平成26年6月17日(火)午前10時00分開会

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板垣  致江子  委員長       山口  正雄  副委員長

出欠席委員氏名

◎出席委員(15名)
 2番 高橋  一郎  委員        3番 舩山  利美  委員
 4番 山口  正雄  委員        5番 白鳥  雅巳  委員
 6番 片平  志朗  委員        7番 吉田  美枝  委員
 8番 梅川  信治  委員        9番 川合   猛   委員
10番 髙橋   弘  委員        11番 板垣  致江子  委員
12番 髙橋   篤  委員      13番 田中  貞一  委員
15番 佐藤   明  委員        16番 伊藤  俊美  委員
17番 殿岡  和郎  委員       
◎欠席委員(0名)


説明のため出席した者の職氏名

塩田 秀雄 市長                            安達 正司 副市長
板垣 俊一 総務課長                      山口 広昭 企画財政課長
山田 俊彦 税務課長                   相澤 和吉 危機管理課長
安部 史生 文化会館整備課長          尾形 真人 文化会館企画運営主幹
笹原 修一 市民課長                       佐藤 賢一 福祉課長
小野田 新一 保健課長                    大友 直秀 農林課長
髙梨 敏彦 商工観光ブランド課長      新野 甚吉 建設課長
鈴木 隆一 上下水道課長                 濱田 俊明 会計管理者
猪野   忠 教育長                         吉田 正幸 管理課長
堀   裕一 学校教育課長                 田中 吉弘 社会教育課長
江口 和浩 スポーツ文化課長            髙橋 清数 選挙管理委員会事務局長
稲月 一雄 農業委員会                                   (併)監査委員事務局長
                事務局長
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事務局職員出席者
大沼 豊広 事務局長              田中   聡 局長補佐
安部 真由美 庶務係長      小野 勝司 書記

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本日の会議に付した事件
 議第50号 平成26年度南陽市一般会計補正予
      算(第3号)
 議第51号 平成26年度南陽市財産区特別会計
      補正予算(第1号)

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開      会
○事務局長  初めての予算特別委員会でありますので、委員長が互選されるまでの間、委員会条例第10条第2項の規定により、年長の委員が臨時委員長の職務を行うこととなっております。出席委員中、殿岡和郎委員が最年長委員でありますので、殿岡委員に臨時の委員長をよろしくお願いいたします。
○臨時委員長  おはようございます。
  年長委員をもちまして、私が臨時委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。
  ただいまから予算特別委員会を開会いたします。
  ただいま出席されている委員は15名、定足数に達しております。

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委員長の互選
○臨時委員長  これより、予算特別委員会委員長の選挙を行います。
  お諮りいたします。委員長の選挙は、指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は、私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から予算特別委員会の委員長を指名させていただきます。
  予算特別委員会委員長に板垣致江子委員を指名いたします。ただいまの指名に対して御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○臨時委員長  異議なしと認めます。よって、板垣致江子委員が予算特別委員会委員長に当選されました。
  ただいま委員長に当選されました板垣致江子委員長から、登壇の上、就任の御挨拶をお願いいたします。
  板垣致江子委員長。
(予算特別委員長 板垣致江子委員長 登壇〕
○委員長(板垣致江子委員)  おはようございます。
  ただいまは、予算特別委員会の委員長に御推薦をいただきありがとうございました。微力ではございますが、精いっぱい努めさせていただきます。
  子供たちが夢の持てる活気ある南陽市の発展のため、委員皆様の活発なる議論、そして十分なる審査をいただきますことにより、市民の皆様の負託に応えられるように努めてまいりたいと思います。
  各委員、そして市当局の皆様の御協力をよろしくお願い申し上げます。
  簡単ではございますが、私から就任の御挨拶とさせていただきます。
  ありがとうございました。
○臨時委員長  御協力いただきまして、まことにありがとうございます。
  ここで委員長と交代いたします。
○委員長  ただいまから委員長の職務を行いますので、よろしくお願い申し上げます。

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副委員長の互選
○委員長  それでは、予算特別委員会副委員長の選挙についてを議題といたします。
  お諮りいたします。副委員長の選挙は指名推選の方法により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、指名推選の方法により行うことに決しました。
  指名推選は、私から行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。
  それでは、私から予算特別委員会の副委員長を指名させていただきます。
