平成24年3月9日(金)午前10時00分開議

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議事日程第3号
平成24年3月9日(金)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

(総務常任委員長報告)
 日程第1 議第17号 南陽市暴力団排除条例の設定について

 日程第2 議第18号 消防の広域化に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について

 日程第3 議第21号 南陽市課設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第4 議第29号 南陽市国土利用計画(第4次)の策定について

(文教厚生常任委員長報告)
 日程第5 議第19号 住民基本台帳法の一部を改正する法律及び外国人登録法の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の設定について

 日程第6 議第22号 南陽市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第7 議第23号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第8 議第25号 南陽市中央公民館設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第9 議第26号 南陽市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第10 議第27号 南陽市夕鶴の里設置条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第11 議第28号 南陽市スポーツ振興審議会に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第12 議第31号 南陽市総合公園の指定管理者の指定について

 日程第13 議第32号 中央花公園の指定管理者の指定について

 日程第14 議第33号 向山公園の指定管理者の指定について

 日程第15 議第34号 南陽市赤湯市民体育館の指定管理者の指定について

 日程第16 議第35号 南陽市武道館の指定管理者の指定について

 日程第17 議第36号 南陽市沖郷体育館の指定管理者の指定について

 日程第18 議第37号 南陽市民プールの指定管理者の指定について

(産業建設常任委員長報告)
 日程第19 議第20号 南陽市公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書
             の規模を定める条例の設定について

 日程第20 議第24号 南陽市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第21 議第30号 字の区域及び名称の変更について

(予算特別任委員長報告)
 日程第22 議第7号 平成24年度南陽市一般会計予算

 日程第23 議第8号 平成24年度南陽市国民健康保険特別会計予算

 日程第24 議第9号 平成24年度南陽市財産区特別会計予算

 日程第25 議第10号 平成24年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計予算

 日程第26 議第11号 平成24年度南陽市育英事業特別会計予算

 日程第27 議第12号 平成24年度南陽市介護保険特別会計予算

 日程第28 議第13号 平成24年度南陽市出産祝事業特別会計予算

 日程第29 議第14号 平成24年度南陽市後期高齢者医療特別会計予算

 日程第30 議第15号 平成24年度南陽市水道事業会計予算

 日程第31 議第16号 平成24年度南陽市下水道事業会計予算

(追加議案)
 日程第32 発議第1号 南陽市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について

   閉会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第3号に同じ


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出欠席議員氏名

◎出席議員(19名)
 1番 白鳥  雅巳  議員    2番 片平  志朗  議員
 3番 吉田  美枝  議員    4番 梅川  信治  議員
 5番 川合   猛   議員    6番 髙橋   弘   議員
 7番 板垣 致江子   議員    8番 髙橋   篤   議員
 9番 田中  貞一  議員   10番 遠藤  栄吉  議員
11番 松木  新一  議員   12番 漆山  鏗一  議員
13番 桑原   仁   議員   14番 小野 健一郎   議員
15番 佐藤   明   議員   16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員   18番 小林  啓市  議員
19番 渡部   敬   議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄    市長          安達 正司    副市長

松田 直二    総務課長      板垣 俊一    政策主幹

伊藤 賢一    企画財政課長    中條 晴雄   税務課長

堀  啓治    危機管理課長    鈴木 隆一   市民課長

大沼 豊広    福祉課長      鈴木  聰    保健課長

大坂 剛司   農林課長       髙梨 敏彦    商工観光課長

尾形 真人    南陽ブランド     新野 甚吉    建設課長
            推進課長

髙橋 秀雄    上下水道課長    濱田 俊明    会計管理者

門間 利行    消防長         鈴木 秀一    消防課長

山口  清    消防署長       猪野  忠    教育長

樋口 一志    教育次長       淀野 秀樹   学校教育課長
            (兼)管理課長

山田 俊彦    社会教育課長    江口 和浩   スポーツ文化課長

青木  勲    代表監査委員    星  弘文    選挙管理委員会
                                                                                        事務局長(併)
                                                                                        監査委員事務局長

