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本日の会議に付した事件
 議第49号 平成18年度南陽市一般会計補正予算 (第3号)
 議第50号 平成18年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 議第51号 平成18年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
 議第52号 平成18年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 議第53号 平成18年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
 議第54号 平成18年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
 議第55号 平成18年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)

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開      会
○事務局長  御起立お願いいたします。
  おはようございます。
  着席お願いいたします。
  初めての予算特別委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が臨時委員長の職務を行うこととなっております。出席委員中、大坂正十四委員が最年長委員でありますので、大坂委員に臨時の委員長をよろしくお願いを申し上げます。
○臨時委員長  皆さん、おはようございます。
  年長委員をもちまして、私が臨時委員長の職務を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
  ただいまから、予算特別委員会を開催いたします。
  ただいま出席している委員は20名で、全員であります。

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委員長の互選
○臨時委員長  これより、予算特別委員会委員長の選挙を行います。
  お諮りいたします。委員長の選挙は、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  異議なしと認めます。よって指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は、私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から予算特別委員会の委員長を指名させていただきます。
  予算特別委員長に伊藤俊美委員を指名いたします。ただいまの指名に対して、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。よって、伊藤俊美委員が予算特別委員長に当選されました。
  ただいま委員長に当選されました伊藤俊美委員長から、登壇の上、就任のごあいさつをお願い申し上げます。
  伊藤俊美委員長。
〔予算特別委員長 伊藤俊美委員 登壇〕
○予算特別委員長  ただいまは予算委員長ということで御推薦をいただきまして、ありがとうございます。
  「安全で安心なうるおいのあるまち・南陽」構築のために、活発な議論の中で、スムーズに有意義な市政運営になりますよう努力してまいる所存でございますので、議員各位、そして行政当局の皆様方の温かい御指導、御協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、一言の就任のあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。
○臨時委員長  御協力いただき、まことにありがとうございました。
  これで、委員長と交代します。
○委員長  ただいまから、委員長の職務を行いますので、よろしくお願い申し上げます。

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副委員長の互選
○委員長  それでは、予算特別委員会副委員長の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。副委員長の選挙は、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は、私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  それでは、私から予算委員会の副委員長を指名させていただきます。
  予算特別委員会副委員長に、髙橋 篤委員を指名いたします。ただいまの指名に対して、御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、髙橋 篤委員が予算特別委員会副委員長に当選されました。
  ただいま副委員長に当選されました髙橋 篤副委員長から、自席で就任のごあいさつをお願いいたします。
  髙橋 篤副委員長。
○予算特別副委員長  ただいま、御推薦いただきました。本当にありがとうございます。若輩ながら、諸先輩方の御協力のもと、そして、委員長を補佐しながら一生懸命努力したいと思います。よろしくお願い申し上げます。

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議第49号 平成18年度南陽市一般会計補正予算(第3号)
○委員長  それでは、これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成18年度補正予算7件であります。
  初めに、議第49号 平成18年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。髙橋与一企画財政課長。
