平成22年3月定例会
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午後 1時00分  再開
○議長  再開いたします。
  午前中に引き続きまして、一般質問を始めさせていただきます。
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白鳥 雅巳 議員 質問
○議長  次に、1番白鳥雅巳議員。
〔1番 白鳥雅巳議員 登壇〕
○白鳥雅巳議員  1番白鳥雅巳です。
  さきの通告に従いまして、2項目について質問をさせていただきます。
  1項目として、本市では昨年8月1日より、女性特有のがんである子宮がん、子宮頸がんの検
診無料クーポン券が受診対象者に配付され、それにより受診された方も結構おられたと聞いており
ます。少なからず検診率アップの要因にもなったことではないかと思っておりますが、この有効な
無料検診も残念ながら、本年1月末で終了となりました。
  しかし、日本でのがん発症数では、子宮がんは年間約4,000人以上の方が亡くなっており、ま
た、子宮頸がんにおいては、年間約1万5,000人が発症し、約3,500人が亡くなると推計されており
ます。
  前回も質問をさせていただきましたが、がん対策基本法での基本推進計画で11年度末まで検診
受診率50%以上を目標としております。また、22年度予算案では、このがん検診の国負担分を半分
に減らし、残りの半分を地方負担分として地方交付税で措置することになるようです。
  本市としては、女性特有のがん対策について、今後も女性、またお母さんあっての子育て支援
宣言都市として、安心・安全の観点から、女性の不安を取り除いていくのも行政のあり方ではない
かと思います。
  また、この市挙げての受診率向上を目指して努力していることに水を差す結果になるのではな
いかと思います。
  そこで、3点ほど伺います。
  1点目として、乳がん、子宮頸がん無料クーポン券の配付が本市では1月末で終了となりまし
たが、乳がん、子宮頸がんの検診状況、また検診率はどうだったのか、お伺いをいたします。
  2点目として、今後もこの女性特有のがんに対する意識向上と検診率向上に努め、継続してい
くべきと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。
  3点目として、女性のがんの中でも唯一予防できるのは子宮頸がんでございます。日本でも昨
年12月にやっと子宮頸がんワクチンが承認されました。海外100カ国以上で既に承認され、大きな
効果を上げております。
  本市でもこのワクチンが承認されたことを市報などでお知らせし、検診率アップを図るべきと
思いますが、市長の見解をお伺いいたします。
  2項目として、文部科学省は平成20年度から全国の小学校5年生、特別支援学校も含む、を対
象に、全国体力・運動能力・運動習慣等調査を実施しております。この調査は、都道府県別、地域
の規模別体力状況、児童の運動習慣、生活習慣、食習慣の状況等を把握するために行われるもので
すが、昨年12月、平成21年度全国体力・運動能力・運動習慣等調査の結果が取りまとめられ、公表
されたことから一部紹介をいたします。
  昭和60年度と比較可能な種目についてみると、小学校5学年では、反復横跳び以外の種目では
男女とも50%以上の児童が昭和60年度の平均値を下回った結果が出ました。小学校では、運動をほ
とんどしない児童が多く、運動しない児童と運動時間が多い児童のほうが、体力合計点が高い傾向
の明確な二極化が見られた。
  当然といえば当然の結果ですが、今の子供たちの体力の低下傾向は深刻です。大げさな言い方
かもしれませんが、体力は人間のあらゆる運動の源であり、健康な生活を営む上からも、物事に取
り組む意欲や気力など精神面の充実にも深くかかわる問題と言えるのではないかと思います。
  子供の体力低下は、将来的に生活習慣病の増加やストレスに対する抵抗力の低下などを引き起
こすことも懸念される不安があります。
  そのような結果を踏まえて、文部科学省でも、「校庭芝生化で子供たちがけがを怖がらずに体
を動かすことが促され、芝生化には多くの効果があり、その整備を図っている」と、ホームページ
にも載っております。
  本市においては、現在、校舎の耐震化工事や中学校統合による校舎改築、武道館の増築などが
実施され、また、予定され、教育施設の充実が図られることで、児童生徒にとって新たな気持ちで
勉学に励める教育環境の整備が行われております。
  耐震化、改築整備事業が進む中、校庭やグラウンドや園庭などの整備について、本市では小学
校のグラウンドや幼稚園の園庭など、芝生化計画はされておりませんが、芝生化を推進し、実施し
た小学校や幼稚園などでは、子供たちが思い切りグラウンドや園庭で遊ぶ時間が増え、園児がはだ
