平成20年6月定例会 予算委員会(補正予算) 6月18日(水)10:00~11:43


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本日の会議に付した事件
 議第42号 平成20年度南陽市一般会計補正予算
      (第1号)
 議第43号 平成20年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第1号)
 議第44号 平成20年度南陽市財産区特別会計補
      正予算(第1号)
 議第45号 平成20年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第1号)
 議第46号 平成20年度南陽市水道事業会計補正
      予算(第1号)
 議第47号 平成20年度南陽市下水道事業会計補
      正予算(第1号)

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開会
○事務局長  御起立願います。
  おはようございます。
  着席願います。
  初めての予算特別委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第
2項の規定により、年長の委員が臨時委員長の職務を行うこととなっております。出席委員中、渡
部 敬委員が最年長委員でありますので、渡部委員に臨時の委員長をよろしくお願いいたします。
○臨時委員長  年長委員をもちまして、私が臨時委員長の職務を行いますので、よろしく御協力
をお願い申し上げます。
  ただいまから予算委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は18名、全員であります。

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委員長の互選
○臨時委員長  これより、予算特別委員長の選挙を行います。
  お諮りをいたします。委員長の選挙は、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御
異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は、私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から予算特別委員会の委員長を指名させていただきます。
  予算委員会委員長に殿岡和郎委員を指名いたします。ただいまの指名に対し、御異議ございま
せんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。よって、殿岡和郎委員が予算特別委員長に当選をされまし
た。
  ただいま委員長に当選をされました殿岡和郎委員長から、登壇の上、就任のごあいさつをお願
いいたします。
  殿岡和郎委員長。
〔予算特別委員長 殿岡和郎委員 登壇〕
○予算特別委員長  おはようございます。
  ただいま皆さんから御推挙いただきまして、予算特別委員長という大任を負うことになりまし
た。よろしくお願いを申し上げます。
  今さら申し上げるまでもなく、交付税の減額あるいは市民の所得のマイナスが非常に目立つ昨
今でございまして、市の行政としても、財政的に非常に苦しいことは、私を含め、皆さんいつも感
じていることだと思います。議員として、この予算書の中で無駄な使い方をしていないのか、ある
いは市民の負託に本当にこたえているのかということをつぶさに検証しながら、当局を監視しなが
らやることも大事でありますけれども、加えて、やっぱり市民は何を望んでいるのかと、市民に喜
ばれる予算の使い方、それを提言することも我々議員の仕事だと思っております。監督責任はもと
よりですが、今申し上げましたとおり、皆さんの活発なる御提言を心からお願いをする次第であり
ます。
  簡単でございますが、就任のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
○臨時委員長  御協力をいただき、まことにありがとうございました。
  ここで委員長と交代をいたします。ありがとうございます。
○委員長  ただいまから、委員長の職務を行います。よろしくお願い申し上げます。

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副委員長の互選
○委員長  それでは、予算特別委員会副委員長の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。副委員長の選挙は、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御
異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は、私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から予算特別委員会の副委員長を指名させていただきます。
  予算特別委員会副委員長に髙橋 篤委員を指名いたします。ただいまの指名に対し、御異議ご
ざいませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、髙橋 篤委員が予算特別委員会副委員長に御当選され
ました。
  ただいま副委員長に当選されました髙橋 篤副委員長から、自席でごあいさつをお願いいたし
ます。
  髙橋 篤副委員長。
○予算特別副委員長  ただいま委員長のほうから御推薦いただきました。委員長を補佐し、一生
懸命務めたいと思いますので、委員各位の御協力、よろしくお願い申し上げたいと思います。
○委員長  ありがとうございました。

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議第42号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第1号)
○委員長  それでは、これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託された案件は、平成20年度補正予算6件であります。
  初めに、議第42号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年6月定例会 予算に関する説明書により 議第42号について説明〕省
略別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願
いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般について、8ページから9ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から第7款商工費までの10ページから17ページまでについて質疑ございませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  第2款の総務費に関連いたしまして、せんだって総務常任委員会が開かれまし
て、その中で、樋口企画財政課長から3市5町の合併問題等について報告がありました。それで、
突然新聞等で報道されたわけですけれども、向こうから呼びかけておきながら、向こうから辞退を
すると、こういうふうなことが報道されたわけですけれども、このことに対しまして、市としてど
ういう対応をされるのか、まず最初にお聞きをしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  どのような対応と言われましても、なかなか困るわけですが、私は旧来から、また皆さ
んからも支援があったように、1市2町を提唱しているわけで、置賜地域全体の均衡ある発展を考
えれば、3極体制がいいのではないかというのが私の持論であります。それに対して、米沢市長か
ら3市5町、置賜一つでというようなお話があったわけですが、それがなかなかまとまらないし、
各首長さん方の意見もさまざまなので、先が見えないということで、辞退をしたいと、こういうふ
うなことがお電話でありました。それは、別に構いませんよということですから、私としては、何
ら対応する気がないということではないでしょうか。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  ですから、前にも合併論議が1市2町あるいは3市5町さまざま議論されまし
て、頓挫されまして、そして今日に至っているというふうな経過があるわけですけれども、私も3
市5町でできるわけないと、これは議会の皆さんも、当局の皆さんも、あるいは市民の皆さんもそ
ういうふうに皆思っているんではないのかなと、このように思っているわけですけれども、大体、
できもしないものを提案するということ自体が、本来おかしいのではないのかなと、しかもわざわ
ざお金もかけましてやっているわけですから、さらには勉強会等もやっているわけですから、何で
こういうふうになっているのか私わからないんですけれども、そういうことで、やっぱりきちっと
した市長の対応、態度を示すべきではないのかなと、私、このように思いますが、その辺どうでし
ょうか。
○委員長  市長。
○市長  あれは5月2日、ちょっと日にち、よく忘れましたが、米沢伝国の杜に3市5町の首長
が集まる機会がありました。米沢の市長からの呼びかけでありますから、出席しました。その席上
では、もう少し市民の皆さん方に御理解を得られるような内容でなければ、どこの市も町も難しい
のではないかと、今の段階で。やっぱり段階的な統合、したがって、本当に国が奨励しているよう
な道州制などができるとすれば、置賜一つということもあり得るかもしれないけれども、今の段階
では先が見えないし、国もそのときそのときではっきりした状況がわからないということもあるの
で、段階的に実現可能な方法を選択して、やっぱりしっかり合併してもやっていけるなというよう
な確信がつかめた段階で、次のステップにという方法がいいのではないかというようなことを私は
提案をして、その段階でも置賜3極構想、南陽・東置賜の構想を申し上げましたので、その先はあ
まり米沢市長からもお話はあった記憶はございません。
  私としては、そういう対応をしましたし、これからも基本的にはそういうことに考えています。
ただ、それも相手がありますので、必ずしもそうなると言いませんし、これから先、恐らく県のほ
うも相当、期間が限られてきましたので、平成22年3月ということですから、1年と何カ月か、10
カ月ぐらいですか、そういうふうなことになってきましたので、相当強い姿勢で合併を促してくる
というふうに思います。
  したがって、今、私の耳に入ってきているのは、3市5町は難しいとすれば、しからば次の手
だということで、病院枠組みとか、あるいはそれにさらに高畠、白鷹も含めてやれないかどうか、
そういうふうな声、明確じゃないですが、そういう声が頻繁に聞こえるようになってきています。
これは長井の市長とか、あるいは飯豊の町長さんとか、今、川西の町長も違う形での東南、東置賜
含めた2市2町なんていうことを言って、それらの呼びかけもしてみたいなんていうことを言って
いますから、なかなかそうなってきますと、だんだん期間が限られている中ですから、準備期間が
なくなって、なかなか合併も難しくなるんでないかというような思いをして、多少不安を持ってい
ます。
  そういう声がどんどんいろんなところでなってきますと、こっちも何かちょっと、時間つぶし
の戦略なのかなというような思いもあって、なかなか思うように進んでいないのが現状であります
ので、ぜひ議員の皆さんからもお力添えいただきたいなと、できれば1市2町、百歩譲って病院枠
組み2市2町かなと、こんな思いでいるところであります。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  私、前に合併問題等についていろいろと質問したわけですけれども、3市5町
の首長さんは、それぞれ皆思惑を持っているわけですよね。塩田南陽市長は、1市2町あるいは2
市2町と、置賜広域の病院の絡みでの2市2町というようなお話でありますが、川西の町長は、米
沢を含めた2市2町と、東にと、こう言っているわけですね。ですから、一体どれが選択肢になる
のかなと、こういうふうな問題になろうかと思うんですが、私は、市民的なサイドで見るならば、
やっぱり機は熟していないと、このように思うわけです。
  というのは、前にも言ったと思うんですが、南陽市は誕生して42年と、これは赤湯、沖郷、そ
れから宮内地区と、この3極があるわけですけれども、合併してもまだ42年と。いまだもっていろ
いろな思惑があって、南陽市民は合併に対して、アンケート調査等でもノーの態度を示していると、
しかも、病院枠での2市2町となれば、かなり抵抗感もあると、飯豊町も入っているわけですから。
しかも、小国は新潟寄りと、白鷹は全然考えていないと、こういう対応ですから、この辺で、やっ
ぱりきぱっとした態度をとって、南陽市はこうですよ、ああですよというふうに、市民も不安がら
ないような対応をすべきでないのかなと、このように私思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  それも非常に大事なことで、できるだけ早い段階で決断することも大事ですが、今の段