〔企画財政課長 髙橋与一 登壇〕
○企画財政課長  〔平成18年9月定例会 予算に関する説明書により議第49号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  それでは、これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般について、10ページから15ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。第1款議会費から第6款農林水産業費の16ページから25ページまでについて、質疑ございませんか。
  小林委員。
○小林武夫委員  17ページ、総務費でありますが、諸費の8節報償費、弁護士報償費というのがありますが、内容についてひとつ、若干お知らせを、簡単で結構ですからお願いをしたいと思います。
○委員長  樋口総務課長。
○総務課長  ただいまの御質問でございますが、仙台高等裁判所でただいま継続中であります平成18年(ネ)第72号、損害賠償請求控訴事件がこの9月に結審する見込みでありますことから、成功報酬としての弁護士費用を見込んだものでございます。以上でございます。
○委員長  小林武夫委員。
○小林武夫委員  これは、工業団地のヤマキチさんとの係争というような内容だと思います。それで、最近といいますか、漆山の各地区長さんに文書が回っているわけでありますが、あの場所について、重金属が出ていると、そして2次汚染の危険があるというようなことで、住民の説明会をしたいとか、どうのこうのというような内容になっているわけでありますが、もし、こういうことが事実だとすれば、非常に大きな問題だと思いますが、この辺についてはどのようになっておりますか。これは、だれですか、担当課の御説明をいただきたいと思います。
○委員長  樋口総務課長。
○総務課長  ただいま、いわゆるヤマキチさんの土地の問題についての御質問でございますが、本件、この諸費で報償費157万5,000円の要求をしてございます件につきましては、それとはまた別の訴訟でございます。本件につきましては、損害賠償請求事件でございますが、いわゆる秘密漏えいが市の方であったのではないかということで損害をこうむったということでの裁判でございますので、土地から何かが出てくるとかどうかということとは別の事件でございます。以上でございます。
○委員長  小林武夫委員。
○小林武夫委員  補正予算の内容とは違うわけではありますが、同じところの問題だと思いますし、こういう内容の文書が地区長さんあてに回っているというようなこともありますので、この際、御説明をいただきたいと思います。
○委員長  山田用地課長、説明をお願いします。
○用地課長  ただいまの御質問の件でございますけれども、そのヤマキチさんの土地につきましては、開発公社、これと係争中なわけでございますけれども、その裁判の過程の中で、ヤマキチさんが環境基準外のことにつきましてあるんじゃないかということで検査をした経過がございますけれども、そのものにつきましても、裁判の証拠書類として提出されたようでございますけれども、すべて環境基準内ということで、問題はないということのとらえ方をしております。以上でございます。
○委員長  小林武夫委員。
○小林武夫委員  問題なければ、それはそれでいいんですが、そういうような非常に危険な状況だというような雰囲気の文書が回っているわけなんで、その辺については何か住民に対して説明をするというか、そういうようなことが必要か必要でないか、その辺も含めて、対応についてお答えをいただきたいと思います。
○委員長  山田用地課長。
○用地課長  お答え申し上げます。ただいま、さっきも申し上げましたけれども、一応係争中ということの中で、その件につきましては、開発公社といたしましては今のところ対応の方は考えておりませんけれども、窓口につきましては、たしか県の方が環境の方で総合支庁となっていると思いますけれども、その方の指導につきましてヤマキチさんの方でも、そちらの方には到来していないということで、いずれにいたしましても、私どもにつきましてはその裁判の中で決定なされるものだというとらえ方をしております。以上でございます。
○委員長  小林委員。
○小林武夫委員  係争中で裁判が答えを出すというふうなことは、これは当然だと思いますが、非常に危険な状況になっているというふうな文書に対して、基準値内だと言えばこれは安心できるわけでありますが、そういうふうなことをやっぱり市民の皆様にもお知らせをするというのは、市の立場ではなかろうかと思っておりますが、裁判の結果を見てというふうなことで、そういうことはしないというふうなことのお話でありますが、私はしてもいいんではないだろうかと思うんですが、もう一度ちょっとお答えをいただきたいと思います。
○委員長  山田用地課長。
○用地課長  お答え申し上げます。そのチラシの件につきましては、私どもは知らないわけで、漆山地区の住民からも私の方には何ら問い合わせもございませんし、その件につきましては、対応はこれからも裁判の中で見守るということの中で今後していきたいと思っております。以上でございます。
○委員長  小林武夫委員。
○小林武夫委員  裁判のことばかりで申しわけありませんが、私、この間、一般質問でも裁判のお話をいたしました。これは、塩田市長の裁判でございましたが、これについて第3回目の裁判がありましたので、私、また傍聴させていただきました。
  それで、このとき塩田市長とちょっとお会いしてお話をしたわけでありましたが、このとき、塩田市長の方から、小林君の質問はお金をもらってしているんだというような趣旨のお話がありました。そして、これはだれがそう言っているんだとお聞きしたところ、みんなが言っているというようなお話でありましたので、本人の耳にはそういう話は届かないのかなと思っておりますが、どなたがどう言っているものか、ひとつ市長が聞いているというふうなことなので、もしその辺、お話をしていただければありがたいなと思っております。
