平成23年9月16日(金)午前10時00分開会

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板垣  致江子  委員長        白鳥  雅巳  副委員長


出欠席委員氏名

◎出席委員(17名)
 1番 白鳥  雅巳  委員   2番 片平  志朗  委員
 3番 吉田  美枝  委員   4番 梅川  信治  委員
 5番 川合   猛  委員    6番 髙橋   弘  委員
 7番 板垣 致江子  委員   8番 髙橋   篤  委員
 9番 田中  貞一  委員  10番 遠藤  栄吉  委員
11番 松木  新一  委員  12番 漆山  鏗一  委員
13番 桑原   仁  委員   14番 小野 健一郎  委員
15番 佐藤   明  委員   17番 殿岡  和郎  委員
19番 渡部   敬  委員
◎欠席委員(0名)


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説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄      市長                    安達 正司      副市長

松田 直二      総務課長             板垣 俊一      政策主幹

伊藤 賢一      企画財政課長       中條 晴雄      税務課長

堀  啓治       危機管理課長       鈴木 隆一      市民課長

大沼 豊広      福祉課長             鈴木  聰       保健課長

大坂 剛司      農林課長             高梨 敏彦      商工観光課長

粟野  清       南陽ブランド         新野 甚吉      建設課長
                         推進課長補佐

髙橋 秀雄      上下水道課長       濱田 俊明      会計管理者

門間 利行      消防長                 鈴木 秀一      消防課長

山口  清       消防署長              猪野  忠       教育長

樋口 一志      教育次長              淀野 秀樹      学校教育課長
                         (兼)管理課長

山田 俊彦      社会教育課長        尾形 真人      スポーツ文化課長

青木  勲       代表監査委員        星   弘 文          選挙管理委員会
                                                                              事務局長(併)
                                                                                   監査委員事務局長

伊藤 圭一      農業委員会
                         事務局長

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事務局職員出席者

斉藤 彰助      事務局長               板垣 幸広      議事係長

安部 真由美     庶務係長               長沢 俊博      書記

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本日の会議に付した事件
 認第1号 平成22年度南陽市一般会計歳入歳出
      決算の認定について
 認第2号 平成22年度南陽市国民健康保険特別
      会計歳入歳出決算の認定について
 認第3号 平成22年度南陽市財産区特別会計歳
      入歳出決算の認定について
 認第4号 平成22年度南陽市小滝簡易水道事業
      特別会計歳入歳出決算の認定について
 認第5号 平成22年度南陽市育英事業特別会計
      歳入歳出決算の認定について
 認第6号 平成22年度南陽市老人保健特別会計
      歳入歳出決算の認定について
 認第7号 平成22年度南陽市介護保険特別会計
      歳入歳出決算の認定について
 認第8号 平成22年度南陽市出産祝事業特別会
      計歳入歳出決算の認定について
 認第9号 平成22年度南陽市後期高齢者医療特
      別会計歳入歳出決算の認定について
 認第10号 平成22年度南陽市水道事業会計決算
      の認定について
 認第11号 平成22年度南陽市下水道事業会計決
      算の認定について

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開会
○委員長(板垣致江子委員)  御起立をお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席をお願いいたします。
  これより決算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名で定足数に達しております。
  なお、本日の会議に遅刻する旨通告のあった委員は17番殿岡和郎委員1名であります。
  これより決算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成22年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに事業会計決算11件であります。

