平成24年12月定例会

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午前11時10分  再  開
○議長  再開いたします。
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高橋 一郎 議員 質 問
○議長  次に、2番高橋一郎議員。
〔2番 高橋一郎議員 登壇〕
○高橋一郎議員  おはようございます。
  2番真風会の高橋一郎です。
  まずもって傍聴の皆さんに本当に御礼申し上げたいと思います。こんなに雪降って足もと悪い中傍聴していただいて、本当にありがとうございます。きょうからライブ放送ということなんですけれども、やはりこの現場に運んでいただいて話を聞く、あれ何言うんだべなというふうなことが、やっぱり生でこの臨場感がある中で聞けるというのはいいのかなというふうに思っています。どうぞよろしくお願いします。
  師走に入って本当に急に寒くなって、この雪です。いや、雪早く降っているなと。きょう12月10日ですので、1カ月ぐらい早いんでないかというふうに思っております。早く降った分、早く終わるといいなというふうに思っています。そうなるかどうかわかりませんが、とにかく雪の心配をしなきゃならない時期になりました。
  そういった慌ただしい中ですけれども、加えて衆議院選挙が16日と眼前に迫りまして、忙しさに拍車をかけているのかなというふうに思っております。
  さて、南陽市は非核平和宣言都市です。私は戦争を知らない世代です。平和な世の中に生まれ育ち、本当によかったなというふうに思っております。ありがたいなと思っております。この平和は、皆さんの御家庭でもそうだと思いますけれども、戦死なされた多くの方の犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならないと肝に銘じております。と同時に、子供や孫たち将来世代にこの平和を守っていかなければならないと改めて強く感じております。
  さて、私の一般質問は3回目です。私は「市政を身近に大胆に」をスローガンに政治活動をしておりますけれども、大胆な政策論争をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
  それでは、通告している3つのことについて質問をします。誠意ある御答弁と市民目線での真摯な議論を求めていきたいと思います。
  最初に、風水害対策、水害危険区域の防災環境についてです。
  私は、6月8日の一般質問で、東日本大震災後における第5次南陽市総合計画の施策の中で、住民ニーズは防災・減災、環境とエネルギー問題に意識が大きく変わったこと、市民の多くは利益・経済優先の社会や仕組みよりも、安全・安心の環境、電気も地産地消する社会への転換を求めること、今、真に求めているものは安全・安心を最優先する持続可能な社会であり、それこそがかけがえのない南陽ブランドであることなどを発言してまいりました。このたびの質問も、防災・減災対策の一環としてのものです。
  本市の地域防災計画の風水害対策で今春全戸配布されました洪水ハザードマップ、これです。これ、各家庭に配られたんですけれども、なかなかとっている方がいられるかどうかなんですけれども、これが配られました。それを見ると、吉野川について50年に1回程度の大雨により堤防が決壊した場合の浸水深、どこまで浸水するかという深さですけれども、一目瞭然であります。なかなかすばらしいできばえです。
  ただ、その中で、南陽警察署を含む赤湯の区域は50センチから1メートルが予想されています。昨今の異常気象は、局地的ゲリラ豪雨がいつ起きるかわからない中、堤防決壊が起こった場合、吉野川が町の中を流れる赤湯地区は甚大な被害に遭うことが危惧されています。
  現在の整備状況としては、吉野川下流の屋代川と合流する大橋JR橋から下流の国管理施行分の河川は、拡幅されて改修されました。山形県の管理は、平成15年に策定された河川整備計画で、大橋JR橋から吉野橋JR橋までの5.2キロメートルですけれども、適切な流下能力の断面を確保することや整備計画延長を伸ばすなど、河川整備計画の見直しに向けて検討しているようにお聞きしております。
  災害を未然に防ぎ、民生の安定のために、本市重要事業としての吉野川河川改修事業の推進や気象情報の伝達手段としてのサイレン設置など、防災対策をこれまで以上に積極的に取り組むべきだと思います。
  通告の内容について、サイレン設置などの防災対策に関しては、予算措置を含めて市長の御見解をお伺いしたいと思います。
  次に、活性化する実践的なまちづくり、市役所を核としたまちづくりについてです。
  昭和42年に合併し本市が誕生してから45年になり、昭和57年に市役所がこの現在地に移ってから30年になります。大方の市は市役所を中心にして発展していますが、本市の場合はそうではありません。それは、フラワー長井線とJR奥羽本線、それから国道113号に挟まれている、東西の交流ができない立地が大きな要因だと思っております。
  市長は、新文化会館を市役所南に建設してまちづくりをしたいと公言されております。それを実現するためには、その前提として都市計画道路の関口羽付線の国道113号から東を整備して、フラワー長井線を東西にまたぎ、県道赤湯宮内線、都市計画では大曲二色根線ですけれども。と国道113号を結びつなげることが必要なことだと思っています。