○委員長  市長。
○市長  ただいま審議をしている予算委員会と全く関係のない質問ですよね。答える必要もないと思いますが、ようなというような意味不明な表現では私は答える必要ないと思いますし、あなたの作為的な質問に私は答弁する用意がありませんので、以上です。
○委員長  ちょっと暫時休憩します。
午前10時40分  休  憩
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午前10時40分  再  開
○委員長  それでは、再開いたします。
  ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  それでは、ないようですので、次に移ります。
  次に、第7款商工費から第13款諸支出金の26ページから35ページまでについて質疑ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  26ページの商工費に関連いたしまして、2点ほどお尋ねをしたいと思います。
  第1点目は、大型店の問題でありますが、ヨークタウンが11月2日に開店を迎えると、もう1点は、イオンタウン南陽が12月20日に開店を迎えると、こういうふうなお話でありますが、せんだっての産業建設常任委員会で、この大型店の問題等についていろいろ担当課にお話をお聞きしたわけですけれども、ちょっと納得できない点もありましたので、市長にお尋ねしたいと思うんですが。
  ヨークタウンについては5社ほど入るというようなお話でありました。これは了解しておりますが、イオンタウンの内容の問題については、マックスバリュが入るというふうなお話だけしか聞いていないわけであります。それで、7割方大体決まっているんだと、このようなお話でありますが、その入店する店舗あるいは会社等が明らかにされていないんだと、こういう答弁であったわけであります。
  当然、県に申請をして許可を得るわけですけれども、間もなく開店をすると、あと数カ月で開店するんだというときに、南陽市の行政に対して、いまだもって店舗面積あるいは店舗の名前も知らされないと、こういうことはあってはならないと私は思うんですが、実態はどうなっているのか、まず最初にお尋ねをしたいと思います。
  それから、もう1点でありますが、赤湯商店街の街路事業の問題でありますが、大分事が運んで、そして、ある程度地域の活性化のためになっていると思うんですが、その後の事業等についてどのように進捗されているのか、お尋ねをしたいと思います。以上です。
○委員長  市長。
○市長  ただいまのヨークタウン、イオンタウンについて、残念ながら、私に何もまだ報告ございませんので、わかるとすれば担当の課長に答弁させたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  中條商工振興課長。
○商工振興課長  ただいまの質問でございますけれども、委員会の方でも御説明申し上げましたように、ヨークタウンにつきましては5つの店舗が入ると、あとイオンタウンにつきましては今のところマックスバリュ東北が入るということで御報告申し上げたところでございます。
  それで、業者、店舗につきましてはまだ未定ということでありますけれども、業種につきましては県の方への届け出にありますけれども、ドラッグストアとか百円ショップ、衣料品、靴、眼鏡、菓子、携帯電話ショップ、CD・ビデオ関係、それからサービス業といたしましては美容室、コインランドリー、クリーニング、ATM、それに飲食店舗につきましては和食、ファミリーレストラン、ラーメン、牛丼、娯楽施設の店ということで届け出がなっているようでございます。
  実際、先月の末ですか、イオンタウンの方にも再度確認をしたところでございますけれども、先ほどお話がありましたように、7割方確定はしているものの、まだ公表できる段階ではないということでありますので、私どもでとらえているのは以上でございます。
○委員長  安彦都市整備課長。
○都市整備課長  お答え申し上げます。赤湯停車場線の道路事業の進捗につきましては、烏帽子山公園に登る御神坂までの区間で、用地の取得それから家屋の賠償等は、未買収のところが1軒だけになっております。
  それから、事業費の進捗率で申し上げますと、14年から着手しまして17年度までで約26億投資しておりますので、14年度から17年度までの事業費の進捗率で約46%というふうになっております。今年度は、商店街での街路灯の工事を予定しておりまして、それに関連する工事と、一部用地の取得と家屋の補償等を予定しているとのことです。
  道路がきちっと整備になるのは、もう少し時間を要しますので、先ほどの御質問にあったその後の事業ということについてですけれども、この道路の整備事業を採択することについては、全体的な地区のまちづくり計画をきちっとつくった上で道路事業採択をいただいたというふうに認識しておりますので、もちろん温泉街でもありますし、商店街でもありますので、少しでもにぎわいを取り戻せるような手だてを、地区の方々と協議をしながら進めていきたいというふうに考えております。以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  公表できないと、このような答弁でありますが、せんだっての産業建設常任委員会でもこういうふうな答弁だったわけです。だから、私は市長にお聞きしたんです。市長が、就任してから1カ月足らずで、知らないというふうなお話でありますが、ヨークタウンはわかるんですが、イオンタウンについては、さっき課長が報告したとおりですね、私もわかります。そして、マックスバリュも来るというのもわかります。
  しかし、いまいま開業する、いまいま開店するという状況の中で、店舗名もわからない、何もわからないでは、まず行政をばかにしているんじゃないかなと、私はこう思うんです。ですから、もう少し強く、これは県なり関係機関にきちっと言うべきでないのかなと。
