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開      会
○議長(小野健一郎議員)  御起立願います。
  傍聴の方も、朝のごあいさつ御一緒にお願いします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  去る8月29日告示になりました平成18年南陽市議会9月定例会を開会いたします。

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開      議
○議長  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第1号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会の運営等について、議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 遠藤栄吉議員。
〔議会運営委員長 遠藤栄吉議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本日招集されました平成18年9月定例会の運営について、去る9月1日午前9時より議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果について御報告申し上げます。
  本定例会に提案されます議案は、条例案その他10件、補正予算案7件、決算案10件、発議案2件の計29件であります。
  当局より総務課長及び企画財政課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、議案数及び一般質問の通告並びに受理されました請願の審査を考慮し、協議いたしました結果、本定例会の会期を本日から21日までの17日間と決した次第であります。この17日間の会期において、お手元に配付してあります日程表に従い、本会議、各常任委員会及び各特別委員会を開催し、御審査くださるようお願い申し上げます。
  次に、議案の審査について申し上げます。
  まず、条例案その他10件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後に所管の常任委員会に付託といたしました。
  次に、補正予算案7件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  また、決議案10件につきましては一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、決算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ御審査していただくことにいたしました。
  最後に、発議案2件につきましては、1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順でご審査くださるよう、よろしくお願い申し上げます。
  次に、一般質問でありますが、通告議員は8名でありますので、御報告いたします。
  次に、請願について申し上げます。
  受理いたしました請願は1件であります。別紙請願付託表により所管の産業建設常任委員会で審査することにいたしましたので、御了承お願い申し上げます。
  以上、本定例会の運営について、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。
  終わります。

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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長が指名いたします。
  会議録署名議員は、4番遠藤栄吉議員、14番佐藤 明議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

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日程第2 会期の決定
○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本定例会の会期については、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日より21日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より21日までの17日間と決しました。

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日程第3 諸般の報告
○議長  日程第3 諸般の報告であります。
  本定例会に説明のため出席を求めた者の職・氏名、議員派遣の報告、議会庶務報告、定例監査報告など別冊諸般の報告のとおりでございますので、御了承願います。

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市長あいさつ
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  本日より9月定例会が開会されました。私にとって初めての定例会でございますので、皆さん方の御指導、よろしくお願いをいたします。
  それでは、去る8月の臨時議会におきまして、私自身の意気込みを申し上げたところでございますが、本定例会の開会に当たり、私の今後の市政運営に対する所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
  私は、選挙戦を通じて市民本位の清潔で信頼される市政の実現を基本とし、明るく住みよいまちづくりを訴えてまいりましたが、そのためには市民との対話を通じて、常に市民の立場で考え、ともに歩む姿勢に市民の総意を反映した市政を進めなければならないと考えております。
  選挙公約としてマニフェストに掲げました政策につきましては、項目ごとに課題を整理し、実現に向け鋭意努力を重ねてまいりたいと存じているところでございます。このたびは特に3点について申し上げます。
  第1点目の市長、助役の報酬半減及び収入役の廃止につきましては、市長みずからが先頭に立ち、強い信念に基づき改革していく決意をあらわしたく、本定例会に提案を申し上げる次第であります。
  今後の行財政改革を推進する姿勢として、私みずからが模範を示すことによって職員に公約の重みを認識させ、確固とした信念と勇気を持った取り組みを引き出したいと存じているので、御理解をいただくようお願いを申し上げる次第であります。
  第2点目の市内循環のバス運行につきましては、高齢者が急速に進展する中にあって、移動手段を持たない方や、公共交通の不便な地区民からの要望が高まっております。これらにこたえるため関係各位による検討委員会を過日立ち上げたところでございます。現在運行しているバスの調査や分析を初め、さまざまな方向から、市民の福祉向上につながる方法を検討してまいる所存であります。
  第3点目の市立中学校の学校給食につきましては、既存施設の有効活用と学校給食法に基づく望ましい給食のあり方に考慮しながら、平成19年4月実施に向けて検討委員会を設置するよう指示をいたしているところでございます。
  以上、3点につきまして、私の公約中喫緊の課題でありますので、意のあるところを御理解いただき、特段の御協力をお願いするものでございます。
  市長就任からはや一カ月が過ぎましたが、この間に市民各位からのさまざまな声や御提案をいただき、熱い重いが伝わってくるところであります。その期待にいち早くこたえてまいりたいと存じております。そのためにも今年度事業を含め継続して実施するもの、または改革を必要とするものなどおのおの検証しながら、より効率的で効果的な事業の遂行に努めてまいりたいと存じております。
  政策の実現には熱い信頼と信用のもと、高い志と強い信念を持った取り組みが何よりも必要と考えております。上杉鷹山公の教えである「為せば成る、為せねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」の信念を持って取り組み、そして市民の声が反映される清潔で信頼される市政を実現してまいる所存でございます。私の掲げた政策の実現に向けて、新たな予算を伴うものや許認可を得るため、一定の時間を必要とするものなどさまざまな課題がございます。職員には今までの形にとらわれない自由な発想での企画立案と、自発的で自主的な市政を期待するとともに、市民の目線に立ち地域と一体となった取り組みを目指してまいりたいと存じております。
  結びになりますが、市政発展のため、議員各位におかれましてはさらなる御指導と御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。そして市民の幸せと生活向上のため全力を尽くしてまいる所存でございますので、御指導のほどよろしくお願いいたしまして、所信の一端とさせていただきます。
  どうも御清聴ありがとうございました。

