平成20年3月定例会 予算委員会(補正予算) 2月25日(月)11:05~11:54
               予算委員会(当初予算) 3月 5日(水)10:00~15:52
              
              

平成20年2月25日(月) 予算特別委員会


───────────────────
本日の会議に付した事件
 議第1号 平成19年度南陽市一般会計補正予算
      (第5号)
 議第2号 平成19年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第5号)
 議第3号 平成19年度南陽市財産区特別会計補
      正予算(第3号)
 議第4号 平成19年度南陽市下水道事業特別会
      計補正予算(第3号)
 議第5号 平成19年度南陽市老人保健特別会計
      補正予算(第2号)
 議第6号 平成19年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第3号)
 議第7号 平成19年度南陽市水道事業会計補正
      予算(第4号)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

開      会
○委員長(伊藤俊美委員)  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は20名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成19年度補正予算7件、平成20年度予算12件であります。
  そのうち、本日の予算特別委員会では、平成19年度補正予算7件について審査を行います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第1号 平成19年度南陽市一般会計補正     予算(第5号)
○委員長  初めに、議第1号 平成19年度南陽市一般会計補正予算(第5号)について審査を行い
ます。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第1号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いい
たします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般について、14ページから19ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第2款総務費から第6款農林水産業費の20ページから27ページまでについて質疑ございません
か。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第13款諸支出金の26ページから35ページまでについて質疑ござ
いませんか。
  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  商工費、観光費について、菊まつりの補正が431万4,000円ということで、今年
度の菊まつり事業、このような赤字は確かに入場者が減ったということもあると思いますが、その
ほかどのような形でこのような、最初は当初予算が含まれているはずでございます。そのほかにこ
の431万4,000円という赤字補てんということで補正しているわけですが、その説明についてお願い
いたします。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  補助金の431万4,000円でございますけれども、第95回の菊まつりの決算状況で
ございますけれども、補助金は450万円というふうなことで当初の補助金をいただいております。
そのほか収入となるものにつきましては、協賛金ということでございます。協賛金については610
万円ということで決算を結んでございます。
  それから、当日入場料でございますけれども、前売券、当日券合わせまして871万8,000円とい
うふうなことでございます。
  そのほか、売店売り上げ、あるいは出店料、雑収入ということでございまして、合計で、収入
合計が2,035万7,643円というふうになってございます。
  支出の項目でございますけれども、会場構成費ということで、これは人形の制作1,600万円、
それから、菊花大会費が187万円ほど、それから、設備工事費でございますけれども300万円ほどと
いうことで、合わせて2,162万2,115円というふうなことになってございます。
  そのほか、誘客推進費、いろいろな印刷費、エージェント対策費、広告宣伝費がございますけ
れども、誘客推進費として114万1,218円、イベント費ということで、開園式等でございますけれど
も4万6,000円ほど、それから、人件費ということで、臨時の受付アルバイトと諸手当がございま
すけれども、合わせて104万5,000円ほど、それから、総務費ということで、いろいろな需用費、役
務費、報償費、会議費、使用料等含めまして、77万1,000円ほどでございます。
  合わせて、支出合計が2,467万1,467円ということで、収入合計額2,035万7,643円から支出2,46
7万1,467円ということで、差し引きまして431万4,000円ほどの赤字が生じたというふうな状況にな
ってございます。
  以上でございます。
○委員長  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  お聞きしますが、今年度協賛金が610万円ということで報告されましたが、前
年度と比較してどのような協賛の落ち込みと、そして、人形制作費が1,600万円ということで伺い
ましたが、これにつきましても、前年度と今までの経過とどのような形で減っているか、その辺を
もう一度お聞きしたいと思います。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  まず、協賛金でございますけれども、前年度の決算額で見ますと、756万4,845
円ということで、ちょうど190万円ほどの減ということになってございます。
  それから、人形制作費でございますけれども、前年度においては1,500万円ということでござ
いますが、今年度は鳥居の場のほうに設けたということでございまして、下が御影石ということも
ございまして、くい打ち等ができないということで100万円増加になりまして、1,600万円で人形制
作費をお願いしたところでございました。
  以上でございます。
○委員長  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  そうしますと、190万円の協賛金の減と。ただ、今年度何か今までよりも人形
の飾る場面が小規模になったような感じがしますけれども、その辺でも100万円ほどふえていると
いうようなことと、また、今後、双松公園のほうに移す予定ですか、それとも現状のまま今までど
おりこの96回をするというような意向でありますか。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  先日でございますけれども、菊まつり実行委員会の総会を開催させていただき
まして、いろいろな諸問題点を出し合いました。そして、いろいろな御意見をいただいたというふ
うなところでございますけれども、まだまだ詰めの部分が甘いというようなこともございまして、
今後、事務局及び役員会で次回の菊まつりの事業を決定したいということで、総会時にお話をさせ
ていただいたところでございますけれども、確認事項としては、双松公園のほうで開催をするとい
う前提に立ちまして、いろいろな反省点を踏まえて、次回の決定をさせていただきたいということ
で、取りまとめたところでございます。
  年度内に役員会等も開きまして、最終的な決定をしたいというふうに思っているところでござ
います。
○委員長  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  それでは、確認でありますが、この当初予算450万円、そしてまた補助、この
間の勉強会の説明ですと、幼稚園とかそういうものに対しては、入場料を後でこの431万円の中に
補てんしているというふうな報告を受けましたが、当初から何でそういう予算の組み方というのは、
例えば、幼稚園、そういう児童館、そういう人の入場料は無料ですよというふうなそういう企画も
なされて当然だと思いますが、来年度もそのような形で、後からその分を補てんするというふうな
そういう取り組みをなさるんでしょうか。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  今回の95回についてはそのような形で、後からということになりましたけれど
も、96回の菊まつりにつきましては、前段から当然南陽市の歴史、文化を継承する、あるいは知っ
ていただくというようなことで、子供たち、幼稚園児、あるいは保育園児、小学校までの者につい
ては無料にしたいと思っておりますので、前段で計画をしてまいりたいというふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  大坂委員。
○大坂正十四委員  商工観光なんですが、このハイジアについて、指定管理料500万円、委託料1
93万円、この内訳というのはどのようになっているのかお聞きします。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  内訳でございますけれども、これはハイジアパーク南陽の冷温水器の整備工事
というようなことで、実はもう15年もたっているというようなことで、かなり老朽化しているとい
うことでございます。
  それで、実はこの冷温水器の整備工事としてどのぐらいの見積もりかというようなことで、見
積もりをとらせていただきました。
  その結果、800万円ほどの見積もりであったということでございますけれども、最終的にどれ
を直さなければならないかということで、再度緊急に修繕する必要があるというふうなことでもら
いました見積もりが530万円ほどでございました。
  これについては、冷温水器の整備工事でございますけれども、内訳としては、冷却水の電熱管
の検査、それから、真空系部品交換整備工事、吸収液のストレーナー、ろ過器取りつけ工事、あわ
せて一式というふうなことになります。
○委員長  大坂委員。
○大坂正十四委員  このハイジアについてですが、そのように15年にもなると、いろいろな部品、
また機械がやはり消耗してしまうということで、交換交換ということでいかなくてはならないとい
うふうに考えておりますが、これからも小さい部品がやはり消耗したということになれば、市の財
産だということで、あくまでも市でやらなくてはならないというような考えでいるか、また、小さ
いものはハイジアで修理するというふうな考えでいるか。
  やはりハイジアのあの下の機械というのは膨大な機械があるわけです。あれがもし消耗してし
まって、交換交換といった場合は、あくまでも市の財産ですから市でするのは当たり前ですが、そ
の辺どのように考えているかお聞きします。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  先ほども申しましたように、15年もたっているということで、普通ですと、ほ
とんど耐用年数がきているのかなということでございますけれども、一時に壊れないようにするた
めに、少しずつ修繕をしていく必要があるというふうなことで、今回、当然指定管理者にしてござ
いますので、指定管理料としてハイジアに管理料をお願いして、緊急に修繕しなければならない部
分について速急に対応するというふうなことで進めていきたいというふうに思っております。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他付属資料36ページから45ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第1号 平成19年度南陽市一般会計補正予算(第5号)は、原案のとお
り可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第1号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第2号 平成19年度南陽市国民健康保険     特別会計補正予算(第5号)
○委員長  次に、議第2号 平成19年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について
審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第2号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、54ページから59ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第2号 平成19年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第2号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第3号 平成19年度南陽市財産区特別会     計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第3号 平成19年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)について審査を
行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第3号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、70ページから71ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第3号 平成19年度南陽市財産区特別会計補正予算(第3号)は、原案
のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第3号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第4号 平成19年度南陽市下水道事業特     別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第4号 平成19年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について審
