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本日の会議に付した事件
 議第84号 平成20年度南陽市一般会計補正予算
      (第5号)
 議第85号 平成20年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第3号)
 議第86号 平成20年度南陽市財産区特別会計補
      正予算(第3号)
 議第87号 平成20年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第3号)
 議第88号 平成20年度南陽市下水道事業会計補
      正予算(第3号)

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開会
○委員長(殿岡和郎委員)  御起立お願いします。
  おはようございます。
  御着席お願いします。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は18名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成20年度補正予算5件であります。

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議第84号 平成20年度南陽市一般会計補
      正予算(第5号)
○委員長  初めに、議第84号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第5号)について審査を行い
ます。
  当局の説明を求めます。
  樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第84号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいた
します。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順で行います。
  最初に、歳入全般について、8ページから11ページまでについて質疑ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  第5款の商工費の関係について、歳入歳出ありませんけれども、あえて関連で
質問させていただきます。
  御承知のように今、不況のあらしが吹き荒れていると。さらに、雇用問題、金融問題、さまざ
まな問題点が指摘されているわけですが、せんだっての報道を見ますと、山形県においても緊急雇
用対策本部を設置して、その対策に県当局挙げて頑張るというふうな記事がのっておったわけです。
その後も、各自治体も相次いで緊急雇用経済対策本部などを設置してその救済に当たっていると、
こういう報道であります。それで、南陽市において、この対策本部等の設置についてどういうふう
なお考えか、第1点お聞きしたいと思います。
  それから、2つ目でありますが、せんだっての私の一般質問でも、市長は年末にかけて銀行あ
るいは企業等お回りして、貸し渋りや貸しはがしのないような万全の体制を講じていきたいという
ふうな答弁されました。その後も、市長は各銀行を回ったり企業を回ったりして、その善後策をさ
まざま対策を講じていると、こういうお話をお聞きしているわけでありますが、その状況等につい
て報告方、答弁を求めたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  おはようございます。
  ただいまの佐藤委員の御質問でありますが、まず最初に南陽市の雇用状況ですが、全体的に非
常に厳しい中にあって、幸いといいますか、南陽市は今のところ際立って大変だというような企業
の段階に至っていないし、少なくとも正社員を解雇したというような状況は、まだ私どものほうに
は入ってきておりません。
  ただ、派遣ですね。派遣というのは、南陽市なのか、どこなのか、どちらかというと、他県、
他市、他町村から来ているほうがはるかに多いのではないかなと、こんなふうに推測されるわけで
ありますけれども、大体、派遣を全体の半分以上使っている会社もございますので、その会社が約
半分ぐらい減らしていると、こういう話がありまして、おおむね100名ぐらいが市内では派遣が減
っているのではないかというふうに推測されます。
  こういう状況でありますので、うちのほうは幸い、企業誘致主幹が中心になって企業回りをし
ていますので、今の段階では、そういう意味からすれば、特別に対策本部を設ける段階に至ってい
ないのではないかなと、こんなふうに判断していますが、これからの推移を見て、その件について
は十分検討したいと。担当課の意見などを聞きながら対応していきたいなと、こんなふうに思って
おります。
  それから、金融関係でございますが、南陽市市内の金融業者すべて回って、お願いをしており
ます。特に、年末年始にかけての資金繰り、あるいは個人に至っても、こういう状況でございます
から、ボーナスでのローンの返済など計画しておった人がもしかすると返済できないというような
ことがあった場合は、早目に協力していただきたいし、貸し渋りなんていうことは絶対ないように、
とにかく市内の企業、個人問わず、年末あるいは新年を迎えることができなかったというようなこ
