仕方がないなというふうには前から感じておりました。ただ、野放図的に年々赤字額が大きくなりますね。これは、入ってくるものが少なくなれば出るものも抑えないとだめですよと。従前は菊まつり実行委員個人で補償しながら金融機関から借りておった。私が市長になって、これではなかなか続かんだろうということで約 2,000万円近くを全部返しながら単年度で決裁しようという方式に変えさせていただいた。
しかし、言われるとおり、八百何十万を菊まつり一つに投資することというのは非常にきつい。財政上、きつい。だから、幾らでも赤字が出れば補てんするという方式はやめなければならないだろうと。入るものが少なければ出るものをきちっと抑えていただかないと、最終的にいつまでたっても……。景気が悪ければ協賛金も集まらない。入場者も集まらなければ予算は少なくなる。歳出だけは多く見込んだのと一緒に出ていくようでは、これはうまくない。強くそういう点を申し上げながら、何とかある程度の範囲の中でやれるような方式に変えることが必要なのかなと、こんなふうに市長として思っております。
ただ、なくすというようなことでなく、何とか赤字幅が小さくなるような方策を講じる必要があるだろうと、このように思う次第であります。(「そのようにお願いします」の声あり)
○委員長  いいですか。(「はい」の声あり)
ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に進みます。その他附属資料36ページから43ページまでについて質疑ございませんか。
16番小林啓市委員。
○小林啓市委員  36ページの給与明細書ですが、ここの特別職の中で「その他」で 3,618人の特別職員がある、そして報酬にして1億 1,567万 2,000円となっているんですが、3万 6,000人の1割が特別職で市から何らかの形で報酬をいただいているということになるんですが、内訳はどのようになっているんでしょうか。
○委員長  総務課長佐藤憲一課長。
○総務課長  お答えを申し上げます。
人口の1割というカウントになっていますが、例えば非常勤特別職になりますので、選挙の立会人とか、そういう方々もすべて含まれます。あとは、隣組長さんも含まれますし、そういう人数を重ね合わせてカウントしますと、このような数字になります。
 なお、いろいろな委員の個々の人数につきましてはちょっと持ち合わせておりませんでしたので、後ほど提出をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長  16番小林啓市委員。
○小林啓市委員 10人に1人ですからね、かなりの役職ということになります。後で詳しい資料をもらえばいいですけれども。後でぜひ資料を見せていただきたいと思います。
○委員長  総務課長、いいですか。(「はい」の声あり)では、資料については後ほど提出いたさせます。
 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第15号 平成16年度南陽市一般会計補正予算(第5号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第16号 平成16年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第16号 平成16年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第16号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、52ページから55ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第16号 平成16年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第17号 平成16年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第17号 平成16年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第17号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、64ページから67ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第17号 平成16年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第17号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第18号 平成16年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
○委員長  次に、議第18号 平成16年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第18号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、78ページから85ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第18号 平成16年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第19号 平成16年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第19号 平成16年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第19号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、94ページから97ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第19号 平成16年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第20号 平成16年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第20号 平成16年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第20号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 106ページから 109ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第20号 平成16年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第20号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました平成16年度補正予算6件の審査は終了いたしました。

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      散      会
○委員長  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に深く感謝申し上げます。
なお、次回の予算特別委員会は3月定例会会期日程により開催いたしますので、御参集をお願いいたします。
これをもちまして予算特別委員会を散会いたします。
御苦労さまでございました。
  午後0時03分  散  会




平成17年3月定例会予算特別委員会(当初予算)3月10日(木)

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本日の会議に付した事件
議第21号 平成17年度南陽市一般会計予算
議第22号 平成17年度南陽市国民健康保険特別会計予算
議第23号 平成17年度南陽市財産区特別会計予算
議第24号 平成17年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算
議第25号 平成17年度南陽市育英事業特別会計予算
議第26号 平成17年度南陽市下水道事業特別会計予算
議第27号 平成17年度南陽市老人保健特別会計予算
議第28号 平成17年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算
議第29号 平成17年度南陽市介護保険特別会計予算
議第30号 平成17年度南陽市水道事業会計予算

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      開      議
○委員長(小林武夫委員)  御起立願います。
おはようございます。
 着席願います。
これより予算特別委員会を開会いたします。
ただいま出席されている委員は20名全員であります。
これより、平成17年度各会計予算の審査に入ります。

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 議第21号 平成17年度南陽市一般会計予算
○委員長  初めに、議第21号 平成17年度南陽市一般会計正予算について審査を行います。
 当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第21号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
 質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事の進行に特段の御協力をお願いいたします。
 これより質疑に入ります。
予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
 最初に、歳入について行います。
第1款市税から第12款使用料及び手数料までの12ページから21ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第13款国庫支出金から第14款県支出金までの22ページから31ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第15款財産収入から第20款市債までの31ページから39ページまでについて質疑ございませんか。
