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開      議
○議長(小野健一郎議員)  傍聴席の皆様にもお願い申し上げます。御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は、全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第2号によって進めます。

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日程第1 一般質問
○議長  日程第1 一般質問であります。
  本定例会において一般質問の通告のあった議員は5名であります。
  一般質問においては、発言される議員、答弁される執行部ともに簡明に行い、その成果が十分得られるよう、そして市民の負託にこたえられるよう、特段の御配慮をお願いいたします。
  それでは、順序に従い一般質問に入ります。
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髙 田   豊 議員 質 問
○議長  最初に、9番髙田 豊議員。
〔9番 髙田 豊議員 登壇〕
○髙田 豊議員  おはようございます。
  9番髙田であります。
  私から、通告に従い、大きく3点について御質問をいたします。
  初めに、教育全般についてお尋ねをいたします。
  去る11月上旬、宮内中学校教諭が強要未遂罪で逮捕されました。その後の警察の調べで、児童ポルノ禁止法違反の容疑で再逮捕され、担任であった生徒のショック、また保護者のショックははかり知れなく、また真摯に教育に取り組んでおられる同僚、教育関係者の信頼を根底から裏切る行為として、憤りを禁じ得ません。
  また、その下旬には、高畠高校におきまして、女子高校生がみずからとうとい命を落とす悲しい事件が起きました。原因を追及中のようですが、いじめが原因との報道もなされております。
  さらに、全国的な問題として、高校必修科目の未履修問題がございました。山形県におきましても、12校の高校で未履修問題が発覚し、関係者が心配したところであります。このように、教育の問題は山積しております。
  そこで、特に義務教育としての小・中学校にかかわる教育について、どう問題意識を持ち、どう解決を図るべきと考えているかによって、大きく結果は変わってくると思いますので、その点をまずお尋ねをいたします。
  次に、社会問題化しているいじめについてであります。
  異例とも思える文部科学大臣の緊急メッセージが発せられました。国の教育改革の背景的な問題として、いじめ問題があると考えられます。いじめ問題は、教育関係者だけではなく、我々大人が地域一丸となって、緊急課題として取り組まなければなりません。
  このような中で、いじめの実態調査を行っている市町村があると聞いております。実態調査は、方法を間違えると子供たちの心を傷つけることにもなりかねませんが、本市ではそのような調査は行っているのでしょうか。また、行っていないとすれば、どのような方法でいじめの実態把握に努めているのでしょうか。
  以上、2点について、三ケ山新教育長のお考えや実情をお聞かせいただきたいと思います。
  次に、ハイジアパークの経営問題についてお尋ねをいたします。
  ハイジアパークは、ことし4月から指定管理者制度での運営となり、新たな民間人社長が選任されました。しかし、社長がだれであっても、経営が悪化した場合、市長が責任をとることになろうかと思います。ぜひハイジアパークが市民の負担にならないように運営されるよう望んで、今後の運営方針をお聞きしたいと思います。
  3つ目の公共料金及び税金収納率向上についてお尋ねをいたします。
  公共料金のコンビニ収納サービスは、既に宮城県、福島県、新潟県などで導入をされております。夫婦共働き、生活の夜間化が進む中、休日や夜間にでも身近なコンビニで料金を支払える制度であります。利用者はいつでも気軽にコンビニでお支払いができるということで、未収金の削減効果が高いと言われております。
  現在、県内では、このサービスを導入しているところはございませんが、市民に対してのサービスとして、夜間支払いのできるシステムにし、時間のない方への手だてとして考えてはいかがでしょうか、お尋ねをいたします。
  以上申し上げましたが、誠意ある御答弁を御期待申し上げ、終わります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  9番髙田 豊議員の御質問にお答え申し上げます。
