平成22年3月定例会
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午前11時15分  再開
○議長  再開いたします。
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板垣 致江子 議員 質問
○議長  次に、7番板垣致江子議員。
〔7番 板垣致江子議員 登壇〕
○板垣致江子議員  おはようございます。7番板垣致江子でございます。
  景気の回復が見られないまま年を越し、厳しい冬が大雪により、ますます厳しくなるのではと
心配されておりましたが、2月になりふぶいた日はあったものの、比較的過ごしやすい日が続き、
きのうきょうは雪になりましたが、3月になってからは周りの雪もあっという間に解け始めており
ます。地球温暖化の影響もあってのことと思いますが、桜の開花も早まるようで、何よりおひとり
暮らしや御高齢世帯の方たちには、待ちに待った春の暖かな日差しは心まで温まるものではないで
しょうか。
  しかし、世界では災害が続き、1月12日のハイチの大地震は死者30万人とも言われ、崩壊した
家は25万戸、150万人もの人が衛生状況も最悪の中、テント生活を強いられております。そしてま
た、2月27日のチリの大地震。地震国としての耐震構造などの備えはあったものの、直後に押し寄
せた津波で多くの人が犠牲になったと伝えられました。日本でも大津波警報が出され心配しました
が、幸いにも人的被害はなく、一安心したところでした。しかし、漁業関係の被害は大きかったよ
うで、関係の方々には心よりお見舞いを申し上げます。特に、ハイチのような被災地では、貧しい
人がより大きな犠牲を強いられている状況で、少しでも早い回復を願わざるを得ません。
  それでは、さきに通告してあります内容について質問させていただきます。
  塩田市長の就任から3年7カ月、信頼とスピードをモットーとしたマニフェストの実現への取
り組みと実行。おおむね達成されたその情熱に、同じ年月を議会で働かせていただいた議員として、
心より敬意を表します。また、その市長の思いを支え、実行すべく日々努力された職員の皆様にも
感謝を申し上げたいと思います。
  22年度施政方針、「夢はぐくみ未来を拓く、豊かな成長実感のまちづくり」の施策についてお
伺いいたします。
  1点目の教育日本一のまちづくりについてでございます。南陽市では、今までも一人1スポー
ツ・1文化を提唱してきましたが、22年度は教育委員会に新しくスポーツ文化課を新設され、特に
スポーツ、文化振興の活性化を図るということですが、具体的にどのようなことに力を入れていく
お考えなのかお伺いいたします。
  2点目の子育て支援都市宣言の充実についてでございます。雪が解け、4月になればまた子供
たちでにぎわう中央花公園のドリームランドは、市民の皆さんにも市外の方にも大変喜ばれ、多く
の方に御利用いただいております。そのドリームランドを子育て支援に最大限活用するとされてい
ますが、そのための危険防止や環境整備対策はどのようにお考えでしょうか。お伺いいたします。
  また、ここ最近、虐待による小さなお子さんの死亡や餓死など信じられない事件が報じられ、
行政や警察がなぜ保護できなかったのか考えざるを得ません。また、中学生の自殺という痛ましい
事件も報道されましたが、そのようなことを防ぐためにも、子育てや家庭、教育などさまざまな問
題の相談体制の充実は不可欠なものと考えますが、その具体策はどのようにお考えでしょうか。
  3点目の観光についてでございますが、まず菊まつりの総括と皆川健次菊まつり基金の活用状
況をお伺いいたします。また、烏帽子山公園の千本桜や双松公園の桜、そしてバラ園、そして南陽
の菊の文化はしっかりと子供たちに引き継がなければならないと思います。桜まつり、バラまつり、
菊まつりを市としてはどのように活性化させていくおつもりかお伺いいたします。
  次に、山形鉄道フラワー長井線は、赤字の解消も含め活性化しようとトロッコ列車やサンタ列
車など、さまざまなイベントを行っていますが、南陽市としてはどのような協力体制をとっている
のかお伺いいたします。
  次に、昨日、会派真風会で東京銀座の山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」を視察
させていただきました。山形県観光物産協会の東京支部の支部長さんからいろいろとお話をいただ
いてきましたが、南陽市の物産が少なく、とても残念でした。山形プラザは予想以上の来客で大変
活気があり、2階のレストランもなかなか予約がとれないようでした。そこで、山形プラザでの南
陽市の物産販売や南陽市のPRに対するお考えをお伺いいたします。
  最後に、市民の健康づくり、医療の充実についてお伺いいたします。
  全国的に病院の赤字経営や医療崩壊が叫ばれております。ここ置賜や南陽も例外ではなく、コ
ンビニ受診化などのさまざまな問題を抱えているようです。地域住民の方々に満足の医療提供に努
めるためには、地域住民の理解が必要とされていますが、南陽市では今後の対策などどのようにお
考えかお伺いいたします。
  以上、誠意ある御答弁をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  7番板垣議員の御質問にお答え申し上げます。