 13番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  38ページの第20款の市債、8目の臨時財政対策債のことについてお尋ねしたいと思います。
17年度は1億 4,130万円ほど減となっておりますが、臨時財政対策債の今後の見通し、どうなるのか。これは時限的なものであると思っておりますが、その辺いかがでしょうか。
○委員長  高橋与一企画財政課長。
○企画財政課長  臨時財政対策債についてお答えを申し上げます。
当市債につきましては、平成13年度から3年間の15年度までということで始められた制度でございますけれども、それが3年間延びたということでございます。当面18年度まではこの制度が続くというふうになってございます。
○委員長  13番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員 3年間延びた、そして平成18年度までというふうなお話でありますが、その後の状況については何ら対策はないという状況があると思うんですが、先ほどの説明ですと、税収が減ってくる、あるいは不況によって零細、あるいは商店街も含めてさまざまな分野で大変な状況になるということでありますが、そういった見通しも含めて、あるいは今後の対策も含めて、どのようにお考えかお尋ねしたいと思います。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  今後の見通しということでありますけれども、現在、三位一体改革で、補助金・負担金の削減、それから交付税の削減、そして税源・財源移譲という三つの構造改革が同時に進められているという状況にあるわけです。
一般質問の中でもお答えを申し上げておりますけれども、税源移譲と削減される補助金、交付金等が並行して行われていないという状況があるわけでございます。今年度から税源移譲の方も本格的な検討に入るというふうに言われているわけでございますけれども、どうしても人口の少ないところと多いところでは収入の格差が生じてくるということなども言われております。
それを埋めるのが交付税だということになるわけでございますけれども、それらが今後どのように進むのかということがいまだ全容がはっきり見えない時点でございますので、ここでどうこう申し上げることはできない状況にあるかと思います。それらを見きわめた上で対策をとらなければならないというふうには思ってございます。
ただ、これも一般質問で回答しておりますけれども、2010年の早い時期にプライマリーバランスを黒字化するということを言っているわけでございますので、大変厳しくなるということは十分予想されるというふうに思います。以上でございます。
○委員長  13番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員 南陽市だけでなくて地方自治体の皆さんは、この構造改革等によってさまざまな問題が出てきていると。今の方針ではそうならざるを得ないというのが当然であると思います。しかし、地方自治体も、地域住民の生活、健康、また安全で安心な、市民を守るという立場からも、地方自治法の精神にのっとってやらなければならないということだと思うんです。そういう点で、これは非常に大事な問題であると思います。確かに市長でないからどうこう申し上げられないんだと思うんですが、考え方としてある程度のビジョンというか、予想も含めて、持ってしかるべきかなというふうに私は思うんですが、その辺、もう一回御答弁いただきたいと思います。市長、お願いいたします。
○委員長  市長。
○市長  まず、臨時財政対策債、これを御理解いただきたいと思います。この制度は13年度からできまして、それ以前はすべて交付税の中で措置されていたものでございます。しかし、国も非常に財政赤字が厳しいということで、地方にもそういう痛みを分け合おうということから、このような臨時財政対策債という起債が出てきたわけでございます。全額これは国の交付税の中にまびるということでありますが、起債でありますから数字的にはいろいろな面で厳しさが増しておるのも実情でございます。しっかりした財政理念・基本理念を持ってと委員御指摘でありますが、我々は常に委員御指摘のような姿勢で市政をあるいは財政運営をやらせていただいております。ただ、我々一地方自治体が、国の今後の財政計画が明らかでない中で勝手にそれらを踏まえてやることもできない、このような実情も御理解をいただきたいと思います。
きのうの一般質問でも申し上げました、健全財政というのは難しいだろうと。国で示している制限比率とか経常収支とか公債費比率とか、これは難しい、まずできないだろうと。ただ、財政的に安定的な財政運営ができるように。予算が組めないとか、すべて補助金等を全額なくすとか、そういうことなく、安定的な財政運営を私は目指していきたい、このように申し上げてきたわけですし、これからもそのような姿勢で頑張っていきたい、こう思います。以上です。
○委員長  19番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員  17款繰入金の件について、考え方含めてお聞きしたいと思います。
今回は 4.7%の減額予算ということで、かなり厳しい中、市長の手腕も含めて、民間の感覚といいますか、そういうものを含めながら、かなり厳しい予算を乗り切った中での予算編成だなというふうに思っています。
繰入金の件の中で、ごみ減量基金繰入金 1,000万円を繰り入れするようになっていますけれども、ごみ減量基金というのは一定の目的を持って積み立てしたものじゃないかなと思っておりますけれども、この件について1点、ごみ減量基金はどういう目的で積み立ててきておったのかということについてお聞きしたいと思います。
あともう1点は、今回は財政調整基金から 
5,000万円と地域振興基金から 1,000万円、ごみ減量基金から 1,000万円で、約 7,000万円の繰り入れをしているわけでありますけれども、3カ年計画の実施計画を見ますと、18年度の予算編成の組み方も一定程度つくられておりますけれども、ほとんど繰入金はゼロに近い金額になっているわけです。したがって、18年度に繰り入れできる、また基金として残る金額は、どのぐらい予定されておられるのか、この2点についてお尋ねしたいと思います。
○委員長  高田 勇市民生活課長。
○市民生活課長  ただいま委員から御指摘ありました、ごみ減量基金の使い方というふうなことでございます。これにつきまして、条例の中で「リサイクルに関する事業」ということでうたってございます。第4条の3項になりますけれども。そのような中で、リサイクルに使用する目的で今までごみ基金として 1,800万円弱になりますけれども、その中からリサイクル事業として使っていくというふうな考えでございます。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長 財政調整基金の繰入金について申し上げます。
既に残高がほとんどない中での 5,000万円というような御質問かと思いますけれども、16年度決算を結ぶ際に何とか 5,000万円を再度積み立てて、その中から取り崩すと、このような見通しを立てているものでございます。
○委員長  19番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員  1点目、ごみ減量基金についての説明を受けましたけれども、これは一般財源の中の支出の中でその分も含めて使うということになると思いますけれども、特に今後、これは大きな課題の京都議定書の問題がありますね。CO2 の削減の目標というものが今度定められて、日本の場合は6%減という目標に向かって、このままでいくと14%減をしなければならないという目標があるんですが、この問題は、とても今の市民生活課の予算のところでできる問題じゃありません。総体的に考えて、どのように今後市として取り組んでいくのか、もちろん市民の力もかりてやっていくということになると思いますが、できる限りごみ減量基金の分野についての目的というものを余り外れないように今後とも使用していただきたいなと、このように思っております。
あと、まだ3カ年計画の18年度の一定の骨格だけが載っておりますけれども、財政調整基金をもう一度 5,000万円ぐらい積み立てるという考え方をお話しされたわけですが、財政の状況によっては18年度もそういった金額を繰り入れすることも考えざるを得ないことも出てくるということに理解していいでしょうか。
1点目は要望だからいいです、最初の方は。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長 財政調整基金については、いずれの年もできる限り大きく欲しいというのが本音でございます。そんなことでありますので、常に節約を旨としながら予算執行をやってまいりたいというふうに思ってございます。そのようなことから、可能な限り財政調整基金を積み立てて、その中でいざというときに繰り出しをするといったのが財政調整基金の趣旨でございますので、今後ともそのような形で、できる限り積み立てを図ってまいりたいというふうに思ってございます。
○委員長  いいですか。(「はい」の声あり)
ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、歳入については終わります。
 次に、歳出に入ります。
第1款議会費の40ページから41ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第2款総務費の42ページから63ページまでについて質疑ございませんか。
○委員長  ほかにありませんか。
4番長谷部俊一委員。
○長谷部俊一委員  53ページの報償費の中で結婚対策推進報償費に関連してお聞きしたいと思います。
結婚対策ということで非常に少子化対策にも重要な部分であると思いますけれども、現在の結婚相談員数はどのぐらいになっているのか、また最近の結婚の成立数はどのようになっておりますかお聞きしたいと思います。
○委員長  市民生活課長。
○市民生活課長 ただいまの質問にお答え申し上げます。
結婚対策員につきましては、10名でございます。
なお、結婚を引き合わせていただいた方につきましては、昨年は1人でございました。