  予算特別委員会副委員長に山口正雄委員を指名いたします。ただいまの指名に対して御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、山口正雄委員が予算特別委員会副委員長に当選されました。
  ただいま副委員長に当選されました山口正雄副委員長から、自席で就任の御挨拶をお願いいたします。
  山口正雄副委員長。
○副委員長  ただいま委員長から予算特別委員会の副委員長を御指名いただきました。精いっぱい委員長を補佐してまいりたいと思いますので、委員の皆様、そして当局の皆様の御協力、御指導賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

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議第50号 平成26年度南陽市一般会計補
      正予算(第3号)
○委員長  それでは、これより予算の審査に入ります。
  本委員会に付託されました案件は、平成26年度補正予算2件であります。
  初めに、議第50号 平成26年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。山口広昭企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長  おはようございます。
  それでは、ただいま上程されました議第50号 平成26年度南陽市一般会計補正予算(第3号)について、予算に関する説明書により御説明を申し上げます。
  補正予算書の16ページをお開き願います。
  最初に、歳出より御説明を申し上げます。
  それでは、主要な項目のみ御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
  2款総務費、1項総務管理費、7目企画費100万円の補正は移住定住コーディネート事業として、若者の移住定住に関するニーズ調査や情報発信の研究を行うものでございます。
  続いて、20ページをお開き願います。
  4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、節説明欄2番の保健衛生総務管理費、がん患者医療用ウィッグ購入費助成金25万円の補正は、県と協調し、がん治療に伴う外見的精神的な負担軽減を図るために、ウィッグ購入に対し一定金額の補助をするものでございます。
  同じく、節説明欄20番のがん検診推進事業費172万7,000円の補正は、働く世代の女性支援のためのがん検診推進事業によります新たな勧奨経費を計上いたしました。
  続いて、22ページをお開き願います。
  6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費、節説明欄1番のうち鳥獣被害対策実施隊員報酬5万6,000円は、新たに非常勤特別職として鳥獣被害対策を担っていただく方々への報酬を計上いたしました。同じく燃油高騰対策事業費補助金20万円の補正は、農業用燃油高騰に苦しむ園芸農家に対し、事業用灯油及びA重油に対し一定金額の助成を行うものでございます。
  同じく、節説明欄39番、経営体育成交付金事業84万円の補正は、この冬の大雪により大きく被害を受け自立再建を目指す施設園芸農家に対し、国と協調し一定金額を補助するものでございます。
  同じく、5目農地費540万円の補正は、旧農地・水事業の名称変更、支援拡充及び単価の見直しによるものでございます。
  同じく、2項林業費、2目林業振興費、節説明欄19番、やまがた緑環境交付金事業費127万2,000円の補正は、同交付金の増額に伴い、木育教育に関する諸材料購入や木質燃料の普及啓発に伴う委託料等を計上いたしました。
  同じく、節説明欄22番、企業の森づくり事業費、日鉱里山・龍樹の森整備事業補助金50万円については、昨年度で第1期5年の契約満了を受け、さらに5年間企業側との延長が調ったことにより計上をいたしました。
  続きまして、24ページをお開き願います。
  7款商工費、1項商工費、2目商工振興費217万円の補正は、緊急雇用事業を用い、南陽産ワインの普及拡大と人材育成事業の委託料1名分を計上いたしました。
  同じく、3目観光費700万円の補正は、菊まつり実行委員会事業補助金でありまして、菊人形場面を増やすことや、大のぼり設置等を目的に増額するものでございます。
  同じく、4目観光施設費、節説明欄1番、ハイジアパーク南陽管理事業費470万円の補正は、同源泉管理に伴う予備ポンプ購入等に対して赤湯財産区会計に繰り出すものでございます。
  同じく、節説明欄3番、南陽スカイパークエリア管理事業費203万3,000円の補正は、同ログハウス等の手すり等の雪害修繕を行うものでございます。
  同じく、5目消費者行政費36万円の補正は、無料法律相談への国補助が決定されましたことに伴い、開催回数の増加、あるいは予算の整理等でございます。
  9款消防費、1項消防費、3目消防施設費、節説明欄1番、消防施設一般事務費99万6,000円の補正は、防火貯水槽等の修繕費を計上いたしました。
  同じく、節説明欄7番消防施設整備事業費210万3,000円の補正は、敷地の返還要請があった防火貯水槽解体1基と、26ページに移りますが、同じく無蓋貯水槽の柵設置工事1基を予定してございます。
  10款教育費、1項教育総務費、3目教育振興費146万1,000円の補正は、幼保小中一貫教育の推進を図るため、幼児教育アドバイザーを雇用し、指導調整を図っていただくものでございます。
  続きまして、28ページをお開き願います。
  同じく、5項社会教育費、2目公民館費870万円の補正は、漆山地区ふれあい交流センター外構工事及び中川公民館の修繕費を計上いたしました。
  同じく6目文化振興費、節説明欄1番、芸術文化振興事業費60万円の補正は、市民会館自主文化事業等の内容が定まりましたので、増額の補正でございます。
  同じく8目埋蔵文化財調査費985万3,000円の補正は民間開発に伴う埋蔵文化財調査事業の受託に伴う支出でございまして、歳入についても同額原因者負担額を計上してございます。
  続いて、30ページをお開き願います。
  同じく、9目夕鶴の里管理費227万9,000円の補正は、夕鶴の里資料館屋根の雪害に伴う修繕であります。
