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開会
○議長(伊藤俊美議員)  御一同様、御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  去る8月27日告示になりました平成20年南陽市議会9月定例会を開会いたします。

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開議
○議長  ただいま出席されている議員は18名であり、定足数に達しております。
  よって、直ちに会議を開きます。
  なお、本日の会議に欠席する旨通告のあった議員は、1番白鳥雅巳議員1名であります。
  本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第1号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会の運営等について、議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 小野健一郎議員。
〔議会運営委員長 小野健一郎議員 登壇〕
○議会運営委員長  私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本日招集されました平成20年9月定例会の運営について、去る8月29日午前10時及び本日午前
9時30分より議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
  本定例会に提案されます議案は、報告1件、条例案その他議案14件、補正予算案10件、決算案
11件の計36件であります。
  当局より総務課長、企画財政課長及び政策主幹の出席を求め、提出議案の説明を受け、議案数
及び一般質問の通告並びに受理されました請願の審査を考慮し、協議いたしました結果、本定例会
の会期を本日から19日までの17日間と決した次第であります。この17日間の会期において、お手元
に配付してあります日程表に従い、本会議、各常任委員会及び各特別委員会を開催し、御審査くだ
さるようお願いを申し上げます。
  次に、議案の審査について申し上げます。
  まず、報告1件についてでありますが、説明を求め、質疑、了承の順に行うことといたしまし
た。
  次に、条例案その他議案でありますが、そのうち新温泉施設建設工事請負契約の一部変更につ
いての議案1件につきましては、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うこ
とといたしました。ほか議案13件につきましては一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後、所
管の各常任委員会に付託といたしました。
  補正予算案10件については一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、予
算特別委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  決算案11件につきましては一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、決算特別委員会設置、決
算特別委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  次に、一般質問でありますが、当初通告議員は7名でありましたが、1番白鳥議員から発言通
告取り下げの申し出があり6名となりましたので、御報告いたします。
  最後に、請願について申し上げます。
  受理いたしました請願は7件であります。別紙請願付託表により、所管の常任委員会で審査す
ることにいたしましたので、御了承をお願い申し上げます。
  以上、本定例会の運営について、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、各議員
の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。

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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長が指名をいたします。
  会議録署名議員は、2番片平志朗議員、12番漆山鏗一議員の両議員を指名いたします。よろし
くお願いを申し上げます。

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日程第2 会期の決定
○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本定例会の会期については、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、
本日より19日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より19日までの17日間と決しまし
た。

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日程第3 諸般の報告
○議長  日程第3 諸般の報告であります。
  本定例会に説明のため出席を求めた者の職・氏名、議員派遣の報告、議会庶務報告、定例監査
報告について、別冊諸般の報告のとおりでございますので、御了承願います。

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日程第4 報第4号 平成19年度南陽市健
     全化判断比率及び資金不足比率の     報告について
○議長  日程第4 報第4号 平成19年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
であります。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました報第4号 平成19年度南陽市南陽市健全化判断比率及び資金不足
比率の報告について提案理由を申し上げます。
  本案は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定によ
り、監査委員の審査に付し、その意見をつけて御報告いたすものであります。
  健全化判断比率につきましては、実質赤字比率及び連結実質赤字比率が各会計とも黒字であり
ますので、比率算定の対象外となり、実質公債費比率は21.0%、将来負担比率は222.7%となりま
した。
  資金不足比率につきましては、各会計とも資金不足がございませんので、比率算定の対象外と
なりました。
  以上、健全化判断比率及び資金不足比率の御報告を申し上げます。
○議長  ただいまの報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑はございませんので、質疑を終結いたします。
  本件は、報告事項でありますので、御了承をお願いいたします。

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日程第5 議第68号 新温泉施設建設工事     請負契約の一部変更について
○議長  日程第5 議第68号 新温泉施設建設工事請負契約の一部変更についてを議題といたしま
す。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第68号 新温泉施設建設工事請負契約の一部変更について提案
理由を申し上げます。
  本案は、赤湯温泉の風情とにぎわいを醸し出すための環境整備工事、源泉の湯量変化に対応で
きる設備への変更及び隣接地に対する安全対策等を講じるため、本工事の請負契約の一部を変更い
たすものでございます。
  なお、変更後の請負金額は、議案書記載のとおりでございます。御審議の上、御可決ください
ますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第68号は、会議規則第37条第3項の規定
により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第68号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第68号 新温泉施設建設工事請負契約の一部変更については、原案のと
おり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第68号は原案のとおり決しました。