なお、他の市町村にも委員の中から紹介がありました。以上でございます。
○委員長  4番長谷部俊一委員。
○長谷部俊一委員  結婚相談員の数も10名ということでありますけれども、昨年度は結婚は1名ということで、予算金額に対しても効果が出ていないという結果であろうと思いますけれども、このような情勢でありますから、なかなか難しい部分もあろうかと思いますけれども、先ほど申しましたように少子化対策の中でも、南陽市民の中でも適齢期を迎えながらまだ結婚されないということで心配している方も多いわけであります。やはりいろいろな方と情報交換というのも非常に大事じゃなかろうかなと思いますので、人数ももっと増加するような方向で検討も考えていくべきではなかろうかと思います。
それからもう1点、結婚が成立した場合、予算 114万円ほどございますけれども、何か待遇方式とか優遇措置があるのかどうか、そこら辺ちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  市民生活課長。
○市民生活課長 人数の増員というふうな話でございましたが、委員御指摘のように、いろいろな事業をやってございます。他市町村との交流もやってございますが、なかなか出会いがないというのが実情でございます。そんな中で、男性の登録者が多くて、相談員そのものをもう少しふやしていけば効果が上がるのかどうか、その辺はちょっと私も疑問に思いますけれども、今後とも検討しながらやっていきたいと思います。
また、ある程度の報奨とかそういう部分があるのかというふうなことでございますが、33歳以上の方とめでたく一緒になった場合には、報奨金として3万円の市からの補助金を出してございます。以上でございます。
○委員長  4番長谷部俊一委員。
○長谷部俊一委員  報奨金についても33歳以上は3万円出しておるということでありますけれども、これも大変意義があるのかなと思いますけれども、特に結婚相談員はだれがやっているのかわからないと言う市民の方が非常に多いわけなので、今後、市報等で紹介欄を出していただいて、ひとつ御検討をいただきたいと思います。以上です。
○委員長  荒井市長。
○市長  相談員の氏名、住所、市報にきちっと掲載してございます。
あと、米沢は、もうこういう制度をやめまして、南陽が非常にうらやましいなと、せんだっても、結婚相談員と私も入りまして、会議したり懇談会をやらせていただきました。3月7日でしょうか、「ほろよいパーティー」なんかも頑張ってやっていただいております。結果的に非常に多く機会をつくって会わせていただいておりますが、カップルの9割の女性が断るそうです。女性の方から断られるそうです。その結果、先ほど課長申し上げたとおり、本年度は1組に終わったと。でも、昔の言葉で「見合い」、そういうものはかなりさせていただいているようです。その辺を御理解いただきたいと思います。
○委員長  ただいま質疑中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
 再開は11時15分といたします。
   午前11時00分  休  憩
───────────────────
   午前11時15分  再  開
○委員長  それでは、再開いたします。
 質疑ございませんか。
 19番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員 42ページの委託料に関してお聞きしたいと思います。
今回、市長の施政方針にもあるように、市長車、議会の議長車、これを1台にするということです。昨年は市長車の運行業務の委託料 650万円という予算をつけて、結局執行できなかったと、こういうことになったわけです。いきさつについては、業者は業者の言い分、行政は行政の言い分がありますから触れませんが、私、昨年の4月19日の全員協議会のときに、今後どうするのかということでこの問題を質問しまして、市長はこういう答弁をしているわけです。「今後の入札は、入札に入った4社は除かれる、タクシー会社に限らない方法で今後やっていきたい」、こういう御答弁をなされました。なぜ、その後民間の方に業務を移すことができなかったのかなと。どういう理由があってなのだろうかということをお聞きしたいと思います。
○委員長  荒井市長。
○市長  入札参加を拒否された方は、当然次の入札には入りませんね、それは御理解いただきたいと思う。では、ほかの民間業者、どうなのかなと。ただ、2種免許を持っている人じゃないとうまくない。いろいろその後も検討したんですが、運転手さんが現状では本年度までは議会もいますし市長の方もいますから、タクシーを利用して、委託をしなくても現状どおり業務に支障ないだろうと、そういう観点から委託化を避けたわけでございます。
いろいろな検討を加えさせました。いかに効率的に経費を削減するかといえば、やっぱりタクシー利用が一番安いし安全なんです。そういう意味で委託化はやめ、 650万円を不用額として、今年度に繰越金として入れることができるということでございます。御理解をいただきたいと思います。
○委員長  19番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員 タクシー業界以外の青ナンバーを持っているところも含めて考えたいということだったわけですが、私は行政側で調査不足だったんじゃないかなという感じがします。例えば陸運局のいろいろな認可が要る問題についても、そういう意味では簡単にはできないようになっているようです。やはりその辺がどうだったんだろうかと。市長としては、その後もやる気があったんだけれども、そういういろいろな法律の縛りの関係があってできなかったのか、それとも今後とも今の現状のままで、運転手も実際今もいますから、その後、議長車と市長車を1台にするということで出てきたわけですが、今の現状の考え方で今後とも進んでいくのか、あとは民間の方に移行するという考え方を持たないでいくのか、その辺はどうなんでしょうか。
○委員長  荒井市長。
○市長  現状のとおりで進みます。民間に委託化することはありません。タクシーを利用した方が、経費の面から何からいっても、非常に安上がりだということもわかっております。
陸運局その他の調査が不十分でないかという御指摘ですが、そういうことはありません。あるいは川西とか長井とか米沢の業者だっていいわけでございますが、実質やっぱり南陽市の活性化を図るには市内の業者を最優先すべきだろうと、こういう観点から、あと経費の見込みから、委託化はやめたと。今後は議長車あるいは市長車、公用車1台にしながら、運転手さんがいますから、そして不足する分はタクシーを利用した方が非常に効率的だと。 650万円タクシーに乗ろうかと思えば乗り切れない。そういう意味で、経費のことも考えながら判断をさせていただきましたので、御理解をいただきたいと思います。
○委員長  19番五十嵐 諒委員。
○五十嵐 諒委員 本来ならば今市長がおっしゃっているのは十分理解できますけれども、タクシーをすべて使えば一番安いですよね、職員を置くよりも、しかしやっぱり常に利便性を図るためにも職員の運転手を最低限きちんと置いておくということも非常に大事なことじゃないかなと思います。
委託の考え方なんですが、例えば土木関係なり、いろいろな関係も、委託についてはありますね。シルバーセンターの方にやってもらうことも多いんですが。例えば土木の事業の中でも舗装のちょっと壊れたところとかについて、職員の手でもやれるものはやれると思うんです、本来ならば。かえって委託にしていかない方が安上がりだということもできると思うんです、そういった問題についても。
 その辺についても、今後の考え方として、もちろん人件費の削減ということがありますから、していかなければならない課題があるんですが、やっぱり最低限のところをきちんと配置するということもしていかないと、すべて皆委託という考え方でもまずいんじゃないかなと感じますけれども、その辺の基本的な考え方について、いかがですか。
○委員長  荒井市長。
○市長  業務に支障ない限りは民間委託化を進めます。以上です。
○委員長  いいですか、19番。(「いいです」の声あり)
 ほかにありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第3款民生費の62ページから81ページまでについて質疑ありませんか。
13番佐藤委員。
○佐藤 明委員 第3款、69ページの19節、シルバー人材センター、この問題について質問いたします。
人材センターに対しまして県が 328万円、市が 328万円ということで計 656万円ほど計上されておりますが、市のシルバー人材センターの事業といいますか、何を目的にして、何をしているのか、最初にお尋ねしたいと思います。
○委員長  土屋長寿医療介護課長。
○長寿医療介護課長 お答え申し上げます。
事業の目的でございますが、高齢者の促進事業法に基づいてのそれぞれの事業を行っているわけでございますが、特に行政関係の委託事業、あとそれぞれ民間の企業の委託事業、また地域の中でのそれぞれ個人的な委託事業ということで、社会全般にわたっての事業を高齢者の手で行っているという状況でございます。
おおむね60歳以上が一応会員というような形になっております。以上でございます。
○委員長  13番佐藤委員。
○佐藤 明委員 社団法人のシルバー人材センターの概要でありますが、平成3年に設立されたということになっております。現在、理事長、副理事長、事務局長、それから理事が13名、職員が5名、うち臨時職員が1名というふうになっているわけですけれども、役員などを見てみますと、市の職員の幹部だった人たちが大分おるというお話を聞いております。しかも、大分長きにわたって役員をなさっているというふうなお話を聞いておるんです。「何で10何年もやっているんだ」というふうな声も内外から聞こえてくるわけです。役員の方々に対してどうのこうの言うわけではないんですが、しかも市関係の委託の事業とか民間あるいは地域の方々の事業というふうになっているわけですけれども、役員の選考、これは一体どうなっているのか、その辺、お聞きをしたいと思います。
○委員長  荒井市長。