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日程第 4 議第56号から
日程第13 議第65号まで計10件
○議長  日程第4 議第56号 南陽市に収入役を置かない条例の設定についてから、日程第13 議第65号 南陽市道路線の認定についてまでの議案10件を、議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第56号 南陽市に収入役を置かない条例の設定についてから、議第65号 南陽市道路線の認定についてまでの条例案等10件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第56号 南陽市に収入役を置かない条例の設定について申し上げます。
  本案は、地方自治法第168条第2項のただし書きの規定に基づき、収入役を置かず、その事務を助役に兼掌させるための条例を制定いたすものでございます。
  次に、議第57号 南陽市農業委員会の選任による委員の議会推薦委員に関する定数条例の設定について申し上げます。
  本案は、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い議会推薦委員の定数を2名と定めるものでございます。
  次に、議第58号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、地方公務員災害補償法の一部改正に伴い、介護補償にかかる所要の改正を行うものでございます。
  次に、議第59号 南陽市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、市長及び助役の報酬を半分に減額するため、条例の一部を改正いたすものでございます。
  次に、議第60号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、内湯旅館営業者からの温泉受給権の譲渡申請に基づき、温泉供給量の一部変更を行うため、条例の一部を改正いたすものでございます。
  次に、議第61号 南陽市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、国民健康保険法の一部改正に伴い出産育児一時金の給付額を変更いたすものでございます。
  次に、議第62号 南陽市農業委員会の委員の選挙区を設け、及び各選挙区において選挙すべき委員の数を定める条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、選挙すべき委員の数を減員するため、条例の一部を改正いたすものでございます。
  次に、議第63号 南陽市農業委員会農地部会等の委員の定数に関する条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、農業委員会等に関する法律の一部改正により、団体推薦委員が追加されたことなどから、部会の委員定数が変更になりますので、条例の一部を改正いたすものでございます。
  次に、議第64号 南陽市道路線の廃止について申し上げます。
  本案は、国道113号赤湯バイパス工事に伴い、現市道の起点、終点等が変更になることから、国道13号から県道南陽川西線までの区間内にある市道を再編する必要があるため、関連する市道7路線を一たん廃止いたすものでございます。
  なお、廃止路線名等は議案書記載のとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。
  次に、議第65号 南陽市道路線の認定について申し上げます。
  本案は、議第64号で廃止する市道12路線に再編し認定いたすものでございます。現在12路線すべてが完成している状況ではございませんが、今年度末には高梨中ノ目線が一部完成すること、また他の路線についても国土交通省との管理区分を整理する必要が生じることから、関係路線を再編いたすものでございます。
  なお、認定路線等名は議案書記載のとおりでございますので、御理解いただきたいと思います。
  以上、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決いただきますよう、よろしくお願いを申し上げる次第であります。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております10議案について、総括して質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております議案10件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。
原版入る
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日程第14 議第49号から
日程第20 議第55号まで計7件
○議長  日程第14 議第49号 平成18年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から、日程第20 議第55号 平成18年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算議案7件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第49号 平成18年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から議第55号 平成18年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)まで補正予算案7件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第49号 平成18年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、市長等三役の人件費の減額、人事異動等に伴う職員給与の整理、開発公社からの用地取得費、凍上災害にかかる道路復旧工事などであり、財源については国県支出金、繰越金、地方債などで措置いたすものでございます。
  なお、地方債の補正は、学童保育施設整備事業債初め7県の変更を行うものでございます。
  次に、議第50号 平成18年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、事業勘定において人事異動等に伴う職員給与の整理を行うほか、老人保健拠出金、介護納付金、共同事業拠出金を補正し、直営診療施設勘定において、臨時看護師賃金を補正するものでございます。財源につきましては、国庫支出金、共同事業交付金、繰入金などにて措置いたすものでございます。
  次に、議第51号 平成18年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、沖郷財産区有地内の作業道復旧工事の補正、また、赤湯財産区において工事費等の組み替えを行うものでございます。財源については、繰入金にて措置いたすものでございます。
  次に、議第52号 平成18年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、人事異動等に伴う職員給与の整理を行うものでございます。財源については、一般会計繰入金を減額して措置いたすものでございます。
  次に、議第53号 平成18年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、支払基金交付金返還金の確定に伴う補正でございます。財源については支払基金交付金、一般会計繰入金などで措置いたすものでございます。
  次に、議第54号 平成18年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、保険給付費、国県支出金還付金などの補正でございます。財源については一般会計繰入金、繰越金にて措置いたすものでございます。
  次に、議第55号 平成18年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、4月の人事異動等に伴う給与費の補正、国庫補助金返還金の追加でございます。
  収益的収支につきましては、収入の増減はなく、給与費に係る支出を802万5,000円減額し、また、資本的収支につきましては、収入の増減はなく、給与費に係る支出を156万8,000円減額するとともに、その他資本的支出として、国庫補助返還金110万円を追加するものでございます。これにより資本的収支の不足額が46万8,000円となりますので、建設改良積立金の取り崩し額で調整するものでございます。
  以上、補正予算案7件につきまして一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第21 予算特別委員会の設置
○議長  日程第21 予算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。議第49号から議第55号まで補正予算議案7件を審査するため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。
  議第49号から議第55号まで、補正予算議案7件は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。
  なお、予算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。