  なお、教育日本一のまちづくり、スポーツ・文化振興の活性化については、教育長より答弁を
いたさせますので、御了承願います。
  初めに、子育て支援都市宣言の充実についての1点目、ドリームランドの危険防止、環境整備
対策についてでございますが、平成20年7月にオープンして以来、市内外の保育園・児童館、幼稚
園の遠足や多くの親子や家族連れの御利用をいただき、平成21年度末までの利用者数は約9万8,00
0人となり、大変な盛況をいただいているところであります。
  ドリームランドの安全対策につきましては、監視カメラの設置を始め、平成21年8月から11月
までの4カ月間、安全指導員2名を配置し、遊具の利用や園内でのマナー指導を行い、安全管理を
徹底してまいりました。引き続き、安全指導員を配置し、安心して利用できる環境を維持してまい
ります。
  また、園内の遊具については、国土交通省が定める都市公園における遊具の安全確保に関する
指針及び遊具の安全に関する詳細な数値基準に基づき設置されております。メンテナンスにつきま
しても、毎年指定の業者による遊具の定期点検を行い、安全確保に努めているところであります。
  また、環境整備対策につきましては快適な利用環境の整備に努めているところでございますが、
特に夏場の日陰が少ないという御意見もありますので、引き続き日差し対策として、できるだけ園
内に日陰を確保しながら、ゆっくりと御利用いただけるような環境対策を講じてまいりますので、
御理解を賜りたいと存じます。
  2点目の子育てや家庭、教育等の相談体制の充実についてでございますが、子育てのいろいろ
な局面における相談については、母子保健法、児童福祉法、発達障害者支援法、学校教育法等関係
法令で定められ、またその目的を達成するために必要なものであります。
  また、所管課が保健課、福祉課、そして学校教育課と分かれておりますので、必要な場合には
連携、協力して相談に当たっております。具体的には、福祉課に家庭児童相談員及び女性相談員を
配置し、障害児相談、虐待、あるいは非行問題、母子家庭問題などに対処しているほか、関係機関
で組織する要保護児童対策地域協議会を設置し、総合的な対策を講じております。
  また、平成22年度からは障害の早期発見、早期療養育相談へとつなげるため、3歳児健診の際
に臨床心理士が立ち会うとともに、保育所や幼稚園、あるいは小中学校の先生など、いつでもどの
機関からでも気軽に専門的な相談が受けられるようにしてまいりたいと考えております。
  次に、観光についての1点目、菊まつりの総括と皆川健次菊まつり基金の活用状況についてで
ございますが、菊まつりの総括につきましては、5番川合議員にお答え申し上げましたとおりでご
ざいますので、御理解を賜りたいと存じます。
  皆川健次菊まつり基金の活用についてでございますが、皆川さんの意を体して菊まつり事業並
びに菊まつり関連事業活動資金として250万円を実行委員会に助成しており、具体的には菊花展の
開催を始め、菊栽培の後継者育成、学校児童生徒による菊づくり活動に活用しております。
  今後とも、皆川健次菊まつり基金を活用しながら、伝統ある南陽の菊を後世に伝え、菊のまち
づくりを推進してまいりたいと考えております。
  2点目の地域文化、環境資源としての各種祭りの活性化についてでございますが、自然、文化
及び歴史が織りなす風景と、農業や温泉といった地域資源を活用した観光地づくりに努めていると
ころであります。特に、花を素材とした旅行商品に人気が高まっており、本市では春の桜、夏のバ
ラ、秋の菊と通年を通した花に関する情報を県内外にPRしております。
  置賜桜回廊事業や、やまがた花回廊事業につきましては、置賜地域及び上山市とタイアップを
図りながら、誘客に努め、特に赤湯温泉桜まつりはJRや主要エージェントの人気商品となってお
り、期間中12万人もの観光客でにぎわいを見せております。
  今後とも、花を素材とした旅行商品の提案を行ってまいりますとともに、景観や地域資源の保
全に配慮しながら、赤湯温泉はもちろんのこと、地域商店街、ひいては南陽市全体の活性化に努め
てまいりたいと考えております。
  3点目のフラワー長井線、イベント等への協力体制についてでございますが、フラワー長井線
のイベント事業につきましては、置賜桜回廊及びやまがた花回廊キャンペーンの期間中はもとより、
七夕列車や菊列車など、多彩なイベントを沿線の市町観光担当及び観光協会と協議をしながら、物
産等の販売も含め、企画実施をしているところでございます。
  また、本年2月に開催した雪灯りまつりでは、沿線の雪灯りイベントをフリー切符でつなぐ試
みを行い、参加者からは大変好評をいただいたところでございます。
  今後とも、沿線の観光関係団体等の連携を図りながら、フラワー長井線の利用拡大に向け、事
業を展開してまいりたいと考えております。
  4点目のおいしい山形プラザでの物産販売やPRについてでございますが、既に菓子類を初め、
ワインや唐がらし等の販売を行っており、新たな本市物産の販売を視野に入れた取り組みを進めて
おります。
  昨年12月には、赤湯温泉旅館協同組合の方々が赤湯温泉と南陽市の観光PRを行い、来館者の
皆様方から好評をいただきました。今後におきましても、物産展を含めたPR事業を企画すべく、
日程の調整を行っているところであります。
  また、平成22年6月には南陽のさくらんぼ物産展及び観光PRを実施する予定でありますし、
