平成21年12月16日(水)午前10時00分開会

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殿岡  和郎  委員長 髙橋   篤  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席議員(18名)
 1番 白鳥  雅巳  委員    2番 片平  志朗  委員
 3番 吉田  美枝  委員    4番 梅川  信治  委員
 5番 川合   猛   委員    6番 髙橋   弘   委員
 7番 板垣 致江子  委員    8番 髙橋   篤   委員
 9番 田中  貞一  委員   10番 遠藤  栄吉  委員
11番 松木  新一  委員   12番 漆山  鏗一  委員
13番 桑原   仁   委員   14番 小野 健一郎  委員
15番 佐藤   明   委員   17番 殿岡  和郎  委員
18番 小林  啓市  委員   19番 渡部   敬   委員
◎欠席議員(0名)


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説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄 市長         柴田  誠 副市長

樋口 一 志 総務課長      堀  啓治 危機管理室長
(併)選挙管理
委員会事務局長

松田 直二 企画財政課長   山田 正春 税務課長

新野 甚吉 用地課長      伊藤 賢一 市民課長

斉藤 彰助 福祉課長      伊藤 圭一 保健課長

鈴木  聰 農林課長      髙橋 大吉 商工観光課長

土屋 喜重 建設課長      羽山 正一 上下水道課長

吉田 正幸 会計管理者    鈴木 俊雄 消防長

門間 利行 消防課長      大澤 俊逸 消防署長

三ケ山 岩男 教育長       猪野  忠 教育次長

長濱 洋美 学校教育課長   齋藤 洋一郎 社会教育課長

板垣 俊一 監査委員      大坂 剛司 農業委員会
                     事務局長                                   事務局長

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事務局職員出席者

須藤 公一 事務局長      板 垣 幸広 議事係長

安部 真由美 庶務係長     長沢 俊博 書記


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本日の会議に付した事件
 議第73号 平成21年度南陽市一般会計補正予算
      (第6号)
 議第74号 平成21年度南陽市国民健康保険特別
      会計補正予算(第3号)
 議第75号 平成21年度南陽市介護保険特別会計
      補正予算(第3号)
 議第76号 平成21年度南陽市出産祝事業特別会
      計補正予算(第2号)
 議第77号 平成21年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計補正予算(第2号)
 議第78号 平成21年度南陽市水道事業会計補正
      予算(第3号)
 議第79号 平成21年度南陽市下水道事業会計補
      正予算(第3号)

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開会
○委員長(殿岡和郎委員)  御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより、予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は18名全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成21年度補正予算7件であります。

