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本日の会議に付した事件
 議第1号 平成20年度南陽市一般会計補正予算
      (第7号)

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開会
○委員長(殿岡和郎委員)  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は18名で全員であります。
  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成20年度補正予算1件であります。

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議第1号 平成20年度南陽市一般会計補正
     予算(第7号)
○委員長  議第1号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第7号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  樋口一志企画財政課長。
〔企画財政課長 樋口一志 登壇〕
○企画財政課長  〔平成20年2月定例会 予算
          に関する説明書により 議
          第1号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の協力をお願いいたし
ます。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般について、8ページから9ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、次に移ります。
  次に、歳出全般について、10ページから13ページまでについて質疑ございませんか。
  田中委員。
○田中貞一委員  お聞きをいたしたいと思いますけれども、2億1,800万の二次補正が国から来
たということでございます。そのうちの約30%が年度末も近いから次年度に基金として積み立てて、
次年度に使ってもいいというようなことだそうでございますけれども、これは緊急経済対策という
6,000億円の中の一環として出てきたわけですので、本来ならば30%といわないで、いくらでも年
度中に使えるものは使って景気を底上げするというふうにしていくのが本来の筋だと思うんですけ
れども、国のほうでは30%は基金で次年度でオーケーだということを言っているというんですけれ
ども、この21項目の事業の中で、まだまだ6,500万円、もっと今年度中に使われる、これ以外のも
のでも使える部分があるんじゃないかと思うんですけれども、その辺どういうふうに査定、判定し
たのか、ひとつ説明いただきたい。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  このたびの国の二次補正につきましては、さまざま国会の中でも紆余曲折ござ
いまして、成立するまでに多少時間がかかったわけでありますが、衆参両院協議会が2日間にわた
って開かれて、1月27日にようやく通ったということでございますが、我々市町村の事務のほうか
ら見ますと、いつ通るかというのが非常に気がかりでございました。それにあわせまして、我々も
予算を編成して、できるだけ早くということで事業内容等詰めるわけでございますが、ただ、交付
金事業でございますので、すべてに該当するというものでもございません。一定の要件に合致した
緊急性のある、あるいは地域活性化につながる、生活対策につながるというそういったものに関し
て該当するということでございますので、その事業の精査、あるいはいつ予算執行できるかという
ぎりぎりのところで考えた結果、3割はやはりなお時間をかけて、より効果のある事業を検討すべ
きであろうということで、3割は次年度に回したということで、それが限度でございますので、残
りはできるだけ全額使うということがまた国の要請でもございますので、そういったことで全額を
20年度に執行するということで、3割分とそれ以外の分と分けて編成をさせていただいた次第でご
ざいます。
○委員長  ほかに。
  田中委員。
○田中貞一委員  ただいま答弁いただきましたけれども、この6,500万円次年度ということにな
りますと、これは新年度予算、3月議会でこれから審議になるわけですけれども、その中に21年度
予算に混ざって予算書に上がってくるものと思います。そうした場合、この6,500万円の予算の執
行というのは、通常、経済対策なんかですと秋口ころからずっと発注していくのが多いわけですけ
れども、そうした場合ですとかなり時期がおくれて、今回出てきた緊急経済対策の目的からすると、
また何カ月もおくれて予算執行なるというふうに我々考えるんですけれども、その辺はどういうふ
うにとらえていますか。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  交付金のうちの基金事業になります3割相当分については、21年度内に執行を
完了するようにということでございますが、できるだけ早く執行するということが国の要請にもか
