平成22年6月17日(木)午前10時00分開会
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松木 新一 委員長 片平 志朗 副委員長
出欠席委員氏名
◎出席議員(18名)
1番 白鳥 雅巳 委員 2番 片平 志朗 委員
3番 吉田 美枝 委員 4番 梅川 信治 委員
5番 川合 猛 委員 6番 髙橋 弘 委員
7番 板垣 致江子 委員 8番 髙橋 篤 委員
9番 田中 貞一 委員 10番 遠藤 栄吉 委員
11番 松木 新一 委員 12番 漆山 鏗一 委員
13番 桑原 仁 委員 14番 小野 健一郎 委員
15番 佐藤 明 委員 17番 殿岡 和郎 委員
18番 小林 啓市 委員 19番 渡部 敬 委員
◎欠席議員(0名)
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説明のため出席した者の職氏名
塩田 秀雄 市長 柴田 誠 副市長
樋口 一志 総務課長 松田 直二 企画財政課長
(併)選挙管理
委員会事務局長
伊藤 賢一 税務課長 鈴木 隆一 市民課長
大沼 豊広 福祉課長 鈴木 聰 保健課長
大坂 剛司 農林課長 齋藤 洋一郎 商工観光課長
土屋 喜重 建設課長 新野 甚吉 上下水道課長
濱田 俊明 会計管理者 大澤 俊逸 消防長
門間 利行 消防課長 堀 啓治 消防署長
三ケ山 岩男 教育長 猪野 忠 教育次長
伊藤 圭一 管理課長 長濱 洋美 学校教育課長
髙橋 秀雄 学校整備課長 山田 俊彦 社会教育課長
尾形 真人 スポーツ文化課長 青木 勲 代表監査委員
板垣 俊一 監査委員 中條 晴雄 農業委員会
事務局長 事務局長
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事務局職員出席者
斉藤 彰助 事務局長 板垣 幸広 議事係長
安部 真由美 庶務係長 長沢 俊博 書記
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本日の会議に付した事件
議第38号 平成22年度南陽市一般会計補正予算
(第1号)
議第39号 平成22年度南陽市国民健康保険特別
会計補正予算(第1号)
議第40号 平成22年度南陽市介護保険特別会計
補正予算(第1号)
議第41号 平成22年度南陽市後期高齢者医療特
別会計補正予算(第1号)
議第42号 平成22年度南陽市水道事業会計補正
予算(第1号)
議第43号 平成22年度南陽市下水道事業会計補
正予算(第1号)
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開会
○事務局長 おはようございます。
着席願います。
初めての予算特別委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第
2項の規定により、年長の委員が臨時委員長の職務を行うこととなっております。出席委員中、渡
部 敬委員が最年長委員でありますので、渡部委員に臨時の委員長をよろしくお願いいたします。
○臨時委員長 おはようございます。
年長委員をもちまして、私が臨時委員長の職務を行いますので、よろしくお願いを申し上げま
す。
ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
ただいま出席をされている委員は18名で、全員であります。
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委員長の互選
○臨時委員長 これより、予算特別委員会委員長の選挙を行います。
お諮りをいたします。委員長の選挙は、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御
異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長 御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
指名推選は、私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長 御異議なしと認めます。
それでは、私から予算特別委員会の委員長を指名させていただきます。
予算特別委員会委員長に松木新一委員を指名いたします。ただいまの指名に対して、御異議ご
ざいませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長 御異議なしと認めます。よって、松木新一委員が予算特別委員会委員長に当選をさ
れました。
ただいま委員長に当選されました松木新一委員長から、登壇の上、就任のごあいさつをお願い
いたします。
松木新一委員長。
〔予算特別委員長 松木新一委員 登壇〕
○予算特別委員長 ただいま、予算特別委員会委員長に御推薦をいただきましてまことにありがと
うございました。
安全で安心なうるおいのあるまち、夢はぐくむ故郷(まち)南陽構築のために、委員皆様の活
発な議論にて、十二分に審査をしていただきまして、市民の負託にこたえられますよう、委員各位、
市御当局の方々の御協力をお願い申し上げまして、一言、就任のあいさつにかえさせていただきま
す。
ありがとうございました。