  同じく、6項保健体育費、1目保健体育総務費206万円の補正は、主に昨年3月に積み立てを行いましたスポーツ振興基金繰入を原資に15回さわやかマラソン開催の充実を図るものでございます。
  同じく、2目体育施設費908万7,000円の補正は、このたび山形県においてもプロバスケットボールチームが結成されるとともに、本市民体育館での公式戦開催が見込まれる状況の中、現在のバスケットリングがプロ企画不適合であることから、新たに整備をするものでございます。
  以上が主な歳出になります。
  次に、歳入に移ります。
  ページを戻っていただきまして、10ページをお開き願います。
  最初に、13款国庫支出金、2項国庫補助金、3目衛生費国庫補助金120万5,000円の補正は、疾病予防対策事業として、働く世代の女性支援のためのがん検診勧奨経費を計上いたしました。
  続いて、12ページをお開き願います。
  14款県支出金、2項県補助金、2目民生費県補助金のうち586万8,000円の補正は、子育て医療支援に係る県単事業の拡充といたしまして、7月外来診療分より小学1年から3年が新たに県支援の対象となったことから、歳入分として計上をいたしました。
  同じく4目農林水産業県補助金、節説明欄やまがた緑環境交付金の増額分127万2,000円を計上いたしました。同じく節説明欄森林整備加速化・林業再生事業費補助金1億754万円については木造公共施設新文化会館整備事業費継続費の県支出金について、従来の15億円の予算額に加え新たに交付決定いただいた金額を計上いたしたものでございます。
  同じく8目労働費県補助金217万円の補正は、緊急雇用創出事業に係る県補助金を計上いたしました。
  14ページをお開き願います。
  17款繰入金、2項基金繰入金、1目基金繰入金のうち財政調整基金について、新文化会館整備事業に係る県補助金が増額いたしましたこと、また総合文化施設整備基金よりの繰入増が見込める状況でございますので、見合い5億1,460万9,000円を減額するものでございます。
  同じく、スポーツ振興基金繰入金200万円につきましては、先の3月定例会においてさわやかマラソン15回記念大会の充実を目的に、基金積み立てを行ったところでございますが、同事業へ予算を計上いたしました。
  同じく、総合文化施設整備基金繰入金につきましては、3月に専決、積み立てを行いました4億706万9,000円について、新文化会館整備事業を財源といたしまして計上し、うち見合い財政調整基金の減額を行ってございます。
  18款繰越金、1項繰越金、1目繰越金については増額が見込まれる3,140万9,000円を計上いたしました。
  19款諸収入、4項受託事業収入、2目社会事業費受託収入985万3,000円については、民間開発による埋蔵文化財調査受託費を原因者負担分として計上をいたしました。
  同じく、5項雑入、3目雑入、節説明欄のとおり、市有物件建物共済金477万9,000円及び県市町村振興事業助成金100万円、加えて県市町村協会市町村振興特別交付金1,149万円を計上をいたしました。
  以上が歳入になります。
  次に、32ページをお開き願います。
  32ページ以降が附属資料であります。
  32ページは給与費明細書となっております。
  続いて、34ページをお開き願います。
  34、35ページは継続費について、本年度における支出予定額並びに事業の進行状況等に関する調書でありまして、新文化会館整備事業の平成26年度に係る財源の内訳の変更をお示ししたものでございます。そのうち、特定財源といたしまして、国県支出金中1億754万円の増額を、またその他財源であります総合文化施設整備基金繰入金4億706万9,000円の増額を図り、一般財源であります財政調整基金からの繰り入れを見合い合計額5億1,460万9,000円を減じたものでございます。
  なお、平成24年度、25年度における継続費の変更点はなく、総事業費についても変更はございません。
  以上、御説明申し上げましたが、御審査の上御可決くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
  以上でございます。
○委員長  この際、委員各位並びに当局にお願い申し上げます。
  質疑、答弁はページ数、款項目を明示し簡明に行い、議事進行に特段の御協力をお願いいたします。
  これより質疑に入ります。
  補正予算書の予算に関する説明書により、歳入歳出の順に行います。
  最初に、歳入全般について、10ページから15ページまでについて質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  1点お伺いしたいと思います。
  15ページですけれども、いわゆる基金繰り入れ、財政調整基金等に関してです。これはちょっと確認の意味もあるんですけれども、今回の補正によって6億711万9,000円という基金繰り入れになりました。26年度末、いわゆる平成27年3月です。そこで、見込みというんですか、要するに財政調整基金は大体3万3,000人ぐらいの人口であれば、大体3億円から必要だというふうに言われていますけれども、そのような形でこの57億円の新文化会館の総額を支払いして、結局大体6億円残っていくのか、その辺の見通しをお伺いいたしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  高橋委員の御質問にお答え申し上げます。
  先ほど御説明を申し上げましたとおり、財政調整基金については、このたび県の補助金並びに総合文化施設整備基金からの繰入金をもって減ずるというようなことでございましたので、現在のところの見込み額については5億8,210万2,000円というような形で予定するものでございます。
  なお、当然これから25年度の決算剰余金、こういったものが発生するわけでございますが、それは法律等に従いまして、財政調整基金等の積み立て等も必要になりますので、これの増額に向けてより検討してまいりたいと考えております。
  以上でございます。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  市当局のいろいろ御努力と、聞くところによると大分国会議員の地元国会議員の先生方が御努力、頑張っていただいたというようなお話も聞いております。いわゆる補助金等が増えていくということは、南陽市、本市にとっても大変喜ばしいことですので、引き続き頑張っていただければというふうに思います。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、歳出に入ります。
