平成25年3月29日(金)午前10時11分開会


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川合   猛  委員長       白鳥  雅巳  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(16名)
 1番 白岩  孝夫  委員        2番 高橋  一郎  委員
 3番 舩山  利美  委員        4番 山口  正雄  委員
 5番 白鳥  雅巳  委員        6番 片平  志朗  委員
 7番 吉田  美枝  委員        8番 梅川  信治  委員
 9番 川合   猛  委員        10番 髙橋   弘  委員
11番 板垣  致江子  委員    12番 髙橋   篤  委員
13番 田中  貞一  委員       15番 佐藤   明  委員
16番 伊藤  俊美  委員       17番 殿岡  和郎  委員
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄 市長                  安達 正司 副市長

板垣 俊一 総務課長            伊藤 賢一 政策主幹

大坂 剛司 企画財政課長      山田 俊彦 税務課長

堀   啓治 危機管理課長     鈴木 隆一 市民課長

大沼 豊広 福祉課長             小野田 新一 保健課長

大友 直秀 農林課長             髙梨 敏彦 商工観光ブランド課長

新野 甚吉 建設課長             髙橋 秀雄 上下水道課長

濱田 俊明 会計管理者          猪野  忠  教育長

樋口 一志 教育次長             安部 史生 管理課長

淀野 秀樹 学校教育課長       尾形 真人 社会教育課長

江口 和浩 スポーツ文化課長  星  弘文 選挙管理委員会
                                                     事務局長(併) 事務局長
                                                        監査委員事務局長 
 伊藤 圭一 農業委員会
                 事務局長(併) 事務局長
               
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事務局職員出席者
中條 晴雄 事務局長              板垣 幸広 局長補佐

安部 真由美 庶務係長      髙橋 宏治 書記


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本日の会議に付した事件
 議第30号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第7号)
 議第31号 平成25年度南陽市一般会計補正予算(第1号)

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開      会
○委員長(川合 猛委員)  これより予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は16名全員であります。
  なお、当局より、説明員淀野秀樹学校教育課長は都合により欠席の旨通知がありましたので、かわりに笹原修一学校教育課課長補佐が出席しております。御報告いたします。

