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開議
○議長(小野健一郎議員)  御起立願います。傍聴席の方もお願いします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第3号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会最終日の会議運営について、議会運営委員会委員長より御報告を願いま
す。
  委員長 遠藤栄吉議員。
〔議会運営委員長 遠藤栄吉議員 登壇〕
○議会運営委員長  3万4,932人の市民の皆さん、おはようございます。
  3月定例会の最終日であります本日の議会運営について、先ほど議会運営委員会を開催し協議
いたしましたので、その結果を御報告いたします。
  初めに、付託議案及び請願の審査についてでありますが、各常任委員長からの報告、続いて予
算委員長からの報告を受け、それぞれ質疑、討論、表決を行うことにいたしました。
  次に、本日追加されます議案について申し上げます。追加議案は、事件案1件、発議案5件の
計6件であります。
  審査の方法は、まず事件案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、
表決の順で行うことにいたしました。
  発議案5件につきましては、1件ずつ議題とし、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、
表決の順で御審査くださるようお願い申し上げます。
  次に、本日の議会の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第3号により行う
ことにいたしました。
  なお、本日の本会議終了後、引き続き本議場において全員協議会を開催することにいたしまし
たので、よろしく御了承願いたいと思います。
  以上、本定例会の最終日の運営につきまして、議会運営委員会において協議決定いたしました
ので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。
  終わります。

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 (総務常任委員長報告)
日程第 1 議第21号から
日程第10 議第36号まで計10件
○議長  日程第1 議第21号 南陽市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
の制定についてから、日程第10 議第36号 権利の放棄についてまでの議案10件を議事の都合によ
り一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案10件について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 松木新一議員。
〔総務常任委員長 松木新一議員 登壇〕
○総務常任委員長  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして、当委員会に付託されました議案10件について、日程に従い、去る2月
26日午前10時より全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査
いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  関連する議案数が多く、市職員の身分に関する条例の改正であり、議第21号から議第31号まで
の条例案6件について一括して当局より説明を受け、1件ずつ審査を行ったところであります。
  まず初めに、議第21号 南陽市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の
制定について申し上げます。
  本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律で、産前産後休暇と育児休暇並びに部分休暇の
制度改革、ほかに小学校入学まで週20から25時間育児短時間勤務ができる制度が新設されたことに
伴い、所要の改正を行うものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第22号 南陽市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
申し上げます。
  本案も地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正及び育児短時間勤務制度が新設され
たことに伴い、所要の改正を行うものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第23号 南陽市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正
する条例の制定について申し上げます。
  本案は、地方公務員法で規定されている勤務時間内における職員団体活動の範囲を制限するも
ので、団体交渉等の移動も含めた関係時間との拡大解釈でありましたが、交渉時間と明記するもの
であります。
  委員からは、出先機関にいる職員は組合の役員になれないのでは等の意見もありましたが、審
査の結果、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第24号 南陽市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につい
て申し上げます。
  本案は、現在の事務手当としてそぐわない感染症防疫手当や鳥獣飼養保護処理業務手当、下水
道危険手当等の特殊勤務手当を廃止するための改正であります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第25号 南陽市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条
例の制定について申し上げます。
  本案は、技能労務職員の特殊勤務手当の廃止及び地方公務員の育児休業等に関する法律の一部
改正に伴い所要の改正を行うものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第31号 南陽市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の
制定について申し上げます。
  本案は、企業職員の特殊勤務手当の廃止、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正及
び南陽市水道事業の設置に関する条例の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第32号 山形県自治会館管理組合規約の一部変更について申し上げます。
  本案は、収入役制度及び吏員制度を廃止し、会計管理者を設置するため、規約の一部変更につ
いて、地方自治法第290条の規定により提案するものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第33号 山形県市町村職員退職手当組合規約の一部変更について申し上げます。
  本案は、合併に伴う酒田地区消防組合を酒田地区広域行政組合に変更するため、地方自治法第
290条の規定により提案するものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第35号 山形県消防補償等組合規約の一部変更について申し上げます。
  本案は、収入役制度及び吏員制度を廃止し、会計管理者を設置するため、規約の一部変更につ
いて、地方自治法第290条の規定により提案するものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第36号 権利の放棄について申し上げます。
