平成25年6月21日(金)午前10時00分開議

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議事日程第4号
平成25年6月21日(金)午前10時開議

 議会報告  議会運営委員長報告

 (総務常任委員長報告)
 日程第 1 議第 37号 南陽市新型インフルエンザ等対策本部条例の設定について

 日程第 2 議第 38号 南陽市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する
             条例の制定について

 日程第 3 議第 39号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について

 日程第 4 請願第3号 地方公務員給与費に係る地方交付税の削減措置の撤回について

 (産業建設常任委員長報告)
 日程第 5 議第 40号 南陽市道路線の廃止について

 日程第 6 議第 41号 南陽市道路線の認定について

 (予算特別委員長報告)
 日程第 7 議第 35号 平成25年度南陽市一般会計補正予算(第2号)

 日程第 8 議第 36号 平成25年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 (追加議案)
 日程第 9 議第 42号 南陽市新文化会館施設木構造材製作工事請負契約の締結について

 日程第 10 議第 43号 南陽市一般職の職員等の給与に関する臨時特例条例の設定について

 日程第 11 閉会中の継続審査の申し出について

   閉   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第4号に同じ

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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 白岩  孝夫  議員      2番 高橋  一郎  議員
 3番 舩山  利美  議員      4番 山口  正雄  議員
 5番 白鳥  雅巳  議員      6番 片平  志朗  議員
 7番 吉田  美枝  議員      8番 梅川  信治  議員
 9番 川合    猛  議員     10番 髙橋    弘  議員
11番 板垣  致江子  議員  12番 髙橋     篤  議員
13番 田中  貞一  議員     14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤    明  議員     16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄 市長                            安達 正司 副市長
板垣 俊一 総務課長                      伊藤 賢一 政策主幹
大坂 剛司 企画財政課長                山田 俊彦 税務課長
相澤 和吉 危機管理課長                安部 史生 文化会館整備課長
笹原 修一 市民課長                       佐藤 賢一 福祉課長
小野田 新一 保健課長                    大友 直秀 農林課長
髙梨 敏彦 商工観光ブランド課長      新野 甚吉 建設課長
髙橋 秀雄 上下水道課長                 濱田 俊明 会計管理者
猪野   忠 教育長                         吉田 正幸 管理課長
堀   裕一 学校教育課長                 尾形 真人 社会教育課長
江口 和浩 スポーツ文化課長            青木   勲 代表監査委員
髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長 鈴木 隆一 農業委員会                                 
                  (併)監査委員事務局長                  事務局長
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事務局職員出席者
大沼 豊広 事務局長              板垣 幸広 局長補佐
安部 真由美 庶務係長      田中   聡 書記

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開      議
○議長(遠藤榮吉議員)  御一同様、御起立願います。傍聴席の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。
  よって、直ちに会議を開きます。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第4号によって進めます。

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議会報告 議会運営委員長報告
○議長  ここで、本日の会議運営等について、議会運営委員会委員長より報告を願います。
  委員長 髙橋 篤議員。
〔議会運営委員長 髙橋 篤議員 登壇〕
○議会運営委員長  おはようございます。
  私から、6月定例会最終日の本会議運営について、先ほど議会運営委員会を開催し協議いたしましたので、その結果を御報告申し上げます。
  初めに、付託議案の審査の結果についてでありますが、各常任委員長報告、続いて予算特別委員長から報告を受け、質疑、討論、表決をすることといたしました。
  次に、本日追加されます議案について申し上げます。
  追加議案は、事件案1件、条例案1件の計2件であります。
  事件案1件については、提案理由説明、委員会付託省略、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  条例案1件についてでありますが、提案理由説明、総括質疑の後、総務常任委員会に付託をし、本会議休憩中、委員会を開催し、審査、審査終了後、委員長報告、質疑、討論、表決の順で行うことといたしました。
  次に、本日の会議の日程でありますが、お手元に配付してあります議事日程第4号により行うことといたしました。御了承願いたいと思います。
  以上、本定例会の最終日の運営について、議会運営委員会において協議・決定いたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願いを申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。