階では、決断すること自体が時期尚早なのかなと。できれば、私としては、将来のことを考えれば、
今、多少市民のコンセンサスが得られない中では無理ですけれども、多少機が熟していないと言い
ながらも、しっかりしたリーダーシップとりながら、将来のことを考えれば、やっぱり最低でも1
市2町という枠組みは外せない決断なのかなと、こう思っております。
  ただ、県なども、これから相当、先ほど言ったように介入してくると思いますので、実現可能
であれば、また皆さん方の御理解得られるんであれば、先ほど申し上げましたような枠組みも場合
によっては出てくるのかなと、どちらが現実的で、なおかつ可能なのかということも選択肢の一つ
として、しっかり対応していきたいということで、結論から言えば、まだもう少し、9月、最終的
には12月がタイムリミットかなと、こんなふうな思いで、少し頑張ってみたいというふうに思って
おります。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  松木委員。
○松木新一委員  先ごろの岩手・宮城内陸地震で被害を受けられた方、そしてその地域の方には、
大変お見舞いを申し上げるわけでございますが、今回の地震災害に対しまして、南陽市としてどの
ような対策をとられたのか、その辺についてお聞きしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  細部にわたって危機管理室長並びに消防のほうで対応していますので、そちらのほうに
答弁させたいと思います。
○委員長  危機管理室長。
○危機管理室長  ただいまのことについて御答弁申し上げます。
  当市においては震度3でありました。地域防災計画に基づきまして、関係機関の担当者が参集
いたしまして、各施設、各部分において集約をしまして、報告をいただきました。その結果、現在
は、被害等が入っておりません。
  以上でございます。
○委員長  次、消防長。
○消防長  消防のほうですが、消防団の分団、そういったところに連絡をとりまして、破損箇所
等の調査を行ったところでございます。格別破損しているところはございませんでした。
  それから、緊急消防援助隊の要請がありまして、当本部から5名の隊員を現地のほうに出動を
させております。活動場所につきましては、駒の湯温泉の旅館の倒壊、あそこの捜索活動あるいは
泥の排除、それから道路の整備、そういった活動をして、16日の午後になって帰署しております。
  以上でございます。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  緊急の援助の5名の方は、大変御苦労さまでございます。
  そういう中で、今回非常に山間、山の中と、テレビ等の報道によれば、非常に大きな地すべり、
今までも断層帯としても考えられなかったところが、被災があったわけです。そして、その次の日、
飯豊町で、震源地は震度3だったですが、そんなに大きいものではないですが、やはり地震という
ものは、いつ起きるかわからないというような中でございます。
  そういう中で、今年度から危機管理室が設けられたということで、以前にも一般質問で、私も
質問をしたわけですが、またほかの議員等も質問されたわけですが、こういう地震とか、その他の
災害時における高齢者や障害者への支援体制、やはり近隣の方々の協力、そういう常に登録などが
されていて、そういうことが非常に有効ではないのかなと思っているわけです。
  そういう中で、県内でも何市町村か、それらが整備になっているとお聞きしていますが、県内
のそういう災害時における高齢者や障害者の支援体制の整備がなされている市町村が幾つあるのか、
そして当南陽市で今現在それらの検討について、どのように進んでいるのかお聞きしたいと思いま
す。
○委員長  堀危機管理室長。
○危機管理室長  ただいまのことについて御答弁申し上げますが、現在のところ、私のほうで把
握しておりませんが、この間のテレビ放送にもありましたように、米沢の例が出ておりました。今
後も21年度までに支援対策の制度を作成しなければなりませんので、関係機関と協力しながら、対
応に努めていきたいと思っております。
  以上でございます。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  私も、米沢市の先ほどのテレビ報道を見ました。そのほかにも、酒田とか、そ
のほかの市とか、町もされているわけです。ぜひとも21年度までですか、それらの支援体制を整備
していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  ほかにございませんか。
  板垣委員。
○板垣致江子委員  14ページ、3款の9目障害者自立支援費のオストメイト対応トイレ設置工事
についてですが、えくぼプラザに工事をするということで予算が組まれたわけですが、赤湯駅に障
害者トイレを今年度設置していただくということで、工事が始まることと思いますが、ここにオス
トメイト対応はできなかったのでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  即決予算で、それも対応するようにしています。
○委員長  板垣委員。
○板垣致江子委員  では、赤湯駅も順次やっていただけるということですね。
○市長  そういう意味ですね。
○委員長  いいですか。
○板垣致江子委員  はい。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費から第10款教育費までの16ページから23ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
  川合委員。
○川合 猛委員  5番川合 猛です。
  21ページ、教育費、1項の負担金補助について、17万2,000円の部分ですが、これは松沢、金
沢地区の児童の集団登校の列に乗用車が突っ込み、児童2人が死傷した事故に対するタクシー通学
への補助金だと思いますが、これは今年度に限った措置で、4月から11月までの8カ月間であると
聞いております。その後、12月から3月までは、市児童遠距離通学補助金制度を利用し、従来どお
りのタクシー通学を行うということだと思いますが、来年の4月からはどうされるのかお伺いいた
します。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの御質問にお答えいたします。
  昨年度の事故の心のケアというような意味も含めまして、保護者の方、地域の方、そして学校
といろいろ協議をした結果、今年11月まで当分の間タクシー通学というようなことで、補助事業と