  これからのまちづくりは、少子高齢社会を見据えた防災、エネルギー循環のコンパクトシティーにあります。赤湯、宮内、沖郷を接点とするこの市役所を核としたコンパクトシティーをつくることは、国道113号とフラワー長井線に阻まれた不利な地理条件を生かす逆転の発想でもあります。都市計画の用途地域の第1種中高層住居地域となっているフラワー長井線と県道赤湯宮内線との一帯をコンパクトシティーのモデルとして開発していくことは、本市の発展と活性化には重要な施策と思いますが、市長の考えをお伺いします。
  最後に、ボランティアの町づくり、雪下ろしのボランティアネットワークに関してです。
  今年も雪の心配をしなければならない時期になりました。昨年の大雪では、高齢者が雪おろしで落下して大けがをされたお年寄りの方が本市においてもおられます。いまだに入院をされている方もおります。
  本来、雪おろしに限らず、地域で困っている方がおれば、地縁、血縁の中で助け合い、支え合っていく社会であるべきです。隣組や親戚などで助け合っていければ、ボランティアなど必要ありません。しかし、子供たちの県外就職や少子高齢社会、希薄になっていく地縁社会の中にあり、当たり前だった助け合い支え合うことができなくなっているのが悲しいかな現実であります。
  そのような現状の中、少しでもお役に立てればとボランティア活動をしております。一市民として、特にひとり暮らしのお年寄りの雪おろしボランティアに昨年から携わりました。若狭郷屋地区では10年前からボランティアによる雪おろしが実践されています。それを本市全体に波及しようという助け合いの会を企画して、行政が行ういわゆる公助では難しいサービスを、共助のボランティアとして取り組み始めました。
  数人のボランティアで屋根に上ってやれば、屋根の大小にもよりますけれども、大体1時間程度で終わります。1人では苦痛の雪おろしも、仲間とやれば心地よくできるのです。まだまだ呼びかけが足りないことや、ボランティアを継続していくことの難しさから、肝心のボランティアをする人が増えません。
  助け合いの会の目的は、雪で困っているお年寄りなどのいわゆる生活弱者の方の雪おろしなどをタイムリーに行うこと、市で助成される範囲内で雪おろしが済むことです。民生委員を通して申請し、登録された生活弱者の方が、自分のお金を出さずに雪おろしのサービスを受けられることは、公助と共助がうまく合わさったシステムだと思います。
  一方で、供給するボランティアサイドの拡大を図らなければ、市で助成される範囲内、つまりお金のかからない雪おろしはかなわぬことです。ボランティアをする人を募集する中でこんなことを言われます。ボランティアは1回はいいんだけれども、ずっとすると思うとつらいとか、ボランティアは本来無償だけれども、市の助成金をいただいての有償ボランティアというかな、雪おろしをすることもありじゃないのなどと言われます。
  そこで考えました。サービスを受ける側もする側にとってもお互いに良好な持続可能なシステムは何か。たどり着いたのは有償ボランティア、大きく言えば、後で話しますけれども、インセンティブなボランティアです。
  今の制度は、登録をした方が一たんお金を払って、その領収書を福祉課に持っていって、翌月に自分の口座に入るというシステムで、限度額は9,000円です。
  私は、こんなふうにできればいいと思っています。市が認めるボランティア団体が登録世帯に雪おろし除雪のサービスをした場合に、市から当該ボランティア団体に市の助成金を交付することです。そうすれば、登録世帯はお金を出さずにサービスを受けることができます。領収書のかわりに実施したことを証明するもので確認はできます。このような公助と共助のコラボレーションで、ボランティアによる日本一の福祉のまちづくりを目指すべきだと思いますが、市長のお考えをお伺いします。
  以上、壇上からの質問といたしますが、市民の立場に立った建設的な議論をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  2番高橋一郎議員の御質問にお答え申し上げます。
  初めに、風水害対策についての水害危険区域の防災環境についてでございますが、吉野川河川改修事業につきましては、これまで国・県等関係機関への要望活動を行ってきた結果、最上川との合流点付近、JR鉄橋から下流部の国直轄区間についての改修が完了したところでございます。また、平成18年に土場橋付近の川床を下げる工事を山形県より施工していただき、大雨時に吉野川の流水が堤防を越える心配はなくなりました。
  しかし、赤湯地区を含む上流部については、土砂の堆積が顕著に見られるようになっており、山形県が花見橋下流に設置している水位観測所の数値が容易に水防団待機推移を超える状況でございます。現在、山形県において、吉野川の河川計画の見直しに向けて鋭意検討していただいているとお聞きをしておりますが、早期の全面改修に向けて一級河川吉野川改修促進期成同盟会と協力しながら、山形県などの関係機関に対して要望してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
  次に、気象情報の伝達手段としてのサイレン設置など防災対策の積極的な取り組みでございますが、ハード面では老朽化した警鐘台を10年前より順次廃止撤去し、あわせて災害等情報緊急伝達システムの整備を行っているところでございます。本システムは、広範囲に災害情報及び避難情報の伝達が行えるもので、広報車両などの併用により確実に市民に災害情報などの提供が行えるものと期待をしており、現在赤湯地区には北町と椚塚1区の2カ所に設置しております。