八王子いちょうまつりや千代田区のさくらフェスティバルでの物産販売や観光PR等、今後とも首
都圏に向けて情報の発信を行ってまいりたいと考えております。
  次に、市民の健康づくりについてでございますが、議員御指摘のとおり救急医療や周産期医療
の確保など、全国的に医療危機が叫ばれております。置賜地区内でも、医師の確保・病院と開業医
院との連携・周産期対応について課題となっております。
  現在、置賜全域で各医師会・医療機関・自治体などによる置賜地域保健医療協議会を構成し、
医師確保、医療機関の連携など置賜地域医療再生計画の推進を図っております。
  医療機関の連携では、置賜総合病院での夜間救急医療について、地元医師会の協力体制により
当番制をとりながら、地域全体で勤務医の負担軽減が図られております。
  今後とも、置賜総合病院の救急医療の現状など、周知、広報活動を強化しながら、開業医院や
休日診療所での適正受診を呼びかけてまいります。同時に、救急医療や周産期医療の確保など、住
民サイドよりの意識を高める機会や推進を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜り
たいと存じます。
  以上でございます。
○議長  三ケ山教育長。
○教育長  おはようございます。7番板垣致江子議員の御質問にお答え申し上げます。
  教育日本一のまちづくりについてのスポーツ・文化振興の活性化についてでございますが、ス
ポーツ文化課の新設は施政方針にもありますように、全国に誇れるスポーツ競技者や芸術文化人の
輩出による地域の活性化と市民の連帯感を創出し、市民1人1スポーツ・1文化の定着を目指し、
競技人口の拡大とレベルの底上げを図ることを目的にしておるところでございます。
  具体的に申し上げますと、スポーツについては保健事業などと連携するため、新たに緊急雇用
創出事業を活用してスポーツ連携指導事業に取り組みます。
  本事業は、いつでもどこでもだれでもできる健康体操や軽スポーツの普及活動と、健康づくり
や元気高齢者づくりの事業を1つの教室として小さな単位で数多く開催し、市民一人一人が健康で
生活できる体力づくりを行いながら、元気あふれるまちづくりを推進するものであります。同時に、
これらによる効果が医療費・介護費の抑制につながることを期待するものであります。
  また、すべての運動の基本となるランニングを中心として、小中学校との連携による指導を強
化し、体力及び競技力の向上を推進してまいります。
  文化については、地域のさまざまな文化団体との活動支援と学校活動との連携を図りながら、
生活の中で地域の文化伝承活動を積極的に推進するとともに、優れた演劇やコンサート、作品展な
ど多くの文化事業に触れることで、芸術文化に対する感性を育て、文化の定着を図ってまいります。
  また、国指定の稲荷森古墳を初めとした文化財の学習や活用を通して、ふるさとに誇りを持て
る地域文化活動の振興を図ってまいる所存でございますので、御理解をいただきたいと思います。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  7番板垣致江子議員。
○板垣致江子議員  御答弁ありがとうございました。
  教育日本一のまちづくり、本当に夢があっていいお言葉だなと思いました。そしてまた、スポ
ーツ文化課の新設というのは私たち市民にとりまして大変期待をし、歓迎する課ではないかと思っ
ております。
  ただ、そのスポーツに対しての考え、そこのところなんですが、今南陽市内には26ほどのスポ
ーツ少年団がございます。それらのスポーツ少年団の指導者がどんどん高齢化しているという現実
が見えております。そこで、県などからジュニアリーダースクールの開催、またシニアスクール開
催とか、いろいろな取り組みがスポーツ少年団に来ているようですが、スポーツ少年団単位として
はそのようなものになかなか参加できないということで、南陽市では全然参加の実績がないような
んです。
  まず、スポーツというのは、スポーツを通して青少年の体を育てるということで、将来のリー
ダーを育成するということが一番の目的ではないかと思います。その辺で、スポ少単位でそういう
リーダーを育てるというよりも、市としてその辺のところに力を入れていくお考えはないかお聞き
したいと思います。
○議長  市長。
○市長  今回の目的は、先ほど教育長からもあったように、教育の中でも特に今問われている知
・徳・体の中の徳、体、この辺が少し中心になっているのではないかと、こういうふうに私は思っ
ておるわけで、その辺に力を入れていきたいと。特に、今回のスポーツを通しての子供たちの礼儀、
あるいは優しさ、思いやり、そういった社会通念的な常識的なしつけをしっかりできる機会にした
いとこう思っておりますし、また、スポーツを通して当然体力づくりに努めるということは言うま
でもないわけでありますが、今議員おっしゃいました指導者の育成、これも重大な課題でございま
すので、機会あるたびに対応してまいりたいと。特に、遠くにスポ少等々の指導者が出かけるとい
うことは、時間的な制約もあってなかなか難しいというふうに思いますので、職員を派遣させて南
陽市自体で指導者の育成ができるような体制をつくりたいと、こう思っておりますので御理解を賜