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 (総務常任委員長報告)
日程第1 議第37号から
日程第4 請願第3号まで計4件
○議長  日程第1 議第37号 南陽市新型インフルエンザ等対策本部条例の設定についてから日程第4 請願第3号 地方公務員給与費に係る地方交付税の削減措置の撤回についてまでの議案3件及び請願1件を議題といたします。
  ただいま議題となっております議案3件及び請願1件について、総務常任委員長の報告を求めます。
  総務常任委員長 吉田美枝議員。
〔総務常任委員長 吉田美枝議員 登壇〕
○総務常任委員長  おはようございます。
  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました議案3件、請願1件について、日程に従い、去る6月13日午前10時から全員協議会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  初めに、議第37号 南陽市新型インフルエンザ等対策本部条例の設定について申し上げます。
  本案について当局からは、新型インフルエンザ等特別対策措置法の施行に伴い、市が設置する新型インフルエンザ等対策本部について、必要な事項を定めるため、本条例を設定するものであること。
  現在、国の行動計画に基づき山形県が行動計画を策定中であり、南陽市の行動計画は、県の行動計画が策定された後に策定するとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第38号 南陽市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案について当局からは、地方税法の改正により市税等の延滞金等の利率の見直しを行った結果、税以外の収入金についても税の延滞金等との均衡を失しないような措置が求められており、市税条例と同じ内容の改正を行うものであるとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、議第39号 南陽市赤湯財産区温泉条例の一部を改正する条例の制定について申し上げます。
  本案について当局からは、内湯旅館営業者と公共施設から、売主・買主の連名で温泉受給権譲渡許可申請書が出され、赤湯財産区管理会で協議した結果、申請を同意。改めて公共施設から、温泉供給許可の申請が提出されたことに伴い、温泉供給量を変更するため、所要の改正を行うものであるとの説明がありました。
  審査の結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  次に、請願第3号 地方公務員給与費に係る地方交付税の削減措置の撤回について申し上げます。
  本請願は、国家公務員の給与減額支給措置に準じて地方公務員の給与の削減を求めるとともに、それを前提として地方交付税の給与関係経費を削減したことは大きな問題であり、国と地方で十分な協議を経ないまま、地方公務員給与費に係る地方交付税を一方的に削減する今回の措置を撤回することと、給与は地方公務員法により、個々の自治体の条例に基づき、自主的に決定されるものであり、その自主性を尊重することを政府関係機関に意見書の提出を求めるものであります。
  3月の当委員会では、請願の趣旨は理解できるが、地方6団体の共同声明で、国と地方の協議の場等において協議することを求めており、そちらの推移を見守るべきであるとの意見があり、継続審査となっておりました。
  委員からは、今のところ県内他市での請願が行われていないし、給与削減の動きも、現時点では同じ方向に向かっているわけでもない状況を鑑みると、この請願は、なお継続して審査すべきとの意見があり、審査の結果、請願第3号は継続審査とすることに決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第37号 南陽市新型インフルエンザ等対策本部条例の設定についてから請願第3号 地方公務員給与費に係る地方交付税の削減措置の撤回についてまでの議案3件及び請願1件については、総務常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第37号から請願第3号までの議案3件及び請願1件については、総務常任委員長報告のとおり決しました。

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 (産業建設常任委員長報告)
日程第5 議第40号及び
日程第6 議第41号まで計2件
○議長  日程第5 議第40号 南陽市道路線の廃止について及び日程第6 議第41号 南陽市道路線の認定についての議案2件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております議案2件について、産業建設常任委員長の報告を求めます。
  産業建設常任委員長 白鳥雅巳議員。
〔産業建設常任委員長 白鳥雅巳議員 登壇〕
○産業建設常任委員長  おはようございます。
  私から産業建設常任委員会の報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました議案2件について、日程に従い、去る6月17日午前10時から、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。
  それでは、議第40号 南陽市道路線の廃止について及び議第41号 南陽市道路線の認定について申し上げます。
  両議案は関連がありますので、一括して審査を行いました。
  議第40号は、市道4路線の廃止でありますが、当局より、路線番号2037号中川駅東線は小岩沢地内のJR奥羽本線静川踏切の廃止に伴い、市道が分断されることから現市道を廃止するもので、当該道路の代替えとして中川駅構内の通路、跨線橋が通行可能であること、また路線番号2054号中川駅南線、路線番号2206号長岡南線及び路線番号3148号市役所北線の3路線は、市道再編のために終点を変更し、再認定するため一旦廃止するとの説明を受けました。
  次に、議第41号でありますが、当局より路線番号2054号中川駅南線は、市道中川駅東線の一部区間を引き続き市道として維持管理することから終点を変更して認定するもの。路線番号2206号長岡南線は、当該区間に当市公共下水道の幹線管渠宮内長岡幹線が埋設されていること及び市道路線の連続性を確保するため、終点を変更して認定するもの。路線番号3148号市役所北線は、新文化会館のアクセス道路として整備し、構内通路の通行の安全を図るため、終点を変更して認定するもの。路線番号3226号市役所南線は、新文化会館のアクセス道路、主に施設管理用道路として整備を図るために認定するもの。路線番号3227号梨郷インター線は、地域高規格道路新潟山形南部連絡道路、現国道113号梨郷インターと一般県道梨郷赤湯停車場線を結ぶインターアクセス道路として整備し、当該地域の道路交通の円滑化を図るため認定するとの説明を受けました。
  質疑の中で委員から、市道市役所北線の安全対策に関する要望が出されました。
  以上、議第40号廃止4路線、議第41号認定5路線について、現地調査を行い、慎重に審査した結果、当局の説明を了とし、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの産業建設常任委員長の報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第40号 南陽市道路線の廃止について及び議第41号 南陽市道路線の認定についての議案2件については、産業建設常任委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第40号及び議案第41号の議案2件ついては、産業建設常任委員長報告のとおり決しました。

