平成23年3月11日(金)午前10時00分開議

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松木  新一  委員長 片平  志朗  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(18名)
 1番 白鳥  雅巳  委員    2番 片平  志朗  委員
 3番 吉田  美枝  委員    4番 梅川  信治  委員
 5番 川合   猛   委員    6番 髙橋   弘  委員
 7番 板垣 致江子  委員    8番 髙橋   篤  委員
 9番 田中  貞一  委員   10番 遠藤  栄吉  委員
11番 松木  新一  委員   12番 漆山  鏗一  委員
13番 桑原   仁   委員   14番 小野 健一郎  委員
15番 佐藤   明   委員   17番 殿岡  和郎  委員
18番 小林  啓市  委員   19番 渡部   敬  委員
◎欠席委員(0名)



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説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄 市長                樋口 一志 総務課長
                           (併)選挙管理委員会事務局長

松田 直二 企画財政課長          伊藤 賢一 税務課長

鈴木 隆一 市民課長             大沼 豊広 福祉課長

鈴木  聰 保健課長              大坂 剛司 農林課長

齋藤 洋一郎 商工観光課長         土屋 喜重 建設課長

新野 甚吉 上下水道課長          濱田 俊明 会計管理者

大澤 俊逸 消防長              門間 利行 消防課長

堀  啓治 消防署長              猪野  忠 教育長

伊藤 圭一 管理課長             長濱 洋美 学校教育課長

髙橋 秀雄 学校整備課長           山田 俊彦 社会教育課長

尾形 真人 スポーツ              板垣 俊一 監査委員
         文化課長                 事務局長

中條 晴雄 農業委員会
         事務局長

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事務局職員出席者

斉藤 彰助 事務局長              板垣 幸広 議事係長

安部 真由美 庶務係長              長沢 俊博 書記



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本日の会議に付した事件
 議第6号 平成23年度南陽市一般会計予算
 議第7号 平成23年度南陽市国民健康保険特別会計予算
 議第8号 平成23年度南陽市財産区特別会計予算
 議第9号 平成23年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算
 議第10号 平成23年度南陽市育英事業特別会計予算
 議第11号 平成23年度南陽市介護保険特別会計予算
 議第12号 平成23年度南陽市出産祝事業特別会計予算
 議第13号 平成23年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算
 議第14号 平成23年度南陽市水道事業会計予算
 議第15号 平成22年度南陽市下水道事業会計予算

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開議
○委員長(松木新一委員)  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は18名で全員であります。
  これより平成23年度各会計予算の審査に入ります。

