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長谷部 俊 一 議員 質 問
○議長  次に、5番長谷部俊一議員。
〔5番 長谷部俊一議員 登壇〕
○長谷部俊一議員  5番長谷部俊一であります。
  先ほど来重複質問事項が多いのでありますけれども、よろしくお願い申し上げます。
  市政の刷新を訴え、7月30日市長に就任されて1カ月余りとなり、市民の方々の期待感も大きいものがあると思います。既に通告しております3項目について質問いたします。
  初めに、1項目めには、7月14日、投開票が行われました南陽市長選挙についてであります。
  市選挙管理委員会は、投開票作業に従事する市職員の時間外手当削減を図るための、県内の市長選では初めての平日投開票をされましたが、66.42%と過去最低の結果となり、1988年の市長選挙では休日投開票で74.84%と、8.42%も下回る結果となりました。投票率をどう受けとめておられるのかお尋ねいたします。
  次に、2項目めの希望の持てる市内産業の振興についてであります。
  日本経済の状況は、徐々に回復している状況にあり、大企業や都市部においては明るい見通しが見えているとの報道がされておりますが、農林業を取り巻く情勢は依然として厳しいものがあります。国の農業自給率は40%で、外国から60%も輸入に依存しており、安い人件費を武器に、強い競争力がある外国からの輸入増加により、米などを中心として価格の低迷が続き、老齢化や担い手の不足などで、国内では荒れ地面積が35万ヘクタールぐらいあると言われております。市内でも、年々増加の傾向にあります。
  また、林業においては、国産材の需要停滞と価格の一層の低迷により回復が見えない状況にあり、特に、スギの山元価格は昭和30年代ごろの水準まで戻り、林業生産活動停滞の大きな要因になっていると思います。
  商業では、中心商店街などでは、近年では郊外型大型店の進出や消費ニーズの多様化などで集客が落ち込み、店を閉める店舗が目立ち始めている状況にあります。また、観光客や赤湯温泉での宿泊者数は年々減少傾向にあるようであります。活力ある産業にするための具体策をお尋ねいたします。
  来春県内の高校を卒業して県内に就職予定者の78%に当たる2,810人で、県内企業の求人は2,375人で、求人倍率は0.81倍と、1倍に届かないと報じられております。就職を希望している高校生全員が県内で就職できない状況にあります。今後優良企業の誘致をもっと進める必要があると思いますが、お尋ねをいたします。
  最後に、定住人口の増加についてでありますが、市人口は、市制施行昭和42年には3万9,055人、平成12年度には3万6,191人、本年度は3万5,349人と、年々人口減少が見られます。合併せず、自立の道を歩む中、人口増加策を検討すべきだと思います。
  厚生労働省によると、2005年の合計特殊出生率は過去最低の1.25となり、県人口は年々少子化傾向の中、市内に定住される方へ医療費の無料化、出産祝い金などの市独自の助成金制度を検討する考えはどうかお尋ねをいたします。
  市内に在住している30歳以上の未婚者数はどのぐらいなのか、また、自治体主催のお見合いパーティーなど、今後地域社会での取り組みが必要であると思いますが、お尋ねをいたします。
  以上、3項目についての答弁を期待しまして、私の質問を終わります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  5番長谷部俊一議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、市長選挙に係る投票率についてでございますが、15番伊藤俊美議員の御質問にお答え申し上げたとおりでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
  次に、希望の持てる市内産業の振興についての1点目、農林業等の活力ある産業にするための具体策についてでございますが、農林業については、平成19年度から実施される経営所得安定対策等大綱に基づいて、農地・水・環境保全向上対策に積極的に取り組むとともに、担い手としての認定農業者や集落営農組織を重点的に支援し、農地の流動化、集積化を促進しながら、経営の安定した農業振興を図ってまいりたいと考えております。
  また、中山間地域等直接支払制度の継続や稲作から園芸作物などへの転換を促進してまいります。環境保全型農業としてエコファーマーを拡大し、安全な農産物の販売促進及び消費宣伝を推進してまいります。
