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渋 谷 晏 弘 議員 質 問
○議長  次に、7番渋谷晏弘議員。
〔7番 渋谷晏弘議員 登壇〕
○渋谷晏弘議員  7番渋谷であります。
  私も、さきに通告しています4項目について質問いたします。
  初めに、少子化対策について伺います。
  塩田市長は、就任以来、選挙で掲げた公約を次々と実行に移しておられることは敬意を表しますが、その一環の中に子育て支援事業として、来年2007年4月から出産費助成をするということで、本12月議会にも商品券の印刷費として34万5,000円ほど予算に計上されておりますが、新聞の報道によりますと、当南陽市では2005年出生者数は前年度比24人減の244人と伝えられていますが、そのうち5万円の対象の第1子と第2子の人数は何名でしょうか。そしてまた、第3子以降、10万円助成するという人の数は何人ですか、聞かせていただきたいと思います。
  2点目は、少子化対策には欠かせない若い人が働ける優良企業の誘致についてでありますが、これにも今補正予算で97万9,000円が計上されております。この活動事業費として計上されている予算の中で、具体的な取り組み方、内容と、現時点で何社かの候補企業等があれば、聞かせていただきたいと思います。
  3点目ですが、子育て等住みよい環境づくりに、市として、求めやすい土地の分譲等についてでありますが、南陽市には土地開発公社を初め、近い将来利用・活用見込みのないような土地が多くあると聞いておりますが、支援事業の一環として、このような土地を若い世代、また求めやすい価格で分譲する考え等ないものか、お伺いしたいと思います。
  次に、白竜湖保全について伺います。
  現在、環境整備事業として、ハナショウブ植栽いかだや木歩道を設置して取り組んでおりますが、このたびの自然環境審議会の答申を受けまして、県の方針には「植栽いかだは、天然記念物指定下にある湖沼生態系、そこの自然物でない木炭を導入することや自生していないハナショウブ、園芸品種を持ち込むことは自然環境と生物多様性の保全の理念と反することから、速やかな撤去。木歩道は自重で沈下して植物の根茎組織を破壊するおそれがあり、既に設置された30メートルほどの木歩道は先への踏み込みを誘うことになることから、撤去は急務であり、来年の春、植物成長期の前に撤去を」と求められていることに対しまして、市としての対応はどうするのか伺いたいと思います。
  2点目は、白竜湖の自然を守る会が中心となり、平成13年度に南陽市に1万9,700名、山形県に2万400名の署名運動を展開し、要望書を提出しているはずでございますが、多くの市民が望んでいるこのことに対して、今後、市としての取り組み方をお聞かせいただきたいと思います。
  次に、3項目めの市内循環バスの運行について伺います。
  この件につきましても、塩田市長が、市長と助役の報酬を半額にして、高齢者、交通弱者にバス利用で支援することを公約され、大変結構なことだと思われますが、12月1日からルート変更で旧道を試行されている病院間連絡バスはまだ10日ちょっとしかたっていないと思いますが、利用状況はいかがなものでしょうか。
  また、来年1月から実施されます、現在医者がいない無医療地区となっている中川・南陽市役所線も試行されることになりまして、大変地元住民の安心の声も聞かれますが、半面、路線設定が難しいために、沖郷地区はデマンド交通方式による運行計画が予定されているはずでございますが、いつ試行する、また実施する、そして対象者や実施時期はどうか、お聞かせいただきたいと思います。
  最後に、4項目めの赤湯温泉公衆浴場整備について伺います。
  今年度、財産区の予算で旧山形銀行赤湯支店の跡地を購入しました。そして、現在の丹波湯と大湯を1カ所にして計画を進めている新浴場建築について、市長は「せっかく建てるのなら、赤湯温泉活性化につながる観光キャンペーンポスター等に利用される立派なものを」とも発言されております。この厳しい財政の中、どの程度の予算で、そして着工する時期がいつか、また既存する烏帽子湯、とわの湯、あづま湯という3カ所、残るわけでございますが、その公衆浴場との料金設定等はどのようになるのか、お聞かせいただきたいと思います。