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日程第 6 議第69号から
日程第18 議第81号まで計13件
○議長  次に、日程第6 議第69号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整
備に関する条例の設定についてから、日程第18 議第81号 赤湯温泉観光センターの指定管理者の
指定についてまでの議案13件を、議事の都合により一括議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第69号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条
例の整備に関する条例の設定についてから、議第81号 赤湯温泉観光センターの指定管理者の指定
についてまでの条例案等13件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第69号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条
例の設定について申し上げます。
  本案は、地方自治法の一部改正に伴い、改正が必要な関係条例を一括して整備するため、条例
を制定いたすものでございます。
  次に、議第70号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について及び議第71
号 南陽市赤湯財産区営公衆浴場条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、いずれも公衆浴場の大湯及び丹波湯を廃止し、新公衆浴場赤湯元湯を設置することに
伴い、条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第72号 南陽市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、市内の7つの中学校を3校に再編整備するため、条例の一部を改正するものでござい
ます。
  次に、議第73号 南陽市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、国土交通省の通知を受けて市営住宅の入居者について、暴力団員を排除するため、条
例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第74号 南陽市診療所勤務医師に対する旅費支給条例の一部を改正する条例の制定に
ついて及び議第76号 南陽東置賜休日診療所設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制
定について申し上げます。
  本案は、いずれも健康保険法の規定による新たな診療報酬の算定方法が公布されたことに伴い、
条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第75号 南陽市診療所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について申
し上げます。
  本案は、老人保健法の題名が高齢者の医療の確保に関する法律に変更されたこと及び健康保険
法の規定による新たな診療報酬の算定方法が公布されたことに伴い、条例の一部を改正するもので
ございます。
  次に、議第77号 南陽市土地開発公社定款の一部変更について申し上げます。
  本案は、公有地の拡大の推進に関する法律及び土地開発公社経理基準要綱の一部改正に伴い、
南陽市土地開発公社定款の一部を変更するものでございます。発効要件である県知事の認可を受け
るに当たり、設立団体の議会の議決が必要でありますので、御提案いたすものでございます。
  次に、議第78号 字の区域及び名称の変更について申し上げます。
  本案は、土地改良法に基づき実施いたしました県営上野地区土地改良事業に係る換地処分にお
きまして、現地に即した字の区域を定め、名称を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定
により御提案いたすものでございます。
  次に、議第79号 南陽市道路線の廃止について申し上げます。
  本案は、生活道路等について市道認定の見直しをした結果、大曲団地2号線及び辻柳中線の終
点を変更して路線を再編するため、一たん廃止するものでございます。
  次に、議第80号 南陽市道路線の認定について申し上げます。
  本案は、生活道路等について市道認定の見直しをした結果、森線外3路線は、生活道路から新
規路線として認定し、大曲団地2号線及び辻柳中線は、終点を変更して再認定いたすものでござい
ます。
  なお、認定路線名等は、議案書記載のとおりでございます。
  次に、議第81号 赤湯温泉観光センターの指定管理者の指定について申し上げます。
  本案は、地方自治法及び南陽市公の施設に関する指定管理者の指定の手続等に関する条例の規
定により、赤湯温泉観光センターの指定管理者を赤湯温泉旅館協同組合に指定いたしたいので御提
案いたすものでございます。
  以上、条例案等13件につきまして一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決
くださいますよう、よろしくお願いをいたします。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております13議案について、総括して質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております議案13件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付
託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。