とのないように協力をお願いしたいということでお願いしました結果、どこの金融団も快く、特に
自分のメーンバンクとしての責任をきちっと果たしていきたいと、こういうことでございましたの
で、少しは安心をしているところであります。
  なお、国の第1次補正でとり行われております緊急補償に係る認定でありますが、南陽市では
既に19件、約5億円ほど認定をしております。これは、きのうまで、12月15日現在でそういうふう
な状況になって、我々としても最大限の努力をしているというような思いでいるところであります。
  以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  市長は12月度も、しかも多忙な状況の中で各銀行あるいは企業等を回って、そ
ういうふうな形で要望していると、非常に大変今の時宜に合った、そういう対応策かなというふう
に思っております。
  きのうあたりですか、県でも新たに500億円の対策を講じるというふうなことも考えているん
だと、こういうことであります。それで、具体的には、南陽市としてどういうふうな対応策を考え
ておられるのか、そのことをお聞きしたいというふうに思います。
  長井などを見てみますと、かなり、南陽市も同じだと思うんですが、これも対策本部を設置し
て、雇用関係あるいは窓口相談、こういったことでもう大分早目に、12月の初めに設置をしたとい
うことで、対応が早かったわけですけれども、市長の答弁ですと、南陽市は幸いにしてそういった
ことは今のところないようだと。もし、これから関係機関とも、あるいは関係の課とも相談をして、
もしそういうことがあるならば対応していきたいと、本部を設置していきたいというふうなお話で
ありますが、それはわかったんですけれども、1点目の答弁をお願いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  最初の、どういうふうなというのは、中身はちょっと不透明ではっきりしないんです。
きのうのある会合で、いきなり所信表明のような調子で言われまして、そこにはいろんな人がいる
わけですけれども、こまかい内容は一切ないわけで、ただ、各市町村の中で市街地活性化につなが
るような対応をしていきたいと、こういうふうなことであります。これも、ここ2年ぐらいの間に
ということでございますから、中身は全くわかりません。
  また、国のさまざまな制度についても、それは総理がいろいろなことを言っていますが、これ
についても何ら正式なものが我々のところに届いていないわけで、こういったものをしっかり見な
いと、余りうかつに物を言えないのではないかなというふうに思っております。
  いずれにしても、何しろこういう時期でございますから、特に経済効果に結びつくようなこと
について、できるだけ頑張っていきたいと思っております。
  ただ、いかんせん、さきの佐藤委員の一般質問にもお答えしたように、南陽市の財政状況は非
常に厳しいし、特に21年度、22年度というのは起債償還のピークになる年だということで、あと2
年間だけ何とか我慢をお願いしたいと、こういう矢先のことですから、この経済情勢がね。だから、
大変運が悪いというか、悪いなと、こんなふうに思っているんですが、そうはいっても、何とかし
なくちゃならないと、私の役割としては市民の生命・財産、これを救わなければならないという立
場にあるんだろうというふうに思っていますので、国あるいは県の許可があれば、最大限の財政出
動も考えながらやっていきたいんですが、残念ながら地方自治ではその権限がないんですね。そう
いうこともございますので、その辺は上手に、県とも協力しながら対策を練っていきたいというふ
うに思っております。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  私、常々思うんですが、国・県の対応が非常に生ぬるいと、こう言わざるを得
ないわけですね。しかも、国ではまだ2次の補正もやっていないと。しかも、こういう緊急のそれ
ぞれ各地方自治体が苦労に苦労を重ねて、年末どうして地域の企業や事業所を守っていくかと、こ
ういう立場で今頑張っているわけです。それにもかかわらず、べろんとしていると。これは私が言
っているのでなくて、この間の市町村長の大会でにしかり、市長会の大会にしかり、みんな言って
いるわけですよ、これ。怒りを新たにしているわけですよね。
  市長もそういう気持ちでいると、佐藤議員と一緒だと、こういう答弁された。ですから、私は、
やっぱりその大もとに対して塩田市長は確かに声を大にして叫んでいると、こういうふうに思いま
す。そういう点で、この年末、万全な体制をとっていただくように強く要望したいというふうに思
います。
  それからもう1点、課長にお聞きしたいんですが、企業動向調査の概要が出されたわけですね。
これ、どの指標を見ても、まずだんだんよくなるどころか、悪くなる一方だと。
  この資料を見ますと、今年の4月あるいは7月、それから今回というふうに、今年になって3
回、調査の概要を出されたわけですけれども、すべての指標において全体的に下がっていると、こ
ういうふうに言えるかと思うんですね。
  ですから、担当課としてもやりようのない、どうしたらいいかわからない、こういうことだと
思うんです。だから、大変苦労していると思うんですね。その心情はわかるんですが、商工観光課
