平成25年10月22日(火)午前10時00分開議

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議事日程第2号
平成25年10月22日(火)午前10時開議

 日程第 1 議第 57号 南陽市新文化会館施設建築・機械設備工事請負契約の締結について

   閉   会
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本日の会議に付した事件
 議事日程第2号に同じ


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出 欠 席 議 員 氏 名

◎出席議員(17名)
 1番 白岩  孝夫  議員      2番 高橋  一郎  議員
 3番 舩山  利美  議員      4番 山口  正雄  議員
 5番 白鳥  雅巳  議員      6番 片平  志朗  議員
 7番 吉田  美枝  議員      8番 梅川  信治  議員
 9番 川合    猛  議員     10番 髙橋    弘  議員
11番 板垣  致江子  議員  12番 髙橋     篤  議員
13番 田中  貞一  議員     14番 遠藤  榮吉  議員
15番 佐藤    明  議員     16番 伊藤  俊美  議員
17番 殿岡  和郎  議員
◎欠席議員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄 市長                            安達 正司 副市長
板垣 俊一 総務課長                      伊藤 賢一 政策主幹
大坂 剛司 企画財政課長                山田 俊彦 税務課長
相澤 和吉 危機管理課長                安部 史生 文化会館整備課長
笹原 修一 市民課長                       佐藤 賢一 福祉課長
小野田 新一 保健課長                    大友 直秀 農林課長
髙梨 敏彦 商工観光ブランド課長      新野 甚吉 建設課長
髙橋 秀雄 上下水道課長                 濱田 俊明 会計管理者
猪野   忠 教育長                         吉田 正幸 管理課長
堀   裕一 学校教育課長                 尾形 真人 社会教育課長
江口 和浩 スポーツ文化課長            青木   勲 代表監査委員
髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長 鈴木 隆一 農業委員会                                 
                  (併)監査委員事務局長                  事務局長
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事務局職員出席者
大沼 豊広 事務局長              板垣 幸広 局長補佐
安部 真由美 庶務係長      田中   聡 書記

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開      議
○議長(遠藤榮吉議員)  御一堂様、御起立願います。
  傍聴席の方もお願いいたします。
  おはようございます。
  御着席願います。
  きのうに引き続き、これより本日の会議を開きます。
  ただいま出席されている議員は全員であります。
  直ちに会議を開きます。
  なお、当局より、説明員、青木 勲代表監査委員は都合により欠席の旨の通告がありましたので、御報告をいたします。
  本日の会議は、お手元に配付してございます議事日程第2号によって進めます。

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日程第1 議第57号
○議長  日程第1 議第57号 南陽市新文化会館施設建築・機械設備工事請負契約の締結についてであります。
  きのうに引き続き質疑を行います。
  これより質疑に入ります。
  質疑ございませんか。
  1番白岩孝夫議員。
○白岩孝夫議員  おはようございます。
  きのうお願いした財政関係の資料、それから当初45億からの変遷した金額の資料等をいただきまして、ありがとうございましたと言うべきところなんですが、それは控えておきたいと思います。
  なぜかといいますと、こういった資料は、前もって、こういう大きな問題ですから出していただきたいんです。我々議会で議論する際に当局の皆さんから御説明いただいて、それに納得をして賛成、反対、そういった行動があるわけですから、それに必要な資料は、もし賛成を求めるのであれば十分に早目に事前に出していただきたい。そうすれば、きのうの待ち時間もなかったと思いますので、今後、そこについては御留意いただきたいというふうにお願い申し上げます。
  本来、これだけ当初の見積もりから金額がずれてくるということであれば抜本的に見直すというのが当然のことだと私、思うんですが、しかし、それは難しい、できないということを市長おっしゃっておられます。市長、中止するわけにはいかないと。しかし、市民の皆さんの中には中止したっていいじゃないかというふうにおっしゃる方もおられます。そこについて、なぜ中止するわけにいかないのか、ここは市長から丁寧な説明があってしかるべきだというふうに思うんです。
  いろいろきのうはお話ありましたが、市民の皆さんがこれを中止することによって、どう困るのか、そこについて、もうちょっと詳しい市長のほうからの御説明お願いしたいと思います。