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議第6号 平成23年度南陽市一般会計予算
○委員長  初めに、議第6号 平成23年度南陽市一般会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。松田直二企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第6号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  最初に、歳入について行います。
  第1款市税から第12款使用料及び手数料までの18ページから35ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  何点かお尋ねしたいんですが、最初に、今回の第5次の計画でありますが、その中でいろいろとメニューが出されているわけですけれども、この中で要約して、教育のまちづくり、それから産業のまちづくり、それから健康のまちづくりと、このようなタイトルをつけて、これからの3カ年をやると、こういうふうなお話でありますが、これを実施するに当たって、財政の3カ年の計画を表を載せておるわけですけれども、せんだっての施政方針、あるいはせんだっての一般質問等でも皆さんから出されましたけれども、教育の段階で総額約70億ということで、各学校の改築あるいは耐震の強化ということで、大幅な金額を投資してやっているわけですけれども、この3カ年計画の中でそういった経済効果が相当あらわれるという、こういう市長のお話であります。しかも、昨年の全協では、大体20数億の経済効果があるのではないかと、このように全協でも市長からあったわけですけれども、そうならば、23年度は無理としても、24年度あるいは25年度の税収ですね、市税が若干増えるのではないのかなと、このように思うわけでありますが、この指標を見ますと減っていると。例えば、24年度では1.9、それから25年度では2.3%減っていると、こういうふうな予想の財政計画を立ち上げているわけですけれども、その辺の経過等についてまずお尋ねをしたいというふうに思います。
○委員長  塩田市長。
○市長  財政の税収の見通しの件を聞いておられると思いますが、70億の財政効果を考えれば当然税収は上がるはずだと、こういうふうな論法のようでありますが、その前の21年度までの落ち込みが著しかったとこういうことで、それがなかなか個人の所得についてまで影響が出ていないのではないか。ただ、企業動向調査を見ると、景気動向指数、先般、一般質問でも申し上げましたけれども、21年度の指数平均ではマイナス51.15だったと、それがマイナス1.3まで伸びた。要するに、この数字は49.85ほど上昇していると。したがって、これがなければさらに厳しい状況になっておったんではないかというようなことで、あくまでも予測あるいは見込みですから、余り大幅な税収を見込むと大けがをするというようなこともあるので、控え目にしているということでありますので、御理解を賜りたいということであります。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  少し控え目にだというふうなお話でありますが、それは別にしてですね。私、23年度のことを言っているんじゃなくて、24年度、25年度の市税の税収の問題を言っているわけですね。その経済効果は、私確かにあると思うんですよ、やった以上はね。もう経済効果なかったというならば、これはおかしい話であって、むしろあるのが当然であってね。それにもかかわらず、控え目にしたとしても減っているというのは、一般的に考えればですよ、増えて当たり前なのかなと、このように思うわけですよね。それでも控え目なのかどうか、その辺どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  平均的に見て、今回の学校関係の経済効果以外のすべてのものを見ても、まだそれでも平均的にはマイナスですから、ゼロにまで至っていないわけなので、ましてやこの部分がなければというふうなさっきお話ししましたけれども、今の現状でも世界情勢、日本の情勢、そして南陽市の経済情勢を見れば、そう安易な数字を出せるような状況はないということは容易に想像つくと思いますけれども、そんなことを含めれば、この状況がどのぐらい続くのか明確に判断できない限りは、ほぼ横ばいか控え目というふうな物の見方をするのが、我々財政側ではこれは当然ではないのかなと、こう思っております。
  ただ、税収を計算する税務課のほうではどのように見ているかですが、依然としてそう新築の建物が増えているとか、あるいは企業がどんどんと設備投資をしているとか、あるいは忙しくなって雇用がどんどんと増えているというような状況がそう見えないとすれば、当然の読みではないかなと、こんなふうに思っているところであります。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  今の経済状況を見ますと、きのうもテレビでやっておったわけですけれども、県内の状況を放送していたわけですけれども、特に庄内、それから村山方面ですね、これは非常に悪いと、こういう統計を出しておったわけですけれども、置賜は前年に比べて悪くないと、県内でも置賜はいい方向に向いていると、こういう報道があったわけですけれども、それが経済効果にあらわれているとは見ませんが、いろいろ仕事も増えてきているのかなというふうに見ている方々もおるわけですけれども、その辺の状況は、市長は、全体として経済的に県内あるいは置賜の状況ですね、依然として変わらないと見ているのかどうか、それとも横ばいや、あるいは上向きの方向だと、こういうふうに見ているのか、その辺の物の見方はどういうふうに見ているんでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  業種によってのばらつきもありますけれども、同じ業種でも仕事の多い企業、仕事がない企業、さらにもっとひどいのは、仕事はあるけど収益がほとんど上がらないというような、さまざまな状況があるので、全体的にトータル的にそうマイナス方向には進んでいないと見ていますけれども、まだ安心してね、上昇しているというような判断をするには時期尚早だかなと、こんな思いで見ているので、それを安易に税収に見込むのはどうかと。
  さらに、この状況が、今こういう状況にいますけれども、マスコミあるいは国等々の発表では、踊り場だなんていうようなことも言っていますけれども、いつ、逆にマイナスのほうに進むかわからないというような状況では、やはり我々の立場からいえば、しっかりした数字というのは控え目の数字だと、こういうふうなことになるのではないかな、こんなふうに思っております。
  なお、あくまでも予算ですから、収入が思ったよりも多かったということになれば、それはそれで大変結構なことだというふうに思っておりますので、今の段階ではこうした積み上げしかできなかったということでありますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第13款国庫支出金から第14款県支出金までの34ページから47ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  43ページのですね。今回の私一般質問もしたわけですけれども、雇用創出の県の支出金が1億9,000万ほど計上されて、雇用の創出ということで100名近い方々が雇用されると、こういうふうな状況でありますが、全体の金額と、それから山形県に交付されている金額はどのくらい来ているのか、おわかりでしょうか。
○委員長  齋藤商工観光課長。
○商工観光課長  23年度における雇用対策基金の事業というふうになりますと、南陽市のほうでは総額で1億9,003万1,000円というふうな金額になっております。それぞれ事業を実施をしながら、委員御指摘のとおり、事業数については33の事業で、雇用人数については92人というふうなことであります。
  なお、県のほうで実施しております部分について、県の全体については市町村のほうで把握をしておりませんので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  南陽市に来ているお金はわかるんですけれども、国を通して県に来ている金額と、35自治体に来ているわけですから、パーセント的に南陽の場合はどのように算出されているのか、その辺どうでしょうか。
○委員長  商工観光課長。
○商工観光課長  総括的には、全体、国から来ている部分の5割相当部分が県、残り部分については市町村の35、それぞれ、これについては各自治体の提案型の事業でありますので、しないといえばしないというふうなことになります。
  御指摘の市の部分では、南陽市は一生懸命させていただいているほうであります。ですから、基準的には提案型でやりますので、割り振っているという状況にはございませんので、御理解を賜りたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第15款財産収入から第20款市債までの48ページから63ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、歳入について、これで終わりといたします。
  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費の64ページから67ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第2款総務費の66ページから105ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第3款民生費の104ページから137ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第4款衛生費の136ページから151ページまでについて質疑ございませんか。
  ありませんか。
(発言する声あり)
○委員長  では、後ほど総括的にお願いいたします。
  3番吉田委員。
○吉田美枝委員  140ページ、141ページ、衛生費の中で女性特有のがん検診の推進事業でありますけれども、これはクーポン券を利用して大分受診率が上がっていると思うんですけれども、これまでクーポン券を使っての若い方々の受診率の伸びっていうのは、09年からの事業だと思うんですけれども、08年までと比べてどのように伸びているのか、お示しいただきたいと思いますが。
○委員長  鈴木保健課長。
○保健課長  女性特有のがん検診事業につきましては、昨年の6月の補正でさせていただいたものでございます。当初の予算から組み替えさせていただいた部分でございまして、実施してございます。
  その結果でございますが、子宮がん検診につきましては、21年度で2,090名ほど検診を受けられておられます。検診率では22.5%、20年度につきましては数字持ってきておりません。パーセントのみですが、14.4%となっております。
  なお、子宮がん検診等につきましては、女性特有のがん検診の方650人ほど、昨年含まれております。
  以上でございます。
○委員長  3番吉田委員。
○吉田美枝委員  すみません。ちょっと今の数字わからなかったんですけれども、2,090名というのはクーポン券を利用された方でなく、総受診者ということになりますでしょうか。
○委員長  鈴木保健課長。
○保健課長  そのとおりです。
○委員長  3番吉田委員。
○吉田美枝委員  すみません。そうしますと、その22.5%っていうのがクーポン券を利用されての受診者。
○委員長  鈴木保健課長。
○保健課長  本日持ってまいりました資料には、クーポンと分けた資料、本日持ってきておりませんでしたので、後ほど委員のほうに提示させていただきたいと存じます。
○委員長  3番吉田委員。
○吉田美枝委員  クーポン券の利用で大分伸びているのかなとは思うんですけれども、依然、若い方々の子宮頸がん等への受診率っていうのは、やっぱりなかなか啓蒙しても伸びていかないというようなところあるんですね。その中で、ある若いお母さんから話をお聞きしたんですけれども、検診時に、やっぱりちっちゃい子供がいてはなかなか検診を受けにくいと、受けに行きにくいっていうような声もありました。託児つきの検診とかっていうことにすれば、少し受診率が上がるのかななんていうようなことも考えられるのかなと考えますので、ファミサポのほうでもイベント時の託児等も業務の中に入れているようなので、そういったものを利用しながら、少しでも若い子育て中のお母さん方でも受診しやすいような体制づくりをしていただきたいなと、そういうふうに考えますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