伊藤 圭一    農業委員会
                          事務局長

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事務局職員出席者

斉藤 彰助      事務局長               板垣 幸広      議事係長

安部 真由美     庶務係長               長沢 俊博      書記


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開議
○議長(伊藤俊美議員)  御一同様、御起立願います。傍聴席の方もよろしくお願いします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第3号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本日の会議の運営等について、議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 漆山鏗一議員。
〔議会運営委員長 漆山鏗一議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  3月定例会の最終日であります本日の議会運営について、先ほど議会運営委員会を開催し、協議いたしましたので、その結果を御報告いたします。
  初めに、付託議案の審査の結果についてでありますが、各常任委員長からの報告、続いて予算特別委員長から報告を受け、それぞれ質疑、討論、表決を行うことにいたしました。
  次に、本日追加されます議案について申し上げます。
  追加議案は、発議案1件であります。
  発議案1件については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第3号により行うことといたしました。
  なお、本日の本会議終了後、引き続き、本議場において、全員協議会を開催することといたしましたので、よろしく御了承をお願い申し上げます。
  以上、本定例会の最終日の運営につきまして、議会運営委員会において協議決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。
  終わります。

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 (総務常任委員長報告)
日程第1 議第17号から
日程第4 議第29号まで計4件
○議長  日程第1 議第17号 南陽市暴力団排除条例の設定についてから日程第4 議第29号 南陽市国土利用計画(第4次)の策定についてまでの議案4件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案4件について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 髙橋 篤議員。
〔総務常任委員長 髙橋 篤議員 登壇〕
○総務常任委員長  おはようございます。
  私から、総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会におきまして、当委員会に付託されました議案は、議第17号 南陽市暴力団排除条例の設定について、議第18号 消防の広域化に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について、議第21号 南陽市課設置条例の一部を改正する条例の制定について及び議第29号 南陽市国土利用計画(第4次)の策定についての4件であります。
  日程に従い、2月27日午前10時より全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第17号 南陽市暴力団排除条例の設定について申し上げます。
  本案について当局からは、暴力団排除に関し、基本理念を定め、市の責務及び市民等の役割を明らかにするとともに、暴力団排除を推進するための措置を定めることにより、市民の安全で平穏な生活を確保し、及び社会経済活動の健全な発展に寄与することを目的に制定するものであるとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第18号 消防の広域化に伴う関係条例の整備に関する条例の設定について申し上げます。
  本案は、広域化に伴い、関係条例(13本)について改正を行うものであります。
  当局からは、一部を改正する条例10条例であり、南陽市職員定数条例、南陽市職員の服務の宣誓に関する条例、南陽市防災会議条例、南陽市交通安全対策会議条例、南陽市情報公開条例、南陽市手数料条例、南陽市個人情報保護条例、南陽市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例、南陽市総合保険福祉施設設置及び管理に関する条例、南陽市立赤湯学童保育施設設置及び管理に関する条例について、所要の改正を行うものであること。
  また、廃止する条例としては3条例があり、南陽市消防本部及び消防署の設置等に関する条例、南陽市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金に関する条例、南陽市火災予防条例であるとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第21号 南陽市課設置条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案について当局からは、業務の効率化と情報発信の計画的な一元化を図るため、「商工観光課」と「南陽ブランド推進課」を統合し、「商工観光ブランド課」とすること。また、住民基本台帳法の一部改正及び外国人登録法の廃止に伴い、市民課の分掌事務から「外国人登録」を削除するものであるとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第29号 南陽市国土利用計画(第4次)の策定について申し上げます。
  本案について当局からは、本市の区域内における国土の計画的な土地利用を図るため、国土利用計画法第8条第3項の規定により、平成32年を目標年次とする南陽市国土利用計画(第4次)について、議会の議決を求めるものであるとの説明がありました。
  委員からは、工業用地について数値面積が3年後の27年で50ヘクタールとなっているが、工業団地造成の具体的な計画は進んでいるのか。
  また、企業誘致で企業と交渉するためには、前提である用地確保について、地権者と交渉するには莫大な資金が必要である。などの質疑があり、当局から、新たな工業団地12ヘクタールの造成は、現在ある工業団地の南側周辺に今後進めていく予定で、これまでオーダーメイド方式をとってきたが、これからは、事前に準備する必要が高くなってくるので、具体的な計画は今はないが、担当課で協議し進めてもらうことになる。
  また、都市計画の用途変更には、前提として国土利用計画に載せる必要があるとの当局答弁に対し、委員からは重ねて団地造成に向けての積極的な取り組みについて要望がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第17号 南陽市暴力団排除条例の設定についてから議第29号 南陽市国土利用計画(第4次)の策定についてまでの議案4件については、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第17号から議第29号までの議案4件までについては、総務常任委員長報告のとおり決しました。