なっているということでございますので、執行に当たってはできるだけ早期に執行できるような、
そういう編成あるいは執行に当たっての留意ということで取り扱っていきたいというふうに考えて
ございます。
○委員長  ほかに。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  全く田中委員のおっしゃるとおりなんだね。しかも、せんだっての財政課から
全員に配られた地域活性化生活対策臨時交付金、この内容を見てみると、目的ははっきりしている
わけでしょう。それにもかかわらず6,500万円ほど残したというのは、一体何を考えているのかな
と、こう言わざるを得ないわけです。
  そういう点で、例えば医療とか、あるいは雇用対策、こういったものを具体的に各課で煮詰め
るならば、さまざま要望は出てくると思うんですよ。そういった対策をなぜ講じなかったのかなと
思うわけですけれども、その辺どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  先ほど課長からもご報告があったように、予算編成する段階では必ずしも明確でなかっ
たということが1つです。それから、時間がないということもございまして、皆さんがずっと、あ
るいは市民の皆さんからの要望にも応える、若干の余裕をとっておきたいということもございまし
た。
  そのほかについては、先ほどの課長の報告のとおりなんですが、必ずしも性急な対応で、いや、
これよりはこっちのほうがということが後々なってもまずいということもございましたので、皆さ
ん方が言われていることは十分わかりますが、それ以上の対応も残していく余地があってもいいの
ではないかということでありますので、今後、田中議員あるいは佐藤議員の言われたことも十分踏
まえながら、皆さん方の御意見も聞きながら、市民の皆さん方の要望なども含めながら、より慎重
に、さらには成果の上がる対応をしていきたい、こういうことでありますので、御理解いただきた
いと思います。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  松木委員。
○松木新一委員  今の第7款の商工費に関してお聞きしますが、今までの質問とも関連するわけ
ですが、やはり経済状況が非常に悪くなっている。また、3月末までもなお一層の人件費ですか、
仕事を切られてしまうというようなことが非常に予測されている中で、今も佐藤委員のほうからも
お話が出ましたけれども、要するに南陽市内、そしてまた南陽市民は、米沢とか、長井とか高畠と
か、近隣のほうへ勤務して、なお契約社員というような中で雇用が切られたというような話をたく
さん聞きます。
  なおまた、市内の企業の中でも非常に事業が縮小になって仕事の時間、また休みの日が多くな
っているというような中で、まずその辺についてどのように、12月議会でも話があったわけですが、
その後どのような調査をされたのか。
  また、あと、それと今回の予算の中にも、先ほど景気回復と雇用というようなお話もありまし
たけれども、この内容を見ますと、今回について雇用関係の予算の内容、総体的に見てちょっとこ
こには出てこないようですが、その辺どうなのか。先ほどもお話しありましたけれども、市の中で
も何とか行政としてもできるような臨時的な雇用ということでの各課からの積み上げ、そういうも
のを市全体での一括した会議の中で、緊急雇用対策というような会議を持ったのかどうか。その辺
お聞きしたいと思います。
○委員長  商工観光課長。
○商工観光課長  ただいまのご質問にお答えいたします。
  まず1つは、市内の各企業訪問というふうなことで実施をさせていただきまして、データを整
理させていただきました。結果、各市内の企業52社を訪問させていただきまして、いろいろな雇用
情勢についてお聞きをしたところでございます。
  その結果、最終的に現在の状況でございますけれども、通常の派遣社員数というふうなものを
把握させていただいた結果、52社を訪問させていただいた結果でございますけれども、421人、現
在の派遣社員については、そのうち266名はまだ社員として残っている。要するに契約切れという
ふうなことでやめてもらった数でございますけれども、155名というふうな内容になってございま
す。
  それから、21年度新規採用というふうなことで、内定については37人というふうなことで出て
きております。
  1月に入りまして、先ほど御質問にもございましたけれども、正社員のリストラについて少し
ずつ出てきているなというふうな感じを受けております。現在、2社から正社員のリストラという
ふうなことの状況も伺っております。
  一方、中小企業信用保険法に基づく第5号緊急保証にかかわる認定でございますけれども、総
体で46社でございまして、合計いたしますと10億6,480万の認定を行いまして、融資実行されてい
るというふうになっております。これは昨年の11月20日に第1号の認定をしたところでございます
けれども、11月20日の認定から12月末までの認定につきましては31件、7億7,730万円の認定と、
それから融資実行。それから今年に入りまして21年1月6日が最初の認定でございましたけれども、
