平成21年12月定例会
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午後 1時00分  再開
○議長  再開いたします。
  午前中に引き続き一般質問を始めます。
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板 垣 致江子 議員 質 問
○議長  次に、7番板垣致江子議員。
〔7番 板垣致江子議員 登壇〕
○板垣致江子議員  7番板垣致江子でございます。
  12月になっても比較的暖かな日が続き、過ごしやすい反面、スキー場では雪不足でスキー場が
開けなかったり、野菜の成育がよすぎて、生産者・市場、価格の下落など困った状況になったりと
さまざまなところに影響が出ているようです。また、昨年来の景気の急落により、製造業、非製造
業を問わず厳しさを増し、目指す将来像が見えない状況が続いております。年末を迎え、昨年以上
に厳しい年越しを迎えなければならない人が増えております。
  そのような厳しい状況の中ではありますが、先日、地域住民の方たちの力が「赤湯☆光のイル
ミネーション」となり、赤湯児童遊園に1万5,000個の灯かりがともりました。点灯式では、御当
地ヒーロー「南陽宣隊アルカディオン」アルカレッドもみんなと一緒にカウントダウン。子供たち
の人気者になっておりました。私たち「ディンプル ディンプル」もゴスペルを歌わせていただき
ましたが、私たちの心の中にも暖かな光がともったようでした。このような市民の方々の元気なパ
ワーが、南陽市の活力を支えているのだなと実感したところでした。ありがたいと思ったところで
した。
  それでは、さきに通告してあります内容の1点目の教育について質問させていただきます。
  「子供が、十分に、社会の中で個人としての生活が送れるようにすべきであり……特に平和、
尊厳、寛容、自由、平等及び連帯の精神のもとで、育てられるべきであることを考慮し」と子ども
の権利条約が国連で採択されて20年になります。厳しい社会情勢、また過度に競争的な教育制度の
中、子供たちが抱えている現実を受けとめ、子供の声を聞き、心に寄り添う大切さが教育にも求め
られているのではないでしょうか。
  南陽市では、子供は宝として南陽市子育て支援都市宣言もなされ、その宝を育てる人材育成は
本市発展の礎であるとされています。
  平成22年度の市内中学校の再編統合もあと4カ月、目前となってきましたが、新中学校の教育
大綱案もでき、市長初め教育委員会、教職員の方、また各部会の方々が一丸となり、万全の体制で
取り組んでいただいていることと思います。その御苦労には心より感謝申し上げます。
  今、全国では不登校の児童生徒が18万人とも言われ、小・中・高生の自殺も300人を超えてい
る厳しい現状です。先日も沖縄県うるま市の中学生が集団暴行で死亡した事件が起き、いじめが原
因とされています。どうして最悪の結果になるまでと考えざるを得ません。
  そこで、お伺いいたします。
  南陽市における不登校の状況、いじめなどの現状は、また、今後どのような取り組み体制をお
考えか、お聞かせいただきたいと思います。
  次に、2点目の観光と地域間交流の促進についてお伺いいたします。
  南陽市では、昭和63年に市名が同じという由縁で中国南陽市と友好都市を締結し、交流を重ね
てきていますが、国内友好姉妹都市はない状況です。国際交流も必要かとは思われますが、これか
らは地域の文化などや農産物などによる地域間交流の促進が必要と考えられます。また、南陽市の
観光にも結びつくのではないでしょうか。今後の国内友好姉妹都市の検討や締結へのお考えをお伺
いいたします。
  次に、3点目の安全で安心なまちづくり、平和活動についてお伺いいたします。
  このたび、請願にも「核廃絶と恒久平和を求める請願について」が提出され、紹介議員とさせ
ていただきました。日本は世界で唯一の被爆国です。しかし、その唯一の被爆国に住んでいても、
ここ山形は広島や長崎には遠く、原爆の被害やいまだに多くの人が後障害に苦しみ、亡くなってい
ることも身近にはない私たちです。しかし、原爆の恐ろしさ、核兵器の廃絶は未来に続く子供たち
に訴え続け、戦争の悲惨さとともに、平和がどれほどありがたいものかを伝えていかなければなら
ないものです。
  ロシアに次ぎ世界で2番目の核保有国アメリカのオバマ大統領も「核兵器のない平和な世界を」
と宣言されました。また、鳩山新政権も核兵器廃絶の先頭に立つと提示しています。
  南陽市では昭和63年に、世界規模の核兵器の廃絶と平和活動の推進を訴えることとして、「南
陽市非核、平和都市宣言」がなされましたが、これまでどのような推進活動をされてきましたか、
また今後の取り組みなどをお伺いいたします。
  以上が私の質問でございます。当局の誠意ある御答弁をお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  7番板垣議員の御質問にお答え申し上げます。
  なお、教育については、教育長より答弁をいたさせますので御了承願います。
  初めに、観光と地域間交流の促進についてでございますが、議員御承知のとおり、中国南陽市
とは昭和63年10月6日に友好都市を締結し、相互訪問を初め研修生の受け入れなど広範な友好交流
事業を展開し、日中友好・親善交流に努めてきたところであります。
  今年予定しておりました中国南陽市からの訪日団の招聘につきましては、中国南陽市の政府行
事の関係から急遽取りやめとなりましたが、今後とも両市の友好関係は良好に維持してまいりたい