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 (予算特別委員長報告)
日程第7 議第35号及び
日程第8 議第36号まで計2件
○議長  日程第7 議第35号 平成25年度南陽市一般会計補正予算(第2号)及び日程第8 議第36号 平成25年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の補正予算案2件を議事の都合により一括議題といたします。
  ただいま議題となっております予算案2件について、予算特別委員長の報告を求めます。
  予算特別委員長 川合 猛議員。
〔予算特別委員長 川合 猛議員 登壇〕
○予算特別委員長  おはようございます。
  私から予算特別委員会の御報告を申し上げます。
  本定例会において当委員会に付託されました案件は、平成25年度各会計補正予算2件であります。
  これを審査するため、去る6月18日委員会を開催し、審査を行いました。
  当委員会は議長を除く全員で構成されておりますので、審査経過などは省略し、結果のみを御報告させていただきます。
  議第35号 平成25年度南陽市一般会計補正予
       算(第2号)
  議第36号 平成25年度南陽市国民健康保険特
       別会計補正予算(第1号)
  以上、補正予算2件は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
  以上、予算特別委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの予算特別委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第35号 平成25年度南陽市一般会計補正予算(第2号)及び議第36号 平成25年度南陽市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の補正予算案2件は、予算特別委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第35号及び議第36号の補正予算議案2件は、予算特別委員長報告のとおり決しました。





