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佐 藤   明 議員 質 問
○議長  次に、14番佐藤 明議員。
〔14番 佐藤 明議員 登壇〕
○佐藤 明議員  昨日の一般質問、また本日の一般質問も大分重複をしております。重複の点は御容赦いただきたいと存じます。
  通告しております項目ごとに沿って質問をいたします。
  第1点目の市政運営について質問をいたします。
  塩田市長の市政運営に臨む所信と施策の対応はどのように考えておられるか、お尋ねをいたします。
  2点目は、地方自治体の責任者としての基本姿勢はどのようにお考えかお尋ねをいたします。
  3点目には、さきの市長選挙で政策を発表いたしました。清潔で信頼される市政の実現を公約されました。公約の次の諸点について具体的に質問をいたします。
  1点目は市内循環バスの運行、2つ目にはひとり暮らし家庭への福祉サービスの充実、3点目には高齢者、障害者に対する施策の充実、4点目には中学校での学校の給食、5番目には中学校の統廃合の問題であります。6番目には企業誘致をどのようにされるのかお尋ねをいたします。
  最後に、このたびの市長選挙におきまして投票率が前回選挙と比べて66.42%という、今までにないような最低の投票率となったわけでありますが、今後の改善策はどのように考えておられるか、この点について質問をいたします。
  なお、再質問について具体的にお尋ねをいたします。
  以上で終わります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  14番佐藤 明議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、市政運営の1点目、所信と施策の大綱についてでございますが、本定例会の開催に当たり、所信の一端を述べさせていただいたとおりでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
  また、施策につきましては就任間もない身でございますので、当面はマニフェスト、公約の具体化に向け全力を投球してまいりますので、御理解をいただくとともに、来年度に向け方針を固めていきたいと考えておりますので、御協力、御理解をお願いいたします。
  2点目の責任者としての基本姿勢についてでございますが、今後積極的に市民と対話のできる環境づくりを行い、市民の声が反映される市民主体の行政を行ってまいりたいと考えております。
  私は、熱意と若さをもって市政の刷新へ邁進してまいりますので、議員各位の御理解と御支援を賜りますようよろしくお願いをいたします。
  3点目のさきの市長選挙での公約についてでございますが、循環バスにつきましては6番松木新一議員の御質問にお答えしたとおりでございます。
  また、ひとり暮らし家庭へのサービスの充実でございますが、高齢化、核家族化の進展等により、現在ひとり暮らしの高齢者は800人程度となっており、年々増加しております。
  ひとり暮らし高齢者対策として、主に緊急通報体制の整備、除雪費支給、寝具洗濯乾燥サービスを実施しております。住民、民生児童委員、ボランティアと一体となった福祉ネットワークを推進し、より一層地域ケア体制を整えていく必要があると考えております。
  高齢者、障害者に対する施策についてでございますが、高齢者対策としては、閉じこもり防止や生きがいづくりを目的として、老人いこいの家、吉野ふれあいプラザ、太陽の里ふたばにおいて生きがい対応型デイサービス事業を実施しており、また各地区社会福祉協議会支部を中心に、いわゆるミニサロンや給食サービスの取り組みも年々広まってきており、市内全体で36カ所を数えております。
  そのほか、はり・きゅう・マッサージ助成や介護者を対象とした交流激励支援事業も好評を得ております。また、引き続き老人クラブやシルバー人材センターの育成に努めてまいります。
  昨年度の介護保険制度の改正に伴いまして、地域包括支援センターが長寿医療介護課内に設置されましたが、要支援者への介護保険サービスの支援とあわせ、地域支援事業として保健事業と連携し、介護予防を目的とした運動機能、栄養改善、口腔ケア、健康教室等の事業に取り組んでまいります。
  また、地域包括支援センターの機能強化を図りながら、総合的な高齢者相談及び権利擁護支援体制の整備を進めてまいります。
  一方、障害者福祉施策の基本的な視点といたしましては、障害者本人の自立と社会参加の促進、障害者福祉サービスの充実による生活の支援、そしてバリアフリーの促進等による地域づくりの3点に集約されると考えております。