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議第30号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第7号)
議第31号 平成25年度南陽市一般会計補正予算(第1号)
○委員長  これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、議第30号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第7号)及び議第31号 平成25年度南陽市一般会計補正予算(第1号)の計2件であります。
  それでは、一括して当局の説明を求めます。大坂剛司企画財政課長。
〔企画財政課長 大坂剛司 登壇〕
○企画財政課長  〔平成25年3月臨時会 予算
          に関する説明書により 議
          第30号、議第31号について
          説明〕省略 別冊参照。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款、項、目を明示し、簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  初めに、議第30号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第7号)の審査を行います。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入、歳出の順に行います。
  14ページから17ページまでの歳入全般について、質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  ちょっとページからの中でのやりとりなもんですから、なかなかどこで発言するかわからないんですが、全般的なことをお伺いしたいというふうに思います。
  ページで言えば、全体の45億円というところにかかっているところです。先ほどで言えば4ページ、継続費についてです。
  まず、林業費で林業の補助金をもらってくる。それから、元気交付金をもらうというふうなことで、45億円という公共の木造施設をつくっていくというふうなことです。
  これについては、当初は33億円のコンクリートの建物というようなことで進んできましたし、市民懇話会ではそういうふうな議論の中で、そういうイメージを持っていろいろな形で議論してきたというふうに思います。ここにきて、45億円になってきたというところの市民への説明と言うんですか、そこがやはり足りないんだろうというふうに思っています。
  それについては、説明の中で、勉強会等の中で有利な補助金や起債があると。したがって、市民への負担がかえって減るよというふうな説明がありました。しかし、私たちがそれを聞いて、ただ、市民の方々というのは、今現在は33億円の話しかわからないわけです、大半の方が。そこについての丁寧な説明というのを私たちもするべきだと思いますし、それから、行政側もするべきだというふうに思っています。それをなかなかできないような状態の中できょうを迎えたというのが現実だと思います。したがいまして、こういった手法について、市民不在の手法ではないかというふうに思っております。
  ただ、お聞きしたいのは、33億円から45億円に変わってきた経緯とその転換点、そこについてもうちょっと詳しく市長にお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。市長。
○市長  ただいまの高橋委員の御質問は、33億円がなぜ45億円になったのかと、こういうことでございます。
  一番大きな要因は、まずは、防災施設としての機能を持たせたいと。それも、人にやさしい木材建築物にしたい、こういうふうなことで、必要な強度設計、さらには補助制度の絡み、複雑に絡んで、結果として45億円になったわけでございます。ただ、当初から33億円の設計というものは、最低限これはクリアしたいというようなことでの内容でございますので、今後有利な補助制度などがあれば状況は変わりますよということを前提に進めてきたことでございますので、御理解をいただきたいというふうに思っております。
  なお、高橋委員からあった丁寧な説明等につきましては、これから時間をかけて真摯に対応していきたいと、こう思っておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  その転換点、いわゆる木造に変わっていく。防災という話も出たわけですけれども、その前に、この林業の補助金というのは、山の活性化を図るというふうなことが第一義的にあると思うんです。それと、この文化会館を結びつけてやってきたというふうなことだと思うんですけれども、その転換点と言うんですか、例えば、これは国から言えば、基金という扱いの中でのものだと思うんですけれども、そうだとすれば、多分24年度前にそういった制度化あったと思うんです。
  ですから、例えば去年の1年間、市民懇話会で話をしてきたというふうな中でも、そういったことが考えられたのではないかというふうなことに関してはどうでしょうか。要するに、どこから45億円というようなことで考えてきたのか。そこをお聞かせください。
○委員長  市長。
○市長  先ほども申し上げましたように、最低限の財源確保、これが33億円の根拠だったわけでありますが、まだ不確定な取り組みについて、市民の皆さん方に御披露することができないという中での取り組みであることは確かでありますが、私としては、当初から森林再生、あるいは林業界の再生、さらには治山治水、こういったものを念頭に置きながら、できれば人にやさしい木造建築物にしたいものだと、こう思っておったんですが、いかんせんハードルが高いと。
  特に耐火、3,000平米を超える集会所、ホールや劇場を持った施設については、非常に厳しい建築基準法の耐火構造物にしなければならないというふうなことでございますので、木造になりますと、それをクリアすることがなかなか容易でないというようなことがあったんで、なかなか踏み込めなかったんですが、ここにきて、ようやくそれがクリアできるというふうな見通しがついたことから、ようやく国との話し合いがついたと、こういうことでございますので、一気にその辺から状況が変わってきたと、こういうことでございますので、御理解をいただきたい。
  余り不透明なことを市民の皆さん方に私の口から申し上げるのはいかがなものかということで、一定程度の確信が持てるまで話ができなかったということで、特に高橋委員につきましては、以前そういう立場にあったんで、よく御理解いただけるというふうに思いますが、制度上の問題もございまして、簡単なものではなかった。だけれども、一番は、3,000平米を超える耐火建築物が可能になったという時点から一気に進んできたと、こういうことでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そうすると、ずっと今までの話を聞いて、1月になってからというふうなことの理解をしているんですけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  取り組みとしては、もう少し以前からやっているわけですけれども、決定的になったのはそういうことでありますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  それでは、収入についてですけれども、今、簡単に言うと、補助金で15億円、元気交付金で12億円、起債が7億5,000万円と。そのうちの3億7,500万円は後から戻ってくるというか、キックバックしてくるというふうなことでしょうけれども、いずれにせよ、その収入、そこについて、確証というか、この確証があった段階できょうの議会を開いたというふうなことでしょうけれども、そこについてお伺いしたいということと、いわゆる7億5,000万円の起債の半分の3億7,500万円の償還時に交付税としてくるというそういった根拠、それは本当に大丈夫なのか、そこをお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  まず最初に、国・県の補助金の関係については、委員御承知されていると思いますが、これの確約はできたということで本日があるわけでございますし、補正債につきましても、総務省の確認を得て提案しているものでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  わかりました。確証を得ているということですね。
  それと、事業費が33億円から12億円増えて45億円になったんだけれども、結果的に市民の負担は10億円ほど減るというふうな非常にマジック的なことですけれども、これは現実なんだろうというふうに、これはすばらしい、そういったことを見れば評価できるものだと思うんです。
