───────────────────
板 垣 致江子 議員 質 問
○議長  次に、1番板垣致江子議員。
〔1番 板垣致江子議員 登壇〕
○板垣致江子議員  おはようございます。
  1番板垣致江子でございます。
  さきに通告しております内容につきまして質問させていただきたいと思います。
  私は、このたびの補欠選挙に当たり、「女性の声を、お母さんの声を市政に届けたい、子供たちの笑顔が輝く未来を築くために」、そのような思いで立候補し当選させていただきました。この場をおかりしまして、温かな御支援、御支持をいただきました市民の皆様に心より厚くお礼申し上げます。
  女性の立場から、母親としての立場から質問させていただきます。
  1点目の中学校の給食についてですが、松木議員、小林議員、伊藤議員の方々と重複しておりますが、お聞きしたいと思います。
  私も中学生の息子を持つ親です。けさもお弁当をつくって送り出してきました。仕事を持つ忙しいお母さんにとって、またいろいろな事情でなかなかお弁当がつくれない、朝ご飯もろくに食べさせられない、そんな親御さん、子供たちには本当にありがたいことだと思います。
  しかし、その反面、我が子のため健やかな成長を願い、一生懸命お弁当をつくっている親の思い、そして子供のお母さんのお弁当を食べる喜び、それらをも奪ってしまうことも忘れてならないと思います。
  我が家にとってもコミュニケーションのきっかけの一つになっています。余り話をしたがらなくなった息子ですが、お弁当を半分も食べてこないでくることもあり、どうしたのと何気なしに聞くと、何々で時間がなかったとか、運動の後で気持ち悪かったとか、ぼそぼそと話し始めたりします。だからこそ、絶対に安心で安全なおいしい給食でなければならないはずです。経皮毒の問題も最近問題になってきている今日、できれば低農薬、添加物のない食材での給食を考えていただければありがたいと思います。
  先日、学校給食の調理師の方々からお話を伺う機会がありました。まず、いつもどんな思いで給食をつくられているのか伺いましたところ、子供たちの命を預かっているのだという自覚のもとに、やはり安全で安心でおいしく食べてもらえることが一番で、少しでも家庭の食事に近づければといろいろな工夫をしながらつくり、できるものはなるべく地産地消を心がけ、季節に合った郷土料理も取り入れているとのお話でした。中学校の給食については、自分たちにつくらせてもらえて、子供たちに食べてもらえれば大変うれしいことですと、子を持つ親としては大変ありがたいお話でした。
  実際に親子給食に取りかかるには、調理師さんたちの工夫や努力でできるところ、新たな設備のいるところなどさまざまな問題があるとは思いますが、何よりも子供たちのため、安全でおいしい給食のため、市当局の御努力をお願いいたしたいと存じます。
  中学校の現場の先生方からは、時間的にもかなり大変になるとの声も上がっておりますし、運搬の問題もあると思いますので、そのことも含め市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
  そこで、給食費の集金についてですが、全国的に給食費の滞納が大きな問題になっているようです。食材の仕入れまで圧迫されているところもあると聞いております。南陽市も滞納者があると聞いておりますが、そんな中、集金袋での集金を行っている沖郷小学校では滞納者がいないそうです。
  現金での集金は集める方も大変ということで、銀行からの引き落としになっているのでしょうが、結果的にはよくない方に向いていると思います。今後の中学校の給食費の集金、また他の小学校も集金袋による集金がいろいろな面で望ましいのではないでしょうか。
  子供が集金袋を持ってくる、そこで親はお金を入れて持たせる。それは当たり前のことなのですが、そこで子供は自分の食べている給食のために親がお金を払っていてくれることを自覚します。それは自分が愛されていることの自覚でもあると思います。感謝の心も芽生えると思います。
  大げさな言い方かもしれませんが、本気で子供を育てていたなら、子供の持ってきた集金袋をほっておけないし、どうしてもそのときだめだったら、子供や先生ときちんと話をするでしょう。それは親と子にとって大事な時間になることと思います。子供が現金を持っていくことの心配もあるとは思いますが、現によい結果を出していることを重視し、集金袋での集金を考えていただきたいと思います。