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  議第73号 平成21年度南陽市一般会計補
        正予算(第6号)
○委員長  初めに、議第73号 平成21年度南陽市一般会計補正予算(第6号)について審査を行
います。
  当局の説明を求めます。
  松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成21年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第73号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願
いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般について、10ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から、第6款農林水産業費の14ページから23ページまでについて質疑ございませ
んか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費から第10款教育費の22ページから31ページまでについて質疑ござい
ませんか。
  佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  28ページの第10款の教育費に関連いたしまして、学校の統合等について何点か
質問させていただきます。
  教育委員会によりますと、10月末で大体説明会終わって、今着々と進行しているというお話聞
いているんでありますが、いずれにしても、いまだもって不満やあるいは不安、そういったことが
あるというふうにいろいろとお聞きすると、そういうふうに言われております。
  今回、教育委員会もかなり頑張った結果、151万2,000円ほどさっき報告があったように、梨郷
中の制服、あるいは中川中の運動着、あるいは漆山中の通学用のヘルメットと、こういう形で152
万円ほど計上されておるわけですけれども、今まで各協議会、あるいは父兄父母のさまざまな要望、
あるいは意見、こういったことがあったわけですけれども、そういった意見等について、今後どの
ようにされるのか、最初にお聞きをしたいと思います。
○委員長  学校教育課長。
○学校教育課長  それでは、私のほうからお答えを申し上げます。
  各地区の説明会は、今、佐藤委員からお話しございましたとおり、10月上旬から下旬にかけま
して、それぞれ御説明をさせていただきました。その前に、PTAの代表の方にも詳しく御説明を
したり、あるいは地区長会の会長さんにも、再編整備事業全体についての御説明もさせていただき
まして、おおむね御理解を得たものと考えております。
  今回、予算措置をさせていただきました項目につきましては、各地区から強い要望が出された
事項でございまして、そういったものも我々真摯に受けとめ、最大限の努力を払ったところでござ
います。
  いずれにいたしましても、さまざまな要望あるわけですけれども、基本的に子供たちが来年4
月から夢や希望を持って中学校生活を送れるようにということで我々も考えまして、保護者の方、
あるいは地域の方、御理解をいただいたものと考えております。
  細かい点でも、いろいろ御要望いただきましたけれども、そういった点、できるだけ解決して
いきたいと思いますし、基本的に教育にとって何が有効なのかというようなところも御理解をいた
だきながら、今後も進めていきたいと考えているところでございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  今、課長おっしゃったように、いろいろ御意見を聞いて、そして反映させたと
いうふうなお話でありますが、しかし、これから来年4月開校でありますから、さまざまな諸課題
が残ると、こう言われているわけですけれども、今後クリアしなければならないさまざまな諸課題
があると思うんですけれども、例えば通学に対しての問題、冬期間どうするとか、あるいは停留所
をどうするとか、あるいは校歌等のさまざまな問題もあるわけですけれども、そういったことも、
今後どのようにされていくのか、現在検討されているのか、いつごろ大体最終的にでき上がるのか、
その辺どうでしょうか。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  初めに通学、冬期間というふうな限定ということでは、漆山中学校区の生徒さ
んの通学ということかと思いますけれども、現在ほかの学区のスクールバス購入ということで御理
解をいただいておりますので、そのバスを有効活用しながら冬期間、漆山学区の生徒さんの通学の
安全確保を図っていきたいということで調整をしております。
  基本的にスクールバスの運行に当たりましては、いわゆる教育的な意味、これは子供たちがや
はり地域の子供たちであるというふうなことから、玄関から学校までというような運行になります
と、地域の中で子供たちの姿が見えなくなってしまう。あるいは健康増進という意味もございます。
  そういったところで、とにかく子供たちの安全を確保しながら、教育的な配慮も行い、そして
スムーズなコース設定、あるいは時刻の設定ということで、具体的な試乗会等もこれまですべての
地区ではございませんが、実施しておりまして、地域の保護者の方のお声も聞きながら、安全第一
に図っていきたいというふうに考えております。
  また、校歌・校章につきまして、校歌については、それぞれ関係する皆さんでお話し合いをい
ただきまして、沖郷・梨郷中学校、それから赤湯・中川中学校のほうは両校の校歌を今後、現在の
1年生が卒業するまでは儀式等で歌いつないでいくと。その間に、さらにこれからその後のことに
ついては協議をしていくということで報告をいただいております。宮内・漆山、そして吉野中学校
の部会の中では、校舎も新しくなるというようなこともありまして、今後、お金をかけないで新し
い校歌を定めていきたいというふうなことで報告をいただいているところでございます。
  また、校章につきましては、それぞれ現在使用している校章をそのまま継続して使用していく
というようなことで報告をいただいているところでございますので、ぜひ御理解をいただきたいと
いうふうに思います。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  ただいまの答弁ですと、梨郷と沖郷は、2年、3年は一緒に歌うと、こういう
ことですね。それから、その他の吉野、漆山、宮内については、学校も新しくなるわけだから、新
しい校歌と、こういうことでいいわけですね。
  それで、いろいろ今、過渡的な段階だと思うんですけれども、いずれにせよ、子供やあるいは
父兄や地域や協議会の意見等を、これは前々から私言っているんですけれども、十分に聞いた上で
ぜひ対応していただきたいということをまず要望しておきたいと。
  それで、私、今思うんですけれども、本来ならば、これ平成24年度開校だったわけですけれど