  一方、ソフト面では、地域住民が自主的に連帯して防災活動を行う自主防災組織の組織化をお願いし、災害時における共助の体制を整備していただき、災害時の初期対応及び集団避難などの対応、行動ができる環境づくりを進めていただいております。
  今後は、災害情報の伝達訓練を行い、全市民に情報の伝達を迅速かつ正確に行えるよう検証してまいりたいと考えているところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。
  2点目の地域を活性化する実践的なまちづくりについての市役所を核としたまちづくりについてでございますが、本市では赤湯、宮内という2つの市街地の間に市役所を移設し、また官公庁を誘致することで周辺の市街地化を促進してまいりました。さらに、集客力の高い新文化会館整備については、都市機能を集積強化し、これまでの取り組みを補完する位置づけと心得るものであります。
  今回、フラワー長井線をまたいで県道赤湯宮内線と国道113号を結ぶことが新文化会館建設よりも先決との御指摘をいただきましたが、この施設の交通アクセスにおいては、国道沿いであること、またフラワー長井線の駅が隣接していることなどから、道路整備が施設開館までの絶対条件としてはとらえていないところであります。
  しかしながら、花公園エリアとの一体性が高まるなど、都市計画上、中長期的には検討が必要と考えますので、財源の手当やフラワー長井線との交差地点、交差方法等調査に加え、市道蒲生田本線、蒲生田矢ノ目線との連絡を想定するなど、市道改良事業としての実施可否について論じてまいりたいと存じます。いずれにいたしましても、フラワー長井線の線路が支障でありますので、検討時間の猶予に御理解を賜りたいと存じます。
  3点目のボランティアの町づくりについての雪下ろしのボランティアネットワークについてでございますが、体力が低下している高齢者にとって雪おろしは大きな負担であり、昨年度、県内で発生した雪おろし中の事故による死傷者のうち、6割が60歳以上であると山形県が公表しているように、高齢者の事故も多発しております。
  現在、南陽市の65歳以上、いわゆる高齢者の人口は9,507人であり、12月1日現在での高齢化率は28%を超えており、また核家族化が進んでいることもあって、高齢者のみ世帯は1,876世帯、そのうちひとり暮らしの高齢者は4月1日現在で949人と増加傾向にあります。
  高齢者のひとり暮らし、または高齢者のみの世帯であっても、近隣に子供や親戚がいる場合には社会通念上そちらに頼むべきものと思われますし、場合によっては業者に依頼して雪おろしをすることも可能であると考えております。
  一方、収入が少なく、頼れる身寄りもない世帯もありますので、そのような世帯に対し、本市では一定の要件のもとに雪おろし費を支給しております。また、東日本大震災の教訓として、近隣住民のきずながクローズアップされており、隣組、あるいは地区の中で助け合いの精神が生まれれば大変ありがたいことだと考えているところでございます。そのためにも、ボランティアによる雪おろしが各地区に波及し、体制が定着することは大変歓迎すべきことであります。
  ただ、ボランティアを強制するわけにはいきませんので、人員の確保や安全対策、また住宅を破損した場合の補償の問題など、検討しておくべき課題も多数あります。
  体制整備には時間がかかると思いますが、多くの地区でボランティア団体が設立され、研修会の開催等についての要望があれば、支援をする方向で検討したいと考えているところでございます。
  以上であります。
○議長  再質問に入ります。
  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  御答弁ありがとうございました。
  常日ごろの危機管理担当部署の方々には、本当に御苦労をされているなというふうに思いますし、この場をかりて本当に御礼、感謝申し上げたいというふうに思います。私も県職員、置賜総合支庁時代に実は防災担当でいました。地域防災計画を策定したり、そういったいろいろな意味での御苦労がわかりますので、本当に感謝申し上げたいと思います。
  この間の地震、2日、3日前の地震、震度3といえば、本当に担当課は登庁して情報収集に当たるというふうなことですし、本当に365日、言ってみれば、本当に気の休まるところがないのかなというふうに思っていますので、この防災に関しては人ごとでもないですし、いつ起こるかわからないという部分も含めて大変だなというふうに認識しております。
  そのような中で、今市長からお話がありました。まず、防災の中でも風水害というとどうしても川になりますので、吉野川の河川改修のお話になったわけですけれども、それぞれに努力をしている、施策をしている、重要事業として位置づけをして県に要望している、当然県は国に要望していくというようなことになるとは思うんですけれども、その中でやはり上層部の、例えば堆積がある、当然そこを掘削をして、そして要するに流下断面を確保するというふうなことが必要かなというふうに思っております。
