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開議
○議長(伊藤俊美議員)  御一同様、御起立願います。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第4号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会の運営等について、議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 小野健一郎議員。
〔議会運営委員長 小野健一郎議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  私から、6月定例会最終日の本会議運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、協議いた
しましたので、その結果を御報告申し上げます。
  初めに、付託議案の審査の結果についてでありますが、各常任委員長報告、続いて予算特別委
員長から報告を受け、質疑、討論、表決をすることといたしました。
  次に、本日追加されます議案について申し上げます。追加議案は、補正予算案1件、発議案2
件の計3件であります。
  補正予算案1件の審査の方法については、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会に付託し、
本会議休憩中、予算特別委員会を開催し、審査をいただき、審査終了後、本会議再開、予算特別委
員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  また、発議案2件については、提出理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行う
ことといたしましたので、御了承くださるようお願いいたします。
  次に、報告1件については、合併検討特別委員会委員長より報告を行っていただくことといた
しました。
  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第4号により行う
ことといたしました。御了承願いたいと思います。
  以上、本定例会の最終日の運営について、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、
議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。

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 (総務常任委員長報告)
日程第1 議第43号から
日程第4 議第47号まで計4件
○議長  日程第1 議第43号 南陽市防災センター設置及び管理に関する条例の設定についてから、
日程第4 議第47号 字の区域及び名称の変更についてまでの議案4件を議事の都合により一括議
題といたします。
  ただいま議題となっております議案4件について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 田中貞一議員。
〔総務常任委員長 田中貞一議員 登壇〕
○総務常任委員長  おはようございます。
  私から、総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして、当委員会に付託されました議案4件について、日程に従い、6月11日
午前10時より、全員協議会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いた
しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第43号 南陽市防災センター設置及び管理に関する条例の設定について申し上げま
す。
  本案は、防災に関する知識の普及及び市民の防災意識の高揚を図るとともに、大規模災害発生
時における災害応急活動の拠点として「南陽市防災センター」を新設することから条例を制定する
ものであります。
  当局から、この施設は、通常は沖郷公民館として併用するものであり、使用料については南陽
市教育施設使用に関する条例との整合性を保って定めたものであること。また、防災センターとし
て必要なものについては、今後、関係課と協議し、備蓄したいとの説明がありました。
  委員からは、使用料を徴収する場合の具体的事例や、この施設の常の所管はどこになるのか、
また防災センター使用料とあるが、実態に合わせて沖郷公民館使用料とすべきではないかとの質問
がありましたが、審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと
決した次第であります。
  次に、議第44号 南陽市税条例等の一部を改正する条例の設定について申し上げます。
  本案は、地方税法などの一部改正に伴い、所要の改正を行うため、条例の一部を改正するもの
であります。
  主な改正の内容は、個人市民税関係では、住宅ローン特別税額控除の創設や上場株式等の配当
及び譲渡益に対する軽減税率の適用期限延長、土地税制などの改正であり、また固定資産税関係で
は、長期有料住宅に対する減額措置の創設、社会医療法人や医療関係者養成所の固定資産に係る非
課税措置の創設・拡充などの改正であります。
  審査の中で、委員から、在来工法は長期有料住宅として減額の対象になるのかとの質問や新築
住宅への減額期間は3年や5年の限定ではなく恒久的にすべきとの意見が出されましたが、審査の
結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第46号 南陽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について申し上げま
す。
  本案も議第44号と同じく地方税法などの一部改正に伴う改正であり、介護納付金課税額の限度
額が9万円から10万円に引き上げられたため、条例の一部を改正するものであります。
  審査の中で、委員から、限度額が1万円上がることによる対象者についての質問があり、当局
から、対象者は153世帯、税額で100万円見込んでいるとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  次に、議第47号 字の区域及び名称の変更について申し上げます。
  本案は、地方自治法の規定により、国土調査法に基づく地籍調査事業を実施した区域について、
現況にそぐわないことから、地域住民の利便性を図るため、沖郷地区・坂井区域の一部約3,148平
方メートルについて、字の区域及び名称を変更するものであります。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第で
あります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第43号 南陽市防災センター設置及び管理に関する条例の設定について
から、議第47号 字の区域及び名称の変更についてまでの議案4件については、総務常任委員長の
報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第43号から議第47号までの議案4件については、総務
常任委員長報告のとおり決しました。