も、これ2年間早めたということは、この間の市長の答弁でも明らかなように、耐震の問題あった
わけですね。これは国庫補助が3年間の時限立法で2分の1から3分の2の補助を出しますよとい
う形で、その結果、そうなったというふうな説明もあったわけですけれども、私思うんですけれど
も、前々から前市長のときから、耐震化の問題等については、もっと早くやるべきでないのかとい
うような提案も再三してきたわけですけれども、残念ながら、悪い言葉で言うと、さぼってきた経
過あるんでないかと、このように私思うんですよ。
  ですから、うまくなかった点もやはり十分反省しながら、これからのいろいろな課題に生かし
ていくことがやはり大事でないのかなというふうに私思うんですが、その辺、どうでしょうか。
  責任ある人、答弁してください。市長でも教育長でも結構ですけれども。
○委員長  三ケ山教育長。
○教育長  今、佐藤委員のあれですけれども、漆山中学校、24年、委員御指摘のとおりだったわ
けでございますが、説明会の折に、保護者の方から強く言われました。危険な校舎を一番最後かと、
それでこれは私個人的にも、その当時、地震がたくさんあったので、そっちこっちで、子供たちの
生命の安全が一番と考えておりましたので、そういうことについて重く受けとめて持ち帰っていろ
いろ協議しながら、市のほうにもお願いして、だったらやはりちょっと早めようというふうなこと
で、今現在の22年度同時開校となったわけで、保護者の方のそういった一声だったわけでございま
すが、やはり子供たちの安全と考えた場合に、そこを重要視させていただいたわけですので、御理
解ください。
  以上でございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  ですから、やはりそれは前々から指摘していたわけですから、その間三、四年
あったんですよ、放り投げていたのは。議会のほうも、平成18年だと思ったんですが、今予算委員
長の殿岡さんが中学校の検討特別委員会を設置したのは、たしか18年9月議会でしたか、次の年の
12月議会で委員長が報告されて、我々も了承した結果、不十分だったけれども、文面見ると、余り
いい文章ではなかったわけですけれども、全体的としては了としたというような経過あるわけです
けれども、そのときの計画も平成24年度というふうにはっきり言っているわけですよ。そうでしょ
う、委員長。委員長に答弁求めるわけいかないですから、あえて言いませんが、そういう経過をた
どってきたわけですね。
  しかも最後の付記条項では、やはり地域住民の要望や意見を十分聞いて、抜かりなくやってく
ださいと、こういうことだったわけですね。うなずいていますけれども、ですから、私は議会でい
ろいろ決めたことも、教育委員会は重く受けとめているのか、非常に疑問に思うわけですね。
  しかも積立金をやはりやるべきだと、こういうふうに要望もしているわけですよ。今回新たに
7億円ほど余計にかかったわけですね。前回の全協では52億円と、こういう報告があったわけです
けれども、今やもう60億円ぐらいですか、こういうかかるんだというふうな話でありますけれども、
だから危険のこともいろいろあったわけですけれども、非常に一面では緻密にしながらも、抜けて
いるところもかなりあったのではないかなと、このように思いますが、いかがですか。
○委員長  猪野教育次長。
○教育次長  佐藤委員さんのほうからは、平成14年、15年ごろから、とにかく子供たちが安心し
て教育を受けられるような整備をお願いしたいということを当時の一般質問で出ておりました。
  ですけれども、当時耐震診断を先行して、非常に疲弊している市町村も近隣にございました。
そこで南陽市は、その後優先度調査をして段階的に進めていくと。財政基盤と照らし合わせながら
粛々と進めるというような方向性がたしか確認されたと思います。委員も了承されたと。
  そういう経過の中で、今回、非常に国のほうの補助、今の時期にしなければ、永久に環境整備
ができないというような国のほうの補助政策ございました。そういう中でできるだけ、先ほど教育
長も申し上げましたけれども、今まで粛々進めた部分をある事業をとって、特措法の間に完成させ
ていくというような方向で、教育委員会では検討させていただいてきた経過ございます。
  そんなことで、学校施設整備の予算だけが膨大に膨れ上がったというふうな印象はぬぐい去れ
ないと思いますけれども、市の生財の負担をできるだけ迷惑をかけないで環境整備をしていくとい
うようなことで進めておりますので、今回の補正でも教育予算が非常に膨れ上がっておりますけれ
ども、それは支出の根拠ございますので、何とか御理解のほどをお願いしたいと、このように思い
ます。
  すべての学校の整備というものが、今回をもって南陽市は安全で安心な教育環境の中で、そし
て今日の教育課題に対応できるような対応となりますので、御理解いただきたいと、このように思
いますけれども。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  猪野次長言うのもわかるんですけれども、やはり議会でいろいろ意見あった場
合は、意見というのは聞かないわけで、そういった、もうわきのほうへ置いて事を進めるのか。で
すから、さっき言った中学校の統合検討委員会では、さまざま意見出したわけでしょう、教育委員
会に。基金のことや住民の要望を聞くとか、さまざま出したわけですけれども、そういったことを
全体の前で、教育委員会で十分に検討されたのかどうか、そこが私は問題視しているんですよ。そ
の辺、どうでしょうか。
○委員長  三ケ山教育長。
○教育長  そのことについては、最初の検討委員会の中で話をしながら、それまでいただいたい
ろいろな御意見、当然議員の方たちの検討委員会の内容も、さらに地域の方の内容も総括して含ん
だ上で検討させていただいたと、私は思っていますけれども、御理解いただければありがたいと思
います。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  議会の検討委員会では、延べ十四、五回、会議を開いて、あるいは県内外の中
学校の視察も行ったわけですね。隣やいろいろな川西も含めて、そして、その結果さまざま検討し
て十四、五回を重ねて出した結果と、こういうふうに思うわけですけれども、しかも検討委員会で
は、予算をつけてもらって、県外へ泊まりがけで行って、いろいろ視察してきてやったわけですよ。
そういったものが全く無に等しくなっていると言わざるを得ないわけですね、今の結果見ると。
  だから、そういう点ではどうなのかなと、非常に疑問に思うわけです。やはり主役は生徒であ
りますから、子供たちが本当に通学に安全・安心な、親が心配しないような十分な対応をしていく
ということが我々に課せられた課題だと思うんです。
  今後、十分そういった意味合いも含めて、ぜひ十分な議論をして、いい学校にしていただきた
いということであります。その点、どうでしょうか。
○委員長  三ケ山教育長。
○教育長  これからもいろいろな課題、まだまだあるわけでございますので、今、佐藤委員から