  私はよく市民からも聞かれるわけです、どういう店できるのかなと。いや、私、こういうふうに話は聞いていたけれども、あとはちょっとなと。これでは、あなた方何をしているんですかと、こういうふうに言われるわけです。ですから、しっかりした対応をしていただかないと、ちょっとなとこのように思うわけです。ですから、所管だけでなくて、やっぱり市長も含めてきちっとした対応していただきたいということをまず要望をしたいと、どうでしょうか。
  それから、もう1点でありますが、赤湯の商店街の街路事業の問題でありますけれども、今のところ順調に進んでいるというふうなお話でありますが、私、その先の問題もお聞きしたんですけれども、その辺の計画は予定どおりなのか、その辺お尋ねをしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  その件については、非常に、先般県の方にお話を聞いたところ、予算の関係でなかなか厳しいというようなことで、どの程度これから進むとか、あるいは具体的な計画、そういったものについては今後の課題というようなことで、相当今、山形の方に予算がとられていると、こういうふうな説明だけです。余り具体的な説明はございませんでしたので、より細かいことについては、都市整備の課長が聞いているのかどうかわかりませんが、私の方ではその程度の、今のところの、先般の県との懇談ではその程度でありました。
  またイオンタウンの件についても、さっき言ったように、申しわけないんですが、全く聞いていませんので、これから指示をして、なるべく早くしっかりした答えが出せるように指示をしたいというふうに思います。
  なお、向こうのいろいろな意向があると思いますので、どういう意味で公表できないのか、本当に何も決まっていないのか、その辺も含めて調査をさせたいというふうに思います。以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  いまいま出るというお話です。12月20日とかというふうであります、さっきも申し上げたんですが、3カ月余ですから、しっかり対応していただきたいと思います。
○委員長  じゃ、要望ですね。じゃ、しっかりよろしくお願いします。
  ほかにございませんか。
  小林啓市委員。
○小林啓市委員  今に関連して、街路事業で御質問しますが、市の予算で街路事業で市の負担は5,000何百万とられているわけですが、今回は2億4,000万くらいの工事しかしないと、こういうことになっているわけですが、負担金等については5,000何百万のうち1,000万くらいが市の負担じゃないかと、このようにこの前の委員会で説明があったわけですが、企画財政課というか総務課長にお聞きするんですが、県との交渉で最初から5,000何百万という予算を、それだけの予算を確保されるという見通しがあったからこの予算を組んだと思うんだけれども、何で4分の1くらいとか3分の1くらいの工事に急になったと、金がなくなったというだけではちょっと理解ができないし、また、9月と12月と3月補正でするというようなことなのか、その辺をお聞きしたいと思います。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  街路事業の予算につきましては、現課である都市整備課の要求に従いまして、こちらの方で精査しながら予算化をしているというような状況でございまして、その後の交渉等についても、すべて現課の方でやられておりますので、都市整備課の方でやられているというような実態でありますので、回答については都市整備課長に回答してもらうように、おはかりを賜りたいと思います。
○委員長  安彦都市整備課長。
○都市整備課長  お答え申し上げます。18年度の赤停線に関する負担金については、今のお話のとおり5,700万予算措置をしていただきました。この経緯については、当然県の方の新年度要望の要望額と調整をしていた数字から割り出して予算要求をしたものです。
  ただ、17年度もそうだったんですが、要望額が見込みよりかなり17年度から落ちていまして、より18年度に期待をしている部分があったということで、見通しが結果的には甘かったというふうに反省をしております。
  それから、もう一つ、今後増額あるいは補正等が考えられるかどうかについてですが、できるだけ、うちの方も予算を盛っておりますので、県内の調整して残が出た場合についてはすべていただくようにというようなことで、総合支庁の方には要請をしております。
○委員長  小林啓市委員。
○小林啓市委員  予算が甘かったというようですが、半分とか何分ならいいけれども、4分の1くらいで予算の見積もりが甘かったなんていうこと事態が、そんなことならないと思うんです。ちゃんと県と打ち合わせやっておることだったでしょう。県でもちゃんと予算組んでいるわけだし、こっちでも了承とって予算を組んでいるわけだから、見通しが甘かったとか何かというんではちょっと通らないじゃないかなと思うんですけれども、もう一度、再度。
○委員長  安彦都市整備課長。
○都市整備課長  お答え申し上げます。赤停線については14年度から事業が始まったんですが、当時は大体年間の負担額は2,500万を計上しておりました。14年、15、16、17までは2,500万ずつ計上しておりまして、その2,500万に対して、仮に増額になった場合の補正については、財政と相談をして補正をいただくというふうなスタンスをとっておったわけですが、17年度の県事業ベースで事業費がかなり落ち込んだということもあって、18年度にかなり増額していただけるんじゃないかという県のお話もございましたので、それを信頼をして予算計上したと。結果的には、やっぱり甘かったというふうに言わざるを得ないというふうに思っております。
○委員長  ほかにございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  1点だけ、32ページの第10款の教育費の図書館の問題でありますが、私も時たま図書館にお邪魔をしていろいろ見てくるんですが、年々図書館の利用度がふえているというふうなお話を聞いているんでありますが、現在の状況それから市外からも大分利用者が多いと、このようにお話を聞いているんですが、その辺の状況等についてお尋ねをしたいと思います。以上です。