  あともう一つ、きのう市民の皆さんへのその説明について、今後、いきいきトークなどで説明していくというお話ありました。ただ、もういきいきトーク終わっている地区もあります。ということですんで、この説明については、これだけ大きな問題ですから、改めて各地区説明会でもいいですし、さまざまな形あるでしょう。どういった形であっても、新文化会館について説明会申し上げるということが必要だと思うんです。
  9月の定例会で、市長はこういうふうにおっしゃっています。私は責任を持って、市民の皆さん方に実はこうだったと、大変申しわけないと、少し世の中の物価上昇において結果的には皆さん方にも負担がかかることになったという話はしっかりしていきたいと、このような答弁ありました。我々議会としても説明責任ありますし、当局の皆さんもこれは十分に説明しなければいけないというふうに思いますんで、そこのところのお考えをお聞かせください。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  まず初めに中止になぜできないかと、こういうようなことでございます。多くの市民の要望を受けて取り組んだ政策という中で、もっともここ一、二年の間では大きな政策の一つであります。さらに、いろいろと、どういうふうに言いますか、賛成、反対もあった中でね、圧倒的な支持を受けて進めてきた内容、さらには国・県の支援をいただいて取り組んできた内容でもあります。その結果、非常に有利な補助を受けて、当初の45億からすれば30億を超える補助ということで、3分の2というようなことで、大変、私自身喜んで取り組んだものでもありますし、議会の皆さんからも賛同を得たものであります。
  しかし、近年の社会情勢については想像を絶するものがあって、相当な建設資材の高騰、これは皆さん方も御理解をいただいていると思いますが、この件については単純に南陽市だけでなくて、近隣、さらには県外も含めて、この建設業界の動向を見ると、いずれも3割ぐらいの追加補正をして、さまざま取り組んでいるというのが例であります。
  だから、しようがないというわけじゃないのでありますが、私としても、そこは議会の皆さんから言われているように見通しが甘かったんではないかと。何回もそういう議論をして、大丈夫いけるというような指導といいますかね、設計屋さんなんかも含めて、いろいろな形で進めてきたこともあって、十分な自信を持って取り組んできたわけでありますが、実際ふたをあけてみると相当な差があったということで、皆さん方にご迷惑をかけているということでありますが、それにつけても既にもう取り組んでいる作業であるし、多くの市民の期待も大きいと。さらに、補助事業等についても、それでも半分、2分の1ぐらいを超える補助率で取り組めるということは、これを逃せば、あとは、私が考えるには二度と再び、何十年も先は別としても、しばらくの間はできないだろうというふうなことを考えますと、今の市民会館がそのまま残るということになれば、いつ使用禁止になるかわからないと、そういうリスクも抱えます。
  さらに大きいのは、中止すれば既に発注しているものに対する市としての責任、あるいは負担、そういったものが出てくるということになれば、既に18億を超える発注をしているわけなんで、それに近い、あるいは超えるかもしれません、場合によっては、補償費なんていうことになりますと。そういったものが負担となれば、さらに市民の負担が大きくなると、補助も何もないわけですから、そういうことを考えると、しっかり施設をつくって後世に教育施設の一環として、あるいは南山形圏域の文化の拠点として、あるいは殿堂として、しっかり当初の目標に向かって進むべきだというのが私の考えであります。
  それから、説明については、必要な場面において適切に対応していきたいと、こう思っております。そういったことについては何ら変わっていませんので、白岩議員も、ここでしていただきたいということであれば、いつでも参上して必要な説明をさせていただきますんで、よろしくお願いをいたします。
○議長  1番白岩孝夫議員。
○白岩孝夫議員  今の御説明ですと、さらに市民負担が大きくなるということでした。そして、きのう担当課長のほうからもお話ありました18億が補償対象になる、そして、これに近い金額、あるいはこれを超えるかもしれないということでしたが、市民の皆さんが考えるのは、そこだと思うんです。
  やめた場合には18億、例えば今のお話ですと18億。このまま進んだ場合には、負担はこれくらいで済む。そして、資産も得ることができる。やめれば、18億を負担するだけで資産も何も残らないと。そこのところについて、進んだ場合はこうというような具体的な、もうちょっと市民の方にわかりやすい具体的な金額、わかればお願いします。
  それと説明会についてなんですが、呼んでいただければということでなく、市民の皆さんに積極的に入っていって、ぜひお集まりくださいというようなことが必要じゃないでしょうか。市長のきのうからのお話を伺っていますと、どうも聞かれれば答えますけれども、聞かれるまでは答えませんよというような雰囲気がなきにしもあらずという感じもいたします。
  そうじゃなくて、ぜひ話を聞いてくれと、状況変わった、こういうふうになった、そこについて、進めばこうだけれども、やめれば、もっと市民の皆さんに御迷惑かけるということで、熱意を持って説明されるなら我々もわかるんですよ。市民の皆さんを待ってお話しするんじゃなくて、市長のほうから行くということについては、もう一度お考えいただけませんか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  先ほど申しましたように、必要な対応をしっかりやっていくというふうなことについては何ら変わりありませんし、聞かれればじゃなくて、必要、あるいは適切な対応をしていくと、こういうことであります。ただ、例えばの話、白岩議員のところでの会合があっても、ここに来てくれと言えば、あるいは行かせてほしいと言えば、ぜひその場に立たせてくれと、こういう意味の話でございますので、逆にとられますと、それは困るわけですね。いずれにしても、適切な対応をしていきたいと、こういうことでありますので御理解いただきたい。