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 (文教厚生常任委員長報告)
日程第 5 議第19号から
日程第18 議第37号まで計14件
○議長  日程第5 議第19号 住民基本台帳法の一部を改正する法律及び外国人登録法の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の設定についてから日程第18 議第37号 南陽市民プールの指定管理者の指定についてまでの議案14件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案14件について、文教厚生常任委員長の報告を求めます。
  文教厚生常任委員長 田中貞一議員。
〔文教厚生常任委員長 田中貞一議員 登壇〕
○文教厚生常任委員長  おはようございます。
  私から、文教厚生常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました議案14件について、日程に従い、去る2月28日午前10時から全員協議会室において、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第19号 住民基本台帳法の一部を改正する法律及び外国人登録法の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の設定について申し上げます。
 本案は、住民基本台帳法の一部改正及び外国人登録法の廃止が、本年7月9日に施行されることから、南陽市印鑑条例、南陽市長寿祝金支給条例、南陽市下水道条例、南陽市斎場しらぎく設置条例の4条例について、外国人登録原票や外国人登録証明書などの文言を削除するなど、所要の改正を行うものでございます。
  当局より、3カ月を超える中長期在留者や特別永住者などの外国人住民も住民基本台帳法の適用対象に加えられることになり、この改正により、外国人登録原票にかわり外国人特有の事項である国籍、在留資格、通称などの記載された住民票が作成されることになる旨の説明を受けました。
  委員から、行政サービスは改正前より受けられるようになるのかとの質問が出されましたが、基本的には権利の部分が新たに増えることはないが、利便性が向上し、行政サービスの一元把握による効率化も見込まれるとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。
  次に、議第22号 南陽市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、当局より、漆山保育園を市立保育所から、本年4月に運営形態を社会福祉法人双葉会に移行するため、市立漆山保育園を廃止するもの。
  施設名称は「漆山保育園」とすること、市の施設を無償で貸与すること、職員体制は園長と未満児保育の保育士は双葉会から配置いただき、市の職員は2名派遣をして残すこと。
  また、保護者会、双葉会、市福祉課の3者による運営委員会を今後とも継続し、意見調整を行うなどの説明を受けました。
  委員から、保護者会などの理解を得たとのことだが、反対署名90数%が1年でくつがえるのか、あり得ない話ではないか。地域の方々の声をどのように認識しているのか。
  また、新年度の園児の数や勤務体制に関する質問・意見が出され、未満児保育の充実、魅力ある施策、育てやすい環境に力を入れてもらいたいとの要望も出されました。
  当局より、昨年の保護者会のOBを中心にいただいた要望書は、もう少し時間をかけて検討してほしいという趣旨のもので、その後、話し合いを継続し、保護者の方、地域の方からの要望を取り入れた形でおおむね了解をいただいた。新年度の園児は、30人を目標に確保したい。
  また、国県の財政措置も公立保育所のままでは難しくなっており、いかに漆山保育園を継続して地域に残すかというのが重要で、今後は、施設の整備を検討したいとの説明を受けました。
  採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。
  次に、議第23号 南陽市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、第5期南陽市介護保険事業計画の策定に伴い、保険料率を改正するもので、第5期計画では、将来人口推計で平成26年の南陽市の総人口は3万2,853人、65歳以上が9,735人で、高齢化率が29.6%となる。推計をもとに要支援、要介護者の数は1,821人となること、65歳以上の方の標準基準額は月額4,700円、保険料の負担割合を9段階から10段階に変更し、年金の低い方は割合を低く設定したこと、介護給付基金を1億円、県の財政安定化基金2,018万8,000円を保険料上昇抑制のために取り崩して充てたことなどの説明を受けました。
  委員から、前回の保険料と比較して基準額で月850円、率にして22.08%上がった。基準額などについて県内各自治体でバラバラだ、県の指導、方針は出されているのか。また、改定されても、ほかに国民健康保険税や後期高齢者医療保険料もあり滞納額も大変になってくるのではないか、との質問・意見が出されました。
  当局より、保険料基準額の県平均は4,624円で、県内35市町村で高いほうから15番目、ほぼ平均値であること、県からは、基金を取り崩しながら保険料をなるべく低く抑えてくださいとのことだが、その取り崩し割合は、各市町村で決めていること。また、国では次期改正に向け、負担割合等を検討しており、市としては、地域包括支援センターを中心に介護予防事業を充実していくとの説明を受けました。
  採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。
  次に、議第25号 南陽市中央公民館設置条例の一部を改正する条例の制定について、議第26号 南陽市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について及び議第27号 南陽市夕鶴の里設置条例の一部を改正する条例の制定について、この3議案は、同趣旨の改正内容となっておりますので一括して審査いたしました。
  社会教育法及び図書館法の一部改正により、公民館運営審議会、図書館協議会及び運営協議会の委員の委嘱・任命の基準が削除されたことに伴い、文部科学省令で定める基準を参酌して条例を定めることとされたことから、一部改正するもので、議第25号については併せて字句の整理をするとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、3議案とも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。
  次に、議第28号 南陽市スポーツ振興審議会に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、昭和36年6月に公布されたスポーツ振興法を全部改正するスポーツ基本法が、平成23年8月に施行されたことにより条例の名称初め所要の改正を行うものであります。
  当局より、本条例改正に伴う規則の改定により、従来の体育指導委員がスポーツ推進委員に名称が変更になるとの説明を受けました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。
  次に、議第31号 南陽市総合公園の指定管理者の指定について、議第32号 中央花公園の指定管理者の指定について、議第33号 向山公園の指定管理者の指定について、議第34号 南陽市赤湯市民体育館の指定管理者の指定について、議第35号 南陽市武道館の指定管理者の指定について、議第36号 南陽市沖郷体育館の指定管理者の指定について及び議第37号 南陽市民プールの指定管理者の指定についての7議案は、南陽市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、南陽市総合公園ほか各施設の指定管理者をいずれも、一般社団法人 南陽市体育協会に指定するものでありますので一括して審査いたしました。
  当局より、指定に当たっては、体育協会内の人材をいかしながら利用者のニーズに沿った市民密着型の管理運営により、市民の施設利用率の向上が期待できるもので、指定期間は、平成24年度から26年度までの3年間を予定していること。指定管理料は、平成23年度と同額の6,330万円との説明を受けました。
  委員から、指定管理料に係る施設ごとの内訳等の質問が出され、審査の結果、当局の説明を了とし、7議案ともに全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。
  以上、文教厚生常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
 ただいまの文教厚生常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第19号 住民基本台帳法の一部を改正する法律及び外国人登録法の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の設定についてから議第37号 南陽市民プールの指定管理者の指定についてまでの議案14件については、文教厚生常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第19号から議第37号までの議案14件については、文教厚生常任委員長報告のとおり決しました。