○委員長  髙橋社会教育課長。
○社会教育課長  ただいま、その状況についての資料を持っておりませんので、後ほど資料としてお上げしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  ほかにありませんか。
  小林武夫委員。
○小林武夫委員  教育予算について、33ページですが、文化財保護費で市の指定物の建造物改修補助金となっておりますが、この内容をお聞かせ願いたいと思います。
○委員長  社会教育課長。
○社会教育課長  7目の文化財保護費2,300万の市指定建造物の改修費補助金でございますけれども、これにつきましては熊野大社の拝殿が市の指定文化財になっておりますので、これに対する補助というふうなことでございます。
  この財源につきましては、市及び法人の方から御寄附をいただいたものを、そのまま改修費の補助金として支出するものでございます。以上でございます。
○委員長  小林委員。
○小林武夫委員  文化財というか、こういうふうなものについて、南陽市の対応といいますか、余りよくないんじゃないかというようなお話があります。それで、そのうちの1つに、例えば金沢にある須藤淡草先生のお父さんの書ですか、大きい、何て書いていますか、産業立国とか書いてある石の碑がありますが、これについても今周辺が樹木で見えない状況になっております。
  それで、前にもお話しして若干整備してもらったときもあったんですが、今はほとんど見えないというような状況になっております。これは文化財というふうなものにはなっていないかもしれませんが、昔、赤湯の町の時代に、町の方からお願いされてつくったというようなものらしいんですが、あそこもきれいにして常時見えるような格好にしておくべきであろうと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  社会教育課長。
○社会教育課長  補助金として出すのはちょっとまずいんじゃないかというふうな話でございますけれども、これにつきましては市の文化財保護条例がございまして、これの第9条に、市としてはその一部を補助金として交付するものです。
(発言する声あり)
○社会教育課長  最初の第1点の方がそういうふうに私はとらえましたので、申し上げました。
  今、産業立国の方でございますけれども、文化財にはなっておりませんので、私の所管としては今のところ考えていないというふうなことでございます。
○委員長  小林委員。
○小林武夫委員  あれは関係ないというようなお話でありますが、これは赤湯の当時須藤町長さんだったそうですが、そういう時代にああいうものをつくってやったといいますか、お願いされてつくったんだそうでありますが、そういうものは、じゃ、だれがどこでどうするんですか。せっかく、してもらったときはいいんですが、時間がたつ、年数がたってくる、関係ないんだというふうなことでは、やっぱり文化というふうなものに対して対応の仕方はまずいんじゃないかなと思いますが、どっちでどう、ああいうふうなものを対応することになるわけですか。
○委員長  市長。
○市長  小林議員の言っておられる内容はわからないわけでもないんですが、だれの収容なのか、これから先もさまざまそういう問題が起きてくるだろうし、そういったものをしっかり市としても把握していないとすれば、対応のしようがないわけなんで、いずれも持ち主がいなくなったから全部市だということでも困るというふうに思います。
  その辺、調査をして対応をさせたいというふうに思いますが、何でもかんでもそういう論法でこられますと、すべて市にあるものは全部市で対応しろと、こういうふうなことになりかねないんで、その辺の精査をしっかりするべきだなというふうに、今話を聞いていて感じましたので、そんなことを含めて対応させたいというふうに思います。以上です。
○委員長  小林委員。
○小林武夫委員  やっぱり時間がたってくると、そういうふうな状況になってしまう、そういうようなことがあると思います。
  ところで、そういう文化的な問題については、非常にお粗末なものが、悪いけれどもあると思うんです。ですから、例えば私、前に一般質問でも申し上げた経過がありますが、南陽市に学校だ保育園だ公民館だと、いろいろな施設、本庁、市庁舎もありますが、いろいろな施設があります。
  こういうふうな中に、例えば絵画などについて、絵や書などについて、よそからいただいているというものもいっぱいあるわけです。こういうふうなものについて、どこで、どういうふうなものをだれからもらっているかということなどについてきちっと台帳をつくっておきなさいというふうなお話しした経過がありますが、そういうふうになっておりますか。
○委員長  それでは、ちょっと時間も来ましたので、暫時休憩します。
  再開を11時15分といたします。
午前11時05分  休  憩
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午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  髙橋社会教育課長、お願いします。
○社会教育課長  いろいろな作品とか、いただいたものにつきましては、備品台帳としては管理をしてございます。いただいたやつでございますけれども、それぞれ備品台帳としては管理をしてございます。以上です。
○委員長  小林委員。
○小林武夫委員  だけれども、その台帳整備をしているというのは、教育委員会の方は、私前にそういう話をしましたときに、早速台帳整備をするんだということで、写真撮ったり、だれからどういうものだかというようなことでやり始めておりましたんですが、ですから、多分そっちの方は台帳整備なっているかと思いますが、全体としてはなっているんでしょうか。