  第1款議会費から第7款商工費までの16ページから25ページまでについて、質疑ございませんか。
  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  ちょっとお尋ねしたいんですが、24ページの第7款の商工費に関連いたしましてお尋ねしたいんですが、1点目は今国会で審議されております小規模企業振興基金法案、小規模基本法案と通称言っているようでありますが、従業員が20人以下、あるいは商工業、サービス業は5人以下と、いわゆる小規模企業が地域経済の支えとしてずっとやってきたわけでありますが、小規模企業の振興法案なるものが今議論されている中で、地域の商工業に関してどのような影響を与えるのか、その辺どういうふうに当局は見ていらっしゃいますか。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  ただいまの御質問でございますけれども、現在審議されているという内容でございますが、その内容とどのような形で私どもこちら地方のほうまでその影響が及ぼすのかということに関しては、ちょっと現在のところ把握できない箇所もございますけれども、中小企業の対応につきましては、今年度の国の予算の中でも県の中小企業団体のほうに中小企業庁さんのほうから、補助金等従来にも増して増額をされての予算配分がされております。
  これについては、消費税増税の分も配慮されての対応だというようなことをお聞きしておりますが、そのような制度等の中でまずは制度の活用を図っていただいて、中小企業の皆様にも支援をしていくという体制の中で現在動いているようでございます。
  ただ法案についての今後の動き等については、その流れを注視してまいり、そして関係の機関との調整を図りながら対応、そして意見等お聞きしながら上げるものは上のほうに上げて対応をする心構えでいかなければいけないと捉えております。
○委員長  15番佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  この問題は、この法案は非常に重要な法案だと私は思っております。と申しますのは、1990年に改定された中小企業法案があったわけですけれども、この法案は非常に中小商工業者にとって格差があったということで、非常に問題あったんではないかというように思っております。
  と申しますのは、当時1999年の423万業者から2年前の2012年の業者の数ですけれども、約100万社ぐらい減っている、100万社近く減っている、100万弱。ですから、そういう点では今全国的には中小零細企業が支えていると言っても過言ではないと思うんですが、雇用の問題、地域経済の問題も含めて、この法案なるものが非常に大事な法案であるというふうに思っておるんですが、いわゆる中小零細企業を守る立場の法案でないのかなと私は思っておりますが、その法案は私の言っているので間違いないでしょうか、どうでしょう。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  どのような立場で、そしてどのような立ち位置での捉え方になるか、ちょっとそこで変わるかと思いますけれども、何ともそこのところは私はこうだとはちょっと申せない状況です。
○委員長  市長。
○市長  経産省の考えと、中小企業庁の考えというのは各々立場が違って、いずれも自分たちの提案しているものがいいんだと、こういうふうなことであります。自主的に、自発的に自分たちの企業、あるいは運営を経営をよくできるような規制の撤廃と、こういうふうなことになっているわけでありますが、これはやはり先ほど課長が答弁申し上げましたように、自分の立ち位置、どういう場面捉えるかということで全然違ってくるわけであります。
  我々、特に零細中小企業、ここの部分が大きいわけでございますので、これらの動向については注視していかなければなりませんが、中小企業庁の立場からいえば、こういった企業を守りたいと、こういうふうな立場でおるようでありますので、鋭意協議中のようであります。その推移を我々としては今の段階では見守っていくしかないのではないかと、こんなふうに思っております。あくまでも地域の立場、あるいは零細中小企業、こういった方々の立場でどう我々考えてどう守っていくかというのが今の私どもの立場なのかなと、こんなふうに思っておりますので、そういう立場で見守っていきたいと、こう思っております。
○委員長  佐藤 明委員。
○佐藤 明委員  今まで、さっき申し上げましたいわゆる今から十何年前の基本法の立場を踏まえて、今までどういうふうなことがあったのかというふうなずっと流れの中で100万社近くも減っていると、こういうふうな状況があるわけです。これではうまくないと。
  中小零細というのを守っていくんだというふうな立場で法案を提案されていると、こういう状況なわけでありますから、しかも身近な地方自治体が知らんぷりではうまくないわけであって、やはりある程度の法案が項目出ているわけですから、よく精査をしながら自治体として応援していく形で対応しなければならないと、このように思っておりますが、その辺のことも踏まえてどうでしょうか。
○委員長  市長。
○市長  委員おっしゃられるように、地方の経済は零細中小企業が支えてきたと言っても決して過言ではないと、私もそのように感じておりますので、今後の支援については非常に重要だと申し上げました。そういう観点で我々としてもできる限りの零細中小企業の皆さん方への支援も含めてしっかり対応していきたいと、こんなふうに思っているところであります。
○委員長  ほかにございませんか。
  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  同じく7款商工費、観光費のほうでお尋ねをいたします。
  私からは2点ほどお尋ねをいたします。