  それから、先ほど申し上げましたように、しっかり目標といいますか、当初の計画どおり進めることによって、そう大きな、それで、ここが問題なんですが、いずれも、もし中止をするということになれば、これは一財を全部充当しなければならない。簡単に用意できるものではないと。しかし、これを進めることであれば、そういうふうな意味では3割ぐらいの増になりますが、市民の皆さん方個人個人に大きな負担をかけることなく進める手法を選択することができるということでの資料をきょう提示しているわけでございますので、ぜひ御理解を、その結果として南陽市の資産が増えると。
  なおかつ市民の皆さん方も利用できる、さらには、先ほど申し上げましたように、南陽市の文化の拠点、あるいは殿堂、そして交流人口の拡大につながると。さらには南陽市の経済活性化に結びつくと、こういうふうな目的が達成できるのということで進めていますので、ぜひ御理解をいただきたいというふうに思っております。
○議長  1番白岩孝夫議員。
○白岩孝夫議員  説明会については、何も自分からやらないということではなく、呼ばれれば、どこにでも来ていただけるということですね。呼ばれたときだけでなく、自分で集めて、ぜひやってください。それ、絶対必要です。
  それから、進んだ場合と中止した場合の話なんですが、きょういただいた資料では、とりあえず総事業費を60億とした場合の財源内訳いただきました。当初45億だったものが48になり、60になりました。45と60を比べても、これは15億です。でも、中止した場合には18億。これ、単純に比べる数字じゃありませんけれども、進んだ場合には15億、中止した場合には18億、そういった理解でもよろしいんでしょうか。違いますか。
  違うとすれば、ぜひわかるように説明していただきたいんですよ。そうじゃないと我々も市民の方に説明できないので、そこについてお願いします。わかるようにお願いします。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  さっきから申し上げますように、やめれば何もないけれども補償金だけ、違約金だけ払わなきゃならないと、こういうことですよ。財産は何も、むしろ赤字だけ残ると。やれば必要な立派な資産が残ると。だから、単純に15億と18億の比較じゃなくて、あと15億の場合は、しっかりした文化会館残ると、そしてみんなが使えると。そのことによって、みんながそういう享受を受けることができるというふうなことで、何にもないということに18億と立派な財産が残っての15億では比較にならないと思いますけれども、いかがでしょうか。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
  6番片平志朗議員。
○片平志朗議員  これは、今ここでは行政レベルの話ですけれども、こういう大事業をやる場合、例えば自分のうちを3,000万しか予算ないのに設計屋さんにお願いして、ところがそれがふたをあけてみると6,000万かかるということですと、普通は民間レベルですと事業を縮小するか、見直しするか、やめるか、どっちかだと思うんですね。これ、やめないというのは、やめるにやめられないというのは行政だからですか。
  行政、人のお金、市民の税金を使って、自分の金でなくて、市民の金を使ってできるわざなんですか、これ。そこの考え方を教えていただきたいです。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  当初から、そういうふうなことがわかっていれば、当然、見直しもあったというふうに思いますが、財源、あるいは計画、あるいはその期間、こういう枠の中で進めてきたことでありますので、簡単に見直しする時間も余裕がないということは片平議員も十分承知の上で聞いているわけでありますが、簡単に、さっき言ったように、白岩議員の話と同じように、途中でやめるということは、片平議員さんが考えて、できると思って聞いているのかどうかわかりませんが、私は、それは無理だというふうに思っておりますので、ぜひ、そこは御理解をいただきたいというふうに思っております。
  特に今回は補助事業をベースに取り組んでいることでございますので、そこは十分御理解いただきながら、ぜひ御協力と御理解を賜りたいというふうに思います。
○議長  6番片平志朗議員。
○片平志朗議員  何もやめろと言っているわけじゃありません。これは、私らも議会もそうでしたけれども、建てることについては、みんな議会でも通して、それなりに予算アップして、アップしながらも賛成したわけですから、普通ですと、大きな事業の縮小とか見直しを本当はすべきなんですね、当然、こんなに。
  それをこうやって、これは市長の責任とは言わないけれども、こういう急激な物価変動状況、社会情勢というのは誰も予測つかなかったわけですから、そういう事態になって、こうなってしまった責任は、俺は市長にあるとは思っていません、こうなった事態は。
  でも、こういうふうに結果的になったことを判断するに当たって、長として、ごり押しして、今やめると18億、そして何も借金だけ残って、市民の負担が1人6万円か10万くらいなるのかわかりませんけれども、相当な額になると思いますけれども、そういうものが残って財産として価値はゼロだと、こういうおどし文句では、ちょっと市民は納得しないですね。
  だって、今までこうやって進めてきたのは、みんな行政の責任じゃないですか。ここまで追い詰めたのは自分の責任じゃないですか。行政の責任じゃないですか。それで最後は、どうする、やめると、1人何ぼ負担になると、そんなおどかしみたいなことでは市民は納得しないと思うんですよね。
  ですから、私はやめろとは言っていません。事業の思い切って見直しをしたらいいんじゃないですかと言っているんです。そうすべきじゃないんですか。それは補助金の絡みあるでしょう、多分。1年も先延ばししていただいて、急いで突貫工事やって、来年の3月まで30億くらいの出来高を上げないと補助金はもらえないということは、それはわかります。だけれども、それ以上に大切なのは、本当にこのままごり押しして、倍もかかる予算で果たして市民が納得してできるのかということです。