査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第4号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、82ページから89ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第4号 平成19年度南陽市下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第4号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第5号 平成19年度南陽市老人保健特別     会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第5号 平成19年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)について審査
を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第5号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、98ページから101ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第5号 平成19年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第2号)は、原
案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第5号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第6号 平成19年度南陽市介護保険特別     会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第6号 平成19年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について審査
を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第6号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、110ページから113ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第6号 平成19年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原
案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第7号 平成19年度南陽市水道事業会計     補正予算(第4号)
○委員長  次に、議第7号 平成19年度南陽市水道事業会計補正予算(第4号)について審査を行
います。
  当局の説明を求めます。大道寺新一水道課長。
〔水道課長 大道寺新一 登壇〕
○水道課長  〔平成20年3月定例会 予算に関
        する説明書により 議第7号に
        ついて説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、118ページから125ページ
までについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第7号 平成19年度南陽市水道事業会計補正予算(第4号)は、原案の
とおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました平成19年度補正予算7件の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申
し上げます。
  なお、次会の予算特別委員会は、3月定例会会期日程により開催いたしますので、御参集をよ
ろしくお願い申し上げます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

散会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を散会いたします。
  どうも御苦労さまでございました。
午前11時54分  散会


平成20年3月5日(水) 予算特別委員会


───────────────────
本日の会議に付した事件
 議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算
 議第9号 平成20年度南陽市国民健康保険特別
      会計予算
 議第10号 平成20年度南陽市財産区特別会計予
      算
 議第11号 平成20年度南陽市小滝簡易水道事業
      特別会計予算
 議第12号 平成20年度南陽市育英事業特別会計
      予算
 議第13号 平成20年度南陽市老人保健特別会計
      予算
 議第14号 平成20年度南陽市農業集落排水事業
      特別会計予算
 議第15号 平成20年度南陽市介護保険特別会計
      予算
 議第16号 平成20年度南陽市出産祝事業特別会
      計予算
 議第17号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計予算
 議第18号 平成20年度南陽市水道事業会計予算
 議第19号 平成20年度南陽市下水道事業会計予
      算

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

開議
○委員長(伊藤俊美委員)  御起立願います。
  おはようございます。御着席願います。
  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は20名で、全員であります。
  これより平成20年度各会計予算の審査に入ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算
○委員長  初めに、議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第8号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願
いいたします。
  これより質疑に入ります。
  予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入について行います。
  第1款市税から第12款使用料及び手数料までの12ページから21ページまでについて質疑ござい
ませんか。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  歳入の財政の計画等についてお尋ねをしたいと思います。
  たしか昨年12月に新聞等でも報道されましたように、総務省が自治体財政健全化法を施行され
まして、これに基づいて、さまざまな4項目にわたっての数値基準が提案されたわけですけれども、
私もわからない点があるわけですけれども、実質赤字比率とか、あるいは連結実質赤字比率とか、
今までの実質公債費比率、また将来負担比率等々あるわけですけれども、この4つの基準といいま
すか、これは南陽市の実態はまずどのような状況になっているか、最初にお尋ねをしたいと思いま
す。
  それから、2点目でありますが、個人の市税は定率減税廃止等によって増えているというふう
にいえるかと思うんですが、法人税については、若干減っていると、こういうことでありますが、
これは今までずっと不況が続いているわけですけれども、こういったことなのか、その辺どのよう
に行政でとらえているかお尋ねをしたいと思います。
○委員長  樋口一志企画財政課長。
○企画財政課長  4つの健全化判断指標というものが示されてございまして、これはいずれも決
算の指標ということになるわけでありますが、うち既に実質公債費比率というのは算定をしてござ
いまして、これについては何度かお知らせをしているところでございますが、ただ、予算の段階で、
今回、予算の説明書の中でもおおよその見込みを示しているところでございますが、24%程度とい
うことで今現在は見込んでいるものでございます。
  なお、実質赤字比率、それから、連結実質赤字比率、将来負担比率、その他の3つの指標につ
いては、今後、平成20年度の決算から正式に採用されるわけでありますが、ただ、試みに平成19年
度の決算でも当然に計算するわけでありますが、いずれもこれから計算するものであります。
  ただし、これまでの決算状況を踏まえてどの程度になるものかということを一応のものは見込
みを立ててございまして、実質公債費比率、当市は非常に高い水準にございますが、これと比例す
る部分が非常にございまして、いずれも決していい数字ではございませんが、ただ、いわゆるレッ
ドゾーン、これに入るような数字ではないというふうにとらえているところでございます。
○委員長  法人税は。
  山田税務課長。
○税務課長  第2点目についてお答えを申し上げたいと思います。
  委員御指摘のとおり、景気の低迷等から法人税につきましては、減額の計上をされていただき
ましたけれども、個人市民税につきましては、今年度の税源移譲によりまして、平成19年度の当初
予算ベースで大幅な増を見込まれるということから、このたび、対前年度の増とさせていただいた
ところでございます。
  以上でございます。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  企画財政課長は、いい数字ではないとか、レッドゾーンにないとか、このよう
に言っておられますが、南陽市では財政再建のいろいろ計画もあると思うんですけれども、平成18
年度から平成27年度ですか、この10年間で実質公債費比率の改善ということで、これは今までいろ
いろな事業をした結果があるわけですけれども、そういう経過を踏まえていろいろされていると思
うんですが、実質公債費比率の高い原因、どういうふうな形で、事業をすれば当然高くなるわけで
すけれども、この実態、それから、具体的に適正規模にするためにどういう対策を講じるのか、そ
の辺お聞きをしたいわけです。
  これは、例えば学校を建てたり、それから、下水道関係とか、それから、置広関係の補助出資
というふうな形だと思うんですけれども、こういう形で実質的には高い要因の原因となっているの
ではないかと私は思うんですが、その辺どうなのかお尋ねをしたいと思います。
○委員長  樋口企画財政課長。
○企画財政課長  まず、実質公債費比率が高い理由でございますが、これは比率でございますの
で、分子と分母ででき上がる数字でございますので、その両方ともに原因があるわけでございまし
て、1つは、税収も含めまして収入がそう伸びないというこういった厳しい状況の中で、固定経費、
特にこれまで事業を種々行ってきましたその返済金、そういったものが非常に重くのしかかってき
ているということがございます。
  一番大きな理由は、交付税の三位一体改革、それから類似の骨太方針、こういったもので示さ
れております交付税の引き下げ、こういったものが分母がどんどんと細くなる一番大きな原因でご
ざいまして、これが一番大きなものというふうにとらえているところでございます。
  以上です。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  それは私何回も質問しているので、それはそのとおりだと思うんです。それで、
具体的にどういう対策を講じて、しかも、この10年間で市の計画としては、最終年度には17.9%ま
で下げますよと、このように10年間の計画を出しているわけです。この辺の関係でどうなのかと、
このように聞いているんですけれども、その辺どうでしょうか。
○委員長  樋口企画財政課長。
○企画財政課長  委員がおっしゃるように、今ちょうど改革の取り組みの最中でございまして、
集中改革プランを絡みまして、現在は南陽市行財政改革大綱ということでの行政、財政あわせての
一体としての改革に取り組んでございまして、その効果は着々とあらわれているところでございま
す。一歩一歩、急に財源をふやすとか、一気に返済するということはできないわけでして、固定経
費、やれるところを減らしていくということしか方法がないわけでございますので、このような取
り組みを強力に進めているところでございまして、これについては、何しろ依存財源に左右される
割合が大きいものですから、確実に到達できるというのはなかなか言いにくい部分はございますが、
大きく情勢が変わらない限りは、計画どおり到達できるものというふうに考えているところでござ
います。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  将来は、この10年間で最終的に17.9%の実質公債費比率にするというふうな計
画だと。それは大変結構だと思うんですけれども、私は高いから悪いとか、低いからいいという問
題ではなくて、当然行政は仕事をしなければならないと。そういった関係で、さっき課長がおっし
ゃった分母と分子の関係は当然だと思います。
  それで、今から竹下内閣のときに出されましたさまざまな地方交付税の措置をされたわけです
けれども、この南陽市においても、創生資金で1億円ということで、当時りんごサミットとか、い
で湯の里フォーラムですか、こういったサミットをしたわけですけれども、あの辺を前後にして南
陽市の場合ですと、ハイジアパークを初め夕鶴の里、それから、駅舎の新築というふうに指導され
て、相当金をかけてそれぞれやったわけですけれども、そういった事業は今どの程度の返済という
か、大臣が組んだわけですけれども、実態はどうなっているのか。その後いろいろ聞いたことは余
りないんですけれども、その辺どうなっているんでしょうか。
○委員長  樋口企画財政課長。
○企画財政課長  地総債事業総額については149億円ほどの地総債事業をやってございますが、1
5年償還というものがほとんどでございまして、ほぼ返済が済んでいるという状況にようやく到達
したところでございます。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  そういうことだと思うんですが、例えば、今度の花公園の問題とか、あるいは
開発公社の土地を買い上げて、あそこに防災施設をつくるというふうな話でありますが、これは私
思うんですけれども、3カ年計画の中にもほとんど載っていないというふうなことだと思うんです
けれども、いつどのように決められて、せんだっての予算書、あるいは方針を見て、これは3月議
会の初日に提案されたわけですけれども、これはだれも知らなかったのかなというふうに思えるん
ですけれども、その辺どうでしょうか。
○委員長  樋口企画財政課長。
○企画財政課長  事業名が変わったということでございまして、開発公社の経営健全化対策とい
うことで、平成18年度から5カ年計画で塩漬け用地、これを買い戻しすると。この中にはきっちり
と今回の用地買収部分約6億3,000万円ほどになるわけでありますが、これが入ってございます。
  この6億3,000万円程度で買い戻すということは、もう従前から決まっておりましたが、その
買い戻す事業について一部変更いたしまして、むしろ有利な起債を充てながら元利償還に補てんが
あるという起債に切りかえて、その土地も有効に活用できるということでの事業をいろいろ模索を
いたしまして、平成19年度当初からずっと事務的には検討を重ねてまいりまして、最終的に予算編
