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午前11時15分  再  開
○議長  再開いたします。
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板 垣 致江子 議員 質 問
○議長  次に、1番板垣致江子議員。
〔1番 板垣致江子議員 登壇〕
○板垣致江子議員  1番板垣致江子でございます。
  さきに通告してあります3点について、質問させていただきます。
  1点目の子育て支援、少子化対策についてでございます。
  南陽市みんなが子育て応援団として子育て支援都市宣言がなされ、ハッピーママギフトやサポ
ート事業も大変助かったと喜ばれております。子供たちの健全な成長のための環境整備、また、地
域の方々の協力による交通安全指導や子供見守り隊の支援の充実はありがたく、大変心強く思って
おります。
  しかし、子育ては生まれてからだけではありません。男性にはなかなかわからないところだと
は思いますが、女性には子供がおなかにできたときから子育ては始まります。
  以前、お産は病気ではないのだからと言われてきた時代もありましたが、病気とはまた違った
不安があり、生活環境や健康管理に気を使い、過ごさなければなりません。子供に個性があるよう
に、お産もそれぞれ違います。突然何かが起こり、小さな命が失われてしまうこともあります。
  少しでも不安を抱えないで元気な子供を産むためには、妊婦検診の定期的な受診が絶対に必要
なことだと思います。しかし、就業等の理由や経済的な理由により、健康診査を受診しない妊婦が
増えていることが、近年、問題視されています。
  今年の8月、奈良県で、妊婦が産婦人科医の不在などで病院をたらい回しされ、死産してしま
ったことも、検診を受けていればもう少し対処の方法があったのではないかといわれています。
  また、若い夫婦が、生後間もない子を育児放棄のような形で死なせてしまった事件も、検診を
受け、保健師さんの指導なども受けていれば、助けられたのではないかと考えられます。
  国も無料検診の回数を5回程度まで増やすように求めていますし、少子化対策の一環としても、
妊娠中の検診費用の負担軽減も求められています。
  子育て支援都市宣言の南陽市としては、ぜひこの問題にも力を入れていただきたいと思います。
今現在、南陽市では2回が無料にされているとのことでしたが、安心して出産を迎える上で、最低
限必要な妊婦健康診査の無料の回数を増やすべきと考えますが、市長のお考えはいかがでしょうか。
  2点目の豊かな協働のまちづくりにも、女性の力をについてですが、自然災害や犯罪など、い
つ何が起こってもおかしくないこの時代、安全で安心して住める豊かなまちづくりのためには、女
性の力の結束は不可欠なものと思われます。
  環境活動の団体、子育てへの応援団体、高齢者や障害者への福祉ボランティア、商工会や商店
街の婦人の方、または趣味のサークルなど、いろいろなところで頑張っている女性たちのバイタリ
ティあふれる活動が見られます。
  そのようなそれぞれに活動している団体が、お互いの活動への協力や交流の機会を持ち、支え
合えるような婦人団体連絡協議会のような組織づくりを南陽市でも進めるべきと考えます。
  近隣の市町村では、既にかなり前からそのような活発な活動が、行政と協力しながら行われて
いるようです。より豊かなまちづくりのために、もっともっと女性の力をお借りしてはどうでしょ
うか。そのための組織づくりを進めていただきたいと考えますが、市長のお考えはいかがでしょう
か。
  次に、3点目の安全で快適なまちづくりについてです。
  高齢者や障害者にもやさしいまちづくりを目指す南陽市として、公民館などのトイレ改修も進
み、市役所や体育館にも自動ドアが設置され、大変助かっている方たちも多く、喜ばしく思ってお
ります。しかし、まだまだ高齢者等には大変な公共施設もあるようです。現在のバリアフリー対策
とこれからの計画などへの市長のお考えをお伺いしたいと思います。
  以上の質問に対しまして、誠意ある御答弁をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていた
だきます。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  1番板垣致江子議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、子育て支援、少子化対策についてでございますが、妊婦健康診査の未受診等に関する
諸問題が一般論として報道されております。