  33億円から12億円増えて45億円になった。その内訳として、文化会館に幾らかかって、それから、木質バイオマスのボイラーで幾らかかっているのか。文化会館というのは当然、先ほど言った防災機能を持たせるということで付加価値が入ってきているとは思うんですけれども、ここは単純に33億円から45億円になった、そこの45億円の内訳としての説明をいただきたいと思います。
○委員長  伊藤政策主幹
○政策主幹  それでは、私のほうから御説明を申し上げたいと思います。
  45億円のうちの木質バイオマスボイラーの建物、それにかかわる付随設備等すべて合わせますと、4億円から5億円というふうな計算で考えてございます。
  以上でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  いわゆる45億円というふうなことから言えば、例えば40億円でできなかったのかという考え方もあると思うんです。そうすれば、5億円というのはまたほかに回せるというふうなことにならないのか。そこの積み上げが非常にアバウトなのか、それとも、これはこうしたいというふうな部分で、だから、この45億円なんだというそこの説明がちょっと希薄だというふうに思っているんですけれども、そこをお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  補助事業は、委員御承知のとおり、補助対象額というのもあるわけですから、事業費に応じて変わってくるわけでありますので、そういう論法になれば、全体が下がってきて、結果的には5億円は生まないと、こういうことになるわけで、先ほど申し上げましたように、いざというときに、その施設から逃げ出すのではなくて、そこにむしろ逃げ込むというような防災機能を持ったグレードの高い施設にすることによってこのたびの補助がついたと、こういうふうに認識しておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そのすべてが初めてなことなわけですね。耐火、耐震、それから耐雪、雪に関しても全部クリアするというふうな話ですが、これは初めてのことですし、当然経年経過というか、時間がたつにつれて、当然そういった意味での耐震関係も弱くなってくるということもあると思うんです。まず、それについてすべて初めてなことだと。
  そこで、今言った何かあったときに、ただ単に逃げ込むだけではなくて、避難所だけではなくて、そこで第2次避難所的なことも含めてやれるというふうな機能を持たせるのか。そこについては、本当に安心して行けるところなのか、そこがちょっと初めてのことでよくわからないんです。そこについてもう一度、すみません、市長、お願いします。
○委員長  市長。
○市長  これは私ども素人が議論する問題ではないというふうに思っておりますが、専門の設計屋さんがしっかり構造計算をして、安全を確認しながら進めていることでございますので、そのことについては、我々はそれを信頼して前に進める以外にないと、こう思っております。
  ただ、今言った防災機能ということで、単純に逃げ込むだけではなくて、このたびは、そこで若干の間は生活できるような一部床暖房であったり、あるいは食事ができるような機能であったり、さまざまなことも含めて対応していきたいと、こんなふうに思っておるわけでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  1番白岩孝夫委員。
○白岩孝夫委員  私も全体のことに関してちょっとお伺いしたいと思います。
  先ほどの御答弁では、1月に45億円ということに決まったということでしたけれども、今まで御説明あったランニングコスト、それについては33億円の設定で、ランニングコスト6,000万円、文化事業費4,000万円、合わせて1億円だったと思いますが、そういうことであったのかどうか確認したいと思います。よろしくお願いします。
○委員長  答弁を求めます。伊藤主幹。
○政策主幹  それでは、お答え申し上げます。
  確かに議員おっしゃるように、今までの御説明では6,000万円、あと、いろいろな事業で4,000万円、1億円ということで説明をさせていただきました。それについては、今回再生可能エネルギー等を十分取り入れて、その6,000万円の維持費については、何とかその線で確保できるような対応を探っているということであります。そんなことで、建設費についても若干LEDとか、そういったいろいろな最新のものを手がけてやっていくということで、補修のほう、維持経費のほうには少しでも軽減になるような対応を図っているというところで御理解をいただきたいと思います。
○委員長  1番白岩孝夫委員。
○白岩孝夫委員  ランニングコストについては余り増えないようにしていくということで、わかりました。
  それから、同じく33億円の設定で、去年5月の市報で市民への説明があった将来負担比率や実質公債費比率、それから、地方債の償還予定などは45億円になって変わるのか変わらないのかという点についてお尋ねします。
○委員長  大坂企画財政課長。
○企画財政課長  起債のほうも、想定しておりました9億6,000万円より今回は7億5,000万円ということで減額になってございます。また、市のほうの持ち出しのほうも、基金からの取崩額も減ってございます。そのような格好で、逆に指数は、将来の負担のほうも減ってくるというふうに御理解をいただければよろしいかと思います。
○委員長  1番白岩孝夫委員。
○白岩孝夫委員  減ってくるというお話でしたけれども、その辺について、具体的にこうなるんだというような見通しは今のところありますか。
○委員長  大坂企画財政課長。
○企画財政課長  昨年5月の市報のほうで、シミュレーションを提出させていただいておりました。これには実質公債費比率のほうと見通しも出させていただいておりました。この数字も厳しく見込んだ場合と通常に見込んだ場合というふうに出させていただきましたけれども、現在、新たな今回の数字で若干試算をしてみましたけれども、何とか将来にわたって実質公債費比率も18を超えないような運営を可能でないかということで、今試算をしているところでございます。
○委員長  1番白岩孝夫委員。
○白岩孝夫委員  将来負担比率についてはいかがでしょうか。
○委員長  大坂企画財政課長。
○企画財政課長  将来負担比率につきましては、先ほども言いましたように、起債のほうも減ってまいります。ただ、将来負担比率につきましては、今後の部分の問題もございますので、総額が例えば減ってきた場合、財政規模が小さくなってきた場合に、その部分では数字が上がる用意もあるかしれませんけれども、これも先ほど申し上げましたように、起債額が減りますので、単純には数字的には減ってしまうということで御理解いただければよろしいかと思います。
○委員長  1番白岩孝夫委員。
○白岩孝夫委員  ランニングコストについても、将来負担比率、実質公債費比率についても昨年までの想定よりもよくなるんだというところは、関係各位の御努力を率直に評価したいと思います。
  ただ、市民の皆さんについては、先ほど高橋委員からもお話があったように、45億円になるということで不安に思っている市民が非常に多いということで、ここについて具体的にこれから説明をして理解を求めていくんだと、先ほど御答弁でもありましたけれども、それについてはしっかりとやっていただきたいというふうに思うんです。
  それから、33億円から45億円に増えますけれども、今の市の負担は減りますが、総体的な解体までの費用、ライフサイクルコストということですけれども、それについては一般的にイニシャルコストの3倍から4倍かかるといわれていますよね。ですので、33億円から45億円に増えるということは12億円の3倍から4倍、今後耐用年数の年限の間40億円くらい増えるのではないかというふうに思われますが、それについての対策ということは考えておられるでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  趣旨が明確ではございませんが、今ある建物の解体について何ら状況が変わっているわけではございませんので、同じだというふうに認識をいただきたいと思いますし、今度建てる木造の建物でございますので、鉄筋コンクリートと比較すれば相当安く、これから60年後なのか、80年後なのか、100年後かわかりませんが、日本の場合は管理さえよければ木造建築物は相当長くもつと、こういうことになっておるわけでございますから、その辺を考えればむしろ相当コストが下がるというふうに思っております。
  これは単純に考えたって、木造建物と鉄筋コンクリートの建物を壊すのにどのくらい違うかだというふうに思っていただければよろしいのではないかなというふうに思います。
○委員長  1番白岩孝夫委員。
○白岩孝夫委員  その相当コストが下がるということについて、具体的にこのくらい下がるんだというような試算がないと、市民の皆さん、やはり納得いかないと思うんです。というか、我々もどのくらい下がるのかわからないと、下がるというだけでは、ああそうですかと言うわけにもいかない話なわけであります。