成と合わせてこの事業をということで決定していこうというふうにようやく煮詰まったところでご
ざいました。
  ただし、起債事業でございますので、当市については、先ほどから出ています実質公債費比率
が18%を超えているということで、起債の許可団体でございます。起債事業については県との協議
も種々必要でございますので、その協議なんかも並行して行ってまいったということで、ようやく
予算編成に合わせてめどが立ってきたという状況でございます。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  土地に関しては、私も開発公社の関係でそれは当然わかっているんですけれど
も、事業の上物のことについて聞いているんですけれども、これは当然大きい事業でありますから、
遊具の問題もしかり、これは当然議会側に、これこれこういうわけで3カ年計画にのせるというふ
うにあってしかるべきなのかなと。しかも、あっと驚くようなこういう提案をしてきたわけですけ
れども、市長は常々議会との車の両輪とか、いろいろおっしゃるわけですけれども、そういう点で
はちょっとまずいのかなと、このように思うわけでありますが、その辺の考え方について市長の見
解を伺いたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  突然というようなことではなくて、全協にもお諮りして、御説明も申し上げておるわけ
でありますが、最も大きな課題でありましたので、どういったことが今の南陽市の財政の中ででき
るのかということを思えば、日常的には沖郷地区の公民館として利用しながら最も有利な起債を受
けることができる防災施設センターというようなものに切りかえて、特にあそこは従前文化施設と
か、あるいは学校施設とかと言っておったわけでありますが、埋蔵文化財の場所に当たっておって、
その調査が終わっていないというようなこともあって、なかなか手をかけることができなかった。
それに加えて、今回のような実質公債費比率が既に25%になろうとしているような財政状況の中で
は、買い戻すというような計画はあってもなかなか実質的に実行することが難しいというようなこ
ともあって、皆さん方に前々回ぐらいですか、去年の全協等でも御説明申し上げたような防災施設
をつくることにお願いをしたと、こういうようなことであります。
  それからもう一つ、必ずしも3カ年計画でないと何もできないというような佐藤議員のお話の
ような気もしますが、決してそこではなくて、従来から、3カ年計画にのれば計画的に事務レベル
で事を進めることに大変便利だというようなことがありますが、政策的なものについては、その時
々においてそれを優先する課題が起きるということは通常これまでもあったことでありますので、
御理解いただきたいなというふうに思います。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  そういうことを聞いたのではなくて、駅前のやつはわかったんですけれども、
例えばこっちの遊具については、突然だ。だから、全協だって13日に開いたわけだから、わずかの
時間しかないわけですから、しかも、3カ年に別にのせなくてもいいというふうな政策的な課題も
あるという話ですけれども、やはりもっとその辺密にして、わかりやすくすっきりした形で提案す
べきではないのかなと私は思います。
(「そのとおり」の声あり)
○委員長  市長。
○市長  そのとおりと言っているような委員もいるようですが、9月の長谷部議員の一般質問で
もこの件については答えていますよね。それから、そのときの全協でも詳しく説明をしていると、
こういうふうなことなんで、佐藤議員若干お忘れになっているのかなということで、ぜひ思い出し
てください。
  それから、これは政策的な大事なことで、私の最も大事な政策の一環としてやっているわけで、
特にこれは、私が就任当時伊藤議員からかな、薮田艶子さんの基金のことで質問を受けました。彼
女の遺志は子供の遊び場をぜひと、こういうふうな強い遺志があってのことでありましたので、そ
れを私も遺志を見させていただきまして、ならばどういう方法があるかということで考えに考えて、
最も有利なさまざまな宝くじ等々の支援なんかも受けられる施設を考えたと、こういうことであり
まして、決して急に、佐藤議員、内緒でわけではございませんので、ぜひ御理解いただきたいとい
うふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
(「休憩」の声あり)
○委員長  ここで暫時休憩いたします。
  再開を11時10分といたします。
午前11時00分  休憩
───────────────────
午前11時10分  再開
○委員長  再開いたします。
  21ページまでについてほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第13款国庫支出金から第14款県支出金までの20ページから29ページまでについて
質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第15款財産収入から第20款市債までの28ページから39ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、歳入についてはこれで終わりといたします。
  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費の40ページから41ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第2款総務費の42ページから65ページまでについて質疑ございませんか。
  5番長谷部委員。
○長谷部俊一委員  2点ほどお伺いしますが、総務費の13の委託料、63ページでありますけれど
も、最初に、地籍調査が今ずっと行われているわけですけれども、今後の計画はどのように考えて
おられるのか、1点目。
  2点目でありますけれども、当初、既にこれ、10年近くなるのか、登記が地籍調査の5年後登
記をかけると、こういうふうなお話をお聞きいたしますが、その登記面の進みぐあいはどのように
なっているのか、まずお聞きしたいと思います。
○委員長  新野用地課長。
○用地課長  地籍調査の状況について申し上げます。
  まず、平成20年度の予算について申し上げますが、委託料1,010万2,000円の内訳でありますが、
地籍調査事業といたしましては、通常事業といたしまして、坂井、萩生田の各一部、12ヘクタール
の事業を実施する予定でございます。
  また、認証遅延対策測量業務委託については、宮内、池黒地内になりますが、ちょうど工業団
地の南側のエリアになります約48ヘクタールについて認証遅延がございまして、この対応を行う予
定で予算を計上させていただいたところでございます。
  なお、現在の状況でございますが、地籍調査事業の状況につきましては、現在まで7.06平方キ
ロメートルまで終わってございまして、進捗につきましては、4.5%の状況になってございます。
  かつて5年後に登記等も完了するというふうな進め方でおりましたけれども、今申し上げまし
た認証遅延の部分がございます。そのような関係で、平成7年度、平成8年度、平成9年度に実施
いたしました地区についてまだ認証を得られていないというふうな状況がございます。これを平成
18年から平成23年までの5カ年で完了すべく、現在別立てで取り組みを進めているところでござい
まして、これについては平成23年までに終わらせるというふうなことで今現在考えてございますが、
その進捗については42.3%ほどまでの進捗に至っております。予定どおり平成23年の完成に向けて
取り組みを進めてまいりたいというふうに思っております。
  なお、通常事業で現在取り組んでおります地区については、坂井、萩生田を次年度予定してご
ざいますが、これについては、平成20年度に基礎調査を終わらせ、平成21年度に登記完了まで終わ
らせると、2カ年でその地区を完了させるという対応で進めてまいりたいというふうに思っておる
ところでございます。
  以上でございます。
○委員長  5番長谷部委員。
○長谷部俊一委員  今、登記がまだかからないと、こういう場所もあるようですけれども、その
中で、非常に地籍調査をいたしますと、既に終わったところがまだ裁判までかけなくてはならない
ような方々が、やはり今の登記簿、昔では明治時代でありますから、今の現地と違うという部分も
ありますけれども、非常にこの地籍調査自体が境の問題でどうも隣近所が仲が悪いと言いますか、
非常に大変な状態の方も集落に一、二名の方がいるとお聞きしているところでありますけれども、
こういう部分は、お互いに同意ができなければ登記はかからないと、こういうことでありますけれ
ども、その点についてはどういうふうな考えで今後進めていくのかお聞きします。
  あともう1点でありますが、当然この地籍調査ということでありますが、どの程度面積的に増
減が出ているのか、その2点についてお聞きします。
○委員長  新野用地課長。
○用地課長  今後の進め方でございますが、先ほど申し上げました認証遅延が発生している事案、
これについては、かつてはすべての地権者から同意を得て作成した図面を法務局に送付するという
ふうな一つの事業の流れがございました。ただし、平成18年からこれが部分認証という形で認めら
れるようになりまして、要するに、そのエリアで境界が確定しないという部分については、従前の
土地のまま存置するというふうな手続対応で事務処理がされるように制度が改まっております。
  ですから、万が一改めてこの遅延対策を進めて、さらに問題があり解決ができないということ
になれば、その土地に関する周りの土地になりますが、これは従前地という別立ての図面が残ると
いう形になります。その他取りまとまった地区については、改めた新たな地籍図が作成されるとい
うふうなことになりますので、私どももこの完全な形で事業を完成すべく、それぞれ地区の推進員
の方もいらっしゃいますので、御協力をいただきながら御理解を得るように、完全な形でまとまる
ように説明してまいりたいというふうに思っておるところであります。
  それから、もう1点でありますが、面積については、おおむね1割程度の増、あるいは1割強
の増が見込まれると思います。正確にはその地区地区で違いますので、1割以上は伸びが生じてく
るだろうというふうに思います。
  なお、確定面積でありますので、特に影響があるのが現況農地であるというふうなところが実
は宅地であったというふうな地目の確定も当然ございますので、明確に資産管理ができる、あるい
は固定資産上での適正な評価ができるというふうな成果が得られているところでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
  19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  第2款の総務費全般といいますか、51ページのパソコン使用料というのが載
っているわけですが、これに関連して質問しておきたいと思いますけれども、最近、市役所の中も
ほとんどパソコン使用から、いわゆる電磁波といわれるいろいろなものを使用されているわけです。
携帯電話もその一つでありますけれども。特に、最近は高圧線の下に住んでいる方については、発
がん性の可能性が非常に高いということもいわれていますけれども、この電磁波の人間に与える危
険性というものが、まだ国はそこまでは言っていませんけれども、非常に今、問題視されているわ
けです。
  市役所の中では、職員の健康を守るためにこういった問題について何らかの指導をなされてい
るのかどうか、まず、この点について御質問しておきたいと思います。
○委員長  斉藤総務課長。
○総務課長  今、パソコンの人体への影響というふうなことなんですが、科学的になかなか立証
されていないというふうな現況もございます。それで、その辺については、例えば妊婦さんについ
て、遮へいするエプロンをかけたりと、それは予算で購入してというふうな個別対応をとってござ
います。
  以上でございます。
○委員長  19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  いわゆるパソコンなどは非常に電磁波は弱いといわれているんですよね。だ
から、最近は電子レンジが家庭では一番大きな問題になっています。その次に携帯電話、電磁波を
はかる波動があるんですが、私もいろいろな環境問題をやってきたうちに、この電磁波の問題につ
いても勉強する機会がありまして、知っているんですが、携帯電話の波動というのは、電磁波が出
るのが非常に高いものでして、これが例えば胸に携帯電話を入れる方については、非常に危険だと
いわれているんです。心筋梗塞なり、心不全になる危険性が高いと、こういう指摘があります。例
えば心臓の手術をなされた方はペースメーカーというのを入れているわけですけれども、この方に
ついては、医師からは携帯電話を持たないようにという指導をされているんです。それだけ携帯電
話の危険性が高いわけです。
  それで、日本の国はまだ全然指摘されていないんですが、イギリスでは16歳以下の子供たちに
ついては、携帯電話は法律で禁止なんです。ドイツは法律まではなっていませんけれども、国の指
導として16歳以下の子供たちについては携帯電話を使用しないようにという、持たないようにとい
う指導なんです、日本の国ではまだなっていませんけれども。非常に長い間子供たちがこれを使っ
ていると、左側のほうに脳腫瘍が出るという、イギリスでははっきりそういうデータが出まして、
イギリスの国では16歳以下は禁止と、法律上で決めているんです。こういったことも出てきている
わけなんです。まだこういったものについては全然今指摘されているという状況ではありません。
ただ、職員の人たちの健康を守るために、私は胸にだけは入れないようにすべきではないか、そう
いう指導をしてやったらいいのではないかと。ただ、できる限りかばんの中に入れて持参するとい
うことを教えてやる必要があるのではないかなということです。
  これは自主的に行政側のほうもそういった身を守るためにというか、安全を守るために、健康
を守るためにという形での方法だろうというふうに思いますが、そういったことを我々も何らかの
形で教えていかなければならない点があるのではないだろうかというふうに思います。
  特に、電磁波被曝という船瀬俊介さんという本まで出している方もおられますので、そういっ
た点を含めまして、やはり少し何らかの形でお知らせをしておく必要があるのではないかなという
ことを思いますので、その辺について総務課のそういう指導になるのではないかなというふうには
思うんです。それについてはいかがですか。
○委員長  斉藤総務課長。
○総務課長  電磁波等々につきまして、先ほど申し上げましたが、医学的にまだ明らかな部分が
ございません。また、今お話しいただきました点については、今後保健課等で調査をさせまして、
それについて対応すべきかどうかについては、そういった結果を待ってなお対応したいというふう
に思っております。
  以上でございます。