○市長  シルバー人材、法人でありますから、市が口を出すことはできません。特に人事に関しては。シルバーの中で選考委員を選んだりなんかしてやっているようでございます。だから、市が行政権、監督権、シルバーに対して持ってございませんので、委員御指摘のような意見、私も承知していることは承知してございますが、内部的に「大分御高齢だからおやめになったら」というような出しゃばったことは申し上げることができませんので、御理解をいただきたいと思います。
○委員長  13番佐藤委員。
○佐藤 明委員 私思うんですが、確かに内部の問題は内部で処理すると、しかも法人でありますから、それは原則であると私も思うんです。しかし、県とか市の持ち出しが、今回も合わせて六百数十万円の補助金を出していると。そういう立場からも、何とかならないのかなという話も聞こえてくるわけです。これは市長も重々御承知というお話でありますから、私も「やっぱりなあ」というふうに思うんです。しかも、「後がま」という人は大分いるというふうに聞いているわけですけれども。例えば3年とか、あるいは長くても5年とか、そうならば話わかるんですが、かなりの長きにわたる人もいるのかなと思うんです。そういう点で、干渉はされないと思うんですが、市としての意見も、こうですよ、ああですよというふうに何らかの形で言ってもしかるべきではないのかなと私は思うんですが、その辺、いかがですかね。
○委員長  荒井市長。
○市長  委員、どういう方法で伝えたらいいのかですね、その辺も考えてみてください。ストレートに「予算委員会の中で佐藤 明委員からそういう発言がありました」ということもちょっと私の立場から言いにくい。結果的にどうなるのか。いろいろな新年度に向けて改革をしなければならないというようなことも一部聞こえてくるような節もありますから、変わることをお互い期待をしながら……、変わるというのは人材がかわるんじゃなく、シルバー、運営のあり方、あるいは理事の皆さんの心も変わることを期待したいということですから、誤解のないようにとらえていただきたい、こんなふうに思っています。
○委員長  13番佐藤委員。
○佐藤 明委員 市長おっしゃるとおりです、そのとおりです。ですから言っているわけなんです。確かに干渉できないということは重々わかっております。ですから、私が言ったのは確かですから言ってもいいですけれども、市民の声として、また役所の中にもやっぱり考えもいろいろあり得るので、その辺のことをちょっと言いたかったものですから、あえて言ったわけです。以上です。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第4款衛生費の80ページから91ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第5款労働費の90ページから93ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第6款農林水産業費、92ページから 105ページまでについて質疑ございませんか。
13番佐藤委員。
○佐藤 明委員  第6款農林水産業費に関連して質問いたします。
 自給率の問題でありますが、農政対策審議会が国にありますけれども、今後のあり方を示す基本計画について、当初目標が45%……(「何の自給率」の声あり)食糧自給率の問題。当初の計画が45%というふうな計画を持っておったわけですけれども、これを修正して棚上げしたというふうなお話を聞いているんですが、目標値から見れば大分後退しているのではないのかなと思っております。山形県の場合ですと、日本の食糧自給率のカロリーベース、世界的にも発達した資本主義の中でも大分低い方だというふうに指摘されております。そういう点で、自給率を上げるという当初目標から大きく後退しているのかなというふうに私思うんですが、その辺、どのように思われるか、まず最初にお尋ねしたいと思います。
○委員長  竹田一夫農林課長。
○農林課長 お答え申し上げたいと思います。
きょうの新聞の報道にも出てまいりましたが、食料基本法、5年に1回見直すということで、確かに現在40%の自給率の関係の記事がございまして、昨日答申された中でも45%まで努力するというふうな記事がございました。
一方、カロリーベースの自給率のみならず、金額ベースでの自給率ということもあわせて考えるというふうなことが示されていたようでありますが、私どもの手元に公務上きちっとした書類がまだ来ておりませんので、私これ以上のことはお答えできませんので、御理解願いたいと思います。
○委員長  13番佐藤委員。
○佐藤 明委員  県の発表によると、おととし、県別では、例えば北海道が 192%、秋田県が 
167%、山形県は3番目で 131%、4位が新潟県で99%となっておるようです。それで、冷害だった青森とか岩手とかあっちの方は、そういった関係でかなり下がっているというお話も聞いているんですが、県内では 131%になっているんですが、南陽市の場合ですとどのようになっているか、課長、その辺おわかりの場合、教えていただきたい。
それから、もう1点でありますが、地産地消と言われている状況の中で、特産物というのは南陽にも結構あるわけですけれども、そういった特産物をどのようにして今後、地元あるいは市外、どういった方法で売り出すか、もし案があれば、どのように考えているか、その2点だけお尋ねしたいと思います。
○委員長  農林課長。
○農林課長  お答えさせていただきます。
 1点目の市の自給率でございますが、実は公式ではございませんが、農林省のホームページの中に、その市の穀物の生産量なり果物、野菜の生産量、いわゆる統計上の生産量を入れますと自動的に計算され、その市の自給率を出すシステムがございます。これに2000年のセンサスのデータで入れたんですが、たしか98%だったと思っています。
100%を超えないのはなぜかといいますと、御承知のように稲作は非常にカロリーベースで高くなるわけでありますが、南陽市の場合には、御承知のように果樹が米を上回る粗生産額になっています。果樹が約30億で米が20億となっていますので、果樹のカロリーベースが非常に低い計算になっていますので98%、 100%に達しないという状況になったなと感じております。そんな意味で、南陽市はカロリーベースでは98%前後になってはおりますが、所得の面では単作地帯よりもずっと柔軟な所得の確保ができている構造にありますので、経営的には単作地帯よりは若干いいのかなと思っています。
あと、2番目の地産地消の絡みの、今後の南陽市の特産物をどう売るかということでございますが、これは南陽市のみならず置賜の協議会もございますし、山形県一本の地場産品のPR、キャンペーン、そういう団体もございます。それらの団体と足並みをそろえて、南陽市のみならず、広域JAでもありますので、県全体としてやっぱり足並みをそろえていくべきだろうとは思っています。
 ただ、市の具体的な案といたしましては、過日の議会で御提案ございました、果樹生産の土地柄でございますので、発送する場合には市の情報、それから市のいろいろなイベントも添えて、市全体の活性化も図るようにという御提案がございましたので、このたび、その予算を確保しながら、そういう部分を活用しながら、さらに南陽市を売り込んで、南陽市の安心・安全な農産物もあわせて売り込むという考え方でございますので、御理解願いたいと思います。
○委員長  いいですか。(「はい」の声あり)
 18番大坂正十四委員。
○大坂正十四委員 畜産業の中で、97ページ、ことしから白鷹山牧場が休牧ということになっているんですが、土地の借地料ということで56万 9,000円というのはわかりますが、その下に原材料費として牧道補修資材ということで入っているんですが、休牧になるので、何でこれ必要なのかお尋ねします。
○委員長  農林課長。
○農林課長 この牧道の補修費は、白鷹山に通じる牧道の補修費ももちろんございますが、その他の牧場もございますので、そこへの維持補修の原材料として盛っている予算であります。
○委員長  18番大坂委員。
○大坂正十四委員  牧場が休牧になるので、そのほかというのは、東北電力とかそういうもののために牧道の補修をするということか。
○委員長  農林課長。
○農林課長 そのほかにも民間の牧場がございますので、それらに通じる、牧道に通じる道路、いわゆる農道という位置づけになっていますが、その補修資材です。
○委員長  18番大坂委員。
○大坂正十四委員  休牧になるので、そのほかに牧場があるといっても、あと何もないべ、あそこさ。農道のためにするのか。ならばわかるが、牧場としてほかにあると言われたって、ほかにないわけだから。ただ、東北電力の災害の基地とか、そういうものがあるけれど。ただ、農道として整備するというのか、この資材は。
○委員長  農林課長。
○農林課長 一般的には農道の資材と考えていただいていいと思います。(「なら、わかります」の声あり)
○委員長  5番松木新一委員。
○松木新一委員 6款の農林水産業費について何点かお聞きしたいと思います。
 まず、94ページの農業総務費の中の農事実行組合に関する点についてお聞きしたいと思います。各組合の組合員数につきましては、高齢化やそういうことで組合員数がそれぞれがかなり減ってきていると私は思っているわけでございます。そういう中で、行政だけで一方的になるわけじゃないですけれども、地域と行政と協議といいますか、相談をしながら農事実行組合の再編が必要ではないかなと思っていますが、その点、どのように進んでいるのか、まず第1点、お聞きしたいと思います。
第2点目に、98ページの5目農地費に関してお聞きしたいと思います。3カ年計画にも載っているわけではございますが、国営の米沢平野2期地区に関してお聞きしたいと思います。今現在、米沢平野土地改良区としてもその事業を進めておりまして、16年・17年が全体実施設計期間ということで3カ年計画にも載っているわけですが、また米沢平野農業水利事業推進協力会、これにつきましては、2市2町の首長さん、そして議長、あと関係する常任委員長と米沢平野で構成されている会でございますが、そちらについても事業の推進を図られていると思っているわけでございます。そういう中で、国営第2期の事業の概要なり、特に南陽市では淞郷堰揚水機場、あと以前にも私、一般質問の中でも要望を申し上げた経緯がございますが、横堀排水路の整備内容等について、どの程度見込まれているのかお聞きしたいと思います。
また、この事業に関して、市の負担が伴うわけでございますので、その辺でどういうスケジュールの中で議会の方にお話があるのか、その辺、わかる範囲でまずお聞きしたいなと思います。それが第2点目です。