  また、少子化の危機感につきましては、全国的に問題視されており、国におきましても、対策
が講じられているところでございます。
  妊婦健康診査の公費負担の充実につきましても、その一環として指摘されている事業でござい
ます。本市としましても、子育て支援策の1つとして、今後十分に検討してまいりたいと考えてお
ります。
  次に、豊かな協働のまちづくりにも、女性の力をについてでございますが、平成16年3月に、
安全で安心なうるおいのあるまちづくり条例を定め、市と市民及び事業者や関係行政機関等の三者
が一体となって、協働のまちづくりに取り組んでいるところでございます。
  議員御指摘のとおり、その中でも女性の果たす役割は極めて大きく、かつ重要なものと認識い
たしております。また、多くの女性団体がそれぞれの設立趣旨に基づき、積極的にすばらしい活動
を展開されておりますことは、男女共同参画社会の実現のためにも、大変に意義深いものと存じて
おります。
  婦人団体連絡協議会のような組織化ということでありますが、協働のまちづくりを進めるとい
う観点からすれば、行政がすべてを担うのではなく、市民みずからが自主的、自発的に取り組んで
いただいてこそ、豊かなまちづくりを推進する強い力になるものと思っております。
  今後そのような活動が積極的に展開されるよう期待をいたしているところでございます。
  次に、安全で快適なまちづくりについてのバリアフリー対策とこれからの計画等についてでご
ざいますが、本市におきましては、平成15年5月に策定しました市交通バリアフリー基本構想や平
成19年3月に策定しました市障がい者計画・障がい者福祉計画に基づき、バリアフリー化を推進し
ているところでございます。
  今年度は、市民体育館の正面玄関の一部を自動ドア化し、すべての利用者が使いやすい環境整
備を図ったところであります。また、年次計画に基づいて、梨郷と吉野の地区公民館トイレの洋式
化を実施いたしましたし、現在、市庁舎のエレベーターに手すりを設置すべく準備を進めていると
ころでございます。
  今後とも高齢者や障害者にやさしいまちづくりを目指し、バリアフリー化の推進に努めてまい
りたいと考えておりますので、御理解をいただきますようにお願いをいたします。
  以上であります。
○議長  再質問に入ります。
  1番板垣致江子議員。
○板垣致江子議員  御答弁ありがとうございました。
  何点か質問させていただきます。
  1点目の子育て支援、少子化に対しての妊婦健康診査について、市長から「十分に検討する」
という御回答をいただきましたが、積極的な気持ちが全然見られないのかなというところで、残念
に思います。
  山形県の平均が2.2回という現行の状況でありますし、来年度以降増やすという対策をとって
いる市町村が22市町村あるんですけれども、今の御回答では、その中に南陽市は入っていないのか
なという感じを受けました。
  南陽市にも厚生労働省の方から、平成19年1月には、妊娠・出産に係る経済的不安を軽減し、
少子化解消のためにも積極的な妊婦健康診査の受診を図るため、平成19年度地方財政措置で、妊婦
健康診査を含めた少子化対策において総額において拡充の措置がなされ、積極的な取り組みが図ら
れるようにとの周知があったということでしたので、今年度2回だった、また、今時点での検討し
か考えられないということは、大変残念に思います。
  ハッピーママギフトがなされたから同じようなものだという考え方もあるのかもしれませんが、
やはり経済的理由などにより、受診をあきらめる人がいるのではないか。そういう方をつくらない
ように取り組んでいただきたかったなと思います。
  ぜひ市長のお考えをもうちょっと積極的に出していただいて、来年度は何回は最低するぞとい
うところをお聞かせいただけたらうれしいなと思いますが、いかがでしょうか。
  また、南陽市では、妊婦健康診査の受診の重要性について、妊婦及び一般市民に対する周知、
広報などは、積極的に行われたのでしょうか、お伺いしたいと思います。
  また、今現在行われている公費負担の2回は、妊娠期のどの時期での補助だったのでしょうか、
お伺いしたいと思います。
  次に、婦人団体連絡協議会のようなものを設置していただきたいということの提案に対する市
長さんの御意見、またこれもなかなか、もっともっと私としては、頑張って、では市の方も頑張ろ
うというお答えをいただきたかったのですが、まだそこまではいっていないということで、少し残
念です。
  なぜ私がそのような点をさせていただいたか。今現在、南陽市消費者連合という活動もなされ
ていますが、それは市の方からの働きかけで、30年前できたそうですが、それもやはりできたころ