  ですので、先日の一般質問でも申し上げましたけれども、新文化会館の解体までの予定を立てていただきたいんです。それによって具体的に市民に説明していただければ、市民の皆さんの納得の度合いも深まるのではないかと思いますけれども、その辺いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  市民に、建てる前から壊すことを考えている人は余りいないというふうに思っておりますが、単純に木造建築物の解体費と鉄筋コンクリートの解体費を比較していただければ、それはわかるんではないでしょうか。私はその数字を持っていませんが、今南陽市でも再三解体費なども試算しておりますが、その件については、どのくらい違うか、ちょっと今、建設課長にお答えいただきますが、資料あればですけれども、それを考えただけでもおわかりいただけるのかなということでの先ほどの答弁だったんですが、いかがでしょうか。
○委員長  1番白岩孝夫委員。
○白岩孝夫委員  市長は考えただけでおわかりなんでしょうけれども、私は考えてもよくわからないので、お尋ねしているわけです。
  一般市民の皆さんも、考えてすぐわかる方ばかりであればいいんでしょうけれども、なかなかそういうことについて詳しくない方も多いのではないかと思います。
  ということで、それについては下がるんだというだけではなくて、このくらい想定できますと、細かくなくてもいいわけですから、このくらいになりますよということはぜひやっていただきたいということを申し上げて、終わります。
○委員長  委員各位に申し上げます。ページ数の中での質問とさせていただきたいと思います。
  14ページから17ページの中で、ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、18ページから21ページまでの歳出全般について質疑ございませんか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  19ページの林業振興費、木造公共施設整備事業16億円に関連してですけれども、先ほどもお話ありましたとおり、今まで市民の声とか、より多く取り入れるために、懇話会等を設けてこの基本計画を練ってきたわけですけれども、当初の基本計画に沿った計画なのかということを考えると、大幅に規模的にも大きくなっている。例えば、客席数が当初は500から800、最大で1,000としていたものが、今度は800から1,300になっているんですね。それから、マルチホールも250席となっていましたけれども、これが倍に500席になっています。
  これは懇話会とか市民の声を反映している計画かというと、行政なりの将来的な見通しでこうあるべきだという考えは私はわかるんですけれども、こんな大規模に客席まで、まして計画に至った考え方は何なのか、教えていただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  懇話会では、さまざまな御意見がございまして、単に、ただいま片平委員がおっしゃられたような内容ではなくて、幅があったわけでございますので、そのいずれも、グレードの高い選択ができる環境になったことから、少しでも有利な、あるいは使い勝手のいいものにグレードアップをしたと、こういうことでございますので、多くの市民懇話会の皆さん方の意見をむしろ反映したと。これまでは財政に配慮して、いずれも小規模の提案をしていたわけです。起債限度額というものに縛られておったわけでございますので、なかなか言い出せない部分があったんですが、それを越えて、より市民の期待に応えることができる内容に修正できたと、こういう理解でおりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  市長の言わんとすることはわかりますけれども、市民は、必要以上のこんなに金をかけたものは果たして必要なのかと思っているんです。だから、ある意味ではこういう計画は行政の押しつけではないですか。どういうふうに考えていますか。
○委員長  市長。
○市長  全くそこは私と片平委員との意見の相違でありまして、私はより多くの有識者の声に応えたと、こう思っております。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  例えば、建てて終わりではないですよね。建ててからその運営、それから、先ほど来お話あったランニングコスト、それから、舞台演芸の興業、いろいろな絡みが出てくるわけですけれども、建てて終わりだったら、それでそれなりに済むかもしれませんけれども、それを維持管理、運営していかなければいけない。そこには多くの市民たちの協力を得なければいけない。もちろん資金は市民でありますから、市民の税金を使ってやっているわけですから、当然そこには市民のそれなりの理解をしていただかなければいけないというのが基本だと思うんですけれども、例えばこれからどうなるのかと。
  今から15年前ですか、魚沼市の小出郷文化会館、十五、六年前に建てられたんですけれども、大体今計画しているこの文化会館と同等なんです。客席が1,128席、小ホールが402席ですから、大体客席から見れば同じ、十五、六年前ですから、それが防災拠点施設になっているかどうか、あるいは床暖房になっているかどうかはわかりませんけれども、それでさえ年間80%の稼働率で維持管理費が2億円かかっているんです。それで、貸館の利用とかチケットの販売が8,000万円、毎年1億2,000万円持ち出ししているんです。
  我々市民は、立派なものを建ててもらっていいけれども、こういう状態にならないのかということを心配しているわけです、そこはどういうふうに考えますか。
○委員長  市長。
○市長  今のたとえの施設、80%稼働率で1億2,000万円の持ち出しで、それほどのことができればすばらしい施設であると同時に、教育施設かなというふうに、私はむしろそういうふうな思いで聞いておりましたけれども、これは単に経済対策だけでつくっているものではなくて、教育であったり、あるいは本物の文化にふれる感覚であったりですから、必ずしも損得勘定だけで計算するためにつくるものではないということであります。むしろ教育的な施設だと、こういう感覚でいただかないと、何でもかんでも採算が合わないというような発想では、将来何もできないのではないかなと、こう思っております。むしろ学校と同じように教育施設だから少しは金がかかっても仕方がないと。むしろそのことのほうが大事だと、こういう観点でこれから進んでいかなければなりませんが、その中においても、鋭意運営についてはしっかり検討して、できるだけ負担のかからないように、なおかつランニングコストも従来と変わりないようにというふうなことで、いろいろと研究をしておるわけでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  市長の熱い、市民に対する高度な芸術文化にふれさせたいと、そこを拠点にしてもらいたいと、市民も豊かになっていただきたいという市長の思いは評価するというか、私もそうあるべきだと思うんですが、これから少子高齢化社会になって、財政規模がどんどん縮小していくわけですよね。そしてまた、文化会館ばかりではなくて、今回の予算にも挙げられました今までのインフラの維持整備に莫大な金を投資しなくてはいけないわけです。おまけに、医療福祉を初め、社会医療費がどんどん増大していく。こういうことを考えれば、ある一定のところでとめなければ歯どめがきかないのではないかというふうに心配しているんです。その将来を見据えた計画に沿ったものなのかと思うと、余り行政側の思い入れ、市長の思い入れが強い計画ではないかなというふうに思うんですが、もう一回お願いします。
○委員長  市長。
○市長  先ほど企画財政課長が申し上げましたように、十分計画を練って、南陽市にとって必要なものだと。まだまだ社会資本の整備がおくれている南陽市にとって、これで社会資本の整備は終わりだというような発想では、一層人口減少に拍車がかかるのではないかと。私はそれを少しでも抑えるために、さまざまな整備をして、南陽市は住みよいすばらしい市だと、ぜひ南陽市で過ごしてみたいものだと、あるいは暮らしてみたいものだと、こういうことで交流人口や人口減少に歯どめをかけたいと、こういうふうな思いを持っているわけでございまして、今、片平委員がおっしゃられるように、ただただいたずらに心配ばかりしておったんでは、先に進めないではないか。
  こういうことがございました。以前、花公園にドリームランドを私がつくろうと提案したときに、ほとんどの議員が反対で、大変苦労しましたけれども、結果としてどうですか、片平議員、どう思っていますか。
  前向きに一生懸命やることがいかに大事であるか、これは政治のみならず、すべての社会において大事なことではなかろうかなと、こう思っておりますし、市民の皆様方にも一生懸命必要なことを必要に応じて訴えていけば、必ず理解を得ていただけると思うし、必ず南陽市にとって将来誇れるものになるのではないかなと、こう思っておりますので、ぜひ御理解と御協力をいただきたいというふうに思います。