あと、第3点目といたしまして、このことにつきましては私も先ごろ一般質問をさせていただいたわけでございますけれども、本当はその中で申し上げればよかったわけですけれども、ちょっと抜けてしまいましたので質問させていただきます。
梨郷地区湛水防除事業について伺うわけでございますが、今までも県営の重要要望事業として、また市当局は当然ですが県なりの指導を受けながら地域とともに進めてきたわけでございますが、私として残念だと思ったのは、今回の施政方針の中に、今までも梨郷地区湛水防除事業につきましては「引き続き早期採択を目指してまいります」という一行、文言があったわけです。たまたま最終段階といいますか、どうしても事業に近づきたいという中で、今回この文言が抜けてしまったというのは非常に残念に思っているわけでございます。
 また、先ごろの市政座談会の中でも、早期実現に向けてということで地域の方からも話があったわけです。
そのような中で、御承知のとおり、このことについては12年ごろから話がありまして、排水路整備から県の指導もございまして湛水防除事業に振りかえて、地元で促進協議会を設立いたしまして、当時は市長にもその会議に御出席を賜ったわけでございます。そういう中で、今までも事業の推進なり要望活動、そしてまた県内の実施完了地区などの先進地視察をしてきたところであります。そしてまた、昨年は、事業の採択に向けてクリアしなければならない事項等もございまして、その中に水田畑地化検討委員会も立ち上げまして、地域のそれぞれの分野で頑張っている若い人たちをメンバーといたしまして、そちらについても近くの先進地の視察やら調査研究をしてきたところでございます。
そのような中で、県の財政やら施策の変化等でなかなか事業の採択が難しいというのは私も承知しているわけではございますが、地域としての悲願の事業でございますので、数点クリアしなければならない項目もあるかと思いますが、それらについても地域でも検討しながら、行政の指導を受けながら、進めていかなければいけないことだなと思ってございますので、そういうことで、事業採択に向けての取り組みについてお聞きをしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上3点、よろしくお願いいたします。
○委員長  荒井市長。
○市長  私からは1点目と3点目、お答え申し上げたいと思います。
農事実行組合、再編の課題あるやに委員の方からお聞きしましたが、なかなか再編するというのは難しいことではないのかなと。今まで来た実行組合でありますから。おのおのの地域に則した活動をいただいていることは御理解いただけると思います。そういうふうに考えております。
なお、2点目の国営米沢平野等については、詳しくは承知してございませんので。ただ、このくらいのお金を負担してくださいというような要請は来ています。担当課長の方から、この点については答弁させます。
あと、3番目の湛水防除事業、施政方針の中に抜けていたから市は見放したんじゃないかということでは決してございません。やっぱり重要要望事業の大事な項目としてまた今年度も頑張っていきますし、県の方では庄内の方が終わったらじゃあ南陽さんですかということもちらほら聞こえてくるような状況下にあることも承知しておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○委員長  農林課長。
○農林課長 それでは、2点目の米沢平野の2期の関係でございますが、議員おっしゃられましたように、16年、17年と今実施設計を進めておるわけです。当初 160億円の総事業費とかその辺の時点から始まりましたが、やはり国、県それから地元の負担、それぞれ伴いますので、その後いろいろな見直しを加えられておりまして、事業費も相当下がっている状況にございます。ということで、今現在、それぞれ県の財政なり各自治体の財政も見ながら全体設計を進めているということで、今現在、進行形でございますので、最終確定決まりましたら御報告を申し上げたいと考えています。
今の状況でありますが、南陽市内でのこの2期事業にかかわる事業としましては、淞郷堰の頭首工がございますが、あそこのポンプの交換、それから議員おっしゃられました横堀排水路、全線ではございませんが、あそこが大分傷んでおりますので、あの補修を今現在予定して話し合いを進めている状況にあります。以上です。御理解願いたいと思います。
○委員長  5番松木委員。
○松木新一委員 わかりました。ただ、農事実行組合については、地域それぞれの事情があると思います。そのとおりだと思います。ただ、隣同士の余りにも少なくなっている部分等については二つが一緒になってするとか、そういうことも必要だと思いますので、その辺について地域の意見を聞きながら御指導の方をよろしくお願いしたいと思います。
 あと、3番目の湛水防除につきましては、見放したわけじゃないという市長のお言葉をちょうだいいたしましたので、そのようなことで今後とも推進方よろしくお願いしたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費、 104ページから 113ページまでについて質疑ございませんか。
10番鈴木英昭委員。
○鈴木英昭委員 111ページ、7款商工費の中の菊まつり実行委員会事業補助金について、関連としてお伺いしたいなと思います。
 この予算書でありますが、今年度も補助金 
450万円が計上されております。また、さきの議会でも話題になりましたが、平成16年度も当初の補助金が 450万円、そして菊まつりの結果によって、その赤字を補てんするために 357万 3,000円補正を組んで補てんしたということがあったわけであります。そんな中でお聞きしたいと思います。
今年度こそは昨年のような二の舞を踏まないんだというような考えの中で、いろいろな角度から検討されて、今年度も 450万円を計上したと、私はそう期待しておりますが、本当にことしは頑張るんだぞと、そんな思いでこの金額を計上されたのか、その辺もお聞きしたいと思います。
ただ、入場者が少なかったという原因の一つに、昨年はちょうど開催期間さまざまな悪天候に見舞われたというようないきさつなどが重なり、例年より大分見学者が少なかったというようなことの説明が前にあったわけでありますが、それも確かに結果的な要因だったと思いますが、ただ私なりに感じておりますことは、現在、多種多様なレジャー産業があふれている中で、菊まつり、この内容を見てみますと、何年も前からワンパターン。確かに題名では模様がえしておりますが、見た限りではワンパターンだなと。今の観光に対するニーズが全く菊まつりから離れているんじゃないのかなと。私の勝手な判断でありますが、そのようなことが集客が少なくなった最大の要因ではないのかなと感じております。そんな思いで、私も、他地区に誇れる南陽市の伝承文化であります菊人形を本当に大事にこれからも続けていただきたいなという思いもあって、お聞きしたいと思います。
  450万円を計上されたという中に、実行委員会がこの祭りに取り組む姿勢、どんな気持ちで取り組んでいるのかなという思い。厳しいことを申し上げますが、もし赤字を出せば、市にお願いすれば幾らでも助けてもらえるんだと、そんな甘えの中で、最初からそれをあてにして祭りの内容を企画また実行していこうとしているんじゃないのかなと、そんな思いにもなっているわけでありますが。立場が違うと言われれば申しわけないと思いますが、この辺のさまざまないきさつ、今までの過去のことでも結構でありますし、それからまた今回予算を組んだということはある程度の見通しがあって立てられたと思いますので、お答えになれる範囲内で結構でありますので、お聞かせいただきたいと思います。
○委員長  渡部俊一観光物産課長。
○観光物産課長 お答え申し上げます。
補助金の額について前年同様の額で上げさせていただいておりますけれども、以前と比べまして、ここ何年か、補助金の額そのものは当初は減っております。そんな中でありますけれども、それぞれの部会の方で、例えば協賛金部会なんかも 800万円なりの目標額を立てて取り組んでおりますけれども、いろいろな経済状況なり現在のこういった厳しい状況なんかで、なかなか目標額に達しないというようなことで御苦労なさっていただいておりますけれども、補正予算の方で後で対応していただけるからというふうな甘い考えで運営しているということはございません。何とか収支とんとんぐらいになるようにということで実行委員の方皆さん努力していただいておりますけれども、結果的になかなか厳しい状況になっているという状況でございます。
今回も最後の実行委員会の方でいろいろ話が出まして、御承知のように、旅行形態が非常に変わりまして、前は赤湯温泉だけじゃなくて上山なり近隣の旅館の方からの送客も結構あったんですが、旅行形態が変わって、団体から個人の旅行形態になってきているというようなこともありまして、そういった方をいかにつかんでいくかということで、やっぱり魅力ある人形場面のつくりも考えていかなければならないだろうということで、ことしはNHKの大河ドラマがまた中心になりますけれども、それにプラス、子供たちも楽しめるような人形場面、それから今若い人にブームの、例えば韓流ブームと言っていますけれども、韓国の「冬のソナタ」とか、そういった現代ものの場面なんかも検討していくべきだろうということも出ております。
 また、市民の方のお客さんも減っているということもありますので、いろいろなイベントを組んで、市民のいろいろなボランティア団体がありますので、そういった団体の方に舞台をつくって出演していただいて、ボランティアで出ていただいて、その方が出ることによって市民の方にも関心を持って会場に足を運んでいただけるということもあるんじゃないかという話が出まして、ことしはそういった市民の方の参加をいただけるようなイベントもやっていきたいというふうに思っています。
また、「南陽・菊のまち」というふうに言っておりますけれども、「もってのほか」の菊も非常においしいということで、エージェントさんの方からは、「もって菊」の摘み取り体験なんかもぜひできないかというお話なんかもございまして、ことしは新たに菊まつりを見ながら「もって菊」の摘み取り体験もできるような、そういった構想を組んでいただければ団体の送客も検討しますというふうなことで、新潟のエージェントさんから、何箇所か回ったエージェントさんから言われておりますので、そういった取り組みなんかもことしはやっていきたいということで、できるだけ負担が少なくなるように頑張っていきたいというふうに思っております。以上でございます。