  以上で壇上からの質問を終わります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  7番渋谷晏弘議員の御質問にお答え申し上げます。
  少子化対策の1点目、出産費助成についてでございますが、子供の誕生を祝福し、子育てを支援するため、生まれた子供を本市に住民登録する出生届をした母または父に対して、新たに市が発行する商品券を交付するものであります。
  商品券の額面は5,000円の1種類とし、出生子1人に対する交付額は第1子と第2子が5万円、第3子以降については10万円を予定しております。商品券は市内の商店のみ使用とし、少子化対策にあわせ、市内商業の活性化にもつなげてまいるものでございます。
  また、使用された商品券の換金については、市役所で行い、物品やサービスの提供を行った商店や事業所などで直接使用された商品券を市役所にお持ちいただくことになります。
  なお、早期に経済効果があらわれるように、商品券の利用期間を設定すべく、ただいま検討しているところであります。
  2点目の優良企業の誘致についてでございますが、労働力が都会へ流出することを防止し、優秀な若い人材を市内へ定着させることが地域経済の発展と少子化対策にもつながることから、企業誘致は重要な課題であると認識をしております。産業拠点が海外へ移行する大変厳しい状況下ではありますが、企業が求める優秀な人材の確保、情報インフラの整備に取り組みながら、各界の方々の人脈を活用いたし、いろいろな方面から情報を収集して、南陽西工業団地を始めとする各条件の整った場所に誘致をしてまいりたいと、このように考えているところであります。
  3点目の求めやすい土地の分譲等についてでございますが、基本的には計画的な市街地整備を図り、定住環境の形成を推進していくことが重要な課題と認識しております。現在、市内には県住宅供給公社が分譲している赤湯駅西住宅団地もございますが、若い子育て世代の定住人口をふやすために、いかにして良質で安い宅地を提供できるかが課題と認識しております。
  その具体的方法として、例えば市所有地の住宅化の可能性や新たな分譲用地の選定など、民間事業者との連携も視野に入れながら、今後検討してまいりたいと存じますので、議員各位の御協力、御指導を賜りたいと存じます。
  次に、白竜湖保全についてでございますが、白竜湖は置賜固有の田園風景として南陽市民の心の原風景ともなっております。しかしながら、泥炭が堆積し、富栄養によるヒシの繁茂が進み、湖面の確保が困難な状況となってきております。
  このようなことから、平成13年11月、地区長連絡協議会が主体となり、白竜湖を守る陳情・請願に2万350名ほどの署名が県知事と市長に提出されたことは、議員御承知のとおりでございます。これを受け、平成14年度から置賜総合支庁内に白竜湖保全プロジェクト会議が設置されましたので、本市も連携しながら、さまざまな検討を行い、可能なものから取り組んできたところであります。
  ことし、多くのボランティアの協力を得て、環境整備事業として設置いたしました木歩道につきましては、設置の許可条件として、作業後の状況調査が義務づけられていたことに伴い、調査が実施されました。それによりますと、「木歩道の設置を継続することは不適切であり、既に設置した木歩道は撤去すべし」との意見があったものであります。
  その対応についてでありますが、一緒に進めてきた山形県とはもちろんでありますが、白竜湖の自然を守る会を始め、地区の方々と十分な協議をした上で見直しを行ってまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願いいたします。
  当面、県に対しては、現状についての影響を長期的に確認いただきたい旨の意見書を提出したいと考えているところであります。
  次に、市内循環バスの運行についてでありますが、病院間バスのルート変更による利用状況については、変更のためのさまざまな規制の中で、地域住民の御協力もあり、ようやく今月1日より試行を開始したところでございます。
  8日までの利用状況につきましては、置賜病院行き135人のうち、途中乗降者38人、南陽病院行き153人のうち、途中乗降者61人であり、なお調査継続中であります。今後、調査結果を踏まえ、本格実施に向け進めてまいりたいと考えているところであります。