と存じております。
  また、国内友好姉妹都市の検討につきましては、現在具体的な候補はなく、白紙でございます。
検討する視点としては、現在も複数箇所で観光物産展などを開催しておりますので、その実績から
検討するのか、または観光以外の分野も含めるかなどいろいろな判断材料があるかと存じますが、
いずれにいたしましても相手の事情もございますし、末長いおつき合いができることが重要となり
ますので、慎重の上にも前向きに検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
  次に、平和活動についてでございますが、人類の恒久平和を願い、「南陽市非核、平和都市」
を宣言し、この宣言の理念を推進するため昭和63年度から平和をテーマにした講演、コンサート及
び映画上映等の事業を行ってまいりました。核兵器のない世界、恒久平和の実現は、国民共通の願
いであります。しかし、世界にはまだ数多くの核兵器が存在していると言われております。核兵器
の脅威から解放された平和な社会の実現、安全で安心なまちづくりのためにも、引き続き「非核、
平和都市」宣言の理念の推進を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じ
ます。
  私からは以上であります。
○議長  答弁を求めます。
  教育長。
○教育長  それでは、7番板垣致江子議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、教育についてでございますが、平成21年11月末現在において、すべて欠席している小
学校児童はおりません。また、中学校生徒は2名でございます。また、いじめの実態につきまして
は、学校で認識し指導に当たった件数が中学校で1件でございましたが、現在は解決しております。
見守りながら、継続して指導に当たっておるところでございます。
  不登校児童生徒の適応指導、未然予防並びにいじめ等の対応でございますが、先ほど申し上げ
ましたが、学校長の強力なリーダーシップのもと、教職員の効果的な連携と日常的な予防指導並び
に各家庭との連携を密にしながら、個々の実態に応じて組織的な対応を行っております。
  いじめ、不登校につきましては、昨今の社会情勢悪化や家庭経済への影響、家族関係の不安定
さ、また、児童生徒一人一人の心身の成長の度合い、あるいは人間関係のあり方などさまざまな要
因が複雑に絡み合っていることが多く、それらを具体的かつ早期に把握し、対応することが大切で
あります。
  そのため、日々のかかわりの中から学級担任のみならず教科担任や学年主任、あるいは部活動
顧問等、全教職員一人一人がそれぞれの深い児童生徒理解に基づいた指導に努めておるところでご
ざいます。その上で日常的な観察、日記指導やアンケート調査をもとにした教育相談等の個別面談
やカウンセリング等を重ね、個に応じた指導、支援を行っております。
  今後も校内体制のさらなる強化と関係各機関との連携を密にした児童生徒の心を開く指導と支
援、保護者の相談等の一層の充実を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
  また、来年度、中学校統合後の取り組みといたしまして、生徒への支援はもとより学校経営を
支え、教育の質の向上を図る取り組みを計画してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜り
たいと思います。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  板垣議員。
○板垣致江子議員  市長、教育長御答弁ありがとうございました。
  それでは、まず教育について、何点か再質問させていただきます。
  ただいま教育長のほうから不登校について、小学生がゼロ、中学生が2名というお答えがあり
ました。6月議会のときに川合議員さんのほうから質問があったときは、不登校生徒が小学生が5
名、中学生が18名というたしか報告だったと思いますが、その方たちがすべて、中学生はまだ2名
いらっしゃるということなんですが、すべて出席できるようになったということなんでしょうか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまの教育長答弁の中で不登校というふうな表現の前に、すべて欠席して
いるというような言葉が入っていたかというふうに思います。ですから、現在全く学校に来れない
お子さんが中学校で2名いらっしゃるというようなことで御理解をいただきたいと思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  そうしますと年間30日以上欠席ということで、6月には不登校が小学生が5
名、中学生が18名ということでございましたが、30日以上欠席の場合の不登校でそのぐらいの人数
がいるということは、そこまでの日数にならなくても学校に行っていない子供さんはまだまだ多い
ということなので、その辺は把握していらっしゃると思いますが、その状況をお伺いいたします。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  30日以上というような、一般的な調査の場合の定義がございますけれども、こ
の数で申し上げますと小学生の方は1名該当いたします。それから、中学生のほうになりますと9