  やはりそういった意味で言えば、県のほうとしても、ちょっと河川砂防課のほうに話を、置賜総合支所に行ってまいりましたけれども、その中ではそのことは十分わかっておりました。したがって、これからもそういった意味での働きかけ、そういったことを十分お願いしたいというふうに思いますが、まずその点、市長にお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  吉野川は、あのとおり吉野と赤湯の高低差が非常にあるわけで、当然上流から残土が流れてきて、赤湯地区あるいは宮内地区の平たん部に堆積すると、こういうふうなことになっておるわけで、それを取り除けばそんなに大きな問題はないと、こう思っておりますが、いかんせん吉野川は以前カドミとかそういったことで大変御苦労をしておりますので、その堆積した残土をやる場所をというか、それを動かすことがなかなか難しいと、こういうことを県のほうで言っているようであります。したがって、簡単に流量確保することができないというのが実態なのかなと、こう思っております。
  先般、花公園の菊まつりの会場の河川敷の駐車場、その向かいですね、非常に大量の堆積があったんで、あれを何とかして水が駐車場に上がらないようにお願いしたいと、こういうことでやっていただきました。しかし、やはり残土というのが、これの処分がなかなか難しいと。今回の場合は、河川敷のほうに移動したということでございますが、そういうふうになかなか残土のやり場が困ると。何か出てくれば困ると、こういうことだろうというふうに思っております。したがって、それ以外の方法があるのかどうか、今検討を市も県も一緒にしているところであります。
  余剰の水量をどこかに、遊水場所でもあればいいんでしょうが、なかなかそういう場所もないということでございますので、それならば、じゃバイパス化とか、さまざまな方法があるかとは思いますが、いずれにしても、なかなか経費のかかる大変な仕事だと、こういうふうなことでございますので、多少時間がかかると思いますけれども、市民の命にかかわることでありますので、そう悠長に構えてもおれないというようなことで、県としても大変苦労しているようでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  そのような認識をされているようですけれども、先般、置賜総合支庁の河川砂防課に行っていろいろな話を聞いてまいりました。その中で、今のいわゆる土砂のストックについても話を聞いてきましたけれども、いわゆる国直轄の場所に関してはストックヤードを右岸側に設けて、そこに一たんストックをしてやっていると。それをやっています。
  今回、例えばですよ、花見橋付近の掘削をすると。そして、その土砂に関してはそこに持っていくということも可能かというふうなことをお聞きしました。それは可能なんですけれども、ただいわゆる3,000立米とかいうふうなボリュームによって、今度は環境の土壌汚染対策の網がかかってくると、そういったものも含めて考えていかなければならないというふうに言っていました。
  カドミに関しては、そういった意味で、そこの場所のストックヤードがありますから、そこで確保できるというふうに思いますので、吉野川の河川改修については、国の事業で市の持ち出しがありません。したがって、これは本当に要望ですね、強く要望をしていただくというふうなことしかないのかなというふうに思っていますし、河川砂防課のほうとしては、今机上ですけれども、先ほど市長が言われたようなバイパスをするとか、流域をちょっとためておく貯水池をつくるとか、さまざまな机上プランを考えているようです。それがいろいろな形で、今度、流域委員会みたいなものを経て、それで整備計画の変更というふうなこともあるかもしれませんし、今そういったことで鋭意努力しているというふうなことですので、ぜひその辺の情報も含めて、もっと強い意志で住民の安全をお願いしたいというふうに思います。もう一度お尋ねします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  先ほども申し上げましたように、可能な限り市としては要望していくと。当然県の管轄の河川でありますので、市は議員申しましたとおり、お願い、要望しかございませんので、それを徹底してやっていただくというふうなことで考えていますし、もう一つは上流からの流出残土を阻止する意味でも、砂防ダム等の整備をしっかりやるということも大事なのではないかなと、こう思っておりますし、そんなお願いも今しておりますし、当然上流のほうは河床が下がれば地すべりとかそういった問題にも発展しますので、ぜひここは数カ所に砂防ダムなどをつくってもらって、できれば小水量の発電所でもセットでやってもらえばなお助かるなと、こう思っておるところでございますので、そんなことも含めながら鋭意努力をしてまいりますので、むしろさまざまな形でサポートをよろしくお願いをいたします。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  期成同盟会を含めて、ひとつ要望をよろしくお願いしたいと思いますし、今の市長のお話の上流のほうということになれば、いわゆる県の管理区間、5.2キロですね、それを延ばしていく必要がありますので、その延長も含めてぜひ要望を強くお願いしたいと思います。
