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午後 1時00分  再開
○議長  再開いたします。
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川合  猛 議員 質問
○議長  次に、5番川合 猛議員。
〔5番 川合 猛議員 登壇〕
○川合 猛議員  5番川合 猛です。
  最初に、同僚議員でございます白鳥議員の不慮の事故に際しまして、お悔やみとお見舞いを申
し上げます。
  さて、私ごとではございますが、3月の選挙におきまして、市民の皆様方の温かい御支持を賜
り初当選させていただきました。おくればせではございますが、この場をおかりいたしまして厚く
御礼を申し上げます。ありがとうございました。
  4月の初登庁以来、早いもので5カ月がたちました。市民の皆様方の負託にこたえられるよう
諸先輩議員、また市役所の皆様方の温かい御指示を仰ぎながら務めてまいりましたが、何分にも初
めてのことばかりでございます。勉強の連続でございます。なお一層の努力を重ねてまいる所存で
ございます。皆様方の御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願いを申し上げます。
  さて、雨のない梅雨が過ぎ、暑かった夏も終わり、8月に入り、ゲリラ豪雨などと新語までも
飛び出す大雨の被害が全国各地で起こっております。我が南陽市においても集中的な大雨に見舞わ
れ、吉野川にはんらん警戒情報が出るなど、また多くの市民の皆様方が楽しみにしていた市民運動
会が中止になるなど雨の影響もございましたが、大きな被害もなく胸をなでおろしているところで
ございます。
  これからが実りの秋の収穫の本番です。台風、大雨等の被害なく笑顔で収穫を迎えられるよう
心からお祈りを申し上げたいと思います。
  さて、それではさきに通告をいたしました点について、質問をさせていただきます。当局側の
誠意ある回答をお願い申し上げます。
  まず1番目に南陽市結婚推進室について。
  多くの市民の皆様の期待を受けスタートしたわけですが、現在の状況、また今後の活動につい
てお伺いをいたします。
  2番目に市民プール再編統合計画について。各地区において何人の子供たちが利用したのか。
私も中川のプールに数回足を運び、真っ黒になって喜ぶ姿を見て、この子供たちが、また来年も同
じようにプールを使えるようにと思いました。21年度はどのように進めていかれるか、お伺いをい
たします。
  3番目に中学校再編整備基本方針についてですが、3月26日に庁議決定された文書をもって5
月末から8月にかけて、各地区において説明会がなされました。そんな中で、中川地区が一番時間
がかかり、いろんな意見が出されました。まず、庁議とは何なんだと、それに始まり、どういう人
が集まり、どういう会議で等々の質問があったと思います。そのとき庁議で決まったものは絶対的
なもので簡単には変えられないという説明をしたと思います。庁議で決まったことを議会で検討し
てもらいたい等の多くの意見が出されたと思います。その絶対的な庁議決定が議会で話し合うこと
もなく、8月20日庁議決定の修正案が出されました。このことをどのように説明したらよいのか、
お伺いをいたします。
  次に吉野中学校についてですが、もう既に7カ月しか時間のない中、(仮称)A中になるまで
の平成21年度の1年間、吉野の生徒の立場、校歌、制服、ジャージ等十分な説明をし、納得しても
らえたのでしょうか、お伺いをいたします。
  3番目に、学校同士の交流について。
  それぞれ統合となる学校同士で学校長の判断で子供たちの交流会、部活動の交流、PTAの交
流など現時点で行われていること、また今後行われようとしていることについて、教えていただき
たいと思います。
  以上の件につきまして、誠意ある回答をお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  5番川合 猛議員の御質問にお答え申し上げます。
  なお、中学校再編整備基本計画につきましては、教育長より答弁をいたさせます。
  初めに、南陽市結婚推進室の現在の状況と今後の活動についてでございますが、本年4月に設
立されてから3回の理事会を経て、入会者は男性が24名、女性が4名の計28名となっております。
  推進室の発足当時は、信用性を高めるために完全登録制を取り入れておりましたが、結婚アド
バイザーが活動していく中で、若者の気持ちやプライバシーを最優先に考え、登録制の見直しを行
い、登録者の拡大を図っているところでございます。