いただいたそういった御意見を十分に踏まえ、あと議員の方々からの検討委員会のことも、やはり
今、復唱してみて大事なことはそれを引き継いでいきたいと思います。
  ただ、佐藤委員もおっしゃったように今の子供たち、今の南陽市の教育の現状などを踏まえて
ここまで進めてきましたので、これからなお委員おっしゃったようなことも踏まえながら検討して、
いい教育環境整備に努めていたきいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長  その他質疑ありませんか。
  松木委員。
○松木新一委員  今の中学校の関係について、関連して質問いたします。
  このたび委託費で補正予算計上になったわけですが、今回、沖郷中学校の体育館、これは改修
が必要になったというようなことで、先ごろお話もあったわけですが、耐震診断結果のⅠs値が0.
24というような数値が出たというような中で、やはりこれは改築しなければいけないと。これは当
然のことかと思うんですが、その決断されたのはいつでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  今回の沖郷中学校の体育館の関係については、9月に速報値が出ました。正式ではなか
ったんですが、9月末だと思いますね。それから、正式な数値が示されたのが10月かな。そんなこ
ともあって、9月ごろから困ったなと、そういう数字が出ればと、どうしようかと、こういうふう
な不安を持っておったんですが、正式に数値が出た段階で、まず最初に思ったのは補強しようと、
実はこう思いました。
  ところが、来年度から統合する学校が体育館が使えないと、補強するにも相当大変な事業で、
半年から1年近く準備を含めて体育館使えないということになります。
  沖郷の小学校の体育館も新しくなっていませんで、今の古い体育館では中学校の子供が使うに
は、ちょっと無理があるのではないかと、こんなことがあって、正式には11月、私が上京して文科
省と交渉をして、何とか協力しましょうという答えを得た段階で、その場で決断をしたということ
です。日にちはちょっと忘れましたが、文科省の段階では、来年の6月にとこういうお願いしたん
です、実は。
  ところが、来年は保障できないと、政権が変わってどうなるかわからないというようなことが
あったんで、急遽前倒しでお願いをしたということであります。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  そういうようなことで、数値は非常に悪かったというようなことで、武道館の
建設と兼ね合わせて、やはりその決断は正しいと、私も思うわけでございます。
  そういう中で、非常に建設費も多くの額で今回も補正にのっているわけでございますが、そう
いう中で委員会等、全協等で統合関係のことについては、議員の方にその都度親切に説明するとい
うようなお話を私はちょうだいしていると思います。
  そういう中で、今回この予算を提案する以前について、この方針について担当常任委員会の正
副委員長にそういうお話をされたのかどうか、お聞きしたいと思います。
○委員長  猪野次長。
○教育次長  非常に検討期間が本議会まで時間的な猶予がありませんでした。そういうことで、
文教厚生常任委員会の中でこの件につきましては、私、御説明させてもらったということでござい
ますけれども、委員長さんには、こういう内容についてということは報告いたしております。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  文教厚生常任委員会で報告したりしましたということは、この本会議の中の休
会中の常任委員会でのお話のことを指していらっしゃるんですか。
○委員長  猪野次長。
○教育次長  2つの選択肢あったわけでございますけれども、1つは、0.24という数値が出てか
ら、補強工事というような観点から検討してまいりました。もう一つは、これからの統合中学校の
教育の中で、3校の教育水準を一定に保たなければいけない。そのとき、最初から格差のつく教育
の施設環境では、非常に問題が出てくるであろうというふうなことで、改築という視点からも検討
をしてまいりました。
  そういうメリット、デメリットなどを決めて、この4枚の資料を文教厚生常任委員会の中で説
明させていただきました。
  以上でございます。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  生徒を考えて施設整備をすることには、私は大賛成でございますので、そのこ
とを私は申し上げているのではなくて、要するにこの本会議、この議会に提案する前に担当常任委
員長、副委員長にこれだけの多くの変更があるわけです、9月議会以降、今回の12月議会に提案す
るに当たって、その中で正副委員長に一言も説明がないのかどうか、私は確認したいだけです。
  以上です。その辺、御返答をお願いします。
○委員長  猪野次長。
○教育次長  この結果出てまいりましたのは、10月の中ごろでございますけれども、その経過の
中でなかなか判断がつかない、検討資料を整理するというふうなことで不手際があったことは重々
おわび申し上げたいと、このように思います。
  こういう大事なことについての責任を強く痛感しているところでありますけれども、短い時間
の中での検討ということで、不手際あったことをひとつお許し願いたいと、このように思います。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  そういうようなことで、非常に告示する前にやはり予算書を提案するわけです
から、それには予算書を提案するまでには確定しているわけですから、少なくとも告示日があって、
その後でも結構ですから、説明する日数はあるかと思います。勉強会等もあったし、それぞれの勉
強会の中でもそういう話はして、それぞれは勉強したと言えばそれまでなんですが、少なくとも担
当の常任委員会の委員長、副委員長には、ぜひこれぐらい大きな変更があるわけですから、ぜひと
も今後、やはり少なくとも担当常任委員会の正副委員長だけは御説明をお願いして、提案をしてい
ただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
  この点は要望しておきますので、結構です。
○委員長  意見ありますか。
  猪野次長。
○教育次長  肝に銘じて、今後こういうことがないように努力します。
○委員長  その他質疑はありませんか。
  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  佐藤委員について関連でお伺いいたします。
  ちょっと長濱課長、先ほど100何十万か漆山、梨郷、中川の予算、ボタンとか何かありました
よね。それをちょっと各学校の詳しいその配分、教えてください。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  学校指定用備品購入費というところだと解釈してよろしいですか。
  中川中学校の新2年生、3年生の運動着、それから梨郷中学校の新2、3年生の女子の制服、