○委員長  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  市長からそこまで言われると……、建てること自体は反対はしていないんです。ただ、余りにもグレードが高過ぎる、あるいは市民が求めているものよりも上の物というふうになってはいないかということを心配しているだけでありまして、その辺は誤解しないでいただきたいと思います。
○委員長  ほかにございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  それでは、何点か質問をいたします。ちょっとのどが、風邪気味なので声がかれていると思いますが、よろしくお願いをいたします。
  先ほど来、ずっと黙って聞いていると、非常にかえって問題点が浮き彫りになったんではないのかなというふうな印象を受けました。
  そこで、市長にお尋ねしたいんですが、まず、第1点目は、昨年10月、この基本構想が出されまして、その間、議会の特別委員会、あるいは市民の懇話会等々でさまざまな議論をされたわけでありますが、市民懇話会に対して、このたびの45億円という金額と同時に構想等について説明されたのかどうか、合意を得たのかどうか、まず最初にお尋ねをしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。伊藤政策主幹。
○政策主幹  それでは、私のほうから御回答させていただきます。
  市民懇話会につきましては、最新では1月に懇話会を開催させていただいたところであります。そのときには、市長も先ほどお話ししたように、まだ大枠でもはっきり決まっていなかったというようなことで、金額的な提示は私のほうではまだしておりません。本日夜7時から懇話会を開いて、そちらのほうの説明をさせていただきたいと思って、準備をしているところでございます。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今晩説明会をすると、こういうことのようでありますが、先ほどの市長答弁の中で、これから市民の皆さんに説明をしていくんだと、こういう答弁だったわけでありますが、さんざん今まで懇話会、あるいは議会の特別委員会、あるいは昨年度のいきいきトーク、市長と語る会等々でいろいろこの問題等について質問も出され、議論をしてきたわけでありますが、ここ最近になって、この45億円の金額と同時に木質を利用したこういう施設をつくるんですよと、こういうふうなことだったわけでありますが、しかも、最近の話であって、これは市民もまだまだ知らない、我々も知らない部分もたくさんあるわけでありますが、先ほど来、高橋一郎議員や片平議員がいろいろ質問したわけでありますが、それにしても、余りにも議会に対しての対応が遅いのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  このたびの取り組みは、相手もあることでございますが、一つは、金額は別として、建物そのものの内容についてはそう大きく変わっているものではございませんので、市民懇話会の皆さん方も御理解をいただけるというふうに思って、むしろ金額的なものについては、先ほども申し上げましたように、最低限の財源でこれくらいのものしかできないと。ただ、議会のほうの特別委員会の中間報告にもあったように、さらにいい補助メニューを探して負担を軽減するように検討しなさいというような内容もあるとおり、補助内容によっては、その規模、あるいはグレード、こういったものは変わりますよということは再三言っておるわけでございますし、私はいきいきトーク等でも、できれば木材でつくりたい、ただ、先ほども答弁したように、非常にハードルが高いので、今の段階では何とも言えない。そういう趣旨の話を再三しております。
  それは当然、先ほど申したように、森林再生、あるいは林業界の再生、そういったことを考えると、ぜひ地産地消の観点からも、木材での建物にしたいと、こういう話はしておったわけでございますので、そう大きく内容が変わるということはないというふうに思っている。ただ、予算の総額が規模が大きくなったということについては、いい補助があったということでそのグレードがアップしたわけで、そのことによって市民の皆さん方に負担がかかるということではございませんので、その辺については十分御理解をいただけるものと、こう思っているわけでございます。
  以上であります。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  私言っているのは、市長、つまり議会に対しても、関係者に対しても、いわゆる懇話会等々についても、このための新しいメニューになったというふうなこのことについて、余りにも遅いのではありませんかと、こういうことを言っているわけです。ですから、建物の中身の問題ではなくて、やり方の問題として、私は今言っているんです。その辺どうでしょう。
○委員長  市長。
○市長  可能な限り一番早いのがきょうなんです。議会の皆さん方に一番最初に御報告をして、これから市民の皆さんにお願いすると。もう最短できょうしかなかったということで、きょう臨時議会を、年度末大変忙しいときにお願いしたという経緯でございますんで、そこは佐藤委員も長年議員生活しているわけですから十分理解できるものと、こう思っておりますが、きょうより早い日はないんです。御理解ください。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  きょう初めてだと言うけれども、そうでなくて、このメニュー等について、市長、もうずっと今までの経過を聞いてみますと、この地域の元気の出る臨時交付金を活用したと。いわゆる12億円ですか、これはたしか1月中旬で閣議で決定しているわけです。その後、国会で議決して、そして、こういう流れになっていると。ですから、もう既に各都道府県なんかには通達出ていると思うんです。
  ですから、私は余りにも、準備はあったとしてももう少し早くすべきではないのかな。しかも、もう1月の段階で、私45億円ぐらい、この施設を新たに木質のでかかるんではないかというふうな話、ちまたでは随分出たわけです。正月過ぎです。
  ですから、我々知らないうちにそういうことが地域で出ているということはおかしいのではないかなというふうに私は思っているんですが、しかも、今回の全協でも余りなことを言うなというふうな箝口令みたいに出ているわけですけれども、そういう状況でなくて、もっと広くいろいろ意見を求めたりなんかするのが開かれた市政ではないのかなと私は思うんですが、いかがですか。
○委員長  市長。
○市長  確かに元気交付金はそういうことでございますが、そのもとがあるわけです。したがって、今回の森林整備加速化・林業再生基金事業、これが確定しなければそれもないんです。だから、これが確定しないうちに、そういうことを皆さん方に御説明することはできないというようなことでございましたので、そこはぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今の説明わかりました。
  しかし、決まってから、これから市民に理解を得ると。だったら、この市民懇話会、今まで1年間議論してきたわけです。こういう方々に対して失礼ではないのかなと、私思うんですが、その辺の考え方はどうですか。
○委員長  市長。
○市長  先ほども申し上げましたように、内容的には、市民懇話会の皆さん方がいろいろと検討していただいた内容については、全く大きく変わったことは、単純にグレードがアップしただけで中身は変わっていない。ただ、今回大きく変わったのは、予算の中身と、それから木質系バイオマスチップボイラー、ここだけなんですから、そこは御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  余り長々いたしませんが、最後ですが、市長、これからいろいろ説明するというふうなお話でありますが、これは五十年に一回、百年に一回の大仕事です。50億円近い、しかも周りの道路の整備等もやるわけですから、これは大事業ですから、きちっとした説明をして市民に理解を得られるような、さらには誰しもが安心して利活用できるようなそういう建物というか、すべきであって、これは下手すると、先ほど皆さんおっしゃったように、将来、毎年毎年1億円も1億数千万円もかかるような運営費でなくて、やり方についてももう少し研究して、各自治体のやり方もあるでしょうから、その辺も学びながら、もう課新しくつくるわけですから、そういう中で議論していただきたいなというふうに思いますが、どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  その件については十分心して取り組んでまいりたいというふうに思っていますし、先ほども申し上げましたように、将来に誇れる、あるいは市民の皆さん方から評価していただけるように鋭意努力をしてまいる所存でありますので、予算委員会の皆さん方からもいろいろといい知恵があればぜひ御指導いただきたいというふうに思っているところでございます。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  1ページの道路新設の改良事業費についてお尋ねします。