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認定1号から
認第9号まで計9件
○委員長  認第1号 平成22年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第9号 平成22年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの9議案について、当局の説明を求めます。
  濱田俊明会計管理者。
〔会計管理者 濱田俊明 登壇〕
○会計管理者  〔平成23年9月定例会 決算に関する説明書により 認第1号から認第9号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  これより審査に入ります。
  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁は、ページ数、款項目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  初めに、認第1号 平成22年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について、事項別明細書により審査を行います。
  まず、歳入から行います。第1款市税から第12款使用料及び手数料までの80ページから93ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  税収の問題等についてですけれども、今御承知のように3月の大震災、あるいは今回の台風12号の大被害、こういう大惨事が相次いでいる中で、景気の動向も非常に大変な状況になっていると。南陽市でもさまざまな商工業の手当や、あるいはさまざまな諸手当をしているわけですけれども、こういった不景気の中で税収が相当落ち込んでいると、こう言わざるを得ないわけですが、来年度の予算は、これからいろいろと各課の状況を聞きながら予算編成をしていくわけですけれども、今、税収の見通し、どのように考えておられるか、第1点、お尋ねしたいと思います。
  それから、第2点目でありますが、南陽市では第5次総合計画が先だって議会に示されました。そのことによって当面、前半の5年間の内容等も示されたわけですけれども、こういった状況の中で、やはり景気の回復が非常に大事ではないのかなと私は思っております。そういう点で市長のお考えをお聞きしたいんですが、企業誘致等というのはお考えでしょうか。まず、最初に2点お尋ねしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  税収の見込みについては、多少厳しく毎年見ておりますが、最終的には帳じりが合って、昨年と一昨年との比較でも大体1億ぐらいの差ですから、そう大きな差はないのではないかなと、こんなふうに思っております。来年については、さっき言ったようにこれからですけれども、多少厳しく見ざるを得ないのではないかと、こういうふうな判断に立っております。
  また、こういった状況の中で、企業誘致をどう考えているかと、こういうことでございますが、願わくばよりこの地域に合った企業、あるいは若者が働けるような、定着してこの地に住んでいただけるような企業を誘致したいと、こう思っておりますが、いかんせんこういう時期なので、なかなか厳しい。多少、福島県関係の被災地のほうからの反応もあったわけですけれども、依然として国のほうの対応がはっきりしていないので、対応ができていないと。仮というようなことで、県内にも何件か来ておるようですが、あくまでも空き工場に仮設の工場としてということで、永住するというようなことではないということなので、できればしっかりそうした長い歳月を経てしっかり交渉しながら、この地に長くいてくれる、あるいは一緒に共存共栄できる企業と、こう思って取り組んでいますが、さっきから申し上げておりますように、なかなか状況が容易ではないと。
  あわせて、今、南陽市は工業団地も、幸いと申しますか、あいているところがございますので、これらの開発も含めて、総合的にこの経済状況をかんがみながら対応していかなければならないと、こう思っているところでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ブランド課も誕生して、つまり県内外に発信していると、こういう状況、南陽市は南陽市の特産物を大いに売り出すと。非常に結構なことだと思うわけですが、先ほど申しましたが、こういう状況の中で、やはり地元で働く若い方々が、せめて南陽市で働きたいと、こういうふうな考えもあるわけです。
  しかも、今度の日曜日ですか、全国の青年の方々が集って、フォーラムというか、そういう青年の集いが開かれると。これも一つの南陽市での青年の大いなる議論が、この南陽市の主催によって、非常に全国的にも私は注目をされているのではないかと。こういう状況だからこそ、青年たちが働く場所を求めて、しかもこういう大事なときでありますから、やはりせめてそういう展望を持ちながらやっていく必要があるのではないのかなと。しかも、市長は全国にもそちこちにお友達もいるというふうなお話も聞いておりますので、ぜひそういう立場でこれからの企業誘致等も図っていただければなと。
  先ほど答弁がなかったわけですけれども、5次総の計画の中でも、こういったさまざまな長期計画を立てているわけですから、ぜひそういった意味で何らかの方策をやっていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  先ほど申しましたように、誘致については、これまでどおり力を入れていきたいと、こう思っておりますが、いかんせんこういう状況なので、それとあわせて、まずは既存企業の足腰をしっかり強くしていくと。そういう意味では内部の強化を図ると。既存企業の皆さん方がしっかりした経営基盤に基づいて雇用にも力を入れ、1社当たり1人、2人ととることによって、100人、200人の、企業を誘致したと同じような雇用の拡大にはなります。そういった意味で、農業も含めてしっかりやっていきたい。さらにそういった方々の支援をする意味でも、ブランド課は今、南陽市の特産品をいかに内外に売り込むかと、こういうことで頑張っております。
  そういったことも含めて、雇用の確保のために頑張っていきたいと思っておりますし、第5次総合計画についても、人口減少にいかにして歯どめをかけるかということで基本的には動いているわけなので、その辺の今できる最も有効な手段としては、既存企業に力をつけてもらうことが、まずは優先だと。せっかく誘致企業が来ても、既存企業の皆さん方から従業員を全部引っこ抜かれたと、こういうことになっても困りますので、そんなことのないように、まずは既存企業の皆さん方の足腰を鍛えて、なおかつ誘致企業は誘致企業として、あわせて誘致をしながら頑張っていけるような体制をつくっていきたいと、こう思っておりますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長  よろしいでしょうか。