名ほどいらっしゃるということで、現在把握をしているところでございます。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  30日以上欠席の方が1名、中学生が9名ということですか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  小学生が1名、中学生が9名でございます。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  そうしますと30日に満たない場合の欠席の児童はもっといらっしゃるという
ことでしょうか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  今年度に限って言えば、2学期末までの調査はまだできておりませんけれども、
何人かはいらっしゃるというふうには思います。また、30日以上欠席した場合でも、その要因とし
て病気でいらっしゃるというような場合もございますので、そういった方はまた先ほど申し上げた
数字には入っておりません。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  これが本当の数字だとすれば、春の6月から見ればかなりの子供たちが登校
できるようになっているという状況で、いい方向だなというふうに考えさせていただきたいとは思
いますが、いじめもそうなんですけれども、中学校で1件確認されて、それはもう既にきちんと解
決しているということでしたが、本当にそんなに簡単に解決できる問題だったのか、またそういう
ことが周りの学校でも起きていないかをきちんと、また確認できているのか。
  例えばこの中学校でこういうことがありましたけれども、ほかの学校ではこのようなこと今の
ところありますかという確認はされていますか、そういう状況のときに。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  今、議員のほうから大変御心配をいただき、どのような対応をしているかとい
うような御質問でございますが、やはりいじめ問題あるいは不登校問題、非常に要因としてさまざ
まなものが重なっているのが、現状でございます。それは当然のことといたしまして、具体的には
先ほど教育長答弁の中でも申し上げましたが、校長を中心としながら、学校全体、組織を挙げて対
応しております。
  非常に小学校低学年の場合ですと、例えばお母さんから離れることが怖いと、それに恐怖心を
持って学校に行きたがらない、そういうケースもございますし、小学校高学年からはやはりもはや
思春期、前期思春期に入るわけですから、さまざまな友だちからの声がけとか、目線一つにしても、
それを本人がいじめと思ってしまうというようなこともあるわけです。そんな中で、いろいろ子供
たち自身が自分を成長させる段階で体験を通しながらという、さまざまな体験を通して自分を見つ
けていくということも大変大事なことではございますが、子供自身がやはり怖いと、あるいは恐怖
心を感じるというような場合は、それぞれ各学校で対応するようにということで、日ごろから学校
にもお願いをしているところでございます。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  いろいろな状況の中で不登校が起きているというのは理解しますが、私たち
が考えるに今までいろんな状況、父兄の方に聞いてきた状況を考えますと、不登校の原因の半分以
上はいじめじゃないかと私は思っておりました。その辺の認識が甘いのか、現実がどうなのかとい
うことはちょっとわかりませんが、なぜ私がこの時期にまたいじめの話かというふうなことは、私
が議員になった年、18年度、ちょうど市長も一緒なんですけれども、あの年は非常にいろんな問題
が起きて、いじめのことが議会でもかなり持ち上がりました。話もいろいろありました。
  そのときから見ると今いじめという問題が表面化全然していないんですけれども、やはり全国
的にいじめは多少減っていたとしても、そんなに減ってはいないということがやはりデータとして
発表されています。そういうことを考えますと、南陽市でもやはりあるんじゃないか。また、世間
からこういうことがあった、また、こんなことがあったということをいろいろお聞きしまして、や
はりこれは常に話をしていかなければならない問題だなということで、私はまたいじめを、いじめ
という言葉をきちんと出させていただきました。
  いじめとは関係あるのかないのかわかりませんが、宮内中学校の転校した生徒の問題などは、
やっぱり保護者たちの間ではうわさ的な、本当にそれが正しい状況なのかどうかわからないままに
口伝えに私たちに伝わってきます。その辺のところは、きちんとこいうことがありましたというも
のが、やはりいろんなところで出されているのか、そしてまたその問題が学校関係の中でその対策、
その後の対策もきちんと話し合われているのか、その辺もありまして、宮内中学校の転校生につい
て少しお話しいただければありがたいかなと思います。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  憶測で我々も物は語れませんし、この場合、転校という事実、これはあったと
いうふうに我々も聞いておりますが、特定のお子さんに対する情報としては、この場では差し控え
るべきかなというふうに思っております。
  先ほども申し上げましたが、一方的な見方をしていきますと、やはりいじめる側、いじめられ
る側というような認識に立つわけですけれども、1つのタイミングで逆転する場合もたくさんある