りたいなと、こんなふうに思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  スポ少の指導者たちがやはり、県、東北、全国、そういうリーダースクール
に出かけるのは本当に大変だと思います。まず、やはり一番先にやっていただきたいのは市の中で
スポーツに対する考え方、スポ少は数だけのものではないんだ、そこからすべてに通じるリーダー
の子供たちが育ってくるのではないか、そういうところを考えに入れていただいて、今市長が青年
教育、一生懸命やっていただいています。でも、そこの子供たちの、今頑張っている青年たちのも
とには、やはりスポ少で培われた精神もあるのではないかと思いますので、その辺のところを市と
してぜひ声を上げていただきたいのですけれども、どうお考えでしょうか。
○議長  市長。
○市長  あらゆる機会をとらえて、南陽市独自でそういった指導者を育てることができるように、
行政として力をつけたいと、こういうことでございますので、御理解を賜りたいというふうに思い
ます。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  本当に市長も陸上のほうで一生懸命頑張っていらっしゃって、駅伝も2位ま
でなったというところで本当にすばらしいなと。やはり、そういう実績を大切にしながら、まだま
だ子供たちをしっかり育てるために、いろんな方面に力を入れていただきたいと思います。
  文化の面でございますが、地域の文化の伝承とか、いろんな方面の文化の勉強あると思います。
今、小中学校での芸術鑑賞に関しては、南陽市ではどのようになされているでしょうか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  これは、各学校ごとの取り組みとなっております。また、県の事業などもござい
ますので、そういったところに参加をしている学校もあるということでございます。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  学校ごとの取り組みですと、前はかなりの芸術鑑賞の機会がありましたが、今
どの程度、年に何回とかやられているとかという、学校ごとにまず任せているからばらばらという
ことなのでしょうか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  芸術鑑賞、これも豊かな心を育てる上で大変重要な事業でございます。具体的に
は、先ほど申し上げましたとおり、各学校ごとの取り組みとなっております。しかしながら、例え
ば小規模校のお子さん方が大規模校のお子さんと一緒に音楽を聞く、そういう場面も設定をしてご
ざいます。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  さまざまな形で芸術鑑賞が行われているということですが、やはり今の子供た
ちが文化に対して体験する場がないということです。先日、芸文協さんの方とお話しする機会もあ
りまして、会員が少なくなっている、高齢者になっている、若い人たちが入らない、まず子供たち
も関心がない。そこのところは、やはりそのような体験と申しますか、例えば古典的な日本舞踊、
そういうものも目にする機会があったか。昔ですとというと言い方おかしいかもしれませんが、テ
レビで古典の踊りをやっていれば家族みんなで見ていた、そんな時代もありました。でも今は、そ
のようなこともなくて、その芸術文化に対する知識すらない。そのような状況が非常に多いのでは
ないかと思っています。それでやはり、小中学校という大事な時期に、そこに重点を置いて体験活
動をしていただけないかなと思いますが、どうでしょうか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  今、議員おっしゃるとおり本当に古典的な芸術、そういったものに触れる機会と
いうのは限られているというふうに思います。御指摘のとおり、学校教育の中ですべてできればよ
ろしいと私も思っておりますが、それぞれの教科等の中で目標で定められ、例えば音楽でいえば中
学校の中で三味線なり、琴なり、そういったことに触れる機会もございます。限られた時間の中で
ございますから、そういったところは学校だけでできるものでもないというふうに認識をしており
ます。したがいまして、これは地域の中での学校教育との連携ということになろうかと思いますが、
そういった団体の方ともさまざまな連携を通して、実りある活動、そして子供たちの心を豊かに育
てていく活動、そういったことを充実させていきたいというふうに考えております。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  ありがとうございます。もうできるだけ多くの機会を持たせていただいて、
子供たちに文化面、スポーツ面、いろんな体験活動をさせていただきたいと思います。せっかくス
ポーツ文化課というところで、私たちも大変期待をしておりますのでよろしくお願いしたいと思い
ます。
  次に、子育て支援都市宣言の充実ということで、ドリームランドの危険防止、環境整備対策と
いうことで、監視カメラ、また安全指導員の方が非常に回っていただいたりしておるということで、
安全面で心配はないとは思うんですが、最終的に最悪の事故が起きた場合、この責任というか、そ
の辺の保険的なところはどのようになっているのでしょうか。