原版入る
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日程第22 認定第1号から
日程第31 認定第10号まで10件
○議長  日程第22 認第1号 平成17年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第31 認第10号 平成17年度南陽市水道事業会計決算の認定についてまで、決算認定議案10件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました認第1号 平成17年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認第10号 平成17年度南陽市水道事業会計決算の認定についてまでの10会計につきまして、監査委員の審査をいただいて提案を申し上げるものでございます。
  厳しい財政状況のもと安定的な財政の運営に努めてまいったところでございますが、おかげさまで一般会計の純剰余金4億1,070万8,000円、9特別会計の剰余金合計5,061万円及び水道事業会計の純利益1億1,450万円で、それぞれ黒字決算となりました。議会を初め関係各位に深く感謝を申し上げる次第でございます。
  しかしながら、財政指標につきましては、起債制限比率が13.0、経常収支比率が89.9%と、維持、またはわずかながらの改善が見られるものの、地方債の許可制度が協議制度へ変わったことに伴い、新たに制定された実質公債費比率により、本市は依然として許可団体にとどまる見込みであるなど、厳しい状況が続いております。これは、国の見直しによる地方交付税の減少による影響が大きく、今後もこういった動きが加速するものと予測されるため、さらに行財政改革を推進しながら、安定的な財政の維持に努めてまいりたいと存じます。
  以上、決算の概要を申し上げましたが、平成17年度における主要な施策につきましては、決算附属資料を配付させていただいておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
  御審議の上、御認定いただきますよう、よろしくお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。