  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、次に移ります。
  次に、第13款国庫支出金から第14款県支出金までの92ページから111ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第15款財産収入から第20款市債までの110ページから129ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出について行います。
  第1款議会費、130ページから131ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第2款総務費、130ページから165ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第3款民生費、164ページから189ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第4款衛生費、188ページから199ページまでについて質疑ございませんか。
  松木委員。
○松木新一委員  199ページまでですか。
○委員長  はい、199ページまで。
○松木新一委員  192ページの4款衛生費、1項保健衛生費、3目の環境衛生費についてお聞きいたしたいと思います。
  昨日もアメシロの関係で質問があったわけですけれども、私が立場上、ちょっと質問を関連でお聞きしたかったんですが、聞くことができなかったので、まずお聞きしたいと思います。
  南陽市内にそれぞれの地区があるわけで、きのうもお答えがあったわけですが、やはり地元対応、なお基本的には管理者対応というようなお話でございました。そういう中で、地区数が南陽市内には150数地区あるとお聞きしていますが、その中で衛生組合として、地域対応で市のほうから補助を受けてアメシロ対策の駆除の実施をされた地区は幾つぐらいあったでしょうか。
○委員長  鈴木市民課長。
○市民課長  お答え申し上げます。
  独自に経費等を出し合ってしていただいている共同防除等については把握してございませんけれども、衛生組合連合会から薬剤のほうを支給させていただいた実績につきましては、平成22年度については12地区でございます。
  以上です。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  昨年度は独自でやったところもあるというようなお話の中で、補助を受けたのは12地区という中で、そういう補助を受けてアメシロの対策をやる地区が、年々少なくなっているのではないかなと私は思うわけです。そういう中で、本年度は非常にアメシロが市内全般的に増えてきて、期間も長く、今でもまだアメシロが残っているような状況下にもあります。
  そういうことで、地域の方は地域というようなことで、まず衛生組合に共同での防除のチラシ等も回覧になって、私も知っています。ただ、やはり自分たちのほうも大変大きな木、最近はいろいろな木、個人ではもうできない大木、まず庭木としても大変大きくなって、その辺の庭木が大きくて、小さな消毒機ではどうにもならないという、やはり動噴とかそういう大きな機械でやらないとだめというところで、まずクルミの木とか、今年はいろいろな木がなっています。クルミの木、桑の木、プラタナス、そしてカキ、桜は春先から当然ですが、そのほか果樹等、まずありとあらゆる、あと柳の木、そういうものまでもアメシロがついているので、全体的な把握といいますか、そういうものを今年度はされたのでしょうか。
○委員長  鈴木市民課長。
○市民課長  基本的に市民課としては、直接は実施してございませんでした。それぞれ状況に応じて、駆除等をしていただいた部分については、それぞれ現場に出向きながら、それぞれの所有者の方とか管理者の方にお話をさせていただきながら対応した部分もございます。そのような形で、全体的に見回ったという実績はございませんでした。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  本来はほかの款にわたってしまうので、質問はその部分についてはできないかと思いますが、やはり今年の状況などを見ますと、河川のわきの柳の木とか、自然に生えているクルミの木とか、またその辺にある、例えば沖郷の中学校のわきの堤の周辺の大きなクルミの木が、もう丸裸、葉が全然なくなっていると。あと防災センターの西側の堤の周りの大きな木も、クルミ関係はまずほとんど葉がなくなっているような状況、それとかあと街路樹の中でもところどころなくなっているものもあると。
  それと、加えてまたあと学校施設関係でも、やはりアメシロにやられて、逆にそういうところから個人の庭の木のほうに、逆に増えていっていると。学校施設関係あたりの木が、もう葉が全然ない状況にもなっているというようなことで、その辺についても非常に心配されるわけです。
  そういうような中で、全体的なアメシロの防除体制をどうしていくかと。今年これぐらい蔓延していますので、来年どうなるのか、ちょっと心配されますので、やはり市全体として、行政としてどうアメシロ対策をしていくかというようなことで、地域でやる共同防除事業等についても、春先、地区長会、衛生組合の方々の総会があるわけですが、そのときやはりその辺について、地区の対応について十分御指導をしていただきたいなと思いますが、その点、どう考えていらっしゃいますか。
○委員長  鈴木市民課長。
○市民課長  昨日もちょっと申し上げさせていただきましたけれども、衛生組合の総会の中で、この部分についても賛否両論ございまして、すべきだという部分と、そうでないという部分とありました。そういう中でも今年度については薬剤の助成をさせていただいているところでございますが、実施につきましては、それぞれ隣組回覧などもさせていただいて、今年も6月だったと思いますけれども、実施させていただいておりますので、今年度の状況を受け、来年度の総会の場でも、そういう形でまた議論になる部分もあると思いますが、そのような方向で、今年同様というか、来年も提案というか、させていただきたいと思っております。
  以上です。
○委員長  松木委員。
○松木新一委員  その辺はわかりました。
  やはりあと町なかは、消毒に対する害とかいろいろ心配なことが非常に多いわけであります。そういう中でやはり賛否両論、当然、また負担の関係もあろうかと思います。ただ、周辺の地区においては、特に蔓延しているというようなことで、とても個人対応ではもうできるような状況ではないと。そういう中で、やはり大きな機械で消毒をしなくてはいけない。そういう意味で、やはり地域の個人の部分と、あとあわせてやはり公共施設関係も一斉にしないと、回覧でも年2回といいますか、アメシロの多く発生する状況の日程等も載っていますので、やはりその辺についても、地域と行政とが一体となって駆除していただけるよう御要望申し上げます。
  以上です。
○委員長  それでは、要望でございます。