  2点目の文化を生かした人づくり、夢のあるまちづくりについて。
  私は20年近く、「感動は心を育て、楽しいことは生きる力に、育ち合おう子供たちと」、こんな言葉をモットーに親子劇場の活動を行ってきました。また、他の団体とも活動をともにする中、いろいろな方と知り合い、存在も知ることができました。音楽や演劇など文化面でも頑張っている南陽市出身の方も多くおられることを知りました。その人たちは、南陽市にとって大切な財産なのではないでしょうか。子供たちに頑張れば夢はかなうんだと教えてくれる存在ではないでしょうか。
  その中のお一人に、地元を拠点に全国で頑張っている須貝智郎さんがいらっしゃいます。私も応援団の一人ですが、その智郎さんが出演している映画「おにぎり」、南陽市も制作費を負担、そして多くの市民の方がいろいろな場面や裏方で協力しつくり上げられた映画です。置賜のすばらしい自然、命の大切さ、米づくりの心、人間の思いやり、平和で食べられることのありがたさ、いろいろなことを教えてくれるとても心温まる作品だと思います。
  このせっかく南陽市を舞台につくられた映画をぜひ子供たちに、特に中学生の年ごろの子供らに見せていただきたいと思います。まだ見る機会のない親や市民の方も一緒に見ることができたらいいなと思います。今、全国で上映会が行われている中、プロデューサーの方もいろいろな方面に働きかけをしていただいているようですが、ぜひ子供たちの心の育成ため、置賜文化のすばらしさを伝えるため、見せていただきたいと思います。市長のお考えはいかがでしょうか。
  次に、市民会館の自主事業ですが、昨年は補助が全くないということもあり、会館独自の自主事業が一つも催されませんでした。市民の文化の中心であるべき市民会館なのに、とても寂しいやり切れない気がしました。補助があるから、ないからの問題だけではないと思います。ことしは補助がこれしかないからみんなで頑張っていこうとの声がけや、一緒の企画など、社会教育課側と市民会館側の協力がもっと必要なのではないでしょうか。そのような体制がしっかり見えれば、市民の協力もまだまだ盛り上がることと思います。
  今現在、ここに活動している文化団体や文化ボランティアなどもつながっていければ、もっともっと活発な活動ができるのではないでしょうか。私たちも、このたび県の置賜フォーラムの補助をいただき、12月3日に漆山のお父さん、お母さんたちの影絵集団「オフィスシャッピー」、若者からおばあちゃんまで一緒に楽しんでいるゴスペルグループ「ディンプルディンプル」、そして南陽川西親子劇場の子供たちが一緒にコンサートをつくり上げ、さまざまな年代の方や障害のある方にも楽しんでもらおうと頑張っているところです。
  補助をいただいたからというだけではありませんが、いただいたことにより、他団体への声がけがしやすかったのは正直なところです。このようなボランティアの育成とネットワーク化への取り組みは、市としてどのようにお考えでしょうか。
  3点目の少子化問題ですが、これも長谷部議員と重複している点もあるかと思われますが、誠意ある御答弁をよろしくお願いいたします。
  まず、子供を産むお母さんたちが安心して埋める医療体制の充実や、楽しく安心して子育てができる環境づくりが大切かと思われます。幸いなことに、このたび10月からの国民健康保険の出産費用の改正で金銭的な負担もなくなったことや、市が委託する赤湯ふたば保育園の新築に伴い、病後児保育や一時保育も行われ、地域子育て支援センターも無料で利用できるなど、よい方向に向かっていると思われます。
  しかし、少子化の要因に親世代の晩婚化、未婚化が一番影響しているのではないでしょうか。社会経済の変化や家族のあり方、出会うチャンスがないなどいろいろな面で、結婚や出産を望んでいるのにしにくい状況になっているのが現実だと思います。これは大変深刻な問題だと思います。
