平成22年12月定例会
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午後 1時00分  再開
○議長  再開いたします。
  午前中に引き続き、一般質問を始めます。
  なお、午後から退席の通知がありました。小林議員、1名でございます。
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髙橋  篤 議員 質問
○議長  それでは、引き続きまして、8番髙橋 篤議員。
〔8番 髙橋 篤議員 登壇〕
○髙橋 篤議員  8番髙橋 篤であります。午後のトップバッターとして、一般質問をさせていただきます。
  今、日本を取り巻く社会情勢は、生活をしていく上でも年々厳しさを増しています。自民党政権から民主党政権へかわり、はや1年2カ月が過ぎ、その間、鳩山政権は9カ月、引き継いだ菅内閣は5カ月を迎えてはおりますが、月を追うごとに支持率が急激に下がってきています。世界に目を向ければ、全世界を巻き込むような衝撃的な事件も起き、また、我が日本では、尖閣諸島で巡視船と中国漁船による衝突事件、それによる現内閣の対応の甘さが、今国会でも厳しく野党だけでなく民主党からも追及を受けていました。
  経済面を見渡しますと、急激な円高、それと同時に出てきた日本農業を根底から揺るがす環太平洋戦略的経済連携協定TPPの参加問題、農地法撤廃後、何とか守られてきた農業が、大きく崩れようとしています。今後、進めようとした柔軟性のある自由貿易協定FTAの方向性を一気に覆すものと考えられます。日本農業はつくるだけでなく、四季折々の景観をつくり、また、近年温暖化気候による集中豪雨等の災害から人命や財産を守り、多面的な機能を持っています。本市議会においても国に要望書を提出し、断じて阻止に向け、そして日本農業を守っていくことを心から願うものであります。
  通告してあります質問を、項目に沿ってさせていただきます。
  南陽市が10年間を一つの期間と考え、住みよいまちづくりのために総合計画を立てておりますが、第4次総合基本計画においては「安全で安心な潤いのあるまち南陽」を掲げられ、前期・後期に分け、平成13年度から本年度まで進められてきました。一般質問等でも進捗率や達成率でわかるとおり、基本計画に沿ったまちづくりが行われてきたことと思っています。
  平成23年度より第5次総が始まりますが、その基本計画が11月全員協議会の席で基本構想が発表されました。基本となる理念を「確かな未来へ、夢育むまち南陽」になるようでありますが、中でも発展構想として「教育のまちづくり」、「産業のまちづくり」、「健康のまちづくり」の三本の柱を掲げられ、出発をしようとしています。
  私は、スピードを第一に考え進んでこられた市長の1期4年間は目を見張るものがあったと思われましたが、2期目を迎えられた市長の姿は、何かスピードが急に落ちたような気がしてなりません。第5次総の基本構想計画の内容は、市長の考えが余り反映されずいたように思われます。
  そこでお伺いをしたいと思います。
  産業のまちづくりの中に、ものづくり開発力強化と情報発信という文言があります。本市ではさまざまな分野において日本をリードする産業もあり、また、農業においてもさまざまな種類の食材もあり、日本全国へどのようにして情報発信をしていかれるのか、まず、お伺いをしたいと思います。
  次に、南陽市独自で行っている農業分野の事業で、畜産農家の堆肥を、水稲・果樹栽培農家に供給し、大変喜ばれている事業が平成16年度より行われてきました。しかし、平成16年度分、平成17年度分、約200ヘクタールの水田・果樹園に対しての補助が打ち切られると聞いておりますが、私は今、安全で安心な食べ物そして地産地消の立場から考えたとき、必要な事業と思っているものであります。
  現在、進められている宮内中学校校舎改築に伴って今まさに動こうとしている給食センター化においても、地元産の食材をふんだんに使用し、生徒児童たちに食べてもらおうとしているとき、やはり化学肥料だけでなく有機質肥料を使ったおいしい食材を提供するためには、本当に必要な事業ではないかと考えます。私はまず足切りはせず継続を願うものですが、市長の考えをお伺いします。
  次に、健康のまちづくりの中で、明るく元気な子をはぐくむ地域づくりとありますが、そこで保育園児童館の整備についてお伺いをしたいと思います。
  本市には公設の施設が6カ所ありますが、異常気象のせいで、近年、豪雨や、また本年においては今まで経験をしたことがなかった35度を超す高温の日が続き、生活面でも大変な苦労を強いられました。中でも大人社会では何とか暑さ対策をいろいろな形で防ぐことができましたが、小さい子供たちが通う施設では、なかなか防ぐものがありませんでした。来年いや今後も今年のような気候になるかはわかりませんが、よい環境での生活ができるようにと考えますが、市長の考えをお伺いします。