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 (追加議案)
日程第9 議第42号 南陽市新文化会館施
     設木構造材製作工事請負契約の締
     結について
○議長  日程第9 議第42号 南陽市新文化会館施設木構造材製作工事請負契約の締結についてを議題といたします。
  この際、市長に対し、提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第42号 南陽市新文化会館施設木構造材製作工事請負契約の締結について、提案理由を申し上げます。
  本案は、新文化会館施設整備に伴い、本体工事に先駆けて、地元木材調達後の乾燥、製材、加工及び試験等を行い、主な構造となる木材の品質管理及び精度確保に取り組む南陽市新文化会館施設木構造材製作工事につきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、御提案を申し上げるものでございます。
  なお、請負金額、契約の相手方などは、議案書記載のとおりでございますので、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
○議長  市長の提案理由説明が終わりました。
  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第42号は、会議規則第37条第3号の規定により委員会付託を省略したいと思います。
  これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、議第42号は委員会付託を省略することに決しました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  私はこのことについて、2点お伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
  第1点は、18日の予算特別委員会の中で、私も発言しましたけれども、本当にこの森林整備加速化・林業再生事業補助金等交付金合計27億円が入ってくるのか確証できないのではないかというふうなことです。東日本大震災の復興予算が自治体などの基金を通じて被災地以外に使われている問題で、財務省と復興庁は6月中にも基金を運営する自治体に、予算執行をとめるように要請する方針を固めましたと朝日新聞6月4日で報道されました。その中で、6月中にも結果がまとまる見通しで、小渕優子財務副大臣は6月3日の記者会見で、調査結果に基づき、執行停止要請を含めて対応を検討していると述べ、まだ使われていない予算は原則、返還を求めるとあります。
  18日の予算特別委員会では、本市の予算は経済再生の予算であり、同じ基金でも扱いが違うと、だから大丈夫だというふうな御答弁がありました。その根拠は林野庁の担当から、口頭で確認をとっているとの説明だと思います。でも、この問題は林野庁ではなくて、財務省と復興庁が判断するものなので、確証はこの6月いっぱいでないとわからないのではないかというふうに思っております。したがって、その結果をもってはっきりと確証を得なければ、契約行為はできないものと私は考えております。これが第1点です。
  第2点は、このプレカットをする業者、株式会社シェルターですが、特殊技能があって、地元業者1社との随意契約をしたというふうなことです。しかし、会計法や財務規則上は、他県の業者を含めて競争入札をするのが正当だと思っています。他県の業者の単価は高いから1社にしたと言われますが、それは競争入札をしてみないとわからないことではないでしょうか。消費税込みで12億750万円のそれが1回の落札決定だと言いますけれども、予定価格の算出も含めて、どういうふうにして行ったのか、1社からだとすれば、高いか低いか、それの判断がわからないのではないかというふうに思っています。なぜ、1社の随契になったのか、根拠が薄弱ではないのかというふうに思っております。
  以上、この2点について考え方をお伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいまの質問でありますが、予算の凍結に関連する御質問でございますが、さきの予算委員会でもお答え申し上げましたように、今回の私どもの予算は震災復興ということではなくて、経済復興対策と、こういうふうなことでございまして、予算委員会で申し上げたとおりでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
  それから、随契の関係でございますが、今回の施設は林野庁も含めて大変難しい内容のものでございまして、今、日本では、木材を使ってできる技術を持っているのはこの県内のシェルターしかないと、こういうことでございます。十分精査をして、何ら問題のない内容で契約をしたと思っておりますし、当初の業者の見積もりからすれば、相当我々の精査をした金額は低いということもありますし、さまざまな関係団体から確認をしても、相当割安でお願いをしたと、こういうふうなことでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  まず第1点目についてなんですが、いわゆる林野庁でなくて、財務省と復興庁が独自に調査をしているというふうなことについてはどうなんでしょうか。
  それから、随契で当初の見積もりよりも大分落として落札したというふうにお話がありました。その辺については行政ベースですのでよくわからないんですが、当初の見積もりというのはお幾らだったんでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  大坂企画財政課長。
○企画財政課長  ただいまの議員の御質問でございますけれども、復興庁なり財務省というふうなお話でございましたけれども、そちらのほうからは何ら情報等は私どものほうには来てございません。
  以上でございます。
○議長  安部文化会館整備課長。
○文化会館整備課長  今回の工事の発注につきましては、十分な検討時間をとって1社随契という形でさせていただいたところでございます。金額等につきましては、はっきりした数字をお答えはできませんけれども、1億円以上の金額を、当初の一番初めのから比べれば、請負金額という形でも下がっているのではないかというふうに思っております。
  以上でございます。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  申しわけないですが、くどいようで申しわけございませんが、私が心配したのは、本当にこの施設がしっかりとしたものになっていくというような自体では、本当に思っています。その際に、本当に補助金が、交付金が入ってくるのかということが大問題ですので、その中で私は質問しているわけです。復興庁や財務省は何の通知もないというようなことですけれども、そこについて情報を収集する必要があるのではないかというふうなことを申し上げたいんです。
  それから、今1億円ほど当初予算よりも低いというふうなことだったんですが、この当初の見積もりというのは当然、株式会社シェルターということでよろしいでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館整備課長。
○文化会館整備課長  今の額につきましては、実施設計を依頼しております設計事務所からの設計額に対してということで御理解をいただきたいと思います。
○議長  大坂企画財政課長。
○企画財政課長  お答えいたします。
  基金につきましては、現在県のほうに来てございます。そこの中からこちらのほうに来るということでございますので、私どものほうでは特に心配はしてございません。
  以上でございます。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
  6番片平志朗議員。
○片平志朗議員  私から、この件の契約の締結に関してですけれども、今回は、木造の大規模耐火建築物ということで、本来ですと、どこどこの会社に一括発注して、そこから各分野ごとに下請に出されるという形態なんですけれども、今回は、さまざまなこういう事情から分離発注しているわけですけれども、既に木材の切り出しから運搬まで、せんだって9,000万ですか、それから、今回木構造製作工事請負代金ということで11億5,000万ですから、既にもう12億4,000万かかっているわけです。
  これから、これに関連して要するに事業工事、くいは打たなければいけないんでしょうけれども、くい、それから基礎、建前まで、要するに躯体工事と言われていますけれども、果たしてどの程度かかるのか。もう既に木材関係で12億4,000万使っているんです。いわゆる住宅ですと、棟上げまで、躯体が完成するまでどの程度かかるというふうに見通しされているのかお聞かせしていただきたいということと、もう一つ、今の米沢の新文化会館複合施設で、さまざまな事情から資材の高騰、それから人手不足ということで補正予算がとられていますよね。4億何がしですか。今後ちょうど被災地がどんどん復興してくると、もっと材料は高騰してくる。なおかつ、今、職人不足と言われますけれども、人手不足がちょうどこの文化会館の建設期間中に当たると思います。そういう中で、そういう心配はないのか、補正予算、またかまないと、とてもできないというような心配はないのか、その2点をお聞かせしていただきたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部文化会館整備課長。
○文化会館整備課長  今の質問にお答え申し上げます。
  1つ目の棟上げまでの予算としてどうかということでございますが、細部につきましては、まだ実施設計の中だというようなことで、今回の木材の製作ものについても、こちらで一応3,500立方メートルの製作工事だということで数量を上げて発注はしておりますけれども、まだその数量が確定ということにはなってございません。実施設計がまだでき上がっておりませんので、最終的な金額については当然ながら、総事業費、それから工事費の予算があるわけですので、それに向けて設計をしているということで御理解をいただければというふうに思います。
  それから、議員おっしゃるとおり、各市町村によりまして、不調になっている工事が随分新聞沙汰になっておりますけれども、これらの工事につきましては、4月、5月のいわゆる労務単価を見直す前に設計を組んで発注したものである可能性もあると思いますし、それから、これから発注までは2カ月ほどありますけれども、その動向を注視しながら、設計に当たっていきたいなというふうに思っております。
  以上でございます。
○議長  6番片平志朗議員。
○片平志朗議員  ですから、今の現状は、実施設計もできていないのに、先取りして発注だけが先立っている現状ですよね。そこに一抹の不安を私たちは考えるわけですけれども、それでないと、この文化会館が間に合わないというならば、それはある程度はやむを得ませんけれども、今後、その不安の材料がいっぱい出てくるわけです。先ほど高橋一郎議員からもお話あったとおり、財源の確保についてもそうですけれども、そこを綱渡りではなくて、しっかりやっていただきたいなと思います。一応そのことを要望して、質問を終わります。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第42号 南陽市新文化会館施設木構造材製作工事請負契約の締結については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
(「議長」の声あり)
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  本案に対して、私は反対を表明いたしたいと思います。
○議長  議第42号は 南陽市新文化会館施設木構造材製作工事請負契約の締結について採決を行います。
  反対の意思表明がありましたので、起立採決により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  それでは採決を行います。
  議第42号について、原案に賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長  御着席ください。
  起立多数でありますので、よって、議第42号は原案のとおり決しました。