の団体も5団体から今は3団体になって、活動もなかなか活動する人たちもふえないということで、
大変なようなんですけれども、やっていることがなかなか市民の皆さんに伝わらない。せっかく頑
張っているのに伝わらないことが一番残念なことだと思うんです。
  婦人の方は、お互いの活動を協力しようという意識はすごく高いと思います。やはり婦人団体
連絡協議会のようなものがあれば、「私たちの活動はこういう活動をやっています、皆さんどうで
すか、一緒にやりませんか」そういう呼びかけが広くできると思うんです。
  そうしたときに、お互いの交流ができ、ではここは協力しよう、ここは何とか皆さんにお知ら
せだけしよう。そういうことができる団体を私はほしいなと思っているわけです。ただ、そういう
協議会的なものをつくる場合は、やはり行政が働きかけていただいて、行政が中心になっていただ
かないと進まない部分も多々あると思います。そういうところで、私は行政の方にお願いしたいな
と思ったところです。
  何年か前にもそのような組織をつくりたいと、動いてくださった方がいらっしゃったようなん
ですけれども、各いろいろな団体の担当が、各担当課が違っているからそれは難しい、それは大変
だということで、行政側の方の仕事がまずふえる、どうやってそれをまとめていくんだ、だれが担
当するんだ。そういうところで、何かどうしてもできなかったということで、残念なことだなと思
っております。
  昨日の松木議員の質問の中にも、要支援者支援体制のお話がありましたが、そういう部分でも、
女性の力ってすごく必要になってくると思うんです。そういうときに、やはり婦人がつながってい
れば、お互いに、ではこういうときはこういう協力をしようという話もできるわけです。今の時点
では、各団体がそれぞれ頑張っていても、やはり個々に活動している部分しかできないということ
で、連絡がなかなかいかないということで残念な部分もありますので、豊かなまちづくりのために、
一歩進んだ市長のお考えをお聞きしたいと思います。
  次に、バリアフリーのことですが、先ほども市庁舎のエレベーターに手すりをつけていただい
たりとか、そういう非常に対応していただいているというのはありがたいと思います。
  ただ、昨年12月に、私、一般質問させていただきまして、赤湯駅の障害者用トイレを何とかつ
くっていただきたいというお話、それから、障害者の方がスムーズに出入りできるような自動ドア
の設置をお願いしまして、市長の方からも優先的に対処したいというお答えを、あの時いただきま
した。ですが、どこまで進んでいるのかなと。まだまだ全然私たちの目には見えたところがないと
いうことで、本当に赤湯駅にいらっしゃる高齢者や障害者の方は、もう本当にこんな大きい駅なの
に障害者トイレがないんですかと、本当にがっかりして、もう何とか対処はしているんでしょうけ
れども、大変な部分があるということでした。
  そんなに予算的に大変ではなく、できるところからぜひやっていただきたいということも多々
あると思います。やはり赤ちゃんを連れたお母さんたちがおむつがえできたり、大きな荷物を持っ
ていたときに、トイレの中で置く場所もない。そのような対応はすぐにしていただきたいなと思い
ますので、その辺もお聞きしたいと思います。
  また、例えばいらっしゃった方が、トイレに入って困ったときに、ああどうしようといったと
きに、少し御案内のような「お子様連れの方や障害をお持ちの方でお困りの方は気軽にお声をかけ
てください、職員がお手伝いいたします」そんな感じの御案内はあってもいいのかなと思います。
その辺の市長さんの御意見をお伺いしたいと思います。
  また、赤湯駅は築15年ほどたって、いろいろな問題が生じているのではないかと思いますので、
電気の問題、それから、上にたらしてあるハンググライターの安全性、また、あのハンググライダ
ーの上に乗っている大量なごみ、そういう対処も、15年たった今、必要になってきているのではな
いのかと思いますので、御意見をお伺いしたいと思います。
  よろしくお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  まず最初に、来年度に実施できないかと、こういう子育ての観点からということで、妊
婦さんの健康診査の件でありますが、私も余り認識していなかったということもあって、そういう
ふうに原稿に書いてあったので、必要なことであれば早急に対応をさせて、来年度から、どのぐら
いかかるのか、ちょっと私も正直言ってわかりませんので、できるだけ御期待にこたえることがで
きるようにしたいというふうに思います。
  なお、報告とか、診査の時期、それは担当の方で答弁させていただきます。