  今後、各般の施策を総合的かつ効果的に進めてまいりたいと考えておりますが、当面の検討事項につきましては公共施設のバリアフリー化の促進、公衆トイレの改修や利用の多い市民体育館入り口の自動ドアの設置などであります。
  なお、整備年次、財源等につきましては今後検討課題でありますので、御理解をお願いいたします。
  中学校での学校給食でございますが、6番松木新一議員の御質問にお答えしたとおりでございますので、御了承願います。
  中学校の統廃合についてでございますが、これも19番五十嵐 諒議員への御質問にお答えしたとおりでございますので、御了承願います。
  企業誘致でございますが、これはまた15番伊藤俊美議員の御質問にお答えしたとおりでありますが、今後一層誘致活動に努力してまいりたいと存じますので、御協力をよろしくお願いいたします。
  以上、項目ごとにお答えいたしましたが、市政運営につきましては、議員各位の特段の御理解と御指導を賜りたいと存じます。
  投票率につきましては、15番伊藤俊美議員の御質問にお答え申し上げたとおりでございますので、これまた御了承願います。
  以上であります。
○議長  再質問に入ります。
  14番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  何点か再質問いたします。
  第1点目の市政運営に関連して質問いたしますが、市長のさきの選挙戦においてマニフェストに対し、このように書かれております。南陽市は病んでいると、市民の声が届かないと、こういうことで病んでいるというふうなことで書いておられました。
  私は、国の政治もかなり病んでいるのではないのかなと、このように思っております。なぜならば、小泉総理がここ5年間国政を担って担当してきたわけです。きょう総裁選に突入したというふうなことでありますが、小泉さんがやってきた施策、地方自治体にも、あるいは私たちの日常の暮らしの中にも、相当大変なことが起きているような状況があります。
  いわゆる格差社会の問題であります。先ほど五十嵐議員も触れられましたが、このことによって、私たちの暮らしが富める者と弱者が年々ふえていると。このことによって、末端の施政である自治体も四苦八苦しているのが現状ではないのかなと、このように思っております。
  そういう点で、市政を担う責任者がこういった悪政から地方政治を守っていく、市民を守ると、こういう防波堤の役割を果たす、これが大事だと思うのであります。この点について塩田市長はどのように考えておられるかお尋ねをしたいと思います。
  このことは、先ほど申しましたが、市民の声を十分に聞いて市政に反映をしていくと、このように答えられたわけであります。ですから、このことも含めて、どのように南陽市政を運営していくのか、あわせてお尋ねをしたいと思います。
  それから、具体的な政策の問題でありますが、せんだって初日に所信表明をされたわけでありますが、重点課題である助役人事、あるいは市長の報酬等のこと、それから学校給食のこと、それからもう1点は循環バスのことで、この3点を重点に所信を述べられたわけですけれども、市長の政策を見てみますと、どれも重要な課題だと私は思うんですが、その点で私にとっては不十分だったのかなと、このように思うわけでありますが、その辺重ねてお尋ねしたいと思います。
  それから、具体的なことに入るわけですけれども、循環バスについてはほとんどの方が期待を込めて質問されたと思うんですね。ですから、検討委員会を立ち上げて議論に入るんだというふうなことであります。これは学校給食についても検討委員会を立ち上げてやるというふうな結構なお話だと思うんですが、それでは、具体的にいつごろ、どのような形で議会に提案できるのか。またお知らせできるのか。
  恐らく来年の4月1日からの運行ということになりますと、あと半年余りしか期間的にないわけですけれども、途中から市長になったわけですから、はいきたとはいかないと思うんですが、その辺のめどなどもし頭にあるなら、事務当局からでも結構ですが、お答えをいただきたいと存じます。
  それから、ひとり暮らしの家庭への福祉サービスの充実、それからもう1点、高齢者、障害者に対する施策の充実と、これは非常に関連がありますので申し上げたいと思います。
  私は、今まで介護保険の問題、あるいは障害者の問題等について再三再四、政策提言も含めまして質問をしてまいりました。しかし、なかなか思ったとおりの答弁はいただけなかったわけでありますが、今の答弁ですと、私聞いているのは、塩田市長がこれから4年間、どういう福祉、お年寄りあるいは障害者、こういった人たちのためにどういう施策でもって何をやるのかと、このことをお聞きしたかったわけであります。その辺、もう一度具体的なお答えをいただきたいと存じます。