  私は一般質問の中で、アクセスについて、条件をしっかりとやらないと、渋滞、それから、入りにくい、そういった施設では困るというふうなことで申し上げました。そこについて、この予算措置をしていただいたものと思っていますが、これについて具体的に、例えば若狭郷屋2号線の4,700万円、それから、旭町高梨線、三間通宮内駅線とありますけれども、これについては具体的に、今言っている市民会館のためのことなのか、それとも違うものが入っているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。新野建設課長。
○建設課長  お答えを申し上げます。
  市民会館関連では、議員御承知のとおり、若狭郷屋2号線がアクセス道路というふうな位置づけでございます。その他、旭町高梨線については、歩行者安全、通学路整備でございます。三間通宮内駅線舗装工事につきましては、これも緊急な補修の設定でございまして、ひび割れ率40%を超える舗装の痛みの激しい箇所、これについて補修を可能とする制度の設定にのったものでございます。
  それから、橋梁補修につきましては、これまで橋梁補修、長寿命化の計画の中で進めております工事を先んじてそれぞれ進めてまいるというふうなことで、予定をしたところでございます。
  以上であります。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そうすると、いわゆるここの市役所の庁舎から北側に抜けて113号へ出る道路、それから、南側を通って113号へ出るルートについての予算措置はどうなんでしょうか。
○委員長  新野建設課長。
○建設課長  さきにも御説明をしている事項でありますけれども、それぞれ今御指摘のありました道路につきましては、それぞれ既決の予算の中で対応していくというふうな説明をさせていただいております。特にこの若狭郷屋2号線につきましては、社会資本整備事業というような形での交付金を受けながら、補助制度を活用した取り組みでございます。その他2路線については、さきの議会でも市長が答弁しておりますように、通常の道路予算の中で対応していくということで進めてまいります。
  以上であります。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  言ってみれば、ほかに使い道が出てきたというふうにも考えるわけです、いわゆる33億円の比較での市民負担から見れば。
  それで、私はアクセスについては、前から、ハイジアからずっとおりてきたところを真っすぐにするべきではないかということと、ここのフラワー長井線の東側に市の持ちものがありますので、そことの行き来ができるような、そういったことを考えていくことによって、より効果的によりその施設を利用できるというふうに思っていますが、その辺について市長、どうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  その件については、先般の議会でも答弁差し上げたように、当然そうしたいと思っておりますので、このたび、建設課のほうに検討を指示しましたから、近いうちにどういうふうな計画になるのか発表できるものと、こう思っておりますので、よろしくお願いします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  前向きな御答弁ありがとうございます。
  それで、もう一つ、これはどこでしゃべっていいかわからないんですけれども、委員長、すみません、今回の補正予算にかかってないところなものですから、それについてはどこで質疑をさせていただいてよろしいでしょうか。
○委員長  審査の途中ですけれども、暫時休憩といたします。
  再開を11時25分といたします。
午前11時12分  休  憩
───────────────────
午前11時25分  再  開
○委員長  休憩前に引き続き、審査を再開いたします。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  いろいろ御配慮ありがとうございます。
  まず、一つは、この計画は森林の再生も含め、それから、文化活動をミックスしたものだというふうには思っております。その中でお尋ねしたいんですけれども、基金というふうな枠の中での補助事業で15億円もらいました。ついては、この基金制度というのは、活用の仕方からいえば、今後ともできるのかなというふうに思うんですけれども、この基金を利用した、言ってみれば、南陽市をバイオマスタウンみたいなそういうふうな、この資料からいえば川上から川下というふうなことがありました。そういった市長の構想というんですか、そういったことも含めてあるのか。
  それから、もう一つ、吉野の山を、杉、あるいは木を伐採をして、その伐採したものを使うんだと。地産地消ですね。そういったことを言っております。その場合、植林ということが大前提だというふうにも言われていますけれども、例えば植林の時期とか、杉で伐採したらば杉に植えるのか、その辺のことも非常に大事な要素だというふうに思っております。その2つについてお伺いしたいと思います。
○委員長  答弁を求めます。市長。
○市長  一つは、ただいま委員申されたように、川上から川下、今ちょうど伐採時期を迎えている木材、これを伐採して、今回の施設に使うというところまではそう大きな問題ではないと、こう思っておりますが、その後、伐採された後、どうなるのかと。
  これまではどちらかと言えば、切りっ放しというような状況があったわけでありますが、このたびは必ず植林、あるいは自然造林につながるような手だてをすることを最優先しながら進めていきたい。できれば、今社会問題になっている花粉、こういったものが少ないものとか、あるいは花粉の出ない杉とか、さまざま研究されているようでございます。いまだ量が少なくてなかなか多量に造林することができない状況にありますが、今、吉野石膏に300本ほど花粉の出ない杉を植林して研究を進めています。こういったことも含めて、これからの林業再生に努めていきたいと、こう思っております。
  さらに、川下も需要がなければということでございますんで、今後木材建築物が見直されるよう、その大きな起爆材に今回の施設はなるのではないかと、こう思っておりますし、その後も木質系バイオマス、チップボイラーをセットすることによって、継続的に間伐材であるとか、山の手入れそのものが材料に、あるいは燃料につながるというような仕組みもつくっていきたいし、ここから先は、さらに研究、検討中でありますが、やはり燃えない木材建築物、あるいは燃やさない木質建築物、こういったものを研究を一緒にしながら、その基地を南陽市につくれないだろうかと、こういったことも考えて進めていきたいものだと思っておりますし、そういった意味では、高橋委員がおっしゃられたように、その全体的な基地に南陽市をしていきたい。そのためには、木材のストックヤードだとか、あるいは乾燥施設であるとか、さらには製材、チップ工場、さまざまなものをこれから考えていかなければならないと思いますが、できるものから順に進めて、しっかりした仕組みを南陽市につくっていきたいと、こう思っているところでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そうすると、一歩踏み込んで、バイオマス基地と言われました、バイオマスベースと言うんですかね。そういったもので活力を逆に持ってくるんだというふうな発想自体は私はいいと思いますが、例えば今から公共施設の中で、今の文化会館もあります。それから、古い建物で言えば宮内の公民館もあります。そのことを特に赤湯の文化会館のあそこをやはり壊していくというふうなことが必要なんだろうと思うんですけれども、そこを壊す費用、それから、跡地利用については今検討をしているわけですけれども、そういった最低でも壊していく、そして、壊していった後には木造の公共建設物というふうな形での認識をされているのか。そして、年次計画みたいなものを持っておられるのか。その辺をお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  赤湯に今ある既存施設でありますが、これについては、新文化会館が完成した段階で使用を停止をして解体作業に入りたいと、こういうふうに思っております。したがって、27年度の秋を目標にしておりますから、その後ですから、28年度の事業になるんではないかなと、こんな思いでおります。ただ、その後の施設がどういうふうにというふうなことでは、まだ決定しておりませんのでわかりませんが、できれば当然木材を使って建築物に、建築物を建てるとすればそういうことになるのかなと、こんな思いでおるところでございます。