  少子化ばかりでなく、その方たちが一人になったとき、老後を迎えたときなどさまざまなことが考えられます。市長もマニフェストに掲げておられました結婚対策が大変重要になってくると思われます。私たちが若いころはスポーツのサークル、文化的なサークル、ただ遊ぶだけのサークルなどもたくさんあり、その拠点として青少年ホームが使われ、職員の方もいろいろな相談に乗ってくれたり、キューピットになってくれたり、週に何回も通ったものでしたが、現在の利用状況はどうなのでしょうか。その辺も含め、市長のお考えをお聞かせください。
  以上、誠意ある御答弁をお願いいたしまして、私の質問を終わります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  1番板垣致江子議員の御質問にお答えを申し上げます。
  初めに、中学校の給食についての1点目、どのような実施かにつきましては、6番松木新一議員の質問にお答え申し上げたとおりでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
  2点目の学校給食の集金についてでございますが、市内小・中学校におきましては現金による集金と口座からの自動引き落としによる集金の2つの方法で行われておりますが、どちらの場合も、現在のところ学校経営に困難を来すような集金未納の状況はございません。
  しかしながら、滞納に対しては文書や電話による督促、催促、さらに家庭訪問等による納入指導を担当者が繰り返し行っていることも事実であります。完全納入のためには保護者からの確かな理解を得られるよう学校側は重ねてお願いするとともに、PTAの協力を得ながら保護者側からも完全納入に対する責任感を高める主体的な取り組みが行われるよう進めてまいりたいと考えております。
  次に、文化を生かした人づくり、夢のあるまちづくりについての1点目、映画「おにぎり」の活用についてでございますが、映画「おにぎり」につきましては、平成15年度にクランクアップを迎え、市内特別上映を得て現在までに全国各地で上映を重ね、多くの皆様によりごらんいただいておりますが、自主上映の要望がまだ多い状況等を勘案し、ビデオ等の一般発売は差し控えていると、上映事務局より聞き及んでおります。
  このようなことから、小・中学校において手軽に映画「おにぎり」を御鑑賞いただくことには少々難しい面もありますが、斎藤監督を初め出演者の須貝智郎さん、浅茅陽子さんには南陽市における観光えくぼ大使として御活躍願っており、命の大切さや農業のありがたさを学習できるよう市民レベルでの交流や触れ合いを多く図ってまいりたいと考えております。
  2点目の文化活動への補助や文化団体への支援等についてでございますが、本市におきましては、個性豊かな地域文化の振興と文化施設の充実を図るため、各種の芸術文化活動や各種講座自主事業への支援を行っているところであります。
  御指摘のように、市民会館自主事業に対する補助を初め、芸術文化事業への補助や芸術祭への支援、あるいは文化ボランティア団体に対する支援、さらには文化振興事業としてのえくぼ絵画展を開催しているほか、置賜地域全体の文化活動の振興を図ることを目的に組織しております置賜文化フォーラムを主体として地域内の各種団体とのネットワークの強化を図るとともに、住民提案型の文化事業への補助を行っているところであります。
  今後とも、芸術文化活動の推進と文化団体の育成・強化、支援対策の充実に取り組んでまいりますので、御支援をお願い申し上げます。
  次に、少子化対策の具体策についてでございますが、市として少子化対策は安心して出産、子育てができる環境づくりとともに、結婚対策についても考えていかなければならないと思いますが、具体策につきましては、5番長谷部俊一議員の御質問にお答え申し上げたとおりでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
  なお、答弁に御不満があれば再質問で質問いただきますようにお願いをいたします。
  以上であります。
○議長  ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時15分といたします。
午前11時01分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○議長  再開いたします。
  再質問に入ります。
  1番板垣致江子議員。