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 (文教厚生常任委員長報告)
日程第5 議第45号から
日程第6 請願第1号まで計2件
○議長  日程第5 議第45号 南陽市公民館条例等の一部を改正する条例の設定について及び日程
第6 請願第1号 物価上昇に見合う公的年金の引き上げを求める請願を議事の都合により一括議
題といたします。
  ただいま議題となっております議案1件及び請願1件について、文教厚生常任委員長の報告を
求めます。
  文教厚生常任委員長 髙橋 篤議員。
〔文教厚生常任委員長 髙橋 篤議員 登壇〕
○文教厚生常任委員長  おはようございます。
  私から、文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました議案1件、また継続審査となっている請願1件
の計2件について、日程に従い、去る6月12日午前10時から、全員協議会室において、関係課長等
の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申
し上げます。
  初めに、議第45号 南陽市公民館条例等の一部を改正する条例の設定について申し上げます。
  本案は、沖郷公民館の移転に伴い、関係条例を整備するものであります。
  当局より、本年9月に完成予定の南陽市防災センターに沖郷公民館が移転するのに伴い、公民
館の位置の変更、会議室等の整理を行うこと、さらに昭和41年に建設された沖郷公民館部分を解体
し、体育ホールについては南陽市沖郷体育館に名称を変更すること。また、この施設については指
定管理導入のための準備行為を行うことを附則に規定した旨の説明を受けました。
  委員から、移転先の防災センターの駐車場整備に関し要望が出されましたが、審査の結果、当
局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第1号 物価上昇に見合う公的年金の引き上げを求める請願について申し上げます。
  本請願は、緊急的な生活防衛策としての物価上昇に見合うよう年金を引き上げるよう、国に対
し意見書提出を求めるものであります。
  審査に当たり、当局から、総務省が公表している最近の物価指数の変動について説明を受けま
した。
  委員から、現役世代の賃金も減額されている状況であり、辛抱するところは辛抱して、国の今
後の動向を見るべきではないか。また、公的年金は長期的に見て給付割合の下降が予測される中、
全体的な公的年金制度そのものをどうするかで、今この部分だけ上げるということは反対という意
見が出されました。
  また、請願の趣旨は、物価指数が上昇し、年金は下がる一方だから上げてほしい。生活支援金
を上乗せしてほしいということで、わからないものでもないが、物価が下落傾向であり、今の状況
では意見書は出さなくていい。
  さらに、公的年金は老後の所得補償、高齢者の生活を支える大きな役割を担っているが、現役
世代が必ず制度に加入することによって成り立っている。次の世代、現役世代の人たちが扶養して
いるという考えからして、公的年金の抜本的見直しという形であればだが、本請願に関してはいか
がなものかとの意見が出されました。
  審査の結果、全員異議なく不採択と決した次第であります。
  以上、文教厚生常任委員会の報告とさせていただきます。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
  佐藤議員。
○佐藤 明議員  ただいま委員長の報告によりますと不採択というふうなことで決定をしたと、
こういう報告でありました。
  確かに物価上昇の件に対しては、そういう状況もあろうかと思いますが、しかし現在の年金制
度、非常に今、問題になっているわけです。
  例えば我々が加入している国民年金、あるいは会社員などが掛けている厚生年金、あるいは公
務員労働者が掛けている共済年金、あるいは我々議員が議員年金ということで掛けておりますけれ
ども、毎年のように、いずれの年金も掛金はどんどん上がっていく。しかも給付は減らされる。こ
ういう状況が今後も続くと、こういう予定をされております。しかも議員年金は将来なくそうと、
こういうふうなことも言われております。そういう点で、確かに年金制度そのものが抜本的な出直
しをして改善の方向へ進んでいく、これも基本的なことだろうと私は思います。
  しかし、日本の中には国民年金だけで生活しておられる方、たくさんいるわけですけれども、
いろいろ調べてみますと、あるいは無年金の方もおられるわけですけれども、非常に少ないわけで
す。満額掛けて、満額もらったとしても、月々わずか6万6,000円、これではやっぱり生活できな
い。こういう状況だと思います。
  それで、私どものほうにもいろいろ相談に来る方はおりますけれども、本当に大変だなと、こ
ういうふうにつくづく思うわけです。しかも、生活困窮者と言われている方々に、生活保護世帯に
出しているわけですけれども、生活保護世帯よりも楽ではない年金生活者がたくさんいるんです。
そういう点で、そういったことも含めて、どのように議論されたのかお尋ねをいたしたいと思いま
す。
○議長  答弁を求めます。
  文教厚生常任委員長。
○文教厚生常任委員長  それでは、佐藤 明議員の御質問に対してお答えを申し上げたいと思い
ます。
  ただいま委員会に対しての議論の内容だと思いますけれども、今、御報告したとおりで、慎重
審議、そして3月から継続審査になっていたわけでありまして、その間、3カ月間あったわけです
けれども、いろいろ各委員がそれぞれ個人的に情報を得ながら、今回の委員会に意見を出していた
だきました。
  私としても、委員長としても御意見も申し上げましたけれども、やはり今回の請願に対しては、
ある一部分のことだけでありますので、先ほど佐藤議員もおっしゃったように、すべての年金を抜
本的から変えるというのであれば、もっと方法もあったのかと思いますけれども、これはある一部
だけでありますので、委員の皆様方からの御意見等をいただきながら、そして慎重に慎重を重ねて
結果を出したので、御了承を願いたいと思います。
○議長  佐藤議員。
○佐藤 明議員  先ほど委員会の中で、辛抱するところは辛抱しろと、こういうふうなお話であ
りましたが、今、国会でも国民年金の改定案が議論されていると。ようやく、現在、現行の3分の
1となっている基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1にやろうとしている。そういうこ
とを今議論されているわけです。
  これは、皆さんも御承知のように既に大分前に衆参両委員会で附帯決議を出して、そして2分
の1にやろうと、こういうふうにずっと前から言っているんですけれども、ようやくやっとなろう
としている。むしろ今回の引き上げというのは当然であったというふうに思います。遅きに失して
いると、こういうことを言わざるを得ないわけです。ですから、低過ぎる給付、それから高過ぎる
保険料と、こういうふうになるわけであります。
  しかも、御承知のように一昨年の定額減税の廃止、あるいは老齢者控除の廃止、あるいは公的
年金等の控除の縮減、こういう形でどんどん削られてきた。ですから、こういう実態を委員会でい
ろいろと議論をされたのかどうか、非常に私、疑問に思うわけですけれども、その辺どうでしょう
か。
○議長  文教厚生常任委員長 髙橋 篤議員。
○文教厚生常任委員長  十分に議論はしました。
  以上です。
○議長  佐藤議員。
○佐藤 明議員  委員長は十分に議論したと、こういうお話であります。それは委員会の中での
議論だろうと思いますが、しかし、私はこういうふうな年金の今の状況を見ますと、これからます
ます大変になるということは明らかだと思うんです。前だと国民年金しかり、共済年金しかり、60
歳からもらっておったわけです。ところが現在は65歳以上と、こうなっているわけです。ですから、
この5年間の空白は相当の金額になるわけです。入ってこないと、こういうふうになるわけです。
ですから、こういう年金の制度そのものを変えていかなければならないということは当然でありま
す。
  ですから、私は今回の請願については、一部委員長の報告の部分でも理解できるところもある
わけですけれども、大局的な立場に立って物を考えるという立場で私は思っているんですけれども、
そういう点では不採択は残念だなと、このように思っております。
  私は以上です。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第45号 南陽市公民館条例等の一部を改正する条例の設定について及び
請願第1号 物価上昇に見合う公的年金の引き上げを求める請願は、文教厚生常任委員長の報告の
とおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第45号及び請願第1号については、文教厚生常任委員
長報告のとおり決しました。