わけです。したがいまして、そこがやっぱり指導の難しさというところがあるわけですけれども、
基本としてはやはりいじめというものはひきょうな行為であるというような認識を子供たちに指導
すると。それも恥ずべき行為であるというようなことを当然指導しているわけですけれども、全体
としてやはり小さなサインを見逃さない、そのためのさまざまな手だてを今学校で取り組んでいる
わけですから、それは先生方、職員全員が一丸となって取り組んでいるというようなところで、先
ほどの不登校の問題でもかかわってまいりますが、回復しているお子さんもいらっしゃるわけです
し、そういったところをぜひ御理解いただければなというふうに思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  今の転校の話は、いじめとかそういう問題ではなかったということかもしれ
ませんが、例えばそういう転校があったといったときに、やはり一番先に考えるのがいじめがあっ
たんじゃないか、そういうふうに考えると思います。そのときにやはり中学校は何をしていたんだ、
そういう言葉で終わらせてしまってはいけないと私も思っております。そのときにきちんとその状
況を把握して、なぜそのような形になったのか、なぜそれが「何をしているんだ」というふうな言
葉にならなきゃいけなかったんだというところを考えまして、ぜひそういうことが、また二度と起
きないような、起きないようなといったらおかしいんですけれども、そういう体制をきちんともう
一度常に話し合っていただかなければならないのではないかと思っています。
  そのいじめに関してなんですけれども、不登校の原因はいじめが大半じゃないかと私は申しま
したが、やはり小学生のときに不登校の子供さんというのは、中学校になって比較的行けない方が
多いんです。行き始めても、またいろんな問題が出てきまして、また行けなくなる。それはどうし
てかというところもありまして、小学校のときに小学校から中学校への申し送り事項があると思い
ます。この子供さんはこういう状況で来れませんでした。そこにいじめがありました。こういう問
題がありました。でもその問題、申し送り事項が中学校になった場合、クラス編成とか、そういう
ときは多分話し合われていると思いますが、その後、担任の先生方が、それを重く受けとめていな
い先生方が多いように考えられますが、やはりその辺のところはどうでしょうか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  教師自身がやはりいろんな子供たちの顔を見つけるというところが大事なのか
なというふうに思います。先ほども一方的な見方というような表現をいたしましたが、やはり一方
的な見方をしてしまう、つまりいじめられているんだというような見方だけになってしまうと、必
然的に加害者といわれる立場の子供たちが出てきます。ただ、そのやはりいろんな話を聞いてみる
と、実際は最初に、言葉悪いんですけれどもちょっかいを出して、そのことに対して、その加害者
といわれる子供たちが何か悪口を言ったというようなケースが結構ございます。ですから、そうい
った細かい事実、そういったところも客観的に判断しながら、やはりそのケースにあった指導をし
ていくというのが肝要ではないかというふうに考えているところでございます。
  やっぱりいろんな体験を積みながら、当然ちょっとしたことで傷つくお子さんもいらっしゃい
ます。同じ言葉をかけても平気なお子さんも当然いるわけですから、そういったところにも十分配
慮しながら、子供たち自身がそのことをまず先生に言える、あるいはお母さん、お父さんに言える、
そういったところで早期にそういった問題を把握しながら適切な指導をしていくようにということ
で、これは常々学校とも確認をしているところでございます。そういったところは御理解をいただ
きたいと思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  やはり先生方は、児童生徒をすべての立場に立って考えていかなければいけ
ないということで、そういうふうな考えを持っていただいているんだと思います。
  ただ、やはり中学校で把握して、その子供の言葉をきちんと、信じるということじゃなくて、
その子供のことをわかっていていただいて、周りの子供の対応も考えていただかなければ、やはり
そこのところは絶対また何か起きる原因の一つになると思いますので、中学校は特に、やっぱりす
べての先生、校長先生まできちんと小学校のときの状況を把握していただきたいと思います。
  過去に相談いただいた方は、本当に小学校のときのいじめを引きずって、中学校も行けないと
いうことがありました。やはりそこには、小学校のときの申し送りがうまく担任の先生に行ってい
ない、担任の先生の不用意な言葉で子供たち全員が傷つく、そのようなこともありましたので、き
ちんとその辺は、先ほど教育長さんも、親も担任も全員が一丸となって取り組むということであり
ましたので、先日、2009年7月に文科省のほうから「だれもが加害者になり被害者になり得るのが
いじめ」という先生方へのテキスト、研修の資料が全国の学校に配布されて活用する方向にあると
いうふうなことがありましたが、これは南陽市でももう既に渡っているんでしょうか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  例えば国あるいは県からさまざまなパンフレット、リーフレット、発刊されて
教育委員会にも届くことがございます。そういったものはすぐに学校のほうに送りまして、あわせ