  本案は、置賜広域行政事務組合において、置賜広域ふるさと市町村圏基金の一部を取り崩し、
新置賜広域ふるさと市町村圏計画に基づく広域交流拠点施設である余熱利用施設の整備事業費の財
源に充当するため、6,349万5,000円の権利を放棄するもので、地方自治法第96条第1項第9号の規
定により提案するものであるとの説明がありました。
  委員からは、施設の運営経費の負担はどうなっているかとの質問があり、当局から、管理費の
負担については、10%は組合全市町が負担し、残りの90%を利用者割で負担することに決定してい
るとの説明や、管理体制は置賜広域事務組合で行うと思うがどのような方式で検討されているかと
の質問があり、管理運営は指定管理者制度の導入を検討しているとの説明がありました。
  また、高畠町の赤字前提の住民反発がマスコミで報道されたことや、アクセス道路の問題等、
今後の対応はとの意見がありました。
  当局から、南陽市を含めて3市5町の12月定例議会において基金の取り崩しの議決をいただい
ており、従来から約束されてきたとおり新年度入札・工事着工、1年かけて20年度内に完成、21年
度4月オープンの計画で準備が進められていること、赤字対策についても、設計段階から将来を見
据えた効率的な運営をするため、アドバイザーを設計の中に組み入れ、できるだけ圧縮するよう検
討もされていること、アクセス道路等その他の要望についても、今後、理解を得られるよう話し合
いなどを行っていくことによっては可能になる部分もあり、前回の入札不調の問題の失敗は繰り返
すことのないよう十分検討し準備を進めているとの話がありました。
  委員から、この余熱利用施設は、今始まったことではなく、置賜3市5町広域事務組合で長年
計画され決定されてきたものであり、今後、運営等についてやりやすい方向性を模索していきなが
ら協力していく必要があるとの意見、やむを得ないとしても赤字が出る試算があるのに強行するの
もおかしいとの意見が出され、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第
であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第21号から議第36号までの議案10件について、総務常任委員長報告のと
おり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第21号から議第36号までの議案10件については、総務
常任委員長報告のとおり決しました。

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 (文教厚生常任委員長報告)
日程第11 議第26号から
日程第18 請願第8号まで計8件
○議長  日程第11 議第26号 南陽市国民健康保険給付基金の設置、管理及び処分に関する条例の
一部を改正する条例の制定についてから、日程第18 請願第8号 後期高齢者医療制度の抜本的見
直しを求める請願についてまでの議案7件、請願1件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案7件、請願1件について、文教厚生常任委員長の報告を求
めます。
  文教厚生常任委員長 渋谷晏弘議員。
〔文教厚生常任委員長 渋谷晏弘議員 登壇〕
○文教厚生常任委員長  私から文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました議案7件、また継続審査となっている請願1件
の計8件について、日程に従い、去る2月27日午前10時から全員協議会室において、関係課長等の
出席を求め、委員会を開催し慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上
げます。
  まず初めに、議第26号 南陽市国民健康保険給付基金の設置、管理及び処分に関する条例の一
部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、国民健康保険法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
  当局より、医療制度の改革により、老人保健法から後期高齢者医療制度に移行することに伴い、
健康保険法の一部を改正する法律が施行されたとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第27号 南陽市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、南陽市下水道事業特別会計を廃止し、南陽市後期高齢者医療特別会計を設置するもの
であります。
  当局より、後期高齢者医療制度が本年4月からスタートすることにより特別会計を新たに設け
ること、また、下水道会計が特別会計から企業会計に移行するとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第28号 南陽市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、葬祭費の支給額を7万円から5万円に改定するものであります。
  当局より、平成18年10月に出産一時金を30万円から35万円に改定しており、国民健康保険法で
は葬祭費も7万円から5万円にすることが適当としていること、今回の後期高齢者医療制度の中で
葬祭費が5万円に定められたことにより、合わせて改定するとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第29号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定につ
いて申し上げます。
  本案は、税制改正の影響により介護保険料が大幅に上昇する方について、平成18年度及び平成
19年度に実施した激変緩和措置を平成20年度まで延長するものであります。
  委員より、激変緩和措置の対象者は何人か、また、保険料が急激に上がる印象があるなど質問
や意見が出されました。
  当局より、介護保険料の第4段階、第5段階を合わせて1,110人ほどおり、今回の改正はその
方々の保険料を本来の額まで段階的に上げていくものを、平成20年度は19年度と同じ額に据え置く
との説明を受け、審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと
決した次第であります。
  次に、議第34号 山形県市町村交通災害共済組合規約の一部変更について申し上げます。
  本案は、収入役制度及び吏員制度を廃止し、会計管理者を設置するため、地方自治法第290条
の規定により規約の変更について協議するものであります。
  委員より、市民の交通災害共済加入者数は何人か、置賜管内での共済加入への加入市町はどこ
かなどの質問が出されました。
  当局より、平成19年11月現在で、加入率40.61%で加入者数1万4,216人、また置賜管内での加
入市町は本市を含めて1市4町との説明を受けました。
  審査の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第37号、議第38号の2議案でありますが、いずれも指定管理者の指定のための案件で
あることから一括して審査いたしました。
  議第37号 南陽市健康長寿センター・デイサービスセンターの指定管理者の指定について、並
びに議第38号 南陽市老人いこいの家の指定管理者の指定についての両議案は、地方自治法第244
条の2第6項の規定により、南陽市健康長寿センター・デイサービスセンター及び南陽市老人いこ
いの家の指定管理者をいずれも社会福祉法人南陽市社会福祉協議会に指定するものであります。
  当局より、両施設の指定に当たっては、南陽市社会福祉協議会が果たしてきている社会的役割