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 (産業建設常任委員長報告)
日程第7 議第48号から
日程第9 請願第2号まで計3件
○議長  日程第7 議第48号 南陽市道路線の廃止についてから日程第9 請願第2号 勤労者貧
困層の解消に向けた社会的セーフティネットの再構築を求める請願についてまでの議案2件及び請
願1件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案2件及び請願1件について、産業建設常任委員長の報告を
求めます。
  産業建設常任委員長 漆山鏗一議員。
〔産業建設常任委員長 漆山鏗一議員 登壇〕
○産業建設常任委員長  おはようございます。
  私から、産業建設常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました議案2件及び請願1件について、日程に従い、
去る6月15日午前10時から、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたの
で、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  初めに、議第48号 南陽市道路線の廃止について及び議第49号 南陽市道路線の認定について
申し上げます。
  両議案は、関連がありますので、一括して審査を行いました。
  議第48号は、主要地方道山形南陽線の旧道移管により、穴戸線の起点を変更し、再認定するた
め、一たん廃止するものであります。
  次に、議第49号 南陽市道路線の認定でありますが、県からの旧道移管や既存農林道の市道へ
の認定見直しを行うものであります。黒在家線でありますが、主要地方道山形南陽線の金山工区が
昨年11月に供用開始となったことから、県からの旧道移管により認定するものであります。黒森山
線、置賜東部線は、広域基幹林道として整備されましたが、行財政改革の一環として市道への認定
がえを行うものであります。西落合旧道線については、赤湯バイパス関連事業の主要地方道米沢南
陽白鷹線の整備が完了したことから、旧道を県から移管し市道に認定するものであります。宮崎鍋
田線は、現在、公共下水道の流末管が埋設されていることや今後交通量の増大が予想されることか
ら市道として認定するものであります。
  以上、議第48号廃止1路線、議第49号認定6路線について、現地調査を行い、慎重に審査した
結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第2号 勤労者貧困層の解消に向けた社会的セーフティネットの再構築を求める請
願について申し上げます。
  本請願は、社会の持続発展と社会的セーフティネットの再構築による福祉社会の確立のため、
国に対し意見書の提出を求めるものであります。
  当局から、新たなセーフティネットや既に取り組んでいる事業について、また、本市の生活保
護世帯の現況などの説明がなされました。
  委員からは、現在の国の暫定的な政策だけでなく恒常的な政策が必要などの意見が出され、審
査の結果、願意妥当と認め、全員異議なく採択と決した次第であります。
  以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第48号 南陽市道路線の廃止についてから請願第2号 勤労者貧困層の
解消に向けた社会的セーフティネットの再構築を求める請願についてまでの議案2件及び請願1件
については、産業建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第48号から請願第2号までの議案2件及び請願1件に
ついては、産業建設常任委員長報告のとおり決しました。