いうようなことで対応をしているところでございます。
  来年度以降のことについてということでございますが、やはり子供たちの心の回復を第一に願
っておりまして、できれば以前のとおり復帰したいというふうには考えておりますが、これからの
子供たちの状況、それから保護者の方の御意向、そういったことを勘案しながらということで考え
ているところでございます。
○委員長  川合委員。
○川合 猛委員  南陽市の教育方針として、徒歩通学が基本だとは思いますが、子供たちの心の
傷は、果たして癒えたのかどうかわかりません。また、来年からは2人が卒業して、3人での登校
となってしまうとのことです。きりがないと言われるかもしれませんが、何とか続けてもらえれば
ありがたいと思います。地域の方、保護者の方とお話し合いを持っていただき、子供たちの目線に
立ったぬくもりのある対応をどうぞよろしくお願いいたします。
  以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  20ページの10款の教育費、19節、これはさっき説明のとおり、統合の問題等に
対する補助金ということでありますが、学校の統合再編でありますが、せんだっての一般質問等で
は、PTAの三役の説明会が終わったと。これからは、保護者等も含めて説明をするというふうな
お話でしたわけですけれども、私、たしか5月の全協でしたか、質問したわけですけれども、今、
来年の4月の統合再編ということで、かなり急がなければならない事項がたくさんあると思うんで
すね。それで、現在の状況はわかったんですけれども、つまり地域の方々や保護者の方々に対して
どういう説明をして、不安を抱かないような、そういうことを説明するというのがまず第一番の問
題でないのかなと、このように思うわけです。しかも、来年の4月から開校すれば、いろいろ保護
者や子供たちの準備もあるというふうに思うんですね。ですから、親や子供たちの立場に立って、
やっぱり準備を進めるということが大事でないのかなと思うんですが、限られた時間の中ですから、
時間をかけて対応するというのが大事だと思うんですけれども、その辺どういうふうに考えておら
れるか、これからの問題です。
  それから、2つ目は通学の問題でありますけれども、具体的にどういうふうにされるのか、こ
れからの課題でしょうけれども、どういうふうに考えておられるか。
  それから、一体親の負担はどうなるのかと、こういう問題ですが、子供さんは、生徒はスポー
ツ着ですか、それから制服、こういったことでかなり心配していると思うんですね。父母負担の問
題等も含めて、これはどうなるのかと。
  それから、もう1点でありますが、受け入れ側の態勢ですね。例えば吉野の中学校は、宮内あ
るいは漆山も宮内になると、中川は赤湯と、こうなるわけですけれども、あと沖郷も梨郷になるわ
けですけれども、受け入れ側の態勢も、非常に私、大事だと思うんですが、その辺どういうふうに
考えておられるか、まず最初に4点だけお聞きしたいと。
  それから、もう1点でありますが、せんだって市民プールの再編統合の問題出されたわけです
けれども、つまり市で管理したものを今度学校で管理してくださいと、こういうお話ですが、これ
は、しかも将来は宮内のプールを21年度廃止すると、あるいは金山プールが、これまた21年に廃止
されると、こういうことになるわけですけれども、ここに住んでいる子供たちは、どこのプールに
行くのか、その辺はっきり示されているのか、その辺どうでしょうか。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  学校のほうは、中学校の再編整備につきまして、先ほど御意見いただきました
けれども、まず説明会のほうですけれども、6月11日から保護者の方を対象にした説明会を開催し
ております。これは、7月上旬までの予定でございます。その後、地域の方に御説明をするという
ことで、7月中には完了するような日程になっております。具体的にやはり現在生徒さんが減少し
ている状況、それでもう一つ、今も話題になりましたが、校舎の耐震化という大きな問題がござい
ます。そういったところを中心に今説明をさせていただいているところではございますが、やはり
2点目の御質問にございましたとおり、通学についてどうなるのかというような御意見、御質問も
いただいております。そのことにつきましては、やはり現在、市民バスという交通手段もございま
すので、そういった活用も一つの選択肢だと思いますし、当然スクールバスの導入というようなこ
とも選択肢の一つになるのかなというふうに考えて、来年4月に吉野中学校さんの再編統合という
ようなこともございますので、そういったところも含めて対応を今検討しているところでございま
す。
  また、保護者の負担ということでございますが、やはりできるだけこのような世の中でござい
ますので、負担をおかけしないというような形で、現在、学校教育課では考えているというような
状況でございます。
  また、受け入れ側の態勢ということでございますが、やはり説明会の中で、転校生の気分にな
るといいますか、そういった不安、そういったことがないようにというような御意見もちょうだい
しておりまして、現在のところ該当する小学校も含めて、教員の体制、教育目標からさまざまな行
事に関連して、打ち合わせを今後複数回持つというようなことで、対応していく予定でございます。
  以上でございます。
○委員長  佐藤委員、いいですか。
○佐藤 明委員  5点目、プール。
○委員長  プールの関係について。
  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  御質問ありました市民プールの再編統合の管理というふうな部分でありますが、
市で管理しています市民プールを単に学校管理というふうなことで移管をするのではなくて、市民
プールとしては廃止をいたしまして、学校プールとして、それぞれまず学校のほうに管理を移管す
るというふうなものであります。移管するプールは、沖郷、漆山、中川、梨郷の4カ所であります。
  残る3カ所、市民プールとしてあるわけでありますが、委員の御質問にありました宮内、金山
は、本年度は市民プールとして運営をすると。来年度どこへというふうな御質問でございましたが、
赤湯の市民プールを21年度には南陽市民プールとして開設をしたいとして、準備を進めたいと思っ
ております。ですから、赤湯の市民プールへ誘導する。あるいは現在整備中であります置広余熱利
用プールあるいはハイジアプール、そういったものも御利用いただけるのではないかというふうに
思っているところであります。