○委員長  要望ですね。
  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第5款労働費の150ページから153ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第6款農林水産業費の152ページから173ページまでについて質疑ございませんか。
  2番片平委員。
○片平志朗委員  173ページの6款農林水産業費、2項林業費の中のナラ枯れの対策関係ですけれども、説明の中で、今年度はナラ枯れの被害対策事業費として、ナラ枯れ等の森林被害木の駆除のために310万円ほど計上されているわけですけれども、昨年、カシナガの虫が生息しやすい年だったかどうかわかりませんけれども、爆発的に前年度比3倍から11倍まで、飛躍的に被害があったというふうに聞いております。それで、南陽市も含めた山形県内の昨年度の被害状況をお聞きしたいということ1点と。
  それから、この被害木を駆除する予算的なことは、どこをどのように駆除されるのか、何ヘクタールくらいに相当するのか、もう少し具体的に教えていただきたい。あと、今後の対策。
  それから最後に、その駆除した被害木をどのように活用されるのか、その辺を詳しく教えていただきたいと思います。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  ただいまのナラ枯れの被害ということでございますが、県全体のナラ枯れの部分については、ちょっと私もここに資料を持ってきてございませんが、南陽市では平成21年から比較しまして22年は約6倍ほどの被害が確認されてございます。そのようなことで、県全体でも相当被害が増えている、また、全県的に被害が増えてきたと。今まで被害がなかったところにも新たに被害が発生していて、全県的な被害になったというようなことでございます。
  防除でございますけれども、県全体に相当量確認されるようになったということで、すべての森林を対象に防除することが困難なような状況になってございます。そのようなことで、県では昨年からですか、特定ナラ林ということで、防除する場所を絞りまして対策を進めるということで、集中的にしようというような格好になりました。
  市内では、4地区ほどその特定ナラ林に指定しまして実施しておりますけれども、十分一山、それから梨郷の総合公園周辺、あと金山の東禅院さんの周辺ですか、大分あそこも被害があったわけでございます。そのほか、県では県南自然公園になっております岩部山周辺を合わせまして、合計292ヘクタールを対象にして防除を進めるというようなことでございます。なお、県全体では3,200ヘクタールをその対象にしまして対策を進めるということで、集中的に対策を進めようということでございます。
  まず最初に、南陽市のほうの今後の見込みということでございますが、この被害は、融雪後6月、7月ころ被害がわかってきます。色が変わってきます。それを調査いたしまして、その後対策を実施するわけでございますので、その対策はその調査を受けてから、先ほど言いました場所の中で作業の量を決めていくということでございますので、御理解いただきたいと思います。
  それから、被害のあった木の処分の問題でございますが、現実的にはチップとかには可能なんですが、運搬をしまして、そこに持っていく動力とか、現実的にはなかなか難しいものがあるかと思います。道路があればすぐにトラックに積むことは可能ですけれども、委員も御存じのように、被害はどちらかというと山の中腹より山頂側のほうということで、その運び出しだけでも相当時間がかかります。その辺も御理解いただきたいと思います。
○委員長  3番片平委員。
○片平志朗委員  その事業の概略はわかりましたけれども、全国でも山形県、特に置賜はひどかったわけですけれども、全国でもトップクラスなわけですよね、被害を受けている本数といい、面積といい。そこの状況の中にあって、今後、やっぱり的確に対処していかないと、片方では森林を、南陽市の場合は企業の森等で一生懸命やって、片方ではナラ枯れを放置しているというような姿は解消しなきゃいけないわけですけれども、切った木を使わないということ自体が、そもそもナラ枯れがどのようにして起こったのかということをわかっていらっしゃると思うんですけれども、木を使わないことこそが最大のこういう状況を招いたわけですから、その切った木はかなりな石数になると思うんですね、292ヘクタールですか。今後、真剣にそれを利活用していく方向を目指さない限り、ただ切っただけで、あるいは金をかけて処分するということになってしまうと、また同じことの繰り返しというようにならざるを得ないわけですね。その辺をしっかりやっていただきたいと。
  ですから、今後の対策のポイントとしては、まず枯死木を、死んでしまった木の駆除と、それからもう一つ、今度、これから被害が出てくる初期被害木の防除の対策を、この2点に絞ってしっかりやっていただきたいというふうに思います。強く要望します。
○委員長  質疑中ですが、暫時休憩いたします。
  再開を11時15分といたします。
午前11時04分  休憩
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午前11時15分  再開
○委員長  休憩前に引き続き質疑を行います。
  第6款農林水産業費について、ほかにございませんか。
  7番板垣委員。
○板垣致江子委員  6款農林水産業費、1項農業費の3目農業振興のページ157ページの33番鳥獣害防止対策県域連携事業費として220万円計上されておりまして、南奥羽鳥獣害防止広域対策協議会事業負担金となっておりますが、これはどのような事業をやっているのでしょうか。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  南奥羽鳥獣害ですが、山形県、それから福島県、宮城県の奥羽山系をまたぐ3つの県の各市町村で対策をやっているわけでございますが、猿の害の被害防止でございます。
  南陽市では、一群が小岩沢地区から大洞地区、それから金沢地区、松沢地区、それから高畠の蛭沢からずっと東、南下して、これが活動してございます。これらの対策に利用するものでございます。
○委員長  7番板垣委員。
○板垣致江子委員  市内の猿の被害もやっているということなんですが、先日、農業委員会のほうで農業委員の方たちから、有害鳥獣がかなり増えてきているというお話がありまして、猿、タヌキ、イノシシが増えてきて、特に元中山あたりでもイノシシ、あとまた沖郷あたりでは鳥害がかなり出ているっていう話が出まして、南陽市独自でもうちょっと被害の調査とか、これから夏の暑さ、そしてこの豪雪でそういう有害鳥獣がかなり多くなってくるのではないかというふうに考えるんですが、市単独としてもこういう事業の対策をとっていかなければならないと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  農林課長。
○農林課長  今おっしゃるように、有害鳥獣駆除、かなりいろんな鳥獣が増えております。昔はいなかったイノシシなども出てまいりました。確かに、事実でございます。
  そのような関係で、この同じ予算書の中なんですが、上のほうから12行目ですか、安定生産確保産地形成事業の補助金とございます。90万円でございますが、これは市単独で、農協さんのほうに有害鳥獣駆除のほうのお願いではございませんが、農協さんが各農家から集めた拠出金にプラスしまして、市のほうで90万円をプラスしまして、農協さんのほうで有害鳥獣駆除をやってございます。そのような対策もやってございます。
  以上です。
○委員長  7番板垣委員。
○板垣致江子委員  補助金体制が出ているということで、だんだんと力がついてくるのかなと思いますが、市として本当に、十分一山あたりもかなりの被害が出てくるのではないかと、農家の方たちは本当に心配されていますので、その辺しっかりと調査をしながら対策を立てていただきたいと思います。
○委員長  要望ですか。
○板垣致江子委員  はい。
○委員長  ほかにございませんか。
  9番田中委員。
○田中貞一委員  157ページ、農業振興費の中で質問申し上げます。
  今年の大雪で大分果物のほうの下枝が雪の中に埋まっているというような状況の中で、この雪を早く消さないと被害がなおさら大きくなるというような状況の中でございます。その中で、本市の融雪剤、雪を早く解かすための融雪資材に対する補助等々を考えておられるかどうか。もし考えておられるとすると、どのようなことを考えておられるか、お尋ねをいたします。
  次に、この中でさくらんぼ産地強化対策事業、創意工夫プロジェクト支援事業等々あるわけですけれども、その中でほとんど県のほうのお金だけで事業をあわせてしていくということなんですけれども、ここにやっぱり本市の、何とかして農業の所得を上げるために、園芸関係に対する生の財源も取り入れて、予算の総額を大きくしていくのが最大のいい方向ではないかなと私思うんですけれども、その辺も農林課長、お尋ねします。
  次に、163ページの水田農業活性化及び米穀対策費の中でございますけれども、現在、本市では減反、政策的には減反とは言いませんけれども、ただ休んでいる田んぼ、減反している田んぼが611ヘクタールあります。休んでいます、現在。その中で、半分以上の330ヘクタールが国の補助金の対象外の作物の面積があります。要するに、調整水田とか、ただ休んだだけでは補助金が出ないというところです。そこに半分以上の面積があるということで、非常にこれ、農家所得に対して非常に大きなマイナスの部分であると思います。そんな中で、新年度の農林行政のその取り組みとして、基本的な取り組みの考えを教えていただきたい。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  今、3点の質問いただきました。
  まず、1点目のほうの融雪剤でございますが、さきに県のほうの2月の補正予算で提示されました県の補助事業でございますが、団体、それから農家等が集まっていただいて団体をつくるなり、そういうふうな共同購入に対する助成という格好で提示されました。その中では、市のほうのかさ上げも含めまして予算が必要になってくるわけでございますが、現在まで、融雪剤の関係で手を挙げた団体が今ございません。農協さんのほうも確認しましたらば、農協さんは農協さんで独自にその補助を出すので、農協さんではこちらのほうには出さないということでございましたので、県のほうにはこの部分については市のほうとして手を挙げなかったという経過がございます。
  それから、2点目のほうの振興関係の補助のかさ上げでございます。
  議員も御存じのように、今回の予算も相当農林のほうは増えてございますが、やはり限られた予算の中での一般財源を充当しなくてはならないということで、財政さんとはいろいろ協議をさせてはいただいているんですが、結果的にこういうふうな状況になっているということを御理解をいただきたいと思います。
  それから、3点目の減反、水田利活用自給力向上事業の対象なんですが、今、委員おっしゃったように、この補助が出た部分については、280ヘクタールの部分ほどの補助が昨年交付されました。今回のこのモデル事業の中の補助対象は、あくまでも減反をすれば補助金が出るということではなくて、販売する生産物を生産し、実際に販売を確認して、そこで補助金を出すというものでございます。ですから、現場のほうでは物はつくっているんですが、販売しないもの、永年性作物とか定着カウントもございますし、そのほか、自分のために栽培しているもの、野菜とかですね、そういう部分にも補助は出ません。これらも、合わせて100ヘクタールほど超えてございます。
  ただ、今、委員おっしゃったように、調整水田や保全管理も200ヘクタール超える部分がございます。やはり、何らかの格好でこれには対策をしなければならないのかなと思っているところでございますが。
  なお、昨年は、本来であれば、牧草を播種はしたんですが、秋の長雨で農作業の機械が入れなくて、収穫を断念してしまったと。畜産農家に牧草等を搬送できなかった、刈り取って持っていけなかったという部分が大分ありました。このために、その部分は転作のカウントなるんですが、補助金はあきらめたという方が大分ありました。その辺も御理解いただきたいと思います。