  菊まつりの内容等につきましては、勉強会等でもお聞きをいたしました。また、きょうも大のぼりの件の説明がございましたけれども、商工観光ブランド課として、今年はまたどのようなPRの工夫といいますか、そういったお願い等がされているのか、また計画についてお伺いをまず1点目としてお聞きをいたします。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  菊まつりにつきましては、5月に実行委員会総会を、設立総会をさせていただきまして、その時点でポスターを委員の皆様から選んでいただきまして、既にポスターを準備しました。また、あわせて、その前チラシという言葉になりますけれども、A4判のチラシを準備させていただき、このDCが14日から既に開幕しましたが、その前段で関係JRの方のほうにはそのポスターそしてチラシを配布をさせていただき、周知を願っているところでございます。
  また、今週から市内の各旅館、関係の機関のほうにチラシ等の配布を今させていただいております。これが市内向けでございます。また、市外のほうにということで対応でございますが、一つは6月に首都圏でDCに向けてということも兼ね合わせてございましたが、旅行エージェントさんとの懇談会を開催させていただきました。それをあわせまして、秋の菊まつりのイベントもあるということのPR、そして企画商品の一つの素材にしていただきたいという提案をさせていただき、現在、そのPR方と合わせて企画の再度の催促をお願いしている状況にございます。
  以上です。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ポスター、またチラシ等、また市外につきましては、そういったDCに関連づけた秋のお祭りをPRということの御説明でありました。また、私いつも申し上げているとおり、例えば旅館等また県道、国道、そういったところにのぼりの設置、またそういった商店街につきましてののぼりとかそういったサイズを縮小してののぼりの設置等々は市内、市外から来るお客様に対してのPR、そういったことを要望をしておりましたけれども、その点についてどういった計画ございますか。
○委員長  髙梨商工観光ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  先ほどの予算、今回の上程させていただいておりますこの700万円の中にのぼり旗の追加ということで、大と中という形になります。こののぼり旗について赤湯温泉の各旅館のほうに設置をしていただくということで、準備を計画したものでございます。ただし、全てが立地条件が同じでないものですから、大きいものをそのまま全ての旅館には設置できないということで、サイズを縮小するということでの調整を図り、予算の見積もりをとらせていただいたというのが実情でございます。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ありがとうございます。そういった各旅館さんと協力をしていただいたということは進展かなと思っております。全市挙げてPRしていくということが大事なのかと思います。
  あと1点、もう1点ですが、昨年、一昨年と天候不順で入場者が激減したという課題、原因がございました。その中で、また一つ原因の要素としては、テレビ等々でその場面場面、そういった状況、放送されるわけです。そういった中で見ている方が実際会場に行かなくても現状はわかると。わざわざ行ってまで、こういってお聞きをすることがございました。そういった全部を規制するというわけじゃないんですが、映す場面を設定をしていただきながら、全場面を映すじゃなくて、そういったほかのPRの仕方といいますか、そういったお願いができるものなのか。そういったことをちょっとマスコミさん、またそういった各局にお願いができるものなのか、そういったことについてちょっとお伺いをいたします。
○委員長  髙梨商工ブランド課長。
○商工観光ブランド課長  その点につきまして、昨年度反省をしているところでございます。今年度はその点についてマスコミさんのほうにはお話を申し上げたいと思っております。
○委員長  5番白鳥雅巳委員。
○白鳥雅巳委員  ぜひそういった形で菊まつりが成功裏に終わると、また実施の関係、流れに乗ってそういった南陽市をPRできればと思っておりますので、ぜひ大成功に終わるように御協力お願い、また皆様委員の方にも御協力いただきながら頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
  以上です。
○委員長  ほかにございませんか。
  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  17ページの2款総務費、1項総務管理費の7目企画費、移住定住促進コーディネート事業費ということで、先ほどの御説明では若者のニーズを調査するんだというふうなお話ございました。この調査の対象者というのは市内の若者、あるいは市外の若者、その辺、要するに南陽市から南陽市の若者が外に行かないように、あるいは外の若者がうちに来るようにというそんな両面はあると思うんですが、その辺のもう少し詳しくお話をお伺いしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  山口委員の御質問にお答えしたいと思います。
  人口問題については先般もさまざまな国の有識者会議等で論じられておりますとおり、喫緊の課題というようなことで我々も捉えているところでございますが、人口問題については出生数と死亡数、この相関によります自然動態、それから転入転出の相関によります社会動態、この2点があるわけでございますけれども、自然動態につきましては特に死亡数については議論を深めるということはこれはなかなか困難でありますので、こちらはなかなか難しい状況だと思いますが、主に出生数などについてはこれからスタートいたします子育て支援制度の中で論じていくべきものかなと思っております。
  続いて、一方の御質問の社会動態、こちらにつきましては我々の分析によりますと、ここ7年間におきましては県内市町村間、県内の市町村間に限りますと、我が南陽市の転入転出の部分については県内の市町村間ではプラスでございました。プラスの市町村というのは実は県内置賜地方数少ない中でありましたが、この南陽市は転入のほうが転出よりも多いというような状況でございました。