  以上でございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  統合問題ですけれども、これは学校が閉校すれば、なくなれば、つまり地域の
センター的な役割を果たしていたと思うんですね、これは昔からね。それで、やっぱり学校がなく
なるとなると、非常に地域の問題としてさまざまな諸問題が起きてくるのではないのかと、こうい
うふうに心配されるわけですけれども、そういう状況の中で、さっき言いましたが、やっぱり地域
住民にわかりやすくというか、理解されるような説明責任をしないと、これは合併してから、いや、
しないでよかったとか、いろいろな問題点が出てくる可能性もあるので、その辺どういうふうにお
考えなのか、答弁していただきたいというふうに思います。
  それから、さっき課長は、親の負担はしないようにしたいというふうにお話しされました。そ
れは負担しないように、ぜひ要望したいというふうに思っております。
  それから、私、心配しているんですが、7つの学校があるわけですけれども、7つですよね、
中学校ね。7つの中学校は、それぞれ学力等の問題もそんなに差がないと思うんですが、やっぱり
さっき言った受け入れ態勢の問題で、受け入れる側もなぜ合併しなければならないんだとか、そう
いう地域の声もあるわけですね。ですから、そこでしっかりした対応をしない限り、後でやっぱり
どうのこうのというふうな問題が出てくるのも困るので、それは、しっかりした対応をしていただ
きたいということであります。
  それから、プールの問題でありますが、さっき社会教育課長は、金山、それから廃止は宮内で
すか、赤湯の市民プールに行ってくださいと、こういうことですね。南陽市民プールに行ってくだ
さいと。しかも、やっぱり地域になくてはならないようなプール、子供たちにとって地域にあるの
が一番だと思うんですけれども、これは、地域との関係でどういうふうな協議をされたのか、その
辺、説明していただきたいと思います。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  それでは、最初に、中学校の地域のセンター的な役割というふうな部分につい
てでございますが、やはりこれまでも地域の方の例えば交流の場とか、あるいは現在学校教育の中
で、地域に出かけてさまざまな体験をして、さまざまな活動をする、そして得たものをまた教育の
場で生かすというような地域総合型の学習も推進しておりますので、そういった部分に関しては、
逆に学区が広くなり、南陽市全体を知るというような機会も増えるのかなというふうには考えてお
ります。これは、学校側の立場に立ったときでございますが、また地域の方からすれば、そういっ
た施設がなくなるということになるわけですけれども、小学校が残っておりますので、そういった
形で小学校と地域の連携、また広い意味での中学校区での地域との連携というようなことで、活性
化できるのではないかなというふうには考えているところでございます。ただ、いかんせん地域の
方あるいは住民の方への理解ということでございますので、今後、地域説明会の中で、そういった
部分についても丁寧に御説明していきたいなというふうに考えているところでございます。
  それから、学力差ということでございますが、いわゆる点数ばかりの学力ではなくて、やはり
心、体も含めた人間として総合的な学力というふうに考えたときに、やはり現在大規模な学校の中
でも、何といいますか、小学校6年間、それから中学校までで9年間、ある程度人間関係の固定化
というのが出てくるわけでございます。そういった中で、中学校、特に3年間、新しい仲間が増え
て、その中で切磋琢磨するというような機会も増えると思いますし、説明会の中でも、大規模校の
受け入れ側のよさというようなことについても、これまで説明しておりますし、これからもそうい
ったことも踏まえて御説明をさせていただきたいなというふうに考えているところでございます。
○委員長  プールについて。
  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  プールの再編統合にかかわる地域との協議というふうなことで御質問でござい
ますが、今回の市民プールの再編統合計画につきましては、市といたしまして、昨年12月に方針を
決定したところであります。当初、金山の市民プールについては、20年度廃止というふうな方向で
進んでおりました。喫緊の課題として、一番前方にある金山地区とは、1月末から地区長会、子供
会長さん、地区の公民館、それぞれ役員の方々と協議を進めさせていただいておりました。当然、
地域だけではなくて、学校あるいは福祉の児童館あるいは学童保育、そういったさまざまな多方面
にわたりますので、この6カ月間、それぞれの関係機関と協議をしてきたところであります。特に
金山については、金山先行というふうなことではなくて、1年間、金山地区の御協力もしたいとい
うふうなことで、ぜひ今年は開放してほしいというふうなことが4月の末にまとまりまして、5月
上旬に、金山については、宮内と同じく今年度はオープンをするというふうなことで、最終的な再
編計画が固まったというふうなことであります。
  御指摘ありました地区のことについても、金山地区あるいは地区長連絡協議会、そういったと
ころで御説明をしながら、御理解を賜ってきたところであります。
  なお、子供たちについては、学校プール移管後、学校のプールとして、夏休み期間中も、現在、
赤湯、宮内では学校プールとして運営をしているわけですが、赤湯においては10日間ほど学校プー
ルとして開放いたしますので、すべてが使えないという状況ではないし、すべてが先ほど申し上げ
ました南陽市民プールにというふうなことではないので、当然ある程度制限を受けますが、学校プ
ールは地域の中では使える状況でありますので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  統合の問題ですけれども、学校長というか、何というんですか、校長会あるい
は先生方、統合すれば先生方も減ると、人事の関係もあるんですけれども、こういった校長会とか、
あるいは先生方の理解なども含めて、どういう対応をされたのかお聞きをしたいと。
  それから、プールの問題ですけれども、子供たちにとっては問題ないというふうに理解しても
いいですか。そういうことですね。
  それで、4つの小学校に対して市から学校に移管したというふうなお話ですけれども、これは、
管理者は学校長になるんでしょうか、それとも教育委員会というようなことになるんですか、その
辺どうでしょうか。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  校長会への説明ですけれども、庁議決定が3月26日という年度末でございまし
