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開議
○議長(伊藤俊美議員)  御一同様、御起立願います。傍聴者の方もお願いします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  ただいまより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は18名で、定足数に達しております。
  なお、本日の会議に遅刻する旨、通告のあった議員は、18番小林啓市議員1名であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第3号によって進めます。

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日程第1 一般質問
○議長  日程第1 一般質問であります。
  昨日に引き続き一般質問を始めます。
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白鳥 雅巳 議員 質問
○議長  最初に、1番白鳥雅巳議員。
〔1番 白鳥雅巳議員 登壇〕
○白鳥雅巳議員  おはようございます。
  1番白鳥雅巳です。本日のトップバッターとして、さきの通告に従いまして、3項目の事柄に
ついて質問をさせていただきます。
  初めに、急激な景気の落ち込みにより、非正規労働者の解雇や勤務先での労働日数の短縮、ま
た会社の閉鎖など、先行きの生活や家計に与える不安や悪影響が広まっている状況の暗い話題ばか
りがちまたに広くくすぶっておりましたが、やっと2次補正予算の関連法案が通り、決定している
数々の生活支援策や経済対策が実行できることになり、予定されている雇用対策や地方活性化対策
など、重要な施策ができることとなりました。
  しかしながら、いつ景気が回復するかは不透明な状況であり、各自治体としてもいろいろな工
夫で、景気を刺激する対策を実行しているところではあります。
  本市においても、定額給付金の事業実施本部が設置され、申請受けつけが今月中旬より開始さ
れることとなり、大変喜ばしいことだと思っております。苦しい家計の台所に、一息つけるな、く
らいの気持ちで消費に回せればよいのではないかと思います。
  定額給付金の執行に際しては、最近の犯罪に絡み、できれば通知書の説明書などには、還付金
詐欺への注意文書についてわかりやすく、大きな文字で記入してほしいと思います。
  また、加えて、多子世帯の子育てにおける負担軽減を図るための緊急措置である子育て応援特
別手当が、条件つきではあるものの支給されることになり、現在子育て奮闘中のお母さんにとって
はうれしい対策が実施されることになりました。
  そうした状況の中、本市の景気対策について質問をいたします。
  1番目の質問として、総務省は消費喚起を目的に、額面に一定割合を上乗せしたプレミアム付
商品券を発行する市町村が全体の4割弱の自治体に上ることを明らかにしました。商店など消費低
迷する中で、何とか購買意欲を盛り上げようと、地域限定のプレミアム付商品券の発行を実施する
自治体が増えており、近隣地域では、先駆けて白鷹町や飯豊町、さらには米沢市、長井市、高畠町
など、商品券のプレミアムの内容は別としても、販売開始から大変好調で、即完売となった状況の
ようであります。
  追いかけ、本市でもこのたびプレミアム付商品券を発行するべく予算化され、現在準備されて
いる状況と思いますが、景気対策また経済効果などの期待を込めて、本市で発行するプレミアム付
商品券について、4点ほどお伺いいたします。
  1点目として、ある新聞記事で読んだのですが、台湾においても景気浮揚に向けて商品券、ま
たあちらでは消費券というらしいのですが、全住民を対象に、1人当たり、日本円にして約1万円
相当を支給し、支給開始日が大型連休前だったこともあり、連休明けには支給した全体の25%が消
費され、金額にして約562億円が使われたとのことでした。金額が大き過ぎて感覚的にはピンと来
ませんが、大きな経済効果があったとのことです。
  そこで、本市で発行いたしますプレミアム付商品券、1セット当たりの内訳、並びに実施総金
額はどのくらいになるのかお伺いをいたします。
  2番目として、本市のプレミアム付商品券の発売時期、また発売期間についてはどのように予
定しているのか伺います。
  3点目として、発行するプレミアム付商品券のデザイン及びネーミングなどはもうお決まりで
しょうか、お伺いをいたします。
  4点目として、プレミアム付商品券の販売する場所、また何カ所設定しているか。また購入す
る際、1人何セットまで購入できるのかお伺いをいたします。
  2番目の質問としまして、少子化対策についてお伺いをいたします。
  対策の1つとして、ここでは妊婦健診について質問をさせていただきます。
  今までも妊婦健診については、定例会の一般質問等で要望が出され、その結果、現行5回の助
成化が図られ、実施されました。女性が健康で生き生きと働き、子育ても楽しくできる社会にとの
ことで、妊婦健診拡充を平成20年10月に舛添厚生労働大臣は負担軽減に関して、14回は無料にする
と明言し、このたびの追加経済対策に盛り込む考えを示しておりました。