てさまざまな会議の折に具体的なお話をしながら活用を図っているというような状況でございます。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  先生たちが最大7人の教員グループで対策を話し合う校内研究の実施を促し
ているという最後の言葉がありました。これは本当に先生方がひとりで抱え込まないように、ぜひ
していただきたいと思います。
  また先日、高畠高校の女生徒が自殺した問題で、いじめによる自殺だったということで山形地
方裁判所に提訴されました。このような状況が全国各地でやはり起きております。そのような対策
として、やっぱり教育委員会自体が変わらなきゃいけないということで、教育委員の方たちの動き
がいろいろ新聞で取りざたされておりますが、南陽市の教育委員の方たちは学校訪問はどの程度な
されているのか、お伺いしたいと思います。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  例えば市の委嘱の公開研究発表会、これは年に2校ございます。そのほかに各
校に計画的に教育委員が訪問するという機会を設けておりまして、おおむね3年間ですべての学校
を回っていただくというような形で進めております。
  そのほか今年度は来年度の中学校統合も控えておりますので、すべての中学校に、まだお邪魔
していない学校さんもございますが、年間の予定にはない訪問をさせていただいているところでご
ざいます。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  普通ですと3年ですべての小中学校を回るというお話でしたが、3年間とい
うのは、子供たちにとってはすばらしく長い時間だと思います。やはり教育委員の方にも学校の中、
いろんなことを把握していただきたいと思います。私たちもできるだけ地元の中学校、小学校には
顔を出したいと思っておりますが、やはりそこのところはちょっと立場が違う部分もありますので、
教育委員の方にはもうまめに足を運んでいただき、子供たちの様子を把握しながら、先生方のお話
を聞きながら、ぜひいい状況にしていっていただきたいと思います。
  今いろいろないじめの話、また不登校の話などもありましたが、先日の本当にうるま市の子供
の同級生による集団暴行死事件、このことで私は本当によそごとながら非常に憤慨しました。事件
前にお母さんが何度も相談しているのに、学校側は調べたがわからない、やっていない、これ以上
調べられないと、警察に相談してほしいと突っぱねたという話なんですね。そのたびにその子供は
けががひどくなっていった、そういう状況があるのに何でこのようなことになってしまうのか、学
校という体質はそんなものなのかみたいなところを私すごく憤慨したんですが、最後に市長、この
教育に対しての、子供を大事にする市長の感想などをお聞きしたいと思います。
○議長  市長。
○市長  今聞いているとおりでありますけれども、そういったことのないように、南陽市では極
力教育長を初め教育関係者に指示しておりますし、私自身もときどき必要に応じて学校にも訪問さ
せていただいております。板垣議員が心配している宮内中学校にもちょくちょく、途中であります
ので顔を出させていただいております。
  いずれもすべて完璧に把握することはできませんが、今の段階ではそうした大きな問題もなく
順調に推移しているのではないかなと、こんなふうに思っております。
  とりあえず来年は統合ということもございますので、議員心配のことも私の頭にもありますの
で、さらに徹底してそういったことのないように留意して頑張っていきたいと思っていますし、そ
ういうふうに指導していきたいというふうに思っていますので、むしろならないように御指導をひ
とつよろしくお願いをいたします。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  はい、ありがとうございました。
  子供たちは、大人が思っている以上に周りに気を使いながら生きていると思います。やはり相
談を受けた子供たちなんかは、話を聞いてもらっただけで「きょうはゆっくり寝れる、僕」、そん
な言葉が出てくる子供もおります。やはりわかってもらえないつらさというのは、何とも厳しいな
というところです。
  やはりいじめはどの子にも、どの学校にも起こり得ると考えていただいて、ましてこれから統
合なりますといじめ、問題行動、これは起きて当たり前だというふうに私たちも考えて、常に子供
たちの様子を気にしながら、地域、また市民みんなで一緒になって見守っていきたいと思いますの
で、教育委員の方たちも一緒になってオープンにお話ができればと思いますので、今後そのように
していただきたいと思います。では、教育関係については、この辺で終わらさせていただきます。
  続きまして、交流都市のお話ですが、先ほど市長のほうからも中国南陽市との交流を長年続け
てきたということで、訪問したり、一番私としては南陽市、中国との交流でよかったなというのは、
やはりスポーツ間交流がすばらしくできたということで考えております。
  ただ、やはり最初のころは、こちらに技術研修生を受け入れたりと大変向こうに対して一生懸
命になりましたが、今回も中国南陽市はこちらに来る予定が来なかったということで、大変残念だ
ったんですけれども、一昨年、市長が中国南陽市に行きましたときの交流の成果など感想をちょっ
とお聞かせいただければと思います。
○議長  市長。
○市長  率直に国の仕組みも違いますし、もちろん規模も違う、環境も違う、さまざまな面で多