○議長  市長。
○市長  あらゆることにリスクをゼロにするということはできないわけでございますから、多少
のけがは子供たちの危険排除といいますか、ものに対して経験になるのか知りませんが、いずれに
してもこの遊具についてはすべて保険がかかっておりますので、そのことについて利用の方法にも
問題あるのかわかりませんが、どういった形で事故を起こしたのか、けがをしたのか、そうしたこ
とで保険はおりるようにはなっております。しかし、すべてにおいて全く心配ないということでは
ないので、そこは利用される方々で少し研究をしたほうが、してもらうことが大事で、あんまり安
全策ばかりやると子供たちはおもしろくないと。少し遊んでおもしろいというようなのは我々も経
験がありますが、少し冒険的な、要するに危険が少しあるところが遊んでおもしろいと、こういう
ことになるわけなので、すべて危険を取り除けば、だれもそこへ行って遊ばないと、こういうこと
になると思いますので、その危険な中でどうやればけがをしないように、上手に遊ぶことができる
かということも学びの一つだというふうに思いますので、その辺は少し緩やかに見守っていただき
たいというふうに思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  今、市長がおっしゃられるように、危険があるくらいの遊びが子供にとって
は非常におもしろいということで、それは私どもも子供を育てるときに、もうそんなことは気にし
ないでとかいろいろ育ててきたのですが、ただ、今親の問題がありまして、本当に親が責任をとら
なければいけないことも行政のせいにしたり、遊具のせいにしたり、そういうことが多々あると思
いますので、その辺のところはしっかりと。遊び方については、やっぱり本当に危険は防止しなけ
ればいけないところは、きちんと表示をしておくとか、その辺のことはやっていただきたいと思い
ます。
  また、環境整備ということでしっかり先ほど日陰対策をとっていただけるということだったん
ですけれども、具体的にどのような日陰をつくっていただけるのかなと。お願いいたします。
○議長  市長。
○市長  手っ取り早いのは、やはりテントを張るということが1番手っ取り早いし、私はいつも
こう言っているんです。天然芝のところにテントを毎日移動してくれと、そこでテントで休んでい
る人はそこで草むしりをしてくれと、こういうふうにお願いをしているんです。一石二鳥だなとこ
う思っていますので、来年はテント2つ張るように指示しますから。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  テントを2つ張っていただいて、おじいちゃんおばあちゃん、そこで見なが
ら草むしりをしなさいということのようですけれども、やはり本当に危険のないテントだと思いま
すので安心しておりますが、やはりその辺もきちんといらした方にお伝えいただければと思います。
まず、本当にこの3月になって暖かい日が続きまして、もう子供連れでちょっと遊びに来ていた方
もいらっしゃいました。でも、遊具はまだ使えませんので、遊んではいらっしゃらなかったようで
すが、ここで気温が上がってきて暖かくなると、どんどんいらっしゃると思います。その辺のとこ
ろも無理やり遊具に遊びに入ったりする危険性もありますので、その辺のところもぜひ指導してい
ただければと思います。
  次に、子育て支援都市宣言の中での相談体制の充実というところで、実は私が言いたかったと
ころは、やっぱり相談窓口の一元化というところで、子供相談室のようなものをつくっていただけ
ないかということだったんです。先ほど、佐藤議員のほうからいろいろやはり子供課ができないか、
そして子育て支援室を設けるということで、お聞きしまして、ちょっと一歩進めていただけたかな
と思ったところでした。そこのところの子育て支援室、ただ行政側として子供支援のために動くと
いうところではなくて、気軽にどんな相談でも持ってこられるような相談室のような位置づけとし
て考えられないでしょうか。
○議長  斉藤福祉課長。
○福祉課長  今の御質問ですが、子供を育てる、その中で具体的に、では相談はどこでというふ
うなことなのですが、1つは組織上どこで所管するかということで、子供については室を設けて、
そこで一元化するということなんですが、現実的には、例えば子供が生まれますと、1カ月をめど
に保健師がそれぞれ親御さんをお回りして、そこで最初に相談を受けます。あと、ある程度の子供
さん、ゼロ歳になれば乳幼児センターに行って、そこで先生なりに相談できる。あと、支援センタ
ー、市の予算で1,500万円ほどあるのですが、赤湯ふたばさんと乳幼児センターで自由に来て、そ
こで情報交換なりできます。それも年間延べ5,000人くらいの方が御利用されています。
  あと、正式に今度問題がある子供については、先ほど申しましたように要保護児童対策推進協
議会が中心になって、これは専門的な方がお集まりになってできているものですから、その中に当
然民生委員さんも児童委員という形で入っていただきますし、市のほうも先ほど申しましたように、
相談員が3人ほどいる、あと児相も入る。そういう形で、いろんな各年齢の段階といろんなステー
ジ、いろんな場面場面で御利用いただければ、結局最終的にはきめ細かなサービスということでワ