としての対応をですね、市長もおっしゃったんですけれども、どういうふうな考えですか。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  今回、企業動向調査というようなことで、10月現在の概況というようなことで
発表させていただきましたけれども、その後、かなり厳しい状況にあるというふうなことでござい
ます。
  先ほど来、雇用の関係でも市長のほうからお話をさせていただいておりますけれども、要する
に企業が危うくなれば、雇用関係についても元も子もなくなるというふうな関係もございますし、
ある程度限定された考え方でございますけれども、やっぱり市としては金融対策の安定ということ
で、私ども認定業務を請け負っておりますので、それらを中心にいたしまして対策を講じてまいり
たいということと。
  それから、企業誘致主幹を中心といたしまして各企業を訪問させていただきまして、企業の実
態をくまなく調査をさせていただきまして、要望があればそれに対応できるような体制をとりたい
というふうに思っているところでございます。
○委員長  いいですか。
○佐藤 明委員  はい。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、次に移ります。
  次に、歳出全般について、12ページから19ページまでについて質疑ございませんか。
  漆山委員。
○漆山鏗一委員  12ページの3款民生費、1項社会福祉費に関連してお尋ねしたいと思います。
  南陽市に福祉バスがございます。社会福祉協議会のほうに委託して運行しているわけでござい
ますけれども、最近、大分老朽化していますというような話を聞きます。大分ぼろになったといい
ますか老朽化、がたがきているというような話を聞きますが、当局としてその点認識しておられま
すかどうか、お尋ねをいたします。
○委員長  市長。
○市長  ただいまの件につきましては、相当古いバスなんですね。あれ、北部バスのお下がりで
すから、それは十分認識していますし、高速道路にも入れないというような状況なんだということ
で、再三要望されております。
  本当はこういう時期、こういう時期というのは自動車産業が非常に厳しい時期ですから、すぐ
にでも新しいやつ買ってあげたいわけですけれども、経済効果のためにも。いかんせん、なかなか
元金がないと、資金がないということで、それに見合うような、少なくとも最低限安全を確保でき
る高速道路ぐらいには上がれる程度のものを今、企画のほうで探している最中で、ただ予算化なっ
ていないんです。今探していますので、一生懸命頑張っていきたいというふうに思っておりますの
で、そういう意味では認識をしているということであります。
○委員長  漆山委員。
○漆山鏗一委員  今、市長が十分認識しておるというようなことで、半分安心したのでございま
すけれども、私調べた範囲によりますと、走行が38万キロをもう既にオーバーしていると。それか
ら、過般、機会がありまして、乗る機会がございました。ある団体のお供をしまして乗りました。
何とステップがもう割れているんです。それから、目をやりますと、ボディが赤さびどころか、も
うさける寸前といいますか、そのような状態でございますので、いろいろここに来て本当に財源的
な、あるいは経済的に大変厳しい時代ではありますけれども、子育て都市宣言しているわけでござ
いますけれども、反面、やっぱり元気な高齢者、これもまた増えていただかなければ若い人が苦労
するというような図式になりますので、ぜひひとつ前向きに早期の購入を御検討いただきたいと、
お願いを申し上げておきます。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  松木委員。
○松木新一委員  2款の総務費に関して御質問を申し上げます。
  先ほど市長は、市民の生命を、財産を守るんだという、強い心意気をお聞きしましたので、ま
ず質問したいと思います。
  私も、平成17年3月の定例会の一般質問の中で、台風やら豪雨、地震、そういう自然災害の場
合に起きる危機管理として、特にお年寄り、そして障害者、子供たちの避難誘導について御提案申
し上げた経緯がございます。その後も、私も予算委員会とかで何度か質問もしたことがあります。
そしてまた、ほかの議員からも質問があったと思います。そういう中で、本年度から、この4月か
ら危機管理室も設けて、その辺についても十分やっていくんだという心意気を示していただいたも
のと思っています。
  そういう中で、まずこの辺のそういう要援護者に対する避難誘導関係について、今現在どのよ
うに進んでいるのか、第1点お聞きしたいと思います。
  あと、第2点といたしまして、14ページの4款の衛生費に関して御質問申し上げます。
  第4次南陽市総合計画3カ年実施計画にもありますけれども、20年度からの新規事業としては
しか排除計画事業、予防対策の推進が行われるというようなことで、先ごろ報道があったわけです
が、若者のはしか予防のため、全国の13歳と18歳を対象にしたワクチンですが、これが4月から追
加接種を始められたというようなことで、9月末現在でのそれらの状況が発表されたところでした。
13歳が全国レベルで56.4%、18歳が47.6%というような報道もございました。
  そういう中で、流行を抑えるには、国で95%が必要なんだというようなお話のようでございま
す。そういう中で、山形県では13歳が69.1%、18歳が65.7%と。しかし、県内の中で、南陽市は一