  また、今後の活動につきましては、100人規模の出会いの場を設定するイベントの開催や、昨
年度から実施しております結婚応援団の活動もあわせて、推進してまいりたいと考えております。
  次に、市民プール再編統合計画についての1点目、各地区3時間での延べ利用者数についてで
ございますが、1日3時間の開設をいたしましたプールは漆山、梨郷、中川、沖郷地区の4カ所で
あり、夏休み期間中の一般開放につきましては、7月26日から8月24日までの30日間で、利用者は
5,889人であります。
  市民プール全体での利用者数は2万5,025人となり、前年度と比較し1,735人の増となってござ
います。
 2点目の、平成21年度はどのように進めるかについてでございますが、6番髙橋 弘議員の御
質問にお答え申し上げましたとおりでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
  私からは以上でございます。
○議長  教育長。
○教育長  5番川合 猛議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、中学校再編整備基本方針についての1点目、庁議決定後の修正案の市民への説明につ
いてでございますが、庁議は市政の重要事項について審議決定する機関で、南陽市庁議及び課長会
議の運営に関する規程に定められております。
  したがいまして、庁議で審議決定された市政運営に関する基本方針は絶対的なものであると考
え、市内中学校再編統合説明会を開催して、保護者の方々に御説明してまいりました。
  しかしながら、説明会において多くの保護者や市民の皆様から貴重な意見をいただきました。
その中で生徒の安全を最優先とし、さらに今年の6月18日に、学校施設の耐震化に対する国の緊急
措置を大幅に拡大することを内容とした地震防災対策特別措置法改正法が施行されたことを重く受
けとめ、3月26日に庁議決定された基本方針を再検討することとなったところでございます。
  基本方針の変更内容につきましては、特に変更等について第2回、3回となる保護者説明会を
開催し、御理解を得られるよう努めてまいりました。
  今後につきましては、本定例会に上程しております南陽市立学校設置条例の一部を改正する条
例の御可決をいただきました後、市報への掲載などにより、市民の皆様への周知を図りながら再編
整備事業を推進してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
  2点目の吉野中学校の生徒の立場や校歌等の十分な説明についてでございますが、8月11日第
2回の保護者会を開催し、多くの貴重な御意見や要望をいただきましたが、参加者からは一定の御
理解は得られたものと判断をしております。
  また、8月下旬には、吉野中学校PTA三役の方が来庁されて来春に向けたスケジュール等を
早く提示してほしい旨の要望も受けており、主な課題につきましても話し合いを行っている状況で
ございます。
  教育委員会といたしましても、早期に課題を解決し子供たちにとりましてもよりよい再編整備
事業となるよう、関係者と十分な協議を重ねてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りた
いと存じます。
  3点目の、学校同士の交流会の今後についてでございますが、学校が主体となって行われる連
携、交流には大きく分けて2つございます。
  1つは教員間の連携、交流であります。
  具体的には、例えば、学習指導や生徒指導の重点、学校行事の時期や内容等、教育課程全体に
関する共通化を図るための話し合いや担当者間での詳細な引き継ぎを行ってまいります。
  さらに、沖郷中、赤湯中、宮内中学校の教員が統合になる相手中学校や入学してくる小学校に
出向き、英語や数学などの授業、いわゆる出前授業も実施しながら、児童・生徒に安心感と期待感
が持てるような取り組みも行っております。
  もう一つは、児童・生徒間の連携、交流です。
  各教科、道徳、特別活動及び総合的な学習の時間を一緒に学ぶ合同学習を行っております。ま
た、児童会、生徒会の役員同士の話し合いの場も設定し、生徒主体の新しい中学校の校風を創造す
るなどの取り組みも必要でございます。
  さらに、同じ興味、関心を抱いて取り組む部活動においても、合同練習会を行うことで、生徒
間のより深い交流が行われるものと存じます。
  これにつきましては、既に行われていることであり、今後もその内容を充実してまいりたいと
考えております。