ンストップのようにここへ行って、ではすべての問題が解決できるか。現実的に、ではお母さんな
りお父さんなりがそこへ行って、すべてできるかというと、やはりそうではなくていろんなサービ
スの中でやると、そういったものを組織的に室という形で一元化をしていきたいということではな
いかというふうに御理解いただきたいと思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  いろんな立場立場での御相談、そしてまたこちら側としてもいろんなサービ
ス体制の違い、そういうことはやはりあると思います。ただ、周りの方たちがいろんな問題を見た
ときに、児童相談所、また福祉課、そういうところまでは行かないで、ちょっと気になるんだけれ
どもこういうことってどうなんだろうというところで、やはり支援センターなりの先生たちも受け
てはいらっしゃると思いますが、そういう場になかなか行く機会もない人たちが、虐待の手前のち
ょっとどうなんだろうなというところで、虐待かもしれないけれどもわからない。そんなときに、
こうちょっと気軽にこんなことがあるんだけどという相談の窓口というか、そういうところで気軽
に相談できる子供相談室みたいな形であると相談しやすいかなと思いまして。
○議長  斉藤福祉課長。
○福祉課長  例えば今、虐待のお話出ましたが、虐待はむしろ母親か父親、そういうものは隠す。
どこから露見するというか、出てくるかというと、やはりそれを受け入れている乳幼児センターと
か保育園。それから、実は見えないところにあざがあったということで、すぐ福祉のほうに情報が
入ってきます。そして、それからすぐ対応するということで、実際子供さんに聞いても子供さんは
隠します。子供心として、親から殴られたとかつねられたとかというのは隠します。ですから、そ
ういった場合については専門家が、私たち行政はそれの調整役となりながら、いろいろな専門家を
集めてそして対応するというふうなことで、先ほどお話あったように親が相談に来るというよりも、
それ以外の方からの情報で初動行動に入るというふうな内容になっております。それをまとめるの
が、先ほど市長が申しました組織的に一元化するというふうなことで御理解いただきたいと思いま
す。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  その子供相談室、それを本当にいい方向で活用していただければと思います
ので、私の相談室というのはまずちょっと無理な部分があるというところで、一元化された子育て
支援室に期待を申し上げますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、続きまして菊まつりに関しまして川合議員にお答えいただいたとおりだと思います。
  まず、そこで私が一番先に感じたのは、総括の中で思い切った変革が必要。南陽市が一体とな
った取り組みが必要。やはりこの辺のところが一番かなというところで、さっき川合議員のときも
実行委員体制のお話がありました。まず、実行委員に組織化する時期が、もうチケット対策、それ
からイベントでのボランティア、その辺のところで実行委員を組織しているのではないかという、
ちょっと私としてはそういうふうに思ったところもありました。
  やはり、抜本的に思い切った改革が必要なのではないかというところで、実行委員に若い人が
というお話だったんですけれども、青年会議所やそういう方はなかなか大変だというところはあっ
たんですけれども、ここのところにぜひ市長が行っております青年教育の青年たちを早々に駆り出
してはどうかという思いがあるのです。やはり、企画、菊まつりの菊人形に関すること、また菊花
展に関すること、そういうのは専門的な方がやはり進めなくてはいけないところがあると思うので
すけれども。
  では、市民が来たくなるような菊まつりはどんな菊まつりか、その辺のところからもう年度が
始まってすぐくらいに実行委員会を立てるんだったら、その辺から話をしていかなければ、お祭り
の盛り上がりというのはないと思いますが、いかがでしょうか。
○議長  ただいま7番板垣致江子議員の質問のさなかでございますが、ここで暫時休憩いたしま
す。
  再開は午後1時といたします。
午後 0時00分  休憩
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午後 1時00分  再開
○議長  再開いたします。
  答弁を求めます。
  髙橋商工観光課長。
○商工観光課長  御指摘をいただきました青年団体からの協力というふうなこともございますが、
これまでもいろいろな階層からの御意見、あるいはお手伝いをいただくというふうなことで、今年
につきましても84名の方の実行委員というふうな形でお願いをいたしまして、実行委員の組織をつ
くったわけでございますけれども、何しろ若い人が出席をしていただけないというふうなことがご
ざいまして、若い人の考えが入っていないのではないかというふうな御指摘を受けているところで
ございますけれども、大いに若い人の考え方なども私どもとしてはお聞きしたいわけでございます
けれども、なかなか出席していただけないというのが難点でございます。ですから、もしそういう
ふうな青年団体の方々でご協力、あるいは御意見をいただけるということであれば、大いに活用し