  なお、教育全般については、教育長への質問でございますので、教育長より答弁いたさせます。
  初めに、ハイジアパークの今後の運営についてでございますが、ことし4月から指定管理者制度での運営が開始され、先月20日付で御承知のとおり民間人の社長が選任されたところであり、より企業感覚をもって対応していただいているところでございます。
  新体制での運営方針については、営業時間の延長や割安回数券の発行、またレストランや浴場等におけるサービスの抜本的改善を行いながら、より一層の経営改善に努めていただくというものでございます。
  また、市といたしましても、できることについては対応してまいりたいと考えておりますので、議員各位の御支援、御協力をよろしくお願いを申し上げる次第であります。
  次に、公共料金及び税金収納率向上策についてでございますが、市税等収納対策本部において、コンビニ収納代行も検討してまいりましたが、市税につきましては、30万円以上の取り扱いができないこと、税額が少額で定額な軽自動車税を対象とした場合では、取扱手数料が市内取扱金融機関の約6倍のほか、年間契約基本料金の費用が必要となります。
  また、コンビニを利用する年代層にばらつきがあると見受けられることなどから、当面はATMの普及により、預金口座に休日でも入金できる口座振替を推進していくことで、収納率向上を図ってまいりたいと考えております。
  以上であります。
○議長  答弁を求めます。
  三ケ山岩男教育長。
〔三ケ山岩男教育長 登壇〕
○教育長  冒頭にでございますけれども、教職員の不祥事についてでございますが、このたびの中学校教諭の不祥事件につきましては、教育の信頼を著しく損なう行為であり、痛恨のきわみでございます。被害に遭われた生徒、御家族の方を初め、市民の皆様、多くの関係の皆様に心からおわび申し上げます。
  事件発生以降の学校の様子につきましては、比較的安定した学校運営が行われておりまして、議員の皆様を初め、保護者の皆様、地域の皆様方の温かい御理解と御支援のたまものと、衷心より感謝申し上げる次第でございます。
  さて、教育全般についてでございますけれども、南陽市の学校教育は、以前、生徒指導の大きな問題を抱えた経験から、学校教育と社会教育が連携し、地域挙げて子供たちの教育に取り組んでまいりました。
  その間、市内それぞれの地域で、地域の方々と多様なかかわり、触れ合いを通して、「豊かな感情と共感する心」をはぐくみ、学校教育の充実はもちろんのこと、地域の教育力の再生を目指して努力してまいりました。
  今年度、子供・家庭・地域に信頼される学校、自他を尊重し、ふるさとを愛する心豊かな子供、家庭・地域と連携し、働きがいのある学校という3点を南陽市学校教育の重点目標としております。この重点目標の達成に向けて、学力向上推進事業、心の教育推進事業、さらに教育環境整備事業の3つの事業を積極的に推進してまいりました。
  教育は、言うまでもなく、「ひとづくり」であると考えます。南陽市の教育は、学校と地域が心を一つにして、「ひとづくり」「まちづくり」を行うことだと考えております。
  市民の皆様、そして地域の皆様に信頼される学校の構築に向けて、今後、各学校が地域と連携を密にし、地域に開かれた特色ある学校経営を目指して、関係する多くの方々の御支援をいただきながら、全力で取り組んでまいる所存でございますので、御理解を賜りたいと思います。
  2点目のいじめに対する実態調査でございます。
  11月に市内小・中学校における実態調査を実施いたしました。各学校におきましては、アンケート調査、個別面談、さらに日常的な観察等によって児童・生徒一人一人の状況を把握した結果、特に指導が必要なケースは小学校3件、中学校3件でありました。どのケースにおいても、学校全体で適切な指導と対応を行っておるところでございます。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  9番髙田 豊議員。
○髙田 豊議員  何点か御質問をさせていただきます。
  ハイジアパークの件でございますが、やはり、きょうお見えになっておりますが、経営のスペシャリストの方が社長に就任されました。しかしながら、やっぱり一番我々として思っていることは、もし赤字経営となった場合、やはり私が責任をとるというふうなことを市長はこの間の全員協議会でおっしゃられました。