○板垣致江子議員  再質問をさせていただきます。
  先ほどの市長からの御答弁の中で、最後の方に私が中学校の現場の先生方から時間的にもかなり大変になるとの声も上がっていますし、運搬の問題もあると思われますが、その辺のお考えをお聞かせくださいとお願いしましたが、その辺をもう一度聞かせていただきたいと思います。
  それから、きのうの答弁の中に職員を増やす学校はないとのことでしたが、私の計算では、宮内小学校が一人増やさなくてもいいのかなというところもありましたので、南陽市の学校給食調理師配置基準によりますと、宮内小学校でつくる分が837食になるはずなのですが、今現在4名の職員でやっているということで、基準では5名が必要ではないかというふうに考えました。技能士さんの問題もその辺お聞かせいただきたいと思います。
  それから、映画「おにぎり」の件ですけれども、ぜひ実行に移していただければと思います。無料で見せていただくというふうにはならないと思いますが、ある程度の負担をしながら市民がみんな見られるような状態になればいいなと考えております。
  文化の支援の方ですが、いろいろと御支援いただくということで、県の方もかなり協力していただくということでありがたいお話だと思います。
  昨年ですが、実は南陽市の補助事業で市民ふれあいコンサートというのがありました。そのときに、私たちは実行委員としてボランティアでかなり燃えておりましたが、小学校、中学校にぜひ聞いていただきたいということで、そちらの方にもチラシをまいてくださいとお願いしておりました。
  ところが、土壇場になりましたらそれはまけないですみたいなことを言われまして、どうしてですかとお聞きしましたところ、多分教育長さんが学校の校長先生とかそちらの方から、余りそういうものはよこすなと言われているとかというお話をいただきまして、えっと思ったんですけれども、私たち個人的に頑張っているものに対しては、現場の先生方は快くチラシを受け入れてくださいます。ですが、市の方でやるものに関して私たちはそこまで足を踏み込むことはできませんので、市の方にお願いするしかないんです。
  そうしたときに、補助事業ですから、市の税金を使って市民の皆さんに幾らでもいいものを安く見ていただこうという趣旨でやっているわけですので、はっきり言えば市の税金、県の税金、そういうもので働いていただいている校長先生たちから、そういうものはまくのが大変だから持ってくるなというのはちょっとおかしいなと思いました。ボランティアの方は仕事の合間を縫って本当に一生懸命市民のために頑張っているわけですので、その辺のところはぜひ市民の方にお知らせしていただきたいなと思います。
  市報とか回覧板で回っているからということも言われることもありますが、忙しいお母さんたちやお父さんたちが市報や回覧板をすべて見るというのはとてもなかなか大変なことで、なかなか目に入らないことはあると思います。学校の方からこういうことがありますよと来た場合は、必ず目を通すと思います。
  ただ、そこで先生方の意見で、学校から持ってきたものに対しては全部対応しなければいけないという親からの苦情もありますということですが、それは私たちは違うと考えます。やはりその点も、知らなかったという方がいないようにお知らせするわけですし、そこで親がどうしてもこれは行けない、無理だ、金銭的にも無理だ、そういうことは親子でしっかり話し合いができると思います。すべてのものに来てください、そういう案内ではないはずですので、ぜひいろんな情報をきちんと子供たちのお母さんたちに提供できるようにお願いしたいと思います。
  少子化問題ですが、いろいろ考えてくださっている面はきのうの御答弁の中で聞かせていただきました。先ほどの青少年ホームのこともありますが、やはり私たちも文化団体とかいろんなサークル、そういうものをより多く協力してつくり上げて、若い人たちを誘っていければなと考えておりますので、その辺も市当局の方もいろいろ御支援いただければと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  板垣さんの再質問に対してお答えをいたします。
  しばらくぶりにさわやかな質問を聞かせていただきまして、ありがとうございます。