  中川地区バスの試行につきましても、1月より開始をいたします。また、北部地区連絡バスの赤湯駅までのルート延長についても、1月実施に向け検討をいたしているところであります。
  よって、これらの利用状況も確認しながら、今後、沖郷地区のデマンド交通方式の運行につきましては、一つの選択肢として検討してまいりたいと考えておりますので、地域公共交通運行の実現のためには、地域の方々の御意見、御協力が欠かせないものでございます。議員各位におかれましても、御支援賜りますように、よろしくお願い申し上げる次第であります。
  次に、赤湯温泉公衆浴場整備についてでございますが、現在、赤湯財産区管理会において、公衆浴場新築整備基本構想策定委員会を設置し、公衆浴場整備構想の検討を行っていただいていることは議員御承知のとおりでございます。
  単なる公衆浴場の整備にとどまることなく、赤湯温泉・商店街振興の起爆剤となるようなものを構想してほしいということを委員の皆さんにお話ししておりますが、中間報告を受けた段階では、もう少し検討が必要ということで、さらに検討をいただいております。
  いずれ報告がまとまってくるものと存じますが、多くの方から意見をいただきながら、地元の皆さんはもちろんでありますが、市外や県外から南陽市を訪れる方々に、ぜひ入ってみたい、こう思われるような施設にしていきたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願いいたします。
  以上であります。
○議長  再質問に入ります。
  7番渋谷晏弘議員。
○渋谷晏弘議員  何点か再質問します。
  初めに、先ほど壇上で申し上げました第1子から第2子の2005年度の244名の出生届の中に、5万円の該当者が何名、そして10万円に該当する人が何名ということをお聞かせしていただきたいと申し上げたわけですが、それの答弁がなかったのでよろしくお願いします。
  そして、企業誘致に対してですが、何社か、今現在、候補の企業がありますかと。これから誘致活動をしますということで、今現在、例えば候補に上がっている企業が何社かあるのか、それもお聞きしたはずでございます。
  あと、安い土地を求めるということには検討なされているということでありますが、そして少子化問題、商品券の経済効果を市内のみで使用できる商品券を発行するということで、来年4月実施するということをなさっているようですが、使用できる店舗は登録制を検討しているということですが、業種等の制限等もありますか。それと、あわせて、この使用期限というものも定めるのか、その点も再質問でお聞きしたいと思います。
  あと、白竜湖保全に対してですが、この県の自然環境審議会の答申では「現状の人為的攪乱がこのまま継続する限り、自然景観とはほど遠い、月並みな人為景観の創出」とされている答申が出ておるわけでございますが、手を加えない方がいいという結論が、今、白竜湖の保全に大きく影響してきます。この自然環境審議会というのは山大教授の斎藤員郎教授が先頭に立ってこの答申を出しているようでございますが、近年、先ほど塩田市長も申しましたように、南陽市の駅舎がハングの駅舎をかたどって、グッドデザイン賞ということでいただいているわけですが、この南陽市は今スカイパークエリアが脚光を浴びていまして、世界大会を開催するほどのそういうスカイパークエリアになっております。なぜ、あそこがスカイパークエリアに適しているかと申しますと、白竜湖の湖水があるために上昇気流が発生し、そしてあの高さで好条件を満たしているという、これからますます南陽市にとっても観光の目玉になるようなことも予想されます。
  それに対しまして、白竜湖は手を加えなくても自然に消滅するのが、それが自然だというような答申の中で、このようなことを踏まえながら、南陽市としてはそのまま、県が決めたことだから、そして自然環境審議会がそう言っているんだからということで、何もしないでそのまま、菱に対しましても、菱の県の見解は「水田からの排水と生活雑排水が白竜湖に流入しないように改善することが肝要で、幾ら菱を取っても、それが入ってくる限り効果がない」という、そういう意見書も確かにこれは財政の方にとか出されたはずでございますが、この文面を見ますと、いずれにしても、この木歩道は取れ、あと菱は効果がない、植栽いかだについても何のためにしているかと。