  林業については、今年度新たに南陽市森林整備計画を策定し、各種振興策について検討してまいります。
  商工業につきましては、活性化のための具体策として、中小企業への円滑な融資のための信用補完制度の充実や商店街の活性化のためのハード・ソフト両事業に対する助成を行っているところでございます。
  さらに、観光産業につきましては、市内の観光資源を生かしながら、各種イベントとの連携を図るとともに、広域観光を一層推進し、誘客を図ってまいります。また、物産につきましても、観光果樹のPRを積極的に行うほか、首都圏等での物産展を開催し、南陽ブランドの売り込みをさらに拡大してまいりますので、御支援、御協力をよろしくお願いをいたします。
  2点目の優良企業の誘致につきましては、15番伊藤俊美議員の御質問にお答え申し上げたとおりでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
  次に、定住人口の増加についての1点目、市独自の助成制度の検討についてでございますが、現在、少子化対策の一環として、山形県医療給付事業並びに南陽市福祉医療給付規定により、就学時前までの乳幼児に対し医療費の助成を行っております。本市においては、平成10年から市単独補助により所得制限を撤廃し、さらに本年7月1日からは一部負担金も助成し、医療費の無料化を図ったところでございます。
  また、市独自の出産費用助成として、来年の実施に向けて、その検討を行っているところでございます。なお、件数は年間250件程度と見込んでおりますが、詳細については、今後詰めていく必要があると考えているところでございます。
  2点目の、市内の30歳以上の未婚者数等についてでございますが、男性の未婚者は1,415人で、対象人数に対しまして20.7%となってございます。一方、女性の未婚者は674人で9.9%となっております。
  本市では、平成元年から南陽市後継者等結婚対策推進協議会を組織し、お見合いパーティーなど、結婚対策協議会の主催で毎年開催しております。また、白鷹町、飯豊町にも同様な結婚相談員制度があり、お互いに連携して、共同でお見合いパーティーを開催するなどしております。昨年度からは県でも事業を展開することになり、ことしの3月、南陽市を会場に講演会及びパーティーが開催されております。
  結婚に対する考えは人それぞれでございますが、男性のコミュニケーション能力などを向上させた上で、結婚したいとみずから考えている人に対しましては、出会いの機会をつくっていきたいと考えているところであります。また、自治体が先導した形でのパーティーだけでなく、男女が自然に出会える機会を提供するための施策なども必要ではないかと考えているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
  以上であります。
○議長  ここで暫時休憩といたします。
  再開は3時10分といたします。
午後 2時54分  休  憩
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午後 3時10分  再  開
○議長  再開いたします。
  再質問に入ります。
  5番長谷部俊一議員。
○長谷部俊一議員  再質問いたします。
  1番の市長選挙についてでありますけれども、伊藤議員の方から質問もあったわけでありますが、一部私の方からちょっとお聞きしたいと思います。
  今回、結果的にはいろいろあると思いますけれども、市職員の時間外手当削減が目的とこういうことでありますけれども、7月の市長選についてはどの程度削減できたのかということでお聞きしたいと思います。
  ただ、この中で、日曜日、平日とかいろいろございますけれども、今回は、8.2%ほど投票率が前回の8年前より落ちたというふうな結果が出ております。今回、勤労者の方々については、特に朝早く出かけ、夕方遅くて、投票に行きたいけれどもなかなか行けないという市民の有権者の方についてお聞きしているわけですが、やはり、投票率というものを上げていくということが一つの民主主義ではなかろうかなというような段階の中で、その辺は今後どのようにしていく考えを持っているかお聞きしたいと思います。
  2点目でございますが、希望の持てる産業の振興ということでありますけれども、いろいろ田中議員の方からも質問が出ておりますので、私からは林業の部分と農業の部分ということで、若干お聞きしたいと思います。