そして漆山中学校の自転車通学用の登校ヘルメットというようなことでございます。
  金額もということですか。運動着のほうが、多分これは今後入札等の関係もあるので。
○委員長  遠藤委員、いいですか。
  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  それで学校に通うわけですし、運動着については使うわけですよね。その辺の
確認。あと1人頭の単価、その各学校の。恐らく違うと思うんですが、それを教えてください。単
価はいいでしょう、1人頭の。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  人数もわかると、本当およその金額わかってしまうので、どの程度。
○委員長  じゃ、遠藤委員、御了解。
○遠藤栄吉委員  さっき言った、通うわけですよね、その制服、そのボタンどうのこうのという
のは。新しい学校に通うような準備、運動着についてもそういうことですよね、その辺確認します。
○委員長  課長。
○学校教育課長  そのとおりでございます。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  私、何か月か前に猪野次長にお話お願いした件があると思うんですが、吉野中
学校に関しては、全部宮内中学校に来る際に準備したと思うんですが、いかがでしたか。
○委員長  猪野次長。
○教育次長  吉野中学校は編入ということで、前倒しで1年早く統合したわけです。そのときに、
特例措置として議会の承認を得て制服、ジャージ、それからズック等を市のほうで補助したという
経過あると思います。
  私、全協の席でも申し上げましたけれども、田中議員さんからやはり統合のときに制服とかジ
ャージ等の要望については、教育委員会で十分に検討を図って、子供たちが服装等で差別があった
り、学校に行きにくいような状況だけは回避してくださいというような御指摘ございました。この
ことについては、多くの議員が賛同されて、そうだというような声だったかと思います。
  それで、教育長が善処していくということで、全協の席で話し合ったわけですけれども、限り
ある財政の中で多くの保護者や子供の声を聞いて、南陽市教育委員会としては最大にできる範囲の
中で、その中でも、それが各地区の保護者や子供たちの声の一番の要求を酌み上げさせていただい
た。やはり親がこの統合に何かしこりを持っていれば、必ず教育はうまくいきません。
  そういうことで、しこりがないような配慮をしました。何度も何度も区長さんとも話し合いま
した。それから保護者、PTAの代表の方、学校とは当然連絡をとってきました。
  先ほどから御意見出ていますけれども、教育委員会の範囲としては、できるだけお金をかけな
いで、ハード事業でお金かかりますので、ソフト的な部分のところでは合意を得てもらっています。
苦情、不満出ておりません。
  そんなことで、その地区の要望の一番手を酌み上げて、それを補助させてもらうという形をし
ました。最初から制服要らないというところには制服を無理強いしません。
  それで、3つの梨郷の一番大きい要望、それから漆山の一番大きい要望、それから中川の一番
大きい要望、これを酌み取らせていただきました。
  そういうことで、先ほど課長申し上げましたけれども、子供たちが希望に胸を膨らませて学校
に来れるような条件整備を今図っているところでございます。あわせていろいろまだまだ課題はあ
ります。スクールバスについても、保護者に乗ってもらって、また我々スタッフで、乗用車で何度
もはかっています。安全面の確認、それから多くの市民の通勤、帰宅に迷惑がかからないようなこ
とも考えなければいけません。
  あとは、教育としてのスクールバスの使用という視点から、地域の多くの方に中学生の姿を見
てもらいたい、中学生にかかわってもらいたいというふうなことで、停留所も検討させてもらって
います。
  そんなことで、今後ともいろいろな視点から検討してまいります。いろいろ議員の先生方から
もいろいろな場面で御指導、御指摘いただきますと、よりいい形での統合に結びつくと思いますの
で、御理解、御指導、お願いしたいと思います。よろしいですか、遠藤委員、何とか。
○委員長  遠藤委員、どうですか。
○遠藤栄吉委員  教育委員会の御努力、本当に頭が下がるわけです。ただ、私、先ほど猪野次長
が格差があってはならないと、教育は平等じゃないかと全協の場で言った覚えがあります。
  私言いたいのは、格差じゃないですか、父兄は満足していると、でも1つの中学校にそういう
助成をしたと。でも、漆山、梨郷、中川にはボタンとかジャージぐらいで済んでしまっているとい
うことは、教育の観点からいうと、ちょっと間違いじゃないかというふうに思うんですが、市長、
いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  全く平等だというふうに私は思っております。なぜならば、そのときどきの状況、ある
いは行政というものは、持続可能ないかに長く子供たちのために対応できるか、そのときそのとき
だけの対応ではないわけでありますから、子供たちや父兄や地域の皆さん方がそれでいいというこ
とであれば、それはそれで無理強いをして必ずしも同じもの、同じ形ということではないと。多少
独自性があったり、個性があったりすることも決して問題ない。必ず皆同じにしなければならない
ということじゃないと思いますね。公平であれば、よろしいのではないかなというふうに思ってお
ります。
  それは形じゃない、精神的にそういうことがしっかり対応できればいいのではないかというふ
うに、私は思っています。それが教育だと思っています。すべて同じに色も、形も、大きさも全部
同じにしなければならないということではないというふうに思っておりますので、教育に精通され
た遠藤委員であれば、その辺は私と大体考えが似通っているんではないかなと思いますので、御理
解いただきたいと思います。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  じゃ、吉野に関してはどうだったんですか、その経過。市長、お答えください。
○委員長  市長。
○市長  私はよく存じていませんが、直接交渉もしていないし、わかりませんが、特別前倒しだ
ったということもあって、時間もなかった。恐らく決定したのがいつごろだったんですかね、夏過
ぎたのかどうかわかりませんが、急だったということもあって、一定程度の援助をしないと、そう
した対応ができないと、こういうことだったのではないかなというふうに理解をしております。
  今回は、それを踏まえて準備期間があったわけですから、十分対応できるし、精神的な心の準
備も十分できたのではないかと、こんなふうに思っております。
○委員長  質疑中でありますけれども、これからいろいろ御意見が出るようになりますので、こ
こで暫時休憩をします。
  再開を11時15分といたします。
午前11時00分  休  憩
───────────────────