てまいりたいというふうに思っております。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  若い人たちが実行委員として参加できないというのは、やはり日中の実行委
員会ということでできないのだと思います。その辺のことも、やはり若い人たちを巻き込んでイベ
ントをする場合は、日中の実行委員会だけではこれは絶対無理だと思いますので、その辺はまず体
制を整えるときは考えていただきたいなと思います。
  前にもちょっと言ったことがあるのですけれども、これは市長へちょっとお伺いしたいのです
けれども、この花を素材とした3つのお祭り、これを市の1つの事業として全部まとめて考えて、
バラ祭り、桜まつり、菊まつり、これを一体と考えて、市民には無料で見せるような方向でやって
いけないものかと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
○議長  市長。
○市長  考えとしては、大変結構かなと。それは、市民に広く認識をしていただくというような
こと、さらには協力体制を整えていただくというような観点からはよろしいかと思いますが、全体
的にこのお祭りをする意味、単に地元の皆さん方が楽しければいいということであれば、そういっ
たことも可能かというふうに思いますが、もう少し広い意味での経済活動の一環だというふうなこ
とになれば、それだけではなかなかうまくいかないだろうし、単発的なイベントとして楽しければ
いいということであれば、さらに継続性というものについてはどうだろうかという心配がございま
すので、その意味も含めて、やはりこの期に及んではあらゆるお祭りについて、単に地元の皆さん
方の知恵は出し切ったのではないかとこう思っておりますので、少し専門的な分野の方々に御相談
して、昔からもちはもち屋にというような言葉がございますので、そこまで来たのではないかなと
いうふうに私は思っておりますので、全体的なまちづくりも含めて、もう少し専門的な分野で、本
当の意味でのお祭りになり得る祭典にするための手法を考えていく時期だというふうに思っており
ますので、今年のお祭りに間に合うかと言われますと、厳しい点もございますが、7月の大きな事
業が終わればゆっくりその辺も考えてみたいとこう思っておりますので、よろしく御支援賜りたい
というふうに思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  継続的なことと経済効果、それらも含めましてぜひ市民はただでまず祭りを
盛り上げていただく、そこに観光費とか少しプラスになる部分はあるかもしれませんが、市民券が
28.9%の売り上げで280万円くらいしかないというところを考えると、まず1戸当たり500円くらい
もらっただけでも全然違います。そういう観点で、市民みんなが見てもらえるような祭りとして、
今のところバラはただで見せていただいています。桜はやはり、桜もただで見せていただいており
ます。菊だけが非常に肩身の狭い思いをしているのではないかと。その辺のことを考えると、市の
行事として一体として是非考えていただきたいなと。そうすれば、どこの地区の方も券がないから
ではなくて、ではせっかく市がそこまで考えているのだったら行ってみようではないかというふう
な気持ちになって、あとそこから周りの人たちへの勧誘ということで、市民みんなが宣伝をしてい
ただければ、また違ってくるのではないかということで、ぜひ考えていただきたいと思います。
  菊まつりの最後のところで、先ほど皆川健次菊まつり基金、これを菊まつりのほうへ振興基金
として毎年出していただいております。皆川健次さんもまた別枠で、私たち菊とあゆみ(前進)の
会というのをやってきました。その皆川さんの思い、やはり何とか南陽の菊まつりを盛り上げてほ
しいというふうに出していただいたお金。そしてまた私たちにあゆみの会にしていただいた思い、
その辺のことを考えますと、やはり市のほうで継続してやっていただければと思いますので、その
辺の皆川さんの思いはしっかりつないでいただきたいなと思います。
  それでは、ちょっと時間もだんだんとなくなってきましたので、フラワー長井線の協力につい
て、いろいろ先ほどの答えでは協力している部分があるということでしたが、なかなかサンタ列車
なんかで私たちも協力させていただきますと、行政のほうの動きがなかなか見えない部分もありま
す。そして、一番感じたのは赤湯駅というフラワー長井線の駅があるのですけれども、そこでのイ
ベントというか、フラワー長井線が何でそこにイベントを持ってこれないのかというふうな、ちょ
っと私は疑問に思ったのです。せっかくフラワー長井線としてのイベント、色々な行事があるのに
赤湯駅のところはない。西側にかなりのイベント広場もあるわけですが、利用されていない。やは
り、ああいうところに年1回でも2回でもそのフラワー長井線のイベントを持ってきていただけれ
ば、地元の子供たち、また地域の人たちの活性にもなるのではないかとは思いますが、その辺のと
ころはどうでしょうか。
○議長  松田企画財政課長。
○企画財政課長  フラワー長井線のほうのイベントにつきましては、支援事業ということで27万
円、経営支援のほかに出している予算がございます。それは、利用拡大協議会のほうの予算になり
まして、沿線の県も含めまして、市町から出しているものでございます。その合計が157万5,000円