  それから、もう1点、障害者の支援の問題でありますが、今回予算等を見てみますと、障害者に対しましての支援ということで提案されておるわけでありますが、どのような方向で支援策をするのか。事務当局からでも結構ですが、お答えをいただきたいと思います。
  それから、中学校の統合の問題でありますけれども、先ほどいろいろお話を聞いたわけでありますが、私、重要だと思うのは、市長も言っておられましたが、まず地域の皆さん、それからPTAの方々、あるいは学校の教職員の方々、さまざまな関係者の意見、こういったものを議会は当然でありますが、こういった意見等を十分お聞きをして、そういった形で進めていくというのが常道ではないのかなと思いますが、その辺の考え方をあわせてお尋ねをしたいと思います。
  最後に、投票率の問題でありますが、先ほど改めて総括をして、この総括を生かして、これからの県議選やさまざまな選挙戦で生かしたいというふうなお話でありますが、これは恐らく選挙管理委員会の中で平日投票というのを決めたというお話でありますが、しかも今回の選挙は、私思うんですが、現職の市長と前議長の一騎打ちと、まさに激戦の激戦ということだったと思うんですね。その割合に投票率が落ちたということは、非常に有権者にとって、あるいは市民にとっていろいろな御意見もあるわけですけれども、その辺も含めて市長の感想でも結構ですが、お答えをいただきたいと思います。
  以上であります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  佐藤議員の再質問にお答えを申し上げます。
  まず最初に、小泉政治の運営等については大変地方は苦労していると、この5年間のひずみは確かに私もあるのではないかと、これは今さら言うまでもなく、おのおの肌で感じているものではないかというふうに思っております。
  これを受けて、南陽市の長としての私の姿勢ということであります。先般の本会議の開会時にも申し上げましたように、私は常に市民の立場で、市民とともに歩む市政、そういう姿勢の中で市民の総意を反映できる市政をつくってまいりたいということで、とにかく対話を大事にしたいという姿勢を貫きたいというふうに思っておりますし、具体的には、先般も申し上げましたが、移動市長室というものを月1回設けながら、とにかく聞き役に回りながら従来の市政座談会、これもできれば地区の皆さん方のお話のできる、こちらから一方的に行政報告ということではなくて、これもまた聞き手に回る。
  さらには、さまざまな地域の事業等にも案内をいただきながら、許された時間内で私に対する意見、あるいは私と会話をできる時間帯をぜひ設けてもらえるようなシステムをつくってほしいということで、これも総務並びに企画の方に私の方から指示をしておるところです。
  いろいろな形をしながら、市民の皆さんの声が反映できる市政をつくってまいりたいというふうな思いでおりますので、なお、佐藤議員の方もこういう方法がありますよということがあれば、ぜひ御指導を賜りたいなというふうに思っております。
  それから、三大公約につきまして物足りなかったということであります。私としては精一杯やっているつもりでいるわけでありますが、その一つの報酬の問題についても、既に今回の議会にかけている。
  それから、給食問題については12月の予算委員会に上程できるように準備をさせておりますし、さまざまな内部の関係については、先ほども申し上げましたように、学校の校長先生方にも入っていただいた特別委員会の中で、学校がやるべき役割、PTAの役割、あるいは地域の皆さん方に御理解をいただくような対話の時期、それから職員の配置の問題、さまざまその中で対応していきたい。具体的に議会にかけるのは12月の予算委員会ということになるのではないかと、こんなふうに思っています。
  それからバスですね。もう一つはバス。バスについても、9月1日に検討委員会を立ち上げまして、既に進んでおりますし、調査活動も進めております。かなり具体的に、かなり早いペースで、私にしてみればやっているなと。むしろきょうあたりは評価してくれる人が一人ぐらいいるのかなと、こんな思いで実は臨んだわけでありますけれども、なかなか世の中は厳しいものだなと、改めて思っている次第であります。そんな意味で、頑張ってやっていますので、ひとつ御支援のほどよろしくお願いいたします。