番下のほうから数えて早いというようなことで、13歳が34位の46.6%、そして18歳が32位の53.3%
というような状況というようにお聞きしております。
  そのようなことで、この実態につきましてどのようにとらえているか、この2点質問いたしま
す。
○委員長  危機管理室長。
○危機管理室長  最初の避難誘導等についてでありますけれども、先般の質問にもお答えしたよ
うに、要援護者対策といたしまして、来年度に向けて今現在進めているところでありますし、それ
に伴いまして、自助・共助の立場から自主防災の組織の確立と強化というような形で今現在、各公
民館等を回りながら、また、地区長さんのほうにもお願いをしながら、何とか要援護者等の避難等
も自主防災の中に取り入れていただきながら、自助・共助というような形で何とか協力していただ
くような形で今進めているところでございますので、よろしく御理解をお願いしたいと思います。
○委員長  2点目について、伊藤保健課長。
○保健課長  お答え申し上げます。
  ただいまの議員おっしゃりましたとおり、報道等でありました数字については、9月末現在で
そのような数字になっておるようでございます。その後、私どものほうで、11月末現在で2期の部
分が62.1%、3期が56.4%、4期が64.1%というような状況になってございます。
  今回、3期、4期については今年度からということでやったわけなんですが、特に3期の場合、
中学の1年というようなことで、現在、個別接種を基本にしておりますが、こういった学校関係の
部分については、ある意味では集団接種という方法も、一つの手だてとして検討しなくちゃならな
いのかなというふうには思っております。
  現在までにこの予防接種については、市報で3回ほど広報をいたしております。この後に、1
月にはさらにもう一回広報して、さらに、まだ未接種の方については通知を差し上げるというよう
な手だてを考えているところでございます。
  ただ、いずれにしても、体調のいいときに接種をしていただくということなわけですが、保護
者の方を含めたそういった御理解をさらに深めるようにお願いをしていきたいというふうに思って
おります。
  以上でございます。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  避難誘導の関係につきましては、お聞きしまして大体わかりましたけれども、
やはりこれについては、ただ行政だけでやる問題ではなくて、地域と一体となってお互いに進めて
いかなければならないというふうに私も思っているところです。それについては、やはり地域の自
主防災組織、またあと地区長、隣組、そしてまた民生委員等、それらすべての担当なりが一体とな
って、ぜひとも進めていっていただいて、やはり来年度からできるような形に、ぜひ組織づくりを
御指導をお願いしたいなと思います。こちらについては、要望としたいと思います。
  あと、ワクチンのほうの関係ですが、やはりまだ年度の途中だというようなことで低い数字か
なと。3月末までいけば、最終的には、先ごろの髙橋議員でしたか、一般質問の中でも1種、2種
の関係について質問あったわけですが、南陽市では93%目標というような話もお聞きしたところで
した。
  しかし、今現在このような状況でございますので、ぜひとも市報なり、個別でやってくださる
というのは十分わかりましたので、それについて、ぜひともこのパーセントがなお一層上がるよう
な方向で進めていっていただきたいと。
  あと、3期、4期の関係については、やはり今現在このようなパーセントでございますが、こ
れが出てきた背景には、一、二年前ですか、ちょうど大学受験といいますか、ちょうど成人に近い
年数での人たちの年明けから大体流行が拡大するというようなことで、いろいろ問題になっていた
かと思います。そういう中で、やはり3期、4期の接種については前半、年度末までにパーセンテ
ージを上げるような方策を今後とっていっていただきたいということと。あと、ほかの市町村など
を見ると、データではあるんですが、何か100%とか100%に近い数字の市町村もあるわけです。
  そういう中で、先ほど課長は、今、個別ですが、集団接種についても検討していきたいという
ようなお話もございました。そういうことで、今後、その辺について十分に御検討いただいて、や
はり95%を目指して、その辺の方策を御検討いただきたいと思います。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  12ページの3款の民生費の20節の灯油代金助成費の650万円ですけれども、こ
の具体的な説明をもう少しお願いしたいと思います。
○委員長  福祉課長。
○福祉課長  お答え申し上げます。
  予算書の中には灯油代助成と、このような形になって、昨年初めてこのような形で実施をした
わけでありますけれども、最近になりまして灯油の価格が若干落ち着きつつあると、このような情
勢になっていることは御承知のことかと思います。
  それで、この部分につきましては、少し国の生活対策事業にも、こうした形で原油高は落ち着
きを取り戻しているものの、衣食に係る物価関係、これは平成17年を100とした場合に、総務省統
計局の発表あたりが9月、10月ではまだ102点台とそういったことで、高い水準にあると。それか
らまた、電力料金が少し、1月の部分では値上がりが予想されている。このような状況がございま