や、これまで実質的に両施設の管理業務を担ってきている実績や効率的な施設管理ができる等々を
考慮した結果、公募によらない方法で選定をするもの。また指定の期間につきましては平成20年度
から22年度までの3年間を予定していること。さらには、指定管理料は健康長寿センターが年間40
0万円、老人いこいの家が500万円を見込んでいることについての説明を受けました。
  委員より、施設管理運営に当たっては採算ベースが合うように、できる限り経費節減をするよ
う社会福祉協議会に経営者としての考え方でやっていただきたいなどの意見が出され、審査の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第8号 後期高齢者医療制度の抜本的見直しを求める請願について申し上げます。
  本案は、12月定例会より継続審査となっていたもので、高齢者が安心して医療が受けられるよ
うに後期高齢者医療制度の抜本的見直しを行うよう、国に対し意見書提出を求めるものであります。
  この請願については、参考意見を聞きながら慎重な審査・協議を行ってまいりました。
  後期高齢者医療制度は4月からスタートするものであり、まずは今の方式でやってみて、今後
経過を見ながら見直しを検討するのが妥当であり、本請願については不採択すべきと意見が出され、
審査の結果、全員異議なく不採択と決した次第であります。
  以上、文教厚生常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
  14番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  ただいまの委員長の報告に対しまして、議第28号並びに請願第8号について、
関連がありますので質問をさせていただきます。
  最初の議第28号でありますが、葬祭費が今まで7万円から今度5万円に引き下げると、こうい
うお話だったわけですが、広域連合の中で7万円から5万円にしたからだと、このようにお話しあ
ったわけでありますが、私は、今まで大変市政の発展や地域のために頑張ってこられた中心はお年
寄りの皆さんだと思うんですが、せめて現状のままでいくのが筋なのかなと、このように思うわけ
でありますが、こういった議論はされたのかどうかお尋ねをしたいと思います。
  それから、請願でありますが、委員長の報告では、慎重に審議をしたと、このように報告をさ
れました。それで、私もいろいろこの問題等について、昨年度、毎回の議会で議論をしてきたわけ
でありますが、現在、全国で五百十二、三の自治体で請願採択されたそうです。昨年の12月議会の
段階では約300自治体というふうなことであったわけですけれども、そういった全国的な自治体の
状況などを議論されたのかどうか、この点をお聞きしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  文教厚生常任委員長。
○文教厚生常任委員長  それでは、審査の内容を御説明いたします。
  議第28号につきましては、このたびは国民健康保険法の改正によりまして出産一時金の30万円
を35万円ということで、この後期高齢者の2月13日に行われましたこの議会において葬祭費が5万
円に定められたという説明を受け、審査の結果、委員の意見はございませんでした。全員異議なし
の声で、この常任委員会の可決となった次第でございます。
  請願につきましては、12月から継続審査となっており、意見的には請願の趣旨もわからないで
はありません。ただ、国民、市民としての責務ではないか、皆大変な時代で、納めるものは納める、
それを大変だからこうしなさい、ああしなさいといったら何もならない。米沢、長井、が不採択し
たとしても、鶴岡、酒田、新庄は採択、ここで3月議会で決着をつけなければならないという意見
が出され、それに賛同する同意見という方もございました。その審査の結果、全員異議なく不採択
という結果になった次第でございます。
○議長  14番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  議第28号でありますが、広域連合で決定されたから南陽市でもそういう方向で
進んでいくんだと、こういうお話でありますが、それはそれとして、やはり南陽市独自の考えを持
ってすべきと、こういうことも一考ではなかったのかなと、このように思っております。そういう
話は出なかったのかどうかお尋ねしたいと思います。
  それから、請願でありますが、委員長おっしゃるとおり全国で五百十二、三の自治体でやって
きたわけでありますけれども、私は、この請願は見直しということでなっているわけですけれども、
我々の主張は本来ならば廃止、中止と、こういうふうな見解でありますが、せめて見直しをして、
そして関係機関に送ってやるというのがせめてのここの態度を示していただきたかったなと、この
ように思っております。その辺の議論はなかったのかどうか、もう一度お尋ねしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  文教厚生常任委員長。
○文教厚生常任委員長  議第28号につきましては、ただいまも御質問ございましたが、南陽市独
自のこの制度に対して意見がなかったかという部分に対しては、委員7名おりますが、一切ありま
せんでした。
  請願につきましては、先ほども申しましたようにこの4月から新たにスタートをするというこ
とで、そのスタートの時点で、後にこの見直しも考えていいのではないかという意見はありました
が、このたびにつきましてはスタートを見てからということで、今回の請願を不採択という結果に
なりました。
  以上です。
○議長  14番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  私、ただいまの議第28号と請願第8号、これぜひ通していただきたかったとい
うふうな御意見を申し上げまして、反対という立場をとらせていただきます。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  ただいまの文教厚生常任委員長報告に対し、異議がありましたので、分割して採決を行います。
  まず初めに、議第28号 南陽市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について採決を
行います。
  お諮りいたします。議第28号 南陽市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。それでは、採決を行います。議第28号 南陽市国民健康保険条例
の一部を改正する条例の制定について、先ほどの文教厚生常任委員長の報告のとおり可決すべきも
のと決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長  御着席ください。起立多数であります。よって、議第28号 南陽市国民健康保険条例の一
部を改正する条例の制定について、文教厚生常任委員長の報告のとおり可決されました。
  次に、請願第8号 後期高齢者医療制度の抜本的見直しを求める請願について採決を行います。
  お諮りいたします。請願第8号の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議
ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。それでは採決を行います。請願第8号 後期高齢者医療制度の抜
本的見直しを求める請願について、先ほどの文教厚生常任委員長の報告のとおり不採択と決するに
賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長  御着席ください。起立多数であります。よって、請願第8号は文教厚生常任委員長の報告
のとおり可決されました。
  次に、議第28号、さらに請願第8号を除く議第26号から議第38号までの議案6件について採決
を行います。