があるというようなことで、そのうち110万円ほどをこういうイベントに使っております。
  平成21年度の事業につきましても、7件を実施して、その中には南陽市関係が宮内駅前商工会
というところが主催いたしまして、昨年の12月19日サンタ列車があったということで、あとの6つ
の行事、イベントにつきましても白鷹なり長井なり、そういうところの例えば親子劇場さんとか、
例えばほかの事業主体になるのですけれどももちつき列車とか、そういうところ。地区の有志が主
に活動母体となってやっているというようなところで、南陽市のほうのそこのイベント広場につき
ましても有志がいれば当然できることなのでございまして、これからそういう活動のPR方法も必
要かなと思っておりますので、大いにこの資金を利用しながらますます広げていかなければと思っ
ているところでございます。
  21年度につきましては、7件でございましたが、20年度につきましては10件ほどそういう団体
が自主的に活動をやったという実績がございます。
  以上です。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  では、ぜひ赤湯駅のほうにもイベントを持ってくるような働きかけをしてい
ただいて、地区の人たちがお祭り騒ぎと言ったらおかしいんでしょうけれども、何かやれるような、
若い人たちと協力しながらやれるようなものができればいいなと私は思いますので、よろしくお願
いしたいと思います。
  続きまして、山形アンテナショップのことですが、先ほど申しましたとおり、見せていただき
まして大変にぎわっておりまして、やはり向こうの担当の方も想像以上の来客数で、こんなに皆さ
んが立ち寄ってくださるとは思わなかった。やはり、ちょうど私たちが行ったときは啓翁桜を2階
の道路側から見えるところ一面に飾っておりました。そういうイベントをも山形県の花を飾りなが
らやりたいというようなお話も聞いてきました。そういうことを考えますと、やはりたまたま私た
ちが行ったときはイベントコーナーで山形県の若者たち県産ワイン全員集合というイベントをやっ
ておりまして、南陽市の方も来ていらっしゃって、大いにワインを宣伝しておりましたが、そうい
うイベントも利用しながらやっぱり年に何回かは市としてもぜひそういう場所に出ていって山形県
の中に南陽市ありということをぜひやっていただきたいなと思いますが、市長のお考えをお聞かせ
ください。
○議長  市長。
○市長  これまでも単にアンテナショップのみならず、さまざまな東京近郊のお祭りのなんかに
も参加をさせていただいて、それなりに市の特産品なんかのPRをしているわけであります。
  それを見ますと、一定の成果が上がっているというふうに思いますが、なお、これからも引き
続き機会をとらえて南陽市のPRに力を入れていきたいというふうに思っていますので、議員の皆
さん方におかれましても、いろいろな催しにぜひ参加をいただきながら、市のPR方に御協力を賜
りたいと、こんなふうにお願いをいたしたいというふうに思います。
○議長  板垣議員。
○板垣致江子議員  ありがとうございます。ぜひPRをどんどんしていただければと思います。
  そして、観光に関して市民の方からちょっと御要望がありまして、南陽市のチラシがあります
ね、これは観光課さんのほうからいただいてきましたけれども、こういう立派なチラシでなくて、
やはり皆さんお店の方がお菓子を送ったり果物を送ったりしたときに、南陽市をPRするチラシ、
常にこうここに欲しいんだと。そうすると、もうとにかくお客さんにそれを入れてあげたいんだ、
南陽市をPRしたいんだと。だからこんな立派なチラシだとやっぱり入れるためにいっぱい下さい
ともらいに来るのが大変申し訳ないと。そういう意味で、市民の皆さんから気軽に入れていけるチ
ラシを商店の方なり、また果樹組合の方なり、そういうところにぜひつくってほしいという御意見
がありましたので、ぜひその辺も御検討いただきたいと思います。
  すみません、ちょっと時間がなくなりましたので、最後の医療の充実ということで置賜の医療
を考える公開講座、行かせていただきまして、置賜の医療もコンビニ受診化とかいろいろ大変なと
ころがあるというところで、院長みずからいろいろなところで講座を開いたりしながら、その危機
感を皆さんに伝えているようでした。先日も沖郷公民館でお年寄りのサロンのときに講義を行いま
して、最後にやっぱり市民の方に訴えておりました。そういうところ、やはり各市町村がそういう
ことをきちんと市民に伝えなければならないということで動き始めているようですので、ぜひ市長
も機会がありましたら、川西の町長さんもちょっとお話を伺う機会、何人かであったときに、最後
にここのところも力を入れていきますので、皆さんどうぞよろしくという一言をおかけになりまし
た。そういう細かいところの市民への周知はすごく大事ではないかなと思いますので、私たちも頑
張りますので、ぜひ市長もよろしくお願いいたします。
○議長  答弁はよろしいですね。
○板垣致江子議員  はい。
  では、終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長  以上で7番板垣致江子議員の一般質問は終了いたしました。大変御苦労さまでございま
した。
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