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 (産業建設常任委員長報告)
日程第19 議第20号から
日程第21 議第30号まで計3件
○議長  日程第19 議第20号 南陽市公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書の規模を定める条例の設定についてから日程第21 議第30号 字の区域及び名称の変更についてまでの議案3件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案3件について、産業建設常任委員長の報告を求めます。
  産業建設常任委員長 板垣致江子議員。
〔産業建設常任委員長 板垣致江子議員 登壇〕
○産業建設常任委員長  おはようございます。
  私から、産業建設常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました議案3件について、日程に従い、去る2月29日午前10時から、関係課長等の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  初めに、議第20号 南陽市公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書の規模を定める条例の設定について申し上げます。
  本案は、公有地の拡大の推進に関する法律及び同法施行令の一部改正に伴い、土地を有償譲渡する際の市長への届け出面積の規模の特例を定めるものであります。
  当局より、これまでの県条例が廃止され県知事から市長に届け出の事務が移譲されるものであり、同法施行令ただし書で示す規模は、これまでも県の条例により設定され運用されてきたことや、関係事務の継続性及び統一性を図るため、県の条例をそのまま踏襲し、条例の制定をするものである、との説明がなされました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第24号 南陽市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、公営住宅法の一部改正により、入居者資格の同居親族要件が削除されることから、同要件の見直しを図るなど条例の一部を改正するものであります。
  当局より、公営住宅法の一部改正の背景には、単身世帯の増加や空き家対策などがあるが、当市においては市営住宅の空き家率が低いことや、入居応募倍率も高いことから、「同居親族要件」を継続するため、市条例の一部を改正するものであること。
  また、入居資格の適正化を図るため、「市町村税の滞納がない者」を加え、入居資格の公平性を確保するとともに、連帯保証人の居住地を「市内又は市内に隣接する地域」から「市内又は近隣市町村」に改め、より広い地域に緩和するものであるとの説明がなされました。
  委員から、近隣市町村とはどこまでの地域になるのか、関口住宅は入居者が補修してから退去をするが、次の募集がないのはなぜかとの質問が出されました。
  当局より、当面は村山地域までを想定していること、関口住宅は現在4戸の空き家があるが、床下・天井・水回りなどのすべてにおいて痛みがひどく改修費用も高額になるため、現在募集を行っていないとの説明を受け、委員から市営住宅の早期建て替えの要望がなされました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第30号 字の区域及び名称の変更について申し上げます。
  本案は、地籍調査事業を実施した区域について、現地に即した字の区域を定め、名称を変更するものであります。
  当局より、従来定めていた字の区域が、きわめて不整形で土地の管理や利用等に不便を来していることから、地域住民の利便性向上を図るため、坂井・法師柳・長瀞・西落合の一部、約1万8,800平方メートル、93筆について、字の区域及び名称を変更するものとの説明がなされました。
  委員より、変更区域には住宅も含まれているのか、市内には住所と学区が違う地域があるが、今後どのようになるのか、との質問がありました。このたびの変更には、住宅地は含まれていないこと。また、今年度より一部住宅地の地籍調査事業が始まり、順次進めていること。調査地域の学区の関係については、地籍調査推進員・地区長・学校関係者と協議しながら慎重に進めてまいりたいとの説明を受けました。
  子供の将来のためにも、早期調査を要望し、審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第20号 南陽市公有地の拡大の推進に関する法律施行令第3条第3項ただし書の規模を定める条例の設定についてから議第30号 字の区域及び名称の変更についてまでの議案3件については、産業建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第20号から議第30号までの議案3件については、産業建設常任委員長報告のとおり決しました。