  ただいまの議案6件について、先ほどの文教厚生常任委員長報告のとおり決するに御異議ござ
いませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第26号から議第38号までの議案6件については、文教
厚生常任委員長報告のとおり決しました。

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 (産業建設常任委員長報告)
日程第19 議第20号から
日程第24 請願第3号まで計6件
○議長  日程第19 議第20号 南陽市森づくり条例の設定についてから、日程第24 請願第3号 
原油および飼料価格高騰に関する請願についてまでの議案3件、請願3件を議事の都合により一括
議題といたします。
  ただいま議題となっております議案3件、請願3件について、産業建設常任委員長の報告を求
めます。
  産業建設常任委員長 小林武夫議員。
〔産業建設常任委員長 小林武夫議員 登壇〕
○産業建設常任委員長  私から産業建設常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました議案3件及び請願3件について、日程に従い、
去る2月28日午前10時から全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎
重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  初めに、議第20号 南陽市森づくり条例の設定について申し上げます。
  本案は、荒廃する森林が増加する中で、長期的展望に立ち、その森林の多面的機能が継続され
るよう緑豊かで健全な森林を守り育て、次世代に引き継ぐため、条例を制定するものであります。
  委員から、吉野石膏の寄附による吉野地区に限定した取り組みではないのか、民有林のみか等
の意見があり、それに対し、現状、大企業の環境保護活動等による社会貢献が盛んになってきてお
り、さらには現行の国、県の補助制度を有効に活用し、南陽市全域の森林を対象に、より効果的な
森林整備を行うため条例を設定するとの回答がありました。
  慎重に審査した結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決し
た次第であります。
  次に、議第30号 南陽市水道事業の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について申
し上げます。
  本案は、平成20年度から下水道事業と水道事業の組織統合を図るとともに、地方公営企業法の
全面適用による企業会計方式に移行するため、条例の一部改正とあわせて関係条例12本を一括改正
するものであります。
  委員から、県内初の企業会計というが、経済的効果はどうか、また、住民サービスが低下しな
いかとの質問があり、今後、1カ所で手続ができること、企業として今以上に一体的な作業ができ、
特に緊急時の対応ができる等の回答がありました。
  慎重に審査した結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決し
た次第であります。
  議第39号 南陽市勤労者総合福祉センターの指定管理者の指定について申し上げます。
  本案は、地方自治法第244条の2第6項の規定により、南陽市勤労者総合福祉センターの指定
管理者を社団法人南陽市シルバー人材センターに指定するため、議会の議決を求めるものでありま
す。
  当局より、これまでも同センターの管理業務を担い、施設の現状や設備機能に精通し、一定の
成果を上げ、実績を積み上げていることから、公募によらず候補者を選定し、平成20年4月から平
成23年3月までの3カ年間との説明がありました。
  慎重に審査した結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決し
た次第であります。
  次に、請願第1号 食料自給率向上および食の安全・安心の確保に関する請願について申し上
げます。
  本請願は、食の安全に対する消費者の不安、食料自給率の引き上げの世論を踏まえ、国が根本
的に食料自給率を高め、安全な食料を安定して供給する施策の実現が早急に図られるよう要望する
意見書を国に提出するよう求めるものであります。
  審査の結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択と決した次第であります。
  次に、請願第2号 生産調整の実効性確保および再生産可能な米価に関する請願について申し
上げます。
  本請願は、米政策改革に積極的に取り組んできた稲作農家が、米消費量の減少とミニマムアク
セス米の継続的な受け入れ、さらには過剰作付による米価の急落等により、経営が危機的状況に陥
り、また限界集落が発生するおそれさえあることから、国の責任において生産調整の実効性確保と
市場価格の下落の歯どめ方策を図るよう要望する意見書を国に提出するよう求めるものであります。
  審査の結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択と決した次第であります。
  次に、請願第3号 原油および飼料価格高騰に関する請願について申し上げます。
  本請願は、国際的な原油高騰の中、農業資材、飼料が軒並み高騰し、農家はコスト削減努力の
限界を既に超え、極めて厳しい経営を強いられております。今後も、安全で安心できる畜産物を安
定的に供給し、消費者からの理解を得るためにも、原油高騰に対する支援対策等を早急に求める意
見書を国に提出するよう求めるものであります。
  審査の結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択と決した次第であります。
  以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
  終わります。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。日程第19 議第20号 南陽市森づくり条例の設定についてから日程第24 
請願第3号 原油および飼料価格高騰に関する請願についてまでの議案3件、請願3件については、
産業建設常任委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第20号から請願第3号までの議案3件、請願3件につ
いては、産業建設常任委員長報告のとおり決しました。

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 (予算特別委員長報告)
日程第25 議第 8号から
日程第36 議第19号まで計12件
○議長  日程第25 議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算から、日程第36 議第19号 平成20
年度南陽市下水道事業会計予算までの予算案12件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております予算案12件について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 伊藤俊美議員。
〔予算特別委員長 伊藤俊美議員 登壇〕
○予算特別委員長  私から予算特別委員会の御報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました案件は、平成19年度各会計補正予算7件及び平
成20年度各会計当初予算12件の計19件であります。このうち、平成20年度当初予算12件について、
去る3月5日に審査を行いました。
  当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを
御報告させていただきます。
  議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算
