平成24年9月4日(火)午前10時00分開会・開議

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議事日程第1号
平成24年9月4日(火)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 諸般の報告

 日程第4 報第5号 平成23年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について

 日程第5 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

 日程第6 議第58号 南陽市企業立地促進条例の設定について

 日程第7 議第59号 南陽市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第8 議第60号 南陽市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第9 議第61号 南陽市道路線の廃止について

 日程第10 議第62号 南陽市道路線の認定について

 日程第11 議第63号 山形県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について

 日程第12 議第52号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第2号)

 日程第13 議第53号 平成24年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

 日程第14 議第54号 平成24年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)

 日程第15 議第55号 平成24年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)

 日程第16 議第56号 平成24年度南陽市出産祝事業特別会計補正予算(第1号)

 日程第17 議第57号 平成24年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 日程第18 予算特別委員会の設置について

 日程第19 認第1号 平成23年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定について

 日程第20 認第2号 平成23年度南陽市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第21 認第3号 平成23年度南陽市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第22 認第4号 平成23年度南陽市小滝簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第23 認第5号 平成23年度南陽市育英事業特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第24 認第6号 平成23年度南陽市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

 日程第25 認第7号 平成23年度南陽市出産祝事業特別会計歳入歳出決算の認定について


 日程第27 認第9号 平成23年度南陽市水道事業会計決算の認定について

 日程第28 認第10号 平成23年度南陽市下水道事業会計決算の認定について

 日程第29 決算特別委員会の設置について

 日程第30 請願の付託

   散会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第1号に同じ

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出欠席議員氏名

◎出席議員(17名)
 1番 白岩  孝夫  議員            2番 高橋  一郎  議員
 3番 舩山  利美  議員           4番 山口  正雄  議員
 5番 白鳥  雅巳  議員           6番 片平  志朗  議員
 7番 吉田  美枝  議員           8番 梅川  信治  議員
 9番 川合   猛   議員           10番 髙橋   弘  議員
11番 板垣 致江子   議員           12番 髙橋   篤  議員
13番 田中  貞一  議員           14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤   明   議員           16番 伊藤   俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員

◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄 市長           安達 正司 副市長

板垣 俊一 総務課長        伊藤 賢一 政策主幹

大坂 剛司 企画財政課長     山田 俊彦 税務課長

堀  啓治  危機管理課長     鈴木 隆一  市民課長

大沼 豊広 福祉課長        小野田 新一 保健課長

大友 直秀 農林課長        髙梨 敏彦 商工観光ブランド課長

新野 甚吉 建設課長        髙橋 秀雄 上下水道課長

濱田 俊明 会計管理者      猪野  忠  教育長

樋口 一志 教育次長        安部 史生 管理課長

淀野 秀樹 学校教育課長     尾形 真人 社会教育課長

江口 和浩 スポーツ文化課長  青木  勲  代表監査委員

星  弘文 選挙管理委員会    伊藤 圭一 農業委員会
                    事務局長(併)                                 事務局長
                    監査委員事務局長

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事務局職員出席者
中條 晴雄  事務局長          板垣 幸広 局長補佐

安部 真由美 庶務係長


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開会
○議長(遠藤榮吉議員)  御一同様、御起立願います。傍聴者の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  去る8月28日告示になりました平成24年南陽市議会9月定例会を開会いたします。

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開議
○議長  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第1号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本定例会の運営等について、議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 髙橋 篤議員。
〔議会運営委員長 髙橋 篤議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  私から、議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本日招集されました平成24年9月定例会の運営について、去る8月31日午前10時より議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果について御報告いたします。
  本定例会に提案されます議案は、報告1件、諮問案1件、条例案その他議案6件、補正予算案6件、決算案10件の計24件であります。当局より総務課長、政策主幹及び企画財政課長の出席を求め、提出議案の説明を受け、議案数及び一般質問の通告並びに受理されました請願の審査を考慮し、協議いたしました結果、本定例会の会期を本日から21日までの18日間と決した次第であります。この18日間の会期において、お手元に配付してあります日程に従い、本会議、各常任委員会及び各特別委員会を開催し、御審査くださるようお願いを申し上げます。
  次に、議案の審査について申し上げます。
  まず、報告1件につきましては、説明を求め、質疑、了承の順に行うことといたしました。
  諮問案1件については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑の後、討論省略、表決の順に行うことといたしました。
  次に、条例案及び事件案6件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、総括質疑の後、所管の各常任委員会に付託といたしました。
  補正予算案6件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、予算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことにいたしました。
  決算案10件につきましては、一括議題とし、提案理由説明、質疑省略、決算特別委員会設置、同委員会に付託の上、それぞれ審査していただくことといたしました。
  次に、一般質問でありますが、通告議員は6名でありますので、御報告いたします。
  最後に、請願について申し上げます。
  受理いたしました請願は2件であります。別紙請願付託表により所管の常任委員会で審査することにいたしましたので、御了承をお願い申し上げます。
  以上、本定例会の運営について、議会運営委員会において協議、決定いたしましたので、各議員の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、報告といたします。