○委員長  19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  課長の答弁は、恐らくそんな調査結果をしたって、危険ですよということは
出てこないと思いますよね、そんなことで結果的には。結局、因果関係としてはそんなに明確に今
できないという状況でしょう、国のほうとしても中身は。いつもそうでしょう。大体国の基準とい
うのは大体後からです。全部その結果がいっぱい出て、問題がたくさん出てきて、その結果として
国のほうが出てくるような形だよね。ほとんどでしょう。ですから、こういった問題については、
早く気づいたほうからそういったものを何らかの形ですよ、私は。そういうものをやはり身の安全
を守るということを出してやる必要があるのではないかなということを感じます。
  もしできなかったらできなかったで、そういうことの行政としてはまだ無理だといえばそれだ
けのことだと思いますが、ここにいる方々だけでもそういった危険性を知っておったほうがいいの
ではないかということで言っておきたいというふうに思います。
  その辺については、今の課長の答弁以上のこと、何らかのする方法というのは出てこないのか
なという感じはするんですが、一応、私のほうからそういう危険性があるということだけ申し上げ
ておきたいというふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番田中委員。
○田中貞一委員  53ページの委託料、13番目区分の駐車場の維持管理委託料5万2,000円ほどあ
りますけれども、赤湯駅前の駐車場、東側の駐車場、それから、駅西のちょうどわきの駐車場と西
側の大きな駐車に絡んで御質問します。
  駅の東側の駐車場ですけれども、非常に新幹線などでお客様を迎えに行っても満杯で、わずか
な時間でもとめるスペースがない。年じゅう車がとまっているというふうな状況で、非常に市民が
苦情が出ている現実があります。そしてまた、駅西の裏の駅のちょうどわきにある小さい駐車場、
あそこも年じゅう車がとまっていて、非常にうまくないというふうなことで、大きいほうへ行くと、
今度は大きいほうでも、一晩もとめて、二晩もとめてある車もあるというふうなことでありますけ
れども、この駐車場の管理について、どういうふうな管理でどういうふうな基準で進めているのか
御質問をいたします。
  それから、次の55ページ、19節NPO南陽市結婚活動支援補助金というのが600万円ほど上が
っておりますけれども、現在、南陽市にNPOで結婚相談的な活動をされている団体はないと私は
思っているんですけれども、その辺のところについても説明をお願いします。
○委員長  安彦建設課長。
○建設課長  赤湯駅前の東西の駐車場につきましては、施設の部分については建設課のほうで維
持管理をしておりますけれども、駐車場の運営、使用等については市民課のほうでやっております。
  特に東側については、今、お話がありましたように、一時的に短時間の駐車に対して支障を来
すような状況がございましたので、昨年秋ごろからこれまでずっと、午前中だけですが指導をして
おります。ただ、年間通して指導員を配置するというのはなかなか無理でございますので、重要な
期間についてできるだけそういった指導をして、市民の皆さんが使いやすいようにしていきたいと
いうふうに考えているところです。
  あと西側については、駅周辺のロータリー部分についても駐車場として区画線を引きました。
ただ、残念ながらその使い方については、ルールがあってないような状況でございます。特に冬期
間については、ラインが見えないせいもございますが、とめられると思ったところにとめられて列
車を利用されるという方が多くて、非常に除雪をするのにも苦労をしている状況にございます。
  その駐車場の詳細の管理については、なお市民課長からもお答えをいただきたいと思います。
○委員長  須藤市民課長。
○市民課長  ただいま御質問の赤湯駅前の交流広場の駐車場につきましては、ただいま建設課長
のほうからございましたように、昨年11月5日から3月28日までの58日間、業務委託をしながらマ
ナー、それから、駐車スペース、そういった苦情に対応しているところでございます。
  また、駅西の駐車場でございます。この分につきましては、昨年、駅西駐車場に6台の長期間
放置自動車がございました。これにつきましては、その放置自動車の発生の防止、それから、適正
な処理に関する条例、これができましたので、それに基づいて御指導申し上げながら、この分につ
いては全部撤廃をしていただいたところでございます。
  なお、またそういった状況がありますれば、現場を見ながら適切に対応してまいりたいと、こ
のように思っております。
  それから、もう1点、NPO法人についてでございますが、委員の申し上げられましたとおり、
現在、南陽市には結婚に関するNPO法人はございません。これにつきましては、先ほど予算書の
記載にもございましたが、民間から500万円の寄附の申し出がございました。平成20年度について
は、新たな組織を立ち上げながら、民間と行政が一体となって取り組みを展開しながらこの結婚対
策を推進しようというふうなことでございます。
  その取り組みを計画する段階で、いろいろな方策を検討いたしました。その中で、やはり民間
と行政が一体になった取り組みというふうな形でNPO法人の立ち上げができないかと、こういっ
たことがございまして、そういったことで、検討いたしました。予算書作成の段階では、NPO法
人というふうな形で進めておったものですから、その後、そういった事情で、NPO法人ではなく
て新たな任意団体を立ち上げてやるというふうなことでございます。
  NPO法人については、なかなか行政主導、そういった部分ではちょっと立ち上げが難しいと、
こういった県の指導等がございましたので、そういった形で進めさせていただいた次第でございま
す。
  以上です。
○委員長  3番田中委員。
○田中貞一委員  駅の駐車場の件ですけれども、県内のあちこちの近くの駅なんかを見ましても、
無料でのこういった駅駐車場を開設しているところは非常に少ないように見られます。できれば、
今、無人でも出入りにシャットアウトできるような機械もあるようでございますし、例えば、1回
とめて100円でも50円でもいいから、そういったことで、やはりルールというものをつくっていく
ということが必要なんではないかなというふうに思うんですけれども、何日間も雪の中にほったら
かしたのが6台もあった、それで取っ払ったということですけれども、やはりそういったことを防
止する意味でも、そういったこともこれから検討していくべきではないかなと思うんですけれども、
どうでしょうか。
  あとこのNPO、たしか行政ではこれは無理だということはわかりますけれども、ただ、ここ
にNPO南陽市結婚相談云々ということが出ておりますので質問したんですけれども、これとあわ
せて、現在まで結婚相談的な、合コン的なものをやっていた団体等もあります。それから、結婚対
策委員の方々もいらっしゃいます。それらの現在まで頑張ってきて、やってきた方々とのこれとの
兼ね合いというものはどうなりますか。
○委員長  須藤市民課長。
○市民課長  御質問にお答え申し上げます。
  平成19年度につきましては、結婚対策を推進するために、4つの結婚応援団、農業体験、お見
合い活性化、それから、関係団体との連携というふうな形で推進をしてまいりましたが、なかなか
実績に結びつかず、苦慮しているところでございます。
  平成20年度の方針につきましては、そういった形で組織を強化しながら民間と行政とが一体と
なった組織をつくると、こういった形で、これまでの結婚相談員の皆様が推進した事業につきまし
ては、その中身については引き続き進めてまいることになりますが、結婚相談員そのものにつきま
しては発展的な解消をさせていただきまして、平成20年度につきましては、新たな組織で推進して
いくと、こういった方針で考えているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  安彦建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  駅東西の駐車場の有料化を検討すべきではないかということでございますが、有料化について
は、幾度か検討をしております。ただ、御存じのように駅東の駐車場も、長方形の何と言いますか、
余り使い勝手としてはよくないような形状でもございまして、仮に有料化の駐車場システムを導入
をするというふうにした場合でも、非常に管理も難しいし、そのシステムの整備にかなりのお金が
必要になってまいります。そんなことで、有料化をするというふうには結びつかなかったというこ
ともございます。
  さらに、有料化にした場合ですけれども、果たして、有料化にした場合、本当にあの駐車場を
市民の方々が利用していかれるのかどうか。というのは、無料のところ、例えば、付近にある空き
地とか、いろいろな事業所がございます。そういう場所に無断で駐車をしていくと。そういう現象
に結びつかないのかどうかもいろいろ検討した結果、有料化については今のところやっていないと
いうことです。
  それで、できるだけ短時間の利用の方々に支障をかけないようにということで、市民課のほう
とも相談をして今の体制をとっているということでございます。
  そういった指導の結果ですが、午前中だけの指導でも大分違います。午前中整理員が立ってい
ることによって、長時間置く方については駅西のほうに置いてください、あるいは北側のほうに置
いてくださいというふうな指導をしておりますので、大分駐車場はあいているはずです。何回か週
末、あるいはウイークデーなんかも行ってみますと、そういった整理員がいる時期はそういう状況
になっているということでご理解をいただきたい。
  ただ、いなくなった時期がやはりもとに戻ってしまうということがございますので、そういっ
たことをできるだけなくすように、一定期間ごとに整理員を出せたらよりいいんではないかなとい
うふうに思っているところです。
  以上です。
○委員長  3番田中委員。
○田中貞一委員  いま一つだけお聞きします。
  駅の東側の正面の雪なんですけれども、ロータリーになっているところのちょうど夏ですと草
花を植えたところに山積みになっています。非常に赤湯のほうから見ますと、駅自体が、デザイン
のいい景観賞をもらった駅が見えないというようなことで非常に悪評があるんですけれども、あそ
この雪の排水とかは常々駅をいい状況に保っていくということは考えるとかなんとかというのはな
いですか。
○委員長  安彦建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  ちょうど駅正面のロータリーについては、今のところ、特に年間通じての利用はしておりませ
ん。車の駐車については禁止をしております。それで、雪置き場にしている状況にございまして、
確かに正面から見ると、駅を隠すような状態になっております。
  今後について御指摘もございましたので、何回か排雪をするような形をとっていきたいと思い
ます。検討してまいります。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第3款民生費の64ページから83ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第4款衛生費の82ページから91ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第5款労働費の90ページから93ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第6款農林水産業費の92ページから105ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費の104ページから111ページまでについて質疑ございませんか。
  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  109ページの負担金補助及び交付金の中の下から5行目菊まつり実行委員会事
業補助金と、菊まつり活性化事業補助金のこの違いはどうなっていますか。
○委員長  商工観光課長。
○商工観光課長  109ページの菊まつり実行委員会事業補助金の300万円でございますけれども、
これは実質的に菊まつり本体を実施するための補助金というふうなことでございます。
  その2つ下の菊まつり活性化事業補助金につきましては、皆川健次さんからいただきました5,
000万円の益金というふうなことで、250万円をいただきまして、活性化を図るための事業というこ
とで、菊まつりに付随する事業ということで活用させていただく補助金というふうに考えてござい
ます。
○委員長  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  そうすると、これは合わせて550万円という金額が菊まつりに係る補助金とい
う解釈でよろしいんですか。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  そのように思っております。
○委員長  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  この間の補正予算でも質問申し上げましたが、この中には、平成20年度には幼
稚園、児童館、小学生の無料の料金等の補助も当然入っているわけですか。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  その分については、まだみてございません。
○委員長  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  この間の補正の予算では、来年度は当初から入れるという課長の説明ではなか
ったですか。
○委員長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  前回は、当初ということではなくて、菊まつりが始まる前というふうなことで
考えておりました。それまでは実質的にこの前の補正のときまでは、各保育園、幼稚園、あるいは
小学校の部分についてはみておりませんでしたので、平成20年度中に補正予算等で対応していただ
くというふうな、菊まつりが始まる前に対応していただくという考え方を持ってございました。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  106ページ、7ページの企業誘致なんですが、この間、施政方針の中でもいろ
いろ市長のほうから話があったんですが、今後どのような進め方、対応の仕方になっておりますか。
○委員長  板垣企業誘致主幹。
○企業誘致主幹  企業誘致の今後の進め方についての御質問でございますが、議員御承知のとお
り、一朝一夕にまいるというものではないというふうに存じてございますので、長いスパンの中で
対応してまいりたいと存じます。
  その中から今までどおり、地道な企業訪問を行いながら、そこからいろいろな情報を得ながら
次に展開をしてまいりたいというふうなことを考えてございますので、どうぞよろしくお願い申し