たので、4月4日の招集校長会を開催した折に、概要を説明いたしております。
  また、改めまして4月16日に、各小・中学校の校長、教頭を対象にした説明会を開催しており
ます。ですから、教職員のほうは、各学校での説明ということになっております。
  以上でございます。
○委員長  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  プールの管理というふうなことになりますが、4小学校へ移管する分では、そ
れぞれ学校長が管理というふうなことになります。ただし、設置者は南陽市長というふうなことに
なります。
  以上です。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  最後に1点だけですけれども、校長と、各学校長ということになるわけですけ
れども、プールの時間が決まっているわけですけれども、何というんですか、やっぱりいろいろ子
供たちのことですから、何がない、何ないやということ限られませんけれども、監視人というのは、
これは学校でやるんですか、それとも市でどこかに移管するとか、移管というか、委託するとか、
そういうことをするんでしょうか。どういう内容ですか。
○委員長  学校教育課長。
○学校教育課長  学校プールの運用ということになりますと、当然、教職員が対応というような
ことになります。それで、できれば監視員の方ということもあるかと思うんですけれども、実際、
現在監視ができる方というのは、非常に限られておりまして、なかなかそういった人材を見つける
のが難しいというような状況であるということは認識しているところでございます。
○佐藤 明委員  だれというか、わからないのですか。監視人というのは、先生するのですか。
○学校教育課長  現在は、学校の教員が行っております。
○委員長  佐藤委員、どうですか。
○佐藤 明委員  監視人というのは、先生方がするということですか。そうすると、それは何、
全部の4つの学校のほかに、市で管理する人は別という意味ですか。
○学校教育課長  学校プールになった場合ということでの御質問かと思いまして、私お答えして
おるんですけれども、学校プールになりますと、当然、学校の教育の指導の一環というような立場
になりますので、学校の教員が監視、指導を行うというようなことで御理解いただければというふ
うに思います。
○委員長  いいですか。
○佐藤 明委員  はい。
○委員長  ほかに。
  松木委員。
○松木新一委員  今のに関連して、ちょっと確認させていただきたいと。
  要するに、学校管理のプールになってくるということになって、今お聞きするところによりま
すと、教職員の方がするといった場合、今までだと、市民プールといいますと、監視人がいて、子
供たちが夏休み中、毎日のようにプールに通うことができたわけですが、その辺、夏休み期間中の
プールの運営、どのように考えていらっしゃいますか。
○委員長  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  今年度プールをオープンするのは、赤湯、宮内、金山というふうなだけになり
ます。残りは、学校のプールというふうになるわけでありますが、沖郷、漆山、中川、梨郷の4地
区を今回学校のプールとして移管をします。そのほか、赤湯小学校、宮内小学校、吉野中学校、小
滝小学校、この4つは、学校プールとして今現在管理をされてきたわけであります。それぞれ学校
の開放日に合わせてというふうになりますから、夏休み毎日プールにというふうな状況にはない状
況になろうかというふうに思います。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  そうすると、学校に移管になった場合、学校の開校日以外はプールを利用でき
ないというようなお話のように今解いたわけですが、子供たちの成長から見まして、夏休み期間中、
やはり日を浴びて、水泳を行って体をつくることは大切だと思うわけです。本当にそうすると、夏
休み期間中、何日もプールを利用できる日が本当に限られて、そんなに少ない利用しかできなくな
るような状況なのかどうか確認したいと。
  そして、夏休み期間中、子供たちが学校プールとなっても、監視員なりを置いて、やはり少な
くとも利用できるような方向性を検討する気はあるのかないのか、そこだけ確認させてください。
お願いします。
○委員長  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  現在、各小学校でいわゆるプールの夏休み期間中の開放については調整中であ
りますが、先ほど申し上げましたとおり、昨年の例で申し上げますと、赤湯小学校は10日間、宮内
小学校は7日間というふうに夏休み期間中は開放している。それは、御利用をいただけるだろうと
いうふうに思います。当然、移管後は学校プールとして管理をされるわけでありますので、将来に
わたって、やはり学校プールとして管理をされるというふうに考えております。
○松木新一委員  そうすると、利用する日数が本当に短くしかできなくなるというような状況に
なろうかと思うので、それは今後御検討をお願いしたいと思います。学校プールに移管した場合。
○委員長  終わりました。
  質疑中でありますが、暫時休憩をいたします。
  再開を11時15分といたします。
午前11時02分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  ほかにございませんか。
  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  関連してお尋ねいたします。
  10款の教育費。
  1つは、先ほど6月から7月まで教育委員会で説明しているということなんですが、中学校の
統合について、この間話聞いたんですが、吉野地区の説明会、どのような説明をしたか、まず1点
お聞きいたします。
  あと、プールなんですが、今年はいいんですが、来年から学校プールになると、7か10日ぐら
いしか開けないということなんですが、来年からそのようになると、夏休み中、本当に毎日、子供
たちがプールに行くということに行けなくなってしまうということで、もうちょっと何かお考えが
ないのか、その2点、まずお尋ねいたします。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  6月11日に吉野地区、吉野中学校、それから小滝小学校、荻小学校の保護者の
方40名弱ぐらいだったと思いますが、御参加いただきまして、説明会を行ってまいりました。先ほ