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 (予算特別委員長報告)
日程第22 議第 7号から
日程第31 議第16号まで計10件
○議長  日程第22 議第7号 平成24年度南陽市一般会計予算から、日程第31 議第16号 平成24年度南陽市下水道事業会計予算までの予算案10件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております予算案10件について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 松木新一議員。
〔予算特別委員長 松木新一議員 登壇〕
○予算特別委員長  おはようございます。
  私から、予算特別委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において、当委員会に付託されました案件は、平成23年度各会計補正予算6件及び平成24年度各会計当初予算10件の計16件であります。
  このうち、平成24年度当初予算10件について、去る3月7日に審査を行いました。
  当委員会は、議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみ御報告させていただきます。
  初めに、議第7号 平成24年度南陽市一般会計予算でありますが、反対の意思表示があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、
  議第8号 平成24年度南陽市国民健康保険特
       別会計予算
  議第9号 平成24年度南陽市財産区特別会計
       予算
  議第10号 平成24年度南陽市小滝簡易水道事
       業特別会計予算
  議第11号 平成24年度南陽市育英事業特別会
       計予算
  議第12号 平成24年度南陽市介護保険特別会
       計予算
  議第13号 平成24年度南陽市出産祝事業特別
       会計予算
  議第14号 平成24年度南陽市後期高齢者医療
       特別会計予算
  議第15号 平成24年度南陽市水道事業会計予
       算
  議第16号 平成24年度南陽市下水道事業会計
       予算
  以上の当初予算9件は、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し質疑ございませんか。
  2番、片平議員。
○片平志朗議員  確認の意味で、議第7号 平成24年度南陽市当初予算について、2点ほど市長の見解をお聞きしたいと思います。
  この中で、南陽市の市民文化会館の建設基本設計が計上されておるわけですけれども、市民から要望を出されて提案されるまで苦節16年、この報告書のスケジュールでいきますと、平成27年度完成しても20年の長き経過にわたるわけですね。これは、市民の本当に願いであったわけですけども、なればこそ市民が気軽に立ち寄れて市民に愛される市民文化会館を建設しなければいけないという思いは、市長並びに当局と同じ思いであります。そういう観点から2点ほど、お聞きしたいと思います。
  1点目は、この報告書の中に設計の段階で市民の合意形成をしながら、柔軟に対応してくるということで言われたわけですけれども・・・。
○議長  片平議員、今の件について委員長からお聞きしたいんですよね。
○片平志朗議員  市長から、答弁していただくように議長に取り計らいをお願いしたいんです。
○議長  暫時休憩します。
午前10時44分  休憩
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午前10時47分  再開
○議長  再開いたします。
  片平議員、ご了解いただきましたか。いいですか。
  質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  暫時休憩いたします。
午前10時48分  休憩
───────────────────
午前10時50分  再開
○議長  再開いたします。
  質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第7号 平成24年度南陽市一般会計予算から、議第16号 平成24年度南陽市下水道事業会計予算までの予算案10件は、予算特別委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第7号から議第16号までの予算案10件は、予算特別委員長報告のとおり決しました。