すので、灯油代だけではなくて、少し生活支援にシフトした形で取り組んでまいりたいと、このよ
うな形になっております。
  それで、具体的な中身でございますが、まずは対象世帯でございますけれども、昨年度とそう
変わってございません。生活保護の受給世帯、それから65歳以上の高齢者だけの世帯、それから障
害年金を受給している世帯、それから児童手当を受給している世帯、それからいわゆる母子世帯で
はないんですけれども、父子世帯等々の、生活保護の方については別ですが、いずれも市民税非課
税の方、1,300世帯を考えておるところでございます。
  これにつきましては、御可決いただきましたら直ちに現金振り込みの形で助成をさせていただ
きたいと、このように思っているところでございます。
  なお、額は、1世帯当たり4人家族までは5,000円、5人以上の方は6,000円と、このように考
えております。
  以上です。
○委員長  いいですか。
○佐藤 明委員  はい、ありがとうございます。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に移ります。
  次に、その他附属資料の20ページから23ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第84号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第5号)は、原案のとお
り可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第84号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第85号 平成20年度南陽市国民健康保
      険特別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第85号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について
審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  樋口企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第85号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定の歳入歳出全般、32ページから35ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第85号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第85号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第86号 平成20年度南陽市財産区特別
      会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第86号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)について審査を
行います。
  当局の説明を求めます。
  樋口企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第86号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、44ページから47ページまでについて質疑ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  ここ何年か、温泉使用料あるいは入湯税の未納額、滞納額が年々増えていると
いうふうな状況でありますが、現状について、状況等についてお尋ねをしたいと思います。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  それでは、私のほうからは、温泉使用料の関係につきまして御説明をさせてい
ただきます。
  決算書にも記載しているとおりでございますが、滞納繰越が生じている状況でございまして、
平成19年度分で150万円ほど滞納繰越分がございます。残念ながら、平成18年度分も10万8,000円ほ
どございまして、そのほか本年度分についても、毎月納めていただくようにはなっているわけなん
ですが、なかなかおくれがちのところもございまして、なかなか納まっていない状況がございます。
  以上でございます。
○委員長  税務課長。
○税務課長  入湯税につきましては、昨年に比べまして約15%ぐらいの今の現状で、減っている
状況でございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  使用料等について、件数を言わなかったわけですけれども、19年度は決算でい
うと150万円ぐらい、あと一昨年は10万8,000円と、あと20年度については決算出ていないからまだ
わからないと思うんですが、大体というか、おおむねというか、わかるところで結構ですけれども、
どうなっているか。
  それから、入湯税でありますが、これ決算ベースで未納の何ですか、資料を見ると、18年度で
18万4,200円、ところが、19年度決算で100万円を超えているんですね。単純計算でいっても、約5.