  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第5款労働費、198ページから201ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第6款農林水産業費、200ページから219ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次、第7款商工費、218ページから227ページまでについて質疑ございませんか。
  3番吉田委員。
○吉田美枝委員  219ページのプレミアム商品券についてなんですけれども、この春、第二弾ということでプレミアム商品券、発行したわけですけれども、それが当初2,000万円の補助ということで出しましたけれども、大分売れ残ったというか、そこで検証のほうはどうなっているのか。検証をされているのであれば、そういうことをきちんと報告していただきたいと思います。
○委員長  高梨商工観光課長。
○商工観光課長  プレミアム商品券のこのたびの新年度での緊急経済対策のほうで対応させていただきました部分につきましては、4月の臨時の予算で専決という形でいただきまして対応したところでございます。この部分について、4月29日から7月31日までの利用期間ということで準備をした内容になってございます。既に全協のほうで御報告申し上げましたが、1万2,493セットを完売、終了した実績ということになってございます。
  また、利用状況等につきましては、前回の部分と同じような形で、大型店舗さんの部分が半数以上を占めての利用だったというような内容の集計結果をちょうだいしているところでございます。
  以上でございます。
○委員長  吉田委員。
○吉田美枝委員  今お答えいただいたのは、全協等で御報告いただいているのでわかりますけれども、何でそういう状況だったのかという、深く突っ込んだところの検証をいただきたいと思ったんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長  高梨商工観光課長。
○商工観光課長  私どもとしましての対応については、緊急経済対策ということで、震災後の部分での経済への影響という中での市民の皆様の利用促進を図っていただき、地域の特に商業者に関しての部分での購買力増強、そしてプレミアム商品券とプラスして一緒に購買を図っていただき、私ども市内の地域経済に寄与していただければということでの対応をしたところでございまして、先ほどの報告の中で、大型店の部分が前回と同じような形で半分以上もあったということではございますけれども、この部分についても、雇用の確保等々、臨時の職員等も含めまして、そういう部分で地元の市民の方も雇用されているという中で、そういう中で、こういう対応しての部分での間接的な効果もあったものと思っておりますし、また市内の中小の商業者の部分でも、購入での実績もあるということから、これを行った部分での効果はあったものと位置づけているところでございます。
○委員長  市長。
○市長  このプレミアムは上限が決まっているわけですね。1人10万円と。それで南陽市は一家で1つと、こういうことですから、この辺が天なんだなと。大体4回ぐらいやってみましてわかりましたね。大体1万件ぐらいしかないです。1人100万も200万も買えば、これは相当になりますが、1軒10万円までですから、そうすると大体この辺が天なんだと。これ以上は発行しても買えないと、こういうことがわかったのではないかなと、こういうことでありますので、御理解いただきたいと思います。
○委員長  吉田委員。
○吉田美枝委員  反問されましたので。
  プレミアム商品券が発行になったときに、若い方々からですけれども、やはり10万円であれ、なかなか期間が短かったものですから、お金の準備ができなかったと。でも、やはり少しでも、1割補助という形でのあれなので、買いたいんだけれども、10万円も限度額いっぱいは買えないと。二、三万円ぐらいでやっとなんだという若い人たちの声を多く聞きましたもので、それで先ほど検証と言ったわけです。
  以上です。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費、226ページから239ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第9款消防費、238ページから247ページまでについて質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  大変失礼をいたしました。改めて質問をいたします。
  消防の2市2町の統合で、来春から1つの消防体制に入ると、こういう状況でありますが、今の状況はどのように進捗されているのか、まず第1点、お尋ねしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  状況は極めて順調に進んでいると。佐藤委員承知のとおりで、間もなく人事の基本的な考え方も決定して、今年の採用の人数も大体決まったようでありますし、一番は一斉指令の練習期間というのかな、準備期間が必要だということなので、来春に先だって、今年度中に2カ月から3カ月ぐらいの期間を執行させてその任に当たらせるというようなところまで進んでいるようで、極めて順調に進んでいるので、来年の4月1日からは、予定どおり2市2町の置賜広域消防ということで進めることができるのではないかな、こんなふうに思っております。それ以外については、議会で御説明のとおりでございます。
○委員長  佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいまの市長の答弁では、順調に推移をしていると、こういうふうな答弁でありましたが、特に新しく採用される方も、これからそういった準備に入るわけですけれども、現在ある各自治体の消防署、こういった方々の人事なども、来年4月1日に向けて、いつごろになるかわかりませんが、恐らくこれもいろいろと進むと。こういった人事については、だれがどのようにして決めるんでしょうか。まず第1点。
  それから、2つ目でありますが、昨年度ですか、いろいろ置広の議会等でもさまざま議論されたわけですけれども、特に財政問題ですね、各自治体の財政の持ち出しなども含めて、これは経費の削減を図るんだということで、それぞれある程度の指標を出されましたが、財政的な問題等について、具体的なあれは進んでいるんでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  人事については、理事会、基本的には理事長が人事権を持って任命権者になるんだろうというふうに思いますが、その前にさっき言ったように基本的な考え方、人事の構成についても、どのようにしていくのか、基本的なことについては、理事会でお話し合いをして、最終的には理事長が任命するというような形になるというふうに思っております。
  それから、財政的なものについては、当然、初期投資もありますから、その年から急激に経営が下回ると、従来よりも削減になるということではございませんが、ある程度のスパンを持って少しずつ下がっていくと、こういうことでございますので、そういったシミュレーションも全部やっていますので、そんなことも議会のほうに資料が配付されていると思いますので、それを見ながら御検討いただければなと、こんなふうに思っておりますが。