31日までの1カ月間、15件の認定申請がございまして、2億8,750万円というふうなことでござい
ます。合わせて46件、10億6,480万円の認定を行いましたし、融資が実行されているというふうな
状況でございます。
  それから、今月に入りまして県のほうで説明会がございまして、ふるさと雇用再生特別交付金
事業と、それから緊急雇用創出事業というふうなことで、これにつきましても補助率は10分の10と
いうようなことですから100%になりますが、今回の補正予算とは違う交付金でございまして、国
からの交付金2,500億円、これはふるさと雇用再生特別交付金というふうなことで2,500億円、その
うち山形県への交付見込みが50億円でございまして、その50億円を県事業と市町村事業折半で実施
をするというふうな内容になってございますが、具体的に南陽市にどのぐらい交付されるかという
ふうなことについては、今のところまだわかっていないというふうなことでございます。
  それから、もう一つのほうの緊急雇用創出事業でございますけれども、これにつきましても補
助率10分の10というふうなことで、国の交付金総額については、この事業については1,500億円、
山形県へは20億円の見込みというふうなことでございまして、この事業につきましても20億円を県
事業と市町村で折半をして事業を実施するというふうなことになってございます。
  したがいまして、この2つの事業、ふるさと雇用再生特別交付金事業と、それから緊急雇用創
出事業について、関係各課でできる事業というふうなことで、今取りまとめをさせていただいてい
るというふうなことで、21年度事業としてすぐ実施できるような体制をとっているところでござい
ます。
  以上でございます。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  わかりました。
  ただいまのふるさと雇用再生と緊急雇用関係、国で割り当てしてきて、今後、21年度にまず行
うということでございますが、当然そちらについては国やら県やらの関係があるわけですから当然
かと思うんですが、やはりこれらについて今おっしゃられたように、前から今はやっていらっしゃ
るということでございますので、ぜひそちらをきちっと整理をしていただいて、この事業がおりて
きた場合、早急な対応ができるよう、まずよろしくお願いしたいと思います。
  あと、もう1件、別な関係で質問させていただきたいんですが、12月定例会でもあったわけで
すが、6項の保健体育費、12月の議会の中で指定管理者制度へ向けた条例改正の提案があって議決
なったわけですが、公園やら体育施設やら、市民プールやら、いろいろ指定管理者に21年度に向け
て行うというような方向で12月議会で議決をいただいたわけですが、今、指定管理者へ向けての作
業は、今現在どのような方向になっているのか、お聞きしたいと思います。
○委員長  社会教育課長。
○社会教育課長  御質問にお答え申し上げます。
  1月の末までに指定管理者の予定者であります南陽市体育協会さんのほうから、指定管理者に
係る事業計画書の提出をいただいたところであります。来週12日になりますが、庁内において指定
管理者選定委員会を開催をいたしまして、その提出されました事業計画書の内容等について関係各
課で組織をします選定委員会のほうで最終的な選定を行います。その後、3月に指定管理者の指定
という議案の提出を予定しておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
  以上でございます。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  今、指定管理者の予定者というようなことで体育協会、そんなことのお話があ
ったわけです。先ほど私が申し上げましたすべての施設について、全部体育協会のほうにそれぞれ、
一括ということはないでしょうが、それぞれ検討していただいているということでしょうか。
○委員長  社会教育課長。
○社会教育課長  お答え申し上げますが、12月定例会において御説明を申し上げました体育施設
について、すべて一括して体育協会のほうに指定管理者の予定というふうなことで考えているとこ
ろであります。
  以上です。
○委員長  ほかに質疑ありませんか。
  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  先ほど田中委員と佐藤委員からも、緊急な国の補正ということでありましたが、
市内の業者、従業員見てみますと、2月、3月、本当に職が失われるという人がいっぱいです、話
を聞くと。近隣市町村では、各市町村で雇用対策臨時、そのようなことはまず考えておられるんで
すか。
○委員長  髙橋課長。
○商工観光課長  御指摘ありましたように、今まではどちらかというと派遣社員というふうな形
でのリストラというか、契約終了と同時に再契約をしないというふうな状況が見られておったわけ
でございますけれども、先ほど御指摘ありましたように市内の企業においても、正社員のリストラ
が少し見えてきたというふうな状況がございます。
  したがいまして、先ほど御説明申し上げましたふるさと雇用再生特別交付金事業あるいは緊急