少私どもが期待しているものとはそう必ずしもマッチングしない部分もありますが、やはり先ほど
議員言われたようにスポーツや、あるいは経済面でも多少交流できるものがあるんではないかなと
いう面では、まだまだ見通しはありますし展望も持てるのではないかと、こう思ってきました。
  また、あれほどの人口でございますから、何といったって1,000万人もいる、1,090万人ぐらい
いる市ですから、東京よりちょっと小さいぐらいの人口ですから、そこで何かうまいこと経済活動
ができればなんていうことも十分考えるわけなので、これからある意味では前向きにやれば、考え
ようによっては期待が持てるのかなと、こう思っております。
  ただ、さっきも言ったように少し国の仕組みが違うということもまたあって、なかなかうまく
日程とか、そういったものが組めない、あるいは予定されたことが予定どおりに実行できないとい
うようなこともあって、なかなか日本人との社会通念的な常識が少しずれておりますので、その辺
はおつき合いするのに難しいのかなということも感じてきました。
  いずれにしても、南陽市は中国南陽市以外に友好都市がございませんので、まずはここを大事
にしながらも、お互いに尊重して交流を続けていくと。その後、やっぱり国内においても、議員言
われるように、さっきからあるように観光とか文化、スポーツ、歴史さまざまありますし、場合に
よっては災害時の救援などに伴う協定などもあったりして、いろいろと近隣の市や町でもさまざま
な友好、交流といいますか、やっておられるようでありますし、姉妹都市などを結んでおられるよ
うでありますので、南陽市としてもいろいろな観点から単に観光とか、あるいはスポーツとかとこ
だわることなく広い意味で検討していきたいと。
  ただ、いかんせん相手もあることでありますのでうまくマッチングしなければ、こっちの意向
だけではいかないということもございますので、その辺も含めて少し時間をかけて慎重に対応して
まいりたいと、こんなふうに思っております。
  なお、中国については、先ほどの感想で御容赦いただきたいというふうに思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  中国南陽市のほうはやはりいろんな条件も違うし、環境が違うということで、
ただ交流をしていくという面では、スポーツ交流などを力を入れていただければいいのかなという
考えでございます。
  南陽市の第4次南陽市総合計画のときに、前期のときにたしか国内友好姉妹都市締結の検討と
か、夕鶴の姉妹都市締結、このような言葉があったんですけれども、後期の基本本計画の中にはそ
の文言がもう抜けてありました。あらあと思いました。やはりそこのところは、もういいやという
ふうに考えていたのかなとちょっと感じたところでしたが、今、市長のお話を聞きまして、そうで
もないのかなというところです。
  先ほどいろんな交流をしてきたという部分で、市長も18年度に八王子のいちょう祭りに行かれ
たということでしたが、八王子とはもう8年間交流というか、イベントに参加させていただいてい
るところで、残念ながら先日斎藤監督亡くなってしまいましたが、やはり斎藤監督のお力というか、
つながりもありまして、八王子とのつながりがあったんだと思いますが、やはりそういうところを
大事にしていってもらうために、相手のあることですということで、そういう姉妹都市とか、交流
都市として締結できるのが本当は一番いいのかなと思いますけれども、やはりこの八王子いちょう
祭り、来場者数が30万人いたそうです、今年は。30周年の記念事業ということで、すばらしい大き
い事業ということで、南陽市の物産を待っていらっしゃった方もたくさんいたということで、会場
の変更なんかも多々ありまして、すごく残念な結果だったという話を聞いております。
  でも、このインターネットで物産観光のところに、南陽市は一番最初に名前を載せていただい
ています。これだけ状況を整えていただいて、きちんと見ていただいているところなので、これか
らも力を入れていっていただくために、やっぱり市としてきちんとバックアップをしていただきた
いなと思うんです。
  これは、市から観光協会のほうにもう移ってしまったということなんですが、その経緯をちょ
っとお聞かせいただければと思います。
○議長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  八王子のいちょう祭りにつきましては、少しずつ変化をしてございます。八王
子のいちょう祭りそのものについては、今、実行委員会という形で実施をされておりまして、市が
直接関与しているわけではございませんので、その中の一部に南陽市の物産をお願いしたいという
ことで申し込みをしながら、八王子物産展に参加をさせていただいておりまして、南陽市それから
山形の芋煮などを紹介、あるいは玉コンニャクの販売、それから農産物の販売ということでお願い
しているわけでございますけれども、先ほど申しましたように直接八王子市とのつながりというこ
とじゃなくて、八王子いちょう祭りの実行委員会とのつながりということでございますので、もし
八王子の物産を通じた友好都市ということになりますと、それを通じたような形で別な形でお話を
する以外にないのでないかというふうに思っております。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  実行委員会組織ということでそういう立場が違ってきているということなん