  以上、質問をさせていただきましたが、誠意のある答弁をお願いし、終わらせていただきます。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  8番髙橋 篤議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、第5次南陽市総合計画についての1点目、産業のまちづくりについてでございますが、計画の基本構想でお示しするとおり、経済の発展なくして市民生活の向上はないものと考えており、そのため全力を挙げて産業振興に取り組む考えであります。詳細は、現在策定中の前期基本計画の中で議論を深めてまいるところでありますので、御理解をいただきたいと存じます。
  なお、特に力点を置く施策としては、関係する首都圏企業との橋渡しの強化や、新たに国内工業展や商談会に出展する市内企業及び農産物販売の支援を検討してまいりたいと考えております。
  また、南陽ブランドの海外展開を進めるために、この秋2回程度企業向け研修会を開催しておりますが、来年度以降、国際見本市への出展も視野に、さらに強化していく考えであります。加えて情報を持つ大学あるいは首都圏における特定地域との連携を通じ、技術・経済情報の相互発信を強化していく所存であります。
  2点目の耕畜連携事業の継続についてでございますが、市内畜産農家が生産する堆肥利活用を推進するこの制度は、本市の単独事業として平成16年度からスタートしており、非常に有効に御利用いただいております。この間、堆肥散布面積は増加しており、これにより耕種農家と畜産農家の連携システムが組織化され、堆肥の利活用も定着し、エコ・環境に優しい農業の進展に一定の役割を果たしてきたものと考えております。今後とも国や県の制度を活用し、堆肥の利活用がスムーズに図れるよう調査研究を重ねていきますので、御理解をいただきたいと存じます。
  3点目の、保育園児童館の整備についてでございますが、現在、市の公立施設で空調設備が整備されている施設は、平成13年度に整備された中川児童館1カ所となっております。これは、施設の建築当時は、必ずしも児童福祉施設等での空調設備の整備は一般的でなく、また、空調設備の使用による児童の健康への影響ということで、保育現場でも使用には消極的であったということがあるかと思われます。ところが、近年では熱中症対策などでの空調設備の使用ということが言われるようになってきており、特に未就学児童の施設ではその効果的な利用が求められているものと認識をいたしているところでございます。
  今後、各施設に空調設備を整備していくこととした場合には相当の費用を要することが想定されますので、財源の確保を含め、その計画的な導入について検討をしてまいりたいとこのように考えているところでありますので、御理解いただきたいと思います。
  以上であります。
○議長  再質問に入ります。
  髙橋 篤議員。
○髙橋 篤議員  それでは、順を追って再質問させていただきます。
  まず1点目でありますが、この情報発信については、私はいろいろ方法あると思っております。たしか9月の定例会一般質問の市長の答弁の中で、平成30年度に開通する東北自動車中央道、その折に、南陽パーキングエリア内に特別販売所等を設け、そして観光PRや、また生産物の販売を行っていきたいというような、これを国のほうに要望していくという御答弁ありました。
  今現在は、南陽市の例えば産業、いろいろ南陽市では赤湯温泉、また農産物に関してはいろいろ種類があって、インターネット等あとは各個人で直販という形をとっているわけであります。私はそれでもいいとは思うんですけれども、ただ、もう少し市長が今一般質問で私お話ししたように、何か1期目は公約をどんどんがむしゃらに進んでいた市長の姿が私の頭の中に浮かんでくるわけですけれども、何かこう、いや、私は公約したいんだとかというものが、これに関しても全然私はないような気がしてならないんです。
  それで、例えば今恐らく都道府県単位だと思いますけども、この山形県でもアンテナショップ、今回新しく知事がかわって銀座のほうへ今出店しているわけですけども、そういうような発想が私は余りにも大きくてどうなるかちょっとわからないんですけれども、そういう考えとかというのは市長はおありにならないのか、お聞きしたいと思います。
○議長  市長。
○市長  ただいまの質問でございますけれども、常々南陽市の物品販売、これについてはこれまで以上に力を入れなきゃならないと、このように思っております。しからばどのような方法でそれをやるのか、あるいはそれを提供する農家の方々をどの程度集めることができるのか。いずれも持続的にさらに発展的にできる内容でなければ、単発的に思いつきでやってもこれは長続きしないということになりますので、そういったことを十分考えながら対応しなきゃならないということになるわけであります。
