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本日の会議に付した事件
 議第60号 平成19年度南陽市一般会計補正予算
      (第2号)
 議第61号 平成19年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第2号)
 議第62号 平成19年度南陽市財産区特別会計補
      正予算(第2号)
 議第63号 平成19年度南陽市下水道事業特別会
      計補正予算(第1号)
 議第64号 平成19年度南陽市老人保健特別会計
      補正予算(第1号)
 議第65号 平成19年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第1号)
 議第66号 平成19年度南陽市水道事業会計補正
      予算(第2号)

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開      会
○委員長(伊藤俊美委員)  御起立願います。傍聴者の方も朝のごあいさつをいたしますので、御
起立をお願いします。
  おはようございます。
  御着席お願います。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は20名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成19年度補正予算7件であります。

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議第60号 平成19年度南陽市一般会計補
      正予算(第2号)
○委員長  初めに、議第60号 平成19年度南陽市一般会計補正予算(第2号)について審査を行い
ます。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成19年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第60号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願
いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
 最初に、歳入全般について、10ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  10ページの国庫支出金の民生国庫負担補助金ということで、後期高齢者、来年
の4月から始まるわけですけれども、今まで議会でも議論されてきたわけですけれども、県単位で
始まるというふうなことでありますが、具体的にどのように進んでおられるか、現在の状況等につ
いてお尋ねをしたいと思います。
○委員長  伊藤保健課長。
○保健課長  お答えいたします。
  さきの6月定例会の中でも御説明申し上げましたけれども、いよいよ後期高齢者の方の中身に
ついて、固まってきたような状況になっております。
  最終的には、一番私どもが関心を持っております後期高齢者の支援金の金額、そういったもの
が幾らになるのかという部分については、11月の広域の議会で定められるというふうなことで、そ
こで私どもの方のこの後の税の部分の税率の改正もしなくちゃならないというふうなことになって
きておろうかと思います。
  そういった部分では、これからがいよいよ詰めの段階というふうなことで、税率の改正を含め
てさまざまな今、当面課題となっている問題に対応してまいりたいと思っております。
  以上でございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  この問題は、11月の県の広域の議会で最終的には決定するというふうな運びに
なっていくと思うんですが、今問題になっているのは、多くの自治体で首長さん方が、今の国の方
針等についてさまざまな問題があるんではないかと、このように言われております。
 その意味で、首長さん方が厚労省の大臣に対しましてさまざまな要望書を出していると、このよ
うに改善の方向を要望しております。
  しかも今まで介護保険等も再三再四手直しをしてきた、そういった経過もあります。さらには、
障害者自立支援でも、さまざまな諸問題を抱える中でまずかった点を指摘されながら、改善の方向
にやってきたと、そういう経過があるわけですけれども、後期高齢者の問題ですが、75歳以上とい
うふうになっておるわけですけれども、問題を残さないようなことをやらなければ、後々まで高齢
者に対して負担増になると、こういうふうになるかと思うんですが、その辺の実態等について、当
局はどのようにとらえておられるか、お尋ねをしたいと思います。
○委員長  伊藤保健課長。
○保健課長  75歳から新たな制度の創設というようなことで、基本的には今までの国保の制度が
国民皆保険として延長持続可能な制度に改めていくというようなことが基本にあろうかと思います。
  そういった部分では、75歳以下の方については、今まで老人保健の中では各自治体含めた本人
負担がなく支援金という形、拠出金ですか、そういった形で運営をされてきたものが、このほどは
はっきりとそこの部分にメスを入れて明確にしていくと、御本人たちにも医療費の1割相当分を御
負担いただくというようなことで、そういった意味では大変御負担があろうかというふうには考え
ております。
  しかしながら、こういった医療制度の堅持をするためには、そういった改革が必要というふう
なことで国の方針が定まってきたという経過がございます。
  そういった意味では、今議員おっしゃるように、やはり負担がどのような形でなるのか、そう
いった部分を見きわめながら、減額制度等の制度の事業も利用しながら、対応してまいりたいとい
うふうに考えてございます。
  以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  課長言っている問題、そのとおりでありますが、私、せんだっての6月定例議