  それから、サイレン設置などについてでございますが、老朽化した半鐘塔をかえていくというふうなことでした。赤湯地区には北町と椚塚にあると。サイレンに関しては、当然防災上のいわゆる周知をするというふうなことだけではなくて、コミュニティーの一環にもなるのかなというふうに思っています。そういった意味で、ぜひこれも設置に向けて更新、設置に向けてよろしくお願いしたいと思いますが、このサイレン設置の考え方で今具体的なことというのはあるんでしょうか、お伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  具体的といいますか、年次計画で適時できるだけ早く対応したいと。特にこのサイレンはスピーカーがついていますから、情報を一気にスピーカーで周知することができると、こういうふうなものでございますので、これまで以上にスピードを上げて対応していきたい。スピードを上げるということは予算措置をすると、こういうことでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  じゃ、前向きによろしくお願いしたいと思います。
  それから、いわゆるハザードマップ関係ですけれども、このハザードマップについては全戸配布というふうなことだけになっているのかなと。その周知について、やはりこれは大変なんですけれども、何かうまい形で皆さんに周知にならないのかなというふうに思っております。これにやっぱり手間暇をかけていく、自主防災組織というふうなこともありますけれども、これは正直言って大変なことですけれども、周知の仕方について何か考えていることがあればお聞かせください。
○議長  答弁を求めます。
  堀危機管理課長。
○危機管理課長  お答え申し上げます。
  ただいま議員の御指摘のとおり、自主防災等の強化を図りながら、当然私たちと一緒にやっぱりハザードマップの意味を理解していただくような形の研修会等も開きながら対応していかなければならないと思っておりますが、あくまでもやはりハザードマップにつきましては想定でありますので、それに基づいた地域の事情を把握しながら対応していかなければならないと思っておりますので、今後とも地域の自主防災を含めた皆様とともに、一緒に研修会を開いてしていきたいと思っているところでございます。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  ありがとうございます。大変でしょうけれども、よろしくお願いしたいと思います。
  それで、このハザードマップなんですけれども、これはいわゆる洪水に関してですので、地震に関してになってくるとまた違うのかなというふうに思っております。その辺の刷り分けの仕方なんですけれども、例えばおととい地震があったときに、いや、どこさ避難したらいいんだべというふうなことがありました。いや、椚塚であれば椚塚公民館だべというふうな話があるわけですけれども、風水害に関して言えば、そういった各地区の公民館というのはありません。ただ、いわゆる地震等になれば、公民館というのが第一になるのかなというふうに思っていますので、その辺についてもどういうふうにお考えしているのかお聞かせください。
○議長  堀危機管理課長。
○危機管理課長  お答えを申し上げます。
  地震等につきましても、当然避難所につきましては指定されている公共施設もありますけれども、まずは身近にある安全な場所というふうな形になろうかと思います。当然その後の被害状況に応じて避難するべきと思われますので、そういう面については、先ほどから申しましたように、自主防災の組織の力が必要なのかなと思っているところでございます。そういう面て今後もやっぱり災害に応じた避難場所ということも設定が必要なのかなということで、いろいろな会合の中で、自主防災を含めた研修会の中でお話をしていかなければならないかなと思っているところでございます。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  そのような形で進めていただければなというふうに思います。やはり自主防災組織というのも、例えば各地区の区であったり、そういうところでそういった組織に帽子をかぶせたような形で、なかなか現実的なものはないのかなというふうには思っております。ただ、これもまた難しさがあるのかなというふうに思っていますけれども、ぜひ周知をする、そして私たちも含めて具体的に被害があった場合にどういうふうに行動するかというのを確認するというふうなことが必要だと思いますので、ぜひよろしく啓蒙方お願いしたいというふうに思います。
  次に、いわゆる市役所を核としたまちづくりのことです。
  市長は先ほどの答弁で、フラワー長井線の支障があってなかなかこれは容易でないというふうな話がありました。そのとおりなんでしょうけれども、まずなぜ今まで、いわゆる都市計画の中で、これは塩田市長の責任ということじゃなくて、今まで都市計画としてちゃんと色を塗ってきた場所、それがなぜこのように開発がおくれているのかですね、30年たっているわけですから、その辺についてまずお聞きしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  いずれにしても財政的なもの、あるいは国交省との交渉の問題、そして何よりもやはり当時は国鉄の管理であった今の山形鉄道、この鉄道というものがあるがゆえに、なかなか容易でないと。その周辺にも踏切がありますし、駅も近いというふうなことで容易に進んでいないということと、もう一つは、鉄道を横断する、アンダーパスにしても上にしても、いずれにしても莫大な金がかかると、こういうふうなことと同時に許認可の問題もあってなかなか容易でないということが最大の要因であったのではないかなと、こんなふうに思っているところであります。