  また、PTAの交流も自主的に行われております。役員同士が集まり、意見交換を行ったとこ
ろもございます。子供たちを見守り、そして各校の教育活動の実践に大きな力となります保護者の
方の交流は大きな陰の力、支えとなるものであると考えます。大事にしていきたいと思っていると
ころでございます。今後は、同じ学年同士、あるいは、PTA全体同士の話し合いや合同のPTA
行事なども展開されるものと思われますので、御理解を賜りたいと存じます。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  5番川合 猛議員。
○川合 猛議員  結婚推進室についてですが、男が24名、女が4名、現在28名の登録があるとい
うことでございますが、男性に対して女性が非常に少ないわけですけれども、どのようにしてこの
先集めようとするのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○議長  柴田 誠副市長。
○副市長  市長から答弁申し上げましたが、この結婚推進室につきましては、子育て宣言都市と
いうようなことで、その以前に結婚しない市民の方が多くいらっしゃるという中で、これは市とし
て重要課題であるというような認識のもとに発足をしたわけでございますが、今までのシステムと
違いまして、結婚相談員、いわゆる結婚アドバイザーが異性を紹介をするということで考えており
ましたので、まず登録者を、はっきりした情報を把握しようということで、まず、その方の性格、
それから勤め先、所得それまでも含めて個人情報を収集して、それで紹介をしようというようなこ
とで発足したわけでございますが、なかなかその把握をするということについて、非常に抵抗がご
ざいまして、なかなか入会者が少ないというのが、現状でございました。
  それで理事会で再三相談をしまして、もう少しその辺の柔軟性をとってはどうかと、例えば源
泉をつけるということをじゃやめましょうと。職場だけは聞いて、大体それで所得を推定しましょ
うというようなことでございますが、なかなか御紹介をするというような中では、ある程度の情報
を把握しないと紹介できないというような大きなハードルもございますので、なかなか、特に女性
の申込者が少ないというのが現状でございます。
  今後は、やはり情報は個人情報を正確に、できるだけ把握をして御紹介をするということの基
本方針は変わりはございませんが、何とか当人、それから御家族から御理解をいただいて、少しで
も入会者を多くして、そして、集団お見合い、それから個人の、個々の紹介等を今後してまいりた
いと思っております。
○議長  川合 猛議員。
○川合 猛議員  ただいま、説明をいただいたわけですけれども、昔はおせっかいじいさん、ば
あさんがいて写真を持ち歩いて、こっちの村、こっちの村と歩いて仲人をしたという経緯がありま
す。
  現代は個人の情報の保護であるとか、プライバシーの問題とかいろいろあるかとは思いますが、
先日もハイジアで行われましたワインフェスティバルにそれとなく男、女集めるとか、赤湯のふる
さとまつりにそれとなく集めて、グループ交際みたいな形に持っていくとか、そのようなことをや
りながら、増やしていただきたいと思います。我々も大いに期待をしております。南陽市の将来の
ためにも、ひとつ頑張ってほしいと思います。
  続きまして、市民プール再編統合計画について質問させていただきます。
  髙橋議員のほうで説明あったということですけれども、新聞に基づいてもっと深く私のほうよ
り質問したいと思います。よろしいでしょうか。
○議長  はい、どうぞ。
○川合 猛議員  まず、地域開放型の学校プールとして運営していくということでございますが、
当然、学校長が管理者となるわけですが、学校側の負担増とはならないのでしょうか。お伺いをい
たします。
○議長  齋藤社会教育課長。
○社会教育課長  お答え申し上げます。
  来年度も今年に引き続き、地域に、夏休みの子供たちに開放するという方針でおります。今後、
関係学校長、関係機関等とも打ち合わせをすることになりますが、基本的には夏休み期間中には、
いわゆる監視員の方については今年度と同様、教育委員会が負担をするというふうな形で対応して
まいりたいと思っておりますので、できるだけ学校と連携をしながら、子供たちの開放に向けたい
というふうに考えているところであります。
○議長  川合議員。
○川合 猛議員  それでは、監視員についてお伺いをいたします。
  原則として、各地区から出すとありますが、中川地区においては、今年度三、四人の方に交渉
したのですが、断られた経緯があります。来年確保できる保証は全くありません。1人もいなけれ