  議第9号 平成20年度南陽市国民健康保険特
       別会計予算
  議第10号 平成20年度南陽市財産区特別会計
       予算
  議第11号 平成20年度南陽市小滝簡易水道事
       業特別会計予算
  議第12号 平成20年度南陽市育英事業特別会
       計予算
  議第13号 平成20年度南陽市老人保健特別会
       計予算
  議第14号 平成20年度南陽市農業集落排水事
       業特別会計予算
  議第15号 平成20年度南陽市介護保険特別会
       計予算
  議第16号 平成20年度南陽市出産祝事業特別
       会計予算
  議第17号 平成20年度南陽市後期高齢者医療
       特別会計予算
  議第18号 平成20年度南陽市水道事業会計予
       算
  議第19号 平成20年度南陽市下水道事業会計
       予算
  以上、当初予算12件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  予算特別委員長の報告が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  ここで、議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算に対し、20番小林武夫議員より、議第8号
 平成20年度南陽市一般会計予算及び議第17号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算に
対し、14番佐藤 明議員より反対討論の通告がありました。
  また、3番田中貞一議員より、平成20年度南陽市一般会計予算に対し賛成討論の通告がありま
したので、これを認めます。
  初めに、20番小林武夫議員。
〔20番 小林武夫議員 登壇〕
○小林武夫議員  議第8号 平成20年度一般会計予算のうち、特に南陽市中央花公園遊具等整備事
業に反対をするものであります。
  予算案の修正が適当かと思いましたが、時節柄、そのような時間もありませんので、予算の反
対討論といたします。
  この事業は、計画によれば事業費総額2億3,750万円、子育て支援のため、県内一の遊具を設
置するとし、塩田市長の目玉事業と位置づけられております。
  まず、このような事業が必要なものかどうか、必要性、緊急性の問題であります。
  予算委員会では、アンケート、投書箱、地域トークで要望が多かったこと、それにソフトから
ハード事業もよしということでありました。もちろん、あれば喜ぶ人もいるでありましょうが、こ
ういうものは我慢もしてもらえるものだと思います。遊園地から遊具を取り払い、子供の自由な発
想で遊び回る空間、広場だけにしているところもあります。子育てのために大型の遊具やジェット
コースターなどで遊びたいときはそういうところに行ってもらっていい。それで市民から怒られる
ということはありません。
  市財政は、御承知のとおり財政関係指数はすべてにおいて悪い状態であります。今、南陽市が
すべき事業とはとても思えない。ほかにするもの、すべきものがいっぱいあるのに、それらを飛び
越えてまでするものなのか。私はそういう政治感覚はわかりません。
  また、目玉事業、重要事業というのに、なぜ突然出てくるのか、なぜ相談もないのか、これは
一体どうしたものかと思います。
  さらにまた、市政の進め方や市民の要望などを何でもほいほいと実現できるならまだしも、そ
うはいかないから計画的に進めようと3カ年計画をつくっております。こういうものを無視してお
ります。
  「今までもこういうことがあった」という市長の答弁には私はがっかりいたしました。そのと
きあなたも議員だったのです。我々と一緒に何と言っておりましたか。市政を改革しようと市長に
なったら、そういうものからきちんと教訓を酌み取って、悪かったというやり方は繰り返さないと
いう姿勢があって当たり前だと思います。
  よって、必要性、緊急性なし、仕事の進め方は悪い。北海道のどこかの市のミニ版のような発
想の事業には、私は「ノー」と言いたいと思います。
  終わります。
○議長  ここで、暫時休憩といたします。
  再開は11時10分といたします。
午前10時58分  休  憩
───────────────────
午前11時10分  再  開
○議長  再開いたします。
  討論の通告順にお願いをいたします。
  14番佐藤 明議員。
〔14番 佐藤 明議員 登壇〕
○佐藤 明議員  私は、予算特別委員長報告の議第8号 平成20年度南陽市一般会計当初予算に対
しまして反対の立場から討論を行うものであります。
  長引く不況の続く中で、市民の暮らしと営業は依然として深刻な状況が続いております。南陽
市においても、平成8年度より昨年12月段階で市の誘致した企業を初め、負債総額1,000万円以上
の企業倒産が48件、さらに地元商店も市の統計資料でも明らかなように平成3年度と比べてみても
売り上げは落ち込み、100数十軒の商店が廃業や転業を余儀なくされております。
  さらに農業はどうでしょうか。まさに深刻であります。
  米を初めとする農産物の一層の輸入自由化、米の安定供給の責任を放棄し、生産流通を市場原
理にゆだねる米政策改革大綱の実施など、さらに高齢化問題、後継者問題など、南陽市では新規学
卒就農者も平成15年から平成19年までこの5年間でわずか17名であります。食料自給率の向上、日
本の民主的改革の一つとして農業を基幹的な生産部門に位置づけ、農は国のもと、食は命のもと、
それを支える家族経営が成り立つ農政に転換することこそ必要ではないでしょうか。
  また、雇用問題でもまさに深刻であります。市内の失業者も市の報告等でも明らかなように50
0人前後の方々がいると言われております。また、労働者の雇用も不安定となっております。失業
者の再就職も極めて困難な状況が依然として続いております。
  こういう状況の中で、私も常々言っておるわけでありますが、ハイジアパークの支援の問題で
あります。これまでも何回となく指摘をしてまいりました。新年度も管理事業費として2,826万円
も計上しております。
  ハイジアパークには、これまで経営支援として補助金あるいは出資金など約2億6,595万円、
管理費として施設管理費、源泉借地料など約2億7,292万円、合わせて5億3,888万円の支出であり
ます。公設民営とはいえ、なぜそれほどまでに一民間企業に出資しなければならないか、非常に疑
問であります。
  今回の管理委託事業費の負担は、今までも指摘をしてまいりましたが、際限のないものであり、
到底容認することはできません。
  次に、中央花公園の遊具整備事業であります。
  せんだっての予算委員会等でも提案も含めて要望してまいりました。現在市で管理している児
童遊園地、あるいは児童公園など21カ所と言われております。この施設の総点検と充実を初め、さ
らには第4子からの保育料を第3子に早めるとか、また医療費の無料化を、現在の小学生前までを、
その対象をすべて小学生まで広げていただきますように重ねて御要望を申し上げる次第であります。
  次に、私が一番心配しているのは、今後の施設の管理運営費、あるいは冬季間の問題、さらに
利用者見込みなどももっともっと関係者との協議等が必要かと思うわけでありますが、その辺を十
分考えていただきたい、このように思うわけであります。
  さらに、地方自治体の予算編成の問題でありますが、御承知のように前小泉内閣の三位一体改
革によって、地方交付金の削減、あるいは補助負担金の削減は地方自治体にとって予算編成に大変
な困難を来しております。そのことによって全国各地の地方自治体あるいは地方公共団体などから
相次いで批判と抗議の声が上がったのは当然であります。
  地方交付税は、福祉、教育など国民の権利である一定水準のサービスをどの自治体にも提供す
るような国が財政保障をする制度であります。国庫補助負担金も約7割は福祉や教育への国の義務