5倍になっていると、こういうふうになっているわけですね。だから、減っているというのはいか
がなものかなと私思うんですが、どうでしょうか。
○委員長  樋口課長。
○企画財政課長  本年度分につきましては、毎月209万4,000円を納めていただくということにな
っているわけなんですが、おくれている旅館ございまして、今現在で約4分の3ぐらいの収納状況
でございます。
○委員長  佐藤委員、どうですか。
○佐藤 明委員  件数も何件ぐらいだって聞いたんですが、答弁ないです。
○委員長  件数について。
  樋口課長。
○企画財政課長  滞納されている件数でございますが、5軒の旅館さんからいただいていない状
況にございます。
○委員長  税務課長。
○税務課長  先ほどの御答弁申し上げました15%減っているというあれにつきましては、昨年度
と今年度の入湯税の差額でございまして、滞納部分についてのあれではございませんで、滞納分に
つきましては、先ほど委員御指摘のとおり、増えている状況にございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  滞納について聞いているわけですから、そういう答弁でいいわけなんです。
  今、樋口課長から御説明あったわけですけれども、5軒と。それから、金額等についてはさっ
き言ったとおりということでありますが、その対応についてどういう形で推進してくのか、それは
どうでしょうか。
○委員長  樋口課長。
○企画財政課長  納めていただくための手法でございますが、我々としては従来からやっていま
すように、訪問して、それで状況等さまざまお聞きしながら、納めていただきたいというふうなこ
とでお願いするということで、何回も何回も訪問いたしまして、今度はいつだと、納めていただけ
るかということをいろいろお聞きしながら、その時期にまたお邪魔するということで、訪問の手法、
これをもっぱらとしているところでございます。
○委員長  佐藤委員、いいですか。
○佐藤 明委員  はい。
○委員長  渡部委員。
○渡部 敬委員  ただいまの問題で、私は予算委員会のところで今まで質問したことございませ
ん。しかし、今回はやむを得ず質問をさせていただきます。
  というのは、いつも私、企画財政課長にお電話するんですが、温泉使用料金、滞納があのとお
り予算、決算でもわかるとおりあるわけですね。そうした場合に、執行部として、やはり滞納とい
うのは、これは一般市民と同じなので、一般市民だって水道料を滞納すれば、2カ月、3カ月で切
られると、ストップだ。温泉使用料金だけが、何で、何年も支払いをしないでお湯をとめないのか、
その辺が手ぬるい状況で今まで来たと。今回、このとおり、前年度、本年度ということで、決算で
は300万円以上になっているという状態なので、私は常に、3カ月以上ぐらいしたらお湯はとめる
べきだよということは、私も企画財政課長に申し上げております。
  けさも、赤湯財産区委員長の神尾伸一さんにはっきり申し上げました。手ぬるいのでないかと、
こういう状態で。一般市民だって水道料を二月、三月でとめられるんだよと。これは、温泉使用料
金だけでないんです。入湯税、あるいは恐らく水道料も滞納しているのでないのかなと。そういう
点で、市長としての考え、あるいは企画財政課長の今後の考え方、はっきりここでお答えをいただ
きたいと。
○委員長  市長。
○市長  非常に大変な状況にあるわけで、これは一般の方とも違いまして、経済活動しているわ
けで、そもそも温泉を主とする商売でございますから、これをとめられれば、その段階で商売でき
ないということになるわけですね。そこまで追い詰めることが果たしていいことなのかどうかとい
うふうな、非常に難しい判断だなと思っております。
  民間であれば、ちょっと隣から水もらってくるとかなんかとあるわけですけれども、これはそ
ういう意味を含めて、もう少しゆっくり当事者と相談をして、どうやって解決できるのか、そんな
ことも含めて、あるいは経営のあり方なんかも、経営相談なんかも一緒にやって、そういうことを
していかないと、南陽市の観光そのものに影響が大き過ぎるのではないかというようなこともあっ
て、従来いろいろと指導はしてきたんだとは思うけれども、なかなかそこまで踏み切れなかったと
いうことがあるのではないかなと、こんなふうに思っております。
  そういうふうな観点から、いろいろこれからも引き続き指導していきますが、だからといって、
何もしなくていいというわけでもないので、その辺は財産区、あるいは旅館組合、さまざまな方々
とも相談をして、対応するべく指示をしたいというふうに思っております。
  あしたからとめるということに、私はなかなか簡単に決断できないなというふうに思っており
ます。
  以上です。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  滞納繰越が生じたのは、今から約10年ほど前のときでございまして、当時、私
担当をしておりまして、その当時から最終的にはとめるということしか方法ないのではないかとい