会でも指摘をしておりますが、心配されるのは、現在、国保にしかり、介護にしかり、応益割が相
当の部分を占めていると、こういう状況あるわけですね。
  ですから、さっき課長がおっしゃっているように1割負担と、こういうふうになっているわけ
です。ですから、この応益の負担が現状として高いとこのように思うわけでありますが、こういう
状況の中で負担だけがふえて、新たな悪循環が出るのかなと。今回の決算の状況を見ますと、国保
などもかなり滞納額が示されていると、今後、ずっと数年、相当ふえていると、こういう状況があ
るわけです。ですから、そういった意味で心配をしていると、こういうふうなことであります。
  市長にお尋ねしたいんですが、さっき冒頭でも申し上げましたが、各自治体の首長さん、ある
いは都道府県の首長さんもこういった問題、非常に心配されておるわけです。
  ですから、さまざまないろいろな会議あると思うんですが、こういう状況をとりあえずどうい
う方針で臨むのか、お尋ねをしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  先ほど課長が申し上げましたように、基本的には持続可能な制度をつくらなければなら
ないと、本来、これまでやってきた制度のそのものが50年、40年前に今のような少子化、あるいは
高齢化社会になるということは想定できないほどの急激な変化でありますので、この制度そのもの
が少し、いや大幅に訂正、修正を加えなければならない状況になっていることは、委員御承知のと
おりだと思います。
  そういうことで、残念ながら受益者負担もやむなしというふうなことでありますが、我々各自
治体の首長の会議では、まずは従来以上に負担増に各自治体が、あるいは作業、仕事面がふえると
いうのでは困るというようなことを今さまざまな会合の中でお話ししています。
  できれば、県なり国なりの制度の中で負担をして、できるだけ末端自治体の負担を少なくして
ほしいと、こういうことが一番の内容であります。
  ただ、やっていませんので、まだ、恐らくこういうことが想像として不安視されるのではない
かというレベルなもんですから、はっきりしたことが言えない、少し回り出せばいろいろな問題点
が浮き彫りになってくるのではないかなと、こんなふうに思いますっております。
  できるだけ国や県の制度の中で、あるいは責任の中でしっかりと、特に保険医療なんてものは
保障していただくべきではないかということをお話ししているところであります。
  以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  ちょっと市長の答弁、理解できないわけですけれども、私思うのは、始まって
からでは遅いからこう言っているわけですよ。各自治体の首長さん、さっき言ったように始まって
からでは遅いと、だから厚労省に対して声を大にしてやはり今からしっかりした後期高齢者の医療
制度をきちっとつくっていくということが大事なんだよということで言っているわけです。
  だから、介護保険や国保やこういったことの轍を踏まないような、やはり諸制度をつくってい
くと、そして制度の改善を図っていくということが大事でないのかなというふうに思うんです。そ
ういう点ではどうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  何回も言うように持続可能、要するに負担する方々が急激に減少しているわけでありま
すから、恐らく委員言いたいのは、高齢者の負担なり、あるいは自治体の負担をいかに少なくして、
従来のようなできれば受益者の負担をゼロにしてやってもらえないかと、こういうことだろうと思
いますが、なかなかそういうことが今日の状況の中では不可能だと、こういうことでありますので、
何とか大きな規模の中で、体制の中で力を合わせてやっていこうと、そういう意味の中でも、でき
るだけ多くの部分を国や県で負担をしていただけないかということを今、我々はいろいろな会合の
中で言っているわけです。
  特に、人の派遣とかそういったものはとにかく県でやってくれと、大きな負担、これをするこ
とにさっきも出てきましたけれども、さまざまな制度改革するためのソフトの改革がさまざまあり
ますから、自治体の負担が出てくるわけで、そういったものもできれば国でやってくれないかと、
こんなことをお願いしていますが、なかなか前へ進んでいないのが実態であります。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、次に移ります。
  次に、歳出に入ります。
  第2款総務費から第13款諸支出金の14ページから23ページまでについて質疑ございませんか。
  五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  18ページの8款の土木費の公園費に関連して質問したいと思います。
  特に私、今の白竜湖の状況の問題について質問いたしますが、今年度の当初予算で環境保全事
業業務委託料というふうな白竜湖に200万円予算化されています。
  この執行状況、今現在どういう状況になっているのか。またこの白竜湖のヒシの状況というもの
を主に予算として組まれたわけですけれども、この状況についてどういう今、行政内で検討されて
いるのか、まず、建設課長の方からですかね、これ企画も、両方関連するようですけれども、まず
建設課長の方が担当所管のようですから、ちょっとお願いします。
○委員長  安彦建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  平成19年度で白竜湖のヒシの除去として予算は確かに200万円措置されております。ただ、執
行に当たっては、いろいろと検討してまいりまして、従来の手法では余り効果が見られないという
ことから、今年度はヒシの除去については見合わせたいという考えでおります。
  それから、白竜湖の現状ですが、今現在では、ヒシが湖面全体を覆っているような状況になって