  最初に、弁当の意義ということで、愛情弁当のことをお話しされたのかなと、こんなふうに思って聞いておりました。確かに、私もそういう葛藤でどういうものなのかなと。従来の議会での答弁も、弁当の意義も議論されまして、給食もいいけれども母親の愛情弁当も大事だよと、こんな議論もありましたけれども、最近ずっと私も見ていますと、あくまでもこれは私の家に限るのかどうかわかりませんが、私も中学生もおりますし、高校生もおりますし、大学生もおりますし、八十何歳になる母親もいますし、いろいろと大変なのでいろいろ見ていますが、やっぱり毎日毎日弁当つくるごとに母親は朝、専念するわけですね、1つだけではないですから、4つもつくるわけですから。
  そうすると、子供は後ろの方でごはんを食べているのか構う暇がない。色とりどりの弁当をつくることに集中している。こういうふうなことでは、本来の親子の愛情の確認だったり、あるいはコミュニケーションであったり、そういったものが薄れるのではないかな。その時間帯をむしろ子供たちとの会話の時間にしていただければ、今社会問題になっているような子供たちの問題がなくなるのではないかなと、こんなことを私は常々考えておったわけであります。
  したがって、単に弁当、給食、栄養の問題であったり、安全の問題であったり、さらにはカロリーの問題、バランスの問題、そういうこととあわせて、親の負担軽減のみならず、子供たちの本当の今求めているものは何なのか。親との会話であったり、そういったものをしっかりやっていけば、本来我々が望んでいるような子育てに結びつくことができるのかな、こんなことを思って、実は給食にしようかなと思った大きな要因でありますので、その辺はぜひ御理解いただきたい。
  特に、愛情弁当は大変結構なんですが、どうも栄養が偏って、私が見ていると毎日同じようなおかずが多いなというふうに見ていますので、こんなこともあってぜひ御理解いただきたいなと、こんなふうに思っております。
  なお、ただいま御質問のあった地産地消の問題であったり、安全の問題であったり、集金の問題であったり、さまざまな課題がありますが、これについては今設置しております検討委員会に検討させていきたいと思います。
  職員の問題については、確かに宮内小学校と2カ所ほど、給食の職員が足りないところがあります。これは実は今年度で、来年から民間委託する赤湯保育園の余剰職員が出てきますので、その分で、私がきのうお話ししたのは全体で十分可能ですということで、個々には違ってきます。でも全体的には大丈夫ですよというふうなお話でありますので、御理解いただきたいというふうに思います。
  それから、「おにぎり」のお話、小・中学生にぜひ見せていただきたいということであります。先ほども申し上げましたように、まだ上映をやっている最中ですので、なかなか大変だというような話、これは直接須貝さんからも聞いたお話ですが、まだそういう状況である。
  でも、そういう希望が多ければ可能だと思いますよ。近々大地コンサートで斎藤監督なんかもお見えになるということで、その場でもお話ししたいというようなことを言っておりましたので、希望が多ければ、市としても大いに調整をしながら皆さん方の期待に、あるいは希望にこたえていきたいというふうに思っております。
  なお、先ほどあった青少年ホームの利用状況、あるいは学校関係の補助事業の動向については私は余り詳しく存じ上げておりませんので、担当課長の方に答弁をさせたいというふうに思います。
  その他、答弁が漏れておりましたら再々質問でぜひお願いをいたします。
  以上です。
○議長  髙橋社会教育課長。
○社会教育課長  先ほど板垣致江子議員からの再質問でございますけれども、昨年度は第9回のコンサート、それから第10回のふれあいコンサートというようなことで、2回開催してございます。
  これにつきましては、先ほど学校の方にチラシを配るのはどうかということで、差しとめされたというようなことでございますけれども、社会教育課としては、各団体からふれあいコンサートの場合については特にいろんな協力をいただきながら進めている事業でございますので、今後はそのようなことのないように配慮していきたいというふうに思っておりますので、よろしく御理解いただきたいというふうに思います。