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○議長  ここで、監査委員から決算の審査結果について報告を願います。
  桑原 仁監査委員。
〔桑原 仁監査委員 登壇〕
○監査委員  おはようございます。
  それでは、私から平成17年度決算審査の意見について申し上げます。
  まず初めに、一般会計並びに特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
  市長から審査に付されました一般会計及び国民健康保険を初めとする8特別会計の歳入歳出決算並びに財産に関する調書や、基金の運用状況について、法令等に準拠して処理されているか、計数が正確であるかについて、関係書類などを照合するとともに、関係職員から説明を受け、予算の執行が適正であるかに主眼を置いて実施いたしました。
  その結果、各会計の決算及び基金の運用状況を示す書類の計数は正確であり、また、予算の執行及び財産運営ついても、全般的に適正であると認められました。
  なお、決算審査の詳細につきましては、意見書に記載のとおりでありますが、その概要について申し上げます。
  平成17年度は財政危機乗り切り戦略プランの3年目であり、経常経費を節減した反面、都市基盤整備事業としての道路改良や、園芸農地基盤整備の上野フルーツランド整備事業、鍋田地区水田利活用緊急支援事業等と、懸案となっていた斎場整備事業を推進、一定の成果を得られたものと評価でき、その取り組みにつきまして敬意を表するものであります。
  決算の結果でありますが、一般、特別両会計の歳入決算額は236億5,805万3,000円、歳出231億9,673万4,000円と、前年度より歳入で2.8%、歳出で2.7%減少しており、実質収支額は4億6,131万9,000円の黒字決算となっております。
  また、前年度の実質収支額5億1,010万5,000円を差し引いた単年度収支額は、4,878万6,000円の赤字となっております。
  実質収支額が黒字決算ということは、財政危機乗り切り戦略プラン、そして行政改革大綱により財政の健全化対策に積極的に取り組まれた結果と評価しているところであります。
  なお、普通会計における財政状況は、財政力指数が0.424で、前年度に比べ0.011ポイントの増、経常収支比率で89.9%で0.8%の減、公債費比率については20.0%で1.6ポイントの増となっており、依然としてその基盤は脆弱であります。
  また、市債残高は、一般会計で186億7,926万7,000円、特別会計で128億4,922万2,000円、合計で315億2,848万9,000円と、前年度より1.5%減少しております。今後も繰上償還に努めるなど、市債の適正管理を図り、財政健全化に努力されるよう望むものであります。
  一般会計の決算状況は、歳入123億76万5,000円、歳出118億9,005万7,000円と、いずれも前年度を下回っております。その主な要因として、歳入では繰入金、地方交付税、地方債であり、歳出では土木費、教育費、総務費、商工費等によるものであります。
  歳入の財源別構成でありますが、自主財源の構成比は35.8%で、前年度より1.8ポイント上回っております。大きな割合を占める市税の対前年度比につきましては、2.7%上回っております。決算合計額では2,564万7,000円増加しております。
  一方、依存財源の構成比は64.2%で、市債、地方交付税は減少し、地方譲与税、県支出金などが増加したものの、決算合計額で6億3,532万2,000円減少しております。
  次に、歳出の性質別経費でありますが、義務的経費の構成比は54.0%で、前年度より全体で2.5ポイント減少しております。決算合計額では6億2,935万2,000円減少しております。
  一方、任意的経費の構成比は46.0%で、物件費、投資的経費が減少したものの、積立金、維持補修等が増加したため、決算合計額で前年度より4,657万3,000円増加しております。
  特別会計の決算状況は、歳入113億5,728万7,000円、歳出113億667万7,000円で、前年度より歳入で0.7%、歳出で0.5%と、それぞれ減少しております。なお、剰余金として5,061万円が生じております。
  今後の本市財政運営に当たりましては、多様化・高度化する市民ニーズを的確に把握し、引き続き良質な保険サービスの提供、少子高齢化社会への対応を含む総合福祉施策の強化、あわせて市民生活に密着した施設の改築、道路整備など、都市基盤整備の充実を図っていただきたいと思います。
  また、長引く不況下の折、景気回復の先行き見通しも難しい中、財源確保が困難な状況下でありますが、市民と市政の相互理解を前提として、総体的には第4次南陽市総合計画を基本に、そして財政危機乗り切り戦略プランを根底に据え、諸施策の適切な運営が図られるよう望むものであります。
  なお、次のことについて留意事項とさせていただきます。
  市税及び税外収入の収入未済額について申し上げます。
  市税等の収入未済額の合計額は、前年度比11.1%増加の4億7,048万3,000円、税外収入の収入未済額の合計額は、前年度比3.2%増の6,891万3,000円で、合計で前年度対比10%増加の5億3,939万6,000円となり、年々増加の傾向にあります。景気低迷下の現状とはいえ、収納対策本部を中心として滞納整理に鋭意努力され、納税者の公平を失しないよう、強く要望を申し上げます。
  次に、平成17年度水道事業会計決算審査の意見を申し上げます。
  決算の審査は、市長から審査に付された水道事業会計の決算報告及び財務諸表が、当該事業の経営成績並びに財政状態を適正に表示しているか否かについて、会計伝票や関係証拠書類との照合を行い、諸資料について必要に応じ関係職員に説明を求めました。
  また、貯蔵品については、本年3月31日に行った実地棚卸しに立ち会い、現物の確認を行うとともに、例月出納検査を参考として審査を行いました。
  その結果、決算報告書及び財務諸表は地方公営企業関係法令等に準拠して作成されており、経営成績及び財務状態を適正に表示し、計数についても正確で正当なものと認めました。
  次に、経営状況でありますが、収益的収支は事業収益で8億3,962万2,976円に対し、事業費用は7億2,512万2,453円で、1億1,450万523円の純利益が生じており、これに前年度繰越利益剰余金1,698万6,588円を加えた当年度未処分利益剰余金は、1億3,148万7,111円となっております。
  資本的収支については、収支額2億4,266万5,440円に対し、支出額4億7,951万2,048円で、差し引き2億3,684万6,608円の不足額となりますが、その不足額については、当年度損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金及び消費税資本的収支調整額により補てんされております。なお、その他の内容については、決算意見書に記載のとおりであります。
  当年度は、前年度に引き続き老朽石綿セメント管の布設がえや、下水道・道路改良事業に伴う配水管の布設がえ、本管未布設箇所の新設布設工事等を行った結果、有収率は81.5%と前年度より3.7ポイント増加しております。有収率は取水源が遠く給水原価も高くなるという不利な条件下にある当市にとりまして、有収率が前年度より、また水質汚染事故がなかった平成15年度より若干高くなっているということは、企業努力のあらわれと敬意を表したいと思います。
  一方、水道料金の未収金については3,914万6,624円で、前年度に比べ1.0%増加し、不納欠損処分額については123万9,405円で、前年度に比較して37.0%減少しております。未収要因として依然行方不明者等が多いことから、徹底した使用者管理対策や、督促・徴収をさらに強化するなど、引き続きさらなる努力をされるよう望むものであります。
  長期景気低迷による自治体の行財政運営が厳しさを増す中で、水道事業会計における当年度の純利益が1億1,450万1,000円と黒字決算となったことは、努力の成果と思われます。今後とも劣化設備の改修、有害物質の河川流出への対策、また、平成19年度より予定されている綱木川ダムからの受水により支出増加など、厳しい状況が予想されます。
  つきましては、将来の水需要を的確に見きわめながら、地方公営企業法の経営の基本原則である企業の経済性を発揮し、健全財政を維持しつつ、水質汚染事故の経験を教訓とした危機管理対策マニュアルを整備されたなど、安全で安心な水の安定供給を大原則とし、公共の福祉を増進するため、さらに創意を尽くされるよう要望を申し上げます。
  以上、事業会計決算審査の意見といたします。
○議長  桑原監査委員の報告が終わりました。
  お諮りいたします。決算についての質疑は、決算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第32 決算特別委員会の設置について
○議長  日程第32 決算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。認第1号から認第10号まで、決算認定議案10件を審査するため、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
  認第1号から認第10号まで決算認定議案10件は、ただいま設置いたしました決算特別委員会に付託いたします。
  なお、決算特別委員会は、日程に従い委員会を開催し、審査願います。