  既に髙橋議員質問されたアンテナショップ等についても、今調査をいたしているところであります。来年度になると思いますけれども、当然、赤湯駅にも南陽市の物産品を販売するスペースをしっかり設けるあるいはこの近くでは、やっぱり朝採りの野菜などを販売できるような近距離ということになれば、仙台あたりが適当でないかというようなことで今調査をさせておりますし、さらにこれから南陽のブランド化の対応を進めるわけでありますけれども、これらと一緒にやってくれる企業、こういう皆さん方と連携をしながら、大手の商店の一部分を、南陽デーとかそういった形で販売していただくとか、さらにはそれがうまくいけば日常的に展開できる店舗の確保というようなことがあるだろうと。それはやはりそれなりに経済活動として成り立つとこということになれば、東京近郊とこういうことになるのではないかなと、こんなふうに思っておるところであります。
  調査によりますと、東京で最も山形県人の多いのは足立区だと、こういうふうに聞いております。ここには東京南陽会の皆様方も大勢在住されておりますので、そういった意味ではさまざまな協力をいただくことができるのではないか。我々南陽の住民と東京で生活する南陽出身者と連携をして対応すれば、さらにいい結果を生むことができるのではないかとこんなふうにも思っておりますし、南陽市のさまざまな物品に対して興味を示しておられる企業もございますので、この辺と連携をしてその一部をお借りしてというようなこともあります。
  今、既に何点かそういう候補地も挙がっておりますが、いずれも財政的なものも絡んできますので、それを含めながら十分検討を進めて、単発的な事業で終わらないように慎重に対応していきたいとこんなふうに思っております。いずれにしても23年度中の早期に立ち上げたい、こんなふうに思っております。また、商工会あるいは生産者、こういった皆さんとも既に一部話が進んでいることもございますので、御協力よろしくお願いをいたします。
○議長  髙橋議員。
○髙橋 篤議員  今、市長のほうより早い時期にということで、23年度にやっていきたいというようなお話ございました。私の質問は、本当はもう少し2年か3年後あたりに市長が行いたいという考えが出てくるのかなと思ったんですけども、本当にこれに関してはスピードのあるお答えで、ぜひこの件に関しては成功できるような、生半可、どうでもいい、うまくいかなかったらどうでもいいなんていう安易な考えでなく、市長はしっかりしていきたいというお言葉をいただきましたので、ぜひ成功するように祈って、次に移らさせていただきます。
  2番目の耕畜連携についても、国県の周りを見ながらまた継続していきたいというようなお言葉をいただきました。それに関してもぜひ継続していただきたいと思っています。
  これなぜかというと、やはり畜産農家の堆肥、恐らくこの事業をやめてしまえば、どこに持っていっていいのか、大変な、大きく言えば悪臭問題に発展しかねないと思っています。今でも畜舎等ある周りのところでは、やはりにおいがするとか、いろいろな諸問題も、恐らく市民課のほうには電話なりいろいろあると思いますが、ぜひこの事業に関しても新しい何か、前私もこれ何度か一般質問をしましたけども、何度かしているうちに、5年間刻みだと、補助事業は5年間刻みだと。そしてあとはひとり立ちしてもらうのが補助事業だというお答えもいただいておりますけども、やはりいろいろなことを考えますと大切なことであると思いますので、もう一度市長のほうより、さっき答弁の中でいいお答えいただいたんですけれども、もう一度本当に間違いないのか、お聞きしたいと思います。
○議長  市長。
○市長  この畜産農家が最も頭を痛めている堆肥の処分等、耕種農家といいますか、耕作農家との連携というのは非常にマッチングした事業だなとこういうふうに思っております。毎年毎年利用者が増えております。特に原油高騰の折の化学肥料が高騰した年、あれから急激に堆肥の散布面積が増えてきているといいますか、量が増えているんですが、利用したいというふうな耕作農家は多いわけですけども、依然として畜産農家の数はそんなに増えていないわけですから絶対量は限られているわけでありますので、際限なく次から次へと新しくやっても、そっちのほうが追いつかないのではないかなと、こんなふうに思っておりますが、当面可能な限り支援をして継続していきたいとこういうふうに思っております。
  この件については、髙橋議員並びに田中議員から再三質問されておりますから、それについては特に農産物の価格の安定良質、こういったもの、さらには農家の収入増に結びつく政策の一つとして非常に有効だとこういうことでありますので、厳しい財源で、今のところ国県の補助の中身を見てもなかなか該当しそうなものがありません。総合交付金というようなものが、まだまだ拡大されてくれば、もう少し皆さん方の御期待に沿えるような対応ができるのかなとこんなふうに思っておりますが、当面厳しい財政状況の中にあっても、単独ででもそれは進めていきたいと。