しで芝生を走り回るなど、健康的また精神的にも大きな効果があることが多くの教育現場から報告
されております。
  ここで芝生化の提案は、テレビ放送で紹介されごらんになった方もおられるかと思いますが、
今、全国的に話題となっている鳥取方式と言われるポット苗での植えつけで、40センチから50セン
チ間隔で1株ごと植えていく方法で、1平米当たり4株程度でございます。
  この芝生化の普及拡大を図ったのが、鳥取市在住のニュージーランド人で、6年前に立ち上げ
たNPO法人グリーンスポーツ鳥取代表のニール・スミスという方で、鳥取県が管理していた2万
平方メートルの牧草地を借り受け、地域住民と芝生専門の大学教授の力をかりながら、安価で維持
管理が容易な芝生化のスタイルを確立したもので、生育が早くダメージに強いティフトンという芝
で、サッカーやラグビー場などで用いられている芝、ポットで育てられるというものであります。
  植えつけから半年程度で緑化する結果が出ていて、2003年に鳥取県でスタートしたこの苗植方
式は大反響を呼び、全国165カ所に拡大し、現在も施行する自治体も増えているとのことでありま
す。そういった芝であるとの観点から2点ほどお伺いいたします。
  1点目として、グラウンドや幼稚園の園庭を芝生化にすることで、子供の情操教育面や転倒で
のけが防止に効果があることは、実施している現場で実証されております。それを理解する上で、
本市の教育現場における環境整備の一環として実施できないものか、また、試験的に施行する小学
校や幼稚園などを決めて実施する考えはないかお伺いをいたします。
  2点目として、芝生化は、本市の子育て支援都市宣言の一環として、7項目すべてに関連する
要素の一つでもあると思いますが、市長の見解をお伺いいたします。
  以上について、壇上から質問を終わります。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  1番白鳥議員の御質問にお答え申し上げます。
  なお、教育現場における環境整備については教育長より答弁をいたさせますので、御了承願い
ます。
  初めに、女性特有のがん検診についての1点目、乳がん・子宮頸がんの検診状況、検診率につ
いてでございますが、無料クーポン利用による受診状況は、平成22年1月末現在で、乳がん検診で
は対象者1,155人に対し、受診者は457人で、受診率は39.6%、子宮頸がん検診では対象者899人に
対し、受診者は185人で、受診率は20.6%となっております。
  無料クーポン利用者以外の方を含めた両検診の受診率は、乳がん検診が15.7%、子宮頸がん検
診が22.5%で、昨年度に比べ、それぞれ8%増加しており、無料クーポン利用による事業効果があ
ったものととらえているところでございますが、全体的には低い受診率となっており、事業の継続
及びさらなる啓発が必要であると考えております。
  2点目の、今後の女性特有のがん検診事業についてでございますが、国においては平成22年度、
当初予算に組み込まれておりますが、本市でもその重要性を考慮し、国の方針に沿って、受診率向
上を目指してまいりたいと考えております。
  3点目の、子宮頸がん予防ワクチンについてでございますが、ワクチン接種により子宮頸がん
の発症を予防することが可能となります。諸外国では、既に普及推進されてきておりますが、一定
時期に3回の接種が必要なことや接種費用が5万円程度かかるなどの課題もございます。
  また、すべての発がん性ウイスルの感染を防ぐことができるものではなく、ワクチン接種後も
定期的に子宮がん検診を受けることが大切となっております。
  今後、健康教室などを通して、子宮がん検診の必要性を含め、ワクチン接種についての情報提
供及び周知を図ってまいりたいと考えております。
  以上、私からの答弁とさせていただきます。
○議長  三ヶ山教育長。
○教育長  それでは、私のほうから1番白鳥雅巳議員の御質問にお答え申し上げます。
  教育現場の環境整備についてでございますが、近年、新聞、雑誌、テレビなどで、小学校や保
育園等の校庭や園庭の芝生化が取り上げられておりますが、芝生広場はゆっくりくつろぎながら、
心ゆくまで遊びやスポーツを楽しむには絶好の場所であると考えられます。
  その効用として、騒音の防止、気温の調節、光の反射の減少、強風等による砂じん飛散防止、
降雨によるぬかるみ防止や土砂流出防止などが考えられます。
  また、芝生化された校庭は、芝のやわらかなクッション性によって、児童のけがの軽減を図り、
遊び場としてだけでなくて、地域住民との交流の場、心のふれあいの場として活用することが可能
となります。
  また、芝生の育成を環境教育の一つとして、生活科や理科、総合的な学習の時間等の関連を生
かしながら、教材として活用したり、芝生の維持管理を活動の場として計画することにより、子供