  妊婦健診は、1として、正常な妊娠の経過を確認すること。2つ目は、ハイリスク妊娠の早期
発見をすること。3つ目は妊娠中に発症する合併症などの予防をすること。4つ目として胎児異常
の有無の診断など、妊婦や胎児の健康を守るために大切な役割を担っております。それでもなお周
産期に亡くなる子供の数が2007年では4,906人との統計が出ております。
  周産期とは妊娠22週から生後7日未満のことをいうのですが、個々に変わる出産事情があり、
結婚年齢の高齢化などに伴って、30代以上の出産が増えて、20代の出産が減った。さらに出産年齢
の高齢化で、出産時に生活習慣病などを患っているケースも増え、ハイリスク出産につながってい
るとも指摘されております。
  妊婦健診には1回の受診に5,000円から1万円程度の費用がかかり、経済的不安から子供を授
かるのをためらう女性が増えているとのデータもあります。
  都会においては、健診を受けていない妊婦の飛び込み出産が多くの医療機関から受け入れを拒
否される問題も起きている状況であります。妊婦さんが安心して出産できるようにとの思いで、2
点についてお伺いをいたします。
  1点目として、現行の5回から14回まで公費助成が決定していますが、本市として維持してい
くための財源をどうするのか伺います。
  2点目として、少子化を抑制するため、この健診回数が増えたことを広く市民にPRする必要
があると思いますが、その工夫や方法などはどうか。
  3番目の質問に移ります。
  3番目の質問は、中学校の統廃合についてお伺いをいたします。
  本市に7つある中学校の統合が、吉野中学校と宮内中学校から来年度より順次始まりますが、
統廃合に関しては、それぞれの地元関係者と、また行政側と協議、検討され、本市の教育、児童の
未来や将来の展望を考慮した上で、決定に至ったことだと思いますが、今後も廃校になっていく中
学校の校舎や跡地の利用計画などについて、2点お伺いをいたします。
  1点目として、吉野中学校について、残った校舎をどう利用するのか。また解体するとしたら、
その跡地をどう活用する計画なのか、本市の計画をお伺いいたします。
  また、順次統合する梨郷、漆山、中川の各中学校の計画も含めてお願いをいたします。
  2点目として、今後中学校に限らず少子化が顕著に進行した場合に、当然小学校の統合も予想
されるわけで、現時点で準備や対策などを考えておられるかお伺いをいたします。
  以上の件につきまして、壇上からの質問を終わります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  それでは、1番白鳥雅巳議員の御質問にお答え申し上げます。なお、中学校の統廃合につきま
しては教育長より答弁をいたさせますので、御了承を願います。
  初めに、景気対策の市内プレミアム付商品券についての1点目、1セットの内訳並びに実施総
金額についてでございますが、額面1,000円の商品券11枚を1セットとし、1万円で販売するもの
でございます。
  販売総額は1億円で、1,000万円のプレミアム分を市が助成し、市商工会が主体となって、1
億1,000万円分を販売するものでございます。 
  発行時期につきましては4月の中旬を予定しておりますが、できるだけ早い時期に、特に定額
給付金の給付に合わせて発行できれば、より効果的であろうと考えているところでございます。
  デザイン及びネーミングにつきましては、現段階では決定してございませんが、プレミアム商
品券にふさわしいインパクトのあるものにしたいと考えております。
  販売箇所及び購入者への販売規制につきましては、市内の4地区の4カ所で、同時に販売する
予定であり、1世帯当たり5セット、5万円まで購入できることを予定しておりますので、上限5,
000円のプレミアムがつくものと思います。
  次に、少子化対策についての「妊婦健診の回数増への推進について」でございますが、国の第
2次補正予算の成立に伴い、本市でも2月から14回の無料化を実施することといたしました。
  財源につきましては、従来の5回分は地方財政措置がなされており、9回分はそれぞれ2分の
1が国庫補助と地方財政措置となっております。
  しかしながら、9回分の国からの財政支援は、平成22年度までとなっておりますことから、市
といたしましては財源の確保のために、拡充された妊婦健診公費負担を平成23年度以降も継続して
実施するよう、市長会を通じて要望しているところでございます。
  健診回数が増加したことの周知につきましては、国の第2次補正予算成立を受けて、公費負担
の拡充を2月から実施するために、直ちに母子手帳を交付している妊婦の方に通知を差し上げたと
ころでございます。
  なお、平成21年度の対応といたしましては、今月末に、対象者全員に対し新しい受診券を送付
する予定であります。
  私からは以上でございます。
○議長  三ケ山教育長。
○教育長  おはようございます。
  それでは、1番白鳥雅巳議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、中学校の再編統合にかかわって、中学校跡地の今後の利用計画ということでございま
すが、平成21年4月、吉野中学校を宮内中学校へ編入し、吉野中学校を休校といたします。また、