  先ほど、農林課長から田中議員の質問に答弁がございましたけれども、来年度から米の支払い方法も変わるということでありますけれども、今、特に全国的に見ても、それの資格の有するのは今800万世帯単位ぐらいであると、こういうことで報じられておりますけれども、しかし、その中を見てみますと、ほとんど担い手がいないのが半分、400万単位と、こういうふうなことで報じられておりますけれども、先ほど課長答弁の中で、市内では非常に品目的な横断対策、交付金を該当するのは今のところ1名かなとこういうことで、来年、3年間はあるということでありますけれども、なかなか、今度一般、例えば認定の方であれば4ヘクタール以上、団地20ヘクタール以上ということで、団地の、そして5年後には法人化を目標とするというふうな部分の中で、3年間を見ても、南陽市の場合非常に大変なのかなということで考えられますけれども、その方法なり、農林課長、いい考えがございましたらば、ひとつお聞きしたいと思います。
  それから、もう1点でありますけれども、林業の部分、県の方では利子補給ということで、県木材を使った場合利子補給をしていくという方法であります。置賜管内のスギなりを使った場合、3市5町の置賜の市町では、まだそういう市独自の対策というものは出ていないようであると思いますけれども、南陽市としても、やはり、置賜材の利用拡大というのが急務でないかなというふうなことで思っているわけですけれども、その辺、今後の対応なりどう考えておられるのかお聞きしたいと思います。
  それから、3番目でありますが、定住人口の増加についてであります。
  先ほど市長から答弁ございましたけれども、来年度出産祝い金の助成というものを検討していきたいと、こういうふうに答弁されています。今、30歳以上の方の未婚が、1,115人ということで、非常に大きな数字でなかろうかなというふうに思っているところでございますけれども、これ、何としても南陽市の人口というものを増加するためにも、ひとついろいろと、行政も独自の方法で、市独自の対策というものも必要でないかと思います。
  全国的に調べてみましたが、全国平均は出生率1人当たり1.25ということで、先ほど申し上げたとおりでございますけれども、日本国一は、やはり沖縄が1.71、東京が0.98ということで、最低と最高の差も随分あるわけです。
  ほかの県でも取り組んでいるところがあるということで、福井県は人口82万でありますけれども、非常に出生率が行政とタイアップしながら、地域の方々、民間の産業の方々とも相談、組みながら一生懸命、出生率がアップしているということであります。これは、医療費の無料化とか結婚相談員はもちろんでありますけれども、ボランティアなり、理容組合などは、若い方々が床屋さんに行ったりした場合、結婚の方法なりいろいろとアドバイスをして、県全体で取り組んでいるというふうなことで、非常に注目をしたいところであります。
  やはり、これからは地方の時代と言われていますから、国・県だけではなく、やはり、南陽市の行政の中で市長を初め当局の方が一生懸命取り組むという姿勢が、今後地域社会の方も含めて必要でないかなと。市長答弁ございましたけれども、結婚相談員ということでありますけれども、平均しても年間に1組、2組だと、こういうふうなことで、前にも質問の中でお聞きしたところであります。
  時代も変わって難しいと思いますけれども、やはり、行政が積極的に取り組んでいただきたいものだと思いますが、その辺を再度お聞きしたいと思います。
  以上です。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  5番長谷部俊一議員の再質問でありますが、最初に、今回の平日選挙に対する費用の削減額はと、こういうふうなことでございます。この辺については、後ほど事務局の方に答弁をいたさせたいというふうに思います。
  それから、今後投票率を上げる手法、施策ということもございましたが、先ほど長谷部議員も気づかれておるように、平日選挙をするには、まだこの南陽市、それらの状況が整っていないというふうに私は思っております。要するに、地元から地区外にお勤めになっておられる方々が時間内に帰って来れるのか、あるいは出勤前に投票できるのかと。場合によっては、選挙は優先するから、民主主義の根幹であるから、きょうは少し遅く出勤してもいい、あるいは早く帰って投票してもいいですよというような企業の協力体制ができているのかどうかと、こういうこともありますので、そういうことを考えますと、今の段階では、ちょっと環境が整っていないというふうな判断をせざるを得ないのかなと、こんなふうに思っておるところであります。