  それから、ひとり暮らしあるいは障害者にどういう施策をということであります。具体的な細かい施策等については事務レベルのことでありますから、担当職員から答弁させますが、私はとにかく一人にならない、あるいは寝たきりにならない、そういう予防医療に力を入れるべきではないのかということで、先般の課長会で、保健師さんたちの役割をもう一度見直して、今やっているものが正しいものかどうか検証して、とにかくそういう状況にならないように予防医療をしないと、これからの老人医療費というのは年々とんでもないペースで右肩上がりで進むわけですから、これに歯どめをかけない限り南陽市の財政はよくならないと、こういう意味で、とにかく予防医療に全力を挙げていきたいと、こんな思いでおります。
  具体的には、先ほど申し上げましたように担当課長の方にお願いしたいと思います。
  それから、投票率の問題がまた出ましたが、投票率については私も当時これが決まった段階では議長だったので、議長室の方に選管の委員長並びに局長がお見えになりまして、こういう日程になりましたというような御報告を私は受けました。そのときになぜ平日なのかということも聞きましたし、そのときに、私が申し上げましたのは、選挙というものは民主主義の根幹であるから、選挙に多くの皆さん方が参加できるように条件整備をするのが委員会の役割ではないのか。だから、経費の問題とかさまざまお話があったんですが、そんなことは二の次、三の次で、いかに有権者が参加できる条件整備をするかが重要ではないかというようなお話はしました。議長時代にね。
  でも、恐らく一生懸命条件整備をしたんだろうと思いますけれども、結果としては、まだまだ有権者にはなじんでいなかったということではないのかなというふうに総括をしているところであります。
  以上であります。
○議長  松田長寿医療介護課長。
○長寿医療介護課長  それでは、最初に、南陽市の現在の65歳以上の高齢者9,231人のうち801名でございます。内訳は男207名、女の人594名でございます。
  また、ちなみに、75歳以上の高齢者4,770人のうち、445名がひとり暮らしの方となっております。
  ひとり暮らしの家庭の福祉サービスの充実につきましては、先ほど申し上げましたとおり緊急通報体制の整備、除雪費の支給、寝具洗濯乾燥サービス及びはり・きゅう・マッサージ助成等につきましては、引き続き継続し充実を図ってまいります。
  また、高齢者に対する施策の充実につきましては、閉じこもり防止や生きがいづくりを目的としましたデイサービス事業のほか、シルバー人材センター、老人クラブ、あと、先ほどの市内36カ所のミニサロンなどの育成があると思います。
  市長も今申したように、これらの高齢者の活動につきましては地域の組織や団体への参加、友人、知人との交流など、社会参加活動を通じまして健康の維持や増進に大きな期待があるものと思われます。このことによりまして、医療費または介護費用の抑制が図られるということが期待されますので、今後とも育成に努めていきたいと思います。
  また、新たな福祉サービスはどのようなものかということでございますけれども、今現在、課の内部で検討しております。社会福祉協議会、民生児童委員会、またはボランティア団体との連携も深める必要がございますので、課の方で案が出ましたら関係機関と協議しながら、今どのようなものが必要なのかと見きわめて検討すると、そのような段階でありますので、よろしくお願いしたいと思います。
  以上でございます。
○議長  答弁漏れはないと思われますが、よろしいですか。
  (「障害者支援の関係についての答弁」の声あり)
  斉藤健康福祉課長。
○健康福祉課長  障害者自立支援法という法律改正がなりまして、障害者対策が大きく変化いたしております。制度改革については、大きな特徴としては、従来障害ごとに身体、知的、精神、それぞれが別々の制度で、また別々の福祉施設でいろんなサービスを受けておったわけですが、社会保障費が増大する中でこのままでは破綻するというふうなことで、このたび一元化して、より社会資本を有効に使うことで皆さんに十分にサービスを行き渡らせたいというふうなことが一つ。
  あともう一つは、従来は措置とか支援にかわる中では、国が責任を持ってというか国主導であったのが、このたびは市町村が事業主体であるということで、ほとんど市町村に任せられておるというふうなことでございます。
  またもう1点は、法律面にもございますように障害者自立支援法というふうなことで、従来は障害になればそれなりに施設に入ったり、あと通所でそこで一生を終えるというふうなことだったんですが、就労できる人は就労へ何とか移行していただくというふうな、そういう大きな制度改革がございました。