午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  制服は、市長、本当にいろいろなことがあってもいいんじゃないかと、そうい
うふうにおっしゃいましたが、制服はそろっていて制服だと思うんです。先ほどから言っている漆
山、梨郷、中川の子供たちと吉野の子供たちの1人単価がかなり違うというふうに思うんですが、
市長どのように思われますか、それは。
○委員長  市長。
○市長  比較するほうがおかしいのかなというふうに思っております。いずれ教育というのは、
少人数のところは、相当今現在でもどのぐらい違うと思いますか、1人単価にすれば。そういうこ
とは、だから比較にならないと思うんですよね。日常的に莫大な差がありますよ。小滝小学校と赤
湯小学校の1人頭の単価なんていう計算をすれば、そういうことは、余り教育を語るときに好まし
い論点ではないというふうに、私は思っております。
  いかに必要な教育をすることができるかどうかですよ、必要な教育。ここに論点を絞って教育
の議論をしないと、うまくないのではないのかなというふうに思っております。
  なお、計算しておりませんで、そういうことはね、私は。そのことについては、わかりません。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  私思うには、では吉野地区の子供たちに全部そろえてあげたと、ほかの生徒に
はそろえてくれないと、先ほどから、私は格差があってはならないというふうに思っているんです
が、悪い言葉で言うと、ひいきじゃないのかなと、自分の地元だけ全部そろえたというのは、そう
いうふうに思うんですが、市長、どう思いますか。
○委員長  市長。
○市長  全くそういうことはなくて、南陽市の子供たちにはできるだけ平等に、公正に、公平に
教育を受けさせたいと、こういうふうな思いで、今回は思い切って前倒しで統合を決断したわけで
あります。
  反面、そういう小規模の子供たちのリスクも相当大きいものがあるんです。単にそのことだけ
見て判断するのは、いかがなものかと。日常的にやりたいこともできなければ、受けたい教育も受
けることができない、そういうふうな環境の中にあるリスクを少しでも小さくしたいと、こういう
思いでやっているわけですから、そういう議論じゃなくて、これからいかに3校体制を軌道に乗せ
て、議会も、行政も、市民もどうやって応援していくかということの議論をしていただければ大変
ありがたいなと、私は思っております。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  建物に関しては危険校舎ですので、それは大変将来もありますし、いいことだ
と思うんです。やはり私言いたいのは、吉野の中学校だけなんでというふうに思うんですが、市長、
いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  全く意図はないと思いますが、あえて私が想像するに少人数がゆえに今、宮内中学校に
各クラスに1人ぐらいずついるんですね、吉野の子供たちが、実態は。
  そうですと、やはり四、五人とか10人ぐらい各クラスに同じような服装の子供がいれば、よほ
ど我慢、あるいは別におかしいと思わないかもしれないけれども、各クラスに1人ぐらいだという
ことであれば、相当大変なのではないかというようなことを教育委員会では配慮してくれたのでは
ないのかなというふうに私は思っています。そのことについては、まだ聞いておりませんので、わ
かりませんが、私が考えるにはそういうことではないかと。
  だから、何が平等なのかと、意味は違うんです、全然。20人のクラスに10人、10人だったら、
これはどうなのかと、たった1人だとどうなのかという議論になってくると、相当面倒なことにな
りますけれども、そういったことを配慮して、できるだけスムーズに統合が移行できるようにと、
こういうことだったのではないかなと。さらにさっきも言ったように、準備期間が少なかったとい
うことも、今回の対応の配慮の要因だろうというふうに思っております。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  私思うには、吉野の子供たちに全部そろえたのかと、あげたんでしょうと。だ
から、漆山、梨郷、中川の子供たちにもそれをやってやらないと、平等じゃないんじゃないんです
かと、私聞いているんです。
  あえて吉野の子供たちに制服、ジャージ全部セットでそろえてやったのは、エゴじゃないかと
いうふうに私は思うんですが、その辺、いかがですか。
○委員長  教育長。
○教育長  当時の吉野中学校が宮内中学校に1年前倒しで来たわけでございますが、その件につ
きましては、よろしいですか、遠藤委員さん、すみませんけれども。
  21年度、吉野中学校休校して宮内中学校に編入となったわけで、22年度も当然統合予想されて
決まっていたわけですので、また変わるのではないかと、21年度新しく買ったけれども、また22年
度変わる可能性があるというふうなことで、2年間、そういった思いをさせては大変だなというよ
うなことも、大きく援助した教育委員会として意味がございました。
  あと平等でございますが、教育の平等というのは、私はこういうふうなこととか、こんなこと
でやはり1つは、憲法のほうにもいろいろ書いてあるわけでございますけれども、生まれ育ちとか、
そういったことも関係なく、どんな境遇の子供たちでも、平等にやはり同じひとしく教育を受ける
権利があると。その中で、もしいろいろな条件がそろえば、制服とか、ユニホームとか、さまざま
ございますけれども、今回の吉野中学校さんにおきましては、今申し上げましたように2年間続け
て同じやはりまた変わった、また変わったというふうな可能性も十分に考えられたので、その辺を
教育委員会としては配慮しました。
  あと、今回の22年度に向けては検討委員会のほうからいろいろ要望ございましたけれども、こ
ういった経済状況ですので、保護者の経済的な負担を少しでも軽減したいというふうなことが基本
にありました。
  その中で、ただすべてを受け入れてということは、これは膨大になりますので、さっき次長が
申し上げまたように、その地域地域で各学校で何が一番補助してほしいかというふうなことも十分
話し合いの中に入れていただきまして、それを検討して先ほど課長が申し上げたようなことになっ
たわけでございます。よろしく御理解ください。
  以上でございます。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  私言っているのは、平等だって教育長も言っておられますが、根本的に平等じ
ゃないって私が言っているんです。わかっていただけますか。片方だけが全部そろえて、片方だけ
がボタンとかジャージだけ、そういうの何が平等なんですか。
  平等というのは、同じことじゃないんですか。それを平等なんていうのは、教育長、ちょっと
間違っていると思うんですが、市長、いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  だから、制服が違う梨郷が交換しているんですよ、あとボタンだけ交換すれば平等にな