  また、宮内の公民館の話も出ましたが、今のところ、宮内公民館が耐震に抵触するというような状況でございませんので、もうしばらく財源等にらみ合わせながら、有利な補助財源等が見つかれば、計画よりも前倒しで取り組むということがあるかもしませんが、今の段階ではもうしばらく時間がかかるのではないかというふうに思っているところでございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  新文化会館ができれば取り壊すというようなことで、一つ確認できたものですから、そこはいいかなというふうに思います。
  平成28年度以降に、例えば宮内公民館は耐震上は問題ないと。古いんですけれども、逆に30年代の建物が、コンクリートがもつというふうなことなんでしょうけれども、ただ、もつからというふうなことではなくて、市民の皆さんは基本的に近いところの公民館活動というのが文化の原点ですし、社会教育、社会活動の原点だと思います。そこについては、その観点をしっかり持っていかないと、新文化会館はとてもよくなったけれども、身近な公民館というか、その地区の公民館がなかなか利用しにくい、あるいは非常に昔に戻ったような感じで、現在から何か本当に古い。行かれるとわかると思うんですが、非常に古くて、とてもではないが使い勝手が悪いと思います。その辺についてはぜひ年次計画を立てていただいて、まさしく今回は市長の決断の中で浮いた財源があるわけですから、ぜひそういったことで示していただきたいなというふうに思います。
  あと、もう一つなんですけれども、駐車場に関してです。
  例えば、この計画で言えば25年度あたりから工事にかかるわけですけれども、工事にかかれば当然駐車場の問題が、工事期間中の問題が出てきます。それに対する安全確保とか、いろいろな形も当然検討に、新しい整備計画課の中で検討すると思うんですが、そこについて、駐車場が足りなくなるのかなというふうに思っているんですが、現時点で考えられることをお聞かせください。
○委員長  市長。
○市長  とりあえずは前の南側の駐車場は工事用の作業場になるだろうというふうに思いますので、この庁舎の南側は使えない状況になるだろうというふうに思いますと、あとは、裏と周辺ということになりますので、職員については線路の東側の市所有の土地を整備をして、そちらのほうにお願いして、お客様については、庁舎の裏側の駐車場を使っていただくような仕組みをつくらざるを得ないだろうというふうに思っております。
  また、周辺の土地、確保できるものがあれば確保させていただいて、仮設の駐車場ということにもなるのかなと、こう思っておりますが、今の段階ではそこまでの計画が出ておりませんので、しっかりした内容のことは言いませんが、そんな形になるのではないだろうかというふうに思っているところでございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  その作業については、これから新しい課の中でよろしくお願いしたいと思います。
  それから、先ほどバイオマスに関連したことは、林野庁のほうでいろいろホームページとか見ますと、市長が言われたようなことがいろいろ書かれております。その中で、バイオマスに関して言えば、山形県、森林に面積が多いところについては非常に有効かなと思いますし、CO2対策等もいいと思っています。
  先ほどバイオマスのボイラー、それがチップを運んでというふうなことだったですが、要するにそこでチップを加工するということではなくて、チップは持ってくるというふうなことでよろしいのか、そして、このバイオマスの設備に関しては冷暖房というふうなことなんでしょうけれども、冷暖房をするのか、それから、売電はいかないと思うんですけれども、そういったことも考えているのか、その辺もうちょっと詳しく教えていただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  今回のチップボイラーについては、基本的には冷暖房に使用するというふうにしております。将来的に可能であれば発電ということも考えておりますが、今の段階では相当ハードルが高いというふうなことでございます。
  その燃料になるチップでございますが、これにつきましても、何とか市内で確保のできる体制をつくりたいと、こうすることが治山治水、ひいては森林の再生につながると、こう思っておりますし、雇用の再生にもつながるというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  先ほどの御回答の中で、ちょっともう一度お尋ねしたいところがあるんですが、植林の関係です。植林は、いわゆる花粉が出ないような杉とか、いろいろ改良したものというふうなことだったんですが、それは、例えば植えるところ、要するに、伐採をする地主について予算措置とかをするのか、それから、例えば来年の秋に刈ったと、そうすれば植林時期はいつになるんでしょうか。それに関して、例えば洪水とか、そういった防災上の問題がないのかどうか、そこをお尋ねしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  一つは、伐採する条件として、地主、あるいは伐採業者、いずれでもいいんですが、その他関係者が必ず、先ほど申し上げましたように、植栽を条件とすると。なおかつ余り急斜面なところはだめだと。なぜならば、水害等で土砂崩れとかの要因になっては困るというふうなことで、できるだけそういう危険度の少ないところでなおかつ伐採後しっかりした対応をする条件をつけておりますので、そのことについては問題ないと、こう思っておりますが、先ほど申し上げました無花粉、あるいは少量花粉、こういったものはまだ多くは出ていないんです。だから、どの程度間に合うのかわかりませんが、できるものならそういうものにしたいと、こう思っておりますが、いかんせん今回は面積が多いということになりますので、すべてそれで間に合うということはないだろうと思っておりますが、可能な限りそうしたいと。
  なお、植林の時期というのは通常春か秋と、こういうことになっておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  予算措置なんですけれども、例えば行政ベースなのか、それとも民民というふうなことなのか。請け負った業者と地主のほうでやるのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  今考えているのは、植林をすれば国・県の補助も出るし、その差額を市の独自の森林サポート事業で手当をしていくというふうな形で進めていきたいというふうに思っておりますし、必要とあらば産業道路等についても必要な補助をしていきたいと、こう思っておりますので、必ずそういう意味では植林関係、あるいは間伐なんかまでは、植林を一度すれば下刈り、単純に言えば15年から20年ぐらいかかるのかなと。あるいは枝打ち、間伐、場合によっては雪の多いところであれば、雪起こしというのか、そういう作業もあるというふうに思っていますので、相当雇用は拡大するのではないかと、こう思っております。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  先ほど高橋委員からも、木質バイオマスを使った空調についてでありますけれども、施設の快適度合いというのは空調によって大きく左右するものかというふうに思います。今回も安全性を考慮して、当初より相当グレードアップ、外に700平方メートルのボイラー室を設置するということでありますが、それも予算のアップの一因となっているようであります。
  その冷暖房設備に木質バイオマスボイラーを採用して、自然エネルギーを活用した循環型の空調設備というのは、こういう時代の流れからすれば模範になるもので、評価できるというふうに思います。
  そこで確認でありますけれども、チップボイラーということですが、ボイラーは1基なのか、複数なのか、最初にちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  今の計画では大小2基ということになるのではないかなというふうに思っております。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  先日、市長は、この木質バイオマスを採用することで地産地消と雇用が生まれるというふうなことを言っておられました。先ほども市内でチップを調達するというふうなことでありますけれども、いずれにしても、地産地消というからには、今から市内でつくるという準備をしなければならないというふうに思います。
  昨年、木質バイオマスでは最先端、先進地でもあります真庭市に視察してまいりました。今回の新文化会館の空調装置と同じような設備でありまして、参考にさせていただきたいと思いますが、そこでもバイオマスボイラーを利用した空調設備というようなことで、チップボイラーとペレットボイラー2基で庁舎、約3,000平方メートルの100%冷暖房を賄っております。チップボイラーがメーンということで、年間約150トンの燃料、ペレットボイラーのほうがバックアップ用というようなことで、年間75トンの燃料使用量だそうで、大きなタンクで貯蔵しております。夏の冷房も、高温水を吸収式冷凍機という機械に送って冷水にして冷房すると。それから、暖房は温水のまま直接空調機に送って暖房するということで、年間通して同じ量の材料が必要になります。