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 (予算特別委員長報告)
日程第10 議第37号から
日程第15 議第42号まで計6件
○議長  日程第10 議第37号 平成21年度南陽市一般会計補正予算(第2号)から日程第15 議第
42号 平成21年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算案6件を議事の都合に
より一括議題といたします。
  ただいま議題となっております補正予算案6件について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 殿岡和郎議員。
〔予算特別委員長 殿岡和郎議員 登壇〕
○予算特別委員長  おはようございます。
  私から、予算特別委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました案件は、平成21年度各会計補正予算6件であり
ます。
  これを審査するため、去る6月17日委員会を開催し、審査を行いました。
  当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを
報告させていただきます。
  議第37号 平成21年度南陽市一般会計補正予
       算(第2号)
  議第38号 平成21年度南陽市国民健康保険特
       別会計補正予算(第1号)
  議第39号 平成21年度南陽市財産区特別会計
       補正予算(第1号)
  議第40号 平成21年度南陽市介護保険特別会
       計補正予算(第1号)
  議第41号 平成21年度南陽市水道事業会計補
       正予算(第1号)
  議第42号 平成21年度南陽市下水道事業会計
       補正予算(第1号)
  以上、補正予算6件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第37号 平成21年度南陽市一般会計補正予算(第2号)から議第42号 
平成21年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算案6件は、予算特別委員長の
報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第37号から議第42号までの補正予算議案6件は、予算
特別委員長報告のとおり決しました。