  市長が責任をとるということは、皆さんの税金であります。まず1つ、そういった中でお尋ねしたいことは、今回の社長に対する報酬はどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。
  もう一つ、教育関係でありますが、現在は週5日制になってから、休みを謳歌する子供と、休みになった分を学習する子供、そういう子供がいまして、やはり成績の上下の差がすごく大きくなっております。意欲を持って勉強する子は塾に通ったり、みずから一生懸命勉強したりしております。そういった中で、大きな差が出てきていることは紛れもない事実であります。
  しかしながら、下の子の成績のアップ、こういうことがなされなければ、今後、高校を卒業した後、そういうところでまた大きな問題になりかねない。やはりフリーター、そんなふうになって、結局家庭の中でもめたり、そういうことになりかねないなというふうに私は思います。やはり、できる子はできるんですが、できない子のことをもう少ししっかりと教育していただければなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
  また、公共料金の件でありますが、新潟県の場合はやっぱり一番早く着手したそうであります。やはり雪の多い、そういうまちでありますから、足のない方々に少しでものサービスということで着手されたそうであります。
  このたびの綱木川ダムからの水道、水に関して、まだお話は聞いておりませんが、若干水道料が上がるのではないかというようなお話も聞いております。ただただ、そういうものを上げるのでなく、やはりしっかりとした市としてのサービスという部分も考え、夜でもお支払いのできる、そういった環境をつくっていただけないかなというふうな思いで質問した次第であります。どうか、もうちょっと検討していただけないか、御答弁をお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいま、ハイジアパークの経営について、今後どういうふうな基本姿勢で進めるのかということで、先ほど申し上げたとおりでありますが、基本的にはあの施設は市民サービス、すなわち住民福祉の増進、こういったものを掲げてつくられたわけであります。そういう意味では、今現在のサービスを低下させないで、より市や、言うなれば公共の資金、市の税金に頼らないで自立できる内容をお願いしたいと、こんなお願いを今しているところであります。
  そういう意味では、やはり社長のみならず、そこで働く者の意識改革、こういったものが何よりも大事だというふうに私は思っております。髙田議員も経営されているわけなので、経営というものの難しさは十分わかっておられると思いますが、そんなことで、とりあえずは3年計画で今の体制、体質から脱皮するようにお願いをしているところでありますので、特段の御理解とむしろ御協力、御支援をお願いしたいなと、こんなふうに思っておるところであります。
  それから、報酬の件でありますが、当面、民間企業と同じように、やっぱりそれなりの利益が見込めない状況の中では難しいのかなと。そういうふうな環境になった段階で、改めて検討させていただきたいと。そのときには、十分とは言わないまでも、必要な経費は支払いをしていきたいなと、こんなふうに思っているところであります。
  次に、公共料金の関係でありますが、ただいまあったようにコンビニでの対応、これも南陽市内にも随分コンビニも出ていますが、いずれも便利のいいところにしかコンビニはございませんので、そういう意味では生活環境の不便なところには余り効果がないのかなと、こんなふうに思っておりますが、いずれも先ほども申し上げましたように、メリット、デメリットさまざまございますので、今後ともどういう方法でやれば市にとって効果が上がるのか、あるいは利用者のメリットがあるのか、この辺も十分検討をして、もう少ししっかりした答弁ができる段階になって、またお答えをしたいなと、こんなふうに思っておりますので、しばらくの間、検討、あるいは調査活動をさせていただきたいというふうに思います。
  そのほかについては、教育長の方に質問のようでありますが、ただ一つ、私の方から、教育問題について、私の理念といいますか考えなんですが、いずれも学校にのみ自分の子供の教育を任せるというのはいかがなものかなという考えがあります。やはり学校でやること、家族で、家庭で、さらには地域でやること、いろいろあるわけなんで、何もかにも、「知・徳・体」すべて学校に依存するというものでは親の役割を果たしているのだろうかと、こんなふうに思います。