う議論は何回かございまして、ただ、今、市長のほうからお話がありましたように、いわば営業の
生命線でございますので、ここをとめるということは、すなわち営業をストップさせるということ
にほかならないということなものですから、これはできるだけ避けたいと。我々としても、どうか
私にお湯をとめさせないでくださいということでお湯代をもらいに参上しているわけでございます
が、それでもやはり払っていただけないということでなりましたら、ルールを決めまして、これこ
れであれば何日間の猶予を置いてこうなりますよというふうなことのルールづくりを明確にいたし
まして、関係団体、当然に財産区で決定なるわけでございますので、その前にいろんな関係機関と
も相談をしながら、あるいは赤湯地区議員団の皆様の意見なんかも聞きながら、新年に入りました
らなお一歩進めた、そういったルールづくり等も検討してまいりたいというふうに考えているとこ
ろでございます。
○委員長  渡部委員。
○渡部 敬委員  市長の答弁をお聞きしました。市長は温情のある答弁だなと。払っても払わな
くてもいいと、そのような、私はそういうふうにとれるんです。
  仮に小売店、商売の場合、問屋のほうに金を払わなければ品物は来ないと、そうすればそのお
店は倒産と、これは当然なんだ。それと同じように、温泉旅館にすれば、お湯があることによって
旅館経営が成り立っている。だとすれば、何を払わなくたって、生活の糧である温泉使用料金は即
払うべきものでないのかなと。それが観光に支障を来すとか、あるいはこうだと、それをトップの
市長が言ってしまったら、旅館業者に対して甘やかすということなんだ。もっと手厳しい指導の発
言というのはあってもいいのでないのかなと、余りにも甘過ぎるということなので、もう一回市長
から。
○委員長  市長。
○市長  甘いのじゃなくて、断ち切れば、これまでの滞納を全部あきらめるということになるわ
けで、余計に取れなくなるわけですね。だから、さっきも言ったように、何とか回収できるような
指導することが最初ではないのかなというふうに思っておるわけですよね。
  切るのはいつでも切れるわけですけれども、これは全部、そうなれば不納欠損で処理しなきゃ
ならないということになるわけですから、それですと余計ですね、まじめに払っている人はどうな
のと、公平性に欠けるのではないかというようなこともあると思うので、まずはしっかりした指導、
あるいはルールづくりをしていくと、なおかつ赤湯温泉街というものに対する物の考え方も含めて、
行政でどういう対応しなきゃならんのかということも、しっかりルールづくりしていかなくちゃな
らないのかなというふうに思っております。単純に、営業ができなくなるような手段をとるだけが
南陽市の将来の発展につながるとは私は思わないので、その辺は十分高度な判断をしてまいりたい
というふうに思っております。
  以上です。
○委員長  渡部委員。
○渡部 敬委員  どうも私納得できないと、市長の答弁。ここで、はっきり最後に申し上げます
が、決算議会は3月ということなので、少なくても3月まで、今までの滞納額を全部いただくとい
うように努力をしてもらいたいと。万が一、3月末をもって未納が出た場合は即お湯をとめる、そ
のぐらいここで約束をしていただかないと、どうも納得できないんです。
  これは、何だかんだといったって、赤湯地域の住民そのものが言っているんです、「何だ」と。
旅館だから何でもいいのかと。我々、水道とめられたらどうなるんだと、払わなきゃどうなるんだ
と。「旅館だけ特別待遇だ。議員、何とかしろ」と、こういうふうに、私は年じゅう言われるんで
す。ですから、予算委員会で私は今まで言ったことないんだけれども、今回はやむを得ず、涙をの
んで言わざるを得ない。
  そういうことで、ひとつ副市長も十分心の中に入れながら、企画財政課長にアドバイスをして、
ぜひ3月議会まできちっと決める。もし、万が一だめだったらとめると。
  企画財政課長にも言っているんですが、近く赤湯議員会と赤湯財産区とで規則を決める。何カ
月したらこうしますよというぐらいのきちっとした規約というのは決めておかないと、うまくない
のでないかと。その辺は市長の了解もとって、市長はどうも最近甘いということがあるんです。そ
の辺十分検討していただきたいということを要望して、終わります。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  渡部さんに関連した件と、さっき課長はルールづくりと言ったわけですよね。
徴収する義務というのは、私は当然ルールでなくて、法的なことで決まっているわけですから、私
は取るべきものは取ると、そういうことですね。
  それからもう1点ですが、国保税の未納、滞納者の問題については、私、再三再四言ってきた
わけですけれども、1年以上滞納すると、保険証を取り上げられるわけですね。1年未満だと短期
保険証を交付すると、こういうふうになっているわけですね。
  ですから、これも相通ずる問題もあると思うんですね。だから、やむを得ない場合ということ