○委員長  10番鈴木委員。
○鈴木英昭委員 御答弁、感謝申し上げます。
正直言って、御努力していることは十分理解しております。ただ、結果がその努力に報われていないなということで、いろいろ大変だなという思いはしておりますが、ただ私含めて本当に南陽市民、住民、やっぱり菊人形に対する思い、一回は行ってみたいなという思いが欠けているように思います。なるべく足を運んでもらえるような意識の高揚にもっともっと力を入れていただきたいなという思いでおります。
そしてまた、菊人形を見てきた人の感想を聞いてみますと、「人形は大したことないけど、花はすばらしかったな」と、そんな声が本当に多くあるように思います、正直言って。だから、人形とかなんかにこだわる必要がないんじゃないのかなと。どちらかといいますと、今の観光客は「静」より「動」というか。何ぼ人形が着飾ったって、形とか姿が変わるだけで、全然かわりばえしない、ただ台座がかわるだけだ、何回見ても同じだ、つまらない、そんな言葉が常に耳に入ってきますので、その辺もよく御検討していただいて、これからも頑張っていただきたいなと思います。
○委員長  ただいま質疑中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。
 再開を午後1時といたします。
   午後0時00分  休  憩
───────────────────
   午後1時00分  再  開
○委員長  再開いたします。
 第7款商工費について質疑ございませんか。 5番松木委員。
○松木新一委員   106ページ、2目の商工振興費に関して御質問申し上げます。
 昨年の7月から交流プラザ蔵楽が開かれたわけですが、その入場者やイベントなどの利用実態についてお聞きします。
○委員長  高橋大吉商工振興課長。
○商工振興課長  それでは、利用実態を申し上げたいと思います。
 平成16年度、2月まででございますけれども、
申し込み件数といたしましては 162件、使用件数が 239件、利用人数でございますけれども、 9,449人、運営日数としては 271日、使用料の収入といたしまして45万 290円というふうになってございます。
○委員長  5番松木委員。
○松木新一委員  大変詳しい御説明どうもありがとうございました。
 それで、現在、実質、要するに 271日利用日数あるわけですが、常にあいているような状態ではないんじゃないかと思って確認の意味でお願いしたいんですが、どのような形で管理委託になって、開館とかそういうところがどのようになっているのかお聞きします。
○委員長  商工振興課長。
○商工振興課長  お答え申し上げます。
 地元で組織しております旭町振興協力会の方に、7名でございますけれども、委託をいたしておりまして、その方が常時、かぎをあけていただいたり、あるいは冬期間では暖房を入れていただいたり、それからお帰りの際は点検をしてかぎをかけていただくというふうな形で管理運営をしていただいております。以上でございます。
○委員長  5番松木委員。
○松木新一委員  じゃあ、常時、開館になっているということでしょうか。
 その点ともう一つ、ちょうど宮内関係で、今まで熊野門前町の整備、そしてまた新町商店街の整備、そして蔵楽の整備がされたわけですが、先ほどからも菊まつり等で非常に観光の関係が落ちているという中で、それぞれ三つが整備されている中で、南陽市では桜、バラ、そして菊まつりという花の関係の観光やら、またサクランボとかブドウなどの農業観光もございます。そしてまた、それらとあわせまして商工業、この3点が、整備される前と今回整備された後のそれらの状況が、どのようにいい方向に変わってきているのか、いや、なかなかその辺も変わっていないという状況なのか、そこについてお伺いいたします。
○委員長  商工振興課長。
○商工振興課長  お答え申し上げます。
 最初の第1点目でございますけれども、定休日というか休みの日は月曜日ということになっておりまして、それ以外については旭町振興協力会の方にしていただいておりますし、日中でありますれば、例えば視察とか何かがあった場合については商工振興課の方で十分対応できますので、そういう相互協力のもとに対応してございます。ですから、日中、あるいは夜であっても、自由に対応できるという態勢になっておりますし、電話につきましても、常駐はしておりませんが、商工振興課の方に自動的につながるようになってございますので、そういった対応をしてございます。
 それから、第2点目でございますけれども、宮内地区におきましては、熊野門前町の通り、それから新町の地域振興道路、それから空き店舗対策、そういったものを取り組んでおりまして、蔵楽につきましても相当視察などにも見えているという状況になってございます。新町の空き店舗対策につきましても同じような形で視察とか何かというふうなことでいただいておりますので、整備する前よりも大変よくなったというふうに認識をしております。以上でございます。
○委員長  荒井市長。
○市長  委員御指摘のとおり、常時管理人がいない状況下にあります。協働のまちづくりという意味を込めて、旭町の方々にお願いをしているところでありますが、突然「蔵楽できたな」と来る方もいるようです。そういう方にはオープンできないような状況下にもありますので、近い将来的には常時人員を配置する必要があるだろうなと、このように思っております。
 前の旧庁舎、宮内、今の文化センターも、御案内のとおりのぼろで、景観にかえってよくないわけでありますし、福祉センターもしかりでありますから、その辺の整理を込めて、常駐させながら、さらに効率的に蔵楽が利用できるような配慮をしていきたいなと、このように考えているところでございます。御理解いただきます。
○委員長  いいですか。(「はい」の声あり)
 ほかにありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  それでは次に、第8款土木費の 112ページから 123ページまで質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第9款消防費の 122ページから 129ページまで質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、第10款教育費の 128ページから 163ページまで質疑ありませんか。
16番小林啓市委員。
○小林啓市委員 135ページ、13節委託料についてお伺いしますが、学校給食委託料、これ赤湯小学校の委託料だと思いますが、民間に給食を委託してから丸2年になるわけですが、教育委員会の方ではどのように結果を評価しているかをお聞きしたいと思います。
○委員長  高橋正幸学校教育課長。
○学校教育課長  お答えいたします。
 赤湯小学校の学校給食の民間委託についてでありますが、1年間が終わった時点で、学校の関係者、あと児童、そして保護者の方のアンケート等をとりまして、当初心配していたようなことがなくスムーズになっているということで、学校の要望にこたえていただいて進められているということでございます。よろしくお願いします。
○委員長  16番小林啓市委員。
○小林啓市委員  今課長がおっしゃるとおり、私も父兄や子供らに聞いてみると大変好評なようですし、特に、今までと違って教室の中での給食でなくて校内のうちどこでもいいからと弁当を預けられて友達と食べていると。非常に好評なようであります。本当によかったなと私思っているんですが、学校給食の問題が出たとき、委託料が何年か後に上げられるんじゃないかという意見が出たわけですが、委託料等については、そういう値上げとか何かありますか。
 それともう1点は、あのとき民間に委託することによって約1億円くらいの経費が浮くというようなお話も聞いたんですが、今赤湯小学校だけですが、次、沖郷になるか宮内になるかわかりませんけれども、そのような計画はあれから全然聞いていないんですが、今どのような計画になっているかお聞きしたいと思います。
○委員長  荒井市長。
○市長  政策に関することでありますから、私の方から申し上げたいと思います。
 1億円になるなんていう発言は一言もしてございません。委託料値上げについても、これはいずれ世の中景気よくなって人件費が上がったりなんかすればあろうかとは思いますが、現状ではまずないだろうと、こう見ております。
 それから、次はどこだということでありますが、そう簡単にはいかないんですね。職員も、また技能士さんも頑張っていただいておりますし、あと栄養士がいないとこで芳しくないのかなと、こう思っておりますから、今の段階では沖郷だとか宮内だとか言える状況下でないということも申し添えて、御理解いただきたいと思います。
○委員長  小林委員、いいですか。(「はい」の声あり)
 13番佐藤委員。
○佐藤 明委員   150ページの教育費について2点ほど質問させていただきます。
第1点目は、3目の図書館費でありますが、今回 208万 5,000円ほど計上されております。図書の購入費ということでありますが、現在、どの程度の本が入っておるのか、まず1点お聞きしたいと思います。
それから2点目でありますが、 156ページの10目の夕鶴の里の問題でありますが、入館者の問題でありますが、どのようになっているかお尋ねをしたいと思います。
○委員長  佐藤正昌社会教育課長。
○社会教育課長 お答えを申し上げます。
第1点目の図書館の蔵書でありますが、現在のところ5万 4,638冊ということになってございます。
あと、第2点目でありますが、夕鶴の入館者でありますが、本年度についてはまだ集計をしておりませんので、15年度のものでありますが、1万 8,498人の入館者がございました。ことしも大体そのような形で、同じぐらいの人数ということで思っております。以上です。
○委員長  13番佐藤委員。
○佐藤 明委員 図書館の問題でありますが、中央公民館のところに移動して設置してから、大分子供たちや一般市民も、さまざまな形で入館者が多くなっているというのが実情だと思います。それで、市の図書館の資料によりますと、平成8年には3万 7,903冊ということであったわけですけれども、さっき課長おっしゃったように平成15年度では約5万 5,000冊というふうに、1万 7,000冊ほどふえているわけです。非常に利用者もふえているという状況であります。利用者は、平成8年ですと1万 3,600数十人、15年度では2万 3,600人と、このように集計されております。この数字から見ても、1万人ほどふえていると。ですから、さっきも申しましたように、子供たちばかりでなくて、大人たちも結構見えておられると。私もときたまおじゃまをしていろいろ見ているのでありますが。