○臨時委員長 御協力まことにありがとうございました。
ここで委員長と交代をさせていただきます。ありがとうございます。
○委員長 ただいまから、委員長の職務を行いますのでよろしくお願い申し上げます。
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副委員長の互選
○委員長 それでは、予算特別委員会副委員長の選挙についてを議題といたします。
お諮りいたします。副委員長の選挙は、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御
異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
指名推選は、私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。
それでは、私から予算特別委員会の副委員長を指名させていただきます。
予算特別委員会副委員長に片平志朗委員を指名いたします。ただいまの指名に対して、御異議
ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。よって、片平志朗委員が予算特別委員会副委員長に当選されま
した。
ただいま副委員長に当選されました片平志朗副委員長から、自席で就任のごあいさつをお願い
いたします。
片平志朗副委員長。
○予算特別副委員長 ただいま予算特別委員会の副委員長の任を拝命しました片平志朗です。
本委員会は、本市の貴重な財政全般にわたる提案を審議する委員会でもありますので、今まで
以上に気を引き締めて、委員長をしっかり補佐していきたいと思いますので、皆様の御指導、御鞭
撻、よろしくお願い申し上げます。
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議第38号 平成22年度南陽市一般会計補
正予算(第1号)
○委員長 それでは、これより予算の審査に入ります。
本委員会に付託されました案件は、平成22年度補正予算案6件であります。
初めに、議第38号 平成22年度南陽市一般会計補正予算(第1号)について審査を行います。
当局の説明を求めます。松田直二企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長 〔平成22年6月定例会 予算
に関する説明書により 議
第38号について説明〕省略
別冊参照。
○委員長 この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いい
たします。
これより質疑に入ります。
補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
最初に、歳入全般について、14ページから23ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 次に、歳出に入ります。
第1款議会費から第7款商工費までの24ページから41ページまでについて質疑ございませんか。
9番田中委員。
○田中貞一委員 農林課にお尋ねをいたしますけれども、6月5日、降ひょうがございまして、
梨郷地区から沖郷地区のほうに、ベルト状に降ひょうがあったということでございます。それで集
計も終わっているわけですけれども、その被害の総額、それから、それらに対する行政としての対
応というものを教えていただきたいと思います。
○委員長 大坂農林課長。
○農林課長 お答えをいたします。
6月5日の降ひょうにつきましては、先ほど委員おっしゃるとおり広範囲にわたりました。そ
れで、面積的には約16ヘクタールほどの被害を確認しているところでございます。双方にございま
すサクランボ、リンゴ、西洋ナシ等でございますけれども、額につきましてはおよそ5,000万程度
の被害、これは生産が出荷時点での金額で換算したものでございますけれども、その程度の被害に
あるだろうということで推定しているところでございます。
なお、その後の行政としての対応でございますけれども、すぐに置賜総合支庁の農業技術普及
課さん、また、農協さんと農林課のほうで現地を確認し、その後の農作物等の技術対策等のほうの
資料等を各農家さんのほうに配布して、消毒等の徹底等をお願いしたところでございます。
以上です。
○委員長 9番田中委員。
○田中貞一委員 そこで、普及課などの指導を仰ぎながら薬剤の防除などの徹底を指導したとい
うことでございますけれども、行政の対応として、その薬剤に対する一部の助成とか、そういった
ものは行うつもりはないということですか。
○委員長 農林課長。
○農林課長 過去の降ひょう被害の際、県等から薬剤の補助がありまして、市も追加して対応し
たという経過がございました。今回の降ひょうにつきましても、県のほうにちょっと問い合わせ等
をやっておりましたけれども、県全体から見まして、ちょっと規模的に降ひょうの被害が少ないと
いう格好で、そこまでの対応は予定していないというふうな、これは口頭での回答でございますけ
れどもいただいているところでございます。
○委員長 9番田中委員。
○田中貞一委員 そこで、今回の降ひょうは、南陽市内16ヘクタール、これから米沢、川西など
も降っているわけですね。それで、面積が少ない、被害金額が少ないというだけでは、やはり過去