  以上です。
○委員長  9番田中委員。
○田中貞一委員  JA独自でやるから、県のほうのそれには手を挙げなかったということでございますけれども、JA独自で今、集計回ってございます。農家のほうへ被害の調査ということで、3月いっぱいに出すようにというような状況だそうでございます。その中で、そういったものが集計なった時点で、市単独でもJAの集まった面積に対する助成措置は考えておられるかどうか、まず1つお尋ねします。
  それから、今回の大きい県のお金が来て、新しく事業あるものもあります。このかさ上げの部分ですけれども、やはり今、市内の農家は非常に疲弊しているわけでございます、米価の下落によって。そんな中で、少しでも農家の人の意識の高揚、生産意欲の向上というようなことを考えるならば、こういったところにかさ上げをして、市でも応援するんだという、その姿勢を私は示すべきだと思うんですけれども、再度お尋ねします。
  次に、330ヘクタールから、もったいないところが200ヘクタールぐらいだという話でありますけれども、当然その200ヘクタールの中で、作目によって、みんな休んでいても草刈りぐらいはみんなするわけですよね、手間をかけて油をつかってね。そんな中で、景観作物をまいてもらって、花をとったり、きれいなものをつくったりすると、1反歩8,000円ぐらいの補助金が出るということになっているわけです。そういったものをいかにしてもらうか。
  それから、加工用の米を植えてもらって、加工米としてもらっても2万円ぐらいの補助金はなるというようなことでもありますので、やっぱりそういったものを幅広くやっていくというか、指導していくというのも、農林行政の私は大きな仕事だろうと思うんですけれども、その辺のとらえ方を、ひとつもう一回お願いします。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  まず、1点目の補助の部分でございますが、要請された補助の部分でございますが、今、農協さんのほうでも被害の調査をやっているということで、融雪剤ばかりでなくて、ハウスの被害やら、いろんな田の被害が今度積み上がってくると思います。皆さん、いろいろ補助のほうにいっているわけでございますので、その積み上がった状況などもお聞きしながら、私どもの財政のほうでも相談させていただきたいと思っているところでございます。
  あと、2点目の補助でございます。
  私も、実は何とかというふうな話も前からやっておるわけでございます。その辺も苦しいところもちょっと御理解をいただきたいなと思うところでございます。
  3点目の転作の部分でございますけれども、やはりとも補償部分の相互のお金の部分は、3万円ですか、なるわけでございますけれども、やはり農家の財政、懐ぐあいでございます。農家の各個人の経営のこともありますから、何とも言えませんけれども、やはりできるだけ高い部分での農家に所得が入って、経費がかからないようにということでの金が入る工面を考えていきたいと思います。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  169ページ、松くい虫防除と、先ほど片平委員が言いましたナラ枯れの件についてお聞きしたいんですが、これ、予算ついてどのような対策をやるんですか。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  やはり、今のままですと、伐倒しまして、そこに被覆をして虫等が飛ばないようにするということが今一番ではないのかなと。県では、フェロモンとかいろいろ研究はしておりますけれども、まだ確立しておりません。どれが一番いいのかというと、今現在、対策はしなくてはならないわけでございますので、やっぱり伐倒駆除ぐらいしかないのかなと思っているところでございます。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  これに携わる林業の方、南陽市はどのくらい、あと恐らく森林組合あたりもいるんですが、何人くらい林業の方で生活を立てておられる方がいらっしゃいますか。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  このような伐倒駆除のほうは、全部森林組合のほうに委託してございます。ですから、市内の方ばかりじゃなくて、置賜一円からいらっしゃることかと思います。
  あと、林業で生計をというふうにおっしゃいましたけれども、これ林業だけで生計というのは、なかなかこれは成り立たないのが実情だと思います。現在、林業関係で山に向かっている方は、ちょっとここに統計資料を持ってきてございませんが、約10人ほどが林業従事というような格好で資料がたしかあったはずでございます。ちょっと不確かな数字で申しわけございませんが、そのような格好で、林業だけで生計という方については、ごくわずかでございます。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  森林組合の従業員の平均年齢ってどのくらいですか。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  申しわけございません。森林組合の内部のことなもんですから、私どもその平均年齢までは資料を持ち合わせてございません。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  恐らく70くらいだと思うんですね。市内で林業で生計を立てている方は、結構若い人が増えまして、50前だと思うんです。せっかく林業で生活をなされて、一生懸命頑張っている人、何人かいらっしゃるんです。
  それで、役所って、大きいところに任せるといいんでないかと。でも、やっぱり結構シルバー以上の方が森林組合だと思うんです。これから、あと5年後、この間、委員会で出た除雪と同じなんですが、5年後10年後を考えた場合、やっぱり養成するっていう気持ちはないですか。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  林業従事者の養成については、当然必要なことだと思っております。ただ、市からお願いします伐倒駆除等につきましては、やはり雇用の問題から労災の問題も、大変危険な問題もございますし、その辺も考えますと、やはり安全なところにお願いをせざるを得ないのかなということも御理解いただきたいと思います。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  若い人のほうがおれ安全だと思うんだけれども、シルバー以上の人よりも。だから、その考え方がちょっと違うんですが、もうちょっと詳しくその辺、どうやって今答えたのか教えてください。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  労働災害が起きますと、やはり大変なことでございます。特に、林業関係は危険な作業でございますので、やはりそのバックアップ体制ができているところということを考えなければなくてはいけないということでの話でございます。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  バックアップって、将来なくなるところにバックアップしても先は見えないと思うんです。
  それで、ナラ枯れ、松くい虫の予算なんですが、400万円ちょっとで、今、企業にお願いして、植林とかそういうふうに一生懸命やっているやつが855万円ですか、その予算で、もう松くい虫とかナラ枯れって、さっき課長、片平委員に言った爆発的に、最初の初期の対応がまずかったんだと私は思うんですが、爆発的に増えていると。それでこの予算というのは、私はちょっと納得いかないんですが、課長は納得してこの予算を書いたと思うんですが、ちょっと私は間違いだと思うんですが、どう思っていますか。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  先ほども申し上げましたように、すべての森林を対象にしてということができなくなっております。特定な場所を守ろうということでございますので、この予算の中で対応させていただきたいと思っております。
  また、ここ四、五年前までは、小国町が物すごい猛威を振るってございました。ナラ枯れの虫ですが、1キロほどの、毎年どんどんどんどん動くということで、逆に今度、小国町のほうが今減ってございます。もちろん、ナラのほうも大分被害を受けて減った部分もあろうかと思います。やはり、このまま爆発的にどこまでも増えるということはないんではないかなとは思っているところでございますけれども、御理解いただきたいなと思っているところでございます。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  ナラ枯れが減ったんだじゃなくて、ナラの木がなくなったんじゃないんですか、小国は。今行っても、もう紅葉状態、真っ赤ですよ山が。だから、もう虫がいなくなったんじゃなくて、木がなくなった状態だと思うんですよ、小国を見てきてね。
  それで、これから、南陽市の特産とか、そういうふうに今、市長言っていますが、その逆手にとってね、せっかく予算つくんだから、飯豊みたく、立木でペレットつくったり、国の補助で結構大規模なことをやっているところがあるんです。そういう考えに持っていこうとは思いませんか。
  あと、それプラス今回の雪で、杉の木なんか結構山に行くと雪折れがすさまじいんです。山の手入れとエコっていう観点から、そういうふうな考えを持っていただけませんか、どうですか。
○委員長  大坂農林課長。
○農林課長  今、飯豊町のペレットのお話がございましたけれども、ちょっとお話を聞くところによりますと、なかなか経営が大変だというようなこともお聞きしているところでございます。
  やはり、いろんな事業を起こす上では、民間さんにお願いする部分が多々あるかと思いますけれども、やはり採算というふうに考えますと、どれが一番いいとか、ちょっと私どもも苦慮する部分かと思います。
  以上です。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  役所って採算ベース、するところは民間であって、でも、採算ベースにとれないというのは、品質の問題もあるって聞いているんです。砂入っているとか、ペレットは灰が残るのが一番、最終処分場の金がかかると。山形県のやつはもっとあるんだけれども、そっちのほうがいいっていう、高くても。だから、今の人って、高くても買っていただけるお客さんがいるんです。だから、品質の問題ですから、ぜひそういうふうに逆手にとって、南陽ブランド、飯豊のよりいいんだよっていう内容のほうがね。
  だから、最初、そんなに大きい機械だと何百万くらいでできるので、林業の方とか財産区の方とか、せめて葉っぱはだめだけれども、木くらい持ってきてもらって、山の手入れっていうふうな方法で、南陽市の山を守るんだって、その先さ行き着くようなことを考えてみたらいかがですか、市長。
○委員長  塩田市長。
○市長  森林も非常に大事ですが、やっぱり持続可能な、行政として責任を持って指導できるようなものでなければ、安易に手がけるということはなかなか難しいのではないかなと、こう思っております。
  さらに、飯豊町のペレットも視察をしたり、町長にいろいろ聞いていますが、相当御苦労していますし、なかなか今、少し油が高くなっているので、そういった木材あるいはペレット、エコ関係の燃料にする暖房とか、そういったもの少しいいようですけれども、これちょっと下がってくると、すぐにまたもとに戻るというようなことになりますので、なかなか難しいんだと、こういうふうな話でございました。
  特に、原料を山から出してくる経費ですね、これが大変なんで、山の中で即加工できるというものであればよろしいかと思いますけれども、なかなかそれも難しいということで、ちょっと苦労していた。ましてや、置賜に2カ所も3カ所も必要な施設でないということも十分遠藤委員は理解しながら言っておられるのかなと、こう思っております。どっちかが頑張れば、必ずどっちかのほうの、あるいは施設がだめになると、こういうふうなことであります。過剰競争になっても困るということもありますので、慎重に対応しなきゃならんと、こう思っている。ただ、林業に対する取り組み、あるいは後継者育成、こういったものは前向きに検討しなきゃならんと、こう思っております。