平成22年4月までに、他の梨郷中学校、漆山中学校、中川中学校とあわせて閉校の手続きを行って
まいります。
  そのようなことから、平成21年度中は、学校教育施設として、学校教育施設及び社会教育施設
両面での利用が継続してできるよう、今までどおり、学校教育課で管理を行ってまいります。
  また、平成22年4月に閉校とする4中学校の跡地利用につきましては、隣接する小学校での利
用も含めて、地域からの御要望も踏まえながら、地域の活性化に資する利用方法を検討してまいり
たいと考えているところでございます。
  なお、耐震基準で問題のある建物については、解体することが望ましいと考えております。
  次に、小学校の統合についてでございますが、現時点では小学校などの統合につきましては、
基本的な考え方として、学校規模については、日常的に切磋琢磨することや多様な対人関係を築き、
豊かな学力とたくましい心身を持ち、社会の変化に柔軟に対応できる人材を育成するため、一定規
模の学級数であることが望ましいと考えております。
  また、学校施設は、児童生徒が安心して学校生活を送るための場所であるとともに、災害発生
時における地域住民の応急避難場所として大変重要な役割なども果たす必要があることから、小学
校における統廃合につきましては、慎重に検討していく必要があると考えているところでございま
す。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  白鳥雅巳議員。
○白鳥雅巳議員  いろいろな御返答、また御回答、ありがとうございます。
  まず第1に、プレミアム付商品券について再度お伺いをいたします。
  本市でも1億円という金額の商品券の発行を計画しておられるということで、大変うれしく思
っております。
  米沢、また長井、飯豊、白鷹というようなことで、プレミアム商品券を発行したわけですけれ
ども、先日高畠町の状況確認をさせていただきました。やはり町と市では随分経済の効果というか、
そういったことは若干変化していまして、やっぱり高畠町ですと使う場所がよくよく決められてあ
ったと。経済効果的には余り、うーんというような感じで返答をいただきました。また米沢におい
ては、大沼デパートもある。ちょっと名称を出してあれですが、デパート等では使用できますけれ
ども、あとはヤマザワさんとか、ヨークさんとかそこらでは使用できないということで、ぜひ地元
の商店街を使ってほしいというようなことで発行しているということですが、本市においてはどう
いった店舗、地元の商店、そこは本当に、重点的な考え方だとは思いますけれども、何店舗で使用
できるのか、またどういった店舗が利用できるのか、またその利用される店舗についてはどういっ
た明示といいますか、そういったことがなされておるのか、そういった計画をお聞きしたいと思い
ます。
○議長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  お答え申し上げます。
  現在検討しておりますのは、議員御指摘のとおりでございまして、発行主体については南陽市
商工会というふうに考えてございますので、原則的には商工会の会員ということが第1原則という
ふうに考えております。
  そうしますと、会員であります取り扱い事業所ということになりますと、約700を超えるとい
うふうな事業所を想定してございます。
  なお、会員、事業所の中には大型店も入ってございますので、それも対象になるというふうに
思っております。ただ、1店舗だけは、大型店でございますけれども、商工会の会員になっていな
いというふうな状況がございますので、原則的にはそれを省くことになりますが、これからその事
業所とお話し合いをさせていただきながら、商工会の会員になっていただける、あるいは条件に合
った対策を講じていただけるかどうかということを話し合いながら進めていきたいと考えてござい
ます。
  それから、商工会の会員ではないJAがございますけれども、これは除外をするということで,
JAについては取り扱い事業所に入れるというふうに考えてございます。
  以上です。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございました。
  商工会会員、優先的に700店舗ほどあるということでありましたけれども、実際商店街で宮内、
南陽市全体を含めまして、やはり小さなお店屋さんから、また大きなお店屋さんまで効率よく使っ
ていただきたいというのが、私どもの願いであります。その点につきましてはよく理解できました
ので、次に進みます。
  デザイン、先ほどデザインについてお話をさせていただきましたけれども、またお聞きしまし
たけれども、まだ決まっていないといったことで、発行時期が4月というようなことをお聞きしま
したけれども、4月に開催される「さくらシンポジウム」ありますが、そういったものをイメージ
をされて商品券をつくったらいかがかなと思いましたけれども、いかがでしょうか。お願いします。
○議長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  今、商工会さんの方で印刷会社の方といろいろ相談をさせていただいていると
いうふうな状況でございますが、デザインでございますけれども、やはり偽造防止という措置も講