雇用創出事業というふうなことで、とりまとめた段階で、できるとするならばそういった緊急対策
本部というふうなものを設置をしながら、それぞれの事業を展開したいというふうに考えてござい
ます。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  先ほども言いましたが、ほかの市町村ではもう始まっております。我が南陽市
ではそういう感じのものをすぐする気があるのか、ないのか、お聞きしたいと思います。
○委員長  髙橋課長。
○商工観光課長  各県内の市町村でもそういった取り組みはされてございますけれども、要する
に裏財源となるものが何もなくて対策本部をつくってもどうなのかというふうな感じもございまし
た。そういった関係もございまして、いよいよこういった裏負担というか、財源対策というふうな
ものが出てまいりましたときに、着実に実行できるというふうな目安ができた段階で、対策本部等
を立ち上げながら実施していきたいというふうに考えてございますので、御理解をいただきたいと
いうふうに思います。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  それはいつころになりますか。
○委員長  髙橋課長。
○商工観光課長  今ではいつごろというふうには明確に申し上げませんけれども、その時期を見
て立ち上げたいというふうに考えてございます。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  先ほども言いましたが、ほかの市町村ではもうやっているんです。だから、今
月末とか来月とか、ここ2月、3月で本当に何百人という大量のリストラ、今現在も週休3日、4
日という企業がいっぱいあります、市内の業者の中にも。
  そんなことを言っている場合ではないと思うんですが、なるべく早くやっていただきたいとい
うふうに思います。
  あと、もう一つなんですが、先ほど田中委員からもおっしゃられましたが、3割程度まだお金
が残っているわけです。秋ころでは何ともならないので、なるべく早く、先ほど市長が言ったよう
に、集約して、本当に3月、4月、臨時議会でも開いても結構ですから、なるべく早く市内の働く
ところをつくっていただきたいというふうに思っていますが、市長、どのような考えでおられます
か。
○委員長  市長。
○市長  今、遠藤委員からもお話があったように、市でできること、あるいは業界にお願いしな
ければならないこと、さまざまあるわけですが、市での臨時職員の採用、わずか二、三カ月という
ふうなことでほかの市町村でもやっているようですが、そのことが果たしてどれほどの成果がある
のか、それも南陽市にとっては採用にしてもわずかな人間なので、それよりもやはり企業の皆さん
方に御理解を得ながら、できるだけ職を失わせない、あるいは今、職を失っている方々の雇用を何
とか確保していただくような手だて、それに結びつくような予算の編成をしたいと、こういうふう
に思っているわけであります。
  既に新年度予算も骨格ができているわけなので、先ほど申し上げましたように3月の定例会で
皆さん方から御議決いただければ、直ちに対応できるような準備は既にしているわけなので、それ
なりの成果の上がる対応ができるのではないかなと、こんなふうに思っております。
  なお、こういう時期ですから、南陽市においても相当厳しい状況が来るのかもしれませんが、
そのときにはそのときに応じた対応をしっかりしていきたいなと、こんなふうに思っております。
ただ、いたずらに余り不安をあおるような対応はいかがなものかというふうにも思っております。
そうしますと、ほかの業界も少し、この際だからということでリストラなんていうことに、むしろ
逆な意味での相乗効果になっては困るというふうなこともございますので、そこら辺は慎重に、む
しろ今、南陽市では企業誘致主幹を中心に企業を回って、いろいろ雇用の確保をお願いしているわ
けでありますので、そういう意味では、他の市町村よりははるかに行き届いた対応をしているので
はないかなというふうに私は思っております。
  以上です。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  たまにはいいこと言うなというふうに承りました。
  3月の議会で予算あるわけなんですが、普通は、先ほど田中委員が言ったように秋ころくらい
に発注なるわけですが、本当にリストラにならないように早急に発注をしていただくというふうに
お願いをしたいと思いますが、市長の考えはいかがですか。
○委員長  市長。
○市長  従来考えておった計画の前倒しというようなこと、とにかく早くやるように、12月議会
でも言われましたが、スピードを旨としている行政でありますから、それは皆さん方の期待に添え
るように頑張っていきたいというふうに思っております。
  いずれにしても、予算の成立がなければできないわけなので、皆さん方の御協力、御理解、場
合によっては専決というようなこともあるかもしれませんが、そのときにはひとつよろしくお願い
したいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  本当にいいお言葉、ありがとうございます。本当にスムーズになるべく早く、