に、県も含めて市の行政もそういった手だてをされた経過があるわけですので、やはり県のほうに
対しても、規模や被害金額よりも、こういったその被害を受けた農家というのは、非常につめ跡が
大きく自分の経営に出るわけですね。
そんなことで、幾らかでもその薬剤の補助ぐらいの政策を、対応をとってもらいたいというよ
うなことを強く要求するべきだと思うのですけれども、課長の考えはどうですか。
○委員長 大坂農林課長。
○農林課長 委員おっしゃるとおり、被害を受けられた農家にとっては大変な事態でございます。
私どもも今後、県のほうにも要望してまいりたいと思っているところでございます。
○委員長 9番田中委員。
○田中貞一委員 ひとつ、そういったことで、過去の例にも倣って、そういった対応をしてもら
いたいということを強く要望してもらいたい。要望だけさせてもらいます。
以上です。
○委員長 ほかにございませんか。
15番佐藤委員。
○佐藤 明委員 3点ほどお尋ねしたいのですが、第1点目は24ページの第4款の衛生費であり
ますが、先だっての3月の一般質問、あるいはその他の委員会等でもいろいろと質問を出されたわ
けですけれども、子宮頸がんの問題であります。
それで、今、南陽市ではどのようにとらえて、今後の計画などありましたら御答弁いただきた
いというふうに思います。
それから2点目でありますが、第6款の農林水産業費でありますが、今、田中委員からも降ひ
ょう被害等のお話あったわけですけれども、今、宮崎県で各地の伝染病の口蹄疫がざっと広がって
きていると。新たに都城市とかその他の自治体にも広がっていると、こういう状況あるわけですが、
南陽市の対策としてどのように対策を講じられるのかお伺いをしたいと思います。
それから、第3点目の質問でありますが、第7款の商工の問題でありますが、菊まつりの問題
であります。
このたびの補正予算では600万円ほど計上されておるわけでありますが、今年は98回目ですか、
迎えるというふうなお話でありますが、けさの山形新聞ですか、かかっておったわけでありますが、
どのようにされるのか。
まず最初に、この3点だけお聞きをしたいと思います。
○委員長 鈴木保健課長。
○保健課長 子宮頸がんのどのように考えるかということにつきまして御答弁させていただきま
す。
子宮頸がんにつきましては女性特有の病気の1つでございまして、県内では大蔵村と村山市さ
んが今年度から実施したいということで新聞で出ておりますが、それぞれ3回ほどせざるを得ませ
んで、その経費が1人当たり5万円と極めて高価であるということで、県内では2市町村がようや
くというような状況でございます。
県単位のほうで助成しておりますのが山梨県と東京都ということで、ようやくそういうことで、
県全体の中で考えましょうということの気運が高まっているような状況でございまして、金額が多
過ぎるという部分と、当南陽市におきましては、そのほかにもまだヒブワクチン等々の任意予防接
種等々がまだ控えてございまして、今般もなかなか財政状況の問題もございまして、国・県等の助
成をいただいた上で、市でさらに上積みするというような形でなければなかなか対応できないもの
ということで、今後、地元医師会等々とも話し合いを持ちたいということで考えているところでご
ざいます。
以上でございます。
○委員長 大坂農林課長。
○農林課長 2点目の口蹄疫についてお答えを申し上げます。
宮崎県は非常に大変な状況になっていることは新聞、テレビ等でも毎日報道されているとおり
でございます。
南陽市につきましては、5月24日付におきまして、市長名にて、家畜等を飼っている方にチラ
シ等の配布をいたしまして、まず防疫関係ですね、を提出させていただきました。
その次でございますけれども、5月31日には県のほうの口蹄疫対策本部の対応マニュアルが提
示されました。これは県内等にもし発生した場合に、対策本部を設置するその後の対策等載ってお
りますけれども、その後、6月14日には県の総合支庁の現地対策支部のマニュアル等も発表されま
した。
これらを受けて南陽市では、南陽市の対応のマニュアルを今後危機管理室等も一緒になりなが
ら対策マニュアルをつくっていきたいと思っているところでございます。
なお、市のほうでも6月1日、口蹄疫に関する庁内の関係課長会議を開きまして、その後、6
月9日でございますけれども、各地区地内の畜産農家に対しまして消石灰を、飼養頭数に応じて2
袋から10袋等を配布して啓蒙したところでございます。
今後の対策といたしましては、畜舎等の消毒の徹底を農家等にお願いをしておりますし、人と
家畜の接触するイベントにはなるべく開かないでいただきたい。また、参加しないでいただきたい
ということが1つでございます。
あと、これは皆さんに関係する部分かと思いますけれども、関係者以外、農場のほうなんかに
は余り近づかないでいただきたいということでございます。また、発生地域への旅行とか視察等は
御遠慮いただきたいと。また、発生地域からの人の受け入れ、これはあくまでも人が感染源の運搬
の原因になるということもありますので、そのような考えを呼びかけているところでございます。
以上でございます。
○委員長 齋藤商工観光課長。
○商工観光課長 今年度の第98回を迎えます南陽の菊まつりの本年度の実施状況でございますが、
正式には来週25日に本年度の第1回の実行委員会の開催を予定しております。ただし、準備の期間