  これから先も、この山形鉄道がいつまで続くのかわかりませんが、今莫大な金を使ってあそこに投資をしなくてもいいのかななんていうふうに私としては実は思っておりますので、先ほどそれが必ずしもこの新文化会館やこの周辺の改善の絶対条件ではないというようなことを申し上げたわけでありまして、願わくば自然にこの辺が往来できるような状況になればいいなと、こんなふうに思っているところでございますので、御理解いただければというふうに思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  そこは市長と私がちょっと違うところですけれども、まず道路を切るということは、結ぶわけですから、東と西を結ぶ、そういったことがなければやはり町の開発はできないんだろうというふうに思っています。少なくとも今、いわゆる113号から赤湯宮内線までを結ぶ道路、当然今のお話でフラワー長井線をアンダーパスあるいはオーバーパスをしなきゃならないという部分はありますけれども、最低まず踏切でもいいんじゃないですか、例えば。そういうふうなことをやって、まず結ぶというふうなことをしていくことがやはり大事なことかなというふうに思っております。
  新文化会館に関して言えば、防災の観点からいっても、やはり113号にしか出られないというふうなことでは、やっぱり前回も質問しましたけれども、渋滞問題、交通事故誘発の問題等々もありまして、そこは大きな問題なのかなというふうに思っています。したがって、ここを考えた場合に、やはりコンパクトシティーというふうなことも含めてやっていくことが、これから100年の計として見込んだ場合に、赤湯、宮内、沖郷の接点としての場所ですから、大事なことかなというふうに思います。
  ここに、市役所南に新文化会館を持ってくるというふうなことの発想から私は考えた場合に、そういったことがやっぱり大事なんだろうというふうに思っています。そこについては市長と見解は違いますけれども、ぜひそこのところ、いわゆるまず道だけでも結ぶというふうなことはどうでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  見解はそんなに違わないです。早いのか遅いのかね。必要だと私は思っていますよ。ただ、市役所の駅と赤湯駅と宮内の駅と、その間の踏切、跨線橋、近すぎてなかなか許可が出ないと。踏切でいいんであればやりたいんです、すぐにでも。でも、そんなに簡単にいかない、少なくとも市役所の駅がなければもう少し方法があったのかなと思っていますけれども、その辺の許可が出ればやりたいと。ただ、単純に踏切では許可が出ないのではないかというふうに思ったんで、跨線橋かアンダーパスかと、こんなことをお話させていただいたところでありますし、道路があるにこしたことないしね、非常に大事なキーポイントになるというふうに私は思っておりますので、その辺については議員と何ら考え方は違っていないんです。ただ、今そこに莫大な資金を投入できる環境にあるのかどうかという現実的な選択を私はしているだけであって、可能であればやりたいと、こう思っているところでありますので、理解をぜひお願いしたいというふうに思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  まず、都市計画道路ですから、当然市の負担があります。ただ、当然県の負担というのもありますので、そこを活用していくというふうなことであれば、やはり考え方を、とにかくここには道をつくってやっていくんだというふうなところから発想していかないと、なかなかいつまでたっても、30年たっても40年たっても50年たってもできないと思っております。
  ですので、そこについてはやはりこれからの少子高齢社会、とにかくコンパクトなまちづくりをしなければならない、雪おろしもする必要ないような町にしていく、それから逆に言えばフラワー長井線も活用して、町から町へ電車で行けるような、そういったことも必要かなというふうに思いますので、ぜひ切らないで検討を続けていただきたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  切っていないんです。常々どういう方法があるかというふうに考えに考えているわけでありますが、なかなかいい方法がない。でも、宮内の若松屋のところの踏切と、今議員がおっしゃられている都市計画道路の距離がなさ過ぎるということもあったり、さまざまあるので、あれと一緒にどこか1つに踏切をして、もうちょっと楽に、蒲生田本線をもうちょっと手前、南のほうというか、東のほうから入っていくようにすると、あまり家にぶつからないんじゃないかなとか、さまざま考えているんです。考えてはいるんですが簡単でないと、こういうことでございますので、いい知恵があったらぜひ教えてください。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  らちがあまり明かないと思います。私が言っているのは、この新文化会館をつくる前にそういったものは必要でしょうというようなことですから、そこはちょっと見解が違うのかなというふうに思っていますので、いずれにせよ、ひとつ南陽市に山形から来るときに、あそこのハイジアのところを通ってきて、ここさぶつかって、まだ右か左に迂回しなきゃならない、逆に山形に行くときでも同じです。そういうふうなことは本当にもうなれてしまったから何ともないかもしれないけれども、最初に来た人は、えっというふうに思います。そこに目の前にあの113号があるのに、何でここにないのという部分が率直なところです。ひとつよろしくお願いします。
  それから、最後ですけれども、雪おろしに関してのところです。