  なぜならば、農業生産高の県の1.5倍、3,000億達成と、こういうものに我が南陽市も足並みそろえて取り組んでいかなきゃならないとこう思っていますので、それらの目的達成、目標達成のために皆さん方と力を合わせて頑張っていきたいと。このことがある意味で雇用の確保につながると、こんなふうに思っておりますので、ぜひ髙橋議員におかれましても有効な活用方法、単にこのことにこだわることなく、もっといい方法があればぜひ教えていただきたいと、こんなふうに思っているところであります。
  何回も申し上げますが、5年で足切りということではなくて、絶対量が足りなくなるんじゃないかというような心配をしているので、新しい人に、優先的にというようなものの考え方が先行されてきたということも頭の中に入れていただきたいというふうにお願いして、私の答弁させていただきます。
○議長  髙橋議員。
○髙橋 篤議員  はい、ありがとうございました。
  市長より、この事業に関してもいろいろ別の面から見ながら継続していただけるような御返事をいただきました。ぜひ、これさっきの第1問の質問の中でも、情報発信例えばアンテナショップの中でも、やっぱり例えば南陽産の米、例えばサクランボ、またブドウ、リンゴそしていろいろな種類のものがあります。それをやはりこの南陽市だったら南陽市で、例えば堆肥をこれぐらい使っているんだと。そういうのも、だから化学肥料はこれぐらいおろしてきちっとやっているんだというものを出して、やっぱりPRするべきだと思っています。
  今回、たしか高畠町のほうで、今年度より、去年、おととしあたりから少しずつは出ていたんですけども、今年多く出ていった水稲の「つや姫」、それの有機米という形で、たしか高畠町でブランド化するみたいなお話も報道なんかで伝わってきておりますので、やはりこの堆肥を、市長、考えるように、いい方向に向けるような施策をしていただきながら進めていただきたいと思います。
  それでは3点目に、最後のほうに移らさせていただきますが、市長のほうからは、今後、冷房に関しては財源を見ながら恐らく取り付けになると思いますけども、ただ、つけると言われても、私はつけてくださいというお話ですので、まず、私もここの場で言うということは、いろいろ資料も集めさせていただきました。
  そこでちょっとお伺いしたいんですけども、福祉課長にお伺いしたいと思うんです。今年の夏の最高気温、恐らく南陽市の役所の中とか、消防署の中とかで、私ははかっていると思うんですけども、何度ぐらいあったか、ちょっとお聞かせください。
○議長  大沼福祉課長。
○福祉課長  私どもで持っているのは消防署のデータしかございません。消防署では、8月の5日に記録した36.3度、これは測定時期、1時間ごとでして、15時に記録したのが最高気温のようです。
  以上です。
○議長  髙橋議員。
○髙橋 篤議員  ただいまこれ何で課長に聞いたかというと、恐らく市長もわかってはいらっしゃると思うんですけども、いや、何度だかわからないと、関係課長に調べるとなるとまた時間少なくなりますので、あえて恐らく知っているんじゃないかなと思って福祉課長にお答えいただきました。
  私もこれお話するに当たり、ちょうど9月2日の日です。エアコンのない施設にすべて回ってきました。ちょうど昼12時ちょっと過ぎから2時ごろですべて終わったんですけども、その中で外気は約35度近かったのであります。しかし、それぞれの園の中の、保育室というんですか、そのところは、大体36度から38度ありました。それで、2時ごろだったもので、12時ちょっと過ぎから2時ごろまでだったんですけども、小さい子供さんは1時から大体お昼寝の時間なんです。私も一緒にちょっと脇に横になって寝ました。5分間私いたんですけども、汗だらだらになって、よくここで子供たちがお昼寝をしているなと。
  これ毎日の習慣というんですか、これは恐ろしいもので、やっぱりそれが当たり前になってくるのかわからないんですけども、そこで施設の施設長にお聞きをしたところ、いや、私たちは、本当は空調設備が欲しいんだと。冷房施設が欲しいんだと。でも、やはり今南陽市では大きな事業、小学校・中学校改築と耐震をやっているわけで、とてもとてもそんなことは、施設長、会議などでお話はできないと、そういうお話も伺ってきております。
  だから、そうであれば「保護者のほうから何か話なかったんですか」と言ったら、ほとんどの園では何もないというんですよね。やっぱりさっきもお話しましたけども、大人社会というのは結構会社の中でも、例えばこういう部屋の中でも、エアコンの中で生活しているから、その施設の中身というのがなかなかわからないから感じないのかも私はわかりませんが、そんなことでとにかく今年度もああいう気候になるのか、それとももしかすると逆に冷害になるのか私もわかりませんが、やはりある程度の設備はするべきだと考えるのでありますけども、市長、どうでしょうか。
○議長  市長。