的支出であり、地方への財源保障ももう一つの柱であります。住民サービスの維持と自治体運営を
脅かす地方交付税と国庫補助負担金の削減に反対して、地方自治法の精神と地域住民サービスの向
上に一層の努力をすることが今求められております。
  今、貧困と格差社会が進み、労働者、高齢者、障害者、農家の方々、中小零細商工業者など、
あらゆる層の暮らしと営業が底が抜けてしまったかのような不安と危機に見舞われております。さ
らに追い打ちをかけるように投機資金による原油高、穀物高による生活必需品の値上がり、コスト
高が国民生活を直撃しております。貧困と格差の広がりを食いとめるためにも、今こそ社会保障予
算、あるいは社会教育・学校教育予算、農業関連予算、商工業者の予算等々のいわゆる生活密着型
の予算編成が今こそ強く求められております。
  以上、申し上げましたが、議員の皆さんの御賛同をお願いいたしまして、私の反対の討論とい
たします。
  次に、先ほどの17号の問題でありますが、これも反対の立場から討論を行いたいと思います。
  私は、これまでも昨年の6月定例議会あるいは9月議会、12月議会等で、高齢者医療制度につ
いても何回となく討論もし、提案もし、議論をしてまいりました。しかし、残念ながら制度の中身
を知れば知るほど疑念を持たざるを得ません。
  具体的には、せんだっての昨年の一般質問で申し上げましたが、第1番目に、現在扶養家族と
なっております保険料を負担していない方、南陽市には1,500人を含めて75歳以上のすべての高齢
者の方々から保険料を徴収するという問題。
  第2番目には、年金から保険料を天引きし、保険料を払えない人から保険証を取り上げて、ま
ともに医療を受けられなくする問題。
  3番目には、受けられる医療を制限し差別する別立て診療報酬を設けて、現在国保で支払って
いる葬祭費の支給額を7万円から5万円に引き下げるもの。
  第4番目には、新制度が導入されると保険料額は2年ごとに改定され、医療給付費の増加や後
期高齢者の人口増に応じて自動的に引き上げる仕組みになる問題等々、多くの諸問題を抱えており
ます。
  制度運営に当たる各都道府県からも、緊急の見直しの要求が出されております。また、日本医
師会等も後期高齢者医療制度の全面的な見直しを求める見解なども発表されております。また、医
療関係者の中でも見直しを求める声が多数になってきております。
  また、512地方自治体からも制度の見直しや中止を求める意見書が提出されております。お隣
の長井市や米沢市なども昨年12月で採択されております。
  制度の中止撤回、あるいは凍結見直しを求める署名運動も350万人以上と広がっているそうで
あります。
  そもそも病苦になりがちな高齢者の医療については、長年、社会の貢献にふさわしく国と企業
が財政負担をして高齢者が支払える範囲で十分な医療が受けられるような、そういう制度に変える
べきだと思うわけであります。
  以上申し上げましたが、議員の皆さんの御賛同をお願いいたしまして、反対の討論といたしま
す。
  以上でございます。
○議長  次に、3番田中貞一議員。
〔3番 田中貞一議員 登壇〕
○田中貞一議員  私は、平成20年度の本予算案に対し、賛成の意見を申し上げます。
  今、本市内の経済状況を勘案してみれば、農家の所得の大幅な下落、サラリーマン賃金の横ば
い、地元企業・商業の経営の不安定などに加えて、油を初めとしたいろいろなものの値段の高騰な
どにより、地域経済の停滞が続いていることは周知の事実でございます。
  新年度予算6.6%の伸びの中で、将来の本市の発展を考えてみますと、いかに定住人口政策や
交流人口政策、子育て支援政策、防災対策が重要であるかと考えられます。
  私は、特に大型遊具は、上野フルーツランド開設とあわせて考えてみますれば、置賜の観光産
業及び体験型観光農業のメッカ、基地として、ほかに先駆けて手を打たなければならない事業であ
ると考えます。
  詳細には、本市の交流人口、現在120万人の客でありますが、これをこれからの農業観光等を
考えてみますれば、サクランボの観光から入るわけでありますが、現在、山形県がつくりました紅
さやか、これが6月の頭から収穫を迎えることができ、そして佐藤錦に続いて紅秀峰、そして紅て
まり、最後となりますと7月の20日までの観光の期間が設けられます。そして、紅てまり終了と同
時にデラウエアの観光が始まります。デラウエアが9月の手前まであるとしても、その手前からは
大粒種の観光に入ります。大粒ブドウは11月まで観光が続き、その後、11月からの西洋ナシ、そし
て末からのフジ、11月の20日ごろまでの果樹観光が続きます。それにあわせまして周年型で現在南
陽市内の農家が頑張っておりますアルストロメリア、切り花の体験農業なども含めますと、冬場を
除いた一貫した農業体験観光の観光政策ができ、交流人口が現在の120万人の数倍もの入り込み客
数が見込めるというふうに考えております。
  そんな中で、この遊具を初めとして、上野フルーツランドを将来の観光の基地とし、南陽市果
樹観光のサクランボ観光の約四、五十ヘクタールと合わせて80ヘクタールぐらいの観光サクランボ
園などを設置しながら、将来の観光果樹の誘客につなげていかなければならないものというふうに
思っております。
  さて、防災拠点施設等についても、万が一に備えた安全・安心のかなめであります。本部を頂
点にいたしまして、市民体育館、中継基地及び拠点施設、救援隊の集積所のトライアングル化によ
って大災害における強力な市民生命の防御のとりでとなります。
  また、市内各地区の公民館の中でも、梨郷公民館及び沖郷公民館が市町村合併以前の建物であ
り、一番古く、築40年物であります。このようなことを考えますと、本予算はまだまだ不満のとこ
ろもありますが、教育費3.6%の伸び、消防費44%の伸び、総じて了とし、私は賛成の意見を表明
いたします。
○議長  ほかに討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  予算特別委員長報告に対し、賛成・反対討論がありましたので、分割して採決を行います。
  まず初めに、議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算について採決を行います。
  お諮りいたします。議第8号の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ご
ざいませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。それでは採決を行います。議第8号 平成20年度南陽市一般会計
予算について、先ほどの予算特別委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長  御着席ください。起立多数であります。よって、議第8号は原案のとおり決しました。
  次に、議第17号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算について採決を行います。
  お諮りいたします。議第17号の採決は起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ご
ざいませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。それでは採決を行います。議第17号 平成20年度南陽市後期高齢
者医療特別会計予算について、先ほどの予算特別委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を
求めます。
〔賛成者起立〕
○議長  御着席ください。起立多数であります。よって、議第17号は原案のとおり決しました。
  次に、議第9号から議第19号までの予算案10件について採決を行います。
  ただいまの予算案10件について、先ほどの予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ござい
ませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第9号から議第19号までの予算案10件は、予算特別委
員長報告のとおり決しました。







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日程第37 議第40号 新温泉施設建設工
      事請負契約の締結について
○議長  日程第37 議第40号 新温泉施設建設工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第40号 新温泉施設建設工事請負契約の締結について提案理由
を申し上げます。
  本案は、温泉街の活性化や本市観光の情報発信拠点施設として赤湯温泉通りに整備する新たな
温泉施設の建設工事につきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条
例第2条の規定により御提案申し上げるものでございます。
  なお、請負金額、契約の相手方等は、議案書記載のとおりでございます。
  御審議の上、御可決くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第40号は、会議規則第37条第3項の規定
により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第40号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第40号 新温泉施設建設工事請負契約の締結については原案のとおり決
するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第40号は原案のとおり決しました。

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日程第38 発議第1号 南陽市議会委員会      条例の一部を改正する条例の制
      定について
○議長  日程第38 発議第1号 南陽市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議
題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  9番髙田 豊議員。
〔9番 髙田 豊議員 登壇〕
○髙田 豊議員  私から、発議第1号 南陽市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定につい
て提案理由を申し上げます。
  昨年6月定例会において南陽市議会議員定数条例の改正を行ったところでありますが、12月定
例会での議会機能等検討特別委員会の最終報告を受け、文教厚生常任委員会、産業建設常任委員会
及び議会運営委員会の委員定数の変更が必要となったため、南陽市議会委員会条例の一部を改正す
るものであります。
  また、下水道事業と水道事業の組織統合により南陽市水道事業の設置に関する条例の一部が改
正されることから、委員会条例の常任委員会所管の内容を変更するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員皆様の御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げ、提案
理由といたします。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号は、会派会長会の賛成を
得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異
議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第1号 南陽市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決いたしました。

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日程第39 発議第2号 食料自給率向上お
      よび食の安全・安心の確保に関
      する意見書の提出について
○議長  日程第39 発議第2号 食料自給率向上および食の安全・安心の確保に関する意見書の提
出についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  20番小林武夫議員。
〔20番 小林武夫議員 登壇〕
○小林武夫議員  私から、発議第2号 食料自給率向上および食の安全・安心の確保に関する意見
書について提案理由を申し上げます。
  先ほど採択されました請願の趣旨に基づき、食の過度な輸入依存からの脱却を進め、食料自給
率を高め、あわせて日本の農業に対する国民の理解の醸成を図ること。また、世界的な食料不足に
対する食料安全保障を確立すること。また、安全・安心な国内農畜産物生産のため、持続性の高い
農業生産方式等の取り組みについて、十分な予算の確保と施策の充実・強化を図ること。そして、
確実な水際の食品監視体制を確保するため検疫所の拡充・強化を図ることを求める別紙意見書を国
の関係機関に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同賜りますようお願いを申し上げます。
  終わります。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号は、産業建設常任委員会
全員の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第2号 食料自給率向上および食の安全・安心の確保に関する意見書
の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決いたしました。

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日程第40 発議第3号 生産調整の実効性
      確保および再生産可能な米価に
      関する意見書の提出について
○議長  日程第40 発議第3号 生産調整の実効性確保および再生産可能な米価に関する意見書の
提出についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  20番小林武夫議員。
〔20番 小林武夫議員 登壇〕
○小林武夫議員  私から、発議第3号 生産調整の実効性確保および再生産可能な米価に関する意
見書について提案理由を申し上げます。
  先ほど採択されました請願の趣旨に基づき、米の計画生産と生産調整の実効性確保を国の責任
において行うこと。そのために政府関与を強化する内容に準拠する食料法の改正を行うこと。また、
生産調整協力者が満足できる強力なメリット措置を実施するとともにミニマムアクセス米の輸入量
を削減すること。そして、政府米の回転備蓄方式を市場隔離方式にすることを求める別紙意見書を
国の関係機関に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。
  終わります。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第3号は、所管の産業建設常任
委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第3号 生産調整の実効性確保および再生産可能な米価に関する意見
書の提出について、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は原案のとおり可決いたしました。

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日程第41 発議第4号 原油および飼料価
      格高騰に関する意見書の提出に
      ついて