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日程第19 議第58号から
日程第28 議第67号まで計10件
○議長  日程第19 議第58号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から、日程第28 議
第67号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算議案10件を、議事の
都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第58号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第3号)から、
議第67号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算案10件につきまし
て一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第58号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、人事異動等に伴う職員給与費の整理、国・県補助金過誤納金還付金、市税
過誤納金還付金、白鷹山頂環境整備負担金、小学校耐震2次診断調査業務委託料及び宮内中学校基
本設計業務委託料などであり、財源につきましては、地方交付税、国・県支出金、繰越金等で措置
いたすものでございます。
  また、債務負担行為の補正が1件、地方債の補正が3件であります。
  次に、議第59号 平成20年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上
げます。
  補正の主な内容は、事業勘定におきましては、退職被保険者等療養給付費、退職被保険者等高
額医療費、老人保健医療費拠出金などの補正であり、直営診療施設勘定におきましては、施設修繕
料などの補正であります。
  次に、議第60号 平成20年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、赤湯財産区におきましては、水中ポンプ修繕料、新公衆浴場オープンに伴
う諸費用などの補正であり、沖郷財産区におきましては、自力造林作業委託料の補正であります。
  次に、議第61号 平成20年度南陽市老人保健特別会計補正予算(第1号)について申し上げま
す。
  補正の主な内容は、医療給付費及び償還金の補正であります。
  次に、議第62号 平成20年度南陽市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について申
し上げます。
  補正の主な内容は、非常用ポンプの修繕工事などの補正であります。
  次に、議第63号 平成20年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げま
す。
  補正の主な内容は、介護給付基金積立金、国・県支出金還付金などの補正であります。
  次に、議第64号 平成20年度南陽市出産祝事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げ
ます。
  補正の内容は、繰越金による出産祝い金の整理をするための補正であります。
  次に、議第65号 平成20年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し
上げます。
  補正の主な内容は、制度変更に伴う電算システム改修のための置賜広域行政事務組合負担金な
どの補正であります。
  次に、議第66号 平成20年度南陽市水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、収益的収支におきましては、収入の増減はなく、営業費用の職員研修に伴
う経費を増額するものであります。
  次に、議第67号 平成20年度南陽市下水道事業会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、収益的収支におきましては、営業外収益の一般会計補正予算を減額し、支
出における流域下水道費等の営業費用を減額するものであります。
  資本的収支におきましては、企業債の調整により収入の減額を行い、収支の不足額につきまし
ては、補てん財源の内訳を調整し、措置いたすものでございます。
  以上、補正予算案10件につきましては、一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、
御可決くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略したい
と思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第29 予算特別委員会の設置について
○議長  日程第29 予算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。議第58号から議第67号までの補正予算議案10件を審査するため、議長を除
く全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございません
か。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置
することに決しました。
  議第58号から議第67号までの補正予算議案10件は、ただいま設置いたしました予算特別委員会
に付託をいたします。
  なお、予算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。



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日程第30 認第1号から
日程第40 認第11号まで計11件
○議長  日程第30 認第1号 平成19年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程
第40 認第11号 平成19年度南陽市水道事業会計決算の認定についてまで、決算認定議案11件を、
議事の都合により一括議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました認第1号 平成19年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定につい
てから、認第11号 平成19年度南陽市水道事業会計決算の認定についてまでの11会計につきまして、
監査委員の審査をいただいて、御提案を申し上げるものでございます。
  厳しい財政状況のもと、安定的な財政の運営に努めてまいりましたが、一般会計の剰余金は3
億2,831万5,000円、また、9特別会計の剰余金合計は1億3,111万8,000円の黒字決算となりました。
  水道事業会計は、平成19年10月から置賜広域水道水への全面切りかえに伴う最上川浄水場の廃
止により、固定資産除却費の大幅な増加等で2億5,046万9,000円の損失を計上いたしましたが、資
金不足は生じておりません。
  改めまして、議会を初め関係各位に深く感謝を申し上げる次第でございます。
  しかしながら、地方公共団体財政健全化法における健全化判断比率は、さきに御報告を申し上
げましたとおりでございますが、実質公債費比率につきましては、算定方法に一部変更があり、21.
0%に低下したものの、地方債発行について、許可団体を脱するにはほど遠く、また、経常収支比
率が93.3%に上昇するなど、一段と厳しい状況が続いております。
  これは国の制度改革による地方交付税の減少や起債償還がピーク時期にあることが大きく影響
しているところであります。
  今後も、この傾向は続くものと予測されますので、歳出削減を緩めることなく、また、施策の
重点等により行財政改革を推進し、財政基盤の強化に取り組んでまいりたいと存じているところで
あります。
  なお、平成19年度における主要な施策につきましては、決算附属資料として別冊を配付させて
いただいておりますので、御高覧をいただきたいと存じます。
  以上、決算の概要を申し上げましたが、御審議の上、御認定いただきますようお願い申し上げ、
提案理由の説明とさせていただきます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。