(「いつごろ見直し……」の声あり)
○市長  そんなに簡単に、あしたから削減とはいきません。それだけ御承知おきいただきたいと思います。
○委員長  ほかに消防費について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第10款教育費、248ページから289ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第11款災害復旧費から第14款予備費までの288ページから293ページまでについて質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第1号 平成22年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」「異議あり」の声あり)
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ただいま上程されております22年度の南陽市の一般会計決算に対しまして、私は反対の立場をとらせていただきます。
  以上です。
○委員長  ただいま反対の意見がありましたので、採決は起立によって行いたいと思います。
  認第1号 平成22年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について、原案のとおり認定すべきものと決するに賛成の委員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○委員長  御着席ください。
  起立多数であります。
  よって、認第1号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  ただいま審査の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時15分といたします。
午前10時59分  休憩
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午前11時15分  再開
○委員長  再開いたします。
  休憩前に引き続き審査を行います。
  次に、認第2号 平成22年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  296ページから333ページまでの事業勘定及び直営診療施設勘定の歳入歳出全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第2号 平成22年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第2号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第3号 平成22年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  336ページから365ページまでの歳入歳出全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第3号 平成22年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第3号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第4号 平成22年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  368ページから371ページまでの歳入歳出全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第4号 平成22年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第4号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第5号 平成22年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  374ページから379ページまでの歳入歳出全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第5号 平成22年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第5号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第6号 平成22年度南陽市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  382ページから387ページまでの歳入歳出全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第6号 平成22年度南陽市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第6号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第7号 平成22年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  390ページから413ページまでの歳入歳出全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第7号 平成22年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第7号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第8号 平成22年度南陽市出産祝事業特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  416ページから419ページまでの歳入歳出全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第8号 平成22年度南陽市出産祝事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第8号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第9号 平成22年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  422ページから431ページまでの歳入歳出全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第9号 平成22年度南陽市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第9号は原案のとおり認定すべきものと決しました。