○議長  日程第41 発議第4号 原油および飼料価格高騰に関する意見書の提出についてを議題と
いたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  20番小林武夫議員。
〔20番 小林武夫議員 登壇〕
○小林武夫議員  私から、発議第4号 原油および飼料価格高騰に関する意見書について提案理由
を申し上げます。
  先ほど採択されました請願の趣旨に基づき、別紙意見書を国の関係機関に提出するものであり
ます。
  以上、提案申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第4号は、所管の産業建設常任
委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第4号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第4号 原油および飼料価格高騰に関する意見書の提出について、原
案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第4号は原案のとおり可決いたしました。

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日程第42 発議第5号 道路特定財源の確      保に関する意見書の提出につい
      て
○議長  日程第42 発議第5号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出についてを議題といた
します。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  20番小林武夫議員。
〔20番 小林武夫議員 登壇〕
○小林武夫議員  それでは、これが我々の任期中の最後の発議の提案でございます。
  発議第5号 道路特定財源の確保に関する意見書について提案理由を申し上げます。
  この意見書は、さきの全国市議会議長会においての緊急決議書について、市議会議長あて、そ
の積極的取り組みを要請されたものであります。
  また、12月定例会において、同類の意見書を提出したところでありますが、より強固な意思表
示として提案するものであります。
  道路は、市民生活に不可欠であり、最も要望の強い生活関連社会基盤であります。
  現在でも県及び当市の整備状況は、全国、東北地区から遅延しており、必要な道路を計画的に
整備し、地域の活性化と豊かな生活を実現するためには道路整備財源の確保は当市財政上でも切実
な願いであります。
  つきましては、現在、国において審議中の道路特定財源の暫定税率の堅持と関連法案の早期成
立を求める別紙意見書を国の関係機関に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げます。
  終わります。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第5号は、所管の産業建設常任
委員会委員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第5号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出について、原案の
とおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第5号は原案のとおり可決いたしました。
  最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、整理を要するものに
ついては、会議規則第43条の規定によりその整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議
ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任す
ることに決しました。
  以上をもって、本定例会に提案されました議案並びに請願等の審査はすべて終了いたしました。

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市長あいさつ
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  3月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
  本定例会に提案いたしました案件につきましては、追加議案も含めまして、慎重に御審議を賜
り、全議案とも原案のとおり御同意、御可決いただきましたことに厚く御礼を申し上げます。
  定例会の中で、各議員からいただきました御指摘、御提言につきましては、真摯に受けとめ、
可能なものからその実現に向けて努力をしてまいる所存でございます。
  さて、市制施行40周年の節目の年でありました平成19年度も余すところあとわずかとなりまし
たが、主要な施策につきましては、完了したものも含め、順調に推移しているところでございます。
  とりわけ6月定例会で議決いただきました「子育て支援都市宣言」の制定につきましては、活
力に満ちた夢はぐくむ故郷・南陽の実現に向け、新たな一歩を力強く踏み出すことができたものと
確信をしているところであります。
  これも、議員各位の御指導・御協力のたまものであり、心より感謝を申し上げます。
  今後におきましても、「信頼と協調」、「スピードと成長」を市政運営のキーワードに、市民
生活の視点に立ち、市民の皆様、そして議会との厚い信頼のもとに各種事業を展開し、協働のまち
づくりに取り組んでまいる所存でございますので、さらなる御理解と御支援を賜りますようお願い
を申し上げる次第でございます。
  議員各位におかれましては、この3月末日をもって任期満了となり、改選を迎えられるわけで
ございますが、この場をおかりして、今日までの御厚情・御支援に対しまして厚く御礼を申し上げ
ます。
  皆様には、この4年間、南陽市の発展のため、多大なる御尽力を賜り、まことにありがとうご
ざいました。
  景気低迷や国の三位一体改革など、変革期の渦中にあり、厳しい行財政運営にもかかわらず、
諸施策を着実に遂行できたのも、議員各位の御指導・御支援のたまものであると存じております。
  また、今期限りをもちまして後進に道を譲られ、議員の職を辞される旨賜っております五十嵐
議員、大坂議員、小野田議員におかれましては、長い在職の間、地方自治の発展と市民生活・福祉
の向上のため、昼夜を分かたず、全身全霊を捧げてこられた御労苦に対しまして、改めて感謝を申
し上げますとともに敬意を表させていただく次第でございます。
  一市民となられましても、これまで同様、市政発展のために豊かな御経験を通された御指導と
お力添えを賜りますようお願い申し上げる次第であります。
  さらに、引き続き市議選に出馬を予定しておられます議員各位におかれましては、議員定数が
削減になり、これまで以上に重責を担っていただくことになると存じますので、南陽市のさらなる
発展と市民生活の安定・向上のため、今後ともなお一層の御指導と御理解・御協力をいただきます
ようお願い申し上げる次第でございます。
  結びになりますが、議員各位におかれましては、時節柄、御自愛をいただきますとともに、こ
れまでの御厚情に対し、重ねて感謝と敬意を表させていただきまして、閉会のごあいさつとさせて
いただきます。
  まことにありがとうございました。
  終わります。

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閉会
○議長  これをもちまして、平成20年南陽市議会3月定例会を閉会いたします。
  一同、御起立願います。
  どうもお疲れさまでございました。
  ありがとうございました。
午前11時58分  閉会

南陽市議会議長 小野 健一郎
会議録署名議員 髙橋  篤
同       佐藤  明