が環境に関心を持ち、慈しみの心、社会性、公共心等を養うことができるなど利点は数多く考えら
れます。
  一方、校庭・園庭芝生化には、多額の土壌改良、排水設備、散水設備等工事費が必要であり、
芝生育生期間における使用の制限、芝刈り、あるいは冬期間の芝の維持管理方法等の問題も多くあ
り、特に、雪国における実績もほとんどないことから、十分な検討が必要と考えられます。
  今後、小学校の校庭や幼稚園、保育園の園庭の芝生化に向けたメリット、デメリットをさらに
検証し、子育て宣言都市にふさわしい教育環境設備を推進してまいりたいと考えておりますので、
御理解を賜りたいと存じます。
  以上でございます。
○議長  再質問に入ります。
  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  御答弁ありがとうございました。
  まず、女性のがんの無料健診につきまして、再度お伺いをいたします。
  南陽市としましては、昨年度から比べまして受診率が多少上がっておるといった状況ではござ
いますが、先ほど市長もおっしゃいましたが、やはり受診率アップのやっぱり周知といいますか、
そのがんの恐ろしさというものをやっぱり伝えていかなければ、受診率は上がらないと思っており
ます。
  保健課長にお伺いをいたしますが、年齢ごとの集計といいますか、各自治体ごと意識によって
差が出ていると思いますけれども、そういった中で、今後の対策などの参考としてお聞きをします
が、本市における乳がん、子宮頸がんの年齢別での受診者の実績とか、その比較は現在わかります
でしょうか。
○議長  伊藤保健課長。
○保健課長  お答え申し上げます。
  この女性特有のがんについては、初年度の今年からの始まりというようなことで、まだは二十
からの年齢、5歳刻みの年齢になっているわけなんですが、これからそういったものは集計ができ
るものと思っております。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  わかりました。
  また、これからだんだんやっぱり市としても、こういった継続してやっていっていただきたい。
そういった中で、やっぱり女性が本当に住みやすいまちと思えるような施策をやっていただきたい
なと思います。
  また、受診者数、また受診率の低迷の原因として、どういった理由があるのかと。私は、余り
がんの怖さを知らない、すなわち子宮頸がんって何だべさというような、そう思っている方が結構
多いのではないかと思っております。やはり、周知をすると。この子宮頸がんというのはワクチン
で治るんだ。また、本当に表面的にはわからないんですが、これは怖いものですよということを、
やっぱり教えていかなければならないと思うんですね。
  また、金銭的にはワクチンについては3回、ワクチンの接種をやって5万円程度のお金がかか
る。そういった金銭的な不安も確かにありますけれども、また、先日、若いお母さんたちとの会合
がちょっとありまして、お話を聞く機会がございました。その中で、一つ、産婦人科が少ないと。
そういった中で、やっぱり若い人が産婦人科でないとそういったことも診れないわけで、なかなか
行けないんじゃないかと。やっぱり、置賜にはそういった病院が少ないので、そういった配慮も必
要かな。それもやっぱり、受診率の低下につながっているという原因なのではないかなということ
を、私も言われて初めて気づいたわけですけれども、そういった面の影響というのは確かに出てい
ますでしょうかね。保健課長、どうでしょうか。
○議長  伊藤保健課長。
○保健課長  お答え申し上げます。
  議員おっしゃるように、今、置賜においての産婦人科の不足が問題視されております。特に、
病院関係でいきますと、置賜病院と米沢市立とこの2カ所しか、今はできないと、公立の関係の病
院では。
  そのような形で、周産期医療の部分については、大きな置賜全体の課題というようなことで、
今年度もその対応策の、国の補助事業の25億円というような事業を県が中心になって取り組む予定
になってございますが、そういった影響は少なからずあるのではなかろうかと、私も考えてござい
ます。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  やはりそういった原因もあって、やっぱり若い人は特に恥ずかしいとか、そう
いったことが多少あるのかもしれません。男の私では、ちょっとわかりませんけれども、確かにそ
ういった原因はあるかと思います。
  そんな中で、やっぱり唯一予防ができる子宮頸がんでありますので、そういったことで大々的
にお示しをしてお知らせをすると。そういったことで、ぜひそういった努力をやっていただきたい
なと思っております。
  世界じゅう、どこの国でもやっぱり女性が生き生きとして元気で明るいことは、家庭はもちろ