  新文化会館の場合は、6,000平方メートルですので、単純に倍というふうなことですと、年間450トンの燃料が必要になってきます。冬期間、この辺は積雪が大分多いわけでありますので、燃料の確保とストックというふうなものを考えた場合、本当に大丈夫なのかと疑問に感じるところもありますけれども、その辺のところをもう一度お聞かせいただきたいと思います。
○委員長  市長。
○市長  ペレット、チップの確保が大丈夫なのかと、こういうことでございますが、今回の施設、1日全館フルに使っても6トンくらいです。毎日フルに使うということはございませんが、いずれにしても、チップ工場としては、毎日6トンでは逆になかなか商売としては成り立たないのではないかというふうに思っています。だから、むしろもっと多くの需要を確保できるような、それも安定して使えるような仕組みを考えないと、チップ工場としてむしろ経営が成り立たないのではないかと、こう考えておりますので、さらに量を増やす方法を考えています。
  だから、足りないどころか、もう全然、使うほうが足りないと、こういうふうな感覚でいます。そのチップになる材料も十分考えていますし、今回の場合は、間伐材とか、あるいは果樹の剪定のみならず、古材とか、そういったものも視野に入れて考えておりますから、いろいろな意味で環境整備にもつながっていくのではないかなと、こう思っておりますし、当然森林の再生、整備にも大きな貢献を果たすことになるのではないかと、こう思っております。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  要望になりますけれども、どういう形にしても100%地産地消というふうなことで木質バイオマスエネルギーを進めていただきたいというふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(発言する者なし)
○委員長  次に、22ページから27ページまでのその他、附属資料について質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第30号 平成24年度南陽市一般会計補正予算(第7号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第30号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  次に、議第31号 平成25年度南陽市一般会計補正予算(第1号)の審査を行います。
  38ページから41ページまでの歳入歳出全般について質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  建設に当たって、実施設計の委託をして、それから、詳細なことが出て、それから建設というふうなことになると思います。それで、私も一般質問等でいろいろ話をしているんですが、ただ単にネーミングをすることではなくて、何かイメージが湧くようなストーリー性を持った、先ほど言った木質バイオマスのベースというんですか、そういうふうなことも含めて、いろいろな意味でストーリーを持たせるということが大事なんだろうというふうに思います。そこについて市長、何か現在考えがあればお聞かせいただきたい。
○委員長  市長。
○市長  特段ありませんが、これから鋭意研究はしますが、民間の皆さん方からも、こういう形で協力したいとか、さまざまこれから出てくるのではないかというふうに期待しておりますし、また、施設のネーミングについても、公募すればどういうふうになるのか、あるいはそれを権利として、少しNDスタジアムのように、ああいうふうな形にすることができるのかどうか、いろいろこれから考えていく課題かなと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  そこは非常にこれからのキーポイントというか、大きなテーマの中の一つになると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  それから、先ほど舩山委員のほうから、岡山県真庭市の話がありました。その中で、ボイラーの施設を見える化、いわゆるビジュアルで外から、ここでこういうふうにペレットが運ばれて、チップが運ばれて、ここで燃やして、こうなっていますというふうなことがわかるようになっているんです。そういった工夫をするというふうなことも含めて、委託についての検討をよろしくお願いしたいなと思います。これは要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  6番片平志朗委員。
○片平志朗委員  41ページの木造公共建設物整備事業27億円のことに関してですけれども、今回使う木材の立米数は前回の議会、それから、どの程度の規模になるのかお聞きしましたけれども、ここで要望なんですけれども、市長は地元の吉野にこだわっているようですけれども、南陽市の山というのは別に吉野の山だけではありません。場合によっては、足りないときは学校林の山を切るとかおっしゃっていましたけれども、できれば、整備はしていただきたいんですけれども、残していただきたいわけですけれども、財産区の山もここで大いに活用していただければ、財産区の財政も少し潤ってくるのではないかというふうに思いますが、あるいは自分の山は何十年たっても、杉の木あるんだけれども、提供してもいいですよなんていう民間の人もいないとは限らないわけです。そういった柔軟性に考えていただいて、吉野にこだわらないでやっていただきたいなというふうに思います。要望です。
○委員長  市長。
○市長  誤解を招くような発言をされると困るんです。吉野と限っていない。南陽市を対象にして考えているわけでございますので、御理解をいただきたいし、もう一つ、民間の方が提供したいという物件については、一定程度の条件が整えばやりたいと。余り二、三本しかないとんでもない山の奥のほうから出してきてくださいと言われても困るわけですし、一定程度の条件が整えば可能でありますし、財産区、あるいは学校林等々もいろいろと多方面から検討して、可能なものはできるだけ伐採をして、学校林の場合は学校の基金に積みたいと、こう思っておるところでございますので、その条件整備を今指示しているところでございますので、御理解いただきたいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  委託料のことなんですけれども、41ページに委託料2,310万円とあります。24年度は1億135万円でしたか、あります。これはどういうふうな分け方なんでしょうか。
○委員長  大坂企画財政課長。
○企画財政課長  24年度については当然実施設計が入りますので大きくなります。それ以降は設計監理のほうも出てまいりますので、年割ということで挙げさせていただいているわけでございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  設計監理というふうなことですね。
  あと、もう一つ最後に、先ほど片平委員のほうからも、魚沼市の小出郷文化会館に関するいろいろなノウハウから含めて非常に参考すべきことがあるというふうに思います。これから新しく、市民懇話会ではなくてその運営をする場合の母体、それから、さまざまなことについてこれから組織をつくっていくというふうなお話がありました。それは、このことが建設と同時に非常に重要なことだと思いますので、そこについての考えをお聞かせください。
○委員長  市長。
○市長  この件については私も高橋委員と全く同感で、今年から設置される課の中に専門員を1名配置をしながら、プロジェクトチームをつくって、積極的に対応していきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいというふうに思いますし、あわせてぜひ御協力もお願いしたいというふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第31号 平成25年度南陽市一般会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第31号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました平成24年度補正予算1件、平成25年度補正予算1件の審査は終了いたしました。
  慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し、深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして、予算特別委員会を閉会いたします。
  御苦労さまでした。
午前11時57分  閉  会

       予算特別委員長 川 合   猛