  さらに、先ほど質問あった、行政が法人あるいは個人に物を頼むには、それに匹敵するしっかりした補償がないと、なかなかお願いできないというようなこともありますので、そのことを十分理解して、ぜひ質問するなり、対応していただきたいと。いたずらに、若い人だからいいということでなくて、現に市で緊急雇用で雇って、森林組合にも経営でお願いしてきた、そういう林業士、資格を持っている人でも事故に遭ったり、トラブルに巻き込まれたと、こういうことあるわけで、その補償の問題もありますので、個人に委託すると、若いからいいんだということじゃなくて、きちっとした組織としての体制が組まれていなければなかなかお願いしにくいと。これは単に林業だけじゃなくて、建設業についてだって、建築関係の発注にしたって、すべてそういった裏づけがなければ、行政としてはなかなか取り組めないということもございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  林業に関しては、私知っているところで2カ所、会社になっていると思います。
  あと、ペレットの件なんですが、今、市長言った飯豊の例なんですが、イチゴハウス3カ所、国の補助でもらって、最初は重油のほうが高かったと。それで、ペレットでやって、今現在、ペレットをイチゴ栽培でやっているほうがコスト的には安くなっているという話でした。
  農家の剪定の枝とか、いろいろ問題になっているけれども、松くい虫とか、そういう木をただ捨てるのではなくて、南陽市のあくまでも資源として考えていただきたいというふうに思うんですが、なるべくなら南陽の特産品ということでやっていただきたいというふうに思うんですが、する、しない、そういうふうにして答えていただけますか。
○委員長  市長。
○市長  今の話も、今、ペレットに補助が出るから、補助がいつまでも永久に出るということじゃないんですね。だから、当初の1年目は補助出るけれども、次から出ないんです。だから、そういう単純な発想じゃなくて、さっき言ったように持続可能な、起業して成り立つのかどうかと、思いつきの発想じゃなくて、きちっとしたルールの中で検討していかなきゃだめだよと、こういうことを私は言っているわけですから、御理解いただきたいというふうに思います。当面やる気ありません。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第7款商工費の172ページから181ページまでについて質疑ございませんか。
  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  175ページ、南陽産品ブランド化促進、これをどのようなブランド化になさるんですか、市長の考えを教えてくだい、どのようなもの。
○委員長  市長。
○市長  一般質問でもお答えしたように、単にこれだということではなくて、農産品もそうですし、加工品もそうですし、あるいは観光も、あらゆるものが売り込めるものであれば、すべて南陽市のブランドとしてそれなりに商品化をしていきたいと、こういうことをお答えしておりますので、そのとおりであります。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  いいものだと、どのようなものでも南陽の品物だと取り入れるというふうにとらえてよろしいんですか。
○委員長  市長。
○市長  基本的にはいいものというのは、やっぱり市場に評価されるものと、こういうふうなことでありますから、それも含めて、生産者もあるいは流通関係者も、いろいろな人がビジネスをして成り立つということでなければいいものとは言えないわけでありますので、トータル的にだれが見ても、総合的にいいものだと評価できるようなものと、こういうふうに受けとめていただきたいというふうに思います。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  181ページのアンテナショップ、そういうところにもこういうものを取り入れて陳列すると、商品化するというふうになるんですか、今あるものだけでなくて、その商品例。
○委員長  市長。
○市長  一般質問で言ったように、当面準備できるもの、供給できるもの、これは優先するわけでありますが、そこからは単に物だけじゃなくて、いろいろな情報も発信すると。観光であるとか、南陽市そのものの知名度アップのためのPRもすると、こういうことでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  この手の予算がトータルすると3,000万円近くとっておられます。ぜひ、本当にトップセールスをするというふうに言っておられましたが、このくらいの予算をつけて本当失敗したとき、非常に大変なリスクを残します。我々も議員も、いろんなところに発信しながら南陽市をアピールしていくというのが必要だと思うんですが、ぜひ成功するようにやっていただけると思うんですが、その決意をちょっと述べてみてください。
○委員長  市長。
○市長  一般質問で申し上げましたように、これは先ほど佐藤 明委員からもあったように、雇用創出あるいは緊急雇用、こういったもので1年間、その間に持続可能な体制に持っていきたいという、一般質問で申し上げたわけであります。
  今年は、そういう意味での金額的な予算が多いわけですね。雇用を確保するというのが最優先されています。この間にしっかりした南陽市のアンテナショップとなるようにしたいと、こういうことを説明、何回もしているわけでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  何回も言って大変申しわけないんですが、ぜひ成功するように要望いたして、あとはしゃべりません。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費の182ページから195ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  195ページの第8款、市営住宅の修繕費ということで51万円ほど計上されているわけですが、これは関口住宅のことだろうと思うんですが、大分老朽化いたしまして、市民の間からも、もう建てかえる時期に来ているのではないかと、このようにいろいろ話も出されまして、そして待ち望んでいるというふうに思いますが、この問題等については何回かお尋ねして、そういう気はさらさらありませんと、こういう答弁何回かお聞きしたわけですけれども、いまだにそういう方向なのか、今後の見通しも含めて御答弁いただきたい。
○委員長  市長。
○市長  この予算はたしか桜木町で、関口の住宅については、基本的には改修どうしてもしなきゃならないという部分については改修したいと思いますが、基本的には違う形で提供したいと、こういうふうに基本的には思っております。そんなことで御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  佐藤委員。
○佐藤 明委員  たしか、関口住宅は相当老朽化していると、これは市長も私よりも詳しく知っていると思うんですが、一昨年あたりからシロアリの問題等々、こういったことが出てきていると。その都度修繕したり、あるいは直したりするわけですけれども、具体的にめどとしてどういうふうな検討されているのか、その辺答弁いただきたいなと思います。
○委員長  市長。
○市長  検討というような大げさな形じゃないんですが、企画関係者等に指示しているのは、最低限どうしてもしなきゃならんという部分についてはしようがないけれども、基本的には解体をして、隣の県営住宅に匹敵するような、特にあそこは老人が多いんですね、高齢者が。それで、もうちょっと病院のほうに近い場所に高齢者の方々に移ってもらえるような施設をつくりながら、高齢者向けのですね。あそこには、うまくいけば子育てを主とするような、ドリームランドが近いということもございますので、あの辺に。ということで考えているんですが、余り皆まで言うと、いろいろこれから支障が出ますし、民間レベルの方々に御迷惑をかけてもいけないので、余り多くを説明したくないんですけれども、そんなつもりでいますので、よろしくお願いします。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  私、せんだって茨城県に行ってきたんですよ、大子町あるいは常陸太田、各市町を回ってきたんですが、いろいろ子育て支援の立場からですね、今年度の市長も施政方針で述べられておりますように、定住のための住宅支援ということで100万円あるいは50万円の支援策を考えて、大変結構だと思うんですが、さっき言ったように、それと同時に、やっぱり高齢者、今、市長が言ったように、そういうふうなことを検討しなきゃならない時期なのかなというふうに私思うんですが、あんまり言えないというようなこそこそ話でなくて、たしかのどのここまで出かかった話ですから、すっかり出していただいて、自信を持って答弁していただきたいな、私そう思います。どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  いずれにしても、高齢者向けの施設と子育て向けの施設を分けて、しっかり整備していきたいと、こういう考えでおりますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番片平委員。
○片平志朗委員  昼も迫っていますので端的に。
  195ページの8款土木費、5項住宅費の住宅管理費についてでありますが、一昨年から持家住宅リフォーム助成金を創設してられて、これを新築住宅の低迷する中で、町場の大工さんやら施工工事者さんが非常に助かっているという声も聞きます。そこで、平成22年度の実績はどうだったんでしょうか、それが1点。
  それから、木造住宅耐震化促進事業費ということで、耐震診断の委託料90万円ほど計上されていますけれども、この事業についてちょっと詳しく説明お願いしたいと思います。
○委員長  土屋建設課長。
○建設課長  持ち家住宅の今年度の実績というふうなことでございますが、187件、そして交付金額にいたしまして2,150万円ほど支出をしたところでございます。
  それから、2点目の耐震の関係でありますけれども、これについては国からの補助制度も置きながら、1件当たり大体10万円の診断料というふうなことで、4万5,000円が市、国がそのほかの4万5,000円、さらには見ていただく方が1万円負担していただいて対応するというふうな内容でございます。
  以上です。
○委員長  2番片平委員。
○片平志朗委員  今年度も、1,550万円ほど予算化されていますけれども、これに関して、今年度から県の住宅リフォーム総合支援事業ということで、工事費の10%と20万円限度でやるということでお話があったわけですけれども、これの窓口は実質は市役所になるというわけで、この2つの関連性について、例えばその説明の内容を見ますと、大体同じような書類の提出になっているんですね。この辺は、同じものを二度手間で出せという紛らわしさが今後生じてくるのか、その辺の対処はどのように考えているのか、お聞きしたいと思います。
○委員長  土屋建設課長。
○建設課長  県の住宅リフォームの総合支援事業、これは新年度から新たに実施される事業でありますけれども、できるだけうちのほうは今まで2年間、持ち家住宅というふうな制度の中で発してきたわけでありますから、県のこの新たな制度、できるだけここを活用して10%20万円というふうな適用を受けていただきたいというふうな御指導するとともに、それで救えない部分については従来の市独自の持家住宅助成金制度で対応、利活用していただくというふうな方向で考えておるところでありまして、これ2つ一緒に同じ制度の中で取り組んでいくというふうなことでございます。
  以上です。
○委員長  2番片平委員。
○片平志朗委員  ですから、できるだけ簡略化した事務手続にしていただきたいということをお願いしたいと思います。
  それから、耐震診断の診断事業、委託事業ですけれども、これは例えば自分の家を耐震していただきたいという方、そういう方のためにやるのかですね。例えば、業者さんが申請してやるのか、どういうふうなルートなんでしょうか。
○委員長  土屋建設課長。