  何もしない方が結論的には、この報告書を見ますと、まず湖面に人を入れるなというのがこの意見書のようでございます。まず立ち入りをするなと。そのような検討を出されている白竜湖に対して、市としても予算を組んで、菱の除去、そして既存桟橋等の補修費として今年度も400万円ほど出しているはずですが、このように県の方の答申書、意見書がこうだからということで、このような白竜湖をそのままにしていくつもりなのか。先ほど申しましたように、スカイパークエリアには必要ではないかというような感じもしますので、その辺を再度お聞かせいただきたいと思います。
  次に、循環バス運行ですが、今現在、病院間のバスも135名ということで、途中下車の方もおるということで利用されている状況、確かに結構だと思います。
  ただ、この沖郷地区のデマンド方式のバスが先ほど地域の意見を聞いてということもありましたが、聞くところによりますと、会員登録制で運行するというようなことも聞いておりますが、その点は年齢制限とか、いろいろな事情も考えてのことでしょうか。その辺もお聞かせいただきたいと思います。
  あと、新浴場につきましては、今推進委員会も立ち上げて検討中ということですが、ただ、恐らく来年度に入る事業だとは塩田市長も言っておられますが、せめて予算規模はどの程度を見込んでの、今の大湯、丹波湯だけの利用者だけにとどまらず、市外、県外からも利用できるような、そういうことも考えているということでございますので、この厳しい財政逼迫の折、どの程度の予算が見込まれるのか、それもお聞かせいただきたいと思います。
  以上、申し上げましたことを再質問で御答弁いただきたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいまの質問にお答えいたしますが、まず最初に、少子化対策の一環として検討しております出産助成金、商品券の件ですが、統計的に今人数で表現しろと、こういうことでありますが、正確な数はわかりませんが、おおむね第1子は約44%、第2子は43%、ほとんど同じです、1人、2人目は。3人目になるとずっと少なくなってきて10%、4人というのは大体2%程度であります。したがって、200人とすれば4人とか、250人とすれば5人とか、非常に少ない数になります。
  それから、企業誘致の見通しですが、ようやっとその活動を展開しようとしている段階でありまして、まだその段階に至っていませんので、むしろ、こういうところがありますよということであれば教えていただきたいし、御指導なども賜りたいなと、こんなふうに思っておりますが、今後、全力を挙げて対応してまいりたいというふうな段階であります。
  それから、先ほど言った商品券の問題ですが、制限は基本的にはなかなかつけるのは難しいだろうと。だから、登録制というのは可能であれば結構なんですが、なかなか法的に難しいというふうな今の段階での見解であります。
  さらに期限は、これは市内の商店街の活性化ということも十分考えておりますので、余り長く、いつ使うかわからないというふうなことでも困りますので、できれば半年とか、なるべく早く効果をあらわしていただく意味では早く使っていただくようにしたいなと、こんなふうに思っております。
  いずれにしても、子育て支援でありますので、この商品券の額面にもいろいろとお話しありますが、発行する方も、管理する方もなかなか難しいので、今、市の考えとしては5,000円券でやりたいと、こんなことを考えているところであります。
  それから、白竜湖の問題でありますが、非常に困ったことであります。渋谷議員、私より明るいと思いますが、その件は。審議会から答申そのまま聞いておれば、何もするなと、自然に戻せと、こういうことなわけですよ。
  したがって、私どもの方との考えと相当隔たりがあります。したがって、これから県ともさまざま相談をして、県とも一緒になってやってきた事業でありますので、相談をして、これから可能なものからやりたいと思っていますが、いずれも可能なものはないんです、あのままですと。そういうことでありますけれども、まだまだやっぱり市民の皆さん方の期待にこたえる方法があるのではないかというふうに考えておりますので、その辺は一緒にぜひ検討させていただきたいというふうに思います。