ですが、やはりそこのところはぜひ市がきちんとつながっていただきたいと思います。物産だけの
つながり、物産展だけのつながりというとやはりそこに予算が取れなかったりとか、観光協会のほ
うで力を入れなかったりしたときに、じゃ、今まで頑張ってきた人たちは今までのつながりは何だ
ったんだ、自分たちが頑張っていることは何なんだと、そのような形でちょっとうまくいかない部
分もあるのかなと思います。やはり、今までこの8年間という実績があるということで八王子の方
との交流もあるというわけですので、これはぜひ観光の面でも南陽市をアピールする非常に大切な
場だと思います。物産を持っていって売るだけ、それだけの事業でないと思います。そういうとこ
ろでぜひ市のほうもきちんと形ができれば非常にありがたいのかなというところです。
  北区のほうにも、桜祭りのほうへ参加させていただいていますが、先日10月に北区の区民祭の
ほうにも、北区の議員さんのお力をかりて参加させていただくことになりまして、そこに応援で売
り子に行かせていただきました。ちょっと東京南陽会の次の日に行かせていただいたんですが、や
はり物産を持っていってくださる方は非常に苦労して持っていって売っていただいているんですけ
れども、そこでPRをするときに、自分たちがじゃ何をPRするかというところがなかなかできな
いんですね。
  私はすごく感じたのは、売っているんだけれども、せっかく南陽市としてそこに来ているのに、
菊まつりの前なのに南陽市をアピールするチラシ一枚ないということが非常に残念だなと思ったん
です。やはりその辺の仕掛けも、市、また観光協会が一体となってバックアップしていただかなけ
ればなかなか盛り上がりに欠ける、また観光にも結びつかないというところもあるんだと思います。
  やはりちょっとその北区の場合は、酒田市さんと姉妹都市になっていらっしゃってもう非常に
力を入れていらっしゃって、位置的にも非常にいい位置でにぎやかに売っていらっしゃったんです
けれども、南陽市も頑張ってはきたんですけれどもやはりそういうこともありまして、向こうの議
員さんからせっかく出るんだからもうちょっと話しして、来年はもっといい状況にしようねなんて
いうお話もいただきましたので、その辺はやはり売る人だけではどうにもならないことがたくさん
あると思いますので、ぜひ何らかの形できちんと市がつながっていっていただければいいと思いま
すので、ぜひ姉妹都市とか、交流をきちんとしていきましょうという市側の体制を向こう側にも見
せていただければありがたいなというところです。交流都市につきましては、この辺で。
  続きまして、南陽市の非核、平和都市推進についてですが、先ほど市長のほうから答弁ありま
したように、63年から平和の活動についての推進を図っていただいてきましたが、長年の間にもう
いいかなという感じになったのかなと。第10回目からは5年ごとの事業です。5年間何もやらない
で、5年目にぼっと南陽市の平和を語る集いをやります、平和の夕べですと。それでは、この宣言
の意味はないのではないのかと思います。
  やはり今この担当課の人たちは、5年に1回でいいという予算を5年ごとに出しているのでは
ないかと思いますが、これ金額的にはやはり毎年となるとそんなに多く取れないのかとは思います
が、もうちょっと毎年できるような考えを持っていただけたらと思いますが、その辺はどうでしょ
う。いかがでしょうか、市長。
○議長  市長。
○市長  大事な取り組みであることは間違いないわけでありますけれども、大分この件について
は、市民の皆さん方も共通認識で核については相当高いレベルでの認識を持たれているのではない
かなと、こんなふうに思っております。
  今回の、ここ資料にありませんが、この平和宣言の始まりは有名な59年の9月議会、議員発議
で出たわけです。そのときに私が初めて討論したのがこの場所です。この内容なんです。したがっ
て、当局側から出たものでなかったので、当初少しブレーキ気味だったのかもしれません。でも、
大分もう世界中どこでも、すべての人がほとんど共通認識でいるんで、そうお祭り騒ぎを毎年毎年
やる必要があるのかどうかというふうな認識なのではないかなというふう思っております。
  なお、検討して必要であれば、もう少し小学生とか中学生とかを対象にしたような内容の事業
といいますか、啓蒙活動といいますか、そういったものを展開していければなというふうに思って
おります。
  私の手元にも資料あるんですが、というようなやっぱり内容かなということで、多少、検討を
してまいりたいと。できるだけ経費をかけないで成果が上がるような内容を研究したいというふう
に思いますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  かなり前向きに言っていただいたというふうにとらえさせていただきます。
やはり前向きじゃないですか。
  10回からの5年ごとのというときに、11回と12回、実は司会をさせていただきました。そのと
きに、えっ5年ごとですか、本当に私は実感しました。5年ごとの事業で平和について考えると、
もちろん市長が言ったとおりに、皆さんの中にはもう核は持っちゃいけない、平和は大事だという
ことはわかってはいるんですが、やはりそこのところはそんなにお祭り騒ぎということじゃなくて、
逆に普通の事業として年間考えていっていただければなというところなんです。
  先日、相生市に私たち行ったときにいただいた市報の中に、3日間、子どもチャレンジパスポ
ート対象事業として、子供たちに平和のとうとさを考えてもらうポスター展、また大きい映画じゃ