  最初の構想は、私は大賛成です。当然、今までの新文化会館に関する耐震度調査ですね。そして、ある程度の期間は、それを使わなきゃいけないということで耐震補強をしました。それは行政の判断だと思いますけれども、それで市民からの要望をようやくと市長が取り上げてくれた。それプラス大きな構想の中には、これから再生可能エネルギーとか森林の再生、これをも含めた、ただの文化会館にとどまらず、そういう構想を盛り込んでいただいた。これはすごい構想だと思います。でも、これを今、踏みとどまって、こういう構想をなきにしろと言っているんじゃないですよ。事業を縮小して、こういう構想を持ちながら進めたらいかがですかと。
  補助金の絡みで問題になってくるのは、何といったって期日だと思うんですよね。もう1年も先延ばししてもらったんですから、どんな補助金にも辞退、廃止、変更、また再開、こういう手続はあるんですよね。もう1年も先延ばししたということは、1回変更を県から国に出してもらっているんじゃないですか。そういう努力しているんですかね。だめだ、だめだと言ってないで。それ、やっています。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  当然、必要な範囲の中で可能な限り見直しというものを図りながら、できるだけ減額を進めていきたいという思いでいるわけであります。ただ、既に、この事業は24年度の事業ということは何遍も皆さん方に御説明をしております。24年と25年度の事業、それで1年繰り越しをいただいて取り組んでいる事業でありますので、既にそれ以上の繰り越しはできないということは、行政上の仕組みからすれば片平議員も十分わかっておられることだと思いますが、わかっていながら、おっしゃっておられるんだろうというふうに思いますけれども、なかなか簡単にそこが変更できないということが私ども一番つらい。
  時間があれば、当然、見直しということができるんですが、見直しをしている時間にも工期がなくなって、結果的に何にもできなくなるというようなことがあるんで、ぎりぎりの決断をしているわけでございますので、ぜひ、ここは御理解をいただく以外にない。何とか市民の皆さん方の御期待に応えることができる、いいものをしっかりつくっていくということが、今、私に与えられた最大の手法かなと、こう思っておりますので、そこは御理解をお願いしたい。
  到底これから先、期間を延長とか、あるいは見直しということについては容易なことではないと。容易というよりも全く不可能と思って私は取り組んでいますんで、御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長  ちょっとお願いがございます。
  神聖な議場ですんで、もうちょっと言葉遣い丁寧にお願いいたします。
  6番片平志朗議員。
○片平志朗議員  言葉遣い荒かったと思いますが、どうもたいへん失礼しました。
  今、謝ったら、次、言うこと忘れちゃった。
  市民のようやくとこういうふうに長年の希望だった文化会館の建設に着手して、本当に喜んでいると思います、正直な話。ただ、こんな当初の予算よりかかるとは思ってないと思っていますけれども、今、この構想が1年、2年先延ばしになったって、市民の人に本当に毎日の生活に不自由するようなダメージは与えないですよね。むしろ、ごり押しして、こうやって建てること自体が非常に大変なリスクを、建てて終わりということではありませんので、背負わせるリスクもはらんでいるわけです。だから、その辺はもう少し慎重にやっていただきたいな。
  あと1つ確認したいんですけれども、一度変更願い出して、1年の猶予をもらったということなんで、法律的には、私、わかりませんけれども、それはできないと。あと、これ以上の変更はできないと、先延ばしはできないと。それは国の担当者、あるいは、ここの補助金を所轄する農林水産大臣ですか、農林水産省の見解なんですか。確認したということで、市長が述べたということで解釈していいんですか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  改めるまでもなく、そういうルールなんですね。特別な事故、南陽市の新たに建てる場所が、あるいは地震とか災害とかで誰が見ても明らかに直ちに対応できないというようなことであれば、また話は違うかもしれませんが、このたびは理由がないんですね。できない理由が。そういうことになりますと、申請のしようがないと。金がないから、できなくなったからやめ、これしかありませんので、そういうことにはならないということ。そういう状況なんで、十分、片平議員にも御理解いただけるのではないかなというふうに思っておりますので、ぜひ御理解お願いします。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
  4番山口正雄議員。
○山口正雄議員  きのうの答弁の中でも、ちょっとはっきりしない部分がございましたので、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。
  8月1日の市報で実質公債費比率の推移と見通しということで掲載されておりますが、今回のかなりの増額ということで当初の予定よりも起債する金額も増える。あるいは基金の取り崩し額も増えてくると。あるいは一般財源からの財政支出も増えてくるという、そういう状況にあるわけですが、結局、それは市としての財政の余裕というものが少なくなってきているということだと思うんです。そういう意味では、これから何かが起きれば、結局は起債、あるいは借金に頼らざるを得ないという危険、あるいは機会が多くなるんじゃないかと思います。そういう意味では、きのうの市長の答弁では、いずれ、そういうしわ寄せは来るけれども、繰上償還をしていけば、そんなふうな大変な、要するに実質公債費比率というものは大変なものにならないようなふうに聞こえてきたんですが、それは18%を超えれば県の許可が要るという、18%未満でいけるということなのか。これを見ると平成34年まで18%未満の線でずっと推移しているんですね。これが18%以上になれば県の許可というか、それが必要で、新たな事業展開に非常に支障を来すのではないかというふうに考えられるのですが、その辺について、18%未満で推移できるかということが1つ。