等がありますことから、昨年2月の実行委員会の総会、あるいは3月の実行委員の代表者によりま
す幹事会等によりまして、今年度の基本的な開催については従来どおり双松公園を会場に設定いた
しまして、期間については10月9日から11月14日までの37日間、例年に比べますと、後半部分に6
日間ほど多めに開催の期間を設定をしているところであります。
また、料金につきましては、前売り券について500円というふうにしたいというふうなことで
おります。昨年までですと、一般の当日券の前売り券については700円で、市民の皆さんに御協力
をいただく前売り券については、市民券のペア券というふうなことで、1,000円という価格で販売
をさせていただきましたが、本年度については500円という前売り券の設定をしたい。その他料金
については、現在のところ、そのまま据え置く形で考えております。
なお、菊人形展のテーマについては戦国武将、あるいは、そういった場面を設定をして、菊花
展との、菊人形の場面の融合なども考慮しながら、魅力あるような菊まつりの会場を設定したいと
いうふうなことで、現在検討を進めておりますが、先ほど申し上げましたとおり、来週、正式には
実行委員会を開催をいたしまして、本年度の開催要綱について定めたいというふうに思っておりま
すので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長 15番佐藤委員。
○佐藤 明委員 大変、各課長さんには丁寧な答弁をいただきましてありがとうございます。非
常にわかりやすくてよかったなというふうに思います。
それで、最初に子宮頸がんの問題でありますが、これ、議会でもさっき言ったにように、再三
再四各議員から質問され、提案もされたわけですけれども、これは国や県のことだけでなくて、実
際我々の南陽市でどうするかというふうな問題だと思いますが、1人5万円もかかると、こういう
お話であります。しかし、子育て支援と。しかも南陽市では子育て支援の宣言までしていると、こ
ういうふうになっているわけですけれども、こういうふうな子育て支援するならば、こういった子
宮頸がんに対しても、それなりの支援策を講じるのが対策とこう言えるのではないのかなと、この
ように思うわけであります。
それで、さっき課長がおっしゃったように、今年4月から大蔵村と、それからこれ、課長、さ
っき村山の話しされたわけですけれども、村山は2011年度からでないですか。そうでしょう。今年
からでなくて来年度からと。その他の自治体もいろいろ検討しているお話をしているというふうな
お聞きをしております。
また、全国的にも、山梨県を初め県段階でも、あるいは自治体の末端でも、そういう方向で今
準備を進んでいると、こういうお話し聞いているわけですが、それにしても、この厚労省では2月
の初めに、各都道府県に対して市町村のがん検診の業務の対策を初め、こういう指導をしているわ
けですね。
ですから、自治体としても、やはりしっかり対応をするというのが、私は必要なのではないか
とこのように思うわけでありますが、市長どうでしょう。南陽市としても、その辺の考え方につい
て見解を賜りたいというふうに思います。
○委員長 市長。
○佐藤 明委員 ちょっと待ってください。
それから2つ目の口蹄疫の問題でありますが、大坂農林課長からは事細かく、対応策について
お話をお聞きしたわけですけれども、やはりこれは、ただ単に宮崎の問題でなくてやはり全国的な
課題と思うんですよね。
今非常に問題なのは、その当事者だけではなくて、観光の問題とかいろいろな諸問題が出てき
ていると、このように地元で言われているわけですけれども、こういったことまで風評被害が広が
って、非常に観光客も激減していると。地元の商店街も非常に困っていると、こういうお話し聞い
ているんですが、ぜひしっかりした対応を今からとっていただきたいと、このように思うわけであ
ります。
3点目は菊まつりの問題でありますが、今年の方針等も含めて、この25日に第1回目の実行委
員会を開いて、るるいろいろ検討をしろとこういう課長のお話しであったわけですが、まだこれか
らでしょうが、しっかりひとつ対応していただきたいとこのように思います。
○委員長 市長。
○市長 ただいま佐藤委員からありました、女性特有の子宮頸がんの関係でありますが、今お話
しされたように、国・県の対応も明確でございませんが、市としても何らかの対応は必要だと思い
ますが、今の段階でどの程度の状況になっているのか、実態をもう少し把握をし、さらにほかのさ
まざまな病気、あるいは予防関係の補助、そういったものの整合性なんかも少し吟味をしながら対
応、さらには物理的にどの程度の予算が必要なのか、こういったことをしっかり分析をして、一時
的な対応でなくて持続可能なしっかりした政策にするには、余り軽率な対応もできないと思います
ので、その辺も十分勘案して対応していきたいというふうに思っておりますので、もうしばらくの
間、時間と、それから準備期間もあると思いますので、いずれにしても調査をしなければしっかり
した対応できないと思いますので、その辺も含めて時間が必要でないかなと、こんなふうに思って
いるところであります。
○委員長 15番佐藤委員。
○佐藤 明委員 市長、私思うのですが、確かに十分なしっかりした調査と今お話ありますが、