おりまして、水面がほとんど出ていないような状況になっております。
  以上です。
○委員長  五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  課長がおっしゃったように、今、私も13号線車で下がりますと、白竜湖の状
況というのは、まさにみすぼらしい状況なわけですね、もう青草で全面覆われているという、こう
いう状況です。私は、白竜湖は泣いているんじゃないかなと、こういうように感じます。
  それで前回も私、予算委員会の中でも、この問題について取り上げているんですが、一時あそこ
に白竜湖の中にいかだを組んで、5基ほどやっているわけですけれども、この調査結果として効果
出ているのかと、こういうお話をしましたけれども、前企画財政課長としては、効果としての結果
は出ていないという答弁だったわけです。
  それで、いかだは、どれぐらいあそこに組めば浄化力があるのか、もう数百基という言葉を前
企画財政課長が述べまして、それぐらい浮かべないと浄化力がないと、ですから、もうこの問題に
ついては、幾らいかだにお金をかけても全く無意味であるという意味としてとらえなければならな
いというふうに私は思っています。
  この方法では、もうできないということですよね。そうしたらどうやったら方法があるんだろ
うかということで、今、白竜湖の自然を守る会の人たちも一生懸命ボランティアでやってくれたん
ですが、やはり無にするような市民活動のところは、それをしないようにして、いかに白竜湖の自
然を守っていけるかと、蘇生させることができるのかという、そこを取り組まなければならないも
のがあるんじゃないかなというふうに思います。
  それで、今のところよい方法を検討してきたけれども、なかなか見つからないと、こういうこ
とのようでありますけれども、私もこの問題について、どういう全国でなされているのかというこ
とを考えたときに、今、海、川、湖含めて、東北では青森県の十和田湖、これを有用性の微生物E
Mを使って浄化をして、きれいになって魚もどんどんふえてきているという状況がはっきり出てい
るわけです。
  それで、私は誤解されている面がありますので、もう一度、EMというのはこれは商品ではあ
りませんので、有用性微生物群という微生物の集まりであります。
  これは言ってみれば、我々が生活をしている中で常に飲んだり、使っておりますけれども、こ
うじ菌なり、さらには酵母菌なり、乳酸菌、納豆菌、光合成細菌、こういう5種類の有用性の善玉
菌の微生物の意味を合わせたものをEMといっているわけであります。
  今、県では白鷹町の萩野地区で荒砥川の浄化にこれを使って地区民と白鷹町でやろうとしてい
ます。私、そういった意味で、調査、研究をやはりちゃんとしてほしいなと、こうこの前も質問し
ているわけです。行政の職員がやはり本当に白竜湖を一緒になって解決していくといった場合に、
現実にそういうところを実際効果としてきちっとなっているところを見にいくべきではないかと、
全国でやっているところですね、私は紹介しているわけです。
  その中で、やはり行政が本当にこれだったらやれるなというものを通じて検討すべきじゃないか
なというふうに思います。今、このままの状況だと、どういった方法で解決できる方法があるのか、
むしろ私の方から課長の方にお聞きしたいなというふうに思いますけれども、どういう方法を今後
考えられておられるのか、もしあれば、お聞かせいただきたい。
○委員長  安彦建設課長。
○建設課長  白竜湖のヒシの除去、それから水質浄化につながる手法については、これまでいろ
いろ検討しながらやってきたんですが、どれもこれも経費の面とか、あるいは効果の面で、ほかの
手法の選択についてはできませんでした。
  ただ、今までは湖面に発生したヒシを除去するということでやってきたんですけれども、私も実
際湖面に出てみますと、ヒシは湖面には出てきますが、湖底でもその根が網の目のように張ってお
りまして、なかなか人手で駆除しても、完全に駆除できる体制ではなかったということを踏まえて、
今年度の予算については、同じ手法ではとても手に負えないという判断をしたものです。
  ただ、これからどういった手法を考えるかということなんですが、確かにヒシの駆除について
は、手法はなかなかありません。できれば、少しでもいい方法があれば検討したいというふうに考
えておりますが、そういった手法についても、やはりこれでいこうというような合意形成がないと
なかなかできないというふうに思っております。
  確かに有用微生物群の使用で、そちこちの実例として私も興味を持って見ておりますが、今申
し上げたように、それらの実態をさらに調査をして、庁内あるいは総合支所の方でもいろいろなサ
ポートをしておりますので、それらの御理解を得ることが先決じゃないかなというふうに思ってお
ります。
  以上です。
○委員長  五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  白竜湖の問題というのは、前からずっと取り上げられて県の置賜支庁もかか
わっていますから、南陽市独自にすべて進むということができないということは理解できるわけで
す。
  ただ、私、南陽市の中にある湖ですから、南陽市のシンボルなわけですよね、ある意味では環境
のシンボルです、そういった意味では。
  ですから、南陽市独自にやはりきちんとした方針を持って、それで県と協議を進めていくとい
うことがなければ、いけないのじゃないかと、やはり南陽市独自のやはりきちっとした調査結果を
含めながら、市を含めて、きちっとした主体的にその方針をしっかり持つということがないと、や
はり県の段階では、県だってわからないわけですから、今のところ、全然その方針が出ていません
よね。
  むしろ自治体そのものでやはりしっかりした方針を立てていくという、これこそ地方分権の時
代なわけですから、そういうものを検討していくということが大事だというふうに思います。
  それで、最後にちょっと市長にお聞きしますけれども、これからの結局南陽市のいろいろな政