 今回の図書購入費 400万円ちょっとありますけれども、どういった本などを購入されるのか。いろいろな書物が購入されると思うんですが、今までの本の中で、市民が読みたい本などアンケートなどもとってされれば、もっと見たい本がわかるのかなと思うんですが、その辺、もし計画があるならば、どのように考えておられるか、お尋ねしたいと思います。
それから、夕鶴の里の件ですが、さっきおっしゃったように1万 8,500人と。これは昔の資料館ということもあって、結構全国的に、あるいは各地からお見えになると。私もときたま、ほかから来ますと連れていくわけですけれども、かなり評判いいんじゃないかなと思います。これからの対策も含めて、どのように考えておられるか、その2点。
○委員長  社会教育課長。
○社会教育課長 では、1点目の図書購入についてでございますが、毎年 400万円ほどの購入をいたしております。それにつきましては、先ほど委員の方からおっしゃったように、読者の方々の希望をとって、それに基づいて購入をしている部分もございまして、購入を希望する用紙がございましたり、相談にいらっしゃったり、そういうことで、全部が全部そうだとは言いませんけれども、今までにない本の購入ということで、市民の利用者の意見を聞きながら購入をいたしているところでございます。
あと、夕鶴につきましては、社会教育施設と観光の面の施設と一緒になってございますので、人数も徐々にはふえてはおるんですけれども、そういう意味では、教育委員会の夕鶴といたしましては、それぞれの夕鶴のある地域、日本にも 200の夕鶴の里のお話がある地域がございましたり、あと民話の語りの会のコンピューター等々の利用をいたしまして、それらをPRしながら、なるべく南陽市の夕鶴の里に来ていただくように今後もしていきたい、こんなふうに考えているところでございます。
○委員長  13番佐藤委員。
○佐藤 明委員 夕鶴の里の入館者が1万 8,000人ということですけれども、徐々にはふえていると思うんですが、まだまだ少ないのかなというふうに思います。そういう点で、いろいろな形でアピールしていると思うんですが、それでも不十分だと思うんです。ですから、いろいろな催しがあったとき、さらなるPRをしていくということが大事かなと思います。そういう点で、入館者がふえるようにひとつ頑張っていただきたいと思います。以上です。
○委員長  そのほかありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に進みます。第11款災害復旧費から第14款予備費までの 162ページから 165ページまでについて質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他・附属資料の 166ページから 189ページまでについて質疑ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第21号 平成17年度南陽市一般会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
 13番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員 ただいまの平成17年度の一般会計予算は、私は反対の立場を表明するものであります。なお、本会議で堂々と討論をしたいと思います。以上です。
○委員長  ここでも堂々とできますが。
ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  ただいま13番佐藤 明委員より反対の意思表示がありましたので、採決は起立により行います。
 お諮りいたします。議第21号 平成17年度南陽市一般会計予算は原案のとおり可決すべきものと決するに賛成の委員の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○委員長  起立多数であります。よって、議第21号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、特別会計予算の審査に入ります。

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 議第22号 平成17年度南陽市国民健康保険特別会計予算
○委員長  議第22号 平成17年度南陽市国民健康保険特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第22号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入・歳出全般、 200ページから 225ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第22号 平成17年度南陽市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第22号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第23号 平成17年度南陽市財産区特別会計予算
○委員長  次に、議第23号 平成17年度南陽市財産区特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第23号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 236ページから 264ページまで質疑ございませんか。
19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  大洞山財産区に関連して御質問していきたいと思います。
 大洞山財産区のブドウをつくっているところがたくさんあるわけですが、前はブドウ耕作組合の管理道路、今は南陽市の市道という形になっているわけでありますけれども、実はあそこの入っていく道路のところに看板があるんですが、看板に書いてある内容がまだ「この道路はブドウ耕作組合の管理道路のため、会員以外は入ってはならない」と、そういう看板になっているんです。これはやっぱり誤りですので、もう市道になっておりますから、訂正をしてもらうようにブドウ耕作組合の方に指導すべきなのではないだろうかと思います。今雪で入れませんから、一定の時期に、雪でも消えてから、正確な道路標識にすべきじゃないかと、このように思いますけれども、どなたか御答弁をお願いしたいと思います。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  現状を確認させていただいて、適切な措置をさせていただきたいと思います。
(「よろしくお願いします」の声あり)
○委員長  いいですか。(「はい」の声あり)
 ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第23号 平成17年度南陽市財産区特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第23号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第24号 平成17年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算
○委員長  次に、議第24号 平成17年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第24号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 272ページから 277ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第24号 平成17年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第25号 平成17年度南陽市育英事業特別会計予算
○委員長  次に、議第25号 平成17年度南陽市育英事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第25号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 286ページから 291ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第25号 平成17年度南陽市育英事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
 それでは、暫時休憩いたします。
 再開は2時10分といたします。
   午後1時52分  休  憩
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   午後2時10分  再  開
○委員長  再開いたします。

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 議第26号 平成17年度南陽市下水道事業特別会計予算
○委員長  次に、議第26号 平成17年度南陽市下水道事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第26号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 302ページから 321ページまでについて質疑ございませんか。
 16番小林啓市委員。
○小林啓市委員   302ページ、2款1項使用料についてお伺いしますが、ことしは2億 5,140万円で、前年度より 1,420万円くらいの収入増は見込んでいるわけでありますが、市債の残高が 127億円あって、ことしの場合も4億円以上の支払い利息がある。利息さえ払えない現状になっているわけです。仕事する自体はいいんですが、どのようにして今普及活動をしているのか。普及率というのが15年のときで66%となっているんですが、どのようにして今普及活動をしているかをお聞きしたいと思います。