るんだから。どこも違うんだ、制服が。吉野と梨郷だけ違うんだ。それは平等じゃないの。ユニホ
ームが違うからユニホームをそこはかえましょうと。ほかのところは違わない、制服。新しいの買
ってやれというんですか、全部。そうじゃないのよ、だから、理解してくださいと、こういうこと
を言っているわけですから。それで、みんな平等になっているから問題ないわけですよ。
  全く制服が違ったのは、梨郷と沖郷、宮内と吉野、あとは幾らも違わない。ほとんど違わない
から、それでいいですよと、こういうことですよ。だから、ほかのことを要求しているわけですよ。
ジャージとかヘルメットとかと。これほど平等なことないじゃないですか。ボタン交換しただけで
同じくなるんなら、それでいいんじゃないの、だめ。全部新しいの買ってあげるんですか。そうい
うことだというふうに御理解をいただきたいなと思います。
  だから、私はそういう意味で何ら問題はないんじゃないんですかと。子供らも、父兄も要求し
ていないことを何でわざわざこっちから、そんな財政的に南陽市は余裕ないわけですから、それも
含めて随分検討していただいてこういう結果になったわけですから、ここから先は心一つにして、
いかにこの3校体制を成功に導くかということが、我々に課された課題であり、議会だってそうい
う責任あると思いますよ。
  ここで、余りどうなのかな。そういうことで、御理解と御協力をいただきたいなというふうに
思います。
  以上です。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  私、聞くに言葉って重宝だなというふうに思います、すりかえて。私は格差が
あってはならないと。何で吉野だけ全部だったんですか。市長、お答えください。
○委員長  市長。
○市長  意味がわからないけれども、何が全部なんですか、ちょっとわかるように質問していた
だけますか。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  吉野の場合は、制服もジャージも運動着も全部だったんですよね。何で吉野だ
け全部だったんですかって。
○委員長  市長。
○市長  ジャージも制服も、制服は女性だけですよ、男の子は違いますよ。ユニホームも、ジャ
ージも全く違うんですよ、赤いのと青いのかな、何かよくわからないけれども、吉野中学校のは。
さっきも言ったように、余りにもわずかな数なので、やはりかわいそうじゃないかというような思
いがあったこととあわせて、今、教育長言うように、来年また変わったときどうすると言われたと
き困るなと、そういう質問も恐らく出たんでしょう。
  だから、それだったらばということになったのではないかなというふうに思っております。も
ちろん予算規模からいっても、わずかな人数ですから、今回のような金額にはならないということ
もあって、恐らくは教育委員会でこのぐらいの予算であれば、教育委員会の裁量でというふうなこ
とで、より早く編入になる方法を選択したと、こういうことだと思っておりますので、御理解をい
ただきたいなというふうに思います。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  それは御理解できないけれども、建物に関しては速急に本当に危険校舎ですの
で、一日も早く子供たちが学べることを要望して、これ以上言っても、もうどうしようもないかな
というふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長  遠藤委員、市長が詳細についてわからないという発言しているので、教育長がその辺
のところを御意見をしたいと言っているんだから。
○遠藤栄吉委員  いいや、いいや。
○委員長  いいの。
○遠藤栄吉委員  要望だから、いいです。
○委員長  要望にしたの。
(「要望だから、余計なこと」の声あり)
○委員長  ほかに。
  あせらなくても、まだ明日もあるんだから、何を言っているんだ。だから、こっちが手を挙げ
ているんだから、説明しなければならないというのが委員長として当然のことだよ、何言っている
んだ。
  その他、質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  それでは、次に移ります。
  吉田委員。
○吉田美枝委員  同じ10款教育費の4項幼稚園費の19節なんですけれども、幼稚園就園奨励費補
助金、御説明によりますと、限度額の拡大によるものという説明を受けたんですけれども、もう少
し詳しく教えていただければと思います。
○委員長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  この幼稚園就園奨励費でございますが、国が幼稚園の保護者の方が通園させる
場合に負担の軽減を図るというようなことで行っている事業でございます。この中で、実際全額国
庫補助ではありません。実際には3分の1弱になりますけれども、それが国庫補助、それから、3
分の2が市の負担というふうなことになっております。
  それで、例年いろいろ限度額が変更になります。当然、就園していらっしゃる園児の方の数も
変わってまいりますので、それに対して今回補正をさせていただいているということで御理解をい
ただきたいと思います。
○委員長  吉田委員、よろしいですか。
  吉田委員。
○吉田美枝委員  幼稚園のほうはわかりました。ただいまの説明で3分の1が国のほうの国庫補
助で、3分の2が市のほうと。これに対して、これは幼稚園に関してのみということですよね。そ
うしますと、保育園等は、管轄が違いますけれども、どうなっているんでしょうか。
○委員長  斉藤課長。
○福祉課長  同じように実際保育園運営については、園児の措置費というふうなことで、国・県
の補助金が入っております。
○吉田美枝委員  はい。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  それでは、次に移ります。
  次に、その他附属資料の32ページから37ページまでについて質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第73号 平成21年度南陽市一般会計補正予算(第6号)は、原案のとお
り可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第73号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第74号 平成21年度南陽市国民健康保
        険特別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第74号 平成21年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につい
て審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成21年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第74号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、48ページから59ページまでについて質疑ござ
いませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第74号 平成21年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第74号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第75号 平成21年度南陽市介護保険特
        別会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第75号 平成21年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)について審
査を行います。
  当局の説明を求めます。
  松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成21年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第75号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、68ページから72ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第75号 平成21年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、原
案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第75号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第76号 平成21年度南陽市出産祝事業
        特別会計補正予算(第2号)
○委員長  次に、議第76号 平成21年度南陽市出産祝事業特別会計補正予算(第2号)について
審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成21年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第76号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、80ページから83ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第76号 平成21年度南陽市出産祝事業特別会計補正予算(第2号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第76号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第77号 平成21年度南陽市後期高齢者
        医療特別会計補正予算(第2
        号)
○委員長  次に、議第77号 平成21年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につい
て審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成21年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第77号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、90ページから91ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第77号 平成21年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第77号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第78号 平成21年度南陽市水道事業会
        計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第78号 平成21年度南陽市水道事業会計補正予算(第3号)について審査を行
います。
  当局の説明を求めます。
  羽山正一上下水道課長。
〔上下水道課長 羽山正一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成21年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第78号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、96ページから104ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第78号 平成21年度南陽市水道事業会計補正予算(第3号)は、原案の
とおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。よって、議第78号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  議第79号 平成21年度南陽市下水道事業
        会計補正予算(第3号)
○委員長  次に、議第79号 平成21年度南陽市下水道事業会計補正予算(第3号)について審査を
行います。
  当局の説明を求めます。
  羽山上下水道課長。
〔上下水道課長 羽山正一 登壇〕
○上下水道課長  〔平成21年12月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第78号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、110ページから118ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第79号 平成21年度南陽市下水道事業会計補正予算(第3号)は、原案
のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第79号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました補正予算7件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜
り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。

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閉会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。
  どうも御苦労さまでした。
午前11時54分  閉会

       予算特別委員長 殿岡 和郎