  よって、これはあくまでも選挙管理委員会が決めることだというふうに思いますが、やはり、まだまだ平日選挙については無理があるのかなと私なりに思っているところでありますので、次回からは、従来のように日曜日に投票というような形になるのではないのかなというふうに思っているところであります。
  それから、農業問題等につきましては、課長の方に指示がございましたので、課長より答弁させたいというふうに思います。
  それから、未婚者の対策というようなことでありますし、また、少子化対策というようなことであります。さらには、出産費の件についてもお尋ねがございましたが、まず、出産費については、市独自の補助ということが私の公約にありますので、金額としては5万円程度というふうなことを考えておるところであります。
  その方法は、やはり、先ほどから何回も申し上げているように、市内の経済効果というものをねらわなければならないし、出産したお母さん方も、必ずしも南陽市にいないということもあったりして、実家で出産されていることもありますので、なかなか確認がしにくいということもあって、できれば確実に南陽市に還元することができる商品券というようなことで、商工会等とも協議をしながら、そういった方法で対応したいというふうに思っておるところであります。これについては、市内の商業共同組合というところで商品券を発行しておりますので、これらの方々と御相談をしながら対応していければ結構な経済効果が上がるのではないかと、こんなふうに思っているところであります。
  また、定住人口の増というようなことでは、今はまだ決定をしておりませんが、健康福祉課等に、第4子以上、第4子、第5子、こういった子供たちには、今最もお金のかかっている保育費、これらを無料にできる方法はないかどうか検討するようにというような指示もいたしておるところであります。
  さらには、仲人の件もあったんですが、これも、やはり相当一生懸命やっていただかないと成果が上がっていないのが正直なところであります。やはり、昔も今も同じで、結婚問題は個人の問題だと、こういうようなことでなくて、やはり地域も挙げて、あるいは社会を挙げて、いろいろと手助けをしてやることが、結婚を促進する上で非常に大事なことではないのかなと。わかりやすく言えば、昔のように世話の大変好きなおばちゃん方のパワーがなくては、とてもとてもこの問題は解決できないのではないかと、こんなふうに思っておりますので、そういう方々との懇談などもしながら、どういった協力をできるものか、その辺も含めて検討してまいりたい。
  さらには、やはり、青年同士の青年交流会館的なものを設置しながら、とにかく積極的に交流できる場所とそういう関係者を集める手法を考えていかなければならないのではないかというふうに思っています。それらについては、これから起きるであろう学校等の統廃合で浮いた施設などを使えば可能なのかなと、こんなふうに思っているところであります。
  いずいたしましても、従来のような青年団活動であったり、あるいは婦人会活動であったりというものが非常に停滞しているがゆえに、その辺に目が届かないというところが、結婚をおくらせている要因にもなっているのかなと、こんなふうに思っておりますので、その辺にメスを入れていければと、こんなふうに思っているところであります。
  なお、結婚相談員等につきましては、これからも継続して対応していかなければなりませんが、まだまだ広く、先ほど申し上げましたように、時間と、それから、やはり好きこそものの上手なれということもありますので、そういうことのどちらかといえば得意な方に、ぜひお願いをすることが大事ではないのかと、こんなふうに思っておりますので、ぜひ御理解と御協力をいただきたいというふうに思っております。
  なお、その他の件については、選管の局長並びに農林課長に答弁をさせたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
○議長  選管鈴木局長。
○選挙管理委員会事務局長  5番長谷部議員の御質問でございますが、時間外手当の削減につきましては、約300万円ほど予定より削減になるという計算結果が出ております。
  以上でございます。
○議長  竹田農林課長。
○農林課長  それでは、2点ほど御質問をいただきました。
  まず最初に、経営安定対策の一つであります品目横断についてお答えしたいと思います。
  先ほどの、前回の質問にもございました、いわゆるこの安定対策を受ける資格といたしましては、認定農業者であることというのが絶対要件になっております。その方は170名ほどございますが、さらに、面積要件なり規模の状況を見てみますと、約100名がこの対策に入れるのかというふうに今試算しております。