上げます。
○委員長  4番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  長いスパンと今お答えをいただきましたが、企業誘致の売る場所がないという
のが現状ではないんですか。その辺のことをもうちょっと詳しくお願いします。
○委員長  板垣企業誘致主幹。
○企業誘致主幹  今、委員から御質問がございましたいわゆる工業団地が完売して、その後の展
開というふうな御質問でございますが、新たな工業団地を造成するという前提で進めてまいらなけ
ればならないというふうなことを考えてございます。
  それで、現在、制度の改廃がいろいろ進んでおりますので、それらの動向を見ながら、より有
利な中での対応ということを考えてまいらなければならないと存じておりますので、よろしくお願
い申し上げます。
○委員長  4番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  売るものがなくて、トータルで500万円近く予算化なっているんですが、企業
誘致のためにです。それで、去年、東京南陽会で、副主幹ともお話ししたんですが、売るものがな
かったらせめてこういうところにカタログでも線を引いて、こういうところに誘致したいと思って
いますとか、そういう話が出たんですが、それで、ここに書いてあるんですが、「新たな受け皿、
調査研究を進め」、調査研究ではなくて、予算をつけたらここを売るんだというふうな進め方はで
きないものなのかお答え願います。
○委員長  板垣企業誘致主幹。
○企業誘致主幹  確かに議員おっしゃるとおりでございまして、やはりまずは候補地を探して、
そこを指定して、それから団地造成というふうに進めてまいりたいと思いますので、そのような進
め方でまいるというふうに考えてございます。
  以上です。
○委員長  4番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  言っていることはわかるんですが、「調査研究を進め」で、ことし500万円予
算をつけていて売るものがないと、さっきから。それでどうやって企業誘致をやっていくのか。何
にもないところから企業誘致を、今現段階で500万円予算をつけてやっているようなんですが、売
るものがなくて予算をつけるのはおかしいんではないですか。
○委員長  板垣企業誘致主幹。
○企業誘致主幹  工業団地というものがなくてどのような方向で企業誘致を進めるのかというふ
うな御質問でございます。
  議員の御指摘、もっともでございますが、その工業団地の調査をしながら、あとは企業訪問を
地道に重ねまして、いわゆるそこからいただく情報を得ながら、例えば仕事の販路拡大とか、また
はそれに付随するようなものの情報をいただきながら市内の企業に情報提供をしながら、その中か
ら次の展開にまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○委員長  4番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  では要望ですが、なるべく早く工業団地を決めて、その中で進めていっていた
だきたいというふうに思います。
  なお、この間、マスコミに書いてあったんですが、裁判の、副市長がトップの、どのような方
向に進んでいるのか、新聞では見たんですが、その後の経過を教えてください。
○委員長  柴田副市長。
○副市長  判決については、2月27日に出ましたので、私名で議長に判決内容について御報告を
文書で申し上げまして、議長から各議員の方にファックスでお流ししたとおりでございまして、開
発公社については、すべて問題なしというふうな判決をいただきましたので、安堵したところでご
ざいます。
  その後、まだ正式な裁判所のほうからございませんが、企業側で最高裁に上告をしたという新
聞報道はございますが、当方には何も裁判所のほうからは連絡がございません。
  ですから、今、上告審で争うということになれば、裁判所のほうからこちらにくると思います
ので、今は静観をしているという状況でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
  18番大坂委員。
○大坂正十四委員  農林振興の中でお聞きしますが、松くい虫というのは、毎年、何百万円と金
をかけてずっとやっているということですが、ことしも300万円の予算をつけていて、これについ
てどのぐらいの防止ということでパーセントがあるのか。このぐらいやっても、毎年松くい虫で松
の木がなくなっているというふうな状況なものだから、300万円南陽市で予算化して、どのぐらい、
何%ぐらいとめられるのか。そこらをお聞きしたいと思います。
○委員長  鈴木農林課長。
○農林課長  松くい虫につきましては、毎年、委員御指摘のとおり、事業をさせていただいてお
ります。しかし、毎年、また新たなところにふえてきておりまして、特に松くい虫の目立つような
ところにつきまして、市内4地区の中の梨郷、宮内、赤湯、中川地区の292ヘクタールを対策地域
といたしまして、国庫補助を受けながら毎年やっているところでございます。
  毎年大体300本から500本ほど伐採させていただいて処理しているわけでございますが、それで
もまた同じようなところからふえてきているということで、イタチごっこに近いところがございま
すが、緑環境の保存という部分がございますので、今後とも少しずつでも続けてまいりたいという
考え方を持っているところでございます。
  なお、緑環境税が出まして、そちらのほうでも別途対応していただける部分が出てきておりま
すので、そちらにも期待しているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  大坂委員。
○大坂正十四委員  そういうことを聞いたのではなくて、このお金300万円かけて南陽市で防止
して、何%ぐらいこの松くい虫等の防止ができるのかということをお聞きしたい。
  それはわかるが、毎年そっちとこっちとやっていて、また、ぐるりと回ってきたころはこっち
がまた松くい虫にやられているというようなこともあるんで、300万円ぐらいかければどのぐらい
南陽市全体の中で防止されるのかということをお聞きしたい。
○委員長  農林課長。
○農林課長  南陽市全域でいきますと、約6,000ヘクタールほど森林がございまして、その中の
対策地域が約300ヘクタール弱でございますので、約5%しかなっておりません。その中でも被害
が発生している特にひどいところだけを対応してございますので、極めて効果的な部分からします
と、限定されたものということができるかと思います。
  ただ、本市の場合ですと、風光明媚な観光地と農村部分につきましても、観光の一分野という
こともございますので、特に道路等の周辺を見ると、せっかく来たのにという失望感を与えないよ
うに、そういう部分を重点的に伐採駆除をさせていだたいているところでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費の110ページから121ページまでについて質疑ございませんか。
  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  第8款の土木費の3目の公園費についてお尋ねをしたいと思います。
  先ほども冒頭質問したわけですけれども、具体的にお尋ねをしたいと思います。
  今回の提案で事業の目的ということで、南陽市の子育て支援都市宣言というものを具現化する
ため、あるいは子育て環境を整備して若者が安心して子育てができるようなそういう施設というふ
うな目的で2億3,750万円をかけると、ことし7月に完成の予定というふうなお話でありますが、
最初に、今の現状で南陽市の児童遊園、あるいは児童公園が何カ所かあるわけですけれども、市で
管理しているこの施設は今現在何カ所ありますか。
○委員長  安彦建設課長。
○建設課長  お答え申し上げます。
  建設課で管理している都市公園を含めた児童遊園地などですが、合計で21カ所ございます。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  それで、この花公園の遊具の整備事業でありますが、宝くじ助成金、あるいは
薮田基金、起債、一般財源ということで2億3,700万円余のお金を使うわけです。私思うんですが、
正直言って果たして必要なのかなというふうに思います。
  というのは、今、建設課長が答弁されたように、児童公園やあるいは児童遊園が南陽市内に21
カ所あると。むしろこの今既存のある施設を充実・強化、総点検して、やはり気軽にお年寄りや子
供たちが遊べるような施設のほうがむしろいいのではないのかなと、このように思うわけです。そ
ういう点で、しかも、冬期間が全然利用できないと。しかも、管理委託をどこにするかわかりませ
んが、一体どのぐらいかかるのか、非常に市民も心配をしているのではないかなと、このように思
うわけでありますが、その辺どのようにお考えか、まず最初にお尋ねをしたいと思います。
○委員長  ただいま佐藤委員の質問中でありますが、暫時休憩をいたします。
  再開を午後1時といたします。
午前11時58分  休憩
───────────────────
午後 1時00分  再開
○委員長  再開いたします。
  14番佐藤委員の質問に対して、松田政策主幹。
○政策主幹  お答え申し上げます。
  私が最初からこの遊具関係の計画に入っておりますので、私から答弁させていただきます。
  果たしてあのような遊具を必要かというようなことでございますけれども、ハッピーママギフ
トの関係のアンケート、もしくは市役所正面に設置しております投書箱、あるいはいきいきトーク
などを開催しておるわけでございますけれども、その中で若いお母さん方から大きな遊具を備えた
遊園地がほしいと。具体的にどこどこのこのような遊具をぜひ設置してほしいと、このような要望
が数多く出されたわけでございます。このようなことから、ソフト事業につきましては、平成19年
度から立ち上げましたいろいろな事業がございまして、今度は、ハード事業のほうが必要ではない
かというふうなこと、検討する必要があるということで、関係各課が集まりながら協議して、先進
地の視察を行って検討したというようなことで、このような御提案になったわけでございます。
  なお、119ページの予算書にございますけれども、公園費の備品購入費というところで、遊具
を備品購入という項目で購入いたします。あと、15節の工事請負費において、これの基礎までの造
成工事、もしくは、非常にこれも要望があります体育館の周辺工事、ランニングロードを含めまし
て、周辺工事の整備を図ってまいりたいというふうなことでございます。
  このようなことから、非常に多くの希望が寄せられたということで、このような計画をさせて
いただいたということでございます。
  以上でございます。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  若いお母さんからさまざま投書などをいただいて、かなりの要望があったとい
うような答弁でありますが、それならば、私が言いたいのは、何もわざわざあそこまで行かなくと
も、さっき言ったように、21カ所の南陽市で管理運営している児童館、あるいは広場、こういった
ものを総点検して、そして新たな子供の遊具等を充実すれば、近場の子供たちやじいちゃん、ばあ
ちゃんが孫の手を引きながら十分行けるのかなと。しかも、安全であるというふうに私は思います。
  ですから、こういったことを含めて充実ならば当然賛成できますし、問題はないと思うんです
が、わざわざあそこまで行って、では管理運営はどうなるのか、あるいは冬期間どうなるのか、あ
るいは人的配置等も含めてどうなっていくのかというのが非常に疑問と不審を持つわけですけれど
も、そういったことはどうなるのかお聞きをしたいと思います。
○委員長  松田政策主幹。
○政策主幹  21カ所の公園というものは遊具を備えた公園、もしくはそうでない公園、さまざま
あるかと思います。それらにつきましては、おのおの利用されている方、利用価値があるわけでご
ざいまして、それらのほうの整備なんかも当然必要なわけでございます。利用者がおのおの年齢的
に違うのかなというような感じがしますし、子供たちでも出かけていけることは、大きい花公園に
つきましては、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんと一緒にというようなことにな
るのかなという感じがしております。
  あと管理運営につきましては、体育館のほうに隣接するような、ちょうどそこの公園の中に設
置することになるわけでございますので、当然管理運営につきましては、体育館のほうで行うこと
になると思います。
  冬期間につきましては、先進地的な施設ということで、山形の施設を何カ所か見てきたんです
けれども、やはり冬期間は雪が積もりますし利用できません。そのことはここのみならず、雪国の
宿命なのかなと思っております。
  あと、この公園のための人的配置は特段ありません。
  以上でございます。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  私はさっきも言ったんですが、21カ所の施設は、そういった方向でするならば
気軽にはいと、こういう形でいつでも行けるのではないのかなと。あそこの体育館ですと、わざわ
ざ車やあるいはタクシーで行く人はいないと思うんですが、そういう形で行くと、やはりだんだん
年をとってくれば大変なことになると思うんで、利用する方は、若いお母さんだと、例えば休みの
土日、こういうふうになるかと思うんです。つまり子供というのは時間は関係なく日常的にいるわ
けですから、時間は関係なく行けるような遊具施設、あるいはそういった設備をするということが
一番大事になるのかなというふうに私は思います。
  そういう状況の中で、やはり例えばそういった2億数千万円も使うならば、市長が第4子から
子供の保育料を無料化すると、こういうふうに言っているわけですけれども、例えば第3子から大
胆にするとか、あるいは今、南陽市の就学前の子供たちの医療費が無料化になっているわけですけ
れども、例えば6年生までするとか、あるいはさまざまな子供たちの施設を、そういった形で利活
用できるようなそういう仕組みにつくりかえていくほうが、私は政策的にも大変有意義なことにな
るのかなと、このように思うわけでありますが、いかがなものでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  今、佐藤委員からさまざまなお話がありまして、逐一聞いておったわけですが、一つは、
今回の子育て支援の中でも一番大きな目的は、今、多少希薄と言われている家族愛であるとか、地
域の連携であるとか、そういったものを含めて子供の本来の幼年時代のしっかりした教育をしてい
きたいということにあるわけで、もう一つは、花公園全体のいわばバージョンアップといいますか、
リニューアルといいますか、そういうことも今、考えなければならない。