もはや、それではちょっと遅いのかなと思うのですよ。いかにするかというふうなことを考えなけ
れば、これはだんだんおくれてしまうと。
しかもあれでしょう。これは、子宮頸がんというのは若いときから対応しない限り、今言って
いるわけですね。10代から小学生、中学生、小学生の高学年ですか、あるいは、高校生や。そうい
ったときからしっかり対応しなければ、やはりちょうど子供さん産む時期になると、そういうふう
な病気にかからないためにも対応していくということが大事なのであって、その辺の問題だと私は
思うのですよ。
ですから、調査といっても、大体今、そういう年齢の人はどのぐらいいるというのはもうはっ
きりしているわけですから、ぜひ対応策を講じていただきたいというふうに思いますが、もう一回
答弁をお願いします。
○委員長 市長。
○市長 大体中学生、南陽市900人前後かな。そのうちの半分、約500人ぐらいが女子生徒だろう
というふうに思えば、単純に金額的には2,500万円から、その他もろもろ経費考えれば3,000万円ぐ
らいかかるだろうというふうに計算できますが、それ以外の国や県の対応も含めて、南陽市だけで
独自にできるのかどうか。さらに、さっき言ったように、1年、2年であれば可能かもしれません
が持続していくということになりますと、将来にも相当な負担がかかるということにもなりますの
で、その辺も十分検討をして対応したい。そういう意味でのことでありますので御理解いただきた
いと思います。
○委員長 ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 次に、第8款土木費から第10款教育費までの42ページから55ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
○委員長 10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員 8款の土木費の15節安全・安心500万円なんですが、この500万円というのはど
ういうところにつけた予算なんですか。
○委員長 土屋建設課長。
○建設課長 安全・安心生活環境整備事業の500万円についての御質問でありますが、これは従
来からやっております市内の排水路整備というふうなことで、昨年度から都市計画区域内について
は建設課、それから、それ以外については農林課というふうな担当分けをしまして実施しているも
のでございます。
それで、6款のほうにも当然500万円というふうなことで6・1・5のほうについているわけ
でありますけれども、私どもの8款の中でついている部分を申し上げますと、安全・安心の申請、
各地区長さんのほうから今年いただきまして、おととい、15日に現地の調査を関係課とともにさせ
ていただいたというふうなところでございます。
私どものほうの該当にする整備要望箇所につきましては19カ所というふうなことでございまし
たが、この500万円だけでなくて当初予算200万円ついておりますから、全部で700万円の事業費と
いうふうなことになるわけでありますけれども、この19カ所を現地調査させていただいた結果、現
在の段階でありますけれども、7カ所くらいは実施できるだろうというふうなことで、今予定をし
ているところでございます。
以上であります。
○委員長 10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員 先だって、宮内地区だけなのですが、その地区長との会談の中で、陳情の中で
宮内議員団で行ってまいりました。その数だけでも結構な、そんなもんでない数なのですが、そう
いうことを考慮すると、もうちょっとゼロが足りないというふうに思っております。かなり危険箇
所はあると思うのですが、陳情の箇所。いかがですか。
○委員長 土屋建設課長。
○建設課長 確かに各地区のほうから水路整備、排水路整備については要望ございます。ただ、
それいろいろお話をする過程の中で、官地でないとか緊急度の問題とか、本来であれば自己負担、
受益者負担の中で対応すべきものとか、そういうふうないろいろございますので、そこら辺、話し
合いを行った結果、地区長さんから要望が出てきたのが市内、都市計画区域内では19カ所であった
というふうなことでありますので、御理解をいただきたいと思います。
なお、宮内地区についても実情は十分わかっておりますが、宮内地区についても、今回のする
7カ所の中に数カ所入っているというふうなことは申し上げておきたいと思います。
以上であります。
○委員長 10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員 そこでです。市長にお尋ねします。
常日ごろ、安全・安心と常にどこに行っても言っておられますが、その500万程度で南陽市全
体の安全・安心はちょっと買えないと思うのですが、もうちょっと予算をつけるとか何かそんな手
だてはないものですか。
○委員長 市長。
○市長 必ずしも、この安全・安心だけで、そういった対応をしているということではなくて、
地元でみずから選択をして、行政側で目の届かない部分について自主的に、優先順位とか、あるい
は緊急度合いとかそういったものを勘案して、整理をして地区長さん方が提案された案件と、こう
いうふうなことであります。