  雪おろしを考えた場合に、当然受け手と、それからやる人に分けて考える必要があるというふうに思っています。市長、先ほどいろいろなボランティアの人員の確保等がやっぱり大変だというふうなことがありました。それで、それについては何らかの形で支援をしていくというふうなこともありましたけれども、まず受け手のほうですけれども、登録制度、9,000円をいただけるというかな、市のほうで助成をしているというふうなところがありますけれども、そこについての周知というんですかね、それをわからない方というのはいないのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  大沼福祉課長。
○福祉課長  お答えします。
  民生委員さんを通して広報活動を行っていますし、市報等にも載せておりますので、特に周知というのは問題にはなっていないというふうに考えております。
  以上です。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  基準でいえば、130万円の年収の以内で、1人よりの老人世帯というふうな、あるいは障害者の方、母子家庭の中という、いわゆる生活弱者の方になるわけですけれども、その収入の把握というのは当然前年度ですので、前年に例えば140万円あったと。ところが、今年がないという方もおられると思います。そういった場合の救済というか、カバーできるというか、その辺についてはどうでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  大沼福祉課長。
○福祉課長  議員おっしゃるとおり、前年度所得ですべて把握しておりまして。いわゆる現年の所得というのはなかなか把握そのものが困難だというふうなことで、おっしゃるとおり、例えば退職をしてしまったとかリストラに遭ってしまった等のことはあるかと思うんですが、そういった生活面においても民生委員さんとの相談の上、申請していただくというふうな形になっておりますので、基準ではそのようにつくっておりますので該当はしませんが、先ほどおっしゃるとおり、いろいろな方法を考えるということについては今後ともやりたいというふうには思っています。
  以上です。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  そういった意味では、柔軟な対応をお願いしたいというふうに思っております。
  それから、今度はボランティアサイドです。やるほうですけれども、昨年私もやり始めたわけですけれども、市職員の方も中に入ってやってくれた方もいらっしゃいます。そういったものは、そういった方が一生懸命やっていくというふうなことは非常に率先垂範でよろしいかなというふうに思っていますけれども、私が先ほど話をした有償ボランティアの考え方を若干触れたいと思うんですけれども、まず屋根に上がった場合、屋根の大小があります。いろいろな形で、それこそ簡単に済むところと簡単に済まないところ、いろいろあります。当然ボランティアですので、プロのような形にはなりません。本当に緊急避難的に、例えば軒の下とか、あるいは軒先とか吹きだまりとか、そういったところをとにかくまずおろして、まず安全を確保するというふうなところからスタートをしていますけれども、その場合、例えば9,000円といった場合に、業者の方にお願いすれば、当然一丁前にずっとやってくれますから1万2,000円とか1万5,000円とかかかるわけですけれども、そういった有償ボランティアの場合だと、3人ぐらいで行った場合に、1時間程度でそういった緊急措置はやってくる。とすれば、それで9,000円もらうわけにはいきませんので、単位としては大体1時間当たり1人1,000円ぐらいかなというふうなことで考えています。
  そこで、有償ボランティアといった場合に、そうするとボランティアをしながらある程度お金ももらえるというふうなことがあって、しかも雪おろしの対象の方については最終的にはお金がかからないというふうになるのかなというふうに思っております。
  ただ、私がここで言いたいのは、例えばサービスを受けたいわけです。お金が欲しいんじゃなくて、雪おろしというふうなサービスを受けたい。そういった場合に、そのサービスを例えば私がやる。お金をもらうためにはサービスをやるんじゃなくて、例えば私が将来年をとった場合に雪おろしができなくなる、そういったときに、例えばサービスの受け渡しができるような、そういうサービス券を発行する、そういうふうなことでやることもできるんじゃないかなというふうに思っています。
  今年はもう始まっていますので、将来に向けてそういうふうな方法もあるのかなと。そうすると、雪おろしすることによって、市としてもお金をかけなくて、本当にそういう非常に大変な世帯に関してはボランティアでやって、そのボランティアをやった人も、そのボランティアをやった行為、サービスに対してまたそれが将来的に受けられるというふうなシステムにすれば、いや、進んでいると、南陽市はそういうふうなことで雪の心配もないようだと。当然業者にしてもらう部分は、お金のある方については業者にやってもらうというのは、それは一向にいいわけですけれども、そういうふうなすみ分けというんですかね、そういう方法もあるんじゃないかなというふうに思っております。