んまちも活気が出るものと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
  次に、芝生化の件でございますけれども、先ほどいろいろ検討をしていく必要があるというお
答えでございましたけれども、教育上の効果としては、やっぱり芝生の弾力性がスポーツ活動に安
全性と多様性をもたらすこと。また、環境保全上の効果として、強風のときにおける砂じんの飛散
を防止する。夏場における照り返しや気温の上昇、ヒートアイランド抑制になること。また、地域
のスポーツ活動の活性化、活発化という点では、幼児から高齢者までのスポーツを安全、快活に実
施できるなどの効果があります。
  こういった効果については、健康なまちづくりに、先ほどいろいろな問題がございますけれど
も一役買うこととは思いますが、そういった観点から、芝生化について前向きな検討というか、そ
ういったことはございませんか。
  教育長。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  ただいまいろいろ白鳥議員のほうから芝生化のメリットについても十分御説明
いただいておりますし、我々もさまざまな場面でこういった芝生化についての話題、あるいは児童
・生徒の体力の問題、そういった多角的な角度から考えまして、特に、就学前のお子さん、それか
ら、小学校の低学年の子供たちにとって、こういった環境整備するのは非常に大事なことであると
いうようなことは認識しております。
  しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、コスト面の問題、あるいはこの冬期間の維持管
理、聞くところによりますと、冬期間は雪から芝を守るために全面的にビニールシートを敷く必要
があるというようなことも聞いておりまして、そういった課題が解決できるかどうかということを
さらに慎重に考えてまいりたいというふうに思っております。
  現状といたしましては、実際に、中央花公園芝生化になっておりますので、そういった場所で、
子供たちの運動活動、来年度からスクールバスも導入されますから、そういったスクールバスなど
も活用しながら、そういった環境に触れさせると。そこで、子供たちの声も聞きながら考えていき
たいというふうに検討しているところでございます。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  芝生の高コストがかかるということでお話がありますが、今回御提案をさせて
いただいているティフトン芝でございますが、従来のロール状になった芝ですと、やっぱり結構高
いコストがかかるというようなことで結果が出ております。一般的なロール芝を敷き詰めると、平
米当たり1,000円から4,000円ぐらいかかるということであります。
  ただ、このポット苗を使うと、平米80円ぐらいで済む。また、除草剤や農薬を一切使用しない
ため、環境や利用者にも優しいということで、県内でも試験的に実施している自治体がございます。
  芝生化のモデルケースとして、昨年6月に米沢市の塩井小学校と松川小学校、この2校におき
まして、授業にじゃまにならない場所を選定しまして、この苗を植えつけて約2カ月半経過したと
ころ、ほぼ一面緑に覆われたという結果が出ております。
  現在、雪の下になっていますが、ちょっと確認はできませんけれども、今後の経過を見て対応
するということでございました。
  また、本市においても、やはり、そういった苗を実際使用しまして実施する学校、また、幼稚
園を決めまして、試験的にそういったモデル化として実施するように取り組んでいっていただけれ
ばいいかなと思いますが、その点いかがでしょうか。
○議長  長濱学校教育課長。
○学校教育課長  今も近隣の市町でそういった具体的な対応をしてらっしゃるというようなお話
をいただきました。
  これも繰り返しになるんですけれども、やはり、芝苗そのものの経費が非常にローコストであ
るというようなお話があったわけですけれども、やはり維持管理という部分がかなり問題になるの
かなというふうにはとらえております。
  例えば、芝刈りをするにしても人件費が必要であるというようなこと。あるいは、水道代等も
ばかにならないというようなお話も聞いておりまして、そういったさまざまな問題、例えば、ボラ
ンティアの方がそういった芝刈りをしていただけるとか、そういうお話があれば、例えば、学校に
限らずさまざまな広場などでも、そういった芝生の効用が十分に発揮できるような環境も整備でき
ると思いますので、そういったところも含めて、いろいろな角度から検討させていただきたいとい
うことで、御理解いただければなというふうに思います。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  一応、検討もよろしいんですが、やはり、一部の自治体で、幼稚園なんかであ