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日程第10 議第43号 南陽市一般職の職
      員等の給与に関する臨時特例条
      例の設定について
○議長  日程第10 議第43号 南陽市一般職の職員等の給与に関する臨時特例条例の設定についてを議題といたします。
  この際、市長に対し、提案理由の説明を求めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  ただいま上程されました議第43号 南陽市一般職の職員等の給与に関する臨時特例条例の設定について、提案理由を申し上げます。
  本案は、国家公務員の給与減額支給措置を踏まえた閣議決定に基づく要請に応じ、平成25年7月から平成26年3月まで、一般職の職員の給料月額を平均約5%減額して支給するとともに、あわせて同期間について、市長、副市長及び教育長の報酬を10%減額して支給するため、特例条例の制定をいたすものでございます。
  以上、提案理由を申し上げましたが、御審議の上、御可決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
  以上であります。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいま議題となっております議第43号について総括して質疑ございませんか。
  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  ただいま上程されました議第43号について何点か市長にお伺いしたいと思います。
  まずもって、市長は、本市の職員の給与水準について、この置賜地域の近隣市町と比較して、どのような水準にあると考えておられるでしょうか、お伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  特段遜色のない状況であると、このように思っております。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  遜色がないというふうな市長の答弁でしたが、私は遜色はかなりあると思っています。そこはかなりの認識の差があって、今ちょっと具体的に申し上げたいと思います。
  まず、市長や特別職の給与は、県内でもトップクラスだと思います。ただ本市の職員は、人口で長井市とは4,500人多いわけですけれども、そこと比較しても低いです。標準賃金で比較すると40歳で長井市は32万1,900円、本市は30万2,500円、その差は1万9,400円です。高畠町と川西町は32万300円、その差は1万7,800円の開きがあります。本市の給与は、昇給制度等の格差により置賜の中でも低く、管理職や役付職員に登用されない職員、特に女性、現業職員など標準賃金で生涯賃金を試算した結果は、高畠町との比較で約1,760万円、川西町とは1,670万円、米沢市とは1,650万円も差がつく、そんなに差がつく仰天の数字が出ているわけです。近隣市町の中で、本市だけが極めて低賃金なのでして、高畠町や川西町が高いのではなく、本市が低いだけなのです。当然、年金額や退職手当にも影響します。
  今、市長は遜色ないと言われましたが、認識が違うと思うんです。これは、平成18年に市長になられたときから、若年層の特別昇給を行ってこなかったからではないのでしょうか。高卒18歳で採用してから32歳までの間で、高畠町とは502万円、米沢市とは476万円、川西町とは355万円も格差が生じているんです。
  このような給与水準の現実をおわかりでしたら、せめて近隣市町職員並に改善に向けて努力するのが使用者としての責任であり、職員に対する思いやりではないでしょうか。
  それを逆に手本とする山形県が具体的に決まっていない中で削減提案を上程してくることは、職員の給与や生活実態を全く考えていないと言わざるを得ません。
  また、人員削減による人件費抑制も行ってきています。本市の行政改革集中プランは、平成17年度から平成22年度までに職員数削減目標職員数384人の7%、27人を目標として取り組み、市長が積極的に取り組んだ結果、目標を大きく上回る51人をも削減しました。平成17年度職員数384人に対して、実に13.2%の削減率です。その間、行政需要は13.2%、いわゆる7.5人に1人減ったんでしょうか。近隣市町と比べて仕事量が少ないのでしょうか。本市の職員は質の高い行政サービスをしていないのでしょうか。全てノーだと思います。仕事量は年々増えるのに、給与は格差がつくばかりです。言うまでもなく、市の事業を遂行するのは職員です。事業とは人そのものです。その人を減らし、給与を減らし、仕事は忙しくなっているのが現実です。仮に平均給与を500万円として推計すれば、行政改革集中プラン6年間だけでも、総額2億5,000万円余りも削減されてきたことになります。そのしわ寄せが職員の労働過重になってきているのではないでしょうか。このように独自に人員も給与も削減してきて、低い水準にありながら、それを省みず、本市の労働組合交渉で合意もしていない状況で、なぜ市長はこの6月定例会に削減提案を出すのでしょうか。
  今回の当局提案は、そもそも地方交付税法違反、法律違反の提案であることを覚悟しなければならないと思います。
  再度、市長に質問いたします。
  やはり撤回をしないで、このまま上程するということでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  仰せのとおり粛々と議論いただきたいというふうに思います。
○議長  2番高橋一郎議員。
○高橋一郎議員  次に、知事会とか市長会等ですね、地方6団体も地方自治の根幹を揺るがす大問題だと反対の表明をして、表明と要望を国に行ってきていますけれども、市長は首長として今までどのような立場で、誰に対してどのように具体的に対応や行動をとってこられたのでしょうか、お伺いしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  県市長会並びに全国市長会等の席上において、そういう会議を通して、特に交付税を先に削減するというやり方はおかしいのではないかと。ただ、このたびの予算の内容等については、震災復興予算に回すということであれば、それは理解はできるけれども、やり方については全国市長会としても極めて不満であると、こういうふうな発言と意思統一をしているところでございますが、現に交付税が減らされ、市民生活を、サービスを低下させることはできないというような観点から、やむなくその震災復興予算として回すということであれば、反対する理由も希薄になるのかなと、こんな思いでいるところであります。
  なお、きのう組合の皆様方とお話をしまして、必ずしも合意を得たというわけではございませんが、一定程度の市の立場、また私の立場、御理解をいただけたのではないかなと、こう思っております。
  そんなことから今回の提案に踏み切ったところでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