原版入る
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日程第33 発議第3号 議会機能等検討特別委員会の設置について
○議長  日程第33 発議第3号 議会機能等検討特別委員会の設置についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  9番髙田 豊議員。
〔9番 髙田 豊議員 登壇〕
○髙田 豊議員  私から発議第3号 議会機能等検討特別委員会の設置について、提案理由を申し上げます。
  平成12年4月の地方分権一括法の施行により、中央から地方分権型への転換に向けた改革が行われ、6年余り経過した現在においても、なお多くの課題が指摘されております。さらに力強く地方分権を進めるための制度の改革が求められております。
  議会には、多様な民意の反映、さまざまな利害の調整、住民の意見の集約などの役割が求められており、団体意思決定を行う議事機関としての機関と、執行機関の監視機関としての機能の充実・強化が従前にも増して必要とされております。
  当市議会といたしましては、平成9年、平成11年、平成15年と特別委員会を設置し、再三調査・検討を行ってまいりました。その結果、現在21名に削減され、常任委員会も3委員会となりました。
  このような状況下、平成18年6月、地方自治法の一部を改正する法律が公布され、議会制度の見直しでは、議長への臨時会招集請求権付与や、議員の複数常任委員会への所属制限の廃止、委員会の議会提出権を認めるなどの制度が改正されました。
  つきましては、近年の内外の情勢等も踏まえ、懸命な議会活動を行い市民の負託にこたえるために、議会の組織や機能、議会の運営、議員の定数など調査研究を行う、委員6名で構成する議会機能等検討特別委員会を設置するよう提案するものであります。
  議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案の理由といたします。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第3号は、会派会長全員の賛成を得て提案されたものであります。
  よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、発議第3号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第3号 議会機能等検討特別委員会の設置については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、発議第3号は原案のとおり可決いたしました。