をさっき市長は言ったわけですけれども、これは保険証とまた別な話ですけれども、そういう点で
は何というんですか、きちっとした方針は方針としてあるわけですから、そういう対応というのは
私は当然するべきかなというふうに思います。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課  先ほどルールづくりというふうに申し上げましたのは、ちょっと説明不足で申し
わけございませんでした。
  払っていただくということについては、これは当然にルールですから毎月払っていただく。こ
れにはルールも何もないわけでございますが、仮にお湯をとめるということになりますと、これに
ついて突然に、あなたのところは滞納ありますからあしたからとめますよということはいかないだ
ろうということで、とめる場合には一定のルールのもとに、予告期間を設けてやる必要があるだろ
うということでのルールづくりというふうに申し上げた次第でございます。
○委員長  佐藤委員、どうですか、いいですね。
  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第86号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)は、原案
のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第86号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  ただいま予算委員会の最中でございますけれども、暫時休憩します。
  再開は予鈴によってお知らせいたします。
午前11時06分  休  憩
───────────────────
午前11時20分  再  開
○委員長  再開いたします。

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議第87号 平成20年度南陽市介護保険特
      別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第87号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について審査
を行います。
  当局の説明を求めます。
  樋口企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第87号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、56ページから59ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第87号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原
案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第87号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第88号 平成20年度南陽市下水道事業
      会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第88号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第3号)について審査を
行います。
  当局の説明を求めます。
  羽山上下水道課長。
〔上下水道課長 羽山正一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成20年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第88号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、64ページから75ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第88号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第3号)は、原案
のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、議第88号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました補正予算5件の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員会各位の御協力に対し、深く感
謝申し上げます。

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閉会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。
  どうも御苦労さまでした。
午前11時28分  閉会

       予算特別委員長 殿岡 和郎