ば開放しないということでしょうか。それは行政の責任逃れではないでしょうか。お伺いをいたし
ます。
○議長  齋藤社会教育課長。
○社会教育課長  各地区の監視員の確保につきましては、基本的にはそれぞれ地区ということで
考えております。
  ただし、現在、市民プールとして7カ所を維持したわけでありますけれども、そういった方々
にもできるだけ御協力をいただきたいというふうに考えているところであります。
  今回、特に御要望あった後にそれぞれ各地区で、非常に地区の役員の方を初め、多くの方々に
御心配をいただきまして御協力をいただきました。そういった機運も地区の中には高まりつつある
のではないかなというふうに思っております。
  市だけで監視員を募集した際には御承知のとおり集め切れなかったという力不足の点が否めま
せんので、これから来年度に向けて、子供の開放に向けては、そういった意味ではいい方向で御協
力いただけるのではないかというふうに考えているところであります。
○議長  川合議員。
○川合 猛議員  中川地区で監視員が1人もいなかったということになってもプールは開放する
というふうに理解してもよろしいのでしょうか。
○議長  社会教育課長。
○社会教育課長  募集方法で地区ごとにやるというのも一つの方法ですし、当然、市を挙げて監
視員として募集をさせていただきたいというふうに思いますから、ことしのようにいわゆる監視員
の方の市全体の中でのローテーションというふうなことが可能だというふうに考えておりますので、
ぜひそのようなことのないように検討して対応してまいりたいというふうに考えております。
○議長  川合議員。
○川合 猛議員  監視員のなり手がないということについてですが、期間が1カ月のみ、また、
命を預かり管理する仕事にしては、時間の単価が安過ぎないでしょうか。
  待遇の見直しをする考えはないのでしょうか。
○議長  齋藤社会教育課長。
○社会教育課長  新年度の予算というふうなことになるかと思いますが、現状のところでは、今
現在のままに監視員の募集をさせていただきたいというふうに考えております。
○議長  川合議員。
○川合 猛議員  その考えは甘いとは思いませんでしょうか。
○議長  齋藤社会教育課長。
○社会教育課長  その件については今後、関係課もありますので検討はさせていただきたいとい
うふうに思います。非常に厳しい御注文でありますけれども、一生懸命検討してまいりたいと思い
ます。
○議長  川合議員。
○川合 猛議員  宮内、金山プールは廃止するとありますが、子供たちが平等に泳ぐことができ
ないのはおかしいのではないでしょうか。金山地区にも必要ではないかと思いますが、いかがでし
ょうか。
○議長  社会教育課長。
○社会教育課長  金山のプールにつきましては、当初、再編統合計画では今年度廃止というふう
にしておりました。宮内のプールについては来年度廃止、宮中前ということになりますが、いわゆ
る南陽市の市民プールを赤湯にある市民プールとして開放していく。あるいは、置賜広域行政事務
組合のほうで進めているプール、そういったものが施設整備としては整ってまいる。そういったこ
とも含めて金山地区には、一応御理解をいただいたというふうに考えております。
  当然、この後ですと宮小のプールを子供たちが利用するというふうなことになる。あるいは南
陽市民プールとなる赤湯のプールに出て御利用いただくと、そういうふうになるのかなというふう
に思っております。
  そういったことでぜひ御理解を賜りたいと考えているところであります。
○議長  川合議員。
○川合 猛議員  行政側がそういう考えであれば、とにかく金山の地区民の子供たちが納得でき
るように、きちっとした説明をお願いを申し上げたいと思います。
  髙橋議員からも発言がありましたが、新聞報道についてですが、せめて我々の一般質問が終わ
ってからの報道というわけにはいかなかったのでしょうか。あの新聞を見た人はあれで決定だと思
ったと思います。そうしますと、本日の我々の一般質問、本日の議会は何だったのでしょうかとい
うことにならないでしょうか。
○議長  社会教育課長。
○社会教育課長  昨日、新聞に報道されました内容等については、本年度、緊急に夏休みのプー
ルの開設をした。来年度についてもその方向で進めたいという基本方向の確認がそのまま報道され
たものだというふうに理解しているところであります。
  先ほど来、ちょっとお話をしておりますが、実際に来年度開放するに当たっては、まださまざ
まな協議を検討する課題が多くあろうかというふうに思っております。当然、学校側、あるいはそ