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日程第34 議会機能等検討特別委員会委員の選任について
○議長  日程第34 議会機能等検討特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
  お諮りいたします。ただいま設置されました議会機能等検討特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条の規定により議長により指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  特別委員に渡部 敬議員、小林武夫議員、佐藤 明議員、小野田貞一議員、髙田 豊議員、遠藤栄吉議員、以上6名を指名いたします。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました6人の議員を議会機能等検討特別委員会委員に選任することに決しました。
  直ちに、議会機能等検討特別委員会を開催し、正副委員長の互選をお願いいたします。
  ここで暫時休憩いたします。再開は、予鈴をもってお知らせいたします。
午前10時50分  休  憩
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午前11時10分  再  開
○議長  再開いたします。

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議会機能等検討特別委員会正副委員長の互選
○議長  休憩中に、議会機能等検討特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。その結果が議長に届けられましたので、御報告いたします。
  委員長は小林武夫議員、副委員長は髙田 豊議員の両名であります。
  ここで、委員長に就任いたしました小林武夫議員から登壇の上、ごあいさつをいただきます。
  小林武夫議員、お願いいたします。
〔議会機能等検討特別委員会委員長 小林武夫議員 登壇〕
○議会機能等検討特別委員会委員長  ただいま特別委員会の委員長ということを仰せつかりました。
  この特別委員会は、先ほどの提案理由の説明にもありましたように、議員の定数を含む議会全般について検討するという重要な内容を審査する委員会だと思います。私も委員の皆さんも含めて緊張して、できる限り早く結論を出すというふうなことで、これから取り組んでまいりたいと思っております。
  どうぞ皆さんのご指導をよろしくお願いを申し上げます。
  終わります。
○議長  ありがとうございました。
  次に、副委員長に就任いたしました髙田 豊議員から自席によりごあいさつをいただきます。
  髙田 豊議員。
○議会機能等検討特別委員会副委員長  小林委員長を補佐しながら、議会機能向上のため精いっぱい努力をしてまいります。
  皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。
  終わります。
○議長  ありがとうございました。