策的に考え方ときに、ソフト面の政策というのは非常に大事になってくるだろうと、こういうふう
に思います。
  特に、烏帽子山の桜の問題も出ていますし、さらに今の白竜湖の問題というのは、非常に大き
な問題だなというふうに思います。あれを環境的にしっかり解決できれば、市民も非常に大きな今
後の活動の舞台というか、あそこの交流の舞台にもなっていくだろうし、赤湯温泉にとっても非常
に大きなプラスとなるだろうと、こういうふうに思いますけれども、市長としての取り組む姿勢に
ついてちょっと、本当に市長があの問題について解決していく考えを強く持っておられるのかどう
か、ちょっとお考え方をいただきたい。
○委員長  市長。
○市長  どうも五十嵐委員、誤解されているようですが、市でしないんじゃなくて、これは県の
自然保護審議会、ここの許可が出なくて、いずれ白竜湖に今手をかけることそのものを禁止されて
いるわけですね。ここを打開しなければ先へ進まないんですね。方法なんていつでも、やっていい
ですよと言われればすぐにできるんです、どんな方法でも。これに手をかけることができないと、
ここが一番の悩みであります。
  まずは、先ほど課長が言ったように、そういう合意形成が優先するんだと、これができないため
に前に進まないと、こういうことなわけなんで、市が幾ら頑張ってもなかなかこれ県の教育委員会
が管理している自然保護審議会のここの方針、あるいはここの許可、こういったものが出ないと、
置賜の総合支庁の中でやっている検討委員会もなかなか前に進まないと、こういう状況であります。
  なお、五十嵐委員心配するまでもなく、私もそういうことに対しては一生懸命頑張って、いろ
いろなことで指示をしていますし、県会議員ともいろいろ相談をしながら、いい方法を検討中とい
うことでありますので、よろしくお願いをいたします。
○委員長  五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  今の市長の言っていることについてわからないわけじゃないんですが、私が
言っているのは、いろいろな県の審議会というのは、それは当然今までかかわっている問題ですか
ら、わかるわけです。
  ただ、それを県の審議会の人たちをやはり説得する力が必要ですね。そういうものが、そうい
った意味では。やはり現実は実際どうなっているかということしかないわけですよ。
  学問的になんだかんだと言ってされても、実際あっちだって学者ですから、学者の問題で解決
できないというのは、実際それをやっているところの現状がどういうふうに解決されているのかと
いうことを実際見て、その調査結果をその力でやはりする以外にないだろうというふうに私は思い
ますので、全国的にこういった問題について解決する方法というのは、そんなに方法ないですよ。
何億もお金をかけられるというのは別ですよ。たった本当に何百万円単位で解決できるというのは、
私はこの有用性の微生物を使ってやる以外にないだろうと、私は思います。
  そういった意味で、調査結果というのをしっかりやって、やはり当たるべきではないかと私は
思いますので、再度この問題について取り組みをしっかりやってほしいなということで、強く要望
しておきたいと思います。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  14ページの総務管理費に関連いたしまして、総務課長にお尋ねしたいんですが、
10月1日から郵政公社が株式会社になると、これは民営化になるということでありますが、それに
関連してですが、せんだっての新聞等でも報道あるように、47都道府県の知事の55%が地元の郵便
局の数が長期的に見て減少するというふうに予定されていると。
  その中で、山形県、秋田県、茨城県、徳島県、鹿児島県の5県が多少減少すると、このように
報道されております。それで山形県全体ではどうなるかわかりませんが、南陽市のそういった局も
対象になるのかどうか、最初に1点、お聞きをしたいと。
  それから、2点目でありますが、この民営化によって、今までも郵便局やあるいはさまざまな
業者と災害時に対してさまざまな契約や、あるいは協定を結んでいると思うのでありますが、この
郵便局が公社から民営化になるというふうな状況の中で、今結んでおられる協定書といいますか、
いろいろあると思うんですが、どういう状況ですか、その2点、最初にお聞きをしておきます。
○委員長  総務課長。
○総務課長  第1点目の公社が民営化になることについて、サービスが低下するのかというふう
なことで、山形県知事の方は低下するというふうなアンケートのお答えをいただいて、それは新聞
に載っておりました。これはあくまでもアンケートなものですから、個別の具体的なものの積み上
げでもってお答えになったかどうかはわかりません。
  ただ、私ども先日、南陽の局長さんがおいでになって、その点についてお尋ねしたところ、民
営化になったとしても、サービスの低下はないというふうにはっきりお答えいただいております。
  あと2点目の従来郵便局員さんが戸別に回って、例えばおひとり暮らしの老人の安否確認とか、
そういうものの契約を結んでございます。それについても引き続き協力していただけるというふう
な確認をとっております。
  以上でございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  協定を結んでいるんですかと聞いている。
○委員長  総務課長。
○総務課長  協定は結んでございます。
○佐藤 明委員  それだけですか。
○総務課長  はい。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  協定結んでいると、これはどこの自治体も局との関係ではさまざまな関係あり
ますから、結んでいると。南陽市はどういうふうな協定結んでいるかわかりませんが、今度民営化
によってさまざまな利点があると思うんですが、そういった話し合いというのは持ったんでしょう
か。それともこれから持続的に話し合いを通じてさまざまな点で共通する課題、市民の利便性を持