○委員長  大道寺新一下水道課長。
○下水道課長  お答え申し上げます。
現在の水洗化の普及の活動につきましては、最初は排水設備工事の説明会、これは前年度工事を行いました各地区の説明会ということで、年3回、説明会を開催しております。
あと、普及開始から3年目の方々、またそれ以上の方々につきましても、個別訪問を実施しして、これは年2回個別訪問を実施しております。
さらに、地区長さんに普及協力員ということで御委嘱申し上げておりますので、普及協力員の方々にもかけ声をしていただいておるというような状況でございます。
また、排水設備工事店の本店の皆さん方にも私どもの情報を提供しながら、工事店組合の皆さんの啓蒙も含めてでございますけれども、普及推進活動をしていただいているという今の取り組みの状況でございます。
○委員長  16番小林啓市委員。
○小林啓市委員  いろいろ普及活動をしているのはわかるんですが、現実に非常に普及率が悪いわけですね、15年度の場合で66%と。新しくつくるところについては年に3回とか4回、地域を集めて説明して、3年間なり利子補給をしながら進めているわけですが、今から5年とか10年前にしたところの方はどのような普及活動をしているのか。業者を頼んで何かするのは当然だと思いますが、市職員の普及課もあるわけですが、その方の動きというのが非常に鈍いのではないかと、こう私は思うんですけれども。面積がだんだん広くなってきている割には普及率が非常に悪いというのは、どこの自治体もそうだと思いますけれども、普及の仕方が生ぬるいんじゃないかなと私は思います。利息さえ払えない、元金がいつ払えるかわからない、こういう現実でありますので。今までの古い人、赤湯あたりはかなりあるわけですから、旅館だって入っている人は半分もいるかいないかというようなことでありますので、そういう方々に対してどのような普及活動をしているか。
○委員長  下水道課長。
○下水道課長  今旅館のお話も出ましたけれども、旅館業者の皆さんにも私ども毎年2回、個別訪問を行っております。こういった観光客数が減少しているような状況の中でございますので、旅館側の水洗化には非常に厳しい回答が出されているというような状況でございます。
また、3年以上経過している、各個別訪問、これは毎年実施しているわけでございますけれども、先ほど申し上げましたように年2回と申し上げましたけれども、今後はもうちょっと個別訪問の形を多くふやして普及推進に当たりたいなというようなことで考えているところでございます。
○委員長  16番小林啓市委員。
○小林啓市委員  個別訪問しているということでありますが、対象世帯は15年度で 4,600世帯くらいあるわけです。全部が終わっているというわけではないと思うけれども、66%の人がもう普及しているわけですから、まだ普及していないところが 1,000とか 1,500件くらいはあると思うんです。そういうところを年間ずっと回っているんですか、1回か2回くらいずつ、水洗化していただきたいと。このような普及活動をしているのか、お聞きしたいと思います。
○委員長  下水道課長。
○下水道課長  単なる普及活動という形でなく、アンケート調査方式の、いわゆる「いつころまでお願いできますか」といった、そういった形式のアンケート方式を持ちながら戸別訪問を行って、お願いしているというような状況でございます。
○委員長  16番小林委員。
○小林啓市委員 あるところで私聞いたんですが、合併浄化槽が赤湯の場合は結構入っているんですね、そうすると合併浄化槽を壊してまでしなくてはならないのかと、こういうような人もいるわけですけれども。なかなか普及活動というのは口で言うほどはやさしいものではないんですけれども、もう少しやはり普及について、下水道は、建設するのは予算つければどんどんできるわけですけれども、普及というのは非常に大変ですよ、販売ですからね、これね。だから、もうちょっとその辺、今までのやり方と変えて、もっと普及の方法というのを何か考えられないものかね。
○委員長  下水道課長。
○下水道課長  実績が上がっていないという御指摘でございますけれども、非常にここ近年、いわゆるひとり暮らしの世帯、あるいは2人世帯でも老人世帯の中でのいわゆる年金暮らしの世帯の方、この辺、失礼な言い方かもしれませんけれども、こういった世帯には、行ってお願いしても、玄関払い、門払いというような状況でございますので、もう少しお願いできるような形の中での、私の方も検討しまして、手法を変えて行っていきたいなというようなことは考えております。
○委員長  16番小林委員。
○小林啓市委員 南陽市と類似市の中では普及率というのはどのくらいになっているのか。南陽市の方が低いのか高いのか。
○委員長  下水道課長。
○下水道課長  高畠、川西、同じ流域の中でやっているわけなんですけれども、高畠は66.5%、
川西町はまだちょっと低いわけなんですが、 
31%くらい、あと米沢市については49.5%、長井につきましては51.8%と、大体このような数値になっているところでございます。
○委員長  いいですか。(「いいです」の声あり)
 そのほかありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第26号 平成17年度南陽市下水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第27号 平成17年度南陽市老人保健特別会計予算
○委員長  議第27号 平成17年度南陽市老人保健特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
 〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第27号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 330ページから 333ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第27号 平成17年度南陽市老人保健特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第27号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第28号 平成17年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算
○委員長  次に、議第28号 平成17年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第28号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 342ページから 347ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第28号 平成17年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第28号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第29号 平成17年度南陽市介護保険特別会計予算
○委員長  次に、議第29号 平成17年度南陽市介護保険特別会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。長岡昭広総務部長。
〔総務部長 長岡昭広 登壇〕
○総務部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第29号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、 365ページから 371ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第29号 平成17年度南陽市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第29号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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 議第30号 平成17年度南陽市水道事業会計予算
○委員長  次に、議第30号 平成17年度南陽市水道事業会計予算について審査を行います。
当局の説明を求めます。島津紘恵水道部長。
 〔水道部長 島津紘恵 登壇〕
○水道部長  〔平成17年3月定例会 予算に関する説明書により 議第30号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、 376ページから 400ページまでについて質疑ございませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の希望ありませんか。
 (「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
 お諮りいたします。議第30号 平成17年度南陽市水道事業会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本委員会に付託されました予算の審査は終了いたしました。
 慎重な御審査を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝を申し上げます。
なお、この際、当局にお願い申し上げます。本委員会において各会計とも原案のとおり可決すべきものと決したところでございますが、これまでの審査の過程で貴重な御意見も数多くありました。市長を初め当局におかれましては、行政の執行に当たり、本委員会における議論や意見を十分酌み取られ、適切に対処されることを強く望むものであります。

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      閉      会
○委員長 これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
御起立願います。
御苦労さまでした。
  午後2時50分  閉  会

予算特別委員長 小 林 武 夫