  しからばどういう状況かと申し上げますと、社会動態が南陽市苦戦する状況は、一番は首都圏等を初めとする若者世代が県外へ流出する大きなウェートがあるというようなことが、他自治体よりも顕著な状況であるというように推察するところであります。このようなことから、このたびの事業の趣旨とも合致いたしますが、南陽市の若者がなぜ都会に向けた、都会を求めるそういった度合いが高いのか、こういった状況を調査研究いたしまして、それに対する対案を打ち出すということが大変重要かなと思っております。
  そのようなことから、まずはその意向調査については南陽市の中学生、または高校生、こういったものがいかにどういった原因でそういった首都圏等を目指すのか、そういった部分の背景をぜひ調査させていただきたいと考えております。
  以上であります。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  要するに、中学生、高校生、そういった形での調査を進められると。私も今ほとんど大学に進学するという形になっておりまして、大学に行くには山形大学とかと近くにはあるわけですが、ほとんど都会に行かれるという方が非常に多い。そういう中でやはり都会に行ってしまうとなかなか戻ってこられないという、そういうものが若者が少なくなっているという原因の大きな一つだと思うんです。
  だから、そういう意味では戻ってこられるような生活基盤がしっかりできるような雇用というものが私は絶対に必要だと思うんです。そういう意味で、市長は、なかなか企業誘致は難しいという状況もちろんわかるんですが、市内の企業をとにかく受注拡大するんだと。それもわかります。ただ、受注拡大も当然必要なんですが、企業誘致ということももっと力を入れてやるべきじゃないかと私は思っておりますが、市長のお考えをお伺いします。
○委員長  市長。
○市長  山口委員がおっしゃられるように、雇用の場の確保、これは最大の課題であります。私も持論でありますが、これまで南陽市の経済発展に寄与した地元企業、あるいは既存企業、これらの弊害にならないことが最優先だとこう言っております。
  今、国では経済成長のためにアベノミックスというところで、とにかく日本の経済を発展させようということで頑張っているわけでありますので、これに歩調を合わせて南陽市としてもしっかり、今がある意味チャンスかもしれません。企業が先行投資、あるいは設備投資、あるいは地方への進出、こういったことを考えている状況、そして全体的に南陽市の経済、あるいは企業の動向も非常に上向いているということでありますので、そういう意味では最近にない絶好のタイミングかなと、こんなふうに思って前向きに捉えておるところでありますが、先の、第5次総合計画をつくるときに、中学生からのさまざまな、あるいは市民からのさまざまなアンケート調査をした結果、単に働く場所だけがあればいいということでもございません。先ほど、山口委員が言ったように、子供たちは一度は大都会、東京、こういうところに行って日本の中心というのはどうなっているのか、日本の経済はどうやってつくられているのか。あるいは日本の文化はどうなのかということを自分の目で見たいという気持ちを持っているんです。そうするとギャップがあり過ぎたら、南陽市へ帰ってきて、あら、文化施設が何もない。あら、スポーツもこうかと。教育はどうか。さらには日常の生活基準が余りにも差がある。アクセスはどうか。さまざまなことが要望として上がってきております。
  先の成人式にもおわかりのように、あのようなところで成人式をさせていただいておりますが、これから頑張って南陽市のためにという若者たちに大きな夢と希望を持たせるには若干環境的に不足しているのかなと。それは社会資本の整備そのもの、あるいは教育のあり方、こういったものにもう少しメスを入れなければならないのかな。少なくとも、雇用の場、経済的な保障と、スポーツ、文化、こういったものをしっかり保障してやらなければ、今の子供たちが南陽市に目を向けるということは非常に難しいというふうに思っております。
  さらに、誘致企業は単純にアクセスがよくなって、納期が守れればいいというものではない。そこの地域の人材、優秀な人材が確保できなければ、企業として成り立たない。こういうふうなことでありまして、企業が求める誘致の最大の条件は人材確保です。そういったことを総合的に勘案して、しっかり行政としてやるべきことをやりながら、しかも子供たちにもそういう夢と希望を与えながらやっていかないと、我が南陽市の人口はなかなか増えない。そういう意味です。
  法定人口は拡大しながら、文化的かつ経済的に恵まれた南陽市だ。元気のある南陽市だと言われるようなことにしていきたいというのが私の考えでございますので、御理解をいただきたいということと、あとはやはり今がチャンスだということも考えていますので、その辺にもしっかり目を向けながら頑張ってまいりたいと、こういう決意でおりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
  以上です。
○委員長  4番山口正雄委員。
○山口正雄委員  わかりました。
  そういう意味では今回の若者からの調査、その結果についての今市長がおっしゃったように、若者がここに住みたいと、残りたいと、あるいは外からも来たいと、そういうまちづくりというものに、ぜひ生かしていただきたいというふうに要望いたします。
○委員長  ほかにございませんか。
  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  一般質問でも触れましたけれども、鳥獣被害の対策……
○委員長  舩山委員、款。
○舩山利美委員  失礼しました。
  23ページ、農業振興費、節説明欄の1番の鳥獣被害対策であります。一般質問でも触れましたけれども、鳥獣被害防止計画というのを近隣の自治体で行っております。米沢市、長井市、飯豊町、小国町などで、そういう計画を策定をして、対策をしておりますけれども、本市ではそのような計画持っていらっしゃるのか、お伺いいたします。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  計画につきましては、このたびの鳥獣被害対応実施隊の設立に合わせまして、その計画を充実させていく考えでございます。
  従来、内容的なものは一応持っているところではございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  計画書の策定はあるのかというふうなことで聞きたいんですが。