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日程第35 発議第4号 中学校統合検討特別委員会の設置について
○議長  日程第35 発議第4号 中学校統合検討特別委員会の設置についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  9番髙田 豊議員。
〔9番 髙田 豊議員 登壇〕
○髙田 豊議員  私から発議第4号 中学校統合検討特別委員会の設置について、提案理由を申し上げます。
  教育委員会では、平成9年6月に「南陽市中学校再編統合検討特別委員会」を組織し、調査検討を行い、平成12年2月に報告書を作成いたしました。その内容は、具体的な構想と統合までの進め方についてまで述べたもので、「平成20年2校同時開校」という内容の報告書でありました。
  それを受け、教育委員会では再検討を行い、南陽市中学校の再編統合についての報告書を平成13年2月に市長に具申し、現在は市当局で検討に入っている状況であります。
  その内容は、少子化、教育内容の充実化、校舎の老朽化の3点から検討したもので、最終的には2校に再編統合するものとされております。具体的には宮内、漆山、梨郷、吉野の4校を宮内中学校の改築時期に合わせ統合するものと、赤湯、中川、沖郷の3校を1校に統合するものであり、統合時期を3つの案にまとめたものであります。
  議会といたしましては、少子化の中で21世紀の社会を担っていく子供たちに充実した教育環境を提供するため、適正規模の再編統合について調査検討を行い、地域性や地理的条件を考慮しながら、南陽市の中学校統合のあるべき姿を検討するため、委員6名で構成する中学校統合検討特別委員会を設置されるよう提案するものであります。
  議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第4号は、会派会長全員の賛成を得て提案されたものであります。
  よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、発議第4号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  19番五十嵐 諒議員。
○五十嵐 諒議員  ただいま発議第4号の提案があったわけでありますけれども、この中学校の統合検討特別委員会、これは非常に私は今後南陽市の百年の大計というものを考えたときに、重要な特別委員会になるのじゃないかと、こういうように思っているわけであります。
  それで、議長からありました会派全員の賛成と、こういうことでありますけれども、今現在南陽市の議会の構成は、2つの会派と私たち無会派の議員が5名いるわけでありますけれども、この私たちの無会派の方々としては、この設置そのものについて問題はないけれども、委員の数6名というのは余りにも少な過ぎると。今後市民の方々から十分に意見を聞いて検討していくためにも、最低9名は必要じゃないかと。こういうことで、議長に対して8月11日、私たちは文書でこの委員の数を9名、もしくは半数の議員にすべきであるということをお願いするために、申し入れをした経過がございます。
  こういったことについて、最初、議長は大変友好的に聞いてくれたなというふうに私は思っておりましたけれども、その後2つの会派で2回ほど検討していただいたというお話はお聞きをしてまいりましたがそれがなぜこういう6名の定数になったのか、非常に私は納得がいかない。本当に議会の議員の、それには市民の多数の意見を聞くためにも、余りにも特別委員会の数の人数が、これでは少な過ぎるきではないかということで、3名に1人ではなく2名に1人の委員を、それぞれ出していけるようにしてほしいと。無会派からもそうすれば2名出せますし、そういうことを含めながら申し上げてきた経過がありますけれども、なぜにこのような提案になったのか、これについてまず提案者に、さらには議長にお伺いしておきたいと、こういうふうに思います。
○議長  9番髙田 豊議員。
○髙田 豊議員  五十嵐議員御存じのとおり、当議会は会派制の議会運営となっております。したがって、無会派の方がちゃんと6人なら6人、5人なら5人、まとまって会派会長会に出て来られまして、それでそういう検討をするならわかりますが、やはりここは会派制でありますので、無会派は10人いようと無会派だと私は思っております。ですから、ぜひ会派をつくってそういう意見を述べていただきたいと思います。
  以上です。
○議長  19番五十嵐 諒議員。
○五十嵐 諒議員  今の意見は、非常に問題のある意見じゃないかなと私は思いますけど。私もこれまで25年議員経験をやってまいりましたけれども、一番と尊重したのは、私も副議長の経験ありますが、1人の議員の方が無会派でおったときもずっとありましたけれども、その人たちを一番と私たちは話を聞いて尊重してきたという経過があります。無会派であろうとも議員の権利は変わらないわけであります、当然。ただ、会派制というのは、それは一定程度のみんなの意見をまとめるためのその一つのものでありますから、私たち自身はそれは会派をつくれないということの問題は、それはそれぞれ抱えている問題であり、内部の問題ですから、それはそれとしてあるんです。その問題とは、この議員一人一人の権利というのは違うわけであります。
  ですから、この少数派の意見というものをしっかり尊重するのが、やっぱり議会制の民主主義の一番大きなあり方なわけです。そのことがなぜこのように尊重されなかったのかなという、非常に問題ある結論の仕方だったんじゃないかなと、こういうふうに私は思います。
  果たして、今後重要なこの議会の中で議論をしていかなければならないこの問題について、私は多くの市民の意見なり、それぞれ関係者の意見を十分に聞いていく、その機能のためにこの特別委員会を設置するわけでありますから、そういった意味で私はこの人数の問題は大事なんじゃないかと、こういうふうに言ってきたわけですけれども、今の提案者の考え方であれば、私は一人一人の議員の意見というものを十分に尊重されていない問題としてとらえることしかできなくなるんじゃないかなと。こういうふうに思いますけれども、その辺を議長として、どういう検討がなされてこういう結果になったのかということについても、ちょっとお伺いしておきたいと、こういうふうに思います。
○議長  ただいま19番五十嵐 諒議員から、議長にというふうなご質問でございますので、お答えをさせていただきます。
  特別委員会という、特別な委員会というふうな名称で、この中学校の統合についての御検討をいただくというふうなことでありましたので、いろいろ検討を私なりにさせていただきました。特別な委員会なるものをもって、人数はやはり6名というふうな人数がよろしかろうと、こんなふうに考えたところでありましたので、ただいま発言者からありました原案、これをよしとしてここに上程をさせていただいたというふうなことでございます。
  ただいま、特別委員会の人数について異議がございましたので、ここで人数についての賛否を問いたいと思います。
  挙手でお願いをします。
(「休憩」の声あり)
○議長  暫時休憩します。
午前11時22分  休  憩
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午前11時23分  再  開
○議長  再開します。
  ただいま19番五十嵐 諒議員より異議がございましたので、ただいまの原案について賛否をとりたいと思います。
(発言の声あり)
○議長  暫時休憩します。
午前11時23分  休  憩
───────────────────
午前11時24分  再  開
○議長  再開いたします。
  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
  19番五十嵐 諒議員。
〔19番 五十嵐 諒議員 登壇〕
○五十嵐 諒議員  五十嵐 諒であります。
  私から発議第4号 中学校の統合検討特別委員会の設置についての、この委員の定数について私は反対をするものでございます。
  委員の定数が6名ということで提案されているわけでありますけれども、今後南陽市にとって非常に重要な中学校の統合の検討をしていく場合に、余りにも議員の委員の定数が少な過ぎるというのが、一番大きな反対の要因でございます。
  これまでにも、さまざまな特別委員会の設置をしてまいりましたけれども、ほとんど数はもっと多くなっていたはずでございます。もちろん議員の数も少なくなっている現状にありますけれども、しかしこういったそれぞれの特別委員会を設置する場合に、同じ問題としてとらえるわけにはいかない点があるわけです。それぞれの特異な点なども非常に多い特別委員会の設置の場合にはついては、私はもっと多くの議員の委員の数があってしかるべきであると、このように思います。
  そういう意味で、私たちが無会派であろうとも、9名の委員の数は最低必要であるということを申し上げてまいりましたけれども、そのことが取り上げられてまいりませんでした。非常に残念なことであります。
  したがって、私はこの委員会はやっぱりもっと多くの人数があって検討してもらいたいものだということを申し上げて、この発議第4号に対して反対の討論といたします。
  皆さんの御賛成をよろしくお願い申し上げます。
○議長  ほかに討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  ないようですので、討論を終結いたします。
  ただいま反対討論がありましたので、起立表決といたしたいと思います。
  お諮りいたします。本案は原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長  起立多数であります。
  よって、本案は原案のとおり決しました。