  以上です。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  市長に何点か質問いたします。
  去る1月末に、総務省の大臣から各自治体の首長さん、あるいは議長、都道府県知事等々へ書簡が出されました。それで、この書簡なるものは給与減額措置を地方公務員に要請する理由として、中を読んでみますと、地方公務員の給与が高いからや、国の財政状況が厳しいから行うものでないと、こういうふうに言っているわけです。これ、市長のところに届いたわけでしょう。こういうふうに言っているわけです。
  ですから、この日本の再生とかいろいろ言っておるようでありますが、簡単に言うと、社会保障の問題とか、あるいは消費税の引き上げ等々、増税の問題、こういった問題の露払いとして提案をされているのではないのかと、私、こういうふうに思うんです。ですから、全国の都道府県の公務員、そして地方自治体の公務員等含めると、実にかなりの金額等になるわけです。この金額、全国的にそれに付随して、民間等も含めると、相当の金額になるのではないかなと、このように思っているんですが、南陽市の実態をまずどうなっているのかお尋ねしたいと。
  それから2つ目は、そもそも国家公務員の賃下げは労働基本権を奪った代償として、第三者の機関である人事院の勧告に基づいて決定するというのが本来のあり方だろうと思うんです。ところが今回のやつは、こういった国家公務員法すら無視をして、議員立法でしゃにむに強行したと、こういう経過があるわけです。ですから、こういったやり方について、まさに地方自治体の責任者として、これはうまくないどころかやめるべきだと、こういうふうに声を大にして叫ばなければならないんではないのかなと。ですから、都道府県知事会、いわゆるさっき高橋一郎議員がおっしゃったように、地方自治体の首長さん、あるいは議会の議長さん等が声を大にして、これはうまくないと、やめなさいと、こういうふうに言っているわけですが、その辺重ねてお尋ねをしたいというふうに思いますが、答弁を求めたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  一番の実態等については、担当課長から答弁させたいというふうに思いますが、今回の国の取り組み、私どもは地方自治法にのっとってやっているわけで、国の法律の下にあるわけで、そこで決まったことにどの程度抵抗できるのかどうかというふうな通常の場合の対応はあるわけでありますが、いずれの団体も反対はしておりますが、結果として、やらざるを得ないと。これは復興予算に回すというようなことが一番の決め手になっているのかなというふうに思っておりますが、確かに、佐藤議員言うとおり、地方6団体、いずれも反対行動起こしていますが、その声は届いていません。むしろ、個別にやらなければ、ペナルティーあるかのような声もあります。
  今の南陽市の実態、実情からして、今の政権に逆らえるほどの力があるのかどうか、こんなことも十分勘案して対応させていただいたところでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○議長  答弁を求めます。
  板垣総務課長。
○総務課長  南陽市の実態ということでございますので、平成24年度のラスパイレス指数の比較で申し上げます。
  まず、置賜地区を申し上げますと、南陽市と白鷹町が置賜地区の中で5番目というふうな位置づけでございます。それから、県内13市のラスパイレス指数で申し上げますと、13市のうち南陽市は5番目に位置しているという状況でございます。
  以上です。
○議長  答弁を求めます。
  板垣総務課長。
○総務課長  今回、先ほど提案理由でも申し上げましたが、職員の削減率については、平均で約5%と申し上げました。正確には、4.91%という状況でございまして、削減いただくものについては、9カ月間というふうなことでトータルで4,649万8,000円という金額になるというふうに見ております。
  以上です。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  市長の答弁は、御理解いただきたいというけれども、私は御理解なんてもんじゃなくていただけないと。それで、その決まったことだから仕方ないと、こう言っているわけです。これは、復興予算だと、こう言っているわけです。そういうものは、災害や何かは国が責任を持って解決するというふうになっているわけです。ですから、こういったものについて、給与問題を条件にするということは、これは非常に地方自治体の責任だとして、やはり声を大にして叫ばなければならない。しかも地方自治法の精神からいえば、地域住民の生活や安全を守っていくという立場の中、当然こういったものを国に大きな声を出して言わなければならないと、こういうことが言えるのかなと思うんです。
  国が一方的に賃下げ幅を決めて、それを地方自治体に押しつけると、これではやはり江戸時代の悪代官が地方末端を責めると、これと全く同じでないのかなと私、思うんですが、その辺の認識違うわけですから、あえて申し上げませんが、最後に申し上げたいのは、こういった形で自治体の職員の給与引き下げ、あるいは民間、農協等もあるわけですけれども、こうなれば、相当の消費拡大ができなくなるのではないかと、こういう心配があるわけです。しかも国自身がこのデフレからの脱却と、こういう形で言っているわけですけれども、財界に対して労働者の賃上げをやりなさいなんていうのは、この間も総理含めてやっているわけですけれども、まさに逆の方策ではないのかなと、私から言わせれば。そういう点で市長の改めて御認識を賜りたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  ただいま佐藤議員からあったように、やり方の方法については極めて遺憾であると我々言っているわけです。ただ、先ほど佐藤議員からもあったように、総務大臣からの通達では、日本の再生、これが現下の最大の課題だと、使命であると、こういうことで、今の復興予算に回すと、こういうことであります。それをやるために、当面25年度3月まで緊急に協力いただきたいと、こういうふうな内容でありますので、特に防災・減災事業に積極的に取り組むと、こういうことで、ひいてはそのことが地域の経済活性化につながると、こういうようなことでもありますので、やむを得ないというふうな意味であります。そこが公務員、市民の奉仕者、公僕として、まずは、隗から始めよというような気持ちで、みずから削減をしながら頑張るというような精神は十分あると、私はこう思っておりますので、そういう職員には感謝をしながら、今回はこういうつらい決断をしたと、こういうことでございますので、重ねて御理解いただきたいというふうに思います。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  ただいま議題となっております条例案1件は、会議規則第37条第1項の規定により、別紙議案付託表のとおり、所管の総務常任委員会に付託いたします。