○建設課長  耐震の診断の件でありますけれども、これにつきましては、当然これから広報いたしまして、市民の方にも周知を図る必要があるであろうというふうに考えておりますけれども、あわせて、診断士の資格といいますか、これもやっぱり養成をしていかなければいけないというふうに考えているところであります。
  県で示されている耐震診断士の資格を得る条件といたしましては、1・2級木造建築士を対象にして、市で主催する講習会を受講すれば足りるというふうなことになっているわけでありまして、これ1日程度の講習会で足りるというふうなことでありますから、この該当者に対して新年度早々に通知をいたしまして、ある一定の人数になった時点で講習会を開催させていただくというふうなことで考えております。
  したがいまして、建築士会、その資格を得られた方と、さらには本人から希望する方、2つの線で進めさせていただきたいというふうに思っております。
  以上です。
○委員長  2番片平委員。
○片平志朗委員  最後になりますけれども、1つはそういった、要するに制度の業者さんに対する、そして一般市民に対する周知の徹底をお願いしたいと。場合によっては、業者さんを集めて説明会等を開くなど、ぜひお願いしたいという要望します。
  それから、耐震診断の事業については、市で平成20年度から平成27年度まで、市内の住宅の耐震化率を90%にするというふうに計画しています。約2,000から2,500戸の住宅をしなければ90%になりません。その8年間の中で割ると、1年間に約200から250しなきゃいけないと、大なり小なりですね。だから、これをやっぱり達成するための一つの手がかりに、次の耐震化診断して、耐震化工事につなげるような、ぜひそこに結びつくような、官民一体となって取り組まなきゃいけないと思いますけれども、その辺をよろしくお願いしたいと思います。
  以上で終わります。
○委員長  ただいま質疑中ですが、暫時休憩といたしまして、午後1時再開といたします。
午後 0時00分  休憩
───────────────────
午後 1時00分  再開
○委員長  再開いたします。
  御静粛にお願いいたします。
  午前中に引き続きまして、第8款土木費について質疑ございませんか。
  9番田中委員。
○田中貞一委員  184ページ、道路維持費について質問いたします。
  市道の除雪委託料が1億560万円というようなことで、ほぼ今年度と一緒というようなことでございますけれども、今年の大雪において、非常に市民の人は道路の圧雪の状況で生活をしておったのが、一気に感じが緩んでざけが入ったというようなことで、車の腹がつっかえるというようなことで、サブセンターのほうはパニックに陥ったというようなことでございました。そんな中で、新年度も歩道の除雪用の車両を1台購入するということでございます。ただ、このぐらい大雪になりますと道路幅が非常に狭くなりまして、おっつけて歩くだけでは、非常に子供たちの通学にも危険が増大するというようなことでございます。
  そんな中で、ロータリー車、あの大きいやつでございますけれども、やっぱりああいったもので雪を積み上げながら、道路の幅を確保していく、そして安全を確保するというようなことが最重要なことだと思うわけでございますけれども、当局の考えは。この大型ロータリー車、3分の2ほど助成は入るというふうに聞いているんですけれども、そういったことを検討するべきだと思うんですけれども、どうでしょうか。
○委員長  土屋建設課長。
○建設課長  今回、23年度の予算の中で計上しております車両購入、これにつきましては、平成2年に購入いたしました小型のロータリー車の更新というふうなことでございます。40馬力のやつでありまして、幅が1メートル、これについても結構市内の通学路関係で大変な働きをしているわけでありまして、老朽化したということで更新を新年度に考えていくというふうなことでありますが、大型のロータリーについては、大型、中型、小型ということで、現在4台ほどロータリー車は保有してございます。今回の大雪のような際には、確かに御指摘のように、ロータリー車の威力というのはすごいもんだなというふうなことを改めて感じたところでありますし、市長のほうからも、もう1台くらい大型を買って、もうフルに動けるようにできないかというふうな指示もいただいておりますので、来年以降、できるだけそういうふうなことで、今、排雪には2台、中型と大型というふうなことの組み合わせの中でやっているわけですが、もう1台くらいあればいいなというふうな御指摘のとおりでありますので、検討させていただきたいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  9番田中委員。
○田中貞一委員  大変前向きな話でございました。
  それで、塩田市長が推し進めている定住人口対策も入るわけですけれども、そういった事業が始まるわけですけれども、そういったときも、やっぱり若い人がほかから入ってくるには、除雪の悪いところにはもう人は来ないだろうと私は思います。若い人は、特に車大事に思っておりますんでね。あそこのまちに行ったって、除雪悪くて車そじて行きたくないと言われたんじゃ何ともなくなるということでありますので、できれば大型ロータリー車を赤湯地区の商店街、宮内地区の商店街に排雪に入ったというと、ほかの地区に回るロータリー車なくなるんですよ。今、ダンプで排雪やっていますのでというと、こっちがやってけろと言っても、ロータリーがないというようなことで、しばらく待ってけろということになります。そういったことがありますので、やっぱり前向きに、ひとつ早急にこれ検討していただきたいというふうに、まずひとつ要望といたします。よろしくお願いします。
○委員長  ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第9款消防費の194ページから205ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第10款教育費の204ページから257ページまでについて質疑ございませんか。
  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  237ページ、この間、板垣委員が一般質問なされたことなんですが、公民館代理の件について、公民館代理、たしか22万5,000円から25万円くらいの間だとお聞きしておりますが、これ職員やった場合、どのくらいのプラスの金額になりますか。
○委員長  樋口総務課長。
○総務課長  お答えいたします。
  現在、館長代理の月額の給料については、新しく入った方が22万2,000円、前からの雇用の方が25万円ということでございますが、これに対して仮に職員に振りかわるということになりますと、職員の給料、係長が幾らかという質問でよろしいですよね。
(「はい」の声あり)
○総務課長  係長の平均の月額は、37万4,000円ほどになってございます。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  今、私たちも経費削減で、議員定数とか今やっているわけですが、世の中にちょっと逆行しているっていう感じがするんですが、その辺はどのようにとらえていますか。
○委員長  市長。
○市長  どういった観点で逆行というふうなことを言っているのかわかりませんが、職員の正職員を大幅に減らして、臨時職員を、あるいは嘱託職員を採用するという方法であれば、それは可能かもしれませんが、通常必要な職員がいるわけですから、それを置きながら、なおかつ嘱託職員を採用するというほうが二重に経費がかかっていると、こういうふうな物の考え方もできるわけですから、一概に経費の面だけをね、その面だけ取り上げてじゃなく、全体のバランスで人件費というのは考えていかないといけないのじゃないかなと、こんなふうに思っております。
○委員長  10番遠藤委員。
○遠藤栄吉委員  たしか、私議員になりがけだと思うんですが、10年くらい前から、地域の人を雇用して、地域の人と一緒にやっていくっていう、公民館活動をやっていくっていう趣旨でそういうふうになったと思われますが、その観点からいくと、例えば職員が行ったとして、その地域出身のそういう採用というかな、そういうふうにやっていただけるというふうなとらえ方でよろしいんですか。
○委員長  市長。
○市長  必ずしも地域の人ですることが地域の活動になるというふうなものでも、限られたものでもないだろうと。やっぱり、いろいろな違う生い立ち、違う環境で育った人がやるということも、場合によっては新鮮さがあったり、違った角度で物の見方ができたりということもあろうかと思います。それぞれいい面、悪い面、必ずあるわけであります。ましてや、民間委託ということでは、民間委託に同意をいただけるような方法を提案するわけですから、当然そのことについてマイナスになるというようなことは言わないというか、ないというふうなことを前提で仕事をするわけですけれども、やってみた結果、結果としていい面も悪い面もあったなと、こういうふうなことでありますので、その辺については御理解いただきたい。
  なお、先般、板垣委員に申し上げた内容は、より地域を熟知した職員、なおかつ従来であれば、従来というのは10年前、市の職員を派遣していた当時ですと、どちらかというと、新採の係長を派遣しておったというようなことでありますが、それも含め優秀な職員、だから、新採の職員ということを前提じゃなくて、いろいろとその地域を熟知した職員を張りつけたいと。だから、経験のある人、ない人も含め、総合的にいい人材を派遣したいという意味のことを申し上げたわけでありますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第11款災害復旧費から第14款予備費までの258ページから263ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料の264ページから284ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  午前中に質問漏れがあった旨の声がありましたので、ここで総括して質問ありませんか。
  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  大変申しわけありませんが、ちょっと質問漏れしましたのでお尋ねをしたいというふうに思います。
  83ページの第1項のフラワー長井線の問題でありますが、今回1,500万円ほど計上されておりますが、経営支援金と、こういうお話でありますが、最近、長井線もいろいろな催しやいろいろ工夫を凝らして、何とか経営安定に乗り出そうということでやっているようでありますが、いまだまだ何ていいますか、低迷状況にあるというふうなお話を聞いているんですが、この長井線の経営状況ですか、状況としてどういうふうになっておられるか、お尋ねいたします。
○委員長  企画財政課長。
○企画財政課長  長井線の経営に対する助成につきましては、ここにトータルとして1,500万円掲げております。その中でも、山形鉄道運営助成基金負担金として1,158万円を助成しているわけでございます。これにつきましては、県も含めて、沿線2市2町が負担割合を定めて負担しているということで、6,000万円のうち、県が3分の1、あとは残りの4,000万円を2市2町で割っておるということで、私どもの南陽市につきましては1,158万円だということで、これが直接経営のほうの支援に回るわけでございます。
  従前、基金を積み立てて、その果実をもって運用しようということで出発したわけでございますけれども、今の基金を取り崩して運用せざるを得ないというようなことで、実質、今、若干の基金残っておりますが、6,000万円をつぎ込んで、8,000万円から9,000万円近い経費は赤字としてかかっていると。実際に6,000万円出す分よりも経費がかかっていると、また、若干の基金が残っている関係で運営のほうはできておりますが、そういう状態でございます。
  以上です。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  県と2市2町の自治体というようなお話でありますが、さっきも申し上げましたが、かなり内部で、会社で自助努力してさまざまな催しをやっていると。今年は、せんだっての質問の中でも市長答弁の中でも、熊野神社への参拝も大分増えていると、あるいは三羽のウサギとか、あるいは宮内駅のウサギ問題等々で、相当お客さんも来ていると、こういうお話であります。
  それで、今年度は相当お客さんが来るのではないかと、こういうふうにお話あるわけですけれども、こういった見通しも含め、今後の運営等についてお尋ねしたいんですが、どうでしょうか。