  それから、2番の協働のまちづくりのための女性の果たす役割の中での連絡協議会について、
少し行政で力を入れて連絡協議会をつくってもらえないかと、こういうことであります。大変結構
なことだと私も思っております。私自身、社会教育の中でも最も力を入れなければならないのはや
はり婦人会、青年団、こういった組織を復活させて、しっかり地域に根ざした活動をやられること
によって、地域社会が復活してくると、こういうふうな持論ですから、当然やらなければならない
というふうに思っております。
  ただ、これを見ますと、さまざまな女性の団体の連絡協議会と、こういうことであります。連
絡協議会というのはどの程度の、協議会ですから、どうなのかなと。連合会なんていうのであれば、
もろ手を上げてぜひやってくれと、こういうことになるわけですが、少し物足りないのかな。
  それと、もう一つは、行政が余り介入すると、いつでもどこでも行政におんぶにだっこという
形になって、なかなか自主性がはぐくまれないというようなこともあるので、できるだけ自主的、
自発的に、必要とされている皆さん方でやっていただければ、行政として必要な応援は十分させま
すし、さまざまな担当課にまたがるものですから、できれば絞っていただきたいなと。社会教育な
ら社会教育ですべて指導できるような組織に改変していくなんていうことであればしやすいんです
が、企画もあり、何もありかにもありというふうになりますとなかなか大変で、行政としても手を
つけにくいのかなということがあって、どうかなという思いを持っておったわけであります。
  それから、快適なまちづくりの中での赤湯駅の障害者のトイレ、これもすぐに検討させまして、
見積もりをとったり、やれと指示したんですが、もう予想以上に金がかかるということもありまし
て、先ほど財政関係の議論を議員も聞いておられたと思いますが、なかなか厳しいということで、
体育館は前倒しで、本当はことしの予定だったんですが、去年のうちにさせていただきました。
  駅のトイレについては、そういうことでなかなか、今も査定の段階では上がっているんですが、
財政課長の段階で何か厳しい査定をされているようなことでありますので、もう少し検討していき
たいというふうに思っております。
  それから、案内の対応ですが、これは可能な限り対応できるのかどうか、どの辺でどうやれば
いいのか、駅の方とも相談をしながら。それから、駅の環境といいますか、そういうものについて
も、危険だということであれば、やはり定期的な必要な点検はしていると思いますけれども、含め
て確認をしたいというふうに思いますし、必要な掃除等も、あれは吹き抜けになっていますから、
やはりいろいろと今、特に冬暖房の経費がかかってという話も出ていますので、そんなことも含め
てさまざま検討をしてまいりたいと思いますので、よろしく御理解いただきたいというふうに思い
ます。
  私の方から以上です。
○議長  答弁を求めます。
  伊藤圭一保健課長。
○保健課長  妊婦検診の実施時期についてお答えを申し上げます。
  2回というふうなことなんですが、ここの部分については、前期と後期という形で2回の補助
を出している。それから、35歳以上の妊婦さんについては、超音波検診について負担をしていると、
そういうような状況になってございます。
○議長  再々質問に入ります。
  1番板垣致江子議員。
○板垣致江子議員  再々質問させていただきます。
  また何点かお聞きしたいと思いますが、先ほど、南陽市の場合は2回で今までやってきたとい
うことで、あと時期の点も前期、後期、超音波、ちょっとわかりにくいなと思いますが、前期とい
うのは、12週前後までの一番金額のかかる部分を補助しているということなのでしょうか。そのこ
とをちょっともう一度お聞きしたいなと思いました。
  やはり山形県は平均が2.2回、今までの平成19年8月現在ですが、秋田県は何と10回無料検診
をやっているということで、東北地方は財政的に厳しいということは全部同じかなと思っていたん
ですけれども、その辺の力の入れ方が全然10回と2回では違うなというところで、何でこんなに違
うんだというところがありますので、その子育て支援を大きな声で支援都市宣言をされた市長とし
ては、その辺のところをお知りになって、本当にどういうふうに考えているのか、もう一回お聞き
できればなと思います。
  先ほど周知、広報などは積極的に取り組まれているのかということ、今お返事いただけなかっ
たようなんですけれども、病気と違いまして、妊婦さんが検診を受けるというのは、やはり健全な
ときからそういう体制が南陽市でとられている、そういう妊婦の検診の重要性をしっかり知らされ