○市長  我々も最近そういった環境整備された施設で生活しているので、なかなか昔のことを忘れがちでありますが、考えてみれば山形県はごく最近まで日本で最高気温を、何ていいますか、記録しておった県でありますので、そういう状況で我々は育ったわけでありますし、現在も小中学校、高校もそう冷暖房完備なんていうところはないのではないかなとこんなふうに思っております。せいぜい学校は校長室、職員室、何だ、あとどこあるの、どこ。
(「調理室」の声あり)
○市長  調理室、職員室ぐらいだそうです。いずれも大人が使っているところですよね。考えてみますと。そんなことで、子供たちは環境に対応する能力が高いのかなというふうに思っておりますが、我々も当時、暑いとか寒いとか、最近こそクーラーのない車なんていうのは探すのも難しいわけですけれども、最近までクーラーのない車に我々も乗っておったわけなんで、そんなに不自由だということを考えなかったんですが、こういう社会になって初めて便利を覚えてから不便を感じるようになったわけですけれども、そういう意味ではむしろ健康的にどうなのかなというような疑問も、実は持っています。そういう意味では、子供たちの健康管理のためにはむしろ自然の環境でというふうなことがうたわれておったのではないのかなと、こんなふうに思っております。
  初めて、施設からの要望があるんだということを聞きました。去年、おととし、公民館には全部クーラー、最低、最も使うような部屋に一つは設けるようにということで、すべての公民館に空調施設を整備したということがあります。そういう面で、必要とあれば順次、さっきも言ったように備えていくのはやぶさかではないというふうに思っておりますが、そのことが必ずしも学校あるいは幼児教育の中で、あるいは健康管理の中で大事、何ていうかな、必要なことなのかどうかも含めて少し調査などもさせていただきたいなというふうに思っております。
  それから、先ほど私の答弁の中で、赤湯駅についても述べました。23年の早い年度と言ったんですが、既に12月25日から仮オープンをするとこういうことのようでありますので、既に今年から始めるということでありますので、御承知おきをいただきたいなというふうに思います。
  それからもう一つ、先ほどの堆肥の耕種農家といいますか、耕作農家と、堆肥、畜産農家の連携の話はしましたが、やはり考えるに南陽市の農産物はエコ・環境に優しい製品だというようなことを声高々にアピールする面においても非常に大事なことでありますし、皆さん方はそのことによって商売しやすくなるんだと、宣伝しやすいということであれば、大いに進めていきたいとこのように思いますので、維持というよりも積極的に推進していきたいとこんなふうに思っておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。
  以上です。
○議長  髙橋議員。
○髙橋 篤議員  保育園児童館に関しては、本当に随時行っていきたいと。これは、私はすべての保育室に冷房施設をしていただきたいというような考えは毛頭ありません。例えば2クラス一緒で、例えば各施設に2つとか、そういうものであれば、すべての保育室でないから十分私は可能でないかなと思います。そういうことを考えながら、ぜひ早急にお願いをしたいと思っています。
  今、1番目のほうで、市長のほうから赤湯駅にアンテナショップ、もう早々、早い時期にすぐするというようなお話であります。それで、店とかは売り手の人がいかに、ただここの店に置いておいて、売る人がどうでもいいんだというみたいな考えでは、決して私は開いても大失敗だと思います。そこで、必ずこの品物はすべて、その日出たものはすべて売るんだとか、それともこれは2日ぐらいおいても大丈夫なんだとか、そういう気持ちを持って、恐らくどなたの張りつけになるのか私はわかりませんが、例えば市の職員の方から行ったり、もしくは観光協会から職員が行ったりするのか、私もわかりませんけども、その辺をしっかり売る方に徹底していただいて、人選をしっかり見ながら私はしていただきたいと思います。
  観光協会の方なのか、それとも役所の職員の方なのか、その辺は、市長、どうですか。
○議長  市長。
○市長  職員が行ってやるということは不可能だというふうに思いますので、今、緊急雇用とかさまざまございますので、そういった制度なども活用しながらできるだけ人選しっかりやって、研修を受けていただいて、髙橋議員の要望にこたえることができるような対応をしたいと、こんなふうに思っておりますし、そのように担当課にも指示をいたしますので、なお御指導をよろしくお願いいたします。
○議長  髙橋議員。
○髙橋 篤議員  いろいろ御要望等も申し上げましたけども、前向きに進んでくださるということで答弁いただきましたので、時間はあと15分ほどありますけども、ここで終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長  以上で、8番髙橋 篤議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでございます。
  ここで、暫時休憩します。
  再開を2時といたします。
午後 1時47分  休憩