○委員長  松田企画財政課長。
○企画財政課長  今後の見通しということで、三羽のウサギ、宮内駅のほうにも駅長さん並びに駅員さんを配置しております。幸い県のほうの緊急雇用もしくは長井市さんのほうでも1名の緊急雇用を行いまして、9名の方が今、フラワー長井線のほうに従事しております。その辺の営業的な努力もございまして、定期以外、観光収入の面のほうも若干ございます。
  ただ、緊急雇用につきましても今後、継続してこられる事業ではないというようなことから、今、営業のほうで活動しておりますが、それに従事する人も減ってきているというようなことが考えられますし、また、沿線の長さが30キロ程度と、そこの中でやっぱりそれを核とした旅行がなかなか組めないというようなこともございまして、これから大幅に伸びることは難しいのかなと思っております。
  社長が就任して2年目、新たに専務が就任して1年目で、社長が観光面、専務が一般住民の方の利用促進ということで、すみ分けをして頑張っておりますが、まだまだこれから市民の利用なんかを啓蒙していく必要があるのかなと思っております。
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  大分内部で努力をしていると、社長も交代をして、若い人にかわったと、こういうことで自助努力をしているわけですけれども、昨年度や、あるいは一昨年、その前の年と比べて経営状況は上向きになっているのか、それとも下降的なものになっているのか、その辺ちょっと状況がわからないもんですから、その辺どうなっていますか。
○委員長  松田企画財政課長。
○企画財政課長  今年度、土日切符にかわりますウイークエンド切符というものの利用にフラワー長井線も入ったというようなことで、今、土日切符にかわるウイークエンド切符といいますか、それを購入した場合、1件当たり50円の交付金がフラワー長井線にも入るというようなことから、その収入が10月から始まって3月で一応終わるんですけれども、1,000万円近く入るというようなことから、営業外の収益としてはそれを確保できております。
  あと、全体の収支ですけれども、若干横ばいプラス今回の1,000万円というような格好で、経費的にはなお厳しいが、若干赤字の幅が緩やかになっているというところでございます。
○委員長  ほかにございませんか。
  18番小林委員。
○小林啓市委員  181ページ、ハイジアパークについてお聞きいたしますが、この前の全協のとき、渡部議員が市長に質問して大体のことはわかるんですけれども、3カ年計画、ハイジアパークの収支を見ると、2億1,000万くらいの中で、当期純利益が7万4,000円だと、こういうことであります。それには、この中に指定管理料1,000万円も入っているし、そして入湯税も今度はなくなってきているわけだから、かなりの部分を行政が出していても7万幾らと、こういうことになるわけであります。
  そして、4月からは、高橋さんがやめるというようなことであると、司令塔がいなくなるんでないかなと、こう思うわけで、その間、市長のほうからいえば、商工観光課長とか市長が行くんだと、こういうことでありますが、そしてまた、そのうち優秀な人が来たらばそれを充てたいと、こういうような話ですが、それではちょっと収支決算7万くらいは、まだこれはマイナス赤字になるんじゃないかな、こう私は思うんですが、いつ来るのかわからない優秀な人材を待つよりも、今の管理者の中からだれかを1人挙げて、毎日それに専念されるような人、課長は行政のほうの仕事をしてもらうというようなことが言えると思うんですが、内部から管理者を挙げるということについては、市長はどのように思っていますか。
○委員長  市長。
○市長  今のところ、余りね、どうしよう、そうするかというふうなこと、話ししていませんので、今、急にそういう話をされてもですね。いい方法もあるだろうし、問題もあるかもしれないし、即答できるような内容ではないと。変な期待を持たせても、従業員に迷惑をかけるということもございますので、もうしばらく検討させてください。
○委員長  18番小林委員。
○小林啓市委員  話を聞くと、バックが南陽市だからというのでなかなか動きが鈍いと、こういうような話を聞いているんですが、やはり先ほど言ったように、当期純利益が7万4,000円くらいだというのは、ちょっとしたことでもう今度はマイナスになるんでないかなと、こう私心配しているわけでありますので、人選でありますから、ここですぐ返事しろとかなんとかとは言いませんけれども、できるだけ早い時期に管理者を選んで、市長も肩の荷をおろしたほうがいいじゃないかなと思うんですが、その辺なども十分に検討していただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  12番漆山委員。
○漆山鏗一委員  7款商工費に関連しまして、1つお聞きしたいと思います。
  今年から菊まつり会場が中央花公園のほうに移ることが大筋決定したわけであります。今まで九十七、八回ですか、宮内地区で開催されておりました。今からその話が出回っておりまして、宮内どうなるんだべなというような、大変心配をしていらっしゃる方も現実おられます。
  そこで、1つお尋ねいたします。菊まつり会場で頑張ってきた宮内地区に市として今後どのような手だてを考えていらっしゃるか、1つだけお尋ねいたしたいと思います。
○委員長  齋藤商工観光課長。
○商工観光課長  今回、中央花公園に菊まつりの会場を移しながら、南陽の秋まつりというふうなことで総合的なイベントを展開していくと。当然、今まで菊まつりの大きなサブイベントとして開催をいただきました「なんじょ鍋」、宮内の鍋ですね、あるいは菊と市民のカーニバル、こういったものについては、やはり従来どおり、宮内地区の中で市民一体となって活動していただきたいというふうに思っておりますし、当然、熊野大社を中心とする部分で、商店街も含めて菊の飾りつけなどもお願いをしていかなくてはならないだろうというふうに思っております。決して会場が中央花公園になったということで、いわゆる宮内の菊まつりがなくなるということではなくて、南陽市挙げて取り組んでまいりたい。そういった意味でも、ぜひ宮内地区のみならず、市内全域の皆さんに御協力、御理解を賜りたいと、かように存じているところであります。
  以上でございます。
○委員長  12番漆山委員。
○漆山鏗一委員  一部には菊とぶどうといで湯の里、その3本柱が皆南のほうに移行しちまって、だんだん寂しくなるもんだというような話もございます。それから、数年前ですか、皆川健次さんのあの熱い思いを今考えるとき、やっぱり何らかの手だてをぜひお願いしたいもんだなと思いますので、ひとつ今、課長の頭の中のプランをお聞きしましたら、それの3倍ぐらいのプランニングをぜひひとつ御要望申し上げます。よろしくお願いします。
○委員長  では、ほかになければ。
  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第6号 平成23年度南陽市一般会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」「異議あり」の声あり)
○委員長  15番佐藤委員。
○佐藤 明委員  私は、このたびの一般会計の当初予算23年度、いろいろ雇用問題から、商工業の振興策の問題から、社会保障の問題等から、さまざま問題があると、こう言わざるを得ませんので、反対の立場を表明させていただきます。
  以上です。
○委員長  ただいま15番佐藤 明委員より反対の意思表示がありましたので、採決は起立により行います。
  お諮りいたします。議第6号 平成23年度南陽市一般会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに賛成の方の起立をお願いいたします。
(賛成者起立)
○委員長  着席お願いします。
  起立多数であります。よって、議第6号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第7号 平成23年度南陽市国民健康保険特別会計予算
○委員長  次に、特別会計予算の審査に入ります。
  議第7号 平成23年度南陽市国民健康保険特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第7号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般、300ページから353ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第7号 平成23年度南陽市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第7号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第8号 平成23年度南陽市財産区特別会計予算
○委員長  次に、議第8号 平成23年度南陽市財産区特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第8号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、366ページから406ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第8号 平成23年度南陽市財産区特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第8号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第9号 平成23年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算
○委員長  次に、議第9号 平成23年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第9号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、416ページから425ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第9号 平成23年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第9号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第10号 平成23年度南陽市育英事業特別会計予算
○委員長  次に、議第10号 平成23年度南陽市育英事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第10号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、436ページから443ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第10号 平成23年度南陽市育英事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第10号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第11号 平成23年度南陽市介護保険特別会計予算
○委員長  次に、議第11号 平成23年度南陽市介護保険特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第11号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、456ページから491ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第11号 平成23年度南陽市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第11号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  暫時休憩といたします。
  再開を2時15分といたします。
午後 2時00分  休憩
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午後 2時15分  再開
○委員長  再開いたします。