当初では200万だったのですが、ちょっと対応し切れないということで、今回補正をしたとい
うことであります。その推移を見ながら、必要であればまた補正を組むというようなこともあろう
かと思いますのが、いずれにしても補正の財源が一番の問題になるわけでございます。その辺も含
めて、十分これから検討していきたい。ただ、大分こういった事業も進んできまして、年々数は少
なくなっているというふうに認識をいたしているところであります。
したがって、ややもすれば、従来から見れば少し緊急度が低いものもかなり上がってきている
というような状況にあると思いまして、それを考えれば相当危険な箇所は減少しているのではない
かなとこんなふうに思っているし、この制度そのものも効果を上げているのかなと、こんなふうに
思っているところであります。
○委員長 10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員 認識の違いがちょっと違うのでしょうが、この間、宮内地区だけでも結構緊急
度、大きい川の側溝とか結構あったんです。金額的に、南陽市全体というと、まだまだできていな
いというところがあると思うので、お金の問題、財源的にと言いますが、先ほど子宮頸がんですか、
お金の5万円どうのこうのと言っていましたが、人の命とかそういうのは金で買えないというふう
に私思うので、なるべく早い機会に、いろいろ課長さんと相談してやっていただきたいというふう
に思うのですがいかがですか。
○委員長 市長。
○市長 そのとおりではないでしょうか。
とにかく財源が最も大事でございますので、ただこれは市の単独でありますから、いろいろな
補助とか、その他さまざまな制度のあるものについては、行政として積極的に取り組んでやってい
るわけなので、極めて小さい規模の部分を地元の皆さんから要望されているということなので、少
し使い分けしながら、上手にその制度を利用しながら進めていきたいと、こんなふうに思っていま
すので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長 10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員 ぜひ、最近市民の声が、子供がけがしないとわからないのか、死なないとわか
らないのかという声が聞こえてきます。ぜひ、なるべく早い機会にいろいろなところをちゃんと点
検して、要望があったところは速やかに、なるべく早い機会にやっていただきたいというふうに思
います。要望です。
○委員長 ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 次に、その他付属資料56ページから61ページについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第38号 平成22年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は、原案のとお
り可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。よって、議第38号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
議第39号 平成22年度南陽市国民健康保
険特別会計補正予算(第1号)
○委員長 次に、議第39号 平成22年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
審査を行います。
当局の説明を求めます。松田直二企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長 〔平成22年6月定例会 予算
に関する説明書により 議
第39号について説明〕省略
別冊参照。
○委員長 これより質疑に入ります。事業勘定の歳入歳出全般72ページから76ページまでについ
て質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第39号 平成22年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、
原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。よって、議第39号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで暫時休憩といたします。
再開を11時10分といたします。
午前10時57分 休憩
───────────────────
午前11時10分 再開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
議第40号 平成22年度南陽市介護保険特
別会計補正予算(第1号)
○委員長 次に、議第40号 平成22年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)について審査
を行います。
当局の説明を求めます。松田直二企画財政課長。
すみませんが、御静粛にお願いいたします。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長 〔平成22年6月定例会 予算