○委員長  大友農林課長。
○農林課長  計画書は全体のというよりも部分部分で被害鳥獣ごとの計画の策定はしてございます。この機会にこれを充実する必要があろうかというふうに思っているところでございます。
○委員長  3番舩山利美委員。
○舩山利美委員  全体的な計画、それは計画なしではできないと思いますけれども、今回、鳥獣被害対策実施隊というようなことで組織されるわけですけれども、組織されるに当たっては、大変大事なことは被害の調査というのがもう大変大事なことだと思います。それによっていろいろ鳥獣被害実施隊の活躍も決まってくるというふうに思いますので、そういう計画書などは策定していただいて、その被害対策に当たっていただきたいと要望いたします。
○委員長  ほかにございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  17ページの先ほど移住定住促進に関してです。
  私、直接、今の話聞いてわかったんですけれども、最初私のイメージとしては、コーディネートということなものですから、いわゆる結びつけるのかなと思ったんです。今の話をお伺いしますと、いわゆる調査、リサーチだというふうに思われますけれども、このコーディネートという名称をつけるということからすれば、一歩進んで、例えば来年度、今年は補正予算でついていますけれども、来年度以降もこういったことで取り組んでいくんだというふうな意味が込められているのかなというふうに思ったわけですけれども、そのことについて、来年度以降についても考えているのかということと、財源の諸収入とあるんですけれども、財源はどうなのかというふうなことをお伺いしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  高橋委員の御質問にお答えいたします。
  先ほど、御説明申し上げたとおり、人口問題を論じる場合に、特に南陽市においては定住を増やす、要するに若者が県外に転出しない策を打ち出すことがまず極めて肝要であるというようなことで申し上げたところでございます。その背景といたしまして、その根拠といたしまして、このたび調査をさせていただくということでありますが、委員の御質問のとおり、当然この結果については、ただ調査を実施して終わりということではございませんので、当然来年の予算化に向けてこの問題については危機感を持って取り組んでまいるというようなことになろうかと思います。
  当然、コーディネート的な新規就農、こういったものもあるいは新規の林業従事者、こういったものも今映画等ではやりでございますけれども、こういったものについても考えるべきであろうというようなことで、考えてございます。
  あと、財源については、歳入のところで14、15ページでお話ししておりますが、19款諸収入、5項雑入、3目雑入というようなことで、県市町村振興事業助成金、この100万円ということを原資にただいま申請を行っているところでございますので、結果等はこれからになろうかと思いますが、申請中でございます。
  以上であります。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  県市町村振興事業費助成金というふうなことで、これは今年度なんでしょうか。それといわゆるこれを受けているほかの市町村もあるのかというふうなこともお伺いしたいと思います。
○委員長  山口企画財政課長。
○企画財政課長  お答えいたします。
  この事業については、単年度事業の採用でございまして、もとは宝くじ等の原資によりまして県の市町村協会が行うというようなことでございます。
  ただ、我々応募しておりますが、他自治体も当然さまざまな地域振興事業で応募なさっているとお聞きしておりますので、この結果についてはまたいずれかの時点で御報告させていただきたいと思っております。
  以上です。
○委員長  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  この移住定住、若者も含めシニアも含め、いろんな形の定住してくるというふうな様相はかなり深いと思います。先ほど市長が言われたようなこともそうでしょうし、それから特に文化会館をせっかくつくったわけですから、そこにもっていわゆる木育教育、それからさまざま森林の関係の、言ってみれば学校みたいな、そういうふうなものも必要なのかなと私は思っていますが、その中で、やはりコーディネート事業についても深く広くやはり調査をしていくというようなことになると思うんですが、ぜひ財源は例えば一般財源でも当初予算からつけていくというふうなことで心意気を出していただければというふうに思います。
  これは要望です。
○委員長  ほかにございませんか。
  7番吉田美枝委員。
○吉田美枝委員  21ページ、保健衛生費のがん検診推進事業費についてでありますけれども、働く女性のためのがん検診の受診率を上げていこうという捉えた方だと思うんですけれども、具体的な何かこういった取り組みをやっていくというようなことはあるんでしょうか。
○委員長  小野田保健課長。
○保健課長  先ほど、山口課長から説明ありましたとおりでございまして、がん検診の事業ということで国で行っている事業でございます。受診率が市のほうでもかなり普及啓蒙しておりますけれども、特に子宮がん検診とか乳がん検診に限りですけれども、なかなか受診率が上がらないということで、国のほうで急遽未受診者対策ということで、今回実施するものです。
  一応無料クーポン券ということで2分の1、国と市の2分の1事業で行います。6月にクーポン券を配布させていただきまして、何とか未受診者の方、がんに関しては当然早期発見早期治療、必要でございますので、そういった形で対策を行うために急遽国のほうで行われる事業でございます。
  以上でございます。
○委員長  7番吉田美枝委員。
○吉田美枝委員  市のほうでは特別これといった対策というか、そういう啓蒙のあれはないということでしょうか。
  なかなかクーポン券を配ったとしても、若い女性がなかなか受診率が上がらないのが現状だと思います。昨年、働くお母さんたちの声だったんですけれども、小さい子供を連れてあそこの健診センター行っても、なかなか子供を預かってくれる人がいれば受診できるのにという声もお聞きしたことがあります。それで、ファミサポなんかも利用してくださいなんていうようなこともこちらから申したこともあったんですけれども、そういったことも前向きに行政のほうでも捉えて、子供を預かりますので、ぜひ受診してくださいとか、そういった対策をとっていただければと思います。