  ただ、この中で利用者側の立場に立たせていただくと、1割負担というふうなことが出てまいりました。また、行政側、市の立場に立ちますと、市が主体だというふうな中では、今度市の方に三位一体改革の中で負担が出てまいりました。こういう中で、いろいろ4月からやってまいる中で、10月から本格的に適用になるというふうなことでございます。
  その中で、最終的には先ほど御質問いただいた、市の方はどうするのかというふうなことでは、10月からいろいろなことをやっていく中で、利用者側の立場、皆さんの立場に立って、負担増になった部分は現実的にどれだけ過重になって、あるいは従来利用していたものが使えなくなると、そういうものはできるだけ防ぎたいというふうな態度でやってまいりたいと思います。
  その中で、特に入所とか、あるいはグループホームについては、ある程度利用者側も、また運営する方もある程度吸収されるんですが、通所については従来は月単位で利用料をいただいて、なおほとんどの方については無料であったのが、このたび、ある施設におきましては30名のうち20名程度は大変負担増になると。いろいろな軽減措置があって救われるというふうな中で試算してきたんですが、3分の2の方がなかなか大変だということで、このたびの予算の中では、特に食費につきまして、1日650円のうち施設の方が決定すれば420円は軽減できるというふうなことで、その420円の2分の1を行政が補助しましょうというふうなことで、今の段階でわかる部分についてはこのたび予算化させていただきました。
  今後については、10月施行になりますので、十分に調査をいたしながら、なお利用者に余り負担がかからないような方向でやらせていただきたいというふうに思っております。
○議長  再々質問に入ります。
  14番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  最後に、1点だけ市長の政治姿勢について重ねてお尋ねをいたします。
  先ほどいろいろ答弁があったんですけれども、今地方自治体をめぐって財政的にも非常に大変さを増しているというふうな状況であります。全国各地で、前にも何回か言ったわけですけれども、来年度の予算を組む場合、今回の市長の選挙の政策を見てみますと、こういった施策を来年度の予算に盛り込むということになろうかと私は思うんですが、非常に裏方である企画財政課は大変だと思うんですが、一体どのようにしてやるのかなというふうなことで心配もしております。
  しかも、客観的に見れば、塩田市長に対してのこれは一方、期待感もあると思うんですが、その辺の財政的な見通しも含めて、来年のことを今から言うのはおかしいかもしれないですが、その辺ちょっとお尋ねしたいということで、1点だけ最後の質問をさせていただきます。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいまの件でありますが、私なりに最近とみに財政課長と打ち合わせをしているわけですが、非常に厳しい状況は全く皆さん御承知のとおりであります。
  中でも、南陽市の実質公債比率が四捨五入すれば22.4ということですから、県内でも下の方から5番目という厳しい状況の中でありますけれども、これまでの事業も含めて全部継続するということではなくて、これらを全部検証し直して、より効率的で効果の上がるもの、あるいは緊急性の高いもの、これをしっかり自分の公約の行事の中に入れるものと外すものとしっかりやっていかなければならないというふうに思っています。
  それから、時期的なものも含めて、すぐ本当にやらなければならないのか、これは少し待とうかというものなんかもあると思います。さらには、これから学校の問題が出てきますから、今学校を新しくするのにどうかなというような予算も、既に組み込まれているものもありますので、それらも含めて再度検証しながら、皆さん方の御期待に沿えるようにしっかり頑張っていきたいというふうに思っていますし、これ以上財政が悪くならないように、その辺も十分頭に置きながら対応してまいりたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。
  以上であります。
○議長  以上で14番佐藤 明議員の一般質問は終了いたしました。
  御苦労さまでした。
  以上をもちまして、通告されました8名の一般質問はすべて終了いたしました。長時間御苦労さまでした。
  質問された議員、答弁なされた執行部各位の労をねぎらい、今後の市政運営に生かされることを期待しております。

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散      会
○議長  本日はこれにて散会といたします。
  一同、御起立願います。
  御苦労さまでした。
午後12時10分  散  会