  それから、できなければ新たな事業ということが非常に抑制されるという、そんなふうにつながっていないのかどうか。それが1点。
  それからもう一つ、これは確認なんですが、先ほども市長は南山形圏域の文化の殿堂、あるいは拠点にしたいというふうにお話しされているわけですが、今回、この金額から、できるだけ圧縮できるような見直しもしたいというふうに語っているわけです。そんな中で南山形圏域の文化の殿堂、あるいは拠点というにふさわしい建物に本当になるんでしょうねということを確認をしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  今、山口議員が見ておられる資料はどれかわかりませんが、当初出しているシミュレーションは、33億の計画のときの起債が9億6,000万というふうなときのシミュレーションでございますので、その9億6,000万を超えなければ、そういう心配はないと、こういうことで、それよりも現在は実質は下がっているわけでございますので、そこには達しないと。
  ただ、基金を取り崩すということになれば、多少、そういう大きな災害であるとか何かあったときに不安だということについては全く否定するものではありませんが、そうならないように必要な額をしっかり確保しながら進めていきたいと、こう思っております。
  それから、一財を使うということになれば、ほかの事業に支障ないかと、こういうような質問でありますが、それについては、それを使わないよりは、それを当てにするということになれば、そこもいさかか影響はゼロだとは言えないというふうに思います。しかしながら、それもできるだけ最小限に抑えながら、しっかり責任ある財政運営をしていきたいと、こう思っております。
  それと、しっかりしたものができるのかと、こういうようなことであります。そもそも非常にグレードの高い施設プラス赤湯公民館として今まで使っている部分がえくぼに行くということで、えくぼの機能もここへつけているということで、単純に文化会館だけじゃなくて、中央公民館機能もついているということで、相当、額が実は増えているわけであります。その部分も含めると、十分、南山形圏域、特に置賜中心に、この文化の拠点になり得る施設として使えるものと、こう思っております。
  しかし、それだからといって、ただごり押しするということじゃなくて、必要なですね、それでも、なおかつまだ見直しなり、予算縮減ができる部分については、しっかり対応していただくように請負業者、あるいは設計屋さんに今もお願いしているところで、今、与えられた予算はできるだけ縮小したいと、こう思って努力をしているところでありますので、ぜひ御理解いただきたいというふうに思います。
○議長  4番山口正雄議員。
○山口正雄議員  ありがとうございました。
  今後の財政運営の中で従来と同じような、あるいはそれを上回るような繰上償還が本当に可能なのかどうかという、その辺の見通しがはっきりしないと思うんですが、その辺の考え方についてはどうなんでしょうか。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  きょうの皆さん方のお手元に配付された資料の中でも、しっかりそういうことも含めて努力をしていくという意味も含まれての資料でございますので、そこはしっかり守っていきたいというふうに思っております。
  とにかく、起債を増やさないと、あるいは適時古いものから終わっていくわけですから、その分ぐらいは少し均衡を保っていくという方法を使いながら、これ以上数字が毎年毎年下がるということは不可能だと思います。私は、できるだけ市内の経済対策優先ということで、必ずしも数字を減らすことだけがいいことじゃないと、こういうふうに皆さん方にもお話ししているとおり、適切な数字を保ちながら市内の経済活性化にも力を入れていきたいという両バランスとりながら、しっかり財政運営していきたいというふうに思っていますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  きのうの特別委員会での市長出席のもとでの議論、あと、きょう朝からの担当課長、それから財政課長の説明を受けての会議ということで、きのうから連日、本会議続行というふうな経過の中で、このたび新たに莫大な金額が提示されております。まさに驚きと、こう言わざるを得ないわけであります。しかも、60億と、先ほど来から各議員が指摘しているように、まさに市民の方へ説明ができない、こういう金額であります。
  そこで何点かお尋ねしたいんですが、先ほどちょっと時間がなかったから財政問題で質問できなかったわけでありますが、追加分の12億の件であります。地方債が3億2,500万、それから財調が6億9,900万と、一般財源が1億7,600万で計12億と、こういう財源の内訳であります。
  そこでお尋ねしたいんですが、12億の問題は平成26年度以降の予算措置を行うと、こういうことを財政課長は説明をいたしました。私は、この地方債にしろ、財政調整基金にしろ、これは市民の貴重な財政であります。
  いずれにしても、市の持ち出し分であります。そのことによって、先ほど山口議員もおっしゃったように、新たな事業に対しまして相当影響あるのではないかと、こういうふうに考えるものでありますが、きのうの特別委員会の市長出席の中では、ゼロとは言えないが出さないようにしたいというふうな、理解のできないような答弁があったわけでありますが、簡単に言うと影響はあると、こう言わざるを得ないわけでありますが、その辺の考え方についてお尋ねをしたいと思います。