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 (合併検討特別委員長報告)
日程第16 合併検討特別委員会報告
○議長  日程第16 合併検討特別委員会報告についてであります。
  合併検討特別委員会に付託されております諸調査事項について、特別委員長の報告を求めます。
  委員長 小野健一郎議員。
〔合併検討特別委員長 小野健一郎議員 登壇〕
○合併検討特別委員長  おはようございます。
  私から、合併検討特別委員会の経過と結果について御報告を申し上げます。
  本市の合併をめぐる情勢は、平成16年8月に南陽市、長井市、川西町、飯豊町の置賜病院組合
構成市町の枠組みが白紙となって以降、大きな動きがなかった経緯でありますが、合併新法の期限
であります平成22年3月が近づくにつれ、置賜地域の各市町の首長により、幾つかの枠組みが提案
され、それぞれ議論が続けられてきました。
  議会といたしましては、合併の必要性を十分認識し、平成20年9月19日定例会において、委員
6人で構成する合併検討特別委員会を設置し、地域住民の声に耳を傾けながら未来に悔いを残さな
いように対応していくことが極めて大切であるという姿勢で、あらゆる角度から合併に対する方向
性を探るため、誠心誠意、調査検討を行ってまいりました。
  塩田市長からも、本委員会に御出席いただき、お考えをお伺いいたしましたが、市長が実現可
能な枠組みとして推進しました置賜病院組合構成市町の枠組みを主な対象としながらも、選択肢の
幅を持ち、調査検討を行い、置賜関係市町議会との協議を重ねてまいりました。
  各委員からの意見としては、予算審議であれば、迅速に審査、議決しなければならないが、合
併については相手があることだし、市民のメリットがあるか慎重に検討していかなければならない。
また、地方交付税の優遇措置を考えると合併新法の適用期限内でなければ意味がないなど、さまざ
まな意見が出されました。
  また、近隣町議会とは合意には至らなかったものの、今後につながる有益な意見交換を行った
ところであります。
  その結果、全委員一致で、南陽市の今後の持続的な発展と行政サービスの維持を考えれば、将
来的には合併は必須であるものの、合併新法の適用期限までの合併は、関係する市町の総意を得る
には時間が足りないため困難であり、今後は将来の合併に向け、近隣市町議会との議会間交流、住
民同士の交流を進めていくべきであるとの結論に達したところであります。
  合併の是非を検討するに当たり、市民の合併に関する関心が低いことも合併論議が進まない要
因の一つでもあり、委員会としましては、なぜ合併しなくてはならないのか、合併をしないで何と
か生き残れないのかという根本的な課題を整理し、市民に丁寧に説明していくことが必要不可欠で
あると再認識したところであります。
  最後に、昨年9月に合併検討特別委員会を設置し、期限が迫る中でのこの9カ月間、合併の実
現に向け御尽力なされた塩田市長、そして事務レベルで調査検討資料の取りまとめを行った当局に
対し、感謝を申し上げ、信頼と協調を大切にした「夢はぐくむまち南陽」構築に向けて、さらに展
望が開けることを期待し、本特別委員会の報告といたします。
○議長  合併検討特別委員会の報告が終わりました。
  報告でありますので、御了承をお願いいたします。

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日程第17 議第50号 平成21年度南陽
      市一般会計補正予算(第3号)
○議長  日程第17 議第50号 平成21年度南陽市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
  この際、市長に対し、提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第50号 平成21年度南陽市一般会計補正予算(第3号)につき
まして提案理由を申し上げます。
  補正の主な内容は、国の1次補正予算及び県の緊急雇用対策に関連しまして、市単独道路整備
事業や地上デジタル対応事業などの各種事業に取り組むために補正するものであります。
  財源としまして、国の地域活性化・経済危機臨時対策交付金及び県の緊急雇用創出事業臨時特
例基金事業費補助金にて措置いたすものでございます。
  以上、提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますよう、よろしくお願い
を申し上げます。
  以上であります。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。
  質疑は、予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略いたしたいと思いますが、
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。
  ただいま議題となっております補正予算案1件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙
議案付託表のとおり予算特別委員会に付託をいたします。
  それでは、予算特別委員会を休憩中に開催し、審査願います。



○議長  ここで暫時休憩いたします。
  再開は予鈴をもってお知らせをいたします。
午前10時45分  休憩
───────────────────
午前11時42分  再開
○議長  再開いたします。
  休憩前に引き続き会議を開きます。
  ただいま議題となっております議第50号 平成21年度南陽市一般会計補正予算(第3号)につ
いて、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 殿岡和郎議員。
〔予算特別委員長 殿岡和郎議員 登壇〕
○予算特別委員長  私から、予算特別委員会の御報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました補正予算1件について、先ほど休憩中に委員会
を開催し、審査を行いました。
  当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを
報告させていただきます。
  議第50号 平成21年度南陽市一般会計補正予
       算(第3号)
  以上、補正予算1件について、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第50号 平成21年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、予算特別委
員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第50号は、予算特別委員長報告のとおり決しました。

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日程第18 発議第3号 勤労者貧困層の解
      消に向けた社会的セーフティネ
      ットの再構築を求める意見書の
      提出について
○議長  日程第18 発議第3号 勤労者貧困層の解消に向けた社会的セーフティネットの再構築を
求める意見書の提出についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  12番漆山鏗一議員。
〔12番 漆山鏗一議員 登壇〕
○漆山鏗一議員  私から、発議第3号 勤労者貧困層の解消に向けた社会的セーフティネットの再
構築を求める意見書の提出について提案理由を申し上げます。
  先ほど採択された請願の趣旨に基づき、積極的雇用政策と連動した社会保険ネットの機能強化
を図ること、雇用保険と生活保護制度との中間に、新たに「就労、生活支援給付制度」を創設する
こと、さらには生活保護制度が十分に機能を発揮できるようにすることを求め、別紙意見書を国の
関係機関に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げま
す。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第3号は、所管の産業建設常任
委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第3号 勤労者貧困層の解消に向けた社会的セーフティネットの再構
築を求める意見書の提出について、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第3号は、原案のとおり可決をいたしました。