  花公園とは名ばかりで、なかなか維持管理ができないという状況もあります。そういった状況
の中で、先ほど松田主幹が言ったように、さまざまな意向もあり、あるいは薮田さんの遺言なども
あって、さまざま考えたところに、それではあそこにやれば、じいちゃん、ばあちゃん、父ちゃん、
母ちゃん、兄弟、あらゆる人が一緒に、ただ単に地域の人のみならず、その近くの人だけではなく
て、市内全域、あるいはもっと置賜全体からもいろいろな子供たちが集まってくる、あるいは親が
集まってくる、子育てにいろいろと不安を抱え込んだり、考えている人も集まってきて、いろいろ
なコミュニケーションができるのではないかと、こういうふうなねらいがあったわけであります。
  そういう意味では、佐藤委員が言うように、ここに小さな公園があるのもいいかもしれません
が、しょせん歩いていけるのはどのくらいだと思いますか。21だって足りないです。だから、結果
としては物足りなくなっています。それだったら1カ所にまとめてしっかり管理もできる、行けば
だれかかれかいる、楽しく遊べる。そういう施設をしっかりしたものを、他に誇れるような施設を
つくるほうがいいのではないか。しかも、安い資金でというか、市に余り負担にならないものでと、
こういうふうなことになるわけであります。
  これは、さっき言ったように、隣ではお年寄りが、例えばグラウンドゴルフをしているとか、
下のほうではお兄ちゃんたちが芝生グラウンドでサッカーをしているとか、あるいはお父さんたち
は中のトレーニングルームで運動するとか、あるいは体育館を使っていろいろなことをやるとか、
いろいろな人がいろいろな利用の仕方ができる施設をつくると。単に遊園地をつくるだけが目的で
はありません。
  ただ、今回の予算計上の名目はそういうふうになっていますけれども、これはトータル的にや
っているわけなので、ぜひ御理解いただきたい。
  その中には、グラウンドゴルフや老人会のほうからもいろいろ要望があったトイレ、トイレが
向こうのほうにないんだと。向こうというのは体育館の向かって左、西側のほうにトイレがない。
だからトイレもつけてくれと。あるいはあそこは地域防災計画の避難場所になっているわけです。
そうしたときに、水道なんかも足りない、あるいはシェルター的な避難所も足りない、あるいは便
所とかもない。そういったものを総合的に備えて、場合によっては、防災のときには避難所として
有効な施設になると。こんなことも含めて考えているわけです。
  さらには、先ほどちょっとありましたけれども、1周1キロのゴムチップのランニングコース
をしっかりつくって、照明なんかもそろえて、いつでもだれでも、場合によっては夕方、夜でも、
行けば公園として機能を果たすというようなことも含めての施設なんです。
  だから、単に小さな子供だけが遊ぶ場所でどうということではなくて、あらゆる人があそこに
集まってコミュニケーションをとれるそういうふうな施設、あそこはそもそもふるさと市町村圏と
いうことで、置賜全域の花公園ということでつくった施設ですから、我々が宝くじに申請するとき
には、3市5町の施設としてもっと大きな規模で宝くじに申請をしたんですが、それが認めてもら
えなかったんですけれども、そのぐらいの置賜全域の有数な子供たちの遊園地を含めた施設にした
いというのが私のねらいで、そのことによって南陽市が大きくPRでき、できればこれから子育て
しようとか、あるいは結婚しようという人たちがぜひ南陽市に住んでみたいというふうなところま
で発展することを願っているわけなんで、ぜひ御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  現在、体育館利用者が何人かわからないんですけれども、どのぐらいいるか、
後で言ってもらいたいんですけれども、私はならないと思うな。そんなになるんだったら苦労しな
い、市長。
  だって、今、南部道路、あるいはバイパス、あるいは高速道等ができるわけで、南陽市へ立ち
寄ってでは行きますかというような、私は何人いるかわからないんですけれども、私は無駄ではな
いかなと。それよりも近くにある、さっき21カ所では足りないと市長はおっしゃったけれども、足
りなかったら南陽市全体を見て何カ所か拡充すればいいことであって、かえってそのほうが南陽市
民にとって、子供にとって喜ばれるのではないのかなと私はこのように思います。
  だから、その辺の認識の違いはありますけれども、そのほうが市長のためになるのではないの
かなと、このように私は思います。
  それから、さっき答弁がなかったんですけれども、それよりも第3子の保育料の無料化とか、
むしろそのほうが喜ばれるのではないかなと私は思います。あるいは子供たちの医療費の無料化を
小学校まで引き上げると。そういったほうが、市長なかなか大したもんだと、このように言われる
のではないかなと思います。
○委員長  市長。
○市長  そういった考えもあります。ただ、維持管理のことを考えると、わずかな施設をいっぱ
いつくるというのは非常に難しくなります。そういうこともあって、1カ所にまとめるということ
は、管理上非常に楽な面があるということ、それから、だれも喜ばないと言いますけれども、これ
はやはり私も子供が4人います。明議員は何人いるか知りませんが、そういう意味では、やはり実
感として、こういう子供たちと一緒に生活できる環境、これは絶対必要ですし、今ほど求められて
いる時期はないのではないかなというふうに思っております。
  それから、そんなことに使う金があったら、これは補助制度がないので生財源になりますが、
第3子に金を出したらどうかと、こういうことになります。これは財政的に余裕が出れば可能だろ
うというふうに思っておりますが、今は違う制度での取り組みをやっているわけなんで、あくまで
も母体になっているのは、薮田基金を母体にしながらこれをどうやって生かすことができるかとい
うことが基本なんです。だから、余り変なところに話を持っていかれるとなかなか困ってしまうん
ですが、まずはそこに話を集中していただかないと困るわけですけれども、それが一つであります。
  それから、冬使えないのではないかと、こういうふうな話であります。そういう理論になりま
すと、我が雪国では屋外の施設すべてノーと、こういうふうな議論になってしまうわけで、過去に
グラウンドとか、そういう施設について雪国で冬使えないんだからそんなものは要らないよという
議論をしたためしはないし、まして、二、三カ月の期間しかあるかどうかわからないプールだって、
そういう議論をしたことは、市長も含めて私も24年間議員をしているけれども、そういう議論はな
い。むしろやはり雪国の夏の短いところであればあるほど、外で太陽の光に当たって遊べるような
環境を整備することは大事なことであるというような議論はあったかもしれないけれども、冬使え
ない施設はいらないと、こういう議論は余りなかったのかなというふうに思っていますが、そのこ
とについては余り考えなくてもいいのではないかなというふうに思っております。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  まず、質問する前に、今、市長、問題だろう。「私子供4人いますけれども、
明議員は何人いますか」と。あなたは私と何十年もつき合っているだろう。あなたは私の家に選挙
前に来ただろう。わかっていて言っているんですか。それは撤回してもらわなければならないよ。
  まず、委員長、それからだ。
○委員長  市長。
○市長  表現が悪かったわけだけれども、一緒に生活することだってあるだろうし、一緒に兄弟
とか、家の人の子供と一緒ということの意味もあっての話で。
○佐藤 明委員  そんなことは関係ない。
○市長  そういうふうなこともとらえ方だけれども、それは不満であったら、それは取り消させ
ていただきます。
○佐藤 明委員  ちゃんと謝罪してもらわないとならない。
○市長  大変失礼いたしました。
○委員長  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  とんでもない発言だよ、今のは。本来ならば議運を開いてもらって、そして、
議運で議論してもらって、今の問題点を私は傍聴席に入って、本当だよ、これは。これは今まで歴
史になかったよ。
  ちょっと休憩をとってもらわないと。
○委員長  暫時休憩します。
午後 1時17分  休憩
───────────────────
午後 1時43分  再開
○委員長  再開いたします。
  先ほどの件につきまして、市長より答弁を求められておりますので、市長より答弁をしていただ
きます。
  市長。
○市長  ただいまの私の発言によって、佐藤委員並びに議会の皆様に大変な御迷惑をおかけした
ということで、改めてこの場で謝罪と訂正をさせていただきたいというふうに思います。大変御迷
惑をおかけしました。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に進みます。
  次に、第9款消防費の120ページから127ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第10款教育費の126ページから161ページまでについて質疑ございませんか。
  1番板垣委員。
○板垣致江子委員  133ページの教育費、小学校費の13番委託料のところに関連して質問させて
いただきますが、学校給食なんですけれども、昨年からの灯油の値上がりとか、食材の値上がりが
かなりありまして、この3月、4月で、いろいろな食材が5%、10%上がってきますが、その辺の
ところで学校給食への影響、また、給食費をきちんと維持していただきたいということで、市のほ
うのお考えはどういうふうに皆さんへ指導がなされるのか。
  また、山形県も米飯給食日本一を目指そうということで、先日、新聞に斎藤知事のお言葉が書
いてありました。やはりこういう時期に、ぜひ米飯給食をもっともっと増やしていただきたいと私
は思うわけです。
  前回も五十嵐議員のほうから、米飯給食を増やしてほしい、ましてや中学校の男子の生徒なん
かは、パン給食ではとにかくおなかがもたないということで、話がありましたので。私のところも
男の子はもう本当に御飯のほうがいい、パンはどうしてもだめだと、家でも言っておりますという
か、一般的に皆さんそういうふうに感じていらっしゃるようですので、ぜひふやしていただきたい
と思いますが、その辺市のほうとしてはどのようにお考えでしょうか。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの御質問に対してお答えいたします。
  初めに、給食費のほうですが、大変予期せぬ物価上昇ということで苦慮しております。また、
基本的には食材の高騰、それから、原油高ということがかかってくると思いますが、あくまでも安
心・安全な給食ということで、今後とも継続していくということは基本でございますが、給食費に
つきましても、据え置きを原則として今考えております。
  ただし、やはりこれから物価上昇の指数等も考慮しながら、今後の状況を見守りながら値上げ
せざるを得ない状況にもなるのかなということで、今考えているところでございます。
  あと2点目の米飯給食でございますが、今、委員からお話があったとおり、県のほうでの補助
事業というふうなことで、今年度から始められるということでございます。
  実は、中学校の男子生徒、米飯のほうがいいというふうなお声もあるということなんですが、
今年度、中学校の学校給食を実施しまして、御飯給食とパン給食の回数について、今のままでよい
というお答えが54%でございました。パンの給食回数を増やしてほしいというお答えも17%ほどご
ざいます。この数字から見れば、今、1週間で3回米飯、それから2回のパン給食を実施している
わけですけれども、このアンケートから見る限りでは原状のままで満足していらっしゃるのかなと
いうふうに思います。
  ただ、今御指摘があったとおり、県の補助事業等もございますので、すべて御飯給食というわ
けにはいきませんけれども、ある程度回数を増やしていくということで、今担当課とも協議をして
検討している段階でございます。
○委員長  1番板垣委員。
○板垣致江子委員  当面は値上げがない、考えていないということで、ただ、どういうふうにな
るかわからないようなところもあるということでしたが、食材の値上げ、灯油の値上げ、すべての
ことが、今、私たち主婦の家計費の中に、もう既にかなり厳しい状況をつくっております。本当に
家計は悲鳴を上げている家庭のほうが多いと思います。そのようなことをぜひ考えていただいて、
できるだけ上げないで維持していただかなければ、またまた家計も大変、そこでまた給食費が払え
ないという家庭もふえてくるのではないかと思うので、ぜひ何とか今の状態を続けていただけるよ
うにお願いしたいと思います。
  米飯給食のほうもぜひ回数をふやしていただければと思います。
○委員長  要望ですね。
○板垣致江子委員  はい。
○委員長  ほかにございませんか。
  6番松木委員。
○松木新一委員  147ページの10款教育費、5項の社会教育費の中の19節負担金補助及び交付金
の中の青年教育推進事業補助金というものがございますが、施政方針の中にも地域活動の核となる
若者を育てる青年リーダーを養成する事業であるというふうにうたわれていますが、これらについ
て、具体的な内容等についてもう少し詳しく教えていただきたいと思います。
○委員長  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  お答え申し上げます。
  青年教育の推進事業については、新規事業というふうなことで、補助金に計上させていただい
ておりますが、実行委員会を組織をいたしまして、青年教育の推進に当たりたいというふうに考え
ております。
  具体的な事業内容としては、青年リーダーの養成を最初に始めたいというふうなことから、養
成事業、ワークショップ、専任の講師をお迎えをして青年教育に興味のある方々にお集まりをいた
だきながら、ワークショップ形式で進めたいというのが現在のところであります。
  なお、詳細については、現在検討中でありますので、よろしくお願いを申し上げたいと思いま
す。
  以上です。
○委員長  6番松木委員。
○松木新一委員  ただいま実行委員会を組織しまして、それについて詰めていかれるというわけ
ですが、やはり活力ある南陽市をつくるため、青年リーダー、いろいろと市長も常日ごろ、今まで
も言っていますが、要するに青年団活動とかそういうものとか、年寄りでもそうですが、老人会に
してもそう、婦人会にしてもそう、若妻会にしてもそう、そういういろいろなものが今非常に衰退
しているという中で、こういう若い人がリーダーとして頑張っていっていただくようなものを育て
ていくのは大切なことだと思うんですが、その辺につきまして、年齢層として幾らぐらいから幾ら
ぐらいまでと、あとまた、市内の若者たちをどれぐらい集めてということは大変失礼ですが、それ
に参加をされる人を募ると思うんですが、どれぐらいの規模でやっていくというような、まず、素
案でもいいですが、もし持ち合わせていれば教えていただきたいと思います。