  それから、2点目でありますが、先ほど白岩議員もおっしゃったように、私は市民の方へ当然、説明責任はあると、このように思っております。しかも、市長でありますから堂々と能動的に市民の中へ入って説明責任を果たすべきではないのかなと、このように思いますが、いかがなものでしょうか。
  第3点目でありますが、先ほど来お話ありますように、見直しもだめ、変更もだめ、縮小もだめと、こういうようなお話でありました。これは、どういう形でこういう発言したかわかりませんが、直接、関係省庁に対して市長みずから足を運んで話を聞いたのかどうか、その3点をまず最初にお尋ねをしたいと思います。
  以上です。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  まず、第1点の財政面の話でございますが、一財、その他基金を取り崩すことによって通常の財政運営に支障はないかと、こういうことでございます。先ほど山口議員にもお答えしたとおり、また佐藤議員も御心配いただいているように、そうならないように努力をしていくというような答弁でございますが、いずれも先の見えない部分もございますので明確なことは言えませんが、とにかく、そうならないようにいろいろな手法を使って頑張っていくということをお約束したいというふうに思います。
  それから、もう一つは責任を持って説明すると、こういうことであります。そのとおり私もそう思っておりますので、きのうも何回もお願いをする際に約束したように、しっかり対応していくと、適切な対応をしていくと、こういうことでございますので御理解をいただきたい。
  それから、変更もだめ、何もと、大まかな骨格については、時間のかかるものについては無理だと。ただ、できるだけ全体予算を縮小するために必要な見直し可能な限り努力をすると、こういうことをお約束しているわけでありますので、ただ、それにも増して、それ以上に早いペースで、この建設物価が上がっているようなところもございますので、ここについては本当に私も実はびっくりしているわけで、今の段階にいきますと、見積もりすらしてくれる業者がいなくなるというような状況も、きのうお話ししたようになっていますんで、そこは、ぜひ佐藤議員にも御理解をいただきながら御協力を賜らざるを得ないというふうなことであります。
  なお、佐藤議員が心配していることについては十分私も理解していますんで、最大限努力をして頑張っていきたいと、こう思っております。
(発言する声あり)
○市長  そもそも、この予算をつけるに当たっての補助制度については、みずから何回もお願いをして、その実情、どういう条件の制度のものかというのは私が一番理解をしています。だから、その約束に沿って、しっかり私は進めるということを何回も言っているわけで。
(発言する声あり)
○市長  何回も言っているんです、行くたびに。東京行くたびに。プラスはもうだめだと、期間もだめだと、こう言われています。それも、しっかりした責任のある方と何回もお会いしています。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  市長ね、私、せんだっての9月の定例議会でも、いろいろお話、質問しました。この議会だよりの中でも指摘しているんですけれども、例えば特別委員会、あるいは議会本会議の中でも一般質問の中でも、それぞれの議員の方がこのままでは大丈夫なんですかと、こういうことを再三再四聞いているわけですよ。いや、大丈夫だ、大丈夫だと、これは何回も言っているわけですよ、市長をはじめ職員の方々も。だから、我々は、いや、そうかなと非常に疑問、懸念、こういうことがあったわけですよね。それにもかかわらず、そういうようなことをずっと言ってきたと。まさか、こうなるとは思わなかったと。まさかというのは、常にあり得ることだべした。災害にしかり、想定外ではなくて実際あるわけですから。
  そういう場合、やはり見通しの甘さ、これは市長も認めているわけですけれども、これは、そげなことでは許されない問題ですよ、これは。その政治判断の誤りでないかという私の質問に対して、それは政治判断の誤りではないと答えているわけだ。今でもそうなんですか。これは明確にあなたの責任の問題ですよ、これは。そう思わないですか。その辺、答弁を求めたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  当時の段階では、与えられた予算の枠内でできるというふうなことを設計屋さんも含めて何回も打ち合わせしているわけでございますので、そういう数字で入札をしたということなわけです。だから、そこまでは全く同じ気持ちで、その後、入札したところが、そういう予定価格では落札ならなかったと。そこで初めて世の中の状況が建設物価の高騰というものが明らかになってきたと、この辺にまで波及してきたのかなと、こういうことなわけで、その段階まで全く想像もしないということはないけれども、何回も確認をして、できるということでありましたから、そのまま続行したと、こういうことなんですね、この資料にあるとおり。
  それは、やはり時の流れというものの分析の甘さだと佐藤議員に言われれば、そのとおりかなというふうに思ってはいますが、それ以上の対応の仕方、その段階で早くから、じゃ、何か手の打ち方があったかというよりは、できるだけ予算の枠の中で我々は対処するべき対応をしてきたと。しかしながら、それでもなおかつ、その枠の中に入らなかったというのが現状でございますので御理解いただきたいというふうに思います。
(発言する声あり)
○市長  そういうふうな意味では判断が甘さはあったかもしれませんけれども、それ以上でも、それ以外でもなかったのではないかと、こういうふうに私は思って、それ以上のことを考えるのは難しかったと、こういうことでございます。
○議長  15番佐藤 明議員。