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日程第1 会議録署名議員の指名
○議長  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長が指名いたします。
  会議録署名議員は、3番舩山利美議員、11番板垣致江子議員の両議員を指名いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

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日程第2 会期の決定
○議長  日程第2 会期の決定を議題といたします。
  お諮りいたします。本定例会の会期については、先ほどの議会運営委員会委員長報告のとおり、本日より21日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日より21日までの18日間と決しました。

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日程第3 諸般の報告
○議長  日程第3 諸般の報告であります。
  本定例会に説明のため出席を求めた者の職、氏名、議員派遣の報告、議会庶務報告、定例監査報告について、別冊諸般の報告のとおりでございますので、御了承願います。

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日程第4 報第5号 平成23年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
○議長  日程第4 報第5号 平成23年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。
  この際、市長に対し説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  おはようございます。
  それでは、ただいま上程されました報第5号 平成23年度南陽市健全化判断比率及び資金不足比率の報告について申し上げます。
  本案は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により監査委員の審査に付し、その意見をつけて御報告いたすものでございます。
  健全化判断比率につきましては、実質赤字比率及び連結実質赤字比率が各会計とも黒字でありますので、比率算定の対象外となり、実質公債費比率は19.0%、将来負担比率は154.3%となりました。
  また、資金不足比率につきましては、各会計とも資金不足がございませんので、比率算定の対象外となったものでございます。
  以上、報告といたします。
○議長  ただいまの報告に対し質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  本件は報告事項でありますので、御了承願いたいと思います。

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日程第5 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
○議長  次に、日程第5 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。
  本委員のうち、1名が本年12月31日をもって任期満了となりますので、議案書記載のとおり再任の1名を適任と認め、法務大臣に推薦いたしたいので、議会の意見を求めるものでございます。
  御審議の上、御同意くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、諮問第1号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がございませんので、質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。諮問第1号は討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、諮問第1号は討論を省略することに決しました。
  お諮りいたします。諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、これを同意したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、諮問第1号は同意することに決しました。

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日程第6 議第58号から
日程第11 議第63号まで計6件
○議長  次に、日程第6 議第58号 南陽市企業立地促進条例の設定についてから、日程第11 議第63号 山形県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてまでの議案6件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第58号 南陽市企業立地促進条例の設定についてから、議第63号 山形県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更についてまでの条例案等6件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第58号 南陽市企業立地促進条例の設定について申し上げます。
  本案は、南陽市における事業所の新設及び増設を積極的に奨励し、企業誘致の促進及び立地企業の定着並びに雇用の拡大を図ることを目的に、企業立地に対する奨励措置を拡充するため、南陽市企業誘致促進条例の全部を改正するものでございます。
  次に、議第59号 南陽市防災会議条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、災害対策基本法の一部改正に伴い、所掌事務及び委員の構成が見直されたことから条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第60号 南陽市災害対策本部条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案は、災害対策基本法の一部改正に伴い、根拠条項が変更されることから条例の一部を改正するものでございます。
  次に、議第61号 南陽市道路線の廃止について申し上げます。
  本案は、主要地方道山形南陽線の旧道移管に伴う中里4号線の起点の変更及び民間開発で整備された道路の寄附を受けたことにより、上野4号線の終点を変更して再認定するため、当該路線をいったん廃止するものでございます。
  次に、議第62号 南陽市道路線の認定について申し上げます。
  本案は、主要地方道山形南陽線の旧道移管及び民間開発によって整備された道路について、市道認定路線の見直しをするもので、中里4号線ほか1路線を県からの旧道移管によるもの、上野4号線ほか3路線については民間開発道路から新たに市道認定するものでございます。
  なお、認定路線名等は議案書記載のとおりでございます。
  次に、議第63号 山形県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更について申し上げます。
  本案は、住民基本台帳法の一部改正に伴い、組合規約の一部変更が行われますので、地方自治法第291条の11の規定により提案するものでございます。
  以上、条例案等6件につきまして一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております6議案について、総括して質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております議案6件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたします。