  これは、学校、幼稚園とか公民館とかというのはそっちの係だと思いますが、そのほかいろいろな施設があるわけです。そういうふうなところの台帳などは、整備なっておりますか。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  美術品に限らず、備品として購入したもの、もしくは寄附を得たものについては、備品扱いというようなことで、各課の責任において備品台帳を整備をいたしております。財務規則にそういう定めがございますので、それに沿って管理をしていると、こんなことで御理解を賜りたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  髙田委員。
○髙田 豊委員  教育費に関連して御質問いたします。
  給食費の未納というのは、当市内でどのくらいいらっしゃいますか。
○委員長  髙橋学校教育課長。
○学校教育課長  給食費の未納については0.46%、収入率は99.54%で、40万円ほどになっております。以上です。
○委員長  髙田委員。
○髙田 豊委員  そういう方々についての対処の仕方は、どのようになっていらっしゃいますか。
○委員長  髙橋教育課長。
○学校教育課長  お答え申し上げます。家庭訪問をしたり、学校に来ていただいたりして、全額納入できない場合については分割するとかいうようなことで、全く1年間お金が入らないというようなことのないようにそれぞれの学校で鋭意努力しているために、今99.54%という回収率になっているということであります。そして、今おくれている人についても、卒業までには何とかお支払いただくように努力しているというところでありますので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。
○委員長  髙田委員。
○髙田 豊委員  わかりました。この間、テレビや雑誌などに出ておりましたが、そういう本来先生の仕事でない部分で忙しいために、本来の仕事がちょっとおろそかになっているというようなことが書いてありました。そういうことがぜひないように、御努力をいただきたいと思います。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  先ほどの、佐藤 明委員の関連なんですが、3カ月後に開店の企業があるわけなんですが、この間、市長はトップセールスマンとして企業誘致をやるということをおっしゃいましたんですが、その辺どのようにお考えですか。
○委員長  市長。
○市長  ちょっと意味がわかりませんが、全く意思に変わりはございません。そのような気持ちでこれからも頑張っていきたいと、こういうふうに思っております。まだ、そういう段階にはいっていませんので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  トップセールスということは、いろいろな企業をまず調査して企業名、南陽市に来るという企業だと思うんです、12月に開店するということは。そのような、あと120日しかなくて開店する店に対して、わからないというふうなのはちょっとお粗末じゃないですか。この間言っていることが、私みずからトップセールスマンだというふうに言っていますので、1カ月ちょっとたちますので、その辺のことをもうちょっと一生懸命やってほしいというふうに要望です。
  あと、もう一つなんですが、商工に関してですが、この間、市長は祝い金、子供が生まれて、それはたしか商品券でするということを、5万円だか言っていましたが、その辺間違いございませんか。
○委員長  市長。
○市長  ことしまでは30万円のやつが、国で5万円加算して35万円になったということは、今回の条例にのっていると思います。そのほかに、市独自の出産費祝い金、金というのか、それに見合った額のものを、5万円相当のお祝いをしたいと、これを来年からやりたいと、こういうふうなことを説明したわけであります。
  その内容については、お金ですとなかなか難しい面もあると、確認作業等も難しいということもあって、必ず我が南陽市の経済効果に結びつく商品券でやりたいと考えておりますよと、こういうふうな説明をしたわけでありますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  ないようですので、質疑を終結いたします。
  次に、その他附属資料の36ページから39ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第49号 平成18年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第49号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第50号 平成18年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第50号 平成18年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。髙橋与一企画財政課長。
〔企画財政課長 髙橋与一 登壇〕
○企画財政課長  〔平成18年9月定例会予算に関する説明書により議第50号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、48ページから63ページまでについて質疑ございませんか。
  五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  国保会計に対して全体的なことについてちょっとお聞きしたい点がありますけれども、たしか国保税の値上げをして1年ちょっとなのか、1年半くらいなのか、改正してからなりますけれども、それが国保会計に対してどういう影響を、よい影響としてとらえていいのか、プラス面として、また、国保を値上げしたことによって、要するに滞納額がさらにまたふえているという状況があると思いますけれども、その状況についてどうとらえておられますか、ちょっとお聞かせください。