○委員長  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  対象年齢につきましては、いわゆる青年というふうなことでありますので、20
代、30代であろうというふうにとらえております。
  また、リーダー養成講座の規模でありますが、専任の講師をお迎えしてといういわゆる教室型
ということを想定しておりますので、20人ないし30人ぐらいなのかなというふうに想定をしている
ところであります。
  以上です。
○委員長  6番松木委員。
○松木新一委員  その専任講師をお願いして20人ないし30人の規模でやっていくというような中
で、これは年に数度開催されまして、同じ人をずっと育てていくのか、その都度新たな人も含めて
拡大して育てていくのか、その辺についても教えていただきたいと思います。
○委員長  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  一つには、登録をしていただいて、ワークショップのほうの年に何回か、今五、
六回程度なのかなというふうに想定をしておりますが、その20人、30人の分については、やはり会
員登録制をとって集中的に対応したいというふうに思っております。そのほかに一般の公開講座と
いうふうなものも必要ではなかろうかというふうなふくそうする形で、現在検討を進めているとこ
ろであります。
○委員長  ほかに。
  19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  129ページ、19節の生徒の通学の問題に関連して、私も前回のときにもちょ
っと松沢の事故の問題から含めて、教育委員会の今後の子供たちの通学のあり方についての質問を
しているわけですが、痛ましい事故があって、その後数カ月たっていますけれども、3月までに今
後どうするのか方向性を出したいと、こういう答弁をしているわけですね。いかに今までの方向を
議論をなされて、考えられているのか、まず、その件について。
  課長さんでも教育長でもどちらでもいいです。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  今、五十嵐委員のほうからお話がありました件についてでございますが、2学
期末の段階で学校のほうと協議をしております。それで、その後1月、日にちははっきり覚えてお
りませんが、学校と保護者の方、松沢、金沢地区の保護者の方と今後のことについて話し合いをも
たせていただいております。2月に入りまして、教育委員会も入りまして、今、保護者の方の御意
見を伺っているところでございます。
  今後、3月末までの間に、4月からの登校について、具体的にどのように対応していくかとい
うことで、さらにこれから話し合いを深めていくというような段階でございます。
○委員長  19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  大変な死亡事故まで起きたということの問題のわけでありますが、2月25日
ですか、教育長さんと学校教育課長さんと職員の人たちと区長さん初め保護者の皆さんとの話し合
いがあったという話を聞いているわけですけれども、まず、保護者の方々の意見としてどういうこ
とを示されているのか、それをどういうふうに受けとめられているのか、この辺について行政側と
しての受けとめ方として、その辺について考え方を聞かせてほしいと思います。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  お話の概要、保護者の方、地域の方、これからも継続して通学方法は、バスに
よる通学をお望みでございました。ただ、経費的な部分を考えると、これからいろいろまた基礎的
なデータを収集しなくてはなりませんけれども、あくまでも安全を確保していただきたいというよ
うな要望をちょうだいしております。
  やはり基本的に南陽市全体の通学を考えた場合には、危険箇所がまだあるわけですし、そうい
ったところも踏まえて、安心して登校できるような形で、今後検討していかなくてはならないなと
いうふうに考えているところです。
○委員長  19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  そういう前向きに住民の目線に立って、私はこの問題は考えてやるべきなの
ではないだろうかと、こういうふうに思います。
  それは加害者の問題としては、もう裁判ではっきり決まってきたわけですが、それとはまた別
に行政側としてどう考えるかというのは、これは問題だと思います。
  あそこは、キロ数からいっても4キロ以上約5キロぐらいありますから、スクールバスを通し
てもいいところなわけですよね。子供の数は恐らく来年度の新学期からは4人から5人だというふ
うにお話を聞いていますが、人数が多かれ少なかれ、やはり子供たちの命は1人でも重要視しなけ
ればならない大きな問題だと思います。
  まして、死亡事故と重傷を負った子供がおられるわけですから、非常に安全面等について、こ
の間市長は、歩いてするのがこれが当然のことなんだというお話であったんですが、それはそれと
して、当然学校に通学するというのは歩くというのが基本だと思いますけれども、あえてああいう
4キロ以上もある非常にそういった大きな問題が起きたところ、そして、また今後そういった事故
が再度起きかねない危険なそういう通学路に当たっているのではないかなと私は判断しますけれど
も、そういったことを含めながら、教育委員会としてそこのところをきちっとしてやるべきではな
いかというふうに思いますので、子供たちが安心して安全に学校に通えるやり方というものをしっ
かりと考えて、方向性を出していただきたいということを思います。
  再度教育長のほうからも考え方を聞かせてください。
○委員長  教育長。
○教育長  お答え申し上げます。
  今、課長が申し上げましたように、基本的にはやはり歩くということでございますけれども、
こういった事情でございますので、今、保護者の方との話し合いもやっておりますので、十分慎重
に検討し、対応していきたいというふうに思っているところでございます。よろしくお願いします。
○委員長  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  147ページ、13節委託料並びに19節負担金補助及び交付金ということで、3つ
の路線のバスの運行委託料補助金がございますが、市長の公約にもございましたように、沖郷地区
のデマンド方式とか、そういうものの検討とか、今後の見通しはどのように考えておられるのかお
聞きしたいと思います。
○委員長  樋口企画財政課長。
○企画財政課長  お答え申し上げます。
  沖郷地区のバスの関係でございますが、平成19年度初めから種々検討いたしまして、地元とも
何回となく話し合いをもったわけでございますが、地元の意向としては、バスについては必要ない
というのが総意でございまして、デマンド交通をかわりに検討していただきたい。これについては
時間がかかるであろうから、多少時間を要しても、なるべく近い将来ということでデマンドを考え
ていただきたいというのが地元の声でございました。
  そのようなことから、バスを走らせるということは一応白紙に戻しまして、デマンド交通につ
いて検討を種々しているわけでございますが、何しろデマンドとなりますと、特定の限られた地域
だけで利用していただけるそういうシステムというのは成り立たない仕組みになってございまして、
やるとすれば市内全域、となれば、当然に今実際に走っていますバスにも大きな影響が出てしまう
ということもございまして、いろいろ難しい面がございますが、もう一方では、全国的にデマンド
もいろいろ普及してきておりまして、システムも値段が下がってきつつあるということもございま
すので、十分に時間をかけて今後とも検討してまいりたいという段階でございます。
○委員長  7番渋谷委員。
○渋谷晏弘委員  地元の要望がデマンドだということで、行政側としてもそのように対応して、
今は検討中ということで、では、もし試みとして、具体的な時期的なものは今現在ございますか。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  今検討しているところでございまして、全く今のところいつと申し上げられる
状況ではございません。
○委員長  ここで暫時休憩いたします。
  再開を2時15分といたします。
午後 2時03分  休憩
───────────────────
午後 2時15分  再開
○委員長  再開いたします。
  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第11款災害復旧費から第14款予備費までの160ページから163ページまでについて
質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他、付属資料の164ページから185ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算は、原案のとおり可決すべきも
のと決するに御異議ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  ただいまの上程されております平成20年度の当初予算に対しまして、私は反対
をいたします。
  なお、本会議上で討論をしたいと思います。
  以上です。
○委員長  ただいま14番佐藤 明委員より反対の表示がありましたので、採決は起立により行い
ます。
  お諮りいたします。議第8号 平成20年度南陽市一般会計予算は、原案のとおり可決すべきも
のと決するに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○委員長  起立多数であります。よって、議第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第9号 平成20年度南陽市国民健康保険     特別会計予算
○委員長  次に、特別会計予算の審査に入ります。
  議第9号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第9号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、196ペー
ジから229ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第9号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり
可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第9号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第10号 平成20年度南陽市財産区特別      会計予算
○委員長  次に、議第10号 平成20年度南陽市財産区特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第10号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、240ページから266ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第10号 平成20年度南陽市財産区特別会計予算は、原案のとおり可決す
べきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第10号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第11号 平成20年度南陽市小滝簡易水      道事業特別会計予算
○委員長  次に、議第11号 平成20年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について審査を行い
ます。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第11号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、274ページから279ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第11号 平成20年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算は、原案のと
おり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第12号 平成20年度南陽市育英事業特      別会計予算
○委員長  次に、議第12号 平成20年度南陽市育英事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第12号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、288ページから293ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第12号 平成20年度南陽市育英事業特別会計予算は、原案のとおり可決
すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第13号 平成20年度南陽市老人保健特      別会計予算
○委員長  次に、議第13号 平成20年度南陽市老人保健特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第13号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、302ページから305ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第13号 平成20年度南陽市老人保健特別会計予算は、原案のとおり可決
すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第14号 平成20年度南陽市農業集落排      水事業特別会計予算
○委員長  次に、議第14号 平成20年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算について審査を行い
ます。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第14号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、314ページから319ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第14号 平成20年度南陽市農業集落排水事業特別会計予算は、原案のと
おり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第15号 平成20年度南陽市介護保険特      別会計予算