企業の方々が、従業員の方々がリストラにならないようなスピーディーな予算の配分をお願いいた
します。
○委員長  ほかに質疑はありませんか。
  佐藤委員。
○佐藤 明委員  選挙管理委員の事務局長の斉藤総務課長にお聞きしたいんですが、せんだって
の知事選挙の各会場の問題ですが、寒かったとか、何とかというような苦情はなかったですか。
○委員長  総務課長。
○総務課長(併)選挙管理委員会事務局長  この冬、始まって以来の寒いというふうな日に当た
りまして、今お話しいただいたように、特に宮内の蔵楽のほうからすぐ電話がまいりました。それ
で、市にある暖房器具を即そちらのほうに運んだというふうな経過がございます。
  以上でございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  私のところにもいろいろ問い合わせがありました。それで、せっかくああいう
いい設備をつくって、投票所というふうになっているわけですけれども、朝からつけても暖まらな
いと、こういうふうな状況があるわけですね。ですから、せめていろいろな選挙だけでなくて、地
域の方や市の催しもいろいろやるわけですけれども、やはり冬期間は早目につけても暖まらないと
いうのは、いろいろ工事の問題もあろうかと思うんですが、なぜ朝からつけても暖まらないのか、
その辺どういうふうに原因を分析されておりますか。
○委員長  総務課長。
○総務課長(併)選挙管理委員会事務局長  実は、蔵楽についてはその辺も十分検討させていた
だいたというのは、具体的にはワトワセンターに移すという話もございましたが、地区の方といろ
いろお話をした結果、投票については蔵楽から移していただきたくないというふうな地区の総意を
もって継続させていただいたんですが、それについては先ほど申しましたように、暖房等について
も用具を用意して実は臨んだということで、先ほどお話ししたとおりなんですが、なお、蔵楽の構
造につきましては、また暖房等については別途の問題かと思いますので、その点については御了解
いただきたいと思います。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  せっかくの施設でありますから、市民の皆さんや周りの近所の皆さんからも大
いに利活用すると、こういうのが当然の市の目的でありましょうから、やはり冬でもちゃんと寒く
ないような対応をするということが非常に大事なのかなというふうに思います。そういう点で、今
回の補正予算17万7,000円ついているんですけれども、そういうのに使うのか、それともどういう
ふうな修繕に使うんですか。
○委員長  商工観光課長。
○商工観光課長  今回の蔵楽の修繕17万7,000円につきましては、蔵楽1号館南側の扉の枠でご
ざいますけれども、これがちょっとひびが入っていまして、緊急に修理をする必要がある。崩れ落
ちるみたいな感じになっておりますので、これを緊急に直したいというふうなことでございます。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  私はそういうふうな暖房のほうに使うのかなという理解をしたわけですけれど
も、扉だというふうなお話を聞いてがっかりもしているわけですけれども、ぜひそういう暖房、つ
まりお年寄りの皆さんが安心して、風邪など引かないようなそういう対策も含めて、ぜひ検討して
いただきたい。どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  寒いのは職員だったですかね、だれか聞いていませんが、一般の方々というのは、外か
ら来て外套着たまますっとやっていくから、そう感じないと思うんです。やはり立会人とか、長く
いる人がつらかったのかなというふうに思っておりますが、構造上なかなか温度が上がらない。さ
らには電気設備ということもあって、マイナス6度以下になるとなかなかきかないんですね、電気
というのはね。だから、その辺も含めて、佐藤委員の意に沿うように改めて構造上の勉強をして対
応するように指示をしたい。それにつけてはちょっと金がかかると思いますので、すぐにはできな
いかもしれませんが、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第1号 平成20年度南陽市一般会計補正予算(第7号)は、原案のとお
り可決すべきものと決するにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  異議なしと認めます。
  よって、議第1号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました補正予算1件の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝
申し上げます。

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閉会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立お願いします。御苦労さまでした。
午前10時51分  閉会

       予算特別委員長 殿岡 和郎