に関する説明書により 議
第40号について説明〕省略
別冊参照。
○委員長 これより質疑に入ります。歳入歳出全般86ページから92ページまでについて質疑ござ
いませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第40号 平成22年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、原
案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。よって、議第40号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
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議第41号 平成22年度南陽市後期高齢者
医療特別会計補正予算(第1
号)
○委員長 次に、議第41号 平成22年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につい
て審査を行います。
当局の説明を求めます。松田直二企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長 〔平成22年6月定例会 予算
に関する説明書により 議
第41号について説明〕省略
別冊参照。
○委員長 これより質疑に入ります。歳入歳出全般102ページから105ページまでについて質疑ご
ざいませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第41号 平成22年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。よって、議第41号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
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議第42号 平成22年度南陽市水道事業会
計補正予算(第1号)
○委員長 次に、議第42号 平成22年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)について審査を行
います。
当局の説明を求めます。新野甚吉上下水道課長。
〔上下水道課長 新野甚吉 登壇〕
○上下水道課長 〔平成22年6月定例会 予算
に関する説明書により 議
第42号について説明〕省略
別冊参照。
○委員長 これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般110ページから118ページま
でについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第42号 平成22年度南陽市水道事業会計補正予算(第1号)は、原案の
とおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。よって、議第42号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
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議第43号 平成22年度南陽市下水道事業
会計補正予算(第1号)
○委員長 次に、議第43号 平成22年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)について審査を
行います。
当局の説明を求めます。新野甚吉上下水道課長。
〔上下水道課長 新野甚吉 登壇〕
○上下水道課長 〔平成22年6月定例会 予算
に関する説明書により 議
第43号について説明〕省略
別冊参照。
○委員長 これより質疑に入ります。収益的収支及び資本的収支全般122ページから130ページま
でについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長 討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
お諮りいたします。議第43号 平成22年度南陽市下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案
のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長 御異議なしと認めます。よって、議第43号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、本委員会に付託されました平成22年度補正予算6件の審査は終了いたしました。慎重
な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げま
す。
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閉会
○委員長 これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
御起立をお願いいたします。御苦労さまでした。
午前11時25分 閉会
予算特別委員長 松木 新一