  なお、本議案の審査は、この後休憩中に総務常任委員会を開催し、審査願います。
  ここで暫時休憩といたします。
  再開は予鈴によってお知らせいたします。
午前11時04分  休  憩
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午前11時53分  再  開
○議長  再開いたします。

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 (総務常任委員長報告)
日程第10 議第43号 南陽市一般職の職員等の給与に関する臨時特例条例の設定について
○議長  ただいま議題となっております議第43号 南陽市一般職の職員等の給与に関する臨時特例条例の設定についての議案1件について、総務常任委員長報告を求めます。
  総務常任委員長 吉田美枝議員。
〔総務常任委員長 吉田美枝議員 登壇〕
○総務常任委員長  私から総務常任委員会の報告を申し上げます。
  当委員会に付託されました議案1件について、先ほど全員協議会室において、関係課長等の出席を求め委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。
  議第43号 南陽市一般職の職員等の給与に関する臨時特例条例の設定について申し上げます。
  本案は、国家公務員の給与減額措置を踏まえた国に準じた必要措置の要請に応じ、平成25年7月から平成26年3月までの間、一般職の職員の給料月額を平均4.91%減額して支給するとともに、市長、副市長及び教育長の報酬の10%減額して支給するための特例条例であります。
  当局から主な内容について説明を受けました。
  削減率の平均4.91%の根拠は、昨年度ラスパイレス指数が105.7だったので100を超えた部分を削減するもので、若年層を薄く、高齢層は厚く削減する。市全体の削減額は、9カ月間で4,649万8,000円になる。
  また、過去に独自削減をしており、期末勤勉手当の削減はせず、管理職手当についても現在削減中なので削減はしない。
  県内の削減状況については、県内13市中1市のみ削減しないと表明、6月で削減を議決したのは2市、6月定例会ではしないが、その後臨時会を開催するとの市が1市、山形県の状況を見て判断するという市が1市、あとは6月定例会で提案、置賜では小国町を除いて実施、または実施予定。
  なお、国では地方公務員の交付税算入部分を既に削減しており、地方財政計画では、削減した額8,504億円を防災・減災、地域の活性化等の事業に使う対応がなされているとの説明がありました。
  委員から、削減趣旨は理解できるが、国と地方の協議の場が十分に開かれていない中での条例案については、賛成すべきでない、職員給与の削減で4,000万ほど下がれば、地域経済に影響が出るのではないかとの意見が出されました。
  審査の結果、委員から反対との意見が出され、採決の結果、賛成がなく、原案は否決すべきものと決した次第であります。
  以上、総務常任委員会の報告といたします。
○議長  これより質疑に入ります。
  ただいまの総務常任委員長報告に対し、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○議長  討論の希望がないようですので、討論を終結いたします。
  議第43号 南陽市一般職の職員等の給与に関する臨時特例条例の設定についての採決を行います。
  議第43号は、総務常任委員会で否決となりましたので、起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  それでは、採決を行います。
  議第43号について、原案に賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長  もう一度申し上げます。議第43号について原案に賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長  起立者がおりませんので、よって、議第43号は否決されました。