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○議長  ここで監査委員から決算の審査結果について報告を願います。
  青木 勲代表監査委員。
〔青木 勲代表監査委員 登壇〕
○代表監査委員  おはようございます。
  それでは、私から平成19年度決算審査の意見について申し上げます。
  まず初めに、一般会計並びに特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
  市長から審査に付されました一般会計及び国民健康保険を初めとする9特別会計の歳入歳出決
算並びに財産に関する調書や基金の運用状況について、法令等に準拠して処理されているか、計数
が正確であるかについて関係書類などを照合するとともに、関係職員からの説明を受け、予算の執
行が適正であるかに主眼を置いて実施いたしました。
  その結果、各会計の決算及び基金の運用状況を示す書類の計数は正確であり、また、予算の執
行及び財産運営についても、全般的に適正であると認められました。
  なお、決算審査の詳細につきましては、意見書に記載のとおりでありますが、その概要につい
て申し上げます。
  平成19年度は、南陽市行財政改革大綱の初年度であり、事務事業の見直しや経費の削減を行い
ながら、子育て支援事業の実施や地域情報通信基盤整備事業、地域内バス運行事業等を行っており
ます。
  決算の結果でありますが、一般、特別両会計の決算額は、歳入235億9,427万2,000円、歳出231
億3,483万9,000円となり、前年度より歳入で0.2、歳出で0.6%とそれぞれ増加しており、実質収支
額は4億5,887万7,000円の黒字決算となっております。
  また、前年度の実質収支額5億4,756万9,000円を差し引いた単年度収支額は8,869万2,000円の
赤字となっております。
  次に、普通会計における財政状況は、財政力指数が0.46で前年度に比べ0.02ポイントの増、経
常収支比率は93.3%で0.7ポイントの増、公債費比率については21.6%で0.2ポイントの増となって
おり、依然として、その基盤は脆弱であります。
  なお、今回の健全化法に伴い、実質公債費比率も決算意見書に掲載しております21.0%となっ
ております。これらの指標は、公債費比率については、標準財政規模に占める一般会計の公債費の
一般財源の割合を示し、実質公債費比率は、標準財政規模に占める一般会計、公営企業会計及び一
部事務組合の公債費の一般財源の割合で3カ年の平均値を算出し示したものです。
  次に、市債残高は、一般会計で164億9,394万2,000円、特別会計で128億7,620万5,000円、合計
で293億7,014万7,000円と前年度より3.4%減少しております。
  今後も、繰上償還に努めるなど市債の適正管理を図り、財政健全化に努力されるよう望むもの
であります。
  一般会計の決算状況は、歳入118億3,231万1,000円、歳出115億399万6,000円と、いずれも前年
度を下回っております。
  その主な要因としては、歳入では地方譲与税、地方交付税、地方債であり、歳出では総務費、
土木費、災害復旧費、公債費等の減額によるものであります。
  歳入の財源別構成でありますが、自主財源の構成比は42.8%で前年度より3.2ポイント上回っ
ております。大きな割合を占める市税は、税源移譲による個人市民税の増加があったこともあり、
対前年度比は10%増加しております。決算合計額では3億2,555万9,000円増加しております。
  一方、依存財源の構成比は57.2%で、地方譲与税、地方交付税、市債は減少し、県支出金など
が増加したものの、決算合計額で6億3,326万3,000円減少しております。
  次に、歳出の性質別経費でありますが、義務的経費の構成比は55.4%で前年度より全体で1.5
ポイント減少しております。決算合計額では1億6,267万6,000円減少しております。
  一方、任意的経費の構成比は44.6%で、補助費など投資及び出資金貸付金が増加したものの、
積立金、投資的経費等が減少したため、決算合計額で前年度より6,956万1,000円減少しております。
  特別会計の決算状況は、歳入117億6,196万1,000円、歳出116億3,084万3,000円で、前年度より
歳入で3.1%、歳出で3.3%とそれぞれ増加しております。
  なお、剰余金として4億5,943万3,000円の黒字となっております。
  今後の本市財政運営に当たりましては、多様化・高度化する市民ニーズを的確に把握し、引き
続き良質な保健サービスの提供や少子・高齢化社会の対応を含む総合福祉施策の強化、あわせて市
民生活に密着した施設の改築、道路整備など、都市基盤整備の充実を図っていただきたいと思いま
す。
  また、長引く不況下の折、地方では景気回復の先行き見通しも難しい中、財源確保が困難な状
況下でありますが、市民と市政の相互理解を前提として、南陽市行政改革大綱を根底に据え、改定
集中改革プランに基づき諸施策の適切な運営を図られるよう望むものであります。
  なお、次のことについて、留意事項とさせていただきます。
  市税及び税外収入の収入未済額について申し上げます。