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日程第19 発議第4号 新潟山形南部連絡
      道路の整備促進に関する意見書
      の提出について
○議長  日程第19 発議第4号 新潟山形南部連絡道路の整備促進に関する意見書の提出について
を議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  12番漆山鏗一議員。
〔12番 漆山鏗一議員 登壇〕
○漆山鏗一議員  私から、発議第4号 新潟山形南部連絡道路の整備促進に関する意見書の提出に
ついて提案理由を申し上げます。
  この意見書は、鷹ノ巣道路の整備が一時凍結されたことを受け、新潟山形南部連絡道路建設促
進期成同盟会より、国に対し、早期の凍結解除と強力な事業促進を働きかけるため、沿線の関係全
市町村議会に意見書提出の要請がされたものであります。
  新潟山形南部連絡道路は、新潟県村上市と山形県高畠町を結ぶ延長80キロの道路で、平成6年
12月16日に地域高規格道路として計画路線指定となり、本年3月には荒川道路や赤湯バイパスが供
用開始されておりますが、地域沿線住民にとって一日も早い全線の完成が強く望まれております。
  今般の事業再評価においては、経済的な効果のみを評価していますが、本路線はいずれの区間
も新潟県・山形県の発展に欠くことのできない道路であることから、事業を継続するとともに早期
完成に向け強力に推進することを求め、別紙意見書を国の関係機関に提出するものであります。
  以上、提案申し上げますので、議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第4号は、所管の産業建設常任
委員会全員の賛成を得て提案されたものでありますので、委員会付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第4号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望はございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第4号 新潟山形南部連絡道路の整備促進に関する意見書の提出につ
いて、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第4号は、原案のとおり可決いたしました。
  最後に、お諮りいたします。
  本定例会において議決されました議案の中で、整理を要するものについては、会議規則第43条
の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任す
ることに決しました。
  以上をもって本定例会に提案されました議案並びに請願等の審査はすべて終了いたしました。

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市長あいさつ
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  6月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
  本定例会におきましては、追加提案いたしました議案も含めまして、慎重に御審議を賜り、全
議案とも原案のとおり御承認、御同意、そして御可決いただきましたことに厚く御礼を申し上げま
す。
  このたび、長年にわたり議員としての御活躍が認められ、全国市議会議長会から表彰を受けら
れました小野健一郎議員、漆山鏗一議員並びに同協議会評議員としての御功績により感謝状を受賞
されました伊藤俊美議長におかれましては、まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し
上げる次第であります。
  今後とも、ますます御活躍いただき、市政発展と市民福祉の向上のために、さらなる御尽力を
賜りますようお願い申し上げる次第であります。
  さて、県内も6月10日に梅雨入りが宣言されておりますが、例年になく雨も少ない状況で、1
日から開催されておりますバラまつりは今が見ごろとなっておりますし、また、観光サクランボ園
も11日にオープンし、最盛期を迎えることとなっております。
  大河ドラマ「天地人」の放送効果などによる大幅な観光客の増加を期待いたしているところで
ございます。
  また、6月は土砂災害防止月間となっております。本格的な梅雨入りに備え、関係機関と連携
しながら、不測の事態に備えてまいりたいと考えているところでございます。
  今後とも「ふるさとに誇りを、地域に活力を、そして市民に夢と希望と協調を」、施策の中心
に据え進めてまいりますので、議員各位のさらなる御支援と御協力をお願い申し上げる次第でござ
います。
  結びになりますが、暑さに向かう折、議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛いただき
まして、ますます御健勝であられますことを御祈念申し上げ、閉会に当たりましてのあいさつとさ
せていただきます。

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閉会
○議長  これをもちまして平成21年南陽市議会6月定例会を閉会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  御苦労さまでございました。
午前11時55分  閉会

南陽市議会議長 伊藤 俊美
会議録署名議員 髙橋  弘
同       髙橋  篤