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日程第12 議第52号から
日程第17 議第57号まで計6件
○議長  日程第12 議第52号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第2号)から、日程第17 議第57号 平成24年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)までの補正予算議案6件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第52号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第2号)から、議第57号 平成24年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)までの補正予算案6件につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
  初めに、議第52号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、障害児通所支援給付費の増額、畜産規模拡大支援事業補助金を初めとする農林業補助金の補正、財政調整基金積立金の新規追加、平成24年度発生の凍上災害に係る公共土木施設災害復旧事業費の増額、市債元金償還額繰り上げ償還の新規追加、普通交付税の減額などであり、財源につきましては、国・県支出金、地方債、繰越金等で措置いたすものでございます。
  次に、議第53号 平成24年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、事業勘定におきまして、平成23年度事業の額の確定に伴い、国庫支出金、返還金、老人保健医療費拠出金などの組み替え補正を行うものであります。歳入歳出の総額の変更はございません。
  次に、議第54号 平成24年度南陽市財産区特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の内容は、各公衆浴場に整備する除雪機購入の補正を行うものであります。財源につきましては、財政調整積立金繰入金で措置いたすものでございます。
  次に、議第55号 平成24年度南陽市介護保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
  補正の主な内容は、介護保険臨時特例基金の廃止に伴う国庫負担金償還金の補正などを行うものであります。財源につきましては、繰越金などで措置いたすものでございます。
  次に、議第56号 平成24年度南陽市出産祝事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、繰越金の確定に伴い、歳入歳出予算額の減額補正を行うものであります。
  次に、議第57号 平成24年度南陽市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。
  補正の内容は、相談受付カウンターの整備に伴う庁用備品購入費の補正を行うものであります。財源につきましては、後期高齢者医療特別対策補助金で措置いたすものでございます。
  以上、補正予算案6件につきまして一括して提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
○議長  市長の提案理由の説明が終わりました。
  お諮りいたします。質疑は予算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第18 予算特別委員会の設置について
○議長  日程第18 予算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。議第52号から議第57号までの補正予算議案6件を審査するため、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、議長を除く全員をもって構成する予算特別委員会を設置することに決しました。
  議第52号から議第57号までの補正予算議案6件は、ただいま設置いたしました予算特別委員会に付託いたします。
  なお、予算特別委員会は、日程に従い委員会を開催し、審査願います。