つような課題等について、これから持つ必要があるのかなというふうに思うんですが、その辺、ど
のように話をされたのか、お尋ねします。
○委員長  斉藤総務課長。
○総務課長  公社さんの方では今、10月1日に向けて民営化の準備をなさっているということで、
準備の実は職員の方が今、その手続いろいろなことをやられているというふうなお話を承っており
ますので、それがなった段階で具体的な話については、その後に進めさせていただきたいというふ
うに思っております。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  今の答弁ですと、今後持続的に話し合いを持って、市民の立場に立って役に立
つならばお互いに意見を交換してこれから進めていきますよと、そういう確認でいいですね。
  それで、これは災害の問題も含めてですが、いろいろな業者、あるいはそういった方々とそう
いった協定を結んでいるわけですけれども、局に限らずですね。南陽の場合ですと、災害あった場
合、食糧の備蓄をしていないというふうなお話聞いているんですが、その辺どうなっているのか。
  さらには、市民が安心してこういった問題を安心感持てるようにすることが行政の役割でない
のかなというふうに思うんですが、その辺どうでしょうか。
○委員長  総務課長。
○総務課長  実は、先日報道されまして、その中で長井市と南陽市はというふうな名指しでされ
ました。
  その後、県の方からその情報をいただきましたが、その中では長井市と南陽市だけではなくて
備蓄をしないというのは、そのほかにも多数の市町村がございました。その辺はNHKさんの方で
アンケートをおとりになる内容がどういうものであったか、その辺について多少誤解があったので
はないかというふうに思っております。
  なお、備蓄につきましては、南陽市の防災計画上、基本的には流通備蓄というふうなことで委
員さん、今お話しいただきましたようにJAさんとか、あとそういった食糧を扱っている大型店初
めいろいろな方々との一つの当然に食糧事務所も含めてなんですが、規定がございます。その規定
にのっとって粛々と進めていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
○委員長  いいですか。
○佐藤 明委員  はい、
○委員長  ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑はないようですので、次に移ります。
  次に、その他附属資料24ページから27ページまでに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りします。議第60号 平成19年度南陽市一般会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可
決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第60号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第61号 平成19年度南陽市国民健康保
      険特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第61号 平成19年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について
審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成19年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第61号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定の歳入歳出全般、36ページから39ページまでにつ
いて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第61号 平成19年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第61号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第62号 平成19年度南陽市財産区特別
      会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第62号 平成19年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について審査を
行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成19年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第62号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、48ページから51ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
  渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  赤湯財産区費に対してでございますが、このたび新浴場建設に当たりまして、
森の山源泉と烏帽子源泉から新たな浴場に向けて2カ所の浴槽にお湯を供給するために工事をする
という説明ございましたが、今現在のところ新たなる新浴場に対しての進捗状態というのはどのよ
うになっているでしょうか、お尋ねします。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  委員おっしゃるとおり、新浴場につきましては、森の山源泉のお湯と烏帽子源
泉、第3号源泉でございますが、このお湯の両方を楽しんでいただく、そういうコンセプトで浴場
を計画されているわけでありますが、そのための給湯管、このたびの補正につきましては、その給