○佐藤 明議員  いずれにしても、判断の誤りと言うけれども、それだけでは済まされないと私は言っているんだよ。それはどうなんだと聞いたんだ。だから、今の答弁がそういうふうに、俺は正しいのだと、こういう言い方ですけれども、大体45億というふうな試算して市民に提示して、よし、これでやりますと、議会も、私も含めて、市長から特別お話あるから来いということで、市長室に私、行きました。わかりましたというふうな話も、私、しました。それまでしておきながら、そういう約束しておきながら、物価の高騰、資材の高騰等々でこうせざるを得なかったというふうな話ですけれども、それは再三再四言うように、ほかの自治体でも、そういうことをほとんどやっているわけですから、情勢の見方。だから、そういう点では非常に当局は甘かったのではないかと。
  判断ミスというよりも、やはりそこ、政治的な責任問われるんじゃないですか。その辺を最後にお聞きして、私は3回でありますから、やめます。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  佐藤議員とお話ししたのは3月の段階でありますので、あの段階では、私は自信を持ってそれでいけると、こう判断をしておったんです。ただ、その後、こういうふうな社会情勢の変化で大変御迷惑をかけているわけで、確かにそう言われれば、見通しが甘かったと言われれば、そのとおりかなと何回も言っているとおりであります。それ以上言われても、何とも私の能力では、あの段階ではできなかったと、こういうことでありますので御理解いただきたいと。
○議長  ほかに質疑ございませんか。
  3番舩山利美議員。
○舩山利美議員  素朴な疑問と申しますか、入札についてでありますけれども、前回、9月の入札では、その金額でできないという会社が今回の10月の入札で入ったわけであります。同じ企業がその中に入ったとすれば、やはり積算なんかも同じか、それ以上ということになると思いますね。そうしますと、その金額で絶対できないと、下がらないということは目に見えているわけであります。
  素朴な疑問と申しますのは、なぜ、その会社が入ったのか。例えば御遠慮していただくことはできなかったのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  安部課長。
○文化会館整備課長  今回の再入札につきましては、まず業者の条件というようなことで、置賜一円の条件から全国に広げた形で条件をまず基本的につくり直しております。よって、今回の戸田建設につきましても、大手ゼネコンだということで、全国でその事業をやっているというようなことでございまして、そのJVの組み方につきましては、こちらのほうでは地元の業者、南陽市の業者を入れろというようなことと、それから置賜の業者も含めてもいいよというようなことで、JVの組み方については2社のJVであっても4社のJVであっても構いませんよというような、できるだけフリーな条件をつけて今回の入札に当たったところでございます。
  結果論としまして1業者の入札しかなかったということでございますので、そこにつきましては、どういう組み方で、どの業者が入るということについては、こちらでは何も指定したものではございませんので、ただ、前回入札に落ちた業者さんが、引き続き、この事業についてはやりたいという意思があったという確認ということになろうかと思います。
  以上でございます。
○議長  3番舩山利美議員。
○舩山利美議員  きのう高橋一郎議員もちょっと言っておりましたけれども、こういう危機的状況というか、もうこのぐらい金額が増えるというようなことで、そういう中でどうしても地産地消でなければならなかったのかというふうなところ、もう市の財政はどうでもいいのかというふうなところにも、ちょっと疑問が湧くわけでありまして、例えば1社だけ、JVでなくて戸田建設だけ例えば入札にはまる、それから1社だけというのも、何か入札とはいいながら随契みたいな形で、どうしても、その辺腑に落ちないところがあるわけですけれども、1社だけの例えば全国から公募というような形で、大手とか、そういうことについては、どの程度公募というか、どの程度の情報を得たのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  文化会館整備課長、安部課長、お願いいたします。
○文化会館整備課長  まず、今回の大手ゼネコン、いわゆる代表者となる業者につきましては、おおむね1,700点以上となりますと全国には20社程度、その前段で南陽市に指名登録があるもの、南陽市の事業をしたいという形で意思表示のあるものという前提にはつけておりますけれども、20社ほど対象業者としてはあったと思っております。
  それから、地産地消ということも当然ありますけれども、今の他、ほかの他市村のないしは県を超えての事業を見ますと、とにかく人材といいますか職人不足、技術不足というようなことで、当然ながら南陽市の事業におきましても地元の協力がなければ、ないしは近隣の協力がなければ人を集めることも、それからできないというようなこと等がございます。そういった意味では、JVを組ませることによって幅広い人材の確保ができるものという判断のもとにJVを組ませてということで考えたところでございます。
  1社でも可能ではなかったかということでございますが、当然ながら、大手企業でございますので、それだけの実力はあったと思っておりますけれども、人材の確保のためには、より2社より3社というようなことが必要ではなかったかという判断のもとに条件をつけさせていただいたところでございます。
  以上でございます。
○議長  3番舩山利美議員。
○舩山利美議員  私たちも市民への説明というふうなこともしなければならないというようなことから、この事業をすることによって、例えばほかの事業、例えばインフラ整備の支障とか、そういうものを心配するわけでありますけれども、説明する場合、例えば資材の高騰で30%も、3割も、60億という、3割も上がったというようなことで説明がつくと思いますか。市長に、ちょっとその辺を最後にお聞きしたいと思います。
○議長  答弁を求めます。