  この南陽市の経営、この耕地面積からいきまして、100名だけで担うというのは、やはり絶対できません。したがって、もう一つの方法であります集落営農を組んで、組織で農業をやっていくという一つの方法も相まって、この農業経営をできるのではないかというふうに思っております。
  その進め方でありますが、まず、担い手の方々で規模拡大を当面図っていただきたいというふうに考えております。あわせまして、いつまでも担い手だけで、将来ともにこの耕地を担っていくというのは、やはり、いろいろ課題が生ずると思います。あわせまして集落営農も念頭に置きながら進めるというのが一つの手法ではないかというふうに思っております。
  つまり、今現在、認定農業者個人で経営するのか、いわゆる担い手でやるのか、集落営農でやるのか二者択一ではなくて、まず、当面担い手で経営していただいて、あわせて地域の動向も見ながら集落営農も考えるというのが一つの手法ではないかというふうに思っています。
  ただ、集落営農でも、既に受託組合ができておるとか、大豆の集団化ができておる、そういうふうな団体については、もう集落営農で、それは構わないと思います。そういうところは集落営農でやっていただきまして、さらに磐石な経営をやってもらいたいというふうに考えております。
  これらについても、いずれにしましても農業者の方々が選択すべきことでありますので、その辺の情報につきましては、いろいろな会議を通じましてお知らせをしたいというふうに考えております。
  あと、2つ目の林業の関係でありますが、おっしゃられましたように、県の協議会におきまして、いわゆる地産地消に合う考え方だと思いますが、地材地住という言葉で、今、地元材を使った場合に、融資の利子補給をやるという仕組みが県サイドでございます。そんなことで、地元材の利用の促進を図ってるという状況にございます。
  もう一つは、最近の国の動きといたしまして、木材は、今自由貿易で東南アジアから入っている場合がございますが、違法伐採による輸入が結構多いという状況から、国の許可なくして伐採したものについては輸入をとめるというふうな対策が近々出るようであります。そうなりますと、国内の木材の需要も高まるのではないかというふうに期待をしている状況であります。
  それから、3つ目でありますが、御承知かと思います。県の方で今森林税の導入を考えているようであります。その森林税、どのような森林の保全の方に充当されるのかまだ判明いたしませんが、私ども林業を振興する上で、県の森林税の動向も十分見守って、私どもも一緒に、その使途の協議の中に機会がありましたらぜひ入っていきたいと考えております。
  そんなことで、林業振興については、当面そのような3つの最近の状況の中で、私ども機会があれば上級機関にそれなりに要望してまいりたいというふうに考えていますので、御理解をお願いしたいと思います。
  以上であります。
○議長  再々質問に入ります。
  5番長谷部俊一議員。
○長谷部俊一議員  再々質問でございますけれども、要望というか、ひとつ努力をお願いしたいということで、最後に申し上げます。
  やはり、市内産業の振興、育成なり含めて大事な部分でなかろうかと、こういうふうに思うわけですけれども、その中で、農林業なり、工業、商業、観光、旅館産業含めまして、やはりこれからは部分でなくて、連帯性といいますか、協調性、関連性があるわけでありますから、いろいろとこの厳しい産業の中で今後検討すべきだと思います。
  やはり、若い世代が地元企業ということで、先ほどいろいろ質問の中でもありましたけれども、やはり、優秀な働く場というのも非常に大切なのかなというふうに思っているところであります。
  またさらに、結婚とか子育て等を含めて、定住していくような環境づくりというのを整えることが、今後南陽市にとっても大きな課題でなかろうかと思うわけです。そういう意味で、住み続けたくなるようなまちづくりを含めて、市長を初め当局の方々によろしく、さらに努力されることをお願い申し上げながら、質問を終わっていきます。
  ありがとうございました。
○議長  以上で5番長谷部俊一議員の一般質問は終了いたしました。
  御苦労さまでした。
  ただいま一般質問中でありますが、本日はこれまでとし、日程に従い明日引き続き行いたいと思います。

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散      会
○議長  本日はこれにて散会いたします。
  一同、御起立願います。
  どうも御苦労さまでした。
午後 3時33分  散  会