じなければならないというふうなことになりますので、それらを含めてデザインも考えていきたい
ということと、それから米沢市あたりでは愛の商品券とかということで、「天地人」に絡んだよう
な形のネーミングを考えていらっしゃるようでございます。南陽市ではまだ決定はしてございませ
んけれども、いろいろなアイデアを募集をしながらネーミングを決めていきたいというふうに思っ
ているところでございます。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  はい、ありがとうございます。
  結構、商品券について、ちょっと細かく質問させていただきますけれども、商品券、各自治体
でいろいろな工夫をされて、商品券を出しておるわけですけれども、一例としまして、埼玉県入間
市では、その商品券に発行番号がついていて、その発行番号にお年玉年賀はがきみたいなそんな形
で、その番号をもとに抽せん会をやって、豪華景品を進呈するという工夫もされているようでした。
また南陽市、本市においてもそういった工夫があれば、また1つ違うのかなと思います。
  あともう一つ、商品券は市内在住の方だけでなく、また市外は他市町村並びにそういった方々
にも発行されるとは思うのですが、やはりできるだけ南陽市内の、当然市内に限定した店舗での使
用となるわけですけれども、市外の方についても発行するという形で認識してよろしいのでしょう
か。
○議長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  埼玉県入間市の例で、抽せん券とかそういう形でございますけれども、今のと
ころ抽せん券とかそういうことについては考えてございません。なるたけ早く発行したいというこ
とで考えておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
  それから、市外の方も買えるのかどうかということでございますけれども、使っていただくの
は南陽市内の事業所ということでございますので、場合によっては市外からの購入者もあり得ると
いうふうに考えております。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  使っていただくのは南陽市内ということで 、当然といえば当然なわけですけ
れども。この商品券の有効期間、それはいつ発売していつまでなのか。また、他市においてはまと
め買いをしたということもあって、後味が悪かったということもありましたけれども、1人につい
て5セットということでありますけれども、そういった防止的なことも、できるかできないかちょ
っと別にしまして、そういったこともあるということで注意して。買う人になれば幾ら買ってもそ
れはいいだろうというような言い分もあるかとは思いますけれども、何か、後から聞いたらちょっ
と気分悪いなというようなこともお聞きしましたので、そういった点もあるかと思います。
  有効期間としていつまでなのか、ちょっと再度お聞きします。
○議長  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  発売については、先ほど市長からもお話ございましたように、4月の、まず上
旬あたりに焦点を絞って発売をするということでございますけれども、使用する期間については短
期間ということで考えてございまして、3カ月というふうに考えております。したがいまして、7
月いっぱいあたりまでなのかなというふうに思っております。
  それから、まとめ買いということでございますけれども、先ほどもお話をさせていただきまし
たように、1家族、1世帯で5セットまでということで考えてございます。ただ、それには申込書
に書いていただきまして申し込みをするという形で、今考えているところでございますので、よろ
しくお願いしたいというように思います。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  回答ありがとうございました。申込書を書いて、1家族5セットということで
理解をさせていただきます。
  プレミアム付商品券はこのぐらいにしまして、続きまして2番目の質問として、少子化対策に
ついてお伺いをいたします。
  先ほども市長のほうからコメントがございましたけれども、この14回の無料の助成といいます
か、それにつきましては14回になるわけですけれども、限定措置で2年間ということになっており
ます。また一度やってしまえば後戻りできないわけで、またもとに戻すということはできないわけ
ですので、この辺財政につきましては、今後ともしっかりやっていただきたいなと思います。やは
り安心して子供を産める環境をつくって、幾らかでも少子化を防いでいくというまちであってほし
いなと思っております。
  また、これ以降に、財源の確保につきましては、市独自の考えだけでは当然できないわけであ
りまして、県及び国に強制的に働きかけながら、全体的な補助に持っていくという形で進めていっ
ていただきたいと思います。
  やはり、今実際妊婦さんとして登録されている方、そういった母子手帳を持っておられる方、
南陽市でどのくらいいらっしゃるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長  伊藤保健課長。