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認定10号から
認第11号まで計2件
○委員長  次に、認第10号 平成22年度南陽市水道事業会計決算の認定について及び認第11号 平成22年度南陽市下水道事業会計決算の認定についての2議案について当局の説明を求めます。
  髙橋秀雄上下水道課長。
〔上下水道課長 髙橋秀雄 登壇〕
○上下水道課長  〔平成23年9月定例会 決算に関する説明書により 認第10号及び認第11号について説明〕省略 別冊参照。
○委員長  初めに、認第10号 平成22年度南陽市水道事業会計決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  476ページから507ページまでの水道事業会計全般について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第10号 平成22年度南陽市水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第10号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  次に、認第11号 平成22年度南陽市下水道事業会計決算の認定について審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  510ページから549ページまでの下水道事業会計全般について質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今回の下水道の関係でありますが、22年度は償還が7億700万円と。残が118億8,500万円と、こういうお話でありますが、今報告があったように企業債が昭和63年前後して、いまだもって5%前後の高い政府資金、そういったものがあるわけですけれども、私も再三指摘をしてまいりましたが、繰上償還、あるいは借りかえ等々、これを今後やるんだというふうなお話でありますが、今、大分、平成の後半に入って、利率もどんどん下がってきて、今や1%前後等の利率になっていると。そういう点でかなり下水道の、あるいは上水道のこういった企業債券ですね、こういったものが非常によく返済されるようになったと思うんですけれども、今後の状況、推移ですね、どのように課長は見ておられますか。
○委員長  髙橋上下水道課長。
○上下水道課長  それでは、お答えを申し上げます。
  下水道事業につきましては、前年比4億円近い金額を減らしてございまして、ただいまおっしゃったように110億円の起債償還残金がございます。下水道事業につきましては、もう既に借りかえを行っておりまして、5%以上の利子のものがなくなったことになりますので、借換債は該当しなくなっております。今後は、事業のピークも過ぎましたので、新規の企業債も減少しておりますので、区域内の人口を増やしながら収入の増加を図り、そして繰入金や平準化債等を利用いたしまして、計画的に返済をいたしたいと思っております。
  以上です。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  政府資金も前は繰上償還できなかったわけですけれども、ここ何年かで緩和されまして、それもできるようになっているというふうな状況があるわけでありますが、ただいまの課長答弁にあるように、やはり計画的な繰上償還、あるいは借りかえを、今後、状況を見ながらぜひやっていただいて、幾らでも企業債がなくなるように、ひとつ努力をしていただきたいと。
  最後に、市長、今の問題について、ぜひ決意をお聞かせいただきたいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  市長。
○市長  かねがねこの件については、私も議員時代から心配をしておったわけでございますし、同じような質問を何回もしております。今も4.8%ぐらいのものがございますので、できるだけ、今は大体1%を切るというのは普通というか、そうなっていますので、これらの努力をしながら、ただ政府関係の資金がなかなか簡単にいかないものもございますので、状況を見ながら、あるいは国・県にも働きかけをしながら繰上償還、あるいは借りかえできるように努めていきたいと、このようにしますし、できるだけ起債も、願わくば、金額がいまだに120億弱と、こういうことですから、何とか減らしたいものだと、こんなふうに思っておりますので、いろいろと御指導、よろしくお願いします。
○委員長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。認第11号 平成22年度南陽市下水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  よって、認第11号は原案のとおり認定すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました議案の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉会
○委員長  これをもちまして決算特別委員会を閉会いたします。
  本日はこれにて散会いたします。
  御起立お願いいたします。大変御苦労さまでした。ありがとうございました。
午前11時56分  閉会

       決算特別委員長 板垣 致江子