  市税等の収入未済金の合計額は、前年度比8.6%増加の5億6,974万9,000円、税外収入の収入
未済額の合計額は、前年比3.4%増の7,800万1,000円で、合計で前年度対比8.0%増加の6億4,775
万円となり、年々増加傾向にあります。景気低迷下の現状とはいえ、収納対策本部を中心にして滞
納整理に鋭意努力され、納税者の公平を失しないよう要望申し上げます。
  次に、平成19年度水道事業会計決算審査の意見を申し上げます。
  決算の審査は、市長から審査に付された水道事業会計の決算報告及び財務諸表が当該事業の経
営成績並びに財政状況を適正に表示しているかについて、会計伝票や関係証拠書類との照合を行い、
諸資料について必要に応じ関係職員に説明を求めました。
  また、貯蔵品については、本年3月31日に行った実地棚卸しに立ち会い、現物の確認を行うと
ともに、例月出納検査を参考として審査を行いました。
  その結果、決算報告書及び財務諸表は地方公営企業関係法令等に準拠して作成されており、経
営成績及び財務状態を適正に表示し、計数についても正確で正当なものと認めました。
  次に、経営状況でありますが、収益的収支は、事業収益で8億2,556万7,685円に対し、事業費
用は10億7,603万7,094円で、2億5,046万9,409円の純損失が生じております。これに前年度繰越利
益剰余金1億1,671万6,581円を加えても、当年度は1億3,375万2,828円の未処理欠損金が発生して
おります。
  資本的収支については、収入額6億6,040万1,625円に対し、支出額9億2,245万2,339円で、差
し引き2億6,205万714円の不足額となりますが、その不足額は当年度損益勘定留保資金、建設改良
積立金及び消費税資本的収支調整額により補てんされております。
  なお、その他の内容については、決算意見書に記載のとおりであります。
  当年度は、前年度に引き続き老朽石綿セメント管の布設がえや下水道・道路改良事業に伴う配
水管の布設がえ、本管未布設箇所の新管布設工事等を行ったが、有収率については77.7%と前年度
に比べ3.8ポイント下回っております。これは漏水等によるものなので、更なる対策を講じられる
よう要望いたします。
  一方、水道料金の未収金については4,610万359円で、前年度に比べ6.5%増加し、不納欠損処
分額については33万4,355円で、前年度に比較し6.9%増加しております。
  給水収益の未収金については、督促・徴収の強化、課全員による訪問指導、さらには給水停止
処分など徹底した使用者管理対策を強化するなど、引き続き努力をされるよう望むものであります。
  総配水量の7割弱を最上川の浄化に頼っておりましたが、平成19年10月から置賜広域水道水全
量受け入れとなり、受水費用、臨時的とはいえ、最上川浄水場の閉鎖による固定資産除去費と、そ
れぞれ経費がかさんでおります。2億5,046万9,409円の純損失をこれらにより計上しております。
  今後は、劣化設備の改修等を図るとともに、速やかに経営状況を回復させ、将来の水需要を的
確に見きわめながら、地方公営企業法の経営の基本原則である企業の経済性を発揮し、健全財政を
維持し、安全で安心な水の安定供給を大原則とし、公共の福祉を増進するため、さらに創意を尽く
されるよう要望申し上げます。
  以上、事業会計決算審査の意見といたします。
  以上でございます。
○議長  青木 勲代表監査委員の報告が終わりました。
  お諮りいたします。決算についての質疑は決算特別委員会において行うこととし、この際、質
疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第41 決算特別委員会の設置について
○議長  日程第41 決算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。認第1号から認第11号まで決算認定議案11件を審査するため、議長及び議
会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置いたしたいと思います。これに
御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する
決算特別委員会を設置することに決しました。
  認第1号から認第11号まで決算認定議案11件は、ただいま設置いたしました決算特別委員会に
付託いたします。
  なお、決算特別委員会は日程に従い委員会を開催し、審査願います。



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日程第42 請願の付託
○議長  日程第42 請願の付託であります。
  本定例会において受理いたしました請願は7件であります。別紙請願付託表のとおり、それぞ
れの所管常任委員会に付託をいたします。














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散会
○議長  以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  どうも御苦労さまでございました。
午前10時44分  散会