どから申し上げましているとおり、現在、生徒数の減少、それから耐震化の問題というようなとこ
ろを主に御説明を申し上げたところですけれども、やはり保護者の方からは、なぜ来年なのかとい
う御質問、それから通学の方法、そういったことについて、さまざま御意見が出されたということ
で認識をしているところでございます。
○委員長  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  プールの御質問でありますが、若干その経緯も含めて頭からちょっと御説明を
申し上げさせていただきたいと思います。
  平成18年7月31日に、埼玉県富士見野市の市営プール、いわゆる流れるプールでありますが、
吸い込み事故がありまして、その当時から自治体が設置するプールの安全管理基準、これを定めな
ければならないというふうなことが問われてまいりました。昨年、平成19年3月に文部科学省、国
土交通省において、プールの安全標準指針というふうなものが示されたところであります。やはり
設置者としては、子供の安全を一番に重視をして、安全面の適切な管理運営が求められているとい
うふうなことがありまして、現状的に私どもの市民プール7カ所ありますところに、現在までは3
人ずつ監視人を配置して、実施をしてきたわけであります。御覧になって御承知だと思いますが、
極めて高齢の方々にお願いをしてきたというふうな経過であります。
  この安全標準指針が示されたことによりまして、まず泳げなければ、監視人はできないという
ふうなものが規定をされました。そうしますと、実際には監視管理人をする方が、なかなかやはり
確保できない。7カ所を展開しているというのは、御承知のとおり南陽市だけで、普通のいわゆる
一般市においては、1つというふうなのが現状であります。そうしたやっぱり子供たちの安全、命
を守るというふうな設置者観点からすれば、再編計画を進めなければならないというふうなところ
からスタートしております。
  御質問ありました夏休み中については、やはりそういうふうな観点から、今年度を含め、来年
度以降8つの小学校のいわゆる学校管理というふうなことになるわけでありますので、学校プール
として管理をしなければならないというふうに考えております。御質問ありましたやはり相当制限
を受けることになろうかというふうに思っております。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  統合問題なんですが、教育委員会の説明、どのように説明なされたか、結構ち
ょっとにぎやかになったというふうにお聞きしております、吉野の説明会で。その辺もうちょっと
詳しく、どのように教育委員会のほうで説明なされたのか、その辺のことをお聞きいたします。
  あと、プールに関してなんですが、あるものを制限するのではなく、もうちょっと今まで市民
プールは、シルバーのほうに頼んで管理人をやってもらっているというふうな、御高齢ということ
なんですが、学校の近くにあるプールをなぜ制限をして、1カ月くらいあるわけですね、夏休み期
間中。それを7日か10日というのは、3分の1くらいしか使えない。もうちょっと広い視野で使え
るようにできないものか、もう一回お伺いいたします。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  説明ということですけれども、来年度から宮内中学校に再編統合というような
ことにかかわりましては、来年度の吉野中学校さんの生徒数が17名になります。そうしたときに、
一学年が5名、6名というような状況になりまして、これは少人数の教育、少人数指導、これを否
定するものではありませんけれども、先ほど申し上げましたとおり、中学校段階で集団の中で一人
一人を伸ばしていくという大事な役割もございましたので、そういった教育の機会均等といいます
か、そういったことについて御説明をして、御理解をいただきたいということで、御説明をさせて
いただいたところでございます。
  そのあたりで、少人数を否定しているのかというようなことでにぎやかになったという御意見
なのかと思いますが、そういった意図は全くございませんので、当然、集団での教育、それから個
別の教育とさまざまな形態あるわけですけれども、例えば部活動の選択にしても、希望するものが
できないというような、逆に御意見もちょうだいするわけですし、集団競技あるいは合唱、そうい
った場面において、やはりある程度規模がある集団の中での教育効果ということを望んでいるわけ
でございますので、そういった再編整備事業の趣旨について御説明をさせていただいたということ
でございます。
○委員長  教育長。
○教育長  今のにつけ加えますけれども、今の課長がおっしゃったとおりで、あの辺でにぎやか
になったと思いますけれども、20人を切って17名ということは、教職員の定員にも関係するわけで、
望ましい教育環境というか、専門を持った先生方が担当ということで、やっぱり若干危惧されます
ので、そういう面で、非常にやっぱり望ましい教育のレベルという分には、なかなか達しないので、
その意味で、20名を切ったというところから一つの区切りを持ったわけでありますけれども、その
辺での御理解いただけなかったかだと思いますけれども、いかがなものでしょうかですね。
○委員長  斎藤社会教育課長。
○社会教育課長  プールの件でお答え申し上げます。
  プールの監視員については、数年前からシルバーさんのほうからはお断りをされておりまして、
やはり確保できないというのが現実であります。社会体育を中心にして、個々募集をかけながら今
まで進めてきたというふうなことであります。
  なお、委員のほうから御意見ありましたいわゆる学校のプールのあいている部分といいますか、
1カ月ぐらいあくだろうというふうな御指摘であります。できるだけ多く今学校のほうで開放する
ことになりますが、できるだけ多く開放するような方向で検討してまいりたいというふうに考えて
おります。
  以上でございます。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  教育委員会というところは、人を育てるところだと思います。今後も説明会、
いろんな場所で7月まであるということをお聞きしております。もうちょっと感情的にならないで、
きちっとした説明、にぎやかにならない程度のそれを要望いたしておきます。
  プールなんですが、せっかくあるものですから、本当になるべく多く子供たちが利用できるよ
うに要望ということで、よろしくお願いいたします。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料24ページから25ページについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第42号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとお
り可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第43号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第43号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
審査を行います。
  当局の説明を求めます。樋口企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年6月定例会 予算に関する説明書により 議第43号について説明〕省
略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。事業勘定の歳入歳出全般、34ページから38ページまでについ
て質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第43号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第44号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第44号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を
行います。
  当局の説明を求めます。樋口企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年6月定例会 予算に関する説明書により 議第44号について説明〕省
略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、46ページから49ページまでについて質疑ござ
いませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第44号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は、原案
のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第44号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第45号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第45号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査
を行います。
  当局の説明を求めます。樋口企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年6月定例会 予算に関する説明書により 議第45号について説明〕省
略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。歳入歳出全般、58ページから62ページまでについて質疑ござ
いませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第45号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原
案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第46号 平成20年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第46号 平成20年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行
います。
  当局の説明を求めます。羽山正一上下水道課長。
〔上下水道課長 羽山正一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成20年6月定例会 予算に関する説明書により 議第46号について説明〕省
略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、66ページから75ページまで
について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第46号 平成20年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案の
とおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

議第47号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第47号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について審査を
行います。
  当局の説明を求めます。羽山正一上下水道課長。
〔上下水道課長 羽山正一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成20年6月定例会 予算に関する説明書により 議第47号について説明〕省
略別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般、80ページから89ページまで
について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第47号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案
のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第47号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で、本委員会に付託されました平成20年度補正予算6件の審査を終了いたしました。慎重
な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げ
ます。

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閉会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立お願いいたします。
  どうも御苦労さまでした。
午前11時43分  閉会

予算特別委員長 殿岡 和郎