湯管の工事費を見込んだものでございます。
  当初見込んだものよりも多少経費がかかるということから、森の山源泉から給湯する分、それ
からもう一つは烏帽子源泉から給湯する分について、今回の赤停線の工事にあわせて防護管をあら
かじめ布設しておきたいということから、その工事費を見込んだものでございます。
  そして、現在の進捗状況でありますが、ようやく基本設計の完成にほぼ近づいているという状
態でございます。
  以上でございます。
○委員長  渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  当初予算でも5,000万円ほど計上されておりますが、年度内、この19年度の年
度内で大体どの辺までが計画予定として立てておられますか、再度お聞かせください。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  工事そのものは建設課の方に委託して行ってまいるものでございますが、当方
依頼側としましては、今年度中にもちろん設計、実施設計は完成していただいて、着工していただ
きたいというふうに要望申し上げているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  よろしいですか。
  渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  最後に具体的に基礎工事とか、その辺までは進行するということは立てておら
れるんですか。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  依頼している側でございますので、ここまでお願いしたいということで、あく
まで着工をお願いしたいという段階でございます。
  以上でございます。
○委員長  よろしいですか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  今のと関連してですが、最初、もう着工していなければならない状況なんです
よ。それで、せんだっての懇談会の中でも、一体何をしているのかなと、こういう話も出たんです
ね。
  ですから、余りにも遅いのかなと、どういう内容でどういうふうなのをつくるのか、もう我々
も全然わからないわけですけれども、どういった建物なのか、どういった中身なのか、その辺どう
なんですか。
○委員長  安彦建設課長。
○建設課長  設計の内容についてですけれども、今検討しているのは、今の敷地の中に北側の方
に公衆浴場、それから南側の方に多目的に利用できるような施設というようなことで考えておりま
す。
  ただ、先ほども企画財政課長の方からあったように、庁内でもまだ具体的に確定をしておりま
せんので、これが庁内で合意ができれば関係される財産区、それから赤湯地区の方との協議に入る
というふうになっています。
  年度内に工事にどの程度いくかというような御質問もございましたが、できるだけ年度内に発
注できればというふうに思っております。
○委員長  よろしいですか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  ちょっとまだ設計は出ていないということですか、それとも出ているんですか。
出ているならば、やはり議会の皆さんに設計図なりを計画なりを出していただくということが今、
求められるのかなというふうに思いますが、どうですか。
○委員長  安彦建設課長。
○建設課長  まだ出ておりません。今、検討中です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  今年度中ということは、年度末のことを指すのか、ことしの12月末まで出すの
かと、その辺どうですか。
○委員長  建設課長。
○建設課長  実施設計については、できるだけ早く完成をしたいと思いますが、基本的な設計の
概要、これがまだきちっと方針として決まっておりませんので、その後、実施設計に入ります。
  実施設計が完了して工事の発注となるかと思いますけれども、心配されるものは工期が残り少
なくなってまいりますので、ことし準備されている工事費の出来高が上げられるかどうかというの
は、今のところ未定です。
○委員長  渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  この議会前の説明ですと、新たなる浴場に森の山、烏帽子の源泉を男女2カ所
の浴槽に入れるという、それを楽しんでいただくという構想が出ていて、全然そのまた基本設計の
段階は出ていないということですか、こちらの方が先行して、その辺お願いします。
○委員長  建設課長。
○建設課長  今の御質問にお答え申し上げますが、確かに企画財政課の方から依頼された際も、
その2種類の源泉を利用した浴槽をということで話を聞いておりますので、そのような方向で今、
基本設計をまとめているところです。
○委員長  市長。
○市長  さっき企画財政課長が申しましたように、基本構想というか基本設計はおおむね出てい
るんですが、許認可の問題があって、ここの部分が一番難しい課題なんですね。それさえも県の認
可がこれでよろしいと、やってもいいよというふうになれば、直ちに本設計に入るというような状
況まで行っていますが、その辺の詰めがちょっと時間がかかっているようです。
  要するに場所が狭いので、なかなかいろいろな規制がある、道路との幅とかさまざまなことね。
その辺のところとも、ちょっと調整中ですから、もうしばらくお待ちください。
○委員長  よろしいですか。
○渋谷晏弘委員  はい。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第62号 平成19年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)は、原案
のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第62号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  ここで暫時休憩をいたします。再開を11時15分といたします。
午前11時00分  休  憩
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午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。

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議第63号 平成19年度南陽市下水道事業
      特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第63号 平成19年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について審
査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成19年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第63号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、60ページから67ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第63号 平成19年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第63号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第64号 平成19年度南陽市老人保健特
      別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第64号 平成19年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)について審査
を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成19年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第64号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、76ページから79ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第64号 平成19年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)は、原
案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第64号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第65号 平成19年度南陽市介護保険特
      別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第65号 平成19年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査
を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成19年9月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第65号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、88ページから92ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りします。議第65号 平成19年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原案の
とおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第65号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第66号 平成19年度南陽市水道事業会
      計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第66号 平成19年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)について審査を行
います。
  当局の説明を求めます。大道寺新一水道課長。
〔水道課長 大道寺新一 登壇〕
○水道課長  〔平成19年9月定例会 予算に関
        する説明書により 議第66号に
        ついて説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、96ページから103ページ
までについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第66号 平成19年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)は、原案の
とおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第66号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました補正予算7件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜
り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立を願います。
  どうも御苦労さまでございました。
午前11時32分  閉  会

       予算特別委員長 伊 藤 俊 美