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日程第19 認第 1号から
日程第28 認第10号まで計10件
○議長  日程第19 認第1号 平成23年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第28 認第10号 平成23年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまで、決算認定議案10件を議事の都合により一括して議題といたします。
  この際、市長に対し提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました認第1号 平成23年度南陽市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認第10号 平成23年度南陽市下水道事業会計決算の認定についてまでの10会計につきまして、監査委員の審査をいただいて御提案を申し上げるものでございます。
  安定的で健全な財政運営に心がけ、持続可能な自治体経営のため、歳入の確保、歳出の抑制に取り組むとともに、市内経済の活性化に寄与する事業を適切に展開してまいった結果、一般会計の実質収支は6億9,928万2,000円、また、7特別会計の実質収支合計は2億7,919万5,000円の黒字決算を結ぶことができました。
  また、水道事業会計及び下水道事業会計の損益計算におきましては、それぞれ1億573万5,000円、413万8,000円の純利益を計上しております。
  改めて、議会を初め関係各位に深く感謝を申し上げる次第であります。
  財政指標では、大型事業の終了に伴い、国庫支出金、地方債が減少しましたが、徴収率強化の取り組みによる地方税の増、地方交付税の増により、歳入における一般財源は前年度比で増加しており、歳出については、社会福祉関係の扶助費の増、雇用創出関連の物件費の増があったものの、国・県支出金の有効な活用により経常収支比率は88.8%で前年度に比べ1.9ポイント改善いたしました。
  地方公共団体財政健全化法における健全化判断比率は、さきに御報告を申し上げましたとおり、実質公債費比率は19.0%、将来負担比率は154.3%と、実質公債費比率については前年と比較して1.3ポイント改善し、初めて20%を下回るなど、これまで取り組んできた財政健全化の取り組みの成果が着実にあらわれてきております。
  今後も、第2次行財政改革大綱に沿って、歳入の確保、歳出の削減を緩めることなく、さらに市債残高の減少を図るために繰り上げ償還の実施など財政基盤の強化に取り組んでまいりたいと存じております。
  なお、平成23年度における主要な施策につきまして、決算附属資料として別冊を配付いたしておりますので、御高覧をいただきたいと存じます。
  以上、決算の概要を申し上げましたが、御審議の上、御認定をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由説明が終わりました。
  ここで、監査委員から決算の審査結果について報告を願います。
  青木 勲代表監査委員。
〔青木 勲代表監査委員 登壇〕
○代表監査委員  おはようございます。
  私から、平成23年度各会計等の決算審査意見について申し上げます。
  審査の対象は、一般会計、特別会計7件、財産に関する調書、基金の運用状況、企業会計2件、健全化判断比率及び資金不足比率でございます。
  審査の結果につきましては、各決算等の計数は正確であり、予算執行及び会計処理等全般について適正であると認められるものです。
  なお、詳細につきましては意見書に記載のとおりですが、概要について申し上げます。
  初めに、一般会計についてでございますが、実質収支は6億9,928万2,000円、単年度収支は2億2,839万6,000円と、いずれも黒字を計上しております。
  市税収入は前年度と比べ0.5%の増加で、現年分及び滞納繰越分を合わせた収納率は0.5ポイント向上しております。
  特に現年分収納率については98.8%と前年度より0.3ポイント上昇しており、行財政改革大綱に掲げている98%以上という数値目標をクリアしております。今後も、収納率の向上に努めていただきたいと存じます。
  市債については、小・中学校施設整備の大規模事業が平成22年度で終了したことにより教育債が激減し、前年度との比較では59.5%の大幅な減少となっております。
  なお、一般会計の市債残高は前年度より2億2,414万2,000円減少し、168億6,960万円となっております。引き続き事業の精査を図りながら、中長期的展望に立った財政計画のもと、市債残高の削減に努めていただきたいと存じます。
  続いて、歳出についてですが、歳出総額は大幅に減少し、前年度と比べて49億276万2,000円減の133億8,442万円となっております。これは、先ほど申し上げましたとおり小・中学校整備の大規模事業が前年で終了したことにより、投資的経費の普通建設事業が50億6,497万9,000円減少したことによるものでございます。
  また、義務的経費のうち、公債費については、前年度に比べ11.1%減少し18億5,819万8,000円となっておりますが、繰り上げ償還に要した元金償還費1億175万6,000円を含んでおります。
  今後も、繰り上げ償還を計画的に行い、後年度の負担軽減を図っていただきたいと存じます。
  次に、特別会計についてでございますが、7会計のいずれも実質収支は黒字という状況でございます。
  次に、公営企業会計についてでございますが、初めに、水道事業については純利益1億573万6,000円が計上されており、純利益のうち減債積立金2,000万円、建設改良積立金5,000万円の積み立てが予定されております。
  続いて、下水道事業についてでございますが、こちらも413万9,000円の純利益を計上しております。
  水道、下水道とも、節水型社会への移行に伴い1人当たりの使用水量の減少が予想される中、経営改善、コスト縮減により取り組まれ、よりよいサービスの提供に努めていただきたいと存じます。
  最後に、財政指標健全化判断比率についてでございますが、実質公債費比率、将来負担比率ともに早期健全化基準以下の数値を示しております。
  今後も、さらなる指標改善に向け御努力いただきたいと存じます。
  以上、決算審査意見といたします。
○議長  青木 勲代表監査委員の報告が終わりました。
  お諮りいたします。決算についての質疑は決算特別委員会において行うこととし、この際、質疑を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、この際、質疑を省略することに決しました。

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日程第29 決算特別委員会の設置について
○議長  日程第29 決算特別委員会の設置を議題といたします。
  お諮りいたします。認第1号から認第10号までの決算認定議案10件を審査するため、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置したいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  異議なしと認めます。よって、議長及び議会選出監査委員を除く全員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
  認第1号から認第10号までの決算認定議案10件は、ただいま設置いたしました決算特別委員会に付託いたします。
  なお、決算特別委員会は、日程に従い委員会を開催し、審議願います。

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日程第30 請願の付託
○議長  日程第30 請願の付託であります。
  本定例会において受理いたしました請願は2件であります。別紙請願付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。

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散会
○議長  以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。
  本日はこれにて散会いたします。
  一同様、御起立願います。
  どうも御苦労さまでした。
午前10時38分  散会