  あと、若いお母さん方は若いから大丈夫だという観念をお持ちのようなので、若いお母さんたちでもかかるんだよというような、今映画とか何かでもありますし、そういうのをお見せしてというか、何らか訴えていかなければ、なかなか声で訴えても受診してくださいと言っても、なかなか受診率向上には結びつかないと思いますので、協力しながら何とか受診率を上げていく対策をお互いに文厚のほうでも頑張りますし、何とかやっていきたいものですが、その辺の心意気を保健課長さん、お願いいたします。
○委員長  小野田保健課長。
○保健課長  本当に吉田委員には本当にありがとうございます。
  本当に、市のほうとして保健課のほうでも、がん検診、特定健診もそうでございますけれども、いろいろな形で市報も含めたり、ホームページも含めたりさまざまな機会、講演会、講習会、あと各種健診等でも啓蒙活動を行っているところでございます。
  なお、7月6日にピンクリボンの乳がんでございますけども、えくぼプラザでシンポジウム、南陽市が主会場でピンクリボンのシンポジウムが開催されます。そういったものも含めましてさまざまな機会で本当にさらに啓蒙啓発も強く進めていきたいと思っております。ありがとうございます。
○委員長  ここで暫時休憩といたします。
  再開は11時15分といたします。
    午前11時02分  休  憩
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    午前11時15分  再  開
○委員長  再開いたします。
  第1款議会費から第7款商工費までの16ページから25ページまでについて、ほかに質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、第8款土木費から第10款教育費までの24ページから31ページまでについて、質疑ございませんか。
  2番高橋一郎委員。
○高橋一郎委員  28ページ、29ページの埋蔵文化財発掘調査事業費ですけれども、これは埋蔵文化財調査費受託事業収入を受けてのことなんですが、この民間開発にかかわるというようなことだったんですけれどもども、具体的にはどこでどういうふうな形でするのか、お伺いしたいと思います。
○委員長  江口スポーツ文化課長。
○スポーツ文化課長  御質問にお答え申し上げます。
  場所につきましては、蒲生田地内でございます。国道113号線の宮内のダイユーエイトの東側になります。
  それで、店舗と店舗の建設と駐車場の整備というふうな申請内容になってございます。
  以上でございます。
○委員長  ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  次に、その他附属資料32ページから35ページについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がございませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議題50号 平成26年度南陽市一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。

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議第51号 平成26年度南陽市財産区特別
     会計補正予算(第1号)
○委員長  次に、議第51号 平成26年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について審査を行います。
  当局の説明を求めます。
  山口企画財政課長。
〔企画財政課長 山口広昭 登壇〕
○企画財政課長 ただいま上程されました議第51号 平成26年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)について、予算に関する説明書により御説明を申し上げます。
  最初に、歳入について御説明を申し上げます。
  46ページをお開き願います。
  初めに、1款赤湯財産区費、3項繰入金、1目一般会計繰入金470万円の補正は、ハイジア源泉管理費に伴う一般会計からの繰入金を計上いたしました。
  次に、歳出について御説明を申し上げます。
  48ページをお開き願います。
  1款赤湯財産区費、3項事業費、3目ハイジア源泉管理費470万円の補正はハイジア源泉に係る予備ポンプ、水位計、及び据えつけ費用について計上をいたしました。
  以上、御説明申し上げましたが、御審査の上御可決くださいますようよろしくお願いを申し上げます。
  以上でございます。
○委員長  これより質疑に入ります。
  歳入歳出全般、46ページから49ページまでについて、質疑ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論の希望ございませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長  討論の希望がありませんので、討論を終結いたします。
  お諮りいたします。議第51号 平成26年度南陽市財産区特別会計補正予算(第1号)は原案のとおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長  御異議なしと認めます。よって、議第51号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
  以上で本委員会に付託されました平成26年度補正予算2件の審査は終了いたしました。慎重な御審議を賜り、まことにありがとうございました。委員各位の御協力に対し深く感謝申し上げます。

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閉      会
○委員長  これをもちまして予算特別委員会を閉会いたします。
  御起立お願いいたします。御苦労さまでした。
午前11時20分  閉  会

       予算特別委員長 板 垣 致江子