○委員長  須藤税務課長。
○税務課長  ただいまの御質問にお答えを申し上げます。国保税の平成17年度の決算でございますが、それにつきましては現年度分、過年度分につきましてもそれぞれ前年度を下回っているような状況になっております。その主な理由につきましては、依然として長引く経済低迷、それに加えまして、やはり平成17年度の国保税の案分率改定も当然影響しているなと、このように思っているところでございます。以上でございます。
○委員長  五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  今の税務課長のお話ですと、17年度決算のときにも、これは議論の一つになると思いますが、いろいろ国保税の改正をしたけれども、よい影響には出ていないという報告だと思いますので、それは行政内の努力ということをしたけれども、結局今の政治の経済の影響というのが非常に大きいと、こういうとらえ方をしていると思いますけれども、今は17年度のお話でしたけれども、18年度になって中間、今のところまだ半年くらいですが、大体同じような影響としてとらえていますか、今の答弁と同じような状況ですか。
○委員長  長寿医療介護課長。
○長寿医療介護課長  18年度、今現在9月ですけれども、医療費の給付の伸びにつきましては前年度と同様でございます。また、税収の方の予想につきましては、前年度を下回るような予想を今立てておりますので、基金から繰り入れるということで9月の補正予算もつくっておるということで、9月の補正予算が通った段階で、基金の残高が3,000万ちょっとというようなことになるような状況でございます。依然として厳しい状況が続いておるというようなところでございます。以上でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第50号 平成18年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第51号 平成18年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第51号 平成18年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。髙橋与一企画財政課長。
〔企画財政課長 髙橋与一 登壇〕
○企画財政課長  〔平成18年9月定例会 予算に関する説明書により 議第51号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、70ページから75ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第51号 平成18年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第52号 平成18年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第52号 平成18年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。髙橋与一企画財政課長。
〔企画財政課長 髙橋与一 登壇〕
○企画財政課長  〔平成18年9月定例会 予算に関する説明書により 議第52号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、82ページから88ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第52号 平成18年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第52号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第53号 平成18年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第53号 平成18年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。髙橋与一企画財政課長。
〔企画財政課長 髙橋与一 登壇〕
○企画財政課長  〔平成18年9月定例会 予算に関する説明書により 議第53号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、94ページから99ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第53号 平成18年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第53号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第54号 平成18年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第54号 平成18年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。髙橋与一企画財政課長。
〔企画財政課長 髙橋与一 登壇〕
○企画財政課長  〔平成18年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第54号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、106ページから114ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第54号 平成18年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第55号 平成18年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第55号 平成18年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大道寺新一水道課長。