の地域のもっと詳細かつ具体的な御要望などもあろうかというふうに思っておりますし、基本的な
方向については御確認をいただいて、今後具体的に管理運営する方法等については、議会の皆様か
ら、あるいは地域の方々からの御要望をいただきながら、確実に実施をしてまいりたいというふう
に思っておりますので、あの記事のみで解決をされたというふうに私どもは思っておりませんので、
どうぞよろしく御指導を賜りたいというふうに思っております。
○議長  川合議員。
○川合 猛議員  行政側がそういうつもりでも、新聞を読んだ人はそうはとらないのではないで
しょうか。
  私が申し上げたいのは、我々は通告を出して、こういう質問をするのだということがわかって
いたわけです。なのに、一般質問の前の日にああいう新聞が出てしまう。非常に私は憤りを感じる
わけでございます。せめて一般質問が終わった来週にこの新聞報道が出るとか、そういう差しとめ
とかそういうことができなかったのでしょうか。
○議長  教育長。
○教育長  今、齋藤課長がおっしゃったとおりでございますが、今回の議員の皆様方の一般質問
の内容を受けて、我々市長さんのおかげをいただきながら、あの新聞の内容のような形で進めてい
きたいと確認したところでございました。
  決定でないというようなこと、今、課長からありましたけれども、今後学校プールにつきまし
ては、学校長と、きのうも早速、校長会の会長さんからおしかりの電話をいただきました。
  それで、いろいろ御説明申し上げましたけれども。また、地域プールにいたしましても、これ
また課長から説明あったようなことで、これから十分に検討しながらいい方向に進めていきたいと
考えておるところでございます。
  それから、新聞にああいった形で出たことは、非常に我々も遺憾と思って、議員の皆様方、特
に今回一般質問で用意していただきました議員の皆様方には大変申しわけなかったと思っていると
ころでございます。ぜひ御理解ください。
○議長  川合議員。
○川合 猛議員  その点につきましては納得いたしました。ありがとうございます。
  プールの維持についてはお金のかかることではあるとは思いますが、4,000名の署名の重みも
あるわけでございます。反対する人はそうはいないのではないでしょうか。どうか子供たちのため
に、あの真っ黒に日焼けした笑顔をまた来年も見るために頑張っていただきたいと思います。
  学校再編の庁議決定についてのお答えでございますが、納得をさせていただきました。
  ただ、庁議から庁議の間に議会でもっと話し合うような場をとってほしかったなと思っている
ところでございます。
  吉野中学校についてですが、この問題は中川地区でも一番もめた問題です。22年、23年と赤湯
中学校に編入をすると、24年にA、B、C中学校に変わるんだと。であるならば、その間の2年間
の子供たちの立場、校歌を歌うときにはどこの校歌を歌うんだ。制服はどれを着るんだとか、クラ
ス編成はどうなるんだとか。さまざまな意見が出たと思います。
  中川地区で反対だったのは、その2年間で反対意見が多かったわけです。それを2年間前倒し
にして修正案が出され、それでは統合やむなしということで賛成に回ったと記憶いたしております。
その意味を含めまして、吉野の子供たちが戸惑うことなく、明るく新しい学校へなじめるようにし
ていただきたいというのが、私の考えです。
  それから、学校同士の交流についてですが、私も地元の小学校、中学校の校長といろいろお話
しをいたしまして、さまざまな努力をされております。ただ、校長の采配でできるのも限度がござ
います。やはり、教育委員会が主導となっていろんなカリキュラムを組んでいただきたいと思いま
す。
  また、中川に関しては、このあと、子供の移動等にバスが必要になります。幸いスクールバス
があるわけですけれども、それを十二分に利用して交流ができるようお願いを申し上げたいと思い
ます。
  いろいろ申し上げてまいりましたが、私ども行政に丸投げするつもりはございません。微力で
はございますが、一緒に知恵を出し合って頑張ってまいりたいと思います。子供たちは南陽市の宝
です。子供たちは日本の宝です。明るく元気で教育が受けられるよう、頑張ってまいりたいと思い
ます。
  以上でもって、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
○議長  以上で5番川合 猛議員の一般質問は終了いたしました。
  御苦労さまでございました。
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