  よろしくお願いいたします。
○議長  中條商工振興課長。
○商工振興課長  青少年ホームの利用状況ということでありますけれども、青少年ホームにはスポーツ系の団体、12団体を初めといたしまして31団体のサークルが登録をされております。平成17年度の利用状況でありますけれども、8,697名の利用となっております。
  なお、ホームの利用につきましては、近年、年代に関係なく、市民の皆さんそれぞれのニーズに応じたスポーツや音楽、そして趣味や文化活動の場として自由に利用していただいている状況でございます。
  以上でございます。
○議長  再々質問に入ります。
  1番板垣致江子議員。
○板垣致江子議員  給食の問題についてですが、先ほど市長さんからいろいろ御返答をいただき、ありがとうございました。
  職員のことはわかりました。
  ただ、これからいろいろお話し合いもあるとは思いますが、運搬の方に多分技能士さんが使われるのではないかというお話なんですが、技能士さんの今の仕事への影響はないのか。着がえをしたり、消毒をしたり、そういう時間も結構あるということでしたので、その辺も現場の職員の方といろいろ話し合い、協力し、よりよい給食を実現していただけたらと思います。
  「おにぎり」の件も、まだまだ御検討いただき、ぜひ見せていただきたいということでお願いしたいと思います。
  青少年ホームが年代に関係なく今使われているということですが、どの程度の年代の方かわかりませんが、そこで使う人が固定化されて、固定化と言ったらおかしいかもしれませんが、だんだん決まった人だけが使っているというような状況になっている心配も多々あると思います。新しい若い人たちがどんどん入れるようなアピールもしていただきたいと思います。
  再々質問にならないかと思いますが、いろいろと御答弁ありがとうございました。
  以上で私の質問を終わらせていただきたいと思います。
○議長  市長。
○市長  大変失礼しました。答弁漏れがございました。
  先ほど、給食の関係で運搬、それから学校の先生方の協力関係のメモをしておったんですが、ちょっと忘れましたので答弁させていただきます。
  一つは、給食を運搬する関係をどうするのかと、恐らく技能士4名さんにお願いするんじゃないのかということであります。先般、先ほど五十嵐議員にもお話ししましたが、組合の執行委員の皆さん方と懇談をいたしました。そこには技能士さんの方の代表もいらっしゃいました。私は、このたびの学校給食、私の3大公約で大変大事なことなんだと、ぜひ協力していただきたい、協力していただけますかというようなお話を率直にしました。
  そしたら、要するによそに頼まないでください、私たちは子供たちのために一生懸命やりますと、だから外注だけはしないでくれというふうな意向で、非常に前向きで肯定的なお話がありました。この意見を聞いて、私は急に弁当から親子給食に切りかえたというような点もありますので、これは御報告させていただきます。
  それから、学校の先生方の時間、あるいは子供たちの時間、確かにお昼休みは弁当を食べる暇もないほど、生徒会などさまざまな日程を組んでいることも、実は私も子供がいますから、子供たちに聞いているんです。
  そうではなくて、ご飯ぐらいゆっくり食べて、しっかり次の仕事ができるような時間帯を設けるように、これからの検討委員会に各学校の校長先生なども検討委員会に入っていますので、しっかりお願いをして協力いただけるように、余りばたばたしない、事故やけがなど起こされても困りますから、そんなこともゆとりある給食時間といいますか、そんな形で協力をいただきたいなというふうに思っておりますので、御理解いただきたい。
  なお、これはあくまでも中学校の統廃合になるまでの暫定的な対応で、統廃合になればしっかりしたランチルームをつくって、子供たち、あるいは父兄にも喜んでいただけるような対応をしていきたいというふうに思っておりますので、当面学校ができるまでの対応だということで御理解いただきたいというふうに思います。
  以上であります。
○議長  再々質問については要望と受けとめましたので、御承知おき願います。
  以上で1番板垣致江子議員の一般質問は終了いたしました。
  御苦労さまでした。
───────────────────