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日程第36 中学校統合検討特別委員会委員の選任について
○議長  日程第36 中学校統合検討特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
  お諮りいたします。ただいま設置されました中学校統合検討特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条の規定により、議長より指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  特別委員に、小林啓市議員、殿岡和郎議員、桑原 仁議員、漆山鏗一議員、渋谷晏弘議員、髙橋 篤議員、以上6名を指名いたします。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました6人の議員を中学校統合検討特別委員会委員に選任することに決しました。
  直ちに、中学校統合検討特別委員会を開催し、正副委員長の互選をお願いいたします。
  ここで暫時休憩いたします。再開は、予鈴をもってお知らせいたします。
午前11時30分  休  憩
───────────────────
午前11時47分  再  開
○議長  再開いたします。

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中学校統合検討特別委員会の正副委員長の互選
○議長  休憩中に中学校統合検討特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。その結果が議長に届けられましたので、御報告いたします。
  委員長は殿岡和郎議員、副委員長は渋谷晏弘議員の両名であります。
  ここで委員長に就任いたしました殿岡和郎議員から、登壇の上、ごあいさつをいただきます。
  殿岡和郎議員。
〔中学校統合検討特別委員会委員長 殿岡和郎議員 登壇〕
○中学校統合検討特別委員会委員長  ただいま中学校統合検討特別委員会委員長に御推挙いただきました殿岡でございます。
  皆さん各議員ご承知のとおり、これは南陽市39年以来非常に大きな問題かなと、こう思っておりますし、市民にとっても我々の後継者にとっても、この中学校統合は非常に重大なことだと思っております。
  そんな中で、不肖私が委員長に御推挙いただきましたけれども、十分に市民の声を聞きながら、先ほど御意見あったように少数意見も参考意見として聞きながら、やっぱり6人で力を合わせて、この検討委員会が公正で負を残さないような結論を出していきたいと、こう思っておりますので、議員各位、あるいは当局の皆さんの心からの御指導、御鞭撻をお願いし、就任のあいさつといたします。
  ありがとうございます。
○議長  ありがとうございました。
  次に、副委員長に就任いたしました渋谷晏弘議員から、自席によりごあいさつをいただきます。
  渋谷晏弘議員。
○中学校統合検討特別委員会副委員長  ただいま副委員長に推挙されました渋谷であります。
  殿岡委員長を補佐しながら、よりよいこの中学校統合特別委員会が結果を出せるように誠意努力いたしますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
  どうもありがとうございました。
○議長  ありがとうございました。

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日程第37 請願の付託
○議長  日程第37 請願の付託であります。
  本定例会において受理いたしました請願は1件であります。別紙請願付託表のとおり所管の産業建設常任委員会に付託いたします。

原版入る
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散      会
○議長  以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  一同、御起立願います。
  どうも御苦労さまでした。
午前11時50分  散  会