○委員長  次に、議第15号 平成20年度南陽市介護保険特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第15号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、328ページから351ページまでについて質疑
ございませんか。
  19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  介護保険関係について総括的にお聞きしたい点があるんですが、介護制度が
出てから数年になろうとしているわけですが、国の制度も変わって自己負担もふえてくる。また、
事業所のほうも最近はまた厳しい状況になってきているのではないかなということと、あと、この
介護保険制度とこれに該当する方々が最近少しいろいろな意味で変わってきているのではないかな
と。痴呆症の人が非常にふえ始まってきているということがあると思いますけれども、始めたころ
と最近の介護保険のあり方といいますか、制度を利用する方々の層といいますか、どういうふうに
変化しているのか、その辺どういうふうにとらえられておりますか、わかれば。
○委員長  佐藤福祉課長。
○福祉課長  お答え申し上げます。
  介護保険制度ができましたのは平成12年度でございます。その当時私が担当してございまして、
中抜けをして、今平成19年度担当しておりますけれども、ちょうど8年間と、このような形になっ
てございます。
  今、認知症の部分でお話がございましたけれども、これについての具体的なデータというのは
正直持ち合わせてはございませんけれども、やはり当時から介護保険については、この認知症の方
に対するサービスというものについては、大変問題になったことがございまして、現在もそのよう
なことは変わりはないところでございます。
  なぜかと申しますと、あくまでもこの介護の部分の認定をするというのは一定の調査、そうい
ったものでやってまいりますので、調査した段階で少し調子がよくて、あとは実は調査が終わって
から、少したってから調子が悪かったと、このような形の一般的にまだらと言っているんですが、
そのような状況がございますと、認定そのものについても、やはりなかなか理解を得られないよう
な認定もたまには出るときもあると。そういったときは更新申請をどうぞお願いしますと、このよ
うな形で対応をしておるところでございますが、当初から認知症の関係については、なかなか認定
の問題で課題はあるのかなと。
  ただ、認定の仕方についても、もう8年間になっておりますので、いろいろな形で工夫はされ
てきておるところで、改善をされておりますが、完全とは言いがたいのかなと、このような認識も
しておるところでございます。
  それから、使い勝手の部分ですが、当初居宅介護のほうから、どちらかというと施設介護のほ
うに皆さんが目を向け始めたというふうな形で、施設介護のほうに希望が多かったと、このような
ことがございました。ただ、介護保険制度そのものの発足当時から、在宅でケアをするのが介護保
険の制度でございまして、その間、やはり居宅介護のほうに誘導するような政策がまいっておりま
して、現在もそれは続いておるところでございます。
  また、サービスの費用についても、なかなか費用負担が大変だという方もいらっしゃいました。
施設介護の部分については相当な負担もございましたけれども、そういった意味で、居宅介護のほ
うに移行するような手だてを今現在もやっておりまして、せんだっても御質問があったわけでござ
いますが、施設介護から地域密着型の介護のほうに移行をしていただこうと、このような政策的な
流れもなっておるところでございます。
  総括的にと言われましたのでちょっと長くなりましたけれども、今感じているところを申し上
げさせていただきました。
  以上でございます。
○委員長  19番五十嵐委員。
○五十嵐 諒委員  国の制度が、いわゆる施設介護から在宅介護というのに流れが制度的に国の
指導のやり方も変わってきている。そういう内容の中で、認知症を抱える家庭が非常にふえてきて
いるのではないかと、こういう状況の流れだと思いますけれども、認知症になる前のそういう家庭
でのあり方といいますか、そういうものに対する国保事業なりいろいろなものと予防医学的なもの
との連携といいますか、そういうものがますます大切になってきているのではないのかなと、こう
いうふうに思うわけです。
  ある日突然に認知症にかかって、物忘れ、急になくなったりと、あの人がという方々が周りに
次々と出てきているというふうな状況ですから、これは非常になぜそうなるのかということについ
てはわからない点があるわけですけれども、ただ、先ほど課長が言ったように、施設の中に行けば
またよくなったりと、こういう方もおられるわけでありますし、やはりこの辺の研究ももう少し、
認知症にならないためにはどういうふうにしたらいいのかという在宅予防の関係と含めながら、そ
れぞれ国保の関係なり等も含めながら連携していくようなそういうことが必要になってくるのでは
ないかなというふうに思いますので、そこらもこれからの行政の方向性のあり方として、ただ、認
知するかしないかという問題だけではなく、そういったことを連携するというものが今後大事にな
ってくると思いますので、そこらの点を医師などとの連携も含めながらしていくべきではないかな
というふうに思いますので、どういうふうにお考えになっているでしょうか。
○委員長  佐藤福祉課長。
○福祉課長  先ほど漏れた部分もあるかもしれませんけれども、実は、平成18年からの介護の改
正の部分で、介護予防という部分が非常に大事にされてきたところでございます。そういったこと
を踏まえながら、現在も閉じこもり防止とか、認知症の大きな原因となっております他人との接触
がなかなか少ないとか、そういった部分については、閉じこもり防止関係の皆さんと一緒にいろい
ろな事業をやりましょうというふうなことでサロン化とか、あるいはいろいろな健康体操とか、そ
ういったものを事業として組んでおるところでございます。
  なお、その部分については、ドクターの意見等々も聞く場合も大変意義があるものかなと、こ
のように思っておるところでございます。
  以上でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第15号 平成20年度南陽市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決
すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  ここで暫時休憩をいたします。
  再開を3時20分といたします。
午後 3時05分  休憩
───────────────────
午後 3時20分  再開
○委員長  再開いたします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第16号 平成20年度南陽市出産祝事業      特別会計予算
○委員長  次に、議第16号 平成20年度南陽市出産祝事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第16号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、360ページから363ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第16号 平成20年度南陽市出産祝事業特別会計予算は、原案のとおり可
決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第16号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第17号 平成20年度南陽市後期高齢者      医療特別会計予算
○委員長  次に、議第17号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算について審査を行いま
す。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年3月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第17号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、372ページから377ページまでについて質疑
ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第17号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとお
り可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
  14番佐藤委員。
○佐藤 明委員  私この問題について、今まで再三議論もしてきたし、討論もしてきました。こ
の予算に対しまして、反対の態度を表明するものであります。
  以上です。
○委員長  ただいま佐藤委員から反対の発言がありましたので、起立により採決したいと思いま
すので、よろしくお願い申し上げます。
  それでは、議第17号 南陽市後期高齢者医療特別会計予算、原案のとおり可決すべきものと決
するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○委員長  起立多数であります。よって、御異議なしと認めます。議第17号は原案のとおり可決す
べきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第18号 平成20年度南陽市水道事業会      計予算
○委員長  次に、議第18号 平成20年度南陽市水道事業会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。大道寺新一水道課長。
〔水道課長 大道寺新一 登壇〕
○水道課長  〔平成20年3月定例会 予算に関
        する説明書により 議第18号に
        ついて説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、382ページから404ページ
までについて質疑ございませんか。
  3番田中委員。
○田中貞一委員  何点か質問をさせてもらいます。
  389ページの節一番下補助金、750万円の石綿管更新国庫補助金が入っているんですけれども、
この石綿管というのは今現在どれくらいまだ残っているものか。それから、1年間の水道水の漏水
量、大体どのぐらいあるものなのか。それから、石綿管を交換していく場合、あと何年ぐらいで石
綿管から今の管に切りかわる見込みがあるか。
  それから、伊佐沢に建物がありますけれども、前の古い浄水場、あれをあのままにして何年も
置くのか、それとも何年ごろまでにあれを始末してしまうのかというふうなところをお聞かせいた
だきたいと思います。
○委員長  大道寺新一水道課長。
○水道課長  この石綿管の更新工事でございますけれども、まだ平成19年度残では13キロほど残
ってございます。この期間でございますけれども、大体平成23年度ころまでこの補助期間を予定を
しておるというふうな状況でございます。
  あと年間の漏水量としましては、今手持ちに資料がないものですから、はっきりとお答え申し
上げられません。申しわけございませんけれども、後ほどお答えさせていただきたいと思います。
  あと、浄水場の撤去でございますけれども、見積もりをとった段階では8,000万円ほどかかる
というふうな膨大な費用でございましたので、当面は危険のないような窓やそういった扉のところ
には板張りをしまして囲ってございますけれども、はっきり申し上げまして、いつころ取り壊すの
かというふうなことは、今後の検討とさせていただきたいと思っております。
○委員長  3番田中委員。
○田中貞一委員  伊佐沢にある浄水場、タンクなんかはまだあるわけですので、やはり近くの子
供らが入ってけがしたの何になったのと、事故なんかが起きないようにしっかり管理していくべき
だと思います。
  あと、石綿管が平成23年ごろまでで全部大体終了になるということですか。
○委員長  水道課長。
○水道課長  最初の浄水場のほうの管理でございますけれども、そういった危険のないような形
で、周囲には全部くいを打ちまして、あとはトラロープで全部囲いをしております。そして、外に
ある配水池でございますけれども、それは土砂で埋めるというふうな形で、現在考えておるところ
でございます。
  あと、平成23年までは一応ほとんど更新したいというようなことで今計画しております。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第18号 平成20年度南陽市水道事業会計予算は、原案のとおり可決すべ
きものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第18号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第19号 平成20年度南陽市下水道事業      会計予算
○委員長  次に、議第19号 平成20年度南陽市下水道事業会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。須藤房男下水道課長。
〔下水道課長 須藤房男 登壇〕
○下水道課長  〔平成20年3月定例会 予算に
         に関する説明書により 議第
         19号について説明〕省略 別
         冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、408ページから429ページ
までについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第19号 平成20年度南陽市下水道事業会計予算は、原案のとおり可決す
べきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第19号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました本日予定の予算の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝
申し上げます。
  なお、この際、当局にお願い申し上げます。
  本委員会において、各会計とも原案のとおり可決すべきものと決したところでございますが、
これまでの審査の過程で、貴重な御意見も数多くありました。市長を初め、当局におかれましては、
行政の執行に当たり、本委員会における議論や意見を十分酌み取られ、適切に対処されますことを
強く望むものであります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

閉会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。
  どうも御苦労さまでございました。
午後 3時52分  閉会

予算特別委員長 伊藤 俊美