  市長。
○市長  当然、ほかの事業についても、建設資材の高騰ということであれば、あるいは人材不足、技術者不足、職人不足、そういうふうなことでありますので、例えば南陽市独自のインフラ整備においても、そういう影響はあるだろうというふうに思っております。特に建築関係については、外壁が入らないとか、さまざまな話を今聞いておりますので、多分にあるというふうに思っております。
  ただ、既に発注しているものについては、それはそのままいくだろうし、これからのものについては、やはり当然、道路であれば距離が短くなるとか、あるいは建物であれば少し縮小かとか、あるいは1年のところを2年かとか、さまざまなことがあるかと思いますが、そういったことを含めて、できるだけ影響ないように進めていきたいというふうなことが先ほどの答弁でございますんで、多少難しい問題もあるかもしれませんが前向きに進めていきたいと、できるだけ、このことによっての通常のインフラ整備に支障ないように進めていきたいと、こう思っておりますので御理解いただきたいというふうに思います。
○議長  ほかにございませんか。
  ないでしょうか。
(発言する声なし)
○議長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入りますが、討論の通告がございませんので、討論を終結いたします。
  ここで暫時休憩といたします。
  再開は予鈴をもってお知らせをいたします。
午前10時58分  休  憩
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午前11時49分  再  開
○議長  それでは、再開いたします。
  お諮りいたします。議第57号 南陽市新文化会館施設建築・機械設備工事請負契約の締結については原案のとおり可決するに御異議ございませんか。
  片平議員。
○片平志朗議員  私は、この第57号の請負契約の締結に関しては、あくまでも反対の立場を表明するものであります。
○議長  ただいま議第57号に対し異議がありまちしたので、6番片平議員より反対の発言がありましたので、起立採決により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。
  それでは採決を行います。
  議第57号 南陽市新文化会館施設建築・機械設備工事請負契約の締結についての議案1件について原案に賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長  御着席願います。
  起立多数であります。よって、議第57号は原案のとおり可決いたしました。
  最後にお諮りいたします。本臨時会において議決されました議案の中で整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長  御異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。
  以上をもちまして本臨時会に提案されました議案の審査は全て終了いたしました。御苦労さまでございました。

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市  長  挨  拶
○議長  ここで、市長より発言を求められておりますので、これを認めます。
  市長。
〔塩田秀雄市長 登壇〕
○市長  平成25年第3回臨時会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
  本臨時会におきまして御提案を申し上げました議案につきましては、慎重に御審議を賜り、原案のとおり御可決いただきましたことに厚く御礼を申し上げる次第でございます。
  ようやく新文化会館建設に向けての一歩を踏み出した思いでございます。臨時会の中で各議員からいただきました御提言等につきましては、市民熱望の施設をよりよいものにするための御意見と鋭意検討してまいる次第であります。限られた期間の中で建築ということもございますが、全国に誇れる文化会館となるよう全力で取り組んでまいりますので、今後とも御指導、御支援を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
  さて、今月の4日から南陽いきいきトークを各地で開催しております。多くの市民の皆さんに参加をいただき、建設的な御意見を頂戴いたしているところでございます。
  また、第101回南陽の菊まつりが去る18日に開幕をいたしました。今年も幅広い年代の多くの方々に楽しんでいただけるよう、期間中、多彩なイベントが繰り広げられる計画となっております。来年のDCの弾みともなるよう成功に向けて私も積極的にPRに努めてまいりますので、議員各位におかれましても大いに盛り上げていただきますようにお願いを申し上げる次第でございます。
  さらに、来月3日には東日本実業団対抗駅伝競争大会が開催されます。市役所陸上部として3度目の挑戦であります。今年も大変厳しい大会になるものと思いますが、何とか13位に食い込み、ニューイヤー駅伝に出場し南陽ブランドを全国に発信できるよう頑張ってまいりますので御支援をよろしくお願い申し上げる次第でございます。
  結びになりますが、議員各位におかれましては、時節柄御自愛をいただきながら、各般にわたり、さらなる御活躍を心より御祈念を申し上げ御礼の挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。
  終わります。

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閉      会
○議長  これをもちまして平成25年南陽市議会第3回臨時会を閉会いたします。
  御一堂様、御起立願います。
  大変御苦労さまでした。
午前11時55分  閉  会

南陽市議会議長 遠 藤 榮 吉
会議録署名議員 舩 山 利 美
同        板 垣 致江子