ていない方たちにとっては、周知があるのとないのとでは大変違うと思いますので、南陽市はこう
いうことを補助しています、そういうことを一般市民にもわかるように、もっともっと周知してい
ただきたいと思います。
  婦人団体連絡協議会のようなものをということで、協議会は弱いという市長さんの御意見でし
たけれども、例えばというふうな形で私は言ったつもりなんですけれども、本当にもっともっと強
力な組織ができれば一番いいんですけれども、ただ、お互いが余り負担にならない、それぞれ個々
の団体は頑張っているわけです。ただ、その団体の活動に負担にならないような状況で、お互いの
協力が得られれば、また交流しながらもっとみんな市民に対して環境的なこととか、いろいろなこ
とをできるようなそういうお話ができる場があればいいということで、私は行政の方で声をかけて
いただいて、各団体にそういうことをつくりたいというお話をいただければ、あとは、そこからは
団体の方たちが、では私たちはどうしていきましょうということは発展的に考えられると思います。
  ただ、初期の段階で、最初から個々にやってくださいといわれても、なかなか難しい問題もあ
ると思いますので、その辺ももう一度市長さんのお考えをお聞きしたいと思います。
  あと赤湯駅の障害者トイレも、ぜひ優先的にという市長さんのお言葉を守っていただいてとい
うか、本当に優先的に考えていただかないと、南陽市のイメージダウンにつながると思います。そ
の辺もよろしくお願いしたいと思います。
  また、先ほどハンググライダーのこととか、待合室の電気のこととか、定期的な確認はしてい
るのではないでしょうかというお話だったんですけれども、私としては、定期的に確認していたら、
あそこまでひどい状態になったかなという感じを受けます。待合室の電気もかなり切れたままです。
本当にハンググライダーの上には大量のごみが乗っております。ほこりが飛んできて、夏は風を入
れるために窓を開けられないそうです。そのようなところも市長さんの御意見なり、これからの対
策をお聞かせいただきたいと思います。
  よろしくお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  先ほども申し上げましたように、妊婦のことについては、私も本当に子供4人もいるん
ですが、未熟で、そういうことを全くわからなかったわけで、そういうふうに原稿に書いてあった
から読んだだけであって、今、いろいろ確認をすると、5回ぐらいはいいんではないかというよう
なことで、予算折衝をしているそうですから、何とかなるように頑張りたいというふうに思います。
  それから、周知をどうだということでありますので、この辺もできるだけしっかりやって、丈
夫な赤ちゃんを産んでもらうように、どんどんと南陽市は安全で子供を産むにもいいところだと言
われるように頑張っていきたいと思いますので、御支援よろしくお願いをいたしたいというふうに
思います。
  それから、協働のまちづくりの観点で、婦人団体の連絡協議会のお話でありますが、初期活動
として声かけをして、その機会をつくってもらえないかと、こういうことであれば、これは結構な
ことだと思いますので、早速私の方から指示をしますので、あとは議員さんが中心になって頑張っ
て、さすが違うなと言われるような組織をつくっていただきたいなというふうに思います。
  それから、安全で快適なまちづくりの障害者トイレ、当時私も市長になったばかりですから、
こんなに財政状況が厳しいと思わなかったので、障害者のトイレがすぐできるのではないかと、こ
ういうふうに安易な気持ちで答弁したのかもしれません。これがふたを開けてみたら、予想以上に
厳しいということで、少し時間がかかっていますが、もうちょっと時間をいただいて、しっかりし
た財政対策をしながら、対応してまいりたいというふうに思いますので、もうしばらくの間時間を
いただきたいなというふうに思います。
  それから、環境関係でありますが、先ほど申し上げましたように、しっかり調査をして、必要
なものを早速できるように、これも恐らくあのぐらい高い場所ですから、相当予算がかかるのかな
というふうに思います。足場も必要だろうし、そんなことも含めて簡単に掃除ができるのかどうか
わかりませんけれども、その辺も含めて検討させたいと思いますので、御理解をいただきたいなと
いうふうに思います。
  よろしいですか、質問漏れありますか。ございませんか。あったらいつでも遠慮なく。
○議長  以上で1番板垣致江子議員の一般質問は終了いたしました。
  御苦労さまでした。
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