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日程第32 発議第1号 南陽市議会委員会
      条例の一部を改正する条例の制
      定について
○議長  日程第32 発議第1号 南陽市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
  ここで、提案理由の説明を求めます。
  9番、田中貞一議員。
〔9番 田中貞一議員 登壇〕
○田中貞一議員  私から、発議第1号 南陽市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を申し上げます。
  昨年9月定例会において、南陽市議会議員定数条例の改正を行ったところでありますが、議員定数及び議会活性化検討特別委員会の報告を受け、総務常任委員会及び議会運営委員会の委員定数の変更が必要となったため、南陽市議会委員会条例の一部を改正するものでございます。
  また、組織機構の見直しにより、「商工観光課」と「南陽ブランド推進課」を統合し、「商工観光ブランド課」とするため、南陽市課設置条例の一部が改正され、また、消防の広域化に伴い南陽市消防本部及び消防署の設置等に関する条例が廃止されたことから、委員会条例の常任委員会の所管内容を変更するものでございます。
  以上、御提案申し上げますので、議員皆様の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第1号は、会派会長会の賛成を得て提案されたものであります。よって、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。発議第1号 南陽市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、発議第1号は原案のとおり可決いたしました。
  最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもって、本定例会に提案されました議案の審査はすべて終了いたしました。

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市長あいさつ
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  3月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
  本定例会におきましては、提案いたしました議案について慎重に御審議を賜り、全議案とも原案のとおり御承認、御可決をいただき、まことにありがとうございます。
  定例会の中で、各議員からいただきました、御提言等につきましては、可能なものから、その実現に向け努力をしてまいる所存でございますので、今後とも御指導、御支援を賜りますよう、お願いを申し上げる次第でございます。
  昨年3月11日に発生した東日本大震災から、あさってで1年が経過いたします。思い起こせば、原発事故、停電、ガソリン不足、そして全国的な電力の喪失など、戦後最大の危機であったと言っても過言ではないと思っております。
  本市には、いまだに393名の避難者の方々がいらっしゃる現状でございますが、一日も早い復旧、復興を心からお祈りいたすものでございます。そして、本市といたしましても今後ともできる限りの協力を続けてまいる所存でございます。
  さて、議員各位におかれましては、この3月末日をもって任期満了となり、改選を迎えられるわけでございますが、今日までの御厚情・御支援に対しまして厚く御礼を申し上げる次第であります。
  南陽市発展のため、多大なる御尽力をいただきましたこと、まことにありがとうございました。
  また、今期限りをもちまして御勇退を予定されていらっしゃいます、渡部議員、小林議員、小野議員、桑原議員、漆山議員、松木議員におかれましては、長い間、市民の福祉向上と地方自治発展のため、全身全霊をささげてこられました。まことに御苦労様でございます。改めて感謝と御礼を申し上げる次第でございます。
  これからも、これまで同様、お力添えを賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
  また、引き続き市議選に出馬を予定されております議員各位におかれましては、議員定数が削減になり、これまで以上に重責を担っていただくことになると存じますので、今後ともなお一層の御指導・御鞭撻をいただきますようお願い申し上げる次第でございます。
  結びになりますが、議員各位におかれましては、時節柄、御自愛をいただきますとともに、これまでの御厚情、御厚誼に対し、重ねて感謝と御礼を申し上げまして閉会のごあいさつとさせていただきます。
  まことに、ありがとうございました。
  終わります。

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閉会
○議長  これをもちまして、平成24年南陽市議会3月定例会を閉会いたします。
  御一同様、御起立願います。傍聴者の方もお願いします。
  御苦労さまでした。
午前11時00分  閉会

南陽市議会議長 伊藤 俊美
会議録署名議員 吉田 美枝
同       田中 貞一