  また、先ほどあったように、少し学力の低い子が将来就職するに不便を来すのではないかというような表現がありましたが、今見ていますと、そのフリーター、さまざま表現あったんですが、むしろ中間層のどちらともつかないような子供の方がそういう傾向がある。番外、いろいろと教養でなくて、心のすさんでいる子は別として、むしろ中途半端な段階にある子供の方がそういう傾向が強いのかなというふうなこともありますので、その辺は単に学力のみならず、やっぱり社会性、そういったものの指導の方が大事なのかなと、こんなことも考えられますので、そういう面については、ぜひ議員の皆さん方からも社会性の指導、地域での役割、こういったものを広く啓蒙していただければありがたいというふうに思っております。
  以上です。
○議長  次に、教育長。
○教育長  髙田議員さんの学力に対する御心配、ごもっともと考えます。このように変化の激しい時代でありますので、1つはその社会を生き抜く子供たちに「生きる力」、確かな学力をはぐくむと、これは非常に大事なことでございます。各学校でも、各先生方が指導方法の研修とかさまざまな研修を重ねながら、一人一人の子供の実態を把握して、きめ細かな指導を行っていただいているものと認識しております。
  ちなみに、本市の学力テストの結果ですが、非常にいい傾向を示しておるところでございます。さらにこれからも学校に出向き、いろいろ先生方にお話し申し上げて、さらなる向上を目指していただきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。
  以上でございます。
○議長  再々質問に入ります。
  9番髙田 豊議員。
○髙田 豊議員  最後に何点か質問させていただきます。
  市長から教育に関する御答弁をいただきましたが、私も別に何もかも学校にゆだねるということではございません。やはり一番大切なのは家庭教育であるというふうに、私も思っております。しかしながら、やっぱり親の考えが違うということもございますし、やはり最低限できる勉強を先生がやってくれないと、なかなか大変でございます。受験近くになって、学校でさまざまな学習会というものがなされておるようでありますが、事実わからないところを先生に聞きに来いというふうな形でやっても、「わからないところがわからない」わけであります。「ここがわからない」というような生徒は、まずは問題はないというふうに私は思います。
  ですから、やっぱり受験のときに最低限の点数をとれるような、そういう教育だけは必要ではなかろうかなというふうに思っております。
  あと、さっきの1回目の教育長の御答弁の中で、特に指導が必要なケースは小学校3件、中学校3件というふうな御答弁があったわけでありますが、「特に必要なケース」というのはどういうケースなのか、お知らせをいただきたいというふうに思います。
  また、ハイジアパークにおきましても、先ほどお話ししたとおり、赤字を出す気で出す人はいないと思います。また、市長は私とずっと同じ会派でおりまして、またそういうことでハイジアパークにも視察に出かけたこともございます。そのときにハイジアの職員から、ここが壊れた、あそこが壊れたというふうなことが出たときに、そういうことは自分の会社で努力をして、利益を出して直すものじゃないかというふうなことを市長が言ったことを思い出します。
  やはり第三セクターですから、弱い部分はございますが、最低限やっぱり市民の負担にならないように、一生懸命働いた市民の税金がむだに使われないようにお願いを申し上げたいというふうに思います。
  以上であります。
○議長  それでは、要望の部分ございますので、質問の部分のみにお答えをいただきたいと思います。
  まず、市長。
○市長  まず、私に質問されたハイジアの件について、ややもすれば、先般の全協でお願いをした必要な部分について、今後やっていく上で設備投資も必要だよと、こういうふうな話をして、皆さんに御理解を求めたことが引き金になっているのかなというふうに思いますので、多少御説明を申し上げさせていただきたいというふうに思います。
  これは南陽市の極めて大事な施設でありますので、利用度を上げるために、あるいはまた市民の皆さん方が利用する上で安全性を確保する意味で、どうしてもしなければならない先行投資、あるいは今回の民間委託に伴う初期投資、こういったものをしなければならないということで、まずは私ども考えているのはフロントの位置、これはちょっと位置が余り本気になってビジネスをしようとするには不合理だと。