  それから、バスですが、バスについては先ほど申したような状況なんですが、特に沖郷地区のはなかなか難しいし、過去に一度、失敗したという表現がいいのかどうかわかりませんが、そういう特別な事情があるわけなんで、その辺も含めて、地域の皆さん方と少し相談をしながら検討していきたい。デマンドになりますと、当然これは限られた会員制ということになるわけなんで、一般の人が使えないということになりますので、それも果たしてどうなのか、この辺も含めて検討させていただきたいというふうに思います。
  それから、新浴場の問題ですが、これは中間報告のときに渋谷議員もおったわけですが、渋谷議員が先ほどおっしゃられたように、やっぱりそれなりのインパクトのあるもの、なおかつ温泉街、商店街の活性化に結びつくものと。
  どうしても、予算ということですが、予算を先に出しますと、それが先行して、せっかくのいい案が予算規模に制限されてくるというおそれもありますので、とにかく成果の上がるもの、効果の上がるものを、それでなおかついいものといいますか、そんなものを検討いただきたい。
  単にグレードであったり、規模であったり、予算額であったり、そういうものにとらわれないで、ひとつ検討していただきたいということをお願いしていますので、今ここで予算額をこのぐらいでしたいんだということを言うことは、余り適切でないなと。
  こうなってきますと、相当、検討委員会の皆さん方の考え方が制約されるというふうに思いますので、もうしばらく、どういうものが上がってくるのか、それを見て予算を考えていきたいというふうに思います。多少金額が張っても、それなりの成果が上がるものだというふうに判断できれば、それも了として対応していきたいというふうに思っております。
  以上です。
○議長  再々質問に入ります。
  7番渋谷晏弘議員。
○渋谷晏弘議員  じゃ、最後に2点ほどお尋ねさせていただきます。
  少子化については、今お聞きした中で、なるべく早い時期に使っていただくという商品券、それはわかりました。
  白竜湖に対しても、これから県の方に、何もするなということを少しずつ煮詰めていって、何とか南陽市のために、観光、そしてスカイパークエリアも競合されるようなことをしていただきたいと思います。
  あと、確認したいことが2点ほどございますが、この循環バス、デマンドバスに対しまして、各方面、沖郷地区だけが最終的に取り残されるというふうな感じがしていますので、できれば、運行できる時期が来春とかというような、時期の指定は大体その辺の時期でできるのでしょうかということの確認と、新浴場、今、予算規模を言って、果たしていいものが出るかというようなことのお答えでございますが、予算規模が立てられない、現在そのような形では推進委員会とも話ししているということでございますが、最終的に設計とか、そういうものはいつごろになるかというような時期の目安はございますでしょうか。
  以上で終わります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいまのデマンドについては、基本的にはできるだけ早く、できるものであれば来春からということでありますけれども、まだ調査しなければならない課題、若干整理をしなければならない課題、多少ありますので、4月からという指示はしているんですが、ちょっと難しいのかなというふうに思っております。多少おくれるかもしれません。
  それから、新浴場の観点でありますが、余り急いで、いいものができないということであると困るということで、できれば、今年度中というようなこともあったんですが、少し時期が伸びてもいいんじゃないかというようなことで、私の方から指示をしております。したがって、ことしと来年ぐらいかけて、来年の秋ぐらいまでなのかどうかわかりませんが、かけて出していただきたいと。
  ただ、既に新年度予算にも幾らかの予算をつける段取りをしていますので、2カ年計画で来年度と再来年度で終わらしたいというような基本的な考えがあります。今のところは、新年度には、設計その他さまざまな検討委員会等の経費含めて、5,000万円ほどの予算を確保する予定にしていますが、いずれにしても2年がかりの仕事になるのではないかというふうに思っておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。
  以上です。
○議長  以上で7番渋谷晏弘議員の一般質問は終了いたしました。
  御苦労さまでした。
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