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議第12号 平成23年度南陽市出産祝事業特別会計予算
○委員長  次に、議第12号 平成23年度南陽市出産祝事業特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第12号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、502ページから505ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第12号 平成23年度南陽市出産祝事業特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第13号 平成23年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算
○委員長  次に、議第13号 平成23年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。松田企画財政課長。
〔企画財政課長 松田直二 登壇〕
○企画財政課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第13号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、516ページから525ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第13号 平成23年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第14号 平成23年度南陽市水道事業会計予算
○委員長  次に、議第14号 平成23年度南陽市水道事業会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。新野甚吉上下水道課長。
〔上下水道課長 新野甚吉 登壇〕
○上下水道課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第14号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、530ページから550ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第14号 平成23年度南陽市水道事業会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第14号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第15号 平成23年度南陽市下水道事業会計予算
○委員長  次に、議第15号 平成23年度南陽市下水道事業会計予算について審査を行います。
  当局の説明を求めます。新野上下水道課長。
〔上下水道課長 新野甚吉 登壇〕
○上下水道課長  〔平成23年3月定例会 予算に関する説明書により議第15号について説明〕省略
          別冊参照。
○委員長  これより質疑に入ります。
  収益的収支及び資本的収支全般、556ページから582ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第15号 平成23年度南陽市下水道事業会計予算は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました本日予定の予算の審査は終了いたしました。
  慎重な御審査を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。
  なお、この際、当局にお願い申し上げます。
  本委員会において、各会計とも原案のとおり可決すべきものと決したところでございますが、これまでの審査の過程で貴重な御意見も数多くありました。市長を初め当局におかれましては、行政の執行に当たり、本委員会における議論や意見を十分酌み取られ、適切に対処されますことを強く望むものであります。

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閉会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立願います。御苦労さまでした。
午後 2時45分  閉会

       予算特別委員長 松木 新一