  それから、ふろ場のタイル、これは当初から言われております。危ないと、滑ると、こういうふうなことがあるので、ここで事故を起こされますと、当然設置者、私の責任になります。これは私も困りますので、大至急直したいと。
  それから、レストランを上の方でもできるように、また場合によってサロン的なルームも必要かなというときに、物を運べないという状況が今ありますので、そういう意味では下の厨房から上に物を運ぶリフトをぜひ整備したいと、こんなことも考えております。
  そんなことで、上の方の眺望の一番いい部屋の利用方法なども考えながら、あるいは今マッサージ室、あるいは仮眠室、こう言われている部屋なども、もうちょっと市民の皆さん方の要望にこたえることができる施設にするには、あの辺ももうちょっと、あそこも眺望の非常にいい場所でありますので、利用方法を検討したいということで、その辺にかかる改造費といいますか、改装費といいますか、こういったものがかかるというふうに思いますので、これらの予算のときにぜひ御協力いただきたいというふうに思っております。
  いずれにしても、日常的な小破なものについての負担は当然株式会社ハイジアパークということになりますが、施設そのものの設備等については、市で負担をせざるを得ないというふうなことでありますので、御理解賜りたいなというふうに思います。
  それから、学校教育の件について、また余り質問されていなかったのかもしれませんが、どうしても日ごろ考えているものですから。まずはわからない子供、子供というのはわからないのが当たり前なので、学校の先生方が教える前に、学校へ行って学ぶ、最低限学ぶ姿勢ぐらいは家庭で指導していただきたいと。学ぶ姿勢のないまま、何とか先生教えてくれと、これでは余りにも無責任だと。やっぱり学校に行って学べる最低限の社会通念的な常識、しつけ、これをやっぱりやって学校によこしてもらわないと、何ともならないんですね。
  学ぶ気がない子供に何ぼ学校の先生優秀でも、教えようと思っても、これはだめなわけですから、まずはそういう、日本的な言葉で言えば、しつけですね、をしっかりして、学ばせるにふさわしい子供として、やっぱり学校、幾ら義務教育といえども、そのぐらいの最低限のことを家庭でして、やっぱり学校によこしていただくことが望ましいのではないかなと。
  そうでないと、やっぱりなかなか学校も、せっかく頑張ろうとする子供、全くやる気のない子供、学ぼうと机に座ろうともしないような子供がいるときに、なかなかやっぱり先生方も大変だというふうに、私見ていますと、そう感じますので、そうすると、やっぱりそういう学ぼうとする姿勢のある子供はそれなりに優秀になりますから、まずは学ぶ姿勢をしっかりしつけていくということの方が大事なのかなと、こんなふうに考えていますので、その辺もぜひ御理解賜りたいなというふうに思います。
  以上です。
○議長  教育長。
○教育長  特に指導が必要なケースというのは、慎重に対応しなければいけないんじゃないかなということで、学級担任等以外に専門的なスクールカウンセラーあたりの協力を得ながら指導していかなければいけないというふうなことでございます。御理解ください。
○議長  学校教育課長。
  特に指導が必要なケースについて。
○学校教育課長  それでは、私の方から申し上げたいというふうに思います。
  1つは、1人じゃなくて数名、集団からやっぱり悪口を言われたり、からかわれているというケースでございます。あともう一つは、低学年のうちから、入ってきたときから、友達からからかわれたり、いろいろしているよと、幼稚園とか保育園のときから。そういう申し送りのあった子供を低学年から見ているけれども、なかなか好転しないということでございます。
  あと、やはり一番子供たちが訴えているのは、1つは自分が言われると嫌な言葉、「うー、気持ち悪い」とかそういう言葉ですね。あと、自分が気になる言葉ですよね、結局。そういうふうなことを言われるというふうなことがあるようでありますけれども、特に心配なケースというのは、先ほど言いました集団で、ある程度の継続的なことを子供が訴えている、また保護者が「実はうちの子供はこういうふうにいじめられているというふうに思うんだけども」というふうな形で御相談に来た、そういうケースが6件というふうなことでとらえております。
  以上です。
○議長  以上で9番髙田 豊議員の一般質問は終了いたしました。
  御苦労さまでした。
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