  新しい制度的なことになるわけですけれども、それについて提案しますけれども、考え方をお聞かせいただきたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  サービスを貯金していくというのか、ボランティア銀行のような感じになるのかなというふうに思っておりますが、例えばAという人がボランティアを10時間しておったと。そうすると、10時間の権利は自分が動けなくなったときに返ってきますよというような仕組みかなというように聞いておったわけでありますが、そういう互助会も考えようによってはいいような気もします。だれがどうやってそれを管理していくのか、そんなことも含めてまだ課題はあると思いますが、いろいろと含めて検討をしていきたいというように思っております。
  いずれにしても、そういった方々が長く持続する組織でなければ、しただけで自分が年になったときはその仕組みはなかったということになっては困るということにもなろうかと、今の年金制度のように、どんどんかけさせたけれども、もらうときはなかったんだと、そういうことにならないようにしなきゃならないと、こういうふうに思いますので、それも含めていろいろと検討させていただきたいというように思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  教育日本一というふうなことでいえば、そういったいわゆるボランティア貯金をしていって、実際受けるときにはだれもいなかったというようなことはないような教育をやはりしていくのも日本一の教育づくりかなというふうに思います。そんなの当たり前の話です。こんな当たり前の話で私が言っていることでもないとは思うんですけれども、ただやはり社会が希薄になっていく中で何か仕組みをつくっていく、そのために南陽市ではそういうことをやっているよというふうなことであれば、そんなにお金もかからないわけですし、システムとしてやっていけるわけですし、また例えば公務員の方がお金をもらわないでそういったサービスを後で受けられるということもあるわけですから、そういったことも含めて前向きに考えていただければ、将来世代、私たちも含めてよいのかなというふうに思います。
  いろいろな意味で、この件に関してはやはり難しさがあると思います。やるほう、それから受けるほうもどこで線引きをするのかというのもありますし、ただ実際困っている方が目の前におられた場合には、当然助けていくというふうなことが基本だというふうに思っていますので、そういった部分でいい仕組み、それをお互いに知恵を出してやっていければなというふうに思います。
  差し当たり今年は現体制で進むしかありませんので、そこはボランティア活動をしながら頑張っていきたいというふうに思います。議員に限らず、いろいろな要するにパワーのある方、それからボランティアに興味のある方に関してはぜひ御協力、御支援をお願いしたいなというふうに思います。そのような制度的なことも含めて、将来にわたった考えを市長にお聞きしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  先ほども申しましたように、社会の今の現状では、少子化社会ということで、いわば今の年金制度と全く同じ物の考え方ですから、先に今サービスをした人が返してもらうということじゃなくて、全く関係ない人からしてもらうということになるわけなので、皆保険のように強制であればいいかもしれませんが、なかなか難しいところもあるなということで先ほどあのようなことを申し上げましたが、制度としては大変いい方法だというふうに思いますが、持続可能なものなのかどうかも含めて、これからいろいろと検討する必要があると、こういうふうなことでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  市長が今言われたように、持続可能かどうかというのが一つの大きな視点だというふうに思っています。やっぱりボランティアをやってよかったなというようなことが一つの大きなものだと思います。そういった心を育てていくということが大事だと思いますし、これからも例えばまず今のボランティア保険みたいな、あるいは貯金みたいな、銀行みたいなことではなくて、例えば一番最初に申し上げた、いわゆる登録の方に関してはお金を出さずに、一たん立てかえ払いをすることなく、それが例えば市が認めた登録団体というんですか、ボランティア団体に交付をするというようなことで、その登録された方はお金を出す必要がないというふうなことについてはどうでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  それも含めて、今の社会状況の中で可能なものかどうか、どうやってその人を認定するのか、さまざまあると思いますので、今年は金がなくて、次の日からとんでもなく余裕が出たとか、近くにそういう親類であるとか縁者とか、あるいは子供らがいるとか、さまざまなことがあると思いますので、先ほど課長がお答えしたように、民生委員の皆さん方とか周辺の人といろいろ相談をしていただいて、社会的にだれが見ても必要だと思えるような方々についてはそういった認定制度も考えられるのではないかなと、こんなふうに思いますので、それも含めていろいろと検討させていただくようにお願いをいたします。
○高橋一郎議員  ありがとうございました。ひとつよろしくお願いします。
  では、質問を終わります。
○議長  2番高橋一郎議員の一般質問は終了いたしました。御苦労さまでございました。
  ここで暫時休憩といたします。
  再開は1時といたします。
午後 0時11分  休  憩
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