りますと、年に1回とか遊具のペンキ塗りだということで、御父兄が率先してやりますよね。子供
のためならというようなこともございまして、それとあと地域が一体となって、そういったポット
植えから管理からやっているという自治体もございます。
  そういった中で、やはり、少しでもそういった経費がかかるんであれば、そういった地域性、
またそういった御父兄、またそういったボランティア関係を募ってしていただければ、一つのモデ
ルケースとしてやっていただければいいのかなと思うんですが、そんな中で、何でもやっぱり経費
がかかる、管理が大変だというんではなくて、やはりそういった御父兄、またそういった地域ボラ
ンティアをお願いしながらやっていくのも一つの方法ではなかろうかと、私は思っております。
  また、そういった、実際、鳥取でやられているわけですから、その鳥取に職員をちょっと、一
回視察研究とか行っていただいて、実際やっている場所を見ていただいて、管理面も含めて研修し
ていける機会を持てればなと思っておりますが、市長のお考えはいかがでしょうか。
○議長  市長。
○市長  大変いい考えだなと思って聞いておりました。
  昨年から花公園で実験を今しています。ある団体から資金も提供していただいて、ちょうど体
育館の入り口の西側の斜面、これ実験していただいて管理をしてもらってやっておるわけでありま
して、できれば、あの斎場の南側というか、あの辺一体を全部、自然の芝生にしたいと、実は思っ
ております。
  さらに、運動広場といいますかサッカー場ですね。サッカー場もゴールの周辺が育たないとい
うことで今苦労しています。特に、今、南陽市で取り扱っている芝は、どうも水に弱いというか、
根腐れを起こすというようなことで、やはりいろんなイベントをするときに人工のほうがいいのか
なあというような思いもしていますし、なかなか天然芝ですと、毎日使うところにはどうも向かな
いというようなこともあるので、どちらかといえば公園的なところにやってみたいと、そう思って
おります。
  今年じゅうに実験をして、宮内中学校の外構工事といいますかね、テニスコート周辺、できる
だけ緑の多い学校にしたいと、こう思っていますので、そこにはぜひやりたいと、こう思っていま
すので、ぜひ実験させていただきたいと、こう思っておりますので、御指導よろしくお願いします。
○議長  白鳥議員。
○白鳥雅巳議員  御答弁ありがとうございます。
  また、芝は弱いと。サッカー場でもそうですけれども、この御紹介をして提案をしている芝は、
使われているところがサッカー場とか、ラグビー場といった激しい運動をするところなんですね。
それに、この芝というのは本当に耐久性があって、本当、野芝なんかと違って強いらしい。実際、
私もまだ見てませんけれども、そういった、インターネット上で見ますとそういった結果が出てる。
  そういった芝を、やっぱり、土壌改良云々というようなお話もありますけれども、そこまで手
がかからないような芝でございまして、ぜひそれをやっぱりちょっと見ていただくと。現地に行っ
てちょっと確認をしていただきたいなというのは思っております。
  やはり、これから、やっぱり緑というのは花公園にしても、中学校、そうやってあいていると
ころ、やっぱり芝生化されていれば本当にきれいで、心休まるのかなと思っております。
  やっぱり、色の基調意識の中で、色の感情効果と色のイメージの作用として、一例を挙げると、
赤などやっぱり情熱的だとか、危険だ、活気がある、興奮色だということであります。緑について
は、安心、健康、調和、若さ、平和などの感情的な、心理的またイメージがあるということでござ
います。
  芝生化は、やっぱり本市の子育て支援都市宣言の一環として、やはり子育て支援の7項目あり
ますが、そのいずれに対しても当てはまるものではないかなと思っておりますので、どうかひとつ
緑はぐくむ、心と体をはぐくむ、そういった快適なふるさとであって、そういった安心できる、気
持ちにゆとりができるまちであってほしいなと思っております。
  また、幼稚園児や小学生が緑の芝生の中ではだしで走り回っている姿、そういったものをやっ
ぱり見ていますと、本当に何か明るい将来が見えるのかなという気がいたしますので、ぜひ御検討
をしていただきながらやっていただきたいと思っております。
  こんなのもちょっとぜひしていただきたいなと、結構、時間余りましたけれども、以上、終わ
らせていただきます。
  ありがとうございました。
○議長  以上で、1番白鳥雅巳議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでございます。
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