〔水道課長 大道寺新一 登壇〕
○水道課長  〔平成18年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第55号に
        ついて説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、118ページから126ページまでについて質疑ございませんか。
  松木委員。
○松木新一委員  水道事業関係会計全般についてお尋ね申し上げます。
  今、工事をされています新配水池建設工事、これについて今現在の工事の進捗状況、そしてまた19年度に綱木川ダム系統からの受水を受ける予定というふうになっていますので、その辺の上位の県の企業局関係の工事の進捗状況、そして、受け入れが19年度のいつごろになるのか。
  それと、南陽市でも水質汚染事故があったわけですが、その辺の汚染危機の管理マニュアル等は既に完備しているというような報告もあるようですが、そういう中で、水質調査についても、置賜管内に設置してきたというような話が以前ございました。その辺について、今現在どのようになっているか、3点よろしくお願いいたします。
○委員長  大道寺水道課長。
○水道課長  それでは、お答えいたします。
  現在、新宮内配水池の進捗状況につきましては、全体で50.2%の進捗を見ているというようなことで、当初の全体工事費の中で見ますと、順調に仕事が進んでいるというような状況でございます。
  あと、綱木川ダムの県の方の関係でもございますけれども、県の工事、ダム本体工事はほとんどでき上がっているというような状況でございます。なお、一部送水関係の工事を今年度は実施しているというような状況でございます。
  なお、本市においても水量増量になるわけでございますけれども、そのために、ちょうど萩生田地区でございますが、県のいわゆる増圧ポンプ場を今設置して工事中でございます。そこから県の水を増圧して新配水池に送水するという工事を、これから12月いっぱいくらいですか、これで完成するというような予定になってございます。
  あと、水質の関係でございますけれども、危機管理のマニュアル策定しまして、17年度はそういった油漏れに対する通報でございましたが、12件ございました。最上川に入ったというのが5件でございますけれども、そのうち2件が最上川浄水場の取水口付近まで到達したというようなことでございますけれども、巡視を行いながら、またオイルフェンスなどを敷設したというようなことで対処したところでございます。以上です。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  先ほどもう1点ちょっと抜けたのかなと思うんですけれども、要するに水質検査施設といいますか、する場所を、前は山形でないとだめだということで、要するに時間的なロスが非常にかかると。そういう中で、前市長もおっしゃっていたわけですが、置賜にぜひ設置したいというような方向性を示されていたと思うんですが、その辺が今現在どのようになっているのか、お尋ねしておきます。
○委員長  大道寺課長。
○水道課長  まことに申しわけございませんでした。水質、そういった検査機関でございますけれども、17年度におきましては県の方に御要望を、米沢、置賜地区に1つ施設をというようなことを要望を申し上げたところでございました。その後、県の方からのいろいろな回答としましては、非常に施設規模としまして相当な経費がかかるというようなことも1つの理由でございました。
  また、今県の置賜保健所初め、やっぱり検査機関が非常に多くあるというようなことでございまして、そういった中で今回は要望もしなかったわけでございますけれども、そういった県の機関の代行で十分賄えるというようなことで、県の方からは回答をいただいているというような状況でございます。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  保健所の方からでも県の機関を通しながらというわけですが、そういう中で、山形まで持っていかないで、要するにそういうことが置賜で、保健所で可能なのかどうか、その辺どうでしょう。
○委員長  大道寺水道課長。
○水道課長  山形まで、大体時間にしますと1時間足らずというようなことで、検査機関まで持っていけるというようなことでございますので、大体採取して1時間以内であれば、その検査の密度といいますか、それには十分こたえられるというような状況でございましたので、今回はそういった置賜地域には設置しないというような県の方の回答でもございました。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  じゃ、要望ですが、要するに、前回の場合などは非常に時間的な、やはり山形へ持っていく、そういう事故等が起きる場合が非常に、休日とか休みのときとか、そういうときに限って事故等が起きるわけで、順調に行けば山形まで交通的に1時間以内というのは、それは可能かと思うんですが、やはりそういう事故等が起きる場合は非常に悪い要件が重なった中で起きる場合が非常に多いというようなことで、やはりマニュアルどおり速やかな手続といいますか、行動をとっていただくよう御要望したいと思います。以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第55号 平成18年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました補正予算7件の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。
  どうも御苦労さまでございました。
午前11時56分  閉  会

       予算特別委員長 伊 藤 俊 美