○保健課長  お答え申し上げます。
  平成19年度が262名、平成20年が275名ほどの出産をなさっております。したがいまして、ほと
んど妊娠手帳もそれに同数というような現状でございます。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございます。
  大体平均して260人程度、毎年そういった形でおられるということで理解をしたいと思います。
  年齢的に云々というわけではございませんけれども、統計的に見ますと、高齢化出産というこ
とが増えているわけでありまして、やっぱりこれも仕事に出ていて出会いがないとか、そういった
ことも多々、これは女性に限らず男性もそうですが、結構結婚ができないといったことも、出会い
の機会がないということもあるかとは思いますけれども、ぜひ頑張ってカップルを目指していただ
きたいなと思っております。
  今後、南陽市といたしまして、そういった子育て支援等々いろいろありますけれども、今後の、
そういった子育て、またこれから子供の将来にかかわってくるべき問題いろいろありますけれども、
市長のお考えとして、今後子育て、またこういった少子化問題に対してどういったお考えがあるの
か、お聞きをいたします。
○議長  市長。
○市長  議員の趣旨がよくわかりませんが、将来的に向けて、やっぱり非常に大事な課題であり
ます。どんどんこの調子で少子化が進めば、社会全体が継承できなくなるというようなことになる
わけですから、そういう意味では南陽市、先駆けて子育て支援都市を宣言したということは、非常
に価値があるのではないかというふうに私は思っております。引き続き、さまざまな状況あります
が、可能な限り支援をしていきたいと、そして少子化を何とか食いとめたいと、こう思っておりま
す。非常に難しい課題でありますので、議員皆さん方からも特段の御協力と御支援を賜りたいと、
こんなふうに思っております。
  以上です。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございました。
  南陽市としては、やっぱり子育て、精いっぱい頑張っているのだというところを今後とも見せ
ながら、続けていってほしいなと思います。
  続きまして、中学校の統廃合について、先ほども御返答がございましたけれども、吉野中学校
から統合が始まるわけですけれども、やはり地元の方、いろいろ協議なされて、いろいろな要望等
も出たかとは思いますけれども、今までそこを卒業してきた方の思いを大事にしていただきながら、
今後ともそういった統合についてはよろしくお願いしたいなと思っております。
  あと、中川中学校に関しまして、まだ新しい校舎ですよね、その利用といいますか、避難場所
等々、いろいろ考えてはおられるかと思いますけれども、今後、中川中学校の利用につきましては
どういったお考えございますか、ひとつよろしくお願いします。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  お答え申し上げます。
  先ほど教育長の答弁でもお答えしておりますけれども、やはり地元の方の思い、あるいは希望、
そういったことも当然考慮しながら、また関係課とも協議をしながら、平成22年度以降の対応につ
いては検討していきたいというふうに考えているところでございます。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  ありがとうございます。
  やはり地元の意向に沿って、いろいろな形で有効利用をしていただきたいと思います。
  また、生き生きトークとか、そういったことで、市長さんもいろいろお話されて、いろいろな
要望が出されながら、いろいろ御返答をしておったようですけれども、やはりその地域地域のやっ
ぱりコミュニティーの場所としては、本当にいろいろな方の思いが、その廃校になる部分に関しま
しては、いろいろな思いがあるかと思うのですね。そういった中で、本当に、今までそういった思
い入れが何十年、100年になるかちょっとわかりませんけれども、そういった思いを大切にしてい
ただきながら、本当に有効な、未来の子供たちのことを考えながらやっていただきたいと思ってお
ります。
  小学校の件に関しましては今後の課題でもあり、また現状を考慮すれば、必ず今後出てくる課
題だとは思いますけれども、本当に適切な条件、またそういった子供の将来を考えて、大人が率先
して、やっぱり思いやる気持ちで対応していただきたい。そういったことでお願いをしていただき
たいと思います。
  今後南陽市におきましては、そういった問題、結構いろいろ出てくると思うのですよ。そうい
ったことを本当に大事にしていただき、子育て支援、南陽市で子供を産み育てる、本当にここでよ
かったと思えるような市にしていただきたいと思いますので、それをぜひよろしくお願いをいたし
ます。
  時間、結構残しましたけれども、以上で質問終わります。ありがとうございました。
○議長  以上で、1番白鳥雅巳議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでございました。
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