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日程第11 閉会中の継続審査の申し出につ
      いて
○議長  日程第11 閉会中の継続審査の申し出であります。
  別紙のとおり閉会中になお継続して審査を要するものとして、総務常任委員長より申し出があります。
  お諮りいたします。総務常任委員長より申し出のとおり、閉会中になお継続して審査することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、総務常任委員長申し出のとおり、閉会中に継続して審査することに決しました。
  最後にお諮りいたします。本定例会において議決されました議案の中で、整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもって、本定例会に提案されました議案並びに請願等の審査は全て終了いたしました。

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市 長 挨 拶
○議長  ここで市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  6月定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
  本定例会におきましては、追加提案をいたしました議案も含め、慎重に御審議を賜り、一部議案を除き、原案のとおり、御承認、御同意、そして御可決をいただきましたことに、厚く御礼を申し上げます。
  またこのたび、長年にわたる議員としての御活躍が認められ、全国市議会議長会から表彰を受けられました殿岡和郎議員、伊藤俊美前議長、佐藤 明議員、また全国市議会議長会評議員としての功績により感謝状を受けられました遠藤榮吉議長におかれましては、まことにおめでとうございます。心からお祝いとお喜びを申し上げる次第であります。
  今後ともますます活躍をいただき、市政発展と市民福祉向上のために、さらなる御尽力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
  さて、今月1日から開催されておりますバラまつりは、既に見ごろとなっており、観光さくらんぼ園も14日にオープンし、間もなく最盛期となるなど、初夏の観光シーズンを迎えようとしております。
  東北地方でもようやく6月18日に梅雨入りが発表されました。大分乾燥しておりますので、農作物にとっては恵の雨となっておりますが、雨の続く時期を迎えますので、観光への影響も心配されるところでございます。
  今年はプレDCの年となっておりますので、来年の本番に向け、県内外から1人でも多くの方々においでいただくよう、南陽ブランドの発信に、なお一層取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましても、御協力賜りますようにお願いを申し上げます。
  また、本定例会の中でも御審議いただきました新文化会館についてでございますが、本体工事の着工に向け、着々と準備が進んでおります。
  7月中旬からは、駐車場整備工事に着手する予定としておりますので、議員各位にも御不便をかける場合もあろうかと思いますが、御協力を賜りたいと存じます。
  結びになりますが、暑さに向かう折、議員各位におかれまして、くれぐれも御自愛をいただき、御健勝にて御活躍されますことを心から御祈念申し上げ、御礼の挨拶とさせていただきます。
  終わります。

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閉      会
○議長  これをもちまして平成25年南陽市議会6月定例会を閉会いたします。
  御一同様、御起立願います。
  どうも御苦労さまでございました。
午後 0時06分  閉  会

南陽市議会議長 遠 藤 榮 吉
会議録署名議員 白 岩 孝 夫
同       梅 川 信 治