なくてビデオでの「はだしのゲン」の上映とか、それを3日間通じてやっているということで、い
ろんな子供さんがかかわって知るということが市報に載っておりました。
  そういう意味で、南陽市の場合も大きいお祭り騒ぎじゃなくてもいいので、市民との協働の事
業の中に、やはり平和のとうとさを、大切さを伝えるような協働の事業もあっていいのではないか
と私は考えたんです。例えば青年会議所さんが毎年宮小のグラウンドでやっている「あかり絵」、
あれは若い人たちが一生懸命になっている事業です。でも、皆さんやっぱりお盆の時期にそういう
活動があるということは、そういうところにじゃ南陽市としてもひとつ力をかしましょう、一緒に
やりましょうという企画があってもいいんじゃないか、そういうことにやっぱり一緒に活動してい
くことによって、大きいことじゃなくても小さいことの積み重ねで平和を訴えていければなと思い
ますので、その辺はいかがでしょうか、市長。
○議長  市長。
○市長  大変結構な話でありますが、何でもですけれども、基本的には市民の皆さん方が自主的、
自発的に必要なことを必要に応じて取り組む、そしてそれをより多くの市民の皆さん方に知らしめ
ていくということが大事なわけで、そのきっかけとなる最初は、あるいはある一定の期間というか、
市民の皆さん方が自主的にやれるような状況になるまでの間は、行政で手をかすということはいろ
いろな事業の中であるわけですけれども、この件についてはもうそのぐらいの段階に来たのではな
いかというような認識で、あわせてもう自主的に市民の皆さん方の自発的な活動として展開してい
ただければなと、こんなふうに思っておるところもありますが、まだまだそこに至っていないとい
うことであれば、何らかの支援もやぶさかではないというふうに思っておりますが、すべて何でも
最初から最後まで行政ということは、これから特にないし、今は市民の皆さん方も相当いろんなこ
とで勉強されております。単にこの非核とか平和とかということだけじゃなくて、あらゆることで。
  したがって、行政以上のスキルを持たれている方もいっぱいおりますんで、そういった方々の
お力でもかりながら、一緒にやっていくと、まさに協働のまちづくりという観点で進めていくこと
がこれからは大事なのではないかなと、こんなふうに思っておりますので、そういったものを考え
たときに少しずつ移行していただければなと、こんなふうにも思っておりますので、御理解いただ
きたいというふうに思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  市長のおっしゃるとおりに市民の力が大事だとは思いますが、そこから、は
いお任せしましたというふうには手を引かないでいただきたいと思います。ぜひ市民の方の働き、
その辺のところをやっぱり当局としても1つでも2つでも応援していただけるところがあれば、あ
りがたいかなと思います。
  ありがとうございました。これで質問を終わらせていただきます。
(「議長、ちょっと確認をお願いします」の声あり)
○議長  教育長。
○教育長  先ほどの教育問題のほうで、最後に市長さんのほうにお話しいただいたわけでござい
ますけれども、このいじめ・不登校につきましては、特に教育委員会として中学校、来年から3つ
になるというようなことで特にないようにと、そんなことで各学校に校長先生通じて、いろんな説
明会を通じて、いろんな機会を通じてお願いしているところでございます。
  それで、各学校やはり頑張って早期発見、防止、解決に向けて頑張っていただいているところ
でございますが、先ほど課長が話したようにいろんな要因がございまして、なかなか一朝一夕に即
解決ということはなかなかできなくて、とまどっているところでございます。
  それでひとつお願いでございますが、我々も情報をいろんな形で集めたいと思っています。そ
んな意味で、一つは、これまた先ほど課長が申しましたけれども、今年特に教育委員の方から学校
訪問をしていただいて、今まで特に例年じゃないわけで、決まった方行ったわけでございますが、
特に各学校課題をいただいて、その課題解決に向けていろいろ情報交換なり、指導なりしていると
ころでございます。
  そういった意味で、議員の方もいろんな地域の方から情報などあると思いますので、いち早く
やはり教育委員会のほうにこんなことがあるよと、教育委員会何しているんだと、こんな情報をい
ただければ我々も即対応、これなかなか教育委員会まで地域の方々来ないことがありますので、で
きるだけ多くの方々の情報もいただいて、そこから我々も情報を得て解決に向けて頑張っていきた
いと思いますので、そういった点でもよろしく御理解、御協力をいただければありがたいと思って
いるところでございます。よろしくお願いします。
  以上です。ありがとうございました。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  非常にありがたいお言葉、そして私たちも本当に子供のことしっかり考えて
いかなければならないと思いますので、何かあったらもう即教育長に行きますので、じゃ、どうも
ありがとうございました。
○議長  以上で7番板垣致江子議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでございました。
  ここで、暫時休憩をいたします。
  再開を2時15分といたします。
午後 2時00分  休憩
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